熊本市議会 > 2018-06-11 >
平成30年第 2回教育市民委員会-06月11日-01号
平成30年第 2回総務委員会-06月11日-01号
平成30年第 2回環境水道分科会−06月11日-01号
平成30年第 2回厚生分科会−06月11日-01号
平成30年第 2回教育市民分科会-06月11日-01号
平成30年第 2回総務分科会−06月11日-01号
平成30年第 2回予算決算委員会−06月11日-01号
平成30年第 2回都市整備委員会-06月11日-01号
平成30年第 2回経済委員会-06月11日-01号
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  1. 熊本市議会 2018-06-11
    平成30年第 2回都市整備委員会−06月11日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-29
    平成30年第 2回都市整備委員会−06月11日-01号平成30年第 2回都市整備委員会                都市整備委員会会議録 開催年月日   平成30年6月11日(月) 開催場所    都市整備委員会室 出席委員    7名         原     亨 委員長    上 田 芳 裕 副委員長         緒 方 夕 佳 委員     倉 重   徹 委員         江 藤 正 行 委員     落 水 清 弘 委員         鈴 木   弘 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(32件)      議第 179号「市道の認定について」      議第 180号「同        」      議第 181号「同        」      議第 182号「同        」      議第 183号「同        」      議第 184号「同        」
         議第 185号「同        」      議第 186号「同        」      議第 187号「同        」      議第 188号「同        」      議第 189号「同        」      議第 190号「同        」      議第 191号「同        」      議第 192号「同        」      議第 193号「同        」      議第 194号「同        」      議第 195号「同        」      議第 196号「同        」      議第 197号「同        」      議第 198号「同        」      議第 199号「同        」      議第 200号「同        」      議第 201号「同        」      議第 202号「同        」      議第 203号「同        」      議第 204号「同        」      議第 205号「同        」      議第 206号「同        」      議第 207号「同        」      議第 208号「同        」      議第 209号「訴えの提起について」      議第 210号「財産の取得について」   (2)所管事務調査                              午前10時17分 開会 ○原亨 委員長  ただいまから都市整備委員会を開会いたします。  今回、当委員会に付託を受け審査いたします議案は、財産の取得1件、その他31件の計32件であります。  それでは、審査の方法についてお諮りいたします。  審査の方法としては、まず付託議案について説明を聴取した後、議案についての質疑を行い、次に、所管事務の調査として、執行部より申し出のあっております報告9件について説明を聴取し、所管事務について質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 委員長  御異議なしと認め、そのようにとり行います。  これより議案の審査を行います。  まず、議第179号ないし議第208号「市道の認定について」、以上30件について一括して説明を求めます。 ◎上村亮 土木管理課長  第2回定例会議案の45ページをお願いいたします。  議第179号から47ページ、議第208号までの市道認定議案30路線の議決を求めるものでございます。  内訳につきましては、お手元にお配りしております都市整備委員会参考資料の資料1をもとに御説明いたします。  まず、1ページをお願いいたします。  市道認定路線につきましては、都市計画法に基づく管理帰属によるもの18路線、地元要望によるもの5路線、道路整備によるもの5路線、河川改修によるもの2路線の計30路線で、合計延長は2,805.2メートルでございます。  2ページから5ページには各議案番号、路線名、起点、終点、路面幅員、延長などを記載しております。  次に、各路線の位置図、拡大図、市道認定路線周辺の写真を6ページより記載しております。  代表的な路線で御説明させていただきます。  6ページの番号1をごらんください。  当該地は高平台小学校の北側、北区高平一丁目地内に位置し、開発行為に基づく管理帰属による1路線の認定でございます。位置図の赤い矢印線が市道認定路線でございます。  7ページの番号2から、22ページの番号16までが開発行為に基づく管理帰属による認定となっております。  次に、23ページの番号17から、26ページの番号20までが地元要望による認定となっております。  次に、27ページの番号21から、29ページの番号22までが連立関連道路整備事業による認定となっております。  最後に、30ページの番号23をごらんください。  健軍川河川改修事業による2路線の認定でございます。 ○原亨 委員長  次に、議第209号「訴えの提起について」の説明を求めます。 ◎宮崎由之 住宅課長  引き続き、議案書の49ページでございます。  議第209号「訴えの提起について」御説明申し上げます。  提出理由といたしまして、建物の収去及び土地の明け渡しの請求、土地の貸し付け契約に基づく貸付料の請求並びに土地の不法占有に伴う損害賠償金の請求に関する訴えの提起をするに当たりまして、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、市議会の議決を求めるものでございます。  主な内容といたしまして、市が所有する熊本市中央区水前寺四丁目512番の土地の一部を平成26年4月1日から借り受け、本件土地に建物を所有している者が、貸付料につきまして、平成30年4月末日時点で合計170万8,240円の滞納があり、たび重なる催告にもかかわらず、その納付がされていないものでございます。  そこで、訴状をもって当該契約を解除し、本件建物の収去及び本件土地明け渡しの請求、当該請求に基づく貸付料の請求並びに解除日後の期間に係る本件土地不法占有に伴う損害賠償金の請求をするために、熊本地方裁判所に対し、訴えの提起をするものでございます。よろしくお願いいたします。 ○原亨 委員長  次に、議第210号「財産の取得について」の説明を求めます。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  議第210号「財産の取得について」御説明いたします。  今回の取得地は、城南地域内の舞原地区建設予定災害公営住宅整備事業に係る用地の取得について市議会の議決を求めるものでございます。  取得予定地は、次の52ページにありますように城南総合スポーツセンターの向かいで、現在舞原のプレハブ住宅が建っている隣地でございます。  取得面積、所在地、相手方は記載のとおりでございます。  取得金額は1億7,938万2,720円を予定しております。  また、今回の取得地には約60戸程度の災害公営住宅を今年度末を目標に建設する予定でございます。 ○原亨 委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  付託議案について、質疑及び意見をお願いいたします。 ◆落水清弘 委員  209号の訴えの件ですけれども、当事者の言い分が何かあれば教えていただけますでしょうか。 ◎宮崎由之 住宅課長  26年から貸し付けを行っているわけでございますけれども、お支払いの意思はございまして、おくればせながらお支払いいただいているわけでございます。昨年の12月に明け渡しの通知を差し上げましたところ、その後、郵便局の方から文書が返ってまいりまして、その後、本人とはお会いできておりません。本人としては支払うということでございましたが、おくればせながら半年ぐらい連絡がとれておりませんので、明け渡しの請求に至ったところでございます。 ◆落水清弘 委員  家族構成等を教えていただけますでしょうか。 ◎宮崎由之 住宅課長  70代の男性で単身でございます。 ◆落水清弘 委員  高齢者で単身ということですので、裁判を起こすということは当然、行政としてやむを得ない措置として十分理解しますけれども、一般市民としての気持ちは、裁判の中でできれば話し合いができるような方向にいければいいという感覚を皆さん持たれるのではないかと思いますし、行政ももちろん持っていらっしゃると思いますので、訴訟になってはいきますけれども、今後も丁寧に話し合いを続けていただくことを要望したいと思います。 ◆緒方夕佳 委員  同じ議第209号について、議案によりますと平成27年11月分から支払われていないということで、それまでは支払っていたということが読み取れるんですが、支払わなくなった契機などがわかっていれば知りたいのと、関連しますが、資金状況など、わかるのであれば教えてください。また、面会できたことがあったのかどうかも教えてください。 ◎宮崎由之 住宅課長  26年度からさかのぼって申し上げますと、26年度の未納額はございません。