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令和 2年 9月28日議会活性化検討会-09月28日-01号
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  1. 熊本市議会 2020-09-28
    令和 2年 9月28日議会活性化検討会-09月28日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年 9月28日議会活性化検討会-09月28日-01号令和 2年 9月28日議会活性化検討会          議会活性化検討会会議録 開催年月日   令和2年9月28日(月) 開催場所    特別委員会室 出席委員    10名         原     亨 会長     福 永 洋 一 副会長         古 川 智 子 委員     平 江   透 委員         荒 川 慎太郎 委員     高 瀬 千鶴子 委員         高 本 一 臣 委員     西 岡 誠 也 委員         藤 永   弘 委員     田 尻 善 裕 委員 議題・協議事項   (1)議会活性化のための諸改革に関する調査について                             午後 1時28分 開会 ○原亨 会長  ただいまから議会活性化検討会を開会いたします。  さて、本日の協議項目でありますが、お手元の資料1のとおり、1点目は、前回会派持ち帰りの上、協議をお願いしておりましたタブレット端末活用における3項目について、2点目は、議会活性化に関する今期検討項目における3項目について、3点目は、議会活性化に関する新たな検討項目についてでございます。  それでは、早速でありますけれども、以上3点について、事務局より一括して説明をお願いいたします。
    池福史弘 議事課長  それでは、私からは、資料1の協議事項に沿いまして、順に御説明をさせていただきます。  まず、協議項目の1番目のタブレット端末活用についてでございますが、①会議資料市議会ホームページによる公開につきましては、前回の当検討会におきまして、藤永委員より、ホームページ会議資料を掲載することによりまして、議員が自由に閲覧印刷ができるようになるとともに、市民への情報公開等にも資することからも、そういった取組実施できないかということで御提案を頂いたものでございまして、ホームページ上のデータの保存容量等について確認しましたところ、現状におきましても、特段の費用をかけることなく、会議開催後にはなりますけれども、ホームページへの掲載は可能ということでございました。  次に、②会議資料クラウドでの管理でございますけれども、こちらも前回荒川委員より、ブラウザ上での会議資料閲覧等につきまして御提案を頂いておりましたけれども、今回、インターネットを介したクラウドでの会議資料閲覧ということで検討したところでございます。  資料2を御覧いただければと思います。  クラウド管理イメージでございますけれども、市議会専用クラウドを設けることによりまして、下のほうに記載しておりますとおり、様々なデバイス、スマートフォンでありますとか、自宅のパソコン、あるいは会派パソコンなどからアクセスすることができるようになり、会議資料閲覧できることとなりますことから、現在の貸与されている公用タブレット課題となっております会議資料印刷などにつきましても、他の端末より可能となるものでございます。  なお、クラウドシステムを利用するに当たりましては、導入経費等といたしまして、予算措置が必要となりますが、標準的なパッケージといたしまして、業者から見積もりをいただきましたところ、クラウドシステム初期費用といたしましては、大体20万円から30万円程度、それから、ランニングコストといたしましては、月額1万円から5万円程度などの幅がございまして、システムにどこまでの機能を持たせるかによって変わってくるものと考えているところでございます。  続きまして、③の今年度のペーパーレス化に向けた取組についてでございますが、前回から継続協議をお願いしているものでございまして、資料3を御覧いただきたいと思いますけれども、今年度のペーパーレス化に向けた取組については、会議システムの運用でありますとか、取り扱う資料内容等から、ペーパーレス化会議体といたしまして括弧でくくっておりますけれども、本会議議会運営委員会予算決算委員会議員全員会議などの会議体につきましては、タブレット活用することでペーパーレス化に取り組んではどうかというものでございます。  具体的にどういった資料ペーパーレス化するのかということでございますが、主に当日机上配付されるものを想定しておりまして、例えば、本会議で申しますならば、議事日程でありますとか、日程表、市長の提案理由説明でありますとか、付託議案一覧表、また、議会運営委員会でありますならば、提出議案一覧でありますとか、予算の概要、それから、予算決算委員会でありますならば、分担一覧表でありますとか、質疑の通告一覧表、こういったものがペーパーレス化として考えられるのではないかと思っております。  