整理番号8は、金峰山少年自然の家について、施設の名称を金峰山自然の家に変更し、広く市民に利用できるようにすることのほか、同施設に
指定管理者制度を導入するなどの改正を行うものでございます。
13ページをお願いします。
整理番号9は、
経済的理由により
高等学校等での修学が困難な者に対し、
高校等進学支援金として、1人につき4万円を支給するものでございます。
整理番号10は、
さくらカードをおでかけ
ICカードに統合することに伴い、
さくらカードの交付に係る手数料を廃止するものでございます。
整理番号11は、
介護保険に係る中期的な財政を調整し、事業の安定的な運営を図る資金に充てるための熊本市
介護給付費準備基金を設置するものでございます。
14ページをお願いします。
整理番号12は、熊本市夏休みの障害児・
家族支援事業利用者負担金徴収条例を廃止するものでございます。
整理番号13は、熊本市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める
条例等について、他の条例の改正に伴い、
引用条項の整備を行うとともに、それぞれに規定する基準については、独自の基準以外は省令等に定める基準とする改正を行うものでございます。
15ページをお願いします。
整理番号14は、法律の改正に伴い、
引用条項等の整備を行うものでございます。
整理番号15は、
東部堆肥センターにおいて生産した堆肥の運搬または散布に係る
手数料等を定めるため、所要の改正を行うものでございます。
16ページをお願いします。
整理番号16は、熊本市
新型コロナウイルス感染症金融対策基金の
設置期間の延長等を行うものでございます。
整理番号17は、熊本市
九州自然歩道利用拠点施設の
設置目的として
森林環境教育等の推進を追加し、同施設が行う事業を拡充するものでございます。
整理番号18は、法律等の改正により、
市街化調整区域に係る
開発行為については、原則として、
浸水想定区域のうち災害時に人命に危険を及ぼす可能性の高い
区域等を含まないこととされたことに伴う規定の整備を行うものでございます。
17ページをお願いします。
整理番号19は、先ほど市長から説明がありましたとおり、自転車の
安全利用について、所要の改正を行うものでございます。
18ページをお願いします。
整理番号20は、
駐車場整備地区において、建築物に附置する
駐車施設の台数の基準を緩和するなどの改正を行うものでございます。
整理番号21は、法律の規定に基づき、
滞在快適性等向上区域内において、
自動車駐車部分の面積が50平方メートル以上の
特定路外駐車場を設置する場合は、あらかじめ届け出なければならないとする条例を制定するものでございます。
整理番号22は、本市における
特定優良賃貸住宅制度の終了に伴い、必要な規定の
整備等をするものでございます。
次に、その他の案件でございます。
20ページをお願いします。
整理番号1と
整理番号2は、市道について、27路線の認定と4路線の廃止を行うものでございます。
21ページをお願いします。
整理番号3は、学校事故における生徒の損害賠償請求事件について、熊本地方裁判所の和解勧告に従い、和解を成立させるものでございます。
22ページをお願いします。
整理番号4は、包括外部監査契約を締結するものでございます。
整理番号5は、本市と山鹿市との間で連携中枢都市圏の形成に係る連携協約を締結するものでございます。
23ページをお願いします。
整理番号6は、本市と山鹿市との間で協定を締結し、図書館や図書室の本を相互の住民へ貸し出すこととするものでございます。
整理番号7は、本市と菊陽町との間に締結した公共下水道の相互利用に関する協定について、その区域の変更を行うものでございます。
最後に
報告案件でございます。
24ページをお願いします。
整理番号1は、損害賠償額の決定についての
専決処分の報告でございます。
25ページをお願いします。
整理番号2から、29ページの
整理番号7までの案件は、工事請負契約等における1割未満の請負金額の変更についての
専決処分の報告6件でございます。請負金額、契約の相手方等については、記載のとおりでございます。また、
補正予算のほか、
予算案件の
整理番号1及び
整理番号2の
専決処分の報告、
条例案件の
整理番号11の熊本市
介護給付費準備基金条例の制定について並びにその他の案件の
整理番号3、和解の成立についての議案につきましては、先議をお願いしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
説明は以上でございますが、今後、法令の改正等に伴い、本市の条例の改正が必要となりました場合などにつきましては、追加で提案をさせていただきたいと考えております。
また、例年、閉会日以後に地方税法等の法令の改正等が行われ、本市条例の改正が直ちに必要となる場合が生じております。このように、本議会に提出が間に合わない案件で緊急の必要性がある場合につきましては、
