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平成20年第 2回 6月定例会−06月26日-05号

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  1. 広島市議会 2008-06-26
    平成20年第 2回 6月定例会−06月26日-05号


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    最終取得日: 2022-12-05
    平成20年第 2回 6月定例会−06月26日-05号平成20年第 2回 6月定例会         平成20年    広島市議会定例会会議録(第5号)         第 2 回                  広島市議会議事日程                                    平成20年6月26日                                      午前10時開議                   日    程  第1┌自第68号議案 平成20年度広島市一般会計補正予算(第1号)    ┤    └至第79号議案 公の施設の指定管理者の指定について(新広島市民球場)    ┌自第81号議案 公の施設の指定管理者の指定について    ┤       (戸坂百田アパート附設駐車場)    └至第86号議案 専決処分の承認について            (広島市市税条例の一部を改正する条例)      ※各議案は別紙参照  第2 第80号議案 公の施設の指定管理者の指定について
               (広島市安佐南区地域福祉センター)  第3 第87号議案 副市長の選任の同意について  第4 広島市農業委員会委員の推薦について  第5 広島市各区の選挙管理委員及び補充員の選挙について(佐伯区を除く)  第6 広島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について  第7 常任委員会委員及び正副委員長の選任について  第8 議会運営委員会委員及び正副委員長の選任について  第9 議員派遣案第1号 議員派遣案(中本弘議員ほか8名を派遣)     議員派遣案第2号 議員派遣案(都志見信夫議員ほか8名を派遣)     議員派遣案第3号 議員派遣案(永田雅紀議員ほか2名を派遣)  第10 意見書案第14号 義務教育費国庫負担制度の見直しに関する意見書案     意見書案第15号 介護労働者の待遇改善を求める意見書案     意見書案第16号 後期高齢者医療制度の抜本的な見直しに関する意見書案  第11 請願の取り下げについて     (請願第14号 地域医療・福祉の向上につながる高齢者医療制度の実施を求めることについて)  第12 請願第18号 長尾台における墓地建設の不許可を求めることについて     請願第20号 中山間地域における中小企業等の振興策を求めることについて  第13 請願の閉会中継続審査について                                         別 紙                議案一覧表(日程第1関係) ┌────────┬───────────────────────────────┐ │ 第68号議案 │平成20年度広島市一般会計補正予算(第1号)          │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第69号議案 │平成20年度広島市老人保健特別会計補正予算(第1号)      │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第70号議案 │平成20年度広島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第71号議案 │広島市吏員退隠料,退職給与金,遺族扶助料及び死亡給与金条例の一│ │        │部改正について                        │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第72号議案 │広島市市税条例の一部改正について               │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第73号議案 │広島国民宿舎湯来ロッジ条例の一部改正について        │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第74号議案 │広島湯の山温泉館条例の一部改正について           │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第75号議案 │広島消防団員等公務災害補償条例の一部改正について      │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第76号議案 │町及び字の区域の変更について                 │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第77号議案 │公有水面の埋立てに係る埋立地の用途変更に関する意見について  │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第78号議案 │公の施設の指定管理者の指定について              │ │        │(広島市南区スポーツセンター出島屋外プール)         │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第79号議案 │公の施設の指定管理者の指定について(新広島市民球場)     │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第81号議案 │公の施設の指定管理者の指定について              │ │        │(戸坂百田アパート附設駐車場)                │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第82号議案 │市道の路線の廃止について                   │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第83号議案 │市道の路線の認定について                   │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第84号議案 │財産の取得について                      │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第85号議案 │変更契約の締結について                    │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │ 第86号議案 │専決処分の承認について                    │ │        │(広島市市税条例の一部を改正する条例)            │ └────────┴───────────────────────────────┘ ───────────────────────────────────────                  会議に付した事件等  開議宣告(終了)  会議録署名者の指名(終了)  日程に入る旨の宣告(終了)  日程第1┌自第68号議案 平成20年度広島市一般会計補正予算(第1号)      ┤      └至第79号議案 公の施設の指定管理者の指定について              (新広島市民球場)      ┌自第81号議案 公の施設の指定管理者の指定について      ┤       (戸坂百田アパート附設駐車場)      └至第86号議案 専決処分の承認について              (広島市市税条例の一部を改正する条例)       (委員会の報告どおり可決)  日程第2 第80号議案 公の施設の指定管理者の指定について             (広島市安佐南区地域福祉センター)       (委員会の報告どおり可決)  日程第3 第87号議案 副市長の選任の同意について       (市長説明)       (質疑)       (同意することに決定)  休憩宣告(終了)  開議宣告(終了)  日程の追加変更について(異議なく決定)  追加日程 副議長の辞職許可について(許可することに決定)  前副議長退任のあいさつ(終了)  前副議長に対する謝辞(終了)  日程の追加変更について(異議なく決定)  追加日程 副議長の選挙について(終了)       (佐々木壽吉議員当選)  新副議長の紹介並びに就任あいさつ(終了)  副議長確定の宣告(終了)  新副議長に対する祝辞(終了)  日程の追加変更について(異議なく決定)  追加日程 第88号議案 監査委員の選任の同意について(同意することに決定)
     元日程第4 広島市農業委員会委員の推薦について        (議長指名どおり推薦することに決定)  元日程第5 広島市各区の選挙管理委員及び補充員の選挙について(佐伯区を除く)        (議長指名どおり当選人を決定)  元日程第6 広島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について        (議長指名どおり当選人を決定)  元日程第7 常任委員会委員及び正副委員長の選任について        (議長指名どおり選任)  元日程第8 議会運営委員会委員及び正副委員長の選任について        (議長指名どおり選任)  元日程第9┌自議員派遣案第1号 議員派遣案(中本弘議員ほか8名を派遣)       ┤       └至議員派遣案第3号 議員派遣案(永田雅紀議員ほか2名を派遣)        (原案可決)  元日程第10┌自意見書案第14号 義務教育費国庫負担制度の見直しに関する意見書案       ┤       └至意見書案第16号 後期高齢者医療制度の抜本的な見直しに関する意見                 書案        (意見書案第14号及び第15号は原案可決,第16号は否決)  元日程第11 請願の取り下げについて        (請願第14号 地域医療・福祉の向上につながる高齢者医療制度の実施を求めることについて)        (承認)  元日程第12 請願第18号 長尾台における墓地建設の不許可を求めることについて        請願第20号 中山間地域における中小企業等の振興策を求めることについて        (請願第18号は不採択,第20号は採択)  元日程第13 請願の閉会中継続審査について        (閉会中の継続審査と決定)  付議事件議了の宣告(終了)  閉会宣告(終了) ───────────────────────────────────────                 出 席 議 員 氏 名    1番  八 軒 幹 夫            2番  大 野 耕 平    3番  三 宅 正 明            4番  碓 氷 芳 雄    5番  西 田   浩            6番  渡 辺 好 造    7番  馬 庭 恭 子            8番  豊 島 岩 白    9番  清 水 良 三            10番  森 本 真 治    11番  藤 井 敏 子            12番  今 田 良 治    13番  桑 田 恭 子            14番  原   裕 治    15番  米 津 欣 子            16番  星 谷 鉄 正    17番  安 達 千代美            18番  八 條 範 彦    19番  竹 田 康 律            20番  元 田 賢 治    21番  沖   洋 司            22番  松 坂 知 恒    23番  村 上 厚 子            24番  中 原 洋 美    25番  永 田 雅 紀            26番  増 井 克 志    27番  山 田 春 男            28番  橋 本 昭 彦    29番  平 木 典 道            30番  母 谷 龍 典    31番  谷 口   修            32番  宮 本 健 司    33番  沖 宗 正 明            34番  酒 入 忠 昭    35番  田 尾 健 一            36番  太 田 憲 二    37番  若 林 新 三            38番  中 森 辰 一    39番  熊 本 憲 三            40番  佐々木 壽 吉    41番  種 清 和 夫            42番  木 山 徳 和    43番  金 子 和 彦            44番  児 玉 光 禎    45番  碓 井 法 明            46番  平 野 博 昭    47番  月 村 俊 雄            48番  土 井 哲 男    49番  都志見 信 夫            50番  皆 川 恵 史    51番  中 本   弘            52番  木 島   丘    53番  柳 坪   進            54番  藤 田 博 之    55番  海 徳   貢 ───────────────────────────────────────                 欠 席 議 員 氏 名                  な    し ───────────────────────────────────────            職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  事務局長    浜 中 典 明       事務局次長   松 村   司  議事課長    重 元 昭 則       議事課主任   立 原   満  議事課主査   浜 井 紀 行       議事課主査   宮 田 武 雄  議事課主査   垣 井 英 孝       外関係職員 ───────────────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名  市長      秋 葉 忠 利       副市長     三 宅 吉 彦  副市長     米 神   健       企画総務局長  南 部 盛 一  企画総務局   湯 浅 敏 郎       財政局長    佐 伯 克 彦  計画担当局長市民局長            健康福祉局長  三 村 義 雄          島 本 登 夫  こども未来局長 梶 原 伸 之       環境局長    喜多川   寛  環境局エネルギー・             経済局長    重 藤 吉 久  温暖化対策担当局長          亀 井 且 博  都市活性化局長 濱 本 康 男       都市整備局長  片 平   靖  都市整備局指導担当局長           道路交通局長  高 山   茂          山 本 哲 生  下水道局長   田 中 義 則       市立大学事務局長志 賀 賢 治  会計管理者   紙 本 義 則       消防局長    田 村 義 典  水道局長    江 郷 道 生       病院事業局事務局長                                橋 本 恵 次  監査事務局長  藤 岡 賢 司       教育長     岡 本 茂 信  選挙管理委員会事務局長           人事委員会事務局長          三 浦 泰 明               山 本 正 己  代表監査委員  松 井 正 治 ───────────────────────────────────────                  午前10時46分開議                  出席議員  55名                  欠席議員  0名 ○藤田博之 議長       おはようございます。出席議員55名であります。 ───────────────────────────────────────              開   議   宣   告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       これより本日の会議を開きます。 ───────────────────────────────────────
                 会 議 録 署 名 者 の 指 名 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       本日の会議録署名者として               2番 大 野 耕 平 議員               5番 西 田   浩 議員  を御指名いたします。 ───────────────────────────────────────                日 程 に 入 る 旨 の 宣 告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       これより日程に入ります。 ─────────────────────────────────────── △日程第1┌自第68号議案 平成20年度広島市一般会計補正予算(第1号)      ┤      └至第79号議案 公の施設の指定管理者の指定について              (新広島市民球場)      ┌自第81号議案 公の施設の指定管理者の指定について      ┤       (戸坂百田アパート附設駐車場)      └至第86号議案 専決処分の承認について              (広島市市税条例の一部を改正する条例) ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       日程第1,第68号議案から第79号議案及び第81号議案から第86号議案を一括議題といたします。  本件に対する各常任委員会の審査の結果は,お手元に配付いたしました議案審査報告総括表のとおりでありますので,委員長の報告は省略をいたします。  これより討論に入ります。  発言通告者に順次発言を許します。  24番中原洋美議員。                〔24番中原洋美議員登壇〕(拍手) ◆24番(中原洋美議員) おはようございます。日本共産党市会議員の中原洋美です。市会議員団を代表して,議案に対する討論を行います。  6月議会に上程されました19議案のうち,反対の議案は,第72号議案,広島市市税条例の一部改正についてです。意見を付して賛成するのは,第68号議案,平成20年度広島市一般会計補正予算についてです。ほかの17議案には賛成です。  まず,反対の第72号議案,広島市市税条例の一部改正について,反対の理由を述べたいと思います。  この条例改正は,4月30日,ガソリン税の暫定税率の復活を決めたときに,同時に成立した地方税法改正に伴うものです。  これにより,広島市では,約6万6000人が,2009年10月支給の年金から個人市民税を天引きされることになります。これまで,所得税,介護保険料に始まり,4月からは後期高齢者医療保険料が年金から天引きされております。65歳から74歳までの市民の国保料も天引きする準備が着々と進められております。それらに加えて,個人市民税まで天引きされれば,手元に年金は幾ら残るのでしょう。受け取る年金額は大きく減ることになります。65歳以上の単身者で,公的年金収入が200万円の場合,介護保険料,国民健康保険料,市・県民税の合計で約17万8300円となり,所得税も含めると,年金の約1割に当たる20万円が年金から天引きされることになります。もちろん住民税は,天引きでも直接払いでも払わなければならないものですけれども,憲法が保障した生活保護基準額よりも低い年金額からも,本人の許可なく強制的に天引きすることは,生活よりもまず納税,残ったお金で生活してくださいと言わんばかりです。国民は納税するために生きているようなものではありませんか。  消費税と同様に,まさに取りやすいところから取る,露骨な庶民いじめの手法と言わなければなりません。  国や自治体からすれば,これほど取りっぱぐれのない確実な徴収事務はありませんが,消えた年金の問題が解決しないままに,天引きだけは強行するやり方に,国の御都合主義を指摘しないわけにはいきません。  また,市民税には減免制度があり,生活扶助を受けるようになった方や,災害により被害を受け,市民税の納付が困難であると認められた方の場合には減免措置がとられています。この減免制度は,市民税が年金天引きになっても今までどおり行われ,減免が認められた場合には,直ちに天引きを中止し,本人が申告すれば,取り過ぎた税金は戻すというわけですけども,社会保険庁は,2年後に日本年金機構という民間企業になります。民間に税金の徴収事務をゆだねること自体が大問題です。正確に,滞りなく処理が行われるのか不安も残ります。効率化の名のもとに,税の徴収事務を民間に丸投げし,職員リストラへの道に突き進む条件づくりとなる今回の条例改正案は認められません。  現在の徴収事務では,たとえ減免は認められなくても,市民それぞれの生活状況を配慮し,延納,分納などの納税手続が行われていましたが,今後は,どんなに生活費に困ろうと,市民の暮らしにはお構いなしに全額天引きされ,市民生活の実態に配慮した納税はできなくなります。  市民一人一人の実情を見て相談に乗る行政の役割も消えていきます。市民の暮らしを第一義にしながら,納税の義務を果たせる仕組みへと維持・発展すべきであり,本人に天引きの有無を確認せず,一方的に天引きして納税させるやり方は,国民の財産権をも侵害することではないでしょうか。税の民主主義の視点からも,到底賛成できません。  市民税の年金天引きが強行規定であり,市町村には裁量権がないにしても,まず,市民に周知徹底し,市民の理解を得た上で条例改正しても遅くはないのではないでしょうか。  次に,意見を付して賛成する,第68号議案,平成20年度の一般会計補正予算について意見を述べます。  まず,新しい教育の推進として,国庫委託金199万6000円を使い,文部科学省からの委託事業として実践される学校改善推進事業についてです。  この事業は,全国学力学習状況調査の結果から得られた課題を踏まえ,その改善に向けた具体的な取り組みに関する実践的な研究を行うというものです。指定校になれば,学力テストが学校評価の指標の一つと位置づけられ,計画,実践,評価,改善のPDCAサイクルにより,いかに学力テストの点数を上げるかに,教育の成果が求められることにならざるを得ず,点数による競争へと,子供と教師,学校と自治体までをも巻き込みかねないと危惧するものです。  この事業には,小学校,中学校合わせて10校を公募により選定するということですが,公募における選定においては,各学校の自主性を尊重し,教育委員会や学校長が,この事業を押しつけることのないように,校長には,教職員の合意を得て進められるよう要望しておきたいと思います。  次に,特別支援学校建てかえについて意見を述べます。  特別支援学校は,老朽化とマンモス化により,保護者,子供,教育関係者は,その建てかえを一日千秋の思いで待ち望んでいますが,この2年間建設用地がないという理由で,開校は先延ばしになってきました。