このほか、これらに関連して公営企業職員の給与に係る条例3件についてもあわせて一部改正いたします。
次に、熊本市使用料及び手数料の改定のための
関係条例の整備に関する条例の制定についてでありますが、これは市民サービスの提供に当たって徴収する公の施設等の使用料及び証明書交付等の手数料について、適正な受益者負担を確保するため見直しを行った結果、当該使用料及び手数料の改定を行うこととするものであります。
その他の議案につきましては、末尾に簡単な理由を付しておきましたので、説明を省かせていただきます。
以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同いただきますよう、お願い申し上げます。
○
倉重徹 議長 市長の
提案理由の説明は終わりました。
この際、申し上げます。
ただいま議題となっております議案のうち、議第51号(ただし、第2条、第7条、第12条、第14条及び第16条に係る部分を除く。)、議第52号、以上2件につきましては、
地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、あらかじめ人事委員会の意見を聞いてありますので、その回答をお手元に配付いたしておきました。
それでは議案を付託いたします。
お手元に配付しております付託議案一覧表のとおり、それぞれ関係委員会に付託いたします。
┌─────────────────────────────────────┐
│ 令和元年 │
│ 第3回
定例会 委員会付託議案一覧表
│
│ 予算決算委員会
│
│ 議第 50号
令和元年度熊本市
一般会計補正予算 │
│ 議第 51号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行等に│
│ 伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について
│
│ 議第 52号 熊本市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の制│
│ 定について
│
│ 議第 53号 熊本市使用料及び手数料の改定のための
関係条例の整備に関す│
│ る条例の制定について
│
│ 議第 54号 熊本市
消防事務に関する
手数料条例の一部改正について │
│ 議第 56号 熊本市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について │
│ 議第 57号
熊本市立幼稚園条例の一部改正について
│
│ 議第 58号 熊本市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について │
│ 議第 61号 熊本市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関│
│ する基準を定める条例の一部改正について
│
│ 議第 64号 熊本市
病院事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の│
│ 一部改正について
│
│ 議第 65号 熊本市
上下水道事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条│
│ 例の一部改正について
│
│ 議第 66号 熊本市
都市公園条例の一部改正について
│
│ 議第 67号
熊本城ホール条例の一部改正について
│
│ 議第 68号 熊本市
都市計画・
建築事務に関する
手数料条例の一部改正につ│
│ いて
│
│ 議第 71号 熊本市
交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の│
│ 一部改正について
│
│ 議第101号 平成30
年度熊本市各会計(
公営企業会計を除く。)決算につ│
│ いて
│
│ 議第102号 同
病院事業会計決算の認定について
│
│ 議第103号 同
水道事業会計利益の処分及び決算の認定に│
│ ついて
│
│ 議第104号 同
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定│
│ について
│
│ 議第105号 同
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の│
│ 認定について
│
│ 議第106号 同
交通事業会計利益の処分及び決算の認定に│
│ ついて
│
│ 総務委員会
│
│ 議第 55号 熊本市
消防団員の定員、任用、服務等に関する条例の一部改正│
│ について
│
│ 議第 97号 財産の取得について
│
│ 議第 98号 同
│
│ 議第 99号
工事請負契約締結について
│
│ 議第100号 同
│
│ 厚生委員会
│
