北九州市議会 > 2021-02-25 >
02月25日-02号

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  1. 北九州市議会 2021-02-25
    02月25日-02号


    取得元: 北九州市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    令和3年 2月 定例会(第1回)議 事 日 程 (第2号)                          令和3年2月25日(木曜日)午前10時開議(開 議) ○ 諸報告  1 報告第1号 専決処分の報告について  2 報告第2号 北九州市自転車活用推進計画の策定について  3 請願の処理経過の報告について(市長)  4 請願の処理経過の報告について(教育委員会)第1 常任委員の選任第2 常任委員会の委員長及び副委員長の選任第3 議会運営委員の選任第4 議会運営委員会の委員長及び副委員長の選任第5 議案第1号 令和3年度北九州市一般会計予算第6 議案第2号 令和3年度北九州市国民健康保険特別会計予算第7 議案第3号 令和3年度北九州市食肉センター特別会計予算第8 議案第4号 令和3年度北九州市卸売市場特別会計予算第9 議案第5号 令和3年度北九州市渡船特別会計予算第10 議案第6号 令和3年度北九州市土地区画整理特別会計予算第11 議案第7号 令和3年度北九州市土地区画整理事業清算特別会計予算第12 議案第8号 令和3年度北九州市港湾整備特別会計予算第13 議案第9号 令和3年度北九州市公債償還特別会計予算第14 議案第10号 令和3年度北九州市住宅新築資金等貸付特別会計予算第15 議案第11号 令和3年度北九州市土地取得特別会計予算第16 議案第12号 令和3年度北九州市駐車場特別会計予算第17 議案第13号 令和3年度北九州市母子父子寡婦福祉資金特別会計予算第18 議案第14号 令和3年度北九州市産業用地整備特別会計予算第19 議案第15号 令和3年度北九州市漁業集落排水特別会計予算第20 議案第16号 令和3年度北九州市介護保険特別会計予算第21 議案第17号 令和3年度北九州市空港関連用地整備特別会計予算第22 議案第18号 令和3年度北九州市学術研究都市土地区画整理特別会計予算第23 議案第19号 令和3年度北九州市臨海部産業用地貸付特別会計予算第24 議案第20号 令和3年度北九州市後期高齢者医療特別会計予算第25 議案第21号 令和3年度北九州市市民太陽光発電所特別会計予算第26 議案第22号 令和3年度北九州市市立病院機構病院事業債管理特別会計予算第27 議案第23号 令和3年度北九州市上水道事業会計予算第28 議案第24号 令和3年度北九州市工業用水道事業会計予算第29 議案第25号 令和3年度北九州市交通事業会計予算第30 議案第26号 令和3年度北九州市病院事業会計予算第31 議案第27号 令和3年度北九州市下水道事業会計予算第32 議案第28号 令和3年度北九州市公営競技事業会計予算第33 議案第29号 北九州市事務分掌条例の一部改正について第34 議案第30号 北九州市職員の特殊勤務手当に関する条例及び北九州市国民健康保険条例         の一部改正について第35 議案第31号 北九州市SDGs未来基金条例について第36 議案第32号 法人の市民税の課税の臨時特例に関する条例の一部改正について第37 議案第33号 北九州市特定非営利活動促進法施行条例の一部改正について第38 議案第34号 北九州市介護保険条例の一部改正について第39 議案第35号 北九州市国民健康保険条例の一部改正について第40 議案第36号 北九州市公衆浴場法施行条例の一部改正について第41 議案第37号 北九州市食品衛生検査施設の設備及び職員の配置の基準等に関する条例の         一部改正について第42 議案第38号 北九州市社会福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について第43 議案第39号 北九州市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金基金条例につ         いて第44 議案第40号 北九州市道路占用料徴収条例及び北九州市自動車駐車場条例の一部改正に         ついて第45 議案第41号 北九州市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正について第46 議案第42号 北九州市都市公園、霊園、駐車場等の設置及び管理に関する条例の一部改         正について第47 議案第43号 金山川調節池整備工事(2-1)請負契約締結について第48 議案第44号 連携中枢都市圏北九州都市圏域の形成に係る吉富との連携協約の締結に         関する協議について第49 議案第45号 基本財産の額の増加に係る福岡北九州高速道路公社の定款の変更に関する         同意について第50 議案第46号 市有地の処分について第51 議案第47号 市有地の処分について第52 議案第48号 包括外部監査契約締結について第53 議案第49号 令和2年度北九州市一般会計補正予算(第5号)第54 議案第50号 令和2年度北九州市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)第55 議案第51号 令和2年度北九州市卸売市場特別会計補正予算(第3号)第56 議案第52号 令和2年度北九州市土地区画整理特別会計補正予算(第4号)第57 議案第53号 令和2年度北九州市港湾整備特別会計補正予算(第2号)第58 議案第54号 令和2年度北九州市土地取得特別会計補正予算(第3号)第59 議案第55号 令和2年度北九州市産業用地整備特別会計補正予算(第1号)第60 議案第56号 令和2年度北九州市下水道事業会計補正予算(第2号)第61 議案第57号 令和2年度北九州市公営競技事業会計補正予算(第3号)(散 会)会議に付した事件日程第1 常任委員の選任日程第2 常任委員会の委員長及び副委員長の選任日程第3 議会運営委員の選任日程第4 