続きまして、4ページでございますけれども、
通常市債残高につきましては、先ほど将来
負担比率で申し上げたような傾向で、期間中は残高が
増加傾向となっております。なお、
財政調整基金の残高につきましては、現時点においては新たな取り崩しをする予定とはしておりませんことから、横ばいとなっております。
以上で報告を終わります。
◎
星子和徳 人事課長 臨時職員・
嘱託職員処遇改善について御説明を申し上げます。
総務委員会報告資料の資料ウをごらんいただきたいと思います。
内容としましては、2点ございます。
今年度
正規職員の給与が
プラス改定になりましたので、まず
臨時職員及び
非常勤嘱託職員の賃金及び報酬の改定を行うものでございます。
嘱託職員につきましては、A区分からE区分の5区分ございますが、A区分については
月額プラス1,700円の増、BからE区分については月額1,800円の増としております。また、
臨時職員につきましては、日額90円の増でございます。
続いて、
通勤費用相当額でございますが、
交通用具を使用している職員につきまして、
正規職員と同水準まで改善を図るということでございます。その内容につきましては、
距離区分ごとに改定をしております。2キロ以上5キロ未満で160円から170円の10円増、以下表に示しているとおりでございます。
説明を終わります。
○
原口亮志 委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑を行います。
陳情並びに
所管事務について、質疑をお願いいたします。
◆
上野美恵子 委員 イの資料の
中期財政見通しのことについてお尋ねします。
さっき
財政課長から御説明がありましたけれども、2ページの数字のところで補足の説明をお願いしたいと思います。
1つは、上段の歳入について、市債のところです。市債の数字が平成26年度の見込みから始まって、平成31年まで数値が入れてありますけれども、この中で、
国県道に係る部分とそれから
MICE施設整備に係る分の
市債発行分を金額で教えていただけないでしょうか、各
年度ごとに。
◎
中西則文 財政課長 ただいまの御質問は、歳入にも関係いたしますけれども、どちらかというと歳出の
投資的経費のお話かというふうに理解いたしております。
そして、歳出につきましては、個別の
投資計画については、まだ見込みのものもございますということで、その具体的な内訳については控えさせていただいておりますが、
MICE、桜町地区再
開発事業、それと
熊本城ホールの
整備事業につきましては、中
活特別委員会の方でもお示ししておりますとおり、
熊本城ホールの
整備事業につきましては……
◆
上野美恵子 委員 すみません、市債のところよ。
◎
中西則文 財政課長 熊本城ホールの整備につきましては、平成28年度から平成30年度までに約264億円の市債を発行し、財源として充当する予定でございます。
◆
上野美恵子 委員
年度ごとと言ったんだけれども。足して言ったでしょう。
年度ごとでお願い。ここは年度の資料なので、
年度ごとにお願いしていいですか。
◎
中西則文 財政課長 失礼いたしました。
熊本城ホール整備事業のまず
事業費でございますが、今323億円ということで、
中心市街地特別委員会の方でも議論がされておりましたけれども、その
事業費につきまして、平成28年度から平成30年度まで年度の差はございますが、平成28年度、平成29年度はおよそ100億円、平成30年度が118億円ほどで見込んでおります。それに該当する市債ということで、平成28年度、平成29年度につきましてはおおむね85億円程度、平成30年度につきましては、95億円程度を予定しております。
◆
上野美恵子 委員
国県道の部分はわからないんでしょう。市債の発行額。
◎
中西則文 財政課長 国県道の
整備事業につきましては、個別の路線でございますとか
年度ごとに進捗事業も変わっておりますので、現在の事業規模でございますとか収支を勘案して、
一定程度の推計で入れさせていただいておりますので、個別に何の路線で幾らとか、
市債発行額が幾らとかということは差し控えさせていただいております。
◆
上野美恵子 委員
年度ごとよ。
年度ごとの総額でいいんですよ。個別のは聞いていない。
年度ごとの総額でお願いしている。
◎
中西則文 財政課長 国県道の
整備事業につきましては、進捗状況等々により変動はございますが、期間中おおむね80億円台から100億円台で推移するものと勘案しております。
