それでは、審査の方法についてお諮りいたします。
審査の方法としては、まず、
付託議案について説明を聴取した後、質疑を行い、次に、
所管事務の調査として執行部より申し出のあっております報告8件について説明を聴取し、
所管事務について一括して質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
重村和征 委員長 御異議なしと認め、そのように執り行います。
これより議案の審査に入ります。
まず、総括的な説明を求めます。
◎
多野春光 農水商工局長 農水商工局の方は議案はございません。
委員長が今おっしゃいました
所管事務の報告で5点ほどさせていただきますけれども、コンパクトにポイントだけを説明させていただきたいというふうに思います。
◎
西島徹郎 観光文化交流局長 今回の
経済委員会に審査をお願いいたしておりますのは、
条例案件1件でございます。
この
条例議案は、熊本市
文化財保護委員会条例の一部改正についてでございます。
このほか、
所管事務として3件をお願いしているところでございます。後ほど
担当課長から御説明申し上げます。
○
重村和征 委員長 次に、議第69号「熊本市
文化財保護委員会条例の一部改正について」の説明を求めます。
◎
松石龍太郎 首席審議員兼
文化振興課長 こちらの第1回
定例会議案の89ページをお願いいたします。
議第69号「熊本市
文化財保護委員会条例の一部改正について」御説明申し上げます。
こちらの改正の目的でございますが、現行の熊本市
文化財保護委員会条例には、会議の定足数を定める規定がございませんでしたので、その規定を加えるとともに、文言の整理をさせていただいております。
具体的に申し上げますと、89ページの下から3行目に「1項を加える。」といたしまして、その次に「2 会議は、委員の過半数が出席しなければこれを開くことができない。」という条項を追加させていただいております。
その他の
改正内容は、文言の整理によるものでございます。
以上で御説明は終わらせていただきます。御審議よろしくお願いいたします。
○
重村和征 委員長 以上で議案の説明は終わりました。
なお、
益田委員より要求のありました資料については、お手元に配付しておきました。
これより質疑を行います。
付託議案について質疑をお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
重村和征 委員長 ほかに質疑もなければ、以上で
付託議案に関する審査は終了いたしました。
これより
所管事務調査を行います。
執行部より申し出のあっております
所管事務に関する報告8件について、順次、説明を聴取いたします。
◎境信良
首席審議員兼
産業政策課長 お手元の方に配付してございます
所管事務報告資料の
農水商工局の方の資料1の方をお願いいたします。
それでは、
事業所内保育施設設置促進事業について御説明させていただきます。
政令指定都市移行後、現在まで延べ46件の企業が本市に立地しておりますけれども、その半数近くが
中心市街地に集積しております
コールセンターや
BPOセンター等の
オフィス系の企業でございます。これら
オフィス系企業では、多様な
雇用形態で事務やサービスの仕事ができるため、多くの女性の方が働いておられますけれども、企業の集積が進んだ現在、その
人材確保が喫緊の課題となってきております。そこで、
オフィス系企業の
人材確保と
中心市街地の活性化につなげていくために、仕事と子育てを両立できる、女性が働きやすい
環境整備の促進策として、
事業所内保育施設設置に対する
補助制度を創設するものでございます。
制度の中身につきましては、こちらの資料の方に示しておりますように、まず対象といたしまして、
立地企業や
商店街組合等の
事業主共同体が
中心市街地エリアに
認可外保育施設指導監督基準を満たす
事業所内保育施設を設置しました場合に、その設置費と3年間の運営費を補助するというものでございまして、国においても同様の
助成制度を活用できる施設につきましては上乗せの補助、国の
助成制度の対象とならない施設については、市が単独で補助を行うというものでございまして、設置費、
運営費ともに限度額を1,000万円というふうに設定しております。この制度を活用いたしまして、企業が
事業所内保育施設の設置を進めることによって、
就労環境が整備され、女性が活躍できる場が確保されることを期待するものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
◎
松田公徳 首席審議員兼
商工振興課長 資料2の1の
県民百貨店等の再
就職支援等の
進捗状況及び今後の
取り組みについて御説明申し上げます。
まず、上段の
県民百貨店従業員の皆さんへの支援としましては、まず
県民百貨店が委託しております再
