熊本市議会 > 2018-06-11 >
平成30年第 2回教育市民委員会-06月11日-01号
平成30年第 2回総務委員会-06月11日-01号
平成30年第 2回環境水道分科会−06月11日-01号
平成30年第 2回厚生分科会−06月11日-01号
平成30年第 2回教育市民分科会-06月11日-01号
平成30年第 2回総務分科会−06月11日-01号
平成30年第 2回予算決算委員会−06月11日-01号
平成30年第 2回都市整備委員会-06月11日-01号
平成30年第 2回経済委員会-06月11日-01号
平成30年第 2回環境水道委員会−06月11日-01号
平成30年第 2回厚生委員会-06月11日-01号
平成30年第 2回都市整備分科会−06月11日-01号
平成30年第 2回経済分科会−06月11日-01号
平成30年第 2回総務分科会−06月11日-01号
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平成30年第 2回厚生分科会−06月11日-01号
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平成30年第 2回予算決算委員会−06月11日-01号

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  1. 熊本市議会 2018-06-11
    平成30年第 2回厚生分科会−06月11日-01号


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    平成30年第 2回厚生分科会−06月11日-01号平成30年第 2回厚生分科会                 厚生分科会会議録 開催年月日   平成30年6月11日(月) 開催場所    厚生委員会室 出席委員    8名         田 上 辰 也 分科会長   白河部 貞 志 副分科会長         くつき 信 哉 委員     西 岡 誠 也 委員         田 中 敦 朗 委員     園 川 良 二 委員         上 野 美恵子 委員     坂 田 誠 二 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(4件)      議第 163号「専決処分の報告について」      議第 164号「平成30年度熊本市一般会計補正予算」中、厚生分科会関係分      議第 165号「平成30年度熊本市病院事業会計補正予算」      議第 170号「熊本市手数料条例の一部改正について」中、厚生分科会関係分                              午前10時19分 開会
    田上辰也 分科会長  ただいまから予算決算委員会厚生分科会を開会いたします。  議事に入ります前に、執行部において人事異動が行われておりますので、順次紹介をお願いいたします。 ◎池田泰紀 健康福祉局長  本年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。お手元に配付しております厚生委員会資料組織改編人事異動関係)にもとづいて御説明いたします。1ページに健康福祉局の組織図を示しております。この中で朱書きをしている箇所が、組織の改編や人事異動による変更箇所となっております。  まず、健康福祉局組織改編といたしましては、子ども未来部子ども支援課を、子ども政策課子ども支援課の2課体制に再編いたしました。これは子ども政策機能の強化を図るため、子ども政策機能子ども政策課に、給付、事業管理施設管理支援業務子ども支援課で行い、事業の円滑化を図るものです。  続きまして、健康福祉局における管理職職員の異動につきまして御紹介いたします。  (執行部紹介) ◎和田仁 中央区保健福祉部長中央福祉事務所長  4月1日付で中央区役所保健福祉部長を拝命いたしました和田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  資料の2ページをお願いいたします。はじめに私の方から区役所の組織改編について御報告いたします。中央区役所におきましては、組織マネジメントの強化を図るために、保護課を保護第一課及び第二課の2課体制に再編いたしております。続きまして、保健福祉部管理職職員について御紹介いたします。  (執行部紹介) ◎秋吉宏二 東区保健福祉部長東福祉事務所長  東区保健福祉部長の秋吉宏二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。東区保健福祉部管理職職員について御紹介いたします。  (執行部紹介) ◎北川公之 西区保健福祉部長西福祉事務所長  4月1日付で西区の保健福祉部長を拝命いたしました北川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私の方から西区保健福祉部管理職職員異動職員について御紹介させていただきます。  (執行部紹介) ◎清田光治 南区保健福祉部長南福祉事務所長  南区保健福祉部長の清田でございます。