◆
上野美恵子 委員 それは
事業費ですか、
市債発行額。
◎
中西則文 財政課長 申しわけありません。ただいまのは
事業費でございますので、市債の発行額につきましては、充当率等々ございますが、おおむね40億円台から50億円台で推移するものと勘案しております。
◆
上野美恵子 委員 それと、歳出のところで、
MICEの借金の返済はどの年度から入ってくることになるんですか。市債の返還。
◎
中西則文 財政課長 市債の返還につきましては、実際借り入れのときの条件でございますとか、据置期間等がございますので、確定的なことはまだ決まっておりませんが、一般論として申し上げると、おおむね20年償還の据え置き3年という設定をさせていただくことが現時点では一般的でございますので、例えば平成28年度に借り入れを行ったものの償還につきましては、3年据え置きで平成32年度から開始するような見込みとなっております。
◆
上野美恵子 委員 ちょっと何か答えが変なんですけれども、私はこの中期財政の見通しの中で、どういうふうに見通しているかという、進捗とかいろいろあると思うんですよ。それは結果だからですね。これからどうなっていくか、要するに、この財政見通しにどういう数字を反映させているのかという質問をしているんですよ。だから、今中西課長の方から説明されたこの表の中で、私の言った金額をここでは幾らを反映させているというふうなお答えの仕方でお願いできたらいいなと思ってお尋ねした。
要するに、この議会に
中期財政見通しをローリングして出したわけだから、その積算がどうなっているかということの部分的なところを私は聞いたわけです。全部を一つ一つ聞くと大変だろうから、この点とこの点はその数字がどう反映しているんですかというふうに聞いたんだから、一般論ではなくて、平成27年度にはこの数字が反映される、今言った金額が反映されているということをお答えいただくといいなと思った。それは今わからないのかな。
○
原口亮志 委員長 市債の内訳ですか。
◆
上野美恵子 委員 そうです。一個一個、全部、いっぱいあるから、主なものでそれとそれはどうなっていますか。
○
原口亮志 委員長 市債の内訳ですか平成28年度から3年の内訳。
◎
中西則文 財政課長 ただいま申し上げましたのは、あくまで推計の方法ということですので、市債の発行額に対しまして
公債費がいつ入ってくるのですかという御質問だと思いますので、平成28年度に発行する場合は、20年償還の3年据え置きという形で考えますと、平成32年度からその償還が始まるということを申し上げたものでございます。
◆
上野美恵子 委員 ということは、この償還の方には
MICEの分は入っていないということですね。この市債の。
◎
中西則文 財政課長 さようでございます。
◆
上野美恵子 委員 さっきの発行額の道路の方は、40から50というふうに理解していいんですか。毎年の発行額の方です。
それと、
投資的経費の主な内訳というのは示せるんですか。
◎
中西則文 財政課長 先ほど申し上げましたように、
投資的経費の個別の
事業計画につきましては、まだ未確定のものもございますので、内訳についてはお示しをしておりません。
◆
上野美恵子 委員 ただ、やはり
投資的経費は大きいですし、財政の影響というのも大きいですよね。何か数字をこのようにして出すのはいいんだけれども、やはりいろいろな説明責任という観点からするならば、私は、議会は出された数字を妥当なのか、適切なのか、不適切なのかという意見を申し上げるのがお仕事かなと思って、いつも数字を見るんですよ。でも、今の課長のようなお答えだと、私たち議会としては妥当なのか妥当でないのか、適切なのか不適切なのかということが全くその意見が言えないような、そうしたら何のためにこの
中期財政見通しを、悪いけれども、こういう数字を、それは私もそうですし、一般の方がインターネットのホームページをあけて市の
中期財政見通しと出されたときに、中身もよくわからないで熊本市は立派にやっているなとか、これは心配だなとか全くわからないですよね。
