熊本市議会 > 2019-12-09 >
令和 元年第 4回厚生委員会-12月09日-01号
令和 元年第 4回教育市民委員会-12月09日-01号
令和 元年第 4回総務委員会-12月09日-01号
令和 元年第 4回経済分科会-12月09日-01号
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  1. 熊本市議会 2019-12-09
    令和 元年第 4回厚生分科会−12月09日-01号


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    令和 元年第 4回厚生分科会−12月09日-01号令和 元年第 4回厚生分科会                厚生分科会会議録 開催年月日   令和元年12月9日(月) 開催場所    厚生委員会室 出席委員    7名         井 本 正 広 分科会長   村 上   博 副分科会長         齊 藤   博 委員     平 江   透 委員         高 瀬 千鶴子 委員     那 須   円 委員         藤 山 英 美 委員 欠席委員    1名         澤 田 昌 作 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(4件)      議第 111号「令和元年度熊本一般会計補正予算」中、厚生分科会関係分      議第 112号「令和元年度熊本国民健康保険会計補正予算」      議第 113号「令和元年度熊本介護保険会計補正予算
         議第 118号「令和元年度熊本病院事業会計補正予算」                             午前10時12分 開会 ○井本正広 分科会長  ただいまから予算決算委員会厚生分科会を開会いたします。  なお、澤田委員より欠席届が提出されておりますので、御承知願います。  本日の議事に入ります前に、執行部より発言の申し出があっておりますので、これを許可します。 ◎田端高志 健康福祉局長  おはようございます。  本日の執行部側の出席・欠席について御報告をさせていただきます。  本日、畠山介護保険課長病気療養中のため、また原田中央福祉課長が体調不良のため欠席をさせていただいておりますので、何とぞ御了承いただきますようお願い申し上げます。なお、所管事務報告案件関係濱洲高齢福祉課副課長が出席をさせていただいておりますのでよろしくお願い申し上げます。 ○井本正広 分科会長  これより本日の議事に入ります。  今回、当分科会において審査を分担します議案は、補正予算4件であります。  それでは、審査の方法についてお諮りいたします。  審査の方法としては、議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○井本正広 分科会長  御異議なしと認め、そのようにとり行います。  これより議案の審査を行います。  まず、議第111号「令和元年度熊本一般会計補正予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎神永修一 健康福祉政策課長  それでは、健康福祉局所管補正予算について説明いたします。  予算決算委員会説明資料の75ページをお願いいたします。  まず、一般会計補正額でございますけれども、款の民生費が5,492万8,000円。中段にございます款の衛生費が1,828万8,000円。下のほうでございますが、災害復旧費が68万1,000円。右下でございますが、補正後の局所管の予算の合計が1,469億5,986万4,000円となります。  次に、おめくりいただきまして、79ページをお願いいたします。  社会福祉総務費での人件費として、上から4段目でございますけれども、707万3,000円の補正をお願いしております。これは、熊本市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正に伴う増額分でございまして、社会福祉総務費以外にもそれぞれのところに人件費が計上されていますけれども、同じ内容でございます。よろしくお願いいたします。 ◎今村利清 国保年金課長  同じく資料79ページ上段の項社会福祉費目社会福祉総務費でございます。国民健康保険会計繰出金といたしまして、566万1,000円を計上しております。これは、後ほど御説明させていただきますが、国民健康保険特別会計で計上しております職員人件費社会保障税番号制度システム等対応経費の財源として、国民健康保険会計へ繰り出すものでございます。 ◎濱洲紀子 高齢福祉課副課長  続きまして、中段、目の25老人福祉費でございます。  まず、老人福祉施設等開設準備経費助成事業として、2,127万1,000円を計上しております。これはグループホーム等の開設に当たり行っている助成の県補助単価見直しに伴う増額並びに介護療養型医療施設から介護医療院への転換に係る助成について増額補正をお願いするものでございます。  次に、2点目の高齢者施設等防災機能強化支援事業について、247万5,000円を計上しております。これは、高齢者施設等における非常用自家発電設備の整備に対し助成するもので、軽費老人ホーム1カ所分となります。  3段目が介護保険会計繰出金として、170万9,000円を計上しております。これは、職員の給与改定に伴う介護保険会計人件費増加分でございます。 ◎池田賀一 子ども政策課長  それでは、80ページの下段をお願いいたします。  妊婦・乳児健康診査システム改修経費について御説明させていただきます。  内容といたしましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、通称番号法でございますが、その改正に基づきまして令和2年7月から妊婦・乳児健康診査の情報につきまして、自治体間での連携が必要となることから既存システムの改修を行うもので、今回、補正予算として1,050万円を計上するものでございます。 ◎濱洲紀子 高齢福祉課副課長  続きまして、款の60災害復旧費でございます。  資料81ページをお願いします。  老人福祉施設等災害復旧経費として68万1,000円を計上しております。これは、本年1月3日に発生した地震により被災しました介護老人保健施設1カ所の復旧工事に対しまして助成を行うものでございます。 ◎渡辺正博 保護管理援護課長  債務負担行為補正について御説明いたします。  資料76ページの一番上をお願いいたします。  当課からは、生活困窮者自立支援業務委託として、限度額1億650万円を計上しております。これは、年度内に準備する必要があるためでございまして、期間は令和元年度から令和2年度までとしております。  内訳でございますが、まず自立相談支援事業として、生活困窮者の方々の就労や住居、家庭に関する相談を受けるとともに、支援を行います生活自立支援センターについて、中央区に加え、東区と南区内にも設置をいたしまして、3つの拠点で市全域の相談支援に対応するための経費として5,020万円を計上しております。  次に、家計改善支援事業といたしまして、家計管理に関する指導や貸し付けあっせん等を支援する経費として720万円。一時生活支援事業として、住居がない生活困窮者の方々に宿泊場所や衣食を提供し、自立を支援する経費1,500万円。就労準備支援事業として、一般就労が困難な生活保護受給者の方や生活困窮者の方に就労体験生活訓練社会生活訓練を実施し、就労に向け支援する経費1,410万円。  最後に、生活保護世帯の中学1年生から中学3年生を対象に、高校進学に向け、学習支援生活支援を行う経費2,000万円を計上しております。  生活困窮者自立支援業務委託につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎友枝篤宣 障がい保健福祉課長  私のほうからは、同表の上から2番目と3番目について説明をさせていただきたいと思います。  まずは、上から2番目でございますが、障がい者虐待防止センター夜間・休日電話対応業務委託についてでございます。熊本市障がい者虐待防止センターにおきましては、障がい者虐待に関します通報・相談などを24時間体制で行っております。職員が不在となります夜間・休日等の市役所の閉庁時間におきましても対応できるように業務委託を行っているところでございます。3月から4月に変わります年度以降についてもスムーズに相談体制を確保するために、今年度中に委託を完了させる必要があるものでございまして、期間は令和元年度から令和2年度、限度額は300万円を計上しております。  続きまして、その下でございますが、障がい者福祉タクシー利用券等一斉交付業務委託についてでございます。この事業は3月末から券の交付を行う新年度分の障がい者福祉タクシー利用券、そして燃料費助成券の事務を業者に委託しているところでございます。区役所福祉課等の窓口の負担軽減を図ることを一つの目的としておりまして、今年度中に契約を完了させる必要があるものでございます。