広島市議会 1985-09-27 昭和60年第 4回 9月定例会−09月27日-02号
そうなりますと,五日市漁港の果たす役目も終わったということになるわけですが,漁労の漁業権をお持ちの方がまだ26人残っておられ,そのうち10人程度の方は生活の糧として五日市沖でこれからも漁労を続けていかれるとのことであります。 したがって,直ちに五日市漁港を廃止するというわけにはまいりません。 とは申せ,わずか10人程度の零細漁民のためだけに7万6,500平米の広大な漁港は不必要です。
そうなりますと,五日市漁港の果たす役目も終わったということになるわけですが,漁労の漁業権をお持ちの方がまだ26人残っておられ,そのうち10人程度の方は生活の糧として五日市沖でこれからも漁労を続けていかれるとのことであります。 したがって,直ちに五日市漁港を廃止するというわけにはまいりません。 とは申せ,わずか10人程度の零細漁民のためだけに7万6,500平米の広大な漁港は不必要です。
例年行われておりますアユの放流でございますが,これは県内水面漁場管理委員会というのがございまして,これが漁場の利用状況などを勘案しながら,それぞれの漁場ごとに適正な放流量を決定いたしまして,この放流量を漁業権者であるそれぞれの漁業協同組合へ指示をしておるところでございます。それぞれの関係漁業協同組合におきましては,その指示に従いまして稚アユを放流しておるところでございます。
あわせて,先般,三,四日前の新聞を見ますと,ある地区から漁業権の申請をしております。これは,この漁業権が仮に認められたとすると,雨後のタケノコのように類似の漁業組合の申請が出ることは避け得られないと思います。 この地域に対しては,それぞれ消滅補償等が払われておる地域であり,この地域は将来広島が伸ひていくためにはぜひ必要な海域であります。 この許可権の問題は,県にあるわけです。