新潟市議会 2019-10-16 令和 元年決算特別委員会第1分科会-10月16日-05号
水道事業会計への出資金について,昨年度は新たに阿賀野川浄水場の緊急遮断面の整備を行ったほか,平成29年度が大雪の影響により管路耐震化工事などの一部が中止したことなどもあり,事業費が減少したため,前年度と比べ,2億1,000万円余の増となりました。病院事業会計繰出金は,高度医療や救急医療などの収益的収支や企業債償還金などの資本的収支に要した経費を基準に基づき,繰り出すものです。
水道事業会計への出資金について,昨年度は新たに阿賀野川浄水場の緊急遮断面の整備を行ったほか,平成29年度が大雪の影響により管路耐震化工事などの一部が中止したことなどもあり,事業費が減少したため,前年度と比べ,2億1,000万円余の増となりました。病院事業会計繰出金は,高度医療や救急医療などの収益的収支や企業債償還金などの資本的収支に要した経費を基準に基づき,繰り出すものです。
阿賀野川浄水場施設整備事業では,施設の更新を進め,また配水場施設整備事業として電気設備の改良,更新を引き続き進めました。 最後に,決算の状況です。事業収益162億609万5,000円余に対して,事業費は144億3,293万9,000円余となり,当年度純利益17億7,315万5,000円余を計上しました。
阿賀野川浄水場施設整備事業は,構内水管耐震化工事等の3件,10億9,702万8,904円を繰り越すものですが,繰り越しの主な理由は,構内水管耐震化工事において地下水等が支障となり,土木工事の工法見直しが必要となったこと及び電気設備更新工事において既設配電線への影響を防止するための電気設備工事の仕様変更が発生したことによるものです。
第7目減価償却費等は,固定資産除却費及びこれまで取得した資産の減価償却費を積み上げて59億8,100万円余を計上し,前年度比で3億8,100万円余の増となっていますが,この増は阿賀野川浄水場施設整備事業により取得した資産の減価償却が平成31年度から始まること等の理由によります。
質問2,阿賀野川浄水場放射性汚泥についてです。 平成23年3月11日の東日本大震災による津波被害は,自然の驚異をまざまざと見せつけました。福島第一原発の過酷事故由来の放射性汚泥が阿賀野川浄水場で確認されて以来,間もなく7年半がたとうとしています。放射性汚泥は,東区,江南区の約20万人の水道水を供給している市内最大の阿賀野川浄水場内に仮保管されたままです。もうすぐ8年目になります。
また,各浄水場などの収納庫に保管してきた,1キログラム当たり200ベクレルを超え8,000ベクレル以下の濃度の汚泥については,放射性物質汚染対処特措法に基づき,産業廃棄物として処分の見通しが整ったことから,2017年度から処分を開始し,昨年12月末時点において阿賀野川浄水場,満願寺浄水場,青山浄水場,巻浄水場の4カ所の処分を終えており,残る信濃川取水場,信濃川浄水場,戸頭浄水場の保管分についても来年度中