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  1. 神戸市議会 2020-03-04
    開催日:2020-03-04 令和2年予算特別委員会第3分科会〔2年度予算〕(建築住宅局) 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時0分開会) ◯主査(山本のりかず) おはようございます。ただいまから予算特別委員会第1分科会を開会いたします。 (市民参画推進局) 2 ◯主査(山本のりかず) それでは,日程によりまして,市民参画推進局関係の審査を行います。  当局におかれては,簡明な説明をお願いいたします。  それでは,当局の説明を求めます。  岡田局長,着席されたままで結構です。 3 ◯岡田市民参画推進局長 市民参画推進局長,岡田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは,座って失礼いたします。  それでは,お手元にお配りしております委員会資料,令和2年度予算説明書によりまして御説明を申し上げます。  1ページをお開きください。  令和2年度予算の概要でございます。市民参画推進局では,顔の見える地域社会の実現に向けて,市民主体の地域づくりに資する取り組みを進めていくとともに,市政情報の提供や,市民に身近な区役所サービスの充実を図ります。  また,勤労者福祉のさらなる充実を図るとともに,男女共同参画社会の実現を目指して,ワーク・ライフ・バランスを推進していくほか,消費者教育を中心とした特色ある消費者行政を推進することにより,市民生活の安全・安心を守ります。  さらに,新たな芸術文化の創造とその情報発信を強化するとともに,市民が主体となった文化活動への支援に取り組むことで,芸術文化の薫りあふれるまちづくりを進めてまいります。  スポーツの振興では,市民がスポーツに取り組む意欲の向上を図るとともに,大規模国際スポーツイベントを誘致し,積極的な市民参画につなげ,まちの魅力発信や選手・参加国との国際交流を行ってまいります。  具体的には,次にお示ししております8つの施策に基づく事業を通じ,輝ける未来創造都市の実現に向け,市民とともに取り組んでまいります。  それでは,5ページをお開き願います。  2予算総括表でございます。なお,金額につきましては,1万円未満を省略して御説明させていただきますので,御了承をお願いいたします。  歳出予算でございますが,一般会計は128億535万円で,前年度と比べ36億4,546万円の増となっております。  7ページをお開きください。
     3主要施策について御説明いたします。  まず,1顔の見える地域社会の実現でございますが,(1)地域コミュニティ施策の推進では,30年度より実施しているふれまち協議会の会計事務を引き続き支援するとともに,地域福祉センターについて,新築整備,計画的な補修工事等を実施してまいります。(2)KOBE社会貢献プラットフォーム事業では,これまで取り組んできた神戸ソーシャルキャンパス等3事業を統合し,幅広い世代が社会貢献に取り組み,交流することができる拠点を構築いたします。  2市政情報の提供でございますが,(1)情報公開制度,(2)個人情報保護制度においては,適正な運用及び実施に引き続き努めてまいります。また,市民の日常生活における問題の解決に資するため,(3)市民相談を実施いたします。  8ページをお開きください。  3区役所窓口の強化でございますが,(1)マイナンバーカードの普及促進では,マイナンバーカードの申請手続において,窓口で申請手続が可能となる申請時来庁方式や,区役所等での顔写真の無料撮影サービスを引き続き行い,普及促進を図ります。(2)証明書コンビニ交付サービスの利用促進では,引き続き低額で証明書が取得可能なコンビニ交付サービスの利用を促進してまいります。  続いて,4男女共同参画社会の実現と勤労者福祉の充実でございますが,(1)ワーク・ライフ・バランスの推進では,将来リーダーとしての役割を担う女性を育成する研修プログラムの実施や,こうべ男女いきいき事業所表彰等を実施していくとともに,(2)神戸婦人大学を運営し,(3)労働諸団体との連絡調整及び情報提供では,引き続き労働諸団体との対話を通じて勤労者の声の把握に努めてまいります。(4)技能職魅力発信事業では,神戸の技能職者のすぐれた技能「神技(かみわざ)」の魅力発信事業を実施します。また,就業支援や生きがい支援等に取り組むため,(5)神戸いきいき勤労財団への助成を行います。  右の9ページに移りまして,(6)新体育館整備事業では,磯上公園内に勤労会館と生田文化会館の体育館機能を一体化した新体育館の実施設計を行うとともに,ポートアイランドに代替グラウンドを整備します。  続いて,5安全・安心な消費生活の確保でございますが,(1)消費生活相談・苦情の受け付け及び処理や,(2)高齢者の消費者被害対策を引き続き実施していくとともに,(3)ライフステージに応じた消費者教育では,成年年齢引き下げを踏まえ,関係団体等と連携し,消費者教育の拡充を進めてまいります。  続いて,6文化創生都市の推進でございますが,(1)第50回記念神戸まつりでは,だんじり巡行等の企画のほか,震災25年に当たり,震災を経験した東北・熊本・神戸の高校生を招待し,合同演奏やマーチングバンドによるパレードを実施してまいります。(2)フルートによる音楽のまち神戸の発信では,第11回アジア・フルートコングレスを誘致・開催するとともに,令和元年9月から11月まで開催した秋の音楽祭を引き続き開催し,2021年の第10回神戸国際フルートコンクールに向けて機運醸成を図ってまいります。  10ページに移りまして,(3)音楽にあふれるまちづくりでは,ストリートピアノの活用を検討するとともに,(4)ジャズの街神戸について広く発信してまいります。また,(5)小学生に向けたプロの音楽の贈りものとしまして,市内全小学校を6年計画で回るアウトリーチ事業を実施するとともに,引き続き(6)若者の音楽活動支援事業に取り組んでまいります。(7)六甲ミーツ・アートへの支援では,民間事業者による芸術祭,六甲ミーツ・アートの広域化・国際化に向けた取り組みを支援します。(8)アートの活用による公共空間のリニューアルでは,町なかに若手アーティストによる作品を設置し,文化芸術振興によるまちの活性化を図ります。また,(9)新・神戸文化ホール整備では,新たなホールの整備に向けた検討を行うとともに,専門人材の確保にも取り組みます。さらに,市民の文化活動の振興,個性豊かな魅力ある神戸文化の創造を図るため,(10)神戸市民文化振興財団への助成を行います。  右の11ページに移りまして,7スポーツの振興でございますが,(1)第10回神戸マラソンの開催では,記念大会として,幅広い年齢層のランナーが参加するファンランなどの記念事業も実施をします。(2)ラグビーワールドカップ2019レガシープロジェクトでは,ワールドカップの盛り上がりを継続させ,さらなる普及促進につなげていくため,小・中学校での体験教室や御崎公園でのイベントを実施いたします。また,(3)スポーツイベントの推進を引き続き行うとともに,(4)垂水体育館の再整備では,老朽化が進む垂水体育館と垂水勤労市民センターを一体化し,令和4年度の供用開始を目指し,新体育館の整備を進めてまいります。(5)体育施設の異常高温対策では,熱中症対策として,避難所に指定されている体育施設に空調を整備するとともに,順次(6)体育施設改修を行ってまいります。また,スポーツの普及と競技力の向上を図るため,(7)神戸市スポーツ協会への助成を行います。  12ページをお開きください。  (1)東京2020オリンピック・パラリンピック関連事業では,事前合宿が決定している各国の競技チームの受け入れや交流事業を行うほか,オリンピック聖火リレーパラリンピック聖火フェスティバルの実施を通じ,引き続き大会の機運醸成に取り組みます。(2)ワールドマスターズゲームズ2021関西の神戸開催準備では,この2月から大会参加エントリーが開始されたことを受け,引き続き積極的なプロモーション活動を行ってまいります。(3)神戸2021世界パラ陸上競技選手権大会の開催準備では,2021年9月の開催を目指し,ユニバー記念競技場バリアフリー改修や各種基本計画の策定,機運醸成のためのプロモーション活動に取り組んでまいります。  14ページをお開きください。  1歳入歳出予算一覧でございますが,歳入合計は,下から3段目64億639万円で,最下段,前年度比で31億8,807万円の増となっております。  右の15ページをごらんください。  歳出合計は,下から3段目128億535万円,最下段,前年度比で36億4,546万円の増となっております。  16ページをお開きください。  歳入予算の内訳について御説明申し上げます。表の本年度の欄をごらんください。  第17款使用料及び手数料8億8,021万円は,文化施設,体育施設等の使用料及び区役所等における証明書発行等の手数料でございます。  右の17ページをごらんください。  第18款国庫支出金12億2,546万円は,マイナンバーカードの交付事務等に係る補助金でございます。第19款県支出金230万円は,地方消費者行政推進強化事業補助等の補助金でございます。第20款財産収入1億5,997万円は,舞子ビラ土地定期借地契約に伴う貸し地料等でございます。  18ページをお開きください。  第21款寄附金7,212万円は,文化及びスポーツ振興に対する寄附等でございます。第22款繰入金2億3,990万円は,都市整備等基金などからの繰入金でございます。第24款諸収入2億3,041万円は,委託に伴う設備使用料収入等でございます。  右の19ページに移りまして,25款市債35億9,600万円は,文化施設等整備事業公債等でございます。  20ページをお開きください。  次に,歳出予算の内訳について御説明申し上げます。表の本年度の欄をごらんください。  第2款総務費,第1項総務費15億6,855万円は,住基・戸籍システムの改修やマイナンバー関連事務等に要する区政費,住居表示の実施に要する住居表示整備費でございます。  右の21ページに移りまして,第3款市民費,第1項市民費57億4,938万円は,職員の給料等の1職員費,文化創生都市の推進に要する2市民文化費,22ページに移りまして,市政情報の提供・市民相談等に要する3情報提供費,地域活動の振興に要する4地域活動振興費,勤労者福祉の充実に要する6勤労福祉費,右の23ページに参りまして,男女共同参画社会の実現に要する7男女共同参画費,安全・安心な消費生活の確保等に要する8消費対策費,計量法に基づく適正な計量の確保に要する9計量費,スポーツの振興やスポーツイベント等に要する10スポーツ振興費でございます。  24ページに移りまして,第2項会館費54億8,741万円は,神戸文化ホール・勤労会館・各文化センター及びスポーツ施設の管理運営等に要する経費でございます。  右の25ページをごらんください。  債務負担行為でございますが,NPO法人担当窓口運営から下の平成30年度指定管理(神戸文学館)までの合計14件,内訳は,派遣人件費等で8,200万円,施設整備及び改修等で133億1,700万円,指定管理料で1,000万円を,それぞれ期間及び限度額について定めようとするものでございます。  以上で市民参画推進局,令和2年度予算の概要につきまして御説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 4 ◯主査(山本のりかず) 当局の説明は終わりました。  引き続いて,順位により質疑を行います。  なお,委員会運営の効率化のため,当局におかれては簡明な答弁に努めるとともに,適当なものについては担当部課長からも答弁されるよう,この際,特に申し上げておきます。  また,質疑者が要望にとどめた項目については,コメントを要しませんので,念のため申し添えておきます。  また,委員各位におかれては,質疑の要点をおまとめの上,簡明にお願いいたします。 5 ◯分科員(三木しんじろう) おはようございます。日本維新の会の三木しんじろうでございます。本日は質疑のほう,さとう議員とともにさせていただきます。一問一答にて,どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに,葺合文化センター大ホールの跡地についてお伺いいたします。  この葺合文化センター大ホールを利用されている地元の方から,ホールが廃止になると活動の場所がなくなるという声をお聞きいたします。当局も当然お聞きになられているとは思いますけれども,地域の幼稚園の方々も遊戯の練習等で御利用もされているとのことです。市役所の3号館の跡地に中央区役所が建設される予定ですけれども,そこにまたホールが入る計画でございます。ですけれども,ここも当然離れていて,なかなか利用しにくいという問題がございます。コミスタこうべも同様だと思っております。  ホールの跡地には,地域福祉センターと保育所,そして学童保育の施設が入る予定でございますけれども,そこまで大きくなくてもいいと思うんですけれども,200名程度入るホール,これを──長年使用されていた方々が利用でき,また地域の方々も活用できるようなスペース,この大ホールの跡地に確保できないものでしょうか。これは,先に建設される土地を除いてもまだ十分に土地はあいております。そのようなスペースも十分にとれる余地があると思いますけれども,御見解をお伺いさせていただきます。 6 ◯岡田市民参画推進局長 葺合文化センターの跡地の利用のお話でございます。  この葺合文化センター大ホールを含みます,いわゆる旧本館跡地と呼んでいる部分の活用につきましては,地元の雲中のふれあいまちづくり協議会,あるいは婦人会,小学校のPTA,あるいは児童館,そしてはたつかこども園,多くの皆様方から,お互いが隣接をしております福祉センター,児童館,はたつかこども園,これらが今,老朽化をしておるということで,3施設を同時期に移転をして,それから,地域住民のための集会やイベントで使えるスペースも併設してほしいという要望をかねてよりいただいておるところでございます。  本市といたしましても,まずは,今,最優先で本市の課題として取り組んでおります待機児童問題への対応といたしまして,更地となっておりました旧本館跡地にこども園の移転整備を先行して現在進めておるところでございます。昨年の12月から工事着工しておるということでございます。  そして,本年6月末になりますが,葺合文化センターを廃止をすることになります。この葺合文化センター大ホールの跡地におきまして,地域福祉センターと児童館をできるだけ早期に移転整備できるように取り組んでいきたいという計画でございます。  