京都市議会 2022-02-28 02月28日-02号
産業用地創出の取組が進み,多くの企業が進出することで,京都市成長産業創造センターを核とするらくなん進都の取組も含めて,これから南部地域における産業活性化,ひいては税収や雇用の増加につながる取組になることを大いに期待しています。
産業用地創出の取組が進み,多くの企業が進出することで,京都市成長産業創造センターを核とするらくなん進都の取組も含めて,これから南部地域における産業活性化,ひいては税収や雇用の増加につながる取組になることを大いに期待しています。
こうした中,本市では,環境問題に貢献できるイノベーションのために独自に実施してきました京都市ベンチャー企業目利き委員会Aランク認定企業,オスカー認定企業への製品開発や海外への販路開拓等を後押しする補助金の交付,さらには研究開発拠点であります京都市成長産業創造センターの創設,運営など,産学公連携による志の高い企業の成長支援に取り組んでおり,その結果,例えばペットボトル等廃棄プラスチックの炭化技術や,水質測定機器
らくなん進都については,平成10年の高度集積地区整備ガイドプラン策定以来,容積率や高さなどの都市計画制限の緩和を図りながら,京都市初の都市高速道路の開通,京都駅直通バスの運行開始,産学公連携による研究開発拠点である京都市成長産業創造センターの開所などが実現してきました。
こうした強みをしっかりといかし,目利き委員会による優れたベンチャー企業の発掘,経営改革に取り組む中小企業のオスカー認定,京大桂イノベーションパークなどでの企業育成,らくなん進都における大学の研究成果を中小企業へ橋渡しする拠点,京都市成長産業創造センターの創設など産業界,大学,行政が一体となって成長段階に応じた新しい産業の創出に積極的に取り組んできました。
京都市が築いてきた桂イノベーションパークから京都リサーチパーク,そして京都市成長産業創造センターに至るイノベーションベルトは,シリコンバレーに匹敵する技術と技能を持ち,多くの大学に加え,伝統産業で培われたものづくり技術がネットワークで結び付いています。こうした技術を持つ中小企業が集まり組織された京都試作ネットなどの技術集団は,世界レベルで高い評価を得ています。
次に,エネルギー・環境産業における中小零細企業の育成につきましては,これまでから,京都市産業技術研究所における技術支援や伏見のらくなん進都に開所した京都市成長産業創造センターでの中小企業への技術の橋渡し,さらには京都産業エコ・エネルギー推進機構を通じたオール京都体制の支援などにおいて取り組んできたところであります。
折しも,京都市では,研究開発,ものづくりの結節点である京都市南部らくなん進都に,産学公連携による京都市成長産業創造センターが設立されました。
本年11月伏見地区らくなん進都に開設いたします京都市成長産業創造センターを拠点に,大学の最先端の緊急成果を中小企業に技術移転する取組,また省エネルギーに大きく貢献する新たな半導体の開発等の緊急開発プロジェクトを中小企業と一体となって推進することにより,新事業,新産業の創出を加速させてまいります。
伝統産業と先端産業,大学の知恵と技術の融合に取り組む中小企業者向けの補助制度である知恵産業創造支援事業を昨年度から創設したほか,産学公の連携による緊急開発と技術の橋渡し拠点となる京都市成長産業創造センターをこの11月に伏見区のらくなん進都に新たに開設するなど,京都経済の力強い再生と雇用の創出を図ってまいります。
さらに,伝統産業と先端産業,大学の知恵と技術の融合など,京都の強みを生かす戦略の一環として知恵産業創造支援事業を創設するとともに,京都の伝統産業製品の販路開拓を促進する事業を実施したほか,マンガやアニメなどのコンテンツ産業の振興,産学公連携による研究開発拠点として京都市成長産業創造センターの整備推進に取り組みました。
特にこの秋には,大学の技術を民間企業に橋渡しする拠点であります京都市成長産業創造センターを伏見区内のらくなん進都内に開所し,京都大学等との連携をより緊密に進めていく,そうした時でありました。京都市としても,この度の事業の出資金を積極的に活用し,京都大学と地元の企業の緊密な連携により,これらの拠点を中心に共同研究開発やベンチャー育成につながるよう積極的に取り組んでまいります。