次に、下段でございます。  上記の会議体以外の予算決算委員会分科会でありますとか、常任委員会、それから特別委員会などにつきましては、先ほど御説明しましたクラウドシステム活用しながらも、今年度は紙資料を併用することとし、来年度以降のペーパーレス化に向けて取り組むものでございます。  なお、今年度のペーパーレス化取組について、こちらの検討会で御決定いただきますならば、併せて開始する時期につきましても御協議をお願いできればと思っております。  次に、協議事項の2番目でございますが、議会活性化に関する今期検討項目でございます。  まず、①一般質問における答弁対応状況につきましては、既に実施するということにつきましては御決定を頂いているところでございますが、資料4を御覧いただきたいと思います。  対応状況報告に当たっての手法等についてということで御協議を頂くものでございますけれども、事前に各会派からの御意見を基に、案を作成させていただいております。  1番目の報告対象答弁の選定につきましては、一般質問を行った議員が選定することとする。  2番目の報告を求める時期につきましては、約半年後とする。こちらも参考資料をつけさせていただいておりますが、イメージといたしまして、例えば、ただいま開催中の第3回定例会一般質問を行ったといたしますならば、翌年4月に報告を求めることとし、その後、その内容を受けまして、それ以降の定例会でまた一般質問活用していただくということを想定いたしております。  次に、資料に戻りまして、報告を求める回数でございますが、約半年後の1回とするものでございます。  なお、以上の項目につきまして、取組内容を御決定いただきますならば、いつから実施するのかについても、併せて御協議をお願いしたいと考えております。  続きまして、②一般質問における時間や回数見直しについてでございますが、資料5を御覧いただきたいと思います。  開いていただきました1ページ目でございますが、一般質問につきましては、今回初めて御協議いただくものでございますが、1ページ目、現状の取扱いの状況について御説明いたします。  まず、質問回数は1年に1回となっておりまして、第2回定例会開会日から翌年の第1回定例会閉会日までの間で1回となっております。また、質問者の数は、1定例会につき12人となってございます。  それから、質問の制限ですけれども、連続した定例会での質問については、同一の議員が連続した定例会において一般質問をすることはできないと実施要綱ではなってございます。  それから、質問の時間でございますが、御承知のとおり、答弁を含む120分以内と質問実施要綱で規定されているところです。  2ページを御覧いただきたいと思います。  現状課題でございますけれども、年1回の質問となりますと、なかなかその後の市政を取り巻く状況社会情勢が大きく変わっていたといたしましても、再度タイムリーに質問することはできない、また、結果的に前回質問から次の質問までの間隔が1年程度空いてしまうといった課題も考えられるところでございます。  それから、下段質問の時間でございますけれども、現在の120分というものが令和元年から令和2年にかけた質問会派別比較いたしました場合、平均が約95分というところでございまして、最短で87分、最長で112分という状況でございました。  続きまして、3ページを御覧いただきたいと思います。  他の自治体との比較ということで、一般質問議員個人持ち時間制と同様の制度としている政令指定都市熊本県との比較でございますけれども、左の質問回数制限なしが川崎市、新潟市、広島市、年1回が熊本市と浜松市、それから、熊本県におきましては、任期中の4年間で6回、それから、年に2回というところが相模原市という状況となっております。  続きまして、4ページでございますが、1人当たりの一般質問持ち時間比較したものでございますが、御覧いただきますとおり、本市議会が他と比較いたしましても突出して長いといった現状となっております。  最後に、5ページのほうは、その他質問に関する事項につきまして、他都市間の比較をいたしておりますので、参考にしていただければと考えてございます。 ◎中村清香 総務課長  私からは、協議事項2の③議会棟セキュリティー強化について御説明いたします。  資料6をお願いいたします。  まず、1の現状でございますが、議会棟は、昭和56年に行政棟と一体的な整備が行われ、竣工しております。出入口は4か所でございまして、議会棟1階ロビーには、管財課職員でございます守衛が基本的に9時から17時まで常駐しております。ほかの3か所の1階行政棟の中央区総務企画課の横の出入口行政棟3階からの出入口、4階の行政棟との連絡通路からは自由に出入りができる状況でございます。  それから、現在議会棟内に6台の防犯カメラを設置しております。1階玄関の外とロビー、それと、3階の行政棟からの廊下、共産党さん前の廊下でございます。