期間は令和元年度から令和2年度、限度額440万円を計上しているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎渡辺正博 保護管理援護課長  4段目にございます生活保護診療報酬明細書点検業務委託について御説明いたします。  当業務につきましても、年度内に準備する必要があるため、期間を令和元年度から令和2年度までとしまして、限度額660万円を計上しております。これは、生活保護医療扶助に係る診療報酬明細書につきまして、診療内容報酬単価等過剰請求など、誤りがないか点検を委託するための経費となります。 ◎伊津野浩 感染症対策課長  今の一つ下の段をお願いいたします。  緊急風しん対策クーポン券作成等業務委託でございますが、これは本年度から3カ年の予定で実施しております成人の男性に対する風しんの追加的対策の実施に伴い、来年度の事業対象者に対して、年明け4月に無料クーポン券を発送するため、本年度中に入札、契約を行う必要があるため、債務負担行為を計上するものでございます。期間は令和元年度から令和2年度までの2年間、限度額は270万円でございます。 ◎村上睦子 動物愛護センター所長  続きまして、狂犬病予防定期集合注射会場運営等業務委託でございます。  これは、毎年4月に市内一円で実施しております狂犬病予防集合注射の会場の運営、案内、受付、収納事務などの業務といたしまして、令和2年度の狂犬病予防集合注射を円滑に行うに当たり、本年度中に契約を行って、準備を進める必要があることから限度額460万円の債務負担をお願いするものです。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎松倉裕二 こころの健康センター所長  同じ表の下から2つ目になります。  ひきこもり地域支援センター運営業務委託についてですが、ひきこもり状態になった本人や家族からの相談に対し、専任職員によるきめ細やかな支援を行うひきこもり地域支援センターが来年3月をもって現事業者との契約が満了するため、令和2年4月以降の次期事業者と運営について今年度中に契約等を完了させる必要があることから、今回、期間令和元年から令和4年度、限度額5,740万円を計上しているところです。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎池田賀一 子ども政策課長  表の一番下になります。  妊婦・乳児健康診査システム改修業務委託でございますが、こちらは先ほど御説明いたしました妊婦・乳児健康診査システム改修に係ります債務負担行為といたしまして、令和2年度、限度額140万円を計上するものでございます。 ○井本正広 分科会長  次に、議第112号「令和元年度熊本国民健康保険会計補正予算」についての説明を求めます。 ◎今村利清 国保年金課長  国民健康保険会計に関する補正予算について御説明をさせていただきます。  資料のほうは85ページをお願いいたします。  説明の都合上、歳出予算から説明をさせていただきます。  ページの下段の歳出のところをお願いいたします。  款総務費項総務管理費をごらんください。一番右の説明のところの人件費、こちらは、給与改定に伴う職員人件費の補正といたしまして226万1,000円を計上しております。  続きまして、2番目、社会保障税番号制度システム等対応経費といたしまして、1,490万円を計上しております。こちらは、マイナンバーを活用した制度改正に伴うシステム改修費用でございまして、令和3年3月をめどに開始されるオンライン資格確認及び令和2年6月から実施される他の行政機関との情報連携項目追加等に対応するものでございます。  続きまして、下段、諸支出金のところの項償還金及び還付加算金をごらんください。  一般被保険者保険料還付金といたしまして、1,480万円を計上しております。こちらは、国民健康保険料の二重納付や減額賦課更正等による過誤納に対する還付金でございます。当初の見込みを上回る還付金が発生しておりますことから補正予算を計上しております。歳出は以上でございます。  歳出の上段に歳入を記載しておりますが、こちらは歳出に対応する財源を計上しております。  次に、債務負担行為について御説明をさしあげます。  資料は戻って76ページの一番下段をお願いいたします。  国民健康保険特別会計債務負担行為の補正につきまして、2件を計上しております。いずれも、令和2年度当初からの事業開始に向け、入札等契約準備行為にかかる期間を考慮し、債務負担行為を計上するものでございます。  