熊本市議会 > 2020-03-17 >
令和 2年第 1回総務分科会−03月17日-02号
令和 2年第 1回都市整備委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回経済委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回環境水道委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回厚生委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回教育市民委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回総務委員会-03月17日-01号
令和 2年第 1回環境水道分科会-03月17日-02号
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  1. 熊本市議会 2020-03-17
    令和 2年第 1回都市整備委員会−03月17日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-29
    令和 2年第 1回都市整備委員会-03月17日-01号令和 2年第 1回都市整備委員会                都市整備委員会会議録 開催年月日   令和2年3月17日(火) 開催場所    都市整備委員会室 出席委員    8名         光 永 邦 保 委員長    藤 永   弘 副委員長         伊 藤 和 仁 委員     田 島 幸 治 委員         山 内 勝 志 委員     原 口 亮 志 委員         坂 田 誠 二 委員     落 水 清 弘 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(47件)      議第 65号「熊本市建築基準条例の一部改正について」      議第 67号「熊本市営住宅条例等の一部改正について」      議第 68号「市道の認定について」      議第 69号「同        」      議第 70号「同        」      議第 71号「同        」
         議第 72号「同        」      議第 73号「同        」      議第 74号「同        」      議第 75号「同        」      議第 76号「同        」      議第 77号「同        」      議第 78号「同        」      議第 79号「同        」      議第 80号「同        」      議第 81号「同        」      議第 82号「同        」      議第 83号「同        」      議第 84号「同        」      議第 85号「同        」      議第 86号「同        」      議第 87号「同        」      議第 88号「同        」      議第 89号「同        」      議第 90号「同        」      議第 91号「同        」      議第 92号「同        」      議第 93号「同        」      議第 94号「同        」      議第 95号「同        」      議第 96号「同        」      議第 97号「同        」      議第 98号「同        」      議第 99号「同        」      議第 100号「同        」      議第 101号「同        」      議第 102号「同        」      議第 103号「同        」      議第 104号「同        」      議第 105号「同        」      議第 106号「同        」      議第 107号「同        」      議第 108号「市道の廃止について」      議第 109号「同        」      議第 110号「同        」      議第 111号「同        」      議第 112号「同        」   (2)送付された陳情(1件)      陳情第2号「(仮称)アメイズマンション新築工事にかかる高さ・日影影響及び児童通学路安全確保について陳情」   (3)所管事務調査                             午前10時59分 開会 ○光永邦保 委員長  ただいまから都市整備委員会を開会いたします。  今回、当委員会に付託を受け審査いたします議案は、条例2件、その他45件の計47件であります。  このほか、陳情1件が議長より参考送付されておりますので、お手元に写しを配付しておきました。  本日、議事に入ります前に執行部より発言の申出があっておりますのでこれを許可いたします。 ◎田中隆臣 都市建設局長  委員会の審議に先立ちまして、新型コロナウイルス感染症への対応状況について、状況を御説明させていただきたいと思います。まず、都市建設局の方から説明させていただきます。都市建設局におきましては、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、現在、市民を初め多数の方々が参加する協議会、説明会などの主催イベントについては中止、または延期としております。また、坪井川緑地公園を初めとします各種公園施設につきましても令和2年2月28日から公園の使用の新規予約を停止している状況にございます。  次に、関係の事業者等に対する取組としまして、バス事業者等に対しましては、感染予防対策の徹底について注意喚起を行いますとともに、工事等請負業者に対する健康状況の調査についても実施しております。加えて、先週は建設業関係などの各種団体を直接訪問いたしまして、現在の状況の聞き取りを行うとともに、国、県及び本市の取組状況について説明を行ったというところでございます。  この聞き取り結果による現在の状況でございます。現時点において、特に工事等における大きな影響はないというところでございますが、今後、長期化した場合においては、建設資材等の調達についての不安に対する懸念の意見をいろいろな団体から承ったというところでございます。  また、国からの通知に基づく新型コロナウイルス感染症感染防止に向けた工事及び業務の一時中止につきましても都市建設局所管分で4件の工事と1件の委託で中止の申出をされました。当然ながら、許可中はそういうふうな状況でございましたが、16日付で全て再開されたというところを聞き及んでおります。  最後に、各種イベントの中止や卒業式の縮小によりまして、花きの消費が落ち込んでいるというのは報道等で御承知のとおりでございまして、全国都市緑化くまもとフェアのPRの一環としまして、私立の小中学校や幼稚園140校の卒業式において、ハレの舞台を華やかに演出するため、例年の花の装飾に加えましてプラスアルファでの装飾を行っていただくような取組も実施したところでございます。  今後とも新型コロナウイルス感染症に関する状況を注視しながら、必要な対策については講じてまいります。  以上でございます。 ◎肝付幸治 交通事業管理者  引き続き、交通局の対応あるいは影響等について御報告申し上げます。  交通局におきましては、中国の春節が始まる直前でございます1月23日に局内に新型コロナウイルスに係る連絡会議を立ち上げまして、以降、様々な対応を行っているところでございます。  まず、乗務員に対しましては、感染防止のためにマスクを配付しまして着用の義務化を図っております。それと出庫点検時に健康状態の報告、あるいは、手洗い、うがい等の履行徹底に努めるよう指示を行っているところでございます。  2点目の電車車両への対応でございますが、定期清掃時に手すりやつり革など利用者の方々が触れやすいところをアルコールの除菌シートで拭き上げたり、座席シートなどへの除菌スプレーの噴霧などの清掃作業を追加しております。それと、走行中には可能な限り窓を開け、車内の換気などにも努めているところでございます。  