岡山市議会 > 2018-03-07 >
03月07日-08号

ツイート シェア
  1. 岡山市議会 2018-03-07
    03月07日-08号


    取得元: 岡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-08-14
    平成30年 2月定例会    平成30年2月定例岡山市議会    議 事 日 程  第8号       3月7日(水)午前10時開議第1個人質問甲第4号議案~甲第94号議案      …………………………………〇会議に付した事件 日程第1 個人質問      甲第4号議案~甲第94号議案      ──────〇──────〇出席議員(45人)            1番  東     毅            2番  田 中 のぞみ            3番  林   敏 宏            4番  柳 迫 和 夫            5番  柳 井   弘            6番  岡 崎   隆            7番  松 田 隆 之            8番  松 本 好 厚            9番  林     潤            10番  河 田 正 一            11番  竹之内 則 夫            12番  福 吉 智 徳            13番  太 田 栄 司            14番  山 田 正 幸            15番  難 波 満津留            16番  千 間 勝 己            17番  二 嶋 宣 人            18番  川 本 浩一郎            19番  赤 木 一 雄            20番  藤 原 哲 之            21番  竹 永 光 恵            22番  中 原 淑 子            23番  松 田 安 義            24番  鬼 木 のぞみ            25番  高 橋 雄 大            26番  森 山 幸 治            27番  吉 本 賢 二            28番  森 田 卓 司            29番  成 本 俊 一            30番  小 川 信 幸            31番  東 原   透            32番  松 島 重 綱            33番  則 武 宣 弘            34番  田 尻 祐 二            35番  磯 野 昌 郎            36番  羽 場 頼三郎            37番  下 市 このみ            38番  楠 木 忠 司            39番  小 林 寿 雄            41番  三 木 亮 治            42番  鷹 取 清 彦            43番  礒 谷 和 行            44番  浦 上 雅 彦            45番  田 口 裕 士            46番  宮 武   博      …………………………………〇欠席議員(1人)            40番  和 氣   健      ─────────────〇説明のため出席した者       市     長  大 森 雅 夫       副  市  長  繁 定 昭 男       危機管理担当局長 田 中 利 直       市 長 公 室 長  福 井 貴 弘       政 策 局 長  鉄 永 正 紀       総 務 局 長  河 野 広 幸       財 政 局 長  那 須 正 己       市 民 生活局長  荒 島 茂 樹       市 民 協働局長  江 田 美 幸       保 健 福祉局長  森 安 浩一郎       岡山っ子育成局長 田 中 克 彦       岡山っ子育成局保育・幼児教育担当局長                中 原 貴 美       環 境 局 長  山 上 晃 稔       産 業 観光局長  山 本 修 司       産業観光局産業政策担当局長                堤   修 治       都 市 整備局長  大 杉   誠       都市整備局都市・交通・公園担当局長                林   恭 生       下水道河川局長  桐 野 眞 二       水道事業管理者  今 川   眞       市場事業管理者  田 淵   薫       消 防 局 長  東 山 幸 生      選挙管理委員会       委  員  長  桑 島 幹 雄       委     員  河 内 智 美      監 査 委 員       委     員  岸   堅 士      人 事 委 員 会       委  員  長  藤 岡   温       委     員  矢 野 有 哉      農 業 委 員 会       第二農業委員会会長浮 田 孝 允      教 育 委 員 会       教  育  長  菅 野 和 良      ─────────────〇出席した議会事務局職員       局     長  眞 茅 純 一       統 括 審 議 監  矢 木 広 幸       総 務 課 長  吉 川   乃       議 事 課 長  中 野   光       調 査 課 長  山 本 和 広      午前10時0分開議 ○宮武博議長  皆さんおはようございます。 これより2月定例市議会第8日目の本会議を開きます。 ただいまの御出席は43名であります。      ───────────── ○宮武博議長  会議録署名議員に松本議員,林潤議員のお二人を指名いたします。      ───────────── ○宮武博議長  本日の議事日程は,個人質問並びに甲第4号議案から甲第94号議案までの91件の議案についてであります。      ──────〇────── △日程第1  個人質問 甲第4号議案~甲第94号議案      ───────────── ○宮武博議長  日程に入ります。 日程第1は,個人質問並びに甲第4号議案平成30年度岡山市一般会計予算について以下91件の議案についてであります。 これらを一括上程し,個人質問を行います。 それでは,順序に従いまして竹永議員。     〔21番竹永光恵議員登壇,拍手〕 ◆21番(竹永光恵議員)  おはようございます。日本共産党岡山市議団の竹永光恵です。 私も19年目に入りますが,トップバッターというのは久しぶりなので,緊張しております。オリンピックのように「そだねー」と言えるような答弁を期待して,質問に入りたいと思います。 1,不妊に悩む方への治療支援について。 (1)少子化対策の一環として不妊に悩む方への支援強化を。 不妊とは,健康な男女が結婚後1年以上にわたり定期的に避妊をせずに性交の機会を持ちながらも妊娠しない場合と言われています。不妊症の出現率は6組に1組と言われており,特別な事情を持った人々の治療とは言いにくくなっています。また,最近は要因の50%が男性にあるとも言われており,男女ともに受診することが望ましいのが現状です。第1子出産時の女性の平均年齢は30.7歳です。早い段階での治療が出生率の増加へとつながると言われています。 ア,こういう状況の中で,市としても抜本的に不妊に悩む方への支援を強化する時期だと考えますが,所見をお聞かせください。 (2)不妊治療の各段階での助成の充実を。 ア,初期検査にも助成を。 国も市も平成16年度から治療への支援事業を始め,この間8回程度の制度拡充が行われました。資料1にその内容を書いておりますので,参照してください。 現在は,新規申請の助成額上限が15万円から30万円に拡充され,対象年齢も治療初日の妻の年齢が43歳未満へと拡大されています。また,男性の不妊治療に対しても15万円まで助成されるようになりました。 岡山市では,平成24年度には898件でしたが,平成27年度は987件と申請件数がふえ,平成28年度は助成額では最高となっています。男性不妊の助成は,1件から14件にふえています。 ある民間の調査では,不妊治療によって妊娠された方の平均治療費は140.6万円となっています。 そこで伺います。 不妊の治療のステップとそれにかかわる費用を資料2で用意しておりますので,見ながら聞いてください。 市の助成制度は,保険適用外の体外受精の段階の治療になってからです。しかし,保険適用内でも結構費用がかかります。初期検査の子宮がんや子宮頸がんなどのがんの検査は最低3回必要で,あわせて自己負担が7,000円程度となります。そして,排卵期,月経期,黄体期の血液検査,超音波などを合わせて1万円程度かかります。 (ア)広島県では,不妊治療を行う上で一番大事なことは,早い段階で原因を明らかにして夫婦そろっての治療を始めることだとして,初期検査にも自己負担2分の1,上限5万円を助成しています。岡山市でも助成すべきと考えます。いかがでしょうか。 イ,タイミング療法から人工授精前検査までの段階。 (ア)初期検査の後の次の治療段階はタイミング療法となります。タイミング療法は診察代ぐらいですが,この治療を4回前後しても受精に至らないときは人工授精を勧められます。その人工授精ができるかどうかの検査も必要です。卵管がちゃんと通っているかの造影検査や通気検査,フーナーテストなどがトータルで1万円程度,その後の子宮と卵巣が癒着していないかなどの検査も,それとは別に1万円程度かかります。病院にもよりますが,人工授精に至るまでさまざまな検査があり,費用もかかるとのことです。何とか助成できませんか。 (イ)ここまでクリアして,やっと人工授精治療になったとしても,人工授精は1回2万円から3万円かかります。1回で受精することばかりではありません。中には10回以上しても受精に至らなかった方もおられました。多くの病院では,4回から5回の治療で次の段階を勧めるとのことです。最低でも4回分を助成できませんか。 ウ,抗体検査など。 女性が精子に対して抗体ができていないかを調べる抗精子抗体検査は自費となります。そのほかにも,風疹抗体や感染症などの採血検査も合わせると1万円以上になります。これに助成はできませんか。 エ,所得制限と年齢制限について。 現在の助成制度は,夫婦の所得が730万円未満であり,治療開始時の妻の年齢が43歳未満という条件があります。市によってはその条件を撤廃しています。岡山市はどうお考えでしょうか。 (3)不妊治療への啓発を。 ア,今回何人かの方からお話を伺いました。不妊治療について,自分が直面するまで全く何も知らなかったという方が多いのが特徴です。夫婦そろっての治療になるまでは,夫婦の温度差を埋めるのが大変だったとのことです。不妊治療そのものの啓発が必要です。 栃木県では,不妊対策シンポジウムなどを行っています。岡山市も,女性が輝くまちづくり推進課にリプロダクティブ・ヘルス/ライツ──性と生殖の権利の視点で啓発事業をしていただきたいが,どうでしょうか。 イ,経済的負担が大きいので,治療中も就労を希望している方が多いのが特徴です。しかし,不妊治療は女性の性の周期に合わせて行われるため,治療スケジュールが難しく,仕事と治療の両立が大きな課題となっています。事業主や上司の理解も十分とは言えません。職場で不妊治療をしていることが言いにくい精神的な負担も大きいと伺います。事業所への啓発はどうお考えでしょうか。 (4)相談支援の強化を。 市内には,岡山大学病院内に不妊専門相談センターがあり,当事者によるピアカウンセリングなどを行っています。6カ所の指定医療機関で個々の説明会やカウンセリングを行っていますが,行政として,市としては取り組んでいません。 ア,各保健センターなどで不妊に悩む方への初期相談ができるよう,出張相談日を設けてはいかがでしょうか。 イ,当事者の方々は,治療を続けることの大きな負担は精神的なものだと言われています。おかやま産前産後相談ステーションに不妊専門相談のできる心理カウンセラーを配置しませんか。 ウ,特に夫婦での意識の違いが縮まらないなど,女性が一人で悶々と悩むことが多いようです。気軽に相談できるLINEなど,SNS等での相談窓口を開設しませんか。 エ,2人目不妊もふえていると伺います。1人目の不妊に悩む方とは別の相談支援や窓口が必要です。子連れで相談できる窓口などを設けていただきたいが,どうでしょうか。 2,国民健康保険について。 (1)制度改正について市民への説明責任は。 来年度から国保は大きく制度が変わり,県単位化となります。市長は説明責任というよりは,情報提供,国保運営協議会で保険料改定の考え方を説明したと私たちの代表質問で指摘しました。料率については5月に決定,7月に市民に保険料の通知とともに計算根拠も同封との動きです。 ア,結局,市民は自分の保険料が確定したときに保険料率が上がったことを知るのです。今後6年間上がり続けることは知らされていません。県のつくったチラシ,ここにカラーのチラシをつけておりますが,これには値上げのねの字もありません。これで説明責任を果たしたと言えるのでしょうか。 イ,このチラシには,県単位化は持続可能な社会保障制度の確立を図るためとあります。しかし,内容的には,社会保障の視点はなく,相互扶助の民間の社会保険のような色合いが濃くなっています。今後医療費は大きく伸びますが,被保険者の数は減少するから,国保財政の収支不足が悪化するため,税と保険料の見直しの必要性を値上げの理由としています。しかし,市民の視点で考えると,市は県に納付額を納めるために保険料を上げ続け,払えなかったら差し押さえの強化という悪循環になると思われますが,所見をお聞かせください。そのようなイラストを載せておりますので,イメージを湧かせてください。 (2)国保財政と保険料について。 ア,倉敷市の国保財政は,平成30年度の歳出総額に対し,歳入予測が8.5億円不足したとのことです。この不足額を補うために,繰り越し4億円と国保財政調整基金の取り崩し1億円を活用し,残りの不足額について一般会計から3.5億円を政策的に繰り入れ,保険料を据え置くという決断をしています。国からは,一般会計の政策的繰り入れを削減することについて何の通知も指導もなかったので繰り入れを続けるとのことです。 岡山市の今後6年で政策的繰り入れをゼロにするという計画は,国からの圧力があったのでしょうか,通知があったのでしょうか。削減計画をつくらないことでペナルティーがあるのでしょうか。 イ,政策的繰り入れの国の評価基準は,年度を明らかにした具体的な削減計画の策定であり,岡山市のように全額削減することが評価の対象にはなっていません。削減は制度改正後の状況を見て判断することが求められており,平成31年度以降の削減計画というのが国の立場です。ならば,平成30年度は岡山市も繰り入れをし,保険料を据え置くことができたのではないでしょうか。なぜ今後上げ続ける選択をしたのか,6年に決めたのはなぜでしょうか。 ウ,私たちの代表質問で,県への公費負担を求めましたが,保健福祉局長は,県費は県が考えることとの答弁でした。県の役割は納付金の集金だけなのでしょうか。市民はしっかり県民税を納めています。県が責任を果たすことを求めることは当たり前ではないでしょうか。 エ,国保の構造的課題,高齢者の割合が高く,低所得者の多さに起因するという財政運営の厳しさは県単位化で解消されるのでしょうか。 (3)収納率について。 国保運営協議会で収納率向上対策をしっかり行うことで財政効果が出るのではないかという意見がありました。 ア,収納率向上への考え方と財政効果をお示しください。 イ,滞納率が20%以上という現状は,高過ぎて払えないというのが実態です。資力のない者については執行停止処分を積極的に展開しませんか。 (4)国保運営協議会について。 県単位化に伴い,国保運営協議会のあり方を見直すときです。市は,公募の必要性を全く認めていませんが,私たちが傍聴している中では,被保険者代表の委員が全員出席していることはなく,まして全員発言している会は一回もありません。滞納の状況や差し押さえの状況,払いたくても払えない被保険者の実態が議論されたことは一度もありません。保険料を滞納し,保険証を取り上げられ,倒れて病院に運ばれたという困難事例・ケースがふえています。 ア,市民の命にかかわる実態が全く話し合われていない運営協議会に問題はないと言えるのでしょうか。改めて公募委員を求めます。御所見をお聞かせください。 最後,3,発達障害児の自立に向けた支援について。 発達障害者支援法ができてから10年以上がたちました。この法律ができた目的は,発達障害のある人が生まれてから年をとるまで,それぞれのライフステージに合った適切な支援を受ける体制を整備することでした。 きょう取り上げるのは知的障害を伴わない発達障害の子どもさんたちへの支援です。 (1)入学前の親の会の皆さんと話をする機会がありました。最初から通常学級を希望しているのですが,通常学級の情報がなかなか得られなかったとの意見がありました。発達障害児の通常学級での支援について,市としてどう考え,保護者の不安をなくす努力をしているのでしょうか。 (2)そのときに,相談支援ファイル「りんくる」はどう生かされるのでしょうか。 (3)通常学級に通う発達障害児についても,学校と連携し,支援計画や指導計画の作成ができていますか。 知的障害を伴わない発達障害児は,将来手帳を持たない,また取れない場合があります。その結果,義務教育終了後は何の支援もない世界で生きていかなければなりません。人生のステージでつまずき,精神障害を併発したり,長い間引きこもったりするというケースがふえていると伺います。早くからの支援ができていれば,納税者として自立できると思います。それが保護者の大きな願いです。 (4)保護者が通常学級を選んだとしても,教育現場では障害名で捉えるのではなく,その人の特徴を知り,困り感を取り除くことが大切です。通常学級の発達障害児に対して,特別支援教育コーディネーターや養護教諭,スクールカウンセラーなどチームで支援する仕組みをつくりませんか。 以上で1回目の質問を終わります。 ありがとうございました。(拍手) ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。 ◎江田美幸市民協働局長  1番目,不妊に悩む方への治療支援についての項,不妊治療への啓発をの中,リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点で啓発事業をしてはどうかとのお尋ねです。 不妊は,女性にとっても男性にとっても結婚や出産などライフイベントの中で直面する大きな困難の一つであり,治療を進める過程では,その人の人生を左右するような決断を伴うことも考えられます。リプロダクティブ・ヘルス/ライツ──性と生殖の健康と権利とは,自分たちの子どもの数や出産する時期などについて自己決定を行い,生涯を通じて健康を享受する権利のことですが,不妊の原因のほか,性別による体の特性なども理解した上で,パートナーとも十分に話し合いながら生き方を自己決定できるよう,効果的な啓発について,関係機関とも連携しながら検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  同じ項,まず不妊に悩む方への支援強化についてです。 子どもを産むのか産まないのか,いつ産むのか等の意思決定は当事者である男女がみずからの意思で行う事柄です。希望する妊娠,出産のために,男性も含め,正しい知識の普及や啓発についてどのようなことができるのか検討してまいりたいと思います。 また,岡山県では岡山大学病院内に不妊専門相談センターを設置しており,不妊に悩む方がこれらの相談窓口を早目に利用していただけるよう周知に努めてまいります。 次に,不妊治療への助成の充実について一括して答弁いたします。 初期の不妊治療及び不妊治療に係る各種検査のほとんどは保険診療が可能であることから,市単独の助成は実施していません。なお,議員御指摘の風疹の抗体検査については無料検診を実施しています。 また,特定不妊治療費助成制度については,国において治療成果等を踏まえた制度設計になっていることから,変更の予定はございません。 次に,事業所への周知についてです。 先月,厚生労働省が仕事と不妊治療の両立支援に関する啓発資材を作成したところであり,関係機関への周知に協力してまいりたいと考えています。 次に,相談支援に対する強化についてです。 