委員御指摘の,長年使用されていた方が利用できて,そして地域の人も活用できる,そういうスペースの確保,これも先ほど来申し上げております地元団体から御要望を受けているところでございますが,来年度予算におきまして,福祉センター及び児童館建てかえのための設計費を予算計上しておるところでございまして,その中で地域の方々がお使いになれるような多目的スペースも併設して設けるよう検討していきたいと,こういうことで考えてございます。 7 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。大変前向きな御答弁をいただいたというふうに思っております。当然これ,中央区のホールとかいろいろな多くの施設は,仕事帰りに当然使われる方々も多くいらっしゃいまして,地域の方がなかなか利用しづらいというお声も聞いております。ぜひこのホールのほうをまた入れていただきたいと思いますし,三宮の再整備や行政の計画によって移転をした,そして利用できなくなるということになれば,大変問題であると思いますので,ぜひこちらのことも考慮していただきまして,御検討いただきたいと思っております。  続きましては,磯上公園内の新体育館についてお聞きしたいと思っております。  この磯上公園に新しくできる体育館ですけれども,勤労会館,そして生田文化会館の体育館の代替施設として,3億3,000万の予算で建設する計画でございます。現在の利用者の方に当然,御不便をおかけするというふうに思いますけれども,この新体育館の設備や仕様についてどのようにお考えになられているか,まずは簡潔にお答えいただきたいと思います。 8 ◯岡田市民参画推進局長 勤労会館の体育館と生田文化会館の体育室につきましては,平成30年7月の新中央区総合庁舎整備基本計画におきまして,磯上公園内で一体化して整備を進めるということとしてございます。  新しい体育館の具体的な規模・機能につきましては,現在,基本設計を行っておりますけども,これを終える今年度末に固めるつもりで作業を行っておるわけでございますけれども,現在の勤労会館の体育館及び生田文化会館の体育室,95%程度の高い利用率を誇っておりますので,これらの体育室両方合わせました現状の合計面積よりも大きいものを確保していきたいと。そして,できるだけ多くの方が快適に御利用いただける工夫もあわせてこの中で考えていきたいというふうに考えているところでございます。いずれにせよ,令和4年度前半の供用開始を目指して積極的に進めてまいりたいと思っております。  先ほど委員御指摘の3.3億で建設するという来年度予算ですけども,来年度予算の3.3億は,これに伴います代替グラウンドの整備費として計上させていただいているものでございます。  以上です。 9 ◯分科員(三木しんじろう) 新体育館の件なんですけれども,ちょっと僕,グーグルで,プリントアウトしてまいりました。これが磯上公園なわけですけれども,御説明では,この体育館のほうに──グラウンドの半分ぐらいですかね,建設予定ということですけど,残りのこの部分ですけれども,これはどれぐらいあいて,またどのように活用されるのか,お聞きしたいんですけれども。  というのは,今現在この磯上公園というのは,子供たちがサッカー教室を行われたり,当然,大人たちもサッカー教室やっていて,かなり歴史のある場所だと思います。体育館がグラウンドの何割ぐらい占めまして,残りのものがどのように活用されるかをお聞きしたいと思います。 10 ◯黒田市民参画推進局副局長 磯上公園のグラウンドの件でございますが,今予定してございますが,ちょっと細かい数字はないんですけど,グラウンドの約3分の1程度を使わせていただくことになるのかなというふうに考えております──体育館として。で,残りの部分につきましては,今,磯上公園については全体で大人用のサッカーグラウンドがとれるぐらいの面積でございますので,大人の方々に御利用いただくのがちょっと難しくなるということがございますので,私ども今,代替地の検討をさせていただいているというところでございまして,残っている部分につきましては,今後,体育館を建設する工事を始めますが,その中で後の公園のあり方についても検討していく必要があるのかなと考えてございますので,その中でちょっと整理をしていきたいと考えてございます。 11 ◯分科員(三木しんじろう) 私,実は神戸FCの方ともちょっとお話をさせていただきまして,今の段階では,事務局のほうには話が行っているということなんですけれども,実際FCでサッカーをされている方は全く知らないと。寝耳に水やということで,これ,かなり今まで長年にわたってサッカーをやられている方にとっては大きな問題だと思いますし,子供たちが,もしかしたら,先ほどの御答弁では,残った3分の2のスペースで練習ができるかなとも思ったりもするんですけれども,しっかりと説明をされてないように僕は感じたんですね。今後,当然しっかりと──周りも住宅地ですし,今現在使われている方もいらっしゃるという中,どういうように説明をされていくのか。そして,要望をお聞きしてどのように反映していかれるのか,お聞きしたいと思います。 12 ◯黒田市民参画推進局副局長 御指摘いただきましたように,今,御利用の方々に事前に十分な説明ができてないのは事実でございまして,私ども今回,予算上程させていただきましたが,代替地の予算を上げたことで,ようやくそういう方々にお声がけをさせていただけるようになったということで,今,御指摘のように,当たらせていただいているところでございます。  利用率が高い方々にまず当たらせていただくのも当然ですが,あとの方々にもこれからちょっとお話を聞かせていただく必要がございますので,このあたりについては,皆様方の意見を聞きながら,代替グラウンドのあり方についても,どういう整備をしていくのかを含めて検討していく必要があると考えてございますので,今お使いになられる方々の意見については十分に配慮しながら進めていきたいというふうに考えてございます。 13 ◯分科員(三木しんじろう) 市民参画推進局というのは,当然,市民の参画を推進されている局でして,パブリックコメントとか市民相談,これを行っている局であります。住民の視点を生かした,当然,政策を行うための,行政と住民との意見交換も積極的にしていただきたいというふうに考えております。  それで,ポートアイランドに代替グラウンドが移されるというような計画ですけれども,このポートアイランドのグラウンドの,例えば駐車場とかですね。先ほどお話ししましたように,子供たちがもし使うようなことになれば,当然,送り迎えが必要になってきます。そして,ポートアイランドの島外から来られる方も多くいらっしゃると思います。  今現在,磯上公園のグラウンドのシャワーは水しか出ないということで,かなり老朽化もしているとのお話ですけれども,新しいポートアイランドにできますグラウンドのほうは,どういった設備,またクラブハウス等も含めて,駐車場も含めてどういったものになるか,教えていただきたいと思います。 14 ◯黒田市民参画推進局副局長 代替グラウンドの機能的なものも含めて検討の状況なんですが,現在の磯上公園球技場におきましても多くの子供たちに御利用いただいていることを私ども十分認識してございまして,御指摘のとおり,代替グラウンドに車による送迎が必要でないかということは考えてございます。そういう意味では,代替グラウンドの具体的な仕様についても,今後の検討になるんですが,駐車場については整備していきたいというふうに考えてございます。 15 ◯分科員(三木しんじろう) 新しく計画されていますグラウンドの周りには,南公園とか市民病院とかいろいろな施設があるんですけれども,当然,駐車場は必要になってくると思いますし,ナイター設備とかも当然必要になってくると思います。  1つお聞きしたいのは,ポートアイランドに移すことによって,ポートアイランドの活性化というか,どのように貢献するかとか,そういうようなお考えというのはあるんでしょうか。 16 ◯黒田市民参画推進局副局長 今の御利用の皆様方には基本的にはこの代替地のほうでグラウンドを活用いただくということになるんですけど,車で行けるということで,利用される方が今後ふえる可能性もございます。そういう意味では,今,御指摘のような,どういう効果があってというのは,そこまではちょっと私どもまだ検討できてございませんが,より多くの方々に御利用いただけるようなもの,少なくとも,今お使いの方々に満足いただけるようなものを整備していきたいというふうに考えてございます。 17 ◯分科員(三木しんじろう) 後ほど質疑をさせていただきますけれども,ラグビーワールドカップの経済効果とか検証も含めてやっていただきたいというふうにも,議場のほうでも御質問させていただきました。やはり新しくグラウンドを整備するならば,ある程度ルートとか周りの影響とか,そういうことも想定しながら計画を進めていっていただきたいというふうに思っております。  それで,先ほどお見せしました磯上公園の体育館の建設予定地ですけれども,このエリアですね。このスペース。このスペースというのは何なのかということをちょっと御説明していただきたいと思います。テニスコートが4面ありますし,ここに建物があります。ここを御説明いただきたいと思います。 18 ◯黒田市民参画推進局副局長 現在,KR&ACさんがそちらのほうをお使いになっているというところでございます。 19 ◯分科員(三木しんじろう) KR&ACさん,こちらのほうとは何か──神戸リガッタアンドアスレチッククラブさんやと思うんですけれども,こちらの方々とは今回の整備に当たって何かお話をされている──例えば,ここの建物も大分老朽化をしていると思いますし,テニスコートも4面あります。この辺の土地をもし活用できるのであれば,ポートアイランドにグラウンドをつくることもないと思うんですね。この土地に体育館をつくることもできる。この団体の方々とお話のほうはされているのか,お聞かせいただきたいと思います。 20 ◯岡田市民参画推進局長 KR&ACさんは,もちろん磯上公園内に立地をされて,非常に歴史あるクラブだというふうに認識がございまして,これまでもほぼ2年間にわたり三宮再整備の関係でこの団体とも協議をさせていただいた結果,グラウンドのほうに体育館を建てると,こういうことでございます。 21 ◯分科員(三木しんじろう) いろんな歴史的な経緯があってここにいらっしゃるとは思うんですけれども,私自身は,やはりこの機にしっかりと話をして,磯上公園の整備というのもしていかないと,だめやと思うんですね。当然,この団体というのは神戸市の所有している公園におられるわけですから,神戸市としても積極的にやっていくべきだと考えております。  それで,わかる範囲で教えていただきたいんですけれども,神戸市の公園を利用されているこの団体は,どういった契約でここでおられるのか,教えていただきたいと思います。 22 ◯岡田市民参画推進局長 磯上公園,当然,都市公園でございますので,現在は建設局の公園部のほうが所管になっておりまして,こちらのほうが設置管理許可をしているというふうに理解しております。 23 ◯分科員(三木しんじろう) それ以上わからないという認識でよろしいでしょうか。 24 ◯岡田市民参画推進局長 設置管理許可の細かい内容まで私どもは存じ上げておりません。 25 ◯分科員(三木しんじろう) わかりました。そうしましたら,建設局のほうにまた質疑のほうを引き続きさせていただきたいと思います。  最後に,先ほど少しお話ししましたけれども,ワールドカップの経済効果と今後の課題についてなんですけれども,議場で,先ほど言いましたように,質疑をさせていただきまして,そのときの答弁では,まだ検証をしてないというお話でしたけど,その後の進展はいかがでしょうか。 26 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 ラグビーワールドカップの検証ということでございますが,せんだっても御答弁させていただきましたけれども,まずは大会組織委員会のほうで検証が今されているということをお聞きしております。我々も基礎算定となるスタジアムの観客人数ですとか,ファンゾーンを訪れた方々の状況とか説明しておりますので,まずはそれが出た後で,我々も神戸市開催における分につきましては取りまとめさせていただきたいと思っております。 27 ◯分科員(三木しんじろう) 具体的な数字はまだわからないということですかね。例えば今後,ワールドマスターズゲームズとか,世界パラ陸上とか,その辺の開催が予定されておりますけれども,どのように反映させていくのかも含めて,ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 28 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 もともとラグビーワールドカップの開催のときに,経済波及効果,日本全国で約4,300億円という形で予測されているわけでございまして,先ほど申し上げましたのはこの経済効果等々を含めてのお話でございます。これにつきましては,当初3月ごろという話でしたが,ちょっと4月のほうにずれ込むようなことをお聞きしております。  また,一方では,我々今回ラグビーワールドカップで,本当に大きな事故,トラブルもなく迎えることができました中でも,やはり3点ほど,機運醸成の点ですとか,交通輸送,それから外国人対応等々,課題等出ておりますので,それについての検証は我々も今進めておりますので,後に続くこの2大会に生かしていきたいという形で考えております。 29 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。私も交通局の決算のときにお話ししたんですけれども,もう少し海岸線とかですね──活用とか,またワールドマスターズゲームズの周知も含めて,もう少しするべきだったんじゃないかというふうに思っております。  外国の方々は思った以上にこのワールドマスターズゲームズに関心を持たれておりますし,関西一円以外にも,四国を含めてもかなりの広範囲に活性化につながると思います。ぜひこのラグビーワールドカップのことを検証──4月に出るということでしたけれども──踏まえて,対策を練っていただきまして,神戸のまちに経済効果をさらにもたらすように,いろいろと御検討いただきたいというふうに思っております。  以上で交代いたします。 30 ◯主査(山本のりかず) 次に,さとう委員,発言席へどうぞ。 31 ◯分科員(さとうまちこ) 日本維新の会,さとうです。  まずは,女性活躍推進のためにさまざまな取り組みをされていたと思いますが,男性の意識改革についてお伺いいたします。  女性活躍推進というと,女性のためのセミナーや制度の充実など,女性の対策ばかりが注目されておりますが,女性に活躍してもらうためには,何よりもまず男性の意識を変えていく必要があると考えております。