熊本市議会 > 2020-03-17 >
令和 2年第 1回総務分科会−03月17日-02号
令和 2年第 1回都市整備委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回経済委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回環境水道委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回厚生委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回教育市民委員会-03月17日-01号
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  1. 熊本市議会 2020-03-17
    令和 2年第 1回教育市民分科会−03月17日-02号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-29
    令和 2年第 1回教育市民分科会-03月17日-02号令和 2年第 1回教育市民分科会               教育市民分科会会議録 開催年月日   令和2年3月17日(火) 開催場所    教育市民委員会室 出席委員    7名         大 石 浩 文 分科会長   田 中 敦 朗 副分科会長         山 本 浩 之 委員     荒 川 慎太郎 委員         浜 田 大 介 委員     紫 垣 正 仁 委員         上 野 美恵子 委員 欠席委員   1名         田 上 辰 也 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(6件)      議第 1号「令和2年度熊本市一般会計予算」中、教育市民分科会関係分      議第 12号「令和2年度熊本市奨学金貸付事業会計予算」      議第 38号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中、教育市民分科会関係分
         議第 40号「熊本市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」中、教育市民分科会関係分      議第 49号「熊本市立学校の教育職員の給与に関する条例及び熊本市立小学校及び中学校の学校栄養職員の休職の特例に関する条例の一部改正について」      議第 114号「町の区域を新たに画すること及び字の廃止について」                             午前10時00分 開会 ○大石浩文 分科会長  皆さん、おはようございます。  ただいまから予算決算委員会教育市民分科会を開会いたします。  なお、田上委員より欠席の届出がありましたので、お知らせいたします。  この際、執行部より発言の申出があっておりますので、これを許可いたします。 ◎石櫃仁美 市民局長  市民局の石櫃でございます。よろしくお願い申し上げます。  本分科会出席者の交代がございますので、報告をさせていただきます。  3月2日付の人事異動によりまして、熊本県警からの派遣職員でございます馬場泰臣が市民生活部首席審議員に着任しておりますので、御紹介をさせていただきます。         〔執行部自己紹介〕 ○大石浩文 分科会長  発言は終わりました。  これより議事に入ります。  今回、当分科会において審査を分担いたします議案は、予算2件、条例3件、その他1件の計6件であります。  それでは、審査の方法についてお諮りいたします。  審査の方法としては、議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大石浩文 分科会長  御異議なしと認め、そのように執り行います。  この際、本職より申し上げます。  本定例会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議を休会とするなど審議日割りの見直しが行われております。  ついては、分科会等における議論におきましても、議事の円滑な運営が図られますよう、執行部におかれては簡潔な説明及び的確な答弁に努めていただくとともに、委員各位におかれましても各議案、ボリュームも多うございます。活発な議論とするためにも、一つ一つの案件については簡潔な質疑に努めていただきますよう御協力お願い申し上げます。  これより議案の審査を行います。  まず、議第1号「令和2年度熊本市一般会計予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎早野貴志 地域政策課長  地域政策課でございます。  議第1号「令和2年度熊本市一般会計予算」中、市民局及び各区役所分について説明いたします。  資料市-1の129ページをお願いいたします。  市民局・令和2年度の当初予算の総括表でございます。  予算額は、総務費、教育費、災害復旧費を含めて、所管予算合計77億6,430万円余でございます。対前年比では17億5,440万円余の増額で、伸び率はプラス29.2%となっております。  増額の主な要因ですが、マイナンバーカードの交付円滑化計画に基づく交付体制強化に係る費用の増や、城南まちづくりセンター複合整備事業の本体建設工事に係る費用が主な要因となっております。  続きまして、下段の債務負担行為をお願いします。  区民課窓口支援業務委託ほか3件について、所要の期間及び限度額の設定をお願いしております。なお、詳細な内容につきましては、後ほど予算内訳の中で説明させていただきます。  続きまして、133ページをお願いします。  今回の当初予算の内訳でございます。主なものにつきまして説明させていただきます。なお、新規事業につきましては、事業名の先頭に星マークを付しております。  まず、文書広報費でございます。オンブズマン事務局ですが、外部から任用しております2名のオンブズマンや専門調査員の報酬、事務管理経費等として2,250万円余を計上しております。  続きまして、その下の戸籍住民基本台帳費でございます。地域政策課、6の区民課窓口業務支援経費1,210万円を計上しております。これはこれまで別々に実施していた1の郵便請求業務及びレジ業務委託経費と5の窓口サービス向上経費の委託業務を、それぞれの契約期間が満了する来年度、人員確保やコスト削減のため統合するものでございます。なお、これらに伴う債務負担行為につきましては、令和3年度から令和5年度まで、限度額1億8,060万円を計上しております。  次に、7の新規事業として、戸籍システム改修経費1,240万円を計上しております。後ほど補足資料にて説明させていただきます。  続きまして、134ページをお願いします。  住居表示整備経費でございます。地域政策課、1の住居表示整備経費1,050万円を計上しております。これは来年度の中央区世安町、十禅寺町の住居表示実施に向け、街区確定のための個別調査や新しい住居表示板を作成するための委託経費を計上しております。なお、住居表示の実施については、関連議案として本分科会に上程しておりますので、後ほど説明させていただきます。  続きまして、社会生活総務費でございます。生活安全課、1の防犯団体助成3,050万円余を計上しております。これは各校区防犯協会等への運営補助金と防犯ベストの配付に係る経費でございます。5の客引き行為等対策事業2,120万円を計上しております。これは客引き行為等の対策に係る巡回指導員経費でございます。  続きまして、135ページをお願いします。  男女共同参画課、6の女性の活躍推進事業160万円余を計上しております。これは女性の活躍推進に向けたアイデアや子育て優良企業の取組事例発表会の開催経費や、3年に1回実施している企業の意識実態調査に係る経費を計上しております。  中段の人権推進総室でございます。1の人権啓発経費1,460万円余を計上しております。これは様々な人権課題の啓発のため、講演会や映画会等を開催しております熊本市人権啓発市民協議会に対する運営助成や人権の啓発経費を計上しているところでございます。  続きまして、136ページをお願いします。  交通安全対策費でございます。生活安全課、2の交通指導員経費1,450万円余を計上しております。これは地域での交通安全活動に従事している交通指導員経費でございます。  続きまして、中段、青少年育成費でございます。生涯学習課、2の校区青少年健全育成助成として600万円余を計上しております。これは90校区の青少年健全育成協議会等の活動支援経費でございます。  6の成人式経費として、式典開催や警備等に係る経費770万円余を計上しております。  続きまして、137ページをお願いします。  自治振興費でございます。地域活動推進課、1町内自治振興育成経費2億7,080万円を計上しております。これは町内自治会に対する活動経費や町内防犯灯の維持管理及びLED機器への取替え経費に対する助成等のための経費でございます。  6の地域コミュニティセンター運営経費2億5,960万円余を計上しております。これは市内75か所の地域コミュニティセンターにおける指定管理料と維持管理経費でございます。また、債務負担行為については、令和3年度から令和4年度までの追加分として、限度額1,050万円を計上しております。なお、指定管理料につきましては見直しを行っておりますので、後ほど補足資料にて担当課長より説明させていただきます。  続きまして、138ページ中段をお願いいたします。  区政推進費でございます。地域政策課、3のマイナンバー制度推進事業7億8,860万円余を計上しております。これは来年度大幅に増加が予想されますマイナンバーカードの受付交付業務を円滑に実施するため、申請や交付体制の強化、企業等への出張申請に係る経費、またマイキーID設定支援に係る経費などとなっております。  次に、下段の地域政策課、各区総務企画課、1の区のまちづくり推進経費でございます。その中の⑥地域政策課1,500万円を計上しております。これはまちづくりを活性化するための広報を行うための経費でございます。  なお、区役所のまちづくり推進経費、139ページからの復興支援自治推進経費の詳細につきましては、この後、各区から説明させていただきます。 ◎岡村公輝 中央区首席審議員兼総務企画課長  中央区総務企画課岡村でございます。  同じく資料138ページ下段及び139ページ上段をお願いいたします。  まず、区のまちづくり推進経費としまして各区1,700万円、次ページ上段、各区復興支援自治推進経費としまして各区1,000万円を計上しております。両経費につきましては、後ほど補足資料を用いて各区から説明いたします。  続きまして、まちづくり推進経費復興支援自治推進経費を除く中央区の経費として、139ページの中段になりますが、総額3億9,327万円を計上しております。主なものとしまして、1の中央区施設整備経費として2億4,170万円を計上しております。これは五福交流室特定天井耐震改修工事や大江交流室外壁他建築中規模改修工事など施設の改修経費でございます。  3の白川公園内複合施設等管理運営経費の1億660万円余につきましては、白川公園内複合施設等に係る指定管理料を計上しております。  以上よろしくお願いいたします。 ◎河野宏始 東区首席審議員兼総務企画課長  東区総務企画課でございます。  下段の方になりますが、東区としまして総額1億2,289万9,000円を計上しております。  東区施設整備経費としまして2,190万円を計上しております。これは秋津まちづくりセンター防災設備改修でございますとか託麻まちづくりセンター建築中規模等の改修工事に伴います設計業務委託などの経費でございます。  そのほか、東区役所に加え、まちづくりセンターの管理経費を計上しております。  よろしくお願いいたします。 ◎田尻光生 西区総務企画課長  西区総務企画課田尻でございます。  次の西区総務企画課をお願いします。  総額2億4,724万円余を計上しております。  主なものを説明いたします。  1番の西区施設整備経費1億4,300万円余は、前年設計しました西部公民館の特定天井を耐震構造に改修するための工事、花園まちづくりセンターの外壁の補修工事、河内公民館の外灯設備改修工事等でございます。  よろしくお願いします。 ◎藤本和弘 南区首席審議員兼総務企画課長  南区総務企画課でございます。  資料は同じく140ページ中段をお願いいたします。  南区役所分として、総額12億550万円余を計上いたしております。  主なものは、1の南区施設整備経費のうち、①城南まちづくりセンター複合施設整備事業に係る経費でございます。こちらは後ほど改めて御説明申し上げます。  併せまして債務負担でございますが、火の君文化ホール大規模改修設計業務委託及び城南まちづくりセンター解体工事の2件について、記載のとおり計上しております。  以上でございます。 ◎中川和徳 北区総務企画課長  北区総務企画課でございます。  資料は同じく140ページ下段の方になります。  北区役所分といたしまして、総額3億4,900万円余を計上いたしております。  内容といたしましては、北区管内の施設整備経費及び管理経費でございます。  北区施設整備経費1億8,700万円の主なものといたしまして、植木文化センター舞台音響設備改修工事及び龍田まちづくりセンター正面玄関駐車場整備等々がございます。  また、施設の耐震化につきまして、北区役所におきましては耐震改修に必要な調査及び基本計画の策定業務委託を行うことといたしております。  説明は以上でございます。 ◎早野貴志 地域政策課長  続きまして、141ページをお願いいたします。  中段の公民館費でございます。  生涯学習課、1の一般管理経費として1億9,690万円余を計上しております。これは公設公民館18館に配置する会計年度任用職員の報酬等でございます。  下段、総務費災害復旧経費でございます。地域活動推進課、熊本地震関連として、1、地域コミュニティ施設等再建支援経費7,000万円を計上しております。これは神社や御堂など、地域コミュニティの拠点施設等の復旧工事に対する助成等の経費でございます。  令和2年度の当初予算説明は以上となります。 ◎岡村公輝 中央区首席審議員兼総務企画課長  中央区総務企画課でございます。  資料02、補足①をお願いいたします。各区におけるまちづくりの取組についての資料を用いて御説明いたします。  1ページの中央区をお願いいたします。  中央区でのまちづくりの取組としまして、まちづくり推進経費1,700万円、並びに復興支援自治推進経費1,000万円を計上しておりますが、各経費から1事業ずつ御説明いたします。  初めに、まちづくり推進事業として、新規事業となりますナンバー15、中学生と乳幼児の交流事業でございます。中学生を対象に、乳幼児とその保護者や地域との交流会を開催し、妊婦体験や赤ちゃん人形のだっこ体験を通して命の大切さや妊婦出産について正しい知識を学んでもらい、将来の児童虐待防止や育児不安の解消を図るとともに地域とのつながりを目指すものでございます。  次に、復興支援自治推進経費として、ナンバー9、災害公営住宅入居者交流支援事業でございます。今年度、中央区内では2か所の災害公営住宅が完成し、入居者と地域住民の交流会を開催してきましたが、令和2年度も引き続き開催し、入居者の孤立化を防ぎ、お互いに支え合う地域コミュニティの形成となるような支援を行ってまいります。  以上、簡単でございますが、令和2年度の中央区まちづくりの取組でございます。 ◎河野宏始 東区首席審議員兼総務企画課長  東区総務企画課でございます。  次のページの東区をお願いいたします。  東区のまちづくりの取組としまして、目指す区の姿、基本方針、それと重点的取組については記載のとおりでございます。