出島地区に特別支援学校を建設するには港湾計画の変更が必要です。今回の議会に,出島埋立地の地質調査,測量,基本・実施設計など,5911万円の補正がされていますが,港湾計画の変更が遅くなれば,開校がさらに先延ばしになりかねません。平成24年度に特別支援学校を開校するには,遅くても平成21年度末までに港湾計画を変更しなければ間に合いません。この最終期限を待つことなく,港湾計画の変更の手続を完了させ,一日も早く工事に着工し,開校が早まるよう,教育委員会,市長には,県との調整に最善の努力をお願いしておきたいと思います。  最後に,裁判員制度の実施に伴う議案について意見を述べます。  今回,初めて,平成21年度から実施される裁判員制度の関連予算が計上されました。これまで,裁判の判決が国民の常識とかけ離れていたり,罪のない人が有罪になる冤罪事件が大きく問題になっています。その原因の一つには,試験に合格して,研修後,社会経験の少ないまま裁判官になるキャリア裁判官制度などがあり,これを改める上でも,刑事裁判に国民が参加する裁判員制度は大きな意義を持つものと考えております。  議会や選挙の制度があるのに,司法だけは国民が参加できない仕組みは見直されるべきです。しかし,人を裁くことへの嫌悪感,有罪,無罪だけでなく,死刑を含む量刑の判断の難しさ,日程調整の困難さなど,多くの国民が裁判員として出廷することに消極的です。理念はよくても,押しつけでは,国民の中に裁判員制度が根づきません。  国に対して,裁判員制度を実施するに当たっては,社会的な環境整備が十分になされるよう,広島市からも要望していただくことを求めて,討論といたします。  御協力ありがとうございました。(拍手) ○藤田博之 議長       以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  まず,反対討論のありました第72号議案を採決いたします。  本件は,委員会の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○藤田博之 議長       起立多数であります。よって,本件は,委員会の報告どおり可決されました。  次は,ただいま採決をいたしました議案を除く,他の諸議案を一括採決いたします。  本件は,いずれも委員会の報告どおり決するに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。 ─────────────────────────────────────── △日程第2 第80号議案 公の施設の指定管理者の指定について             (広島市安佐南区地域福祉センター) ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,日程第2,第80号議案,公の施設の指定管理者の指定について,広島市安佐南区地域福祉センターを議題といたします。  除斥の規定により,海徳貢議員は退席をお願いいたします。                〔海徳貢議員退席〕   本件に対する厚生委員会の審査の結果は,お手元に配付いたしました議案審査報告総括表のとおりでありますので,委員長の報告は省略をいたします。  これより討論に入ります。  本件については討論の通告がありませんので,これをもって討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  本件は,委員会の報告どおり決するに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。                〔海徳貢議員着席〕 ─────────────────────────────────────── △日程第3 第87号議案 副市長の選任の同意について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,日程第3,第87号議案,副市長の選任の同意についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  市長。                〔秋葉忠利市長登壇〕 ◎秋葉忠利 市長       ただいま上程されました第87号議案,副市長の選任同意案について説明いたします。  これは,今回,新たに豊田麻子氏を副市長に選任することについて同意を求めるものです。  豊田氏は,平成2年(1990年)郵政省に入省後,放送行政局放送政策課課長補佐,通信政策局総務課課長補佐,総務省総合通信基盤局国際部国際政策課課長補佐などの要職を歴任され,現在は,独立行政法人情報通信研究機構連携研究部門テストベッド企画戦略グループリーダーに在職しておられます。テストベッドとは,大規模システムを実際に運用する前に試験的に行う小規模システムのことであり,このシステムに関する企画戦略のリーダーとして活躍しておられます。  これまで,民間企業等が行う情報通信関連の研究開発に対する支援制度や地方自治体の新世代ケーブルテレビ施設整備事業に対する補助制度の創設に係る企画・立案,放送が青少年に与える影響と対策について検討を行う郵政省の「青少年と放送に関する調査研究会」の運営,JGN2(ジャパン・ギガビット・ネットワーク2)という最先端のネットワークの研究開発を支える全国規模の超高速研究ネットワークの企画・運営など,とりわけ情報通信の分野において,その優れた手腕をいかんなく発揮してこられました。  また,平成19年(2007年)1月に広島市で開催されたシンポジウムにおいて,広島の研究所等にJGN2(ジャパン・ギガビット・ネットワーク2)について広く紹介するとともに,広島における研究用超高速ネットワーク環境の整備に貢献されました。  情報通信分野で活躍される一方で,平成7年(1995年)7月から翌年7月までの約一年間,米国ハーバード大学へ留学されたほか,平成12年(2000年)5月から平成15年(2003年)6月まで,在フランス日本国大使館一等書記官を務められるなど,国際的な経験も豊富です。  このように,豊田氏は特に情報通信及び国際分野において豊富な経験を有しておられ,また人格,識見ともに優れた方であることから,副市長として適任であると考え,選任しようとするものです。  現在,我が国においては,国際化や少子・高齢化の進展等,社会経済情勢の急速な変化が進むなか,男女がその能力と個性を十分に発揮することができる男女共同参画社会を実現していかなければならないという方向性が定まっています。そういった社会全体の動きを,本市としてもきちんと受け止めて,積極的に実践していかなければならないと考えています。  また,世界的にも核兵器廃絶等の平和問題をはじめ,環境・エネルギー問題,資源・食糧問題等,様々な問題が深刻化しており,非常に大きな変革期にあります。また,近年,情報化の進展には目覚しいものがありますが,今後の発展の方向については,先行きが不透明であることも指摘されています。こうした状況を世界的に打破し,子どもたちのために新たな希望に満ちた未来を創るためには,パラダイムの転換が必要です。パラダイムの転換というのは,天動説から地動説に移ったように世界の見方を大きく変えるという意味ですが,最近では,発想の転換,すなわち,私たちの思考の枠組みを大きく変えるという意味でも使われています。そのパラダイムの転換ができるのは,女性の視点であり,女性のパワーだと確信しています。大胆な表現をすれば,地域から世界までの様々なレベルで,より多くの女性が活躍し,具体的に社会を動かす力を持たなければ,パラダイムの転換は不可能であり,世界を変えていくことは困難であると考えています。  本市に目を転じると,「広島市男女共同参画推進条例」は,まさに今申し上げたことを自治体レベルで実現するためのものです。この条例の理念の実現には,複数の副市長のうちに女性副市長が含まれることが必要だと考えています。  現代は,世界レベルで都市間競争が激化し,都市それぞれが,その魅力をさらに高めていかなければならない時代です。この時期に,本市が世界をリードしていく都市,そして豊かで生き生きとした都市になるためには,様々な施策を率先して展開していく上で,女性の声を反映したきめ細かい総合的な行政運営を推進していくこと,また,広島の女性のパワーをフルに発揮させ,広島の活性化を加速することが必要です。  以上の理由により,女性を副市長に登用する必要があると考えています。  次に,新副市長の担任事務について説明いたします。  本市では,情報化の推進を重点施策の一つとしていますが,ここでも先ほど申し上げたパラダイムの転換が必要です。その先行事業として,今後,障害者等が使いやすい情報通信機器や音声化ソフトの開発を促進し,それを視覚障害者や高齢者が活用し,様々な分野の知的リーダーとなって価値のあるサービスを社会に提供していきます。そのことを中心にして社会全体が新しい方向に動いていくという,今までの考え方と逆転した方向が求められていると考えています。そういった新しいITの活用を推進します。  このような情報化施策を強力に推進するためには,ITと行政両分野の知見とリーダーシップを有するCIO(最高情報責任者)を設置する必要があります。このCIOについて,総務省は,平成19年(2007年)3月に策定した「新電子自治体推進指針」において「CIOは庁内全般を把握するとともに部局間の調整に力を発揮することができるよう,首長または副市長等であることが望ましい。」と,自治体に勧めています。このため,選任同意をいただいた後は,新副市長にCIOを兼務していただこうと考えています。  また,新副市長には,男女共同参画施策を中心に6つのクロスセクションの統括を通じて,市レベル,特に本市の組織のレベルにおけるパラダイム転換を進める役割を担っていただきたいと考えています。このことにより,市民の視点で新規施策等の展開をより迅速かつ効果的に行うことができると考えています。そして,その豊富な国際経験を生かして,「2020ビジョンキャンペーン」の展開を通じた国際世論の喚起など,平和の推進に取り組んでいただくことも期待しています。  さらに,国から地方への税源移譲・権限移譲を基本とする地方分権改革や道州制等の特命事項を担任していただくことにより,国からの早期の情報入手や国との円滑な折衝を通じて,新たなプロジェクトの立ち上げなど本市としての的確な対応ができると考えています。  以上が提案理由等についてです。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○藤田博之 議長       これより質疑に入ります。
     発言通告者に順次発言を許します。  4番碓氷芳雄議員。                〔4番碓氷芳雄議員登壇〕 ◆4番(碓氷芳雄議員) おはようございます。公明党の碓氷芳雄でございます。  第87号議案について,会派を代表して質疑をさせていただきます。  これまで,我が党は,男女共同参画社会の重要性を訴え,その推進に力を入れてまいりました。広島市に対しても,その政策方針の決定過程における女性参画の拡大と女性副市長の実現を図ることを要望してまいりました。  よって,このたび提出されました副市長の選任の同意についての議案に対しては,その方向性は同じですが,しかしながら,幾つかの疑問があります。  ここで,何点か質問をさせていただきたいと思います。  初めに,過去に,副市長,当時は助役ですが,1名体制のときがありました。山田助役は,平成14年7月から平成17年12月までの約3年5カ月の間,一人で助役を務めておられました。1名で対応できたその当時と現在の状況を比較し,一体どれだけの違いがあるのでしょうか,御説明をお願いします。  二つ目に,条例の規定では,副市長の定数は3人以内とするとなっており,必ずしも3名をそろえる必要はないと思われます。今後,公共事業の大幅な削減など,社会経済情勢や行政ニーズも大きく変化していくことが予想される中で,今回,3名体制になりますと,今後も3名の体制をあくまで維持していかれるのかどうか,あるいは状況に応じて,その都度,柔軟な対応をとられるお考えがあるのかどうかお伺いします。  三つ目に,副市長一人に要する経費はどのくらいでしょうか。  四つ目に,豊田氏は,これまで,実際に,CIO,最高情報責任者としての経験をお持ちではないのではないかと思われますが,この点については,CIOの仕事を担当される力量があると確信しての採用なのでしょうか,お伺いします。  また,CIOの仕事を,現在,2名おられる副市長のお力で,いずれかの方が担当するということは検討されたのでしょうか。  最後に,これまでの国からの副市長の採用例を見ますと,いずれも50歳前後になっておりますが,今回の豊田氏は42歳という若さです。年齢的にバランスを欠く人事になる心配はありませんでしょうか,御見解をお聞かせください。  以上で質疑を終わります。  ありがとうございました。(拍手) ○藤田博之 議長       企画総務局長。 ◎南部盛一 企画総務局長   第87号議案,副市長の選任の同意について,5点の御質問に順次お答えいたします。  最初に,過去の副市長,当時,助役ですが,1名体制のときと現在の状況を比較した場合に違いがあるのかという御質問です。  平成14年,2002年2月定例市議会及び同年6月定例市議会において,助役選任同意案が否決され,助役不在という異常事態の中で,同年7月27日に山田助役が就任されました。山田助役は,朝7時には登庁され,夜はしばしば12時過ぎまで残って執務されるなど,超人的な仕事ぶりで,市政の諸課題の解決に取り組まれました。  こうした状態は,一人助役という制約の中でやむを得ないものの,組織として正常な状態ではなく,市長にも職員にも相当の負担がかかっていました。その結果,本市としての意思決定がおくれがちになったり,新規施策を先送りせざるを得ないなどの支障が生じたことがありました。このため,山積する行政課題に対応し,市政を円滑に推進するため,平成17年,2005年12月から助役二人体制にしました。そのことにより,それまでの異常な状態は解消されました。  現在,国の三位一体改革などにより,財政状況が極めて厳しい中で,職員一丸となって行政課題に取り組んでいるところですが,両副市長とも,毎日目いっぱいの日程となっており,余裕のない状態が続いているのが実情でございます。  副市長3人体制にすることにより,所信表明に掲げられた数多くの重点施策を強力に推進していくことができると考えています。また,議会の御意見を一層反映しながら,市民ニーズに応じた施策をより積極的に展開することが可能となるとともに,職員にとっても仕事がしやすい環境が整うと考えています。  次に,いつまで3名体制を維持するのかという御質問です。  国の三位一体改革による地方交付税の減少などにより,財政状況が極めて厳しい中で,増大する行政需要への対応や,本市の行政システムの高度化への対応を考えた場合,近いうちに副市長の担任事務が減少するとは,現時点では考えにくいところでございます。  しかし,3人の副市長を固定的に考えるのではなく,今後,社会経済情勢や行政ニーズが大きく変化し,副市長の担任事務が大幅に減少するようなことがあれば,当然,人数を減らすべきであると考えています。  3点目は,副市長一人に要する経費でございます。  現時点での概算額ですが,合計で約2900万円を見込んでいます。その内訳は,副市長給料,諸手当が約1880万円,副市長共済費が約220万円,秘書給料諸手当及び共済費が約470万円,パソコン等初度物件費が約20万円,その他物件費が約240万円,職員住宅使用料──これは本人負担分を差し引いた後の額でございますが,約70万円です。  それから,4点目ですが,豊田氏はCIOの仕事を担当する力量があると確信しているのかといった御質問です。  今回の女性副市長の登用に当たって,総務省に対し,職員の割愛をお願いする際,担任事務として,CIOへの就任を上げていました。総務省においては,そのことを十分に踏まえ,人選をしていただいております。また,豊田氏は,先ほど,市長が提案理由で申し述べましたように,IT分野において豊富な知識,経験を有しておられ,ITに関する研究,論文,講演などの活動を通じて知名度も高く,本市のCIOとして最適であると考えております。  次に,現在の副市長を検討したのかという御質問でございますが,CIOにはITと行政の両分野についての専門的かつ高度な知識と強力なリーダーシップ,さらに対外的な知名度や経歴,人脈等を生かし,庁内各局や国,他の自治体,民間企業等との調整を行う能力が求められます。  現在の二人の副市長は,IT分野に関しては,CIOに求められるような専門的かつ高度な知識を有しておらず,現副市長をCIOとする場合には,ITの専門的な見地から,CIOを支援する役割を担うCIO補佐官を外部招聘する必要があります。しかし,民間のITの専門家の中からCIO補佐官を招聘するよりも,一人で副市長とCIOを兼務できる人材を確保できれば,CIOの職務をより円滑に遂行できるとともに,経費的にも有益です。  このため,総務省に対し,適任の職員の割愛をお願いしたものでございます。  それから,最後ですが,年齢的にバランスを欠く人事になる心配はないかという御質問です。  本来であれば,本市の職員,例えば,局長級の女性職員を副市長に登用することが自然な流れではありますが,現在,幹部職員に占める女性の割合が非常に少なく,現時点での内部登用は困難でございます。ただし,本市の係長級以上の役付職員に占める女性の割合は,政令市中トップであり,将来,幹部職員になる可能性のある若い女性職員が非常に多く在職しています。  したがって,そういった女性職員が,年齢的にもそれほど離れていない豊田氏を目標としたり,キャリア形成のモデルとすることや,あるいは仲間として見ることで,若い女性職員の意欲が向上し,その力をさらに発揮してもらう契機になることが期待できます。  総務省の人事担当者からは,豊田氏は,人柄やリーダーシップの面からも,そうした役割を十分に果たせると推奨していただいております。  また,IT分野の技術動向は日進月歩でありまして,CIOの職責を担うには若いことが強みになるものと考えています。  現在,我が国のIT分野で中心的に活躍されている方々の多くは,30代から50代であり,50代の方々も,40歳前後から華々しく活躍をされています。  なお,本市では,これまで,例えば,39歳の国の職員を財政局長に,また,28歳の職員を財政課長に起用した実績がありますが,周りの職員には年齢に対するこだわりといったものはなく,その職員には職責を十分に果たしていただきました。  以上でございます。 ○藤田博之 議長       碓氷議員。 ◆4番(碓氷芳雄議員) ありがとうございました。  今回の議案の中に大きくポイントが二つあるように思います。  一つは,女性を副市長として登用するという点と,現2名体制を3名にするという二つの点だと思います。女性を登用するということについては,男女共同参画社会の重要性ということから考えて,基本的に私どもも異論はございませんが,この2名を3名にするという,財政健全化計画が進められる中での,この1名増というところについてどうなのかという点があるのだと思います。  御答弁の中にもありましたけれども,今後,この3名体制というのを固定的に考えるのではなく,その担当事務の内容によって,今後柔軟に考えていくという点は,改めて求めておきたいと思います。  以上です。 ○藤田博之 議長       次に,桑田恭子議員。                〔13番桑田恭子議員登壇〕 ◆13番(桑田恭子議員) おはようございます。ひろしま未来クラブの桑田恭子です。  第87号議案,副市長の選任同意について質疑を行います。  秋葉市政1期目からの公約,所信表明に掲げられている女性副市長の4回目の選任同意が,このたび提案されました。前回,3回目,平成15年3月の提案からすると,5年以上経過しての選任同意です。5年の間に議会は2回の改選を迎え,過去の女性助役選任にかかわっていない議員が3分の1近くを占めており,随分時間が経過したことを感じています。  これまで,女性助役の登用,助役人事について質問してきた経緯がありますので,今回の登用につきましても,数点,確認をさせていただきます。  これまでの市長の所信表明では,男女共同参画の形成や推進といった視点で,女性助役の登用や女性副市長の登用を求めてこられております。女性の視点という点では,女性であれば,男性とは違う物の見方があると思っていますが,男女共同参画の推進となると,ただ女性のリーダーであれば推進できるというものではないと思います。  今回提案されている方は,情報政策のエキスパートであり,男女共同参画とは距離があるように思います。  以前,広島市の情報政策について質問したことがございます。ホストコンピューターを含めた一括民間委託の効果が大であること,SEを活用し,システムの保守運用効果が向上していること,職員全体においては,コンピューター導入により仕事の質が上がっていると答弁されており,情報政策で困っているといったようなものではありませんでした。  今回の選任は,女性の副市長を求めるものなのか,総務省が設置を進めているCIOが欲しいのか,なぜこのタイミングなのか,情報政策で困った状況が発生したのでしょうか。今期の所信表明には,時期を見て登用するとあるのですが,少し唐突な感じがいたしました。お答えください。  次に,今回の副市長は,平成14年,1回目,提案されたときと同様,3人目の女性副市長として提案をされています。当時,広島市に3人目の助役が必要なのかとの質問がなされておりますが,議事録を読みましても,明快な答弁がなかったように思います。  平成15年10月に,財政非常事態宣言が出されて以来,聖域なき削減のもと,地域活動のわずかな補助金さえカットし,今後,解除の見通しもないのは,先日の答弁からも明らかです。63億円の情報関連予算が,今回の副市長の登用で,簡単に1割の6億3000万円は確実に削減できる。副市長採用の経費約2900万円を差し引いても,年間6億1000万円の経費削減が可能との説明です。ざっくりとした削減効果を上げられましても,市民はなかなか納得しないでしょう。  若くて優秀な彼女は,市長の説明にもある,パラダイムの転換が期待でき,広島市を活性化し,数億円もの仕事をされると思うのですが,仮定の話で未知数です。  改めて,削減効果の6億3000万円の根拠を御説明ください。  いつから効果が出るのでしょうか,ことしからでしょうか,来年からでしょうか。あわせて,副市長の年間経費,公用車や住宅の経費も発生するでしょう。幾らかかるのかお答えください。  なぜ二人の副市長ではいけないのでしょうか。前回の選任同意のとき,女性副市長を見送られたことはとても残念に思いました。条例では3人以内となっていますが,議会とのやりとりで,特別に事業をするとき以外は,二人の副市長という申し合わせがなされていると聞いています。特別な事業がCIOなのでしょうか。広島市に3人目の副市長がどうしても必要であるという明快な説明が必要です。  現在,二人の副市長の職務を彼女に移譲されるのでしょうが,今後,今の副市長の職務はどのようになっていくのでしょうか,お答えください。  最後に,平成18年6月,内部からのサプライズ的な登用をイメージし,内部登用は検討しなかったのかと質問いたしております。答弁は,短期間に人材を育てることは困難と答えられました。内部の女性を,通常のステップを大きく飛び越えて副市長に登用する,職員の励みにもなり,よい効果が得られると思っていたのですが,今回もやはり人材が育っていないため,外部から登用されたのか,最初から外部登用を考えておられたのか,お答えください。  市民にとって有益な採決がされますことを期待して,質疑を終わります。  ありがとうございました。(拍手) ○藤田博之 議長       企画総務局長。 ◎南部盛一 企画総務局長   4点の御質問に順次お答えいたします。  まず,今回の選任は,女性の副市長を求めるのか,CIOが欲しいのかといった御質問でございます。  