それから、3階西側廊下、正副議長室前の廊下でございます。2階図書室側の階段、4階行政棟への通用口のところでございます。  次に、2の関連事項及び対応強化の実績でございます。  平成24年に議会棟2階に議会図書室が設置されました。そして、図書室事務局へつながる緊急通報ブザーを設置してございます。  同じく24年に、議会棟内に防犯カメラ5台を設置してございます。  平成28年熊本地震の時に、初めて予算決算委員会室避難所として開放しております。避難所を閉じた後に、不審者が4階の自民党控室に侵入した事例があっております。  平成29年4月に、議会棟玄関への管財課職員である守衛配置が始まっております。  平成30年8月、議会棟1階自動ドア横のガラスが破損したということがございましたが、これは後で事件性がないということでございました。  平成30年11月に、議会棟玄関での守衛配置場所見直しまして、西側から現在の東側エレベーター前に移っていただいております。  昨年8月に、昼休み時に4階自民党控室に無断で物品販売員が入室した事例があっております。  昨年8月29日に、防犯カメラ5台をそれまでのアナログ映像からデジタル映像に改修しております。加えて、玄関人感センサーライトを設置しております。玄関カメラを1台増設して、計6台にしております。  これらの防犯カメラは、24時間録画でございまして、1週間の保存ができます。  次に、3の想定される今後のセキュリティー強化手法でございます。(1)から(4)まで挙げております。  まず、(1)機械ゲートの設置でございます。地下にあります時間外ゲートの例としまして、概算経費なんですけれども、議会棟の1階ロビー以外の3か所に設置するとしまして、初年度が1,950万円、2年目からは年間100万円の見積もりでございます。  このほかに、1階玄関ロビー以外の3か所は、議会棟で火災が発生した場合の避難経路となるために、ゲートの横に非常時に通過できる通路の確保が必要でございます。ゲートを設置しましたら、議員及び職員以外はICカード身分証を持たないので、1階玄関からのみの出入りとなると思います。  (2)警備員配置でございます。概算経費としまして、1階ロビー以外の出入口3か所を警備していただくとしまして年間160万円、1階も含めた4か所を警備してもらうとして年間200万円という概算でございます。これはチェックのみでございます。受付業務やカウンターの設置費用等は入ってございません。  (3)守衛による強化でございます。現在1階ロビーにて出入りチェックをしていただいておりますが、守衛に、どちらに御用ですかとお声かけをしていただくだけでも違うのではないかということで、(3)に挙げております。  (4)その他でございますが、防犯のための物品の配備例を挙げております。  このほか、議会棟内の防犯カメラ作動中という貼り紙が目立たないという御意見を頂いておりましたので、先日目立つものに貼り替えてございます。  以上、セキュリティー強化手法につきまして御協議いただければと思います。  次の協議事項3の議会活性化に関する新たな検討項目でございますが、当検討会において今後検討する項目がございましたら、各会派からの御意見を頂ければと思います。 ○原亨 会長  事務局からの説明は終わりました。  協議項目のうち、1点目のタブレット端末活用については、本日、当検討会として最終決定をいたしたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、タブレット端末活用について、各会派より①から③の項目ごとにそれぞれ御意見等をお願いしたいと思います。 ◆高本一臣 委員  我々熊本自民としては、先日全員でこの検討会協議持ち帰りについていろいろ会議を行った結果、まず、タブレット端末活用につきまして、1点目の会議資料ホームページ公開に関しては、どの程度まで、例えば、今委員会があっていますけれども、その委員会の所管の説明資料とか、そこまで載せるのかどうか、内容次第では慎重になったほうがいいというような意見もありました。その一方では、市民への情報公開ということが目的の一つでありますので、その点も含めると、全てを公開するべきではないかというような意見が分かれた次第であります。  よって、他の会派皆さんの御意見を聞いて、それを尊重できればと考えております。  2点目の会議資料クラウド管理につきましては、非常にメリットとして利便性向上につながっていくという観点から、私たち会派では進めていただきたいということで一致しました。  3点目の今年度のペーパーレス化に向けた取組について、基本的にはオッケーということであります。ただし、議員の方によっては、最初からいきなりというのは不安が生じる部分もありますので、できれば希望者の方には紙ベースでということで、徐々に改善していけたらという要望一つありました。 ◆荒川慎太郎 委員  自民党内でもこの件に関して意見を聴取しましたところ、まず、1番目のホームページ公開に関しましては、容量的にも差し支えがないのであれば、実施していく方向意見はほぼまとまりました。  