京都市議会 2023-02-27 02月27日-02号
専科指導や教科担任制についても、平成11年に小学校高学年への専科指導のための非常勤講師を配置して以降、本市独自で順次拡大しているほか、高学年における教科担任制を推進し教員一人当たりの授業持ち時間数や担任教科数の負担軽減を行うとともに、担任任せにならない組織的対応で児童理解が深まるなどの効果も得られております。
専科指導や教科担任制についても、平成11年に小学校高学年への専科指導のための非常勤講師を配置して以降、本市独自で順次拡大しているほか、高学年における教科担任制を推進し教員一人当たりの授業持ち時間数や担任教科数の負担軽減を行うとともに、担任任せにならない組織的対応で児童理解が深まるなどの効果も得られております。
まず、教科担任制の導入は、ただいま議員から詳しく御紹介いただいたように、教材研究の充実や多面的な児童理解につながるなどの意義があり、教育委員会としても積極的に推進しているところです。
本年度は、外国語の専科指導教員38名を配置し、全ての小学校において専門性の高い外国語の指導が行われており、同時に、学級担任が教材研究や児童理解を深める時間の創出にもつながっております。 今後も、各校への配置効果を検証しながら、他教科への拡大も含め、本市の教科担任制の在り方を探ってまいります。
3点目の一部教科担任制については、今年度から全ての小学校において一部教科担任制を実施しており、昨年12月に実施したアンケート調査では教員から、教科の専門性や得意分野を生かすことができ、指導力の向上につながる、多くの教員の目で子供を育てることで児童理解が深まるといった肯定的な意見が見られたところです。
3点目の一部教科担任制については、今年度から全ての小学校において一部教科担任制を実施しており、昨年12月に実施したアンケート調査では教員から、教科の専門性や得意分野を生かすことができ、指導力の向上につながる、多くの教員の目で子供を育てることで児童理解が深まるといった肯定的な意見が見られたところです。
読みにつまずきのある児童を早期に把握し、効果的な指導を重ねていくことは、児童の読みの力を育むだけでなく、学びへの意欲の高まりや、教員の児童理解、指導力の向上にも効果的であると捉えておりますことから、今後、検証を重ね、温かさと先進性のある多層的な指導体制の構築に向けて取り組んでまいります。 次に、特別支援学級と通級による指導における自立活動の取組や課題についてでございます。
また、一人一人の児童に多くの教員が関わり、児童の情報を共有することで児童理解を深めることができ、生活面での指導も充実するという効果も出ています。さらに、授業準備等を効率的に行うことができるため、教員の負担軽減にもつながると捉えています。 今後は、さらに児童の発達段階を踏まえ、学校の課題に応じた教科担任制の在り方を検討し、効果的な学習指導や生徒指導につなげていきたいと考えます。
生徒指導では、毎日の授業で一人一人の児童に多くの教員がかかわり、多面的に児童のあらわれを捉えることができるため、学年全体での児童理解が深まります。さらに、授業における児童の頑張りを多くの教員によって称揚することができるため、児童の自己肯定感を高めることができます。
メリットとして、複数の教員による多面的な児童理解と生徒指導対応、指導力、授業力の向上、中学校の学習スタイルへのスムーズな移行、事務処理や授業準備時間の創出などを上げています。 一方、全国的な先行事例ではデメリットも示されています。クラス担任が児童と接する時間が短く、児童の能力や特徴をつかみにくい、つかむのに時間がかかる、教科横断的な授業が組めなくなる、授業時間が弾力的に運用できないなどです。
就学前の教育相談や入学後の学級担任と保護者との面談の際に、個別の教育支援計画を用い、これまでの支援の円滑な引き継ぎや児童理解に役立てているところでございます。小中学校の連携につきましては、特別支援教育コーディネーター連絡会議等において支援体制にかかわる情報交換を行うほか、各中学校区で情報を共有し、進学後の適切な支援の継続に努めているところでございます。
いじめが長期間見過ごされたこと、法に基づく対応を怠ったこと、金銭授受のいじめの認定についてですが、いじめが長時間見過ごされた原因につきましては、学校として児童の表面的な問題行動に対する対処にとらわれ、児童が発するシグナルを適切に受けとめるための深い児童理解ができていなかったことが大きな要因であろうと考えています。
また、より深い児童理解が必要となるため、一人の児童に対して複数の教職員が児童の行動の背景にある心情や成長に伴う変化を捉え、寄り添っていく体制を整えることなどを検討しています。また、いじめ対策推進法の趣旨、定義に沿って幅広くいじめを捉えて、早期発見、早期対応につながるよう、いじめ防止対策推進法をしっかり理解する効果的な研修や周知のあり方などを検討しています。
また、教職員、事務局職員のレベルアップを図るための研修を実施したり、学校が抱えている懸案について、学校教育事務所が積極的にかかわり、保護者への丁寧な説明や児童理解の向上に努めるなど取り組みを強化しています。
28: ◯教職員課長 文部科学省では、指導が不適切である教員の要件といたしまして、専門的知識、技術等の不足による学習指導を適切にできない場合、指導方法が不適切な場合、児童理解、学級経営、生徒指導が適切にできない場合としております。
また、利用された保護者からは、子供のことを事前に学校側に伝えられたことで気持ちが楽になったですとか、学校側から声をかけてもらえたなどの御意見をいただいておりまして、学校からは学級編制や児童理解に役立った、保護者から提出があるので児童の今後の支援について声がかけやすく円滑に話をすることができたなどの御意見がございました。
また、教職員への助言により児童理解がより一層深まり、適切な支援に結びついたという事例が報告されていることから、教育相談体制の充実に一定の成果を上げているものと捉えております。
次に、特別支援教育サポーター育成の取り組みにつきましては、年間4回の研修において特別支援教育センター指導主事や区の教育担当の指導のもと、児童理解や支援の手だてを学び、校内支援体制などの情報交換を行っております。
これまで本市が培ってきました研修に対してのノウハウ、そして政令指定都市として持っております権限、そういったものをうまく活用しながら、採用前の学生あるいは教員を志望している段階での学校園への入り込み、そして児童理解あるいは教師ゆめ塾での教師になるための勉強、そういった養成の段階、そして本市独自の情熱、人間力もしっかり見て、そしてあわせて当然でありますけれども、教員としての指導力というのを、そのすべてを
当該教員に対しては,教育委員会事務局において,当時の指導状況や課題について振り返らせ,児童への指導を行う際に最も基本的な児童理解の仕方や発達段階に応じた指導方法等について,厳しく指導いたしました。
しかしながら、児童理解や児童指導などについてはさらなる充実が求められておりまして、この改善が課題ととらえております。また、よこはま教師塾では小学校の教員を目指す塾生の指導を行っておりますが、中学校など他の学校種においても教師塾拡充を求める声がございまして、現状ではそのニーズにこたえられていないという課題もございます。