女性副市長の登用については市長の公約であり,広島市男女共同参画条例の理念を実現し,さらに広島の女性パワーをフルに発揮させるため,以前から,本市の女性副市長にふさわしい優秀な女性を探していました。また,本市の情報化施策を強力に推進するためには,CIOの設置が必要不可欠と考え,本市のCIOにふさわしい人材を外部から登用したいということで人選を進めていました。  しかしながら,自治体のCIOには,ITと行政の両分野において専門的かつ高度な知識と強力なリーダーシップを要することが必要であり,その人選に苦慮いたしておりました。そこで,一人で副市長とCIOとを兼務できる人材を確保できれば,CIOの職務をより円滑に遂行できるとともに,経費的にも有益であることから,総務省に対し,そのような職員の割愛をお願いしていたところ,このたび,総務省から適任者の推薦があり,豊田氏を副市長に選任しようとするものでございます。  次に,削減効果の根拠と,それから,副市長の年間経費についてです。  新副市長にCIOを兼務していただいた場合の経費効果として,IT関連予算の約10%相当,平成20年度,2008年度では本市全体のIT関連予算額約63億円に対し,約6億3000万円の削減が期待できると考えています。その削減率は,他の自治体で,CIOを外部から任用することによって削減することができたIT関連予算の割合を用いており,自治体により7%から23%までばらつきがあることから,おおむね10%と見込んだものでございます。  これらの自治体は,CIOを設置し,その専門的見地から,情報機器やネットワークの性能の見直し,同じ性能でもより安価な情報機器への変更,事務処理方法の見直し等によるシステム使用の適正化などの取り組みを行い,IT関連予算を削減しています。  次に,効果が出る時期ですが,総務省出身の豊田氏が副市長兼CIOに就任し,CIOを中心に全庁的なIT関連の事務事業の簡素化,効率化や事業者等との協議・調整を進めることにより,今年度の予算執行分から経費縮減効果があらわれるものと考えています。  また,副市長の年間経費といたしましては,現時点での概算ですが,合計で約2900万円を見込んでいます。その内訳は,副市長給料,諸手当が約1880万円,副市長共済費が約220万円,秘書給料諸手当及び共済費が約470万円,パソコン等初度物件費が約20万円,その他物件費が約240万円,このその他物件費の中には,先ほど,公用車という御質問がございましたが,広島市は,副市長の専用車というのは廃止しておりまして,タクシーの借り上げをやっておりますが,この,その他物件費約240万円の中に入っております。職員住宅使用料,これは,本人負担分を差し引き後でございますが,約70万円でございます。  それから,3点目,広島市に3人目の副市長がどうしても必要なのかと。また,今後,今の副市長の職務はどうなっていくのかという御質問です。  副市長──これ当時は助役でしたが,の人数については,平成4年,1992年3月の定例会本会議における助役定数条例改正案の質疑において,当時の平岡市長が,助役の定数が3人であっても,選任する人数を2人にするか3人にするかは,その時点での必要性を見きわめた上で判断する旨答弁をいたしております。  3人目の副市長の必要性についてですが,まず,増大し,複雑多様化する行政需要へ対応するため,執行体制を強化する必要があることです。地方自治体,とりわけ,大都市においては,国の三位一体改革による地方交付税の減少などにより,財政状況が極めて厳しい中で,社会経済情勢の急激な変化に伴い,増大する行政事情に対応するとともに,地球温暖化対策を初めとする環境問題や安全・安心な都市づくりなどの緊急かつ重大な施策についても積極的に推進していかなければなりません。このため,現在,17政令市中,11市が副市長を3名以上にし,執行体制の強化を図っています。  本市といたしましても,市民に身近な施策とともに,環境や平和等のグローバルな課題にもより適切に対応しながら,行政運営をきめ細かくかつ総合的に推進していくため,執行体制をより一層強化する必要があります。  次に,情報化を推進するため,CIOを設置する必要があることです。  本市においては,情報化の推進を重点施策に位置づけ,地域のだれもがITの恩恵を享受できる情報通信基盤を整備するとともに,高度な情報システムを構築し,豊かな市民生活を実現することを目指して,各種施策の推進に取り組んでいます。今後は,現在の大型汎用機から,サーバーを中心とした情報システムの再構築,それから情報システム等の導入等に関するガイドラインの策定,運用や情報セキュリティー対策の見直し・強化などのITマネジメントの推進,それからIT企業等との連携による新たなIT利活用モデルの構築,そして携帯電話がつながらない地域の解消促進など,情報通信基盤の整備促進に取り組んでいくことにいたしております。  このような取り組みを強力に推進するには,IT,行政両分野の知見と強力なリーダーシップを有し,組織の内外に対して最終責任を負うCIOを設置する必要があります。このCIOは,情報化施策に関し,各局長を指揮監督するとともに,他の自治体や民間企業等との調整を行う職であるため,各局長に優越する職務権限を有し,対外的に市を代表することができる副市長が兼務することが極めて効果的であり,総務省も,CIOは,首長または副市長等であることが望ましいと自治体に勧めています。  以上の理由により,副市長を3人体制とするものでございます。  また,新副市長には,CIOの職務,男女共同参画施策を中心とする六つのクロスセクションの統括,地方分権改革や道州制への対応等,その他特命事項に関する事務を担っていただくことを考えており,このうちクロスセクションの統括に関する事務等については,現在,三宅副市長の職務ですが,今後,新副市長の担任分野になります。  最後に,人材が育っていないから外部から登用したのかといった御質問です。  女性副市長について,本来であれば,本市の職員,例えば,局長級の女性職員を副市長に登用することが自然な流れではありますが,現在,幹部職員に占める女性の割合が非常に少なく,現時点での内部登用は困難でございます。  また,CIOには,ITと行政の両分野についての高度かつ専門的な知識と強力なリーダーシップ,さらに対外的な知名度や経歴,人脈等を生かし,庁内各局や,国,他の自治体,民間企業等との調整を行う能力が求められることから,ふさわしい人材を外部から登用するための人選を進めていたものでございます。  以上でございます。 ○藤田博之 議長       桑田議員。 ◆13番(桑田恭子議員) お疲れさまでした。  CIOに対する非常に期待が大きいというような御答弁だと思うんですけれども,63億円あるそのものの1割を6億3000万円というふうに今回出されておりますよね。他都市が7%から23%なので,広島市はおおむね10%だろうということで6億3000万円が出されてるんですけれども,やはり数字ですから,6億3000万円,もう少し御丁寧に御説明ください。市民の税金にかかわることですから,なぜ広島市はそこで10%と見たのか,5%でもなく20%でもなく,30%でもなく,そこでなぜ10%と見込んだのか,そこをお答えください,それで終わりますので。 ○藤田博之 議長       企画総務局長。 ◎南部盛一 企画総務局長   各自治体によりまして,情報施策の取り組み状況がそれぞれ異なっておりますので,なかなかそこでその率を持ってきて,本市に当てはめて,そのとおりになるかということはあるんでございますけれども,少なくとも,他の自治体の状況がそういう状況の中で,最低でも10%は削減をしたいということで,先ほども答弁いたしましたけれども,CIOを設置する自治体の取り組み事例といたしまして,情報機器やネットワークの性能の見直し等いろいろ申し上げましたけれども,そういった取り組みを本市でやることによって,それは1割は可能になるだろうと。  なお,当然,削減効果を高めるためには,経費見積もり指標とか,情報システム調達の仕様書の標準化など,情報システム導入の手続の標準化を進めるとともに,ITと行政等について,高度な専門的な知識,経験を有した者によるIT関連経費のチェック,これを予算編成の段階,あるいは予算が済んで,今度,執行の段階,二度にわたって行うことによって,そういった削減を実現していきたいというように考えております。  以上でございます。 ○藤田博之 議長       以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  これより討論に入ります。  発言通告者に順次発言を許します。  38番中森辰一議員。                〔38番中森辰一議員登壇〕(拍手) ◆38番(中森辰一議員) お疲れさまです。日本共産党市議団を代表いたしまして,3人目の副市長として女性を選任する議案について討論を行います。  この議案には賛成いたしますが,意見がありますので,述べておきたいと思います。  日本共産党は,社会のあらゆる分野で男女共同参画を進めていくべきだと主張してまいりました。広島市の男女共同参画基本計画には,「男女の人権が尊重され,男女が対等なパートナーとして責任をわかち合い,個性や能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現を目途とします」と述べてあります。その具体化の一つとして,政策方針決定過程への女性の参画を拡大することを通じて男女共同参画を推進することは必要だと考えます。そうした意味で,女性が副市長に就任することは大事なことであり,賛成するものです。  基本計画で目標として述べられたことを実現するためには,単に行政として,市のさまざまなレベルの役職に女性を登用するだけではなく,そうしたポストで力を発揮できるために,女性であるがゆえに特別な努力や周囲の協力が必要であったり,ポストにつくために,女性であるがゆえに特別な努力をしなければならなかったり,そうしたことが必要ない社会にしていく必要があります。  広島市として,そうした課題にも大いに挑戦し,男女共同参画社会づくりに大いに取り組まれるよう期待いたします。  同時に,当局の説明に対して懸念もあります。3人目の副市長は最高情報責任者を兼務すると説明されております。広島市の行政システムの情報通信技術の高度化は必要なことだと考えますし,市長が説明された市民生活にかかわる情報通信技術の高度化も必要だと考えます。そして,市民全体がその恩恵を受けられるようにしていく必要があります。市のシステムを再構築するに当たって,将来の方向を見きわめて,最も適切なシステムになるように取り組むことや,経費面についても,専門家として,事業者側と対等以上に交渉ができるようにすることも必要なことだと考えます。そのことによって,6億円程度の削減効果が期待できると説明されましたが,ぜひそうなるようにしていただきたいし,その財源は市民生活や教育などの施策に生かされるよう求めておきます。  しかし,同時に,当局の説明によると,今後,府中町,海田町,坂町,熊野町の安芸郡4町との間で,協働したIT業務のアウトソーシング,外注化に取り組む,そのために,双方の業務の標準化を進め,それを通じて円滑な合併の推進に役立つようにするとしております。要するに,合併の地ならしをしようということで,その任に新しい副市長を充てると説明していただきました。  また,国の職員から登用する理由として,地方分権改革や道州制等に的確に対応するためと説明しておられます。合併は,それぞれの地域社会としてのまとまりや歴史,住民にとっての必要性を十分に議論した上で,双方の住民が合意して行うべきものです。広島市の行政が,他の自治体を合併したいから,そこの住民の意向とはかかわりなく,外堀を埋めるようなやり方で合併を推進しようという考え方には賛成できません。合併をしようとするなら,真正面から双方の住民に提起し,十分で慎重な議論を行える条件を整えて進めるべきであるし,住民の多数の賛成を確認できるやり方で進めるべきであります。  現状の地方分権改革と言われるものは,地方の願いとは違って,国が地方の財源を削る手段となっており,その結果,広域合併が強行的に推進され,むしろ,住民サービスの低下を招き,地方の衰退が深刻化しております。これらは,道州制の導入を前提に進められてきたものです。  安倍前内閣のもとで設置された道州制ビジョン懇談会が,ことし3月24日に発表した中間報告では,自己決定,自己責任の原則,国民に自助と自立の精神を引き起こすと強調しています。道州制導入によって,福祉,医療,教育などの大幅な切り下げと,住民の負担増がこれまで以上に進むことは明らかです。市民生活に責任を負う市としては,的確な対応というよりも,全国の責任ある自治体と協働で,にせの地方分権改革や住民の暮らしに一層の困難をもたらす道州制をやめさせるために努力をするべきだと考えます。  以上,意見を述べて討論といたします。  ありがとうございました。(拍手) ○藤田博之 議長       次に,7番馬庭恭子議員。                〔7番馬庭恭子議員登壇〕(拍手) ◆7番(馬庭恭子議員) ひろしま未来クラブの馬庭恭子です。会派を代表して,第87号議案,副市長の選任同意について,意見を付して賛成の討論を行います。  1999年に,1期目の市長所信表明で,女性助役登用を表明して以来,今まで3度の女性助役の提案が否決されてきました。それにはさまざまな事情や状況があったと思います。しかし,多くの広島の女性たちにとっては,生の声が反映されない,失われた10年だったと思います。  21世紀になり,男女共同参画社会がうたわれても,現実に,地域,企業,行政,政治の場面での女性の活躍はいまだ十分ではありません。その一つの証拠として,この議場の行政側には一人の女性もおりません。さらに,議員側には,55人中わずか7人の女性議員です。このような状況を変革していくために,働く女性たちには,役割モデルとして,地域では,同じ女性としての等身大のモデルとして,副市長という権限と責任を持ちながら,市民にわかりやすく政策展開をしていくことは重要だと考えます。  今回の選任同意案は,女性だからこそ見えてくること,感じることを政策に生かすことができるのではと期待するからこそ,3人目でも賛成するのです。男性の副市長をもう一人ということでは,この財政難の中で,市民の皆さんは納得いたしません。  今回の副市長候補には,女性ならではの感性,決断力を生かし,行政に存在するむだを解消し,経費を見直し,これまで広島市がきちんと取り組んでこなかった諸課題を新たな視点で見直して,システムの再構築をお願いしたいと思います。  さらに,男性幹部職員は,自分の年齢より若い女性上司とともに仕事をすることになります。かつてない新しい経験です。この経験が生かされ,将来の幹部職員の半分は女性,半分は男性という社会を実現するための道筋が見えるような新しい働き方を市民の皆さんに見せてください。  市民の皆さんが,広島市はサービスがきめ細かくなった,やることが早くなった,親切になったなど,具体的な生の声を上げることこそが評価です。  さらに,行政のスリム化,公務員改革といった今日的な課題と本市の財政状況を考えれば,今後は,副市長二人体制が望ましいのではないかと考えています。その二人のうち,一人が女性という執行部体制を確立していただくよう,意見を付して賛成といたします。  以上でございます。(拍手) ○藤田博之 議長       以上で討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  本件は,原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○藤田博之 議長       起立全員であります。よって,本件は同意することに決定いたしました。 ───────────────────────────────────────               休   憩   宣   告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       この際,種々御協議いたしたいことがありますので,暫時休憩をいたします。  およそ3時ごろになると思います。                 午前11時48分休憩 ───────────────────────────────────────                  午後3時22分開議                  出席議員  55名                  欠席議員  0名 ○藤田博之 議長       出席議員55名であります。 ───────────────────────────────────────                開   議   宣   告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       休憩前に引き続き会議を開きます。 ───────────────────────────────────────                 日程の追加変更について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       この際,日程の追加変更についてお諮りをいたします。  私の手元に,児玉副議長より,副議長の辞職願が提出されました。  つきましては,副議長の辞職許可についてを日程に追加,直ちに議題といたしたいと思いますが,御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,副議長の辞職許可についてを議題といたします。                〔児玉光禎議員退席〕 ─────────────────────────────────────── △追加日程 副議長の辞職許可について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       事務局長に辞職願を朗読させます。 ◎浜中典明 事務局長     (朗 読)                     辞職願  このたび一身上の都合により副議長を辞職いたしたいので,許可されますようお願いいたします。  平成20年6月26日                                    広島市議会副議長                                        児玉光禎   広島市議会議長 様 ○藤田博之 議長       お諮りいたします。  本件は,申し出のとおり辞職を許可することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,児玉光禎議員の副議長辞職は許可することに決定いたしました。 ───────────────────────────────────────                 前副議長退任のあいさつ ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       ただいま,副議長を辞職されました児玉光禎議員より,退任のあいさつの申し出がありますので,これを許します。  44番児玉光禎議員。                〔44番児玉光禎議員登壇〕 ◆44番(児玉光禎議員) お許しをいただきまして,一言ごあいさつを申し上げます。  去年の5月に副議長に御推挙いただきまして,至りませんが,1年間,つつがなく,無事に職を務めさせていただくことができました。皆様の御協力に対しまして,心からお礼を申し上げます。  なお,今後とも,一議員として市政発展のため努力いたしますので,どうぞ,御鞭撻のほど,よろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。(拍手) ───────────────────────────────────────                 前副議長に対する謝辞 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       柳坪進議員より,前副議長に対する謝辞を述べたいとの申し出がありますので,これを許します。  53番柳坪進議員。                〔53番柳坪進議員登壇〕              〔44番児玉光禎議員自席にて起立〕 ◆53番(柳坪進議員) まことに僭越でございますが,皆様方のお許しをいただきまして,ただいま副議長を辞職されました児玉議員に対し,一言,感謝の言葉を申し述べさせていただきます。  児玉議員におかれましては,昨年5月に副議長として御推挙を受けられ,今日まで,その誠実なお人柄と長年培われた豊富な経験・識見を発揮され,藤田議長を補佐し,市政の発展と議会の運営に全力を傾注してこられました。  心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。  どうか,児玉議員におかれましては,今後とも,御健康に留意をいただきまして,これまでの貴重な経験と政治手腕を生かされ,市政発展に一層のお力添えを賜りますようお願いを申し上げまして,簡単でございますが,謝辞とさせていただきます。  どうも御苦労さまでございました。(拍手) ───────────────────────────────────────                 日程の追加変更について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       この際,日程の追加変更についてお諮りをいたします。  児玉副議長の辞職に伴い,新たに副議長を選挙する必要が生じましたので,この際,副議長の選挙を日程に追加,直ちに選挙を行いたいと思いますが,御異議ございませんでしょうか。