就職支援会社によります企業とのマッチングが実施されております。現時点での再就職先の内定は、約2割程度と聞いております。
次に、
ハローワークにおきましてでございますが、
県民百貨店に関します専用の求人票の
受理件数も2月6日現在48件、157人分となっております。今後につきましては、事務職、販売職、営業職に係る
求人開拓を強化して、
就職状況等の取りまとめや求職票の
集団受理、それから
合同就職面接会の開催が予定されております。また、
ハローワークと市におきまして、
離職関係手続の
説明会も実施いたしております。
次に、
県民百貨店テナント及び
センタープラザテナント関係でございますけれども、
空き店舗関係につきましては、先ほど御説明したとおり現在7件の申請があっております。
次に、
ハローワークでの
県民百貨店テナント及び
センタープラザテナントに関します専用の求人票の
受理件数が45件、153人分となっております。今後は、
雇用保険失業給付の
受給手続に係る
専用窓口が3月に入り4日間設置される予定でございます。
次に、県が委託しております再
就職支援会社の窓口でございます、「あてるサロン」への
求職者登録者数は106名となっております。12月15日から毎週2回、
県民百貨店内に
サロン出張所を開設されておりまして、今後は
センタープラザの
支援希望者への対応を予定されております。
1つ飛びまして、次に、県、市によります
合同就職面談会を3月4日に開催する予定でございます。
また、市で実施しております
スキルアップ講座につきましては、12月17日から原則毎週水曜日に開催しており、今までに9回開催しております。4月以降も毎週水曜日に開催する予定でございます。また、
資格取得講座や
短期スキルアップセミナーにつきましても、3月に開催することとしておりまして、5月にも開催を予定しております。
それから次に、
ハローワークと市で行います
離職関係手続の
説明会でございますが、
センタープラザ従業員向けに3月に開催する予定でございます。
資料2の2をお願いいたします。
右の表が、
県民百貨店等テナント雇用実態調査、熊本市の方で行いました
実態調査の集計でございます。回答率58%となっております。
内容としましては、
テナント従業員総数が963名でございまして、回答者が559名、そのうち
継続雇用となっていらっしゃる方が237名、退職または解雇となっていらっしゃる方が260名、その260名の内訳としまして、再就職先が決定されている方が16名、再就職の希望ありが190名、再
就職希望がないと答えられた方が54名、まだ会社からの方針が示されていない方が62名、それからまだ回答されていない方が404名となっております。
資料3の平成26年度
商店街通行量調査結果
報告書概要版をお願いいたします。
続きまして、2ページをお願いいたします。
11番、調査結果でございます。
まず、
中心商店街の
通行量の調査結果でございますけれども、
中心商店街の
通行量につきましては、平日で5.37%の増、日曜で6.37%の増、全体で3万5,688人増の5.89%増となっております。全体として増加した要因としましては、例年にも増して
集客促進、
需要喚起に資する
イベント等の
取り組みを実施したことによるものと推察しております。
なお、地区別に見ますと、特に新市街及び新
市街周辺地区で23.14%増加と大幅に増加しております。これにつきましては、
競輪場外車券売場サテライト熊本新市街や
生鮮食品ディスカウントショップ、免税店の進出によるものと推察されます。
一方、通町筋から城見町通りまでの
下通アーケードかいわいで減少しております。これは、
ダイエー下通店の閉店が影響したものと思われます。
3ページをお願いいたします。
熊本駅・
地域商店街の
通行量でございますが、まず熊本駅の調査結果でございます。
熊本駅の
通行量は、平日で4.24%増、日曜で27.23%の増、全体で2,546人の13.19%の増となっております。これは、
JR熊本駅の
乗降客数、それから
くまもと森都心プラザの来館者の増加によるものと推察されます。
次に
地域商店街でございますけれども、
地域商店街の
通行量は、平日で0.53%の減、日曜で6.01%の減、全体で1,464人、3.12%の減となっております。全体として
漸減傾向でありますが、
健軍地区におきましては増加となっております。これは、
アーケードの改修による環境の整備が増加につながったものと推察されます。
また、
武蔵ケ丘地区におきましては減少しており、これは菊陽町など
近隣地区でのドラッグストア、
ディスカウントストア等の進出が相次いだことが影響したものと推察されます。これを受けまして、全体の
通行量でございますが、平日で4.88%の増、日曜で6.03%の増、全体で3万6,770人の5.47%の増となっております。
以上でございます。なお、結果報告書も机上にお配りしておりますので、よろしくお願いいたします。