議会運営委員会の委員長及び副委員長の選任日程第5 議案第1号から日程第61 議案第57号まで出席議員 (57人)   1番 大 石 仁 人  2番 三 原 朝 利   3番 吉 村 太 志  4番 佐 藤 栄 作   5番 田 中   元  6番 吉 田 幸 正   7番 宮 﨑 吉 輝  8番 田 仲 常 郎   9番 鷹 木 研一郎  10番 村 上 幸 一   11番 井 上 秀 作  12番 中 島 慎 一   13番 中 村 義 雄  14番 岡 本 義 之   15番 成 重 正 丈  16番 本 田 忠 弘   17番 木 畑 広 宣  18番 松 岡 裕一郎   19番 冨士川 厚 子  20番 金 子 秀 一   21番 中 島 隆 治  22番 渡 辺 修 一   23番 渡 辺   徹  24番 村 上 直 樹   25番 山 本 眞智子  26番 木 下 幸 子   27番 世 良 俊 明  28番 三 宅 まゆみ   29番 森 本 由 美  30番 河 田 圭一郎   31番 浜 口 恒 博  32番 白 石 一 裕   33番 大久保 無 我  34番 奥 村 直 樹   35番 小 宮 けい子  36番 森   結実子   37番 泉   日出夫  38番 出 口 成 信   39番 高 橋   都  40番 永 井   佑   41番 伊 藤 淳 一  42番 大 石 正 信   43番 藤 沢 加 代  44番 山 内 涼 成   45番 荒 川   徹  46番 渡 辺   均   47番 日 野 雄 二  48番 戸  武 弘   49番 香 月 耕 治  50番 西 田   一   51番 有 田 絵 里  52番 松 尾 和 也   53番 篠 原 研 治  54番 井 上 純 子   55番 井 上 しんご  56番 村 上 さとこ   57番 本 田 一 郎欠席議員 (0人)説明のために出席した者の職氏名 市長     北 橋 健 治  副市長    梅 本 和 秀 副市長    鈴 木   清  副市長    今 永   博 会計室長   桝 尾 美栄子  危機管理監  中 野 正 信 技術監理局長 村 上 純 一  企画調整局長 大 庭 千賀子                 総務局新型コロナウイルス感染症対策室 総務局長   高 松 浩 文  担当理事   山 本 浩 二                 市民文化 財政局長   小 牧 兼太郎  スポーツ局長 久保山 雅 彦                 子ども家庭 保健福祉局長 永 富 秀 樹  局長     福 島 俊 典 産業経済局長 鮎 川 典 明  建設局長   東   義 浩 建築都市局長 橋 口   基  港湾空港局長    誠 治 消防局長   月 成 幸 治  上下水道局長 中 西 満 信 交通局長   池 上   修  公営競技局長 上 野 孝 司                 行政委員会 教育長    田 島 裕 美  事務局長   櫻 江 信 夫職務のために出席した事務局職員の職氏名 事務局長   村 地 史 朗  次長     馬 場 秀 一 議事課長   香 月 隆 久          ほか関係職員                  午前10時00分開議 △日程第1 常任委員の選任 △日程第2 常任委員会の委員長及び副委員長の選任 △日程第3 議会運営委員の選任 △日程第4 議会運営委員会の委員長及び副委員長の選任 △日程第5 議案第1号から日程第61 議案第57号まで ○議長(鷹木研一郎君) ただいまから、本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元配付の議事日程により進行いたします。 日程に入る前に、諸報告をいたします。 市長及び教育委員会から4件の報告があっております。なお、それぞれの写しは各議員宛て送付しておりますので御了承願います。 以上、報告いたします。 日程第1 常任委員の選任を行います。 お諮りいたします。委員は、お手元配付の名簿のとおり指名したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり。) 異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。 次に、日程第2 常任委員会の委員長及び副委員長の選任を行います。 お諮りいたします。各常任委員会の委員長及び副委員長は、お手元配付の名簿のとおり選任したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり。) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。 次に、日程第3 議会運営委員の選任を行います。 お諮りいたします。議会運営委員会の委員は、お手元配付の名簿のとおり指名したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり。) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。 次に、日程第4 議会運営委員会の委員長及び副委員長の選任を行います。 お諮りいたします。議会運営委員会の委員長及び副委員長は、お手元配付の名簿のとおり選任したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり。) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。 次に、日程第5 議案第1号から、日程第61 議案第57号までの57件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(北橋健治君) 皆様おはようございます。 昨年は、新型コロナウイルス感染症が世界的に猛威を振るう中、本市におきましても、3月1日に初めての感染者が確認されました。その後、何度かの波を経験しながら、現在も総力を挙げて収束に向けた闘いに取り組んでいます。 