あと3点目には、利用者の皆様に対してでございますけれども、3月2日からの小中高校等臨時休校に伴い、不要となりました通学定期券につきまして、日割りで払い戻しします特別な対応を現在取らせていただいているところでございます。また、せきエチケットポスターを車内や電停に掲示しますとともに、ホームページやツイッター等を活用し、利用マナー感染防止の啓発にも努めているところでございます。  なお、利用状況につきましてですが、本年度1月までは桜町の開業ですとか、国際スポーツ大会の開催等の効果によりまして、対前年度比3.6%増で推移しておりましたが、やはり2月に入りまして減っております。2月全てのデータがそろっているわけではございませんが、対前年同月比約7%の減です。2月の平均でございます。それと3月に入りましては、15日まででございますが、約40%の減となっております。これは、新型コロナウイルス感染拡大ですとか、臨時休校の影響が顕著に現れている状況でございます。  今後も職員の健康管理はもとより、利用者の皆さんが安心して市電を御利用いただけるよう、感染状況を注視しつつ、その状況に応じた最善の対応に職員一同全力で取り組んでまいります。  以上でございます。 ○光永邦保 委員長  ぜひよろしくお願いしたいと思います。  発言は終わりました。  これより議事に入ります。  それでは、審査の方法についてお諮りいたします。  審査の方法としては、まず付託議案について説明を聴取した後、議案についての質疑を行い、次に所管事務調査として執行部より申出のあっております報告16件について説明を聴取し、陳情及び所管事務について質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○光永邦保 委員長  御異議なしと認め、そのように執り行います。  これより議案の審査を行います。  まず議第65号「熊本市建築基準条例の一部改正について」説明を求めます。 ◎小山博徳 建築指導課長  資料の方は令和2年2月第1回定例会議案に基づいて行いたいと思います。  資料の方、77ページになります。  建築基準法施行令の一部を改正する政令の施行等に伴いまして、条項のずれや文言を修正するために熊本市建築基準条例の一部を改正するものであります。  以上です。 ○光永邦保 委員長  次に、議第67号「熊本市営住宅条例等の一部改正について」説明を求めます。 ◎杉田浩 市営住宅課長  市営住宅課でございます。  議第67号、熊本市営住宅条例等の一部改正につきまして御説明申し上げます。  資料につきましては、同じく議案の81ページの方をお願いいたします。  今回、熊本市営住宅条例、熊本市特定優良賃貸住宅管理条例、熊本市小集落改良住宅条例の3つの条例改正につきまして提出させていただいております。  主な内容といたしましては、市営住宅等の入居に係る連帯保証人に関する規定を見直すために所要の改正を行おうとするものです。具体的には、これまで市営住宅等への入居に際しましては、連帯保証人を求めておりましたが、これを不要とするものです。その他、文言の修正など軽微な変更も行っております。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○光永邦保 委員長  次に、議第68号ないし議第107号「市道の認定について」、議第108号ないし議第112号「市道の廃止について」、以上45件について一括して説明を求めます。 ◎弓削秀和 土木管理課長  土木管理課でございます。  第1回定例会議案書85ページをお願いいたします。  議第68号から88ページ、議第107号までの市道認定議案40路線及び89ページ、議第108号から議第112号までの市道廃止議案5路線の議決を求めるものでございます。  内訳につきましては、都市整備委員会参考資料の資料2を基に御説明いたします。  まず、紙資料の1ページをお願いいたします。  認定路線につきましては、都市計画法に基づく管理帰属によるもの29路線、地元要望によるもの3路線、管理引継によるもの6路線、払下げによるもの2路線、計40路線、合計延長は5,049メートルでございます。  廃止路線につきましては、開発行為によるもの1路線、管理引継によるもの1路線、払下げによるもの3路線、計5路線で合計延長は447.3メートルでございます。  続きまして、紙資料の2ページから6ページにかけまして、各議案番号、路線名、起点・終点、幅員、延長などを記載しております、各路線の詳細につきましては、7ページから最終40ページにかけまして位置図、拡大図、周辺写真路線情報を記載しております。  表記中の赤い矢印線が認定路線、青い矢印線が廃止路線です。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○光永邦保 委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  付託議案について質疑及び意見をお願いいたします。 ○藤永弘 副委員長  市営住宅について、今まで必要であった連帯保証人がないということで、一人で生活の方で、何かあったときの、もし亡くなったとしてその財産は処分しなければならないですよね。その保証人も必要がないということですか。
    杉田浩 市営住宅課長  市営住宅課でございます。  今まで連帯保証人というのになっていただいていた方は、別に親族の方でなくても構いませんので、もともと亡くなられた場合のその相続人ということではございませんので、その辺に関しましてはこれまでどおり、例えば、単身で亡くなられて相続人がいらっしゃらないとかいう場合は、まず戸籍等を取りまして、相続人の調査をやると、その上で、その方に連絡を取って引取りだとかをやっていただくということでございますので、この連帯保証人をなくすことで、今、副委員長がおっしゃったような事態が変わるものではないかというふうに考えております。 ○光永邦保 委員長  副委員長、いいですか。 ○藤永弘 副委員長  今から先、ちょっとそれを探すときに非常に時間がかかるのではなかろうかということもあるでしょう。スムーズにいくためには、何か、初めからもし亡くなったときの速やかにそういう、やはりそういう等の処分なりすると、相当かかっているのではないですか。戸籍を調べたり、何とかしてその相手を探すというと相当かかるケースもあったんではないですか。 ○光永邦保 委員長  今のは連帯保証人とは関係ないと思いますよ。  お答えいただける範囲で、あんまり入っていくと所管になっていくから。 ◎杉田浩 市営住宅課長  市営住宅課でございます。  今回、連帯保証人をなくすことで、その代わりといってはなんでございますが、金銭の保証を頂かない緊急連絡先、これは届出していただくようにやっていきますので、その方を通じて、副委員長が御懸念いただいているのがスムーズにいくように、私たちは考えているところでございますので、御理解いただければと思います。 ○藤永弘 副委員長  非常に理解しました。連絡先、それは必要ではないかと思いましたので。 ○光永邦保 委員長  ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○光永邦保 委員長  ほかになければ以上で付託議案に関する審査を終了いたします。  これより所管事務調査を行います。  執行部より申出のあっております報告16件について、順次説明を聴取いたします。 ◎杉田浩 市営住宅課長  市営住宅課でございます。  今、使いました議案、こちらの117ページの方をお願いいたします。  報第2号及び報第3号の専決処分の報告についての御報告となります。  まず、報第2号「専決処分の報告について」でございます。  これは、市営住宅に係ります家賃等の請求及び明渡しの請求に関する訴えの提起並びに和解成立について、令和2年1月24日に専決処分を行いましたので市議会に報告をさせていただくものでございます。  相手方は市営住宅等に係る家賃等滞納者で、件数は5件、金額は131万7,700円となっております。なお、訴訟方針等につきましては4の方に記載のとおりでございます。  次に、119ページをお願いいたします。  報第3号「専決処分の報告について」です。  これは、市営住宅に係る家賃等の請求に関する和解申立及び訴えの提起について、令和2年1月24日に専決処分を行いましたので市議会に御報告させていただくものでございます。  