27年度が22万4,640円、28年度が60万6,600円、29年度が80万9,200円、本年度が、4月分まででございますけれども、6万7,800円ということで、議案の方にもございますが、トータルが170万8,240円でございます。  本人は年金受給ということで年金だけの収入ということでございます。ただ、手持ちのお金につきましては私どもは把握ができませんので、そういうことで、おくれながらもお支払いになっていたという状況はございます。 ◆緒方夕佳 委員  では、資金状況について、まだわからないということと、なぜ支払わなくなったかというのもわからないと。  面会できたかどうかというのはどうでしょうか。 ◎宮崎由之 住宅課長  直近で申し上げますと、29年9月4日に当該の方と保証人の方がお見えになって、一部入金をされております。幾度となく督促、電話の督促でございましたり、現地に出向いておりますけれども、お会いできないという状況が続いております。 ◆緒方夕佳 委員  ありがとうございます。  この物件についてなんですけれども、土地の貸し付けということで、家が誰に帰属するのかとか、この物件や貸し付けの内容とか、特徴について御説明ください。 ◎宮崎由之 住宅課長  当該物件につきましては、昭和20年が終戦でございますが、昭和22年に引揚者の住宅ということで当該地に住宅を建設したものでございます。  その10年後の昭和32年に住宅団地として建てた建物だけを当該入居者の方々に譲り渡しをしているということでございますが、土地につきましては熊本市のまま、約60年間、私どもが貸付料として貸し付けをしておるという状況でございます。固定資産の評価は3年ごとに見直しがございますので、約3年ごとの契約をずっと続けてきたというところでございます。  歴史はそういうことでございます。 ◆緒方夕佳 委員  ありがとうございます。  今、土地代だけを市がもらっているということで、土地も含めて所有者の方に払い下げをすることができなかったのかどうか。いかがでしょうか。 ◎宮崎由之 住宅課長  すみません。当時、60年前なものですから、今の入居者の方のお話としましては、隣地、建物がございますけれども、隣地の境界の方がなかなか難しい決め事があったということで、払い下げができなかった状況でございます。これは現在の入居者の方のお話でございます。  契約を3年ごとに更新してございますけれども、今のところ、当該入居者の方々から土地を譲り渡してほしいという申し出はあっておりません。 ◆緒方夕佳 委員  これは計算が難しいかもしれませんけれども、昭和22年から今までずっと住み続けられている方がいらっしゃるかどうかわからないんですが、そのときからずっと土地代を何十年間払い続けていると、もしかしたら払い下げた場合よりも多く払う場合もなきにしもあらずではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎宮崎由之 住宅課長  税務部門に確認いたしましたところ、土地の評価、固定資産の評価につきましては過去5年しかできないということなものですから、当然、会計年度の期限も過ぎておりますし、過去どれだけお支払いになったかというのは、今のところ、わからない状況ですけれども、想像すると、そういうこともあり得るのかなというところは想像が可能でございます。 ◆緒方夕佳 委員  そういうこともあり得るということで、その場合、市民の方に不利益な面もありますので、昭和22年のことで、昭和32年に建物だけ払い下げたと。昭和32年に、土地は境界線の問題で難しかったんだけれども、その後、また取り組んでこそ解決にもつながると思いますので、これまで何十年間の間にどこかで取り組みがあれば、土地と建物両方払い下げるなどすることができたのではないかとも思います。  境界線の問題は難しいですが、現在の所有者の方々の意向も聞き取りながら、最善の方向でこの問題は取り組んでいただけたらと思うところです。 ◎宮崎由之 住宅課長  次の契約時期が参りますので、そのときに入居者の方々の御意見を伺って、参考に、今後の展開を考えていきたいと思います。 ◆鈴木弘 委員  昭和22年に引き揚げてこられた方たちが熊本市の中央区に住んで、10年後に住宅はそれぞれに売られたというお話ですけれども、まず何戸あるんですか。戸数を教えていただいていいですか。 ◎宮崎由之 住宅課長  1筆の大きい土地を、今13世帯の方にお貸ししております。 ◆鈴木弘 委員  13世帯の方たちについて、昭和22年に入られて、32年に買われて住まれているんですけれども、昭和22年ですから、例えば亡くなられている方がおったりとかいうことで、建物については法定相続人等が今住んでいるとか、そういう実態は、その13世帯はどんな状況なんでしょう。 ◎宮崎由之 住宅課長  今のところ、昭和32年当時の貸し付けの名義の方はわからないんですけれども、契約書の中に、建物を改築する場合とか第三者に転貸しする場合とか借地権を譲渡する場合には熊本市の方に届け出が必要ということになっておりますので、それを3年ごとに繰り返して最新の使用者、賃借人の決定をして契約を行っている状況でございます。 ◆鈴木弘 委員  ちょっと気になるのが、今回提訴を受けた方が平成26年にその締結をしたということです。通常考えると、13世帯の方は、引き揚げてきて、ついの住みかとして住んでいた。高齢になって亡くなられた方は、その子供たちが継承をしたりとかいうようなことで、ずっと続いているのかなとも想定できます。  そういった中で、平成26年4月1日に市と締結された今度の訴えの相手方になる方は、そう考えた場合の例外的な対象者なのかどうなのかと思うものだから、そこら辺はどうなのか。 ◎宮崎由之 住宅課長  訴えを起こそうとしている相手方につきましては、26年から契約をしておりますが、その前には別のAさんという方がもとの所有者でございました。途中で名義を変えられております。Aさんから今回のBさんに変えられているという状況でございます。
     ただ、私どもは5年間の滞納をずっとおいかけているわけですけれども、それ以前のことはわからないものですから、途中で所有権の変更があっております。 ◆鈴木弘 委員  今回提訴になる相手方をAさんとすると、Bさんから買ったと。AさんとBさんとは、例えば親戚関係だとか、何かそういうことは確認できているんですか。 ◎宮崎由之 住宅課長  少し個人情報に入ってまいるものですから、戸籍上はつながっているというところまでしか申し上げられません。 ◆鈴木弘 委員  この1軒だけの問題なのか、13世帯の方たちの中で3年ごとに更新をする中で、こういう問題が今後も発生してくるのかどうかということがとても大事かと思います。  それぞれ13世帯の方たちは、これまでの歴史の中でいろいろなことがあっているので、ここでその方たち一戸一戸のことをお聞きするというのは、今言ったように個人情報の問題もあるので、難しいとは思います。ただ、今回の場合は訴状をもって、まず契約が解除される。それから、本件物件の収去と土地の明け渡しの請求がなされる。貸付料の請求がなされる。約170万円ですね。解除日後の期間にかかわる本件土地不法占拠損害賠償の請求をするということになりますので、170万円プラス、恐らく延滞金プラス損害賠償金ということで相当の額の争いになるだろうと。  当然、議会で議決をした上で、こういった問題はやっていくわけですけれども、その13世帯について、そういう訴えを起こさなくてはいけない感じの仕方にならないように、しっかりと、当然先ほど言ったとおり、戦争が終わった後に引き揚げてきていて生活を始めた方ですので、場合によったら、当時の方は高齢になっているか、亡くなっているか、次の世代、法定相続人等がそのまま住まれているケースもあるでしょうし、ケースによっては、土地は市の土地だけれども、建物だけ売って、もう代がわりしているという、いろいろな状況があると思います。  土地がある以上、こういうトラブルは今後も起きてくるということが想定されますので、委員会での答弁でいくと、資料がないということですけれども、そこに視点を向けておいて、しっかりと引き継ぎをしていけば、きちんとした、また、残りの12世帯の方たちにとってもいい形とか、いろいろなことがなされていくと思いますので、そういった整備をしておく必要があるのかなと思います。  これは要望にしておきますので、よろしくお願いをします。 ◆落水清弘 委員  今、鈴木委員の話を聞く中で、この話は公文書の管理の問題にまでなりそうですね。5年で契約書等はなくされるわけでしょうけれども、やはり経緯というものは記録として残していかないとまずいですよね。  3年ごとの更新ならば、1枚の、今はもうパソコンの中に入るわけですけれども、誰々が契約した、名義が変わったと1行ずつ書き足していくような公文書の管理をしておかないと、委員会でわからないで終わってしまっては、余りにも市民の権利が粗末に扱われるような感も否めないので、今後につきましては、何らかの方法で土地の状況をずっと記載しておけば、今、鈴木委員が言われましたように、また買い取りの問題とか訴訟の問題がいろいろ出てきたときに、裁判所にもきちんと説明ができますでしょうし、やはり契約書みたいなものは今後御検討を願いたいと思います。  要望です。 ◆落水清弘 委員  議第210号の財産の取得の件です。  すみません。取得した後の建物を建てるまで、31年、来年の末ぐらいまでかけてつくられるようなお話ですけれども、今後のタイムスケジュールと業者に対する発注の手法を教えていただけますか。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  当該舞原につきましては、先ほど言いました今年度末、来年3月末までに60戸程度の整備を考えております。  なお、手法につきましては買い取り方式という手法を検討しておりまして、民間の業者さんが設計、造成と建設まで全て終わった後、熊本市が買い取るという手法をとりたいと考えております。 ◆落水清弘 委員  業者さんにつくっていただいて、全部完成した後に役所が買い取るというわけですね。  