│ 議第 59号 熊本市
民生委員定数条例の一部改正について
│
│ 議第 60号 熊本市
心身障害者扶養共済制度条例の一部改正について │
│ 議第 62号 熊本市子ども・
子育て支援法に基づく過料に関する条例の一部│
│ 改正について
│
│ 議第 63号 熊本市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める│
│ 条例の一部改正について
│
│ 都市整備委員会
│
│ 議第 69号 熊本市道路の構造の基準等を定める条例の一部改正について │
│ 議第 70号 熊本市
自転車駐車場条例の一部改正について
│
│ 議第 72号 熊本市
交通事業の設置等に関する条例の一部改正について │
│ 議第 73号 市道の認定について
│
│ 議第 74号 同
│
│ 議第 75号 同
│
│ 議第 76号 同
│
│ 議第 77号 同
│
│ 議第 78号 同
│
│ 議第 79号 同
│
│ 議第 80号 同
│
│ 議第 81号 同
│
│ 議第 82号 同
│
│ 議第 83号 同
│
│ 議第 84号 同
│
│ 議第 85号 同
│
│ 議第 86号 同
│
│ 議第 87号 同
│
│ 議第 88号 同
│
│ 議第 89号 同
│
│ 議第 90号 同
│
│ 議第 91号 同
│
│ 議第 92号 同
│
│ 議第 93号 同
│
│ 議第 94号 同
│
│ 議第 95号 同
│
│ 議第 96号 市道の廃止について
│
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○
倉重徹 議長 次に、日程第59 発議第12号「
熊本市議会会議規則の一部改正について」を議題といたします。
〔議題となった案件〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 発議第12号
│
│ 熊本市議会会議規則の一部改正について
│
│ 地方自治法第112条及び
熊本市議会会議規則第13条第1項の規定により、熊本 │
│ 市議会
会議規則の一部を改正する規則案を次のとおり提出する。
│
│ 令和元年9月3日提出
│
│ 熊本市議会議員 紫 垣 正 仁
│
│ 同 西 岡 誠 也
│
│ 同 津 田 征士郎
│
│ 同 三 島 良 之
│
│ 同 澤 田 昌 作
│
│ 同 原 亨
│
│ 同 小佐井 賀瑞宜
│
│ 同 光 永 邦 保
│
│ 同 福 永 洋 一
│
│ 同 井 本 正 広
│
│ 同 藤 永 弘
│
│ 同 藤 山 英 美
│
│ 同 田 中 敦 朗
│
│ 熊本市議会議長 倉 重 徹 様
│
│ 熊本市議会会議規則の一部を改正する規則
│
│ 熊本市議会会議規則(平成25年議会規則第1号)の一部を次のように改正す │
│ る。
│
│ 別表に次のように加える。
│
│ ┌──────┬───────────┬─────┬───────┐ │
│ │熊本市議会歯│熊本市における歯と口腔│議長が選任│会長(会長が選│ │
│ │と口腔の健康│の健康づくりの推進に係│する議員 │任されるまでの│ │
│ │づくりの推進│る政策条例の制定に向け│
│間は、議長) │ │
│ │に関する政策│た検討に関し協議又は調│
│ │ │
│ │条例検討会 │整を行うため
│ │ │ │
│ └──────┴───────────┴─────┴───────┘ │
│ 附 則
│
│ この規則は、公布の日から施行する。
│
│ (
提案理由)
│
│ 地方自治法(昭和22年法律第67号)第100条第12項に規定する協議又は調整 │
│ を行うための場を設置するため、所要の改正を行うものである。
│
└─────────────────────────────────────┘
○
倉重徹 議長 お諮りいたします。
本案については、
会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
倉重徹 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより討論を行います。
緒方夕佳議員より討論の通告が提出されておりますので、発言を許します。
〔16番 緒方夕佳議員 登壇〕
◆緒方夕佳 議員 おはようございます。緒方夕佳です。
討議に入ります前に、九州北部豪雨で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さて、熊本市歯と口腔の健康づくり推進条例という条例を制定するために、政策条例検討会を設置しようという提案が出されております。この特定の条例をつくるための政策条例検討会をつくることに反対の立場で討論を行います。