相手方は市営住宅等に係る家賃等滞納者で、件数は21件、金額は543万4,200円となっております。なお、和解方針等につきましては4の方に記載のとおりです。  以上でございます。 ◎今村寿也 道路整備課長  道路整備課でございます。  同じく議案書の121ページをお願いいたします。  報第4号、工事委託契約の変更について専決処分いたしましたので報告いたします。  北区植木町におきまして国と協定を締結して実施しております合志川改修附帯舟島橋架替工事につきまして、平成29年度の協定締結後における資材や労務費の上昇、消費税率の変更などにより、委託金額8億8,141万7,540円を9億3,578万2,715円に変更いたしました。専決日は、令和元年12月23日でございます。  以上です。 ◎上村和也 都市政策課副課長  都市政策課でございます。  総務委員会に付託されました議第123号「熊本市基本構想及び熊本市基本計画の変更について」当委員会所管分について、御報告いたします。  昨年、第4回定例会の当委員会では、基本計画見直し素案について新旧対照表を用いまして所管事項に関する説明を行いました。その後、外部委員パブリックコメント等で頂きました御意見を基に修正した部分がございましたので、その修正部分について御報告いたします。  資料3を御覧ください。  1ページ目、2ページ目が前回までの委員会で御報告いたしました基本構想及び基本計画変更概要についてまとめたものでございます。このうち、第8章が当委員会所管事項になります。  4ページを御覧ください。  黄色で塗っております部分が変更した部分でございます。バス路線網の再編やパークアンドライドの推進、わかりやすく利便性の高い公共交通体系を確立、昼も夜もだれもが歩いて楽しめる魅力ある都市空間の創出をフランス視察まちなか再生プロジェクトを踏まえまして追記しました。  6ページを御覧ください。  地域拠点への都市機能の維持・確保に加え、防災力の向上を追記いたしました。7ページにも同様の追記をしております。  8ページを御覧ください。  実行委員会設立趣旨に、「かけがえのない緑と水」を身近に感じ、後世へと引き継いでいくというのを追記しまして、開催の目的をより明確にいたしました。  10ページを御覧ください。  歩いて楽しめる都市空間を創出に、だれもがを追加しております。熊本駅周辺まちづくりの推進においては、ユニバーサルデザインを配慮したを追記しております。  11ページを御覧ください。  バス事業者5社が熊本都市圏を中心とする路線バス事業で、共同経営に移行することで合意したことを受け、追記しました。  12ページを御覧ください。  11ページ同様に共同経営を追記しております。  13ページを御覧ください。  昨年末に行われました熊本市都市道路ネットワーク検討会での新たな道路機能の発表を踏まえまして、より具体的に将来を見据えた施策を追記しております。  以上で議第123号、当委員会所管分の説明を終わります。 ◎角田俊一 都市政策課長  都市政策課でございます。  私の方からは2件御説明させていただきます。  まず、資料4の第2期債権管理計画案でございます。この計画は総務委員会が所管となりますけれども、全庁にまたがりますので、各委員会で御報告しております。  1の策定趣旨としましては、自主財源の確保や公平公正な市民負担の確保などを目的としており、第1期計画では、債権総額を147.6億円を112.1億円にまで縮減させましたが、いまだ政令指定都市では下位の部分もございまして、さらなる適正化を目指すものでございます。  2、位置付けとしましては、総合計画の取組の一つとしておりまして、また、債権管理基本方針に基づくものでございます。3の期間につきましては、令和6年3月までの4年間。4の対象は、10万円以上の64の債権で、5に記載のとおり早期対応、効率的な滞納処分人材育成を柱としまして、6に記載しておりますように債権ごと努力目標を設定し、裏面に移りますけれども約99億円を62億円に、約37億円ほど縮減することとしております。  また、下の表にあるように収納率の指標も掲げているところでございます。  本都市整備委員会に関連しましては、この表の最下段、市営住宅使用料の収納率を99.6%とすることや、次の3ページにございますように、都市建設局で8つ、交通局で1つに対して目標を設定しております。  次に、資料の5、被災者支援並びに復旧の状況について御報告します。  1枚目は、これまでの様式の更新版でございますが、発災から4年を経過しようとしておりまして、改めて次ページ以降で御報告させていただきます。  2ページ目、都市建設局関連公共施設でございますが、写真のように甚大な被害を受けましたが、昨年度末まで道路、橋梁の83か所、河川の27か所、一昨年度末までに公園の17か所、全ての復旧を完了しております。  次に、3ページ、被災宅地については、直接施工の対象地区219か所に対し、本年2月末に87.7%を着手し、委員会で御視察いただきました立田地区の大規模盛土造成地滑動崩落防止事業などについては本年度末の完了を予定しています。  次に、間接施工につきましては、20か所、全てについて来年度の完了を予定しております。  次に、②の復興基金支援分では、受付は特別な事情のある方を除いて本年3月までとしておりますが、現在の2,408件に対しては、94.5%の交付決定を終えておりまして、来年度の事業完了を予定しています。  4ページ目は、住宅支援で、応急仮設住宅については、2017年5月、1万1,052戸であったものが、現在、502戸まで95%減少しております。  一番下の段、マッチングにつきましても1,931の希望に対し、721が辞退されるも既存公営は892、災害公営は315の世帯に御入居いただいております。  5ページ目、災害公営住宅ですが、昨年、8団地326戸、全てが完了しております。  次に、6ページ、左側、液状化に関しては、近見8地区のうち1地区は同意の取得を行っておりますけれども、7地区は工事へ移行しております。右側、被災マンションに関しては、建替えのうち2団地は工事中、検討中は3団地となっており、売却が9、修繕が25となっております。朱書きの検討中の3のうち、残る1団地につきましても解体に関する制度創設など、支援の準備を進めているところでございます。  このように、着実に復旧・復興を進めておりますが、今後とも最後まで積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎土屋裕樹 交通政策課長  交通政策課でございます。  引き続き、資料6をお願いします。  公共交通に関する取組について、5点御報告させていただきますが、分科会と重複する部分がありますので、割愛しながら御報告させていただきたいと思います。  まず、1番の市電延伸の検討でございますが、こちらにつきましては、新年度引き続き基本設計を実施しながら、パークアンドライドやサイクルアンドライドのニーズを把握しながら、基本設計に反映させていただきたいと思っております。こちらにつきましては、今後も議会に御報告し、御意見を伺いながら事業推進を図ってまいりたいと考えてございます。  次に、右側のバス交通の活性化、バス交通運行効率化についてでございますが、こちらにつきましては、昨年3月末にバス事業者と県、市で熊本におけるバス交通あり方検討会を設置し、検討を重ねてまいりました。結果、上段の囲みにお示ししておりますように、バス事業者は会社間の垣根を越えて、路線網再編に取り組むこと、あるいは共同経営型の事業形態に移行することなどを確認したところでございます。今後は、本年4月に都市バス内に共同経営準備室を設置し、準備を進めることとしてございます。  また、秋頃には、バス・電車100円の日の実施、年度内に共同経営計画の策定と国への認定申請、さらには熊本駅地区の再整備と合わせ、熊本駅と桜町の市役所周辺を結ぶ(仮称)まちなかループバスの導入検討を進めることとしてございます。  次のページをお願いします。  公共交通グランドデザインの見直しについてでございます。  このグランドデザインにつきましては、本市が目指す公共交通の将来像を市民の皆様と共有するため、左側にお示ししております3点を柱として平成24年に策定したものでございます。今回の見直しに当たっては、下段でございますが、公共交通協議会で議論をしながら、新たに、公共交通と自家用車のベストミックスの概念でありますとか、市街地部における公共交通利便向上区域の設定などを加味することとしてございます。