1番目の国民健康保険にかかる診療報酬明細書等点検集計等業務委託につきましては、診療報酬明細書レセプト等の内容につきまして二次点検を行う委託をするものでございます。  2番目の国民健康保険データ入力業務委託につきましては、区役所の窓口で受け付けた申請情報等データ入力を委託するものでございます。  債務負担行為の期間、限度額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。 ○井本正広 分科会長  次に、議第113号「令和元年度熊本介護保険会計補正予算」についての説明を求めます。 ◎濱洲紀子 高齢福祉課副課長  介護保険会計補正予算について御説明いたします。  資料は、86ページをお願いいたします。  説明の都合上、歳出から説明いたします。  総務費としまして、170万9,000円を計上しております。これは、先ほど御説明しました給与改定に伴う職員の人件費でございます。  歳入につきましては、歳出に対応する財源を計上しております。なお、補正後の介護保険会計は、総額で625億5,971万7,000円となっております。 ○井本正広 分科会長  次に、議第118号「令和元年度熊本病院事業会計補正予算」についての説明を求めます。 ◎岩崎芳幸 財務課長  議第118号「令和元年度熊本病院事業会計補正予算」について御説明いたします。  資料は17ページの令和元年度補正予算総括表をお願いいたします。  今回の補正は、先の人事委員会勧告を踏まえました熊本市病院事業企業職員の給与に関する規定の一部改正等に伴います給与に関する補正でございます。  この改正に伴う給与の影響といたしましては、月例給が0.11%の増加、勤勉手当が0.05カ月の増加となっております。補正額については一番上の表、収益的収支(3条予算)の補正額のBの欄にございますとおり市民病院が1,812万6,000円、それから芳野診療所が3万7,000円、植木病院が364万円の合計2,180万3,000円の補正額となっております。  この補正額病院ごとの収支で示したものが18ページから20ページになります。  それぞれの表に同じく補正額のBの欄をごらんいただきますと、表の中ほどの給与費にそれぞれ病院ごと補正額が出ておりますので、御参照ください。説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○井本正広 分科会長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。 ◆那須円 委員  おはようございます。  まずは、国保の特別会計と、あと子ども政策課社会保障税番号制度に対応するためのシステム改修ということで予算が出ております。  まず国保のほうからお尋ねいたしますけれども、個人番号と国保の情報をつなげていくような作業になるかと思うのですけれども、今回の補正で国保の一体どの情報を個人番号とつなげていくのか。例えば、医療費であったりとか、本人の病気の既往歴というか病歴であったりとか、どこまでそういった個人番号と国保の情報というのが今回のシステム改修によってつながっていくのか、もう少し詳しい内容を教えていただけますでしょうか。 ◎今村利清 国保年金課長  今回の補正予算に計上しております国保のオンライン資格確認の内容でございますけれども、こちらのほうは今現在、国保の被保険者番号世帯ごとになっておりまして、それを個人ごとの番号に直すために被保険者番号に枝番を二桁、番号を振りまして、個人の番号をまずつけまして、それにマイナンバーをくっつけるというふうな内容になります。  熊本市の改修内容といたしましては、その枝番を2つつけるというふうな内容になっております。その内容を今度は東京のほうの国保の中央会のほうにデータを送るようになっておりまして、中央会のほうでマイナンバーとくっつけたりとか、あとは医療費の情報とくっつけたりとかというふうなところで、その対応を構築していくというふうになっております。 ◆那須円 委員  では、もう1点、子ども政策課のほうにもそういった税番号制度に対応するためのシステム改修ということで、これはどういう情報が今度、また結びつくようなシステム改修になるのでしょうか。 ◎池田賀一 子ども政策課長  具体的には、健診等で得ました子どもの身長、体重、あるいは胸囲、頭位等の身体的な項目、これは共通項目でございます。このほかに健診所見といたしまして、発育状況ですとか、精神の発達状況運動機能等を国のほうで標準的な電子的記録様式項目一覧というものがございますので、それに従った情報を提供するということになります。