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12月18日-07号

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  1. 岡山市議会 2018-12-18
    12月18日-07号


    取得元: 岡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-30
    平成30年11月定例会    平成30年11月定例岡山市議会    議 事 日 程  第7号       12月18日(火)午前10時開議第1 甲第201号議案 平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について 甲第202号議案 平成30年度岡山市介護保険費特別会計補正予算(第1号)について 甲第203号議案 平成30年度岡山市水道事業会計補正予算(第2号)について 甲第204号議案 岡山市公園条例の一部を改正する条例の制定について 甲第205号議案 岡山市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 甲第206号議案 岡山市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定について 甲第207号議案 岡山市営改良住宅条例の一部を改正する条例の制定について 甲第208号議案 不動産の買入れについて 甲第209号議案 不動産の売払いについて 甲第210号議案 不動産の売払いについて 甲第211号議案 不動産の売払いについて 甲第212号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて 甲第213号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて 甲第214号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて 甲第215号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて 甲第216号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて 甲第217号議案 損害賠償の額を定めることについて 甲第218号議案 指定管理者の指定について 甲第219号議案 指定管理者の指定について 甲第220号議案 指定管理者の指定について 甲第221号議案 指定管理者の指定について 甲第222号議案 指定管理者の指定について 甲第223号議案 指定管理者の指定について 甲第224号議案 指定管理者の指定について 甲第225号議案 当せん金付証票の発売について 甲第226号議案 市道路線の認定について 甲第227号議案 市道路線の認定について 甲第228号議案 市道路線の認定について 甲第229号議案 市道路線の認定について 甲第230号議案 市道路線の認定について 甲第231号議案 市道路線の認定について 甲第232号議案 市道路線の認定について 甲第233号議案 市道路線の認定について 甲第234号議案 市道路線の認定について 甲第235号議案 市道路線の認定について 甲第236号議案 市道路線の認定について 甲第237号議案 市道路線の認定について 甲第238号議案 市道路線の認定について 甲第239号議案 市道路線の認定について 甲第240号議案 市道路線の認定について 甲第241号議案 市道路線の認定について 甲第242号議案 市道路線の認定について 甲第243号議案 市道路線の認定について 甲第244号議案 市道路線の認定について 甲第245号議案 市道路線の認定について 甲第246号議案 市道路線の認定について 甲第247号議案 市道路線の認定について 甲第248号議案 市道路線の認定について 甲第249号議案 市道路線の認定について 甲第250号議案 市道路線の認定について 甲第251号議案 工事請負契約の締結について 甲第252号議案 工事請負契約の締結について 甲第253号議案 工事請負契約の締結について 甲第254号議案 平成30年度岡山市一般会計補正予算(第5号)について 甲第255号議案 平成30年度岡山市国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)について 甲第256号議案 平成30年度岡山市母子父子寡婦福祉資金貸付事業費特別会計補正予算(第1号)について 甲第257号議案 平成30年度岡山市介護保険費特別会計補正予算(第2号)について 甲第258号議案 平成30年度岡山市後期高齢者医療費特別会計補正予算(第1号)について 甲第259号議案 平成30年度岡山市下水道事業会計補正予算(第2号)について 甲第260号議案 岡山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 乙第1号議案 岡山市子どもを虐待から守る条例の制定について第2 平成27年陳情第22号 心身障害者医療費公費負担制度の改善について 平成28年陳情第33号 岡山市議会議員政務活動費の領収書等の議会ホームページでの公開等について 陳情第33号 心身障害者医療費助成制度の対象に精神障害者を加えることについて第3 報第69号 専決処分の報告について 報第70号 専決処分の報告について第4 大正池水利組合議会議員の選挙について第5 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について 1 継続審査  〇 保健福祉委員会    平成28年陳情第40号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書の提出について    平成28年陳情第41号 介護従事者勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める意見書の提出について    平成29年陳情第1号 障害児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書の提出について    平成29年陳情第4号 給付制奨学金の創設について    平成29年陳情第31号 中学卒業までの医療費の無料化を求める意見書の提出等について    陳情第3号 受動喫煙の防止と啓発について    陳情第22号 岡山市こども園化における候補園を見直し,横井保育園の民営化の計画を凍結して横井保育園を今までどおり公立保育園として存続するよう求めることについて    陳情第23号 岡山市吉備津保育園市立保育園として存続させるよう求めることについて    陳情第26号 岡山市立幼保連携型認定こども園の数の拡大及び既存の保育園・幼稚園で定員を満たしている園の存続を求めることについて    陳情第27号 岡山市可知保育園園舎の耐震問題について  〇 環境消防水道委員会    陳情第29号 公園での喫煙禁止を求めることについて    陳情第30号 路上喫煙制限指定区域拡張変更等を求めることについて    陳情第31号 路上喫煙制限指定区域及び公園での喫煙者に対する罰則規定の制定を求めることについて  〇 経済委員会    平成29年陳情第2号 池田動物園の公営化について    平成29年陳情第19号 住宅宿泊事業条例の制定について    平成29年陳情第20号 住宅宿泊事業条例の制定について  〇 建設委員会    平成27年陳情第24号 路面電車の岡山駅東口への乗り入れについて    平成27年陳情第27号 路面電車駅前乗り入れ平面案早期実現について    平成27年陳情第28号 路面電車岡山駅前広場への乗り入れについて    平成27年陳情第29号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて    平成27年陳情第30号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて    平成27年陳情第31号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて    平成27年陳情第32号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて    平成27年陳情第33号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて    平成27年陳情第34号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて    平成27年陳情第35号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて    平成27年陳情第36号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて    平成27年陳情第41号 路面電車岡山駅前への平面乗り入れ早期実現について    平成27年陳情第42号 岡山駅への路面電車平面乗り入れ早期実現について    平成28年陳情第8号 路面電車のJR岡山駅前広場への乗り入れ早期実現について    平成28年陳情第9号 路面電車駅前広場への平面乗り入れについて    平成28年陳情第10号 路面電車の岡山駅への平面乗り入れ早期実現のために,調査・検討の予算を議決することについて    平成28年陳情第14号 路面電車岡山駅前広場乗り入れ計画の実証実験の実施について    平成28年陳情第15号 路面電車岡山駅前広場乗り入れに際し岡山駅東口構内全体を見直した上での施設の拡充について    平成28年陳情第16号 路面電車駅前乗り入れ平面案早期実現について    平成28年陳情第17号 路面電車駅前広場への乗り入れに関しての調査・検討予算の議決について    平成28年陳情第18号 路面電車駅前広場への乗り入れに関しての調査・検討予算の議決について    平成28年陳情第19号 路面電車駅前広場への乗り入れに関しての調査・検討予算の議決について  〇 市民文教委員会    平成27年陳情第21号 山田グリーンパーク スケート場の改修及び補助金給付について    平成27年陳情第23号 障害や発達に応じた教育が受けられるような学級編成への改善について    平成28年陳情第7号 アユモドキ産卵場の休耕田の買い上げについて    平成29年陳情第15号 体育館の新設について    平成29年陳情第30号 市民のための芸術センター,美術館の設置について    陳情第16号 北朝鮮による全ての拉致被害者救出日本国政府に強く求める意見書の提出及び岡山市民が拉致された可能性が排除できない行方不明者である事案の啓発強化について    陳情第28号 西大寺向州公園テニスコートの新設について    陳情第32号 客引き行為等の防止に関する条例の制定を求めることについて 2 継続調査  〇 総務委員会    市政運営の基本方針について    危機管理について    主要政策について    行財政改革について    広報及び情報政策について    組織及び人事の管理について    文書管理及び情報公開について    財政問題について    会計及び財産管理について    入札及び契約について    選挙事務について  〇 保健福祉委員会    福祉行政について    保健行政について    環境衛生行政について    医療行政について    岡山っ子育成について  〇 環境消防水道委員会    廃棄物の処理及び清掃について    環境保全について    消防力の整備充実について    水道事業について  〇 経済委員会    商・工業振興対策について    観光コンベンション対策について    雇用対策について    農林水産業振興対策について    市場事業対策について  〇 建設委員会    都市計画について    交通政策について    都市再開発について    区画整理について    公園緑地について    道路橋りょう・港湾について    建築・住宅について    開発行為について    西部新拠点について    下水道・河川について    公共工事について  〇 市民文教委員会    市民サービスの充実について    生活衛生行政について    文化・スポーツ政策について    市民との協働について    持続可能な開発のための教育(ESD)について    国際交流について    人権行政について    男女共同参画について    学校教育について    社会教育について    教育施設について  〇 議会運営委員会    議会の運営及び議長の諮問について    議会に関する条例等について      …………………………………〇会議に付した事件 日程第1 甲第201号議案~甲第260号議案,乙第1号議案 日程第2 平成27年陳情第22号,平成28年陳情第33号,陳情第33号 日程第3 報第69号,報第70号 日程第4 大正池水利組合議会議員の選挙について 日程第5 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について      ──────〇──────〇出席議員(46人)            1番  東     毅            2番  田 中 のぞみ            3番  林   敏 宏            4番  柳 迫 和 夫            5番  柳 井   弘            6番  岡 崎   隆            7番  松 田 隆 之            8番  松 本 好 厚            9番  林     潤            10番  河 田 正 一            11番  竹之内 則 夫            12番  福 吉 智 徳            13番  太 田 栄 司            14番  山 田 正 幸            15番  難 波 満津留            16番  千 間 勝 己            17番  二 嶋 宣 人            18番  川 本 浩一郎            19番  赤 木 一 雄            20番  藤 原 哲 之            21番  竹 永 光 恵            22番  中 原 淑 子            23番  松 田 安 義            24番  鬼 木 のぞみ            25番  高 橋 雄 大            26番  森 山 幸 治            27番  吉 本 賢 二            28番  森 田 卓 司            29番  成 本 俊 一            30番  小 川 信 幸            31番  東 原   透            32番  松 島 重 綱            33番  則 武 宣 弘            34番  田 尻 祐 二            35番  磯 野 昌 郎            36番  羽 場 頼三郎            37番  下 市 このみ            38番  楠 木 忠 司            39番  小 林 寿 雄            40番  和 氣   健            41番  三 木 亮 治            42番  鷹 取 清 彦            43番  礒 谷 和 行            44番  浦 上 雅 彦            45番  田 口 裕 士            46番  宮 武   博      …………………………………〇欠席議員(0人)      ─────────────〇説明のため出席した者       市     長  大 森 雅 夫       副  市  長  那 須 正 己       副  市  長  加 藤 主 税       危機管理担当局長 田 中 利 直       市 長 公 室 長  福 井 貴 弘       政 策 局 長  山 口 博 史       総 務 局 長  河 野 広 幸       財 政 局 長  山 本 修 司       市 民 生活局長  荒 島 茂 樹       市 民 協働局長  江 田 美 幸       保 健 福祉局長  森 安 浩一郎       岡山っ子育成局長 小 野 典 生       岡山っ子育成局保育幼児教育担当局長                中 原 貴 美       環 境 局 長  門 田 和 宏       産 業 観光局長  赤 坂   隆       産業観光局産業政策担当局長                堤   修 治       都 市 整備局長  林   恭 生       都市整備局都市・交通・公園担当局長                栗 田 泰 正       下水道河川局長  桐 野 眞 二       水道事業管理者  今 川   眞       市場事業管理者  田 淵   薫       消 防 局 長  東 山 幸 生      選挙管理委員会       委  員  長  桑 島 幹 雄      監 査 委 員       委     員  岸   堅 士      人 事 委 員 会       委  員  長  藤 岡   温      農 業 委 員 会       第一農業委員会会長黒 田 栄三郎      教 育 委 員 会       教  育  長  菅 野 和 良      ─────────────〇出席した議会事務局職員       局     長  矢 木 広 幸       次     長  中 野   光       総 務 課 長  山 本 和 広       議 事 課 長  森 安 章 浩       調 査 課 長  塩 見 紀己代      午前10時0分開議 ○宮武博議長  皆さんおはようございます。 