家庭での家事や育児において,男性も女性と同じように分担をすべきと考えますが,できていない男性が多いとも伺っております。  国は男性の育休取得率を上げようとしておりますが,育休はとっても,家事や育児ができない,家事や育児に積極的に参加しない男性もいるという話を多く聞きます。しかし,それはただの休暇となりますし,そういった意識が根強いと思われます。そうなると,男性の育休に関してもいまだ深い理解が得られないのではないかと考えます。また,社会等においても,上司などの育休制度への理解がまだまだ不十分であり,男性も含め,周りのサポートがもっと必要であると考えます。このような状況では,なかなか肝心の女性活躍が進んでいかないのではないかと危惧しております。  女性の活躍推進には男性の意識を変える取り組みが不可欠と考えますが,現状をどのように考えておられるのでしょうか。また,現在どのような対策を行っておられるのか,お伺いしたいと思います。 32 ◯岡田市民参画推進局長 女性活躍のための男性の意識改革という御質問でございましたけれども,御指摘のとおり,社会のさまざまな分野で,より一層女性が活躍をしていくためには,仕事と生活が両立できる環境づくり,これに向けた諸制度の充実はもちろんのこと,男性の意識改革,これまでの働き方や生き方を見直して,家事・育児等への男性の参画を進めていくことに対する理解,これを社会全体で進めていくこと,また,男性自身の意識の変革,これは大変重要であると考えてございます。  女性の就業率も上昇はしてきております。また,共働き世帯の家庭も増加をしておりますが,御指摘のとおり,家庭内での家事・育児等に関して,やはり役割分担の問題,あるいは長時間労働を背景に,女性の負担が依然として重い,これが女性の活躍が進まない一因となっているというふうに私ども理解をしてございます。  また,国の調査になりますけれども,男性の家事・育児時間をふやすために必要なことといたしまして,1つに残業が少なくなること,そして上司の理解など職場環境に関するもの,そしてそれ以外に,配偶者とのコミュニケーションの向上や男性の家事・育児のスキル向上が必要とする回答が多くございました。この男性の家事・育児スキルの不足が男性の実際の行動に大きな影響を与えているものであるというふうに考えているところでございます。  一方,本市におきましては,企業の経営者あるいは管理職層を対象といたしましたセミナーを行っておりますが,男性自身のワーク・ライフ・バランス,あるいは男性の家事・育児参画の視点をそこに盛り込みまして,情報紙も発行しておりまして,すくらむKOBEというのを発行しておりますが,ここで育児休業を取得した企業の男性社員の声を──市内の男性ですけども,これを取り上げるなど,意識改革につながるよう取り組んでいるところでございます。  また,市内中小企業の女性リーダーの育成を目的といたしまして,女性活躍推進プログラム@神戸というのを,これを毎年開催をしておりまして,ここには女性社員の上司に当たる方,これはほぼほぼ男性なんですけれども,この方々にも研修の1カリキュラムに参加をいただきまして,そして,この上司の役割,理解というものを深めてもらうという取り組みを一緒になって取り組んでおるところでございます。  さらに,イクボス養成プロジェクトといたしまして,部下のワーク・ライフ・バランスに理解のある上司──これはイクボスですけれども,これをふやすためにワークショップを行っておったり,また,男性の家事・育児への積極的な参加に向けまして,あすてっぷKOBEにおきまして男性向けセミナーを開催をするほか,保健福祉局においてはプレパパママ食育講座,こういうものも行っているところでございます。  いずれにしましても,御指摘のように,男性の意識を変えるための取り組み,そして会社などにおけるサポートの必要性を訴える取り組みというのを進めまして,女性活躍につながる,そういう意識を醸成していきたいというふうに考えてございます。 33 ◯分科員(さとうまちこ) 男性の意識改革を進めていくためには,少数が参加するセミナーを開催するだけでは不十分ではないかと考えております。家庭でのあり方や会社の対応など,どのようにすればいいかわからない,人ごとに捉える男性,親世代と同じようなふるまいをしてしまう男性が依然多いのではないかと思います。
     そこで,育休を取得しようとする男性全員にも,どのようにすればいいか,どう考えるべきかを学べるような研修を受けてもらいたいと考えておりますが,例えば全ての職場で男性全員が受けなければいけない研修を実施など,何らかの方策が考えられないか,お伺いいたします。 34 ◯黒田市民参画推進局副局長 男性の意識改革に向けた取り組みの御質問でございますが,女性活躍に向けた男性を含む社会全体の意識改革に向けましては,御指摘のとおり,事業者等と連携し,研修などさまざまな機会を通じて取り組むことを進める必要がございます。  本市では,市内の経済団体等27団体に御参加をいただきまして神戸市男女共同参画推進会議を開催してございまして,各団体での取り組み等に対する情報交換や意見交換,啓発事業等を行ってございます。昨年度は,この会議と共催で実施しました,企業経営者や管理者層等を対象としたワーク・ライフ・バランスに関するセミナーを開催したんですが,こちらのほうで,新たに経済学的な視点を盛り込みまして,男性の家事が家計を助け,さらに男性自身の負担軽減につながる,そういうことをお知らせしたりであるとか,あと,日本の男性の家事・育児参加水準は国際的に見てまだ極めて低いということであるとか,あるいは,企業では忌引は一般的なのに,子供が生まれたときに休むことが一般的ではないのはどういうことなのかといった問題提起などもございまして,男性の経営者の方々からも大変好評であったと聞いてございます。  また,このセミナーに刺激を受けまして,今年度,男性育休100%宣言を行って,会社の男性の育児休業を取得しやすい社内制度を導入した結果,男性の育児休業の実績が上がったことを報告いただいた,そういう男性の役員の方もいらっしゃいまして,男性上司の意識改革につながったことが実感できるものとなったというところでございます。  また,平成15年度から,男女がともに働きやすい職場づくりに取り組む市内事業所をこうべ男女いきいき事業所として表彰してございまして,これまで101事業所を表彰してございます。表彰事業所の中には,男性管理職の意識改革に取り組んでいる事業所や,育児休業を取得した男性・女性職員とその上司が参加してライフプランを含めたキャリア研修を実施している事業などもございます。こうした先進的な取り組みを情報紙,先ほど局長から申し上げましたすくらむKOBE等で発信をいたしまして,市内の他の事業所の取り組みの参考となるように努めているところでございます。  また,令和元年度から,市内大学と連携しまして,大学生がゼミで表彰事業所を訪問しまして,その取り組みを大学生目線で市のホームページなどで発信する事業を行ってございます。大学のほうからも,大学生が直接企業の方々からさまざまな工夫や取り組みを聞く機会がこれまでなかったと聞いてございまして,若年世代の意識改革や理解の促進につながる機会につながっていると考えてございます。  個別の会社での研修など難しい面ございますが,今後も引き続き,御紹介したような市内経済団体等と連携いたしまして,効果的な手法での取り組みを検討して,男性を含む社会全体の意識改革につながるよう努めてまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 35 ◯分科員(さとうまちこ) セミナー,本当大切なんですけれども,毎日毎日が戦いのような育児となってしまいます。そこで,1日のサイクルを,例えば授乳しているときは家事をする,お風呂のときはお布団とか片づけ,洗濯をするなど,連係プレーということが本当に必要になってくると思いますので,そういった詳細のことを盛り込みながら,セミナーというのはまたやっていただきたいと思います。これを進めることによって,職場の課題が浮き彫りになってくることもあるかと思いますので,ぜひ考慮の上,そのあたりの御検討もよろしくお願いいたします。  では,次に,垂水体育館についてお伺いいたします。  垂水スポーツガーデンに新しく建設される垂水体育館について,現在の進捗状況はどうなっているのか,お伺いいたします。体育館移転については,遠くなるので使いにくくなるなどの不満をよく聞くことがあります。そういった声のある中で,当然,現在あるものよりも規模・機能などはよりよいものになるべきと考えますが,いかがでしょうか。 36 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 新しい垂水体育館の件でございますが,現在の垂水体育館と,それから垂水の勤労市民センターの体育室を一体化して,平磯にある垂水スポーツガーデンのところに移転・新設するものでございます。  現在の進捗状況ということですが,令和4年度の供用開始を目指しまして,基本設計を既に終えておりまして,現在,実施設計に取り組んでいるところでございます。令和2年,3年で建設という形になりますので,大体2年の11月ごろの着工を現在予定しております。  委員御質問の新体育館の規模,それから機能ですけれども,今回は新設ですので,外観も,立地を考えまして,空と海の青さを際立たせるような外観と,それから内装も木材をできるだけ使いまして,温かみのある施設を計画しております。先ほど申し上げた垂水スポーツガーデンへの移転ということで,前の体育館では駐車場がとれませんでしたので,車でのアクセスができなかった方も,ここの駐車場を活用できるということで考えております。  規模・機能の点ですけれども,この点につきましては,意見公募,意見募集させていただいて,皆さんの御意見を反映した結果,やはり競技面積を大きくとってほしいという形で意見ございましたので,垂水体育館,また垂水勤労市民センターの体育室を合わせた合計面積よりも大きくとっておりまして,特にメーンの競技場,主の競技場につきましては,現在が約547平米に対して,新体育館は約1,000平米という形で大きくとっておりますし,高さも前の8メートルに対して,一応12メートルの高さという形でとっておりますので,現在の体育館では実施できなかったスポーツですね,天井にひっかかるとかいうのがありました分につきましても,新しい,幅広くスポーツができるように考えております。例えばバスケットボールですとか,そんな形もできるような形になります。  また,当然,新設になりますので,最もおくれていたバリアフリー仕様ですね,これも新体育館では入れますし,また,熱中症対策という形で空調設備もあわせて設置しております。ですから,現在の体育館と比べて規模・機能等もよりよい形になるという形で皆さんに使っていただけるのではないかと考えております。  以上でございます。 37 ◯分科員(さとうまちこ) 大人や子供だけでなく,障害のある方など全ての市民が有効に便利に利用できる施設が現在のスタンダードであると考えております。特に神戸市においては,2021年開催の神戸2021世界パラ陸上競技選手権大会の開催も決定しており,バリアフリーを積極的に推進していく必要があると考えております。この垂水に新しくできる体育館においてはバリアフリーへの対応はどうなっているのか,お伺いいたします。  特に,駐車場が本当に広くなっているのはわかるんですけれども,駐車場から体育館の入り口が遠く離れているようなパースを拝見いたしました。今どき雨の日などに車椅子の方がずぶぬれでエントランスまで向かう施設はあり得ないと思います。ちゃんと雨をよける屋根が入り口にあり,そこまで車両が乗りつけられるように設計すべきです。今どのような設計になっているのか,どのようにそれについて考えておられるのか,お伺いいたします。 38 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 垂水体育館のバリアフリーの点でございますけれども,先ほど申し上げましたように,今回新設という形になりますので,バリアフリー法はもちろん,福祉のまちづくり条例にのっとった形で設計しておりまして,もろもろのバリアフリーの中でも,例えば多機能トイレですとか福祉対応のトイレ,シャワー等々は設置しておりますし,施設内の案内掲示とか,それもピクトグラム等を使ってわかりやすいサインの掲示をしております。駐車場から体育館入り口までにわたりましても,点字ブロック等も敷設しておりますので,また,施設入り口にはインターホン等々をつけておりますので,介助が必要な方の呼び出しにも応じられるような形をしております。また,委員御質問ありましたけれども,幅広い方の御利用という形で,体育館の中には授乳室,それから子供が一緒に安心して利用していただけるような形で整備する設計を行っております。  特に御指摘ありました,車で乗りつけた方の対応なんですけれども,現在の駐車場から体育館入り口まで約100メートル程度ですね。というか,大体50メートルで施設,体育館のところまでたどり着いて,そこから体育館と並行して歩いていくという形になるんですけれども,現在の通路につきましては,ふだんから子供たち等々の往来も多くて,車と人が一緒で体育館のところまで行くというのは非常に危険ですので,今のところは,安全性確保のために,体育館まで車を乗りつけられる方,そこでおりられる方については,職員の誘導等を考えております。  また,雨の日の件ですけれども,確かに今回バリアフリーで体育館つくりますので,いろんな方来られるのを想定しております。例えば体温調整の困難な方とかも来られますので,今,例えば駐車場から体育館の間にクラブハウス──名前はセントラルハウスという言い方してますけれども,セントラルハウスのところにつけますと,セントラルハウスを通って,セントラルハウスから体育館までは上,屋根がついてますので,ぬれずに行けるというような通路の形態もありますので,我々,いずれにしましても,この体育館がいろんな方が利用できるような形で計画,また運営等々も,関係先とも協議してつくっていきたいと思っております。  以上でございます。 39 ◯分科員(さとうまちこ) セントラルハウスのほうから回るということなんですけれども,子供の小さなグラウンドの前はすごく広いつくりになっておりまして,決してそれ,柵をちょっとつけたら,あの広い駐車場からもエントランスまで行けるような──別にゆっくり走ってもらえばいいわけですから,いくらでも対応ができると思うんですね。そこまで行って,やっぱり広い屋根のあるところで車椅子の方におりていただくとか,高齢の方も遠くなってちょっと行きづらくなるということをおっしゃっておられますので,車でそこまで行ってもらって,エントランスの前で,屋根のあるところでゆっくりおりていただくというようなことを考えていっていただけたらなと思います。  