また、2番目のクラウド管理につきまして、現状タブレットで不都合が生じているプリントの面ですとか、そういった点が解決できることから、こちらも早急に進めていただくようにという意見大方を占めました。  3番目のペーパーレス化に向けた取組ということで、会議資料閲覧に限っての使用に少しずつシフトしていくということであれば、ぜひその旨でペーパーレスに向けたいと。ただ1点、先ほども出ましたように、いきなり紙をなくすというのは、議員それぞれの志向によって違うことがありますので、そこは徐々に対応していっていただきたいという点、もう一つは、今後議会独自のタブレット導入するとなった場合には、タブレットのサイズを大きいものですとか、逆に小さいものといった多少何かしら選択ができるような幅がもたせられればという意見が出ました。 ○福永洋一 副会長  タブレット端末活用について、1点目の公開については皆さん方の了承を得ていますので、よろしくお願いしたいところです。内容については、どこまで載せられるかは検討いただければというところです。  2点目は、皆さん方と同じように、早目環境整備を図っていただきたいということで、できれば今年度中に予算化して導入していただきたいという意見が出ています。  3点目の今年度のペーパーレス化に向けた取組については、それぞれ会議体に応じてという中身ですけれども、これについても了承です。ただし、紙資料と併用という会議がありますから、こういった場合には、今もそうですが、何回も同じ資料説明して、また、会議の時にもまた資料を配付してあったりしますので、そういう無駄は省くべきではないかという意見も出ています。  それと、来年度からペーパーレス化に向けて取組というところですけれども、いきなりペーパーレス化対応できない議員もいますので、私も含めて、その辺は議員なりの要望に応じて、ペーパーも配付する方向でお願いしたいという意見が出ています。 ◆高瀬千鶴子 委員  公明党としましても、タブレット端末活用に関しまして、1番目のホームページ公開につきましては、一応みんな賛同しております。  また、2番目のクラウド管理につきましては、資料印刷できるというところで、早目導入をお願いできればということで、皆さん意見が出ております。  3番目のペーパーレス化に向けた取組についても、クラウド管理が進んでいくのであれば、こういうペーパーレス化もどんどん進めていただきたいということで、意見が出ております。 ○原亨 会長  ありがとうございます。  今各会派意見が出ました。そういう中で、賛成の部分と1つ御注意も頂きたいという要望もありましたけれども、そのことについて本職より取りまとめする前に、事務方のほうで、何か御意見がございましたらどうぞ。         (発言する者なし) ○原亨 会長  では、本職で取りまとめをさせていただきたいと思います。  まず、項目1ですけれども、新たに委員会資料を加えた会議資料については、市議会ホームページにて公開をする。  項目2の会議資料クラウド管理については、今年度中の導入を目指す。  項目3のペーパーレス化に向けた取組については、本会議議会運営委員会などの会議体においては、今年度よりペーパーレス化に取り組み、常任委員会特別委員会などにおいては今年度は紙資料と併用し、来年度以降に向け取り組むこととする。  以上の協議内容ということで、取りまとめをさせていただきましたけれども、皆さんよろしいでしょうか。 ◆高本一臣 委員  1番、2番については、それでいいと思います。  3番に関しては、各会派からもお話があったように、議員で差があるので、その辺のところをできるだけ配慮していただくように、それを盛り込んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○原亨 会長  ありがとうございます。  完全にペーパーレス化ということになりますと、いろいろな面で機器を使える使えないもありますし、いろいろな混乱もあるということでありますから、その辺のところがお慣れになって、使えるというまでの間は、紙も併用しながらやっていくと。必要でない方は必要でないわけですけれども、その辺の御配慮もいうことで、織り込んでいきたいと思いますので、この協議事項タブレット端末活用に関しては、そのように決定をしていきたいと思います。  なお、今年度からペーパーレス化に取り組む会議体については、今定例会終了後の会議から実施したいと思いますが、よろしいでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 会長  では、そのように実施いたします。  次に、2点目の議会活性化に関する今期検討項目についてでございますが、こちらは項目ごと協議をお願いしたいと思います。  それでは、まず項目1の一般質問における答弁対応状況については、既に当検討会において実施決定を確認しておりますが、今回は資料4にて、その手法等について各会派より御意見等をお願いしたいと思います。 ◆高本一臣 委員  答弁対応につきましては、本日事務局より案が提示されております。私どもとしても、事前協議をさせてもらった結果、この件に関しては、この手法案どおりでいいのではないかというような内容で、私どもはその結果、協議どおりで進めていくということで御報告申し上げます。 ◆荒川慎太郎 委員  当会派におきまして意見聴取しましたところ、そもそも質問に対する検討状況というのは、議員おのおのが突き詰めていくものであるのではないかというような意見もありましたが、検討期間が短く済むものもあれば、長期間にわたるものもございますので、一旦制度としてはこの制度があり、議員によってはこの制度を使わずも自分の裁量で検討結果を問い合わせていくというような手法が取れるのであれば、特に差し支えはないのではないかという意見でございました。  手法に関しましては、今日提案されております内容の中で、基本的に答弁を求める質問議員おのおのが選定するというところで差し支えはないかと思っております。 ○福永洋一 副会長  市民連合ですけれども、案のとおり承認することで皆さん方了解されました。 ◆高瀬千鶴子 委員  公明党としましても、この答弁対応につきましては、現在の見直しのとおりでいいかと思っております。 ○原亨 会長  各会派意見を聴取いたしました。ありがとうございました。  それでは、この項目につきましては、ただいまの協議のとおり、報告を求める答弁質問する議員が選定する、報告は約半年ごとに1回のみとすると、以上のとおり決定してよろしいでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 会長  ありがとうございます。  では、そのように決定いたします。  報告につきましては、今定例会における一般質問答弁から報告対象として実施していきたいと思いますが、よろしいでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 会長  では、そのように実施いたします。
     次に、項目②一般質問における時間・回数見直しについてでございますが、今期検討項目として、今回初めての協議になりますので、各会派、御意見をよろしくお願いいたします。 ◆高本一臣 委員  一般質問における時間・回数見直しにつきましてですが、事前資料等も私たちも拝見して協議をさせていただきました。まず、現状を見直すか見直さないかについて検討しました結果、資料5を見ても分かるように、他都市と比べても持ち時間がすごく長過ぎると。それと、現状では、課題にも書いてありましたように、いろいろ取り巻く環境とか、社会情勢が大きく変わっていく中で、1年に1回で一般質問はいいのかどうかという中において、少なくとも最低1回以上は必要ではないか、見直しをすべきだということで、まず一致しました。  では、具体的にどのくらいの時間でどのくらいの回数というのを協議しました結果、少なくとも1年に1回、120分という持ち時間を1人ずつ与えられておりますので、その質は下げてはならないだろう、ただ、回数を2回に分けて、1年に2回、60分ではどうだろうかということで、大方意見は一致しましたので、我が会派としては、見直して、60分の年2回ということで、また、詳細につきましては、この検討会で今後議論していけばいいかなということで、うちの会派はまとまりました。 ◆荒川慎太郎 委員  自民党熊本市議団におきまして、今回の見直しについて検討しましたが、賛成もある一方で、現状で差し支えがないという意見もございまして、会派としての意見の一致というところには至っておりません。まだ引き続きのもろもろ審議が必要かという状況でございます。 ◆西岡誠也 委員  以前は片道90分という時代がありまして、フルに使う人は昼前に終わらんと、こういう時代もありましたけれども、5年くらい前から往復120分ということで整理がされたと思います。  それで、今回見直しについては、年2回の60分ということでうちの会派としてはまとまっておりますので、できればそういう方向で進めてもらいたいと思います。  ただ、例えば傍聴が多かった場合に、その切替えの時、この辺は少し何らかの検討が必要ではないかと思いますけれども、基本的には全国の状況を含めて、60分の2回ということでお願いしたいと思います。 ◆高瀬千鶴子 委員  我が会派としましては、現状のまま120分でいいのではないかという意見で、会派としてはまとまっております。ただ、ほかの会派の皆様の御意見等をしっかり受けながら、それに別に反対するというわけではなく、しっかりまた協議をさせていただければと思っております。 ○原亨 会長  ありがとうございます。  意見の聴取を終えたわけでありますけれども、60分と言われる方、また、120分ということで、大まかなところは60分という意見も多いわけでありますけれども、まだその意見を聞きながらの中で、各会派で最終的には検討したいという旨でありますので、この件に関しては一応持ち帰りをいただいて、継続協議といたしたいと思います。  