私は前回、去年も聞いたと思うんですけれども、やはりこういう私たち納税者の側から聞かれたときに、自分たちの税金がどんなふうに使われて、それが果たして適切なものなのかということを考えられるような財政の示し方とか、市としての財政運用についての説明というのを果たしていかないと、税金だけはじゃんじゃん取るけれども、それを何に使っているのかは、その見通しは示せませんとか説明はできませんというのは、余りにもぞんざいだなというふうに思うんですね。だってこれを見て私は、これが適切か不適切かとか意見を言える人は余りいないと思いますよ。私もわからないです、中身が全然。だから私はさっき聞いたんですよ。
それぞれの各局の運用はいろいろあるかもしれないけれども、財政局としてどういうふうに見通しを立てているのか、積算をしているのかということは少なくとも説明しないと、誰もそれに対していいとか悪いとか。だって、これは何のために出したんですか。例えば、議会に説明して、これでいいでしょうかというふうに思って出したんではないんですか。それとも、一応出しておけばいいからと、おわかりにならなくてもいいからと、その程度の資料なんですか。
◎木下修一 財政局長 ほかの経費については、かなり私どもなりに現時点での制度で見込んできちんと立てているんですけれども、
投資的経費については、いろいろな箇所づけですとか、まだ承認されていない事業とか、それらも含めて見込んでいる部分がございますので、それらについてはその時期が来たときにきちんとお示ししながら議論を経た上で形としてあらわしていくというような意味合いもありまして、
投資的経費部分については、個別の部分の資料の提供は今は控えさせていただいているというような状況でございます。ただ、見込むべきところは、基本的には見込んだ上で出した数字がこういう状況にあるということを現時点でお示ししているというような状況でございます。
◆
上野美恵子 委員 財政問題というのは、やはり熊本市の財政運用がそれでいいのかなということを内容をきちんと説明した上で、議会もそうですし、いろいろな方々にこれだったらいいよねと、公的なことでやっていくにふさわしい財政の運用だねというふうに、やはり議会はもちろん市民の皆さんの理解や納得を受けながら進んでいくべきものであろうと私は思うんですね。そういう意味で、中身がよくわからないのに、何かわからないということは、要するに勝手に進んでいっているということよね。何かどうなっているかわからないけれども、何せ年度年度でやっていかれていて、総枠は幾らなんだけれども、それが何に使う予定なの。予定ですよ、これは。これから5年間の財政の予定だと思うんですよ、
中期財政見通し。どういうことに使う予定なのかということを市民に説明をしないで、議会にも説明しないと。だけど、財政当局としては数字を出しているわけだから、何らかの形で何か予定なりを立てて、局に聞いてやっているというのは、それはやはり見通しとならないと思うのね。見通しというのは、やはりその見通しが適切なものなのかをどこかで検証しないと出す意味もないし、それならもう熊本市の財政なんて税金でやっている仕事だけれども、みんなマル秘ですと、納税者である市民にはお金を何に使っていくかは説明をしませんというふうに言っているのと同じだもんね。
私は、いつも中期財政を毎年この予算の
委員会で出していただいて、見るときに、本当にこれは大事な問題だと思うんですよ。中西課長は簡単にそこはお示ししませんと言うけれども、納税者は何なのと思うと思いますよ。ここに一般市民の方おられないけれども、傍聴に。だけど、やはり中身を示さないで、そしてこうやってやっていくんですというやり方というのは、何か前の市長もそうだったし、今の市長だって基本的には説明責任を果たしていくというのが政治的なスタンスのはずですから、それと全然相入れないものね。
悪いけれども、これをネットに載せても何の意味もないと思いますよ。ちゃんと市民がわかるように説明しなかったら。でも、多分これをネットに載せたら、財政につきましてはネット上でも公開をしておりますとか多分言うに決まっている。だけど、全然説明になっていないと思いますよ。
何で私が
投資的経費にこだわるかというと、
MICEは推進します、市民病院は凍結ですとか、中身はわからない、これはどうなっているかわからないですよね。市民病院が入っているのか入っていないのかわからないけれども、要するにお金と政策的な中身というのはリンクしているわけだから、それを市民が検証したいと思ったときには、やはり中身をきちんと言っていただかないと、市民にとって、納税者にとってそれがオーケーできることなのか、いや、ちょっと待ってくださいよと言わなければいけないことなのかというのも全く言えないですよね。だから、私なんか、やはりこの中身を言わないというこの財政見通しは、言わないなら言わない方の勝ちですよね。どんなに私が何で言わないのと言ったって、言いませんと言われたらそれまでの話だから、ここでどんなにそれをやりとりしても、今何回聞いたって言いませんとしか言わないかもしれないけれども、果たしてそれが税金でやっていく熊本市の財政の運用として本当にあるべき姿なのかということは大変疑問なんですよね。いいのでしょうか。