これより11月定例市議会第7日目の本会議を開きます。 ただいまの御出席は45名であります。      ───────────── ○宮武博議長  会議録署名議員に竹永議員,吉本議員のお二人を指名いたします。      ───────────── ○宮武博議長  本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。      ───────────── ○宮武博議長  この際御報告申し上げます。 お配りいたしておりますとおり,監査委員から定期監査,随時監査,財政援助団体監査,公の施設の指定管理者監査及び例月現金出納検査の結果について報告がありましたので,御報告申し上げます。 この際,市長から発言の申し出がありますので,これを許可します。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  それでは,お許しをいただきまして,一言御報告申し上げます。 去る12月13日,浅田達雄氏をめぐる障害福祉サービス支給決定に関する広島高等裁判所岡山支部の判決が出ました。判決内容は,原判決と同様に,障害者自立支援法第7条の介護保険優先規定に基づき浅田氏に対して行った障害福祉サービス支給決定が違法な行政処分に当たるとの判断でありました。これまでの裁判過程を通じて,介護保険優先規定の解釈に関し,市の主張が受け入れられなかったことは残念でありますが,浅田氏のさらなる負担の増加を考慮し,このたび最高裁判所への上告を行わないこととする方針に至りました。今後とも必要な方に適切な福祉サービスを提供できるよう,岡山市の福祉行政を推進してまいる所存です。何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)      ──────〇────── △日程第1  甲第201号議案~甲第260号議案,乙第1号議案      ───────────── ○宮武博議長  日程に入ります。 日程第1は,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について及び乙第1号議案岡山市子どもを虐待から守る条例の制定について以下61件の議案についてであります。 これらを一括上程いたします。 これらの議案につきましては,それぞれ所管の常任委員会において御審査をいただいておりますので,これより委員長の報告を求めます。 まず,総務委員長の報告を求めます。     〔28番森田卓司議員登壇,拍手〕 ◆28番(森田卓司議員)  皆さんおはようございます。 それでは,総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外6件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第251号議案工事請負契約の締結については,一部の委員から反対があり賛成多数で,その他の議案については全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました点について順次御報告申し上げます。 まず初めに,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)についてのうち,歳出第2款総務費第1項総務管理費中,第20目企画費についてであります。 この補正予算は,2019年10月に開催されるG20岡山保健大臣会合に向けた200日前イベントの実施に必要となる予算などを計上するものです。 ここでは,G20岡山保健大臣会合に向けた準備,歓迎ムードの醸成が議論となりました。 まず委員から,G20岡山保健大臣会合は市民が健康について考える機会の一つであり,市民にどのように伝え,意識を高揚させていくかが大事であると思うがどのように考えているのかとの質問があり,当局から,節目ごとに開催するイベントについては,ある程度ターゲットを絞り,それに応じたテーマを設定し計画的に進めていこうと考えており,マスコミ等の協力もいただきながら市民の健康づくりに対する意識の高揚に努めたいとの答弁がありました。 さらに別の委員から,歓迎ムードをどのように醸成させていくかも考えていかなければならない。早い段階でG20岡山保健大臣会合の開催に向けたまち全体の雰囲気づくりが必要だと思うがどうかとの質問があり,当局から,デジタルサイネージの活用やカウントダウンボードの設置とともに,来年の開催前には主要道路にフラッグ等も掲示し,周知を図っていくとの答弁がありました。 さらに委員から,関係者の移動手段や宿泊先を早目に準備したほうがいいのではないかとの質問があり,当局から,こうした準備は厚生労働省の役割とはなるが,できる限り各国の御要望に応えられるよう先回りして準備を進めたいとの答弁がありました。 次に,歳出第2款総務費第15項選挙費についてであります。 ここでは,高齢者や障害者など投票所へ行くことが困難な方の投票環境の向上についてが議論となりました。 まず委員から,中山間地域の高齢者や障害者の方などにとって投票しやすい環境づくりが重要ではないか。移動式期日前投票所の設置やインターネット投票の活用などを積極的に研究すべきではないかとの意見がありました。 これを受けて当局から,高齢,障害などさまざまな困難を抱えていらっしゃる方がいるということは理解している。国において検討されている郵便投票制度の対象者の拡大などを注視しつつ,有権者の投票環境の向上について研究してまいりたいとの答弁がありました。 議案審査についての報告は以上でございますが,この場をおかりいたしまして,福谷小学校幼稚園跡地の有効活用について所管事務調査を行いましたので,御報告申し上げます。 これは,約23年間利用された後,平成23年度に廃校となっている旧福谷小学校と,約16年間利用された後,平成21年度に廃園となっている旧福谷幼稚園について,来年3月に事業プロポーザル方式優先交渉権者を決定の上,売却を行う方針が示されたものです。 まず委員から,事業プロポーザルの条件を加え過ぎることにより応募対象者が減ることになるのではないか。さらに別の委員から,税金を使って立派な施設をつくった結果が,小学校は二十数年,幼稚園に至っては十数年で閉園しており,見込みが甘過ぎるのではないか。財政当局はシビアな予算査定をするべきではなかったかとの意見があり,当局から,閉校,閉園に至る経過を見る中で,見込みの甘さがなかったかと言われれば否定できない部分もあろうかと思う。地元のコミュニティーとしても長年愛されてきた場所であり,地元の意向を尊重した活用目的としたいとの答弁がありました。 以上のとおりでありますが,当局におかれましては,このほか,審査の過程や所管事務調査において各委員から出された意見や要望等に十分留意され,事務事業の執行に当たられますよう申し添えて,総務委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  次に,保健福祉委員長の報告を求めます。     〔12番福吉智徳議員登壇,拍手〕 ◆12番(福吉智徳議員)  それでは,保健福祉委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外6件の市長提出議案並びに議員提出議案の乙第1号議案岡山市子どもを虐待から守る条例の制定についてであります。 これらの審査に当たりましては,提案者の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程で特に議論となりました点について順次御報告いたします。 まず,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)についてのうち,幼稚園空調設備整備事業についてであります。 この事業は,近年の猛暑から園児の健康,安全を守るため,国の補正予算を活用し,来年の夏までに市立幼稚園の遊戯室等に空調設備を整備するものです。 委員から,ふだん子どもが生活する場所は保育室だと思うが,遊戯室へのエアコンの設置を基本とするのであれば,保育室には設置しないのか。現場の実態を把握して,状況によっては保育室に設置するなど,保育環境の充実につながるような工夫をしてもらいたいとの意見があり,当局から,平成31年夏に間に合うよう猛暑対策を行うことを第一に考えた結果,遊戯室等に空調設備を整備することとした。