京都市議会 2020-12-01 12月01日-03号
明治の先人たちによって建設された琵琶湖疏水は,上水道のみならず,日本初となる事業用水力発電や市電の整備など,我が国の文明史に大きな足跡を残しております。その世界的にも希有な都市づくりの源流は,今も命の水を京都に運び続けており,明治23年のしゅん工から130周年を迎えた本年6月,日本遺産に認定されたことは,誠に京都市民の誇りでございます。
明治の先人たちによって建設された琵琶湖疏水は,上水道のみならず,日本初となる事業用水力発電や市電の整備など,我が国の文明史に大きな足跡を残しております。その世界的にも希有な都市づくりの源流は,今も命の水を京都に運び続けており,明治23年のしゅん工から130周年を迎えた本年6月,日本遺産に認定されたことは,誠に京都市民の誇りでございます。
京都復興に向けた琵琶湖疏水事業は,その水力により,産業の振興と水運による物資の流通と共に,多岐にわたる活用は市民生活を守る重要な役割を果たしてまいりました。京都の復興と近代都市への発展の礎となり,今日においては147万人京都市民の貴重な生活の水資源としてのその価値を高めています。
公共施設における太陽光,風力,水力,地中熱など,様々な再生可能エネルギーを複合的に活用し,地産地消のエネルギー構想を示すこと。そして早急に再エネ100パーセント実現の道筋を示すべきです。いかがですか。 次に,ジェンダー平等の社会を目指す立場から質問します。最初に,京都市パートナーシップ宣誓制度についてです。京都市は,この9月から,パートナーシップ宣誓制度をスタートさせました。
次に,上下水道事業については,環境負荷軽減の視点ではなく,コスト意識を持って小水力発電をはじめとした再生可能エネルギーの普及に取り組む考え,上下水道局が災害時のライフラインを守る現場で業務委託先職員への指示等ができないことの確認と更なる民間委託の中止の要請,西部支所の管路維持管理業務の委託先が地元企業で構成する共同企業体となったことへの評価及び地元企業の育成と上下水道局の経営改善に対する成果が得られるよう
1200年の都の歴史から生まれた高いものづくりの技術力,琵琶湖疏水の水力発電で新しい工場を生み,路面電車を走らせた気概や進取の精神,これらものづくりの精神と技術に集積する大学の知が相まって,名立たるハイテク企業が京都で生まれ,日本のみならず世界をリードしています。 さらに京都の産業振興には,産学公の公,公が積極的に関与してきたことも特筆すべきことです。
見直しの必要性,コンセッション方式を導入せず公営を堅持する考え,マスコミ媒体の活用も含めた上下水道局としての今後の広報活動に対する考え,地域と住民の活性化に資する現上下水道局本庁舎の跡地活用の要請,下水汚泥固形燃料化事業の今後の方針及び事業継続の必要性,伏見水環境保全センター拡張用地に係る更なる負担増を避けるためにも早期に地域住民の理解を得たうえで売却計画の作成に取り組む考え,上下水道局における小水力発電
先日,オーストリアと北イタリアの小水力発電を視察する機会を得ました。これは小規模な発電ながら24時間稼働しており,またその発電施設を現地で生産していることが大きな特徴です。現地の工場も決して大きいものではなく,京都市内の企業で生産できる可能性を秘めています。そして地域の活性化につながっているということが重要であります。
琵琶湖疏水やそれに伴う日本初の水力発電による路面電車の開業,また工業の近代化など,明るい歴史はよく取り上げられますが,片や幕末動乱による環境の変化,また廃仏毀釈等による精神文化の変革などは余りスポットライトが当てられてないように思われます。また,人権問題に関する歴史も余り伝えられていないと思われます。京都市は水平社宣言が発せられ,人権文化が重要とされてきた土壌があります。
一方,本市にとって明治時代は,都が東京へ移り,人口の3分の1が減少するなど都市衰退の危機に直面する中にあって,国に先駆け全国初の64の小学校の創設,琵琶湖疏水や水力発電所の建設,市電の開業など現在の京都の礎を築いた大変重要な時代でした。そうした先人たちの足跡を市民の皆様と共有し,今後にいかすため,1月7日のキックオフイベントを皮切りに,年間を通じて様々な記念事業が行われる予定です。