     中央区と同様に、まちづくり推進経費1,700万円、復興支援自治推進経費1,000万円をお願いしているものでございます。  東区まちづくり推進経費でございますが、地域活動理解促進事業を初めとし18事業、そのうち新規事業としては、校区防災関係者を対象としたスキルアップ講座や交流会、マッチングイベントの開催等により、災害時等で活動できる人材のスキルアップと地域災害対応力の強化を図ります6番に記載しております防災スキルアップ事業を初め3事業を計上しております。  また、東区復興支援自治推進経費では、復興版地域コミュニティづくり支援補助金を初めとし7事業、そのうち新規事業として、被災した住民がそれぞれの立場で被災当時の状況や思いを伝え合い、そこから見えた課題整理、記録、熊本地震の経験と教訓を未来へつなぐことで地域防災力の向上を図ります4番に記載しております熊本地震の記憶を未来へ紡ぐプロジェクトを初めとし2事業を計上しております。  以上、東区関係予算でございます。よろしくお願いいたします。 ◎田尻光生 西区総務企画課長  西区総務企画課でございます。  次の西区の資料にて説明させていただきます。  区のまちづくり推進経費として1,700万円、各区復興支援自治推進経費として1,000万円を計上しております。  まず、まちづくり推進経費として、4番の大学連携まちづくり推進経費は、東海大学、崇城大学、熊本学園大学と連携して、地域の魅力発信や地域課題の解決等に取り組むもので、金峰山の魅力発信として田んぼウオーク、みかん狩り、みかんカクテルや地元料理の提供等を行い、情報発信するものでございます。  次に、9番の復興支援自治推進経費について説明いたします。  防災リーダー養成講座として、校区防災連絡会役員等を対象とした防災研修会、また前年に引き続き、小学生を対象とした体験型防災教室を学校と連携して開催するものでございます。  よろしくお願いします。 ◎藤本和弘 南区首席審議員兼総務企画課長  南区総務企画課でございます。  資料は次のページでございます。  1の南区まちづくり推進経費は全17事業でございます。表の右側中段になりますが、エリア特性を生かしたまちづくりの推進として、管内6まちづくりセンターが取り組む地域ごとの12事業を実施いたします。  次に、2の南区復興支援自治推進経費ですが、こちらは全8事業でございます。主なものとしましては、災害公営住宅入居者を対象としました交流支援経費や、地域のにぎわい創出を目的としました復興賑わいづくり支援助成経費等をお願いしております。 ◎中川和徳 北区総務企画課長  北区総務企画課でございます。  次のページをお願いいたします。  令和2年度北区まちづくりの取組について御説明いたします。  予算要求額は、ほかの区と同様、まちづくり推進経費1,700万円、復興支援自治推進経費1,000万円を計上いたしております。  まちづくり推進経費では、新たな取組といたしまして、4番、北区安全・安心プロジェクトにおきまして、学生の交通安全意識を高めるため交通事故疑似体験型のイベントを開催しますほか、全8事業に取り組むことといたしております。  また、復興支援自治推進経費では、1番の北区の防災情報と災害時に必要なノウハウなどを掲載した北区防災ブックを作成します地域コミュニティ形成・強化支援経費を初めといたしました5事業に取り組むことといたしております。  以上が北区まちづくりの取組でございます。 ◎早野貴志 地域政策課長  地域政策課でございます。  戸籍システム改修経費につきまして補足説明いたします。  補足の②をお願いいたします。  1の概要でございますが、令和元年5月、戸籍法及び番号法等の一部改正に伴い、令和6年度よりマイナンバーカードを活用し、戸籍情報を全国の自治体でも照会できる新システムの運用が見込まれております。そのため、令和5年度までに戸籍システムの改修が必要となることから、令和2年度から順次改修を行うものでございます。  次に、2の戸籍事務におけるマイナンバー制度の活用ですが、これにより婚姻や社会保障関連の手続の際に戸籍証明書の添付が不要になり、またパスポート取得手続の際に必要な戸籍謄本等が本籍地以外の市町村でも取得可能となります。資料中段は婚姻の際のイメージ図でございます。  次に、3、令和2年度のシステムの主な改修内容ですが、①国が示しております文字コード及びフォントが使用できるよう、また②国外転出者もマイナンバーカードを利用できるよう改修を行うものでございます。要求額は1,240万円となっております。  4の今後のスケジュールでございますが、令和4年度までシステムを改修し、令和5年度に連携テスト、令和6年度の運用開始を予定しております。  説明は以上でございます。 ◎伊東達也 首席審議員兼地域活動推進課長  地域活動推進課でございます。  補足③地域コミュニティセンターの指定管理料の見直しについて御説明いたします。  指定管理者制度導入時から一律240万円となっておりました指定管理料について、各施設の実情に沿った方法で算出いたしまして、利便性の向上と適正な管理運営を行うものでございます。  1の人件費につきましては、県の最低賃金を基に開館時間と標準開館日数により算出いたしております。  また、2、各施設の収支・決算状況を基に個別に積算させていただいたところでございます。  図にありますように、人件費あるいは光熱費などの管理運営に必要な経費に対しまして、収入は指定管理料や利用料金収入で賄うわけでございますが、不足部分が発生する施設については増額による見直しを実施するものでございます。  さらに、3のこれまで積算されていなかった小規模修繕について、全ての施設に1施設当たり10万円を概算払いとしまして、年度末に精算することといたしたところでございます。  その結果、指定管理料は収支均衡で据置きですが修繕費が加算され250万円となる施設が42施設、指定管理料、修繕費ともに増額される施設が32施設で、記載の指定管理料のとおりとなっているところでございます。  3の今後の取組についてですが、まず見直し後の各施設の運営状況等を指定管理期間であります今後3年間で検証していくこととしておりまして、利用増などの経営改善に向けた取組や開館時間、事務管理員の配置など、効率的な運営体制の見直しに向けた取組について、地域とともに検討してまいりたいというふうに考えております。  説明は以上です。 ◎高濱辰也 城南まちづくりセンター所長  城南まちづくりセンターでございます。  補足④の資料によりまして、城南まちづくりセンター複合施設整備事業の当初予算事業費、並びに今後のスケジュール等について御説明させていただきます。  本事業は、昨年6月の補正予算において本体建築工事等の御承認をいただきまして、現在工事を進めているところでございます。  今回、令和2年度当初予算においては、1の事業費についての表に記載しておりますように、6月補正予算で債務負担行為を設定した工事費及び委託料の令和2年度支払い分と、本体工事完了後実施いたします旧庁舎解体工事費と外構工事費、それから新庁舎の供用開始に必要な備品購入費や移転費等の経費として総額8億1,800万円を計上いたしました。また、解体工事については、期間を令和3年度、限度額を1億7,800万円とした債務負担行為を設定しております。  解体工事と外構工事の実施設計が固まり、今回の予算計上によりまして、表にまとめておりますように、全体の事業費は約15億円となる見込みでございます。  次に、今回予算計上しております解体工事と外構工事について御説明いたします。  まず、2の解体工事についてですが、旧中央公民館を例に比較した場合、杭抜き工事、山留め工事、また敷地の切下げ等の要因によりまして約1億3,000万円程度の影響が生じてきておりまして、約3億円の見積りとなったところです。特に杭抜き工事においては、くいの径、くいの長さ、また工法の違いによりました影響が大きくなっているところでございます。  次に、2ページ目になりますが、3の外構工事についてですが、新庁舎周りの北側外構工事と解体後実施予定の南側外構工事、合わせて約1億4,000万円の見積りとなりました。昨年、完成しております白川公園複合施設を例に比較した場合ですが、構内舗装面積の違い、また段差解消のためのスロープ、また階段の設置工事などの要因によりまして5,000万円程度の影響が生じているところでございます。  最後に、4番の今後のスケジュールですが、本体工事は本年11月、工事完了の後、完了検査などの手続を経まして、12月中の竣工を目指しております。引渡し後、情報機器工事、また備品搬入等の開所に向けた準備期間を経まして、速やかに供用開始をしたいと考えております。  また、令和3年3月から旧庁舎解体工事と南側外構工事を実施いたしまして、令和4年3月までに全ての工事を完了する見込みでございます。  説明は以上でございます。 ◎福島慎一 教育政策課長  教育政策課でございます。  資料は教-1をお願いいたします。  議第1号「令和2年度熊本市一般会計予算」中、教育委員会事務局所管分について御説明いたします。  145ページをお願いいたします。  教育委員会事務局・令和2年度当初予算総括表、1、一般会計歳出を御覧いただきたいと思います。  教育委員会事務局が所管します款、教育費としまして、表の2行目にありますように608億2,811万7,000円を計上しており、前年度と比較しまして52億7,399万1,000円の増額となっております。  146ページをお願いいたします。  教育委員会が所管します款、災害復旧費につきましては1億7,620万円を計上しており、昨年度と比較しまして23億1,060万円の減額となっております。  これにより、教育委員会事務局が所管する当初予算としましては、上段の表、5段目のとおり610億431万7,000円で、昨年度と比較しまして29億6,339万1,000円の増額となっております。  次に、債務負担行為でございますが、中段の表を御覧いただきたいと思います。  令和2年度当初予算に計上している事業のうち、機器の借り上げや施設の整備など、複数年度にわたる契約を行うため7件の債務負担行為の設定を計上しておりまして、限度額の合計は14億1,706万6,000円でございます。主なものにつきましては、後ほど御説明させていただきます。  149ページをお願いいたします。  ここからは、款項目、所属別に各事業の内容を記載しておりますので、主なものを御説明いたします。  項、教育総務費、目、教育総務費の教育政策課の8番、高校改革関連経費といたしまして1,000万円を計上しております。市立高校と専門学校の改革につきましては、3月末に検討委員会から改革の方向性につきまして答申をいただく予定となっております。これを受けまして、来年度、市としての基本計画を策定するための業務委託費として850万円、また市立高校の生徒と教員を対象としました早稲田大学による研修経費として150万円を計上しております。  続きまして、150ページをお願いいたします。  学務課の12、学校車両購入経費は、小中学校で伐採後の樹木や荷物の運搬などに使用している軽トラックの買換え経費でございます。現在、中央、東、西、南、北の5つの地区に1台ずつ配置し、各学校で共有して使用しておりますが、そのうち1台が走行距離12万キロを超えまして、購入から一定期間を経過したため買い換えるものでございます。車両購入費のほか自賠責保険料、重量税合わせて99万円を計上しております。  152ページをお願いいたします。  教職員課の14、教育の情報化推進経費につきましては、これは小中学校におきますICT環境の整備とICTを活用した学習の推進に係る経費でございます。2018年にスタートしましたタブレット端末の整備は、令和2年度中に中学校に拡充し、全ての小中学校での整備が完了することとなります。また、ICTを活用した学習を推進するため、使用方法、成果、課題及び改善方法等を研究いたします。さらに、令和2年度、小学校でプログラミング教育が必修化されることにつきまして、プログラミングに関する教材の購入経費を計上するなど、9億410万円を計上しております。  同じページの下、総合支援課の1、いじめ・不登校対策経費としまして2,280万円を計上しております。いじめ、不登校等への対策としましては、心のサポート相談員やユア・フレンドを学校へ派遣するとともに、引き続き平成30年度から実施しておりますSNSを活用したいじめ相談を実施する経費を計上しております。  また、3、スクールソーシャルワーカー配置事業についてですが、平成30年度から、不登校対策としまして、2つの中学校に対しまして、スクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラー、不登校対策サポーターを重点的に配置しまして不登校対策を推進しているところです。令和2年度もこの取組を継続することとしておりますが、スクールソーシャルワーカーを活動の拠点となる学校に配置する体制を取り、本年同様の10人体制で活動するための経費を計上しております。  次に、4、スクールカウンセラー配置事業につきましては3,529万4,000円を計上しておりますが、引き続き全ての中学校を拠点中学校としてスクールカウンセラーを配置し、全小中学校に対応できる体制を整えますとともに、活動時間も拡充したいと考えております。また、スクールソーシャルワーカーと同様、2つの中学校区において重点的に活動するための時間も確保したいと考えております。  なお、熊本地震に伴います児童・生徒の心のケアにつきましては、熊本地震関連、5、スクールカウンセラー配置事業としまして1,330万6,000円を計上しております。令和2年度も児童・生徒の調査を行いながら、必要な心のケアを行ってまいります。  153ページをお願いいたします。  指導課の4、高校改革関連経費(指導課)として、市立高校の入学願書ウェブ出願システム委託料140万円を計上しております。これは現在、各中学校で入学願書と入学考査手数料を取りまとめ各市立高校に提出しておりますが、これを各生徒や保護者が直接ウェブ上で手続できるようにし、中学校や市立高校におきます教職員の負担軽減を図るものでございます。  続きまして、健康教育課の2、特支・給食管理経費としまして74万6,000円を計上しております。令和2年4月に開校いたします特別支援学校の小中学部あおば支援学校の給食室で使用します消耗品や備品の購入、廃棄物の収集運搬委託経費等を計上しております。  続きまして、155ページをお願いいたします。  項、小学校費、目、学校管理費の学務課の6、旧スプリアス規格製品更新経費としまして640万円を計上しております。無線設備規則の改正に伴いまして、旧規格のワイヤレスマイクやトランシーバー等の無線機器が令和4年11月末で使用できるなくなることから、学校が保有します機器を新規格のものに更新するものでございます。事前に更新対象機器の調査を実施しましたところ、小中学校などにおける対象機器の数が約350本あり、その更新経費としまして合計990万円計上しております。  156ページをお願いいたします。  健康教育課の6、紙パック処分経費としまして576万7,000円を計上しております。これまで学校給食で提供している牛乳の紙パックは、児童・生徒が飲んだ後、牛乳提供業者が無償で回収し、製紙業者と連携の上、リサイクル処分をしておりましたが、食品衛生法などの改正によりまして、牛乳提供業者から回収できなくなるとのことから、今回指定の業者に収集運搬を委託するための経費を計上しております。当該経費は、このほか中学校費に270万7,000円、幼稚園費に2万6,000円、合計850万円を計上しております。  157ページをお願いいたします。  目、学校建設費の施設課の1、義務教育施設整備事業として15億2,500万円を計上しております。主な内容としまして、田迎南小学校、隈庄小学校校舎におきます増築工事等に12億2,749万7,000円、教室不足解消のためのプレハブ教室の経費等に2億9,750万3,000円を計上しております。併せて必要となります債務負担行為3億6,301万円を追加するものでございます。  続きまして、2、学校施設長寿命化関連経費につきましては1億7,410万円を計上しておりますが、これは池田小学校の体育館とプールの合築に係る設計、西原小学校体育館の長寿命化に係る設計、白川小学校の校舎改築に係る設計経費などを計上しておりまして、必要となります債務負担行為3,682万円を追加するものでございます。  160ページをお願いいたします。  項、中学校費の目、学校建設費、施設課の1、義務教育施設整備事業は7億9,760万円を計上しておりますが、主な内訳としましては、二岡中学校体育館の増改築工事、鹿南中の大規模改修などに5億9,268万7,000円、教室不足解消のためのプレハブ教室の経費としまして2億491万3,000円を計上しております。併せて必要となります債務負担行為4,760万円を追加するものでございます。  次の2、学校施設長寿命化関連経費は5億5,850万円を計上しております。主な内容は、城西中学校体育館増築工事、帯山中学校校舎改築設計、花陵中体育館増改築設計等でございます。併せて必要となります債務負担行為5億4,801万円を追加するものでございます。  161ページをお願いいたします。  項、高等学校費、目、学校管理費の学務課の13、千原台高校野球トイレ全面改修経費としまして1,500万円を計上しておりますが、これは千原台高校の野球のトイレの老朽化が著しく、排水があふれ出すなど衛生上の問題がありまして、また併せて男性用と女性用に分かれていないことから全面改修を実施するものでございます。  飛びまして、163ページをお願いいたします。  項、幼稚園費、目、幼稚園管理費の健康教育課の3、給食管理経費(政策)は117万円を計上しております。これは令和元年10月から幼児教育が無償化されましたが、給食費につきましては、年収360万円未満の世帯の子供と、園に在籍している子供が第3子以降の場合はおかずなどの副食費が徴収免除となりましたことに伴いまして、市立隈庄幼稚園におきまして対象者の副食費を補填するための経費でございます。  165ページをお願いいたします。  項、社会教育費、目、青少年教育費、青少年教育課の4、児童育成クラブ管理運営経費としまして9億5,970万円を計上しておりますが、これは約510名の支援員報酬など、公営80クラブの運営経費や民営15クラブに対する補助金等でございます。令和2年度は、公営の全クラブに主任支援員を配置することで、より円滑なクラブの運営を目指します。併せて時給制の支援員の一部を月給制に移行しまして、収入を安定させるなど、安定的な人材確保を図るとともに、全てのクラブにパソコンを配備し、緊急連絡の迅速化や事務処理の効率化を行ってまいります。  次に、9、学校外教育推進経費でございますが、フリースクールなど学校外教育の担い手と連携しまして、子供の多様な生き方の支援につなげるためのフォーラムや地域教育力向上のためのセミナーを開催する経費など、80万円を新規計上しております。  10、金峰山少年自然の家関連経費につきましては、金峰山少年自然の家の再建に向けました基本計画の策定経費や既存施設の解体設計費など、合計1,690万円を計上しております。  166ページをお願いいたします。  目、図書館費の教育政策課の4、図書館管理運営経費(政策)につきましては、図書管理システムの経費としまして9,469万8,000円、図書資料の購入費としまして6,605万1,000円を計上するほか、図書館司書34名の雇用に係る経費など、合計2億3,630万円を計上しております。  目、博物館費の教育政策課の7、特別展等開催経費につきましては3,070万円を計上しておりますが、これは令和2年度、有料で観覧いただく特別展を2本、また学芸員の調査研究を基に開催します企画展などを4本、計6本の開催のための経費でございます。  続きまして、8、博物館施設整備経費についてですが、これは熊本博物館の屋根及び外壁改修工事等の経費としまして1億4,220万円計上しております。このうち、博物館の屋根や外壁改修に係る経費としましては、工期を12か月と予定しておりまして令和3年度までかかることから、令和2年度の予算として1億4,160万円、令和3年度の債務負担行為としまして、限度額2億1,240万円の合計3億5,400万円を計上しております。なお、改修工事は会館運営を行いながら実施いたします。  167ページをお願いいたします。  項、保健体育費、目、保健体育総務費の健康教育課の6、学校給食費等管理経費としまして33億2,360万円を計上しております。これは令和2年度から学校給食費を公会計化することで、これまで学校で担ってきました徴収や支払いなどの業務を市が担当することとなり、これに伴う経費でございます。内訳としましては、学校給食用食材費32億3,473万円に加えまして、徴収管理や食材発注のシステム運用、給食申込書や納付書などの作成に係る経費などを計上しております。
