それでは、
タブレットの
活用による
費用対
効果の
見込み並びに
機能面について、
事務局より
説明を
お願いします。
◎
本田昌浩 総務課長 議会事務局でございます。
まず、
資料2を
お願いいたします。
前回の
活性化検討会で各
会派からの
要望等について
説明をいただきましたが、今回は
要望に
対応できるもの、できないもの、
検討中であるものに分けて記載させていただいております。
まず、
対応可能なものでございます。
①でございます。
既存の
個人メールへの連絡につきましては、
個人が希望する
既存の
メールアドレスを
確認し、通知することで
対応可能でございます。②の
サイドブックス内資料への
ペン等による書き込みは
既存機能で
対応可能ですが、ただし、
利便性が余り現在のものはよくないのですが、今後、新しい
端末になれば、かなりこの
あたりの
機能性というのは上がってくるかと思っております。③の2
画面同時展開でございます。これも
既存の
機能で
対応可能ですが、
操作性になれが必要でございますので、今後、新しい
端末になれば、
機能性が向上しておりますので、かなり使いやすくなってくるのではないかと思っております。④のパスワードの
変更でございます。これも
対応可能でございます。ただし、
セキュリティの
関係上、8
文字の英数字で
お願いをしたいと思っているところでございます。
続きまして、
対応不可なものにつきましては、①の
Wi-Fiの
接続で、
ウイルス感染とか情報の抜き取りなど、新たな
セキュリティ対策が必要となるため、非常に厳しいと考えております。②の
資料の
印刷では、
コードでつないだり、
Wi-Fiで
接続を制限しておりますので、現在の状態はかなり厳しいと考えております。
また、特に
サイドブックスにつきましては、
ペーパーレスの
アプリですので、
印刷にはちょっと向いていないところでございます。
③の
メールアドレスの
変更、
追加でございますが、
変更、
追加には
個人アカウントの
使用等がかかわってきますので、今現在はちょっとできかねている状況でございます。また、公用
タブレットの
個人利用にもつながることも
大変気になるところでございます。④のほかの
パソコン等との
サイドブックス内資料の
送受信につきましては、先ほど申し上げましたとおり、
サイドブックスは
ペーパーレスシステムのため、非常にそういった
送受信はできないつくりとなっております。
続きまして、
対応可能か
検討中のものでございます。
①の
アプリの
追加でございます。これは、どのような
アプリが新たに必要なのか、
利用料が必要な場合の
対応などの
検討も必要だと考えております。②のスケジュールの共有でございます。現在の
アプリで
対応可能かどうか、現在
検討中でございます。
以上が
資料2の
要望項目でございます。
続きまして、
資料3を
説明させていただきます。
まず、現
契約60台の
ランニングコストは218万6,000円となります。これは、
執行部で
契約している350台のうち60台分を経費等案分して算出しております。
次に、
削減効果見込みですが、本年の6月から
タブレットの
使用を拡大しております。6月から9月までの4カ月間の
効果を出し、これを1年間に引き直して算出をしております。なお、これは
タブレットを全て
使用し紙を併用しなかったと仮定した場合の
効果見込み額で、年間264万8,500円となります。これには、
人件費、
紙代、
トナー代などが含まれております。以上のことから、現
契約であれば
タブレットの
活用が進めば、さらなる
費用対
効果が見込めるということになります。
最後でございます。今後の
支出見込みでございますが、
前回の
活性化でお示ししましたとおり、
議会で
単独で
契約する場合は、
設計ベースで713万円余りとなっております。
前回、
入札等にかかわる
設計につきましては、当時はゼロ円
端末などがありましたが、今回は
電気通信事業法の改正により、現在までのところ、
各社の
プランは不透明なところがありますので、180万円程度の
本体代金は定額のまま算定しておりますので、その分が上昇の主な原因となっております。
ちなみに、
前回の350台の
入札では、
企業努力や
スケールメリットなどにより、今
設計よりもかなり安い
金額で落札されております。また、今後、大手の
各社の
プランによっては、
設計額が変わってくるということも考えられます。
以上でございます。
○
坂田誠二 会長 事務局からの
説明は終わりました。
ただいまの
説明の
内容を踏まえ、
正副会長におきまして、次
年度以降の
活用案を作成しましたので
資料4をごらんください。
内容としましては、
①スケールメリットによる
コスト低減や
セキュリティ対策の面から、
執行部の
端末のうち、
議会分を引き続き確保し、
使用する。
②要望事項のうち、
対応可能な
機能を取り入れ、
効果的な
活用を
調査、研究する。
③会議資料の
ペーパーレス化への移行により、
審議の非
効率化とならないよう、
紙資料との一部併用など、効率的な
運用方法を
検討する。
以上でございます。
それでは、各
資料の
内容を踏まえ、皆様の御
意見等を
お願いいたします。
◆
原口亮志 委員 ちょっとわからなかったのが1つありまして、先ほど
タブレット端末がもともとゼロ円ということで、
通信料あたりが安く抑えられたということなんですが、
端末料は当然払っていいけれども、そういった場合3倍近く上がる。その
通信料にもともと
タブレット代が入っていたわけで逆に使う側が