現在、熊本市の個別のシステムのほうにそういった情報が入っておりますので、今回の改修を経まして、それをいわゆる中間サーバーと言われる共通の場所に置きまして、それに基づいて各自治体からも照会ができると。同様に全国的に、子どもの情報をそれぞれの自治体も共通のところに置くことによって、例えば熊本市外から転居された方の従前の情報を見る場合は、そこに見に行くことによって先ほどに申し上げましたそういった情報の確認ができるというふうなところで、今、準備を進めているところでございます。 ◆那須円 委員  済みません、両方ありがとうございました。  もう少し詳しく聞きたいのですが、さっき国保のほうで世帯の番号とマイナンバーカード、これから先は中央のほうでつなげていく作業になっていくだろうと。では、国保の世帯番号というのがマイナンバーと結びついたとして、国保の世帯番号からどういった情報というのがわかってくるのか。例えば、かかった医療費、病気の内容であったりとか、滞納額であったりとか、どういった情報が一体その個人番号とつながっていくのか。今後のもう少し詳しい内容というのをわかる範囲で構いませんけれども教えていただけないかなと思うのですけれども。 ◎今村利清 国保年金課長  最終的には、個人さんが見る場合には個人の病歴とか、あと薬は何を使ったとか。あとは、例えば、今後は自分が使った医療費を全部まとめて税のほうに申告するとかというふうなことまで使えるというふうなことでお聞きしております。  あとは、病院であれば、今後、保険証もしくはマイナンバーを持って行って診療を受けるというふうなこともできますので、そういった場合に病院のほうから中央会のほうにアクセスをして、この人は国保だよとか、この人は社保だよとかいうふうな情報が見れて、あと、例えばその人がどういった滞納があるとかいうふうなことも、滞納のあるなしぐらいは見れるのではないかと思っております。 ◆那須円 委員  ありがとうございました。  メリットの部分は今、御説明があったかと思うのですけれども、ただ、メリットだけではなくて、私が9月議会の最終日に討論を行った際に、この個人番号マイナンバー制度については、例えば、システム的なところで漏えいはないにせよヒューマンエラーで、もう既に委託先の業者がまた再委託を行っていたということで、国税庁なんかで70万件のデータ流出があったりとか、漏えいがあったりとか。あとは、市民レベルとか国民レベルであると取得しないというような形で、この税番号制度についてのまだまだ不安であったり、心配であったり、信頼であったりとか、そういった部分が十分に解決されていないままどんどんと個人的な情報がこういう1つの番号に結びついていってしまう。その結果、何らかのヒューマンエラー情報漏えいが起こってしまったら、やはりこれは取り返しのつかない問題にもつながってくるかなと思いますので、そういった根本的な部分の課題というのをしっかり検証しながら、市としてもこういった事業についての問題意識や対策なりしっかりしていっていただきたいと思います。  それで、そもそもの部分で税番号については、なかなか僕も今のところ賛同しがたい部分がありますので、予算についてはなかなか賛同できない旨を申し上げておきたいと思いますけれども、その上で財源なのですけれども、国がいろいろとこの制度を進めていく上で、地方自治体がこういうふうな作業をしなければいけない。その中で、一般財源が、例えば、子ども政策課の部分では、国・県からは1,000万円のうちの2割が来ていると。一般財源からは8割負担しなければいけないと。これは、そもそも国が進めている事業ですから、財源というのは国が負担するべきではないのかなと思うのですが、その辺はどうなのでしょうか。交付税措置されているとか、どうとか。そこら辺の財源の内訳をそれぞれ子ども政策課、国保のほうで御説明いただければと思うのですけれども。 ◎今村利清 国保年金課長  補正予算説明書の85ページのほうにございますけれども、歳入のほうの右側の説明の1と書いてございます真ん中程度に、国民健康保険制度関係業務補助金税番号制度補助金というふうなことで、これは国のほうから直接補助として入ってくる財源でございます。それと、一般会計繰入金というふうなところで566万1,000円と計上しておりますけれども、この中から歳出の人件費226万1,000円を引いた分、この分が国のほうの地方交付税から入ってくるというふうなことで一応国費が全部充てられているというふうなことでございます。
