熊本市議会 > 2018-09-07 >
平成30年第 3回議会運営委員会−09月07日-01号
平成30年第 3回定例会−09月07日-04号
平成30年第 3回議会運営委員会−09月07日-01号
平成30年第 3回定例会−09月07日-04号

ツイート シェア
  1. 熊本市議会 2018-09-07
    平成30年第 3回議会運営委員会−09月07日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成30年第 3回議会運営委員会−09月07日-01号平成30年第 3回議会運営委員会               議会運営委員会会議録 開催年月日   平成30年9月7日(金) 開催場所    議運理事会室 出席委員    12名         原 口 亮 志 委員長    園 川 良 二 副委員長         高 本 一 臣 委員     西 岡 誠 也 委員         浜 田 大 介 委員     上 田 芳 裕 委員         澤 田 昌 作 委員     満 永 寿 博 委員         上 野 美恵子 委員     津 田 征士郎 委員         藤 山 英 美 委員     田 尻 将 博 委員         くつき 信 哉 議長     田 辺 正 信 副議長 欠席委員    1名         江 藤 正 行 委員 協議報告事項
      (1)市長提出議案について   (2)請願陳情取り扱いについて   (3)議員派遣について   (4)最終日議事次第について   (5)県知事への再申入書提出について   (6)その他     ・ブラジル訪問について   (7)次回の議会運営委員会開催日について   (8)請願について     ・平成29年請願第2号「熊本市議会は、議会議員)と行政関係のあり方を見直し、議会基本条例制定し、「わかりやすく開かれた議会運営」の実現を求める請願」     ・請願第1号「議会基本条例制定に向けた「検討委員会決定」と「計画等審議」を求める請願」     ・請願第2号「自治基本条例第25条(情報共有)「市長等及び市議会は、市政に関する情報市民との共有財産であることを認識し、これを市民に開示するとともに、積極的かつ迅速な提供に努めます」に基づき、請願審議内容請願者に積極的かつ迅速に提供することを求める請願」     ・請願第4号「法令及び議会決定に基づき、閉会中に委員会継続審査を履行すべき義務を負うことの確認を求める請願」     ・請願第5号「「町村議会運営に関する基準」126「請願内容が数項目にわたる場合で、内容採択できる項目については、その項目をとりあげて、一部採択として採決することができる」に基づき、熊本市議会請願について「一部採択」を取り入れることを求める請願」     ・請願第6号「自治基本条例第25条(情報共有)「市長等及び市議会は、市政に関する情報市民との共有財産であることを認識し、これを市民に開示するとともに、積極的かつ迅速な提供に努めます」に基づき、「会議録速報版」の作成とYouTubeによる録画中継検討を求める請願」     ・請願第7号「市民提出した請願委員会議論もせずに継続審議にするのではなく、「委員会審査独立の原則」に基づき、各委員意見を出し合う実質的審議を求める請願」   (9)行政視察について                              午前11時39分 開会 ○原口亮志 委員長  ただいまから議会運営委員会を開きます。  なお、江藤委員におかれましては、欠席する旨の届けがあっておりますので、御了承願います。  まず初めに、市長提出議案について執行部説明をお願いいたします。 ◎大西一史 市長  議会運営委員会委員各位におかれましては、説明の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  さて、今議会において追加で提案したいと考えております人事案件について、御説明いたします。  今回は、固定資産評価審査委員会委員2件をお願いしたいと考えております。  お手元に、人事案件提出一覧と各候補者の略歴についての資料を配付させていただいております。  まず、現委員宮本たまみ氏が任期満了となりますことに伴い、引き続き同氏を固定資産評価審査委員会委員に選任したいと考えております。  次に、現委員平山和典氏が任期満了となりますことに伴い、新たに飯星元廣氏を固定資産評価審査委員会委員に選任したいと考えております。  飯星氏は、昭和32年の生まれで、昭和50年に熊本県立矢部高等学校を卒業後、熊本国税局総務部に勤務され、以来、大分税務署長などの要職を歴任され、平成29年に退職されました。現在は、税理士事務所を開業されております。  宮本氏並びに飯星氏は、いずれも、その人格、識見とも固定資産評価審査委員会委員として適任であると考えております。  以上のとおり、人事案件について御提案したいと存じます。  どうかよろしくお願い申し上げます。  最後に、海外訪問について御報告させていただきます。  ブラジル熊本移民110周年及びブラジル熊本文化交流協会創立60周年記念式典等に参加するため、植松副市長ブラジルサンパウロ市を訪問いたします。  日程につきましては、11月1日から9日の予定であります。  以上でございます。 ○原口亮志 委員長  次に、請願陳情取り扱いについて事務局から説明させます。 ◎田上美智子 事務局長  請願陳情取り扱いについて御説明いたします。  本日現在までに受理しておりますのは、お手元にお配りしております一覧表のとおり、請願2件、陳情11件でございまして、それぞれ関係委員会付託並びに参考送付することで考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○原口亮志 委員長  請願陳情取り扱いにつきましては、ただいまの説明のとおり決定してよろしゅうございますか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○原口亮志 委員長  それでは、そのように決定いたします。  