今後、分かりやすいリーフレット等を作成して、市民の皆様にPRしてまいりたいと考えてございます。  次に、右側の4番の新モビリティサービスと5番のシェアサイクルにつきましては、ともに新年度社会実験に取り組みたいと考えてございます。新モビリティにつきましては、社会実験で課題を明らかにし、熊本においてどのような運行形態が最も効果的なのかを探ってまいりたいと考えてございます。  また、シェアサイクルにつきましては、より多くの方に御利用いただくことが今後の本格導入につながると考えてございますので、ポートの場所でありますとか、料金面、利用しやすいような設定が必要と考えてございますので、関係者と協議連携しながら今後につながるような社会実験にしてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◎中村孝 都市整備景観課長  都市整備景観課でございます。  資料7を御覧ください。  令和3年度の整備完了を予定しております桜町・花畑地区のオープンスペースにつきましては、中心市街地の新たなにぎわいの拠点として市民に広く親しまれるよう愛称を命名することとし、2月に市民投票を実施いたしました。市民投票は資料中段に示しております4つの案の中から最もよいと思う案に投票する形で行ったところでございます。  現在は、投票の資格要件等も含め集計作業を行っているところでございます。今後は令和2年5月開催予定のまちづくりマネジメント検討委員会において投票結果を踏まえて愛称を決定し、その後商標登録を行う予定でございます。投票結果等につきましては、機会を捉えて委員の皆様に報告させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ◎粟田修 都市整備景観課副課長  引き続き、都市整備景観課でございます。  資料8をお願いいたします。  まちなか再生プロジェクトについてでございます。右の上の方ですけれども、プロジェクトの3つの施策、容積率、高さ、財政支援の最後の3つ目としまして財政支援制度を創設いたします。  考え方としましては、中段の①と書いてあるところ、解体から敷地統合、あと建築行為まで建替えに係る一連の負担軽減を図り、建替えを促進するとともに、敷地の統合、共同化による防災機能の強化や低未利用地の有効活用によるスポンジ化解消を誘導するものでございます。  3番、③の下の方になりますけれども、支援の基本要件といたしましては、中心市街地活性化基本計画の範囲内であること、それと店舗、事務所等のにぎわい施設が、建築する建物の延べ面積の2分の1以上あることと、敷地面積が200平米以上と3階建て以上の建替えであることということを基本要件としております。  今度は②、真ん中、中段になりますけれども、さらに、解体、統合、建築の、建築に関する支援につきましては、基本要件に加えまして、平面駐車場等のスポンジ化対策や防災機能強化を行う計画に対し厚く支援を行い、固定資産税相当額を最大10年間助成する制度でございます。  最後に④、10年間で100件の建替えを目標に進めてまいりたいと考えており、記載のとおり、建替え投資による建設投資の経済効果に加えまして、オフィスやにぎわい施設の売上増加による経済効果も見込んでおるところでございます。  経済観光局が昨年度行った歩行者交通量調査では、桜町開業後の10月には桜町、新市街はもとより中心市街地全体でも増加の結果が出たところでございます。現在、新型肺炎で落ち込みはございますけれども、この開業効果を継続的に中心市街地全体に広げていくためにも、この機を捉え、容積率の緩和、高さ基準の運用改善に加えまして、財政支援も一体的に工事、災害に強く魅力と活力ある中心市街地の実現に向けて進めてまいりたいというふうに思っております。  引き続き、資料の9をお願いいたします。  令和元年第4回定例会でも御報告いたしましたくまもと歴史まちづくり計画(素案)につきまして、パブリックコメントの結果を御報告いたします。1月8日から2月6日にわたりまして、素案に対する意見募集を行いました。その結果、15名の方から157件の御意見をいただいております。意見の種類及び内容等につきましては、記載のとおりでございます。  今後の予定につきましては、資料下段に記載しておりますとおり、適宜計画書の修正を行い、6月の国の計画認定に向けた手続を進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◎松尾達哉 熊本駅周辺整備事務所副所長  熊本駅周辺整備事務所でございます。  同じく資料10を用いまして、熊本駅周辺整備の進捗状況について御説明いたします。
     熊本駅白川口駅前広場につきましては、資料上段右側に示しております5つの整備コンセプトを基に設計を行っておりまして、資料上段左側が完成形のイメージパースとなっております。熊本駅コンコースの正面、駅前広場中央に広いオープンスペースを確保し、北側にはバス、タクシーの公共交通ゾーン、南側には一般車ゾーンという配置になっております。資料中段右側が今年2月末現在の状況写真になっております。  駅前広場におきましては新たな上屋の基礎工事等を行っておりまして、また、駅前広場の南北におきましてはJRの駅ビルの建設が進んでおります。今後も工事の進捗に合わせて人や車の導線及びバス、タクシーの乗降を切り替える必要がありますので、利用者への周知や案内には十分注意しながら工事を進めてまいります。  資料下段左側が令和2年度の主な整備のイメージパースとなっております。整備コンセプトを実現するために、水に親しむ水景施設や多くの緑を配置する植栽、また、駅舎や駅ビルとの照明との調和を図りながら温かみのある色調の照明設備などの整備を行ってまいります。また、駅前広場中央近くには、駅前広場利用者のためにトイレを設置するとともに、広場には災害時も想定いたしまして、手押しポンプやWi-Fi等の設備も整備してまいります。  最後に工事スケジュールですけれども、資料下段右側に示しておりますとおり、駅前広場の関連工事は、令和2年度末、あと約1年後の完成を目指して進めてまいりたいと考えております。  説明は以上です。 ◎原和義 住宅政策課長  次に、資料11の良質な住まいづくりの推進につきまして、2点の御説明をいたします。  まず、資料の左側、1点目の住生活基本計画中間見直しについてでございますが、前回、第4回定例会の本委員会におきまして、同計画中間見直し素案についての基本的な考え方や後期計画における重点的な取組につきまして御報告させていただいたところでございます。今回は、その後実施いたしましたパブリックコメントの結果について御報告させていただきます。  本年1月6日から2月5日までの約1か月間、意見募集を行ったところ、御意見等はございませんでしたので、予定どおり年度内に策定をしていくこととしております。  次に、資料右側、マンション適正管理支援事業についてでございます。  この事業につきましては、本年度からの新たな事業でございまして、先ほどの住生活基本計画の施策方針の一つとして位置付けているものでございます。事業内容につきましては、資料に記載しておりますとおり、3本の取組がございますが、本日は取組1のお尋ね情報PRにつきまして御報告させていただきます。  この取組につきましては、職員が直接マンション管理組合を訪問いたしまして、相談を受けますとともに、支援制度の御案内や適正管理に向けた情報を提供し、さらには、市と管理組合とのネットワークを構築していくなど、今後のマンションの適正管理に向けた支援を行っていくものでございます。今年度は市内約750棟を訪問しておりまして、そのうち約3割とのネットワークを構築することができたところでございます。しかしながら、訪問をいたしましても御不在だった管理組合等もございますので、来年度以降も引き続き訪問と調査を行ってまいりたいと考えております。  これらの取組によりまして、以前より行っておりますマンション管理士派遣の依頼件数が増加をしておりますとともに、先月2日に開催いたしましたマンション管理基礎セミナーにつきましても参加者が昨年と比べ、2倍の140名もの参加を頂くなど、着実にマンション管理につきましての意識向上につながっているものと考えているところでございます。今後もこれら事業を継続していきまして、市民の皆様方のニーズに対応した取組を行っていきたいと考えているところでございます。  私からは以上でございます。 ◎今村寿也 道路整備課長  道路整備課でございます。  