では,次の質問に移りたいと思います。マイナンバーカードの普及についてです。  マイナンバーカード,令和4年度にほとんどの国民が所持している状況をつくるためには,本市でも120万枚を超えるカードを短期間に交付する必要があります。市民参画推進局として,交付のための体制の確保や利用促進のための取り組みについてどのように考えておられるのか,お伺いいたします。 40 ◯岡田市民参画推進局長 マイナンバーカードの普及の件でございますけれども,本市は現在,全国15%の交付率に対しまして20%強ということで,政令市では1番ですけれども,引き続き積極的な普及を図る必要がございます。昨年の6月からは,これまでの交付時来庁方式に加えまして,申請時来庁方式を導入いたしました。この6月からことしの1月までの7カ月間で4万5,000人の御利用がございまして,導入前の前年度と比べますと倍増したところでございます。  そのように普及の取り組みを進めておりますが,3月1日には交通センタービルに三宮サテライトオフィスもオープンいたしまして,勤務されている方々などにも対応できるようにしております。  こういう状況を踏まえまして,今後そういうサテライトも順次設置場所の拡大も検討していくということでございます。企画調整局と連携をしながら,全市を挙げて取り組んでまいりたいと考えてございます。 41 ◯分科員(さとうまちこ) ありがとうございました。ちょっと幾つかあったんですけれども,時間となりましたので,私からは以上です。ありがとうございました。 42 ◯主査(山本のりかず) 次に,今井委員,発言席へどうぞ。 43 ◯分科員(今井まさこ) 日本共産党の今井まさこです。どうぞよろしくお願いいたします。  市民参画推進局そのものについてお伺いしたいと思います。  市民参画推進局は平成14年に発足いたしました。阪神・淡路大震災という未曽有の災害を受けた神戸市は,市民の意見も聞かずに神戸空港建設や六甲道駅南地区と新長田駅南地区の再開発を進め,そのために住民の大きな反発を受けました。市の政策を推進するにはやはり住民の皆さんの声を聞くということが大切だということで,一方通行では問題があるとして,議論を通じて市民参画推進局が誕生いたしました。しかし,ことし4月でその局がなくなってしまいます。市民参画を推進する,これまで当局が担ってきた仕事はどうなるのか,お伺いいたします。 44 ◯岡田市民参画推進局長 市民参画推進局はどうなるのか,こういうことでございます。取り組みはどうなるのかということでございますけれども,御指摘のように,平成14年に市民参画推進局ができまして,翌年の平成15年度末にいわゆる協働・参画の3条例を制定をしたところでございます。この条例に基づきまして,市民1人1人が市民主役のまちという,これの実現に全市を挙げて取り組んでおりまして,現在も,そして今後もこの方向性に何ら変わるところはございません。  昨今,大規模集合住宅の増加でありますとか,コミュニティ意識の希薄化,あるいは外国人との共生,さらには地域活動などの担い手の高齢化による人材の確保,あるいは地域で子育てをサポートする仕組みづくりなど,市民ニーズあるいは地域課題が多様化・複雑化しておるところでございます。これまで以上に市民との協働・参画により,市民とともに考え,汗を流すことが,神戸が子育てをしたいまち,住み続けたいまちとして選ばれることにつながっていくものと考えているところでございます。  このため,これまで私どもの局にありました市民協働課が担っておりました機能・業務につきまして,企画調整局に移管をいたします。新たに企画で設置をされますつなぐラボにおきまして,地域協働担当部長のもと,産学連携ラボ,つなぐ課の事業と連携をして推進をしていくことになります。つなぐラボに移管する目的は,そこで行われております産学連携,さらには地域を回るフィールドワーク,これを基本とするつなぐ課が,大学,企業,地域で活躍する人材などから得た情報・ネットワークと,それから,市民協働がこれまで取り組んでまいりました地域団体との連携,こういうことから得られる情報・ネットワークを融合することで,先ほど申しました多様化・複雑化する市民ニーズや地域課題に多角的に対応していくということでございます。  また,昨年策定をいたしました神戸市クレドにおきまして,どんなときも市民目線で取り組むということを明文化をしております。協働と参画という市民参画の理念,これまで以上に一層職員の中に根づいていくものと私どもは考えておるところでございます。今後とも市民とより密接に連携をし,お互いに支え合う地域社会の実現に取り組んでいく,そういう所存は変わらないところでございます。 45 ◯分科員(今井まさこ) いろいろおっしゃったんですけれども,改めて確認させていただきたいんですけれども,現在の市民参画推進局は,1は市民参画の推進に関する事項,2,市民生活に関する事項,3,市民文化に関する事項,スポーツに関する事項(学校における体育に関する事項を除く。)という,この以上4つの項目の仕事をされておりますけれども,それで正しいでしょうか。 46 ◯岡田市民参画推進局長 正しいかと思います。 47 ◯分科員(今井まさこ) 先日の行財政局でも議論になったことなんですけれども,当該局として改めてお聞きしたいと思うんですけれども,組織改正の中で,市民参画推進局が所管する──名前が変わりまして文化スポーツ局になるわけですけれども,それは3の市民文化に関する事項と,4つ目,スポーツに関する事項,そして,新たに教育委員会から異動してくる図書館及び博物館に関する事項を今後の仕事になるということは,5号議案の中にしっかりと書いてあるわけなんですけれども,しかし,1と2──今,局長もおっしゃいましたけれども,市民参画の推進に関する事項と,2の市民生活に関する事項は,5号議案の中には書かれてないんですね。  この組織改正案,この中には,これまでの市民参画推進局が担ってきた市民協働課とかいうものは企画に行くんですよという,私たち説明を受けました。だけれども,企画を見てみますと,市民も,社会貢献とか,地域とか,NPO法人とか,そういう言葉は全く抜けていってしまっているんですね。そういう意味で,本来はこれまで仕事として皆様方に引き継がれてきた,そういう事務分掌というんですか,そういう業務については,第5号議案の中にしっかりと出てこないと引き継げないんじゃないんでしょうか。いかがでしょうか。 48 ◯岡田市民参画推進局長 恐れ入ります,第5号議案の話はちょっとおいておきまして,企画調整局に,先ほど御答弁いたしましたように,地域協働担当部長をしっかりと配置をして,そこに私どもの部隊が,その部長のもとに仕事をするという形になりますし,そこにはつなぐラボがございまして,そこで持っておる先ほどのネットワーク機能と融合して,さらに事業を進めていくと,こういう形になってございますので,その御指摘には当たらず,一層の強化が図られるものというふうに考えてございます。 49 ◯分科員(今井まさこ) しかし,これまではそういう議案を通して,局が変わると,仕事の中身というのは,事務分掌がきちんと書かれて引き継がれていっているはずなんですね。しかし,5号議案の中には,1と2,先ほど言った市民参画と市民生活にかかわる事項というのは出てこないんですよ。それはやっぱりおかしいことではないんでしょうか。 50 ◯岡田市民参画推進局長 恐れ入ります,ちょっと5号議案が手元にないんですけれども,基本的には,先ほど申しました地域協働担当部長のもとで企画調整局においてこの仕事がされるということは間違いないことで,組織図にも出てくるというふうに考えてございます。 51 ◯分科員(今井まさこ) でも,やはりこれまできちんと,先ほど言った4つのお仕事というのは,2つは文化スポーツ局に引き継がれると。じゃああと2つは,市民参画と市民生活についてはどこそこに行きますよというふうに,やはり事務分掌の中に書かれてないとおかしいんではないんですか。これ行財の中でも議論になったことなんですね。そういう,やっぱりこれは完全な見過ごしというか,局長として御意見言われなかったんでしょうか。 52 ◯岡田市民参画推進局長 条例案といいますか,それよりも,今,副局長が持ってますけども,この組織改正の概要の中に,しっかりと企画のところに組織が位置づけられているというふうに考えてございます。 53 ◯分科員(今井まさこ) いや,それは違うでしょうということで,やはり5号議案の中に事務分掌としてきちんと次の課に引き継ぐ──企画なら企画,あなたたちの仕事は,これまで市民参画が担っていたことは企画がやるんですよというふうにきちんと継承されていかないとだめなんじゃないんかというふうに思うんですね。  それで,この組織改正案を見ておりましても,企画に行くと言われても,つなぐラボ,課長9,担当・係長16,これしかないんですよ。具体的に市民協働課とか,地域活動支援担当課長,社会貢献支援担当課長,コミュニティ担当課長とか,そういういろんな部っていうのが具体的に全然出てこない。事務分掌の中にも出てこなければ,ここにも出てこないとなったら──確かに今,説明していただきました,局長に。この推進局としてやるんだというお仕事言っていただいたんですけど,それは──これは実現できる,きちんと実践されるかもわからないけど,来年,再来年まで本当に引き継がれるのかどうかというのは全然担保されてないというふうに思うんですけれども,いかがでしょうか。 54 ◯岡田市民参画推進局長 今,お手元に今井委員もごらんになってましたけれども,企画調整局の改正案の上から2番目に地域協働担当部長としっかりと明記をされておりまして,これの下につなぐラボがございまして,この担当課長の中に市民協働事業を行う課長がおるということでございます。 55 ◯分科員(今井まさこ) ごめんなさいね,見てますけれども,改正案の中に地域,地域どこにあるんだろうかと。それは見えないんで,ちょっと後からまた教えていただいていいと思うんですけれども,しかし,地域はあるかもしれないけれども,それ以外は見当たらないということは事実だと思うんですね。  それで,やはり今回の市民参画推進局を解体して──解体と言ったらいけないのかな,発展というのかもわかりませんけれども,そういうなくしてしまうというのは本当にいいのかなというのを,とても──大丈夫かと懸念させていただきたいと思うんです。今回の組織改正で,市民の声を酌み上げる上で明らかな後退だと指摘させていただきたいんですけれども,先ほど男女共同参画問題,少し議論になりましたけれども,男女活躍勤労課というのはなくなるんですよ。組織表で見ると,男女活躍勤労課はなくなって,男女共同参画センター副所長だけが残されるんですね。国連サミットで採択された持続可能な開発目標,SDGsが掲げるジェンダー平等の観点から見ても,明らかな組織的な後退だというふうに思うんですけれども,いかがでしょうか。 56 ◯黒田市民参画推進局副局長 男女活躍勤労課についてのお問い合わせでございました。男女活躍勤労課が担っていた機能及び業務につきましては,御指摘ありましたが,男女共同参画については,全庁的な男女共同参画に係る推進・調整の機能として,神戸市の企画機能──総合計画及び神戸2020ビジョンを担当してございますが──を所管する企画調整局に移管することになってございます。また,労働行政の関係の部門につきましては──勤労に当たる部分ですが,就労促進や中小企業支援を含めた経済政策を支援する経済観光局に移管する予定でございます。  男女という組織名称,御指摘ございましたが,男女共同参画センターが次年度以降も組織として存在しまして,センター長である課長級職員を充てる予定でございますが──を先頭に,計画の推進,あるいは事業の計画や啓発と相談業務を一体的にそちらのほうで取り組んでいきたいというふうに考えてございまして,引き続き本市における男女共同参画を推進していく予定にしてございます。  また,勤労におきましても,組織名称自体この表の中に出てこないんですが,経済政策課が行ってきた就労促進事業等と男女活躍勤労課が行ってきた労働福祉事業等,これを一体的に取り組むことで,労働者に対するニーズや課題を多角的に対応していきたいというふうに考えてございます。  いずれにしましても,先ほど御指摘ございましたが,事業については,事務分掌を含めて廃止するものはございませんので,それぞれ必要なところに──これ一応各局に分かれる形にはなるんですが,事業を移管してやっていくというところでございますので,名称の問題はちょっと別としまして,事業としては続けていくということには変わりございません。  以上でございます。 57 ◯分科員(今井まさこ) 事業として継承されていくということは当然だと思うんですけれども,今おっしゃって,全庁に徹底しつつあるとおっしゃったと。市長の言葉をかりれば,ジェンダー平等も市役所全体に根づいたというようなことをおっしゃってるんだと思うんですけれども,それだったら,ちょっと調べさせていただいたんですけれども,神戸市役所内のジェンダー平等度はどうなっているのかということなんですけれども,女性の幹部の実態というのが,専門職を含んだ管理職課長級以上というのが14%です。これは多いなと思ったんですけれども,専門職が入ってて,保育所の所長さんとかいらっしゃいますので,若干多目になっていますけれども,一般職では課長級以上は,目標10%を掲げていらっしゃるんですけれども,8.3%です。課長級以上,目標20%に対して14.7%です。目標自体が極めて低いと思いますけれども,それでも神戸市みずから決めた目標にも届いていないということなんですね。  27日からこういう委員会が行われているわけですけれども,きょうは女性の方2人いらっしゃるんですけれども,ほかの局もほとんど男性なんですね。言うなら,神戸市の各部局ね,全体に根づいたと言えるような状況じゃないと思うんですけれども,そういう意味では,今回の組織的後退というのはね,課でなくなるわけです。ただの一部署でしかないんですね。そういう意味では明らかな後退だというふうに思うんですけど,いかがでしょう。 58 ◯黒田市民参画推進局副局長 済みません,御質問の中にございました,管理職への登用率等のお話でございました。確かに御指摘のように,数値としては低いものになってございますが,現在の全役所で見渡しますと,全市職員に占める女性職員の割合が33.7%,それから行政職員の中での女性職員の割合は41%,それから採用した職員──これは再任用を除くんですが──に占める女性職員の割合については,フルタイム勤務が48.3%,短時間勤務では97.6%。それからあと,採用した職員に占める女性職員の割合──これは新規採用ですね──については53.9%。