     168ページをお願いします。  15、学校プール再編検討経費としまして50万円を計上しております。これは少子化や学校施設の老朽化によりまして学校施設のマネジメントが課題となる中、学校プールにつきまして、複数校での共同利用や民間のスイミングスクール等の活用などについて検討するため、先進地の視察経費を計上しております。  続きまして、款、災害復旧費、項、熊本地震災害復旧費、目、教育費災害復旧経費でございますが、施設課の1、小学校施設災害復旧経費としまして4,250万円を計上しております。これは熊本地震で被災しました飽田西小学校の校舎の建て替えに当たりまして、プレハブを建築していた運動の復旧工事に関する経費でございます。  2、中学校施設災害復旧経費、3、高等学校施設災害復旧経費も同様でございますが、東野中学校、必由館高校の運動の復旧工事に関する経費を計上しております。  以上が「令和2年度熊本市一般会計予算」中、教育委員会事務局所管分でございます。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○大石浩文 分科会長  次に、議第12号「令和2年度熊本市奨学金貸付事業会計予算」についての説明を求めます。 ◎福島慎一 教育政策課長  教育政策課でございます。  議第12号「令和2年度熊本市奨学金貸付事業会計予算」について御説明いたします。  資料は146ページをお願いいたします。  下段の表を御覧ください。  2、特別会計の奨学金貸付事業会計でございますが、予算額は歳入歳出同額の1億1,810万円を計上しております。また、貸付けに際しましては、対象者が学校を卒業するまで継続的に貸し付ける必要がありますことから、令和7年度までを期間としまして、限度額が1億4,030万円の債務負担行為の設定を計上しております。  かなりページが飛びますが、171ページをお願いいたします。  歳出の目、奨学金貸付事業費としまして1億530万2,000円を計上しております。本事業は、経済的に就学困難な生徒、学生を対象としまして、奨学金の貸付けを実施するものでございます。貸付金は、高校、大学などの継続分野、新規貸付分の合計としまして1億円を計上しております。また、その他事務費としまして、消耗品費や郵送料、システム経費、返還相談員の雇用経費など530万2,000円を計上しております。  以上が「令和2年度熊本市奨学金貸付事業会計予算」でございます。御審議よろしくお願いいたします。 ○大石浩文 分科会長  次に、議第38号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎渡部秀和 生涯学習課長  生涯学習課でございます。  資料は、共通1をお願いいたします。  議第38号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」、市民局関係の部分を御説明申し上げます。  まず、本文中、上から3行目、別表1、47の項に規定されております市民局指定管理者候補者選定委員会の名称を、令和2年度からの組織改編に伴いまして、文化市民局指定管理者候補選定委員会に変更するものでございます。  次ページをお願いいたします。  中ほどの別表5の表中、「8の項を削り」について御説明申し上げます。  別表5の8項に規定しております熊本市生涯学習指針策定委員会につきましては、熊本市生涯学習推進計画を策定するために設置した委員会でございましたので、その設置目的を達成しましたことから削除するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ◎福島慎一 教育政策課長  教育政策課でございます。  議第38号のうち、教育委員会所管分について御説明いたします。  資料は同じものでございます。  教育委員会に係ります改正内容としまして、熊本市学校給食調理等業務委託評価委員会を廃止し、熊本市体罰等審議会及び熊本市学校給食運営協議会を設置するものでございます。  8ページを御覧いただきたいと思います。  中段の表10、熊本市体罰等審議会につきましては、市立学校におきます体罰等の認定及び防止のため、必要な事項を審議するための附属機関として新たに設置するものでございます。  また、11、熊本市学校給食運営協議会につきましては、来年度から学校給食を公会計化するに当たりまして、今回廃止します熊本市学校給食調理等業務委託評価委員会、別表5の表中、1の項でございますが、既存の懇談会でございます学校給食運営検討委員会を統合しまして新たに設置するものでございます。  以上が教育委員会に係る改正内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○大石浩文 分科会長  次に、議第40号「熊本市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎中村順浩 健康教育課長  健康教育課でございます。  資料教-2、11ページでございます。  議第40号「熊本市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」御説明いたします。  本条例は、さきに説明がありました熊本市附属機関設置条例の一部を改正する条例において、熊本市学校給食調理等業務委託評価委員会を廃止・統合するに当たりまして、その報酬に関する規定も同様に廃止するものでございます。  なお、新設する予定の熊本市学校給食運営協議会の報酬につきましては、条例の附属機関の委員等の報酬に関する既存の規定がございますので、その規定に倣うこととしております。その報酬額は、従来と同様に1万円となっております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○大石浩文 分科会長  次に、議第49号「熊本市立学校の教育職員の給与に関する条例及び熊本市立小学校及び中学校の学校栄養職員の休職の特例に関する条例の一部改正について」の説明を求めます。 ◎岩崎高児 教職員課長  教職員課でございます。  資料は教-3をお願いいたします。  議第49号「熊本市立学校の教育職員の給与に関する条例及び熊本市立小学校及び中学校の学校栄養職員の休職の特例に関する条例の一部改正について」、御説明申し上げます。  まず、熊本市立学校の教育職員の給与に関する条例の改正趣旨でございますけれども、第1に来年度4月1日、あおば支援学校の開校に伴いまして、特別支援学校にも新たに栄養教諭を配置しますことから、この条例の適用対象である職員に特別支援学校の栄養教諭を追加いたしまして、教諭や養護教諭、そしてそのほかの講師の栄養教諭と同じく教育職員給料表を適用することとするものでございます。  第2に、この条例の適用対象となる職員と位置づけました特別支援学校の栄養教諭の職務の級を教諭や養護教諭、そしてその他の講師の栄養教諭と同じく2級に格付できるよう、等級別職務給与表に規定するものでございます。  施行日につきましては、あおば支援学校の開校日に合わせまして、令和2年4月1日としております。  次に、学校栄養職員の休職の特例に関する条例改正の趣旨でございますけれども、あおば支援学校の開校に伴いまして、特別支援学校にも学校栄養職員を配置する可能性が今後ありますことから、小中学校の学校栄養職員との処遇の均衡上、特別支援学校の学校栄養職員についても特例条例の対象とするため、特例条例が適用される学校栄養職員の勤務講師を拡大するものでございます。  それから、形式的な整備になりますけれども、法律の立法例を参考といたしまして、学校栄養職員の定義をより適切なものにするため、参考例の法律名を変えております。  施行日につきましては、あおば支援学校の開校日に合わせまして、令和2年4月1日としております。  御説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○大石浩文 分科会長  次に、議第114号「町の区域を新たに画すること及び字の廃止について」の説明を求めます。 ◎早野貴志 地域政策課長  資料の市-2、93ページをお願いいたします。  議第114号「町の区域を新たに画すること及び字の廃止について」説明いたします。  中央区世安町、十禅寺町の第47次住居表示実施に伴い、市の区域内の町の区域を新たに画し、及びこれに係る字の区域を廃止するため、地方自治法第260条第1項の規定に基づき市議会の議決を求めるものでございます。  資料の94ページ、別図1、現町界町名図を御覧ください。  これは世安町と十禅寺町の現在の町の町界を示した図でございます。  続きまして、資料95ページの別図2、新町界町名図を御覧ください。  これは住居表示実施後の新しい町の境界を示した図でございます。現町名区域、世安町の一部を世安町1丁目、2丁目、3丁目へ、世安町の一部と十禅寺町を十禅寺4丁目へ変更するものでございます。  説明は以上でございます。 ○大石浩文 分科会長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  分担議案について、質疑及び意見をお願いいたします。 ◆山本浩之 委員  おはようございます。  136ページなんですけれども、一般会計当初予算の市民局の分です。  上から6項目めの繁華街等安心安全パトロール・交通事故相談経費の874万円に関して、ちょっと質問させていただきます。  まず3つありまして、誰に幾ら報酬があるのかと、あと誰がパトロールされているのか、そしてパトロール場所。もう一つは客引き行為等の対策事業との連携はあるのでしょうか、それを教えてください。お願いします。 ◎寺崎真治 首席審議員兼生活安全課長  生活安全課でございます。  繁華街の安全安心パトロール経費につきましては、現在パトロール指導員、県警OBを非常勤職員として3人雇用しております経費でございます。  主な業務としましては、上通り、下通り、いわゆる中心繁華街を、交通安全パトロールとしまして自転車の乗り入れ禁止、または歩きたばこの禁止、ポイ捨て禁止等につきまして街頭で指導しているところでございます。  それから、客引き行為等の指導員との連携についてでございますけれども、巡回範囲が一緒でございます。時間的には繁華街安全安心パトロールにつきましては午前7時半から夜の10時まで、時間帯はパターン化しまして、それぞれ日ごとに時間を変えてパトロールしております。客引き行為の巡回指導員につきましては、時間的には18時から25時までの勤務時間でございます。夜の時間になりますと重なる部分もありますので、一緒に中心市街地における安全安心を連携しながら進めさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ◆山本浩之 委員  期待しておりますので頑張ってください。お願いします。 ○大石浩文 分科会長  ほかにありませんか。 ◆荒川慎太郎 委員  今の市民局の分、同じページの成人式経費についてお尋ねいたします。  今回、774万円余が計上されておりますけれども、昨年の予算に比べますと約120万円ほど増額となっております。この増額の理由を教えていただけますでしょうか。 ◎渡部秀和 生涯学習課長  生涯学習課でございます。  前年度予算より成人式経費の方が120万円余増えているという御質問でございます。  主な要因としましては、まず会場が熊本市体育館から熊本城ホールに移りましたことで、警備経費の増額が要因でございます。昨年、おととしは、体育館の場合には46名の警備員を配置しておりましたけれども、それが79名に増えたというところ、その要因としましては、中心街のところで当然バス専用道路なんかが走っておりますので、そういったところの警備に必要、あるいは熊本城ホールの建物内での警備が複数階にまたがっていることによりまして警備員の増が見込まれたというところでございます。  以上でございます。 ◆荒川慎太郎 委員  先日の成人式から熊本城ホールに変更になったわけですけれども、もうその時点で警備員の増員というのは想定されたのではないかと思いますが、それが来年度から増えているということは、予想以上に警備員が必要になったということでしょうか。 ◎渡部秀和 生涯学習課長  そのほかに警備の単価がやはり上がっているという要因がありました。申し訳ございません。 ◆荒川慎太郎 委員  ありがとうございます。今回、初めて熊本城ホールで成人式が行われまして、当委員会の委員の皆様も出席させていただきましたけれども、ホールの入場者数というのはどれくらいだったんでしょうか。 ◎渡部秀和 生涯学習課長  例年、成人式の参加者の数を推計で出しておりますけれども、おととしの体育館のとき、約4,000名という数字を公表させていただいております。今年度につきましては約4,600名という数字の概数を公表させていただいたところでございますけれども、今回の熊本城ホールはメインホールが大体2,300名、それとシビックホールを第2会場として予定しておりますので、そこに1,000名、それから3階の大会議室の方に半分ほど入らなかった方々を誘導しましたので、大体そちらの方に二、三百名というところ、そのほかに会場内のホワイエだとか、そういったところに成人の方がいらっしゃいまして、あと入り口、花畑広場、そういったところにも結構な数がおられたというところで、推計としまして4,600名を報告させていただきました。  以上でございます。 ◆荒川慎太郎 委員  今、メインホールの方で2,300というふうなお話でしたけれども、見た感じ7割、8割ぐらいの客席の埋まりかなという感じでした。せっかくあれだけいろいろ式典のほうを工夫して行っていらっしゃいますので、できればもっと多くの成人の皆さんにホールに入っていただいた方がいいのかなという感想を持ちましたので、ぜひ来年度以降、また工夫を重ねていただければと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○大石浩文 分科会長  答弁はよろしいですね。         (「はい」と呼ぶ者あり) ○大石浩文 分科会長  ほかにありますか。 ◆紫垣正仁 委員  おはようございます。  改めまして、いろいろ大変な時期ですけれども、コンパクトに質問していきたいと思いますが、大事なことなので。この最後に説明された部分ですね、市-2の議第114号「町の区域を新たに画すること及び字の廃止について」ですが、ちょうど嘆願書が入っていますけれども、なぜこのようになったかというところを説明お願いできますか。 ◎早野貴志 地域政策課長  こちらの地域につきましては、少し経緯を説明させていただきますと、直近では平成25年にまず地元の方から住居表示実施の陳情書が出ておりまして、その後、25年度中に住民説明会を数回開催して、そして改めて住民の要望書が提出されております。  それを受けまして、27年に第三者からなります審議会を開催いたしまして、実施ということで承認がありましたけれども、熊本地震が起こったため、3年間、この地域については一応事業の凍結ということでさせていただいておりました。  それが今年5月になりまして、改めて町内の方と話をする中で、新たに8月に要望書の方が提出されまして、それを受けまして各町内ではまた6月、8月に2回にわたりまして、例えば町内の回覧板を回されて住民に周知されるとか、市としましても11月に対象区域の住民884世帯、または120事業所に通知文を発送して、例えば事業所につきましては通知書が届いているのか、また不明な点があるのかどうかについては電話で確認して、説明が必要とおっしゃるところについては説明を差し上げたところでございます。  その後、改めまして、御異論、御相談もなかったことから、11月25日に住民の強い要望を受けまして、25日に第三者の機関となります審議会の方で御審議いただきまして、一応審議会の方で諮問どおり、住民の要望どおりの案で一応答申をいただいたところでございます。  その後でございますが、これは住居表示に関する法律に基づきまして、12月9日から1月8日、告示の方をさせていただきまして、その期間、事業者の方は法律上異議を申し立てることが記載がございませんので、区域の住民票をお持ちで、かつ選挙権をお持ちの方から、そこの期間、30日の期間であれば異議の申立てを受け付けるという制度になっております。この期間におきましても一応異議がなかったということで、今回、地方自治法に基づきまして議会の承認をお願いしているところでございます。  以上でございます。 ◆紫垣正仁 委員  なぜこの嘆願書が出ているのかというのを把握されているかというところも含めてなんですけれども。そこは把握されていますか。 ◎早野貴志 地域政策課長  一応、この嘆願書を出されていらっしゃいます一つの会社の方には、先週御相談がありまして、うちの方でお伺いしまして、こちらの会社についてはそれぞれ電話等で御説明はしておりましたけれども、会社の中ではその説明が通っていなかったということで、会社としてはそのままにしていただきたいということの御相談があったところでございますが、本市としましては、先ほど言いました手続等も済ませてまいったことから、御理解いただきたいということで御説明しているところでございます。 ◆紫垣正仁 委員  いずれにしても、こういう案件が複数の企業、会社、地元の方から出ているということで、昨日嘆願書が出ているということで、私もちょうど委員会後におりましたので、たまたまその情報が入ってきて、所管でもありますのでちょっと調べさせてもらいました。これ議案でもありますのでですね。  ちょっと今お話を聞いたのとは違うようなことも何かあるようですので確認いたしますが、電話で説明されたということでしたけれども、地域の方としては説明は受けていないということでしたけれども、その辺の行き違いは何で生まれるんでしょうか。
