京都市議会 2019-05-28 05月28日-03号
2004年8月には,沖縄国際大学に米軍のヘリコプターが墜落・炎上する事故が起こり,一昨年12月には宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍大型輸送ヘリコプターの部品カバーが落下する事故や,宜野湾市立普天間第二小学校の校庭に米軍機CH53ヘリコプターから窓枠が落下し,その影響で児童がけがをする事故がありました。日々命が危険にさらされている状況です。
2004年8月には,沖縄国際大学に米軍のヘリコプターが墜落・炎上する事故が起こり,一昨年12月には宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍大型輸送ヘリコプターの部品カバーが落下する事故や,宜野湾市立普天間第二小学校の校庭に米軍機CH53ヘリコプターから窓枠が落下し,その影響で児童がけがをする事故がありました。日々命が危険にさらされている状況です。
歳出面では,せめて専守防衛を超えた攻撃型軍備の削減や談合まみれのリニア新幹線など大型事業の中止,政党助成金の廃止,在日米軍への思いやり予算の撤廃等々で大幅な国民向け,地方向けの財源が生まれます。地方交付税は,全国交付団体の総必要額に対し限られた原資の範囲内でやりくりする仕組みでありますから,必要額に応じて原資自体の拡大が必要です。
地産地消の観点から,米は京都府内産を100パーセント,野菜なども使用品目の2割程度に府内産を使用してきております。食材の調達先であります中央卸売市場では,府内産野菜の取扱量は全体の6パーセント程度であり,1日7万食に及ぶ大量の食材を必要とする給食では供給量に課題がありますが,新京・食育推進プランを踏まえ,具体的目標として府内産野菜の年間使用回数を掲げるなどして使用量の増加に努めてまいります。
米軍再編の中で,基地を抱え国民保護計画策定の狙いが住民にも透けて見えているからです。また,全国的にも継続審議となっている自治体も8市町村あります。これらの議会では,戦争を助長しかねない,慎重に審議すべきなどと意見が出ていますが,特に新潟県加茂市では,住民を戦争動員のための自警団に組織させるもので危険とし,計画の策定そのものを拒否しています。
また国の中小企業予算はわずか1,730億円で米軍への思いやり予算にも満たず、大企業への手厚い補助金や開発支援に比べても微々たるものでしかありません。そのうえ大型店などの進出は野放しで、地元商店はシャッター通りと言われる深刻な事態となっているのです。このような国の姿勢が伝統産業、地場産業を困難にしてしまった最大の原因です。
8月13日に沖縄国際大学構内に墜落したアメリカ軍大型ヘリの事故で、アメリカは日本の民間地なのに日本側の現場検証を拒否し、勝手にヘリの残骸を撤去しました。そのうえアメリカ軍は、ヘリの機体に放射性物質を使用しており、事故直後から放射能測定をしています。宜野湾市の市長は、主権侵害だ、これが米軍基地の本質なら住民との共存は不可能と怒っておられます。
石破防衛庁長官は、アメリカの先制攻撃に際しても発動されると答弁しましたが、イラク戦争のようにアメリカが国連の決議もなく先制攻撃を始めた場合も、相手国が米軍基地のある日本に向けて対抗措置を採れば日本は参戦に向けて動き出すことになります。こうした戦争に国民や地方自治体は協力を強制されることになります。
4会派の意見書で述べられているNATO軍の武力行使は,やむを得ないものとは到底言えないのではないでしょうか。 第3に,ユーゴ問題の本質は民族紛争であり,あくまでも主権国家内部の問題です。NATO軍の空爆は紛れもない主権国家に対する侵略であり,国連憲章に明記された国家間の主権尊重,内政不干渉の根本原則を踏みにじるものだからです。国際的な道理を貫くことが平和解決の鉄則ではないでしょうか。
今回提案された法案は,昨年4月の橋本クリントン会談によって約束された日米防衛協力指針,ガイドラインの実体化のための国内法整備であり,その内容も自衛隊や在日米軍関係だけでなく米軍の軍事行動に対して自治体の協力が法制化されるという極めて重大な問題が含まれております。
本年初頭に行われました京都市内在住の外国人の意識実態調査では回答者の4割以上が差別を受けていると答え,在日韓国,朝鮮人で本名を名乗っている人は15パーセントしかおらず,行政に望む政策としては年金などの社会保障関係が9割に近く,公務員採用の門戸拡大,地方参政権の保証などが8割であり,内なる国際化の推進の一層の必要性が浮き彫りになっております。
今なお136もの米軍基地が日本に居座り続け,その75パーセントが集中する沖縄では,復帰後も4675件もの米兵による犯罪が繰り返されています。沖縄以外の基地でも同様です。日本の主権も人権も,そして人間の尊厳まで踏みにじる屈辱的な実態が改めて明らかになり,これで独立国と言えるのかと今,国民の大きな怒りを呼び起こしているのであります。