                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,副議長の選挙を日程に追加,直ちに選挙を行います。 ─────────────────────────────────────── △追加日程 副議長の選挙について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       議場の閉鎖を命じます。                   〔議場閉鎖〕 ○藤田博之 議長       ただいまの出席議員は55名であります。  投票用紙を配付させます。                〔書記,投票用紙を配付〕 ○藤田博之 議長       投票用紙の配付漏れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                〔書記,投票箱を点検〕 ○藤田博之 議長       異状なしと認めます。  念のために申し上げます。  投票は単記無記名であります。  投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上,点呼に応じて,順次投票願います。  点呼を命じます。              〔書記,氏名を点呼し,各員投票〕                 〔投 票 者 氏 名〕         八 軒 幹 夫 議員     大 野 耕 平 議員         三 宅 正 明 議員     碓 氷 芳 雄 議員         西 田   浩 議員     渡 辺 好 造 議員         馬 庭 恭 子 議員     豊 島 岩 白 議員         清 水 良 三 議員     森 本 真 治 議員         藤 井 敏 子 議員     今 田 良 治 議員         桑 田 恭 子 議員     原   裕 治 議員         米 津 欣 子 議員     星 谷 鉄 正 議員         安 達 千代美 議員     八 條 範 彦 議員         竹 田 康 律 議員     元 田 賢 治 議員         沖   洋 司 議員     松 坂 知 恒 議員         村 上 厚 子 議員     中 原 洋 美 議員         永 田 雅 紀 議員     増 井 克 志 議員         山 田 春 男 議員     橋 本 昭 彦 議員         平 木 典 道 議員     母 谷 龍 典 議員         谷 口   修 議員     宮 本 健 司 議員         沖 宗 正 明 議員     酒 入 忠 昭 議員         田 尾 健 一 議員     太 田 憲 二 議員         若 林 新 三 議員     中 森 辰 一 議員         熊 本 憲 三 議員     佐々木 壽 吉 議員         種 清 和 夫 議員     木 山 徳 和 議員         金 子 和 彦 議員     児 玉 光 禎 議員         碓 井 法 明 議員     平 野 博 昭 議員         月 村 俊 雄 議員     土 井 哲 男 議員         都志見 信 夫 議員     皆 川 恵 史 議員         中 本   弘 議員     木 島   丘 議員         柳 坪   進 議員     海 徳   貢 議員         藤 田 博 之 議員 ○藤田博之 議長       投票漏れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       投票漏れなしと認めます。  投票箱を閉鎖します。                   〔投票箱閉鎖〕 ○藤田博之 議長       これより開票を行います。  この際,開票立会人を御指名いたします。  16番星谷鉄正議員,23番村上厚子議員,31番谷口修議員の御三名を指名いたします。  立ち会いをお願いいたします。                  〔開票立会人立会〕                〔書記,投票を計算,点検〕 ○藤田博之 議長       選挙の結果を報告いたします。  投票総数55票    有効投票55票   投票総数は,出席議員の55名と符合いたします。  有効投票中    佐々木 壽 吉 議員 30票    土井哲男 議員 24票    児玉光禎 議員 1票   以上のとおりであります。  本選挙の法定得票数は14票であります。  よって,佐々木壽吉議員が副議長に当選をされました。  議場の閉鎖を解きます。                   〔議場開鎖〕 ───────────────────────────────────────              新副議長の紹介並びに就任あいさつ ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       ただいま副議長に当選をされました佐々木壽吉議員を御紹介いたします。  40番佐々木壽吉議員。                〔40番佐々木壽吉議員登壇〕(拍手) ◆40番(佐々木壽吉議員) 副議長就任に当たり,一言,ごあいさつ申し上げます。  ただいま,多くの皆様方の御支援により,名誉ある第96代広島市議会副議長の要職に御推挙いただきまして,心から厚く御礼申し上げますとともに,その重責を改めて痛感しているところでございます。  主権在民を第一に,まことに微力ではございますが,先輩,同僚議員の皆様の御指導と御協力を賜り,広島市の発展のため,また,議長とともに円滑な議会運営に努力をしてまいる所存でございます。  どうか,今まで以上の御支援をお願い申し上げまして,簡単ではございますが就任のごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) ───────────────────────────────────────                副 議 長 確 定 の 宣 告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       佐々木壽吉議員より,副議長就任のあいさつがありましたので,本市議会の副議長は確定をいたしました。 ───────────────────────────────────────                 新副議長に対する祝辞 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       中本弘議員より,新副議長に対し,祝辞を申し述べたいとの申し出がありますので,これを許します。  51番中本弘議員。                〔51番中本弘議員登壇〕              〔40番佐々木壽吉議員自席にて起立〕 ◆51番(中本弘議員) まことに僭越ではございますが,議員の皆様方のお許しをいただきまして,ただいま就任されました佐々木副議長さんに対しまして,一言,お祝いの言葉を申し上げたいと思います。  佐々木副議長は,本市議会議員として,平成3年から5期連続当選を果たされているところであり,その間,決算特別委員会委員長等の要職を歴任されるなど,その力量,お人柄は高く評価されているところでございます。  さて,本市におきましては,地方分権,行財政改革の推進,地域経済の活性化,急速に進展する少子・高齢化社会への対応等,重要な課題が山積しており,議会といたしましても,これらの諸問題に的確に対応していくために,英知を結集して積極的に取り組んでいく必要があると思います。  このような時期,副議長の職務は大変多忙なものになると思われますが,どうか,健康には十二分に御留意されまして,議長と力を合わせ,市政発展のため,また,円滑な議会運営のために御尽力を賜りますようお願いを申し上げまして,甚だ簡単でございますけれども,お祝いの言葉とさせていただきます。
     おめでとうございます。(拍手) ───────────────────────────────────────                 日程の追加変更について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       この際,日程の追加変更についてお諮りをいたします。  市長より,第88号議案,監査委員の選任の同意についてが提出されました。  この際,第88号議案を日程に追加,直ちに議題といたしたいと思いますが,これに御異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,第88号議案を日程に追加,直ちに議題とすることに決定いたしました。 ─────────────────────────────────────── △追加日程 第88号議案 監査委員の選任の同意について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       第88号議案,監査委員の選任の同意についてを議題といたします。  除斥の規定により,沖洋司議員,元田賢治議員は退席をお願いいたします。              〔沖洋司議員,元田賢治議員退席〕 ○藤田博之 議長       お諮りいたします。  本件は,市長説明並びに自後の議事手続を省略,直ちに採決をいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  これより採決をいたします。  本件は,原案に同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,本件は同意することに決定いたしました。              〔沖洋司議員,元田賢治議員着席〕 ─────────────────────────────────────── △元日程第4 広島市農業委員会委員の推薦について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第4,広島市農業委員会委員の推薦を行います。  推薦依頼書の写しは,お手元に配付したとおりであります。  お諮りいたします。  本件は,先例により,議長において被推薦人を指名することに決して御異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  除斥の規定により,田尾健一議員,八條範彦議員は退席をお願いいたします。              〔田尾健一議員,八條範彦議員退席〕 ○藤田博之 議長       事務局長に指名表を朗読させます。 ◎浜中典明 事務局長     (朗 読)  広島市農業委員会委員    広島市安佐南区西原四丁目4番5号     田 尾 健 一 議員   同じく    広島市安佐南区高取南二丁目20番4号     八 條 範 彦 議員   以上2名 ○藤田博之 議長       ただいま指名をいたしましたとおり,それぞれ推薦することに御異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,指名どおり推薦することに決定いたしました。              〔田尾健一議員,八條範彦議員着席〕 ─────────────────────────────────────── △元日程第5 広島市各区の選挙管理委員及び補充員の選挙について(佐伯区を除く) ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第5,佐伯区を除く広島市各区の選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。  本件は,先例により指名推選によることとし,議長より指名することに決して御異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  佐伯区を除く広島市各区の選挙管理委員及び補充員として,お手元に配付してあります名簿のとおり御指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名をいたしました方々を当選人と定めることに御異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,ただいま御指名いたしました方々が,佐伯区を除く広島市各区の選挙管理委員及び補充員に当選をされました。 ─────────────────────────────────────── △元日程第6 広島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第6,広島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  選出依頼書の写しは,お手元に配付したとおりであります。  お諮りいたします。  本件は,先例により指名推選によることとし,議長より指名することに決して御異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  広島県後期高齢者医療広域連合議会議員として,土井哲男議員,橋本昭彦議員,中森辰一議員,安達千代美議員,以上4名を御指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま御指名をいたしました4名の議員を当選人と定めることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  この際,ただいま当選されました4名の議員が議場におられますので,本席から,会議規則第30条第2項の規定により,当選の告知をいたします。 ─────────────────────────────────────── △元日程第7 常任委員会委員及び正副委員長の選任について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第7,常任委員会委員及び正副委員長の選任を行います。  委員会条例第6条第1項及び第7条第2項の規定により,議長より指名をいたします。  事務局長に指名表を朗読させます。 ◎浜中典明 事務局長     (朗 読)    総務委員会     委 員 長 星 谷 鉄 正 議員     副委員長 桑 田 恭 子 議員     以下,委員の方のお名前を申し上げます。          三 宅 正 明 議員   八 軒 幹 夫 議員          元 田 賢 治 議員   太 田 憲 二 議員          皆 川 恵 史 議員   藤 田 博 之 議員          月 村 俊 雄 議員   柳 坪   進 議員                             以上10名 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    消防上下水道委員会     委 員 長 母 谷 龍 典 議員     副委員長 中 原 洋 美 議員     以下,委員の方のお名前を申し上げます。          今 田 良 治 議員   谷 口   修 議員          沖   洋 司 議員   橋 本 昭 彦 議員          種 清 和 夫 議員   木 島   丘 議員
             海 徳   貢 議員                             以上9名 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    文教委員会     委 員 長 安 達 千代美 議員     副委員長 米 津 欣 子 議員     以下,委員の方のお名前を申し上げます。          西 田   浩 議員   八 條 範 彦 議員          藤 井 敏 子 議員   佐々木 壽 吉 議員          田 尾 健 一 議員   酒 入 忠 昭 議員          碓 井 法 明 議員                             以上9名 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    経済環境委員会     委 員 長 松 坂 知 恒 議員     副委員長 清 水 良 三 議員     以下,委員の方のお名前を申し上げます。          平 木 典 道 議員   宮 本 健 司 議員          永 田 雅 紀 議員   沖 宗 正 明 議員          山 田 春 男 議員   熊 本 憲 三 議員          金 子 和 彦 議員                             以上9名 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    厚生委員会     委 員 長 馬 庭 恭 子 議員     副委員長 渡 辺 好 造 議員     以下,委員の方のお名前を申し上げます。          大 野 耕 平 議員   碓 氷 芳 雄 議員          森 本 真 治 議員   竹 田 康 律 議員          中 森 辰 一 議員   都志見 信 夫 議員          平 野 博 昭 議員                             以上9名 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    建設委員会     委 員 長 若 林 新 三 議員     副委員長 豊 島 岩 白 議員     以下,委員の方のお名前を申し上げます。          原   裕 治 議員   村 上 厚 子 議員          増 井 克 志 議員   木 山 徳 和 議員          児 玉 光 禎 議員   土 井 哲 男 議員          中 本   弘 議員                             以上9名 ○藤田博之 議長       ただいま指名いたしましたとおり,選任することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,指名どおり選任することに決定いたしました。 ─────────────────────────────────────── △元日程第8 議会運営委員会委員及び正副委員長の選任について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第8,議会運営委員会委員及び正副委員長の選任を行います。  委員会条例第6条第1項及び第7条第2項の規定により,議長より指名をいたします。  事務局長に指名表を朗読させます。 ◎浜中典明 事務局長     (朗 読)    議会運営委員会     委 員 長 沖 宗 正 明 議員     副委員長 宮 本 健 司 議員     副委員長 星 谷 鉄 正 議員     以下,委員の方のお名前を申し上げます。          米 津 欣 子 議員   馬 庭 恭 子 議員          松 坂 知 恒 議員   村 上 厚 子 議員          母 谷 龍 典 議員   元 田 賢 治 議員          増 井 克 志 議員   太 田 憲 二 議員          永 田 雅 紀 議員   熊 本 憲 三 議員          木 山 徳 和 議員                             以上14名 ○藤田博之 議長       ただいま指名いたしましたとおり,選任することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,指名どおり選任することに決定いたしました。 ─────────────────────────────────────── △元日程第9┌自議員派遣案第1号 議員派遣案(中本弘議員ほか8名を派遣)       ┤       └至議員派遣案第3号 議員派遣案(永田雅紀議員ほか2名を派遣) ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第9,議員派遣案第1号から第3号を一括議題といたします。  それでは,まず,議員派遣案第1号について趣旨説明を求めます。  51番中本弘議員。                〔51番中本弘議員登壇〕(拍手) ◆51番(中本弘議員) 短くやれという御提案があったんですが,手元には長い文でございますので,我慢をしていただきたいと思います。  皆様方のお手元に配付させていただいております要領に従いまして,今回,海外視察をいたしたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。  日時は,8月26日から9月2日まで7日間でございます。  視察都市は,カナダのモントリオール市,それからケベック市,トロント市の3都市でございます。最初に訪問するモントリオール市は広島市と姉妹都市でもあり,ことしは,姉妹都市提携10周年に当たりますので,まず市庁舎への表敬訪問を行い,行政視察は環境問題について勉強してまいりたいと思っております。  2005年に始まったモントリオール市の環境計画,第1段階の目標は既に達成されておるようでございます。モントリオール市では,第1段階で,市が保有する車両のエネルギー効率化など24の環境施設を設けられ,108台の車両が,既にエネルギーの効率のよいものに交換され,その他の施策としては,約450カ所に自転車の駐輪場の設置などがあると伺っております。  モントリオール市は,大気環境の改善,資源利用の効率化,2012年までに温室効果ガス排出量を20%削減するということを目標にいたしておりまして,本年度を環境元年と位置づけている広島市にとっても大いに参考になるのではないかと思っております。また,現在,モントリオール市は,持続可能な開発計画段階であり,あわせて具体的な事例について勉強したいと考えております。  先ほど述べました,環境問題に関連する環境教育について勉強をしてまいりたいと思っております。  モントリオール市にある,子供たちに遊びながら環境問題を教育するバイオスフィアを視察いたしたいと思います。バイオスフィアは水をテーマにした教育施設であり,水の都構想を提唱しておる広島市にとって大いに勉強になり,参考になるのではないかというように思っております。  第2番目の都市ケベック市は,ケベック州の州都であると同時に,世界歴史遺産都市にも選ばれておる城壁都市であります。  ケベックはカナダ第2位のガソリン消費地域であり,昨秋,ケベック州政府は,温室効果ガスの削減を図り,京都議定書で定められた数値目標を達成するため,ガソリンを対象に,2007年6月6日,カナダ初となる炭素税を発表し,ことし,1億ドル,その後,年間,2億ドルの税収を見込んでおり,これらの税収はグリーン基金に集められ,州内の交通機関に利用されておるとのことなので,ケベック市としてはこの問題にどのように取り組んでおるのか,この点について少し突っ込んだ勉強をしてみたいと,こういうふうに思っております。  第3番目の都市トロントでございますけれども,トロント市はカナダ一番の都市であり,仄聞するところによりますと,古い都市環境を残しながら,調和のとれた新しいまちづくりをしているということでございます。  具体的には,日本人にとって,市役所は特別な理由のない限り,余り足の向かない場所といった感じがありますが,トロント市の市役所は一味違うようでございます。その建物は1965年に建設され,湾曲した二つのビルから成る建物で,別名,「カキの殻」と呼ばれ,そのモダンで個性豊かなデザインは,バイオハザードなど数々の近未来映画にも使われ,また,すぐその隣に,1899年建築の旧市庁舎も残されておるということでございます。  市庁舎前の広場では,毎週青空市場が開かれ,6月にはジャズフェスティバル,大みそかにはコンサートと,大勢の人が集まって新年を迎えるカウントダウン,それに打ち上げ花火,冬期には正面の池が市民のために無料のスケートリンクになるなど,多彩なイベント広場として活用され,結婚式も行われるようでございます。事あるごとに市民が集う場所が市庁舎と言われておりますので,市庁舎周辺の市民の利用形態もあわせて調査をしてまいりたいというふうに思っております。  百聞は一見にしかず,勉強になると思います。  また,オンタリオ湖周辺の水辺を利用した商業施設は,環境資源としては抜群の集客力を持っておると聞き及んでおります。水の都構想を持つ広島とどこかで整合性が持てるのではないかと期待をいたしております。  以上述べました5項目をこのたびの行政視察項目として取り上げ,成果を上げてまいりたいと思います。  よろしくお願い申し上げます。(拍手) ○藤田博之 議長       次に,議員派遣案第2号について趣旨説明を求めます。  34番酒入忠昭議員。                〔34番酒入忠昭議員登壇〕 ◎34番(酒入忠昭議員) 市民連合の酒入忠昭でございます。  議員派遣案第2号について趣旨説明を申し上げます。  先ほどの方が少し長いようでございましたので,少し短目に提案させていただきます。  現在,地球温暖化対策は人類最大の課題であります。このため,本市では,平成15年5月に,広島市地球温暖化対策地域推進計画を策定し,本年度を温暖化対策行動元年と位置づけ,具体的な行動を開始したところであります。