    ◎早野貴志 地域政策課長  説明につきましては、こちらの会社につきましては総務部の担当の方にやっておりますし、またほかの会社にしましても、例えば土地を貸していらっしゃる、ちょっと会社名を言うとあれですが、そちらの取締役の方に一応御報告して、またその方からも貸している土地の上の方の企業のところにも周知をするということで、直接自治会長と一緒に話をしたところもございます。  会社名がちょっと言いにくいんですけれども、そういう会社もございますし、ある会社につきましては総務部の担当の方に、先ほど言いました、これ地区内の120事業所全部同じでございますけれども、電話して、一応この総務部の方についても、この事業を取りまとめる中で自治会長も個人的に説明もされております。それで、自治会長からも説明を聞いているということで、そちらについてはもう説明は不要で、市役所から来られなくてもいいと、了承しているということで、うちの方は電話の方では説明を聞いたところでございます。 ◆紫垣正仁 委員  そこが非常に行き違っているんですよね。私も全部の方から、4社か5社か6社か分からないけれども聞いているわけではないですけれども、地元の自治会長さんが何か自治会費を集めに来られて、そこでこういう町名町界というのかな、町名変更があるかもしれんという話が進んでいるみたいなことを言われたそうなんですね。だから、片手間で来てああそうですかという感じで、忙しい中ですから、アポイント取って来られたわけでもないみたいで、そういう軽い話として受け取っていたと。  その後に市の方から連絡があって、自治会長さん来られましたかも含めてですよね。そうしたらもう企業の会社の方としては、ああその件については一応自治会長から聞いておりますというふうに、わざわざ来られなくていいですというふうには何か言われたらしいんですけれども、それだけでやはり了承したというふうにすること自体が、昨日の田中副委員長の話ではないけれども、丁寧さを欠くというか、特に聞いたら顧客、本社機能が何かあるらしくて、顧客の方が10万単位でいらっしゃるみたいなんですね。  そこが複数なのかどうか、いずれにしても何百とか何千とかいうお客さんがいるところにこういう住所が変わります、そして印刷物、そういうのも全部やり直さないといけないということは、私もいろいろひもときましたけれども、これ町名町界するときにはほかの案件でも当然あるわけですよ、全国的にもそうですけれども。そういう中でなぜこういうことが起こらんように丁寧にしなかったのかと。  もう言っていいと思いますよ、嘆願書出ていますからね。トヨタカローラさんとかに行っていないこと自体が私は非常にまずいなというふうに思いますし、事実としてこういうふうに嘆願書が出てきて、何百万円とか、もしかしたら何千万円になるかもしれんというような実害が出るというのを聞いて、コロナ不況もどうこうという、今1万7,000円割れるかどうかという話が来ていますけれども、そういう中に議会として、はいそうですかみたいに、これ通すわけにはいかんわけですよ。やはりもっと、もともとこういう案件というのは、地元の方々の要望であったり行政上の利便性を増すためにいろいろな複雑なものを、なるたけ間違いを行わないようにするために、住民の方々なり企業の方々なりの協力の下に進めていかなくてはいけない案件なはずですよね。  ですので、私も13年ぐらいしか議員していませんけれども、こういう案件は多分初めてではないかなというふうに思うわけですよ。そこについて、こういうふうになったということについては原課でもいいし部長さんでもいいけれども、どのようにお考えですか。 ◎白石義晴 市民生活部長  市民生活部白石でございます。  関係につきまして、課長からも説明ありましたとおり、審議会を開く前に我々としても丁寧に説明すべきというのは思っておりまして、世安町、十禅寺地域の町名変更及び住居表示整備事業に係るお知らせということで、こういうふうに住居が変わりますよということを地図をつけまして、これは事業所も含めて全員通知していまして、その中の住居制度変更のあらましということもつけておりまして、こういった住居変更によりまして、主な手続としていろいろ市役所の備え付けの、例えば台帳につきましては市で変更しますし、あと運転免許証とかは免許交換の都度、本人が必要になりますと。あと住居表示証明書とかは、これはもう市の方で無料配布します。そして、あと住居表示に係る印刷物とかゴム印とか諸経費につきましては、恐れ入りますけれども自己負担でお願いしますといったような内容の文書をつけまして通知させていただきまして、その後、事業所につきましてはさらにこちらの方からも詳しく説明する必要があるだろうということで、全ての事業所に対しまして電話いたしまして、こちらから何か御不明な点があれば伺わせていただきますということで対応してきたところです。  その後の件については今話したとおりでございますので、我々といたしましても、できるだけ地域の人たちに情報をちゃんと提供して、周知して進めてきたと思っているところでございます。 ◆紫垣正仁 委員  そして、事前に、私もほかの委員さんもそうでしょうけれども説明を受ける中で、資料を頂いて見ておりましたけれども、この資料の事前の部分で世安町のところで保留というふうになっているところがありますよね。そこはどういうことで保留になっているんですか。 ◎早野貴志 地域政策課長  保留になっている地域につきましては、例えば北の上の方でありますと本山町と世安町のところが民地で境界が決まっておりまして、境界が民々の境となっておりまして、この住居表示の実施につきましては法律で河川ですとか道路ですとか、恒久的に変わらないもので住居表示の区域を決めることになっておりますので、そちらについてはどちらも世安町、本山町を残したいという町内での御希望がございましたので、そちらについては保留とさせていただいているところでございます。 ◆紫垣正仁 委員  ですから、こうやって残っていっているところがあるわけですよね。私も隅々まで見ているわけではないけれども、特にこの十禅寺4丁目になるところが、十禅寺町ともともと世安町のところが一緒になって十禅寺4丁目になるんですかね。ですよね。特に十禅寺町の人たちからも出ているのかな、その嘆願書が。だけれども、特にこの世安町から十禅寺町になるとなると、もともと住所が世安町1丁目とか2丁目とかになるよりも、それも郵便物とかいろいろな変更あるでしょうけれども、よりももう全く違う町になってしまうということですから、一番やはりこういうところの人にはそうなりますよというのは丁寧にしなきゃいけないところが行かれていないということですから、非常に私はそこは瑕疵があったと言うと言い過ぎかもしれないけれども、丁寧さには欠けているなというふうに思うわけですよ。  先ほどもちょっと申し上げましたけれども、何百万円とか、何千万円というような実害が出るということもありますし、ちょっと時間がまだこの嘆願書が出てから間もないですので、しっかりこれは幸い分科会の案件でもありますので、議会としても精査を、検証させてもらわなきゃいけないと思います。  その中で、やはりこういうことがないように、先ほども言いましたけれども、私はもうちょっとした想像力だと思うんですよ。何か聞いたら隣の会社までとかは行かれたりしているんでしょう。ね。マスコミの熊日さんかな、本社とかかかわるところまで行かれているみたいだから。もうそこまできちんと行かれるべきだったなというの、そうしていればこういうことが起こらなかったなと思う次第です。  とにかくこういうことは異例ですので、私もちょっとクエスチョンマークも多かったのでお尋ねしたところです。まだ完全にそのクエスチョンマークが消えていませんので、またこれについては追っかけていきたいと思いますし、ほかの方々も御存じではないところもあったでしょうから、それを経て議論が深まることを願う次第です。  とにかくこういうときですから、市民の方々なり企業の方々に踏ん張っていただいて、いろいろな協力をしてもらわなきゃいけないときですので、なるたけ摩擦とか御迷惑かけないような形が好ましいんではないかなというふうには私としては思うところです。一応これで終わりです。         (「関連です」と呼ぶ者あり) ○大石浩文 分科会長  関連ですか。 ◆浜田大介 委員  今、紫垣委員の方からありましたんですが、今回出ているところの3社ですか、これ全て十禅寺4丁目の中にあるんですけれども、ちょっと分からないのが、ほかにもたくさん今回の境界変更のところには企業があるんですが、ほかのところからは出ていないというのが一つと、この十禅寺4丁目というところを見ると民家はあるのかなというのが2点目なんですけれども、もし民家がなければこの住居変更、今回あえてここを外してということは考えられないのかというところをちょっとお聞かせください。 ◎早野貴志 地域政策課長  今回の区域の中には120の事業所がございまして、そのほかのところからは、先ほど御説明しましたように異論や御相談等はあっていないところでございます。  あと、十禅寺のところにつきましてはマンションがございまして、27世帯か28世帯のマンションが建っております。  また、一部だけ外してということが、今回図面で区域を全部設定して御提案を差し上げていることから、修正ができないということでございます。 ◆浜田大介 委員  マンションがあるということで、マンションの方にはもう既に説明が行っていると思いますので、なかなかこれは難しい部分があるのかなと思いますが、先ほどありましたように、どのくらいのコスト負担とかがかかるのかというので、事前に早めにこの企業が知っていれば、そういう準備をずっとしていって切替えができると思いますが、これはいつからの変更になるということですか。 ◎早野貴志 地域政策課長  議会で議決と予算の承認をいただければ、今の予定でございますが8月ぐらいに告示、今の区域の中で何丁目何番何号というのをつけたものを8月ぐらいに通知しまして、それと同時に告示させていただく予定でして、実際その通知後に、11月末とかに変更ができればというふうに今予定では考えているところでございます。 ◆浜田大介 委員  一応、11月末ぐらいに切替え予定ということでした。時期的なものも後ろにずらせないのかというところもありますし、嘆願が出ているところの各事業所に対して、どのくらいのインパクトがあるのかというのもしっかり調査していただきたいなと思いますので、まずそこからでもスタートしていただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○大石浩文 分科会長  すみません、私からもちょっと確認させていただきたいんですが、通知等は出されていると、電話もされているということで、市側としてはそういう経緯をたどってきているということだったんですが、先方にはその辺の確認なり、また今回嘆願書という形で3月16日付で出ているんですが、それまでに先方のこの該当企業とやり取りというか、そういうお話はされてきたんでしょうか。その点を少し教えてください。 ◎早野貴志 地域政策課長  すみません、一つずつ社名を言わせていただきますと、トヨタカローラさんへは、まず先ほど言いましたように自治会長さんの方が意見の取りまとめも要望書を出されるに当たりされておりますので、自治会長さんが説明に行かれた後、うちとしてはその後になりましたが、通知文を発送しておりますので、それをきちんとトヨタの総務部の担当の方にお電話して届いたかどうか、そして説明が必要かどうかを確認して、必要がないということでございました。  あと、ケーズデンキ、ゴルフ5、ファッションセンターしまむらについては、まず土地の所有者であります株式会社フタバの取締役の方に、地元の会長さんと一緒にうちの職員が面談をして御説明を差し上げてございます。そのときに、一応ケーズデンキ、ゴルフ5、ファッションセンターしまむらについては、またフタバさんの方から周知しておきますということで話を聞いているところでございます。  また、先ほど言いました地区内にマンションが建っておりますけれども、そちらもそれぞれの世帯に文書の方をお送りしておりますし、そこの管理会社の方にもお話をしまして、マンションの掲示板にも張り紙をしていただくということでお願いをしているところでございます。  以上でございます。 ○大石浩文 分科会長  その後、結局、この嘆願書提出に至るまでに先方とのこういった移行についての話はされているわけですか。 ◎早野貴志 地域政策課長  その後としましては、手続を、私どもの方に御相談がありましたのが先週の木曜日でございました。 ○大石浩文 分科会長  はい、分かりました。  それでは、ほかにございませんか。 ◆荒川慎太郎 委員  マイナンバーの推進事業についてお尋ねです。  今、各区の窓口などで受付を行っていらっしゃって、また来年度に向けてさらに多くの取得を目指してしていらっしゃると思いますけれども、受付の方法が、まずもう受取だけの方、それから通知を持っている方、通知を持っていない方、いろいろな方がいらっしゃるんですけれども、一律1つの番号札を取って順番待ちをするという形だと認識しておりますが、それは間違いないでしょうか。 ◎早野貴志 地域政策課長  はい。 ◆荒川慎太郎 委員  ということになりますと、もう本当に受取だけの方、手続さえすれば5分、10分で終わるような方も、お待ちの方が多い場合には2時間、3時間とかかるというような話も聞いております。  今後、このマイナンバーの取得を推進していくのであれば、そういった市民の皆様の側からの利便性という部分も考えていただいた方がいいと思いますので、その受付のシステム等、やり方についても御検討いただければと思います。答弁は結構です。 ◆山本浩之 委員  市-1の137ページの地域コミュニティセンターに関してちょっとお尋ねいたします。  6と7なんですけれども、まず6に関してですが、人件費と小規模修繕は大変評価しております。利用料金を増やすために取組がインセンティブにどうつながっているでしょうか。  もう一つ、7番目の避難場所の機能強化事業に関してですが、何箇所に多目的トイレを設置するのでしょうか。そして、優先順位とかを決められているのでしょうか、教えてください。 ◎伊東達也 首席審議員兼地域活動推進課長  地域活動推進課でございます。  今の利用料金の増収対策でございますが、これはそれぞれの各施設におきましていろいろな工夫がされております。ということで、拠点性を高めるために施設の利便性、こういったものを高めたり、また講座等の周知を図ったりとかいうことでいろいろなことをやっております。私どもも今回の見直しが最後というふうには考えておりませんで、今後いろいろな検証をやりながらそういった見直し、経営改善の方を地元と一緒に取り組んでいきたいというふうに思っているところでございます。  それから、トイレでございますが、今回4か所のコミュニティセンターの多目的トイレの整備経費を上げておりますが、具体的には吉松、山本、菱形、田底でございまして、今回残りで一応設置できるところについては、全てのコミセンの設置が終了するということでございます。あとはどうしてもスペース的に設計上無理なところがございますので、そちらについては今回の整備には入っていないところでございます。 ◆山本浩之 委員  地域コミュニティセンター、地域の方にとってはとても大切なところなので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆上野美恵子 委員  ちょっと今の関連でお尋ねします。  指定管理料について、いろいろ見直していかれることはいいことだと思います。そこで、1施設当たり10万円を概算払いで年度末に精算というふうになっているんですけれども、10万円以内のものはもちろんいいと思うんですけれども、何かボーダーライン的に、それ程度なんだけれども若干費用が上回ったりする場合の対応はどうされるのでしょうか。 ◎伊東達也 首席審議員兼地域活動推進課長  今回、今まで積算がされていなかったというところが少し課題だったのかなということで、マニュアルに基づきまして、施設の規模によりましてこれを歳出する方法がございますので、ということで、250平米程度のコミセンでございますので10万円というのができております。これはあくまでも小修繕でございまして5万円程度、以下ということで行いますが、当然大きいものについては、都度私どもに別途予算の措置が必要になってまいりますから、要望書をいただいた上で行います。  そういう中で、やはり優先的にするべきもの、例えば今緊急性のあるもの、そういったものから順に進めていこうというふうには考えているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  では、10万円を超えるものについては、別の予算のついている緊急修繕ということで対応されるということですね。ただ、前もってちょっとこれ聞いたときに、この予算上は緊急修繕が640万円組んであるんですよね。ただ、今コミセンがどこも老朽化しているので、結構要望というのがたくさん上がっているんではないか、上がるんではないかと思うんですよね。75か所の緊急修繕に640万円というのはちょっと少な過ぎると思うんですよね。