通信料のために会社に向けて利益を無駄に与えている。そうなってくると、
通信料が削減されてしかるべきかと思うんですけれども、
業者さんとの兼ね合いはどうなっているんですか。
◎
本田昌浩 総務課長 確かに、
前回の
設計の中には、当然
端末の料金は入っておりませんでしたし、その
通信料に付加して大体取るというのが前のやり方だったと思います。
前回の
設計のときも、見積もりをとってやっているんですけれども、かなり
各社から
企業努力で
通信料も抑えたところで出されておりましたので、
金額的にはたくさん乗った
金額ではなかったと思っております。
◆
原口亮志 委員 端末料を別途支払うのは当然だと思うんですけれども、ちょっと
金額が余りにも跳ね上がって3倍ですかね。こうなっているもんですから、若干安く抑えられた
金額ではないかなと思うんです。もう少し、
業者さんのほうとも詰めて数字もやってもいいんじゃないかなと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
◎
本田昌浩 総務課長 そこは詰めてやらせていただきます。
○
坂田誠二 会長 ほかには
皆さん方のほうからありますか。
◆
高本一臣 委員 いろいろ
資料等ありがとうございました。
まず、ちょっと
確認です。
資料2で、いろいろな
要望が
議員さんのほうからあっています。それで、可能な
部分、不可能な
部分と
検討可能な
部分がありました。これは、
議会で
単独で
契約してもこの
部分は変わらないですか。
◎
本田昌浩 総務課長 この中には、
議会で
単独でしてもできないもの、可能だけれども
費用がさまざまかかってできるものというのがあります。
それと、先ほど
説明した中で1点だけ済みませんが
訂正をさせていただきます。
②の
資料の
印刷でございますけれども、一応これは
印刷はできないということでお答えをさせていただきましたけれども、
印刷につきましては
議員さんで必要なものは我々のほうで
印刷をしてお渡ししたりとか、その
あたりの
利便性については
審議上問題がないように
対応させていただきますので、済みませんがそこは補足させていただきます。
◆
高本一臣 委員 ありがとうございました。
一部
単独で
契約すれば可能になるというものもあると理解しましたけれども、例えばこの中でどういうのが可能なのか。多分わからないかもしれないですけれども、
費用をどのぐらいで想定すればいいのか、そこだけちょっと教えてください。
◎
本田昌浩 総務課長 この中では
Wi-Fiの
接続は今現在できないということになっておりますけれども、例えば
コードで
パソコンにつなぐことを
議会単独ですればできるけれども、そのときの
セキュリティ対策をどうするかというのは、まだ
費用等は算出しておりませんので、その
あたりは違ってくるかと思っております。
○
坂田誠二 会長 ほかには。
◆
西岡誠也 委員 うちは
会派の中で
議論をしてまいりました。いろいろな
意見がこれまでもありましたし、今、使い始めて1年ということで、まだ紙に頼るというところもございます。
そういうことからしますと、今回の
正副会長で出された案に従って、もうしばらく様子を見ながら、その間に
検討をしてやっていったほうがいいんじゃないかと思っています。
確かに、額的にはもう少し下がるかもしれないけれども、やはり今までのものよりも3倍ぐらいになっているもんだから、それならもう少し慎重に
議論すべきだと思っております。そういう
意見でございました。
以上です。
○
坂田誠二 会長 ありがとうございました。
ほかにはよいですか。
◆
高瀬千鶴子 委員 公明党の
会派のほうで、ちょっと話し合いをしたときに、今回の
タブレットに関しましては、
執行部のこれまでどおり
端末を継続して利用するという
方向で、
皆さん意見はまとまっております。
ただ、これから先、本当に
ペーパーレス化をしていくということであれば、やはりもう少し
使い勝手がいいような
タブレットのほうが、
ペーパーレス化をしていくという上では大事だという
意見が出ております。
以上です。
○
坂田誠二 会長 はい、わかりました。
◆
田中敦朗 委員 正副会長案に関しましては、もう全く問題がないと思っております。今後、恐らく
執行部のほうでも今の
端末の
使い勝手を
検討されて、
Wi-Fiへの
接続や
資料の
印刷に関しても
検討をし始めると思いますので、それを待てばいいのかなと思っておりますし、逆に
議会のほうからこういうことはできないだろうかという
提案を
執行部のほうに、しっかりと伝えていくことが大事かなと思っておりますので、
改善に向けてやるべきだという
意見が出ました。
あとは、やはり紙になれていらっしゃる方もおられるので、もう私は紙はいりませんという方と、
あとは紙は併用してほしいという方との
選択性にして、変えていく中で
ペーパーレスを進めることもできると思いますので、そういった工夫も
事務局のほうで御協力いただいて、進めていければいいのかなという御
意見でした。
○
坂田誠二 会長 では、自民党さんどうぞ。
◆
高本一臣 委員 私たちも
費用対
効果の面、それからまだまだ
議員さん、
温度差がこの
タブレットを
活用するというのはかなりあります。まずは、
皆さんがいつでも使いやすく、
議員さんが使えるような、まずそこに照準を置いて、それからいろいろやっていく
部分が重要かと思いますので、この
正副会長さんの案でしばらくはという
意見であります。
それから、1点だけちょっと
確認いいですか。
執行部と一緒ということなんですけれども、これはもちろん