これまでも本市独自のPCR検査対象の拡充など、検査、医療、保健所の体制整備、強化や地元経済の事業継続と雇用維持のための支援など、感染拡大防止対策と社会経済対策にスピード感を持って取り組んできました。 しかしながら、冬場を迎えて新型コロナ感染症の拡大が勢いを増し、医療提供体制がひっ迫したため、現在も福岡県を含む10都府県で緊急事態宣言が延長されていましたが、福岡県が設けた基準に達したため、昨日国に対して解除要請を行ったと報告がありました。 ただ、市内の医療提供体制は、引き続き厳しい状況です。日夜、最前線の現場で、市民の命、健康を守るために御尽力いただいている医療、福祉関係者をはじめ、社会を支えている皆様方にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。また、市民や議会の御理解、御協力に対しましてもお礼を申し上げます。 一方で、これまでの経験から培った感染症対策を徹底しながら、東アジア文化都市北九州の関連事業などを開催し、多くの市民の皆様に少しでも明るい話題をお届けすることにも取り組んでまいりました。昨年は、さらに、本市の戦略的プロジェクトである北九州空港の滑走路延長に向けての調査費の計上や洋上風力発電の基地港湾の指定など、これまでの長年の取組が実り、明るい道が開けてきたことを感じる1年でもありました。 このような中、世界情勢に目を向けると、新型コロナ感染症は、社会経済活動に深刻なダメージを与えていますが、欧米などにおいては、コロナ対策の決め手と期待されるワクチンの接種も始まっています。 また、アメリカでは新たな大統領が誕生し、パリ協定への復帰など、今後の国際情勢に影響を与える動向に注目が集まっている状況です。 国内では、今回のコロナ禍により、都市部での人口過密がもたらす感染リスクやデジタル化、オンライン化の遅れなどの課題も顕在化しました。IT系企業などを中心に、サテライトオフィスの設置や地方への移転、若い世代の地方暮らしへの関心の高まりなど、動きが出ています。このような変化や新たなトレンドをチャンスと捉え、社会動態プラスを目指し、第2期北九州市まち・ひと・しごと創生総合戦略の下、ポストコロナの新たな日常に対応するべく、生活の質を高め、住みよく働きやすいの実現に向けて、あらゆる取組にチャレンジしていく必要があります。 そのために本市が取り組まなければならない第1のテーマは、新型コロナ感染症の拡大を防止し、市民の命と暮らし、雇用を守ることです。 今は、何よりも本市の医療提供体制をいかにして守り切るかが、私に与えられた最重要課題であります。この2月17日から、同意を得た医療従事者に対して、ワクチンの接種が開始されました。本市においても、4月以降、高齢者への接種開始を予定しており、実施に向けて万全の体制を整えるべく、私を本部長とする新型コロナウイルスワクチン接種推進本部を立ち上げ、医師会や医療機関などの関係者の御協力の下、万全の準備を進めています。 また、市民の命を守るため、医療関係者の負担を少しでも軽減するため、そして、医療崩壊を招かないよう、関係する全ての方の御協力を得ながら、検査、医療、保健所の体制を強化、拡充します。 さらに、大変厳しい状況に置かれている企業活動や市民生活への対応として、これまでに本市独自の支援金など様々な経済対策を行ってきました。今後とも、地域の雇用維持、事業継続への支援に全力で取り組んでまいります。 第2のテーマは、ポストコロナを見据えた地域経済の再生やのにぎわい回復、未来への飛躍に向けた取組です。 昨年、政府が2050年までに脱炭素社会の実現を目指すことを表明したことを受け、本市としても、市民、企業への強いメッセージとしてゼロカーボンシティを宣言しました。産業都市である本市にとって、脱炭素社会の実現は高いハードルですが、環境と経済の好循環により、都市の競争力を高め、国内外の脱炭素に貢献する北九州モデルを構築し、グリーン成長を推進してまいります。 また、今年の秋には、スイスの世界的なシンクタンクであるホラシスのアジアミーティングが国内で初めて本市で開催され、各国の経営者や投資家などにより、ESG投資などについて議論が行われます。これを好機として、国内外からの投資を呼び込み、本市の環境ビジネスをさらに推進してまいります。 脱炭素と同様、世界的な目標であるSDGsの推進に関して、本市では、これまでSDGsに取り組む産学官民の連携プラットフォームである北九州SDGsクラブが中心となり、地域課題の新たな解決モデルを発信してまいりました。さらなるSDGsの推進に当たっては、企業がその活動にSDGsを取り入れ、成長していくことが重要です。市内企業に対し、SDGsの取組を加速させる働きかけを行い、全市を挙げてSDGsのトップランナーを目指す体制を強化していきます。 次に、本市の将来の発展に資する戦略的なプロジェクトを着実に進めます。 北九州空港については、昨年、滑走路延長に係る調査費が国において計上され、滑走路の3,000メートル化の実現に大きく前進しました。既に物流拠点化への具体的な動きが出てきており、引き続き3,000メートル化の早期実現、機能強化とさらなる利用促進を着実に図ってまいります。 また、洋上風力発電については、昨年、若松区響灘地区の北九州港が港湾法に基づく基地港湾として国から指定されたことは、総合拠点化へ向けた大きな弾みとなるものです。加えて、10月には、世界的な風力発電の業界団体である世界風力会議GWECが、洋上風力をテーマとしたグローバル・オフショア・ウインド・サミット・ジャパン2021を国内で初めて本市で開催します。これらを追い風に、風力発電関連産業の総合拠点の形成に向けた取組を一層加速してまいります。 さらには、本市の強みである環境、ロボットを中心に、今後の成長が期待されるDXなどの分野でスタートアップ企業を発掘、育成し、新たな産業を創出していきます。 次に、文化芸術とスポーツの力でににぎわいと活力を取り戻します。 スポーツでは、夏に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプの受入れや10月には史上初の世界体操、世界新体操の同時開催となる2021世界体操・新体操選手権北九州大会が本市で開催されます。世界中から注目を集めるこの大会に合わせ、の活性化や魅力発信に全市を挙げて取り組んでまいります。 