◎
岩瀬勝二 農業政策課長 農業振興地域整備計画の全体見直しについて御説明を申し上げます。
資料4になります。
農業振興地域整備計画につきましては、現在、全体見直しの作業を行っておりますことから、その概要についてこの場で御説明を申し上げるものでございます。
1ページ目でございますが、ここでは、
農業振興地域とは何か、
農業振興地域整備計画とは何かという説明を記載させていただいております。
農業振興地域とは、総合的に農業の振興を図る地域として、
都道府県知事が指定する地域を指し、
農用地区域、
通常黄地と呼んでおりますけれども、と
農用地区域外、
通常白地と呼んでおりますけれども、に区分されております。また、今回の
農業振興地域整備計画でございますが、これは市町村が定める計画でございまして、
農用地区域の設定でありますとか、農用地の
保全計画等について定めるものというふうになっているものでございます。
次のページをお願いいたします。
今回の全体見直しの趣旨でございますけれども、平成21年の法改正に伴います国や県の
基本方針の変更、また富合町、城南町、植木町との合併に伴います農振地域の変更等に伴いまして、見直しを図るものでございます。
見直しの方針でございますけれども、国が
農用地等の確保等に関する
基本指針というものを定めておりますけれども、その中で、農振除外の
厳格化等により、確保すべき
農用地等の面積の
目標設定を平成32年までの10年間で8万ヘクタール、率にいたしまして1.97%ふやすとしていること、また、これを受けまして、県が同じく平成32年までの10年間で3,400ヘクタール、率にいたしまして3.65%ふやすとしていること等を受けまして、またあわせて、本市の状況等を勘案し、基本的に、中ほどにございますけれども、
農用地面積を維持するということを見直しの
基本方針として定め、作業を行っているところでございます。
その結果でございますけれども、除外につきましては、
公共事業等により既に農地が転用されている農地等、これが36.05ヘクタールでございますけれども、ここの部分のみといたしまして、一方、編入につきましては、本来農用地であるべき農地で漏れていた分、これが16.59ヘクタールございましたけれども、これを編入いたしまして、
農用地区域面積は差し引き20ヘクタール減の9,822ヘクタールとしているところでございます。
次のページをお願いいたします。
次のページに変更後の
用途ごとの面積等を記載しておりますので、参考にしていただきたいと思います。
今後のスケジュールでございますが、現在、県との協議を進めているところでございまして、今後2月下旬か3月上旬に県からの
事前協議の回答が来る予定となっています。この回答を得まして、その後、
公告縦覧に付し、5月下旬に
変更決定の公告を予定しているところでございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 熊本競輪中期経営計画、資料5をお願いいたします。
本計画は、前回の
委員会で素案という形で御報告させていただきました。その後、財政課を初めとします
関係各課と調整が終わり、整いましたので、今回御報告をさせていただきます。
売り上げ向上策、
経費縮減策につきましては、前回の素案の段階で報告をいたしておりまして、変更ございませんので、割愛をさせていただきます。
16ページをお願いいたします。
折れ線グラフがございますが、
グラフの赤い
グラフと青い
グラフ、これは赤い
グラフは
売り上げ向上策、
経費縮減策をした場合でございます。青い
グラフにつきましては、このまま何もしなかった場合というふうなことでございます。それぞれ赤い
グラフも青い
グラフも四角の部分につきましては、単
年度収支、丸い部分がついています部分につきましては、
累積収支、これは貯金でございます。
このまま何もしなければということで、平成28年度を見ていただきますと、その年の単
年度収支が赤字になりますし、平成30年度を見ていただきますと、貯金もなくなります。これはもう
経営破綻ということになりますが、
売り上げ向上策、
経費縮減策を行うことで、この赤の
折れ線グラフのとおり平成35年まで、それ以上に続けられるということでございます。
そして、繰出金でございます。緑の部分につきましては何もしなかった場合ということで、平成28年度まででございますが、茶色の棒
グラフを見ていただきますと、平成26年度は2億円、平成27年度は1億5,000万円を計上させていただきまして、平成28年度以降も1億円ずつ積み立てができる。また、平成32年、33年度は工事費の関係で、5,000万円に若干落ちますが、継続して1億円は積み立てできるということでございます。
このような10カ年計画を立てまして、3年ごとの見直しを行う計画でございます。どうかよろしくお願いいたします。
◎
興梠研一 審議員兼