ただ、こうやって案件が挙がってきておりますので、早目取りまとめをして、また新しい項目も出るでしょうから、先に進むという意味では、公明党さん、そして、自民党市議団さんにおいては、今日の意見を踏まえた中で、早目に結論の統一を見ていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  この件に関しましては、引き続き協議をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、項目3の議会棟セキュリティー強化についてでございますが、この項目今期検討項目として、今回初めての協議になりますので、御意見等をよろしくお願いいたします。 ◆高本一臣 委員  議会棟セキュリティー強化についてですが、いろいろ案も事務局から出していただいています。なかなか費用が厳重にすればするほど結構かかるというのも、こういうふうに出してありますので、まずは常駐の守衛から、それぞれできるだけ来られる方に対しては声かけをしていただいて、できるだけ費用をかけずに、強化についてはその辺のところを気をつけていただいて、そういう不審者というか、ちょっと怪しい方に対しては積極的にお声かけをしていただく形でスタートしていければという意見大方出ましたので、そういう形で進めていけばいいのではないかということで、御報告申し上げておきます。 ◆古川智子 委員  セキュリティーの強化に関しては、昨年高本委員に私も現状報告させていただいてから、こういう話し合いに挙がっていると思います。  資料6で、結構完璧に求めるとすると、かなり費用がかかるといったところが分かりました。私たち会派としては、まずは同じように費用をかけずにといったところとなると、守衛声かけ、あとは、1階のロビー行政棟に通じる通路と議会棟への入り口を少し区切るとか、ロープ、パーテーションといったところを活用しながら、通路は自由に行き来ができるけれども、議会棟に入るところをちょっと狭く環境づくりにすることによって、守衛がそこにいらっしゃって、どちらに御用がありますかという声かけをするといったところから、まずはファーストステップとしてしていただければなと思います。  ただ、それはファーストステップということで、本来ならば、企業とか、大学とか、いろいろな社会的には、大体セキュリティーは、個人のお名前とか、どちらに用があるとか、会社名とか、そういったところを台帳に記入していただくといったところがかなり常識的になっているので、本来はそういったところまでもっていければいいんですけれども、今年度中にできることとしては、まずは環境の整備とお声かけ、どちらに御用がありますかというところだけ、まずは取り組んでいただけないかということで意見が一致しております。 ○福永洋一 副会長  きちっとしたセキュリティーをしてほしいという意見はあるんですけれども、こういった出入口以外何か所もあるという中で、この費用を見た時には、費用対効果からは非常に厳しいのかなと思っています。お話としては、現在いる守衛による声かけということですけれども、古川委員からもあったように、本来であれば、行先なり、出入りの時間をきちんと記入する受付簿をどこかに置いておくべきだという意見があっています。  ただ、それをどこがどういうふうに管理するかといった時に、非常に難しいなというところで、ひとまずできることということで、声かけをしてもらって、どこに御用ですかということで、例えば市民連合ということであれば、事前にアポをとられていますかという確認もしていただければなと思っています。  事前にアポがとれていれば、もう市民連合の福永さんに会いに行きますよという人がいらっしゃったら、どうぞという形のもうちょっと開かれた、厳密に受付簿はもう記入されなくてもいいというような幅を持たせたようなセキュリティーの在り方しか今はできないのかなと思っています。 ◆高瀬千鶴子 委員  我が会派としましても、できるだけ費用はかけないでできる方法はということで話になりまして、福永委員のほうからもありましたけれども、そういう看板を設置するなりして受付簿を置いて、そこに守衛声かけをしていただいて、記入をしていただくというような体制がとれれば、それが一番いいのかなというような意見でまとまりました。 ○原亨 会長  各会派の御意見を聴取いたしました。ありがとうございました。  本職のほうで今の内容取りまとめてみますと、現状でできることということが大原則、経費をかけないという意味合いであるかと思いますけれども、各会派共通して、経費をかけずにできるところから実施していくのはどうかという意見だと思います。  そして、議会棟1階に常駐している守衛に、議会棟への来庁者に対してお声かけをお願いするということでありますし、また、議会棟1階エレベーター前のレイアウトの工夫、今のままだと両方入れるような、どうぞという感じになっていますので、1階正面玄関のレイアウトを考えていただくというようなことです。  