今回、何箇所とかいう箇所数は想定しているんですか。 ◎伊東達也 首席審議員兼地域活動推進課長  地域活動推進課です。  何箇所ということはございません。毎年、この程度、640万円ということで計上させていただいておりまして、この修繕については、先ほど言いましたように優先順位をつけております。例えば災害とか破損、危険性があるもの、これをまず第1に、次に法令により整備の義務づけがあるものを第2に、3番目に利便性の向上というふうな形で行っておりまして、これはそれぞれから当然要望がございますという中で、区の全ての中で優先順位を今のルールの下につけていきまして、できるところからやっております。ですから、若干お待ちいただくことも起こるとは思います。  ただ、今回小修繕ということで、今までになかった10万円の修繕費が松尾北コミセンを除く全ての施設で740万円負担増になりますけれども、ついておりますので、そちらの方をぜひ御理解いただければというふうに考えているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  今年度で要望があって、今年度中にできなくて積み残した分というのはあるんですか。 ◎伊東達也 首席審議員兼地域活動推進課長  全てを把握しているわけではございませんが、当然来年度にということでお待ちいただいている部分も若干ございます。 ◆上野美恵子 委員  積み残さないようにしていった方がいいなと思うので、やはり少ないと思ったんですよね。ですから、改善されている点はあると思いますけれども、この緊急修繕の640万円については、今後さらに何らかの形で拡充していかれるようにお願いしておきます。  それと、もう一つは公共施設の長寿命化ということで、どこの施設も壊れてから修理するということよりも、やはりいろいろな施設の老朽化対応で事前に計画修繕でやっていくという考え方を今、とても市としてもやっているんですけれども、コミセンについての計画修繕の考え方というのはあるんですか。 ◎伊東達也 首席審議員兼地域活動推進課長  ちょっとまだ把握しておりませんで、当然あるべきだろうとは思いますけれども、後ほどまた返事させていただきたいと思います。すみません。 ◆上野美恵子 委員  この計画修繕の考えをきちんと取って、一定の修繕をきちんとやっていくということが、やはり施設をきちんと管理していく上では、これからの老朽化した施設をたくさん抱えている中では大事かなと思うので、後日回答いただいて、これをきちんとやっていただくようにお願いしておきます。  続けていいですか。 ○大石浩文 分科会長  別件ですか。 ◆上野美恵子 委員  はい。 ○大石浩文 分科会長  関連ございませんね。         (「関連ではないです」と呼ぶ者あり) ◆上野美恵子 委員  どうぞ。 ◆山本浩之 委員  教─1の156ページですけれども、6番の紙パック処分経費についてちょっとお尋ねいたします。  まず、リサイクル収入の見込みとかあるのでしょうか。そして、その額はどのようになっているのでしょうか。  あともう一点、牛乳パックをすすぐ水に関してですが、水資源に関して、やはり水道水をバケツにつぐのと、あとは直接水道水から流すという方法を説明で受けましたけれども、水資源を使うことに対してどのように考えておられるでしょうか、教えてください。 ◎中村順浩 健康教育課長  健康教育課でございます。  まず、リサイクルの収入見込みというところでございますけれども、このリサイクル契約には、いわゆるこの収集に当たりましては業務委託を行うところでございますけれども、その契約の中にはこの収集運搬や処理経費がかかっているところでございますが、業者がリサイクルで得られる収入をその処理経費に充てているというところで、本市の歳入としては計上はされないというところでございます。  それから、水質への影響、水環境への影響というところでございますけれども、リサイクルに当たりましては水道水を利用するということになります。多少の紙パックに残った牛乳を水で流すわけでございますけれども、リサイクルのためにこの付着している少量の牛乳を洗い流すことについては、上下水道局にも水質あたりについていかがかというところで問合せしたところでございますけれども、問題はないというような御見解をいただいたところではございます。  以上でございます。 ◆山本浩之 委員  そのようだったら大変安心しました。  あとは、やはり子供たちと先生に負担がかかりますので、あと臭いとかも、牛乳を乾かす上でちょっと臭いが籠もったりとかして生徒たちも嫌な思いもすると思いますので、いろいろケアの方よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆浜田大介 委員  教育委員会の152ページのいじめ・不登校対策経費のSNSを活用した悩み相談についてお伺いしたいと思います。  今回、実績の報告も見させていただいておりますが、この中で実施期間が2019年8月19日から9月1日の14日間、それから9月8日から12月22日までの毎週日曜日の16日間、それから1月6、7、8の3日間の合計33日間ということで実施されて、実施時間が5時から9時まで、それから対象者が熊本市立の中学校等々ということになっております。  このホットラインの相談は非常に子供たちにも評判がいいということで、このSNSに相談する人もどんどん増えているということで伺っております。  まず、期間につきましては、やはりここで言う1月8日以降、それから夏休みまでの期間、そういった期間だとかは全くこの相談がないと、できないというところ。それから、特に対象者が中学校以上ってなっているんですけれども、今の時代ですから小学校にも拡大した方がいいんではないかというところで、年間を通して相談ができるような形がいいんではないかなというふうに思っておりますが、来年度の体制がどのようになるのかというところで、まずその予算的な部分が前回と今回どうなっていますかというところと、あとどのような期間になっているのかと、また対象者についても今回拡充される予定なのか、そのあたりをちょっとお伺いしたいと思います。 ◎川上敬士 総合支援課長  総合支援課でございます。  来年度の予定としては、今のところ今年度同様、基幹的なもの、それから対象者についても同様に考えているところですけれども、対象者を増やすとどうしても業者への委託になりますので、対象者が多くなれば予算もたくさんかかるというところで、今後検討は必要かなと思います。  それからもう一つは、福祉局の方で精神保健福祉室が心の悩み相談というSNSを使った相談業務を今年度から始めておりますので、こちらは全市民対象のLINEを使った相談業務ですので、そちらと私どもがやっております中学生・高校生を対象としたホットライン、ちょっと相談・検討をしながら、今後どういうふうにしていくかというのは考えていきたいというふうに思っているところです。 ◆浜田大介 委員  予算の方は、今回同じ予算ですかね、前回と。         (「はい」と呼ぶ者あり) ◆浜田大介 委員  予算についてもいろいろ財政的な問題もあると思いますが、やはり費用対効果等見たときに、今後子供たちのいろいろな相談のこのホットラインが非常に有効ではないかなと私は思っておりますので、できればこの予算については拡充の方向で考えていただきたいというのと、先ほど今おっしゃいました福祉の心の悩み相談の方との連携ですか、この考え方も今後検討していただくということですが、やはり生徒からするとどちらにも相談できるという形よりもどこか1か所にした方がいいのかなというふうに思っておりますので、そちらの予算との関係もあると思いますけれども、特にやはり子供たち、小学生、中学生、高校生、こういった子供たちが気軽にちょっとしたことに悩み相談できるような環境づくりが大事だと思いますので、ここで今回予定されている、今年度はこういう予定だと思いますけれども、今後やはり1月から8月の各日曜日とか、そういったところもぜひこのLINE相談ができるような検討をしていただきたいということを要望させていただきますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○大石浩文 分科会長  審査の途中ですが、議事の都合により休憩いたします。  午後1時より再開いたします。                             午前11時43分 休憩                             ───────────                             午後 1時00分 再開 ○大石浩文 分科会長  休憩前に引き続き分科会を再開します。  質疑を続行いたします。 ◆上野美恵子 委員  予算です。当初予算のまず一つは165ページ、午前中の説明で、児童育成クラブの管理運営費の中でパソコンを配置していただくことになったという予算の説明がありました。前々から現場からもとても要望が出ていたのでよかったなと思ったんですけれども、今回予算上げていつ頃実際現場に届けられるのか。それと、もちろん通信機能とかついたものが設置されるのか教えてください。 ◎水町美延 青少年教育課長  青少年教育課でございます。  パソコンの配備につきましては、時期は10月を考えております。
     それから、通信機能につきましては、インターネットとかメールができるような通信機能も備えたパソコンを配備する予定としております。 ◆上野美恵子 委員  ありがとうございます。今まで個人のパソコンを長年使われていたという事情がありましたので、これはとてもよかったと思いました。今度、新型コロナの関係でいろいろ御連絡なさるときも、やはり自分の通信機器を使ったり、あるいは文書も自分のパソコンで打って書いてプリントして、そして配るというふうなことがありましたのでよかったと思います。  それから、149ページ、ここに人件費が上げてあるんですけれども、来年から会計年度任用職員に移行していきますので、これまで臨時職員として働かれていた方たちの給与等が、若干、今よりは引き上げられることは承知しておりますけれども、ちょっと前に学校事務補助員の方から、時間数が減ってお給料にそれが影響して大変だという声があったんですよね。確かに会計年度任用職員になって、一定上がったりはすると思うんですけれども、何か簡単に時間等が縮小されていったりとかすると、やはりそれで生活しておられる方たちの生活というのがあるから、そういうときになるべく減らないように、一定配慮していくという考え方も大事かなと思ったんですけれども、そこのところの考え方をお尋ねいたします。 ◎福島慎一 教育政策課長  教育政策課でございます。  今、上野委員のお尋ねですね、いわゆる事務の補助の非常勤職員が来年度から会計年度任用職員になって、そこの処遇がどうなるかというお尋ねかと思いますけれども、基本的には教育委員会にはたくさんの職種があって、事務補助だったり、主事補助さんだったり、幼稚園だったり、図書館図書の補助員だったり、たくさんある中で、今事務補助のお尋ねだったので事務補助で例えばお話をさせていただきますと、先ほど来御説明申し上げました給食の公会計化のシステム化であったり、私どもの方の学校徴収金のシステム化で若干の職務が軽減されたと認識しておりまして、4月にならないと実際はどうなるのか分かりませんが、システムの導入で少しは事務補助さんの職の軽減が図られるということで、少しの時間の短縮をさせていただいたところです。  以上です。 ◆上野美恵子 委員  今、学校も働き方改革というのがあって、やはり職員さんたちの負担を軽減しようという考え方はあると思うんですよね。そのこと自体もうとてもいいことだと思うんですよ。むしろ長時間労働が当たり前になっている学校の現場で、やはり今すごく多忙化って言われているのが解消することはいいことなんですけれども、一方で、では臨時職員さんだったら業務が少なくなったらお給料が減って、臨時だからしようがないという考え方なのかもしれないけれども、でもやはりそこにいる働く人たちの生活というのを考えたときには、例えば今度コロナが発生して、そしてその対応ということで、やはり雇用が減ったりとか賃金に影響したというときは何らかで補填してあげたいよねというふうな考え方があるにもかかわらず、一般の就労のにおいては臨時の方は仕事が減ったら縮小もあり得るというふうな、やはり結局、今言われる非正規とか弱い立場の方たちについては削減は当たり前というふうな働き方というのは、何か私としてはちょっとあんまりいいことではないのかなと思うんですよね。  会計年度任用職員についても、一定その処遇が上がることは分かりますけれども、そして今臨時さんたちも結構たくさんいろいろな役割を果たして、それこそ時間給にすれば安い方から、結構時間給ではそんなに安くない方も含めて、いろいろなもう種々様々な職種というか場所で非正規的な形で働かれている。その人たちのやはり生活を考えるということも、予算上は人件費減っていますとかって言って、何か節約的になっているのかもしれないけれども、そういう方たちの声というのは聞かれているのかしら、そういう変更するときに。 ◎福島慎一 教育政策課長  教育政策課でございます。  私ども教育政策課としましては、職員団体がございますので、2つの職員団体と教職員組合と、あるいはまた別の組合の方々の代表者ともお話をさせていただいておるところです。  収入が減るという御指摘ですけれども、例えばでございますが、今事務補助さんの勤務で大体日額が3,166円でございました。前年度働いていらっしゃるかどうかでも変わりますけれども、全く未経験の方とすると、来年度からは3,300円ぐらいを想定しております。前歴、今年度もお働きになっている方だと3,720円ということでございますので、時間は若干減るかもしれませんけれども、収入としては増額になるということを想定しております。 ◆上野美恵子 委員  時間給とかですれば若干よくなるということはもうよく分かっているんですよね。でも結局、片方で時間を1時間削るとかいうふうになると、せっかく会計年度になって若干処遇改善されますよって言いながら丸々改善ではなくて、引かれて改善額の幅が小さくなって、やはり効果というならそうならない面があるので、これについては今職員団体を通してという説明がありましたけれども、どうでしょうかね。やはりこういうとても大変な方たちについては機会を捉えて、ここの職員さんたちの声を聞いてみるということも必要ではないかなと思うんですよ。そして、本当にいい業務をしていくためにも、そのためにはどういう処遇の確保や改善が必要なのかというのを市としても考えていかないと、一般職の正規雇用の方たちは一定身分を保障されながら、非正規の方たちというのは本当に何かあったらいつ切捨てになってしまうか分からないような大変不安定な中におられるので、そういう調査をぜひ今後していただくことをお願いしておきます。  それから、155ページの学校図書の問題でお尋ねいたします。  学校図書の1番、図書館の充実経費というのがありまして、学校図書業務補助員さんの資格者の配置をもっと引き上げてほしいということを度々お願いしてきたんですけれども、今の現状と今後の見通しについて説明してください。 ◎古家達也 学務課長  学務課でございます。  今、司書業務補助員の司書の資格持ちというのが、割合で今年度は53%弱ぐらいになる予定でございます。これは委員の方からずっと昔から言われておりまして、当時、10年前ぐらいは40%を切っていたときもあったんですが、採用の仕方をブロック方式とか見直しをしまして、今ようやく53%弱まで来たような状況でございます。  以上です。 ◆上野美恵子 委員  今後の見通し、目標値。 ◎古家達也 学務課長  10年かかって10%以上上がりましたので、6割を目指してまた頑張っていきたいと思います。  よろしくお願いします。 ◆上野美恵子 委員  6割は何年先の話でしょうか。 ◎古家達也 学務課長  なるべく早期にということでお願いしたいと思います。 ◆上野美恵子 委員  私は、今学校が休業になって、この補助員の方たちが仕事をなくさずに現場でお仕事されていることはとてもいいことだと思っています。前から言っていたと思うんですけれども、やはり子供が来る時間帯だけにいても本当は司書業務というのはできないんですよね。でも子供の来ない時間帯に図書館をちゃんと整理して、やはりいい図書館であるための準備をする時間というのが要るので、今多分そういう時間に使われていると思うんですけれども、これはとてもよかったことと捉えて、やはり先々は今の勤務時間を少しでも準備の時間も含めて雇用がされるように考えたり、そしてまた、もう一つは専門的な資格を持った方を、やっと5割を超えてよかった、それは大変評価します、よかったと思います。だけれども、あと10%上げるのに何年かかっていくのか、それは何年と言わずにやはりもっともっと早く、資格者の方はたくさん地域におられるわけですから増やしていただきたいと思います。そのときには、資格者を採用しようと思ったら、一定の処遇はちゃんとしていないとみんな手を挙げてなりたいと思わないので、併せて時間、やはり司書業務の準備の時間も含めた雇用形態等を検討していかなきゃいけないと思うんですけれども、この点については何かお考えがありますか。 ◎古家達也 学務課長  今、司書業務補助員は5時間ということでやっておりますけれども、これが嘱託職員さんとなると、また社会保険料とかいろいろかかってまいりまして、以前検討したときにはかなりの費用がまたかかるということがありまして、今現状の5時間ということで、司書員の補助員ということですので、学校の教頭先生や図書主任の方と一緒に図書館を経営するということでやらせていただいております。 ◆上野美恵子 委員  これはやはり準備の時間というのを少しでも、今5時間だからせめて1時間とか2時間とか、丸々1日に急にはならなくても、ぜひ今後検討していただきたいと思います。  