○
光永邦保 分科会長 ただいまから
予算決算委員会都市整備分科会を開会いたします。
本日の
議事に入ります前に、
執行部より
発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。
◎
肝付幸治 交通事業管理者 分科会の
審議に先立ちましてお時間をいただき、お詫びと御
報告を申し上げます。
まず、去る11月20日の深夜から未明にかけ実施いたしました健軍電停付近での
分岐器交換等の
夜間工事が想定した時間内に終了せず、その影響で、新水前寺電停から健軍電停間で
始発から45分間運休するといった
事案が発生してしまいました。この運休で
市電利用者約300名の皆様に御迷惑をおかけしたこと、さらには、
議員各位に御心配、御迷惑をおかけしたことに対しまして、この場をおかりしておわび申し上げます。
まことに申しわけございませんでした。
今回の
工事は、数十年に一度実施するような難
工事でありまして、
工事業者と十分に
協議を行った上で実施したものの、結果的にこのような
事態を招いたことは、不測の
事態への対応が不十分であったとしか言いようがございません。
今後、実施を予定しております辛島町電停改良の際に、今回のような大規模な軌道切りかえ
工事などが想定されますが、二度とこのような
事態を招かないよう、今回の
事案を教訓に取り組んでまいります。
次に、去る9月30日に発生いたしました
大江車庫からの
電車転動事故に対します
再発防止策について御
報告いたします。
今回の
事故は、
最終電車入庫後の
乗務員等の作業誤り、失念、あるいは
安全確認不足などの
ヒューマンエラーが重なり発生したものと考えております。このため、今回の
事故を受けまして、
最終電車入庫後の
作業手順を全面的に見直し、
運転手を初めとした
運行業務従事者に指示、徹底しますとともに、
ハード対策といたしまして、
移動式の
車両強制停止装置を設置したところでございます。これに加え、
侵入ゲートの補強についても、現在、技術的な
検討を進めるなど、二重、三重の
安全対策に努めてまいります。
今後も、本市の
基幹公共交通の一つとして、安全・安心で
利便性の高い
市電になるよう
職員一同、全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
ここに改めておわび申し上げますとともに、御
報告申し上げます。
◎
田中隆臣 都市建設局長 説明員の欠席について、御
報告させていただきます。
北部土木センターの
佐藤所長においては、忌引きのため、本日の
分科会、
委員会を欠席させていただきますので、御了承よろしくお願いいたします。
○
光永邦保 分科会長 発言は終わりました。
特に、
肝付交通事業管理者からの
報告につきましては、私からも要望を申し上げておきます。
2件とも大変大きな
事案として、私自身、受けとめております。
まず、1件目につきましては、
公共交通機関に対する
信頼性を大きく損なうものです。
始発電車を待っていた方々の身になって、特に
夜間工事の要領について
改善事項をまとめ、
再発防止に努めていただきたいと思っております。
また、2件目は、
確か予算決算委員会の当日だったと思いますけれども、あの
委員会の場で、市長から
報告、謝罪すべきだったと思っております。物理的に
電車が出てこないような
方法についても、今後、
検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
それではこれより
議事に入ります。
今回、当
分科会において
審査を分担します
議案は
補正予算4件であります。
それでは、
審査の
方法についてお諮りいたします。
審査の
方法としては、
議案について
説明を聴取した後、
質疑を行いたいと思いますが、御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
光永邦保 分科会長 御
異議なしと認め、そのようにとり行います。
それでは、これより
議案の
審査を行います。
まず、議第111号「
令和元
