札幌市議会 1996-03-19 平成 8年第一部予算特別委員会−03月19日-07号
札幌オリンピック冬季大会の後,幾つかの新しい種目がオリンピック種目として加わってまいりました。そんなことを踏まえながら,私が考えておりますことを申し上げ,質問をしてまいりたいと思っております。
札幌オリンピック冬季大会の後,幾つかの新しい種目がオリンピック種目として加わってまいりました。そんなことを踏まえながら,私が考えておりますことを申し上げ,質問をしてまいりたいと思っております。
すでにオリンピック種目として取り入れられていることを考えますと,フリースタイルスキーの振興について,もう少し前向きに進めていく姿勢が必要ではないかと思うのであります。さらに,世界とのレベル差のあるエアリアル競技力向上のためには,練習施設についてもあわせて考えていく必要があると思うのであります。
その際にいつも問題になりますのは,そのランニングコストといいますか,運営費でありますが,立派な施設を建てて,無理やり一般会計からの財政負担をどんどんしていくよりも,たとえば私などは札幌自転車競技連盟の役員をしておりますけれども,「オリンピック種目に自転車競技があるのに,この大きな札幌市でバンクがない,全くつまらないですよ」という選手の声も実は耳にするわけであります。
1999年のラグビーのワールドカップについてはまだ正式決定はされておりませんが、日本開催の可能性があるほか、八幡屋プールのアイスアリーナを利用した国際大会など、オリンピック種目に限定せずに、スポーツ都市大阪の名を高めるような国際競技大会の招致に積極的に取り組んでいただきたいと思うのでありますが、市長の御所見をお伺いいたします。
再整備計画の中で全体計画で見ますと,現在,過密状態で使用されておりますので,第3球場ができた後に,オリンピック種目になっていることもありますから,円山球場を国際規格に合わせて改修するということは,以前にも答弁しているところでございます。
オリンピック種目は28種目,これの日本選手権を積極的にいま将来的に開いていく考えがないか。その次はアジア選手権ですね,各種目の。こういうものなんかも,21世紀にオリンピックを開くという考えがあるならばどうか積極的に開いていただきたい。そしてその次は世界選手権ですね,各種目の。こういうものを開いて,そしてその次はアジア大会なんですね。
改修計画そのものは,先ほど申しましたように,オリンピック種目になったということで国際規格を前提として,野球のだいご味が十分に味わえるように,また観衆がスコアボード等でも十分楽しめるような,そういう施設を考えたいと思っております。
とりわけ,武道競技のうち柔道はオリンピック種目に加えられ,最も上位入賞が期待できる競技であり,有望な後継者も多く,次期オリンピックにおいても大いに活躍が期待できる競技であります。
私は,オリンピック夏季大会の札幌開催を熱望してやまないのでありますが,その中で私が申し上げたいのは,夏季オリンピックの開催を最大の目標として取り組みを行いながら,これと並行して計画的に,オリンピック種目を網羅していくような世界選手権大会を開催していくとともに,国際レベルの競技施設の整備を進めながら,世界の各種スポーツ団体に札幌の実力と魅力を広く浸透させる取り組みが必要であると考えます。
そして,何よりも私が申し上げたいのは,夏季オリンピックの開催を最大の目標として取り組みを行いながら,これと並行して,計画的にオリンピック種目を網羅していくような世界選手権大会を開催していき,施設の整備を進めながら,世界の競技種目団体に札幌の実力と魅力を広く浸透させていく取り組みが必要であるということであります。