また、カツオやマグロ、ツナ缶、サバ、海底の魚類の使用も放射能の影響が心配され、さらに、牛肉については、セシウム汚染された牛肉を本市の学校給食にも使用した経緯がある。本市の子どもたちの健康の支えとなる学校給食については、民間委託による質の低下や放射能の影響により子どもたちの健康が損なわれることがないよう、特に独自で放射能測定を行えるようにするなど、しっかりと安全対策に取り組まれたい。
水質の監視は水源の定期的な点検と水質検査を行うとともに、水槽内の魚類による安全確認を各浄水場及び取水場で行っている。水質モニターによる安全確認は、多々良取水場、室見取水場でメダカセンサー、金魚センサーを活用している。各浄水場の魚類の監視槽は、常に職員の視野に入るようにし、1時間ごとにチェックシートで異状の有無を確認している。
玄界島では資金的な手当ができないため、被災施設は放置されたままの状況にあり、玄界島支所の主要な漁業であるタイやフグなどとってきた魚類を一時保管することもできずに困っており、また、その作業も一切できないと言っている。したがって、玄界島漁業の復興を急ぐことは、本市の重要な責任であると思う。
平凡社刊の世界大博物図鑑・魚類によりましても、大和本草を引きまして、メダカという名前は頭が大きく目が高く出ている「目高」ということにちなんだものだという紹介がございまして、そのように貝原益軒にゆかりのある、そして福岡になじみのある魚でございまして、関心を持たせていただいております。