◎木下修一 財政局長 繰り返しになりますけれども、中にはいろいろな施設、整備とか含めてまだ全然議論がされていない部分とかも含まれておりますので、これについては、その時期が来たときに原案を示して議論していただいた上で、その上で形が明確になっていくと。ただ、私どもとして、頭としては
投資的経費のキャップをここまでということで見ていかないと、これ以上になると財政がきつくなるとか、そういう判断の目安としては十分使えるものと思っておりますので、そういう意味でお示ししているという数字になるということで御理解いただければと思います。
○
原口亮志 委員長 あくまでも指標ということね。
◎木下修一 財政局長 はい。
◆
上野美恵子 委員 でも、それは市民は知る権利があると私は思う。指標かもしれないけれども、やはり説明責任となったときには、私は納税者は知る権利があると思いますよ。そして、予定がいろいろ立っているんだったら、それを聞いて、いやちょっとこれは余り優先しないでいいから、こっちのはもう少しゆっくりでいいんではないですかとか、ここに入れてあるけれども、これは先にしてでもこっちの方は急ぐとか、やはりいろいろな方から意見を聞いて。財政運用だって、それは職員の皆さんはプロかもしれないけれども、やはり納税者の方々の要求に基づいたことをやっていくのが市役所のお仕事だから、その方たちがそれを中身を見て意見が言えるような状態に、何回聞いても一緒だから聞かないけれども、それをしていかないと財政見通しを出す、意味がないと私は思う。
それともう一つは、毎年、
中期財政見通しということで、5年をローリングで出されているんですけれども、私がさっき
MICEも聞いたけれども、何で
国県道なんかを聞いたかというと、
国県道なんかも政令市になってお仕事するようになって、結構さっき私が高規格道路はお金かかるよねと言ったですよね。やはり
国県道はすごくお金がかかるんですよね。それを政令市で引き継ぐときも、かなり市もそのことにはお金も使っていかなければいけないということ、議会でも何度も私は言ったんですよ。それは当然、財源はきちんと国から来るもの、どこから来るものというのもあるけれども、当然片方で借金しながら、要するに財源をいろいろな形で確保してやっていくときに、市も借金しないとやっていけない事業でもあるから、それはずっとやっていればかなり市としても財政的には余り軽い負担ではないので、
国県道の管理というのはすごくやはり市も大変で、財政面でも大変ですよということを合併のときに私は言ったんですね。そのときも市は何か余り見通しを出されなかったから、私は独自に計算して、こんなふうに借金を負っていくことになるんですよと、たしか議会で言ったことを今覚えているんですけれども、だからそういうものをね。
そう思うと、例えばこの5年の
中期財政見通しだけではなくて、片方で長期の見通しというか、10年とか20年のスパンで熊本市が今後どういうことにお金を使われていくのかというか、これとあわせて、それこそ中身については詳しく説明ができないかもしれないけれども、基本的にやはり余り変わらないような経費を一応こうやって押しなべて、長期についても内部の方では何か計算されているかもしれないけれども、そういうのをやはりしていかないと、足元のことだけでは自転車操業みたいな雰囲気になってしまって、特に合併なんかのときはそうでしたよね。10年間はいいんだけれども、その後はどうなっていくかというのがすごく大事だったんですよね。今は合併とは全然別ですけれども、やはり見通しについては中期とあわせて、私としては長期の見通しについても一定は何らかの形で財政の運用とかも御説明いただけるような、これは要望させてもらいます。ぜひ検討して、出していただきたいなと思っています。
○
原口亮志 委員長 要望ということね。
◆
上野美恵子 委員 はい。
○
原口亮志 委員長 ほかに、質疑はありませんか。
◆
上野美恵子 委員 さっきも言ったこととかかわるんですけれども、組織の改編のところで、1つは、