国の補助金を活用するので制限はあると思うが,今後の幼稚園のクラス編制等も見ながら,保育環境の充実についても可能な範囲で工夫していきたいとの答弁がありました。 これを受けてさらに委員から,平成32年度からの新しい就学前の事業計画を策定すると思うが,計画の方向性が固まっていく状況の中で,保育環境整備について,特に空調設備の整備についてはぜひ計画の策定をお願いしたいとの要望があり,当局から,今後一つ一つの施設での保育環境をどのように考えていくか検討していかなければならない。あわせて,空調設備の整備についても整理していきたいとの答弁がありました。 次に,乙第1号議案岡山市子どもを虐待から守る条例の制定についてであります。 委員から,条例制定後,市民に対しての広報についてどのように考えているのかとの質問があり,提案者から,当局にはパンフレットを作成するなどして条例の内容をわかりやすく市民に広報し,啓発してもらいたいと考えている。また議会としても,平成31年4月1日の施行以降に市民に向けて条例の啓発などを行う場を設けることができればとも考えているとの答弁がありました。 また別の委員から,学校において児童虐待の未然防止や早期発見に取り組んでいくためには,教育委員会などの関係部局としっかり連携していく必要があるとの意見や,この条例は岡山市議会としてのさまざまな思いが詰まった条例である。子どもの生命が守られ,健やかに成長することができるとともに,児童虐待を決して許さず,子育てを支えることのできる岡山市が実現できるように体制の充実を図ってほしいとの要望がありました。 以上,本委員会における審査の経過を御報告いたしましたが,このほかにも審査の過程でさまざまな意見や要望が出されました。当局におかれましては,こうした意見や要望に十分留意され,事務事業の執行に当たられますよう申し添えて,保健福祉委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  次に,環境消防水道委員長の報告を求めます。     〔16番千間勝己議員登壇,拍手〕 ◆16番(千間勝己議員)  おはようございます。 それでは,環境消防水道委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外4件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となった甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)中,環境局関係について御報告いたします。 ここでは,債務負担行為補正中,まず可燃ごみ広域処理施設関係が議論となりました。 これらは,岡山市南区豊成の岡南環境センターの敷地が岡山市,玉野市,久米南町の可燃ごみ広域処理施設の建設候補地として決定されたことに伴い,建設候補地の測量,地質調査及び生活環境影響調査等に着手するため,5件の債務負担行為を設定するものです。 まず委員から,地元説明会を行う具体的な日程はどうなっているのかとの質問があり,当局から,まず岡南学区,福浜学区,芳泉学区の町内会長を対象とした説明会を予定しており,平成31年1月中をめどに日程調整に入っている。近隣単位町内会の説明会をどうするかなどについても説明会の中で相談する予定としているとの答弁がありました。 別の委員から,岡南環境センターを建てかえる上で,競技大会にも使える岡山市で唯一の50メートルプールであり,スポーツ団体等も利用している温水プールはどうするのか,責任の分担を明確にしてもらいたいとの質問があり,当局から,温水プールの所管は市民生活局であり,現在のまま営業を休まず運営すると聞いている。温水プールは建設して40年近くたっており,更新や整備計画は市民生活局と協議していくとの答弁がありました。 これを受けてさらに別の委員から,岡南環境センターの北側用地をザグザグに10年間貸しているがどうするのか。岡南環境センターと温水プールとザグザグに貸している土地との3つをまとめて整備するべきだ。所管が環境局とか市民生活局とか言っているとうまくいかない。同じ市役所なのだから連携をとりながら取り組まないのかとの質問があり,当局から,ザグザグにはまだ貸している状態だが,土地利用のあり方について市民生活局とも協議し,検討していきたいとの答弁がありました。 また別の委員から,地元説明会に行く前にスケジュールと説明内容を教えてほしい。前回の委員会から問題となっている一宮浄化センターと同様になることを心配しているとの質問があり,当局から,今の段階では地元説明のスケジュール等がまだ計画として固まっていないので,早急に取りまとめてお示ししたいとの答弁がありました。 これを受けて委員から,市に計画がないのに地元と話すことを心配している。このままでは納得できないとの意見がありました。 そこで,環境消防水道委員会の総意として,本議案の採決に当たって附帯決議を付すことを決定いたしました。 なお,附帯決議の内容については後ほど御報告いたします。 次に,同じく債務負担行為補正中,一宮浄化センター施設整備事業が議論となりました。 これは,一宮浄化センター施設整備事業の工期延長に伴う変更契約を行うため,債務負担行為を設定するものです。 まず委員から,一宮浄化センター施設の改修工事は平成28年度中には1期工事が終わるはずだった。いつ工期がおくれると判断したのかとの質問があり,当局から,当初の予定ルートでは放流管を接続できないことがわかり,複数のルートを検討した結果,最終ルートに決定した平成29年7月の時点で工期がおくれる見込みであると判明したとの答弁がありました。 さらに委員から,受注者側から増額要求があるが,話はまとまっているのかとの質問があり,当局から,協議を続けているが合意にはまだ至っていないとの答弁がありました。 また別の委員から,受注者から違約金等を要求してくる懸念がある。違約金等が発生した場合,市としては支払う義務があるのかとの質問があり,当局から,このような事態を招いた原因は岡山市と受注者の双方にあると考えており,今のところ違約金を求められているわけではなく,あくまで工事費の変更を求められている。今後そのような事態となった場合には検討する必要があるとの答弁がありました。 さらに別の委員から,委員会に対して説明や報告がなかった。このような事態となったのは委員会を軽視した結果だ。これからは受注者への指導を適切に行い,委員会や議会に対してきちんと説明や報告をするようにとの厳しい意見がありました。 これを受けて当局から,議会には逐次報告させていただくのが本来あるべき姿である。このたびのことは言いわけのしようもない。今後は組織として工程を管理し,その都度リスクをチェックして,議会に対していつどういう形で説明や報告をするかまで織り込んでいきたい。また,職員は数年で異動するので,きちんと申し送りをしていくことで再発することがないように取り組んでいきたいとの答弁がありました。 以上の審査を踏まえ,本議案の採決に当たり,環境消防水道委員会の総意として次の附帯決議を付すことを決定いたしました。 朗読いたします。   附帯決議 ごみ処理広域化対策事業の実施に当たっては, 1,対象となる地元への説明を丁寧に行い,理解に努めること。 2,本委員会を初め議会に逐次説明や報告を行い,業務を執行すること。 以上,本委員会における審査の経過を御報告いたしましたが,審査の過程ではこのほかにもさまざまな意見や要望が出されました。当局におかれましては,1月か2月に業務の執行状況を確認する委員会を開催する予定ですので,附帯決議をクリアすべく鋭意調査研究し議会への説明や報告を行うとともに,今後予定されている業務の執行に当たっては精力的に取り組んでいただきますようお願いいたしまして,環境消防水道委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  次に,経済委員長の報告を求めます。     〔17番二嶋宣人議員登壇,拍手〕 ◆17番(二嶋宣人議員)  経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外6件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,全会一致をもって原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)のうち,農業施設補助災害復旧事業について御報告いたします。 この事業は,平成30年7月豪雨災害の復旧に際し,災害復旧費補助申請及び設計審査などの国,県への諸手続に時間を要し適正な工期が確保できなくなったため,繰越明許を行うものであります。 委員から,災害復旧で国費や県費補助が入る場合,一,二週間以内に住民が市に届け出ておかなければならないが,そのことを知らない住民もいるので,連合町内会等と連携をとって情報発信するなどできないのかとの指摘があり,当局から,県の予算執行の関係もあるので,ある程度期限を切って報告するようにという指示はあるが,復旧工事等をするに当たり,地元との調整が必要となるので連携しながらやっていきたいとの答弁がありました。 