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03月25日-09号

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  1. 北九州市議会 2021-03-25
    03月25日-09号


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    最終取得日: 2021-08-02
    令和3年 2月 定例会(第1回)議 事 日 程 (第9号)                    令和3年3月25日(木曜日)予算特別委員会終了開議(開 議) ○ 諸報告  1 請願陳情付託について第1 議案第59号 令和3年度北九州一般会計補正予算(第1号)(散 会)会議に付した事件日程第1 議案第59号出席議員 (57人)   1番 大 石 仁 人  2番 三 原 朝 利   3番 吉 村 太 志  4番 佐 藤 栄 作   5番 田 中   元  6番 吉 田 幸 正   7番 宮 﨑 吉 輝  8番 田 仲 常 郎   9番 鷹 木 研一郎  10番 村 上 幸 一   11番 井 上 秀 作  12番 中 島 慎 一   13番 中 村 義 雄  14番 岡 本 義 之   15番 成 重 正 丈  16番 本 田 忠 弘   17番 木 畑 広 宣  18番 松 岡 裕一郎   19番 冨士川 厚 子  20番 金 子 秀 一   21番 中 島 隆 治  22番 渡 辺 修 一   23番 渡 辺   徹  24番 村 上 直 樹   25番 山 本 眞智子  26番 木 下 幸 子   27番 世 良 俊 明  28番 三 宅 まゆみ   29番 森 本 由 美  30番 河 田 圭一郎   31番 浜 口 恒 博  32番 白 石 一 裕   33番 大久保 無 我  34番 奥 村 直 樹   35番 小 宮 けい子  36番 森   結実子   37番 泉   日出夫  38番 出 口 成 信   39番 高 橋   都  40番 永 井   佑   41番 伊 藤 淳 一  42番 大 石 正 信   43番 藤 沢 加 代  44番 山 内 涼 成   45番 荒 川   徹  46番 渡 辺   均   47番 日 野 雄 二  48番 戸  武 弘   49番 香 月 耕 治  50番 西 田   一   51番 有 田 絵 里  52番 松 尾 和 也   53番 篠 原 研 治  54番 井 上 純 子   55番 井 上 しんご  56番 村 上 さとこ   57番 本 田 一 郎欠席議員 (0人)説明のために出席した者の職氏名 市長     北 橋 健 治  副市長    梅 本 和 秀 副市長    鈴 木   清  副市長    今 永   博 会計室長   桝 尾 美栄子  危機管理監  中 野 正 信 技術監理局長 村 上 純 一  企画調整局長 大 庭 千賀子                 総務局新型コロナウイルス感染症対策室 総務局長   高 松 浩 文  担当理事   山 本 浩 二                 市民文化 財政局長   小 牧 兼太郎  スポーツ局長 久保山 雅 彦                 子ども家庭 保健福祉局長 永 富 秀 樹  局長     福 島 俊 典 環境局長   富 高 紳 夫  産業経済局長 鮎 川 典 明 建設局長   東   義 浩  建築都市局長 橋 口   基 港湾空港局長    誠 治  消防局長   月 成 幸 治 上下水道局長 中 西 満 信  交通局長   池 上   修 公営競技局長 上 野 孝 司  教育長    田 島 裕 美 行政委員会 事務局長   櫻 江 信 夫職務のために出席した事務局職員職氏名 事務局長   村 地 史 朗  次長     馬 場 秀 一 議事課長   香 月 隆 久          ほか関係職員                  午前10時50分開議日程第1 議案第59号 ○議長鷹木研一郎君) ただいまから、本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元配付議事日程により進行いたします。 日程に入る前に、諸報告をいたします。 請願2件及び陳情13件を所管常任委員会及び議会運営委員会にそれぞれ付託いたしました。 以上、報告いたします。 日程第1 議案第59号を議題といたします。 提案理由説明を求めます。市長。 ◎市長北橋健治君) 皆様おはようございます。 ただいま上程されました議案について御説明いたします。 今回の補正予算は、新型コロナ感染拡大影響困窮する子育て世帯や非正規労働者等対象とした国の緊急支援策を活用し、低所得子育て世帯に対して、子育て世帯生活支援特別給付金支給いたします。 さらに、児童扶養手当受給者等に対する高等職業訓練促進給付金給付対象拡充や就労に取り組む児童扶養手当受給者等に対する住宅の借り上げに必要となる資金への手当てを実施するため、その所要経費補正するものであります。 今回補正いたします予算額は、一般会計で18億7,700万円の増額を行うこととしており、補正後の予算規模は、一般会計で6,439億7,200万円、全会計で1兆3,147億4,040万円となります。 