それから、図書の購入費がこれに含まれていると思うんですけれども、これが以前私が頂いた資料を拝見しておりましたら、この図書購入費が政令市の中で少ないんですよね。それで、昨年と比べて今度の予算がどの程度増えているのか、あるいは減っているのかと、児童・生徒1人当たりで比較した場合に、熊本市の図書購入費がどういう位置にあるのか分かれば教えてください。 ◎古家達也 学務課長  図書購入費の予算につきましては、去年と大体同額というふうになっております。  あと、委員がおっしゃられる児童1人に直しますと、今現在は政令市の中では一番最下位ランクということでございます。 ◆上野美恵子 委員  私が拝見した資料が全体の予算額で比較したものだったんですけれども、でもすごく少なかったので、やはりひょっとしたら政令市で一番少ないんではないかなと思っていたんですけれども、要するに予算が少ないところ、本は一定あっても更新とかができないんですよね。だから、何でも捨てて新しくする必要はないけれども、一定の更新はしていかないと、いろいろな分野によっては情報が古くなっていくということがあるので、この更新についてはどんな考えがあるのか教えてもらっていいですか。更新をどうやってやっていくか、図書の更新。 ◎古家達也 学務課長  今現在、図書標準冊数につきましては、小学校、中学校全体で見ると超えているんですけれども、各学校によると若干超えていないところもありますので、超えているところにつきましては超えている範囲の中で廃棄冊数を決めて廃棄しているところでございます。  更新費用につきましては、今回ちょっと要求はしたんですけれどもつきませんでしたので、一部の一般管理経費の方の備品購入費等から少し図書の方に移してとか、工夫してまいりたいと思います。 ◆上野美恵子 委員  予算要求されたのはとてもよかったと思います。やはり声を上げていかないとこういうところにはお金はついていかないので、来年はぜひ更新の費用がつくように頑張っていただきたいと思います。  それから、157ページにプレハブ教室の借上料というのがあるんですけれども、これは新規の分と継続の分とあるかと思いますけれども、大体、プレハブ教室をどういうふうに解消していこうと、今計画というか考えられているのか、お尋ねします。 ◎内村智 施設課長  施設課でございます。  プレハブ教室の解消につきましては、基本的にある程度の規模になった学校については校舎の増築等で解決していっております。数が将来推計を見越してさほど伸びないというところは、現状維持のまま考えているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  今あるプレハブ校舎がなくならないですよね、いつもありますよね。減っていくんですか。 ◎内村智 施設課長  例えば今年度ですけれども、託麻東小学校、昨年の12月に増築工事が終わりまして、その分に関しまして8教室は削減させていただいております。  あと、やはり人口的に子供たちの数が減っている地域もございまして、来年度は小学校で6教室、中学校で1教室が自然減という形でプレハブがなくなるような形でございます。 ◆上野美恵子 委員  それでいったら何年後に解消されるんでしょうか。 ◎内村智 施設課長  全てのプレハブということでございますか。 ◆上野美恵子 委員  はい。 ◎内村智 施設課長  これはやはり地域の宅地開発とか、そういうのもございますので、基本的にはある程度の地域によっては人口が急増した場合にはプレハブを建てて、取りあえず対応をすると。あと、また自然減した学校については減っていくという形で推移していくものと思っております。 ◆上野美恵子 委員  ただ、プレハブというのは臨時的なものですよね。だから、ずっとプレハブというのはよくないと思うんですよね。そういうところもありますよね、長期にわたってプレハブ、ずっと使っているところ。 ◎内村智 施設課長  長期にわたっているところも確かにございます。そういったところは校舎の増築等も検討しているところでございます。また、現実に2棟教室があっても、もう1棟要らないという形で削減もさせていただいているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  長期にわたってプレハブでなさっているところの現状と今後の解消について、後日資料で提供してください。よろしくお願いします。 ○大石浩文 分科会長  後日、資料で提供してください。 ◎内村智 施設課長  はい。 ◆上野美恵子 委員  それから、165ページの図書館の図書整備費が昨年と比べて増えているのか。年次推移で、今どういう整備費が確保されているのか教えてください。 ◎坂本三智雄 図書館長  電子書籍を含めて7,200万円ということで、前年と同額でございます。 ◆上野美恵子 委員  更新はどういうふうになっていますか。 ◎坂本三智雄 図書館長  資料の更新についてということでございますかね。 ◆上野美恵子 委員  そうです。 ◎坂本三智雄 図書館長  古い本、それから複数所蔵してある本などは定期的に処理いたしておりまして、年間3万から5万冊程度の書籍をリサイクルの方に回しているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  3万から5万冊廃棄して7,200万円だったら、本って増えているかな。 ◎坂本三智雄 図書館長  蔵書数が、昨年度実績で157万冊でございました。前年度が155万冊ということで2万冊ほど増えておるという状況でございまして、ここ数年は少しずつ増えているという状況でございます。 ◆上野美恵子 委員  学校図書館と同じで、適切に更新しながら予算をきちんと確保していくということが大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、155ページに、多分下の方の施設課の2番に当たるのではないかと─1番かな、どちらか分かりませんけれども、この施設課の1番か2番かあたりになると思うんですけれども、毎年毎年、小中学校等から修繕の要望書というのが出されているんですよね。それに対してどの程度その年度内に応えられているのか、執行状況についてお尋ねいたします。また、この修繕予算、昨年に比べて増えていますか。そこもお願いします。 ◎内村智 施設課長  学校からの修繕要望についてのお尋ねでございますけれども、基本的に私どもとしては9割方は応えられているというふうに思っております。 ◆上野美恵子 委員  予算は増えているか。 ◎内村智 施設課長  予算につきましては、昨年度同額程度ではございますけれども、基本的にほかの工事関係の予算残等も流用しながら対応しているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  9割ということなんですけれども、ちょっと正確なのかどうかあれですけれども、あと1割の積み残しになっている理由というのは何でしょうか。 ◎内村智 施設課長  修繕の規模を超えまして、基本的に改修工事等で対応した方がいいだろうという形で、次年度等に予算計上関係をしているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  それでは、改修工事等で対応しないものについては、現年度内に対応をきちんとやっていくというふうに解釈していいですか。 ◎内村智 施設課長  限られた予算ではございますけれども、やっていっているつもりでございます。 ◆上野美恵子 委員  それでしたら、学校現場からの御要望があったときは、改修に係らない分については速やかにしていただくようにお願いしておきます。  それから、171ページに、特別会計で奨学金の貸付会計について午前中説明があったんですけれども、この貸付けの実績が、今割と減っていると思うんですよね。そのことについての担当の方での考察とかあればお願いします。 ◎古家達也 学務課長  委員の御指摘のとおり、貸付けの方は減ってきておりますけれども、昨年が50名だったのが今年が60名ということでちょっと増えているところでございます。大体、大学につきましては、ここ10年ぐらいが15名から30名ぐらいで変わっていないんですけれども、高校の方が国の方の就学支援金が充実してきたということもありまして、高校が大分減っているということで、今現在が60名程度ということで、以前110名ぐらい毎年貸付けしておりましたので半分弱ぐらいになっているような状況でございます。 ◆上野美恵子 委員  相談というのは増えているんでしょうか。御相談、皆さんに貸すわけではない。相談がまずあって貸すわけでしょう。 ◎古家達也 学務課長  申請の方は、申請書の方を配りまして、学校を通じてまとめて上がってくるような形になりまして、以前は枠がありましたので、生活保護の例えば1.7倍以下とか定めていても超えてしまう方が多ければ貸せなかったんですが、今はその枠内で収まっていますので、その基準内の方であれば基本的にはお貸しできるということになっております。 ◆上野美恵子 委員  分かりました。せっかくある制度なので、やはり活用していただくことが大事かなと思ったので。やはり時々は就学なさっている方たちの実情の把握というのを、何らかの形でできたらいいのかなと思います。こんな御時世なので、やはり御苦労なさっている方も多いと思うんですよね。それで、やはり何らかの形で生徒さんたちの実情というか、困った実情というのは吸い上げられるようなことをお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○大石浩文 分科会長  ほかにはございますか。 ◆荒川慎太郎 委員  155ページ、先ほど上野委員の方から補修経費の件について御質問ありましたけれども、その上の一般管理経費、これは小学校の部分でありますけれども、樹木剪定・枝落としと小規模補修になっていますが、この剪定・枝落としに係る費用の比率、一学校当たりどれくらいになるのか教えていただけますでしょうか。 ◎内村智 施設課長  剪定に係る費用でございますけれども、計上といたしましては幼稚園で70万7,000円、小学校で2,382万円、中学校で1,194万9,000円を計上しているところでございますので、小学校でいきますと約30万円程度と、1校当たりに直しますとそういう形になるかと思います。 ◆荒川慎太郎 委員  割と手軽にできるような樹木の整備とかは学校職員の事務の先生方とかにやっていただいていると思いますけれども、どうしてもやはり高い木の剪定、そういったものに関しては重機を入れたり機械を入れたりで、非常に業者の方のお手伝いを必要としていると思います。  今、いろいろな人件費等も上がっている中で、造園業の方の話を聞きますと、受ければ受けるほど赤字になるけれどもボランティア精神の気持ちで行っているというような実情も聞こえてまいっておりますので、その辺りを何か是正するような対応策を取っていただける可能性はありますでしょうか。 ◎内村智 施設課長  基本的に委託に関しましては、事前登録の業者さんの方の5社の中から見積り合わせという形でやっておりますので、積算等に関しましては積算基準がございますので、それに沿った形でいきますけれども、時期によってはやはり造園業者さんがかなりお暇な時期といいますか、そういう時期はかなり低い落札価格で契約させていただいているような状況でございます。 ◆荒川慎太郎 委員  また、学校それぞれに樹木の状況は違うと思いますので、場合によってはもう例えば30万円では足りないような場面が考えられるかと思いますけれども、そういう場合はどうなるのでしょうか。 ◎内村智 施設課長  基本的に予算としては計上しておりますけれども、ほかの保守点検業務委託の執行残あたりも利用して対応していっているような状況でございます。 ◆荒川慎太郎 委員  ということは、そういう学校それぞれの事情がある場合には、相談いただければ御対応いただけるということでよろしいでしょうか。 ◎内村智 施設課長  そのような形で対応したいと思っております。 ◆荒川慎太郎 委員  承知しました。ありがとうございます。 ◆山本浩之 委員  市-1の138ページをお願いします。  2番の窓口改革推進経費なんですが、これは窓口改革を中央区役所をモデルとして行っていくもので単年度事業みたいですが、将来の展望とかあるんでしょうか、教えてください。 ◎早野貴志 地域政策課長  地域政策課でございます。  窓口改革の推進経費につきましては、この金額につきましては書き方ガイドと届出ナビの開発経費を含んでおりまして、届出ナビ開発については今年度と来年度で一応システムの方を作る予定でして、来年度の9月ぐらいに中央区でまずは実証していきまして、それを検証しまして、その後、東区ですとかに広めていくなど検証しまして、随時各区に広げていければというふうには考えております。 ◆山本浩之 委員  期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  140ページの旧植木温泉福祉交流館の管理経費なのですが、今現在閉まっていますが、新たな利活用を見越してのことなのでしょうか、教えてください。 ◎中川和徳 北区総務企画課長  北区総務企画課でございます。  ただいま委員おっしゃいましたとおり、今公募による利活用に向けて検討を進めておるところでございまして、引き続き維持管理経費というようなことで計上させていただいておるところでございます。 ◆山本浩之 委員  引き続きよろしくお願いします。  以上です。 ◆紫垣正仁 委員  140ページ、南区施設整備の1番、城南まちづくりセンター複合施設整備事業に関わる経費、その下の城南まちづくりセンター解体工事債務負担行為に関してお尋ねいたしますが、ここに補足説明、4のところにありますけれども、これはもう先月ですよね、説明を事前にちょっと受けました。そこで私もこの城南まちづくりセンター複合施設に関しては当初から問題意識を強く持って指摘もしてきたものですから、額が当初の予定よりも膨らんでいるということも含めてお尋ねしておりましたけれども、そのときにいろいろな指摘をちょっとしておりましたけれども、全く変わらずの部分で出されているわけですけれども、その後、くい抜き工事の有無、必要性も含めてお尋ねしましたが、検討内容がございますでしょうか。変化とか、その後の。 ◎高濱辰也 城南まちづくりセンター所長  城南まちづくりセンターです。  今、紫垣委員の方から御指摘がございました解体工事に関する事業費のくい抜き工事等の状況というようなお話だったと思いますけれども、現在、予算計上の上では全てのくいを抜くような形で予算の見積りをさせていただいております。ただ、解体工事後に駐車場整備をする段階でスロープの設置、また階段の設置等を行いまして、その下になる部分まで抜くことが必要かというのは今検討させていただいておりまして、そういった事業費については最終的に発注の段階までに精査して、減額できる部分は減額したいというふうに今考えておるところでございます。 ◆紫垣正仁 委員  そこだけですかね。ほかにはないですか、検討。  そういうのも検討して、指摘の上でしたから、ここで問うのがもちろん一番オフィシャルかもしれませんけれども、とにかくこの事業費がかなりの高額、全部で15億円ですね、解体まで入れてなってきます。これは土地代は入っていませんでしたよね、そのままにですから。そう考えるならば、それこそ区役所1個以上の事業と言ってもいいぐらいですよ。そういうことのやはり問題意識をさらに強く持っていただきたいというのがございます。  というのが、説明段階ですけれども、今後は出水の総合体育館とか青年会館、の耐震化、大規模改修とか、そして北区役所が特に大きいですよね。そして南区役所もございます。こういうのではもう何千万円、何億円ではなくて10億円、15億円と、もしかすると20億円超えるような事業が控えているわけです。  ですからこそ、この城南まちづくりセンターですから、この在り方というのが非常に試金石にもなるというのはこれまでも申し上げてきたところですけれども、ぜひそのくい留め、くい抜きとか、山留め工事もありますけれども、かなりの高額、特にくい抜きがかかります。そこに何か庁舎の問題もいろいろあっておりますけれども、さらに新たなくいを打つとかいうことであればくい抜きが必要かもしれませんけれども、売るとかそういう条件ではないと買わないということであればくい抜きが必要かもしれませんが、このくい抜きが本当に必要なのかというのは、額がそれなりの金額になりますからぜひ精査していただきたいですし、ほかの部分でも、このくい抜きにとどまらず、コスト意識を持って精査していただきたいとさらに申し添えておきます。  ちょっと関連しますけれども、教育委員会のところにはなりますけれども、165ページ、金峰山少年自然の家の関連経費、この金峰山少年自然の家基本計画の1,690万円の内容をちょっと説明願えますか。 ◎水町美延 青少年教育課長  内訳としましては、今の施設の解体経費としまして解体設計経費380万円、それから今後の新しい建物を建てるための基本計画の策定経費として1,310万円等を計上しているところです。
