浜松市議会 2020-09-29 09月29日-14号
急傾斜な山地の災害は自然状態で発生しますが、森林を活用し、森林の自然環境を改善し、水源を涵養するための間伐施業、作業道の開設によって、その主要な目的である水をつくることに悪影響が出てはいけません。 そこで、上流部の森林管理・間伐等の森林施業によって水道水源を汚染しない、土石流の災害を誘発しないように、水源保全を最優先にした対策・指導について、山下農林水産担当部長に伺います。
急傾斜な山地の災害は自然状態で発生しますが、森林を活用し、森林の自然環境を改善し、水源を涵養するための間伐施業、作業道の開設によって、その主要な目的である水をつくることに悪影響が出てはいけません。 そこで、上流部の森林管理・間伐等の森林施業によって水道水源を汚染しない、土石流の災害を誘発しないように、水源保全を最優先にした対策・指導について、山下農林水産担当部長に伺います。
その一方で、適正な間伐施業を今やらなければ、環境と暮らしは守れません。場所によっては、間伐を公共事業で推進して、住宅用材以外のB材、C材を木質バイオマス発電等に大量に使っていくことも実現させていかなければなりません。合併直後に創設された農林水産部森林課が、多くの市民の英知を集めて策定した浜松市森林・林業ビジョンは、今もさらにその生命力を示しており、この目標への実践が非常に重要だと考えております。
間伐施業は技術を必要とし、一般ボランティアによる間伐は難しいとされておりますが、幸いなことに当市においては、間伐等森林施業の技術を持った森林ボランティア団体、清水みどり情報局が組織されており、その活動は注目を集めておりますが、今後さらにボランティアの募集等、組織の充実に努めてまいりたいと考えております。
このような国や県における新しい制度の創設は、市川議員よりかねてより御提案をいただいている森林の公益性の維持、増進にとって大きな役割を果たしている間伐施業の重要性を十分認識したものであり、本市としましても、これらの事業を積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
3点目の民有林造成事業等の平成6年度の充実された部分でございますけれども、民有林造成事業のうち、造林につきましては、林業経営の基本であり環境財としての森林を生産する事業でもありますので従来の単価に対して10%の補助アップ、また間伐事業につきましては、優良生産材のため必要な施業であるとともに水源涵養など公益機能を高める働きがあるため、今後間伐施業の促進を図るよう25%から30%の補助アップを予定しているところでございます
さて、林業白書によりますと、日本の人工林は1,000万ヘクタールあると言われるが、材価の低迷による林業離れや過疎化による労働力不足が甚だしく、除間伐施業の放棄により半分以上の人工林が竹やぶ同様の状態であると報告されております。