専決処分を行い、次の議会において御報告させていただきたいと存じますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
◎田中陽礼
財政局長 私からは令和4年度当初予算案の概要に沿って御説明を申し上げます。
資料の1ページ目、総括表を御覧ください。
一番上の項目のAの欄が令和4年度、Bの欄が令和3年度、その右に比較といたしましてAマイナスB、一番右が、伸び率となっております。
では、まず一番上の欄の
一般会計でございますが、予算総額は3,791億円で、前年度より41億円、1.1%の増となっております。主な増減につきましては、後ほど御説明をさせていただきます。
次に、2段目の
特別会計の欄を御覧ください。
合計は2,264億5,000万円で、前年度に比べ178億円、8.5%の増となっております。
特別会計につきましては、増減額の大きいものを申し上げます。
4番の後期高齢者医療会計は120億7,000万円で、被保険者の増に伴う広域連合納付金の増等により20億1,000万円、20.0%の増となっております。
7番目の競輪事業会計は152億9,000万円で、建物改修工事費等の増等により27億8,000万円、22.2%の増となっております。
11番目の公債管理会計は530億9,000万円で、市場公募債の償還開始に伴う元金の増等によりまして146億2,000万円、38.0%の増となっております。
下段の、
企業会計でございますが、合計862億円で、前年度に比べ57億1,000万円、7.1%の増となっております。
増減額の大きいものを申し上げます。
病院事業会計は、医療機器や電算システム等の更新・導入経費の増でございます。
水道事業会計は、債券による長期運用に係る投資有価証券の増等でございます。
交通事業会計は、電停改良経費の減等でございます。
この結果、総計は一番下段になりますが6,917億円で、276億円、4.2%の増となっております。
次に2ページ目、
一般会計の目的別集計表でございます。
最下段の歳出合計が、3,791億円となっております。また、歳出合計の上の括弧内に記載しておりますが、
熊本地震関連について104億6,000万円、新型コロナウイルス関連につきまして116億5,000万円を計上しております。
構成比は大きい順に、民生費の38.4%、2番目が教育費の18.6%、3番目が土木費の10.4%となっております。
増減の大きい費目についてその理由等を申し上げますと、総務費は住宅再建利子補給事業や機構改革に伴う辛島公園地下駐車場改修経費の減等により17億8,000万円、5.4%の減となっております。
民生費につきましては、障害者自立支援給付費等の扶助費の伸び等によりまして24億7,000万円、1.7%の増となっております。
衛生費は、新型コロナウイルス
ワクチン接種経費等の新型コロナウイルス関連経費や市有施設LED化整備経費の増等により34億3,000万円、14.4%の増となっております。
商工費は、プレミアム付商品券発行や
旅行商品割引事業等の新型コロナウイルス関連経費の増等により18億円、27.4%の増となっております。
教育費は、小中学校校舎整備経費の増等により28億6,000万円、4.2%の増となっております。
災害復旧費は、
近見地区液状化対策工事の進捗に伴う減等により57億5,000万円、50.8%の減となっております。
公債費は、
熊本地震関連事業で借り入れました市債や臨時財政対策債の元金償還額が増加すること等により20億1,000万円、6.0%の増となっております。
3ページは、歳出を性質別に整理したものでございますが、各費目の主な増減理由等につきましては、先ほど説明した内容と重複いたしますことから割愛させていただきます。
次に4ページの歳入の集計表でございますが、歳入につきましては、5ページと6ページで、各項目の前年度との比較を記載しておりますのでそちらで増減の大きい項目を御説明いたします。
それでは5ページを御覧ください。
まず、市税でございますが、個人市民税及び
法人市民税につきまして企業業績の改善や家屋の新築の増、固定資産税・
都市計画税の税制改正の影響を反映しており、60億6,000万円、5.2%の増、総額で1,234億1,000万円となっております。
3段目の地方交付税につきましては、代替財源であります臨時財政対策債と併せて記載しておりますが、市税の増収や令和4年度地方財政対策等を踏まえて試算しました結果14億8,000万円、2.2%の減、総額で648億9,000万円となっております。
国庫支出金につきましては20億3,000万円、2.4%の増、総額880億9,000万円となっております。これは新型コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業費補助や