次に、議員派遣について事務局から説明させます。 ◎田上美智子 事務局長  議員派遣につきまして、御説明申し上げます。  来る10月11日、八代市におきまして、第268回熊本市議会議長会が開催され、この秋に開催される議長会には、慣例によりまして正副議長とも出席されることとなっており、副議長派遣が必要となります。  また、10月30日、東京都千代田区におきまして、指定都市税財政関係特別委員長会議並びに要望活動が行われ、慣例によりまして総務委員長出席されることとなっており、以上2件の派遣につきましては、本会議事項でございますので、議会最終日日程掲載の上、議員派遣の件でお諮りすることとなります。  また、議決後における簡易な内容変更等も想定されますので、変更の際の議長一任についても、あわせてお諮りしたいと考えております。  なお、指定都市税財政関係特別委員会による党派別要望活動につきましては、日程が決まり次第、議長において派遣手続を行うこととなりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○原口亮志 委員長  次に、最終日議事次第について事務局から説明させます。 ◎田上美智子 事務局長  最終日議事次第につきまして、御説明申し上げます。  1.開議  2.報告追加付託の件)  3.委員長報告  4.質疑、討論、表決  5.継続審査案件(あれば)  6.人事案件固定資産評価審査委員会委員2件)  7.意見書  8.議員派遣の件  9.閉会  以上でございます。 ○原口亮志 委員長  この際、議長より発言を求められておりますので、よろしくお願いいたします。 ○くつき信哉 議長  本市議会による議員資格決定県知事が取り消す裁決を行ったことに対する再申入書については、委員の皆様に持ち回り協議にて内容を確認いただいておりますが、去る9月4日、田辺副議長原口委員長竹原議員とともに、県知事提出してまいりましたので、御報告いたします。 ○原口亮志 委員長  次に、その他の項で事務局から報告させます。 ◎田上美智子 事務局長  副議長海外訪問につきまして、御報告いたします。  先ほど市長の方からも御説明がございましたが、来る11月1日から9日の日程で、議長宛てに招聘があっております、ブラジル熊本移民110周年及びブラジル熊本文化交流協会創立60周年記念式典等への出席のため、議長の代理として副議長ブラジルサンパウロ市を訪問する予定でございます。  以上でございます。 ○原口亮志 委員長  次に、第4回定例会日程決めのための議運開催日について御相談でございますが、11月12日(月曜)午前10時からお願いしたいと思いますが、よろしゅうございますか。         〔了 承〕 ○原口亮志 委員長  ありがとうございました。  それでは、そのように決定いたします。  次に、継続となっておりました平成29年請願第2号、平成30年請願第1号及び請願第2号、請願第4号ないし請願第6号と、先ほどの協議を経て本委員会への付託が決まりました請願第7号を配付させます。         〔請願書配付〕 ○原口亮志 委員長  この際、議事都合により暫時休憩をいたします。  なお、市長さん、副市長さんにおかれましては、ここで退席されますので御了承願います。         〔市長・副市長退席〕                              午前11時46分 休憩                              ───────────                              午前11時53分 再開 ○原口亮志 委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、平成29年請願第2号、平成30年請願第1号、請願第2号、請願第4号ないし請願第7号について、一括して御審議をお願いいたします。  各派御意見をお願いいたします。 ◆澤田昌作 委員  自民党でございます。我々といたしましても議会改革というのは当然必要であるというふうに考えておりまして、これまでもさまざまな代表質問導入、そして委員会視察の見直しや現在タブレット端末試行的導入など、さまざまな議会改革に鋭意取り組んでいるところでございます。  また、今回、議会改革についても、議論を経て議員各位合意のもとでしっかりと進めていくべきものであるというふうに考えておりますが、現在本市議会運営等に大きな欠陥があるというふうには考えておりません。  したがって、提出された請願内容採択することは困難であると考え、不採択という結論に至りました。 ◆西岡誠也 委員  うちのほうでも会派の中で議論をやってきまして、議会改革、そして、議会基本条例、非常に重要であるという認識は一致しております。だからこそ、慎重に審議をすべきだということでございまして、今あったように今回いろいろ議論するに当たって、いつまですっとかという話でございますから、来年改選もございます。その後に協議の場を設けて、慎重に議論していくということでまとまっております。 ◆浜田大介 委員  公明党市議団として、会派での検討結果を御報告いたします。  議会基本条例制定に関しましては、これまでも会派議論を行ってきたところではありますけれども、議会基本条例制定することによって想定されるメリットやデメリットの検証も必要であると。また、たとえ議会基本条例制定するとしたとしても、条例の形態として、理念条例にするのか、より具体的な内容にすべきかなどの検討も必要であると考えております。特に重要なのが、地方自治における議会制民主主義をより充実させるためには、熊本市議会で何が必要か十分な検討が必要であり、全議員の総意になるような検討とならなければならないと考えております。  