千葉市議会 1996-03-18 平成8年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日: 1996-03-18
(笑声)少子・高齢化対策など,現在及び将来の千葉市にとって重要な課題に取り組むこととされております。まさに我が会派の方針と軌を一にするものであります。 また,この計画の愛称「ゆめ・いきいき千葉プラン」は,21世紀に向けて市民一人ひとりが夢と希望を持ち,生き生きとした暮らしができる街づくりを目指して,このネーミングとしたとのことであります。
(笑声)少子・高齢化対策など,現在及び将来の千葉市にとって重要な課題に取り組むこととされております。まさに我が会派の方針と軌を一にするものであります。 また,この計画の愛称「ゆめ・いきいき千葉プラン」は,21世紀に向けて市民一人ひとりが夢と希望を持ち,生き生きとした暮らしができる街づくりを目指して,このネーミングとしたとのことであります。
市長は,少子・高齢化対策,産業空洞化対策,防災対策の3分野に重点配分したとして,市民生活積極対応型予算と自画自賛されていますが,果たしてそうでしょうか。防災対策は76.4%増の114億円を計上したとのことですが,昨年の当初予算は,阪神・淡路大震災以前に編成された大変不十分なもので,その後,3回の補正で補強された経過からも,95年度全体予算と比較するのが常識的です。
具体的には,下水道の整備,市立病院の改築,福祉の充実,ごみの適正処理対策など,市民生活にかかわりの深い施策の推進や,地震,防災対策,少子,高齢化対策など,現在及び将来の千葉市にとって重要な課題に取り組むことでございます。 また,この計画は,21世紀へのかけ橋となる計画と考えておりまして,本市がさらに成熟した大都市に発展するための基礎固めを図ってまいります。
そこで,本市の少子,高齢化対策について,以下,何点かお尋ねをいたします。 まず,少子化対策についてであります。 国においては,安心して出産や育児ができる環境の整備,家庭における子育てを基本とした子育て支援社会を構築することなどを柱とした,いわゆるエンゼルプランを策定しております。
また,地方財政につきましても,税収の伸びが期待できず,加えて,前年度に続いての住民税減税に伴う財源措置としての減税補てん債の発行等により,118兆円を超える借入金残高を抱え,その償還が大きな負担となるとともに,少子・高齢化対策等新たな財政需要にも積極的に対応する必要があるなど,極めて厳しい状況にございます。
現在の景気の動向を勘案いたしますと,市税収入の大幅な増加は見込めない状況であり,一方,市債の償還に加え,市民生活の向上を図るため,引き続き生活関連施設や都市基盤の整備のほか,21世紀に向けて,少子・高齢化対策及び教育,文化,環境等のソフト施策の充実等,新たな財政需要が見込まれるところでございまして,今後の財政運営は厳しい状況が続くものと考えております。