    ◆紫垣正仁 委員  これは基本計画を策定するに当たっては、大体どういうものをどれぐらいの規模で作りたいというのもあられるでしょうけれども、事前説明の部分で他都市の例も含めて、今現時点の金峰山少年自然の家の規模をある程度維持したいという御希望があったようですけれども、その中でどれぐらいの事業費等をお考えですか。 ◎水町美延 青少年教育課長  経費につきましては、まだこれから基本計画の中で概算経費とかを出していきたいと考えておりますので、今どれぐらいというところはちょっとお答えが難しいかと思います。ただ、他都市の事例で紹介させていただくというところでいきますと、他都市の事例では同じ規模のところで18億円というような事例はございます。 ◆紫垣正仁 委員  他都市の例でそれぐらい、これが18億円だとしてかかっているのが半分とか3分の1、それ以下になるということはなかなか考えにくいですから、何が言いたいかというと、やはり必要なこういう施設であってもそれだけの規模が事業費、経費、予算が要ってくるわけです。先ほど申し上げた総合体育館、北区役所等々も含めて、かなりの部分がこれから予想される中で、やはり我々も身を引き締めていかなきゃいけない。さらに世界同時不況になる可能性もあるし、日本も例外ではないわけですので、使わなきゃいけないときにはもちろん使わなきゃいけませんので、我が自民党も1月に毎年要望大綱出しておりますけれども、その中で政策の優先順位をしっかりつけなきゃいけないと。その部分では事前の情報共有が大事、その情報共有するに当たっては信頼関係がさらに大事ということを申し上げていますので、また副委員長の名前出すとあれかもしれないけれども、信頼関係を損なわないためにも事前に、今回の件がどうこうというわけではないですけれども、しっかりとした情報提供、情報共有、そして問題意識の共有をしながら市民の方々にきちんと説明し、後の世にも説明がつく形でこういうことを進めていかなきゃいけないと思っていますので、指摘させていただきます。  一応、以上です。 ○大石浩文 分科会長  ほかの方、どうぞ。ございませんか。 ◆上野美恵子 委員  学校の人件費の件なんですけれども、臨時教員さんが─非常勤講師というのかな─が恒常的におられると思うんですけれども、その現状と、それから今新規採用というのは毎年何人ぐらいされているのか教えてください。 ◎岩崎高児 教職員課長  まず、新規採用職員の採用数の現状ですけれども、退職者の波がございますけれども、平準化して毎年、大体170名程度採用しているところでございます。  それから、非常勤講師の人数は117名でございます。 ◆上野美恵子 委員  臨時というのは非常勤講師ではないんですか。臨採のことです。 ◎岩崎高児 教職員課長  臨採の数は、小中学校合わせまして471名になっています。今年度の5月1日時点です。 ◆上野美恵子 委員  今、臨採の方、大体500弱ぐらいで、多分毎年その程度の方が春頃おられると思うんですけれども、さっきの答弁では新規採用は大体例年170人程度でコンスタントに採用しているということだったんですね。そうすると、恒常的に臨時採用で賄っていくという人の部分があると思うんですけれども、やはり恒常的な人の不足については解消すべきではないかなと思うんですけれども、それについてのお考えは今どうなっていますか。 ◎岩崎高児 教職員課長  一定数、常勤講師の方、臨採の方が必要というふうに考えていまして、あまりにも多いと問題かと思いますけれども、そこを徐々に減らしていくということで、少しずつは減ってきているという現状がございますので、そこはこれまでどおり平準化しながら採用を続けていって、臨採の数を徐々に減らしていこうという考えでおります。 ◆上野美恵子 委員  基本的に現場の教職員さんというのは、児童・生徒数に対して必要数というのは、今確保できているかどうかは別にしても、基本はやはり正規の職員さんで確保すべきだということについてのお考えはどうですか。考え方です。 ◎岩崎高児 教職員課長  本来であれば正規で賄うべきだというふうに思いますけれども、学級の数が変動いたしますものですから、全員を正規で賄うことはちょっと難しいということで、一定数は臨採の方が必要だというふうに考えております。 ◆上野美恵子 委員  学級の変動による上下というのは、どの程度毎年ありますか。 ◎岩崎高児 教職員課長  正確な数は今手元にございませんので、ちょっと後ほど調べまして御答弁させていただきます。 ◆上野美恵子 委員  2桁ですか、3桁ですか。 ◎岩崎高児 教職員課長  3桁ではないと思います。2桁程度だと思います。 ◆上野美恵子 委員  そうなんですよね。3桁は多分、私もないと思うんですよね。要するに年度初めの学級数が定まらない、ぎりぎりになって転入とか転出とかあって、新学期始まる頃にこの学級数でいくというのが決まると思うんですけれども、私が言っているのは、要するに恒常的に500人近く臨採の方がおられて、基本的には本来教職員は正規でやっていくべきであるというお考えが一定ありながら、やはりどう考えたって新規採用が圧倒的に少なくて、今のままいけば、それは徐々に減らしていくという答弁がさっきありましたけれども、それって全然先の見えない話ですよね。そのうちなるだろうって、いつなるか分からないけれどもというのが今のやり方だと思うんですよ。  やはり今、先生方の多忙化とか業務の大変さとか、そして特別支援なんかもあるように、いじめの問題があったり不登校であったり、いろいろな家庭の経済的なことなんかも含めて、先生方の現場での対応能力というか、すごく求められるものが大きいと思うんですよね。それなのに臨時さんでやりくりしていくという、その状態というのをやはり当たり前にしては駄目だというふうに思うんですよね。  だから、基本は正規でやっていくべきだ、しかしながら今の現状で一定数はどうしても要るんだというふうな矛盾した中身のある答弁の中に、やはりきちんともっと抜本的に改善していくというふうな方向性を私は出していくべきであろうと思います。人をあんまり増やせない事情が何かあるのか。でも、現場にとっては正規の職員さんがきちんとおられる方が、絶対子供たちにはいいに決まっていますよね。  だから、教育長にお尋ねしたいんですけれども、やはり今の恒常的に臨時採用の方々がたくさんおられて、今のまんまでいけばそれが解消されていくのはいつになるか分からないという現状について、それをどう改善していこうと思っていらっしゃるのか、お尋ねしたいと思います。 ◎遠藤洋路 教育長  私も同じような問題意識を持っていて、そのために昨年度から正規の採用を50人ぐらい増やしているんですね。ですから、臨時採用はできるだけ最小限にしたいということで、今後も減らしていくような計画を今立てて、採用数を増やしているというのが現状です。 ◆上野美恵子 委員  計画を策定中というふうに理解していいんですか。いつ頃までにつくられるんですか。 ◎遠藤洋路 教育長  大まかな計画は立てていますけれども、既に計画をつくって進めているところです。 ◆上野美恵子 委員  その概要については、こちらへの報告というのはいつになるんでしょうか。 ◎遠藤洋路 教育長  正式にその計画書というのをつくっているわけではないので、今後こういうふうにしていこうということを内部で考えているという段階ですので、そういう意味では正式な表に出すような計画としてはまだつくっていませんので、今後の方針ということで御説明させていただきたいと思います。 ◆上野美恵子 委員  認識が同じような方向を向いているというのは分かったんですけれども、私たちとしてもやはり教育委員会として前向きに取り組んでいこうというものが議会としても見えないと、どう議会として考えていいか分からないということがあるので、もちろん内々で考えておられることかもしれないけれども、私たちの指摘を受けて積極的にやっていきたいということであるのなら、それは立派な冊子にするとかではなくても、こういう見通しでやっていきたいと思っているというふうなものを、やはり何らかの時点で示していただかないとちょっと私たちにはよく分からないので、そしてそういうことを明らかにしながら、現場の教員の先生方とも情報を共有したりされながら、本当にいい教育現場になっていくようにみんなで一緒に考えていくというのが一番大事だと思うので、それはいつの時点か分かりませんけれども、やはり何らかのときにここにざっとしたものでも示して、こんなふうに改善していくんですということは御報告いただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◎遠藤洋路 教育長  お金もかかるので、教育委員会だけで決められる部分とそうでない部分ありますけれども、可能な限りお示しできるようにしたいと思います。 ◆上野美恵子 委員  ありがとうございます。         (「関連」と呼ぶ者あり) ○大石浩文 分科会長  関連で。 ◆荒川慎太郎 委員  今、上野委員の方から臨時的任用教職員、常勤講師を含む件のお尋ねでしたけれども、ちょっと非常勤講師の方の取扱いについてお伺いします。  今回、学校の方が臨時休校というような形になっておりまして、非常勤講師の方は授業1コマ当たり幾らというような給与の体系になっているかと思いますけれども、今回のような休校措置があった場合の対応というのはどうなるのでしょうか。 ◎岩崎高児 教職員課長  今回の新型コロナウイルス関係で臨時休校ということになりまして、非常勤講師の方も成績処理とかがある方は御出勤とかされていますけれども、授業がなくなりましたので休業という形で対応しております。ただ、そういう方々に対しましては、経済的な不利益が生じないように手当額を検討しているところでございます。 ◆荒川慎太郎 委員  手当については御検討していただいているということで、どうぞよろしくお願いします。  同じく非常勤講師についてなんですが、これは県立高校の普通科以外のコースを持つ学校の方でちょっと耳にしたんですけれども、非常勤講師が授業の持ちコマ以外の時間帯でほかの常勤講師の方々と同じような作業ですとか業務を強いられたり、また授業の準備などで出ている部分について、その辺に関してはあくまでも1コマ幾らというような形のものしか支払われずに非常に時間的に制約を受けている、時間に縛られているというような話を耳にしたんですけれども、熊本市でも千原台、必由館、それぞれ普通科以外のコースをお持ちでいらっしゃる非常勤講師の先生方もいらっしゃると思うんですが、そういうような実態というのは何か状況を把握していらっしゃいますでしょうか。もし状況お分かりでなければ、そういうことの状況の有無についてをちょっと調査していただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○大石浩文 分科会長  どうぞ、どなたか答えてください。 ◎岩崎高児 教職員課長  今、御指摘の件については、後日ちょっと調査させていただいて御報告させていただければと思います。よろしくお願いします。 ◆荒川慎太郎 委員  よろしくお願いします。 ○大石浩文 分科会長  よろしいですか。  ほかにございませんか。 ◆紫垣正仁 委員  分科会は最後になるかもしれませんが、138ページ、下の区のまちづくり推進経費の分ですね。特に東区さんの右側、2と書いてあるところの16番、(仮称)東区民まつり開催経費、最初に言っておきますけれども、どっちかというといい話ですので。  去年の11月24日でしたよね、区民まつりが。大雨の中、私も早朝からちょっと阿蘇の方行っていたんですけれども、朝からはちょっと晴れ間が阿蘇の方であったり、熊本の方でも雨が降っていなかったんですが、阿蘇から、私は中央区選出ですが、東区民まつりもいい試みというふうに感じていましたんで見に行きましたら、近づくにつれてもう大雨になっていて、途中入って中も見て、全体見る途中は雷もちょっと鳴っていて、宮崎区長がどうしましょうかねというふうにおっしゃっていたのが忘れられませんけれども、それでも近隣商店街の方でしょうか、とかいろいろな地域の方々もいらっしゃっていて、お客さんは雨ですからそんなに多くありませんでしたけれども、一生懸命されているなというのを感じました。  新年度から、もう行政の手をちょっと離れてまちづくり協議会というのに移行して、もう住民主体にしたいと。恐らくこの名前も、ネーミングもお任せするという意味で仮称になっているのかなというふうに推察しますけれども、様々な苦労があったと思いますけれども、ちょっとそういうふうにうまく移行できたところ、私もいろいろ商店街の方とか地域の方含めて、これ少し聞いていますけれども、ぜひ披瀝していただけたらと思いますけれども、いかがですか。 ◎河野宏始 東区首席審議員兼総務企画課長  今回、16番で、今委員がおっしゃったとおり東区民まつり開催経費ということで、健軍商店街のところでまちづくり推進協議会というところがありまして、そことお話をさせていただいて、今計画を一緒になって私どもも入ってやらせていただいているところで、先般までは6月6日にやろうというお話もありましたけれども、やはりコロナを懸念しまして、秋口にやった方がいいんではないかというような話をさせていただいているところでございます。  今回、いろいろ東区の総務企画課がこの東区民まつりを持つことによって、デメリットが、やはり選挙に左右されたり、そういったものの市の行事に左右されたり、そういうことによって日程がちょっと9月にやったり11月にやったりとか、ずっとずれてきたものですから、それではちょっとやはり参加される方にとっては月をある程度固めた方がいいんではないかという御意見もありまして、そういった中で健軍の方からやりますと、やりたいというお声をいただいたところで、健軍の商店街のまちづくり推進協議会とお話をさせていただいて、健軍商店街だけではなくて健軍のエリアを中心にした形でまちづくり─まちづくりというのは祭りをやろうということで、テーマとしては健康をテーマとしてやっていこうではないかというようなお話を今していただいているところでございます。  今後も引き続き、事務局は移りますけれども、東区役所としても一緒に委員に入りまして、積極的に参加していってまちづくりに支援していきたいというふうには考えているところでございます。 ◆紫垣正仁 委員  これは自然とこういうふうに民間主体の方に移っていったんですか。それをちょっとお尋ねしたいなと。  もう一つは、220万円の予算は、ちょっと去年のは私は覚えていないけれども、増減はどうなんですかね。減っているんではないかなと思いますが、いかがですか。 ◎河野宏始 東区首席審議員兼総務企画課長  祭りに関しましては、東区の懇話会で審議をいろいろやるわけでございますが、その中でも東区の方で事務局を持つよりはやはりその地域で持った方がいいんではないかという御意見もあって、その中で健軍の方が手を挙げられたというところでございます。  予算に関しましては、本年度につきましては330万円でございました。来年につきましては、事業費の負担金という形で220万円ということで少し減っておりますけれども、そういった形で民間の方に移させていただいて、次年度についても計画的にはだんだん負担金の縮小はしながら地域に移して、地域の方としては民間の企業から協賛金という形で、できるだけ継続できるような形でやりたいというような意向もございますので、そういった形で私たちとしてもバックアップしていきたいというふうに考えております。 ◆紫垣正仁 委員  330万円から220万円の金額が減ったということだけではなくて、やはり主体的に地域の方々が自分たちの地域は自分たちでというふうに思われたということが、私は非常に価値があることではないかなと思っています。  各区のやつをちょっと見ましたけれども、西区さんとかで西区フェスタとかもあるんでしょうけれども、これも民間事業者と連携されているみたいですが、なかなかほかのところでは、恐らく東区さんみたいな形でやられているところはちょっと私が知る限りありませんけれども、もし何かうちもこういうレベルでこの規模でやっているところがあったら、また後でもいいので教えていただきたいですし、私が申し上げたいのは、ぜひこういういい取組だったりいい流れというか兆候というのは、各区で、熊本市全体で共有していただきたいというふうに思うところですけれども、こういうところの動きとかいうのを、ほかのことも含めてですけれども、ほかの区役所だったりほかの部署とかで共有するような仕組みというのはどうなっていますかね、今。こうやってうまくいっているよというようなのは。 ◎早野貴志 地域政策課長  地域政策課でございます。  一応、各区の取組については、冊子を作ってお互いに共有するということをやっております。ただ、来年度の事業としまして、このちょうどまちづくり推進経費の地域政策課のところでございますけれども、例えば企業と連携して事業に取り組んでまちづくりをやっていらっしゃるとか、あと大学と連携したりとか、そういう先進的というかモデルとなるような事業に取り組まれているところにつきまして、それを各区に横展開するような事業を来年度展開していきたいというふうに考えているところでございます。一応その具体的内容については業者提案という形で公募したいというふうに今のところは考えております。  以上でございます。 ◆紫垣正仁 委員  まさに私がこの後言おうとしたことを先取りされたところありますが、まさにこの企業とか大学初め地域の住民の皆さんも巻き込んで、こういうことはさらに広げていただきたいですし、地域政策課さんが各区の総務企画課さんを中心に情報共有をぜひ進めていただきたいですし、まちづくりセンター、そして各校区の担当の方もいらっしゃいますから、そういうところでぜひ生かしていただきたいと思います。  もともとは各区に2,000万円ずつあって、2,000万円掛ける5区で1億円だった予算が、これが300万円ずつ各区が減って、300万円掛ける5区で1,500万円が地域政策課に行っていますけれども、本来であるならばこの1,700万円、2,000万円のままで連携費として地域政策課につくのが私は筋ではないかなと思いますが、それだけ財政も厳しいんでしょうか、皆様の訴えが財政に届いていないのかというところですけれども、私はそこはそこできちんと議会としてもチェックしておかなきゃいけないところだなというふうに思っています。  いずれにしても、私が行ったときには東部のPTA協議会の方とかも、もうずぶ濡れになりながらも一生懸命されていて、嫌な顔もほとんどされていませんでした。ああ、すばらしいなと思って見させていただきました。ぜひほかの区もいいこといっぱいされていると思いますけれども、私から見ているとこの東区民まつりというのはかなりトップランナーとは言いませんけれども、先進事例としていい動きではないかなと思ったので取上げさせていただきました。