(1)本日の本
会議における
緒方議員の
質疑について
午後 0時43分 開会
○
原口亮志 委員長 緊急にお集まりいただきましてありがとうございます。
ただいまから
議会運営委員会を開きます。
本日の本
会議における
緒方議員の
質疑について、2点
皆様方に御
確認をお願いしたいと存じます。
まず一点目は、先ほどの
質疑中、
緒方議員が
議場内にて
あめ玉をくわえたまま
質疑を行ったことについてであります。この点が、
会議規則第134条の
品位の
尊重に
抵触するのではないかと思われますが、この
取り扱いについてでございます。
なお、もう一点は、
質疑においては
自己の
意見を述べることはできないと
会議規則に定められている中、
緒方議員が
自己の
意見を述べられたことに対し、
議長から
緒方議員に対し
注意を行った
質疑のあり方についてでございます。
以上2点の
取り扱いについて、御
協議願います。
どなたか御
意見ございませんか。一点ずつ分けても構いません。
◆
田尻将博 委員 この件については、私も28年間
議会におるわけでございますが、大変残念に思います。特に、
品位というか、これについてはやっぱり厳重に、いろんな形でもございますが、
議場の中で
あめを食べながら
質問するというのはとんでもないことでございますので、私はわびさせるとか、懲罰も含めて、ぜひ検討していただきたいと思います。
◆
西岡誠也 委員 民間あたりで、例えば
プレゼンをするときに
あめをくわえて
プレゼンをするとか、そういうことは考えられないわけです。ですから、
規則の中に具体的にいろいろ書いていないかもしれないけれども、やっぱりそれは考えてもらわないと困るということで、
謝罪をしてもらうとか、
本人にぜひ
確認をしていただきたいと思います。
◆
浜田大介 委員 皆さんおっしゃいましたように、やはり
規則には
品位ということで書かれておりまして、やはり
一つ一つ小さい事柄を
規則の中に書くのはできませんので、そこは
常識の範囲というのもあると思いますので、今回の
あめを食べながら
質疑をしたという
行為につきましては、これは非常に問題があると認識しておりますので、
本人の
謝罪が必要ではないかと思っております。
◆
上野美恵子 委員 どなたもおっしゃいましたように、
規則の
品位の
尊重に
抵触をするという御
発言がありましたが、私も本当にそうだと思います。
議場というのは、やはり
議員にとっては一番神聖で、そして本当に真剣に議論をする場でありながら、口の中に食べるものをくわえて
発言をするというのは、本当に尋ねる相手に対しても失礼だと思うし、それを一緒に
会議をしている
議員、あるいは
傍聴席にいらっしゃる方に対しても、本当に
品位のない
行為だなと思いました。
それはもう、
議会として極めて残念というか、こういうことがあってはならない、普通はないんでしょうけれども、そういう点では、そのことに対して、
本人がまずかったという
謝罪の
意思があるのか、そのことをきちんと
確認したり、本来なら処罰にも当たるような内容ではないかと思っております。
◆
藤山英美 委員 私も、24年お世話になっておりますけれども、前代未聞ですね。何らかのけじめはつけないといけないと思います。
◆
高本一臣 委員 それぞれの
委員の
皆様の、本当におっしゃるとおりであって、
議場は神聖な
場所であります。そして、我々
議会の
議員は
市民の代表、
市民から選ばれた
議員ですので、やはりそういう意識を持って、常に
議会活動を行わなければ私はならないと思っております。
そういった面では、例えば小学校でも、
あめ玉をくわえて授業に、学校に行くということは、それはもうルール、あくまでもそういう常日ごろの社会的な
常識でわかることであります。
喉が痛いのであれば、その前に何らかの処置をして、きちんとして
議場に臨むのが本来の筋だと私は考えます。非常に
皆さんおっしゃるように
品位にも欠けますし、そういった面では
謝罪を強く求めたいと思います。
◆満
永寿博 委員 私も、今言われたとおりであります。
ただ、
原口議員が何回も言われましたことで、先ほどもちょっと言いましたけれども、これは本当に物事には
原則があって、そして例外もあるんだと。そして、こういったことを踏まえて、
原則論で
答えを出せということは、これは
議会運営委員会でもこれは無理だというようなことを言われました。僕は、そのとおりということで思っております。
(
発言する者あり)
○
原口亮志 委員長 ただいま、場外の
田上議員の方から何か
意見の申し出があっておりますけれども、まだ、
皆さんに諮っております。ちょっと待ってください。
◆
田尻将博 委員 各会派の方からの
意見もほぼ
共通意見が出たと思いますので、この
議運の中に
緒方議員を招聘して、おわびをするか、
謝罪をするかどうか、この
議運の中でそれが可能かどうか、ぜひそれを
取り扱いをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○
原口亮志 委員長 それぞれの
委員の
皆様方の
意見の中には、やはり
謝罪ということで大体共通していたかと思います。
ということもあって、一度、
本人の
意思確認というのを
議会運営委員会で行いたいと思いますので、今しばらく、
休憩をしながら
本人の
意思確認をしたいと思います。
よろしいでしょうか。
〔了 承〕
○
原口亮志 委員長 では、暫時
休憩いたします。
午後 0時51分
休憩
───────────