MICE推進室長 資料1、
MICE施設整備事業の精査・再検討に関する報告書をお願いいたします。
1ページをお願いいたします。
目的、
組織体制、精査・再検討の
対象項目をまとめたものでございます。1の3の方でございますけれども、まず1のさらなる
施設規模縮小による
事業費抑制につきましては、さらなる規模の縮小は困難と判断したものでございます。
2の
メインホールの
低層階配置でございますけれども、
低層階配置は行わないと判断したところでございます。
3番、
メインホールの固定席の適正数につきましては、固定席2,300席とすると判断したところでございます。
2ページをお願いいたします。
4番の
スタンディングコンサート対応でございます。
専用ホールとしての対応を行わないというふうに判断をしたところでございます。
5番でございます。検討中でありました
中規模ホール機能の追加についてでございます。
こちらにつきましては、9ページをお願いいたします。
方向性といたしまして、
固定ステージや固定席は設けないが、いろいろな催事に対応できるように
昇降ステージの設置、可動席の設置、防振・
遮音構造の追加、
ステージ上部にバトン・照明・
音響設備の設置、
音響反射板の設置、天井高の確保を行うなどしまして、約9億円の
追加事業費というふうに算定するものでございます。
利用見込みにつきましては、70件を
想定催事件数とするものでございます。
経済波及効果につきましては、
中規模ホールを追加することによりまして、年間7.9億円を見込んでいるところでございます。
10ページをお願いいたします。上の表をお願いいたします。
施設施行認可申請時
事業費は、約314億円、精査・再検討を行いまして、
事業費約323億円というふうに算定するものでございます。
14ページをお願いいたします。
こちらの方に、熊本市
中期財政の見通し、
収支総括表を載せているところでございます。
17ページをお願いいたします。
17ページが
想定催事件数等でございます。こちらの方に一覧表としてまとめております。
結果といたしまして、見直しまして、コンベンションの3,000人以上を11件から6件へ、
イベントの
コンサート等2,300人規模の
コンサートを38件から60件へ、新たに追加しました機能として、450人から750人の規模の
文化催事、
講演会等を70件というふうに算定するものでございます。それによりまして、全体の合計といたしまして、
基本計画1,397件を1,484件というふうに算定するものでございます。
なお、
経済波及効果は約170億円、費用対効果につきましては1.54と算定するものでございます。
以上が、
MICE施設整備事業の精査・再検討に関する報告になります。
続きまして、資料2をお願いいたします。
ラグビーワールドカップ2019
開催都市の発表についてでございます。
本市は、熊本県と共同で、日本で開催されます
ラグビーワールドカップ2019の
試合会場に立候補しているものでございます。
大会概要でございます。
開催時期は、2019年9月6日から10月20日まで。参加20チーム、48試合が
日本全国10から12会場で行われる運びとなっております。現在、15都市が立候補しているものでございます。
3のこれまでの経緯について御説明いたします。
平成26年7月15日に、
熊本招致委員会を設置し、同年10月24日に
開催希望申請書を提出したところでございます。
開催会場は、
県民総合運動公園陸上競技場を予定しているものでございます。平成27年3月2日にアイルランドの
ラグビーワールドカップ本部で開催されます理事会で
開催都市が決定されまして、
理事会終了後にインターネットで発表される運びとなっております。
3月2日の発表当日につきましては、午後9時半前後に発表がある見込みでございますので、熊本ホテルキャッスル内に発表を待つ会場を設置する予定であります。そこには、熊本県、
県ラグビー協会と
本市関係者で発表を待つ運びとしているところでございます。本市からはプレゼンテーションを行いました牧副市長以下関係課で報告を待つこととしているところでございます。
経済委員の皆様には、結果を
ファクス等にて通知させていただくことを現在検討しているところでございます。
なお、本市が開催市に選ばれました場合、速やかに
開催基本契約を締結することとなります。
熊本県、熊本市、
県ラグビー協会の主な役割でございます。
本市は、
中心市街地における市民及び世界中から集まられるファンの方々のための
イベント会場、いわゆる
ファンゾーンの調整を行うものでございます。
誘致予算といたしましては、本年予算で申請時の
誘致活動のための負担金60万円を負担しており、本市が開催市に選ばれました場合、今後、開催に必要な経費等を予算計上いたしまして、御審議いただくことになりますので、御報告をさせていただくものでございます。