以上、上程されました議案について提案理由説明をいたしました。よろしく御審議いただきまして、御承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長鷹木研一郎君) ただいまから質疑に入ります。 一般質疑を行います。56番 村上議員。 ◆56番(村上さとこ君) 村上さとこでございます。 ただいまから、令和3年度一般会計補正予算についての質疑を行います。 初めに、この補正予算のうち、子育て世帯生活支援特別給付金事業についてお尋ねいたします。 この事業対象は、児童扶養手当受給者など低所得独り親とそれ以外の住民税非課税の2人親世帯対象としています。給付額は、児童1人当たり一律5万円で、本市では16億円が計上されております。財源は、全額国庫負担です。 また、児童扶養手当を受給していない独り親世帯も、直近収入減少した世帯は、申請に基づき給付対象になるということです。 長引く新型コロナウイルス感染症影響で、低所得子育て世帯生活は大変に厳しく、また、進級、進学の準備期間でもあり、出費がかさみます。速やかな支給が待たれるところです。 そこで、お伺いいたします。 子育て世帯生活支援特別給付金支給スケジュール及び支給対象世帯数、また、全子育て世帯に占める支給世帯割合を教えてください。 次に、支給対象外となる子育て世帯に対する本市独自支援策についてお伺いをいたします。 低所得子育て世帯への給付は、児童扶養手当受給者などの独り親世帯に向けて、昨年からこれまで2度にわたり実施されてきました。3度目となる今回は、住民税非課税世帯の2人親にも拡充をされます。 しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により、子育てに係る経費増加収入減少などの影響は、児童扶養手当受給者住民税非課税世帯以外の子育て世帯にも及んでいることは明らかであります。子供貧困の原因は、親の貧困です。コロナ禍という災害、国難の中、私は国が責任を持って財政出動を行い、国民生活を守るべきと考えますが、今のところ支援は十分に行き渡ってはおりません。 例えば、北九州市を代表するような企業に勤務する家庭からも、残業がなくなったため、夫の給料が月10万円減り、手取りは10万円前半になった。子供が2人いるが、生活は本当に厳しい。中間層への子育て支援給付も必要であるといった市民からの声が届いております。そこで、このような中、各自治体工夫を凝らし、子育て世帯に対する独自の現金給付、または、商品券図書カード地元農産品などの現物支給といった独自支援を行ってきました。 そこで、お伺いをいたします。 子育てしやすい、北九州市として、この機会に子育て世帯全般に対して、見える形での支援が必要だと考えます。今回の子育て世帯生活支援特別給付金事業に併せて、児童扶養手当受給者住民税非課税世帯以外の子育て世帯に対しても、本市独自の支援が必要ではないでしょうか。市長の御見解をお伺いいたします。 以上で私の第1質疑を終わります。 ○議長鷹木研一郎君) 市長。 ◎市長北橋健治君) 村上さとこ議員の御質問にお答えいたします。 スケジュールなど実施要領につきましては、担当局長からお答えいたします。 本市独自の支援ができないかという御質問にお答えします。 新型コロナ感染症による影響が長期化する中、収入減少食費などの支出増加などによって、低所得独り親をはじめ子育て世帯は経済的に厳しい状況にあります。そこで、国におきましては、低所得子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金支給を決定し、本市におきましても速やかに支給していくため、補正予算追加議案をこのたび提出させていただきました。 本市では、子育て世帯ニーズ状況を踏まえ、コロナ禍におきまして、児童手当受給者に対し、対象児童1人について1万円の子育て世帯への臨時特別給付金支給しております。 加えて、本市独自の支援策であります。 まず、飲食店デリバリーサービス等を利用した場合に食費を助成する食事デリバリー事業による支援、また、市民企業から寄贈いただいた食料品支援が必要な世帯に提供するフードパントリーを実施する団体への補助、また、子供が気軽に参加することのできる子ども食堂の開設や運営支援、このように様々な取組を行っております。 来年度からは、子ども医療費につきまして、助成対象を通院、入院とも高校生まで拡充することとし、出生から高校生までトータルで見ると、制度拡充前と比べて、子供1人当たり約11万円負担軽減されることとなります。 とりわけフードパントリーにつきましては、昨年7月の事業開始以来、5,300を超える子育て世帯に御利用いただいております。子ども食堂につきましても、平成28年度の6か所から、現在は35か所にまで増加しております。今後もフードパントリー子ども食堂活動が広がっていくように、より一層運営支援を強化してまいります。 また、本年4月から、子ども食堂対象に市内の直売所農林水産物を購入できるクーポン券、これは、月1回のところは月2万円、月8万円を上限としてクーポン券を発行することにしております。事業費は3,000万円であります。これをフードパントリー事業にも活用できることとしたいのであります。