文化芸術では、会期を延長した東アジア文化都市北九州のコア事業、北九州未来創造芸術祭、ART for SDGsをはじめ、今年一年を通じて市内各所で多彩な文化芸術事業を実施し、東アジアとの交流を深めます。 次に、国においては、デジタル庁の新設をはじめとするデジタル改革の推進が看板政策として掲げられており、本市においても、市民や事業者の皆様の負担軽減とさらなる利便性の向上に努め、デジタル市役所の実現に向けたDXを推進してまいります。 第3のテーマは、子供からお年寄りまで誰もが安心して住み続けられるの実現です。 子育てについて、昨年4月からスタートした元気発進!子どもプラン第3次計画に基づき、妊娠期から産前、産後、子育て期にわたる切れ目のない支援を推進します。中でも、子ども医療費の支給について、高校生まで助成対象を拡充することをはじめ、幼児教育・保育の質の向上、待機児童対策に取り組むなど、子育て日本一を実感できるの実現に努めます。 教育の分野では、昨年末までに、全ての市立小・中、特別支援学校に1人1台のタブレット端末を配備いたしました。今後も、さらに子供たちの学びを保障する教育環境の整備を進めます。 また、安全・安心の面では、暴力団の総本部事務所が完全撤去され、全世代型の福祉拠点として生まれ変わろうとしています。今後も暴力追放運動などを継続して推進し、北九州市安全・安心条例第2次行動計画の下、日本トップクラスの安全・安心なの実現に向け、全力で取り組んでまいります。 さらに、昨年7月の豪雨災害は、熊本県などで河川氾濫や土砂災害など甚大な被害をもたらし、多くの貴い人命と国民の財産を奪いました。頻発する大規模自然災害に備えて、地域防災計画に基づき、想定を超える災害でも命を守れる防災体制を目指して、災害に強いまちづくりを推進します。 本市の未来を切り開くため、また、新型コロナ感染症により顕在化した課題を解決するこれらの取組は、安定した財源があってこそ展開できるものです。そのため、引き続き行財政改革大綱に基づき、歳入歳出両面にわたる収支改善の取組を継続し、真に必要な公共施設を安全に保有し続けていくため、公共施設マネジメントを着実に進めます。 ピンチをチャンスに。人々の注目が地方に集まっているこの機を捉え、本市は住みよい、安全・安心なであることを国内外に向けてこれまで以上に発信していきます。特に今年は、文化芸術、スポーツなどにおける国際規模のビッグイベントや国際会議の開催が予定されており、これらは市民の皆様や地域経済に活力をもたらし、都市の魅力を高めるものとなります。これらを足がかりとして、本市の若い世代をはじめ多くの人が住みたい、住み続けたいと思う日本で一番住みよい北九州市の実現に向け、市民、企業、団体、議会と共に新たな一歩を踏み出します。市民の皆様の期待に応え、ウイズコロナ、ポストコロナの本市の明るい未来を創造するため、あらゆる力を総動員して全力を尽くしてまいります。 それではまず、予算議案から御説明いたします。 今回提出いたしました令和3年度当初予算の規模は、一般会計6,420億9,500万円、特別会計4,012億3,000万円、企業会計2,695億3,800万円、計1兆3,128億6,300万円です。前年度の当初予算と比較して、一般会計で12.6%の増、特別会計で5.4%の減、企業会計で26.1%の増、総額で8.7%の増となっております。 令和3年度の一般会計は、新型コロナウイルス感染症対策や中小企業融資の増などにより、過去最大の予算規模となっています。令和3年度予算は、~SDGs未来都市への挑戦~コロナに打ち勝ち、未来へつなぐグリーン成長推進予算と名づけ、3つの柱から成る予算を編成しました。以下、これらの柱に沿って、主要事業のあらましを御説明いたします。 まず、1つ目の柱、新型コロナウイルスの感染拡大防止と市民生活への支援です。 新型コロナ感染症対策関連予算は、令和2年度から切れ目なく対策を講じていくため、令和2年度2月補正予算で計上した120億2,700万円と一体的に予算を編成しました。緊急事態宣言に伴い、売上げが減少した事業者への一時支援金や経済的に困窮している学生への応援給付金など、緊急的な対策は、予備費により先行して実施するなど、総額で194億2,200万円の対策となっております。 検査、医療提供体制の確保に向けた取組として、北九州市PCR検査センターの運営やかかりつけ医など、市民に身近な医療機関でPCR検査を自己負担なしで実施できる体制を引き続き確保してまいります。 さらに、介護、障害者施設におけるスクリーニングのためのPCR検査の拡充や保健所機能の強化に取り組みます。 また、新型コロナ感染症患者の入院を受け入れた医療機関や帰国者・接触者外来を開設した医療機関に給付金を支給し、医療従事者等が宿泊施設に滞在する費用への助成を実施するなど、検査、医療提供体制の確保に全力を挙げて取り組んでまいります。 あわせて、新型コロナワクチンの接種体制を早急に整備し、市民への接種が円滑に進むよう万全を期してまいります。 次に、事業継続のための地域経済対策です。 コロナ禍において、厳しい経営環境に置かれている市内中小事業者からの融資の申込みに対応するため、金融機関への預託金を拡充し、3,000億円規模の融資枠を確保いたします。 あわせて、融資、助成金などの支援メニューの紹介や経営相談に対応できる窓口の設置、24時間相談を受けられるウェブシステムを構築し、DX推進のための伴走型支援や助成を行います。 また、市民生活、地域産業を支える公共交通事業者や地元航空会社の事業継続を支援し、地域経済対策に万全を期してまいります。 加えて、感染状況を見極めながら、商店街などが自主的に取り組むプレミアム付商品券の発行に対する支援や市内の飲食店で使えるプレミアム付食事券の発行、さらに、本市への観光、宿泊を誘発するための宿泊キャンペーンなど、消費の喚起を図ってまいります。 次に、感染拡大防止に取り組む市民などへの支援です。 介護施設、障害福祉施設、児童福祉施設などにおける感染拡大防止対策の強化、保育所や放課後児童クラブなどでの感染防止を目的とした業務のICT化に係る経費の助成などを実施します。 また、収入減少により経済的に困窮されている方に対する生活困窮者自立支援事業や経済的な支援が必要な子育て世代に対するフードパントリー事業なども実施いたします。 