資料の12をお願いいたします。  令和2年度の道路に関する重点施策について御報告申し上げます。  まず、市民生活に密接な道路の環境改善として、様々な地域の課題に対応しますため、生活道路等の計画的な要望対応を進めてまいります。  次に、安全・安心な道路の実現として、全ての方々に安全で快適な道路環境を創出するため、歩行空間の整備、自転車利用環境の向上、道路施設の長寿命化対策や地域連携の維持管理に取り組んでまいります。  右手に移りまして、街路樹再生計画の実施についてでございますけれども、街路樹に関する様々な課題を踏まえ、量から質の向上へ転換を図るため3つの再生方針と重点路線を決定し、来年度より着手してまいります。  最後に、円滑な道路交通の実現としまして、骨格幹線道路の整備や交差点改良などを推進しまして、都市内交通の円滑化を図ってまいります。令和2年度道路事業につきましては、予算を増額して要求させていただいております。各分野における様々な課題に対してしっかりと応え、道路環境の向上に取り組んでまいります。  続きまして、資料の13をお願いいたします。  熊本市道路整備プログラムの見直しについて御報告申し上げます。  現在の道路整備プログラムにつきましては、地震の影響、また新広域道路交通計画との整合を図る必要から、その見直しを延期しておりました。12月に交付金の重点配分を受けるために国の通知に沿った道路整備プログラムの策定が必須となりましたことから、今回、見直しを行うものでございます。見直しに当たりましては、まず、総合計画や国土強靭化地域計画など関連計画との整合を図ってまいります。  次に、国の通知から計画期間10年間の投資額を明記させていただいております。また、計画の内容につきましては、右にあります4つの基本方針を定めさせていただきまして、これらについて交通安全や維持についても予算枠を確保した上でそれぞれの評価指標により、優先度を評価し路線を選定しております。  なお、新広域道路交通計画との整合につきましては、新広域の計画が策定されました時点で再度プログラムの見直しを行いたいと考えております。  最後に、都市計画道路の見直しについてでございますけれども、今回の道路整備プログラム未掲載の路線などを対象に今後20年で着手することを目標に来年度から見直しを進めてまいります。  説明は以上です。 ◎米村浩介 河川課長  河川課でございます。  私からは資料14、井芹川第9排水区の浸水対策に関する検討状況について御説明いたします。  場所は井芹川右岸、慈恵病院北側を流れます小山田川でございます。資料の左側中段に施設の概略を示しております。この施設は、大雨で増水した川の水を上流で分水して地下のトンネルに取り込み、下流のポンプで井芹川へ排水する施設でございます。平成27年に供用開始いたしましたが、施設が十分に機能していないため、道路冠水などが発生しておりました。  そこで、平成29年度から学識や研究機関等を含めた第三者による花園・島崎地区浸水対策施設技術検証委員会を設置し、原因究明及び対策方針の決定に向け調査検討を進め、昨年末に開催されました技術検証委員会委員会としての結論がまとめられましたので、御報告いたします。  資料右側、2にあります平成29年7月4日開催の第1回検証委員会からの指示事項を踏まえまして、平成30年度に水位観測などの現地調査を実施し、観測データを用いましたシミュレーション解析を行いました。解析の結果を昨年12月24日に開催した第2回技術検証委員会へ報告いたしました。  その結果、右側の薄い黄色の着色部分に記載しております小山田川からの地下バイパス管への分水機能の不足、ポンプの稼働水位設定の変更、麹川からの区域外の水の流入の3点が原因として判明いたしました。また、既に対応済みのポンプの稼動水位の設定を除き、分水効率のさらなる向上、区域外からの流入対策、この2点が今後の対応方針としてまとめられました。  今後は、この検証委員会での結論を踏まえまして、早急に具体の施設対策の設計を行うなど、早期の被害軽減の効果発現に向けて取組を進めてまいる予定でございます。  以上で説明を終わります。 ◎高倉伸一 公園課長兼全国都市緑化フェア推進室長  公園課でございます。  それでは、資料15、全国都市緑化フェアの取組と水前寺江津湖公園利活用・保全計画のパブコメについての2点について御報告させていただきます。  1ページ目のフェアにつきましては、1月30日に市長を会長としまして、関係団体160名で構成します実行委員会の設立総会を開催し、フリーデザイナーによりますフェアのロゴマークの発表を行ったところでございます。事業スケジュールは、実施計画や会場設計を進めていく予定であります。また、今後、フェアの開催に向けまして、メイン会場の一つとなります水前寺江津湖公園と動植物園の植物ゾーンのトイレや照明等の老朽化施設について、改修を行っていきたいというふうに考えております。  続きまして、次ページの利活用・保全計画のパブリックコメントの結果についてですが、12月の当委員会におきまして素案を説明し、その後、12月末から1月24日まで1か月間、市民の御意見を伺いました。そして7名の方から43件の御意見をいただいております。意見としましては、環境保全の意見や利活用においてはゾウさんプールの再整備に関する御意見、動植物園との一体化についても御意見をいただいております。今後は、緑化フェアまでを第1弾としまして意見を伺いながら計画を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○光永邦保 委員長  以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。  陳情及び所管事務について質疑及び意見をお願いいたします。 ◆原口亮志 委員  それでは、資料の6のところの熊本都市バスに設置する共同経営のことでちょっとお伺いいたします。  私はこれもう、いきなりテレビで見て、市長も中に入って、画期的な経営がなされるだろうと思いますけれども、具体的にこのことによって共同経営が示すメリット、またデメリットがあるとするならば、具体的に分かりやすく説明していただけますか。 ◎土屋裕樹 交通政策課長  バス事業の共同経営型の事業形態への移行についてということで、メリット、デメリット、今後どういうふうに変わっていくのかというようなお尋ねでございました。先ほど説明させていただきましたように、今度の4月から都市バス内に共同経営準備室というのを設立予定でございます。  実際、まだ今通常国会の方に法案が提出されて、そちらの方で独占禁止法の特例法案というのが国の方で審議される予定となってございます。こちらの法がしっかり制定されて、施行されないとなかなか共同経営という事業形態への移行は厳しいんですが、されるという前提でお話をさせていただきますと、まず、今5社ございまして、特に中心市街地に近い部分におきましては、路線が重複していたりとか、そういうことが多分に発生してございます。まずは、こういった競合路線について効率化を図ろうということを考えてございます。そこで生み出された運転手でありますとかあるいは車両、こういったものを有効活用して、もう少し運行頻度を高めて運行したら、より多くの方に乗っていただけるであろうとか、そういうところにバスを増便させて運行させるとかいうことも考えてございます。  一方で、デメリットとなるかどうかちょっとなかなか難しい部分があるんですけれど、今、バス路線として運行しているような区間というのが当然ございますが、利用者が減って、1人もしくは2人とか、30人乗り、40人乗りのバスで運行するにはかなり非効率になっているような場所も当然ございます。こういった部分におきましては、コミュニティ交通への転換とか、そういうのも視野に入れながら今後は検討を進めていくということで、需要に応じたような新たな交通モードで今後運行していくということを考えてございます。  いずれにしても、今回の共同経営につきましては、国の方の認可というのが必要になってまいりますので、新年度はまずは共同経営計画というものをしっかり事業者さんと一緒につくり上げて、国の方に申請して、認定まで持っていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◆原口亮志 委員  大変よく分かりました。  