また別の委員が,北区の冠光寺池の復旧について,これまでの当局の説明では通常であれば二,三年かかるということであったため,現状を確認したところ,当局から,地質調査データと被災原因等を分析した結果,国の支援,指導のもとで早急な復旧が可能ということがわかり,目下来年の3月末の完工を目標としているという説明がありました。 そのため委員から,当局の姿勢について,本件にかかわらず,今回の災害における経済委員会の課題については各委員が情報共有しておきたいので,しっかりと説明をしてもらいたいとの要望がありました。 次に,本議案に関連して牧山クラインガルテンの復旧について御報告いたします。 牧山クラインガルテンについても,このたびの豪雨により被害を受けたところであり,当局から管理棟の修繕方針や散水ポンプの復旧状況について説明がありましたが,複数の委員から,修繕についてもう少し建設的,前向きな話をしてほしい,住民に寄り添った方向性でスピード感を持ってやってもらいたいなどの意見が相次ぎ,当局から,現在の管理棟の状況について全部つかみ切れていないところもあるので,その活用の可能性を改めて検討し,地元の方や関係部局と協議しながら,早期の復旧に向けどのような対応をしていくかを考えていきたいとの答弁がありました。 以上,本委員会における審査の経過を御報告いたしましたが,当局におかれましては,委員会審査の過程で各委員から出されたさまざまな意見や要望に十分留意され,事務事業の執行に当たられますよう要望し,経済委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手) ○宮武博議長  次に,建設委員長の報告を求めます。     〔15番難波満津留議員登壇,拍手〕 ◆15番(難波満津留議員)  建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外36件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程で特に議論になった甲第205号議案岡山市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について,甲第206号議案岡山特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定について及び甲第207号議案岡山市営改良住宅条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。 これらは,市営住宅等への新規入居者等に対し,連帯保証人を立てる義務を課すことや敷金を徴収することを廃止する等のため,各条例の一部を改正しようとするものであります。 委員から,国土交通省から示された公営住宅管理標準条例案の一部改正等を受けて本市の条例を改正するとのことだが,国土交通省が示した内容の中には,入居希望者が市税を滞納している場合であっても配慮すべき場合もあると書かれている。同じセーフティーネットである生活保護は,市税を滞納していても受給する要件はなくならないが,場合によっては住居が決まらないと要件を満たさないこともある。今回,市税の滞納について改正をしない理由は何かとの質問があり,当局から,入居者資格から市税の滞納がないという条件を削除することと連帯保証人を立てる条件を削除することとは次元の違う話である。市税の滞納がない条件は単に国土交通省が例示から削除しただけのことであり,現在,市営住宅の入居に支障が生じており早急な対応が必要ということではない。市税の滞納に本人に責任がなくやむを得ない理由があるならば,ほかに救済措置や支援策があると思われるので,現時点ではこの条件を削除することは考えていないとの答弁がありました。 さらに委員から,このように制度を改正すれば,潜在的に存在していたニーズが表に出てきて来年度の入居募集時の倍率が上がってしまう懸念があるので,しっかりと予算をつけて改修を行い,募集戸数をふやすよう検討するのかとの質問があり,当局から,修繕ができず残っていた住宅がたくさんあったので,今年度から指定管理料を増額した。その結果,募集戸数がかなりふえ,応募の倍率が下がっているので,対応できると考えているとの答弁がありました。 以上,本委員会における審査の過程を御報告いたしましたが,このほかにもさまざまな意見や指摘が出されました。当局におかれましては,今回委員から出された意見や指摘に十分留意され,今後の事務執行に当たられますよう要望し,建設委員会の報告を終わります。(拍手) ○宮武博議長  次に,市民文教委員長の報告を求めます。     〔26番森山幸治議員登壇,拍手〕 ◆26番(森山幸治議員)  市民文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外6件の議案についてであります。 これらの審査に当たりましては,当局からの説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。 それでは,審査の過程において特に議論となりました甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について順次御報告いたします。 まず,岡山芸術交流事業費についてであります。 これは,岡山芸術交流2019と瀬戸内国際芸術祭2019の開催期間中,両会場を水上交通で結ぼうとする民間の動きを受け,両イベントの連携による文化芸術の振興及び誘客のため,旭川京橋南側の護岸に船着き場を整備するものであります。 委員から,簡易に整備するとあるが恒久的に使用するのかとの質問があり,当局から,第一義的な目的は両イベントの連携による誘客であり,それぞれのイベントが終了すれば撤去を考えているが,周辺への波及効果などを検証しながら必要に応じて残すことも考えていくとの答弁がありました。 また別の委員から,観光資源を掘り起こす非常に大きな一歩だと思うし,地域一体となった夢のある事業だと思うので,当局に大きなエールを送りたいとの意見がありました。 次に,岡山芸術創造劇場(仮称)整備事業費についてであります。 委員から,当初の計画よりなぜ70億円も増加したのか市民にわかりにくいとの質問があり,当局から,当初の提案に含まれていなかった舞台設備の関係費として約34億円を追加している。また,新たに岡山の文化芸術振興を図る上で創造的な機能を特に重点的に強化していくということを踏まえて検討し,精査した。市街地再開発組合と1年以上にわたって詳細な議論をしてきた結果として,この金額が妥当ということで提案したとの答弁がありました。 また別の委員から,再開発事業ではなく市有地に建てるほうがわかりやすいが,千日前に決定した理由をきちんと説明できなければいけないのではないかとの指摘があり,当局から,千日前に文化芸術の拠点施設を整備することで岡山市として新たな人の流れを生み,中心市街地の活性化やまちの回遊性の向上,にぎわいの創出といったまちづくりの視点からこの場所に決定したとの答弁がありました。 最後に,学校空調設備整備事業についてであります。 これはことしの猛暑を受け,学校施設における児童・生徒の健康と安全を守るため,国の補正予算を積極的に活用し,小学校,中学校の普通教室に空調設備を整備するものであります。 複数の委員から,全国的にエアコン設置をしていく状況の中で,機器等の調達がなかなか厳しいのではないか,またそれにより設置工事がおくれた場合,国の交付金が受けられないということになるのかとの質問があり,当局から,国から県に対して,エアコンの設置が円滑に進むよう業者等に広く情報提供するようにという通知は出ているが,交付金の条件が2019年度内に工事を執行することとされているので,それまでに執行しないと交付金を受けることができない。そのため,なるべく早いうちに入札を行うとともに,多くの業者が入札参加できる環境を整えたいと考えているとの答弁がありました。 さらに委員から,小学校のエアコン設置における都市ガス,LPG,電気といったエネルギーについて経済性の観点から選定するとのことだが,災害時に対応できるという安全性も大事ではないかという意見や,また別の委員から,低炭素社会という環境面との整合性はどう考えているのかとの質問があり,当局から,小学校についても経済性を原則的に優先するが,設置場所などの物理的な側面も考慮していきたい。また,エアコン機器の選定に当たっては,グリーン購入等CO2の排出抑制という観点からも柔軟に対応していきたいとの答弁がありました。 議案については以上でありますが,所管事務調査のうち,岡山市男女共同参画社会の形成の促進に関する条例,いわゆるさんかく条例の一部改正案へのパブリックコメント等の結果について及び教育委員会の障害者雇用についてが特に議論となりましたので,この場をおかりして御報告申し上げます。 