私からは南区保健福祉部管理職職員を紹介させていただきます。  (執行部紹介) ◎清田千種 北区保健福祉部長北福祉事務所長  北区保健福祉部長の清田でございます。私からは北区保健福祉部管理職異動職員を紹介いたします。  (執行部紹介) ◎水田博志 病院事業管理者  4月1日付で病院事業管理者を拝命いたしました水田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。病院局の組織の改編並びに管理職職員人事異動につきましては事務局長の方から説明させていただきます。 ◎藤本眞一 市民病院事務局長  病院局事務局の藤本でございます。引き続きよろしくお願いいたします。私から病院局の組織の改編並びに管理職職員人事異動について御報告申し上げます。資料の3ページです。病院局の組織図をお示ししております。まず、病院局組織改編といたしましては、熊本市民病院事務局及び植木病院事務局病院事務局に一体化いたしました。これはそれぞれの病院独自で行っております購入事務などを統合して効率化を図るものでございます。また、病院事務局総務企画課及び医事課を、総務課及び医事企画課に再編し、医事企画課の下に情報システム室を配置しました。人事契約総務課、医事・経理・企画などを医事企画課で行い、病院経営の強化を図るものでございます。  続きまして、病院局管理職職員の異動につきまして御紹介いたします。医師等の医療従事者につきましては診療中ですので割愛させていただきます。なお、医療従事者につきましては病院局の組織図に朱書きしておりますので、御参考にしていただき、今回は事務局の管理職職員を御紹介させていただきます。  (執行部紹介) ○田上辰也 分科会長  以上で紹介は終わりました。  これより本日の議事に入ります。  今回、当分科会において審査を分担します議案は、補正予算2件、条例1件、専決処分の報告1件の計4件であります。  それでは、審査の方法についてお諮りいたします。  審査の方法としては、議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田上辰也 分科会長  御異議なしと認め、そのようにとり行います。  これより、議案の審査を行います。  まず、議第163号「専決処分の報告について」の説明を求めます。 ◎今村利清 国保年金課長  議第163号、平成30年度熊本市国民健康保険会計補正予算に係る専決処分について御説明いたします。  厚生分科会議案説明資料議第163号をお願いします。  国民健康保険会計におきましては、平成6年度以降、決算における累計赤字が生じております。平成29年度決算におきましても、歳出額が歳入額を上回ることから、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、平成29年度決算の歳入不足に充てるため、平成30年度の歳入を繰り上げて使用する繰上充用金補正予算専決処分にて行ったものでございます。  この専決処分につきましては、地方自治法第179条第3項の規定に基づき、市議会に報告し、承認を求めるものでございます。  専決した補正予算の額でございますが、平成29年度の単年度収支を約16億6,000万円の黒字と見込んでおります。  平成28年度末の累計赤字が42億2,000万円でございましたので、平成29年度の黒字による累計赤字が約25億6,000万円に改善され、これに予算上の留保分を加えた27億円としております。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○田上辰也 分科会長  次に、議第164号「平成30年度熊本市一般会計補正予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎宮崎淳司 保育幼稚園課長  平成30年度熊本市一般会計補正予算について御説明いたします。  予算決算委員会説明資料の39ページをお願いいたします。  上段の目、児童福祉総務費、子ども・子育てシステム改修経費で1,430万円を計上しております。  これは、県の多子世帯子育て支援事業の拡充に伴いまして、保育料無償化の対象を3歳未満の第3子としていたものを、本市におきましても、就学前の第3子まで対象年齢の拡充を行うためのシステム改修に係る経費でございます。  次に、その下段で、目、児童措置費施設型給付費で2億1,510万円を計上しております。  これも、県の多子世帯子育て支援事業拡充に伴うもので、保育料を施設で徴収をしている認定こども園等への給付費増額分で、県の補助が2分の1となっているものでございます。  順番が前後いたしますが、1ページおめくりをいただきまして40ページをお願いいたします。  目、幼稚園管理費幼稚園就園奨励費で6,600万円を計上しております。これも県の多子世帯子育て支援事業拡充に伴うもので、対象施設幼稚園まで拡充されたことによります就園奨励費の増額分で、これも県補助2分の1でございます。  以上、御審議よろしくお願いいたします。 ◎渡辺正博 保護管理援護課長  同じく、戻りまして資料の39ページをお願いいたします。  