    池田賀一 子ども政策課長  80ページの妊婦・乳児健康診査システムの改修の財源内訳をごらんいただきたいと思いますが、1,050万円のうち、国・県の補助が209万9,000円、残りが一般財源というふうになっております。この経費につきましては、この番号制度自体が各自治体のもともと持っております情報を連携するということで、その分の経費ですとかが、今後、各自治体から直接見れるようになるというふうなことで、国としては財源の負担割合はこの金額ということで理解しております。 ◆那須円 委員  国保のほうは交付税措置なんかもあるということで全額国費ということでしたが、制度によって様々なのだなということが説明を聞いてわかりました。ありがとうございました。  では、もう1点、債務負担行為のほうで提案されている生活困窮者自立支援業務委託ということで、新たにまた自立支援センターを設置するということで説明がありましたけれども、例えば、人員の体制であったりとか、東区役所業務スペースなんかもかなり狭いと思うのです。もう少し、そういった体制であったり、どこに設置されるのかというようなことを詳しく教えていただければと思うのですけれども。 ◎渡辺正博 保護管理援護課長  今回、中央区に加えまして、先ほど御説明しましたとおり東区と南区内にも設置をするということで、3カ所で人員体制としましては19名の体制で考えております。  東区と南区の設置場所でございますけれども、現在、相談中といいますか、調整中でありまして、一応、東区のほうも目ぼしいところを御相談させていただいているのですけれども、ある程度の広さは確保できるのかなと思っております。南区のほうにつきましても、まだ最終的には設置場所というのは決まっておりませんけれども、これから詳細は区のほうと詰めさせていただければなと思っております。 ◆那須円 委員  3カ所19名ということで、中央、東、南はそれぞれ何名というのは、今のところはまだ決まっていないということでしょうか。 ◎渡辺正博 保護管理援護課長  今のところ中央区につきましては8名体制、東区におきましては6名体制、南区におきましては5名体制ということで考えております。 ◆那須円 委員  非常に大事な役割を担っている部署だと思いますし、私も一般質問で各自立支援センターに、例えば、税の滞納、国保の滞納、いろいろなところの部署からいろいろな相談や滞納で困っておられる方の自立などに向けて、しっかりと横の連携を図ってほしいということも訴えてきましたので、また引き続き、東、南でも同じように横の部署との連携というのを強めていただきたいなと思っております。  というのも、実は先月のことなのですけれども、水道料金滞納で1年間給水停止を余儀なくされていたという市民の方から相談がありました。上下水道局のほうでは当然、そういった給水停止が1年間続いているという情報はつかんでいらっしゃるのですけれども、ではその方がこの1年間水が使えないという状況をやはりSOSといいますか、市民からの滞納というのをしっかり敏感にキャッチしながら、こういった自立支援センターなんかにつなげていったりとか、そういった連携をまだまだ強める必要があるのではないかと思っております。お風呂も入っておられませんでしたし、米もペットボトルを買って炊いていたと。よく考えれば、きちんと給水が提供できれば、もっとこういった生活を支援することといいますか、水をコンビニで買って生活する、それがなぜか知らないけれども当たり前になっていたような事例があって、もっと早くこういった支援センターなんかにつなげられれば、早期解決になったのではないかなと思います。待っているだけではないと思いますけれども、積極的に滞納なんかの実態がわかるような部署には、様々な相談、ケースなんかをつなげていってもらうような働きかけもしていただきたいと、これは要望として申し上げておきたいと思います。 ○井本正広 分科会長  ほかにありませんか。 ◆平江透 委員  76ページの債務負担行為のところでひきこもりの運営委託費だけ期間が4年間ということで、これが目立つのですけれども、ほかとの違いを教えていただければと思います。 ◎松倉裕二 こころの健康センター所長  期間につきましては、過去3カ年しております。今回は入札の準備等がありますので、令和元年からの4年間になります。委託期間そのものは令和2年から令和4年の3カ年になります。 ◆平江透 委員  ほかは2カ年ですけれども、ここだけ3カ年で委託をずっとされていっているということですか。 ◎松倉裕二 こころの健康センター所長  ひきこもりについては、やはり長期の支援が必要になりますので、熊本市では今のところ3カ年をずっと継続しているところです。 ◆那須円 委員  長期の支援が必要ということで、3年間の委託というふうになるということでしたけれども、委託先の選定というとこれは入札でしたか、それとも随意契約というか特定のところにお願いするという形をとっていらっしゃるのですか。そこを確認させてください。 ◎松倉裕二 こころの健康センター所長  プロポーザル方式で企画コンペを行います。 ◆那須円 委員  すると、例えば、一人の方の支援を行うというふうに考えた場合に、3年ごとにこのひきこもりの支援センターというのは変わる可能性がありますと。その支援を必要な方の様々な実態なんかを、やはり期間を通じながら情報をつかんでいったりとか必要な支援をして、継続的なというところにさっき説明があったところになると思うのですが、3年ごとに切れてしまったらまたそういった関係を築き直したりとか、そういうふうなデメリットというのはないのでしょうか。 ◎松倉裕二 こころの健康センター所長  委員おっしゃるように3カ年ですので、そこのところで次の事業者にバトンタッチすることになるデメリットはかなり高いと思っております。よその自治体では、最長10年という契約期間を持っているところもありますので、熊本市も今回は別として、その次ぐらいは少なくとも5年ぐらいせめてできないかなとちょっと考えているところです。 ◆那須円 委員  まだ間に合うのではないかと思うのですけれども。5年がいいなら5年の予算をですよ。まだ可決されていないのですよね。  それで、前回はプロポーザルで複数のところが手を挙げられたのですか、それとも1カ所だったのですか。 ◎松倉裕二 こころの健康センター所長  前回は1者でございます。 ◆那須円 委員  このひきこもり地域支援というと、やはりいろいろ専門的な知識であったり、ノウハウであったりというのが必要な部分だと思うのです。ですので、僕も今おっしゃったとおりに期間をもう少し長くしていいのではないかと思ったのと、プロポーザルでずっと1者が続いている状況であれば、そこはプロポーザルという方法がいいのか、それとも長期的にそこできちんと支援をしっかり継続的にやっていくのがいいのか、期間や指定の仕方なんかをぜひ研究していただければと思いますし、まだまだあきらめなくても。僕はもっと長い期間は必要だというふうに思いますよというところを意見として述べたいと思います。 ○井本正広 分科会長  ほかにありませんか。 ◆藤山英美 委員  今の債務負担の件ですが、一番下の国民健康保険に係る診療報酬明細書の点検、これは以前にも上がっていると思うのですけれども、今回は令和元年から令和2年までということで2,600万円上がっております。今までの点検の結果、効果とかが出ていれば教えてください。 ◎今村利清 国保年金課長  昨年度、平成30年度の処理件数が265万件を処理しておりまして、平成30年度の点検内容としては、まず再審査といいまして、軽微なものでもう一回やり直しをお願いしたものが約1万7,000件、過誤で依頼したものが約1万4,000件、合わせて3万1,000件というふうなことで、点検の実績としてはこういった再審査とか過誤を見つけ出しているところでございます。 ◆藤山英美 委員  計算については相当膨大な量を処理されているということでございますけれども、その結果として、特出できるような事例があったら教えてください。 ◎今村利清 国保年金課長  内容としては、今、言いましたようなところで、審査と過誤の件数だけはわかっておりますけれども、それ以外の細かいところまではわかっておりません。 ○井本正広 分科会長  調べればわかるのですか。今、わからないだけですか。 ◎今村利清 国保年金課長  調べればわかるので、後ほど調査をしてみて、特段のそういうものがあるかないかだけを確認させていただきたいと思います。 ○井本正広 分科会長  ほかにありませんか。 ◆那須円 委員  金額は大きくはないのですが、病院事業会計の人件費の部分というのは先ほど説明があったとおりでわかったのですが、1つ市民病院の特別損失のところに53万2,000円ということで災害による損失ということで上がっていますでしょう。これは人件費とは別なのかなと思うのですけれども、今回の補正にこの時期にこの金額がこういうふうに上がってきたというのはどういったことなのかなと率直に思ったので、御説明をいただければと思います。 ◎庄山義樹 総務企画課長  この53万2,000円に関しましても、これは同じく人件費でございまして、他病院へ派遣研修を行っておりました職員分、こちらに関しては災害による損失のこの欄で上げるということになっております。 ◆那須円 委員  ありがとうございました。 ○井本正広 分科会長  ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○井本正広 分科会長  ほかになければ、これをもちまして厚生分科会を閉会いたします。                             午前10時58分 閉会 出席説明員  〔健康福祉局〕    局長       田 端 高 志    総括審議員    星 子 和 徳    指導監査課長   藏 原 正 国    福祉部長     高 本 佳代子    健康福祉政策課長 神 永 修 一    保護管理援護課長 渡 辺 正 博    高齢福祉課長   船 津 浩 一    高齢福祉課副課長 濱 洲 紀 子    介護事業指導室長 市 原 英 昌    障がい者支援部長 山 崎 広 信    障がい保健福祉課長友 枝 篤 宣    精神保健福祉室長 中 尾 真 悟    子ども発達支援センター所長       障がい者福祉相談所長             松葉佐   正             津 留 一 郎    こころの健康センター所長        保健衛生部長   原 口 千佳晴             松 倉 裕 二    保健所長     長 野 俊 郎    医療政策課長   中 林 秀 和    首席審議員兼生活衛生課長        動物愛護センター所長             村 尾 雄 次             村 上 睦 子    食品保健課長   松 永 孝 一    感染症対策課長  伊津野   浩    健康づくり推進課長田 中 孝 紀    国保年金課長   今 村 利 清    子ども未来部長  興 梠 研 一    子ども政策課長  池 田 賀 一    首席審議員兼子ども支援課長       児童相談所長   田 上 和 泉             松 井   誠    保育幼稚園課長  大 林 正 夫  〔中央区役所〕    保健福祉部長兼中央福祉事務所長     福祉課副課長   甲 斐 千 春             和 田   仁    保護第一課長   村 上 和 隆    保護第二課長   高 木 和 彦    首席審議員兼保健子ども課長             竹 原 芳 郎  〔東区役所〕    保健福祉部長兼東福祉事務所長      福祉課長     大 田 就 久             濱 田 安 拡    保護課長     中 島 賢 三    保健子ども課長  永 本 俊 博  〔西区役所〕    保健福祉部長兼西福祉事務所長      首席審議員兼福祉課長             北 川 公 之             荒 木 達 弥    保護課長     成 澤 章 治    保健子ども課長  井 本 成 美  〔南区役所〕    保健福祉部長兼南福祉事務所長      福祉課長     土 持 昌 二             清 田 光 治    保護課長     水 上 稔 夫    首席審議員兼保健子ども課長                                 玉 城 文 明  〔北区役所〕    保健福祉部長兼北福祉事務所長      福祉課長     古 澤   亮             今 村 徳 秀    保護課長     村 上 英 昭    首席審議員兼保健子ども課長                                 酒 井 健 宏  〔病 院 局〕    病院事業管理者  水 田 博 志    市民病院長    高 田   明    市民病院事務局長 藤 本 眞 一    市民病院事務局次長田 代 和 久    総務企画課長   庄 山 義 樹    施設管理室長   山 本 孝 壽    医事課長     池 田 清 志    財務課長     岩 崎 芳 幸    植木病院事務局長 古 閑 章 浩    植木病院長    掃 本 誠 治 〔議案の審査結果〕   議第 111号 「令和元年度熊本一般会計補正予算」中、厚生分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 112号 「令和元年度熊本国民健康保険会計補正予算」………(審 査 済)   議第 113号 「令和元年度熊本介護保険会計補正予算」……………(審 査 済)   議第 118号 「令和元年度熊本病院事業会計補正予算」……………(審 査 済)...