浜松市議会 2020-09-29 09月29日-14号
光・電子や次世代半導体の技術シーズを有する静岡大学や名古屋大学などが立地し、ものづくりの産学官連携の拠点として機能が発揮されています。今回の計画では、浜松市と愛知県・名古屋市が連携することにより、両地域が持つものづくりの強みを相互に生かし、ベンチャーコミュニティーの拡大はもとより、先進的な製品やサービスの創出、さらには人材や投資の獲得につながると期待しています。
光・電子や次世代半導体の技術シーズを有する静岡大学や名古屋大学などが立地し、ものづくりの産学官連携の拠点として機能が発揮されています。今回の計画では、浜松市と愛知県・名古屋市が連携することにより、両地域が持つものづくりの強みを相互に生かし、ベンチャーコミュニティーの拡大はもとより、先進的な製品やサービスの創出、さらには人材や投資の獲得につながると期待しています。
このため、地域の大学や産業支援機関、金融機関などと連携し、ビジネス・シーズの創出や人材の育成、経営支援や資金提供など、ベンチャー創出のための環境整備に取り組んでまいります。 次に、2点目のIT関連事業者との連携の可能性についてお答えいたします。 国においては、地方創生総合戦略の円滑な推進に当たり、ICT技術を最大限活用することが推奨されております。
これまでの実績といたしましては、スマートシティに関するセミナーや講座の開催、参画企業の持つ技術力や実績を紹介するシーズ発表会のほか、公共施設のスマート化などについて企業提案を受けるニーズ発表会を実施してまいりました。こうした中から、企業提案により、スマート工業団地やバイオマスの熱電併給事業などのスマートプロジェクトの検討が進められております。
また、ノーベル物理学賞を受賞された天野浩教授におかれましては、インタビューで、新たな産業のシーズをこの地で育てて恩返ししたい、地域をより元気にすることに貢献できればと思うとコメントされており、今後におきましては、市及びイノベーション推進機構への助言、アドバイスを含めて、議員御提案の特別顧問などについてもお願いをしてまいりたいと考えております。
そこでは、次世代輸送機器、健康・医療、新農業、光エネルギーなどの成長が見込まれる分野の技術開発や、市場性の高いシーズの事業化推進のため、プラットホームの設置や研究者・技術者の人材育成、地域のコーディネーターの資質向上を図り、産学官が連携し、持続的な支援システムの構築に取り組んでいく計画です。
新産業の創出に向けては、地域企業やベンチャー企業などが、大学などの持つすぐれた技術シーズの事業化や、新たな発想に基づく農商工連携や医工連携などに取り組み、成長が期待される新規事業分野への展開に果敢にチャレンジすることが求められています。これまでも知的クラスター創成事業や産業クラスター計画など、国のプロジェクトを積極的に活用し、新産業の創出に努めてまいりました。
こうした中、大学と自治体とが包括協定を結び、さまざまな分野で双方のニーズ・シーズを交換し合い、連携を深める動きが出てきておりまして、本市におきましても、本年3月に静岡大学との間で産学官連携に関する包括的協力協定を締結いたしました。
こうした中、知的クラスター創成事業につきましては、平成14年度に国の重点プロジェクトとして認定を受け、全国屈指の産学官の連携体制のもとに、光技術を核として次世代の産業・医療を支える超視覚イメージング技術に焦点を当て、地域大学の先端技術シーズと参加企業の高度な技術や製品開発力を結集して、新技術・新製品の開発を進め成果を上げているところでございます。
また、大学の持つ事業化の可能性が高い技術シーズを特許化し、民間企業に技術移転する「静岡TLOやらまいか」が本年1月に文部科学省及び経済産業省から承認を受けたことに伴い、本市といたしましても積極的に支援をしてまいりたいと存じます。
また、知的基盤の活用という観点からは、静岡大学工学部・情報学部、静岡理工科大学、豊橋技術科学大学などの研究者が有する技術シーズを新規産業の創出に結びつけるための、産・学・官共同研究をより一層促進してまいりたいと考えております。