中ほどの生活保護総務費ですが、生活保護システム改修経費といたしまして1億6,370万円を計上しております。これは、生活保護の額改定や介護保険制度介護医療院創設など、制度改正に伴い、システムの改修を行うものです。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎村上睦子 動物愛護センター所長  続きまして、下段の動物愛護センター費、1の野生鳥獣対策経費及び2の動物愛護センター一般管理経費についてですが、機構改革に伴い、野生鳥獣対策業務農業支援課に所管引き継ぎしたことにより、報償費や需用費など必要な経費101万3,000円を減額補正するものです。よろしくお願いいたします。 ◎高本佳代子 高齢介護福祉課長  お戻りいただきまして、35ページをお願いいたします。  35ページ下段、債務負担行為補正をお願いをいたしております。いずれも指定管理料に関するものでございまして、高齢介護福祉課分としまして、4件を計上させていただいております。いずれも平成31年3月をもって、現在の指定管理期間が満了し、新たに更新の手続が必要となるため、債務負担行為補正を計上するものでございます。  まず、1点目の老人福祉センターにつきましては、7カ所の老人福祉センターにつきまして、平成31年度から32年度までの2年間の指定管理料につきまして、債務負担限度額1億5,750万円を計上いたしております。  老人福祉センターは公の施設の指定管理者制度に関する指針では3年というふうになっておりますけれども、今年度の耐震診断の結果を受けまして、今後のあり方を検討する必要がありますことから、2年間と設定させていただいております。  次の段、介護予防支援事業推進のための施設指定管理料といたしまして、31年度から33年度の3カ年の指定管理料としまして8,370万円を計上しております。これは、市内3カ所にございます介護予防施設、お達者文化会館南部万年青会館、東部はつらつ交流会館指定管理料をお願いするものでございます。  次の段、高齢者技能習得センター分といたしまして、35年度までの5年間の指定管理料といたしまして2,090万円を計上しております。これは、高齢者技能習得を行うことができる機会と場を設けることによりまして、高齢者の積極的な社会参加の促進を図ることを目的とした施設でございまして、先ほどの指針によりますが5年間と設定をしております。  次の段、老人憩家指定管理料でございますけれども、市内129カ所の老人憩の家の指定管理料といたしまして、35年度までの5年間の指定管理料といたしまして3,114万円を計上しております。これも、指定期間指定管理者制度に関する指針によりまして5年と設定いたしております。  高齢介護福祉課分は以上でございます。 ◎神永修一 健康福祉政策課長  続きまして、その下の段の植木健康福祉センター指定管理に係る債務負担でございますが、当センターは、市民の生涯を通じた健康づくり高齢者等社会参加支援、児童の健全育成等の事業を実施しております。  債務負担行為の期間でございますけれども、30年度から35年度まで、限度額2億4,350万円をお願いしております。よろしくお願いいたします。 ○田上辰也 分科会長  次に、議第165号「平成30年度熊本市病院事業会計補正予算」の説明を求めます。 ◎藤本眞一 市民病院事務局長  説明資料の45ページをお願いいたします。  病院局では、新市民病院設備整備事業としまして、債務負担行為、平成30年度から31年度にかけまして、限度額26億2,600万円を計上いたしております。  詳細は、添付しております補足説明資料が1枚ございますので、そちらの方をお願いいたします。  新病院で必要となります医療機器及び什器類のうち、準備の都合上、平成30年度中に契約を行う必要があるものにつきまして債務負担行為の追加を計上するものでございます。  内訳の部分をお願いいたします。  MRIやCT、カテーテルなどの医療機器購入費用及び現在保有しております医療機器を移設して使うための移設費用、机、椅子、テーブル、厨房機器などの什器類の購入費用、こういったものを平成30年度中に契約すべきものと平成31年度に契約することで間に合うものとに分けてお示ししております。総額29億2,400万円余りのうち、30年度契約分としまして26億2,600万円見込んでおります。  また、平成31年度には、残りの2億9,800万円余りを契約する予定でございます。  中段の部分でございますが、参考としまして、現在までの実績値を落とし込んだ上での全体の事業費を一覧としてお示ししております。今回の債務負担行為は31年度のところの、縦におりていただきますと赤枠で囲んだ部分になっているところでございます。  最後に、この債務負担行為による機器類についての準備スケジュールを掲載しております。一番下のスケジュールの表でございます。これらは、平成31年の6月末、病院が完成する予定でございますが、その完成後に設置してまいります。  説明は以上でございます。 ○田上辰也 分科会長  次に、議第170号「熊本市手数料条例の一部改正について」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎惠口猛 審議員兼介護事業指導室長  厚生分科会議案説明資料をお願いいたします。  議第170号「熊本市手数料条例の一部改正について」御説明いたします。  改正理由は、地方自治法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、介護サービス情報の調査に係る手数料を新設するため、所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、平成30年度より実施します介護サービス情報公表制度において、介護事業者がみずから調査、公表を希望する場合の介護サービス情報の調査に係る手数料の新設でございまして、1件につき1万8,000円となっております。  施行日につきましては公布の日でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○田上辰也 分科会長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。 ◆上野美恵子 委員  議第163号の国民健康保険繰上充用のことについてなんですけれども、先ほどの説明で、一応、28年度末の累積赤字が42億円であったものが、29年度の末の見通しにおいては26億数千万円ということで、若干累積赤字については改善の見通しだということでありましたので、それはよかったのかなというふうに思っています。  ただ、この繰上充用については、毎回、毎年度、この6月議会に提案されます。この累積赤字がゼロに、なかなかならないので、結局不足分をずっと前借りをしたような形で、実質上の自転車操業というか、それが長年続いているという形ではないかなというふうに思っています。  私は賛成しにくいんですが、今回は、これでやむを得ないというか、これをしないと会計が回っていかないので、実態としてはしようがないというふうに思うんですけれども、今年度から国からの補助が、今まで1,700億円あっていたものが、県に財政が移行することによって3,400億円にふやされているので、熊本市にくるお金というのも若干ふえていくようになっていくのではないかと思いますけれども、これまでの繰入額と、今回の拡充による繰り入れの合算といいますか、影響額を含めて御説明いただきたいと思います。 ◎今村利清 国保年金課長  委員から御質問がありましたとおりに、国の方から1,700億円の補助があっておりまして、その分は27年度から毎年10億円ずつ熊本市の低所得者の方に対する支援拡充というふうなことで使わせていただいております。  30年度から、また国の方が追加で1,700億円ということでございまして、そちらの分は、今回の保険料額の引き下げということで支援の拡充をさせていただいているということで、それは11億円というふうなことでございます。  以上でございます。 ◆上野美恵子 委員  今、これまで10億円ぐらいきていたものが、国が倍ぐらいの予算になったので、今年度から新たに11億円ぐらいプラスになって、21億円ぐらいお金が入ってくるということになると思うんですけれども、考え方としては、今、課長の方から説明があったように、これまでも低所得者に対する負担軽減分というか、そういう考え方があったんですが、今回からくる分についても、保険料負担軽減というような趣旨でのお金でもあります。今年度から、逆に、うち、保険料が上がるということになっていまして、均等割とか平等割の方が上がって、本会議でも指摘をさせていただいたように、むしろ所得の低い方の負担が重くなっているという現状もございますので、やはり今後、熊本市としては、もう少し、このお金の運用について、この国からくるお金のやはり趣旨というものを踏まえた対応が必要ではないかなというふうに、私は考えています。  今年度から、例えば同じ政令市の仙台市では、多子世帯に対する減免とか、やはり子育て世代は経済的にも大変だろうということで、子育て支援減免制度をつくったり、余りお金をかけなくても、少しでもやはりそういう方たちの負担を軽くしようという工夫をなされている自治体等もありますので、今後については、ぜひそういう点も検討していただきたいなと思っています。  それから、今年度から、あわせて一般会計からの繰り入れが国の方向性もあるとは思いますけれども、大西市長になって、前減っていた一般会計が、また減っているんですよね。この点も、今度の繰上充用とかかわってくると思うんですけれども、要するに累積赤字が解消されないから、毎年毎年、何十億円と繰上充用をするという形に、今、なっていますので、いろいろな国からの指導なのか、何かあるかと思いますけれども、やはり熊本市の国保の実態をどういうふうに改善していけばいいのかという視点で、一般会計からの繰り入れというのは、ただ単に国は減らす方向だから、うちもならって縮小していくということではなくて、一定、やはりこれをきちんと確保することによって、こういう多額の繰上充用を、今後、将来的に長く続けていくというふうな財政の運用の仕方というのは、今後、考えていくべきではないかなと思いますので、担当課におかれて、適切な対応を、今後、していただくようにお願いしておきます。 ○田上辰也 分科会長  ほかにございませんか。 ◆上野美恵子 委員  そうしたら、予算で、ページの若い方からいきます。順番に言っていきたいと思います。  1つは35ページで、今、幾つかの債務負担行為が説明されましたけれども、言いたいことはいっぱいあるんですけれども、絞って1点だけ。老人憩の家の指定管理料が5年間分で129カ所、3,114万円計上されておりますけれども、この老人憩の家が、かなりどこも老朽化をしているものですから、施設の維持管理の方針では、何かもう修理はしない、建てかえはしないとか、そういう方向もあるにはあるのかもしれませんけれども、地域の中では、この老人憩の家は、コミセンがあっても公民館があっても、でも、この老人憩の家があることによって、いろいろなサロン的なものであったり、いろいろなふれあい何とかであったりをするときに、遠いところの施設まで行かなくても近い場所でサービスが受けられるということがあって、結構喜んで利用していただいている施設でもあるんですよね。  ですから、やはり一定の維持管理においては、気持ちよく使っていただけるようなことが必要ではないかなと思うんですけれども、大体修理費の予算というのは、1カ所どの程度入っているんでしょうか。 ◎高本佳代子 高齢介護福祉課長  委員おっしゃるとおりに、老人憩の家というのは築30年を超えておりまして、なかなか老朽化が進んでいるところでございますけれども、この1カ所当たりの指定管理料につきましては、床平米に応じまして4万5,000円から8万5,000円を指定管理料といたしましてお願いをしているところでございます。  そういった中で、修繕費につきましては、優先順位といいますか、老人憩の家を管理されている運営委員会の方々に、ある程度優先順位をつけまして、修繕をしているといったところでございます。 ◆上野美恵子 委員  年間幾らぐらいの修繕費を使ってあるんですか。 ◎高本佳代子 高齢介護福祉課長  指定管理料の中には修繕費は含まれておりません。別途、済みません、200万円程度だったと思うんですけれども、計上をさせていただいているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  年に、その200万円で何カ所ぐらい修繕ができていっているんですか。 ◎高本佳代子 高齢介護福祉課長  済みません、ちょっと即答が難しゅうございまして、後で答弁したいと思います。 ◆上野美恵子 委員  その200万円しかないので、多分、たくさんの箇所数を修繕するとなれば、1カ所当たりがすごく少ない金額なので、何でも修理ができないということになるし、1カ所にかなりの、何十万円か使うということになると、修繕する箇所数がすごく減るので、いつまでたっても順番が回ってこないということにもなって、私たちの方にも、やはりもう少し修理をちゃんとやってほしいという声が、いつも届いているんですよ。
     それで、指定管理料には含まれないということでしたので、これについては、ぜひ、やはり気持ちよく使っていただけるような。1カ所聞いているのは、もう畳がささくれていて、そこで座ってサロンでもやっていると、帰るときにはズボンが畳のささくれたので、白くなって、パタパタ払わないと帰れないので、もうそういうのはちょっとどうでしょうかというふうな、結構ひどいところもあったので、ぜひそういう実情を把握していただいて、改善をお願いしていただきたいと思います。 ◎高本佳代子 高齢介護福祉課長  平成30年度の当初予算といたしましては、193万円を計上させていただいているところでございまして、29年度の実績におきましては、193万円で約20カ所の、網戸の修繕、屋根の修理等をやったところでございます。 ◆上野美恵子 委員  ことし減っているみたいなので、とても残念だと思いますので、来年はもっとふやしていただきたいと思うし、できれば補正で少しでも上積みしていただきたいと思っております。 ○田上辰也 分科会長  ほかにございませんか。引き続き。 ◆上野美恵子 委員  先ほど保育幼稚園課から、これはいい方の話なんですけれども、39ページの第3子以降の保育料の無償化ということと、40ページですね、幼稚園についても拡充されたということで、やはり予算が拡充されていますけれども、保育園、幼稚園、それぞれに、これの恩恵に預かられる、拡充される人数がわかれば教えてください。 ◎宮崎淳司 保育幼稚園課長  施設型給付費といたしまして、幼稚園及び認定こども園におきましては、利用者負担額を施設で徴収をしているために、公定価格から利用者負担額を引いた額を支給するということになっております。  対象者といたしましては、約900人を予定しております。  それと、幼稚園就園奨励費でございますが、これにつきましては約350人を予定しているところでございます。 ◆上野美恵子 委員  私は子供が4人いるものですから、こういう恩恵には全然預からずに子供が大きくなりましたけれども、本当に子育てを応援したいなと思っているので、とてもよかったと思っています。  