そしてまた、それでいくということになりますと、守衛に関しての対応というのがありますので、対応マニュアル的なものを作っていただいて実施してはどうかという意見であったというように取りまとめをさせていただきました。  今日は管財課のほうからも御出席を頂いているかと思いますので、少し御意見があればお聞かせいただきたいと思いますが。         (「その前に」と呼ぶ者あり) ◆西岡誠也 委員  今いろいろ意見ありましたけれども、出入口が4か所あるわけです。今意見が出たのは1か所です。守衛がいるのは1か所ですから、基本的には県あたりは2か所で2か所とも守衛がおります。だから、そこを通っていかなければ議会のほうに入れない。ところが、ここの場合は、1階は守衛はいるけれども、他の入口は誰もおらんわけです。ということは、そこを記入して入れといっても誰もおらんものだから、その辺はかなり厳しいという今のうちの構造上の問題があるわけですから、ここはできるところからというなら、守衛がおるところは徹底していいと思いますけれども、ほかの部分のところは、何らかの方法を考えないと、ちょっと不可能かなという気はしています。 ○原亨 会長  ありがとうございます。  今の御意見の中で、出入口が多いということがあります。そこに完全なセキュリティーということになりますと、また膨大な予算もかかってくるということでもありますので、正面玄関のできるところからして、また、その様子を見ながらの中で、随時また検討しながら、渡り廊下部分ですとか、いろいろなことをまた次の議題として考えていくということで、現状としてはできるところ、つまり1階部分を先ほど取りまとめましたような内容の中で進めさせていただければということでまとめてよろしいでしょうか。         (了 承) ○原亨 会長  それでは、今のことに関して、管財課の方も御出席を頂いているかと思うので、御意見がありましたら、少しお話を頂ければと思います。 ◎宮崎晶兆 管財課長  管財課でございます。ただいま議会棟1階玄関口の守衛声かけ、それからレイアウトの工夫というような今現状でできることについてお話し合いいただきました。我々管財課としても、今のような御意見であれば、現状の中で可能ではないかなと考えております。 ○原亨 会長  ありがとうございます。  では、この件に関しましては、そのような取組から実施することと決定いたしました。  最後に、3点目の議会活性化に関する新たな検討項目についてでございますが、各会派より当検討会における新たな検討項目があれば、お示しいただきたいと思います。 ◆高本一臣 委員  今後の新たな取組については、現時点ではありません。 ◆荒川慎太郎 委員  一部意見が出たところの中で、一般質問ですとか、総括質疑などの議場、また委員会室での答弁を完璧を目指す余りに、事前のすり合わせが若干過剰になって、特に担当課の課長ですとか、そういった部分に時間的な負担がかかったりしているのではないかというような意見がございました。  どこまでを求めるかというところもありますけれども、そういう点も若干御検討いただければと思います。 ○福永洋一 副会長  熊本県議会でも実施されているんですが、本会議資料提供の形では、大型スクリーンを議場の横に設置してあって、議員が求める資料をスクリーンに映し出すというシステムがあるんです。それを導入できないかという意見が出ていますので、これは検討していただければと思っています。 ◆高瀬千鶴子 委員  今回は、うちの園川議員から言われたんですけれども、クールビズ期間中のネクタイ使用について、議場内のノーネクタイというところを今後検討していただけないかということで意見が出ておりました。 ○原亨 会長  ほかに御意見ありますか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 会長  なければ、今3項目が出ましたので、事務方と相談をしながら、新たな項目ということで検討材料として挙げさせていただきたいと思います。  ほかに御意見等がなければ、今後も各会派で何か新しく議題に挙げてほしいということがありましたら、ぜひ挙げていただいて、本来の意味であります議会活性化ということにつながればと思っておりますので、御協力をよろしくお願いいたします。  以上で本日御協議いただく内容は全て終了いたしました。  なお、本日御決定いただきました結果につきましては、次回の議会運営委員会において報告したいと思います。  次回の当検討会の日程等につきましては、改めて御相談をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  ほかになければ、これをもちまして、議会活性化検討会を終わります。                             午後 2時15分 閉会 議会事務局職員    事務局長     富 永 健 之    事務局次長    和 田   仁    総務課長     中 村 清 香    議事課長     池 福 史 弘    調査課長     下錦田 英 夫 出席説明員    管財課長     宮 崎 晶 兆...