これらの対策に加え、感染拡大防止や雇用維持、事業継続、市民生活への支援のため緊急対応が必要となる場合に、迅速かつ柔軟に対応する備えとして、新型コロナ感染症対策予備費を20億円計上しております。 2つ目の柱は、まちのにぎわいや未来への飛躍に向けた成長戦略の実行です。 環境と経済の好循環により、の競争力を高めるグリーン成長都市の実現に向けた取組として、エネルギーの脱炭素化やイノベーションなどの早期実現を目指し、北九州市グリーン成長戦略の策定に着手します。 また、響灘地区において、風力発電関連産業の総合拠点を形成するグリーンエネルギーポートひびき事業を推進し、市内の風力発電を中心とした再生可能エネルギー関連企業に対する大学生や地域の関心を高め、インターンシップの実施など産学官が連携した人材育成、確保の取組を進めてまいります。同時に、浮体式洋上風力発電の導入可能性の調査を進めます。 また、再エネ100%北九州モデルを推進するため、自家消費型太陽光発電設備、蓄電池などの導入支援、市内中小企業におけるエネルギー最適化の検討、さらに、CO2フリー水素の社会実装に向けた調査や従来の省エネ対策にとどまらない脱炭素型ライフスタイルへの転換等に向けたポータルサイトの構築や情報発信を進めます。 加えて、ホラシスアジアミーティングを開催し、本市のポテンシャルの発信と市内企業の新たな事業機会の創出を図ってまいります。 次に、SDGs未来都市のトップランナーとして、SDGs達成のモデルケースとなる市内企業の取組の効果的な発信や多様な子供たちに対する学校教育の現代的な課題解決に向けた次世代型の教育を推進してまいります。 また、SDGsの達成に資する事業を積極的に進めるため、新たに基金を創設し、グリーン成長都市の実現に向け、経済、社会、環境の各分野での取組を強力に推進してまいります。 本市の成長をけん引する戦略的プロジェクトとして、福岡県との連携の下、北九州空港の利用促進の強化や3,000メートル級滑走路の早期実現、航空貨物拠点化の実現に向けて、貨物施設の拡充や着陸料の助成など、集貨促進に積極的に取り組んでまいります。 また、産業用ロボットの研究開発による地域の物づくり企業の生産性革命を推進してまいります。 IT企業の誘致やスタートアップ企業の創出、育成に向けた取組として、感染症対策、デジタル技術の活用、ゼロカーボンなどの仕様を備えた新規賃貸用オフィスの整備に対する補助制度を創設し、賃貸用オフィスの供給を促進します。 また、首都圏IT企業などを対象に、サテライトオフィス設置に向けた支援や本市企業や学生とのマッチングを支援するコーディネーターを設置します。 さらに、スタートアップ企業などに対して、ベンチャーキャピタルと協調して、事業化や実証に係る費用の補助等により、成長を加速させ、市内に魅力ある雇用を創出してまいります。 若者の地元就職支援や多様な人材の活用などによる定住人口の拡大に向けた取組として、学生の就職支援と市内企業の採用支援を目的としたウェブ説明会や交流会の開催により、学生の市内還流を促進してまいります。 また、市外から移住する世帯への補助制度について、テレワークなどで移住する世帯向けの補助枠の新設、親との同居などで転入する子育て世帯を対象とする募集枠の拡大及び補助上限額の引上げを実施します。 さらに、テレワークなどにより市内の仕事を複業、兼業する仕組みづくりや本市の暮らしや食などを体験するワークショップを開催するほか、短期間で手軽に利用できるお試し居住などを実施してまいります。加えて、本市のクリエーティブディレクターの知見を生かして、新たな都市イメージを創造し、全体の魅力向上につなげてまいります。 文化、スポーツの振興などによるのにぎわいの創出に向けた取組として、多彩な文化芸術事業や中国、韓国の開催都市と交流を行う東アジア文化都市北九州を開催します。 また、2021世界体操・新体操選手権北九州大会などの大規模国際スポーツ大会の誘致、開催に取り組んでまいります。 さらに、J1昇格を目指すギラヴァンツ北九州へのクラウドファンディングを活用した支援など、創造都市・北九州の実現やスポーツを通じたシビックプライドの醸成に取り組んでまいります。 観光やMICEなどによるにぎわいの創出として、日本新三大夜景都市の新たな夜型観光資源として、小倉城庭園や国際会議場のライトアップを行い、皿倉山山頂での夜景イベントの開催など、本市の夜景観光のPR強化にも取り組んでまいります。 また、小倉駅周辺の魅力向上のため、デジタルサイネージや新幹線口駅前広場のライトアップなど、高質な空間の整備や情報発信機能の強化により、小倉都心部における回遊性向上を促進します。 さらに、門司港レトロ地区の歩きの満足度向上のため、Wi-Fi環境の整備や観光施設へのデジタルサイネージの設置などを行います。 同時に、黒崎地区のにぎわいを創出するため、地元商店街の支援やリノベーションスクールの開催を通して、活性化に取り組んでまいります。 デジタル改革の推進については、デジタル技術を活用して行政サービスを見直し、書かない、待たない、行かなくていいデジタル市役所の実現に向けて、手続のオンライン化やデジタルディバイド、情報格差対策などを推進してまいります。 あわせて、市民サービスの向上、業務の効率化、働き方の見直しを推進するため、北九州市DX推進計画を策定し、AIやRPAなど先進的デジタル技術を最大限活用することにより、業務を抜本的に見直す市役所のDXに取り組んでまいります。 3つ目の柱は、子育て・教育など誰もが安心して住み続けられるまちづくりです。 子育て環境のさらなる充実に向けて、特定不妊治療への助成について、所得制限の撤廃、助成額の引上げなどを拡充し、一般不妊治療及び不育症の検査、治療に係る費用について助成を開始します。 また、子ども医療費については、令和3年4月から中学生の通院医療費を、さらに、令和4年1月からは高校生の入院、通院に係る医療費まで助成対象を拡充し、子育てに係る経済的負担の軽減を図ってまいります。 加えて、不登校の子供一人一人に寄り添った伴走型支援の強化や児童虐待防止に向けた取組として、児童相談所の機能強化を図ります。 