     一方,少子・高齢化対策,特に,高齢者医療の問題は早期の対応が必要であります。また,日本の教育制度は世界で模範となるものであると言われておりましたが,現在では,子供の学力低下が問題となり,その対策が必要となってきております。  そこで,それらの問題解決のために,まず,地球温暖化対策では,先進都市であるイギリスのロンドン市で行われております非営利団体やボランティアによる自主的な取り組み,そして,ヨーロッパで最新と言われておりますエドモント焼却場,発電所の焼却により発生する排ガス,焼却灰の処理の実態を目で確認し,ごみの減量化や収集されたごみの再資源化の取り組みを勉強してまいりたいと思います。  次に,イギリスは,以前,「ゆりかごから墓場まで」と言われた,福祉の充実した国であるというように言われておりました。現在どのような制度になっているかを目で確かめ,勉強してまいりたいと思います。  教育問題では,フィンランドのヘルシンキ市を訪問し,全世界の注目を浴びているIT技術教育や,幼児から高校までの一貫教育の現場を視察してまいりたいと思います。  以上,視察の趣旨を総括的に申し上げましたが,時間の許す限り,都市基盤整備,少子化対策,男女共同参画等につきましても勉強をしてまいりたいというように考えております。  次に,日程でございますけれども,既にお配りしていますように,8月20日から28日までの9日間行ってまいりたいと思います。  団員は,私が団長で,市民連合全員9名で行ってまいります。  以上で趣旨説明を終わります。  皆様方の御賛同,よろしくお願いいたします。(拍手) ○藤田博之 議長       次に,議員派遣案第3号について趣旨説明を求めます。  25番永田雅紀議員。                〔25番永田雅紀議員登壇〕(拍手) ◎25番(永田雅紀議員) 議員派遣,最後でございます。もう少し御辛抱お願いしたいと思います。  議員派遣案第3号について趣旨説明をいたします。  派遣目的は,教育行政,高齢者福祉,介護保険制度と扶助制度の福祉行政,まちづくりや都市再開発の都市基盤整備,工業・産業振興及び人権問題についての調査を実施しようとしております。  派遣場所は,デンマーク王国のコペンハーゲン市,ドイツ連邦共和国のベルリン市,チェコ共和国のプラハ市を訪問いたします。  派遣期間は8月24日から8月31日までで,派遣議員は,今田良治,八軒幹夫,そして,私永田雅紀でございます。  以上が議員派遣案の概要でございます。  次に,その調査研究の内容ですが,デンマークのコペンハーゲン市では,一般的に自由な雰囲気の中で行われ,自由発想や自己表現を重視している,デンマークにおける教育行政全般についての調査を行います。特に,就学前教育から成人教育まで,共同的な教育を重視している北欧型の教育の状況や,生涯学習システムについての調査研究と,それに付随した自治体独自の取り組みについても調査研究いたします。  また,デンマークは,高福祉,高負担の国として知られていますが,高齢者を介護の対象としてではなく,生きる主体としてとらえて高齢者福祉施策を展開されております。この福祉先進国と言われるデンマークの制度やシステムについて調査研究をしたいと思っております。  もう1点は,コペンハーゲン市の町並み保全状況やまちづくりについて,関連した地域コミュニティとのかかわりや交通施策についての調査研究を行います。  また,ベルリン市においては,日本も参考にされました,全世代の介護ニーズに対応しているドイツの介護保険制度の調査研究と,自治体の特色ある取り組みについても調査研究を行います。  生活保護制度についても,就業能力の有無により,適用法令と給付内容に差異があり,就業能力のある失業者に対しては,労働生活の復帰に主眼を置き,就業能力のない高齢者や障害者には生活保障する別々の制度により,自立と保障が確保できる取り組みの調査研究をするとともに,自治体の特色ある取り組みについても調査研究いたします。  また,ベルリンの壁崩壊後の再開発事業,特に,インフラ整備の進みぐあいの違うまちを一体として行った再開発の理念と特色について研究もいたします。  プラハ市においては,東欧諸国の民主化に伴い,企業誘致に積極的に取り組まれ,現在は,ヨーロッパの工場と言われておるほど急速な成長をしており,経済の活性化の観点から,産業や工業の振興策について調査研究をするとともに,自治体での特色ある取り組みについても調査研究いたします。  また,チェコは,二度のスロバキアとの統一と分断,そして,その間のナチスによる占領や共産党時代から,民主化などたび重なる時代の変遷により,現在においても,近隣諸国の民族との対立は残っており,時代背景を踏まえた,将来に向けた人権問題の解決の取り組みについて調査研究をしたいと思います。  そして,こうした調査研究の成果を,広島市基本計画の重点施策として掲げられています,健やかで文化的に暮らせる都市広島の実現,子どもと若者をはぐくむ都市広島の実現,活力ある経済都市広島の実現に反映させたいと考えておりますので,どうか,皆様方の御賛同をよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。  ありがとうございました。(拍手) ○藤田博之 議長       お諮りいたします。  本件は,いずれも自後の議事手続を省略,直ちに採決をいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  これより採決をいたします。  本件は,いずれも,お手元に配付の案のとおり議員派遣することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○藤田博之 議長       起立多数であります。よって,本件は,いずれも案のとおり議員派遣することに決定いたしました。 ─────────────────────────────────────── △元日程第10┌自意見書案第14号 義務教育費国庫負担制度の見直しに関する意見書案       ┤       └至意見書案第16号 後期高齢者医療制度の抜本的な見直しに関する意見書案 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第10,意見書案第14号,義務教育費国庫負担制度の見直しに関する意見書案,意見書案第15号,介護労働者の待遇改善を求める意見書案及び意見書案第16号,後期高齢者医療制度の抜本的な見直しに関する意見書案を一括議題といたします。  お諮りいたします。  意見書案第14号及び第15号は,各派共同提案でありますので,趣旨説明を省略いたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  それでは,意見書案第16号について趣旨説明を求めます。  23番村上厚子議員。                〔23番村上厚子議員登壇〕(拍手) ◎23番(村上厚子議員) 日本共産党の村上厚子です。提出者を代表して,意見書案第16号,後期高齢者医療制度の抜本的な見直しに関する意見書案について,案文を読み上げて,趣旨説明とさせていただきます。  ことし4月から始まった後期高齢者医療制度に対して,国民の怒りと批判の声が沸騰しています。  この制度の開始を前後して,広島県老人クラブ連合会を初め全国の高齢者が怒りと強い批判の声を上げ,広島県医師会など27に上る都道府県医師会,さらに地域医師会が実施反対と不協力の声明を発表するなど,医療を受ける側,医療を提供する側双方を上げて反対の声がますます強まっています。  政府は,後期高齢者医療制度への余りに強い国民の反発に驚き,これまで被用者保険の被扶養者であった高齢者からの保険料徴収を延期する手直しを行い,今また低所得者の保険料の軽減をするなどの手直しをせざるを得ない状況にあります。  しかし,あくまでも制度の骨格は間違っていないとして,部分的な手直しで切り抜けようとしています。しかし,一時的に一部の保険料が下がったとしても,後期高齢者医療制度は2年ごとに保険料を自動的に引き上げる仕組みになっており,団塊の世代が加入するころは,保険料は今の2倍以上になると言われています。さらに,75歳という年齢で区切って医療内容も別建ての制度にしたこと,医療が必要な人が多い75歳以上の人たちであるのに,生活の必要から保険料を滞納すると保険証が取り上げられてしまう仕組みになっていること,制度の運営が広域連合というあいまいな組織になり,住民が直接選ぶ議会ではないので住民の声が届きにくい仕組みになっていることなど,さまざまな問題があります。  よって,国会及び政府におかれては,後期高齢者医療制度について,部分的な制度の手直しではなく,高齢者の医療のあり方についての国民的な議論を踏まえ,廃止を含めた抜本的な見直しをされるよう強く要請します。  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。  皆様の御賛同をお願いいたしまして,終わります。(拍手) ○藤田博之 議長       お諮りいたします。  本件は,いずれも自後の議事手続を省略,直ちに採決をいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  これより採決をいたします。  まず,意見書案第16号,後期高齢者医療制度の抜本的な見直しに関する意見書案を採決いたします。  本件は,原案どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○藤田博之 議長       起立少数であります。よって,本件は否決されました。  次は,意見書案第14号,義務教育費国庫負担制度の見直しに関する意見書案及び意見書案第15号,介護労働者の待遇改善を求める意見書案を一括採決をいたします。  本件は,いずれも原案どおり決するに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,本件は,いずれも原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────── △元日程第11 請願の取り下げについて        (請願第14号 地域医療・福祉の向上につながる高齢者医療制度の実施を求めることについて) ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第11,請願の取り下げについてを議題といたします。  お手元に配付しております請願取下げ表のとおり,請願第14号,地域医療・福祉の向上につながる高齢者医療制度の実施を求めることについては,請願者から取り下げの申し出がありましたので,所管の厚生委員長へ通知し,委員会で報告されております。  お諮りいたします。  請願第14号の取り下げについては,これを承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。 ─────────────────────────────────────── △元日程第12 請願第18号 長尾台における墓地建設の不許可を求めることについて        請願第20号 中山間地域における中小企業等の振興策を求めることについて ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第12,請願第18号,長尾台における墓地建設の不許可を求めることについて及び請願第20号,中山間地域における中小企業等の振興策を求めることについてを一括議題といたします。  本件に対する経済環境,厚生両委員会の審査の結果は,お手元に配付いたしました請願審査報告総括表のとおりであります。  これより討論に入ります。  本件については討論の通告がありませんので,これをもって討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  まず,請願第18号,長尾台における墓地建設の不許可を求めることについて,採決をいたします。  本件に対する委員会の報告は不採択であります。  したがいまして,会議規則第75条第1項の規定により,本件は採択することについてお諮りをいたします。  本件は,採択することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○藤田博之 議長       起立なしであります。よって,本件は不採択と決定いたしました。  次は,請願第20号,中山間地域における中小企業等の振興策を求めることについてを採決いたします。  本件は委員会の報告どおり決するに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,本件は,委員会の報告どおり採択することに決定をいたしました。
    ─────────────────────────────────────── △元日程第13 請願の閉会中継続審査について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,元日程第13,請願の閉会中継続審査についてを議題といたします。  本件については,お手元に配付いたしました請願継続審査申出総括表のとおり,それぞれ関係常任委員長より継続審査の申し出がありました。  お諮りいたします。  本件は,申し出どおり,いずれも閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。 ───────────────────────────────────────                付議事件議了の宣告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       以上で,付議事件はすべて終了いたしました。 ───────────────────────────────────────              閉   会   宣   告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       これをもちまして,第2回定例会を閉会をいたします。  御苦労さんでした。                 午後4時28分閉会 ─────────────────────────────────────── △(参照1)  議案審査報告総括表                               ┌平成20年第2回 ┐                               └広島市議会定例会┘ 総務委員会 ┌────┬──────────────────────────────┬────┐ │議案番号│          件        名          │審査結果│ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 68 │平成20年度広島市一般会計補正予算(第1号)中関係分     │原案可決│ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 71 │広島市吏員退隠料,退職給与金,遺族扶助料及び死亡給与金条例の│  〃  │ │    │一部改正について                      │    │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 72 │広島市市税条例の一部改正について              │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 76 │町及び字の区域の変更について                │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 78 │公の施設の指定管理者の指定について(広島市南区スポーツセンタ│  〃  │ │    │ー出島屋内プール)                     │    │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 86 │専決処分の承認について(広島市市税条例の一部を改正する条例)│承  認│ └────┴──────────────────────────────┴────┘ 消防上下水道委員会 ┌────┬──────────────────────────────┬────┐ │議案番号│          件        名          │審査結果│ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 75 │広島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について     │原案可決│ └────┴──────────────────────────────┴────┘ 文教委員会 ┌────┬──────────────────────────────┬────┐ │議案番号│          件        名          │審査結果│ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 68 │平成20年度広島市一般会計補正予算(第1号)中関係分     │原案可決│ └────┴──────────────────────────────┴────┘ 経済環境委員会 ┌────┬──────────────────────────────┬────┐ │議案番号│          件        名          │審査結果│ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 84 │財産の取得について                     │原案可決│ └────┴──────────────────────────────┴────┘ 厚生委員会 ┌────┬──────────────────────────────┬────┐ │議案番号│          件        名          │審査結果│ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 68 │平成20年度広島市一般会計補正予算(第1号)中関係分     │原案可決│ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 69 │平成20年度広島市老人保健特別会計補正予算(第1号)     │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 70 │平成20年度広島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 80 │公の施設の指定管理者の指定について(広島市安佐南区地域福祉セ│  〃  │ │    │ンター)                          │    │ └────┴──────────────────────────────┴────┘ 建設委員会 ┌────┬──────────────────────────────┬────┐ │議案番号│          件        名          │審査結果│ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 68 │平成20年度広島市一般会計補正予算(第1号)中関係分     │原案可決│ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 73 │広島市国民宿舎湯来ロッジ条例の一部改正について       │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 74 │広島市湯の山温泉館条例の一部改正について          │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 77 │公有水面の埋立てに係る埋立地の用途変更に関する意見について │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 79 │公の施設の指定管理者の指定について(新広島市民球場)    │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 81 │公の施設の指定管理者の指定について(戸坂百田アパート附設駐車│  〃  │ │    │場)                            │    │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤
    │ 82 │市道の路線の廃止について                  │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 83 │市道の路線の認定について                  │  〃  │ ├────┼──────────────────────────────┼────┤ │ 85 │変更契約の締結について                   │  〃  │ └────┴──────────────────────────────┴────┘ △(参照2)   (写)                                平成20年6月19日 広島市議会議長  藤 田 博 之 様                        広島市長 秋 葉 忠 利 印            広島市農業委員会委員の推薦について(依頼)  このことについて,下記の農業委員会委員から辞任届が提出されました。  ついては,農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定に基づき,後任委員の推薦をお願いいたします。                      