大阪市議会 1967-03-03 03月03日-03号
この5カ年計画は、昭和36年の国勢調査の資料に基づいた児童数28万5,000人を基準とし、保育所の収容人員を2万2,000人を目途として策定したものと聞いているが、その後の人口増加によつて児童数も30万をこえるであろうし、社会情勢の変化によつて実情は大きく変わつてきております。勤労大衆が特に要望する保育所の増設について市長は新年度予算に再検討する考えはないか、お答え願いたいのであります。
この5カ年計画は、昭和36年の国勢調査の資料に基づいた児童数28万5,000人を基準とし、保育所の収容人員を2万2,000人を目途として策定したものと聞いているが、その後の人口増加によつて児童数も30万をこえるであろうし、社会情勢の変化によつて実情は大きく変わつてきております。勤労大衆が特に要望する保育所の増設について市長は新年度予算に再検討する考えはないか、お答え願いたいのであります。
また、私どもがお年寄りや子供を大事にする市政という表現をしながら実施いたしております社会福祉の問題でありますが、これからが問題であるのであります。万国博というものを控えておりますので、今後一そう皆さん方のご協力のもとに、強力な市政を推進しなければならない段階にあると思うのであります。
次に、社会福祉対策としましては、まず生活保護関係費は、54億5,400万円を計上しました。保護基準の引き上げにつきましては、政府に強く要望してきたところでありますが、いまだその決定をみておりませんので、当面、現行基準により計上することといたしました。