という意味で,採用率については女性の登用が進んでいるんですが,今の御指摘の管理職への登用の関係については,これはどこの都市もいろいろ悩んでいるところがあると思うんですが,なかなか上がっていないというのが実情でございまして,今,手元の資料で見ますと,局長級が5.5%,部長級12.2%,課長級15.2%,係長級が24.1%という数字になってございます。  こちらについては,御指摘のように,私ども立てている計画から,ちょっとまだそこに至ってないというところもございますので,それについては今後も,企画調整局に男女共同については移りますが,そちらのほうで全市的に,そういうことも含めて──あとはやっぱり男女共同参画で大きいのは,市内企業なんかの方々への啓発みたいなこともございますので,そういう意味で広くそういうことを民間の方にも発信していくのは必要ですが,まず私どものそういう管理職への登用率等についても頑張っていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 59 ◯分科員(今井まさこ) 今,97.とおっしゃったのはどういう部署なんでしょうか。 60 ◯黒田市民参画推進局副局長 済みません,これはちょっと書いてございません。短時間勤務ですから,基本的には区役所のほうで,例えば窓口で入っていただいている方々とか,そういう方が中心になると思います。 61 ◯分科員(今井まさこ) 今,97って言ったのはどういうことかなと思ったんですけども,やはり女性がそういうふうに──まあ言ったら,女性自身が求めるのか,この神戸市自身が結局はそういうところに女性を配置してるのかというのが問題があるというふうに思うわけですけれども。勤続年数もちょっと見ましたが,男性20.5年,女性は16.5年というふうになっていまして,4年間も短いんですね。それはやはり男性よりも女性のほうが短いと。出産とか育児,介護などが,どうしても仕事を続けられない状況に追いやられていくと。そういう方が短時間労働につかれる場合もあると思うんですけれども,そういう女性にそういうものがのしかかってくると。管理職になられたとしても。長時間過密労働ということで,本当に御苦労されているというふうに思います。  そういう意味では,今回,女性幹部の比率とか勤続年数の実態を見ましたけれども,神戸市の取り組みそのものが本当におくれているという認識を持って進められるべきだというふうに思うんですけれども。もう1度,済みません,よろしくお願いします。 62 ◯黒田市民参画推進局副局長 引き続きそのあたりについては取り組んでいきたいと考えてございます。 63 ◯分科員(今井まさこ) 男女参画社会を進めようという,今,社会が本当に取り組んでいるわけです。神戸市の今回の組織改編は明らかに世界の流れから,男女平等という立場から見ても,やっぱり逆行しているということを指摘して,次の質問に移りたいというふうに思います。  垂水区と中央区,先ほども質問されましたけど,体育館について。垂水区と中央区に新たに建設される2つの体育館についてお伺いいたします。  1つは垂水体育館と勤労市民センターの体育室を統廃合し,平磯に建設します。2つは生田文化会館と三宮勤労市民センターの体育部門も統廃合し,磯上につくるというものです。合計4つの体育館が2つになってしまうと。4つの施設で年間利用者の実態というのは,垂水区の2つの体育施設で約13万7,000人います。中央区の2つの施設で約5万9,000人が利用しています。スポーツを楽しみ,いつまでも健康でありたいと頑張っていた多くの区民が,三宮の大開発と垂水駅周辺の公的施設の再編の名のもとに,大変遠い体育館に追いやられてしまうわけです。移転・統廃合は住民サービスの後退ではありませんか。お伺いいたします。 64 ◯岡田市民参画推進局長 まず,三宮のほうの勤労会館と生田文化会館の体育施設につきましては,先ほども御答弁申し上げましたけれども,新中央区総合庁舎整備基本計画の中で磯上公園内に整備を進めることというふうなことで計画をしておるところでございます。今この体育館2つ合わせまして,勤労と生田で大体5万9,000人と,これは事実でございますので,今回新しくつくる体育館におきましては,それよりも大きなものをきちっと整備をして,より使いやすいものにしまして,多くの方により使っていただけるようにさせていただきたいというふうに思ってございます。  また,垂水のほうの体育館についても,先ほど来御答弁していますが,同様でございますし,また,垂水駅周辺エリアというのが今後非常に,ポテンシャルを引き出していくためにさまざまな公共施設等の再配置が必要であり,また,中核的な医療機関をそこに設置をしたいというようなことでのまちの整備の一環としまして,両体育館をスポーツガーデンのほうにあわせて新設をするということでございますので,御理解をいただけたらというふうに思います。 65 ◯分科員(今井まさこ) 後からまた言いますけれども,高齢者,圧倒的に多いんですけれども,そういう方にとっては,立派な体育館とか,そんなん必要ないんですよ。太極拳をやっている方もそうですし,本当に身近なところにあると。便利なところにあるというのがとても助かっていると。だから,4つあったものが2つになるということは,本当に近くにいる人たちがなかなか通えない状況をつくるということは事実だと思うんですね。  最初に垂水の新体育館についてお伺いいたしますけれども,この計画についての市民意見,パブリックコメントが行われまして,258人,379件もの意見が寄せられています。379件もの意見が出されるということは,大変関心が高いことだというふうに思うんですけど,多い少ないという意味ではどうでしょうか。 66 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 1つは,体育館の整備という形で,できるだけ多くの方の御意見をお聞きするということで,今回,意見募集についての広報等もやりましたし,受け付けもインターネット等だけではなしに,体育館,それから勤労の体育室等々でやっている結果だと思います。  以上でございます。 67 ◯分科員(今井まさこ) 努力をされたということだと思うんですけれども,本当に,この意見ですね,寄せられた意見というのがこういう形でまとまっているわけなんですけれども,私もずっとながめてるんですけれども,多くの人が,利用者さんが声を上げてるというのが実態なんですね。投票箱じゃないけど,意見箱というのが5カ所か4カ所か置いてあったと思うんで,そういう意味では入れやすかったという反映だと思うんですけれども,だからこそ利用者さんの声が反映されていると。アクセスに対する心配,存続希望,求める方々,こういう意見出ていました。  その中の声を御紹介したいと思うんですけれども,高齢者が利用しているので,遠くなると利用できなくなる。このまま利用させてほしい。太極拳一同。駅に近いから20年続けられた。新しい場所は遠過ぎ。続けられない。高齢者のことを考えてほしい。今の場所は駅にもバス停にも近く,便利だから頑張れる。遠いところでは私の年齢では歩いて行くのは大変。今の場所で利用したい。こういう声,本当にたくさん寄せられているんですね。このような声があるわけです。アクセスに対しても,遠い,やめてほしい,こういう声もアクセスに入ったりしてるんですけれども,アクセスとか,道が暗いとかいろいろおっしゃっているんですけども,駐車場を無料にしてほしい,そして,シャトルバスなど出してほしいという声に対してはどんな御検討がされてるんでしょうか。 68 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 今回の意見募集の結果を踏まえて設計等々を行っているわけですけれども,確かにアクセスについては,本当に今の体育館,それから特に垂水の勤労センターの体育室が近くにあるということで,逆に,今,御利用の方からはかなりそういった意見が出たのかなと。先ほど委員言われましたトータル379のうち,設計上どうしても必要だった──利用者から97件ほど──機能ですね,できるだけ広い競技場にしてほしいとかいう御意見を伺っています。また,一方では,おっしゃるとおり,アクセスについては142件という形が出ております。  なるほど,先ほども言いましたけれども,利便性というので比べると,若干遠くはなりますけれども,それでもやはりJRの垂水駅から約,歩いて10分程度,今も年金会館等々,あるいはスポーツガーデンのほうもありますし,車でしか行けない方も駐車場を使っていただけるという形になっております。ですから,先ほど言われました,あとは駐車場の関係ですとか,やはり利用に当たりまして一定の負担等々をお願いしている施設でもありますので,その辺につきましては引き続き検討させていただきたいと思っております。  また,アクセスのことで補完する策として,今,企画調整局とあわせてこの辺を検討しておりますので,その中でもまたいろいろ検討してまいりたいと思っております。  以上です。 69 ◯分科員(今井まさこ) 今の御答弁は,質問というか,寄せられている意見にやっぱり応えてないというふうに思うんですね。駐車場は無料にしてほしいという御意見と,やはり国道を渡らなきゃいけない。道を違えば陸橋を渡らなきゃいけない。そこから年金会館を通り抜けていきましてというか,脇道を通っていきまして,そこから右左,どっちへ分かれるかなと迷うところですけども,本当に遠いんですよ。かなり遠い。これまでバス停目の前にあったとか,駅が目の前にあったというところから見るとかなり遠いですし,人通りがほとんどないんですよ。それは,これから体育館ができれば少しはふえるかもわからないですけれども,しかし,車で行く人たちが圧倒的に多くなれば,そんなに歩く人がふえるとは思えないですね。言ったら,ここで利用されている方々の年齢──わかったらいいんですけど,わからないんですけれども,70,80,90歳の人もいらっしゃると書いてあってね,びっくりしたんですけれども,そういう方々が暗い,遠い,国道を渡らなきゃいけない,これは大きなハードルだというふうに思うんですね。そういう意味では本当にもっと検討していただきたいと。  勤労会館の体育室の利用状況,御存じでしょうか。 70 ◯黒田市民参画推進局副局長 勤労会館の体育館の利用率は98.4%ということになっております。30年度の利用実績でございます。 71 ◯分科員(今井まさこ) そうなんですよ。本当に90%以上の方々が利用されて,トレーニング室なんかは99.1%ということなんですね。トレーニング室を利用されている方なんかでは,仕事帰りに寄っているということで,本当にこれから遠くなれば行けなくなるという声もあります。  体育室というのは,申し込んでいる多くが卓球なんですね。それで,私も知っている方が言ってましたけれども,卓球は申込日というのがありまして,その朝一番に,会館があく時間,必死になって電話をかけるんだそうです。ちょっとおくれるともうかからなくなってしまって,予約が入ってしまって,だめなんですと断られるというようなことをおっしゃっていました。そういう意味では本当に人気の施設なんです。  移転・統廃合後はおやこふらっとひろばと児童館を設置するということになっているわけなんです。子供は大切ですけれども,しかし,だからといって,これまで利用していた高齢者が利用できないというのは大問題だというふうに思うんですけども,先ほども言いましたように,2つの施設の利用者数は13万7,000人と。垂水区民20万ちょっと超えているぐらいなんですね。何回も使ってらっしゃる方いらっしゃるから,一概に言えませんけれども,それでも垂水区民の半分以上の人たちが延べで使っているというのは,本当に貴重なことだと思うんですね。  そういう中で,やはりこれだけ運動に対する関心,高いわけですから,統廃合をやめて,新たな体育館,これは立派なものをつくっていただいて,大会もできるような──駐車場も完備してもらっていただいて結構ですけれども,体育館含めて,垂水区の3つの体育施設,あってもいいというふうに思うんですけれども,いかがでしょうか。 72 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 先ほども申し上げましたように,1つは,垂水のポテンシャルを引き出す中での計画という中で我々も担っております。それと,御存じのとおり,垂水体育館につきましては,単に老朽化もありますけれども,バリアフリーも非常に限られている施設ですので,委員おっしゃっているとおり,高齢者の方も本当に利用については非常にやはりちょっと御迷惑をかけているという点もございます。  今回,先ほどの答弁でも申し上げましたけれども,高齢者,障害者,お子さん一緒の方,いろんな方ができるような形で我々計画しておりますし,また,例えば卓球台につきましても,両体育館,体育室の保有台数よりも多くできるような形でも利用できますので,その辺については,我々いろんな方の利用ができるような形で考えておりますので,引き続き進めていきたいと思っております。  以上です。 73 ◯分科員(今井まさこ) 最初に言いましたように,やはり立派だとか,そういう問題じゃないと思うんですよ。高齢者の方々にとって。どんなに大きな体育館できたってね,その人たちにとってはそんなにありがたいというわけじゃなくて,本当にいつまでも健康でありたいという思いを込めて頑張ってらっしゃるんですね。70代,80代,90代の方が利用されてる。そういう方が本当に遠いところに歩いて行かなきゃならないという。皆さん想像されません。おじいちゃんや──あなた方のお父さんかもしれないし,おじいちゃんかもわからないですけど,そういう方が暗い道を──高齢者は夜歩かないかもわかりませんけれども,それでも歩いて行かなきゃならないというのはね,やっぱり検討していただきたい。  垂水体育館のほうは老朽化という問題ありますけど,勤労市民センターのほうは何の問題もありません。子供のおやこふらっとひろばというのは──今度リノベーションの中で体育館移転します。どんだけあそこのレバンテの会館,空白にすればいいのかなと思うんですけど,場所はいくら──図書館がなくなればできますよね。だから,そういう意味ではもっと本当に検討していただきたいと。  この質問の最後に,寄せられている意見を読ませていただきます。同サークル内には90歳を超えてもお元気な方がいます。元気の秘訣は体力づくりとコミュニケーションとのこと。それが,駅から離れてしまうことで続けられなくなる人がふえるのではないでしょうか。今回の計画は,年寄りに優しくない神戸としか言いようがありません。若い世代も大切にし,お年寄りも大切にする神戸にしてください。こういうふうに書かれております。ぜひこれに応えていただきたいというふうに思います。  磯上のほうは,ちょっと時間が押してきましたので,最後もし時間があれば質問したいと思いますので,自衛隊についてちょっとお聞きいたします。自衛官募集対象情報の提供についてお聞きいたします。  神戸市は自衛隊に自衛官及び自衛官候補の募集対象者の氏名,住所,性別,生年月日の住基4情報を提供する覚書を自衛隊と結びました。神戸市は自衛隊法第97条と同施行令第120条に基づいて,電子媒体での名簿を提供するとされています。第97条は,市町村は自衛官及び自衛官候補生の募集に関する事務の一部を行うと規定し,また,施行令第120条は,自衛官の募集に必要があると認めるときは必要な資料の提出を求めることができるとなっている,これが名簿を提供する根拠とされています。  しかし,住民基本台帳法11条で,住基4情報を得ることができるのは閲覧となっています。住基法12条の2の写しの交付があり,市長は,国の機関に提供することができるのは,住基ネットの接続にかかわる事務の場合だけです。これは住基法30条の9に書かれています。また,住民基本台帳事務は自治体の事務です。自衛隊が提出を求めても,それに従う義務はないと考えるが,いかがでしょうか。 74 ◯黒田市民参画推進局副局長 自衛隊の窓口は,私ども行財政局のほうが担ってございますが,私どももいろいろ一緒にお話をさせていただいてございます。  先ほどの情報提供の根拠でございますが,防衛省に対する募集対象者情報の提供につきましては,法令及び個人情報保護の観点から判断が必要だと考えてございまして,この辺の検討をしてまいりました。自衛官募集に関する法令の根拠としましては,御指摘ございましたが,自衛隊法第97条及び同法施行令120条において,自衛官募集事務は市町村がその一部を実施すること,また,防衛大臣は市町村長に対し資料の提出を求めることができる旨規定されてございます。また,個人情報保護の観点では,神戸市個人情報保護条例第9条第1項において,個人情報の提供を制限をしているところではございますが,これ法令等に規定がある場合はこの限りでないという旨が規定されてございます。