であるならば、建物の工事自体、木造なのか鉄骨なのかRCなのかによって相当金額の差が出てきますけれども、その辺はどういう指示書で発注をかけていかれるつもりでしょうか。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  当該舞原につきましては、市街化調整区域ということもございまして、2階建て程度で木造か鉄骨づくりということで考えております。 ◆落水清弘 委員  ということは、最初に計画書を業者が提出して、業者が金額を役所に提示するような形になるんですか。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  業者は数社、手が上がっておりますので、そこの業者が設計図から施工から工事から全部行う。そのとき、プロポーザルの中で金額も当然審査項目の一つに入ってきますので、業者の方が金額を提示してくるということになります。 ◆落水清弘 委員  住宅で今までにこういうやり方をしたのはありますか。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  熊本市では初めてでございます。  ただ、この手法は、東北の震災の方では仙台市とか南相馬市とか、熊本市の今回の熊本地震でも益城町とかがこの手法をしていると聞いております。 ◆落水清弘 委員  手法としては、何かとても便利がいい手法ですよね。全体が業者の方から提案してくれるわけで、反対に、今回の住宅だけではなくて、今後いろいろな部署において、こういう買い取りのやり方は検討できるような内容なのかなと思いますので、これは要望ですけれども、局長、局全体のさまざまなものに関しまして、このやり方ができるのかどうか検討していただけるとありがたいと思っております。  数社という話が出ていましたけれども、今、状況はどこまで来ているんですか。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  後ほど所管事務の方で説明しようと思っていたんですけれども、城南地区に2カ所つくりまして、今のところ、業者のプロポーザルにつきまして受け付けをしております。今のところ、今回の取得地につきましては数社が手を上げている状況です。  今後、6月中にプロポーザルをさせていただきまして、7月に基本協定を結びたいと考えております。そして、来年の3月までに完全に完成してしまうという計画でおります。 ◆落水清弘 委員  だんだん外れてきますので、あとは所管で伺います。ありがとうございます。 ○原亨 委員長  田中都市建設局長、今の件で御意見がありましたら、どうぞ。 ◎田中隆臣 都市建設局長  今、課長が申したように6月19日まで受け付けております。数社ということで、今後も手が上がる可能性がございますので、議決後にきちんと手続を行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○原亨 委員長  ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 委員長  ほかになければ、以上で付託議案に関する審査を終了いたします。  これより所管事務調査を行います。  執行部より申し出のあっております所管事務の報告9件について、順次説明を聴取いたします。 ◎宅間正一 総括審議員土木部長  資料の方は、第5次行財政改革計画進捗状況について説明をさせていただきたいと思います。  第5次行財政改革計画は、平成26年4月に策定したものでございます。この計画の着実な推進を図るため、取り組み状況を取りまとめた実施計画を毎年度策定し、市議会を初め、市民の皆様に説明することとしております。  それでは、計画書の10ページから13ページをごらんください。  ここに全71プログラムを掲載しております。このうち当委員会関係プログラムは13ページの上段、59番ないし62番及び64番の5つのプログラムとなっております。  順次説明をさせていただきます。  168ページをお願いいたします。  道路整備課及び各土木センターが所管している案件といたしまして、プログラム名橋梁長寿命化修繕計画の推進でございます。  実施概要ですが、本事業は橋梁長寿命化修繕計画に基づきまして、国の交付金等を活用しながら計画的な修繕を行うことで橋梁の長寿命化を図り、ライフサイクルコストの縮減と事業量の平準化を図ることを目的に取り組んでおります。橋梁長寿命化修繕計画において本市が管理する対象橋梁は2,859橋でございます。その中で、早期対策が必要な橋から優先的に順次取り組んでいくこととしております。  実施項目スケジュールについてですが、平成29年度は工事費の高騰等により予算調整を行いまして、一部の橋梁の着手を延期しております。  次に、成果及び取り組み内容等でございますが、これにつきましては、169ページにて説明をさせていただきます。  中段の平成29年度取組予定では、薄場橋など合計23橋の工事を実施することとしており、この下の取組実績としましては、このうち田原橋や田崎橋など10橋の工事に着手をしております。着手しました橋梁のうち、天神大橋等については、工事着工後、掘削により湧水が生じるなどの事象が発生し、止水対策を追加せざるを得なかった等の理由のため、やむを得ず工期変更を行い、平成30年度に契約繰り越しとしております。また、これら対策費の追加や工事費の高騰等により優先順位の高い橋梁へ予算を充当させたことで、13橋の工事着手を平成30年度以降に延期しております。  下段、平成30年度の取組として、白川にかかります一般県道並建熊本線の薄場橋の防護柵補修工事や、光の森の南側に位置し、JR豊肥本線をまたぐ弓削立体橋のひび割れ対策工事など、合計33橋の補修工事を実施する予定でございます。  今後とも長寿命化修繕計画に基づき、引き続き計画的な修繕に取り組んでまいります。  次に、174ページをお願いいたします。  公園課及び各土木センターが所管している案件としまして、プログラム名、公園施設長寿命化計画の推進でございます。  実施概要は先ほどの橋梁と同様でして、計画に基づきまして公園施設の長寿命化を図るものでございます。  本市で管理しています都市公園は、本年4月現在で1,007公園ございますが、平成23年度から策定をしております長寿命化計画に基づきまして、ライフサイクルコストの縮減や事業量の平準化に取り組んでおります。  次に、実施項目スケジュールについてですが、1段目の全体計画の策定につきましては、国の交付金等の活用、期限として30年度をめどに個別計画を策定、2段目の個別整備計画に基づく改修工事についても継続して実施するものでございます。  次ページ、175ページ、成果のとおり、平成29年度は9公園の整備を行っております。  次に、取組内容ですが、下から3段目の平成29年度取組実績では、上立田竹後公園ほか52公園の計画策定を行っており、また全体計画につきましても、平成30年度も継続して策定を行ってまいります。  最後に、176ページをお願いいたします。  改修工事につきましては、5段目の平成29年度取組実績として、ちびっこ公園や二岡公園など9公園の整備を完了し、平成30年度は29年度の国費の内示率の減額により先送りした沖公園など2公園とあわせ、京塚本町公園など5公園につきまして、改修工事を予定しております。 ◎山本純一 建築住宅部長  次に、私から2件の案件について御説明いたします。  申し訳ないですが、戻っていただきまして、170ページをお願いいたします。  住宅部が所管しております案件としまして、プログラム名、市営住宅等長寿命化計画の推進でございます。  170ページ上段、実施概要といたしましては、熊本市内にございます熊本市営住宅等長寿命化計画を平成24年度に策定いたしまして、平成33年度までの計画になっております。これに基づき計画的な維持管理を行うことによりまして、長寿命化、それからライフサイクルコストの縮減を図るものでございます。  170ページ中段、実施項目スケジュールにつきましては、ただいまの目的に沿いまして、期間中、継続実施するものとしております。  さらに、下段の成果につきましては、老朽化した市営住宅の建替着工戸数を、指標としまして、期間中に111戸の建てかえを目標としています。平成27年、28年度の実績ゼロは当初計画どおりですが、平成29年度は震災による影響で建てかえ事業が順延した結果が反映されています。  さらに、171ページ、取組内容につきましては、平成29年度は楠団地ほかで外壁改修工事を実施し、団地住棟の安全の確保に努めています。  さらに、平成30年度の取り組みですが、今年度は災害公営住宅の整備を進めながら、植木地区市営住宅の菱形団地の建てかえ、基本計画策定を実施します。一方で、引き続き市営住宅の安全の確保のため、外壁改修工事に取り組んでおり、楠団地や東町団地ほかの外壁改修工事を行うこととしております。また、平成28年度の公共施設等総合管理計画の策定等を受け、現長寿命化計画を平成30年度中に見直すこととしております。  次に、172ページをお願いいたします。  営繕課が所管しております案件としまして、プログラム名、市有建築物の長寿命化実施計画の策定・推進でございます。  所管としましては営繕課建築保全室でございますが、おのおのの施設所管課も含まれております。  172ページ上段、実施概要としましては、熊本市が所有しております建築物につきまして、今まで行っておりましたような事後保全を予防保全に転換し、事故や突発的な故障などによるリスクを低減するとともに、建築物の長寿命化を図り、長期的には財政支出を抑えていこうというものでございます。  続きまして、中段、実施項目スケジュールにおいて、スケジュールに変更はございませんが、計画の名称を中長期保全計画の策定から、仮称でございますが、市有建築物保全に係る中長期見通しの策定と変更し、今年度中の策定完了を目指し、取り組んでいるところでございます。これは、平成30年3月に財政局で策定されました熊本市公共建築物長寿命化指針において、中長期保全計画を保全に係る中長期見通しと位置づけたことに基づくものでございます。