ただ、これが実施された場合に、今、保育所が足りない中で、すごく認可外保育所もとても大事な役割を果たされていると思うんですけれども、認可外が対象外に、たしかなっていると思うんですよね。認可外にまで、もし広げるとすれば、どの程度の予算があればできていくのかとか、わかれば教えてください。 ◎宮崎淳司 保育幼稚園課長  予算的なものは、ちょっとまだ試算はしてはおりませんけれども、認可外保育所が97カ所ぐらい、現在ございます。そういったところで、また国の方も来年の10月ぐらいからは支援するというような方針がマスコミ等でも出ておりますし、国の要綱とかそういったものがきちっと出た段階で整理をしていきたいというふうに思っております。 ◆上野美恵子 委員  先ほど、幼稚園と保育園と、それぞれの対象者数を聞きまして、多い方の保育所が900人と幼稚園が350人ということですので、多分認可外は箇所数もそんなに多くないので、この対象になっている方の人数というのは、調査をしていただくとわかると思うんですけれども、そんなには多くないと思うんですよね。  ですから、先々、国の方で認可外まで含めて拡充していただく分には大変うれしいことだと思うんですけれども、わずかなことだろうと思うので、このぐらいのことは市が少し、やはり子育て支援ということで、市独自に、ぜひ対象にしていただくように、今後の御検討を強くお願いしておきますので、よろしくお願いいたします。  それから、同じく39ページに、生活保護の法改正に伴うシステムの改修経費というのが出ているんですけれども、法改正による影響額というのは、また別途だと思うので、これはシステムの改修だけなんですが、要するに、国から来るお金というのが半分ですよね、半分。これは半分しか来ないという決まりになっているんですか。 ◎渡辺正博 保護管理援護課長  委員お尋ねの補助なんですけれども、これは補助の要項の方で2分の1というふうに決まっておりますので。         (「補助要項」と呼ぶ者あり) ◎渡辺正博 保護管理援護課長  はい。 ◆上野美恵子 委員  そうですね。でも、これ、国のことだから、もうちょっと国はお金をたくさん出してくれるように、ぜひ要望していただきたいなと思います。そうでなくても、今回の生活保護法の改正というのは、生活保護の受給世帯にとっては大変負担が増したというか、ちょっと余り喜ばしくない改正になっていくと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  それから、あと2個。さっき説明があった、市民病院の補正予算なんですけれども、30年度契約分で26億円、それと31年度にまたプラスになっていきますけれども、この表は、さっき説明があったけれども、28年、29年というのは、ちょうど地震があった後なので、多分こういう費用使わなかった年度だと思うんですよね。だから、さっき、前は年次割りとおっしゃったけれども、もともと地震が来る前にどの程度の、こういうところにお金が使われていたかということと比較しないと、ちょっと私たちもよくわかりませんので、地震の前には、こういう、要するに医療機器の更新とかいうことには毎年どの程度の予算が使われていたんですか。 ◎藏原正国 総務課長  地震前の件でございますけれども、おおむね1億円から3億円、計画を立てて買っておりました。医療機器の購入のペースでございます。 ◆上野美恵子 委員  わかりました。今度、新しい病院ができるので、最初の投資ということになると思いますけれども、こういう予算も大事だと思いますので、確保されて頑張っていただきたいと思います。  それから、最後に、条例の件で、議第170号の手数料条例の一部改正についてのところで、今度、介護にかかわる手数料の事務が県からこちらに、多分きたので、今度から熊本市がやりますというものだと思うんですけれども、この1件1万8,000円というのは、県がなさっていたときと変わらないというふうに、私、説明を受けていたんですけれども、これって全国一律なんですか。 ◎惠口猛 審議員兼介護事業指導室長  こちらの手数料につきましては、全国一律というわけではなかったというふうに聞いております。県と市が一緒ということです。 ◆上野美恵子 委員  全国はもっと高いんですか。それとも安いんですか。 ◎惠口猛 審議員兼介護事業指導室長  こちらの手数料につきましては、高いところと安いところといろいろまちまちになっております。         (「うちは高い方ですか、安い方ですか」と呼ぶ者あり) ◎惠口猛 審議員兼介護事業指導室長  済みません、ちょっと今、数字がございませんので、後でちょっと調べまして御報告をさせていただきたいと思います。 ◆上野美恵子 委員  これは事業者さんが払われるお金ではあるので、一般の方がお支払いになることではないと思うんですけれども、何か余り高いのもどうかな、結構1万8,000円というと、余り安い金額ではないなと思ったんですよね。ですから、県とは同じという説明だったんですけれども、もし後から御報告のあるデータと照らし合わせて、何か全国でも高い方とかいうことであるのなら、今回はこれなんでしょうけれども、今後少し検討してもいいのかなと思います。