年度熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分についての
説明を求めます。
◎
石田智寿 土木総務課長 予算決算委員会説明資料の145ページをお願いいたします。
ページ中段からの
一般会計分の
債務負担行為補正の
追加分でございます。
まず、
個別事業関連の欄でございますが、
池上インター線橋梁下部工関連工事につきましては、
令和元年度から
令和2
年度を
期間とし、4億1,000万円を計上しております。これは新
年度予算で実施する
工事について、
債務負担行為を設定することにより、現
年度中に
入札、
契約の締結を行い、新
年度での早期の
工事着手を可能とするために行うもので、
令和元年度をゼロ
債務とする
債務負担行為を設定するものでございます。
次に、
舟島橋架替
工事につきましては、
令和元年度から
令和3
年度を
期間とし、1億9,800万円を計上しております。これは、合志川の
河川改修事業に伴う
舟島橋の架替
工事において、
河道内の
工事に着手したところ、地質が当初の調査と異なることが判明したことから、
令和3
年度まで
期間を延長して
工事を施工するため、
令和元年度及び
令和2
年度をゼロ
債務とする
債務負担行為を設定するものでございます。
◎
塩田栄一郎 建築保全課長 同じく、
資料の145ページをごらんください。
施設管理等関連経費のうち、
公共施設集約保守点検業務委託経費について御
説明いたします。
市有建築物に附帯します
設備の
運転状況を把握することで、計画的な修繕につなげ、
事故の発生を未然に防止するとともに、
長寿命化を図ることを目的に
建築保全課で集約しております
市有建築物の
設備保守点検のうち、
自家用電気工作物、
昇降機設備、
合併浄化槽の
点検につきましては、
年度がわりの時期におきましても、切れ目のない履行が必要になっております。
令和2
年度までの
債務負担とする
限度額6,500万円の
補正予算を要求させていただくものでございます。
◎
石田智寿 土木総務課長 同じく
債務負担行為の
補正の
施設管理等関連の2段目からでございます。
土木部からは6本の
債務負担行為を計上しております。いずれも、
令和2
年度当初から、役務の
提供等を受ける必要のある
契約案件でございまして、現
年度内に
事務処理に着手する必要があることから、
令和元年度をゼロ
債務とする
債務負担行為を設定するものでございます。
まず、
道路関連といたしまして、
道路路面清掃等維持保全経費として2億5,840万円、
駅エレベーター保守点検等道路施設維持管理経費として2,250万円、
舗装打換経費として3億円を計上しております。
続きまして、次の段から
河川関係といたしまして、
調整池排水設備保守点検業務委託として1,130万円、
排水機場運転管理業務委託として4,970万円を計上しております。
最後の段になりますが、
公園関係で、
公園維持管理業務委託として2億8,530万円を計上しております。これは、
公園の除草、トイレの
清掃、
駐車場の
管理など、
公園の
維持管理に関する
業務を行うものであります。
◎
角田俊一 都市政策課長 同じく
説明資料の149ページをお願いいたします。
一般会計補正予算の
都市建設局分でございます。
最
上段、
補正額の欄、1,899万円余の
増額でございまして、以下に各区分の額を記載しておりますが、これは全て今回の
一般職の
職員の
給与に関する条例の一部改正に伴うものでございます。
○
光永邦保 分科会長 次に、議第116号「
令和元
年度熊本市
熊本駅
西土地区画整理事業会計補正予算」についての
説明を求めます。
◎
榊正邦 熊本駅
周辺整備事務所副
所長 熊本駅
周辺整備事務所でございます。
議第116号「
令和元
年度熊本市
熊本駅
西土地区画整理事業会計補正予算」について御
説明いたします。
予算決算委員会説明資料の153ページをお願いいたします。
まず、下の表の
歳出予算でございますが、
職員の
給与の
改定に伴います
人件費の
増加分といたしまして、11万円の
増額補正を計上いたしております。
次に、上の表の