しかしながら、ちょっと心配するのは、バスの業界といいますか、非常に厳しいのは分かっておりますので、これが合理化のための共同体であってはちょっと利用者さんに対して非常に大ごとになりますので、これから国の認定の話もありましたけれども、県と市による支援ということで、具体的に矢印で書いてありますけれども、県と市の支援というのは、どういったところに対して今後、この共同体に対して支援をされていくのか。 ◎土屋裕樹 交通政策課長  1点は、分科会の方でも説明をさせていただきましたけれど、まずは、財政支援という部分でこの計画を策定するのに必要ないろいろな解析でありますとか、そういった部分については県、市でしっかり支援をやっていきたいというふうに考えてございます。  もう一つは、やはりこういう計画をつくったり、あるいは、今、委員御懸念のバス事業者の効率化だけで市民のためにならないような共同経営では駄目だというようなお話だと思いますので、利用者目線でのやはりこういう共同経営というのが必要というふうに考えてございますので、県と市から職員を派遣しながら、派遣法に基づく正式な派遣ではないんですけれど、しっかりこの共同経営準備室の方に関わりを持ちながら市民、県民のためになるようなバス路線、利用しやすいようなバス交通になるように我々としても支援をしていきたいというふうに考えてございます。 ◆原口亮志 委員  そこのところは、これからのことにも関わると思いますので、しっかり関心と興味を持って議会の方としても見守っていきたいと思っております。回答としては非常に希望の持てるような回答ということで、了として受け止めました。ありがとうございました。 ○光永邦保 委員長  ほかにありませんか。 ◆山内勝志 委員  同じく公共交通に関する取組の新モビリティサービスの社会実験について、これの規模感をもう少し教えていただけますでしょうか。 ◎土屋裕樹 交通政策課長  新モビリティサービス、AIデマンドタクシーの社会実験についてなんですが、こちらは、公共交通協議会のコミュニティ部会というところで御議論をさせていただきながらどういう形態がいいのかというのを今探っているような状況でございます。  案としては、例えば、健軍地区とかそういうお話も出ておりますが、タクシー事業者さん、あるいはAIをお持ちのシステム事業者さん、こういったところとしっかりお話をしながら、どういうエリアでどういう形態でやった方が将来につながるのかというのを探りながら社会実験につなげていきたいというふうに考えてございますので、すみません、現時点でこの場所で、こういった形で社会実験をというところまではなかなか言及できないような状況にございます。  また決まった段階で御報告させていただきたいと思っております。よろしくお願いします。 ◆山内勝志 委員  分かりました。  これは、今後ちょっと20年、30年先の話ですね、公共交通の在り方につながると思うんですが、今言ったようなこれから考えられたことが熊本市の例えばグランドデザインの見直しの中に入っていくとか、そういう可能性というのはございますでしょうか。 ◎土屋裕樹 交通政策課長  AIデマンドタクシーについては、いろいろな都市で社会実験されてございまして、今後の公共交通の新しい選択肢の一つということで期待されておるものでございます。私どももしっかり社会実験をやって、どういう効果があるのか、あるいは、熊本市においてはどういう使い方が一番効果的なのかというのを探りながら将来的に実際、市民の方に御利用いただけるような公共交通となるように取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 ○光永邦保 委員長  山内委員、よろしいですか。 ◆山内勝志 委員  分かりました。 ○光永邦保 委員長  ほかにありませんか。 ◆落水清弘 委員  2点お伺いいたします。  資料12の道路整備と保全の重点施策について。  街路樹のことが載っておりますけれども、前委員会でお話しましたこの街路樹を今から適正にしていかれる。ですから、不要なものは間引きされるわけでしょうけれど、その不要なものはどうやって選ばれるんですか。 ○光永邦保 委員長  もう1点目はいいですか。まずは1点目からですね。 ◎今村寿也 道路整備課長  道路整備課でございます。  今回、重点路線として2路線を選定させていただいております。高森線と第二空港線でございます。そこの路線につきましてはもう、一本、一本街路樹の方を調べさせていただいておりまして、当然、支障を来たしているような樹木でありますとか、老木化しているもの、そういったものを全て確認しております。その中で、ある程度、一定程度の間隔を空けた中で、今、委員がおっしゃられました間引きというところをやっていこうと。今回、質の向上というところを考えておりますので、そういったきちんと残した中でそういう樹形等も整えながら、この街路樹を今後管理していきたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ◆落水清弘 委員  樹木の診断方法はどのような方法をされておりますでしょうか。今の進捗状況も教えてください。 ◎今村寿也 道路整備課長  樹木の診断につきましては、委託業者の中に樹木医さんがおられますので、その方に同行して見ていただいたというのが今の状況でございます。それと今の進捗状況でございますけれども、第3回の委員会、これが今月末を予定しておったんですけれども、今回のコロナの関連がございましたので、書面開催でやるというところで今進めて、書類等を各委員さんに見ていただいているというような状況でございます。  以上です。 ◆落水清弘 委員  診断にかかります経費はどの程度のものがかかりますでしょうか。その樹木医さんというのは単発的にお願いするのか、それとも年間を通じてお願いして、経費を幾らとか払っていらっしゃるんですか。当然職員さんもその樹木医さんに随行されるわけですよね。どれくらいの規模で随行されておりますか。 ◎今村寿也 道路整備課長  今申し上げましたのは、今回の2路線につきましての業務委託ということでございまして、その委託業者さんに樹木医さんがおられてその方に見ていただいたというような状況でございます。今後、点検していくに当たりましては、またそれぞれ各路線ごとに見ていくことになろうかと思いますので、点検のやり方等については、いろいろな技術等もございますので、そういったものを活用しながら、費用がなるべくかからないような方法でそういった樹木の点検をやっていきたいというふうには…… ○光永邦保 委員長  幾らぐらいかかるか答えられますか。 ◎今村寿也 道路整備課長  すみません、今現状には持っておるものがございませんので。 ◆落水清弘 委員  いいです。 ○光永邦保 委員長  よろしいですか。 ◆落水清弘 委員  前の委員会でも御提案申し上げましたように、樹木の空洞を簡単に測定できる機械がわずか30万円で買えますので、ああいうものをやはり活用していただきたいと思うんですよね。もう金額はおっしゃらなくて結構ですから、当然それなりの金額がかかっていると思います。ですから、経費削減と効率化、各土木センターにその30万円の機械を、北海道のやつですよね、道で使っているやつ。ああいうのを使えば経費も安く、そして時間も短くできるわけですから、やはり樹木医さんを雇うというのはそれなりの経費もかかりますし、時間もかかってしまいますので、その辺のことをやはり真剣に考えていただきたいなということですので、よろしくお願いしておきます。  それともう1点、すみません。  夜間景観について、12月議会で新年度に向けて指針をつくっていただくような話を頂きましたよね。あれの状況を御説明お願いいたします。 ◎酒井伸二 都市デザイン室長  都市デザイン室でございます。  今の夜間景観のマスタープランの策定状況につきまして簡潔に御説明いたします。  今、卓上の紙ペーパーになりますが資料をお配りしております。参考までに御覧いただきたいと思います。  策定の目的としましては、昼も夜も歩いて楽しめるまちづくりの実現というところを目指しましてマスタープランの策定に今年度から着手している状況でございます。進捗の状況といたしましては、昨年11月から業務着手いたしまして、12月にかけて現地調査を実施しております。本年に入りまして、3月にかけましてはその調査の結果を現状取りまとめているという状況でございまして、来年度いっぱいかけましてマスタープランとして策定してまいりたいというふうに考えている次第でございます。  