記 1 推薦依頼人数  2人 2 辞任届が提出された委員  沖   洋 司 委員                竹 田 康 律 委員 3 委員の委嘱期間  就任の日から平成22年6月16日                 (前任者の残任期間) △(参照3)  広島市中区選挙管理委員・補充員候補者名簿  ┌─────┬─────────┬───────────────────────┐  │ 区  分 │  氏   名  │       住        所       │  ├─────┼─────────┼───────────────────────┤  │     │すみたにひろし  │                       │  │  委  │炭 谷 寛 司  │広島市中区舟入南二丁目13番16号        │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │くらもとあつこ  │                       │  │     │倉 本 篤 子  │広島市中区光南二丁目7番17号          │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │おくだてつろう  │                       │  │     │奥 田 哲 郎  │広島市中区東千田町二丁目13番23−302号     │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │  員  │やすむらかずゆき │                       │  │     │安 村 和 幸  │広島市中区白島九軒町19番12号         │  ├─┬───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │なかむらしんすけ │                       │  │補│第1位│中 村 信 介  │広島市中区白島九軒町2番28号          │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │さえき  ゆずる │                       │  │ │第2位│佐 伯   穰  │広島市中区大手町五丁目7番6号         │  │充├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │はた  たかみ  │                       │  │ │第3位│秦   貴 美  │広島市中区吉島新町一丁目15番12−403号     │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │員│   │いしまるきんじ  │                       │  │ │第4位│石 丸 欣 司  │広島市中区昭和町8番36号            │  └─┴───┴─────────┴───────────────────────┘            広島市東区選挙管理委員・補充員候補者名簿  ┌─────┬─────────┬───────────────────────┐  │ 区  分 │  氏   名  │       住        所       │  ├─────┼─────────┼───────────────────────┤  │     │おおたけふさえ  │                       │  │  委  │大 武 房 枝  │広島市東区温品三丁目8番47号          │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │かわすみしんじ  │                       │  │     │河 角 信 次  │広島市東区牛田本町四丁目2番46号        │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │おざき なおみ  │                       │  │     │尾 崎 尚 美  │広島市東区中山東一丁目10番15号        │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │  員  │まえかわひでまさ │                       │  │     │前 川 秀 雅  │広島市東区牛田本町四丁目2番45号        │  ├─┬───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │かいはらゆうじ  │                       │  │補│第1位│開 原 雄 二  │広島市東区牛田本町五丁目10番22号       │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │むかい はるよ  │                       │  │ │第2位│向 井 春 代  │広島市東区戸坂大上三丁目1番8号        │  │充├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │はせがわえいこ  │                       │  │ │第3位│長谷川 栄 子  │広島市東区矢賀新町五丁目7番3号        │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │員│   │ふじいとさぶろう │                       │  │ │第4位│藤 井 登三郎  │広島市東区馬木九丁目18番6号          │  └─┴───┴─────────┴───────────────────────┘            広島市南区選挙管理委員・補充員候補者名簿
     ┌─────┬─────────┬───────────────────────┐  │ 区  分 │  氏   名  │       住        所       │  ├─────┼─────────┼───────────────────────┤  │     │お ち けいこ  │                       │  │  委  │越 智 惠 子  │広島市南区大州五丁目2番26−806号       │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │なかはらよりこ  │                       │  │     │中 原 從 子  │広島市南区東雲一丁目1番26号          │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │おおはらさだお  │                       │  │     │大 原 貞 夫  │広島市南区丹那町55番13号           │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │  員  │かみがさかんじ  │                       │  │     │神 笠 寛 治  │広島市南区宇品東七丁目6番21号         │  ├─┬───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │なかた けんご  │                       │  │補│第1位│中 田 憲 悟  │広島市南区仁保南二丁目17番15号        │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │よしかわかずとし │                       │  │ │第2位│吉 川 一 壽  │広島市南区西蟹屋二丁目6番26号         │  │充├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │こうの ようこ  │                       │  │ │第3位│河 野 洋 子  │広島市南区段原南一丁目18番7号         │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │員│   │にかいどうひであき│                       │  │ │第4位│二階堂 英 昭  │広島市南区宇品西二丁目15番46−1405号     │  └─┴───┴─────────┴───────────────────────┘            広島市西区選挙管理委員・補充員候補者名簿  ┌─────┬─────────┬───────────────────────┐  │ 区  分 │  氏   名  │       住        所       │  ├─────┼─────────┼───────────────────────┤  │     │はせがわのりお  │                       │  │  委  │長谷川 典 夫  │広島市西区横川新町6番6−1611号        │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │つばきはらとしのり│                       │  │     │椿 原 俊 憲  │広島市西区己斐上四丁目18番13号        │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │もりしげしずか  │                       │  │     │森 重 静 香  │広島市西区古江西町18番30号          │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │  員  │ためすえかずまさ │                       │  │     │爲 末 和 政  │広島市西区西観音町2番20−1203号        │  ├─┬───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │なかまるしょうそう│                       │  │補│第1位│中 丸 正 三  │広島市西区草津新町一丁目8番2号        │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │うえの かずお  │                       │  │ │第2位│上 野 和 夫  │広島市西区井口四丁目20番12号         │  │充├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │ひらた みちこ  │                       │  │ │第3位│平 田 美智子  │広島市西区己斐中三丁目12番23号        │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │員│   │もちづきこうき  │                       │  │ │第4位│望 月 光 紀  │広島市西区横川町三丁目7番14−1002号      │  └─┴───┴─────────┴───────────────────────┘           広島市安佐南区選挙管理委員・補充員候補者名簿  ┌─────┬─────────┬───────────────────────┐  │ 区  分 │  氏   名  │       住        所       │  ├─────┼─────────┼───────────────────────┤  │     │ほそだ みねお  │                       │  │  委  │細 田 岑 生  │広島市安佐南区緑井二丁目5番15号        │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │はらだ かよこ  │                       │  │     │原 田 佳代子  │広島市安佐南区沼田町大宇伴6708番地      │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │はせがわ じゅん │                       │  │     │長谷川   順  │広島市安佐南区長束二丁目1番20−803号     │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │  員  │やまだのぶひろ  │                       │  │     │山 田 延 廣  │広島市安佐南区西原八丁目20番11−3号      │  ├─┬───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │わたなべくにあき │                       │  │補│第1位│渡 部 邦 昭  │広島市安佐南区緑井三丁目35番13号       │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │よこやまちぐさ  │                       │  │ │第2位│横 山 千 種  │広島市安佐南区大町西三丁目4番11号       │  │充├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │よしみつあつこ  │                       │  │ │第3位│吉 光 敦 子  │広島市安佐南区長束三丁目38番27号       │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │員│   │かじやままさはる │                       │  │ │第4位│梶 山 正 治  │広島市安佐南区沼田町大字大塚1632番地     │  └─┴───┴─────────┴───────────────────────┘           広島市安佐北区選挙管理委員・補充員候補者名簿  ┌─────┬─────────┬───────────────────────┐  │ 区  分 │  氏   名  │       住        所       │  ├─────┼─────────┼───────────────────────┤
     │     │ひさかわまりこ  │                       │  │  委  │久 河 萬里子  │広島市安佐北区白木町大字秋山2708番地     │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │かわむらかずお  │広島市安佐北区安佐町大字くすの木台7番地    │  │     │川 村 一 夫  │の13                     │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │かんだ ひろし  │                       │  │     │神 田 博 史  │広島市安佐北区大林町260番地          │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │  員  │はた   きよし │                       │  │     │秦     清  │広島市安佐北区亀崎一丁目26番20号       │  ├─┬───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │おおもとかずのり │                       │  │補│第1位│大 本 和 則  │広島市安佐北区口田南三丁目8番9−12号     │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │なかや たまえ  │                       │  │ │第2位│中 矢 珠 惠  │広島市安佐北区白木町大字志路2662番地1     │  │充├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │こにし たえこ  │                       │  │ │第3位│小 西 妙 子  │広島市安佐北区あさひが丘七丁目17番21号    │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │員│   │あさえだみきお  │                       │  │ │第4位│淺 枝 幹 雄  │広島市安佐北区可部一丁目2番30号        │  └─┴───┴─────────┴───────────────────────┘            広島市安芸区選挙管理委員・補充員候補者名簿  ┌─────┬─────────┬───────────────────────┐  │ 区  分 │  氏   名  │       住        所       │  ├─────┼─────────┼───────────────────────┤  │     │しげのかつもと  │                       │  │  委  │繁 野 勝 元  │広島市安芸区矢野西三丁目50番2号        │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │たなか きみえ  │                       │  │     │田 中 公 江  │広島市安芸区船越四丁目19番26号        │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │     │かげやまか よ  │                       │  │     │景 山 香 葉  │広島市安芸区阿戸町4374番地の2         │  │     ├─────────┼───────────────────────┤  │  員  │あらいひでのり  │                       │  │     │荒 井 秀 則  │広島市安芸区矢野南五丁目13番6号        │  ├─┬───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │いいおかく み  │                       │  │補│第1位│飯 岡 久 美  │広島市安芸区矢野西五丁目3番12−1001号     │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │ど い みつあき │                       │  │ │第2位│土 居 光 明  │広島市安芸区阿戸町6936番地          │  │充├───┼─────────┼───────────────────────┤  │ │   │ひよし ていこ  │                       │  │ │第3位│日 吉 禎 子  │広島市安芸区船越南二丁目19番26−114号     │  │ ├───┼─────────┼───────────────────────┤  │員│   │ますしたのぶお  │                       │  │ │第4位│舛 下 信 夫  │広島市安芸区上瀬野町甲10番地の1        │  └─┴───┴─────────┴───────────────────────┘ △(参照4)   (写)                                広広総第63号                                平成20年6月19日  広島市議会議長 様                        広島県後期高齢者医療広域連合                         広域連合長 伊 藤 吉 和 印                         〒730-8626 広島市中区東白島町19番49号                               総 務 課        広島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選出について(依頼)  初夏の候貴職におかれましては,益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。  また,本広域連合議会の運営につきましては,多大なお力添えをいただき誠にありがとうございます。  さて,貴議会からご選出いただいております4名の広域連合議員より辞職願が提出され,6月19日付けで許可されました。  つきましては,広島県後期高齢者医療広域連合規約第9条第3項の規定により,貴議会から4名の広域連合議会議員をご選出いただきますようお願いいたします。 △(参照5)  平成20年6月16日 広島市議会議長  藤 田 博 之 様                        提出者                        広島市議会議員                         木 山 徳 和  熊 本 憲 三                         太 田 憲 二  安 達 千代美                         元 田 賢 治  永 田 雅 紀                         中 本   弘                    議員派遣案   別紙のとおり提出する。                                    議員派遣案第1号                    議員派遣案  地方自治法第100条第12項及び広島市議会会議規則第116条の規定により,次のとおり議員を派遣する。
    1 派遣目的  環境政策,教育制度,世界遺産保存状況,官庁前広場の有効活用及び水         辺を利用した商業施設の視察 2 派遣場所  カナダ(モントリオール,ケベック,トロント) 3 派遣期間  平成20年8月26日から9月2日まで 4 派遣議員  中本 弘議員,種清和夫議員,佐々木壽吉議員,熊本憲三議員,         橋本昭彦議員,増井克志議員,山田春男議員,大野耕平議員,         三宅正明議員 △(参照6)  平成20年6月18日 広島市議会議長  藤 田 博 之 様                        提出者                        広島市議会議員                         木 山 徳 和  熊 本 憲 三                         太 田 憲 二  安 達 千代美                         元 田 賢 治  永 田 雅 紀                         酒 入 忠 昭                    議員派遣案   別紙のとおり提出する。                                    議員派遣案第2号                    議員派遣案  地方自治法第100条第12項及び広島市議会会議規則第116条の規定により,次のとおり議員を派遣する。 1 派遣目的  都市政策,環境政策,教育政策,福祉政策,労動政策及び交通政策の視察 2 派遣場所  英国(ロンドン),フランス共和国(パリ),         フィンランド共和国(ヘルシンキ,エスポー) 3 派遣期間  平成20年8月20日から8月28日まで 4 派遣議員  都志見信夫議員,酒入忠昭議員,田尾健一議員,太田憲二議員,         若林新三議員,沖 洋司議員,松坂知恒議員,清水良三議員,         森本真治議員 △(参照7)  平成20年6月19日 広島市議会議長  藤 田 博 之 様                        提出者                        広島市議会議員                         木 山 徳 和  熊 本 憲 三                         太 田 憲 二  安 達 千代美                         元 田 賢 治  永 田 雅 紀                    議員派遣案   別紙のとおり提出する。                                    議員派遣案第3号                    議員派遣案  地方自治法第100条第12項及び広島市議会会議規則第116条の規定により,次のとおり議員を派遣する。 1 派遣目的  教育行政,高齢者福祉,まちづくり,都市再開発,介護保険制度と扶助         制度,工業産業振興及び人権問題の視察 2 派遣場所  デンマーク王国(コペンハーゲン),ドイツ連邦共和国(ベルリン),         チェコ共和国(プラハ) 3 派遣期間  平成20年8月24日から8月31日まで 4 派遣議員  永田雅紀議員,今田良治議員,八軒幹夫議員 △(参照8)  平成20年6月23日 広島市議会議長  藤 田 博 之 様                        提出者                        広島市議会議員                         木 山 徳 和  熊 本 憲 三                         太 田 憲 二  安 達 千代美                         元 田 賢 治  中 原 洋 美                         永 田 雅 紀  馬 庭 恭 子           義務教育費国庫負担制度の見直しに関する意見書案   上記の意見書案を別紙のとおり提出する。                                     意見書案第14号  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  あて  総務大臣  財務大臣  文部科学大臣                                広 島 市 議 会 議 長 名           義務教育費国庫負担制度の見直しに関する意見書案