歳入予算ですが、
歳出予算の
増額に伴いまして、
一般会計からの
繰入金につきまして
同額の11万円
増額補正を計上いたしております。
○
光永邦保 分科会長 次に、議第117号「
令和元
年度熊本市
植木中央土地区画整理事業会計補正予算」についての
説明を求めます。
◎
田島伊織 植木中央土地区画整理事業所長 説明資料の154ページをお願いいたします。
植木中央土地区画整理事業会計補正予算につきまして、まず、
歳出予算から
説明させていただきます。
今回の
補正は
職員の
人件費といたしまして、16万5,000円の
増額補正を計上いたすものでございます。
次に、
歳入予算につきましては、
歳出予算と
同額の
増額補正を計上いたすものでございます。内訳は
一般会計からの
繰入金16万5,000円を
増額するものでございます。
○
光永邦保 分科会長 次に、議第121号「
令和元
年度熊本市
交通事業会計補正予算」についての
説明を求めます。
◎
河本英典 交通局総務課長 議第121号「
令和元
年度熊本市
交通事業会計補正予算」について、
説明をいたします。
説明資料の160ページをお願いいたします。
今回
補正予算に計上しております
費用総額といたしましては、表の
補正額Bの
上段に
費用の欄にございます222万5,000円でございます。
補正内容といたしましては、下段の
枠囲みに記載しておりますけれども、
職員の
給与改定に伴います
人件費の
補正といたしまして、
所要額を計上しております。
次の161ページをお願いいたします。
債務負担行為の
補正でございます。
内容といたしましては、来
年度の
業務のために本
年度中に
入札等の
契約準備を行う必要がありますことから、
債務負担行為の設定を行うものでございます。
具体的には、
市電運賃の
精算業務に係る
現金等輸送業務委託でございまして、600万円を
限度額として計上しております。
○
光永邦保 分科会長 以上で
議案の
説明は終わりました。
これより、
質疑を行います。
分担議案について
質疑及び意見をお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
光永邦保 分科会長 なければ、これをもちまして
都市整備分科会を閉会いたします。
午前10時27分 閉会
出席説明員
〔
都市建設局〕
局長 田 中 隆 臣
総括審議員 加 藤 栄 一
総括審議員兼
都市政策部長
吉 澤
勇一郎 都市政策課長 角 田 俊 一
都市政策課副
課長 上 村 和 也
都市政策課副
課長 飯 田 考 祐
交通政策課長 土 屋 裕 樹
交通政策課副
課長 黒 部 宝 生
都市整備景観課長 中 村 孝
都市整備景観課副
課長
粟 田 修
都市デザイン室長 酒 井 伸 二
震災宅地対策課長 上 野 幸 威
建築指導課長 小 山 博 徳
開発指導課長 上 村 亮
建築審査室長 荒 巻 純 生
植木中央土地区画整理事業所長
田 島 伊 織
熊本駅
周辺整備事務所長 熊本駅
周辺整備事務所副
所長
田 尻 亮 司 榊 正 邦
熊本駅
周辺整備事務所副
所長 熊本駅
周辺整備事務所副
所長
松 尾 達 哉 上 杉 剛 二
住宅部長 宮 崎 由 之
住宅政策課長 原 和 義
建築物安全推進室長中 嶋 浩
市営住宅課長 杉 田 浩
空家対策課長 平 石 研 吾
震災住宅支援課長 吉 住 和 征
公共建築部長 東 野 洋 尚
建築保全課長 塩 田
栄一郎
営繕課長 林 田 敬 成
設備課長 吉 村 和 敏
設備課副
課長 河 田 誠 二
土木部長 藤 岡 明 弘
土木総務課長 石 田 智 寿
土木総務課副
課長 岩 佐 康 弘
道路整備課長 今 村 寿 也
道路整備課副
課長 藤 田 武
道路整備課副
課長 高 倉 智 浩
土木管理課長 弓 削 秀 和
自転車対策室長 竹 原 義 博
用地調整課長 高 木 裕 治
河川課長 米 村 浩 介
公園課長兼
全国都市緑化フェア推進室長
高 倉 伸 一
震災土木施設対策課長 東部土木センター所長
松 窪 昭 宏 奥 田 滋 晃
西部土木センター所長 富合地域整備室長 磯 田 茂 成
高 永 恭 男