午後 0時56分
再開
○
原口亮志 委員長 ただいまより
議会運営委員会を
再開いたします。
それでは、
緒方議員にお尋ねいたします。
先ほどの
緒方議員の
質疑の際、
あめ玉をくわえたまま
質疑を行ったことについて、当
委員会の総意として、
本人からの
謝罪を求めるべきとの
意見があっておりますが、この点について、いかがお考えでしょうか。
◆
緒方夕佳 議員 発言の機会を賜りましてありがとうございます。
先ほどの
質疑のときに
あめ玉をということなんですが、先日来より、
風邪を引いておりまして、微熱ですとか
せきなど、
風邪の症状がございます。そして、
議場で
せきの発作が出ますと数十秒、また1分ぐらい
せき込みますので、そういうことがないようにと思いまして、喉の薬を口に含んでおりました。
ですので、私といたしましては、
議場にて
せき込まないように、スムーズに
質疑が行えるように、また以前、
せき込んだときに御迷惑であるというような
発言も受けたことがございましたので、
せきが出ないようにと思いまして、喉の薬を口に含んでおりました。ですから、私といたしましては……
○
原口亮志 委員長 緒方議員、なぜそうしていたかではなくて、
謝罪の
意思はありますか、ありませんかという
質問でございますので。
◆
緒方夕佳 議員 そこにまいります。
品位を
尊重しているがゆえに行っていたことでありますので、その
あたりをぜひ御理解いただきたいと存じます。
○
原口亮志 委員長 今回は、きちんとした
医師の
診断書等々も出ていて、
議長の
許可を得たというような
一つ一つの手順を踏んでのあの
行為であれば、今おっしゃったことは何となく理解できるんですけれども、一切そういった届け出、
医師の
診断書も見ておりませんので、今回は
会議規則第134条、
品位の
尊重ということで、
委員の
皆様から
品位を欠く
行為であったということで
指摘を受けました。
このことによって、
謝罪をなさるか、なさらないかという、この一点でございますので、その点について
答えをいただきたい。
◆
緒方夕佳 議員 今、
喉あめを口に含むには
許可が必要であるかと御
発言されたかと思うんですが、そういうことですか。もしそうであれば……
○
原口亮志 委員長 違います。
そういった個別のことではなくて、
議会、
議場での
常識の話をしておりますので、その
常識から逸脱しているという
指摘を受けております。
ですから、そういった言いわけの中には
医師の
診断書等々が必要ではないかというアドバイスでございますけれども、
謝罪をされるか、されないか、どちらかで構いません。いろんな言いわけはもういらないです。
◆
緒方夕佳 議員 私としても言い分がありますので、
議会で、本日の準備などで忙しく、病院に行くことはできませんでしたので、
自分で喉の薬を口に含んでいたということで、
謝罪をしなければいけない
行為だとは考えておりません。
○
原口亮志 委員長 わかりました。
では、
退席をお願いします。
〔
緒方夕佳議員 退席〕
○
原口亮志 委員長 それでは、
委員各位の
皆様、ただいま、
緒方議員は
謝罪をする
意思はないということでございますので、これにつきましては、何か御
意見等はございませんか。
◆
上野美恵子 委員 やっぱり、社会的な
常識から考えたときに、やかましく何かを出したから
許可を得るとかいうことではなくて、一人の大人として真摯に
質問すべき
場所で
あめをなめながらものを言って
質問をしたということは、
議員として本当に
皆さんに対して失礼なことだったと、私やっぱり思うんですよ。
いろんな言いわけは今なさいましたけれども、はっきりと
謝罪をする
行為とは考えていないと断言なさったということに対して、私個人的には全く理解ができません。普通に考えれば悪かったかなと思うべき
行為ではないかと思うので、これだけ、
一つは
品位を損なっているということと、もう
一つはそのことによって
議会がこういうふうに混乱をして一時中断をしたり、臨時の
議運を開いて
協議の場を必要とするなど、
議会の
運営にも大変差しさわる状態になってしまったということもあるので、そのことをこのまますんなりとしていいのかなとは思います。
やはり、御
自分のなさったことが御
本人がお気づきになるようなことを、この
議運としても考えるべきではないかと思います。
◆
田尻将博 委員 今、
意見がありましたとおり、
緒方議員のこの行動は、
会議規則第134条の
品位の
尊重への
抵触ということでございますので、
議長より本
会議再開後、冒頭で
注意をお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(
発言する者あり)
○
原口亮志 委員長 ここで、
謝罪はしないということで決まりましたので。
◆
田尻将博 委員 だから、
議長からもう一回本
会議で。
○
原口亮志 委員長 そうです。本
会議で促していただくと。それでも聞かれない場合は、本
会議場で次の何らかのステージに入っていくかと思いますので、そのようなことでよろしゅうございますか。
〔了 承〕
○
原口亮志 委員長 それでは、そのように決定いたします。
これをもちまして
委員会を閉会いたします。
午後 1時05分 閉会
出席説明員
総務局長 中 村 英 文
議会事務局職員
事務局長 田 上 美智子
事務局次長 大 島 直 也
総務課長 本 田 昌 浩
議事課長 本 田 正 文
調査課長 中 川 和
徳...