なお、立候補しております15都市につきましては、裏面に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
以上2件、よろしくお願いいたします。
◎
原口誠二 スポーツ振興課審議員 資料3をごらんいただきたいと思います。
先般2月15日に開催いたしました第4回目となります
熊本城マラソン2015の
開催状況について御説明させていただきます。
大会当日、天候は晴れでございます。
スタート時の気温、3度、当日の
最高気温14.3度でございます。
2の参加者でございますが、①歴史めぐり
フルマラソンにおきましては、
出走者1万1,706名に対しまして、完走者1万959名、93.6%の完走率でございます。
②の城下町4キロにおきましては、1,499名全員が完走されております。
③金栗記念熊日30キロ
ロードレースにおきましては、
出走者68名に対しまして、56名が完走されています。
出走者の合計は左から2番目、延べ1万3,273名でございます。
次に、3、沿道の
応援者数は、コース及び
スタート、フィニッシュ合わせまして、約19万人と推定しております。
4、表彰者でございますが、①歴史めぐり
フルマラソンにおきましては、左側、1位、男子、
園田隼選手、2時間18分ちょうど。これは歴代、昨年の
川内選手に次ぐ第2位の記録でございます。2位、
梅木選手、3位、
富田選手。右側にいきまして、女性の部、1位、
吉松千草選手、2時間49分30秒、これは女子の部で新記録でございます。2位
大城戸選手、3位が
松野議員ということで、3時間を切られております。ちなみに、1位の吉松さんは、熊本市の
勤労青少年ホームの
嘱託職員と伺っております。
②の30キロ
ロードレースにつきましては、左側に男子の1位から3位まで、右側に女子の1位から3位まで、記載のとおりでございます。
最後に、大会当日の救急車による
救急搬送者につきましては、男性7名、女性3名、計10名報告が上がっておりまして、このうち9名は当日のうちに帰られております。軽症でございました。1名につきましては、検査のために大会当日、一晩検査入院されて、翌日帰られたという報告があっております。
○
重村和征 委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑を行います。
所管事務について、一括して質疑をお願いいたします。
◆
益田牧子 委員
県民百貨店の再
就職支援の御報告があったわけですけれども、資料2の2です。今、963名、
県民百貨店617名というこの母数ですけれども、これは例えば正社員であるとかあそこでいろいろな形で仕事に携わっていらっしゃる方全部ということでしょうか。ちょっとその点を確認します。
◎
松田公徳 首席審議員兼
商工振興課長 テナントの従業員の数でございますけれども、
県民百貨店の方からの報告、それから
センタープラザテナント会からの報告を受けた人員ということで、全て入っていると理解しております。
◆
益田牧子 委員 今の段階では、これは2月10日の段階で、全体で再
就職決定という方が16名ですよね。それで、希望がある方が190名、そして会社の方針がまだ未決定の方が62名、404名の方が未回答というところが、大変不安なところだと思うんですよね。それで、いろいろな対応をされるとか、ここの申し出リストということが1,071名分あるわけですけれども、先ほどはやはり従来の仕事をされている小売業とか、そういうところをもっと開拓をする必要があるのではないかということも言っておられたわけですけれども、中高年齢の女性が多いとか、いろいろな特徴もあると思うんですけれども、今後、1,071名あるから、みんなこれが横滑りになったらできるのではないかと誤解される報道もあったものですから、その点をお尋ねしておきたいと思います。
◎
松田公徳 首席審議員兼
商工振興課長 その点、委員御指摘のとおりでございます。すみません、先ほど説明を飛ばしましたけれども、資料2の2の左の表が今寄せられた求人情報、企業の業種別に分類したものでございます。見ていただけばわかりますように、製造業とかいうところも結構多うございますので、いただいた求人が全てマッチングするということは絶対あり得ない話でございますので、その辺は。ただ、幅広く求人をいただいておりますので、それぞれの再
就職支援会社の方に情報提供しているわけでございますけれども、その辺はありがたいということで、対応されている状況でございます。
◆
益田牧子 委員 パートであったり、いろいろな
雇用形態があると思うんです、この時間的なとか、正規雇用とかいろいろなものがあって、多くの皆さんが再就職を希望されたりしているわけですけれども、
県民百貨店の617名の中の正規社員がどのくらいの人数になりますか。
◎
松田公徳 首席審議員兼
商工振興課長 617名とは、
テナント、
県民百貨店の