不妊に悩む方の中には,妊産婦が多く訪れる窓口を利用することに抵抗を感じるとの声もお聞きしており,保健センターや産前産後相談ステーションを不妊専門相談窓口とすることはなじまないと考えています。 岡山大学病院内の不妊専門相談センターでは,面接,電話相談のほか,メール等での相談にも応じています。 一方,第2子目以降の不妊に悩んでいる方が第1子の妊娠,出産の際にかかわった助産師に相談したいと産前産後相談ステーションを利用することも想定されることから,子ども連れでいらっしゃる方への対応も含め,適切に対応していきたいと考えています。 以上です。 ◎那須正己財政局長  国民健康保険の項,収納率について順次お答えいたします。 まず,収納率の向上の考え方につきましては,公明党を代表されての福吉議員にお答えしたとおりでございます。 それから,財政効果についてですが,平成28年度現年度分の収納率は,平成27年度の89.5%に比べて0.4ポイント向上して89.9%となっております。この0.4ポイントが幾らになるかということを申し上げますと,約5,700万円に相当いたします。それから,平成28年度現年度分の保険料収納額のほうは約127.9億円でありまして,平成27年度の約130.3億円から,逆に2.4億円減少している状況がございます。 次に,執行停止処分の関係でございますが,滞納処分の執行停止につきましては,地方税法において,無財産,生活困窮,それから居所不明が要件とされており,個別の事情をお聞きしながら適切に対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  同じ項,まず説明責任については,共産党を代表されての東議員に御答弁したとおりです。 次に,保険料を上げ続け,払えなかったら差し押さえの強化という悪循環になると思うがとのお尋ねです。 国保財政を安定的に運営していくためには,被保険者の方には一定の負担をしていただく必要があり,公平,公正な負担という観点から,徴収努力を続けていく必要があると考えています。 一方で,保険料の納付困難な方には丁寧に納付相談を行うなど,個別の状況に応じたきめ細かな対応を行ってまいります。 次に,繰り入れの削減計画について,それから保険料を据え置くことができたのではないかとのお尋ねです。 保険料を据え置くことができたのではないか,なぜ今後上げ続ける選択をしたのかとのお尋ねについては,公明党を代表されての福吉議員,共産党を代表されての東議員に御答弁したとおりです。 赤字補填目的の法定外繰り入れの削減・解消計画の策定について,国から通知が示されています。計画を作成しないことによるペナルティーの記載はありませんが,県分の保険者努力支援制度の評価点が得られないこととなります。また,削減,解消の期間を6年に決めたのは,国が作成を求める赤字削減・解消計画の計画期間等を参考にしたものです。 次に,県への負担を求めることについてです。 今回の国保制度改正において県が負担すべきものとされている予算については必要額を確保されていると聞いています。 次に,国保財政の厳しさが県単位化で解消されるかとのお尋ねについては,共産党を代表されての東議員に御答弁したとおりです。 次に,国保運営協議会の公募委員については,共産党を代表されての東議員に御答弁したとおりです。 以上です。 ◎菅野和良教育長  3番,発達障害児の自立に向けた支援についての項,順次お答えしてまいります。 まず,発達障害児の通常の学級での支援について,市としてどう考え,保護者の不安をなくす努力をしているかというお尋ねですが,岡山市では,不安を感じている本人や保護者が安心して就学できるよう,就学する2年前から保育園,幼稚園等を通して就学予定校で就学相談を受けることを奨励しております。また,小学校のオープンスクールや参観日の機会を利用して,実際の学校生活や授業における支援などについて,入学前から参観や支援のあり方についての相談ができるようにしております。 次に,相談支援ファイル「りんくる」はどう生かされるかというお尋ねですが,「りんくる」は,子どもの生育歴,医療受診や福祉制度の利用状況,相談記録などを保護者に記入していただくものであり,就学相談や入学後の支援の引き継ぎに活用しております。 続いて,通常の学級に通う発達障害児についても学校と連携し支援計画や指導計画の作成ができているかというお尋ねですが,通常の学級に在籍している場合でも,個別の教育支援計画や個別の指導計画の作成が必要な子どもについては保護者の同意を得ながら作成しているところであります。 この項最後に,通常の学級の発達障害児に対して,特別支援教育コーディネーターや養護教諭,スクールカウンセラーなど,チームで支援する仕組みをつくらないかというお尋ねです。 各学校では,特別支援教育コーディネーターを中心に,管理職や担任,養護教諭,スクールカウンセラーなどによる校内委員会を開催し,学校生活における個別の支援の内容や方法などについて検討しております。その検討結果を関係する職員で共有し,チームとして支援に当たっております。 以上でございます。     〔21番竹永光恵議員登壇〕 ◆21番(竹永光恵議員)  それでは,一問一答で再質問させていただきたいと思いますが,3番の発達障害児の自立に向けた支援については再質問しませんので,要望と意見を申し上げたいと思います。 今回,知的障害を伴わない発達障害の方,いわゆる軽度の方,手帳を持たない方というカテゴリーが必要だという問題提起で,まずは教育現場からということを言わせていただきました。教育現場での早期対応を求め,生まれてから大人になるまでの切れ目のない支援をということで,これからも継続的に取り上げたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 それでは,再質問に入ります。 まず,不妊に悩む方への治療支援についてですが,先ほどの答弁の中にもありましたが,厚労省も今本気で取り組んでいて,独自の調査として,職場に対してのアンケートや相談支援窓口に対してのアンケートを取り上げたところなんです。だから,ちょっと市長の見解を伺いたいんですね。今,このアンケート結果で,仕事と不妊治療の両立ができず16%の人が離職しているということはもう大変なことだということで,厚生労働省でさえ本気で取り組もうとしているんです。2015年に誕生した赤ちゃんの約20人に1人が生殖補助医療によって誕生しているという実態なんですね。ここは,やっぱり市としても本気になっていただきたいということで,今強めるときじゃないかという質問をさせていただいたので,市長の御見解をお聞かせください。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  今,竹永議員と保健福祉局長とのやりとりを聞かせていただいていました。不妊治療で悩まれている方,6組に1組というようなお話もございました。私の想像していた以上の数値だなと思っております。市としても,当然これは啓発に努めていると,今答弁したとおりでございます。 各種のさまざまな対策には一定の保険も使えるというような話もあり,そういったことを組み合わせてやっていただいているんだろうなと思っております。 厚労省も,今この問題を重視し出しているという御指摘がございましたが,我々もよくそれらを勉強して,今後の対応をどうしていくかというのをきちっと研究してまいりたいと思います。 以上です。 ◆21番(竹永光恵議員)  市長も認識を少し深めていただいたということはありがたいと思っておりますので,今後を期待しておりますが,今やっていることをもって市がベストを尽くしているのかというと,なかなかそうではないと思うんですね。今岡大病院内の不妊専門相談センターのことばかり言われておりましたが,岡大任せで,資料1にあるように,国が変わったときだけ制度改善をしているというのが岡山市の今の状況なんですね。市としてできることの中には,わかりやすいリーフレットをつくるとかということがあるんじゃないか。金沢市とか広島市とかは,カラーのちゃんとしたリーフレットを独自でつくっているんです。そこで,岡大につなげるとか,そういう専門相談につなげるというようなリーフレットをつくる,そういうお考えはないですか。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  広報にはいろんな手段があると思いますので,どういう手段が適切か研究してまいりたいと考えております。 以上です。 ◆21番(竹永光恵議員)  ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。 先ほど,保険適用内でもやっぱり結構費用がかかるという御紹介をさせてもらったのと,広島県のことも紹介しましたけれど,一般不妊治療に年間5万円まで連続2年間という助成をしているのが金沢市です。それから,人工授精の段階からは,浜松市では6万3,000円まで,名古屋市では4万5,000円ということで,もうそれぞれの政令市でも,自己負担の2分の1までを助成するという動きがあるんですね。岡山市はおくれているということで,関係者からはそういう声も出ています。その点についてはどうでしょうか,御所見をお聞かせください。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  今現在,助成額の増額とかそういうことについては,大都市衛生主管局長会議等で要望を出しております。国の制度をしっかり改善していただくよう要望に努めて,いろんな国庫負担割合とかも引き上げていただくとか,そういうことを働きかけていきたいと思っております。 以上です。 ◆21番(竹永光恵議員)  なかなか平行線ですね。国の動向よりも,市としてできることで最善を尽くしているのかというところで聞かせていただいたんだけど,答弁が変わらないですね。ちょっとそこは市として努力をしてほしい,そのためにまずは現状把握を市としてしたらどうかと思います。所得制限と年齢制限の撤廃について,現状を把握すれば,そういう必要性もわかっていただけるのではないかなと思っていますが,指定医療機関も含めてそういうアンケートをとるとかそういう考えはありますか。
    森安浩一郎保健福祉局長  実態の把握については今後検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ◆21番(竹永光恵議員)  ぜひ本当にそういうふうに悩んでおられるたくさんの方をほっておかない岡山市であっていただきたいと思っております。 そして,市民協働局長に伺いますが,大阪府にドーンセンターという府がつくっている参画センターがあるんです。参画センターに不妊専門相談センターが設置されて,ドーンセンターを運営しているドーン財団というところが委託を受けてやっているんですね。ここは,やっぱり行政ならではで,緩やかなネットワークとか,あとセミナー,公開講座とか,サポートグループの育成というのを,参画センターが中心となってやっているんです。こういうのは本当にいいなと思っているので,岡山でも取り組んでいただきたいと思いますが,御所見をお聞かせください。 ◎江田美幸市民協働局長  そのドーンセンターの内容については承知しておりませんで申しわけないですが,市民協働局といたしましても,さんかくプランの中にも性と生殖の健康と権利の確保及び生涯を通じた健康支援というものが重点目標に挙がっておりますので,そういった啓発,相談支援も含め,どういった取り組みができるのか研究していきたいと考えております。 ◆21番(竹永光恵議員)  そうですね。岡山市のさんかく条例というのは市民協働でつくって,何がすぐれていたかというと,教育とそのリプロの立場なんですね,そこが入っているというのが大きいですので,その立場で推進していただけたらと思っています。 今回,厚労省が調査しました5つの自治体が行っている相談センターについて,行政ならではの意義というのをまとめていますので,勉強していただきたいと思います。私も,今回いろんな方のお話を聞いて,やっぱり何より心の負担が大変だなというのがわかりました。不妊というのは,みんなが普通にできることが自分にはできない,女性として劣っている,価値がないのではないか,自尊感情の喪失に陥ることは想像以上にしんどいものだと思っています。まず,子どものいる人に対してのコンプレックスだとか,おめでとうと心から祝えない,そんなことを行政の相談で言うと,いやいや,そんなの当たり前の感情なんだよって言われてほっとしたという方も他都市のアンケートでおられます。そういう意味で,自分の気持ちにふたをしないための専門家の対応と緩やかなネットワークは行政ならではだと思います。そこの御所見をお聞かせください。 ◎江田美幸市民協働局長  民間の方でどういった団体がどういった活動をしていらっしゃるかということも,申しわけありません,今はちょっと承知しておりませんが,そういった方,それから医療機関の方,いろんな方とどういった連携がとれるのかということも含めて研究してまいりたいと思います。 ◆21番(竹永光恵議員)  それでは,国保のところに行きますが,答弁になっておらんですね。日本共産党の代表質問に答えたとおりというのは何回も出ました。そんなの知っていますよ。だって,代表質問の答弁が悪いから,これをもっと深めてほしい,だから違う角度で聞いているんです。議会の質問は本気でやっているんです。議会の質問は流れているんです。きちんと生き物だと思って,そちらも考えて,頭をひねってきてくださいという意味での再質問的な質問だったんですよ,今回のは。ちょっと頭にきますので,それを厳しく指摘していきたいと思っています。 運営主体がかわること自体大きな変更であるというのを市民は知っているのか,そこはどういうふうにお伝えしますか。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  制度改正全般のお話ですけれども,「市民のひろば おかやま」や市のホームページなどを活用して周知に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ◆21番(竹永光恵議員)  それで,一番市民が気がかりなのは保険料のことです。今回の保険料の値上げで,全く上がらない人というのはいるんですか。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  保険料率自体の改定ということであれば,全体的に保険料率が上がるということになると思います。 以上です。 ◆21番(竹永光恵議員)  そうなんですよ。なのに,このひとり世帯の所得の保険料の説明しか国保運協ではしていない。4人家族ではどうなるのか,シングル家族ではどうなるのか,不安な声がいっぱい届いています。この間も母子家庭の方からどうなるのかと聞かれました。家計費の20%ぐらいを保険料が占めているんですね。そこを払うと6万円程度しか残らない,これで生活できるのかという声に応えるためにどう説明するのか,まずそこをお聞かせください。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  保険料率については,5月ごろに決定して,その後告示,それから速やかに市民の皆様には,市のホームページや,先ほども言いました「市民のひろば おかやま」などに掲載し,保険料額の通知にあわせて保険料率や保険料計算方法などを記載したリーフレットも同封する予定にしております。 以上です。 ◆21番(竹永光恵議員)  結局このイラストのように,やっぱり悪循環が続くというのが現状です。この6年間上がり続けていくここの保険料の部分,入りをふやさない限り,これは変わらないということですね。 そこでは基金の活用というのが考えられると思うんですが,今35億円ありますが,今回この基金とは別に国保事業基金条例の制定が提案されていますけれども,今までの基金と違うのでしょうか。そして,わざわざ新たに条例化するという意味はあるのでしょうか,お聞かせください。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  今回条例提案させていただいているのは,今までの基金の名称等を変えて組み替えるものでございますので,基金自体はもう同じものだと考えていただければと思います。 以上です。 ◆21番(竹永光恵議員)  それでは,それは保険料の削減にも使えると考えていいのでしょうか。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  国保財政の健全な運営に資するために基金をつくるものでございますので,これは不測の給付金額がふえた場合とか,財政運営に支障が出ないようにするために準備しているものでございます。 以上です。 ○宮武博議長  以上で竹永議員の質問は終わりました。(拍手) 次は,順序に従いまして柳井議員。     〔5番柳井弘議員登壇,拍手〕 ◆5番(柳井弘議員)  皆様おはようございます。自民党市議団柳井弘でございます。 本日は特別な日ですよ。傍聴席の皆様,ありがとうございます。きょうは,朝から共産党,自民党,3番目がおかやま創政会,4番目が市民ネット,5番目が公明党と,今日一日代表質問というような日でございまして,ぜひ本日お越しいただいた皆様,最後までゆっくりと御観覧いただければなと思います。よろしくお願いします。 余談を一言。いつもゴールデンウイーク前の議会はこの2月議会でございまして,毎年恒例の100キロ歩行が行われておりますけれども,今回は約1,200名の募集が何の宣伝もなく無事定員をオーバーすることができました。ここにおられる林局長,2回ほど挑戦していただいて,去年完歩なさり,無事局長になられたと,(笑声)大変に縁起のいいものでございます。ことしは,私の次に議会質問を行います高橋雄大さんが挑戦をなさるとおっしゃっておられましたが,もうやめられませんからね,よろしくお願いいたします。 それでは,通告に従いまして質問に入らせていただきます。 大きな1番,自転車先進都市おかやまについて。 岡山市では,平成24年8月に自転車先進都市おかやま実行戦略が策定されました。公共交通,自転車主体の交通システムの実現と当該交通システムを骨格としたコンパクトな市街地構造の実現,より多くの人がより多くの場所をめぐり,より長く滞在したくなる,安全で回遊性が高く魅力とにぎわいにあふれた都市の実現を図ることが目的です。放置自転車への対応やももちゃりの導入などにより,上記の目的には徐々に近づいているようには思われます。 欧米諸国では,多くの都市において,自転車の有する特性を生かし,サイクリング道路ネットワークの整備や,新たな公共交通手段であるコミュニティサイクルの導入など,施策を積極的に進め,まちづくりに役立てるばかりか,都市そのもののイメージやブランド力の向上に努めています。 日本でも,近年,自転車をまちづくりの中に取り入れる自治体もふえ,千葉市では自転車を活用したまちづくり条例を平成29年7月1日に施行しました。条例の中で,自転車利用者と歩行者の重大な事故も発生している状況を踏まえ,自転車保険への加入を努力義務として定めています。 自転車先進都市おかやま実行戦略には,「走る」「停める」「使う」「楽しむ」「学ぶ」の5つの項目がありますが,「守る」という項目はありません。千葉市の条例と比べますと,安全・安心といった点が欠けているのではないでしょうか。 自転車は,車やオートバイと違い,法律で保険加入が義務づけられていません。加害者が保険未加入の場合,被害者の救済が十分に進まず,加害者も重い負担に苦しむことになります。そのため,兵庫県を初め5府県で自転車保険の加入を義務化しています。また,東京都など9都県では努力義務としています。 一方で,道路整備に関してもまだまだ不十分ではないでしょうか。自転車先進都市おかやま実行戦略では,5カ年の中期戦略として,重点エリアと都心部を接続する路線を都心アクセス軸と位置づけ,自転車走行空間の整備を進めていくとしています。戦略の策定から,第2フェーズである5年が経過しましたが,周辺から市街地へ自転車で移動する際,自転車専用レーンがない,あるいは車道混在の場所が至るところに存在しています。自転車走行空間が整備されているところであっても,わかりにくい場所が多く見受けられます。安全に自転車で走行しようにも,これでは歩道あるいは危険度の高い車道を通行してしまうことによって,歩行者や自動車との接触といった危険な状況が生まれてしまい,かえって通行を阻害することにつながりかねません。 さらに,駐輪場の問題です。中心市街地では違法駐輪がいまだに改善されておらず,特に交通指導員が不在の17時以降になると,多くの違法駐輪が見受けられます。