また、平成31年度以降に、保全に係る中長期見通しの内容をもとに、各施設所管課において実施時期の調整、個別の事情などを加味しまして、個別長寿命化計画を作成することとなっております。  さらに、下段の成果でございますが、目的のとおりライフサイクルコストの縮減、それから不測の事故等の減少、建物の長寿命化を図ることとしております。  さらに、173ページ、取り組み内容としましては、これまで27年から29年度までの取り組みとしましては、上位計画となる公共施設等総合管理計画策定の庁内協議や作業部会において、市有建築物の長寿命化へ向けた課題整理や今後の計画策定に向けて関係部署と協議を重ねてまいりました。本年度は、指針に定めました基準をもとに、約150施設の今後40年間に必要となる長寿命化工事の見通しを立てるべく策定作業を進めまして、年度内の完了を目指すものであります。  また、計画保全の実施につきましては、今後策定される個別長寿命化計画などに活用されます既存の施設情報管理システムの改修方針を検討するなど、計画保全の実施に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ◎大関司 交通局次長  引き続き、交通局の行財政改革計画について説明させていただきます。  交通局のプログラムは1本でございます。  179ページをお開きください。  交通局では、プログラム名でございます交通事業の経営健全化の推進に取り組んでまいりました。  具体的には、実施項目にも記載しておりますとおり、バス路線の民間移譲や職員の職種変更促進・配置換えなどを行ってきたところでございます。  これらの取り組みは、財政健全化法によって平成22年3月に策定しました経営健全化計画に基づくものであり、平成27年度末をもって完了いたしましたので、平成28年度からは新たな経営計画であります中期経営収支プランに基づき取り組みを進めているところでございます。この中期経営収支プランは、今後の交通局の経営における基本方針といたしまして、安定的な企業経営の推進、安全で快適な運行の強化、公共交通機関全体の利用促進の3つを掲げまして、この方針に基づいた各実施プログラムの目標達成に向けて、平成31年度まで取り組むことといたしております。  資料の181ページの黄色い部分でございますけれども、総務省が策定を推進しております経営戦略の策定に向けましては、当初、平成31年度からの施行を目指しておりましたが、熊本地震の震災の影響等を踏まえまして、交通局における経営環境の変化等を見きわめる必要がございましたことから、中期経営収支プラン終了後の平成32年度から施行を目指すことといたしまして、今年度は策定に向けて具体的に取り組んでいくことといたしております。 ◎杉田浩 都市政策課長  私の方からは3点御報告させていただきます。  最初に、熊本地震からの被災者支援並びに復旧の状況についてでございます。  資料3をお願いいたします。  被災宅地の復旧、住宅支援、インフラの復旧と3つに大別して整理しておりまして、数値につきましては、いずれも本年4月末時点となっているところでございます。  まず、被災宅地の復旧でございますが、がけ崩れや滑動崩落などを本市で直接施工する分が、受付地区数213件、このうち工事や設計に着手している地区数が169件となっております。また、擁壁崩壊に関し、補助金として対応する分が、受付地区数3件、このうち交付決定地区数が2件となっております。また、復興基金による支援としては、受付地区数1,425件、交付決定地区数1,331件となっております。  次に、住宅支援についてですが、被災住宅の応急修理についてが、受付件数2万3,044件、修理発注件数が2万1,765件、完了件数が2万557件となっております。仮設住宅等の提供につきましては、募集・提供戸数が1万1,890戸、入居中戸数が8,896戸、退去戸数が3,091戸となっております。  次に、災害公営住宅の提供についてでございますが、総数で310戸程度、食肉センター跡地に建設予定災害公営住宅を除きまして、来年3月の完成を目指し、取り組んでいるところでございます。  なお、詳細につきましては、後ほど担当課長の方から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  次に、マッチングの状況についてですが、市営住宅・県営住宅、災害公営住宅と合わせて1,680戸程度が提供可能戸数となっておりまして、順次マッチングを行っているところであり、606戸については完了しております。引き続き、被災された方々の意向を確認し、マッチングを進め、恒久的な住宅の提供に努めてまいります。  最後に、インフラの復旧についてですが、公園については100%完了、道路・橋梁及び河川につきましても90%以上の進捗となっておりまして、今後とも早期復旧に努めてまいります。  続きまして、第2次熊本市都市マスタープラン(地域別構想)の見直しについて報告させていただきます。  資料は4になります。  昨年8月に、熊本地震でのさまざまな課題を踏まえまして、防災・減災の視点から全体構想の見直しを実施したところでございますが、今回はそれを踏まえての地域別構想の見直しとなります。  素案の概要でございますが、今までハザードマップにつきましては土砂災害関連図のみであったものを、地震災害時、津波災害時、風水害時と区分いたしまして、避難場所や避難経路等をこれに重ね合わせることで、よりわかりやすい表記としまして、平時から各種災害リスクへの対応等を市民の方々に考えていただければと思い、改定を予定いたしております。  また、次ページでございますが、全体構想で見直しました都市防災の方針にあわせまして、各区の都市防災につきまして整理を行っております。例えば、中央区におきましては、地震により甚大な被害を受けました新町・古町地区の町並み復旧に向けた支援や、桜町・花畑地区の防災・減災機能の強化についてなどでございます。  次に、4月下旬から5月上旬にかけて行いました住民説明会は、この次に報告させていただきます都市計画道路見直しとあわせて行ったところでございますが、区ごとに2回、計10回開催いたしまして、延べ117名の方に御参加いただいております。  なお、昨年、全体構想策定時の説明会では夜のみの開催ということもございまして、今回は昼も開催したところ、昼に多くの御参加をいただきまして、結果として前回よりも参加者は増加したところでございます。  いただいた御意見の一部を紹介させていただきますと、海岸沿い近くにお住まいの方から、津波時の避難所の整備などについて御要望があっております。また、防災士の資格取得につきましては、各区で質問や御要望をいただいております。いただきました御意見等は、担当課と連携いたしまして、今後の対応を引き続き検討してまいりたいと考えているところでございます。  最後に、今後の予定ですが、6月下旬からパブリックコメントを実施、その後、第3回策定委員会を開催した後、本年8月をめどに策定、公表できるように進めてまいります。  続きまして、熊本市都市計画道路見直しガイドライン(素案)についでございます。
     資料5をごらんください。  昨年第3回定例会の当委員会で、都市計画道路の見直しに着手する旨、御報告申し上げたところでございますが、このたび、ガイドラインにつきまして、本年3月、都市計画審議会より答申をいただきまして、それに基づき素案を作成いたしましたので、その内容につきまして報告させていただきます。  まず、見直し対象路線の抽出でございますが、未着手路線であります約65キロメートルから、資料中ほどに記載しております対象路線から除く条件に該当する@からDを除外いたします。  次に、各路線について必要性と困難性の観点から評価を行いまして、グラフ上にプロットします。そして、必要性が低い方から25キロメートルを廃止候補に区分。ここで25キロメートルを境界とする理由についてでございますが、国が示します都市計画運用指針で、都市施設の計画は概ね20年後を目標とされておりますことから、現在、本市の都市計画道路の整備状況が年間約2キロメートルでありまして、20年後には約40キロメートルが整備されております。言い方をかえますと、25キロメートルについては、20年たっても着手されていない可能性が高い。よって、この25キロメートルを境界線といたしまして、見直しを行おうと考えているものでございます。  また、必要性は高いものの、事業実施の困難性が平均値より高いものにつきましても要検討といたしまして、継続とするか、詳細に検討することといたしております。  次に、裏面の評価項目及び配点についてでございます。  項目につきましては、学識経験者等によります専門部会の方で御議論いただきまして、必要性については、多核連携都市に資する道路ネットワークの観点から、評価項目の設定をいただいております。また、困難性につきましては、事業の停滞可能性の観点から、評価項目の設定をいただいております。  具体の小項目につきましては、資料に記載のとおりでございます。  次に、各評価項目への配点でございますが、必要性については、学識等の方々へのアンケートにより決定いたしております。一方、困難性については、国・県・市の道路行政に携わった経験がある職員にアンケート調査を行い、決定いたしております。  最後に、今後のスケジュールでございますが、6月下旬よりパブリックコメントを実施、8月中にはガイドラインの策定を行いたいと考えております。その後、そのガイドラインに基づきまして各路線の評価を行い、年内には、また当委員会の方へ御報告させていただいた後、見直し路線の素案につきまして、市民の方々に公表したいと考えているところでございます。年明けには順次見直し路線に関します住民説明会を開催し、住民の方々の御意見をいただいた後、見直し路線の決定を行いたいというふうに進めてまいります。  なお、都市計画決定手続につきましては、2019年度、平成31年度でございますが、それ以降を予定いたしているところでございます。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  桜町・花畑関連で3点報告をいたします。  資料の6−1をお願いいたします。  オープンスペースのデザインについてでございます。  