次に、教育環境のさらなる充実について、令和3年度より35人以下学級を小学校の全学年で実施することで、きめ細やかな指導体制の充実を図ってまいります。 また、教員のICT活用指導力向上を支援し、1人1台のタブレットを活用した教育を推進します。 さらに、小学校において、通常の学級に在籍する発達障害などの児童に対し、特性に応じた指導を行う特別支援教室の全区設置や小中一貫連携教育をさらに推進するための検討を進めてまいります。 次に、健康寿命の延伸など、新たな日常に対応したまちづくりに向けた取組として、高齢者の通いの場において、地域の健康課題に即した健康教育、保健指導の実施など、重症化予防を図り、フレイル対策を強化してまいります。 また、集団検診におけるインターネットなどによる予約受付システムを導入することで、市民の利便性向上と受診率の向上を図ってまいります。 さらに、医療的ケア児の成長過程において、切れ目のない支援を実施していくため、関係機関との調整を行うコーディネーターを配置します。 次に、安全・安心で住みよいまちづくりについて、公共交通の空白地域において、高齢者などの生活交通を確保するため、おでかけ交通の実施箇所を拡大してまいります。 また、空き家の流通を促進するため、新たに複数の空き家や空き地などを含めた街区単位での整備手法を検討します。 さらに、日本トップクラスの安全・安心なを目指し、JR城野駅周辺に防犯カメラを設置し、市民の自主防犯活動の活性化を図ります。 次に、市民の命と暮らしを守る防災対策の推進について、激甚化する豪雨災害に対応した河川の改修や浸水被害を最小限にするための雨水管整備、地震被害等を最小限に抑え、早期の復旧を目的とした上下水道の耐震改修など、豪雨、地震災害から市民を守るためのインフラを整備してまいります。 また、新たに地域住民と市職員が協力して避難所の開設と運営を行うモデル事業を実施してまいります。 次に、都市基盤整備の推進について、本市の成長戦略及び都市の強じん化に資する主要幹線道路の整備や折尾地区総合整備事業を着実に進め、観光交流拠点に位置づけている東田地区において、さらなる来街者の増加を図るため、環境整備に取り組んでまいります。 以上が主要事業のあらましです。 次に、歳入について御説明いたします。 一般会計の財源といたしましては、市税1,684億2,100万円、地方交付税520億円、使用料及び手数料160億6,600万円、国県支出金1,385億6,600万円、市債711億9,500万円、諸収入その他1,958億4,700万円を見込んでおります。 市税収入は、新型コロナ感染症の影響により、個人及び法人市民税をはじめ、固定資産税などの主要な税目で減収が見込まれ、前年度当初予算より4.4%の減となります。 また、地方交付税、国県支出金については、地方財政計画、国の予算措置その他の動向を勘案し、さらに、使用料及び手数料、諸収入その他については、それぞれの実績などを基礎に収入見込額を計上しております。 なお、市税など主要な一般財源の減少を踏まえ、売上げが好調な公営競技からの繰入金を前年度より30億円増の50億円として計上しております。 市債については、各事業を計画的に推進するための見込額を計上しております。 続いて、特別会計のうち、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計について御説明いたします。 国民健康保険特別会計の予算は、総額988億5,800万円を計上しております。このうち、一般会計から106億円の繰入れを行い、被保険者の負担軽減などを図っております。 また、介護保険特別会計の予算は、総額1,046億4,000万円を計上しております。このうち、一般会計から169億3,000万円の繰入れを行い、介護給付準備基金を活用し、被保険者の負担軽減を図っております。 次に、企業会計について御説明いたします。 上水道事業のうち水道事業については、業務の予定量を配水量1億648万立方メートルと見込み、また、水道用水供給事業については、給水量730万立方メートルと見込み、合わせて総額341億5,600万円を計上しております。 工業用水道事業については、業務の予定量を給水量4,270万立方メートルと見込み、総額28億9,700万円を計上しております。 交通事業については、業務の予定量を輸送人員556万人と見込み、総額21億7,400万円を計上しております。 病院事業については、門司病院の管理経費など総額7億7,200万円を計上しております。 下水道事業については、業務の予定量を処理水量1億4,126万立方メートルと見込み、総額503億2,400万円を計上しております。 公営競技事業については、開催日数を競輪事業で75日、モーターボート競走事業では172日と見込み、総額1,792億1,500万円を計上しております。 以上、令和3年度当初予算につきまして御説明いたしました。 次に、令和2年度北九州市一般会計、特別会計、企業会計の補正予算について御説明いたします。 今回補正いたします予算額は、一般会計263億4,500万円の増額、特別会計5億7,500万円の増額、企業会計36億3,600万円の増額、合計305億5,600万円の増額を行うこととしており、補正後の予算規模は全会計で1兆4,646億2,900万円となります。 まず、一般会計補正予算の主なものについて御説明いたします。 新型コロナ感染症対策関連予算以外では、国の補正予算に対応した学校施設の大規模改修や外壁改修などに要する経費のほか、総合体育館の老朽化対応に係る改修や北九州国際展示場の施設整備に要する経費などを計上しております。 次に、基金への積立てとして、令和元年度の決算剰余金の一部や基金運用利子収入相当額などの財政調整基金や公債償還基金などへの積立てに要する経費を併せて計上しております。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を今回計上した対策に活用するため、既に計上した事業の執行状況を精査し、減額補正を行います。 また、新型コロナ感染症による歳入への影響を踏まえ、市税や県税交付金等を減額し、代替財源として減収補填債及び猶予特例債を計上いたします。 このほか、補正額に対応する財源として地方交付税や市債などを計上しております。 