市長政策総室というのが設置をされて、何か市長の直轄的な分野になっていくのかなと思うんですけれども、今まで経営戦略会議とかがあって、全庁的ないろいろな重要な課題について、そこでいろいろ把握をしたり、要求したりされてきていたと思いますけれども、経戦もこれからもあるんですか、ないんですか。経営戦略会議。
◎
田中俊実 行政経営課長 市長政策総室の設置に関連して、経戦等が継続してあるのかというお尋ねでございますが、まずこの組織を設置しまして、どのような形で運用していくのか、実際、市の大事な重要な政策決定をどのような場面でやっていくのかというところまでを想定して詰めているところではございません。したがいまして、今後どうなるのかということについては、現時点ではまだわからないという状況でございます。
◆
上野美恵子 委員 わからないと言われても私も困るんですけれども、この
市長政策総室は全庁的な大事なことをそこで取りまとめていかれるんだろうと思うので、多分内容的にはいろいろ、企画部門もそうなんでしょうけれども、全庁的なことを網羅してお考えになるところだと思うんですよね。そのときに、各局との関係というか、組織図ではぶつんと切れているんですけれども、各局はそれぞれ分野においてはいろいろお考えになるので、そことここの
市長政策総室との関係というか、それはどんなふうにイメージをされているのでしょうか。
◎
田中俊実 行政経営課長 当然、政策の事業の推進に当たりましては、あくまでも各局が主体性と責任を持ってということは、この前も倉重議員の総括質疑でお答えをさせていただいているところでございますけれども、基本的には各局が責任を持ってやっていく。それに対しまして、
市長政策総室と各局の相互の役割分担、これを明確化しまして、まだ具体的にこうということではございませんが、その調整の仕組みについては十分配慮しながら、きちんと各局の事業、動きが機能するような形で進められるような調整権を発揮していけるようにしたいというふうに考えております。
◆
上野美恵子 委員 やはり現場というのがとても大事だと思いますので、各局の日常のいろいろな取り組みというのが全庁的な大事な問題に生きてくるような、そういう政策総室と各局との関係というのが大事かなと思いましたので、そこのところは、今後いろいろ運営されていく中で、お考えいただけるといいなと思っています。
それと、さっきも言ったんですけれども、高
規格道路建設推進課というんですね。何か今、
北部土木センター内にあるところを推進課ということで課の組織にされるみたいですけれども、やはりこの高規格道路の建設については、本当に精査をした方がいいかなと。財政のことも含めて、かなりのお金をこれに使っていくということになるので、今回課になるという提案ではありますけれども、私はもうちょっと精査をした上で、それをするためにはどういう組織が要るかというふうに考えたいので、今回の課を設置しますというは、私からすると、何かとても、もう少し考えてやった方がいいと思うので、拙速かなと。精査をもうちょっとやってほしかったと。事業の中身を推進するということではなくて。それは、私の意見です。もうつくるんでしょうから、意見として言っておきます。
○
原口亮志 委員長 ほかに、質疑はありませんか。
◆田尻将博 委員 管財課になるんですか、コールセンターですかね。コールセンターで働く人からちょっと相談があったのが、今例えばそのコールセンターに電話をした場合、受け側はコールセンターで受ける。その後、大体どんな方法でその関係者のところに届いていくんですか。ここではない、管轄はどこ。広聴課。
◎秋吉宏二 管財課長 今コールセンターの御質問だったんですけれども、コールセンター自体につきましては、広聴課の方で担当しております。ただ、今回、市役所の電話交換室を民間委託するに当たりましては、熊本流通情報センター、コールセンターのすぐ横になりますけれども、そちらの方に委託をして、コールセンターと一体的な運用になっております。
◆田尻将博 委員 広聴課の方へ行ったらやるわけ。組織としては、こっちの電話交換は、向こうへやる。
◎秋吉宏二 管財課長 コールセンター自体の委託関係につきましては、広聴課の方でやってございます。
◆田尻将博 委員 中身の話はやめますけれども、ちょっと苦情です。ここで苦情を言ってもいけないから、ちょっと要望はいいですか、続けて。