また,違法駐輪者においては,そもそも違法駐輪という意識が薄く,既存駐輪場の施設を承知していないという問題も生じています。早急な整備も必要ですが,現状の課題を踏まえ,新たな施策を用意する必要があるのではないでしょうか。 それでは質問です。 (1)自転車先進都市の岡山市でも,ほかの自治体のように,自転車保険の加入義務化やヘルメットの着用を義務づける条例を制定する計画または御予定はあるのでしょうか,御所見をお示しください。 (2)歩道と自転車道と車道の混在など,道路標記が不明確なまま,自転車先進都市宣言後5年近くが経過しています。自転車専用レーンを含め,道路標記やわかりやすい標識など,いつまでをめどにどこまで整備する計画なのか,お示しください。 (3)駐輪場不足や混乱の声を受け,岡山駅前商店街では,この3月から人感センサーを導入し,昼夜間の流動人口を把握した上でIoTを活用したまちづくりに取り組んでおり,自転車先進都市にふさわしいAI搭載ロボット「Pepper」による違法駐輪者への警告,既存駐輪施設への自動案内や表示板の設置での誘導を検討しています。 岡山市として,こうした地域の自主的な取り組みへの補助や支援は何かお考えでしょうか,御所見をお示しくださいませ。 大きな2番,廃校跡地活用について。 近年,全国的に少子化による児童・生徒数の減少,市町村合併などの影響により多くの廃校が発生しており,その施設の有効活用が求められています。文部科学省が行っている全国廃校施設活用状況実態調査によると,2014年度は477校,2015年度は520校が廃校となっています。しかしながら,廃校になってからの活用が図られず,遊休施設となってしまっているものも多く存在しています。この理由として,各地方公共団体において活用が検討されているものの,地域等からの要望がない,活用方法がわからないといったことが挙げられています。 文部科学省は,この対策として「みんなの廃校」プロジェクトを立ち上げ,地方公共団体の希望に基づき,各地方公共団体において活用方法や利用者を募集している未活用の廃校施設についての情報を文部科学省にて集約してホームページにて公表しています。同時に,廃校施設活用に当たって,国庫補助金等の制度を紹介しています。 岡山市においても廃校となった学校があり,その多くは有効に活用されていない状況です。しかし,自治体によっては,廃校を有効に活用することにより成果を生み出しているところも存在しています。 廃校の活用に積極的な例として,徳島県三好市を例にとりますと,三好市では,1次産業の衰退による過疎化に伴い,休校,廃校となる学校も多く,28の休校,廃校がありました。三好市では,2012年より休校,廃校の活用の専任者を置き,個別の校舎の利用について,議会承認を得るといった煩雑なプロセスを廃し,一定の条件を満たした計画に対して支援を行う基準を設けることで窓口のワンストップ化や地域との橋渡しを行うといった支援により,その地域において事業者がスムーズに業務を行えるように体制や制度を整備しました。平成25年3月1日から募集を開始した休廃校活用事業は,28校の廃校のうち,22校で活用を進めていき,2017年の段階で,実際に9校が活用されています。 また,それ以外の自治体の例を挙げますと,鳥取県の湯梨浜町では,廃校を活用している企業によって,平成28年8月現在,18名の障害者を雇用,延べ34名の障害者の雇用が創出されています。香川県の三木町では,地域の60代から80代までの高齢者の雇用が創出されています。 岡山市でも,廃校を有効に活用し,障害者や高齢者の雇用創出,また地域コミュニティーの再生など,産業の創出以外にも廃校の活用にはさまざまな可能性があります。この可能性を生かすために,岡山市としても廃校の有効活用に積極的に取り組むべきではないでしょうか。 それでは質問です。 (1)岡山市でも未利用財産の民間活用に係るアイデアを募集していますが,どの程度応募があるのでしょうか。また,募集について,県内だけでなく,全国にPRしているのでしょうか。 (2)廃校を活用する場合,岡山市独自の補助制度としてはどのようなものがあるのでしょうか。また,現在そのような制度がなければ,今後創設する計画はあるのでしょうか。 (3)用途地域の違いはありますが,それぞれの用途地域によって,具体的に何ができて何ができないのかお示しください。また,希望する場所で提案内容と用途地域が一致しない場合,用途地域の変更は可能なのでしょうか。 (4)廃校の管轄は教育委員会だと認識していますが,今の廃校活用やこれから増加するであろう廃校の有効活用についてのお考えをお聞かせください。 大きな3番,路面電車の岡山駅前広場への乗り入れについてでございます。 現在もなお,路面電車の岡山駅前広場への乗り入れについて,地元の岡山駅前周辺では反対意見を訴える声があります。この件について,改めまして2つの質問をさせていただきます。 (1)岡山市中心市街地の交通問題に関して幾多の解決しなければならない課題が存在しています。その一つが路面電車駅前乗り入れならば,利便性,回遊性の向上といった抽象的な回答ではなく,具体的な目的をお示しください。 また,来年度予算には路面電車のネットワーク化検討の予算が計上されていますが,利便性,回遊性の向上ということであれば,駅前乗り入れよりも延伸または環状化のほうが優先されるべきではないでしょうか,御所見をお示しください。 (2)路面電車を駅前広場に乗り入れることによってどのような効果が生まれるのか,他都市の実績をもとに期待できる増加率や目標を数字でお示ししてはいかがでしょう。 以上で1回目の質問を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  それでは,柳井議員の御質問にお答えいたします。 100キロ歩行,高橋雄大さん,頑張ってください。(笑声)林さんが局長になったんですから,高橋さんはどうなられるのかわかりませんが。 私もずっと行かせていただいていましたが,今回は熊本を地震の後ようやく時間がとれたんで見に行こうということになりましたんで,欠席させていただきたいと思います。 私,路面電車の問いに対して一括してお答えしたいと思います。 何度もお話し申し上げていますけども,路面電車というのは,非常に定時性が高い,また経路がわかりやすいという面でメリットがあります。したがって,中心市街地における重要な公共交通の一つであり,他の交通機関と連携しながら,やっぱり充実させていかなければならないものだと思っております。 岡山駅は岡山市における交通ネットワークのかなめであります。路面電車だけが乗り入れていないということから,岡山を訪問される方,また岡山駅を通勤,通学で利用される方から,電停が遠い,またわかりにくいといったことを言われてきているわけであります。これが乗り入れができることによって,まずはいわゆる交通結節機能の強化というのが図られると思います。乗りかえの利便性を高めるとともに,回遊性の向上,ひいては中心市街地の活性化を促す必要があると思っております。 駅の乗り入れを先行させた理由ということですが,今申し上げましたように,交通ネットワークのかなめでもあります。そういう面から先行的に議論させていただいておりますが,この議会でも議論になっていますように,来年度からは路面電車の駅前広場への乗り入れによる回遊性の向上の効果を一層広げるため,延伸・環状化など,この路面電車のネットワークのあり方について検討してまいりたいと思います。 乗り入れると具体的にどのような効果が生まれるのか,増加率や目標はどうかということでありますが,現在の路面電車の利用者数は,1日平均約1万人でございます。駅前広場に乗り入れることで,鉄道から路面電車への乗りかえ時間が,乗車時は約4分,また降車時は約5分短縮されるとともに,横断歩道を2回渡る必要がなくなり,利便性,そして安全性も向上すると思っております。 他都市の乗り入れ事例でございますが,例えば広島の横川駅,熊本駅,高知駅などがございます。これらの事例では,整備後いずれも路面電車の利用者数が2割以上増加しております。 なお,私,広島の横川には関係者とともに視察に行かせていただきました。そこで案内していただいた広島市の方から,整備することによって商店街も人がふえましたという話を伺ったんで,きのう少しチェックしてもらうと,横川駅では,道路を挟んだ反対側にある商店街に向かう横断歩道において,乗り入れ後,歩行者数が約1割増加したという状況になっております。 もちろん状況が違うんで,岡山駅の場合の増加率や目標を今ここで数字でお示しすることはできませんが,路面電車が駅前広場に乗り入れることで,利便性が増し,駅前広場の魅力がさらに向上すれば,路面電車の利用者を含めた多くの人が集まり,回遊性の向上,またにぎわいの向上に資することになるんではないかと思っております。 私からは以上です。 ◎荒島茂樹市民生活局長  大きな1番,自転車先進都市おかやまの項で,自転車保険加入やヘルメット着用義務化の条例の制定予定についてでございます。 自転車保険やヘルメット着用の義務化につきましては,独自条例を制定している先進事例を調査しているところです。先進事例によりますと,条例制定に当たっては,保険加入やヘルメット着用の実態把握や条例の必要性についての市民の理解,実効性を担保するための事業者等関係団体の協力など整理すべき課題も多いと認識しております。岡山市では,小学生への実技講習等を行う自転車運転免許証交付事業や,春,秋の交通安全市民運動等での啓発などに取り組んでいるところですが,今後一層自転車利用に関するルールやマナーについての啓発を推進するとともに,条例による義務化についても引き続き研究してまいりたいと考えております。 以上です。 ◎林恭生都市整備局都市・交通・公園担当局長  同じ項,自転車専用レーンを含め,道路標記やわかりやすい標識など,いつまでに,どこまで整備する計画なのかという御質問です。 自転車走行空間の整備については,中心部の代表的な道路である市役所筋の整備を初め,現在桃太郎大通りの整備を重点的に進めているところです。 今後については,おかやま創政会を代表しての太田議員にお答えしたとおりですが,わかりやすい標示等の整備についても自転車走行空間整備にあわせて進めてまいります。 次に,違法駐輪対策について,地域の自主的な取り組みへの補助,支援を考えているかとの御質問です。 駐輪対策については,駐輪場の整備に加え,地域や関係団体と連携した街頭啓発活動や駐輪場マップの作成,配布,市の広報紙への情報掲載などの取り組みを行ってきております。現在,岡山駅前商店街振興組合では,先進的な技術を活用した放置自転車対策等について実証実験を計画されております。実証実験の実施に当たっては,国が公募している社会実験への応募を計画されており,本市も実証実験に協力していくこととしております。駐輪対策に関して,このような地域の自主的な取り組みに対し,市として連携できることについては協力してまいります。 以上です。 ◎那須正己財政局長  廃校跡地活用の関係で,アイデア募集の応募の状況,それから募集のPRについてお答えいたします。 岡山市の未利用財産の民間活用に係るアイデア募集につきましては,平成27年度から今年度までの間に募集を4回行ったところ,合計15法人等から24件の御提案をいただいております。 また,募集につきましては,岡山PPP交流広場で紹介するとともに,岡山市のホームページと日本政策投資銀行のホームページに掲載しており,御提案をいただいた15法人等のうち1法人は岡山県外の法人でございました。 以上でございます。 ◎菅野和良教育長  同じ項,廃校活用の補助制度はあるのか,なければ今後創設する計画はあるかというお尋ねですが,廃校の活用を対象とする岡山市独自の補助制度はなく,教育委員会としても今後の計画はございません。 それから,廃校活用についての考えでありますが,現在廃校となっている施設の中で,教育財産として活用することが明確になっているものはございません。また,今後教育目的以外で活用する場合には,普通財産への変更等,全庁的な調整が必要になると考えております。 以上でございます。 ◎大杉誠都市整備局長  同じ項,それぞれの用途地域で何ができ,何ができないのか,また提案内容と用途地域が一致しない場合に用途地域の変更は可能なのかとのお尋ねでございます。 それぞれの用途地域で建築できる用途を全てお答えすることは困難ですが,現在廃校となっている場所で,市街化区域のうち商業地域については,主に商業等の業務の利便の増進を図る地域で,工場等で一定の制限はありますが,住宅や店舗,事務所,福祉施設などほとんどの用途が建築可能となっております。 第一種住居地域については,住居の環境を保護する地域であり,住宅や学校,病院,福祉施設等は建築可能ですが,一定の規模を超える店舗や事務所,工場等は建築できないこととなっています。 また,市街化調整区域においては,市が既存建築物を貸し出すことから,公益事業施設のほかに,衣服・食料品販売などの日常生活関連業務施設,畜産・水産食料品の製造,加工,販売を含む農林水産業施設及び老人,児童,障害者などの社会福祉施設として使用する場合が認められております。 なお,用途地域については,市街地の一定のまとまった区域で指定するものであり,一建築物のために用途地域を変更することは行っておりません。 以上です。     〔5番柳井弘議員登壇〕 ◆5番(柳井弘議員)  市長,ありがとうございました。改めての質問で,今回路面電車の件は多く質問があったと思いますけれども,ありがとうございます。 将来の話があると思いますけれども,市内への延伸を含め,今度もしかしたら吉備線のLRTも含めて,そういうこともあっての御意見も若干はあろうかと思うんですね,関連性があると思いますので,よろしければそこら辺をあわせてもう一度御答弁をいただけるとありがたいと思います。 それから,数値化なんですけれども,高知駅であるとか横川駅であるとかの増減,2割以上ふえたということでありますと,岡山で期待できるのは,今までの2割アップということで,2,000人から3,000人の増であるかなと,そんなように思うのですけど,そこら辺もなかなか明言することは難しいんでしょうかね,市長。 それから,横断歩道を2回渡るといいますけれども,私の認識するところによりますと,在来線からは,地下からもう行ってしまうということで,横断歩道を2回渡ることにはならない。それから,あそこの今現在あるところへは周りからも普通に渡っていけるので,横断歩道を2回渡る必要がなくなることによっての軽減というのは,僕はちょっと説明に無理があるんではないかな,そんなふうに思います。 ただ,私の友人たちが,特に外国人の方ですけれども,路面電車に乗って駅まで真っすぐ入ってもらえないから,わかりにくいから乗らないと,こういう声も聞いておりますので,そのあたり,よりわかりやすくするのがいいのか,本当に駅前へ乗り入れてしまうのがいいのかというのは,もう一度やっぱり検証していただけるとありがたいのかなと,そんなふうに思います。(「ようわからんで」と呼ぶ者あり) それから,自転車保険の話でございます。 ほかの都市でも,重大な交通事故があってから義務化あるいは努力義務というようなことになっております。岡山は,自転車推進都市ではなく先進都市でございますから,どこよりも先駆けて前へ進むという意味合いを込めた命名ではなかったかなと思うんですね。なので,私は,事故があってからとか,重大なことが起こってから,努力義務化あるいは義務化にするのでは遅いんではないかなと,そんなふうに思っております。さまざまな傷害保険に自転車の保険というのは付与されていることが多いですけれども,改めてそこらあたりの御所見をお伺いできればなと思います。 それから,エリアの道の整備なんですけれども,一番僕が言われるのは,大元から天満屋へ行くのにどの道を通りゃあええんならと,こういうようなことを言われるんですね。ここで歩道と車道をいろんなところを行ったり来たりするのはわかりにくいし危ねえと,こういうようなことをよく言われます。そのあたり,点で整備するんではなく,ある程度の一定なルールに基づいた線で整備していく必要があるのではないかなと,そんなふうに思いますので,局長,御所見をよろしくお願いします。 それから,駅前商店街でIoTを活用したAIロボット「Pepper」君が導入されると聞きました。これこそ先進都市にふさわしい取り組みではないかなと,そんなふうに思います。それに対して,国の補助だけで,岡山市はまあ応援はするよと,こういうような答弁だったと思うんですけれども,やっぱりしっかりとした取り組みであるとか補助であるとか,そのようなことも用意して,より多くのところで進めていただけるような環境を整えるのが必要ではないかなと,そんなふうに思います。もう一度,これについても御所見をお願いいたします。 それから,廃校についてでございます。 実は福谷小学校,それから高田小学校のほうまで,外側だけですけれども,ちょっと見に行ってまいりました。もう本当にきれいな状態が保たれておりまして,今でもすぐに授業ができる,そのような状況かなと思いましたが,福谷小学校はすごくきれいで広くて格好ええんですけど,その前の幼稚園はまあまあ劣化が進んでおって,そのあたりの活用も含めてこれからの活用方法を考えていかんといけんのんかなと,そんなふうにより一層思いました。 そんな中,使用用途として農林水産業施設なら中山間地域でも大丈夫だよ,こういう御答弁をいただきましたけれども,それについて,積極的な,前向きな補助というか,そういうようなことをするという考えがあるのかなと。要は,一定期間無償で使ってくださいとか,あるいは低価格で提供しますよとか,あるいはもし学校全体を使って,数字つきで採算ベースのきちっとした事業計画があって,そのような提案がなされたら,学校側も前向きな検討の余地があるのかどうか,そのあたりをもう一回御所見をいただけますとありがたいかなと。実際に僕は質問の中で,高齢者の雇用であるとか障害者の雇用であるとか,そういうようなところも大いに期待ができる,そんな事業が盛り込まれるのではないかなと,そういうようなことを条件の一つにして募集をかけてはいかがかなと思いますので,そこらあたりももう一回教育長を含め御所見をいただければなと思います。 以上で再質問を終わります。 ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  最初の公共交通のあり方のような話について,私答弁させていただきます。 実は,LRTに関しては,私はこの議会前に一定の決着が図れればと思っておりました。しかしながら,急速に議論が進んだとはいえ,最終的な合意といいますか,決着までには至りませんでした。今再度,今月末を目途に整理しているところでありますが,本当にもし合意ができれば,LRTというのは利用者にとって非常に便利な乗り物になると思います。沿線の方々の利用度が大いに増していくんではないかなと思っております。これも路面電車と同じで,やはり非常に時間が読みやすい,いわゆる定時性ですね,それから経路がわかりやすい,こういったところが大きなメリットになるんではないかなと思っているところであります。 ただ,吉備線(桃太郎線)のLRTとこの路面電車がどう機能的につながっていくのかというところについては,全体像を今後議論していく必要があり,ここで何か申し上げるのは早計だと思いますが,ただ,今の路面電車の機能をより高めていく,そしてそれらいろいろな公共交通機関との連携をより深めていくというのは岡山のまちにとって私は非常に重要なことではないかなと思っております。 今回は,相当数の方からこの路線バスの話も出ました。それらと相まって,岡山の公共交通をどうしていくかというのは非常に焦眉の急の問題であろうかと思っております。議員の皆さん方と一緒に議論しながら,いい将来像を描いていきたいと思います。 よろしくお願い申し上げます。 ◎荒島茂樹市民生活局長  保険の加入について,事故があってからでは遅い,事故が起こる前に保険に加入するような契機を考えたらどうかというお尋ねですけれども,確かに条例化というのは検討する価値のあることだとは思います。ただ,検討に当たっては,やはりその実効性というのをどう担保していくかということが大事ではないかなと思っております。そういった意味では,市民の方々の保険に入るべきだという意識づけであるとか,あとそういった意識を持ってもらうために,例えば警察であるとか,学校であるとか,あと自転車販売店,それから保険会社さん,そういった機関,団体等との役割分担,これをどういうふうにしていくかとか,そこらあたりを十分考えていかなければならないのかなと思っております。 