こうしたことから、現在出されている請願につきましては、今期の議員任期が残り7カ月ということからも、拙速制定することは、来春の統一地方選で当選した議員の行動を縛ることも懸念されるために、統一選後の議会議員の構成で、議員の中からその必要性検討されるのであれば、改めて慎重かつ丁寧に検討すべきと考えており、一連請願につきましては否決すべきと考えたところでございます。 ◆藤山英美 委員  くまもと未来です。くまもと未来でも今まで意見が出ましたとおり、同じような意見でございますし、まだ熊本地震から復旧復興が道半ばでありますので、優先課題があるということで、この議案につきましてはもうこの辺でちゃんとけじめをつけるべきということでございます。 ○原口亮志 委員長  不採択ということですか。 ◆藤山英美 委員  はい。 ◆上野美恵子 委員  これまでこの委員会付託されてきました議会基本条例をめぐってのさまざまな請願につきましては、私たちもこの間会派の中でさまざまな調査とか論議を重ねてきました。  これまでも申し上げてきましたように、最初に言いたいのは、共産党市議団としては、市議会地方自治の本旨である住民福祉の増進のために、従来のチェック機能も十分に果たしたり、あるいは市民の声を聞いて、条例提案などの政策立案の力を高めていく、市民の信頼に応えるために基本的な事項を定める基本条例を定めるということには賛成の立場ではあります。  自治基本条例自治体憲法と言われますけれども、言うなれば議会基本条例はそれと並ぶ地方議会憲法とも言えるものでもあります。そういう意味で、十分な調査検討による丁寧な合意形成こそが必要だと考えております。  会派の中では、なかなか市民の方にそれが、会派の中での論議ですので、今伝わっていないのかと思いますけれども、先進自治体等取り組み等々も調査いたしておりまして、その中で私たちが学んできたのは、議会基本条例というのは議会憲法とも言うべきものであり、その制定過程が極めて重要だということであります。  既に制定されておりますいろいろな自治体を見ますと、議会運営委員会での論議はもとより、議会全体としての政策研究に取り組むことや、あるいは先進地の視察、そして研究者を招いての議会研修会を開催したり、地域ごとでの住民説明会や、あるいは議会市民との意見交換会を丁寧に開いていくなどの取り組みがございました。  具体的な制定過程に当たりましては、政策的条例の策定や政策提言を行うための検討組織立ち上げ等も必要になってくるかと思います。このようなことを市民合意を得ながら、議会全ての会派、全ての議員合意形成のもとに丁寧に進めていかなければならないと思っております。  振り返れば、議会基本条例、今回の一連請願が出されてきたこの期間といいますのは、熊本地震という想定外の大災害熊本で発生して、その後の議会挙げての最優先課題として震災復興に取り組んできた、そういう時期とも重なっております。災害復旧にまだまだ課題がたくさんある中で、さきに述べましたような議会挙げての取り組み、何よりも市民も巻き込んだ取り組みを行っていくことには、さまざまな困難もあったかと、私どもは考えておりまして、熊本地震発災という特別な状況も踏まえるならば、やはり残された短い任期の中で、今、拙速条例制定検討していくというのは極めて難しいというふうに思っております。
     ほかの方も言われましたように、来期改選された議会の中で、会派の皆さんの合意も得ながら、そしてまた全ての議員合意のもとに新たな調査検討が進めていかれていくのが妥当ではないかと考えておりますので、以上申しました理由から、今回の請願には賛成ができないという結論でございます。 ○原口亮志 委員長  ほかにどなたか御意見はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○原口亮志 委員長  ほかに御意見等なければ、これより採決いたします。  平成29年請願第2号、平成30年請願第1号、請願第2号、請願第4号ないし請願第7号について、一括して採決いたします。  以上7件を採択することに賛成委員挙手を求めます。         〔賛成者挙手〕 ○原口亮志 委員長  挙手なしと認めます。  よって、以上7件についてはいずれも不採択とすべきものと決定いたしました。  次に、当委員会行政視察については、去る8月8日から10日の日程実施予定でありましたが、台風13号の影響により実施を見合わせましたことから、再度御協議願います。  委員会行政視察につきまして、委員派遣手続が必要となりますことから、調査事項及び日程につきまして、改めて御相談させていただきます。  日程は10月17日(水曜)から18日(木曜)までの1泊2日で、視察地は当初予定をしておりました、さいたま市、町田市、墨田区を中心に、議会運営に関する調査を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。         〔了 承〕 ○原口亮志 委員長  ありがとうございました。  それでは、そのように決定いたします。  なお、視察先につきましては、受け入れ先都合等もございますので、正副委員長で調整の上、後日お知らせいたします。  ほかに何もなければ、これをもちまして議会運営委員会を終わります。                              午後 0時02分 閉会 出席説明員    市長       大 西 一 史    副市長      多 野 春 光    副市長      植 松 浩 二    総務局長     中 村 英 文 議会事務局職員    事務局長     田 上 美智子    事務局次長    大 島 直 也    総務課長     本 田 昌 浩    議事課長     本 田 正 文    調査課長     中 川 和 徳...