     こうしたことから,私どもとしましては,防衛省に対し募集対象情報を提供することは,法令に根拠がございまして,神戸市個人情報保護条例第9条,これにも違反することがないために,神戸市としては提供可能であるというふうに考えてございます。  以上でございます。 75 ◯分科員(今井まさこ) 福岡市では,市の個人情報保護条例に抵触する。市条例では法の定めがあれば個人情報を提供できるが,自衛隊法施行令は具体的に欠け,定めとは言えないと説明しています。宇治市では,住民基本台帳法には閲覧の規定しかなく,市の個人情報保護条例に基づいても提供はできないというふうに判断しているんですね。神戸市は個人情報保護審議会,開いてないんですよね。これはやはり開いて,きちんと専門家の意見を聞かれるのが当然だと思うんですけど,いかがでしょう。 76 ◯黒田市民参画推進局副局長 個人情報保護審議会の関係でございますが,これは実施機関,神戸市の,今回の場合は行財政局となりますが,神戸市個人情報保護条例第9条第1項の規定によりまして,原則として個人情報利用目的以外での目的で利用または提供してはならないのですが,4つの場合には認められるということになってございます。1つ目として法令等に規定があるとき,2つ目として本人の同意があるとき,3つ目として個人の生命,身体または財産の保護のため緊急かつやむを得ないと認められるとき,4つ目として,これら3項目に該当する場合のほか,個人情報保護審議会の…… 77 ◯主査(山本のりかず) 時間が来てますので,簡明な答弁をお願いします。 78 ◯黒田市民参画推進局副局長 意見を聞いて公益上特に必要があるときということになってございまして,私どもとしては,自衛隊法施行令第120条が法令等に該当すると考えてございますので,法令等に規定があるときという項目に該当しまして,提供が可能であると考えてございまして,個人情報保護審議会の審議の対象とはならないという判断をしてございます。  以上です。 79 ◯分科員(今井まさこ) もう時間ないですけど,やはり自治体によっていろいろ判断が変わってるわけですから,きちんと審議会開いていただきたいと思います。 80 ◯主査(山本のりかず) 次に,大井委員,発言席へどうぞ。 81 ◯分科員(大井としひろ) こうべ市民連合の大井でございます。どうぞよろしくお願いします。一問一答でお願いしたいと思います。たくさん質疑をしたいんで,だらだらした御答弁要りませんので,短い答弁でよろしくお願いします。  そうしましたら,まず最初に,新型コロナウイルス感染症対策で,神戸市における対応方針にのっとり,この市民参画推進局としてどのような取り組みをされておられるのか,まずお伺いしたいと思います。 82 ◯岡田市民参画推進局長 市民参画推進局におきましても,市の対応方針を踏まえて対応してございます。これまで文化施設やスポーツ施設などの所管施設での手洗い,せきエチケット等のポスターを掲出をいたしておりますし,来館者向けにアルコール消毒液を配備するなど対応してまいりました。さらに,主催行事の延期または中止に加えまして,屋内における感染防止の観点から,地域福祉センターを初め,区民センター,勤労市民センター,勤労会館,地区体育館,ポートアイランドスポーツセンターなどの所管施設について,本日3日から15日まで閉館とする対応をしてございます。  当局といたしましても,引き続き本市対応方針を踏まえまして,日々刻々の状況を注視しながら,迅速かつ適切に対応してまいりたいと,このように考えてございます。 83 ◯分科員(大井としひろ) 市民参画推進局内の職員の皆さん方,子育て中の職員とかおられると思いますけど,この方々の対応はどんなふうになってます。 84 ◯岡田市民参画推進局長 これにつきましても,市の行財政局の方針に基づいて対応しておるわけでございますけれども,基本的には,やはり当局,結構若い職員が多いものですから,子育て中の職員も多うございますので,年次有給休暇の取得の推奨ですとか,あるいは在宅勤務が取得可能な場合には積極的にそれを活用いただく,あるいはフレックスタイムを活用いただく,こういうことを局内で推進をしているところでございます。 85 ◯分科員(大井としひろ) 実際に局内で何人ぐらいの方が今回それで休まれておられるんですかね。ちょっと教えてください。 86 ◯岡田市民参画推進局長 済みません,正確にきょう何人というのは──ですけれども,フレックスタイムをとっている職員はそれぞれ数人おりますし,休暇をとるとらないは,休暇の内容が当日把握できておりませんので,ただ,これから推奨していくということでございます。 87 ◯分科員(大井としひろ) ぜひとりやすい雰囲気はつくっていただいて,子育て中のお母さんお父さん,本当に大変だと思うんで,ぜひよろしくお願いします。  そうしましたら,もう少しお話ししますが,消費者問題の窓口である市民参画推進局ということであれば,今,トイレットペーパーとかマスク等々が品薄とか,インターネットの高額販売とか,いろいろ,悪徳商法っていうんですかね,こういうのが横行しているようですけれども,この辺のところ,消費者センターをお持ちの市民参画推進局,何かその辺対応されておられるのか,ちょっとお聞きします。 88 ◯岡田市民参画推進局長 本当に今,スーパーとかそういうところでトイレットペーパーが品切れとかいうデマに基づいた情報による消費行動だということで,消費生活センターにおきましても,フェイスブックを通じて日々情報を発信しておるんですけれども,これの中で早速注意喚起,啓発をしているところでございます。また,こういう状況の中で,高額転売みたいなことが起こっておるということについても,積極的に市民の皆さんに注意いただくように,今,啓発をしているところでございます。 89 ◯分科員(大井としひろ) ぜひこの感染症対策,万全,抜かりのないようによろしくお願いします。以上です。  そうしましたら,次に,磯上公園内の新体育館の建設について御質問いたします。  令和4年度前半の完成を目指しまして,勤労会館と生田文化会館の体育館機能を統合した新体育館を磯上公園内のグラウンドに建設することになりました。この磯上グラウンドは,現在,サッカーやラグビーなど,小さな子供さんから高齢者まで多くの市民の皆さん方に利用されております。まあ言えば都会のオアシスといいますか,市民スポーツのメッカというべき場所にあるグラウンドでございます。  このたびこの磯上グラウンドに新しい体育館が建設されることになったわけでありますけれども,従前は磯上公園内で外国人のスポーツ交流施設とあわせて整備検討を進めるというようなこともお話もあったようでございますけれども,グラウンド内に体育館を建てるといっても,やはり今,現にグラウンドを使っておられる市民スポーツ愛好家の皆さんがおられるわけでございますけれども,この皆さん方にきっちりと説明ができているのか,了解は得ているのか,その辺のところ,御答弁お願いいたします。 90 ◯岡田市民参画推進局長 今,磯上公園のグラウンドを利用される方への説明の問題でございますけども,先ほど来御答弁申し上げておりますが,この2月に予算案を公表して以降,主な利用団体との協議を精力的に進めているところでございます。利用者の皆様方のさまざまな御意見を丁寧に聞きながら調整をしてまいりたいと,このように考えてございます。 91 ◯分科員(大井としひろ) そこで,ポートアイランドに代替地を用意して,グラウンドを整備しますよということでありますけれども,私も若いころ,スリーダイヤのユニホーム着まして,ここで神戸リガッタアンドアスレチッククラブの皆さんとよくサッカーの試合をさせていただいたんですけれども,かつてはここはイングランドのプロのサッカーチームやラグビーの代表がお越しになったというような歴史のあるグラウンドでもあるわけでございます。このような形で幕を閉じるというようなことになるのは非常に残念でならないし,じくじたる思いがあります。しかし,それが神戸市としての次善の策というのであれば,単に代替のグラウンドを手当てしただけということにならないように,現在の利用者の皆さん方の声に丁寧に耳を傾けていただいて,意見を拾い上げてもらいたいと思っております。  ぜひとも,場所は遠くなるが,誰もがよくなったことを実感できるような充実した施設となるよう検討してもらいたいわけでありますけれども,具体的な整備計画の策定は今後どのように進めていくのか,また,新たに整備された代替グラウンドは,利用者申し込みを含めていつから使うことができるのか,少しお伺いします。 92 ◯岡田市民参画推進局長 代替グラウンドの件でございますけれども,現状,この磯上公園が都心部に存在する球技場ということで,大変多くの方に御利用いただいていること十分に認識をしてございます。同じ中央区内でございますポートアイランドに代替グラウンドを整備し,引き続き現在の皆様方にも御利用いただけるよう対応してまいりたいと考えております。  候補地につきましては,ポートライナーの医療センター駅から約500メートル,徒歩7分,中央市民病院西隣の下水処理場の南側用地でございます。代替グラウンドの具体的な仕様につきましては,利用者の皆様方のさまざまな御意見をこれから聞いていきながら検討していくわけでございますけれども,規模や附属設備等につきましては,その機能,利便性が向上したと利用者の方々に実感をいただき,またより喜ばれるものになるように,工夫を考えていきたいと思ってございます。  また,駐車場につきましても,先ほど来御答弁しておりますが,磯上公園にはございませんけれども,このたびは新たに設けたいということで,今後は子供たちの送迎などにも車をお使いいただけるようになるのではないかと考えてございます。  整備スケジュールでございますけれども,令和3年度当初から御利用いただけるよう,精力的に整備を進め,磯上グラウンドを利用していただいている方々が利用できない期間が生じないように,きちっと整備をしてまいりたいと考えてございます。 93 ◯分科員(大井としひろ) つい先日,2月の11日の建国記念日の日に,私が所属していますライオンズクラブ──私ちょうどサッカー大会の実行委員長もさせていただいて,神戸FCと共催で,ここで小学校1年生,2年生,それから障害ある方々のサッカー大会をさせていただきましてね,翌日の神戸新聞にも取り上げていただいたんですけれども。そういう小さな子供さんとか高齢者の方々が使っていただくという意味では,体育館のあと3分の2ぐらいは残るということなんで,そういう意味では,そういう方々の使えるようなグラウンドというのもいいんではないかと思うんですけど,その辺のところはどう考えておられるんですかね。 94 ◯黒田市民参画推進局副局長 磯上公園のあり方的なお話になると思うんですが,磯上公園については,私ども建設局が公園として管理してございます。今後,新体育館の建設,私ども始めますが,これにあわせて,周辺環境も踏まえまして,また皆様方の御意見もお聞きしながら,建設局を初めとする関係部局で連携して,今後のあり方について磯上公園について検討していきたいというふうに考えてございます。 95 ◯分科員(大井としひろ) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  実は,磯上グラウンドもそうだったんですけれども,町なかの都会のオアシスということで,結構砂じんというんですかね,砂ぼこりというのが,地域の方々からいろいろありましてね。あそこも砂じん対策で高いネットを張ったりとか,いろいろしていただいておったはずなんですけれども,そのときも人工芝という話がずっとあったんです。  今回も病院の西側というようなことになりますとね,やはり病院はもっとそういう意味では砂じんとか,そういう問題というのは結構シビアな話になってくるんだと思います。この3億3,000万円という予算の中で人工芝のグラウンドというのをぜひ手当てしていただけたらなと思っておるんですけど,これは要望にしておったほうがいいですかね。そういうことで,ぜひよろしくお願いします。  次に,第10回の神戸マラソンについてお伺いします。  私も何度か参加したことのある神戸マラソンがいよいよ令和2年度に第10回を迎えることになるわけです。第10回大会では,震災からの復興を果たしてさらなる高みを目指して新たなステージへと進む神戸の姿や震災の経験・教訓を世界中に伝えるための記念事業を実施するとお聞きはしておるんですけれども,お子さんやフルマラソンに参加できない層にも参加してもらえるようなメモリアルファンランというのも計画されておられるようですけれども,大いにいい取り組みだと思っております。  今回の10回目の記念大会,どのような大会にしようとお考えなのか,ぜひ局長のお考えをお聞きしたいと思います。 96 ◯川中市民参画推進局担当部長 今回で第10回を迎えるということでございます。