そういった意味では,最近ですけれども条例化されておりますので,そういった先進事例の調査を行いまして,どういった課題があってどういうふうに整理されていくのか,その辺を今後とも研究していきたいと思っております。 以上です。 ◎菅野和良教育長  今のところ補助制度について明確にお答えするということはできませんけれども,廃校といえども貴重な公共財産であります。それがただ放置されるということは避けなければならないと考えており,有効活用できるよう,今後も関係部局と協議を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎林恭生都市整備局都市・交通・公園担当局長  2点,お答えいたします。 1つ目は,大元のほうから天満屋に向かうのに,自転車道がぶつ切れじゃないのか,点ではなくて線で整備していくべきではないかという御質問です。 今中心部でやっている自転車走行空間の整備に当たっては,もちろん線の意識は持って整備を進めておりますけれども,例えばブロックで切れるとかということで,必ずしもどんどん連続してできているということではないのかもしれません。ですが,線の意識を持ってやってはいるつもりでございます。 そうした中,特に大元から天満屋にということで言いますと,まだちょっと中心部のところの整備が中心になっておりまして,まだそこまで整備が進んでおりません。鋭意努力して整備を進めていきたいと思っております。 それからもう一つ,Pepperを使った駅前商店街の取り組みについて,もっと市のほうから補助,支援する環境を整えるべきではないのかという御質問です。 自転車の対策は,どちらかというと市が中心になってこれまで整備を進めてきたところです。そうした中,一昨年,民間の駐輪場を整備するための補助の仕組みというのをつくって,民間のほうでも駐車場をつくっていただくような取り組みを始めたところです。このほかにも,もっと民間の力をどんどん使えるような補助,支援する仕組みというのはこれからも考えていきたいと思います。 以上です。     〔5番柳井弘議員登壇〕 ◆5番(柳井弘議員)  ありがとうございました。市長,何度も済いませんでした。 それから,保険のことなんですけれども,先手先手を打っていかんと先進都市じゃねえですよ,そりゃやっぱり。だから,よそがしょうるからそれを例にしてうちも取り入れよう,それは推進都市ですね。ちょっとネーミング変えたらいかがですか。 それから,もう一回,そのAIロボットを搭載するとかということもそうなんですけれども,そこらあたりも,せっかくいい案を提供してくださって,本当にやっとこれで先進都市にふさわしいかな,こういうことなので,そういう意味でもぜひ前向きに取り組んでいただいて,それから道の整備も,さっさとしてくれとは言いませんけど,より早くしていただいて,先進都市にふさわしい格好にしていただければなと思います。 廃校の問題です。 廃校は,これからもしかしたらどんどん進んでいく可能性がございますけれども,廃校する前に,廃校後はこういうように使うんだというような提案ありきで,要は有効活用ありきで募集をかけるとか,そういうような考え方はありませんか。老朽化がどんどん進みますから,時間がたってから使えといってもなかなか使えないのが現状でございますんで,その辺の御所見をよろしくお願いします。 ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。 ◎荒島茂樹市民生活局長  とりあえず先進の事例がございますので,それを参考にさせていただきますけれども,自転車を推進していく都市として,議員おっしゃられるような必要な対策というのもあわせてやっていくということは必要だと思いますので,それは前向きに考えていきたいと思います。 以上です。 ◎菅野和良教育長  繰り返しになりますが,有効活用ということが一番大切だと思っております。関係部局と協議を進めてまいりたいと思いますが,今議員がおっしゃってくださったようなことをしっかり参考にさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ◎林恭生都市整備局都市・交通・公園担当局長  胸に刻んでしっかり頑張ります。 ○宮武博議長  以上で柳井議員の質問は終わりました。(拍手) 次は,順序に従いまして高橋議員。     〔25番高橋雄大議員登壇,拍手〕 ◆25番(高橋雄大議員)  おかやま創政会の高橋雄大です。 先ほど柳井議員から御紹介があった24時間100キロ歩行,フルマラソンを走り切ると大体6万歩弱ぐらいだったと思うんですが,100キロを歩くとなると十七,八万歩ぐらいだと伺っています。なかなか完歩している自分のイメージが湧かないんですけれども,何となくこの質問の順番を見たときに,何か来るのかなという予感はしていたんですが,今しっかり腹を決めましたんで,頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは早速,通告に従いまして質問に入ります。 大きな1番,安心,充実の子育て・教育環境について。 1番,産前から産後,育児まで一体的に支援する窓口であるおかやま産前産後相談ステーションは,助産師さんなどの専門職の方が常駐する本市の子育てのスタート支援の拠点として機能しており,今年度の来所相談や電話相談は昨年度の2割増し,ステーションからリスクを抱える妊産婦へアプローチした回数は昨年度の3割増しとなっており,着実に市民に浸透しつつあり,子育てに関する不安や課題を早期に把握し,支援につなげる役割を担っています。 前回11月定例議会での議論を経て,来年度からは各保健センターにもステーションを設置し,妊娠届け出時の専門職による面談を行い,妊産婦のそれぞれの抱える課題やニーズに対応したオーダーメードの個別支援プランを提案する体制をつくるなど,機能強化を図ることとしています。 まず,これまでも各保健センターには,専門職の方が配置され,面談が行える体制はあったと認識していますが,今後各保健センターにおかやま産前産後相談ステーションが設置されることによって,従来と比べ,どのように妊産婦の方への支援強化が図られるようになるのか,具体的にお示しください。 現在,専門職が常駐しない窓口を含め,市内37カ所の妊娠届受付窓口があります。今年度の全妊娠届け出時の専門職による面接の割合について御説明ください。 2番,子育てを社会全体で支えるための官民協働団体である心豊かな岡山っ子応援団は,地域の愛育委員さんによるこんにちは赤ちゃん事業の乳幼児全戸訪問の際の絵本のプレゼントなど,地域や事業者などの応援,御協力のもと,社会全体で子育てを支える機運の醸成や環境づくりを行っています。先般,新しいロゴマークのデザインも決まったところです。社会全体の協働のもとの子育て環境の前進に向け,来年度はどのような取り組みをお考えか,お聞かせください。 3番,先般大きく3つの子どもの貧困対策推進方針が示され,来年度に向けた事業,予算が提案されています。方針を反映した関連事業に前年度比21.2%増の7億4,800万円の予算が提案されており,政策の重要性や市長の御決意の高さがあらわれています。また,就学援助の新入学学用品費の支給時期についても,平成31年度入学児童・生徒から入学前支給をする予算が提案されているところであり,この間の取り組みを評価しているところでありますが,子どもの貧困対策に当たっては,子どもの親が貧困に陥らない対策,具体的には子どもを産んでも安定的に働き続けられる環境が必要で,そこへの施策を強化することが重要だと考えています。 昨年末の厚労省の生活実態調査を見ても,母子世帯の収入は2人親世帯の半額以下,就労形態も非正規率が相当高く,厳しい経済状況が浮かんでいます。市内の企業側の雇用に関する意識や正規職員となるための課題をどのように把握していますか。 また,マッチングや丁寧な就労支援についての今後の取り組みについてはどのような御所見をお持ちでしょうか。 大きな2番,生涯にわたる健康づくりの推進とエージレスに働ける岡山市の実現について。 政府は,先月16日に高齢社会対策の中・長期的な指針となる新たな高齢社会対策大綱を閣議決定しました。この中では,高齢者の体力的年齢は若くなっており,就業・地域活動など何らかの形で社会とのかかわりを持つことについての意欲も高く,65歳以上を一律に高齢者と見る一般的な傾向は,現状に照らせばもはや現実的なものでなくなりつつあると指摘されています。 これまでの高齢者を支える,この発想に加えて,意欲ある高齢者の方の能力を発揮してもらう環境を整え,年齢にかかわらず,体力や希望に応じてその力を生かすことができる仕組みをつくることで多様な働き方を確保し,生産性を向上させ,かつ健康寿命を延伸させることが求められます。 1番,年金の制度改革とともに大綱の大きな目玉となっているのが就労支援です。平成27年に設置された本市の生涯現役応援センターは,子育てや教育の現場,公民館や高齢者施設でのボランティアのマッチングのほか,来年度は就労にもより力を入れ,活躍の場の提供,新規発掘に取り組んでいくということです。先日市長からもお話があったように,今後はハローワークや民間の就労あっせん機関では十分なマッチングが難しい多様な働き方に対応する取り組みに大いに期待するところですが,今後の就労先の企業などのニーズについてはどのように把握しようとお考えか,またハローワークの生涯現役支援窓口やシルバー人材センター,類似した活動を展開する団体などとはどのような連携を図っていかれるのか,お聞かせください。 2番,センターへの登録者数,活動先登録件数は年々増加していますが,人員体制はどのように変化していますか。 また,来年度以降はさらに多様な業務が必要になると予想されますが,どのような御所見をお持ちでしょうか。 3番,神奈川県の大和市では,「60歳代を高齢者と言わない都市やまと」宣言を行いました。1950年代以降,国連が65歳以上を高齢者として,全人口に対する65歳以上の人口の比率を高齢化率としたことから,高齢者を65歳以上とするのが一般化したと言われていますが,この時期の日本人の平均寿命は,男性が60代前半,女性は60代後半でした。しかし,そこから半世紀以上経過し,現在の平均寿命は,男性が80歳を超え,女性は90歳に迫っています。国の大綱でいうように,65歳以上を高齢者ということは現実的ではありません。この感覚は,内閣府の意識調査などでもあらわれています。 本市における健康寿命の延伸のための新たな健康ポイント事業や生涯現役応援センターにおける就労支援に向けた仕組みづくりなど,新たな取り組みをスタートさせるに際して,65歳以上を一律に高齢者と呼ぶことをやめませんか,御所見をお聞かせください。 4番,来年度からの国保財政運営の都道府県化に際して,赤字補填目的のための一般会計からの繰り入れの削減,解消に向けた取り組みや,先送りすることで将来的な上げ幅の拡大による将来世代の負担増などの懸念から,保険料率の改定を行う考えが示されました。 あわせて,医療費適正化,収納率向上対策を推進し,給付と負担のバランスのとれた国保財政健全化のための取り組みを進めるため,市長査定により国保被保険者の特定健診ワンコイン化などに関するおよそ2,500万円の事業予算が提案されています。 74歳以下の被保険者の自己負担額ワンコイン化,節目年齢における無料化などによって,現状からどれほどの受診率の向上,医療費抑制効果を見込みますか。 本市においては,平成24年度から,若い世代からの生活習慣病を予防するため,特定健診と同額の35歳からの健康診査をスタートしました。私も利用させていただいておりますし,同年代の加入者の方にもお知らせしています。 健康リスクがより高くなる前段階からの支援は,長期的な視点に立った医療費の抑制にも寄与すると考えますが,35歳から40歳未満の健康診査についての料金は据え置かれるのでしょうか。 運動,生きがい,食生活をテーマに,さらなる健康寿命の延伸に向けた事業予算が提案され,平成31年度実施に向けた新たな健康ポイント事業についても取り上げられているところです。特定健診のワンコイン化実施を契機に,本市で取り組もうとする健康寿命延伸の取り組みへの誘導,連携や周知啓発の強化に取り組むべきと考えますが,御所見をお聞かせください。 大きな3番,消費者教育の推進とサービス産業での悪質クレーム対策について。 まず,一般的なクレームとは,提供される商品やサービスなどに関して消費者の方から不満が起こり,会社,小売店の店舗などに責任ある対応を求められることであり,こうしたことは消費者の意見やニーズがわかるアンテナとなり,品質やサービスを向上させるための有益な情報として誠意ある対応をしていくことが基本的な姿勢として求められることは言うまでもありません。 しかしながら近年,さまざまな事業所で,謝罪時の長時間の拘束や土下座による謝罪の要求,人格を否定する暴言,威嚇,居座りなど,明らかに社会通念上許される範囲を超えて行われる悪質クレームが存在することも確かであり,このような不当な要求はハラスメントの新たな領域としても社会的な問題となっています。とりわけ,流通・サービス産業は,こうしたことが起因していると考えられる退職者の増加や対応の難しさから,働く場所として敬遠される傾向も出てきています。また,これらの業界にとどまらず,人と接するあらゆる産業,業種の現場にこうした課題はあり,全ての生活者,労働者にかかわる課題であると言えます。 しかしながら,こういった悪質クレームの統一的で明確な基準は今のところなく,その判断基準がそれぞれの事業所や対応した従業員などによって異なる場合があり,実際には厳格な対応が難しく,悪質クレームにどのように対応するべきかのノウハウが確立されていないのが現状です。深刻な経営損失や労働者への過度な負担を減らすための取り組みが各方面で求められているところであり,こうした背景から,厚労省においては,今年度設置した職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会において,顧客によるハラスメントについて検討項目として取り上げる方針であるということです。 まず,1番,平成24年に消費者教育の推進に関する法律が制定され,本市においても,今年度岡山市消費者教育推進地域協議会が設置され,先日,来年度から平成34年度までを計画期間とする岡山市消費者教育推進計画の素案について議論されたと認識しています。この中では,振り込め詐欺や特殊詐欺対策の推進,学校教育における取り組みや地域や関係団体との連携のほか,ライフステージに応じた多岐にわたる教育メニューが示されています。 しかしながら,いわゆる悪質クレームの発生を抑止し,倫理的消費行動を喚起する教育プログラムに関する記載は見当たりません。サービスを提供する側と受ける側がともに尊重される消費社会をつくるためには,悪質クレームの事例情報を消費者教育の場で共有し,倫理的な消費行動を促すプログラムを掲げ実施し,あわせて情報発信等啓発活動についても推進するなど,この問題に対する対策を強化すべきと考えますが,御所見を伺います。 最後に,大きな4番,うらじゃへの取り組みについて。 ことしで政令市移行10年目の節目を迎える岡山市ですが,同じく節目を迎えるのが,1994年に共生と融和をテーマに生まれ,ことしで四半世紀の第25回開催を迎えるうらじゃです。人と人とのつながりを大切にする心や郷土を大切に思う風土を醸成する岡山発祥の祭りとして,年を重ねるごとに市内外の方々から愛され親しまれる岡山の夏の風物詩となっているというのが市民の皆さんの認識であると考えています。 1番,岡山市出身の女優でタレントの桜井日奈子さんをメーンキャストとした本市のPR動画の「鬼カワイイ岡山市」は,うらじゃとのコラボがメーンの内容となっており,昨年10月の公開後,再生回数100万回を突破するなど,高い発信力と評価を獲得しています。来年度以降も続投していただき,岡山城をメーンステージとした新たな内容で制作するというお話もありましたが,一貫したイメージ戦略のもと,来年度のPR内容についても,うらじゃとのコラボの発信に軸足を置いたものとなるのか,お聞かせください。 あわせて,今後のシティプロモーションのイベントの展開におけるうらじゃとの連携についての御所見もお聞きしたいと思います。 2番,連携中枢都市圏の中でのうらじゃへの観光の促進,PRについて取り組みを強化しませんか。 3番,四半世紀の開催を数える本市発祥のうらじゃが,今後各地の3大祭りと肩を並べる岡山の伝統としてさらに進化,発展していくということは,岡山市の風格,都市格や郷土愛の醸成につながります。そのためには,直接かかわる担当局・課だけではなく,全庁的に祭りをサポートする姿勢が今後さらに必要だと考えますが,御所見をお聞かせください。 以上で1回目の質問を終わります。(拍手) ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  それでは,私はまず,おかやま産前産後ステーションということで,従来とどう変わるのかについて。 本日も,最初に竹永議員が不妊治療の話をされ,高橋議員が妊産婦の方々への対応の話,そのほか,保育の関係とか,広く見ればいわゆる少子化対策といったところで関心が集まっているんだなというのをより痛感したところであります。こういったところにも今後とも力を入れてまいりたいと思います。 現在,専任の助産師3名が保健福祉会館に勤務し,相談支援を行っておりますが,ことしの秋から拡充していきたいと思っております。 具体的には,各保健センターに助産師さんを1名ずつ配置し,市内6カ所体制になるということであります。従来は,各保健センターには保健師さんがおられたわけでありますが,ここで助産師さんが配置されるということで,妊娠,出産に関するより具体的なアドバイスが得られ,相当専門的な相談がしやすくなるだろうと思っております。 また,不安を抱えている妊産婦の方には相談ステーションから積極的に電話をかけるなど,そういう双方向の相談もやっていきたいということでございます。妊産婦の皆さん方にはぜひ御利用をお願いしたいと思います。 次に,生涯にわたる健康づくりの推進とエージレスに働ける岡山市の実現,ワンコイン化実施を契機とした健康寿命延伸の取り組みへの誘導等周知啓発の強化に取り組むべきではないかということであります。 市民が健康状態を手軽に確認できるようにするため,国民健康保険の特定健康診査費用をワンコイン,500円として,一層の受診率向上を目指すこととしております。 それとともに,具体的な取り組みとして,新たなSIBという仕組みを用いて健康ポイント事業を行っていく。お子さんに関する質問が多かった割には,このSIBについての質問はほとんどなかったと思います。このSIBというのは,ソーシャル・インパクト・ボンドで,これを聞いてもなかなか実態がよくわからないんじゃないかなと思うわけであります。 少し説明させていただきたいと思いますが,まず健康サービスを提供する事業体を新たにつくることになると思うんですが,この事業体に金融機関などが資金を提供する。そして,健康サービスを提供する事業体は,例えばBMIがどのように改善するか,こういう成果指標の達成状況に応じて市から事業費を受け取ると,非常にわかりやすく言うとそういう仕組みなんです。市としても,成果指標に基づいてお金をお渡しするわけですから,結果があって初めて税金が使われるということになるんで,非常にその面わかりやすいということにもなるんじゃないかなと思います。 ちなみに,今回のようなこのSIBの仕掛けで新たな健康ポイント事業を行おうとするのは岡山市が最初になると思います。したがって,我々としてはこの手法によって,市民の皆さんが成果に裏づけられた健康になるサービスを享受できるようにしていくということで,一層の健康寿命延伸につながっていくんではないかと,そういうようなことを考えているところでございます。ぜひ御理解をいただければと思います。 以上です。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  大きな1番,安心,充実の子育て・教育環境についての項,今年度の専門職による面接割合についてです。 産前産後相談ステーションについては,産科医療機関での対面説明や妊娠届け書裏面での紹介を実施しています。今年度の届け出受け付け件数は12月までで約1,300件となっており,保健センターを加えた専門職による面接割合は,相談ステーション設置前の平成27年度32.1%に対し,64.5%と増加しています。 以上です。 ◎田中克彦岡山っ子育成局長  同じ項,心豊かな岡山っ子応援団についてのお尋ねです。 