今回、デザインを取りまとめたいと考えておりまして、報告をさせていただくものです。  まず、1、デザインの方針でございますが、こちらについては、これまで同様、シンボルプロムナードや(仮称)花畑広場におきましては、熊本城との連続性や一体性に配慮するとともに、往時のL字型の広小路をデザインモチーフとしております。また、花畑公園は、大クスを中心に、歴史性を生かし、明るい公園にしたいと考えております。辛島公園につきましては、くつろげる空間にしていきたいということで考えております。  次に、右の方の2、変更点でございます。順番が前後しますが、まずBでございます。南側道路、辛島公園と花畑広場の間の道路につきましては、今回、歩行者空間化を図案化しております。これに伴いまして、@、Aですが、サービス棟やサンクンガーデンの位置や形状を変更しております。また、C、Dに書いておりますように、大屋根をなくし、広場の緑量を増大させ、広場の最大化を図っております。  その下、3でございますが、今後の方針としましては、今回御意見をいただき、デザインを取りまとめ、実施設計に移行させていただき、表層材や施設など、さらに詳細な検討を加えたいと考えております。  次に、下の図でございますが、今申し上げましたような内容に加え、赤色では既存施設の撤去関係、また緑色四角囲みでは、関係民有地の所有者意向や動向などを記載しており、実施設計では、これらを与条件として考えたいと思っております。  次のページ、2ページ目、パースとなっております。上の段が東から見たところ、下の段の左が南側、辛島公園からのイメージとなっております。右のパースは、北側、熊本城方面からのパースとなっております。  続きまして、3ページ、今後のスケジュールをお願いいたします。  概要としましては、表の上の段、辛島公園と花畑広場の間の道路、南道路については、今後も積極的に関係者と協議を進め、再開発竣工後の交通動向を見きわめ、社会実験による検証を実施し、必要な対策を講じまして、2021年度の整備完了を目指したいと考えております。  また、表下の段、オープンスペース全体としましても、今後、実施設計へと移行し、2020年度の整備完了を目指し、来年秋のファンゾーンとしての活用後に整備に着手したいと考えております。  続きまして、資料4、右肩6−2の資料をお願いいたします。  桜町地区再開発関連の説明でございます。  桜町の事業者におきましては、現在、新たなにぎわいの核にふさわしい夜間照明について検討しております。基本的な考え方としましては、熊本城やシンボルプロムナードとの調和に配慮し、情緒や趣、さらには風格があり、洗練されたものとしつつ、時にはにぎわいなどを演出し、中心市街地の活性化に貢献したいとするものでございます。  これらにつきまして、先般の景観審議会、日にちの訂正をお願いいたします。3月28日と書いておりますが、29日でございます。景観審議会からは、モニタリングなどにより意見をフィードバックできる仕組みをつくること、樹木の見せ方に配慮すること、またイベント時でもバランスを考え、過度な演出としないようにといった意見があっております。今後は、右下の矢印のように、季節を淡い中間色を基調とした和の色で表現していくことを検討しています。  最後に、資料の右側、3点目、事業計画の変更でございます。  この変更の趣旨としましては、事業の進捗による実績と今後の見通しの反映でございます。面積的には2,100平米増加し、延べ床面積16万2,440平米となっており、主なものとしましては、震災後のオフィス需要に対応した増床となっております。  その下の部分が資金計画でございまして、総事業費では14億円増の769億円となっており、主な変更では、右側、支出としましては、増床や物価スライドなどによりまして工事費で27億円、そのほかで2億円の増額となっております。これを賄う収入としましては、協議が調った防災関係の国補助が8億円、増床した保留床の処分で6億3,000万円、その差し引き15億円については、予備費からの充当となってございます。  したがいまして、今回の変更においても、熊本城ホールの取得価格や熊本市の支出する補助金に変更はなく、同額となってございます。 ◎上野幸威 震災宅地対策課長  資料7、熊本地震における宅地液状化防止事業の対応状況について、2点説明させていただきます。  1、近見地区について、実証実験の実施状況を説明させていただきます。  本実験は、地下水位低下工法が本地区において適用できるかを確認するために、近見一丁目ふれあい公園において、4月18日より開始いたしております。実験は、観測結果を考慮しながら8月ごろまで進めていく予定でございます。実証実験は、図1−1のように鋼矢板により地盤を閉め切り、その内側の地下水を集水管を用いて井戸に集めます。その中にたまった地下水をポンプを用いて外に排出して、地下水を低下させます。  実験による観測項目や目的は、表1−1に示しているとおりでございます。5月15日時点で地下水の低下につきましては、地表面から2.9メートルのところの位置で推移しているところでございます。  事業のスケジュールを説明いたします。  実証実験については、8月ごろまでを目標としており、実験と基本計画、実施設計を進めてまいり、その後、工事着手を予定しているところです。  次に、2、新規事業地区について説明いたします。  事業候補地区の選定につきましては、1、液状化による被害の可能性が高いと判断されました3,000平米で区域内の家屋が10戸以上であること、2、公共施設と宅地との一体的な液状化対策が可能であること、この2つの要件に適合した地区に対しまして、液状化防止事業に関する意向確認を実施してまいりました。その中で、3分の2以上の同意が得られました秋津町秋田地区、通称間島団地について、新たに事業を実施することになりました。また、事業実施に至らなかった地区、条件に適合しなかった地区につきましては、熊本市宅地復旧支援事業(復興基金)でございますが、これを活用した個別対策を推進してまいりました。  秋津町秋田地区について説明させていただきます。  秋津町秋田地区は、図2−1に示したところでございます。図2−2を見ていただくとわかりますが、木山川と矢形川に囲まれた地区となっております。  秋津町秋田地区のスケジュールといたしましては、現在、地質調査に着手しており、解析を進めながら、基本計画、実施設計を進めていき、平成30年度中の工事着手を目指しているところです。 ◎原和義 建築指導課長  参考資料の8をお願いいたします。  空家等対策事業の推進について御説明を申し上げます。  まず、空家対策におきましては、空家等対策のさらなる推進のため、空家等対策計画の作成に関し、必要な事項を協議するため、本年3月末に第1回熊本市空家等対策協議会を開催したところでございます。現在、第2回の協議会開催を8月中に調整しているところでございまして、その後、3回の協議会を経て、本年度中に策定をしていく予定としておるところでございます。  また、本市の空家の実態を把握するための現地調査等におきましては、プロポーザルにおきまして、アジア航測株式会社を選定したところ、今後、速やかに調査に入ることといたしております。  最後に、危険な空家に対する措置につきましても、熊本市特定空家等措置審議会での御意見をいただきながら、慎重に状況に応じた判断を行っていきたいと考えているところでございます。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  参考資料9をお願いいたします。  災害公営住宅整備状況について御説明いたします。  当初計画の150戸に加え、城南地区及び中央区に約160戸の追加整備を行うこととし、合計310戸の整備に取り組んでおります。  まず、@からBの白藤、舞原、大江につきましては、既に工事に着工し、基礎関連工事を行っているところでございます。  Cの秋津につきましては、設計を終え、造成工事の入札公告中、そして今後建設工事の入札準備を行っている状況でございます。  そして、DからFの追加整備分についてでございますが、用地選定を行い、工事期間を短縮するために、買取型方式を採用し、現在、業者選定のための公告を行っております。  竣工予定につきましては、Fの南熊本は平成31年12月となっておりますが、それ以外につきましては、平成31年3月、今年度末の完成を目指しており、被災者の恒久的住まいの確保に向けた整備に取り組んでおります。 ◎佐藤武士 公園課長  それでは、資料10の全国都市緑化くまもとフェア(仮称)開催誘致と水前寺江津湖公園の利活用保全計画の策定について御説明させていただきます。  まず、資料左側の全国都市緑化くまもとフェア(仮称)開催誘致についてでございますが、前回の第1回定例会の所管事務説明におきまして、資料の1や2といった概要の説明をさせていただき、また基本構想検討委員会の設置につきましては、江津湖公園利活用・保全推進協議会とともに、附属機関設置条例の議決をいただいたところでございます。  その後、新年度に入りまして、検討委員会委員の委嘱準備を進め、3に記載しておりますが、6月1日に15名の有識者等で構成する第1回目の検討委員会を開催いたしました。今回は、全国都市緑化フェアがどのようなものか、また、現在本市が想定している内容や、4に記載していますスケジュールなどの説明を行ったところでございます。  続いて、右側の水前寺江津湖公園の利活用保全計画の策定でございますが、水前寺江津湖公園は本市を代表する公園の一つであり、市民の憩いの場でございます。しかしながら、近年、施設の老朽化が進んできたことや、さまざまな市民ニーズへの対応の必要性、さらには昨年の都市公園法の改正によりまして民間活力を活用しやすい環境が整ったことから、今後の公園の有効的な活用方法もあわせ検討していきたいと考えてございます。  また、一方で、自然豊かな都市公園でありますことから、生物多様性や環境の保全といった配慮も十分に行っていく必要があると考えております。  2の計画のイメージでありますが、計画期間を20年と定め、緑化フェアまでを短期、また10年、20年といった中長期の計画とし、利活用と環境保全の両面の視点から計画策定を行いたいと考えております。  