次に、一般会計及び特別会計の繰越明許費については、国の補正予算を活用し、2月補正予算案を編成したことや関係機関との協議に日時を要したことなどの理由により、年度内に事業の執行ができないものについて、翌年度に繰り越すものです。 次に、企業会計補正予算について御説明いたします。 下水道事業会計については、国の補正予算に対応し、浸水対策などに要する経費を計上しております。 公営競技事業会計については、競輪事業発売金収入の増額が見込まれるため、払戻金等の増額補正を行うものです。 以上、令和2年度補正予算について御説明いたしました。 次に、条例議案等について御説明いたします。 まず、北九州市事務分掌条例の一部改正については、デジタル市役所推進室を新設するため、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市職員の特殊勤務手当に関する条例及び北九州市国民健康保険条例の一部改正については、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市SDGs未来基金条例については、北九州市SDGs未来都市計画に掲げる人と環境の調和により、新たな産業を開くこと、一人一人が行動し、みんなが輝く社会を開くこと及び世界のモデルとなる持続可能なを開くことに資する事業を実施するため、北九州市SDGs未来基金を設置するものです。 次に、法人の市民税の課税の臨時特例に関する条例の一部改正については、法人の市民税の課税の臨時特例措置の期間を延長するなどのため、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市特定非営利活動促進法施行条例の一部改正については、特定非営利活動促進法の一部改正に伴い、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市介護保険条例の一部改正については、介護保険料率を改定するなどのため、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市国民健康保険条例の一部改正については、国民健康保険法施行令の一部改正等に伴い、保険料の減額に係る基準を変更するなどのため、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市公衆浴場法施行条例の一部改正については、普通公衆浴場の混浴の制限に係る措置の基準を変更するため、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市食品衛生検査施設の設備及び職員の配置の基準等に関する条例の一部改正については、食品衛生法施行令などの一部改正に伴い、公衆衛生に与える影響が著しい営業の許可の申請に対する審査に係る手数料を設定するなどのため、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市社会福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部改正については、北九州市立おぐまの保育所ほか2施設を廃止するため、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金基金条例については、国から交付される新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、同交付金実施計画に記載された中小企業融資信用保証料補填事業を実施するため、北九州市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金基金を設置するものです。 次に、北九州市道路占用料徴収条例及び北九州市自動車駐車場条例の一部改正については、道路法の一部改正に伴い、自動運行補助施設に係る道路占用料を設定するなどのため、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正については、道路構造令の一部改正に伴い、県道及び市道の構造の技術的基準に歩行者利便増進道路に関する基準を加えるなどのため、関係規定を改めるものです。 次に、北九州市都市公園、霊園、駐車場等の設置及び管理に関する条例の一部改正については、夜宮公園駐車施設の利用料金の上限額を設定するなどのため、関係規定を改めるものです。 次に、金山川調節池整備工事請負契約締結については、当該工事請負契約を締結するものです。 次に、連携中枢都市圏北九州都市圏域の形成に係る吉富との連携協約の締結に関する協議については、本市を中心とする北九州都市圏域の形成に向け、吉富と連携協約の締結に関する協議を行うものです。 次に、基本財産の額の増加に係る福岡北九州高速道路公社の定款の変更に関する同意については、基本財産の額の増加に係る当該定款の変更について同意するものです。 次に、市有地の処分については、若松区響一丁目及び響二丁目に所在する市有地をそれぞれ工場用地、倉庫用地及びふ頭用地として売り払うものです。 最後に、包括外部監査契約締結については、令和3年度の当該契約を締結するものです。 以上、上程されました議案について提案理由の説明をいたしました。よろしく御審議をいただきまして、御承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(鷹木研一郎君) ただいま議題となっております議案57件のうち、議案第30号については、地方公務員法第5条第2項の規定により人事委員会の意見を求めておりましたところ、お手元配付のとおり意見の申出があっております。 ここでお諮りいたします。2月26日、3月1日及び2日は、議案研究のため休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり。) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。 本日の日程は以上で終了し、次回は3月4日午前10時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。                   