心豊かな岡山っ子応援団は,子育てを社会全体で支えていくという機運を盛り上げていくことを目的に設立し活動していますが,平成29年度は設立10周年の節目を迎えたことから,より多くの方々に親しみを持って活動に御理解をいただき,子育て支援の輪を広げていくため,新たな取り組みとしてロゴマークを作成したところです。来年度は,このロゴマークを使ってステッカー等の啓発グッズを作成し,さらに周知を図ってまいりたいと考えております。 今後とも,官民協働の利点を生かし,応援団員である地域や事業者団体の代表者の方々を初め,目的に賛同し,参画いただいている企業等からもアイデアをいただきながら活動を展開してまいりたいと考えております。 次に,母子世帯等への就労支援についてのお尋ねです。 議員御指摘のように,ひとり親家庭の子どもが貧困の連鎖に陥らないため,保護者の就労支援は重要な対策の一つであると認識しております。このため本市では,地域こども相談センターの母子・父子自立支援員がひとり親からの相談に応じ,就労支援が有効と考えられる場合は,ハローワークと共同で設置した福祉ジョブ・サポート・スペースへの支援要請や岡山市寄り添いサポートセンターへの取り次ぎ,おかやまマザーズハローワークの紹介など,就労による経済的自立に向けた支援を行っているところです。 なお,企業における雇用の意識や課題の把握につきましては,手法等について庁内横断的に検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  大きな2番,生涯にわたる健康づくりの推進とエージレスに働ける岡山市の実現について,市長答弁以外です。 まず,高齢者の就労支援について企業ニーズの把握,ハローワークとの連携,それから生涯現役応援センターの人員体制についてです。 高齢者の就労支援を進めるに当たっては,平成30年度は,まずは十数社の企業をモデル的に開拓していきたいと考えています。手法としては,岡山県中小企業家同友会などを通じて企業を御紹介いただき,個別に説明させていただくことなどで開拓を進め,企業ニーズの把握に努めてまいります。 また,現役世代と同様に働くことができる方や臨時的な軽作業を希望する方などについては,現在もハローワークの生涯現役支援窓口やシルバー人材の窓口を紹介する等の対応をしており,引き続き連携に努めてまいります。 センターの運営については,岡山市社会福祉協議会に委託しており,平成27年の開所当時は専任職員2人体制でしたが,現在は3人体制で対応しています。平成30年度も引き続き3人体制とする予定ですが,企業開拓などの新しい業務は当面市職員で対応することとしております。将来的には,センターの体制を強化し,センターで行っていくことも検討してまいります。 次に,65歳以上を高齢者と呼称することについてですが,高齢者という呼称に関しては,内閣府の意識調査では,70歳以上あるいは75歳以上を高齢者と考える意見が多く,また日本老年学会,日本老年医学会からは,65歳以上の人を准高齢者,高齢者及び超高齢者の3つに区分するという提言がなされるなど,いろいろな意見があることは承知しております。本市におきましては,現在健康寿命の延伸や生涯現役の社会づくりに向けて取り組んでいるところであり,高齢者という言葉に対するイメージが変わってきている現状を踏まえ,今後の施策を進める上で参考にしてまいりたいと考えています。 次に,ワンコイン化による受診率向上,医療費抑制効果の見込みについてです。 平成30年度の受診率は,自己負担額ワンコイン化等の効果により,平成28年度から約3ポイント向上の31.5%と見込んでいます。また,受診者が生活習慣の改善や早期に適切な医療につながることで,約5,000万円の医療費抑制効果があると見込んでいます。 次に,35歳からの健診の料金についてですが,保険者に実施が義務づけられている40歳から74歳までを対象とする特定健診について,今回自己負担額をワンコインに引き下げ,受診しやすい環境を整備したところであり,35歳からの健診の自己負担額については据え置きとしております。 以上です。 ◎荒島茂樹市民生活局長  悪質クレーム対策に関する消費者教育についての御質問にお答えいたします。 消費者教育の対象は,消費者の自立を支援し,被害者にならないための教育にとどまらず,悪質クレームや安易な情報発信の未然防止など,加害者にならないための教育も含まれており,公正な取引について学ぶ消費者教育など,消費者としての責任について自覚を促す各種事業を実施してまいります。 また,岡山市消費者教育推進地域協議会の委員には事業者の代表も含まれておりまして,協議会の中で事例情報の共有化を図り,その議論も踏まえて各種事業を展開してまいります。 以上です。 ◎山本修司産業観光局長  大きな4番目のうらじゃへの取り組みについての項,来年度のPR動画について,うらじゃとのコラボ,またイベント展開におけるうらじゃとの連携についての御質問です。 「鬼カワイイ」というキャッチコピーには,桃太郎も鬼も仲間としてまちに変化をもたらすという意味が込められており,これはうらじゃのテーマでもある共生と融和に通じることから,来年度制作するPR動画においても一貫したイメージを発信していくため,引き続きうらじゃとコラボレーションしていきたいと考えています。 こうした動画による情報発信のほか,現在でも来訪者へのおもてなしの一環としてうらじゃを披露していただく機会は多く,引き続き連携を図ってまいります。 次に,連携中枢都市圏の中でのうらじゃへの取り組み強化,また全庁的にサポートする姿勢がさらに必要ではとの御質問に一括してお答えします。 桜井日奈子さんを起用したPR動画では,MOMOガールが踊るうらじゃダンスが好評で,市内外の学校や市役所内の職場等からもあのダンスを踊りたいという問い合わせを多くいただきました。こうした取り組みを継続することにより,うらじゃの新たなファンをふやしながら,全庁で祭りをサポートする機運を盛り上げ,また連携中枢都市を初めとする近隣自治体にもうらじゃの輪を広げていければと考えています。 以上です。     〔25番高橋雄大議員登壇〕 ◆25番(高橋雄大議員)  御答弁ありがとうございました。 まず,子育て・教育環境の項で,市長から産前産後相談ステーションを各保健センターに設置することでの機能強化について丁寧に御説明をいただきました。岡山市のもう間もなく来る人口減少の局面を前にして,しっかりと子育ての入り口支援を強化するというのは本当に的を射た取り組みだなと思っています。 あわせて,来年度の予算の補足資料なんかを見ると,平成31年度には,今の既存窓口を集約して,全妊産婦が妊娠届け出時に専門職と面談できるような体制を整えていくというような記載もあったと思います。ぜひ,こういうところにもしっかり取り組んでいただきたいなと思います。 来年度は,各保健センターにあるステーションをいかに周知して,先ほど面談率のお話もあったと思うんですが,この面談の割合をさらに上げていくということが1つ大きなテーマになると思います。ホームページであるとか,あとは非常に閲覧数が多い「こそだてぽけっと」とか,そういったところでも広く周知していく必要があると思うんですが,この利用者への周知の仕方,方法というところについて御所見をいただきたいと思います。 そして,貧困対策についても伺いました。先般,人材育成のための研修事業とか,いろいろ来年度に向けた新規,拡充の事業についても御説明があったと思いますが,こういう方針の中に,1つ大きなメニューとして親の就労支援というところをやっぱり取り上げていただきたいと思いますし,とりわけいろんなデータから見ても一番大変な母子世帯の就労支援というところは,しっかりフォーカスして,対策の柱に据えていく必要があるんじゃないかなと思っています。 今回,私生涯現役応援センターのことも聞いていますけれども,先般市長からも御説明があったように,いろいろ市内企業とのマッチングを強化しようとしています。母子世帯の就労のマッチングという意味では,生涯現役応援センターでやろうとしているような業務の切り分けとか,短時間とか,そういうマッチングの手法とはまた少し違うと思いますけれども,子育てをしながらの多様な働き方について企業に理解を求めて丁寧にマッチングしていくというような考え方は変わらないと思います。自立をサポートするための対策こそ,やっぱり本来であれば子どもの貧困対策のもう少し大きな柱に据えていくべきところだと思いますので,ぜひこういう視点も取り入れていただいて,生涯現役同様,子どもの貧困対策の視点からも,就労のマッチングというところにも十分力を入れていただきたいと。またこういう議論は積み重ねていきたいなと思いますので,今回は要望とさせていただきたいと思います。 健康づくりの推進とエージレスに働ける岡山市ということで伺いましたが,これはいわゆる社会保障制度の中の高齢者の定義とか対象とか運用ということじゃなくて,あくまで意識,無意識に働きかけるそういう作用の問題提起をしていまして,この半世紀前の65歳を高齢者とする定義ができたときとは,当然人口構造も,そもそも平均寿命も全く違う,そういう中で,言葉は変わらないですから,そのままこの定義を使い続けるというのは,やっぱり国の大綱でいうように現実にそぐわなくなってきていると思います。この点は,いろいろ御参考にしていただけるということでしたので,こういう大和市のような宣言をするかしないかというのはまた別の話として,ぜひこれからの岡山市の健康寿命延伸の取り組みとかそういうところでも,今申し上げた視点をぜひ参考にしていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 35歳からの健康診査なんですけれども,本当に健康リスクが高まってくる前段階から健康に対する意識とか習慣をつけるというのが非常に重要で,それを国保の加入者で対象者の方が特定健診と同額で受けられるというのがやっぱり岡山市独自のすばらしい取り組みなんだろうと思っています。そういう中で,この年齢層の健診料金を据え置いて,ほかがワンコインということになると,これはこれでいいことなんですけれども,せっかく若年層の健康づくりに関心を寄せようとしている中で,ホームページなんか見ても料金は並んでますから,すごく割高感というか,疎外感というか,そういうものを多分対象となる方で感じる方は多いと思うんです。ですので,ぜひこの点は研究していただいて,御検討いただきたいと思うんですが,再度何か御決意,御所見があればお聞かせいただきたいと思います。 消費者教育と悪質クレーム対策についても伺いました。 やっぱり日本には,お客様は神様というか,そういう商慣習みたいなものがあると思います。これは本当に日本のすばらしいおもてなしの文化だと思うんですけど,その反面,さっき申し上げたようないろんな社会課題があるということも事実で,これについては労働界なんかでもいろんな実態調査をしています。今こういう働き方改革の議論が大きく取り上げられていますけれども,これもその一つとして,ぜひいろいろな現場の実態を把握していただきたいなと思います。さっき御答弁いただいたように,この観点もぜひこれから岡山市でやっていく消費者教育の中で十分に取り入れていただきたいということは再度強く要望しておきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 最後に,うらじゃへの取り組みについてですが,ことしで四半世紀の25回目ということで,もう岡山の一つの伝統の域に達していると思います。ここからさらに,学校で子どもたちが親しめる取り組みとか,先ほど御説明いただいたようなシティプロモーションでの取り組みとか,そういうところも含めて,これから何百年も続いていく,日本中誰でも知っているというお祭りにまで,ちゃんと官民で歴史をつくっていくためには,やっぱりこの四半世紀を迎えるここからの行政の支援であるとかPRというのが非常に重要になってくると思いますので,この点も引き続きよろしくお願いいたします。 以上で再質問を終わります。 ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。 ◎森安浩一郎保健福祉局長  まず,産前産後相談ステーションの周知についてでございますが,やはり妊娠届を出すときが一番の契機かと思います。そういう意味では,産科婦人科の医療機関への周知,それから連携,そして妊娠届け出の際の注意事項とかで明記して周知を図っていくことが一番かなと思います。また,それ以外にも,広報紙などを活用してしっかり周知に努めてまいりたいと思います。 それから,もう一つ御質問をいただいておりまして,35歳からの健康診査の自己負担額についてでございますが,今現在35歳からの健康診査の受診率は10%程度だったと思いますので,これを上げていかなきゃいけないというのは議員御指摘のとおりだと思います。今回40歳からの特定健診のほうをワンコイン化いたしました。この受診率向上の効果などを踏まえて,どういう取り組みが必要なのかということを検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○宮武博議長  以上で高橋議員の質問は終わりました。(拍手) 質問の途中でありますが,午後1時まで休憩いたします。      午前11時55分休憩      ~~~~~~~~~~~~~      午後1時0分開議 ○宮武博議長  午前中に引き続き会議を開きます。 次は,順序に従いまして鬼木議員。     〔24番鬼木のぞみ議員登壇,拍手〕 ◆24番(鬼木のぞみ議員)  皆さんこんにちは。市民ネットの鬼木のぞみです。 頑張ってと声をかけていただいて,喜んでここに立ちました。頑張りたいと思います。 1,観光サイン・案内サインと観光。 国を挙げて観光に取り組んでいます。盛り上げていくためには,観光客が何を求めているのかを把握しなければなりませんが,そのことに岡山市の魅力をどう結びつけていくのかが問われています。また,地域を魅力あるものにしていく,観光を通して地域を豊かにしてくことが必要です。市民とともに取り組んできた岡山のESDの実践と視点は,観光においても生かされるべき財産です。 岡山市への外国人観光客数は,ここ数年増加し,例えば岡山城天守閣入場者数は,2014年度の2万1,131人から2016年度には倍以上の4万4,594人です。内訳は,多い順から,台湾,香港,韓国,中国,フランス,タイと続きます。 私は,昨年12月に,岡山市ESD推進協議会が行っているESDカフェで,観光庁が2014年に観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のためのガイドラインを出していることを知りました。ガイドラインによると,禁止,注意を促す案内サインと名称,案内,誘導,位置を示すものについては英語の併記を行うことを基本としすぐに取り組む,展示物等の文章解説については英語の表記を行うことが望ましい,外国人の利用実態等を考慮して他の言語も検討する,ピクトグラムの活用も有効とあります。その他,表記方法や対訳語についても指示があります。 (1)言語はおもてなしのベースです。岡山市は,観光庁のガイドラインに沿って見直しができていますか。行うべきではありませんか。全国の自治体を見ると,自治体独自でガイドラインを作成し,みずから,そして民間事業者への協力を呼びかけているところがありますが,岡山市においても必要ではありませんか。 (2)岡山歴史のまちしるべの整備が2015年度から始められました。周辺部の看板には英訳があり,町なかの看板には日本語のみですが,5つだけQRコードがついています。看板にQRコードを張りつけて,スマホで読みとり,そこから多言語情報を受け取ることができます。岡山城の周りなど,さらに多言語化が必要な場所があるのではないですか。行うべきではないですか。 (3)は割愛します。 (4)岡山城天守閣への訪問は中国語圏の人が多いですが,中国語表記がとても乏しいです。岡山城については,これから耐震補強や内容の見直しを行います。観光庁のガイドラインに沿って,中国語やピクトグラムなど観光案内サインや展示物の解説についての統一的な見直しをされませんか。 (5)やさしい日本語バージョンも有効とのことです。検討してください。 (6)パンフレット作成に当たっては,例えば韓国と中国では岡山との関係性や関心事が異なります。ただ単に日本語のものを訳すだけではなく,それぞれの特性に応じたものを検討されませんか。 (7)外国人の友人たちは,日本の歴史文化に触れるとともに,さまざまな体験ができるとうれしいとのことです。着物体験,すしづくり体験,果物狩りを挙げられました。こうした体験型や,自然の中で日本の豊かなライフスタイルに触れる農泊への関心が高まっているそうです。体験型メニューや農泊についての実施状況,検討状況についてお聞かせください。 (8)今までお伝えしてきたのは在住外国人の皆さんからの意見が多いです。在住外国人の皆さんの力を生かしての観光まちづくりに取り組みませんか。 (9)外国人に向けた吉備路のサイクリングツーリズムやESDツーリズムの可能性についてお聞かせください。 2,就学前教育と多文化共生。 保育園に子どもを通わせている外国にルーツのあるお母さんから,岡山市は保育園や幼稚園において,外国にルーツを持つ子どもや保護者への配慮や多文化共生の視点が落ちていませんかと問われました。果たしてと,岡山市の多言語情報一覧を見ましたら,「親子手帳」と「子育てのしおり」があり,それから教育委員会による「小学校就学について(ご案内)」,「外国籍のお子さんをお持ちの保護者の方へ」と,これだけ見ると,確かに落ちています。 それではと,私の周りの外国人ママたちに聞きますと,初めは日本語が十分でないので,コミュニケーションがとれなくて困った。日本はとにかく配布文書が多いので,読むことができない。 一方で,ある外国人ママは,子どもが通った保育園では,園長先生や担任の先生がいつも口頭で説明をしてくれるなどいい対応をしてもらったのでとてもよかったとのことです。配布物ではなく,声かけが必要だということです。 国の幼稚園教育要領や保育所保育指針には,安心して自己を発揮できるように配慮するなど,個々の幼児の実態に応じて指導内容や指導方法の工夫を組織的かつ計画的に行う,子どもの国籍や文化の違いを認め,互いに尊重する心を育てるようにする,また保護者については状況に応じて個別の支援を行うよう努めるとあります。 (1)岡山市内の保育園,認定こども園,幼稚園に外国籍の子どもさんはそれぞれ何人いますか。また,親のどちらかが外国にルーツを持つ子どもさんは何人いますか。 (2)言葉や文化,習慣の違い,またイスラム教徒の方への給食など,具体的にどのような配慮,支援をしておられますか。保育園,幼稚園それぞれでお答えください。 (3)園では,多文化共生教育についてどのように取り組んでおられますか。 (4)日本の習慣になじみがない方に,保育園や幼稚園のこと,また園での生活や行事について説明やアドバイスを行うわかりやすい多言語説明書を作成してはいかがですか。入園や説明会案内,健康診断票など園にまつわる基本的な書類についての多言語化やわかりやすい日本語化が必要ではありませんか。 (5)言葉やアドバイスを行う支援担当の存在が必要ではありませんか。 (6)保育士や教諭への研修はどのように行っておられますか。私立にはどうしておられますか。 3,イノシシ,中山間地域。 鳥獣害対策については,2016年度より捕獲補助金を増額し,鳥獣被害対策実施隊を発足するなどを行いました。2016年度のイノシシの捕獲頭数は3,000頭を超えて過去最高です。数字で見ると,農作物等の被害額については減ってきていますが,私の周りでは,イノシシの被害,出没数について減ったという実感はありません。国は,2023年度までに鹿,イノシシの生息数を半減する目標です。さらなる取り組みが求められています。 (1)イノシシについて,来年度から変わる捕獲補助金や補助金の申請方法について説明ください。 3,000頭以上のイノシシ捕獲は地域資源にもなります。国は,鳥獣被害対策にさらに取り組むとともに,ジビエ利用拡大という出口対策に力を入れています。捕獲鳥獣の食肉利用が約1割にとどまっている現状を改善し,野生鳥獣を地域資源として利用し,農山村・中山間地域の所得にかえていこうとしています。 (2)このように,国はさらに力を入れるため,組織改編をして,農村環境課鳥獣対策室から鳥獣・農村環境課に変わります。また,県は,昨年度から農林水産部に鳥獣害対策室を設置しました。岡山市は,農林水産課の中に,捕獲補助金は水産林政係,イノシシ柵は生産流通係と分れている状況です。(仮称)鹿・イノシシ室を設けて,専任の職員を置きませんか。 (3)岡山市における捕獲したイノシシ,鹿のジビエ率はどのくらいですか。 (4)岡山市は,ジビエ肉の販路拡大に向けて,マルシェのマッチング以外にどのようなことができますか。 (5)来年度から取り組む中山間地域対象の地域の未来づくり推進事業を,ジビエ拡大に生かすとすれば,どのような形が考えられますか。 鳥獣被害対策実施隊の活動が2年目に入っています。 (6)全ての実施隊員に活動要請があったのでしょうか。実施隊が設置されてからの実績について教えてください。 (7)岡山市の現状では,依頼や相談が行政窓口や実施隊員にあったときに動くということです。被害を減らすためには,待っているのではなく,計画的に指導,助言,啓発に取り組むべきではありませんか。そのためには,職員も実施隊のメンバーになるべきではありませんか。 イノシシ捕獲に当たってICT活用が行われています。農水省の調査では,2017年10月現在で,既に利用している自治体は333,今後取り組む意向がある自治体は150です。ICTといっても,そう先進的な技術ではありません。 (8)岡山市としては,ICT活用の可能性についてどのように考えられますか。国からのどんな補助事業がありますか。 4,新斎場について。 新斎場計画は,昨年8月に都市計画決定が行われ,8月議会では設計及び工事費等50億円の5年間にわたる債務負担行為が設定されました。10月に新斎場整備事業推進協議会と岡山市が協定を結び,11月には岡山北斎場整備事業実施方針,1月には岡山北斎場整備事業入札説明書が出されました。ことしの10月に事業の落札者が決定し,12月には建設工事請負契約(本契約)の締結というスケジュールになっています。 (1)2018年度予算にはどのような予算が上がっていますか。具体的にどのようなことに幾ら使われるのか,またその合計金額を教えてください。斎場施設関連整備費補助金以外の協議会で話し合われて整備される各事業費もあわせてお願いします。 (2)岡山市は,御理解をいただいていない皆さん方に真摯かつ丁寧に説明していくと繰り返し言われてきましたが,最も近隣の小畑町内会の皆さんとの話し合いは2017年度には何度行われましたか。 (3)塩化水素については,1回目のシミュレーションで目標環境濃度の倍近く出たため,火葬炉排気筒の高さや同時運転する炉数を検討することで目標環境基準に適合すると予測され,火葬炉実施設計を行う中で対応するとのことでした。留意を促されますね。測定場所についても,高濃度の地点を指定されますね。 (4)事業者の選定には専門性が必要ですが,選定方法をお聞かせください。 (5)11月議会において,環境局長は,今後詳細な設計が出たときに今度は基礎工事で実際の掘削作業等が発生するわけですから,その時点で改めて協議を行い,ガイドラインに基づいた施工をしていただくように環境局としては要請してまいりますと答弁しています。生活環境保全上の支障が生じないように,判断に専門性が求められますが,誰がどのように行うのですか。 以上です。 よろしくお願いいたします。(拍手) ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  それでは,鬼木議員の質問にお答えいたします。 私は,最初の観光の問題でありますが,観光庁のガイドラインに沿って見直しができているか,また天守閣への訪問は中国語圏の人が多いが,中国語表記がとても乏しく今後見直しをしないのか,そして最後に,やさしい日本語バージョンのことも検討してみてはということであります。 まず,この観光庁のガイドラインですが,これは御指摘のように,平成26年3月に観光地,道路,公共交通機関など各分野に共通するような指針を取りまとめたもので,私も昨日見てみました。平成26年3月というと,その年の秋にESDに関するユネスコ世界会議が開催されるということもあって,岡山市では早速関係部局間でガイドラインの情報共有を図っております。そして,中心市街地活性化政策パッケージの一環として,道路標識,歩行者案内板の施設名称,多言語表記の統一化に取り組んだわけであります。当時有名になったのは,例えば川の名前で,「旭川」というと,これが「ASAHI RIVER」なのか「ASAHIGAWA RIVER」なのか,こういったことを統一的にやっているので,そこは大分できていると聞いております。 岡山城のリニューアル等に際しても,このガイドラインを有効に活用しながら,外国人に優しい案内表示に努めていきたいと思っております。 やさしい日本語についても同じでして,例えば「断水」といった場合,日本人はわかりますが,なかなか外国人はわからない。これは「水が出なくなる」と。また,「現金」というのは確かにわかりにくいのかもしれない。これは「お金」と。こういうやさしい日本語というのは表記する上で非常に重要なことだと思います。十分配慮して対応していきたいと思います。 ◎鉄永正紀政策局長  観光サイン,案内サインと観光の項,まちしるべの多言語化の拡大についてお答えいたします。 岡山歴史のまちしるべは,市内のさまざまな地域の歴史や文化の由来を現地で紹介する説明看板として設置を進めており,議員御意見の多言語化につきましては,市内中心部に設置した看板のうち,外国の方も含めて多くの来訪者の方が訪れる駅前から岡山城に至るルートの5基についてQRコードを張りつけ,英語,中国語等による情報提供を行っており,今後も引き続き観光ルートなど必要性を勘案しながら,こうした取り組みの拡大を図ってまいりたいと考えております。 ◎山本修司産業観光局長  同じ項,まずパンフレットの作成に当たって,韓国と中国,それぞれの特性に応じたものをとの御質問です。 岡山の歴史・文化資源の紹介に当たっては,できる限り普遍性を持った価値観をわかりやすく伝えていく必要があり,韓国や中国へも同様の視点に立って情報発信していきたいと考えています。 次に,体験型メニューや農泊についての御質問です。 岡山型ヘルスツーリズム拠点化事業では,着物の着つけ,すしづくり,果物狩りを初め,真庭市でのスノーシューやリバートレッキング,吉備中央町でのジャムづくりなど,これまで30件の観光メニュー化を行っています。また,昨年度実施した農業・農村資源の基礎調査の結果を踏まえ,今年度は農泊を含め,観光資源としての活用の可能性があると思われるもの9件を抽出し,観光の専門家を現地に派遣し農業者の聞き取りを行うとともに,ことし1月には,市内在住外国人17名によるモニターツアーも実施し,外国人の視点からさまざまな御意見をいただいており,引き続き観光資源化に取り組んでまいります。 次に,在住外国人の皆さんの力をかりての観光まちづくりについての御質問です。 岡山市外国人市民会議の提言等も踏まえ,例えば岡山型ヘルスツーリズム拠点化事業では,マレーシア,インドネシアからの留学生を中心とするネットワークを形成し,ピーチマーク認定店舗等を訪問し,アドバイスやSNS等を活用した情報発信に御協力いただいています。 また,岡山大学との連携協定に基づき,国際会議サポートスタッフとしても留学生の方々に活躍していただいており,引き続きこうした在住外国人の皆さんとの協働に努めてまいります。 この項最後に,外国人に向けた吉備路のサイクリングツーリズムやESDツーリズムの可能性についての御質問です。 台湾,香港を中心にサイクリング人気が高まり,また吉備路のレンタサイクルの利用状況では利用者の約半数が外国人であることなどを背景に,都市整備局において吉備路自転車道をよりわかりやすく利用していただく取り組みを進めており,こうした取り組みとも連携しながら吉備路観光のPRをしてまいります。 また,ESDに関するユネスコ世界会議開催の際のエクスカーション等で案内した市内の地域資源が現在市のホームページの中のESDおすすめ観光スポット一覧で紹介されており,また昨年観光庁とともに開催した国際観光シンポジウムで取り上げたテーマである「城と庭,水と緑,そして人」という地域の自然や歴史性を踏まえた実践によって生み出されるものも重要な観光資源であると考えています。 以上です。 ◎中原貴美岡山っ子育成局保育・幼児教育担当局長  2,就学前教育と多文化共生の項,市内保育園等の外国籍の子どもの人数,親のどちらかが外国にルーツを持つ子どもの人数,言葉や文化,習慣の違い,給食などへの配慮や支援はとのお尋ねにお答えします。 子どもの入園に際し,保護者の国籍は確認しておりませんが,わかっている範囲で,両親とも外国人,またはどちらかが外国人である子どもの人数は,平成29年4月の時点で,公立では保育園108人,認定こども園12人,幼稚園13人です。保育園,幼稚園,認定こども園の職員は,子どもが暮らしていた国の言語や生活などに関心を持ち,挨拶や簡単な言葉かけに母国語を使うなど,子どもや保護者が安心できるかかわりを心がけております。また,言葉が通じない場合は,身ぶり,手ぶりを交え,個別にゆっくりと話したり,簡単な絵を描いて示したりするなどの配慮も行っております。 給食を提供している保育園や認定こども園では,宗教上の理由で食べられない場合は,除去食等,保護者に丁寧に話を聞きながら対応しております。 次に,多文化共生教育についての園での取り組みについてです。 さまざまな背景を持った子どもが生活をともにすることは,異なる習慣や行動様式を持った友達とかかわり,それを認め合う貴重な経験につながると考えます。このことは,子どもが一人一人の違いに気づき,それを受け入れたり,自他の存在について考えたりするよい機会にもなります。園では,その中で一人一人がかけがえのない存在であるということに気づくよう促しております。 次に,園での生活や行事についてのわかりやすい多言語説明書や園にまつわる書類の多言語化,日本語化が必要ではないか,支援担当が必要ではないか,公立や私立の保育士や教諭への研修はどのように行っているかとのお尋ねにお答えします。 保護者が外国籍の家庭には,それぞれの実態に応じて,園から配付する印刷物にルビを振ったり,その内容をわかりやすく話したりするなど,個別に対応しております。保育園や認定こども園においては,家庭支援担当職員が担任と一緒に細やかな言葉かけ等の対応をしております。 子どもの国籍や文化の違いを認め,互いに尊重する心を育てるようにすることや,家庭の状況に応じて個別の支援を行うことの大切さについては,新しい保育所保育指針,幼稚園教育要領,幼保連携型認定こども園教育・保育要領にも定めてられておりますので,公私立ともにその説明会等においてお話をさせていただいております。 以上です。 ◎鉄永正紀政策局長  イノシシ,中山間地域の項,地域の未来づくり推進事業においてジビエ拡大はどのような形が考えられるかとのお尋ねにお答えいたします。 地域の未来づくり推進事業は,持続的に活動できるコミュニティービジネスを創出し,地域の課題解決を目指すものです。対象となる活動の柱の一つとして地域活力創出の活動があり,ジビエを活用した他都市の取り組み事例としましては,捕獲した野生鳥獣の加工処理施設を運営し,加工まで行ったものをレストラン等へ販売している例や,商品開発とともに商品を生産する施設を運営し,販売活動を継続している例などが挙げられます。 地域の課題解決につながる持続可能な活動の創出を目指す上では,地域において現状や課題などについて話し合っていただくことが重要となりますので,市としましても,計画検討などへの支援を行ってまいりたいと考えております。 ◎山本修司産業観光局長  同じ項,まず来年度から変わる捕獲補助金や補助金の申請方法についての御質問です。 捕獲補助金については,平成30年度から県費部分の対象期間が,猟期──11月15日から3月15日でございますが──については廃止され,逆に非猟期については,従来対象期間が7,8,9月の3カ月であったものが3月16日から11月14日までの8カ月間に拡大されます。また,国庫補助部分は,対象期間についての変更はありませんが,申請時の確認方法について,捕獲したイノシシの証拠写真の向きが撮影者から見て頭が左向きから右向きに,確認部位が,両耳と尾から尾のみになり,また捕獲個体にスプレーによるマーキングをすることが追加になります。なお,単市部分については変更ありません。 次に,(仮称)鹿・イノシシ室を設けて専任の職員をとの御質問です。 現在,本庁農林水産課を中心に,各区役所農林水産振興課や非常勤の特別職として設置した岡山市鳥獣被害対策実施隊とも連携して総合的な有害鳥獣対策に取り組んでおり,引き続き現体制を有効に機能させることに注力してまいります。 次に,イノシシ,鹿のジビエ率ですが,岡山市で捕獲されたイノシシ,鹿のジビエ率は把握しておりません。 次に,ジビエ肉の販路拡大に向けて,マルシェのマッチング以外にどのようなことができるかとの御質問です。 県では,今年度,ジビエメニューを提供する飲食店や精肉店,また家庭で手軽につくれるレシピを紹介した冊子「おかやまジビエガイド」を発行しており,こうしたガイドブックも活用しながらジビエのPRに努めてまいります。 次に,全ての実施隊員に活動要請があったのか,実績はとの御質問です。 実施隊への活動要請は,隊員それぞれに行うのではなく,地域からの被害相談を受けた区役所,支所から実施隊の地区隊長に行っており,地区隊長及び班長の状況判断により必要に応じた人員で活動されていると承知しています。 活動実績としては,被害地区の現地確認,草刈りなど環境整備に関する指導,侵入防止柵の設置,管理に関する指導,助言,住宅地等へ出没した際の緊急出動などの報告を受けています。 次に,計画的な指導,助言,啓発に取り組むべきでは,またそのために職員も実施隊のメンバーになるべきではとの御質問です。 被害地域からの要望に応じ,実施隊員と職員とで出前講座を開催し,また被害地域からの相談に対しては必要に応じ,区役所,支所の職員が実施隊員に同行し対応に当たっており,引き続き実施隊と連携しながら被害対策に取り組んでまいります。 この項最後に,ICT活用についてどう考えるか,国からどんな補助があるかとの御質問です。 ICTの活用については,捕獲柵に取りつけたカメラやセンサーによる遠隔監視・操作など既に実用化されたものについては,見回り作業の省力化等につながるものですし,今後他の有効活用が図られる可能性があると考えています。 国の補助としては,ICT等新技術の実証に対する支援事業があります。 以上です。 ◎荒島茂樹市民生活局長  4,新斎場の項に順次お答えいたします。 まず,2018年度予算にはどのような予算が計上されているかとの御質問です。 平成30年度当初予算に計上の新斎場整備に係る主な予算といたしましては,進入路等のインフラ関連整備に9,500万円,水質など環境関連分析調査委託に3,300万円余,集会所等生活環境向上のための補助金に5,400万円余,水道管敷設負担金3,500万円余など,合計で2億2,000万円余となっております。 また,新斎場整備事業推進協議会で話し合われ,改修する馬屋上学区内の道路,水路などの改修には,土木費に6,200万円余,農林水産業費に2,100万円余を計上しております。 次に,小畑地区の住民への説明は2017年度に何度行われたかとの御質問でございます。 小畑地区の住民の皆様に個別の説明は行っておりませんが,馬屋上学区説明会などを通じて御質問等をお受けしております。 次に,塩化水素の拡散シミュレーションについてでございます。 火葬炉排気ガス中の塩化水素対策につきましては,火葬炉など新斎場施設の設計が完了した段階で排気ガスの拡散シミュレーションを行い,適切に対応してまいります。 次に,事業者の選定方法についての御質問です。 事業者の選定は,岡山市建設工事総合評価一般競争入札の試行に関する要綱に基づきまして,総合評価一般競争入札を実施し,総合評価を行う過程で,専門的な立場から学識経験者の意見をお聞きする予定としております。 以上です。 ◎山上晃稔環境局長  同じ項,基礎工事のガイドライン適合性判断は誰がどのようにするのかとのお尋ねでございます。 廃止した産業廃棄物最終処分場の形質変更に当たっては,生活環境保全上の観点から,廃棄物処理法施行規則において廃棄物を飛散,流出させないこと,埋立地から可燃ガス等が発生する場合は必要な措置を講じること,形質変更に伴い汚水が発生する場合は水処理及び必要な措置を講じること,形質変更の工事期間中は放流水の水質検査を行い,また異常時には必要な措置を講じること等基準が定められており,具体的な施工方法は最終処分場跡地形質変更に係る施行ガイドラインにおいて解説されております。 環境局では,形質変更届が提出された場合は,工事計画が廃棄物処理法施行規則及びガイドラインへ適合するか否かの判断をいたします。なお,必要に応じて専門家等の意見を聴取することも検討してまいります。 以上でございます。     〔24番鬼木のぞみ議員登壇〕 ◆24番(鬼木のぞみ議員)  順不同で失礼します。 新斎場から伺います。 まず,住民の皆さんと言われたんですが,私は町内会の皆さんというふうにお聞きしたのですけれど,どちらにしても個別には行っていないということで,最も近くにいらっしゃる方々なのに,さっき言われたいろんな予算そういうことも御存じないのではないかと思いますし,昨年10月の推進協議会と岡山市が協定を結んだという大きな出来事についても,テレビを通して知って驚いたということです。真摯かつ丁寧にと言われるならば,事前に話に行くべきではないのでしょうか。何とか理解を得られるよう,足を運んで努力されるべきではないかと思いますが,どのように思われますか。小畑町内会と真摯かつ丁寧に話し合いを重ねてください。 次に,塩化水素の分なんですけど,設計の後で考えていくみたいなことなんですが,シミュレーションで,そういうような事実があったから,そういうふうにきちっとつくってくれとしっかりと事業者に促すべきだと思いますが,どうでしょうか。それと,性能試験においても検査しますので,そこについてもお尋ねいたします。しっかりしてください。 次に,事業者の選定に当たっては学識経験者の意見を聞くと言われていますけれども,どんな学識経験者なのか,産廃処分場についての環境面はどういうふうにされるのかお聞きいたします。あと,火葬場についても。 入札説明書等に関する質問への回答で,学識経験者の氏名,役職等の属性は入札前も後も公表の予定はないと書いてありました。入札の前ならわかるんですけれども,後に公表しないのはなぜですか。 あと,評価点数は全て公表されますか。 着工に当たっての形質変更については,必要に応じて専門家に聞くみたいなことなんですけれども,今までこういう産業廃棄物の上に火葬場を建てるようなことを岡山市の職員は経験していないと思うんですけれども,果たしてそういう職員がいるのですか。 住民は安全性に不安を持っていますが,何をもって支障がないと岡山市は判断するのですか。 また,専門家については,不安を持っている住民の方が納得のいく人を選んでほしいと思いますが,いかがでしょうか。 次に,観光についてお聞きします。 私,岡山市でもガイドラインをつくりませんかという質問をしたように思うんですが,私がもしかして聞き漏らしているのかもしれませんので,教えていただければと思います。 ESDの世界大会の前に見直していただいたということで,確かに道路標識とか,かなりローマ字の表記とか変わってきているなと思うんですけれども,私,この間2回ほど岡山城に行ったんですが,まず入ったら「足元注意」と大きく書いてあるんです。それは漢字で書いてあるだけなんですね。ガイドラインによると,禁止,注意を促すものについては多言語化やピクトグラムのサインが必要,すぐに行わないといけないということなので,ぜひもう一度このガイドラインを意識して,岡山城だけじゃなくて,各観光地を外国人の皆さんと一緒に点検していただきたいと思いますが,いかがでしょうか。 そしてまた,観光は,市民も含めた取り組みが必要で,多言語化についても民間事業者に働きかけることが必要だと思いますが,マニュアルをつくって意識的に働きかけられませんでしょうか。 倉敷では,2015年度から,外国人観光客に楽しんでいただくために,お店の看板やメニュー表やパンフレットを多言語化する施設へ補助金を出しています。50万円が上限で2分の1補助なんですけれども,岡山市ではこれからの課題だと思います。取り組みをしておられますか。マニュアルやこうした補助金は啓発にもなり,ぜひ検討していただきたいですが,いかがでしょうか。 次に,就学前教育と多文化共生です。 私は,この間,意見交換をしながら,岡山市の保育園,結構頑張って取り組んでいるなと本当に感心いたしました。支援担当職員をきちんと配置したりとか,アレルギーの子どもさんの保護者ときちんと話をして,人数が多くなったらそのための臨時職員をつけるとかということで,ぜひこれはこれからも進めてほしいなと思うんですが,またそのことを幼稚園とか私立の保育園,幼稚園にもしっかり広げていっていただきたいなと思います。