     「義務教育費国庫負担制度」は,教育の機会均等とその水準の維持向上に大きな役割を果たしており,我が国の義務教育制度の根幹をなすものとして定着しています。  ところが平成18年度から,国の負担率が3分の1に減額されました。今後,地方への税源移譲が不十分なまま一般財源化されれば,地方自治体では十分な財源確保ができず,義務教育の質の低下が懸念されます。  また,義務教育制度における学級編制及び教職員定数に係る権限等,道府県の諸権限の政令指定都市への移譲も課題となっており,平成20年5月28日の地方分権改革推進委員会の第1次勧告では,平成20年度中に見直す方向で検討し,結論を得ることとされています。  よって,国会及び政府におかれては,地方教育行政の実情を十分に認識され,地方自治体が計画的に教育行政に当たることができるようにするために,下記の措置を講じられるよう強く要請します。                      記  1 義務教育費国庫負担制度における国の負担率を一律2分の1に戻すことを含め制度を堅持すること。  2 学校事務職員・栄養職員・中学校教職員について,義務教育費国庫負担制度の対象から除外しないこと。  3 政令指定都市における県費負担教職員制度の見直しは,学級編制などの包括的な権限移譲と税源移譲を同時に実施すること。   以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 △(参照9)  平成20年6月23日 広島市議会議長  藤 田 博 之 様                        提出者                        広島市議会議員                         木 山 徳 和  熊 本 憲 三                         太 田 憲 二  安 達 千代美                         元 田 賢 治  中 原 洋 美                         永 田 雅 紀  馬 庭 恭 子             介護労働者の待遇改善を求める意見書案   上記の意見書案を別紙のとおり提出する。                                     意見書案第15号  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  あて  財務大臣  厚生労働大臣                                広 島 市 議 会 議 長 名             介護労働者の待遇改善を求める意見書案  介護労働者は,人間の尊厳にかかわる崇高な仕事をしているにもかかわらず,低賃金,長時間重労働など,その劣悪な労働環境から離職率も高く,待遇改善が待ったなしの課題となっています。早朝から深夜までの重労働の上,人手不足で疲れても休暇も取れない。こうした厳しい現実に直面して,このままでは生活できない,将来に希望が持てないと,耐え切れず退職していくケースが多発しております。  団塊世代の高齢化などにより,少なくとも今後10年間で40万人から60万人もの介護職員の確保が必要とされておりますが,介護に携わる人たちがいなくなれば介護保険制度も立ち行かなくなり,正に介護保険制度の根幹を揺るがす問題です。  よって,国会及び政府におかれては,介護サービスを担う人材を確保するとともに介護に携わる人たちが誇りと自信を持って仕事ができ,また安心して暮らせるよう,下記の事項について特段の取組を行い,労働条件や福利厚生の向上に全力を挙げていただくよう強く要請します。                      記  1 昨年8月に示された「社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的な指針」に基づき,労働環境の整備やキャリアアップの仕組みの構築などに早急に取り組むこと。特に,給与水準の実態を職種や勤務形態ごとに把握し,低賃金の原因とその是正策を早急に検討するとともに,介護事業者がキャリアと能力に見合った適切な給与体系を構築できるよう,介護報酬の在り方を見直し,次期介護報酬改定で適切に措置すること。  2 小規模事業所などにおける職場定着のための取組支援や労働時間短縮のための事務負担軽減策の実施,さらには事業所の労働条件等労働環境に関する情報開示など,待遇改善のための総合的な取組を進めること。   以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 △(参照10)  平成20年6月25日 広島市議会議長  藤 田 博 之 様                        提出者                        広島市議会議員                         中 原 洋 美  中 森 辰 一                         皆 川 恵 史  藤 井 敏 子                         馬 庭 恭 子  村 上 厚 子          後期高齢者医療制度の抜本的な見直しに関する意見書案   上記の意見書案を別紙のとおり提出する。                                     意見書案第16号  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  あて  財務大臣  厚生労働大臣                                広 島 市 議 会 議 長 名          後期高齢者医療制度の抜本的な見直しに関する意見書案   今年4月から始まった後期高齢者医療制度に対して,国民の怒りと批判の声が沸騰しています。この制度の開始を前後して,広島県老人クラブ連合会を始め全国の高齢者が怒りと強い批判の声を上げ,広島県医師会など27に上る都道府県医師会,さらに地域医師会が実施反対と不協力の声明を発表するなど,医療を受ける側,医療を提供する側双方を上げて反対の声がますます強まっています。  政府は,後期高齢者医療制度への余りに強い国民の反発に驚き,これまで被用者保険の被扶養者であった高齢者からの保険料徴収を延期する手直しを行い,今また低所得者の保険料の軽減をするなどの手直しをせざるを得ない状況にあります。しかし,飽くまでも「制度の骨格は間違っていない」として部分的な手直しで切り抜けようとしています。  しかし,一時的に一部の保険料が下がったとしても,後期高齢者医療制度は2年ごとに保険料を自動的に引き上げる仕組みになっており,団塊の世代が加入するころには,保険料は今の2倍以上になると言われています。  さらに,75歳という年齢で区切って医療内容も別建ての制度にしたこと,医療が必要な人が多い75歳以上の人たちであるのに生活の必要から保険料を滞納すると保険証が取り上げられてしまう仕組みになっていること,制度の運営が広域連合というあいまいな組織になり,住民が直接選ぶ議会ではないので住民の声が届きにくい仕組みになっていることなど,様々な問題があります。  よって,国会及び政府におかれては,後期高齢者医療制度については,部分的な制度の手直しではなく,高齢者の医療の在り方についての国民的な議論を踏まえ,廃止を含めた抜本的な見直しをされるよう強く要請します。   以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 △(参照11)   請 願 取 下 げ 表 ┌──────┬────────────────────────────────┐ │ 受理番号 │         件            名         │ ├──────┼────────────────────────────────┤ │  14  │地域医療・福祉の向上につながる高齢者医療制度の実施を求めることに│ │      │ついて                             │ └──────┴────────────────────────────────┘
    △(参照12)   請願審査報告総括表                                平成20年第2回                                広島市議会定例会  経済環境委員会 ┌──────┬─────────────────────────┬──────┐ │ 受理番号 │件                名       │ 審査結果 │ ├──────┼─────────────────────────┼──────┤ │  20  │中山間地域における中小企業等の振興策を求めることに│ 採  択 │ │      │ついて                      │      │ └──────┴─────────────────────────┴──────┘  厚生委員会 ┌──────┬─────────────────────────┬──────┐ │ 受理番号 │件                名       │ 審査結果 │ ├──────┼─────────────────────────┼──────┤ │  18  │長尾台における墓地建設の不許可を求めることについて│ 不 採 択 │ └──────┴─────────────────────────┴──────┘ △(参照13)   請願継続審査申出総括表                               ┌平成20年第2回 ┐                               └広島市議会定例会┘  総務委員会 ┌─────┬────────────────────────────────┐ │ 受理番号 │        件             名         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  1   │「被爆国首相よ8月6日,9日を人類総ザンゲの日として休日に制定せ│ │     │よ」の合体標語について,広島市議会において条例制定を求めることに│ │     │ついて                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  4   │政務調査費の透明性を求めることについて             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  7   │広島市佐伯区湯来町に所在する事業所税対象の事務所又は事業所に対す│ │     │る事業所税の減免について                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  8   │業者婦人の健康と営業を守り,地位向上を図る施策を充実するととも │ │     │に,「所得税法第56条の廃止」を求める意見書提出を求めることについ│ │     │て                               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  9   │政務調査費の透明性を高めることについて             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  17  │消費税の増税に反対することを国に求めることについて       │ └─────┴────────────────────────────────┘  文教委員会 ┌─────┬────────────────────────────────┐ │ 受理番号 │        件             名         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  12  │教育格差をなくし,子どもたちにゆきとどいた教育を求めることについ│ │     │て                               │ └─────┴────────────────────────────────┘  経済環境委員会 ┌─────┬────────────────────────────────┐ │ 受理番号 │        件             名         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  3  │三菱工場跡地への超大型店の出店に対する規制を求めることについて │ └─────┴────────────────────────────────┘  厚生委員会 ┌─────┬────────────────────────────────┐ │ 受理番号 │        件             名         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  6  │「黒い雨」被害者支援について                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  11  │「児童扶養手当」減額の見直しを求める国への意見書の提出を求めるこ│ │     │とについて                           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  13  │国民健康保険に関することについて                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  19  │患者・住民の負担増,高齢者への差別医療につながる「後期高齢者医療│ │     │制度」の廃止等を求めることについて               │ └─────┴────────────────────────────────┘  建設委員会 ┌─────┬────────────────────────────────┐ │ 受理番号 │        件             名         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │  16  │白島新駅の設置について                     │ └─────┴────────────────────────────────┘ △(参照14)  議 決 事 件 一 覧 表                                                 (平成20年第2回定例会) ┌─────┬────┬───────────────────────────┬───────┬────┬───────┐ │ 議  案 │ 提 出 │                           │ 付託委員会 │ 議 決 │       │ │     │    │        件 名 及 び 内 容        ├───────┤    │議 決 結 果│ │ 番  号 │ 年月日 │                           │ 付託年月日 │ 年月日 │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │会期決定について                   │       │20. 6.16│6月16日から │ │     │    │                           ├───────┤    │       │
    │     │    │                           │       │    │6月26日まで │ │     │    │                           │       │    │の11日間と決定│ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │ 報  告 │20. 6.16│繰越明許費の繰越しの報告について           │       │  〃  │ 終   了 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  1  │    │(一般会計,用地先行取得特別会計,農業集落排水事   │       │    │       │ │     │    │ 業特別会計,開発事業特別会計,特定環境保全公共   │       │    │       │ │     │    │ 下水道事業特別会計)                │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │事故繰越しの繰越しの報告について(一般会計)     │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  2  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │予算繰越しの報告について               │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  3  │    │(水道事業会計,下水道事業会計)            │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │専決処分の報告について                │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  4  │    │(道路の管理暇疵等による損害賠償額の決定)       │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │専決処分の報告について                │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  5  │    │(工事請負変更契約の締結)              │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │専決処分の報告について                │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  6  │    │(市営住宅に係る家賃の長期滞納者に対する家屋明    │       │    │       │ │     │    │ 渡等の訴えの提起)                 │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │専決処分の報告について                │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  7  │    │(市営住宅に係る家賃等の長期滞納者との訴え提起    │       │    │       │ │     │    │ 前の和解)                     │       │    │       │ └─────┴────┴───────────────────────────┴───────┴────┴───────┘ ┌─────┬────┬───────────────────────────┬───────┬────┬───────┐ │ 議  案 │ 提 出 │                           │ 付託委員会 │ 議 決 │       │ │     │    │        件 名 及 び 内 容        ├───────┤    │議 決 結 果│ │ 番  号 │ 年月日 │                           │ 付託年月日 │ 年月日 │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │ 報  告 │20. 6.16│法人の経営状況について                │       │20. 6.16│ 終   了 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  8  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │ 監査報告 │20. 6. 9│平成19年度の財政局及び同局に関連する各区役所の定期  │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  12  │    │監査及び行政監査                   │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の健康福祉局(旧社会局),こども未来局(旧社 │       │  〃  │   〃   │ │  13  │    │会局)及び同局に関連する各区役所の定期監査及び行政監査├───────┤    │       │ │     │    │並びに同局に関連する出資団体等の監査         │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の経済局,下水道局(旧経済局農林水産部農業集│       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  14  │    │落排水担当)及び同局に関連する各区役所の定期監査及び行│       │    │       │ │     │    │政監査並びに同局に関連する出資団体等の監査      │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の都市活性化局の定期監査及び行政監査並び  │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  15  │    │に同局に関連する出資団体等の監査           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の都市整備局(旧道路交通局),道路交通局及び │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  16  │    │同局に関連する各区役所の定期監査及び行政監査並びに同局│       │    │       │ │     │    │に関連する出資団体等の監査              │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の下水道局,財政局及び同局に関連する各区  │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  17  │    │役所の定期監査及び行政監査並びに同局に関連する出資団体│       │    │       │ │     │    │の監査                        │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の病院事業局の定期監査及び行政監査     │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  18  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の教育委員会及び同委員会に関連する各区役  │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  19  │    │所の定期監査及び行政監査並びに同委員会に関連する財  │       │    │       │ │     │    │政援助団体等の監査                  │       │    │       │ └─────┴────┴───────────────────────────┴───────┴────┴───────┘ ┌─────┬────┬───────────────────────────┬───────┬────┬───────┐ │ 議  案 │ 提 出 │                           │ 付託委員会 │ 議 決 │       │ │     │    │        件 名 及 び 内 容        ├───────┤    │議 決 結 果│ │ 番  号 │ 年月日 │                           │ 付託年月日 │ 年月日 │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │ 監査報告 │20. 6. 9│平成19年度の農業委員会事務局の定期監査及び行政監査  │       │20. 6.16│ 終   了 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  20  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の固定資産評価審査委員会の定期監査及び行政監│       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  21  │    │査                          │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の都市整備局の定期監査及び行政監査並びに同局│       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  22  │    │に関連する出資団体の監査(工事)           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成19年度の東区役所,南区役所及び佐伯区役所の定期監査│       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  23  │    │及び行政監査並びに財団法人広島市動植物園・公園協会の出│       │    │       │