消防局長、3月いっぱいで終わりますけれども、この前、若干特別車両の質問をいたしました。あれだけの車両が熊本消防局にあるわけですので、今我々がそれを拝見する時期というのは、出初めと一時防災訓練とか、なかなかそういうところしかございませんが、自衛隊は観閲式とかいろいろ式があって、そういうのがあるわけですが、やはり市民の男の子といいますか、児童なり園児なり、子供たちが消防、最初に幼児が手にとるのは救急車とか消防車とか、そのようなおもちゃをとるわけですね。ぜひ何かよい機会があれば、展示と言うと失礼ですけれども、消防局として何かそういう催しものをしていただくなら、もっと違った広報活動といいますか、この前聞きましたら、
消防職員を受験する人は40倍ぐらいあるというふうに聞いておりますし、今警察よりも消防になりたいというような話をどこからも聞くんですよ。そういうことを考えれば、宝の持ち腐れではなくて、もっと表に出して、そういうのをPRすれば、もっと違った政令市熊本市の消防局、そういうイメージが湧いてくるのではなかろうかというふうに思いますので、ぜひ局長、引き継ぎに書いていただければ幸いでございます。
以上でございます。要望でございます。ちょっと何か御意見を聞きましょうか。
◎大塚和規 消防局長 ありがとうございます。委員おっしゃいますように、消防だけのイベントといいますか、展示のイベントというのは現在やっておりません。ただ、各校区でいろいろなイベントがありますときには、例えば南区の平成でさくらまつりというんですか、あのあたりにもはしごとか、その他の車両をもって展示はいたしております。
ただ、一般質問で御紹介いたしました5台の車両につきましては、実際は訓練のときに各地に出向いていきまして、披露はさせていただいているところです。これは熊本市内に限りませず、例えば先方も水俣市の新しい
消防本部にNBC対応の車両等を持っていきまして、披露いたしまして、訓練ですけれども、そういうことはやっております。ただ、市内ではそういう大きなイベントはやっておりませんので、引き継ぎに書かせていただきます。ありがとうございます。
○
原口亮志 委員長 ほかに、質疑はありませんか。
◆
上野美恵子 委員 資料を配ってもらったんですけれども、ホームページで見ていたら、コンプライアンス担当監のアンケートをなさったというふうに聞いたので、きょうちょっと結果というのはどうなっていますかと言ったら、ここに簡単な報告書をいただいているんですが、いい職場環境をつくっていくためにも、こういうアンケートを今後どのように生かされていくのか、これへの対応はどうされるのか教えてもらいたいと思います。
◎
星子和徳 人事課長 アンケートにございますように、さまざまな職員間での苦情等があっております。その都度その事案に応じて人事課の方でも対応しているところでございますが、今後はこうしたアンケートを通じて意識づけを行いますとともに、また、職場内での研修でありますとか職員の研修の内容にこういったものを盛り込みながら、職員の倫理、コンプライアンスに対する意識の向上を図ってまいりたいと考えております。
◆
上野美恵子 委員 簡単なまとめではありますけれども、読んだときに大変率直に書いてあるなと思ったんですよね。でも、やはり本当に率直なことがきちんと書かれてあるということが私はとても大事なことだと思ったので、こういうものを生かして、いい職場になっていくように今後取り組んでいただけるといいなと思いました。
○
原口亮志 委員長 ほかに、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
原口亮志 委員長 ほかに質疑もなければ、これより採決いたします。
まず、議第40号、議第50号、議第51号、議第110号、以上4件を一括して採決いたします。
以上4件を可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
原口亮志 委員長 御異議なしと認めます。
よって、以上4件は、いずれも可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第41号、議第42号、議第108号、議第109号、以上4件を一括して採決いたします。
以上4件を可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成) 西岡誠也副
委員長、浜田大介委員
倉重徹委員、田尻将博委員