さんかく条例の一部改正案は平成31年2月定例市議会に提出が予定されており,同条例の改正に当たり,事前に市民等の意見を聞くために行ったパブリックコメントやワークショップ等の結果について報告を受けたものであります。この改正案は,性的マイノリティーの方々の人権に配慮し,多様な性のあり方を尊重する視点を取り入れるとともに,女性活躍,ワーク・ライフ・バランスの推進についてなどを主な改正点とするものでありますが,複数の委員から,性的マイノリティーの方々の意見が反映されていないのではないかとの質問があり,当局から,条例をつくる過程で当事者団体の意見を聞き,さらに当事者を対象としたワークショップを行ったとの答弁がありましたが,多数の委員から,本委員会としても性的マイノリティーの方々の意見を確認する必要があるのではないかとの意見があったことから,2月定例市議会までに当事者から話を聞くなど丁寧に取り組む必要があることを確認いたしました。 次に,教育委員会の障害者雇用についてであります。 委員から,今までの障害者雇用を反省し,正しいものにしようという意気込みは感じられるが,採用計画はいつまでにやり遂げようとしているのかとの質問があり,当局から,平成31年度中にはやり遂げるとの答弁がありました。 これを受け別の委員から,ここを出発点として,障害者だけでなく同じ職場で働く健常者の理解促進も意識しながら進んでいく体制づくりや環境整備を丁寧に行ってもらいたいとの強い要望があり,当局から,障害者雇用は数合わせに終わることなく我々も努力を重ねて,障害を持った方が勤めてよかったと,長く勤めていただけるようにすることが一番大切なところだと思っているとの答弁がありました。 以上,本委員会における審査の過程を御報告いたしましたが,このほかにもさまざまな意見や要望が出されました。当局におかれましては,こうした指摘や意見に十分留意され,今後の事務執行に当たられますよう要望し,市民文教委員会の報告を終わります。(拍手) ○宮武博議長  以上で委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。羽場議員。     〔36番羽場頼三郎議員登壇,拍手〕
    ◆36番(羽場頼三郎議員)  私は,市民ネットを代表して,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について反対の立場で討論させていただきます。 もちろんこの予算はほとんどにおいて適正であり,市民の生活を支える予算でございますから賛成したいところなんですが,しかし予算の仕組み上,一部でも問題があればこれは取り上げざるを得ない。その意味では,今回,ごみ処理の広域連携の事業として岡南環境センターの建てかえに関する予算が含まれております。これは,地元に対しての十分な説明ももちろんない,地元の理解も得られていないままに進められようとしている。これが私は問題だと思います。 多くの方が御存じかと思いますが,ここは以前,東部クリーンセンターができたら,その時点で廃止するということになっていたわけです。その後,それを東日本大震災の経験などあって,災害ごみを処理する必要があるとか,またごみがこの近年相当量ふえているんじゃないかといったことが理由とされたわけですが,じゃあ現在どうかといえばそんなことはないわけです。もちろん災害によるごみは,これはまたこれで大変なんですが,しかしこれもこなしてきておりますし,また市民の皆さんの御協力や市の職員の皆さんの御努力によってごみの減量化が進んでおります。そうした事情を考えると,今これだけ急いでこの焼却施設を建てかえる必要があるのかと思わざるを得ません。 南区にはこの岡南環境センター以外に当新田にも環境センターがありますし,そうした意味では一部に集中している。岡山市全体を見れば北区には山上の処分場があり,そういったわけでごみ処理場だからといって何でもかんでも否定するというもんじゃない。それぞれの地域が市民の生活のための施設として受け入れていくということは,これは当然あるべき姿だと思います。しかし,今回で言いますと,広域連携といって久米南町そして玉野市,真ん中にあるから岡山市だというような安易な発想で,この岡南環境センターに場所を決めたということも問題になるかと思います。 そして,先ほどちょっと申し上げましたが,ごみの処理施設でも特に北区の山上には大変な地元の方の御協力をいただいているわけですが,ただこれは満杯になったら終わるんです。満杯になったら,もうそれ以上に処分はできませんから。しかし,焼却場は古くなったら建てかえる。また古くなったら建てかえるというんだったら,いつまでこの施設を地元が引き受けなくちゃならないか,そういう見通しも立ってない。私は,こういったことについて将来の見通しがちゃんと立つような,そういうものであってほしいと思っているところです。 そして,広域連携です。広域連携も本来なら自区内処理から外れるわけですから,これはそれなりの理由がなくちゃいけない。考え方としてはあるんです。例えば小さい町だからごみの処分場のダイオキシンの対策がとれないとかという場合には何とかしようかと。近隣の町としてそれをほっとくわけにはいかないし,隣の町でダイオキシンが余分に出れば,そんなことをしてもらわないで,じゃあうちでやりましょうということになっても,それは私はいいと思います。ちゃんと理屈がつけばね。しかし,そういったものはないし,例えば先ほど申し上げましたが,いろんなごみの処分の施設があるけれども,それらについてここをこうしようとかああしようとかという話じゃなし,とにかくこの焼却場だけこの岡南環境センターでやってしまおうというのでは私は納得ができない。広域処理としても私は考え方がまだまだ練れていないと思います。 次に,甲第251号議案です。これも地元の理解が進まない中での計画の強行だと言えるんじゃないかと思います。これまでも問題点はいろいろ指摘されました。その場所が産業廃棄物の埋め立ての跡であるとか,またいろんな災害に対しての不安が残るとかということもあり地元の反対がありましたが,それにもこれまで耳をかそうとせず,賛成する方だけの意向で地元に対して還元施設を大盤振る舞いといったこともありました。 そういった中で,施設に最も近く,また完成後は最も影響が大きいと思われる小畑地区の皆さんの町内会の設置を市は認めておりませんし,またその理解を得ようという動きも見られませんでした。こうした少数の住民の意思を圧殺するような計画をこのまま進めるということは,私は市の将来にとっても決していいことではないと思いますので,この計画を進めるべきじゃないと,そういう意味で反対せざるを得ません。 以上の理由でこの2つの議案については残念ながら賛成ができない,反対せざるを得ないと思います。どうか議員の皆様方の御理解もいただいて,同調いただきますようにお願いを申し上げて,私の反対討論を終わらせていただきます。 どうも御清聴ありがとうございました。(拍手) ○宮武博議長  次に,河田議員。     〔10番河田正一議員登壇,拍手〕 ◆10番(河田正一議員)  皆さんおはようございます。日本共産党岡山市議団の河田正一です。 きょうは傍聴席に障害者の方がたくさんいらっしゃいます。そして,盲導犬を連れた方も傍聴に来ていらっしゃいます。その中で,冒頭に市長が上告を断念すると言われたその当事者,浅田達雄さんもお見えでございます。浅田さんを初め,浅田さんを支えた皆さん方,長い間の御苦労大変でした。本当に心から敬意を表したいと思います。 それでは,本題に入ります。 私は,日本共産党岡山市議団を代表して,甲第251号議案工事請負契約の締結について,工事名,岡山北斎場整備事業の委員長報告に反対の立場で討論いたします。 大きくは4つの理由で反対いたします。 1番目の理由は,最も関係が深い地元中の地元の人たちが納得していない中での工事発注であるということです。富吉の新斎場建設事業は,平成24年9月29日に富吉町内会の臨時総会において条件つき賛成を可決したことから私たちは問題を知ることになりました。そもそも臨時総会の議題は,岡山市からの説明会を受け入れるかどうかの決をとるだけのはずで開かれました。計画予定地に最も近い小畑の住民もほとんど参加していませんでした。ところが,総会が終わってみれば条件つき建設賛成になっていました。したがって,岡山市の住民に対する説明会は一度も開かれないうちに富吉の産廃処分場跡地が建設予定地となったのです。平成24年9月15日にそれまで候補地としていた三和地内を断念すると発表した日からわずか2週間後の出来事でした。このことが地元の人たちに大きな不信感をもたらし,世論を二分することにつながりました。 私たちは,最初からボタンのかけ違いがあったのだから,岡山市は事業化をがむしゃらに推進するのではなく,一旦立ちどまって市民の意見を広く聞いた上で適地を改めて選定したなら地元の人たちにも協力してもらいやすくなると言ってきました。岡山市は,丁寧な説明をすると繰り返し表明しています。