    │     │    │資団体監査(工事)                  │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │ 検査報告 │  〃  │平成20年1月分例月出納検査              │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  17  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成20年2月分例月出納検査              │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  18  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │平成20年3月分例月出納検査              │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  19  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │休会について                     │       │  〃  │ 6月17日及び │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │ 6月18日を │ │     │    │                           │       │    │ 休会と決定 │ └─────┴────┴───────────────────────────┴───────┴────┴───────┘ ┌─────┬────┬───────────────────────────┬───────┬────┬───────┐ │ 議  案 │ 提 出 │                           │ 付託委員会 │ 議 決 │       │ │     │    │        件 名 及 び 内 容        ├───────┤    │議 決 結 果│ │ 番  号 │ 年月日 │                           │ 付託年月日 │ 年月日 │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │休会について                     │       │20. 6.23│ 6月24日及び │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │ 6月25日を │ │     │    │                           │       │    │ 休会と決定 │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │                           │       │    │       │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  68  │20. 6.16│平成20年度広島市一般会計補正予算(第1号)      │ 総務,文教,│20. 6.26│  原案可決  │ │     │    │                           │ 厚生,建設 │    │       │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │  20. 6.23  │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  69  │  〃  │平成20年度広島市老人保健特別会計補正予算(第1号)  │  厚  生  │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  70  │  〃  │平成20年度広島市国民健康保険事業特別会計補正予算   │   〃   │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │(第1号)                       │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  71  │  〃  │広島市吏員退隠料,退職給与金,遺族扶助料及び死亡給  │  総  務  │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │与金条例の一部改正について              │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  72  │  〃  │広島市市税条例の一部改正について           │   〃   │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  73  │  〃  │広島市国民宿舎湯来ロッジ条例の一部改正について    │  建  設  │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  74  │  〃  │広島市湯の山温泉館条例の一部改正について       │   〃   │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ └─────┴────┴───────────────────────────┴───────┴────┴───────┘ ┌─────┬────┬───────────────────────────┬───────┬────┬───────┐ │ 議  案 │ 提 出 │                           │ 付託委員会 │ 議 決 │       │ │     │    │        件 名 及 び 内 容        ├───────┤    │議 決 結 果│ │ 番  号 │ 年月日 │                           │ 付託年月日 │ 年月日 │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  75  │20. 6.16│広島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  │ 消防上下水道 │20. 6.26│  原案可決  │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │  20. 6.23  │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  76  │  〃  │町及び字の区域の変更について             │  総  務  │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  77  │  〃  │公有水面の埋立てに係る埋立地の用途変更に関する意見につ│   〃   │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │いて                         │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  78  │  〃  │公の施設の指定管理者の指定について          │   〃   │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │(広島市南区スポーツセンター出島屋内プール)     │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  79  │  〃  │公の施設の指定管理者の指定について(新広島市民球場) │  建  設  │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  80  │  〃  │公の施設の指定管理者の指定について          │  厚  生  │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │(広島市安佐南区地域福祉センター)          │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  81  │  〃  │公の施設の指定管理者の指定について          │  建  設  │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │(戸坂百田アパート附設駐車場)            │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  82  │  〃  │市道の路線の廃止について               │   〃   │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  83  │  〃  │市道の路線の認定について               │   〃   │  〃  │   〃   │
    │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ └─────┴────┴───────────────────────────┴───────┴────┴───────┘ ┌─────┬────┬───────────────────────────┬───────┬────┬───────┐ │ 議  案 │ 提 出 │                           │ 付託委員会 │ 議 決 │       │ │     │    │        件 名 及 び 内 容        ├───────┤    │議 決 結 果│ │ 番  号 │ 年月日 │                           │ 付託年月日 │ 年月日 │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  84  │20. 6.16│財産の取得について                  │  経済環境  │20. 6.26│  原案可決  │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │  20. 6.23  │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  85  │  〃  │変更契約の締結について                │  建  設  │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  86  │  〃  │専決処分の承認について                │  総  務  │  〃  │ 承   認 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │(広島市市税条例の一部を改正する条例)        │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  87  │20. 6.20│副市長の選任の同意について              │       │  〃  │ 同   意 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │市議会副議長の辞職許可について            │       │  〃  │ 許   可 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │市議会副議長の選挙について              │       │  〃  │ 佐々木壽吉 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │ 議員当選  │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  88  │20. 6.26│監査委員の選任の同意について             │       │  〃  │ 同   意 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │広島市農業委員会委員の推薦について          │       │  〃  │ 本文記載の │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │ とおり推薦 │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │広島市各区の選挙管理委員及び補充員の選挙について   │       │  〃  │ 参照3記載 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │(佐伯区を除く)                   │       │    │ の者が当選 │ └─────┴────┴───────────────────────────┴───────┴────┴───────┘ ┌─────┬────┬───────────────────────────┬───────┬────┬───────┐ │ 議  案 │ 提 出 │                           │ 付託委員会 │ 議 決 │       │ │     │    │        件 名 及 び 内 容        ├───────┤    │議 決 結 果│ │ 番  号 │ 年月日 │                           │ 付託年月日 │ 年月日 │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │広島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について  │       │20. 6.26│ 本文記載の │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │ 者が当選  │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │常任委員会委員及び正副委員長の選任について      │       │  〃  │ 本文記載の │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │ とおり選任 │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │議会運営委員会委員及び正副委員長の選任について    │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │議員派遣案│20. 6.16│議員派遣案(中本弘議員ほか8名を派遣)        │       │  〃  │  原案可決  │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  1  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │20. 6.18│議員派遣案(都志見信夫議員ほか8名を派遣)      │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  2  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │20. 6.19│議員派遣案(永田雅紀議員ほか2名を派遣)       │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  3  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │ 意見書案 │20. 6.23│義務教育費国庫負担制度の見直しに関する意見書案    │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  14  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │20. 6.23│介護労働者の待遇改善を求める意見書案         │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  15  │    │                           │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │20. 6.25│後期高齢者医療制度の抜本的な見直しに関する意見書案  │       │  〃  │  否  決  │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  16  │    │                           │       │    │       │ └─────┴────┴───────────────────────────┴───────┴────┴───────┘ ┌─────┬────┬───────────────────────────┬───────┬────┬───────┐ │ 議  案 │ 提 出 │                           │ 付託委員会 │ 議 決 │       │ │     │    │        件 名 及 び 内 容        ├───────┤    │議 決 結 果│ │ 番  号 │ 年月日 │                           │ 付託年月日 │ 年月日 │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │請願の取り下げについて                │       │20. 6.26│  承  認  │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │(請願第14号)                   │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │請願第18号(長尾台における墓地建設の不許可を求めるこ│       │  〃  │  不 採 択  │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │とについて)                     │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │請願第20号(中山間地域における中小企業等の振興策を求│       │  〃  │  採  択  │ │     │    │                           ├───────┤    │       │
    │     │    │めることについて)                  │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │請願の閉会中継続審査について             │       │  〃  │ 継続審査とす │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │ ることに決定 │ └─────┴────┴───────────────────────────┴───────┴────┴───────┘ ───────────────────────────────────────   議 長   藤  田  博  之   署名者   大  野  耕  平   署名者   西  田     浩...