中身としましては、マスタープランということでございますので、基本方針等を取りまとめるとともに、一部をガイドラインとしまして、ある一定の特性のあるエリアごとに商業地域、住宅、河川、水辺、そういった特徴のあるエリアごとにデザインの光度、照度、色温度、演色性等々のある一定の指針を定めてまいりたいというふうに思っております。  また、併せて夜間景観に係る取組の推進としましては、様々な光の活用事例の提案ですとか、それを実施していくプロセス辺りについても取りまとめてまいりたいというふうに思っております。マスタープランにつきましては、各庁内の各関係課の連携も大事ですし、市民との様々な意見交換も必要になってございます。そこら辺も含めて、庁内の連携会議は今年度から立ち上げて関係課で実施しておりますし、来年度は地域も含めて様々な御意見を頂きながらマスタープランを取りまとめてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆落水清弘 委員  非常に、動き始めまして楽しみにしております。私にとりましては、大西市長は最初当選されたときにお願いした件でございますので、ここまで実ってきたことに、本当に市長の判断に感謝するばかりでございます。  そういう中で今、道路のLED化、今回も予算に上がっていますよね。ちょっと公園のLED化等も予算に上がっておりますよね。ですから、この具体的にこれ自体でマスタープランができるわけですけれども、マスタープランと並行して、もう現場が動いている部分がありますので、現場の、横の連絡をきちんと取っていただきたいということをお願いしたいんです。将来のマスタープランに書いて、出来上がったことと今進んでいることに差が出ますと何にもなりませんから、このマスタープランを内原先生が中心になってつくっていただきますので、その情報を密に全庁的に。何でかと言うと、自治会の防犯灯もありますから、商店街の商店街灯もありますから、もう早め早めに言っておかないと商店街灯の補助金は当然別の局で出てくるわけですね。そういうところにもちゃんと前もってこの将来の青写真をある程度示しておきませんといけませんので、そこら辺に関してはどのような対応をしていただけるか、教えてください。 ◎酒井伸二 都市デザイン室長  都市デザイン室でございます。  今、委員から御指摘ありましたように、非常に市の各事業の進捗とマスタープランの策定というのが同時に今、進行している状況でもございますので、庁内各局、各課、関係先集まりまして、定期的に情報共有を図りますとともに、策定に当たりましても、いろいろな御意見を頂きながら実のあるマスタープランの策定に努めてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◆落水清弘 委員  どうぞよろしくお願いいたします。 ◆伊藤和仁 委員  すみません、前回の委員会で坂田委員よりありました西環状道路の池上工区再評価を受けた結果、令和7年まで延期したという件についてちょっと再度お尋ねさせていただきたいと思うんですが、実際に調査をすると大きな岩が出てきて、それによって当初の予定どおりには進まなくなったという話であったと思うんですが、例えば、そのときの調査方法ですけれど、当初の調査でそういう大きな石があるとかないとかそういうことが分かる方法というのは現代の調査方法というところではなかったんですか。 ○光永邦保 委員長  なぜ分からなかったんですかということか。
    ◆伊藤和仁 委員  はい。 ○光永邦保 委員長  お願いします。 ◎今村寿也 道路整備課長  道路整備課でございます。  今回の部分につきましては、土質的なものでございます。当初設計、概略等々でやっていくんですけれども、そのときにボーリング調査等々も当然やってはまいります。そのボーリング調査の頻度といいますか数、そういったところも少し関連はしてこようかと思いますし、当初でございますので、まだ用地買収等が終わっていないような状況でございますので、その近傍の場所で調査を行ったりですとか、道路のジャストポイントで調査ができなかったりですとか、そういった関連もございますので、極力そういった調査については精度を上げる必要があるというふうには考えますけれども、そういった当初の段階ではなかなか的確な情報が得られていなかったということもございます。  以上でございます。 ◆伊藤和仁 委員  現在の最新の調査方法では、例えば、そういう岩を発見する調査方法とかはあるんでしょうか。 ○光永邦保 委員長  今のあれですよ。買収もできていなかったので調査に入れていなかったから、その後できたところのが遅れてという説明だったんですけれど、調査方法は当然、使える場所というのはあると思うんですが、それも伺いだしたら、ボーリングして調べるんですね。それとも何か掘らなくても中の岩盤が分かるような方法とかがあるんですか。ちょっと専門の方いらっしゃいますか。 ◎佐藤武士 北部土木センター所長  北部土木センターでございます。  基本的には、先ほど道路整備課長がおっしゃったように、現地でのボーリング調査というのがやはり基本になってございますので、先ほどお話されたように、橋脚のジャストポイントで1か所、2か所ということで、やはり山手の方になりますので、傾斜地がございます。そういうのがやはり工事に入ったときに、やはり地形が斜めになったりということで、やはりそういうところがなかなか分からなかったというところがございます。  以上でございます。 ○光永邦保 委員長  伊藤委員、どうですか。 ◆伊藤和仁 委員  分かりました。一つは、今後の様々な工事等に影響していくことでありますので、本当に精度に確保することが大事かと思います。今、課長からもお話がありましたとおり、精度を努めていただけますよう、今後の調査等をまたしっかりとやっていただければと思います。 ○光永邦保 委員長  ほかにございませんか。 ◆坂田誠二 委員  関連でちょっとお尋ねしますが、あれは実施設計か何か、結局は政令市になって、熊本市が県から引き継いで今の工事をやりおるわけですよね。だから最初は県がやっていたと思うんですよね。実施設計の中でその辺になったときには熊本市でも地理調査はかけたのか、どうなのか。その辺はどうなのか分かっておかないと。 ○光永邦保 委員長  市になって、改めて市で調査はしたのかということですか。 ◎今村寿也 道路整備課長  道路整備課でございます。  先ほど言いましたように、例えば、道路を渡河する橋梁の部分ですとか、そういったところについては、再度詳細なボーリング調査、そういったものをかけさせていただいております。そういった中で、地質の状況といった詳しいものがだんだん分かってきて、当初と少し差異が出てきたというふうになったということでございます。 ◆坂田誠二 委員  分かりました。いいです。 ○光永邦保 委員長  よろしいですか。市でも調査したと。  ほかにございますか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○光永邦保 委員長  ほかになければ、以上で所管事務調査を終了いたします。  これより採決を行います。  議第65号、議第67号ないし議第112号、以上47件を一括して採決いたします。  以上47件を可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○光永邦保 委員長  御異議なしと認めます。  よって、以上47件はいずれも可決すべきものと決定いたしました。  以上で当委員会に付託を受けた議案の審査は全て終了いたしました。  これをもちまして都市整備委員会を閉会いたします。                             