お話を聞く限りでは,私立の保育園,幼稚園のことについては余り把握されていないようでしたので,そこのところをしっかりしていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。 あと,多言語化や説明書きについても,私ちょっと聞き漏らしたのかもしれませんが,外国人保護者にとって,保育園,幼稚園は日本社会でのスタート時期であって,いい形でスタートを切ってほしいので,幼稚園,保育園の説明書の多言語化とか,学校はつくっておりますので,そういうものをぜひしてください。 保育士さんや教員の方は経験的にすごくたくさんのことを御存じなんですけど,今局長が言われたことをペーパーにして,そしてマニュアル化して,保育園,幼稚園や私立のほうにもしっかり働きかけてほしいです。その際には,ぜひ外国人保護者にもヒアリングをしてほしいので,よろしくお願いいたします。 両親とも日本語が通じなくて,SOSの声を聞くことがありますが,そういった場合,国際課と連携して応じてくださるのでしょうか。また,岡山県国際交流協会は通訳ボランティア派遣制度を持っています。御利用されませんか。 次に,イノシシ,中山間地域ですけれども,この4月に岡山市鳥獣被害防止計画が改定されます。3年間の計画です。岡山市としては,さらに取り組みを進めるためにこの計画に何を盛り込まれますか。イノシシの捕獲頭数とかを新しい計画ではどれぐらいふやされるでしょうか。 また,地域ぐるみで取り組むというふうに計画にあるのですが,これを実際に進めていただくためにしっかりしていただきたいなと思います。 以前よりお伝えしているんですが,若い猟師の方と話していると,費用的な面でも,また猟期外でも,夏だけでも切り分けて捕獲補助金を出してほしいという声が多いので,アンケートをとってみられませんか。対応していただけませんか。 以上,よろしくお願いいたします。 ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  最初の私の答弁,ちょっと言い足らなかったかもしれません。 確かにESDの会議の前に我々が整理したものは,歩行者案内板についてのものであります。そこでも,観光とも連携しながらというような文章は入っておりますけれども,若干そういう面では偏りがあるかもしれません。これから多くの外国人観光客の方が来られると思います。その対応をしていかなきゃならないということで,どういうのが最も望ましいのかということを考えて,研究していきたいと思います。 以上です。 ◎荒島茂樹市民生活局長  新斎場の項で,再質問について逐次お答えいたします。 まず,話し合いをちゃんとやってもらいたいがという御質問でございます。 先ほど,2017年度の話し合いはどうだったのかという御質問でしたので,特に説明会以外はということでお答えいたしましたが,それ以前には,小畑地区の皆様方も含めていろいろ話し合いはさせていただいております。 今後,必要があれば,適切な時期に必要な事項について,これまで同様,お伝えさせていただこうと思っております。 それから,塩化水素の拡散シミュレーションにつきましては,前回の調査結果を今後新たに調査を行う業者のほうにちゃんと伝えていきたいと思っております。また,性能試験についてもちゃんと行ってまいります。 それから,事業者の選定に当たって,どのような専門家を予定しているのかという御質問ですけれども,これにつきましては,いわゆる廃棄物処分場であるということと,それから環境問題等もございますので,環境の専門家,それからユニバーサルデザイン等についても考えていかなければなりませんので,建築の専門家などを考えております。 それから,専門家の名前について,事後に公表する必要性はないと思っております。 以上です。 ◎中原貴美岡山っ子育成局保育・幼児教育担当局長  幼稚園で支援する人をもう少し充実させてはというお尋ねがあったと思います。 幼稚園では学校支援ボランティアの活用ができるということを必要な方にはお知らせしたいと思います。 次に,私立のほうへもっと周知を図るべきではというお尋ねです。 私立も加入しております岡山市家庭支援推進保育地域連絡会,こういった会合もございます。そういった席で,情報交換というか,お互いに何ができるかお話ができたらと思っております。 それから,就学前はスタート時期だということで,多言語の説明書などを作成してはというお尋ねです。 実際のところ,1対1で,フェース・ツー・フェースでお話を伺って,どういった支援がその人に必要かというのを把握するのが一番大切かとは思っているんですけれど,これまでのノウハウなどもございますので,済いません,マニュアル化のお尋ねもあったと思いますが,そういったことをきちんと伝えられるように工夫をする必要があると思っております。 そして,最低限のものについてはルビを振るであるとか,少し言語に工夫するとか,それは徐々にではあると思いますが,やっていきたいと思います。 それから,言葉に本当に困ったときにどうするかというと,やはり国際課の通訳さん,多言語通訳というんですか,そういった方の協力もいただいて,実際に窓口に来られて話に困ったときにはお願いしているケースもあると思いますので,そこは連携というか,サービスをきちんと提供できるように,協力していきたいと思います。 以上です。 ◎山本修司産業観光局長  まず,多言語化につきまして,岡山城天守閣,それから民間に働きかけをという2点についてお答えさせていただきます。 岡山城に関しましては,観光庁のガイドラインが出されて以降,周辺の案内看板等にピクトグラムを豊富に活用しまして,看板のリニューアルなどを行っておりますが,議員御指摘のように,岡山城の中についてはなかなか十分でない面もあろうかと思います。今後,大規模なリニューアルも想定されておりますので,その際には抜本的な見直しを行っていきたいと思っておりますが,ただその間,一定の点検をいたしまして,現状で対応できる部分については対応していきたいと。その際に,外国人の方の意見が聞けるような状況であればその意見も聞いてみたいと思っております。 それから,民間への多言語化の働きかけにつきましては,倉敷市の補助の御紹介もございましたが,岡山市のほうでは,株式会社ぐるなびと連携協定を平成28年に結んでおりまして,ぐるなびと協働事業ということで,市内の飲食店等を中心にインバウンド対策セミナーを行ったり,あるいは個々の店舗のメニューの多言語化というのを実施してきております。これはぐるなびのほうでの対応になりますが,現在聞いているところによりますと,昨年末で300件近い店舗の多言語化ができているとお聞きしております。 それから続きまして,イノシシの関係での御質問です。 まず,議員御指摘のように,岡山市鳥獣被害防止計画につきましては3年ごとの見直しとなっておりまして,このたび平成30年度から向こう3年間の見直しを行う予定にしております。その際,まず捕獲頭数をふやすのかという御質問です。 先ほど議員の御紹介にもありましたように,平成28年度に総合的な対策を講じました結果,イノシシの捕獲頭数も初めて3,000頭を超えまして,前年度などから大分捕獲頭数もふえております。そういった実態も踏まえまして,ふやす方向の見直しを行っていきたいと考えております。 それから,地域ぐるみでの対策をというお尋ねにつきましては,平成27年度から,出前講座を実施しましたり,あるいは市の広報紙なんかも活用して広報,啓発に努めているところです。やはり小さい地域ごとに環境整備に関する啓発を行うということの必要性を感じておりますので,今申し上げたような点を見直しの中で盛り込んでいきたいと考えております。 それからあと,捕獲補助金の分割支払いについてアンケートをとってみないかというお尋ねです。 一昨年度,猟友会の駆除班の班長さんが集まる会議で聞き取りを行ったところ,その時点では現行どおりでいいという声が多かったように聞いておりますが,状況などは変わっていきますので,その都度その都度現場の声というのはしっかりお聞きしていきたいなと思っております。 以上です。 ◎山上晃稔環境局長  廃止した産業廃棄物最終処分場の形質変更についてということで再度の御質問をいただきました。 形質変更ということでは,一連の答弁の中で申しましたけれども,廃棄物処理法施行規則及びガイドラインに適合するかどうかのチェックを行うという形になっております。特に最終処分場跡地形質変更に係る施行ガイドラインは,法に基づいて,廃棄物が地下にある土地の形質の変更を行う場合に必要な施工方法を記述したものだということで,これに基づいて,我々のほうはそれに適合しているかどうかの確認をするという形になります。我々のほうでこの内容に不明な部分がある場合は,先ほど申しましたように専門家の意見を聴取するということで対応させていただきたいと思っております。 以上でございます。(「済みません,答弁漏れがあるんですけど。市民生活局への質問で,評価点数は全て公表されますかというのが落ちていたんですけど」と呼ぶ者あり) ○宮武博議長  市民生活局長,答弁漏れ。(「環境局長に,専門家は,私住民が納得するような専門家をお願いしたいということをお伝えしたんですが」と呼ぶ者あり)市民生活局長,答弁。 ◎荒島茂樹市民生活局長  失礼いたしました。 入札点数の公表につきましては,要綱に基づきまして,必要なものについては公表を適切に行ってまいりたいと思います。 以上です。 ◎山上晃稔環境局長  失礼いたしました。 このガイドラインに適合するということ,それ自体で恐らく地域の皆さんにも御安心いただけるんじゃないかと考えております。 以上でございます。     〔24番鬼木のぞみ議員登壇〕 ◆24番(鬼木のぞみ議員)  まず,イノシシについてなんですけれども,現計画がつくられたちょうど3年前の2月議会で,市長がここでイノシシ対策はど真ん中の施策だと思っているということを言ってくださったんで,それからできた計画で,この間,成果もあったと思います。このイノシシの問題は,中山間や自然とどう向き合うかということですごく大切なことで,新しい計画を控えての思いとか決意のほどを聞かせていただきたいと思います。 あと,なぜ学識経験者の名前とかそういうものが公開されないのか。 あともう一つ,必要なものについては点数を公開すると言われたけど,必要でないものって一体何なのか,そこのところをお聞きしたいと思います。 どうぞ皆さん,よろしくお願いします。 ありがとうございました。 ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  鳥獣対策についてのお尋ねであります。 何年度かちょっと忘れましたけれども,この議会でも随分,特にイノシシを中心とした鳥獣被害の話があったというのは覚えております。そういうことも踏まえて,たしか予算の見える化で当初各会派を回らせていただいたときも,各会派からもこの鳥獣被害の問題が多く言われたのを記憶しております。そういう面で,特に力を入れていかなければならないということで,その当時の予算についても大幅にアップをさせていただいた覚えがございます。その精神というのは決して変わっているわけではございません。これからも鳥獣被害対策に対して全力で取り組みたいと思います。 以上です。 ◎荒島茂樹市民生活局長  まず,専門家の名前の公表でございますけれども,専門家に聞いた意見の内容というのは,これは大変重要なことでありますので,当然公表していくことになるんですけれども,個人を特定する必要はないと考えております。 それから,ちょっと私の説明,言い方が悪かったのかもしれませんが,点数の公表などに関しましては,入札要綱に基づきまして必要な対応を行っていくということでございます。 以上です。 ○宮武博議長  以上で鬼木議員の質問は終わりました。(拍手) 次は,順序に従いまして林敏宏議員。     〔3番林敏宏議員登壇,拍手〕 ◆3番(林敏宏議員)  皆さんこんにちは。公明党岡山市議団の林敏宏です。 質問に入ります前に,午前中,柳井さんのほうからきょうは奇跡なんだという話ですね,各会派から1人ずつ登壇があるということで。さっき昼にちょっと確率の計算をしてみたんですけど,計算が間違ってなければ約1万分の1の確率ということで,計算が合っているかどうかわからないですけど,そういうふうな数字が出てきたんで,ああ,まさしくそうなんだなというのをちょっと実感して,きょうここに立たせていただきました。 それとあと一つ,ここで御紹介させていただきたいんですけれども,代表質問のときに,おかやま創政会の太田さんのところで,トップチーム支援でTリーグの話が出ました。個人質問では吉本さんのところでも話が出ました。岡山からそういったチームが出てくるというふうなことは大変うれしいなと思っているんですけども,実は今私が住んでいる場所の裏に三友寺というお寺がありまして,この1月から下の娘が保育園に入りまして,そちらのほうでお世話になっているんですけれども,毎朝そこに送っていくときに,そこの三友寺の入り口のところに実はこういうものがありまして,ちょっとそれを紹介させていただこうと思うんですが,「ピンポン伝来の地岡山」という碑があるんですね。どういうことが書かれているかというと,旧制第六高等学校に明治32年に岡山に来ていた英国人のエドワード・ガントレットさんという方がそこの三友寺に寄宿していたと。そのエドワード・ガントレットさんの奥さんの弟さんが,実は「赤とんぼ」で有名な山田耕筰さんなんですけども,その山田耕筰さんが13歳のときにお姉さんを頼って岡山に来て,そこでエドワード・ガントレットさんから作曲とエスペラント語と,あとピンポンの指導を受けていたというふうなことが書いてあります。山田耕筰さんも後に自叙伝でそういうふうに受けたということを書いてあるから,実はここが伝来の地なんだということを書いてあるんですけども,よそには,明治35年に卓球を伝えたといわれる方が実はいらっしゃいますが,その自叙伝を捉えるとそれよりも3年早いということで,日本で一番最初にピンポンが伝わったと証明できるものだということで,平成18年に県の卓球協会がそこに碑を建てています。そういった意味では,ピンポン伝来の地である岡山からTリーグに参加するということは,何か縁があるんかなというふうなことも,ちょっと実は質問を聞きながら感じておりました。 紹介はさておき,通告に従いまして,その奇跡の日の最後の登壇と質問をさせていただこうと思います。 大きな1番,岡山の観光施策について。 本市の観光客数は,インバウンドの好調さもあり,平成28年は829万人とふえてきています。本年は,瀬戸大橋開通30周年,岡山空港開港30周年の記念の年となります。また,訪日外国人の中でも,台湾の方々には岡山も人気が高く,多くの方にお越しいただいています。ことしの夏には,岡山-台北線で土曜日の便がふやされ,毎日運航となることも決定しました。本市においても,これらの機会を有効に使い,観光客の増加につなげていきたいものです。 以下,伺います。 (1)瀬戸大橋開通30周年,岡山空港開港30周年の記念イベントを岡山県や倉敷市も行いますが,本市もこれらの機会を捉えて誘客を行うべきと考えます。どのように取り組みを進めていくのか,お尋ねします。 (2)台湾便の毎日運航などにより,台湾へのより一層の誘客プロモーション強化が必要ではないでしょうか。インバウンド施策の方針をお伺いします。 (3)岡山連携中枢都市圏の取り組みとして,岡山型ヘルスツーリズム拠点化事業を進めています。東南アジアからのムスリムの受け入れ体制の整備や温泉,農業体験や郷土芸能,軽スポーツ体験など,観光メニュー化はどのようになっていますか,お聞かせください。 (4)先日,日本最大の前方後円墳,仁徳天皇陵古墳──大山古墳と言いますけども──を含む大阪府の百舌鳥・古市古墳群を世界文化遺産に推薦し,来年夏のユネスコ世界遺産委員会での登録を目指すとの報道がありました。 本市には,御存じのとおり,造山古墳があり,県内では最大,全国で築造された前方後円墳5,200基の中で4番目に大きい規模の巨大古墳です。墳丘に立ち入りできる古墳としては全国最大規模になります。 ア,文化財として,主墳に対しての取り組み状況をお聞かせください。 イ,今後の機運の盛り上がりも考えられることから,古代ロマンを感じていただける岡山の観光スポットとしてしっかりPRを行ってはと考えます。当局の御所見をお聞かせください。 (5)先日,岡山駅東西連絡通路のフラッグポールへのデジタルサイネージ等設置事業者募集の発表がありました。企業の広告とともに市の情報を流すことも予定されているそうですが,当然県外や国外からの来訪者にも目につくようになります。観光面での利用についてはどのようにお考えでしょうか。 (6)冬場のにぎわいの創出で西川のイルミネーションを行っていますが,現在下石井公園までで終わっています。土産物販売関係者や観光客の方からも,もう少し南にも拡大してほしいとの声を聞きます。今後検討してはどうかと考えますが,御所見をお伺いします。 (7)観光面でお隣の倉敷市と連携や協力について,現在どのような取り組みが行われていますでしょうか。また,今後何かお考えがありますか,お尋ねします。 大きな2番,若者の活躍推進について。 先日,森山議員の質問に対して市長から,地域活性化の成果を上げるためのポイントとして,よそ者,ばか者,若者,外からの視点,さまざまな方のトライなどの答弁がありました。 平成27年9月議会で若者のチャレンジを応援する取り組みについてお尋ねしたところ,市長から岡山市として何をすればよいのかじっくりと考えていきたい,その必要性は痛感しているとの答弁をいただきました。 過去,市長と大盛トークでは,学生や若手就農者,時には中学生など,若い世代の方々との接点をつくられてこられました。現在の岡山市の取り組みを見ても,以前より若い世代がかかわるものがふえたように感じています。 以下,お尋ねします。 (1)本年度の新規事業として大学生まちづくりチャレンジ事業が始まり,先日はその報告会が行われました。今年度は,7大学12グループが採択され,地域活性化や課題解決に取り組み,特別賞3つと大賞1つが選出されました。私も会場で学生さんたちの発表を聞かせていただき,どれも大変すばらしい取り組みばかりでした。来年度も予算計上され,参加枠が広がるとのことで,今年度よりもさらに多くの応募と取り組みが行われるものと期待しています。 こういった事業で重要な点は,育てるという考え方で関係者がかかわり,それを共有していくことだと考えます。 ア,まずは,この事業について市長の率直な感想をお聞かせください。 イ,今回参加した学生や大学からはどのような声が上がっていますか,お聞かせください。 ウ,今年度は事業スケジュールに厳しいものがあったように思いますが,今年度の取り組みから変更されるものはありますか。今後の事業展開について当局のお考えをお聞かせください。 (2)もう一つ今年度より始められた事業に,若手職員のアイデアを事業に生かすおかやま若手政策実現プロジェクトがあります。3つのテーマに分かれ政策立案が行われ,昨年10月には政策の発表があったそうです。内容によっては,来年度以降の事業化や制度への反映も考えるとされていましたが,その後の展開についてお聞かせください。 また,来年度以降の事業についてはどのようにお考えでしょうか。 (3)さらに,これも初企画として,この2月には,在学中の学生と地場企業に勤める若手社員との交流会「岡山ワクワクWORK Cafe」が開催されています。地元企業への関心を高める狙いで行われたそうですが,学生側,会社側は参加者としてどのような感想を持たれていますか,お聞かせください。あわせて,当局の手応えもお聞かせください。 いよいよ学生たちの就職活動が本格化しました。この企画で岡山市の企業への就職につながればと期待していますが,今後の取り組みについてはどのようにお考えでしょうか。 (4)以上,申し上げました事業以外にも,本市はさまざまなイベントや事業で参加者を募っています。若い方々にも多く参加していただいて,岡山市の魅力を感じ,体験していただければ,岡山のまちへの関心も高まってくるものと考えます。そのためにも,若い世代へ届く情報発信,情報提供の工夫や参加に向け申し込みしやすい環境整備を検討すべきと考えます。御所見を伺います。 (5)昨年7月,奉還町商店街に「WASAO SPOT」がオープンしました。WASAOとは,若者の参画するまち岡山の通称で,NPO法人と市選管が主催で,中高生が気軽にまちや政治について触れ,語ることができるフリースペースです。大学生が運営し,既にさまざまな企画が行われており,若者の岡山のまちへの参画に一役買っていただいています。 