テナント従業員、これ分類ができておりませんけれども。
◆
益田牧子 委員 200人ぐらいだったろう、たしか。
◎
松田公徳 首席審議員兼
商工振興課長 上の
県民百貨店の正社員の方は、正社員と派遣とかいう分類で集計できておりますけれども、
テナントの方はできておりません。
◆
益田牧子 委員 正社員の方と、派遣であるとかそういう方々の対応が随分違っているようにも聞いているわけです。退職金のある、なしということもありますし、雇用保険のある、なしとか、そういうことで随分今後の対応ということにもなると思いますので、市としては、今後の対応では
ハローワーク等とどこまで、大変大きなこれだけの1,000名近い雇用ということになると、熊本市にとりましても重要な出来事だと思うんですけれども、やはり
就職希望者においては、皆さんが職にありつけるというところまで支援をするべきではないかと思いますけれども、その点については、特定の方がこの対応をするとか、そういうことを考えてあるのかはどうですか。
◎原山明博
農水商工局総括審議員兼次長 まず、資料2の2の調査をしたときに、今
テナントの方に対しては、県が委託しています「あてるサロン」、こちらの方でマッチングをやりますので、まずはここに登録していただくことが重要だと考えておりまして、そのために、市役所がそちらにつないでいいかというようなアンケートをとりまして、つないでいいという方々には、直接御連絡をして御紹介をしたりしております。
さらに、先週には、3日間ぐらい朝礼のときに、市と
ハローワーク、それから県、それからあてるサロンも一緒に伺いまして、こういうことを、いろいろな支援策をやっているので、まずはここのあてるサロンに登録をしてくださいというようなことを呼びかけておりまして、今106名の登録者数ですけれども、徐々に上がってきている段階です。
ただ、今まさに閉店間際ということで、大変お忙しくしていらっしゃいますので、それが閉店後に動き出すという方もいらっしゃいますので、その辺もしっかりフォローアップをしていかなければならないというふうに思っております。
◆
益田牧子 委員 市と県と
ハローワークということでおっしゃったわけですけれども、なかなか再就職というのは厳しいものがあると思うんです。今、市がスキルアップなどもされているということで、これまで参加者においては24名ということで、これからも講座等も開催をしていかれるということであるわけですけれども、このことが直接雇用とかそういうことにつながっていくような中身になっているのか、その点はいかがでしょうか。
◎境信良
首席審議員兼
産業政策課長 スキルアップセミナーとか、この支援策が雇用につながる内容になっているのかというお尋ねでございますけれども、例えば、このスキルアップセミナー、内容を少し御説明させていただきますと、履歴書の書き方とか、面接の指導、それとあと基本的なOA機器の扱い方とか、そういうような内容になっておりまして、いずれにしましても、いろいろな就職の企業とマッチングの際御相談をしますときに、少しでも有利なマッチングができるようにという、そういうスキルを上げようというような内容になっております。
それと、来月予定しています
資格取得講座等につきましても、OA機器の扱い方、そういうのを中心に考えておりまして、今募集中というところでやっているところでございます。なるべくこの就職活動をやられる上で有利な条件になるような、そういうような内容をということで取り組ませていただいております。
◆
益田牧子 委員 市としては、あの手この手で支援策ということがあるかもしれませんけれども、余りにも退職、解雇という人たちが多いということもありますので、例えば、今までは市の雇用、国の緊急雇用関係とかもあったわけですけれども、何か
事業費がもうことしはなくなるということもあったわけですけれども、そういう具体的な支援等についても考えていらっしゃるんでしょうか。
◎境信良
首席審議員兼
産業政策課長 現時点では、いろいろな雇用に関しましては国の制度等もございます。先ほどから御質問があっております、例えば中高年齢者向けの支援につきましても、国の方で特定就職困難者雇用開発助成金とかそういう制度もございまして、これはある意味では、事業者の方にそういう理解を求めていくというような形で、あといろいろな形で連携して支援をやっていきたいというふうに考えております。
◆
益田牧子 委員 これは、
テナントの継続と
テナントで働いていらっしゃる従業員の方の
継続雇用ということにもつながっていきますので、一人一人の雇用と同時に
テナントの方が新しいところでお仕事する、また
テナント会の方からは、特に日用品、生鮮三品、そういう買い物ができるようなものを、例えば花畑広場とか、そういうところに開設をしてほしいという要望も出されておりますので、このにぎわい創出という面からも、この雇用とあわせてぜひ御検討をいただきたいということを要望しておきたいと思います。