午後 0時12分 閉会 出席説明員  〔都市建設局〕    局長       田 中 隆 臣    総括審議員    加 藤 栄 一    総括審議員兼都市政策部長        都市政策課長   角 田 俊 一             吉 澤 勇一郎    都市政策課副課長 上 村 和 也    都市政策課副課長 飯 田 考 祐    交通政策課長   土 屋 裕 樹    交通政策課副課長 黒 部 宝 生    都市整備景観課長 中 村   孝    都市整備景観課副課長                                 粟 田   修    都市デザイン室長 酒 井 伸 二    震災宅地対策課長 上 野 幸 威    建築指導課長   小 山 博 徳    開発指導課長   上 村   亮    建築審査室長   荒 巻 純 生    植木中央土地区画整理事業所長                                 田 島 伊 織    熊本駅周辺整備事務所長         熊本駅周辺整備事務所副所長             田 尻 亮 司             榊   正 邦    熊本駅周辺整備事務所副所長       熊本駅周辺整備事務所副所長             松 尾 達 哉             上 杉 剛 二    住宅部長     宮 崎 由 之    住宅政策課長   原   和 義    建築物安全推進室長中 嶋   浩    市営住宅課長   杉 田   浩    空家対策課長   平 石 研 吾    震災住宅支援課長 吉 住 和 征    公共建築部長   東 野 洋 尚    建築保全課長   塩 田 栄一郎    営繕課長     林 田 敬 成    設備課長     吉 村 和 敏    設備課副課長   河 田 誠 二    土木部長     藤 岡 明 弘    土木総務課長   石 田 智 寿    土木総務課副課長 岩 佐 康 弘    道路整備課長   今 村 寿 也    道路整備課副課長 藤 田   武    道路整備課副課長 高 倉 智 浩    土木管理課長   弓 削 秀 和    自転車対策室長  竹 原 義 博    用地調整課長   高 木 裕 治    河川課長     米 村 浩 介    公園課長兼全国都市緑化フェア推進室長                                 高 倉 伸 一    震災土木施設対策課長          東部土木センター所長             松 窪 昭 宏             奥 田 滋 晃    西部土木センター所長          富合地域整備室長 磯 田 茂 成             高 永 恭 男    城南地域整備室長 平 江 利 也    北部土木センター所長                                 佐 藤 武 士    植木地域整備室長 谷 富 隆 弘  〔交 通 局〕    交通事業管理者  肝 付 幸 治    次長       大 関   司    首席審議員    島 田 裕 士    総務課長     河 本 英 典    運行管理課長   伊 藤 達 也 〔議案の審査結果〕   議第 65号 「熊本市建築基準条例の一部改正について」……………(可  決)   議第 67号 「熊本市営住宅条例等の一部改正について」……………(可  決)   議第 68号 「市道の認定について」……………………………………(可  決)   議第 69号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 70号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 71号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 72号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 73号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 74号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 75号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 76号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 77号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 78号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 79号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 80号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 81号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 82号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 83号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 84号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 85号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 86号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 87号 「同        」……………………………………(可  決)
      議第 88号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 89号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 90号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 91号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 92号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 93号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 94号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 95号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 96号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 97号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 98号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 99号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 100号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 101号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 102号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 103号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 104号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 105号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 106号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 107号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 108号 「市道の廃止について」……………………………………(可  決)   議第 109号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 110号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 111号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 112号 「同        」……………………………………(可  決)...