札幌市議会 2022-05-31 令和 4年第 2回定例会−05月31日-03号
3点目の平和都市宣言の生命力についてでありますが、平和都市宣言に込められた思いを次世代に継承するためには、被爆や戦争の実体験をいかに伝えていくかが重要でありますが、戦争を体験した方々の高齢化が進んでおりますことから、証言映像を収録して後世に残していくという取組を加速化させていきたいと考えております。 次に、2項目めの避難民への支援と難民問題についてお答えをいたします。
3点目の平和都市宣言の生命力についてでありますが、平和都市宣言に込められた思いを次世代に継承するためには、被爆や戦争の実体験をいかに伝えていくかが重要でありますが、戦争を体験した方々の高齢化が進んでおりますことから、証言映像を収録して後世に残していくという取組を加速化させていきたいと考えております。 次に、2項目めの避難民への支援と難民問題についてお答えをいたします。
本市では、こうした現状を踏まえ、特に次代を担う子供たちに戦争の記憶を継承していくため、平成28年度、平成29年度に戦争体験証言映像DVDを作成し、市内小中学校や図書館等に配布するなど、その活用を図っているところでございます。 戦争体験者による証言は継承すべき貴重な歴史的財産であり、証言の活字化は、活用策の一つとして大変意義あるものと認識しております。
また、戦後七十数年が経過し、戦争を知らない世代が大半となり、戦争の記憶の風化が強く懸念されている中、本市では市内在住の戦争経験者の体験をまとめ、平成28年度に戦争体験証言映像、また平成29年度には被爆体験の証言映像のDVDを制作したところでございます。この証言映像につきましては、市立の小中学校、高等学校及び特別支援学校に配布し、平和学習の教材として授業等で活用をお願いしているところでございます。
現在取り組んでいる新作のタイトルは「知られざるヒロシマの真実と原爆の実態〜爆心地半径1キロ以内の復元〜」,被爆者30人の証言映像をおさめる本編60分と学校教育版30分を制作する予定で,これまで誰も手がけていない,誰も知らなかった被爆の実態を映画を通じて訴求したいと,田邊さんは語りました。 また,人間の情念や悲しみなど,見る人の心に響く作品にと,初めてスケッチ画の挿入を試みました。
この基本計画において,本館の展示は人間,いわゆる被爆者の視点から原爆の悲惨さを伝えるため,被爆者の遺品や被災写真,被爆者証言映像,証言ビデオなど,被爆の事実をストレートに伝える実物資料の展示を重視するという方針を取りまとめました。
各学校の放送部の生徒が,被爆体験者の証言を取材し,その取材活動を通して,高校生の目線から平和について考えていただいたプロジェクトで,各高等学校が制作した証言映像を1枚のDVDにまとめ,全国の高校に平和教材の一つとして配布し,次世代の世界の平和について考えていただこうというものです。 この背景には,ここ数年の間に,原爆の惨禍を伝えておられた方々が次々と亡くなられています。
特に,かつての移住者の部屋──居室を再現しました部屋や,また,移住経験者の証言映像といったものもございますが,そういったものも大変興味を持ってごらんいただいた方が多かったのではないかと思います。そして,当時を思い起こして感激される方もいらっしゃるというふうに聞いております。