市選管が主催としてかかわっておられますが,他部局も行政側として積極的にかかわれば,これからを担う若者のまちづくりへの関心や主権者意識の向上にもつながると考えますが,御所見をお聞かせください。 以上で1回目の質問を終了いたします。 御答弁よろしくお願いいたします。(拍手) ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  それでは,林議員の質問にお答えしますが,岡山がピンポン伝来の地だとは思いませんでした。こういうことをやっていると多分いろいろなものが広がっていくような気がいたします。 私は,大学生まちづくりチャレンジ事業について,率直な感想,また学生,大学からの声は,そして今後の事業展開,これらについて一括してお答えしたいと思います。 ことしの大学生まちづくりチャレンジ事業,初年度ということもあったのか,私は大きく盛り上がったんじゃないかなと思っております。林議員もうなずいていただいているように,本当によかった。山陽新聞も毎日連載してくれたりして,その周知を図っていただいたりしたこともあるんだろうと思います。 このまちづくりチャレンジ事業とは何のためにやっているかというのが,これ結構重要なんじゃないかなと思うんですが,1つは,やっぱり学生が地域の団体などと一緒になって行動することで,地域への愛着を深めていく,そして市内に定着していけばもっといいわけですけど,こういう効果なんじゃないかなと思うんです。全体で12のグループがあったんですけれども,我々が見ている限り,この点については,もう全てのグループがそういう雰囲気になっているという感じがいたしました。 もう一つの効果が,この柔軟な発想でさまざまな地域の課題を具体的に解決していくということであります。これも,例えば大賞を受賞した山陽学園大学のチームでは,中区南部地域の地震・津波・洪水被害避難マップづくりというのに取り組んで,そして作成しているわけであります。議員もごらんになったですよね。非常にわかりやすい,見た目もかわいらしいものでありますけれども,結構住民の方が今持っておられるということもあって,そういう面では一歩を踏み出していただいているのかなと思います。もちろんこういう具体のものではなくても,イベントなんかでも,そこで単純に終わるんじゃなくて,次のステップになるということもあるでしょうし,そういう2つ目の点,地域の課題解決に向けての動きも私はある程度できているんじゃないかなと思った次第であります。 参加者からの声は,この事業が有意義であったとの回答が大学生の約8割,教員の約9割ということで,非常に高い率になっております。次に続く大学生の先導役になっていただきたいと思っているところであります。 来年度でございますが,今回のこの成果を踏まえて,岡山市外の大学のうち,岡山市と連携協定を締結または締結予定の川崎医科大学,また岡山県立大学など4大学を新たに対象に加え,取り組みの裾野を拡大することとしており,今後とも,こういう大学生の創意,アイデアを生かしたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 私からは以上です。 ◎山本修司産業観光局長  大きな1番,岡山市の観光施策についての項,まず瀬戸大橋開通30周年,岡山空港開港30周年の記念イベントの機会を捉えて誘客をとの御質問です。 瀬戸大橋開通30周年の記念事業として,来月,瀬戸大橋魅力再発見!フェスタが開催され,本市もこのフェスタに参加し,おかやま観光コンベンション協会とともに観光PRを行うこととしています。 次に,台湾へのより一層の誘客プロモーション強化が必要では,方針をとの御質問です。 台湾については,平成22年度から今年度で8年目になりますが,この間継続して現地の観光展等でプロモーションを行ってきています。また,平成28年度からは,訪日旅行客の7割を占める個人旅行客に重点を置き,宿泊予約サイトを活用した個人旅行客向けの宿泊促進キャンペーン事業にも取り組んでいます。 今後は,これまで築いてきた現地旅行社を起点とするブロガー等との幅広いネットワークを生かし,台湾国内でも本市の知名度がまだ低い台中や高雄へもアプローチを行い,さらなる誘客促進を図っていきたいと考えています。 次に,岡山型ヘルスツーリズム拠点化事業についての御質問です。 宿泊施設や飲食店等で岡山独自の認定基準を満たしたピーチマークの認定件数は,今年度末までに44件となる見込みです。なお,体験などの観光メニュー化については,鬼木議員に御答弁したとおりです。 次に,造山古墳のPRについての御質問です。 造山古墳は,毎年数多くの小学生が見学に訪れ,地元のボランティアガイドを通じて古代吉備の歴史を学ぶ場となっています。また,今年度,あさのあつこさんが執筆した短編集による新たな情報発信や,造山古墳を構成文化財とする日本遺産認定申請に向けた取り組みも行っているところであり,吉備路を代表する歴史資産として引き続き国内外へPRを行ってまいります。 次に,倉敷市との連携,協力についての御質問です。 倉敷市とは,平成16年度に「岡山・倉敷」観光推進協議会を設立し,平成27年度からは岡山・倉敷観光ガイド「イイこと発見!ハレルヤ旅」をPRツールとしながら,主に若い女性をターゲットとし,「かわいい」をテーマにした情報発信を行ってきています。 また,今年度は,広域観光キャンペーンとして,宿泊者を対象に空路利用への割引クーポンの配付や台湾,韓国での認知度向上プロモーションとして,ブログによる情報発信等を行っており,毎年度,民間企画の情報も収集しながら,創意工夫した取り組みを行っているところです。 以上です。 ◎菅野和良教育長  同じ項,造山古墳の主墳について,文化財としての取り組みを示せというお尋ねでございます。 造山古墳の主墳につきましては,平成29年10月に南東部一帯が国の史跡に追加指定されたところでありますが,古墳の範囲や附属施設についてはいまだ明らかになっていないことから,発掘調査を実施して,保存策を講じるためのデータを得るとともに,史跡指定地の公有化やのり面の土砂崩れ対策などを行っております。 また,発掘調査の現場を広く市民の皆さんに公開する説明会の開催や市役所市民ホールでの出土品の展示など,情報発信にも努めているところでございます。 以上でございます。 ◎大杉誠都市整備局長  同じ項,岡山駅東西連絡通路のデジタルサイネージの観光面での利用についての御質問です。 現在公募している岡山駅東西連絡通路へのデジタルサイネージについては,岡山の玄関口として多くの人が行き来する東西連絡通路において,民間活力を活用し,岡山市のPR動画やイベント情報を発信するとともに,民間広告を掲載することで連絡通路により一層のにぎわいをもたらし,歩いて楽しい空間としようとするものであります。 デジタルサイネージでの放映については,岡山市の公共枠を1割程度確保することとしており,その中で,観光プロモーション動画やファジアーノやシーガルズなどのイベント情報など,岡山市の魅力を可能な限り発信してまいりたいと考えております。 以上です。 ◎林恭生都市整備局都市・交通・公園担当局長  同じ項,西川のイルミネーションをもう少し南まで拡大できないかとの御質問です。 西川緑道公園のにぎわい創出と魅力発信を目的に,桃太郎大通りからあくら通りまでの間において西川パフォーマー事業を実施しており,その一環として西川イルミを開催し,今年度は昨年度より約1カ月間延長するなど,より多くの方に楽しんでいただき,冬の風物詩として定着してきたところでございます。 また,下石井公園に隣接するインターパークス里丘など,周辺でも民間によるイルミネーションが設置され,町なかの回遊性にも寄与しているところでございます。 今後,さらににぎわいを広げていくため,沿道や地域の方と一緒に中心市街地の魅力向上や活性化に向けた仕組み,運営方法などを検討したいと考えており,その中で,西川イルミの設置範囲についても検討材料の一つにしたいと思います。 以上です。 ◎福井貴弘市長公室長  大きな2番,若者の活躍推進についての項,若い世代に届く情報発信,情報提供の工夫や環境整備を検討してはとのお尋ねです。 市政情報については,幅広い層への発信が必要だと考えており,さまざまなツールを活用した提供を行っております。そのうち,若い世代への情報発信として,ホームページのモバイル対応やフェイスブック,ツイッターに加え,平成29年からユーチューブ,インスタグラムを開始し,SNSの活用に努めているところです。また,広報紙につきましても,学生への情報提供のため,現在5つの大学に配置しております。 今後も,若い世代への情報発信強化のための有効な方法について研究してまいりたいと考えております。 以上です。 ◎鉄永正紀政策局長  同じ項,おかやま若手政策実現プロジェクトの今後の展開と来年度以降の事業についてお答えいたします。 おかやま若手政策実現プロジェクトでは,今年度,各局区室から若手職員26名が参加し,精力的に議論を重ねました。10月に開催した活動報告会において,ワーク・ライフ・バランスに向けた働き方改革,大学生と町なかを結ぶイベントを生み出す仕組みづくり,耕作放棄地を持続可能な農地へと再生するアイデア,市民の方が訪れたくなる本庁舎待合スペースの改修等について意欲的な政策提案がなされました。これらの提案につきましては,全てが直ちに実現可能なものばかりではありませんが,事業化の可能性の検討も含め,関係部局において提案の趣旨を施策の参考として生かしていくこととしております。 参加職員へのアンケートでは,達成感を感じている,もっと能動的に仕事をしたいという意欲が高まったといった意見があったところであり,来年度の実施に向けて,テーマ設定や活動サポートのあり方などをさらに工夫してまいりたいと考えております。 ◎堤修治産業観光局産業政策担当局長  同じ項,「岡山ワクワクWORK Cafe」の参加学生・企業の感想及び今後の取り組みについてのお尋ねです。 市内企業で働く若手社員と学生が就職活動や仕事内容などについて気軽に話せる交流会を4回開催しました。学生からは,就活スタートへのよいきっかけとなり少し自身が持てた,年の近い若手社員と話すことができ,親近感が持て積極的に質問することができた,知らなかった企業を知ることができいろんな企業を知りたくなった,就職活動を頑張ろうと思ったなどの感想がありました。また,企業からは,学生と間近に話す機会は貴重であり,企業PRだけではなく若者が企業に何を求めているかなども聞くことができ,次回も参加したいなど意欲的な話がありました。今年度新規事業として取り組み,学生,企業から高評価をいただき,手応えを感じています。 今後も,若者の市内企業への関心を高め,地元就職につなげるよう,さまざまな事業に取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ◎桑島幹雄選挙管理委員会委員長  同じ項,若者の岡山のまちへの参画に役立っているWASAOの活動について,選挙管理委員会以外の他の部局もかかわればと考えるが所見をという御質問にお答えいたします。 若者が岡山のまちづくりに興味を持ち,それに参画することは,政治への関心を持つための第一歩であり,主権者意識の向上につながるものと考えております。 今年度,市民協働推進モデル事業で運営しております「WASAO SPOT」で行ったイベント「知っておきたい!2018年岡山のホットトピック!」の中では県庁通りの1車線化の話題を取り上げ,運営スタッフの大学生と参加した若者が一緒に議論することができました。その際は,都市整備局の協力をいただき,イベントの成功につながったところでございます。 今後とも,イベントの内容に応じ,関係部局の協力をいただきながら,若者の主権者意識の向上に努め,投票行動につながるよう努力してまいりたいと考えております。 以上でございます。     〔3番林敏宏議員登壇〕 ◆3番(林敏宏議員)  御答弁ありがとうございました。 順番にお話しさせていただきたいと思うんですけれども,観光のところで,実はきのう,議会が終わってから造山古墳に行ってきたんです。先ほどあさのあつこさんの短編集の話がありましたけども,あれを読んで行ったんで,もしかしてふっとおらんなったらどうしょうかなというふうなことも,読んだ人はわかるかもしれないんですけども,ちょっと行ってみて思ったんですが,そういった意味では,あさのあつこさんの短編集は本当にそういったことを感じていただけるいいツールになったんかなとも思いますし,より広くそういったことを感じていただける岡山市の一つの観光スポットになればいいかなと思いました。 行ってみると,あそこの駐車場のところにノートが置いていまして,いろんな方が来た感想をずっと書いてあるものがあったんですけれども,きのう読んでみると,結構外国の方のメッセージとかも書いてあって,海外からも来られているんだなというのを感じましたし,また先ほどちょっと大阪の仁徳天皇陵古墳──大山古墳の話もしましたけども,大阪から来られた方が,あそこは立ち入れないんで,はたから眺めているだけですけど,ここは本当に立ち入れるんで,すごいそういったものを感じることができたということを書いていました。それはある意味本当にいいPRの材料になるんじゃないんかなと思っております。しっかりPRしていただきたいなということで,これは要望とさせていただきます。ぜひともよろしくお願いします。 あと,西川のイルミネーションの範囲も検討していただけるということで,ぜひともよろしくお願いいたします。 あと,若者の活躍推進についてですけれども,今年度に始まっている事業だけでも,きょうざっと並べてみると,これだけたくさん始まっているんだなというのを改めて感じました。実はほかにもあって,今回挙げていないものもあるんですけれども,そういった意味では,岡山市,おかげさまで本当に全体としてそういう若い人たちに目が向いてきたなというふうなことを質問をつくっていて感じた次第でございます。 平成28年10月に全国都市問題会議があったのを市長は覚えていると思うんですけど,そこで木下斉さんという方が発表されていました。その方が以前地方創生のことについて書かれていたんですけども,ちょっとそれを紹介させていただきますと,要するに地方創生を成功させていくためには,やっぱり若い人たちが必要なんだということと,それを排除しないということが大事なんだというふうなことを書かれておりました。排除するとどういうことになっていくかというと,その地域の未来に必要なリーダーシップ人材,またサポート人材,イノベーション人材の3つを失っていくことにつながっていくと。じゃあ,もともといる方は何をすればいいかというと,そういう若い人たちを,好き嫌いではなく,有能である人材と認めて役割を渡せるかどうかが地方の未来を分けていきますというふうなことを書かれております。そういった意味では,やはり岡山市も地方創生をしっかり成功させていくためには,こういった今若者が活躍できる場というのをどんどんどんどん認めていって広げていくということが大事なんじゃないかなと思っております。 産業観光局のほうで,今こうやって就職のほうにつなげて,地元に定着していただくというふうなことを一生懸命やっていただいておりますけども,地元定着の話をすると森田さんが多分ちょっとどきっとするかもしれんのんで,余りこれ以上深く突っ込みませんけども。 岡山のいいところをどんどんどんどん若い方々に感じていただくことがやっぱり入り口として大事なんじゃないかなと思っております。そういった意味では,やはりきちっとした広報というのが大事なんじゃないかなと思っております。若者の意見を聞く前に,しっかりとした広報をしていかないと,それについてやっぱり意見が得られないと思います。先ほどいろんな研究をしていくというふうな話がございましたけども,さっき答弁していただいたとおり,若者の施策といっても,結構あちこちに散らばっているんですよね,たくさんのところでやっていただいているのは大変ありがたいんですけども,散らばっているんで,やはりどっかでわかりやすく集約しないといけないんかなと思ったりもしました。そういった意味では,その集約と,またそれに対してしっかり対象者に届けるというふうなことをぜひ研究していただきたいと思うんですけども,その辺もう一度答弁をいただければと思います。 あと,市長,若者の活躍推進についていろいろと御答弁いただきまして,ありがとうございました。 先日,人見絹枝スポーツ顕彰表彰式で御一緒させていただきまして,僕がこう立っていると,市長が,受賞された方々のところにちょっと一緒に話しに行こうやというて声をかけていただいて,そういった若い受賞者の方々のところに飛び込んでいく姿を目の当たりにさせていただきました。市長がやっぱりこうやってどんどんどんどん積極的に若い方々に目を向けているからこういうふうに広がってきているんかなというなのもすごい感じました。ただ,これはやっぱりそういう場をしっかり意識的に確保していかないとなかなかできないんかなと思ったりもしましたので,今後市長として,その若い世代との接点というのをどのようにつくっていかれるおつもりなのか,何かお考えがあればお聞かせいただければと思います。 先ほど選管のほうからも話がありましたけども,そういったNPO法人が主体となってやっている場もありますし,そこでこれからいろんな取り組みが多分提案として出てくると思いますんで,そういったことにぜひ積極的に当局の皆さんも関与していただければ,岡山市のまちづくりということに対する若い人たちの当事者意識というのが出てきて,より岡山市全体の地方創生というか,活性化につながっていくんじゃないかなと思っておりますんで,ぜひとも御協力よろしくお願いいたします。 それでは,再質問を終了いたします。 ○宮武博議長  当局の答弁を求めます。     〔大森雅夫市長登壇〕 ◎大森雅夫市長  若い人との接点という話ですが,この前は,人見絹枝スポーツ顕彰表彰式で,中学生,高校生,大学生の皆さん方と一緒にいろいろとお話ししていただきまして,本当にありがとうございました。 若い人たちとの話を通じて,いろいろとえっと思うことってありますね。私が特に印象的だったのは,岡山大学を中心とした大学生との大盛トークをやったんですね。そうしてみると,市内で足らないものは一体何なんだというような話の中で何人かの学生が言ったのは,デートの場所だと。うなずいている方もおられますけど,なかなかそういう発想というのはもう出なくなってきているところがあって,若い人たちの話を聞くというのは有意義だとも思いますが,発想を聞いて我々が何かやるというのはもちろん重要だと思いますけれども,そうじゃなくて,逆に,若い人たちに自由にやってもらうということがより一層重要なんじゃないかなと思います。 今回の,例えば周辺対策でも随分皆さん方から御議論がありましたけれども,森山さんの話では,成功のポイントということで,成功のポイントがわかっていれば,多分みんな同じことをやっていくわけで,そうではなかなかないというところがありますよね。やっぱり若い人たちが我々の発想にないものを縦横無尽に使って試行錯誤していく,その結果の中でいいものが生まれてくる。失敗しても,リスクは我々としても最小限になるような手だてを講じていくということも重要だと思いますし,林議員おっしゃるように,若者の意見を吸い上げる場というのをこれからも十分持ちたいと思うと同時に,若者に自由にやっていただけるような,そういう大きな場づくりも一緒になってやらせていただければと思います。 以上です。 ◎福井貴弘市長公室長  先ほど,情報をもっと集約したり,各人により届くようにという再質問だったと思うんですが,当然それぞれの実施担当課からの発信というのも大切だと思うんですが,広報の立場からも,ホームページで,今イベント情報一覧という形で全部一斉に見られるような仕組みをつくったりしております。 それから,アクセス数といいますか,数年前からパソコンであるとかスマホ向けにとかやっているんですが,今年度,スマホがアクセス数の件数で逆転したんですね。ということは,だんだん若い方々にSNSを使ったような情報というのが届きやすくなってきているのかなと思いますので,そういった中で,これからもまたいろいろな,より有効なやり方はどういったことがあるのかなど研究していきたいと思います。 以上です。 ○宮武博議長  以上で林敏宏議員の質問は終わりました。(拍手) 本日はこれをもって打ち切り,次の本会議は明日午前10時に開き,引き続き個人質問を行います。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでございました。      午後2時34分散会...