これによりまして、より多くの食料品を確保できるようになり、子育て世帯へのさらなる支援につなげてまいりたいのであります。 このように本市では、子育て世帯に対する独自の支援を積極的に行っております。本市としましては、今回の補正予算に計上した低所得子育て世帯への支援策にしっかりと取り組んでいくとともに、今後も子育て世帯に対するニーズを踏まえた効果的な支援を行い、生活安定向上に努めてまいります。 残余の質問は、関係局長からお答えさせていただきます。 ○議長鷹木研一郎君) 子ども家庭局長。 ◎子ども家庭局長福島俊典君) 支給スケジュール支給対象世帯数支給世帯割合について御答弁いたします。 子育て世帯生活支援特別給付金については、これまで2回支給した児童扶養手当受給者をはじめとした低所得独り親世帯に加え、今回それ以外の住民税非課税子育て世帯、つまり低所得の2人親世帯も新たに対象となってございます。給付額は、いずれも児童1人当たり5万円でございます。 本市スケジュールについて、低所得独り親世帯に関しましては、国が示しております大まかな実施要領案を踏まえ、現在支給に向けた準備を進めているところでございます。4月初旬には、いち早くコールセンターを設置するとともに、児童扶養手当受給者に対しまして、国が示す児童扶養手当支給日であります5月11日よりも可能な限り前倒しして支給したいと考えております。 なお、昨年12月の2回目の支給の際は、政令市の中で最も早く支給し、年の瀬で生活に困っております独り親世帯へ速やかな支援を行ったところでございます。 この給付金は、独り親世帯のうち、児童扶養手当を受給していないが家計が急変して生活困窮されている方も給付対象であり、漏れなく申請していただくために、給付金案内相談窓口につきまして、市政だよりや市のホームページ、SNSやウェブ広告などを活用してくとともに、新聞各紙にも案内を掲載し、幅広く周知、広報をしていきたいと考えております。 低所得の2人親世帯につきましては、現時点では、国からは、対象住民税非課税子育て世帯であること、直近所得情報の判明以降、可能な限り早期に申請に基づき支給を行うことのみが示されております。今後、国の具体的な制度設計を踏まえ、速やかに支給できるように本市対応策準備しておきたいと考えております。 支給対象世帯数につきましては、低所得独り親世帯数は、これまで2回の支給実績を基に算出し、1万500世帯対象児童数は1万6,700人を見込んでおります。低所得の2人親世帯数は、令和元年所得非課税世帯数を基に算出し、6,900世帯対象児童数は1万3,700人を見込んでおります。 また、全子育て世帯8万9,300世帯に占める支給世帯割合につきましては、約20%でございます。 今後もこれらの対象者に対しまして速やかに給付金支給し、子育て世帯支援に努めてまいります。答弁は以上です。 ○議長鷹木研一郎君) 56番 村上議員。 ◆56番(村上さとこ君) お答えいただきまして、ありがとうございます。 第2質疑に入ります。 まずは、今局長からお答えいただきました全世帯のうちの20%に支給をされるということであります。 私が質問したのは、支給対象外となっている8割の中で、特に、今困窮している中間層への支援ということでお尋ねした次第です。市長よりいろいろな答弁をいただきまして、例えばフードデリバリーなどをいただきましたが、フードデリバリー事業も、これは児童扶養手当支給対象者対象でありましたし、また、1万円の特別給付金も国の事業でございましたので、市独自の事業についてお伺いした次第です。 今回、医療費拡充されるというのは、大変にすばらしいことで、市の努力もあったと思いますが、中学生の医療費助成が県の市に対する支出もより拡充されたということで、市がこれまで県に対していろいろ要望した活動の成果は現れだと思いますが、これまでも県内でも34自治体がもう既にそのことには取り組んでおりましたし、私はさらなる支援が必要と考えております。 今の低所得者フードパントリーとかを利用されるのは、本当に食べ物にも困るような方々ではありますけれども市長、それから外れる、また、中間層への困窮具合の今の御認識についてお尋ねをしたいんですが、よろしくお願いします。 ○議長鷹木研一郎君) 子ども家庭局長。 ◎子ども家庭局長福島俊典君) コロナ禍におきまして、収入減少食費支出増加などによって、中間層におきましても、子育て世帯については大変厳しい状況にあると認識しております。そういった子育て世帯への支援、重要だと認識しております。先ほど市長から御答弁申し上げましたように、子ども医療費支給制度フードパントリー、そのほかいろいろ様々な施策を実施しております。財源は限られておりますが、今後とも知恵を絞って、効果的な施策についてしっかり取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長鷹木研一郎君) 56番 村上議員。 ◆56番(村上さとこ君) これまで北九州市は、大変事業者に対してもすばらしい支援をしてきたと思います。例えば、こういった国の事業や県の事業への上乗せ施策としては、例えば持続化緊急支援金は、県へ市独自で上乗せをしてきました。また、感染拡大防止協力金も、県の対象外になった方へ市独自で拡充をするといった、そういった政策をきめ細やかに打ってきたと思います。