安いなら、もうそんなには思いませんけれども、県から受け継いで自動的ということではなくて、これは全国一律、こんなふうなことはしていくわけですから、そことの、やはり整合性というのも検討しておかれた方がいいのかなと思いましたので、この点は今後、また御検討の対象としていただきたいと思います。  以上です。 ○田上辰也 分科会長  ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○田上辰也 分科会長  ほかになければ、これをもちまして厚生分科会を閉会いたします。                              午前11時04分 閉会 出席説明員  〔健康福祉局〕    局長       池 田 泰 紀    総括審議員    米 納 久 美    指導監査課長   中 村 幸 次    福祉部長     甲 斐 嗣 敏    健康福祉政策課長 神 永 修 一    保護管理援護課長 渡 辺 正 博    高齢介護福祉課長 高 本 佳代子    地域包括ケア推進室長                                 満 永 安 彦    審議員兼介護事業指導室長        障がい者支援部長 山 崎 広 信             惠 口   猛    障がい保健福祉課長友 枝 篤 宣    精神保健福祉室長 高 取 直 樹    子ども発達支援センター所長             松葉佐   正    障がい者福祉相談所長                                 津 留 一 郎    こころの健康センター所長        保健衛生部長   原 口 千佳晴             松 倉 裕 二    保健所長     長 野 俊 郎    医療政策課長   川 上   俊    生活衛生課長   村 尾 雄 次    動物愛護センター所長                                 村 上 睦 子    食品保健課長   松 永 孝 一    感染症対策課長  伊津野   浩    健康づくり推進課長田 中 孝 紀    国保年金課長   今 村 利 清    子ども未来部長  興 梠 研 一    子ども政策課長  池 田 賀 一    首席審議員兼子ども支援課長       児童相談所長   田 上 和 泉             松 井   誠    保育幼稚園課長  宮 崎 淳 司  〔中央区役所〕    保健福祉部長中央福祉事務所長     首席審議員兼福祉課長             和 田   仁             原 田   壽    福祉課副課長   井 本 成 美    保護第一課長   村 上 和 隆    保護第二課長   高 木 和 彦    首席審議員兼保健子ども課長                                 竹 原 芳 郎  〔東区役所〕    保健福祉部長東福祉事務所長      首席審議員兼福祉課長             秋 吉 宏 二             河 田 日出男    保護課長     中 島 賢 三    保健子ども課長  永 本 俊 博  〔西区役所〕    保健福祉部長西福祉事務所長      福祉課長     荒 木 達 弥             北 川 公 之    保護課長     成 澤 章 治    保健子ども課長  惠 藤 朋 子  〔南区役所〕    保健福祉部長南福祉事務所長      福祉課長     中 島 靖 昌             清 田 光 治    保護課長     東 野 公 明    保健子ども課長  玉 城 文 明  〔北区役所〕    保健福祉部長北福祉事務所長      福祉課長     古 澤   亮             清 田 千 種    保護課長     平 井 謙 五    首席審議員兼保健子ども課長                                 酒 井 健 宏  〔病 院 局〕    病院事業管理者  水 田 博 志    市民病院長    高 田   明    市民病院事務局長 藤 本 眞 一    市民病院事務局次長今 村 徳 秀    総務課長     藏 原 正 国    医事企画課長   池 田 清 志    新病院開設課長  榊   正 邦    病院審議員兼建設室長                                 畑 田 芳 雄    植木病院事務局長 古 閑 章 浩    植木病院長    内 野 良 仁 〔議案の審査結果〕   議第 163号 「専決処分の報告について」………………………………(審 査 済)   議第 164号 「平成30年度熊本市一般会計補正予算」中、厚生分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 165号 「平成30年度熊本市病院事業会計補正予算」……………(審 査 済)   議第 170号 「熊本市手数料条例の一部改正について」中、厚生分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)...