第10回の大会につきましても,これまでの大会テーマ,感謝と友情をもとに,神戸マラソンの原点とも言えるありがとうの気持ちを未来へつなげていくため,キャッチフレーズを「ありがとう」の42.195キロから変更し,ありがとうを未来へつなごうを掲げて開催する予定でございます。  第1回大会が開催されてから第10回の節目に当たることから,これまでの大会での取り組みを振り返るとともに,大会テーマである感謝と友情を国内外により広く発信することで,創造的復興を果たし,兵庫・神戸の姿や震災の経験・教訓を世界中に伝えるため,各記念事業の実施を行い,また,ロードレースラベル取得大会としての国際的で競技性の高いレースと,市民ランナーも楽しむことができるレースを兼ね備えたさらに魅力のある大会を目指し,第10回大会を実行しようと考えてございます。  具体的に第10回大会記念事業といたしましては,先ほどありましたように,メモリアルファンランを実施すること,あるいは神戸マラソンに参加意欲はあるものの連続して落選をされている方の連続落選枠の設定,あるいは兵庫五国の食材を活用した魅力発信などを実施する予定でございます。そのほか,10回記念大会としましては,特別ゲストとして野口みずきさんを招聘し,記念グッズ作成等を行い,記念大会の機運醸成を図っていきたいと考えてございます。子供から大人までが参画できる記念すべき大会となるよう,企画内容について引き続き検討してまいりたいと考えてございます。 97 ◯分科員(大井としひろ) 私も何度か参加させていただきましてね,一番感じているのは,子供たちから参加者の皆さんに贈られます絵手紙というのがあるんです。子供たちが一生懸命──5年生か6年生の子供たちが書いてくれたと聞いておるんですけれども,手書きのそういう絵手紙をもらいましてね。いつもみんなが応援してくれてるなというのは感じておるわけなんですけれども。私も走ってますとね,子供たちが沿道で──本当に私は前のほうじゃなくて,後ろのほうのぎりぎりの,ゴールするのもぎりぎりぐらいの──もう何時間も子供たちが初めから最後まで大声出して応援してくれて,あめとか果物とか,何かいろいろなものをお母さんと一緒にこうやって,いただきながら走ったという覚えがありましてね。やはりこの子供たちが一生懸命応援してくれているということで,神戸でまた走りたいなと思っていただいているランナーもたくさんおられるんじゃないかなと。  今度はそういう子供たちに感謝も込めて,実際に子供たちにもマラソンを体験してもらうというようなことを考えたらどうなんでしょうかね。例えば小・中・高の子供たちに42.195キロを,小学1年生は100メートル,中・高生は500メートルぐらいで,1,000人ぐらいでたすきをつないでいく,そんな駅伝とかリレー形式の,そんなみんなで走るというようなことは考えられないんでしょうかね。  また,沿道で一生懸命応援してくれている子供たちもたくさんいるわけで,何人かのグループごとに白地の旗をお渡しいただいて,そこに子供たちが思い思いのメッセージや絵を描いていただいて,その絵を,旗を沿道で振ってもらうというような,何かそんな子供たちにもっと盛り上げていただくような,そんな10回大会にしてはどうかなと思うんですけれども,どうでしょう。 98 ◯川中市民参画推進局担当部長 今まで応援の参加だった子供たちがスタート付近から大丸や南京町あたりを走ることができるメモリアルファンランを実施予定でございます。ランナーが通過した直後の神戸マラソンの熱気が残るコースを子供たちが走ることを想定しており,大規模都市型マラソンの疑似体験をできる機会を子供たちに提供したいと考えてございます。  委員の言っておりましたリレー形式の実施につきましては,子供たちと一般ランナーが一緒に走ることを想定すると,少し安全性を担保するためにランナー間の距離を保つことや,競技定員の見直し,交通規制時間の延長等が必要になることも考えられ,公認のフルマラソン競技とあわせての実施についてはいま少し難しいのではないかなというふうに考えてございますが,第10回記念大会においては,ファンランに参加する子供たちや,それぞれ応援する子供たちが神戸マラソンの雰囲気をじかに体験できるように工夫することで,子供たちに貴重な機会を提供していきたいと考えてございます。 99 ◯分科員(大井としひろ) ぜひ子供たちが──ぜひ今まで9回一生懸命応援してくれた子供たちのための10回大会にしていただいて,子供たちがどこかで──42.195無理だったら,たとえスタートの100メートルでもいいですから,何人か代表ぐらいが一緒になってトップランナーと走るぐらいの,そんなことぐらいは考えていただいて。それと,先ほど申しました子供たちの応援の旗なんかは,今はもう簡単に旗に──例えば紙に絵を描いて,それをそのまま旗に印刷して,旗なんて簡単にできるんですよ。ですので,そういう──先ほどの御答弁では,旗の子供の応援というのは一切おっしゃらなかったんですけど,ぜひ採用していただきたいんですけど,どうでしょう。 100 ◯川中市民参画推進局担当部長 その辺につきましても,地域と知恵を出し合いながら,子供たちにスポットライトが当たるような企画を検討し,市内の生徒や子供たちが積極的に参加できるような機会をふやしていきたいと考えてございます。 101 ◯分科員(大井としひろ) 今,子供たち,きょうからコロナウイルスでというようなことで,多分どれぐらいで終息するかわかりませんけどもね,夏過ぎて,オリンピック終わって,その後ぐらいであれば,もうそういう状況でもないと思います。ぜひ子供たちが──今ちょっと閉塞感のある中で子供たちもおられるんで,ぜひ楽しい,そしてみんなで楽しんでもらえるマラソン大会にぜひしていただきたいとお願いします。  そうしましたら,次に,成年年齢の引き下げに伴う消費者教育についてお伺いします。  民法の一部を改正する法律が平成30年6月に公布され,民法における成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ,令和4年4月1日から施行されることになっております。この成年年齢の引き下げに伴い,18歳や19歳の若者が成年として自分の意思で契約ができるようになるわけでございます。例えばインターネットを通じた商品売買や消費者金融からの借り入れなど,自分1人でできるようになってしまいます。十分な経験のない消費者教育や金融教育を受けてない若者が容易に契約ができるようになることから,本人が想定していないような消費者被害,トラブルに巻き込まれるのではと非常に危惧をしておるのは私だけではないと思います。特に年齢が低いほど素直に受け入れる傾向があるともいう話も聞くわけで,制度が導入される令和4年4月まで時間がないことから,早急にこの18歳以下の子供たちを対象に消費者教育を展開するべきだと思いますけれども,御見解をお伺いします。 102 ◯黒田市民参画推進局副局長 御指摘の成年年齢の引き下げに伴う消費者教育についてということでございますが,私ども──成年年齢の引き下げによって,これまでの未成年者──18歳,19歳が親の同意なく,クレジットカードを作成するであるとか,ローンを組む,携帯電話を購入する,アパートを借りる,こういうことが単独で契約できることになるという問題がございます。  神戸市の消費生活センターに寄せられる相談は,契約当事者が20から21歳の相談が18歳から19歳の相談に比べて1.5倍から2倍と,成年になった途端に倍近くになるという傾向がございます。このことからも,成人になった若者は未成年者取消権で保護されている未成年の若者よりも消費者トラブルの被害に遭いやすい傾向にございまして,成年年齢の引き下げにより18歳,19歳の消費者被害が拡大することが懸念されてございます。  私どもの取り組みでございますが,御指摘の18歳以下の子供たちを対象として次のような取り組みを行っています。1つは,高等学校における消費者教育でございますが,これは県の県立消費生活総合センターが高等学校を対象に出前講座などの啓発を行ってございまして,私どもの市においても,学校からの依頼に基づきまして,消費者トラブル防止等をテーマに出前講座をやってございます。また,教員向けには消費生活センターにおいてDVDなどの消費者教材の貸し出しを行ってございます。  また,大学における消費者教育なんですが,消費者問題に関する授業を関西学院大学と神戸学院大学において実施してございまして,消費生活センター職員も講師を務めたりしてございます。さらに,市内の芸工大であるとか武庫川女子大学,神戸女子短期大学,甲南女子大学でも,各1回になりますが,講義を担当したりしてございますので,このあたりでそういう世代の啓発をしているところでございます。  また,事業者との連携としまして,携帯電話事業者3社と連携しまして,18歳以下を対象に,消費生活センターなどの身近な消費生活相談窓口につなぐ消費者ホットライン188,これを案内する啓発グッズ──元年度は消しゴムを配りましたが──を啓発チラシとともに,携帯電話の契約が増加する3月に配布したりしてございます。  地域による啓発につきましても,各区と連携して,例えば青少協──青少年育成協議会の支部長会において,若者に被害が多い消費者トラブル等の情報提供を行うなどしてございます。  今後,現在の取り組みを継続するとともに,特に,御指摘のように,高等学校への啓発を強化していくことが重要であると考えてございますので,高等学校への出前講座など,消費者教育の拡充に向けて教育委員会とも検討を進めていきたいと考えてございます。  以上でございます。 103 ◯分科員(大井としひろ) 最初に私も言いましたけども,この教育というのが結構,高校生になってから──これ2年間,時間がないんで,今はこの2年間の前後は高校生の18歳前の子供たちにしっかりとしないといけないんでしょうけども,こういうのがやっぱり,鉄は熱いうちにというように,もっと小さなところから,小学生ぐらいの子供たちにこういう重要性というのを認識してもらうような教育を取り入れていただかないと,いざ18歳になったときには,この子たちがそういうことで対応できるかというと,なかなか厳しいんではないかなと危惧しています。  特に今,高齢者の方々の詐欺事件なんか見てますとね,もうそれこそ私でもだまされるんじゃないか──高齢者というんじゃなくて,それこそあの手この手で,いろんな形で,だましの手法で何億というお金がだましとられていると。これね,今度狙いを若年層のほうにこの手の連中が向けますと,一気に,高齢者の方ではなくて,若年層のこういう詐欺事件が多発するのではないかなと思ってます。  そういう意味から言いましても,やはり市民参画の消費者の問題の窓口と教育委員会とが連携とっていただいて,そして,もっと小さな子供さんの時代から──そして,常々こういう問題についての情報交換というんですか,こんな手合いの連中がこんなというような,何かそんなことをしていかないと,これは本当にえらいことになるなと思ってます。あと2年後なんでね,ちょっとその辺,もうちょっと危機感を持って答弁していただけます。 104 ◯岡田市民参画推進局長 今,副局長から御答弁申し上げましたように,現時点で高等学校をターゲットにした教育といいますか,消費者教育を中心に進めておるところでございますけれども,今いただいた御指摘も踏まえ,よく教育委員会とも相談をしてまいりたいと,かように思います。 105 ◯分科員(大井としひろ) こういう消費者トラブルというのは,学校,教育現場を深く理解している人材の育成というのが──強化というのが不可欠であると言われております。例えば相談員を常勤の専門職として位置づけること,あるいは,消費者教育に関心のある方を一定期間消費者行政担当部局に配置するというようなことも重要でしょうし,先ほども申しましたように,学校現場との交流や,連携や,継続できる仕組みの構築というのが急務でないかと思っております。この行政の横のつながりや連携,学校現場とかかわりを深めていくというような,そういう意味で今でも何かやっておられることがあるんですかね。ちょっとそこをお聞きします。 106 ◯黒田市民参画推進局副局長 先ほどちょっと答弁で申し上げましたように,高等学校に対するあれにつきましては,私どもの消費者センターにおいても,学校からの依頼に基づいて,そういう消費者トラブル等の防止に向けた出前講座なんかも実施しているというふうに──活動をさせていただいてございます。申し上げましたが,教職員の方々に向けても,DVDなどがありますので,そういう消費者教育教材の貸し出しを行ったりするのが今の取り組みになってございます。 107 ◯分科員(大井としひろ) 私は消費者行政の担当部局,そういうところに,まあ言えば相談員を,常勤の専門職というような人を置いていただくのはどうなのかなとお聞きしたんですけれども,また,学校現場の先生方との連携というか,学校現場の中にもそういう専門官という方がいていただいたほうがいいのではないかなと思います。こっちは教育委員会の関係なんで,また教育委員会と話しますけれども,そういう意味で相談員を──常勤の専門職というような,そんな方は今,神戸市には,市民参画推進局にはおるんですかね。 108 ◯佐久間市民参画推進局消費生活センター所長 先生御指摘の消費生活相談員につきましては,消費生活相談業務は神戸市の場合,現在,委託業務になっております。その委託業務を受けております神戸市消費者協会のほうにつきまして,相談員のほうは17名ほど配置しております。  以上でございます。 109 ◯分科員(大井としひろ) その相談員の方々っていうのは学校とは何か連携というか,何かそんなことはされておられるんですか。 110 ◯佐久間市民参画推進局消費生活センター所長 今,相談員の件で申し上げましたが,神戸市の場合,平成21年度から25年度までにかけまして神戸コンシューマー・スクールというのを開講いたしました。これで,消費者問題の解決方法の提案ができる人材ということで,消費生活マスターを輩出いたしております。現在もこの消費生活マスターが30名以上活動を行っておりまして,先生御指摘の小・中学校へ依頼を受けて講義に参りましたり,地域団体,大学へ出向いて講座を行ったり,新聞への執筆活動などを行って,消費者教育の推進に努めているところでございます。今年度は,消費生活マスターの活動につきましては,延べ82回ほどの活動を行っているところでございます。  以上でございます。 111 ◯分科員(大井としひろ) この種の問題というのは,先ほどの高齢者の方々のそういう詐欺の問題とか,今度はこれが若い方々に向かっていくということで,18歳からということになりますと,この辺やっぱり高校生の彼らがターゲットになるということになると,このコンシューマー・スクールですか,マスターというんですか,こういう方々は,そういう詐欺集団というか,そういう方々とも対抗できるような,そんな教育っていうのはされておられるんですか。 