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の増によるものでございます。
6ページをご覧ください。
県支出金につきましては16億4,000万円、6.6%の減、総額231億9,000万円となっております。これは、
熊本地震関連事業の進捗に伴います
熊本地震復興基金交付金の減などによるものでございます。繰入金につきましては18億3,000万円、29.6%の減、総額43億5,000万円となっております。これは、
熊本地震関連事業の進捗に伴います平成28年
熊本地震復興基金繰入金の減等によるものです。
最後に、市債につきましては、地方交付税の増加により臨時財政対策債が大幅に減少する影響で109億1,000万円、22.1%の減となっております。
次に、7ページ以降は、各局別の主要事業となっております。
令和4年度の新たな取組につきましては、左の事業名の欄の上段に、括弧書きで新規と記載しております。また、右の主な内容の欄には、個別の事業ごとに事業内容の説明を記載いたしますとともに、かぎ括弧書きで新型コロナウイルス関連の事業及び半導体産業等集積関連の事業をお示ししております。
また、
熊本地震関連の事業のうち県・市の復興基金を活用する事業につきましては、その旨をお示ししております。
各局の主要な取組につきましては、先ほど市長の方から令和4年度当初予算案の
ポイントに沿って御説明を申し上げましたことから、ここでは繰り返しの説明は割愛させていただきます。
以上が、令和4年度当初予算案の概要でございます。
続きまして、令和3年度2月
補正予算案の概要について御説明を申し上げます。
概要の1ページを御覧いただきますと、補正額は
一般会計で91億6,000万円の増額、うち新型コロナウイルス関連分につきましては、国の第1次
補正予算に盛り込まれた
新型コロナウイルス感染症対策に係る事業の予算計上等に伴い16億5,000万円の増、その他分は国の
経済対策を活用した各種事業の予算計上等に伴い94億8,000万円の増となっております。
また、
特別会計は92億5,000万円の増額、うち新型コロナウイルス関連につきましては、国民健康保険会計における傷病手当金の増に伴い240万円の増、その他分は92億4,000万円の増となっております。
さらに、
企業会計につきましては4億7,000万円の減額、うち新型コロナウイルス関連分は、病院事業会計における新型コロナウイルス関連事業の減額等に伴い5,000万円の減、その他分は1億4,000万円の増となっております。
この結果、全会計の総計は一番下段になりますが、179億4,000万円の増額、そのうち、新型コロナウイルス関連分は16億1,000万円の増、
熊本地震関連を除いたその他分は188億7,000万円の増となっております。
2ページが、
一般会計の目的別集計表になります。
増減の大きい費目について、その理由等を申し上げますと、総務費では熊本市公共施設長寿命化等基金積立金の増額などを計上しております。
民生費では、新型コロナウイルス関連分として
住民税非課税世帯等への
臨時特別給付金支給経費の増額などを計上しております。
衛生費では、新型コロナウイルス関連分といたしまして休日夜間急患診療業務委託経費の増額のほか、令和2年度感染症予防事業に係る国県への返還金などを計上しております。
農林水産業費では、国の
補正予算を活用して実施する低コスト耐候性ハウスの
整備等に対する助成経費の増額を計上しております。
商工費では、新型コロナウイルス関連分として営業時間
短縮要請に伴う事業者支援経費の減額などを計上しております。
土木費では、国の
補正予算を活用して実施する道路や河川の防災・減災、国土強靭化対策などを計上しております。
最後に、災害復旧費では、
近見地区の
液状化対策工事に係る事業費の減額などを計上しております。
3ページは、歳出を性質別に整理したものでございますが、各費目の主な増減理由につきましては、先ほど説明した内容と重複することから割愛させていただきます。
次に4ページをお願いいたします。歳入の集計表でございます。
歳入につきましては、5ページと6ページで、各項目の詳細を記載しておりますのでそちらで主な項目を御説明いたします。
それでは、5ページをご覧ください。
市税、譲与税等にきましては、企業業績の改善による
法人市民税の増収が見込まれること及び地方交付税の追加交付がありましたことから、増額補正を行っております。
使用料及び手数料につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により減収が見込まれることから、減額補正を行っております。
国庫支出金、県支出金は、
新型コロナウイルス感染症関連や国の
経済対策に伴う補助金の増に伴い増額補正等を計上しております。