◆北口和皇 委員 競輪場、今度全国高校選抜大会で、先ほども4,000人いらっしゃると言ったんですけれども、高校生の女の子が来るんですけれども、競輪場がもう行ってみると継ぎはぎだらけの汚い道路で、テントも本当に汚いし、トイレも汚いし、あんなのでは女性行かないんですけれども、その誘致に向けた施設整備予算というのはきちんととってあるんでしょうか。万全を期して準備をするということだったんですけれども、私たち女性が現場に行って、先ほど動物園でも言いましたけれども、継ぎはぎだらけの汚い道路だと。それよりもまだ汚いんです。あの道路をえんじ色に塗ったり、テントをえんじできれいな色にしたり、ちょっと腰かける木の椅子があったり、トイレがきれいだったりという施設は当たり前だと思うんですよ。
今まで688億円という税収になって、それを一般会計でいいように熊本市で使うだけ使ってきてですよ、いざ競輪場がいろいろと施設整備をやりたいとすれば、平塚競輪は40億円も基金を持っていて、それで建てかえるという、ナイターでもディズニーランドのようにもうきらきらして、もう本当に、議長も一緒に視察で行ったんですけれども、水の中からもう本当におとぎの国のようなディズニーランドの様子で、デートスポットになっていて、おまけに国交省は3,000台の駐車場を無償で貸しているという。教育長もそこに来てお買いになっていたし、女子職員も100円ずつ買っておられて、私たちが行っているときでも100円で13万円が出たんですよ、落車があって、100円で。ロマンがあるというか、それは100円でいきなりそれだけ落車で当たっちゃって。普通に男女がデートスポットで、車はしょっちゅうピストンやっていますし、それに比べ熊本市は、特別会計でしかその施設整備もできないという、今まで一般会計に教育、福祉、道路整備予算、市営住宅予算に使い放題で使って、特別会計でしか整備できないという矛盾を非常に感じて、やっと基金を設けるようにお願いし続けて昨年2億円の基金を設け、ことしが1億5,000万円というようなことなんですけれども、高校生の女の子が来るということは、また熊本市に来たいと思っていただけるかどうかという、観光都市熊本として、今後また熊本市へ来るという思いにつながるか、汚い、臭い、もう何とも言えないその競輪場で走ったという嫌な記憶が残るかという重大なことだと思うんですが、いかがでしょうか。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 北口委員の御質問でございますが、今回3月に御尽力によりまして、全国高校選抜大会が始まります。全国からの高校生の皆さんとか、保護者の方、また観客の方が来場されるということで、来場者の方も気持ちよくトイレとか施設をお使いできるように、競輪場といたしましても、心のこもったおもてなしをしたいと思っております。
また、備品等もいろいろな工夫を凝らしておもてなしをしたいと思っておりますので、気持ちのこもったおもてなしをしたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。
◆北口和皇 委員 あのテントの汚い、冷めてしまったようなテントですとか、道路の汚い継ぎはぎだらけのやつも、女性たちでちょっと視察をして、道路もえんじにして、テントもえんじ色にしてもらって、ちょっと女の子が、高校生がわくわくするような、女の子が初めて走るんです、高校生というのは。その子たちが熊本市はすてきだった、きれいだった、また大人になっても行きたい、来年も行きたい、また後輩たちにつなげるような施設になっているんでしょうか。全国高校選抜大会というのは、これ熊本市で初めて誘致をさせてもらったんですけれども、そのための万全を期した準備をすると執行部から聞いていたんですけれども、そのための施設整備の予算をきちんと計上されて、そのための準備、施設整備はなされているんでしょうか。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 競輪場といたしましては、今現在、耐震化工事を最優先にいたしておりますし、耐震化工事を最優先に基金を積み立てておりまして、工事につきましては、委員のおかげで来年度予算でトイレの改修工事を行います。トイレの改修ができない部分につきましては、施設の清掃とか、一部トイレの壁の塗りかえを今年度行う予定でございます。
◆北口和皇 委員 道路もテントも何もとれていないの。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 すみません、そこは。
(「道路は市道ではないの」と呼ぶ者あり)
◎
山浦英樹 競輪事務所長 いや、園内の競輪場内の……
◆北口和皇 委員 市道予算で整備してはどうか。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 申しわけございません、あくまでも収益との兼ね合いがございますので、テントとか沿道、そこまではちょっと予算が回らないというところでございます。