藤山英美委員、江藤正行委員
(反対)
上野美恵子委員
○
原口亮志 委員長 挙手多数。
よって、以上4件はいずれも可決すべきものと決定いたしました。
次に、請願第2号を採決いたします。
本件を採択することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成)
上野美恵子委員
(反対) 西岡誠也副
委員長、浜田大介委員
倉重徹委員、田尻将博委員
藤山英美委員、江藤正行委員
○
原口亮志 委員長 挙手少数。
よって、本件は不採択とすべきものと決定いたしました。
以上で当
委員会に付託を受けた議案の審査は全て終了いたしました。
なお、平成23年5月の臨時議会において議決されました、閉会中における、当
委員会所管事項の調査につきましては、今次定例会を以って終了いたします。
これをもちまして、
総務委員会を閉会いたします。
午後 2時48分 閉会
出席説明員
〔総 務 局〕
総務局長 飯 銅 芳 明 契約検査監兼総務局次長
西 川 公 祐
危機管理監 本 田 啓 修 総務局次長 藤 本 眞 一
首席審議員 大 津 信一郎
契約検査総室長 平 田 実
首席審議員兼
契約検査総室副室長 危機管理防災総室長入 江 常 治
市 川 稔
総務厚生課長 田 中 陽 礼
法制課長 下 川 哲 生
行政経営課長 田 中 俊 実
人事課長 星 子 和 徳
人事課副課長 高 本 修 三 審議員兼コンプライアンス推進室長
岡 健 児
人材育成センター所長
契約検査総室副室長今 坂 直 人
津 留 一 郎
契約検査総室副室長白 石 正 治
契約検査総室工事検査審議員
福 田 薫
危機管理防災総室副室長
紫 垣 正 刀
〔財 政 局〕
財政局長 木 下 修 一 財政局次長 原 田 吉 雄
税務長 松 本 覚
財政課長 中 西 則 文
財政課審議員 潮 永 誠 管財課長 秋 吉 宏 二
車両管理課長 橋 本 秋 生 税制課長 白 石 義 晴
税制課審議員 瀬 野 博 正 課税管理課長 堤 國 隆
納税課長 松 崎 太 成 納税課審議員 西 村 好 生
中央税務課長 小 原 勝 也 東税務課長 岩 橋 功 二
西税務課長 松 川 善 範 南税務課長 弓 掛 博 親
北税務課長 池 田 賀 一
財政課長補佐 土 屋 裕 樹
資産マネジメント推進室長
黒 木 善 一
〔消 防 局〕
消防局長 大 塚 和 規 消防局次長 西 山 博 之
消防局次長 田 中 常 起 首席消防審議員兼総務課長
三賀山 賢 正
総務課政策審議員 西 岡 哲 弘 管理課長 金 子 忠 明
管理課副課長 福 田 和 幸 予防課長 奥 村 聡 一
消防課長 八 木 賢 一 情報司令課長 菊 池 高 恭
救急課長 加 藤 信 吾
〔会計総室〕
会計管理者兼会計総室長 首席審議員兼会計総室副室長
齊 藤 保 夫 甲 斐 俊 則
〔監査事務局〕
事務局長 高 濱 幸 副事務局長 森 正 美
副事務局長 山 田 勇 一
〔人事
委員会事務局〕
事務局長 白 石 三千治 首席審議員兼副事務局長
和 田 仁
〔選挙管理
委員会事務局〕
事務局長 内 田 敏 郎 首席審議員兼副事務局長
坂 本 眞 二
副事務局長 岡 村 公 輝
〔議会事務局〕
事務局長 大 杉 研 至 総務課長 藤 本 弘 明
〔議案の審査結果〕
議第 40号 「
山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について」
……………………………………………………………(可 決)
議第 41号 「熊本市
事務分掌条例の一部改正について」……………(可 決)
議第 42号 「熊本市
職員定数条例の一部改正について」……………(可 決)
議第 50号 「熊本市
火災予防条例の一部改正について」……………(可 決)
議第 51号 「熊本市
消防本部及び消防署の
設置等に関する条例の一部改正について」
……………………………………………………………(可 決)
議第 108号 「
工事請負契約締結について」……………………………(可 決)
議第 109号 「
工事請負契約締結について」……………………………(可 決)
議第 110号 「
工事請負の
変更契約締結について」……………………(可 決)
請願第2号 「消費税10%への増税は
先送り実施でなく増税の中止を求める意見書の提出に関する請願」
……………………………………………………………(不 採 択)...