さらに,京都の近代化をけん引した琵琶湖疏水や日本初の事業用水力発電所の建設,市電の開業など先進的な取組に次々と挑戦され,今日に続く京都発展の礎を築き上げられました。 今こそ,先人たちの志と偉業に大いに学び,文化を基軸に教育,人づくり,産業,観光,福祉,環境,まちづくりなど,あらゆる政策分野を融合し,京都の持つ計り知れない潜在力を最大限に引き出すことが何よりも肝要であります。
明治45年琵琶湖疏水の水力で発電し路面電車を走らせた際,橋を広げる必要があり,大正2年,西暦1913年,三つの橋が鉄筋コンクリート造りに架け替えられました。四条大橋と丸太町橋と七条大橋です。その後,鴨川の増水等で橋が流され,現在は七条大橋のみ残っています。 この橋は,歩んできた歴史に加えて,デザインも実はすごいのです。
さらに,京都の近代化を牽引した琵琶湖疏水や日本初の水力発電所の建設,市電の開業など,先進的な取組に次々と挑戦され,今日に続く京都発展の礎を,この京都最大の危機の時代に築きました。歴史上,奇跡と評価されるこの先人の取組や志に学び,未来にいかしていくために,来年に迎える明治150年の節目に際し,明治150年・京都の奇跡プロジェクトを推進いたします。
昨年の2月市会で,太陽光発電の市民協働発電や静原での水車による小水力発電のことを紹介して,再生可能エネルギーの促進を訴えました。今,京都市内では,水垂のメガソーラーや水道局の敷地を活用したもの,学校の屋根など屋根貸し制度での市民協働発電制度による発電所は9箇所あると思いますが,これらの市の施設における発電規模はどのくらい今あるのか,把握されていたらお教えください。
その豊かな水は,水力発電,物資運搬,灌漑用水などに活用され,今でも,私たち京都に命の水をもたらしてくれる現役の水道施設であります。と同時に,ローマ帝国の水道橋を参考にデザインされたと言われる水路閣や哲学の道,また蹴上インクラインは全国的にも有名な観光スポットであるだけではなく,経済産業省から近代化産業遺産に認定されるなど,京都を代表する観光資源,文化遺産として大いなる魅力を有しております。
私はこの間,毎週金曜日の関電京都支店前アピール行動に参加し,大飯原発とおおい町に視察と調査に赴き,奈良県吉野町の小水力発電や委員会で稚内市の自然エネルギー施設を視察してまいりました。さて,日本にある全ての原発が運転を停止し1年がたっています。今年の夏は3・11以降初めて原発稼働ゼロの夏となりましたが,電力不足はどこにも起きていません。国民の運動と節電努力の大きな成果であります。
この理論は小水力にも応用できるそうです。さらにすばらしいのは,地域の町工場のものづくり技術の粋を集め,メイドインジャパンにこだわられているということですから,地域経済の活性化にも役立ちます。このような自然エネルギーの普及,促進を軸にした住民の力で進める地域づくりへ小規模町工場のものづくり技術をいかした全面的な支援策を早急に策定すべきです。いかがですか。 次に「京プラン」について質問します。
地球温暖化防止対策計画の各事業について,エネルギー政策推進のための戦略に基づき,市民の協力を得て,太陽光,小水力,バイオマス等の再生可能エネルギーの利用促進を進め,原子力発電に依存しない持続可能なエネルギー社会の構築のために全精力を注ぐよう努めることを求めます。
そこで,原発に依存しない持続可能なエネルギー社会を目指すという理念の下に策定された京都市エネルギー政策推進のための戦略について,市民協働発電,太陽光発電と小水力発電の再生可能エネルギーに関して質問します。原発問題については,後ほど中野洋一議員が触れますのでよろしくお願いいたします。
もう一つは,京都市自身が,市内の中小零細業者の持つ技術や意欲を悉皆調査するとともに,地元金融機関とも大いに連携しながら太陽熱利用,木質バイオマス活用,小水力発電などの分野での取組を産業政策として強化することです。原発ゼロを前提としながら,地球温暖化対策を推進するためには,どうしても化石燃料の消費を抑えなければなりません。その切り札の一つが太陽熱温水器です。
市としては,京都市エネルギー政策推進のための戦略の策定に向けて,現在広く市民や事業者に対しパブリックコメントを実施しているということでありますが,太陽光,風力,水力をはじめとする自然エネルギー政策は,もはや世界共通の重要課題であり,その普及は京都市域における自立分散型エネルギーの拡大にとっても非常に重要な柱の一つであります。