計画策定におきましては、3に記載しておりますとおり、学識経験者や民間企業などのコンサルティング、園内の事業者、自治協議会等の地域団体、環境保全に関する団体などの委員で構成を予定しております水前寺江津湖公園利活用・保全推進協議会におきまして検討を進めていきたいと考えております。現在、7月上旬の開催に向け、準備を進めている状況でございます。  4のスケジュールでございますが、来年度なるべく早い段階で最終的な取りまとめを行い、緑化フェア開催に向けた短期施策、また、その後の中長期的な施策展開を行っていきたいと考えております。  今後も市民の皆様や議会の御意見を伺いながら、策定に向け、進めてまいりたいと考えております。どうかよろしくお願いいたします。 ○原亨 委員長  以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。  所管事務について、質疑及び意見をお願いします。 ◆緒方夕佳 委員  盛りだくさんありましたので、こちらも盛りだくさんあるんですが、まず桜町・花畑地区のまちづくりについてからいきたいと思います。  今、図面をもって御説明いただいたんですが、まず気になったのが、花畑公園からトイレを撤去してあって、ちょっと集約してあるような部分があるんですが、これはなぜでしょうか。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  今回、オープンスペース、シンボルプロムナードも含めて、全体的にデザインするに当たりまして、再度配置を考えたところでございます。花畑広場の方が余計人が集まって、トイレをつくるのに大変皆さんの便利がよくなるのかなと思っておりますし、また管理棟と併設することで人の目が届くということで安心で清潔なトイレが御提供できると考えております。  また、一般的に、子供連れ、高齢者は1分で四、五十メートル程度の速度かと思われるんですけれども、150メートル範囲内には、今申し上げた花畑広場の管理トイレもありますけれども、隣接地、NHKとかNTTのスマート光スクエアといった部分にも冷暖房のきいた一般が利用できるトイレがあるものですから、今回、花畑広場の方にトイレを集約したという状況です。 ◆緒方夕佳 委員  ありがとうございます。安全なところにきれいなトイレがあるというのは非常に重要な点だと思うんですが、今、辛島公園と花畑広場にトイレが見えるんですが、何個ありますでしょうか。  また、イベントなど、例えば緑化フェアのときの人出の想定人数というのはどれぐらいなんでしょうか。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  トイレの数というのは、基本的には実施設計ではじいていくことになるかと思うんですが、現時点で想定しておりますのは、辛島公園と同様、男子ですと小便器3に大が2ですか、それぐらいの数は必要になるかなと思っております。  それから、今、花畑広場を使ってもらっているんですが、大きいイベントまたはアルコールの出るようなイベントにつきましては、仮設トイレで対応していただいておりますので、そういった点も含めて今後考えていきたいと思っております。 ◆緒方夕佳 委員  子供連れの場合もそうですし、高齢の方もそうですし、子供を連れていると、トイレは多い方がありがたいです。例えばNHKですとか商業施設などが周りにありますので、その利用も考えていらっしゃるということですが、お店の中にいたとしても、トイレを探してたどり着くまでに、ある程度時間がかかりますので、商業施設はもちろん含めた上で、やはり花畑公園あたりには欲しいと思うところです。  絶対に花畑公園の中でないといけないということではないですけれども、多いほうが子育て世代にとっては絶対にありがたいです。また、御高齢の方も、トイレが近いとか、それによって外出しづらくなってくるという話も聞きますので、花畑公園トイレ撤去ということなんですが、安全で、かつきれいなトイレは、減らすよりはふやす方向でぜひ考えていただきたいと思っております。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  委員御指摘のように、トイレの数は多い方が便利がいいかと思っておりますが、再開発ビルも今後できてまいりますし、そういったものをあわせて全部含めて、いただいた御意見をもとに、もう一度検討してみたいと思っております。 ◆緒方夕佳 委員  重ね重ね申し上げたいのは、再開発ビルの中にトイレはもちろんあるんですけれども、再開発ビルの中にあるトイレでさえ、建物の中にいるときにトイレを使う場合でも、そんなに近くないといいますか、ビルの中にいてトイレを利用したいときでも、かなり急いで利用したりするんです。中にいても間に合わない危険性、途中で漏らしてしまう懸念がある。中にいてでさえそうなので、ましてや外から商業施設の中に入って利用するというのは、大人が思う以上に非常に遠いです。  長期的な、この地区のシンボルプロムナードのまち中への使いやすさにかかわります。子育て世代に限らず、御高齢の方にもトイレは多い方がありがたいと思いますし、出ていきやすいまち中になると思いますので、ぜひともこの点は前向きに御検討くださいと重ねて申し上げておきます。よろしくお願いします。 ○原亨 委員長  ほかにありませんか。 ◆倉重徹 委員  すみません。2点ほど、1つは要望です。  最後、資料6の2の部分ですけれども、恐らく角田課長が御自身で一番よくおわかりになられていると思うんですが、照明等をされるのはとてもいいことでありますけれども、派手にならないというよりも、決して悪いというのではなくて、遊戯場とかパチンコ屋さんでもよくそのような照明をされているので、当然プロの方がされるので、遊戯場とかそういうものとは別な種類のものになるとは思うのですが、観光に来られた方とか熊本市の住民が見たときに、遊戯場であったり、そういう施設ではなくて、やはり公共の、再開発ビルであるというような、表現が非常に難しくて、言っていいのかどうかわかりませんが、品格のある照明にしていただきたい。これはあくまでも要望でございますので、1つ申し上げておきたいと思います。  それと、1つ教えてください。資料9、災害公営住宅整備状況の中で、1番、2番、3番の備考の欄を見ますと、入札不調が5回、入札不調が1回、入札不調が4回と書いてあります。  現在のいろいろな入札のあり方を知りたいものですから、お教えを願いたいんですが、不調になった際、再入札をするときに、ただ単にメンバーを入れかえての入札であるのか、それとも、ただ単に単価を見直しての入札であるのか、あるいは細部にわたっての設計を変更しての見直しであるのか。  その際、例えば設計価格であったり、入札の予定価格に対して、当初の予定価格と最終的に落札になったときの価格で、予定していたものよりも金額的には一体どれくらい差異があったのか、その辺の現状を知りたいので、少しお教えいただきたいと思います。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  今回の災害公営住宅につきましては、参加するJVの数を契約の方で変えてみたり、設計の金額を変えてみたりしたと聞いております。 ◆倉重徹 委員  メンバーを入れかえたということは、恐らくJVの数、例えば3社が2社になったり、2社が3社になったりというようなことであろうと思いますが、設計の金額を変えたということであれば、設計の金額を変えられた際には、構造的なもの、あるいは内部の仕様であったり、根本的な内容、詳細を見直して設計変更されたのか、それとも、ただ単に単価の見直しをされたのか、その辺を教えていただけませんか。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  すみません。私が把握する範囲では、実質的な単価に変えたと聞いております。 ◎山本純一 建築住宅部長  委員の今御指摘のとおり、単価をそのまま見直さずに、その2、その3という出し方をやった物件もございます。それとあわせて、市場単価です。市場単価はどうしても大分差があるということなものですから、市場単価、見積もりによる単価を特に見直しながら、国交省から出ています積算システム、熊本市の被災地番というのがございますものですから、それを見ながら単価を見直して、また再発注というやり方をしている物件もございます。 ◆倉重徹 委員  すみません。所管が違うので、詳細を聞くのはあれだと思いますが、おおよその内容的なものはわかりました。  また、そういうことで何かわからないことがあったら、個別にお伺いしたいと思います。 ◆落水清弘 委員  第2次熊本市都市マスタープランの地域別構想の見直しについてお伺いします。  先ほど津波についての要望が地域から出ているというお話がございましたけれども、津波のことについて少し行政で考えていただきたいんです。過去の歴史の中で、有史以来どういう津波があったのか。そのことを明確にしておかないと、津波という言葉がひとり歩きして、2年前の地震のときに交通事故等も多数起きたような状況で、適切な情報が住民に伝わっていなかったんです。  結局、あのときは引き潮で沖の方まで潮が引いている状態のとき、津波が起きるか起きないか、科学的な検証の中でわかっていたはずなんですよ。なぜかというと、震源地は違ったわけです。ですから、その辺の情報さえ、きちんと地域住民に伝える方法さえあれば、あのときにあれほど、何千台の車が渋滞して、その中で交通事故が多数起きたという現実があったわけですから、このマスタープランをつくる中で、そのことを加味していかれないと、津波が起きたらどうしようなんていう単純な論法でマスタープランの位置づけをされると、また誤解が誤解を生むような結果になりかねないんです。  ですから、一番大もとの本質的なところの定義づけを行政がきちんとされないと、もっと言うならば、有史以来、多分地震で津波が有明海で熊本に来たことはないと思います。眉山崩落で起きた津波は、眉山が噴火し出して2カ月たった後なんです。つまり、眉山崩壊のような火山性の山崩れによる津波というのは、前もって想定ができるんです。津波が起きるような山崩れの場合は、火山の場合は前もって想定できるわけです。  私は地震学者でも科学者でもありませんけれども、人間が一般常識で考えてわかることが結構山ほどあるわけですから、都市マスタープランの中での津波のエリアのことに関しては、その辺をもう少し考えていただきたいんです。いかがでしょう。 ◎杉田浩 都市政策課長  今おっしゃったものは、津波一つにつきましても、いろいろな種類があるというお話だったかと存じます。  今年度に入りましてから、LINEを通じて、例えばこういった災害のときにはというような情報伝達手段も新しく制度が入っておりますし、例えば地震によるものと先ほどおっしゃった火山の噴火によるものとか、そういったものに応じて避難の手段も変わるというようなことにつきましても、当然、危機管理の方が所管課になりますが、そちらの方と連携をとりまして、正確な情報伝達、それに応じた避難経路とか、そういったものの周知を図ってまいりたいと考えております。 ◆落水清弘 委員  危機管理の方の話をしているのではないんです。この都市マスタープランの中で明確に津波のことについて記載の仕方を考えておかないといけないという話をしているわけです。危機管理室の話をしているわけではないんです。  この都市マスタープランにおいて、津波は幾つも種類があって、この津波に対する対応を都市マスタープランの中で考えているという明記が必要だということを申し上げているんです。いかがでしょうか。