私が今回お尋ねしたのは、このように制度から外れてしまって、制度制度の隙間に入って困窮している方々へのさらなる支援が必要ではないかということでお尋ねをした次第です。 今、局長から、さらに前向きにいろいろ検討をいろいろ考えていきたいというか、効果的な方策について考えていきたいと答弁をいただきました。例えば、現物支給といった形では、幅広くどういったことが考えられるでしょうか。 ○議長鷹木研一郎君) 子ども家庭局長。 ◎子ども家庭局長福島俊典君) 先ほども答弁申し上げましたが、これまでも様々な施策を実施しております。子育て世帯につきましては、ぜひそういった施策を御利用いただきまして、支援につなげていただきたいと考えております。以上です。 ○議長鷹木研一郎君) 56番 村上議員。 ◆56番(村上さとこ君) 支援のメニューのさらなる細かい幅広な拡充を要望いたします。例えば、自治体によっては、期間限定で全児童給食費を無償にしたりとかいろいろなことをやっているわけであります。目に見える形で市が子育て世帯全般メッセージを送っていただくということは、子育てをする世帯に対しての大変な力強い支えになりますし、希望にもなります。ですので、市長からはぜひそういった力強いメッセージを出していただきたいと思います。 私のところに届く声では、いろいろな施策は必要なんですけれども、例えばスターフライヤー、10億円の補助金を出していて、こちらは無利子でもなく無期限の貸付けでもなく、給付事業ということであるのに、なぜ中間層への支援はないのかとか不公平ではないかとか、あるいは、今回のこの5万円の特別給付金支給事業に対しても、自分たちは税金を払ってきているのに何も見返りがないんじゃないかとか、そういったような声も届いています。そういうふうな声に対して説明する責任も市としてあると思いますので、市長、今後ともそういった子育て世帯に対するメッセージ施策に対して取り組んでいただけますか。ここでお約束をいただきたいんですが、よろしくお願いいたします。
    議長鷹木研一郎君) 市長。 ◎市長北橋健治君) 子育て支援に限らず様々な政策につきまして、この本会議におきましても、また、委員会におきましても、議員各位から具体的な御提案をたくさんいただいております。そういうものも踏まえ、私どもなりに様々な工夫をいたしまして、限られた財源の中ではありますけれども、精いっぱいの努力をして今日に至っております。子育て支援につきましては、私の1期目の公約以来、ぜひ市民皆様方には、一番子育てをしやすいまちだと実感していただけるように、様々な努力を続けているところであります。このコロナ禍における大変厳しい状況にある中で、今回私どもはこういう対応をするわけでありますけれども、引き続きまして限られた財源ではありますけれども、市といたしましても、子育て世帯への支援について、よく工夫を凝らして知恵を出して頑張っていきたいと思っております。 ○議長鷹木研一郎君) 56番 村上議員。 ◆56番(村上さとこ君) ありがとうございます。 今回、この質疑の中で、中間層困窮も大変だということで御認識を御説明していただきましたので、ぜひとも困窮世帯はもちろんマストなんですけれども中間層まで広げたような支援拡充してください。緊急小口資金も、これまでに1万1,800件を超える申込み総合支援資金についても1万3,300件を超える申込みがあるというお話でありますけれども、その中でも、子育て世代申込みしても受けられないという形の方も私のところに届いています。そうすると、支援からもう外れてしまうんです。そういったところ、国の施策を補充するのが自治体の役割だと思いますので、今後とも前向きにぜひ施策を検討いただきたいと要望して、私の質疑を終わります。 ○議長鷹木研一郎君) 以上で質疑は終わりました。 ただいま議題となっております議案第59号については、お手元配付議案付託表のとおり所管常任委員会にそれぞれ付託いたします。 本日の日程は以上で終了し、次回は3月26日午前10時から会議を開きます。 本日はこれで散会いたします。                  午前11時12分散会                   議 案 付 託 表                                    令和3年2月定例会総務財政委員会┌──────┬──────────────────────────────────────┐│ 議案番号 │             件           名            │├──────┼──────────────────────────────────────┤│  第59号  │令和3年度北九州一般会計補正予算(第1号)のうち所管分          │└──────┴──────────────────────────────────────┘保健福祉委員会┌──────┬──────────────────────────────────────┐│ 議案番号 │             件           名            │├──────┼──────────────────────────────────────┤│  第59号  │令和3年度北九州一般会計補正予算(第1号)のうち所管分          │└──────┴──────────────────────────────────────┘...