もちろん御承知のとおり、歯と口腔の健康は私たちにとって極めて重要なものです。歯周病菌が原因で流産が起きることもありますし、かみ合わせが体全体のバランス感覚に影響を与えたり、生涯食べ物をおいしく食べるという生活の質に大きく影響を与えるものであります。
そのため、国が歯科口腔保健の推進に関する法律を定めており、その第3条により国の歯科口腔保健の推進に関する基本的事項に基づき、熊本市も第3次熊本市歯科保健基本計画という79ページにもわたる綿密な計画をつくっております。これはインターネットでも見ることができます。
これまでのこのような取り組みが功を奏して、歯と口腔の健康の重要性は十分に理解されてきております。熊本市役所でもお昼休みに歯を磨く方を多数お見受けしますし、熊本市の基本計画によると市民の虫歯に罹患する率は年々減少傾向にあります。
この第3次熊本市歯科保健基本計画は、約1年もの時間と相当の経費をかけてつくられております。まず、歯科関係者や介護福祉施設関係者に対してアンケートが2回に分けて行われ、熊本市の担当課に加え、歯科、医療、教育、栄養の専門家や実務家の18名もの委員の方々が3回会って討議し、つくられております。もちろん市民に対してパブリックコメントも行われております。
この政策検討会設置の提案申し出の際に、条例の原案が示されておりますが、市の責務、さまざまな関係者、事業者及び市民の役割を明らかにするとともに、市民の歯と口腔の健康づくりに関する施策の推進のための基本となる事項を入れ込んだものとなっております。
国が定める歯科口腔保健の推進に関する法律では、1、国及び地方公共団体、2、歯科医師、歯科衛生士等、3、事業者、4、国民について責務を規定しており、これに沿う形で熊本市の基本計画では乳幼児期、成人期、高齢期など6つのライフステージに分け、一つ一つのライフステージごとに詳しく熊本市、関係機関、団体、そして市民の責務と役割を明らかにしてあります。
既に熊本市は国の法律に基づき、多大な時間と経費をかけ綿密な計画をつくっていますから、我々熊本市議会が似たような内容の条例をつくるために、市民からいただいている貴重な時間や経費をさらに投入するのはいかがなものでしょうか。
大阪府や福井県では、既に自治体の口腔保健計画の中に位置づけられているとの理由で条例を制定しておりません。日本の人口の約1割を抱える東京都は、条例の制定を検討さえしていません。歯と口腔の健康が重要であると同時に、法令の一つである条例を必要最小限にとどめることもまた重要なことです。
これまで申し上げたように、既に同様の法律や計画が国や自治体のレベルで多重に存在すること、また、これまでの取り組みも完璧とは言えないかもしれませんが、多大に功を奏しているので、市民からいただいている貴重な時間と経費は、より取り組みの進んでいない別の事項に使うべきと考えます。
よって、熊本市歯と口腔の健康づくり推進条例の制定のための政策条例検討会の設置には反対いたします。
議員の皆様の賢明な御判断をお願い申し上げます。
○
倉重徹 議長 以上で討論は終わりました。
それでは採決いたします。
本案に対し、賛成の議員の起立または挙手を求めます。
〔賛成者起立〕
○
倉重徹 議長 起立多数。
よって、本案は「可決」されました。
────────────────────────────
○
倉重徹 議長 本日の日程はこれをもって終了いたしました。
この際、お諮りいたします。
明4日は、議案調査のため休会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
倉重徹 議長 御異議なしと認めます。
よって、明4日は休会することに決定いたしました。
次会は、9月5日(木曜日)定刻に開きます。
────────────────────────────
○
倉重徹 議長 では、本日はこれをもって散会いたします。
午前10時20分 散会
〇本日の会議に付した事件
一、議事日程のとおり
令和元年9月3日
出席議員 48名
1番 倉 重 徹 2番 上 田 芳 裕
3番 山 本 浩 之 4番 古 川 智 子
5番 島 津 哲 也 6番 北 川 哉
7番 吉 田 健 一 8番 伊 藤 和 仁
9番 荒 川 慎太郎 10番 齊 藤 博
11番 田 島 幸 治 12番 平 江 透
13番 日 隈 忍 14番 吉 村 健 治
15番 山 内 勝 志 16番 緒 方 夕 佳
17番 高 瀬 千鶴子 18番 三 森 至 加
19番 大 嶌 澄 雄 20番 光 永 邦 保
21番 高 本 一 臣 22番 福 永 洋 一
23番 西 岡 誠 也 24番 田 上 辰 也
25番 浜 田 大 介 26番 井 本 正 広
27番 藤 永 弘 28番 小佐井 賀瑞宜
29番 寺 本 義 勝 30番 原 亨
31番 原 口 亮 志 32番 紫 垣 正 仁
33番 大 石 浩 文 34番 田 中 敦 朗
35番 村 上 博 36番 那 須 円
37番 園 川 良 二 38番 澤 田 昌 作
39番 満 永 寿 博 40番 三 島 良 之