◆北口和皇 委員 心配になってぎりぎりで聞いたら、トイレの改修予算もとれていない。行くと、ベンチ座りした250円ぐらいの弁当食べた人が、通って行くと横目でぎろりんって見られるから、きれいなえんじ色のテントで、木の施設で、普通に家族連れが、女の人たちが行けるような施設整備をやっていただきたいというのを女性たちのグループで行って、随分言ったんですけれども、やはり高校生の女の子が来られる。ことしできなければ、来年に期して、もう万全を期していただかないと、余りにも汚いというイメージがついて、今後熊本市が観光都市としてはやっていけなくなる可能性も非常に高いですから、そうした肝心かなめの予算は、今、施設内は市道ですかというようなお尋ねがありましたが、市道として取り扱って、動物園の中もちょっと舗装したりもしていますでしょう。そういうウルトラC的なことも鑑みて、万全を期してお迎えをしていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
◆
益田牧子 委員 MICEの方の
中規模ホール機能の追加ということで、御説明があったわけですけれども、9億円追加費用ということで、
経済波及効果について、ここでは年間7.9億円ということを御説明されましたけれども、この利用状況からしたときに、産文ホールの機能の代替的なことで考えて、70件ほどこれによってふえるだろうということがあるわけですけれども、どういう根拠でその計算になっているのか。例えば、こういういろいろな
コンサートであるとかしたときに、宿泊というのは恐らく伴わないということもありますけれども、その計算式を教えてください。
◎
興梠研一 審議員兼
MICE推進室長 こちらの
経済波及効果につきましては、MICE施設は観光庁が出しておりますMICE
経済波及効果測定モデルというものに数値を入れていくものでございます。学会等につきましては、委員が言われますとおり
経済波及効果は大きゅうございますけれども、こちらの方は、大体市内とか近郊利用というような形で、波及効果は学会等と比べて小さいという形にはなっております。ですので、70件で7.9億円という形で、モデルを使いまして算定をしたところでございます。
◆
益田牧子 委員 これだけの経済効果ということでされるならば、今さらではありますけれども、産文会館をなぜ壊したのかということを言いたくなります。無駄遣いをさらに加えることはしてほしくないと思います。
○
重村和征 委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
重村和征 委員長 ほかに質疑もなければ、これより議第69号を採決いたします。
本案を可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
重村和征 委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は可決すべきものと決定いたしました。
以上で当
委員会に付託を受けた議案の審査は終了いたしました。
なお、平成23年5月の臨時議会において議決されました、閉会中における、当
委員会所管事項の調査につきましては、今次定例会を以って終了いたします。
これをもちまして
経済委員会を閉会いたします。
午後 3時31分 閉会
出席説明員
〔
農水商工局〕
農水商工局長 多 野 春 光 総括審議員兼次長 原 山 明 博
総括審議員兼次長 平 田 義 男
首席審議員兼
産業政策課長
境 信 良
企業立地推進室長 村 上 和 美
首席審議員兼
商工振興課長
松 田 公 徳
消費者センター所長宮 本 眞 介 計量検査所長 鎌 田 英 男
農商工連携推進課長森 田 一 孝
農業政策課長 岩 瀬 勝 二
農業政策課審議員 森 田 健 次 担い手推進室長 田 上 孝 一
水産振興センター所長
首席審議員兼食肉センター場長
荒 木 達 弥 馬 場 聡
競輪事務所長 山 浦 英 樹
〔観光文化交流局〕
観光文化交流局長 西 島 徹 郎 総括審議員 坂 本 純
観光文化交流局次長津 曲 俊 博 観光文化交流局次長田 上 聖 子
シティプロモーション課長 国際室長 本 山 和 彦
井 本 賢 一
審議員兼
MICE推進室長 観光振興課長 金 山 武 史
興 梠 研 一
にぎわい推進室長 藤 田 裕一郎 熊本城総合事務所長勝 谷 仁 雄
動植物園長 松 崎 正 吉 動植物園副園長 野 村 潤一郎
動植物園審議員 杉 山 征 治
首席審議員兼
文化振興課長
松 石 龍太郎
埋蔵文化財調査室長清 田 稔 熊本城調査研究センター副所長
河 田 日出男
スポーツ振興課長 村 上 誠 也 スポーツ振興課副課長
宮 崎 淳 司
スポーツ振興課審議員 市民会館長 山 田 千 明