午前10時44分散会                        常 任 委 員 会 委 員 名 簿┌─────────┬─────────┬─────────┬─────────┬─────────┬─────────┐│ 総務財政委員会 │ 経済港湾委員会 │ 教育文化委員会 │ 保健福祉委員会 │ 環境水道委員会 │ 建設建築委員会 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 田 中   元 │ 井 上 秀 作 │ 大 石 仁 人 │ 鷹 木 研一郎 │ 吉 村 太 志 │ 佐 藤 栄 作 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 宮 﨑 吉 輝 │ 中 島 慎 一 │ 三 原 朝 利 │ 中 村 義 雄 │ 吉 田 幸 正 │ 田 仲 常 郎 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 松 岡 裕一郎 │ 金 子 秀 一 │ 渡 辺   徹 │ 木 畑 広 宣 │ 村 上 幸 一 │ 本 田 忠 弘 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 冨士川 厚 子 │ 村 上 直 樹 │ 山 本 眞智子 │ 木 下 幸 子 │ 岡 本 義 之 │ 渡 辺 修 一 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 森 本 由 美 │ 大久保 無 我 │ 三 宅 まゆみ │ 世 良 俊 明 │ 成 重 正 丈 │ 河 田 圭一郎 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 奥 村 直 樹 │ 泉   日出夫 │ 小 宮 けい子 │ 森   結実子 │ 中 島 隆 治 │ 白 石 一 裕 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 大 石 正 信 │ 高 橋   都 │ 永 井   佑 │ 伊 藤 淳 一 │ 浜 口 恒 博 │ 山 内 涼 成 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 戸  武 弘 │ 日 野 雄 二 │ 藤 沢 加 代 │ 荒 川   徹 │ 出 口 成 信 │ 渡 辺   均 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 篠 原 研 治 │ 本 田 一 郎 │ 香 月 耕 治 │ 西 田   一 │ 井 上 しんご │ 松 尾 和 也 │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│ 井 上 純 子 │         │ 村 上 さとこ │ 有 田 絵 里 │         │         │├─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤│   10人   │    9人    │   10人   │   10人   │    9人    │    9人    │└─────────┴─────────┴─────────┴─────────┴─────────┴─────────┘       常任委員会の委員長・副委員長名簿┌─────────┬─────────┬─────────┐│ 常 任 委 員 会 │  委 員 長  │ 副 委 員 長 │├─────────┼─────────┼─────────┤│ 総務財政委員会 │ 田 中  元  │ 奥 村 直 樹 │├─────────┼─────────┼─────────┤│ 経済港湾委員会 │ 大久保 無 我 │ 金 子 秀 一 │├─────────┼─────────┼─────────┤│ 教育文化委員会 │ 藤 沢 加 代 │ 三 原 朝 利 │├─────────┼─────────┼─────────┤│ 保健福祉委員会 │ 木 下 幸 子 │ 荒 川  徹  │├─────────┼─────────┼─────────┤│ 環境水道委員会 │ 中 島 隆 治 │ 浜 口 恒 博 │├─────────┼─────────┼─────────┤│ 建設建築委員会 │ 河 田 圭一郎 │ 佐 藤 栄 作 │└─────────┴─────────┴─────────┘議会運営委員会委員名簿┌───────┐│佐 藤 栄 作│├───────┤│宮 﨑 吉 輝│├───────┤│松 岡 裕一郎│├───────┤│村 上 直 樹│├───────┤│大久保 無 我│├───────┤│奥 村 直 樹│├───────┤│山 内 涼 成│├───────┤│西 田  一 │└───────┘議会運営委員会の委員長・副委員長名簿┌───────┬─────────┐│ 委 員 長 │ 宮 﨑 吉 輝 │├───────┼─────────┤│ 副 委 員 長 │ 村 上 直 樹 │└───────┴─────────┘                      写                                    北九行調第172号                                    令和3年2月19日北九州市議会議長 鷹 木 研一郎 様                               北九州市人事委員会                                 委員長 河 原 一 雅  人事委員会の意見の申出について 令和3年2月17日付け北九議議第255号をもって意見を求められた下記の議案については、当委員会として異議はありません。                      記 議案第30号 北九州市職員の特殊勤務手当に関する条例及び北九州市国民健康        保険条例の一部改正についてのうち、北九州市職員の特殊勤務手        当に関する条例の一部改正について...