    ◎杉田浩 都市政策課長  本日の御意見につきまして、パブコメの後、また策定委員会等もございますので、その中で委員御指摘の御意見も踏まえて十分検討させていただければと存じます。 ◆落水清弘 委員  お願いいたします。 ◆緒方夕佳 委員  戻りますが、災害公営住宅について、先ほど、今もう公告中、募集中であるという情報と、今後マッチング戸数として、まだ災害公営住宅は114戸程度あるということで、個々に被災者の方も必要な家のつくりというのがあると思うんですが、そのあたりはどうなっているんでしょう。  まだマッチングが済んでいないけれども、もう既に公告してあるということで、この被災者の方はこういう住宅が必要である、例えばバリアフリーであるとか、2階ではなくて1階であるとか、そのようなことは今どういう状況なんでしょうか。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  今、委員おっしゃったのは、障がい者向けの部屋ということでよろしいですか。  白藤団地、舞原団地と大江団地には、それぞれ4戸、2戸、2戸の障がい者用の住宅を予定しております。追加整備につきましては、南熊本ももう既に入居者が決まっておりますので、エレベーター付きでつくる予定にしております。  城南町につきましては、入居者はまだ決まっておりません。ですから、基本的に、城南町はプレハブとか仮設住宅に入居されている方の状況を踏まえて、1階とか、その辺は対応していきたいと考えております。 ◆緒方夕佳 委員  では、このあたりはそれぞれの状況を勘案しながら進めていっているということで安心しました。  緑化フェアについてなんですが、協議会と委員会が2つありましたが、その委員会の構成は全員で何人で、そのうち女性が何人、男女の人数と、子育て世代、例えば18歳以下のお子さんを子育て中の方がそのうち何人いらっしゃるか教えてください。 ◎佐藤武士 公園課長  緑化フェアの基本構想検討委員会の委員でございますが、全部で15名の方がいらっしゃいまして、5名の方が女性という形でございます。  それから、子育て世代といいますか、子育てを終わられた女性の方とか、実際に今子育てをしている方は今の委員の中にはいらっしゃらないという状況でございます。  それと江津湖公園利活用・保全の方の協議会でございますが、今、委嘱の準備を進めてございまして、いろいろな団体の方に打診をしている状況でございますので、まだ女性の数とかが決まってはいない状況でございますが、今現在としますと、三十数団体にお声がけをしている状況でございます。 ◆緒方夕佳 委員  では、緑化フェアの方の基本構想検討委員会については、15名のうち男性が10名で女性が5名ということで、半々を理想としているところですが、通常1名いらっしゃるかいらっしゃらないかのところ、5名いらっしゃるということは努力していただいているのではと想像するところです。これからもそのあたりは努力をお願いできればと思います。  水前寺江津湖公園利活用・保全推進協議会は現在選定中ということで、これについても、社会で男女は約半々ですから、半々に近づくように、そして特に水前寺江津湖公園の利活用・保全計画ということは、もちろん私もよく利用いたしますし、江津湖公園は早朝、夕方などは地域の方がウオーキングされていたり、グラウンドゴルフなどをされていたりもします。特に週末などは子育て世代が、市内中または市外からも集まってくるような、非常に環境がよくて、子育て世代が集まる場所ですので、ぜひとも子育て世代、利用者の声が反映されるような委員会のあり方、計画策定のあり方をお願いいたします。 ◎佐藤武士 公園課長  計画の策定に当たりましては、日ごろから公園を利用されているファミリー層であったり、子育て世代の意見は非常に重要であると考えてございます。  既存のアンケート結果におきましても、子供の遊具の設置や休憩所の設置、また親水空間の整備に関する御要望もいただいているところでございまして、策定に関しましては、オープンハウスの実施も予定しています。利用者の声を取り入れていきたいと考えてございます。 ◆緒方夕佳 委員  空家利用についてお話がありましたが、空家バンクの位置づけが今どうなっているのか御説明ください。 ◎原和義 建築指導課長  全国的に、おっしゃいますように空家バンクということの活用が叫ばれているところでございますけれども、現在、空家等対策協議会において関係団体の方々の御意見をいただきながら、そのあたりを必要性に応じて設置してまいりたいと考えているところでございます。 ◆緒方夕佳 委員  今、実態把握をして、これから検討していくということでした。  もちろん御存じかとは思うんですが、空家バンクがわかりやすくインターネットで表示される自治体も随分多くなってまいりました。自治体名と空家バンクと入力すると、すぐサイトが出てきて、非常にわかりやすいです。今、熊本市はそういう状況ではないところです。まだ位置づけが決まっていないということで、若い方は空家を探している面もありますので、これから空家を出さない、有効に活用していくということで検討をお願いいたします。 ◆鈴木弘 委員  まず、確認させてください。  資料7の新規事業地区、秋津町秋田地区ですけれども、今のところ、工法はやはり川尻と同じ工法を想定して事業としては進めていこうと考えているのかどうか。まずそこだけ教えてもらっていいですか。 ◎上野幸威 震災宅地対策課長  新規地区の秋津町秋田地区につきましては、近見地区と若干現状が違っておりまして、現地の状況の方も、不同沈下と申しまして、噴砂とかではございませんで、宅地が均等に下がらずに、ぼこぼこの状況が見受けられましたものですから、現在のところ、地元の方々から同意書をいただいておりますので、これから地盤等の調査をしまして対応策を考えてまいりたいと思っております。 ◆鈴木弘 委員  それでいくと、このスケジュールで間に合うんですか。同じ31年度実施完了みたいですけれども、そこら辺はどうでしょう。 ◎上田修司 首席審議員兼震災土木施設対策課長  現在、地盤調査等を行っております。詳細設計について委託を行っておるところでございます。  工法的には、くいを打ったりの抑止杭工法になるかと思っております。工程的にいきますと、今年度末には工事までどうにか行き着けるものと思っております。 ◆鈴木弘 委員  ここは秋津市営団地もあって民間の戸建て住宅もある地域で、もともとの土地が最初から心配されていた土地なんですよね。ここともう一カ所、画図のルーデンステニスクラブがある土地は、過去のいろいろな登記とかいろいろなことも含めて、ちょっと心配されているので、しっかりと今回のやつでやっていただければと、これは要望にしておきたいと思っております。  それから、第5次行財政改革ということで、それぞれ報告がありました。本当はこれをじっくりやりたいんですけれども、まず1つお聞きしたいのは、長寿命化計画が全部で4つ上がっていますけれども、熊本市議会で特別委員会をつくっているので、そちらの方ではしっかり報告されるのかどうか、ちょっと心配になったので、そこら辺はどうなのか。 ◎宅間正一 総括審議員土木部長  公共施設等を丸めて特別委員会の中で、各長寿命化計画につきましては、こういう内容をもとに提示がなされております。  ただ、個別においては、その中でどう進めるかということまでは表記がありませんので、実際、現第5次行財政改革計画を公共施設マネジメント調査特別委員会の中で報告させていただくという形で現在進めております。 ◆鈴木弘 委員  常任委員会で部分的に報告を、今回はほかの委員会も全部やっているものね。ここで説明をきちんとして、まずそれぞれの部門ですけれども、特に都市整備委員会の場合は長寿命化が関係してくるので、これについては特別委員会をつくっているので、やはりそこと情報を共有させておく必要があるのかなと思いましたので、しっかりお願いをしたいと思っております。  それから、長寿命化の中で、後で資料を下さい。  30年度、公園の整備。すみません。地元も入っていましたので、今後の詳細な計画をまたいただければと思っております。その上で、参考資料に、いただいたこととは別に、今回所管ですので、すみません。  吉澤部長、しゃべっていないので、これまでの経緯等、抱負も含めて一言よろしくお願いします。 ◎吉澤勇一郎 総括審議員兼都市政策部長  4月からお世話になっております。よろしくお願いします。  経緯ということですけれども、私は国土交通省からの出向ということで来ておりまして、3月までは国土交通省の都市局というところで働いておりました。