ぜひ今後とも地域の方々をサポートしながら、もう丸投げではなくて、もちろんされると思いますけれども、小崎部長も頑張れというのもほかからも聞いておりますので応援したいと思います。お疲れさまです。 ◆上野美恵子 委員  一つ、特別支援学級の開設の関係なんですけれども、毎年いろいろな地域からの要望、保護者さんからの要望があって、障がいのいろいろな種別に応じて各学校に特別支援学級が設置されたり、あるいは生徒さんが卒業されて一旦なくなったりとか、そういうことがずっと繰り返されていかれていると思うんですけれども、これは保護者さんの御要望があったときには速やかに施設も提供されて設置ができるような状況になっているのか、あるいは難しくて近隣の学校に通学をお願いしなければならないような実態が現場にあるのか、教えてください。 ◎西正道 特別支援教育室長  毎年、特別支援学級の新設要望はあっております。その中で、いろいろなことを勘案しまして新設の可否を委員会として行っております。その中で、万一できなかった場合は保護者の方とまた相談しながら、その学校の中の学級に入るのか、また他の学校の学級に行くのかということも含めながら、一番その子のことを考えて今進路の方を決定していっているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  2019年度の実績で、だから昨年の春の時点で要望があったんだけれども、住んでいる校区のところに支援学級ができなくて他の校区に行くような事例とか、よそに行かざるを得なかったという事例は何件ぐらいあったんでしょうか。 ◎西正道 特別支援教育室長  1件ございました。 ◆上野美恵子 委員  毎年どの程度あります、例年。 ◎西正道 特別支援教育室長  今年度は1件でございます。来年度ですけれども、今お二人の子供さんがほかの学校をということで、話の中で来年度就学になっております。 ◆上野美恵子 委員  これはやはり他校区になると、いろいろな保護者の方の御負担であったり、子供たちのいろいろなつながりであったりとかあると思うので、確かに件数としては1件とか2件とか、あんまり多いというふうには言えないのかもしれないけれども、でも仮に1件であってもなるべく地域の学校に希望なされる場合は行けるようにできないものかと思うんですけれども、ネックになるのはどういうことですか。 ◎西正道 特別支援教育室長  今年度、他の校区に行っていただいているケースにおきましても、その後もフォローはしまして、今年度の保護者の方の意思の方の確認をしまして、その中でそのままの学校で来年度は過ごしたいということでしたので、毎年1つの子供さんのケースにつきまして、その後の学校での状況等を見まして、保護者の方のお気持ちも考え、意思を確認しながら丁寧に就学の方を考えていきたいというふうに考えております。 ◆上野美恵子 委員  希望したときには極力そこに行けるようにはしていただけるわけですね。だから、1件とか2件であっても、やはりなかなか対応できない事案というのが発生するということについて、なるべく改善していただきたいというふうに思うんですよね。そこのところのできないその理由というのがよく分からない。施設にあるのか、人の問題なのか。  なぜ聞くかというと、なかなか希望してもならないようなことがあるということを聞いたんですよ。だから、それは教育委員会として対応……、やはり改善してほしいという声があったにもかかわらずそうなって、いつも何かそういうのがぱらぱらあるみたいなので、もし保護者の方や子供さんの御要望があれば精いっぱい応えていただきたいって、やはり何かできない物理的な条件があるならそれは取り払って、なるべくその要望に沿えるように改善をしていけないものかというのが私の思いなんですけれども、そこら辺がちょっとよく分からないんですよね。 ◎内村智 施設課長  上野委員の言われることはよく分かります。保護者の御意見等をしっかり聞きまして開設に向けて取り組んでおりますけれども、長期的な見通しとかそこら辺のところが、お一人の学級というところが一番悩ましいような状況でございまして、そこに対して長期的な見通しがあった場合は開設をするというふうな形になってまいりますけれども、一方でその学校の中において違う学級で対応することもできますので、総合的に見てそこら辺のところは御相談をした上で決定するような方向にしております。 ◆上野美恵子 委員  なかなか歯切れの悪い答弁かなと思ったんですけれども、要するにやはり対象になる方がそんなに大勢ではないから、お一人であったりお二人おられれば多い方かもしれないですよね。だから、何か1人なのにということもあるのかなと思うんですけれども、でもそれはやはりそうなるのはお一人とかというの当然ですよね。そんなにたくさんおられないと思うから、だからこそやはりきちんと御要望に沿っていくようなことが大事だと思うんですよね。  やはり言ってもなかなかかなわないという声があるんですよ。そういう声をやはり聞かなくていいようにしていかないといけないなと思うので、ではこれからはいろいろ個別にあったときは精いっぱい対応していただくということで理解していいんですか。 ◎内村智 施設課長  その方向で行っておりますけれども、必ずというふうな状況ではないかとは思います。 ◆上野美恵子 委員  その必ずの理由が分からないんですよ。施設なのか人なのか、ほかに何かあるのか、理由。かなわないとき必ずって言えないとおっしゃったので、できない理由というのをやはりはっきりというか、ケースによって違うとは思いますけれども、こういうことがあるからそういうときはなかなか難しいとか、でもそれの改善のためにはこういう手だてを考えていかなきゃいけないとかいうことをしないと、いつまでたっても要望があっても難しい。特にこの支援の分野というのは、対象になる方がそんなに大人数ではないから、本当に個別の対応ということになっていくので、ついついやはりもうやむを得ずこういう対応になりましたというふうに、何か沿わないことになってしまうことが出てくるような気がするので、人ですか、施設。 ◎内村智 施設課長  両方でございます。専門的な知識を持っている人たちの割合、先生方、免許等も持っていらっしゃるんですけれども、その部分もございますし、それから施設の部分もあるかと思います。それで、総合的なところで今現在は判断しているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  分かりました。これは要望ですけれども、やはりお一人お一人を大事にするということをしていただきたいなと思います。やはり対象者が少ないだけに、ついつい御本人さんたちの我慢ということになっていくこともあるかもしれないけれども、いろいろ負担を考えれば本当に要望に沿っていくということが大事だと思うので、その点はちょっとお願いしておきます。よろしくお願いいたします。 ◆荒川慎太郎 委員  166ページの博物館の予算についてお尋ねいたします。  特別展等開催経費、今年度は3,070万円計上されておりまして、一般財源とその他財源との折半するような計上になっておりますけれども、昨年度は2,300万円でして一般財源からの拠出予定はなかったんですが、ここの変更の理由を教えていただけますでしょうか。 ◎植木英貴 熊本博物館長  博物館でございます。  昨年は2,300万円ほどの予算がございましたけれども、これは一般財源も投入した形と、それから特別展での収入という部門で両方ございまして、今回の予算の構成と考え方は同じでございます。 ◆荒川慎太郎 委員  特別展、費用を多少増額してありまして、非常に珍しいもの、子供たちが目に触れることが貴重なものを展示していただくのは非常に大事なことだと思いますけれども、博物館がオープンした後の夏の特別展の際に、私館長にちょっとお話ししたことがあるかと思うんですが、博物館リニューアルに際しまして中を見学させていただいたんですが、非常にすばらしい展示内容になっているんですが、どうしても展示が主体になっておりまして、前の施設のときにあった子供たちが実際に手を触れて体験してというような施設が減っているように感じるというお話をして、そのときに、その中で体験教室ですとか、そういったものを充実して子供たちに興味を持ってもらいたいというお話をしていただいたのは御記憶ですか。         (「はい」と呼ぶ者あり) ◆荒川慎太郎 委員  はい。その点で、その上の2番目に子ども科学・ものづくり経費というのがありますけれども、こちらは120万円計上してありまして、前年比プラス10万円程度となっております。そのときにおっしゃった子供たちが体験する、そういった機会を増やすために十分な予算額だとお考えですか。 ◎植木英貴 熊本博物館長  博物館でございます。  確かに委員おっしゃいましたように、子供たちが体験するということでいろいろな講座を考えておりまして、今現在この子ども科学・ものづくり教室ということで120万円計上させていただいております。これも今年度につきましては大体2,000人近くの子供たちがそういうのを体験できるということで、いろいろな経験もしていただいておりますけれども、このほかに体験するということにつきましてはいろいろな講座もございますし、例えば今年度はゴールデンウイーク中にいろいろな講座もいたしました。各学芸員が、例えば植物あるいは昆虫を見るというような講座もいたしましたし、そういうふうな部分で、これとは別にいろいろな専門性を生かして博物館の学芸員がいろいろなイベント、催しもいたしておりますので、そういう部分も活用しながらいろいろな体験ができるというような形の中の活動を続けていこうということで今取組をしているところでございます。 ◆荒川慎太郎 委員  子供たちが科学に対して興味を持ってくれる、そうやって育てていくのには、展示ももちろんですけれどもそういった体験、非常に大切な機会だと思いますので、ぜひそこを強化していただければと思います。 ◎植木英貴 熊本博物館長  博物館の中での活動ということにつきましては、特に子供たちに対しましては、普通ではやはり学校教育の中ではできないような体験、そういうものも非常に重要ではないかということで、そういう理念の中で博物館の活動あるいは運営というものを目指しておりますので、今後もそれに対しましてはしっかり力を入れながら進めさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○大石浩文 分科会長  ほかにございませんか。  何かありますか、発言が。水町課長さんから、さっきのやつ。 ◎水町美延 青少年教育課長  すみません、答弁の修正をさせてください。 ○大石浩文 分科会長  はい、どうぞ。 ◎水町美延 青少年教育課長  紫垣委員から御質問いただきました答弁の中で、金額を一部修正させてください。  金峰山少年自然の家の基本計画に係る経費としまして、先ほど1,310万円と答弁いたしましたが、正しくは800万円でございます。おわびして訂正いたします。よろしくお願いいたします。 ◆紫垣正仁 委員  その1,310万円というのは、結局、何の数字だったんですか。 ○大石浩文 分科会長  ちょっともう一度、では。 ◎水町美延 青少年教育課長  失礼いたしました。基本計画も含めたその他の経費としまして1,310万円という金額を答弁してしまいました。 ◆紫垣正仁 委員  内訳を。 ◎水町美延 青少年教育課長  1,310万円の内訳でよろしいですか。基本計画が800万円、それからそれに係る有識者検討委員会の経費が360万円、そのほか施設の維持管理経費、巡回警備ですとか除草などが474万円、こういったものを合計すると1,310万円というところで、ちょっと段を見間違えて答弁いたしました。失礼いたしました。
    ◆紫垣正仁 委員  基本計画策定経費は1,600…… ○大石浩文 分科会長  基本計画自体は800万円ということではないかな。策定。 ◆紫垣正仁 委員  いいかな、私が言いましょうか。 ○大石浩文 分科会長  どうぞどうぞ。 ◆紫垣正仁 委員  1,690万円のうち810万円がその基本計画策定に関する経費ということですね。 ◎水町美延 青少年教育課長  失礼しました。800万円が基本計画の経費でございます。 ◆紫垣正仁 委員  800万円で間違いないですね。 ◎水町美延 青少年教育課長  はい、800万円でございます。 ◆紫垣正仁 委員  360万円が有識者会議ですよね。 ◎水町美延 青少年教育課長  失礼しました。36万円です。 ○大石浩文 分科会長  もう1回内訳をちょっと説明してください。時間がかかってしまいますから。 ◎水町美延 青少年教育課長  失礼いたしました。基本計画が800万円、有識者検討委員会経費が36万円、そしてその他維持管理経費が474万円でございます。大変失礼いたしました。 ◆紫垣正仁 委員  丁寧な説明を今後求めますし、いずれにしてもこの15億円、8億円とかかかるかもしれないという大きな事業なので、今後もしっかりその辺の数字も精査していってください。  以上です。 ○大石浩文 分科会長  ほかにございませんか。         (「ありません」と呼ぶ者あり) ○大石浩文 分科会長  ほかになければ、これをもちまして教育市民分科会を閉会いたします。                             午後 2時24分 閉会 出席説明員  〔市 民 局〕    局長       石 櫃 仁 美    首席審議員兼オンブズマン事務局長                                 吉 永 和 博    市民生活部長   白 石 義 晴    首席審議員    馬  泰 臣    地域政策課長   早 野 貴 志    地域政策課副課長 矢加部 恭 一    首席審議員兼地域活動推進課長      生涯学習課長   渡 部 秀 和             伊 東 達 也    首席審議員兼生活安全課長        審議員兼消費者センター所長             寺 崎 真 治             高 取 直 樹    男女共同参画課長 東 原 福 美    人権推進総室長  福 田 栄 拓    人権推進総室副室長津 江 三喜雄  〔中央区役所〕    区長       井 上   学    区民部長     甲 斐 嗣 敏    首席審議員兼総務企画課長        中央区まちづくりセンター所長             岡 村 公 輝             梶 原 勢 矢    区民課長     宮 崎 淳 司  〔東区役所〕    区長       宮 崎 裕 章    区民部長     小 崎 昭 也    首席審議員兼総務企画課長        東部まちづくりセンター所長             河 野 宏 始             藤 川 潤 子  〔西区役所〕    区長       深 水 政 彦    区民部長     木 櫛 謙 治    総務企画課長   田 尻 光 生  〔南区役所〕    区長       村 上 誠 也    区民部長     緒 方   公    首席審議員兼総務企画課長        富合まちづくりセンター所長             藤 本 和 弘             上 村 清 美    城南まちづくりセンター所長             高 濱 辰 也  〔北区役所〕    区長       野 口 恭 子    区民部長     野 中   力    総務企画課長   中 川 和 徳  〔教育委員会〕    教育長      遠 藤 洋 路    教育次長     橋 爪 富二雄    教育次長     岩 瀬 勝 二    教育総務部長   津 田 善 幸    教育政策課長   福 島 慎 一    教育政策課審議員兼学校改革推進室長                                 濱 洲 義 昭    学務課長     古 家 達 也    施設課長     内 村   智    青少年教育課長  水 町 美 延    図書館長     坂 本 三智雄    熊本博物館長   植 木 英 貴    学校教育部長   塩 津 昭 弘    教職員課長    岩 崎 高 児    総合支援課長   川 上 敬 士    特別支援教育室長 西   正 道    指導課長     松 島 孝 司    健康教育課長   中 村 順 浩    健康教育課審議員兼全国高校総体推進室長                                 岩 下 真 也    人権教育指導室長 平 生 典 子    教育センター所長 大 江   剛    教育センター教育情報室長  本 田 裕 紀  必由館高等学校長  荒 木 隆 久    千原台高等学校長 前 田 清 孝 〔議案の審査結果〕   議第 1号 「令和2年度熊本市一般会計予算」中、教育市民分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 12号 「令和2年度熊本市奨学金貸付事業会計予算」…………(審 査 済)   議第 38号 「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中、教育市民分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 40号 「熊本市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」中、教育市民分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 49号 「熊本市立学校の教育職員の給与に関する条例及び熊本市立小学校及び中学校の学校栄養職員の休職の特例に関する条例の一部改正について」           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 114号 「町の区域を新たに画すること及び字の廃止について」(審 査 済)...