市長さんも同じ
タブレットを使っていろいろやっていらっしゃるんですか。そこをちょっとお尋ねしたいんですけれども。
◎
本田昌浩 総務課長 同じ
タブレットでございます。
○
坂田誠二 会長 では、ようございますか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
坂田誠二 会長 それではここで、次
年度以降の
タブレットの
活用について、
確認をさせていただきます。
資料4の
正副会長案を基本としていくことでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
坂田誠二 会長 ありがとうございました。
それでは、次
年度以降の
活用については、そのように進めてまいります。今後も引き続き、
タブレットにおける
効果的な
活用並びに
機能改善に向け、
調査、研究していきたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。
次に、各
会派より提出いただいております
議会活性化に関する今期の
検討項目についてですが、今後
検討すべき点を
資料5に整理いたしました。
この
項目について、今後
協議を進めていくことでよろしいでしょうか。御
意見等があれば
お願いいたします。
◆
田中敦朗 委員 済みません。こちらは持ち帰って
会派で
検討しまして、ちょっと幾つか
追加をしてもらえないかという
意見がありまして。ちょっと細かいことで大変申しわけないんですけれども、
政務活動関連に関しては、
議運で指定した
週刊誌等は購入していいとできないだろうかということです。例えば、
文春であるとか新潮であるとか、そういう
週刊誌も
議運が指定してオーケーが出ているのであれば、購入してもいいということはできないだろうかというのが1点。
あと、
旅費規程の見直しを全体においてしっかりさせていただけないかということで、今、日当が3,300円ですけれども、やはり出張に行ったときに3,300円では往復の
タクシー代で終わってしまうということもありますので、この
金額の増なども
検討できないかということがありました。
あと、もう1点、
会議等関連なんですけれども、そもそも質問のときに、いつも
執行部は
検討しますとか、研究しますとかいう
答弁をされますけれども、どんな
検討をしたのか、研究をしたのかというのを
報告してもらうべきではないかということです。さすがにすぐすぐは無理ですので、
検討しますというような
答弁をもらったら、365日以内に
議長に対して
執行部のほうから
報告をしてもらって、
議長のほうからその担当の
議員さんにこういう
検討をされましたという
報告を義務づけるというのもおかしな話ですけれども、そういったことをしてはいかがだろうかという
意見が出ましたので、できましたら
検討事項の
整理表に追記していただければと思います。
その後はまた、
検討会でもんでいただければと思っていますので、よろしく
お願いします。
○
坂田誠二 会長 今、
令和・自民さんから
追加で出たんですけれども、その辺はまた後日、
協議してからお諮りしたいと思いますので、よろしゅうございますか。
では、この
項目については今後も
協議を進めていくということでよろしく
お願いをいたします。
それでは、次回以降はこの
項目で
協議していきたいと思います。
また、次回の
開催日につきましては、改めて調整させていただきます。
◎
本田昌浩 総務課長 訂正を1つさせていただきます。
先ほど、
市長の
タブレットについては同じものかということで、同じと答えたんですけれども、
局長級は全て同じ
端末ですが、
市長は
秘書課で別
契約をしているということですので、済みません。
内容については
確認させていただきます。
失礼いたしました。
○
坂田誠二 会長 では、ようございますか。
○
福永洋一 副
会長 ペーパーレス化に当たって、
努力されているのはわかっているんですが、私自身もそうですが、
議員に配られる
資料が
会議の
場所が変わったときにまた配付されてあるんです。それは、例えば予算の
関係だったりと、そういう無駄を省いて、
議員にこの
資料をお持ちくださいというお知らせをすれば、20ページ、四十何人分といったら相当な枚数になりますので、その辺の
努力もよろしく
お願いしたいと思います。
僕らもですけど、行けばあるなということで、持っている
資料を持って行くように頑張りたいと思います。よろしく
お願いします。
◆
西岡誠也 委員 議論の進め方なんですけれども、
会議等の
関連とか
議員の
関連、定数問題とかこういうものと、
政務活動とはちょっと質が違うような気がしまして。その
政務活動については、少し専門的なところで
議論して、そしてこの中で
確認するような形が
議論としてはいいのかなという気がします。
あとの問題は大きな問題ですから、やはりこの中でやるべきだと思いますけれども、そういう
方向がいいということあれば、ちょっとそれぞれの
会派の中で
専門チームをつくってと思いました。
○
坂田誠二 会長 そうですね。
政務活動費については専門的なところがありますから、その辺は
皆さん方、今、
西岡委員から御
提案がありましたが、今後、
検討していきたいと思いますので、よろしく
お願いをしたいと思います。
では、何もなければこれで終わります。お疲れさまでした。
午前11時20分 閉会
議会事務局職員
事務局長 大 島 直 也
総括審議員兼
事務局次長
富 永 健 之
総務課長 本 田 昌 浩
議事課長 本 田 正
文...