その前はブラジル大使館に出向したり、あるいは近畿地方整備局へ出先に行ったり、若いころは環境省に出向したり、結構出向もしておりまして、いろいろな経験を有しております。主に都市局畑を歩んでおりますので、今回、都市建設局ということでお世話になりますので、ぜひそういった経験を生かして、いいまちづくりをしていきたいと思っております。  抱負ということですけれども、熊本市は、今、復興事業の仕上げにかかっていると思いますし、それ以外の大きなプロジェクト、私どもの局でいいますと桜町の再開発もそうですし、駅前開発もそうですし、きょう説明いたしました都市計画の話もそうですし、いろいろなプロジェクトが進んでおるところでございますので、ぜひ地震前の熊本市以上に、いい熊本市をつくり上げられるように、微力ながら尽力したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆緒方夕佳 委員  抱負ではないんですが、今、行財政計画が話題になったので関連です。  橋のところで数字が幾つか出てきまして、結局どうだったのかというのがつかみ切れなかったので、行財政計画169ページなんですが、平成29年の取り組み予定が、23橋の補修工事をする予定であったということで、平成29年3月末時点では10という数字を先ほどおっしゃっていて、平成30年が33ということなんですが、平成29年は23の予定があって、どれぐらい終わって、どれぐらい持ち越しているのかというあたりをお願いします。 ◎今村寿也 道路整備課長  29年度の実績でございますけれども、当初、23橋予定しておりまして、29年度に完了したものが2橋、それと一部完了しておりますのが1橋、それと平成30年度まで繰り越しをしまして工事を実施しておりますのが7橋、それと先ほど説明がありましたように平成30年度以降に延期したものが13橋でございます。 ◆緒方夕佳 委員  23のうちの2橋が終わって、21に12を新たに加えたのが平成30年の取り組みというのが、この計画の正しい理解でしょうか。 ◎今村寿也 道路整備課長  平成30年度の計画でございますけれども、先送りしたものもございます。それと、新たに入れてきているものもございます。  こちらにつきまして、現在、橋梁点検を法定点検でやっておりますけれども、5年に1度でやってきております。その中で優先順位等々を再考いたしまして、少し早目にやった方がいいだろうというところについては、平成30年度に計画として入れさせていただいているということで、この中で少し見直しをしている状況でございます。 ◆緒方夕佳 委員  この表では全体像がつかみかねるので、またお話を伺わせていただければと思います。 ○原亨 委員長  ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 委員長  ほかになければ、以上で所管事務調査を終了いたします。  これより採決を行います。  議第179号ないし議第210号、以上32件を一括して採決いたします。  以上32件を「可決すること」に御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 委員長  御異議なしと認めます。  よって、以上32件は、いずれも「可決すべきもの」と決定いたしました。  以上で、当委員会に付託を受けた議案の審査は全て終了いたしました。  これをもちまして、都市整備委員会を閉会いたします。                              午後 0時03分 閉会 出席説明員  〔都市建設局〕    局長       田 中 隆 臣    総括審議員兼都市政策部長                                 吉 澤 勇一郎    都市政策課長   杉 田   浩    交通政策課長   土 屋 裕 樹    都心活性推進課長 角 田 俊 一    開発景観課長   正源司   繁    震災宅地対策課長 上 野 幸 威    建築指導課長   原   和 義    植木中央土地区画整理事業所長      熊本駅周辺整備事務所長             木 下 富 勝             田 尻 亮 司    首席審議員兼熊本駅周辺整備事務所副所長 熊本駅周辺整備事務所副所長             寺 崎 真 治             上 杉 剛 二    熊本駅周辺整備事務所副所長       建築住宅部長   山 本 純 一             中 村   孝    建築政策課長   東 野 洋 尚    営繕課長     塩 田 栄一郎    設備課長     吉 村 和 敏    住宅課長     宮 崎 由 之    震災住宅支援課長 吉 住 和 征    総括審議員土木部長                                 宅 間 正 一    首席審議員    藤 岡 明 弘    首席審議員兼土木総務課長                                 緒 方   公    道路整備課長   今 村 寿 也    土木管理課長   上 村   亮    用地調整課長   高 木 裕 治    河川課長     高 永 恭 男    公園課長     佐 藤 武 士    首席審議員兼震災土木施設対策課長                                 上 田 修 司    東部土木センター所長          西部土木センター所長             米 村 浩 介             吉 永 浩 伸    富合地域整備室長 磯 田 茂 成    城南地域整備室長 平 江 利 也    北部土木センター所長          植木地域整備室長 石 原 大 成             田 島 伊 織  〔交 通 局〕    交通事業管理者  肝 付 幸 治    次長       大 関   司    総務課長     河 本 英 典    電車課長     島 田 裕 士 〔議案の審査結果〕   議第 179号 「市道の認定について」……………………………………(可  決)   議第 180号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 181号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 182号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 183号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 184号 「同        」……………………………………(可  決)
      議第 185号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 186号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 187号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 188号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 189号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 190号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 191号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 192号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 193号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 194号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 195号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 196号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 197号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 198号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 199号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 200号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 201号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 202号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 203号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 204号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 205号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 206号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 207号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 208号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 209号 「訴えの提起について」……………………………………(可  決)   議第 210号 「財産の取得について」……………………………………(可  決)...