しかし,最初に説明会を開かず,その後も臨時町内会で上げた建設反対決議や馬屋上連合町内会長が平成25年9月20日に出した平成24年11月28日提出の承諾書を撤回するという文書も,事業推進に都合が悪いものは全て岡山市は耳を塞いで今日に至っています。 2つ目は,産業廃棄物処分場跡地という用地の問題です。用地取得費は,宅地見込み地として4億3,800万円余,補償費が2,300万円余と高額であるということです。不動産鑑定に産廃処分場跡地の評価が十分されているとは思えません。それは,産廃が埋まっていないところを産廃処分場跡地として評価したという報告書にもあらわれています。産廃跡地の形状変更を行う上で,ガイドラインに基づいた調査,たまりガス発生対策,基礎ぐい等の工事に余分な費用がかかる物件であることも加味された用地単価であるとは言えません。 3つ目は,岡山市の斎場整備計画が全市的な視点で十分検討されて炉数が決められたものではないということです。平成52年,2040年に岡山市の死亡者はピークを迎える想定です。そのときに岡山市として28炉の火葬施設が必要としていますが,算出根拠は28炉にするための計算式と思われます。火葬集中係数は無理やり端数を切り上げたり,実稼働日が算定できるにもかかわらず,斎苑協会の一般的な数字を金科玉条のごとく振りかざしています。税金の無駄を省き効率的な行政執行を行うことは行政としての責任です。そのためには,岡山北斎場建設に当たって検討が先に行われるべきでした。それにもかかわらず,岡山北斎場12炉が先に決められていたことは納得がいきません。 4つ目は,建設費が高額であるということです。今回の落札グループは,落札しなかったグループよりも9,000万円以上高い金額で落札しています。それも岡山市が当初から言っていた50億円のほぼ満額の49億円余の落札です。現在工事中の東山斎場と比べて岡山北斎場は高くなっています。東山斎場にかかる事業費は,用地費,物件補償費,駐車場及び雨水貯留槽整備工事,進入路改良工事と斎場再整備工事費を合わせて総額52億8,600万円余です。一方,岡山北斎場は,今までにかかった費用は,用地費と物件補償費4億6,000万円余,環境影響評価6,000万円,光ファイバー移設費4,000万円,水道3,000万円,ガス負担金2億6,000万円,地元対策費1億2,600万円,それに今回の工事費等,支出済み,債務負担を合わせて今までに61億6,000万円余がかかっています。さらにこれから計上されるであろう取り合い道路の立体化にも相当な費用がかかるとされています。斎場整備工事費だけを比べても,東山斎場が44億円余,岡山北斎場は49億円余で,炉数は東山斎場の14炉よりも岡山北斎場は12炉と2炉も少ないのに高額な費用になっています。岡山北斎場の今回の請負契約がなぜ49億320万円になるのか理由は明らかにされていませんが,産廃処分場跡地であるから基礎となるくいが必要となることが考えられます。 こういった理由から今回の工事請負契約は承認できません。 以上で反対討論を終わります。(拍手) ○宮武博議長  以上で討論を終わり,採決いたします。 日程第1の案件中,甲第201号議案平成30年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について及び甲第251号議案工事請負契約の締結について,以上2件の議案を他の議案と分離して起立により採決いたします。 まず,甲第201号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,甲第251号議案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は同意であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,ただいま議決いたしました2件の議案を除く他の議案について一括採決いたします。 これらの議案につきましては,委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。      ──────〇────── △日程第2  平成27年陳情第22号,平成28年陳情第33号,陳情第33号      ───────────── ○宮武博議長  日程第2に入ります。 日程第2は,平成27年陳情第22号心身障害者医療費公費負担制度の改善について以下3件の陳情についてであります。 これらを一括上程いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長報告は,会議規則第41条第3項の規定により省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。 討論の通告があります。林潤議員。     〔9番林潤議員登壇,拍手〕 ◆9番(林潤議員)  こんにちは。日本共産党岡山市議団の林潤です。 通告に従いまして討論を行います。 私は,日本共産党岡山市議団を代表して,平成27年陳情第22号心身障害者医療費公費負担制度の改善についての不採択に対し,委員会報告に反対の立場で討論します。 当該陳情は,1,心身障害者医療費公費負担制度の自己負担をなくすこと。当面は,地方税非課税対象者は緊急に無料化すること。2,対象者の拡大を図ること。(1)精神福祉手帳1級所持の精神障害者及び療育手帳Bだけの所持者をこの制度の対象にすること。(2)18歳未満の障害児を対象とすることを求めています。当然の願いです。 今議会で市長は,心身障害者医療費助成制度について,そろそろ市単独でも見直さなければならない時期に来ているのかなと思いますと答弁され,予算化する姿勢を示しました。多くの議員が求めてきたことで,歓迎します。 保健福祉委員会は,今議会で受理した陳情第33号心身障害者医療費助成制度の対象に精神障害者を加えることについてを採択としています。私たちも賛成しています。 障害者をその種別で差別することは,国際的にも国内でも正さなくてはならなくなっています。一方,保健福祉委員会は,多数決で平成27年陳情第22号を不採択としました。精神障害者保健福祉手帳と療育手帳を受けている人は障害者控除の対象です。経済的な支援が必要な方です。医療費の負担軽減も受けられるべきです。岡山市はとにかく受益者負担を求めますが,障害者にとって医療を受けることは生きていくために必要なことです。利益と呼ぶべきではありません。 厚生労働省が行った障害者の生活状況に関する調査では,精神障害者の不安,悩みで,病気に次いで「経済的なこと」「仕事が見つかるか」「年金がもらえるか」が大きな比重を占めていました。収入に不安がある上,障害ゆえの支出も生じる心身障害者にとって自己負担は医療を受ける妨げになります。制度を拡充し自己負担をなくすことは切実な願いです。当面非課税の方を無料にすることは最低限の願いです。 精神障害者を含めて心身障害者が安心して医療を受けられる岡山市を目指すべきです。既に政令市13市は無料にしています。心身障害者医療費助成制度の対象に精神障害者も加えるという制度の見直しは,費用負担のあり方も検討する機会です。陳情第33号だけでなく,平成27年陳情第22号も採択すれば,負担のあり方の検討を市に迫ることになります。 議員各位におかれましては,御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上で討論といたします。(拍手) ○宮武博議長  以上で討論を終わり,採決いたします。 日程第2の案件中,平成27年陳情第22号心身障害者医療費公費負担制度の改善について及び平成28年陳情第33号岡山市議会議員政務活動費の領収書等の議会ホームページでの公開等についてを他の陳情と分離して起立により採決いたします。 まず,平成27年陳情第22号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 平成27年陳情第22号を採択することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立少数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,平成28年陳情第33号を起立により採決いたします。 本件に対する委員会報告は不採択であります。よって,本件を採択することについて採決いたします。 平成28年陳情第33号を採択することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○宮武博議長  起立少数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。 次に,ただいま議決いたしました2件の陳情を除く他の陳情を採決いたします。 陳情第33号につきましては,委員会報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,委員会報告のとおり決定いたしました。      ──────〇────── △日程第3  報第69号,報第70号      ───────────── ○宮武博議長  日程第3に入ります。 日程第3は,報第69号専決処分の報告について以下2件の報告についてであります。 これらを一括上程し,市長から説明を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  ただいま上程になりました報告について御説明申し上げます。 報第69号及び報第70号は,市有自動車の事故について,それぞれ賠償額を決定したものです。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○宮武博議長  以上で日程第3の報告を終わります。      ──────〇────── △日程第4  大正池水利組合議会議員の選挙について      ───────────── ○宮武博議長  日程第4に入ります。 日程第4は,大正池水利組合議会議員の選挙についてであります。 お諮りいたします。 選挙の方法はいかがいたしましょうか。     〔11番竹之内則夫議員登壇〕 ◆11番(竹之内則夫議員)  ただいまお諮りになりました大正池水利組合議会議員の選挙の方法につきましては,投票の煩を省き,議長を指名者とする指名推選の方法をとられるよう動議を提出いたします。 皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。     〔拍  手〕 ○宮武博議長  ただいま竹之内議員から,投票の煩を省いて,議長を指名者とする指名推選の方法によるよう動議が提出され,所定の賛成者がありましたので,動議は成立いたしました。 よって,本動議を直ちに議題とし,採決いたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,本動議のとおり決定いたしました。 指名いたします。 職員に氏名を朗読させます。 ◎森安章浩議事課長  大正池水利組合議会議員として議長が指名いたします方々の住所,氏名を朗読いたします。  岡山市北区新庄上1818番地2 小野泉さん  岡山市北区新庄上1670番地3 平松勝さん  岡山市北区新庄上1817番地4 難波信夫さん  岡山市北区新庄下964番地 三垣福夫さん 以上でございます。 ○宮武博議長  ただいま朗読いたしましたとおり指名いたします。 指名いたしました4名を当選人と決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました4名が当選されました。      ──────〇────── △日程第5  常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について      ───────────── ○宮武博議長  日程第5に入ります。 日程第5は,常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査についてであります。 お配りいたしておりますとおり,常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について委員長から申し出があります。 お諮りいたします。 委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査及び継続調査に付することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。      ───────────── ○宮武博議長  以上をもちまして11月定例岡山市議会に付議されました案件は,全て議了いたしました。      ───────────── ○宮武博議長  この際,お高いところからではございますが,お許しをいただきまして,一言御挨拶を申し上げます。 皆様方には,先月30日以来,19日間にわたり,補正予算を初め数多くの重要案件につきまして,慎重かつ活発に御審議をいただき,また議会運営にも終始御協力を賜り,本日11月定例市議会が無事閉会の運びとなりました。心より厚く御礼を申し上げます。 さて,本年も残すところあとわずかとなりました。この1年間を振り返ってみますと,2月から開催された平昌オリンピック・パラリンピックや6月に開幕したサッカーワールドカップロシア大会での日本人選手の活躍に日本中が湧いたところであります。しかしその一方で,ことしの漢字の「災」に象徴されますように,全国各地で自然災害が発生し甚大な被害に見舞われた年でもありました。とりわけ,7月の豪雨は本市においても平成最大の被害をもたらし,今なお不自由な生活を強いられている市民の方もおられ,早急な復旧,復興と常日ごろからの防災対策の必要性を痛感しているところであります。 我々議会といたしましては,9月定例市議会で平成30年7月豪雨災害対策等調査特別委員会を設置し,災害対策本部等の対応や課題,被災者支援等について調査を行い,先般,被災者等の早期再建や災害に強いまちづくりなどを取りまとめ,市長に提言したところであります。被災者支援や災害対策が大いに前進するものと期待しているところであります。 また,今議会では豪雨災害への対応を初め本庁舎の建てかえや岡山芸術創造劇場(仮称)の設置,また岡山駅東口広場への路面電車乗り入れ,さらには待機児童解消に向けた取り組みなど,あらゆる人々が安全・安心に暮らすことができ未来に希望を持つことができる活力と魅力ある岡山市の実現に向けて,多くの議論がなされたところであります。 我々議会といたしましても,引き続き市民のさまざまな思いを市政に反映できるよう市民の皆さんの声に耳を傾け,政策に訴えていく所存でございますので,関係各位の御協力をよろしくお願いいたします。 終わりになりますが,市民の皆様を初め,報道関係各位には,この1年間,市議会に対し御理解と御協力を賜り,重ねて厚く御礼を申し上げる次第でございます。 皆様方には健康に十分留意されまして,夢と希望に満ちた新年をお迎えいただきますよう祈念いたしまして,11月定例市議会閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。 大変ありがとうございました。(拍手)      ───────────── ○宮武博議長  この際市長から御挨拶の申し出があります。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  それでは,お許しをいただきまして,11月定例市議会の閉会に当たり,一言御挨拶を申し上げます。 去る11月30日の開会以来,本議会に提案した議案について熱心な御審議そして御議決をいただきまして,まことにありがとうございました。 今年1年を振り返りますと,まず7月豪雨災害に触れなければなりません。甚大な浸水被害は平成に入ってから最大のものとなりました。被災者の一日も早い生活再建と今後起こり得る災害から市民生活を守る防災対策を着実に進め,災害に強い岡山の実現を目指してまいります。 また,今年は私の再選後最初の年度であり,2期目のスタートダッシュを図る上で重要な年でもありました。1期目の成果と課題や多くの方の御意見等を踏まえながら,スピード感を持って市政の各般にわたるさまざまな課題に真摯に取り組んできた結果,桃太郎線のLRT化や岡山芸術創造劇場(仮称),待機児童の解消などに一定の道筋をつけることができたほか,日本遺産認定,SDGs未来都市選定など岡山市の魅力づくりと発展に資する実りある成果が得られたものと考えております。来年秋には岡山芸術交流,G20保健大臣会合の開催も予定されており,岡山市を国内外にアピールする絶好の機会と捉えて鋭意準備を進め,成功に導きたいと考えております。 こうした成果が得られた一方,防災を初め公共交通や子育て・教育環境,地域振興,産業,健康・福祉などいまだ多くの分野で課題が山積しております。迎える新年におきましても,引き続きそれらの解決に全力を尽くすとともに,幅広くさまざまな御意見を伺いながら誠実にかつ積極的に市政運営を行い,市民の安全・安心な生活と岡山市の将来の発展を見据え,さらに前進を続けてまいる所存です。 市民並びに市議会の皆様,報道関係,また関係機関の皆様には,今年1年の御高配に厚く御礼を申し上げますとともに,岡山市のさらなる飛躍に向けて,なお一層の御支援,御協力を賜りますようお願い申し上げます。 今年も残すところあと2週間足らずとなりました。寒さも厳しくなります折から,皆様方にはくれぐれも御自愛の上,輝かしい新年をお迎えになりますようお祈り申し上げまして,御挨拶とさせていただきます。 まことにありがとうございました。(拍手)      ───────────── ○宮武博議長  これをもちまして11月定例岡山市議会を閉会いたします。 大変御苦労さまでございました。      午前11時18分閉会...