112 ◯佐久間市民参画推進局消費生活センター所長 先ほど申し上げました神戸コンシューマー・スクールにつきましては,平成21年度から25年度で終了しておりますが,その後,活動していただくマスターさんにつきましては,毎年研修会や研究会を開いていただいて,いろいろ知識の習得に努めていただいております。この神戸コンシューマー・スクールを卒業したマスターさんが,消費者トラブルの解決方法の提案ができるということでございますので,子供たちに向かってもいろんな場を通じて啓発,教育に携わっていただいております。  先生がいろいろ18歳,19歳の部分で言われる部分でいきますと,我々消費生活相談を受けておりますので,年代別で見ますと若年層に多いトレンドが見えてまいります。具体的には,インターネット関連でオンラインゲームに関することとか,賃貸アパート関係,化粧品,エステというものがございます。このような事案を中心として,契約という大切なことを身につけてもらえるように取り組んでまいっておるのがこの消費生活マスターでございます。中には弁護士の先生もいらっしゃいますし,弁護士の先生の勉強会も開いておりまして,そういう知識の習得に努めてまいるところでございます。  以上でございます。 113 ◯分科員(大井としひろ) ぜひそこの危機管理というか,これは,子供たちがそういう形で自己破産というような,そういうことになりますと,社会人になったときに,それこそ一生重い十字架背負ってというようなことになりかねない。大変これ危惧をしている,大変大きなテーマだと思っております。ぜひこの神戸の子供たちからそういう子が出ないようにしていただくためには,やっぱり学校と連携していただいて,契約ということの重大性──事の重大性ということをしっかりと小さなときから教えていただいて,そういう自己破産とか,そういう形で人生棒に振るようなことのないような対策というのはぜひ考えていただきたいとお願いしておきます。  最後に,神戸市の技能職の魅力発信事業ということで,市民生活や市内経済の基盤を支えてこられた多様な技能職の皆さんは,私たち神戸の,やはりものづくり産業の市の財産であると私は思っております。この技能職の皆さんから成る団体は平成3年度の48団体をピークに年々減少して,令和元年度11月には37団体となっておられるようでございます。  ここには,人口減少社会の進行やライフスタイルの多様化,ICTの浸透などさまざまな要因があるんだと思いますけれども,この技能職というか,名人と言われる,こういう方々を取り巻く環境には,やはり後継者の育成や技術革新への対応,販路の拡大などさまざまな課題があるとは思いますけれども,本市においてもこのような課題に対応するための施策の展開が必要だと思いますけれども,これまでの取り組み状況はどうなのか,お伺いをしたいと思います。 114 ◯岡田市民参画推進局長 技能職の御指摘だったと思います。私もこの技能職というのは本当に市民生活の基盤を支える──言葉は悪いですけど,目に見えない部分で本当に支えていただいている。ところが,なかなかそれがPRができずに,その存在という意義をわかってもらえないという状況に昨今あるというふうに,御指摘のとおり,私も同様に考えているところでございます。  私どもといたしましては,この技能職の団体と一緒になりまして,そういう御指摘のあった後継者育成等の問題について何とか解決策をということで取り組んでいるところでございます。まずは多くの市民の方にこの技能職の存在をわかっていただく,あるいは子供たちに興味を持っていただくと,こういうことが非常に大切であると考えてございますので,この若い世代を対象に,技能体験などを通して理解してもらう施策を中心に進めてございます。  具体的に申しますと,技能グランプリ&フェスタということで,毎年11月の技能月間に若年者に対する実技指導や体験をここでも行ってございますし,また,この技能職団体と協力をいただきまして,平成5年度からになりますけれども,中学校に講師として皆さんに行っていただいて,自分たちのわざと,それから職人というものの意義というものを授業の中で披露いただくということで,進路学習会と銘打って,市内の中学校にも御協力いただいて進めてきてございます。また,これに加えまして,20年度からは青陽須磨支援学校にも参りまして,障害を持つ生徒も対象として技能体験を披露している。  さらに,神戸マイスターというのを──今,名人というお話ございましたけれども,全国に通用する卓越した技術や技能を有する方で人格的にもすぐれているという,こういう方を選ばれておるわけですけれども,この神戸マイスターにも,市内中学校にそのマイスターの授業として,自分たちでみずから講師として行っていただいているという状況がございます。  トライやる・ウィークというのが中学生にございますけども,トライやる・ウィークの行き場所ということにつきましても,美容師ですとか,洋菓子職人でありますとか,そういう技能職場で積極的に受け入れておりまして,実際に仕事の体験もしているところでございます。  また,技能職発信事業ということで,今ちょっとお手元にお持ちいただいていますけれども,写真集を皆さんの協力でつくりまして,今,アドウインドーに,役所に入る手前でもキューブ型のそういうのを置いてPRをさせていただいているんですけれども,動画も作成をしたりしてということで,いい作品になってるんじゃないかなと思います。  こういうものを積極的にあらゆる機会を通してPRしていくことで,市民生活の基盤を支える技能の重要性というものを広く訴えていきたいというふうに考えてございます。 115 ◯分科員(大井としひろ) ぜひ,技能と技術は違いまして,技術は紙とか資料とかで伝承できるんですけど,技能というのは何十年と積み上げた上にできる名人芸なんですよ。この名人芸というのは,やはりすばらしい技能の名人の方が神戸市にはたくさんおられるんです。ここにもこの冊子を出していただきましたけれども,ぜひその名人芸を映像で残していただいて,その映像を子供たちにぜひ見ていただくと,僕もあんなんしたいと思ってくれる子が出てくると思います。そうすると,こういう職場がまた復活していただけるんではないかなと,そんな希望も持っておりますんで,そういう意味のものづくり産業をぜひ支えていただいて,よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 116 ◯主査(山本のりかず) 委員の皆様に申し上げます。  午前中の審査はこの程度にとどめ,この際,暫時休憩いたします。  午後1時10分より再開いたします。   (午後0時10分休憩)   (午後1時10分再開) 117 ◯主査(山本のりかず) ただいまから予算特別委員会第1分科会を再開いたします。  午前中に引き続き,市民参画推進局に対する質疑を続行いたします。 118 ◯分科員(小林るみ子) 20分ですので,よろしくお願いいたします。  深刻な少子化問題というのがいつの間にか人口減対策に変わってまして,そういう中で,まず最初に,マタニティーハラスメント──俗称マタハラですが,マタニティーハラスメントの対策についてお伺いしたいと思います。  職場でパワーハラスメント,セクシュアルハラスメントが蔓延しています。また,雇用環境,職場環境の悪化から,妊娠解雇,出産解雇,育児退職を余儀なくされ,労働市場から女性が退場させられるケースも多く,職場環境が悪くなればなるほどマタニティーハラスメントも蔓延します。ワーク・ライフ・バランスを掲げる神戸市,市民参画推進局として,3大ハラスメントの1つ,マタニティーハラスメントの現状調査をされたことがありますか。その実態をどのように把握されておりますか。お伺いいたします。  2つ目に,若者の実態を踏まえた労働法教育についてお伺いします。
     アルバイト,パート,派遣社員などの非正規労働者は,今,労働ルール総破壊という状況のもとで,将来の保障もないまま今を働いています。問題が起きると使い捨て,泣き寝入り,相談するすべも知らない,法の使い方もわからないのが現状です。一労働者は,自身の身を守るためには労働法を武器にするしかなく,社会に出る前に学校あるいは社会教育の場で労働法を学ぶことが必要だと思いますが,いかがでしょうか。2点お願いいたします。 119 ◯岡田市民参画推進局長 私のほうから,マタニティーハラスメントの件につきまして御答弁申し上げます。  今,御指摘のとおり,いわゆるマタニティーハラスメントは,職場において行われる妊娠・出産・育児等に関するハラスメントということで,上司,同僚からの,それらの育児休業等の利用に関する言動により就業環境が害されることを申します。このような行為は29年1月より男女雇用機会均等法及び育児・介護休業法において事業主に防止措置を講じることが義務づけをされております。また,令和元年6月に改正されましたいわゆる女性活躍推進法では,ハラスメント対策の強化が盛り込まれておりまして,マタニティーハラスメントについても事業主,労働者の責務が明確化をされ,それらとともに,事業主の相談者に対する不利益取り扱いも禁止をされることになりました。ことしの6月1日から施行というふうに聞いてございます。  こういうことを受けまして,ハラスメントの実態についてですけれども,兵庫労働局が毎年数値を公表してございます。平成30年度に受理したマタニティーハラスメントに関する相談件数ということでは,兵庫県で362件というふうな数値が出ております。  この兵庫労働局におきましては,昨年12月からハラスメント特別相談窓口を開設をしておりますし,また,企業の人事労務担当者等を対象としたハラスメント対策セミナー,あるいは個別相談会の実施に取り組んでおります。また,国におきましても,電話,メールで気軽に相談ができるハラスメント悩み相談室を昨年の6月から設置をしているということでございます。  私どものほうで独自の調査というのはしてございませんけれども,労働局でこのように非常に熱心に取り組まれる,その中で一緒に連携をとって,今後これらの問題について対処していきたいというふうに考えてございます。 120 ◯黒田市民参画推進局副局長 若者への労働教育についてという御質問でございました。  労働行政全般につきましては,基本的には国・県が所管してございまして,市は国や県が行う事業を補完する形で,市民に対する啓発活動や相談などを行っているというのが現状でございます。  まず,神戸市の取り組みでございますが,市の運営する雇用・就労に関するポータルサイトKOBE JOB PORTにおきまして,働くときに必要な基礎知識を初めまして,労働条件に関する法令,制度,各種相談窓口などの情報提供をしてございます。  それから,私どもの市民情報サービス課のほうで市民相談室を設けてございますが,そちらのほうで日常生活で生じるさまざまな問題について相談を受け付けてございまして,労働問題に関する専門相談も受け付けてございます。これは毎月の第1・第3木曜日に社会保険労務士の方にお越しいただいて,相談を受けてさせていただく──予約制になりますが,そういうこともやらせていただいてございます。  それから,学校教育における取り組みなんですが,中学・高校におきましては,子供たちが社会人,職業人として自立した人材となれるようなキャリア教育の充実に努めてございます。労働法につきましては,中学・高校の社会科,公民的分野で労働三法を基本に学習してございます。さらに,高校では,終身雇用制の変化,非正規職員の増加,中高年雇用などの雇用のあり方や労働問題についても学習しているというところでございます。  また,厚生労働省の作成しております小冊子で,「これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A~」を増刷をしたりしまして,平成28年1月に市立高等学校及び特別支援学校の高等部の在校生と教職員に配布をいたしました。また,厚生労働省の作成の冊子でございます「「はたらく」へのトビラ~ワークルール20のモデル授業案~」というのを30年度末に各校へ配布してございまして,授業やホームルーム等で活用いただくようにしてございます。さらに,主に高校生及び大学生が労働関係法令制度の基礎知識を容易に学ぶことができる厚生労働省制作のeラーニング教材を令和元年12月に市立中学校,市立高等学校に対して周知をしたところでございます。  兵庫県では,労働者自身が知っておくべき労働に関する法令・制度や,学生みずからを守る基本的なワークルールをわかりやすく学べるパンフレットを,県内高校──これ市立も含みますが,県内高校の全学年の生徒と,県内大学,短期大学でも就職窓口等で配布しまして,労働関係法令の周知,注意喚起に努めているところでございます。  また,国になりますが,兵庫労働局では,大学・高校等に労働局幹部が出向いて労働法の基礎知識について講義を行う労働法制の出張講座というのも設けてございます。  今後の取り組みなんですが,今後とも国・県などとも十分に連携を図りながら,必要な情報の提供に取り組んでいきたいと考えてございます。  以上でございます。 121 ◯分科員(小林るみ子) ありがとうございます。労働法教育のほうから再質問させていただきたいと思います。  基本的に,先ほどのお話だと,労働の問題は県というお話だったというふうに思うんですが,確かに長い間,労働の問題は県,しかもこれは民民の問題だからということで,神戸市は余りタッチをしない,そういう時代が結構長かったんではないかなと思いますが,今のように民間委託が進む中で,やはり神戸市としてもこの労働の問題にも向き合わなければいけない,そんな時期に来ているというふうに私は常々思っております。  いろんな形で子供たちに労働法の教育をされていることは,今,お話の中にあったと思いますが,それでも,最低賃金,昨年の10月に兵庫県は899円になったんですが,それすら知らない,そういう若者が本当に大勢います。それを知っておけば,自分の働いている職場が最賃違反かどうかというのがすぐにわかるわけなんですよね。だから,そういう学習をするのが本当に根づいているかどうか,そこら辺の問題もあると思いますので,ぜひ労働法の教育しっかりとしていただきたいなというふうに思っています。  それで,今,新型コロナウイルスが蔓延しておりまして,きょうも神戸市から患者が出たという話が出ておりますが,この間,民間の団体がいろんな労働相談を受けております。どんな相談がありますかといいますと,休業手当が支払われてない,そういう問題もありますし,職場でマスクをつけさせてもらえない,そんな御相談もあったようです。あと,イベントが次々と中止になったことで仕事が減ってしまった,そういう声もありましたし,そもそも非正規で働いている人に対しては,この間給料を出さない,やめてもらうという,そういう話も出ておりまして,2008年のリーマンショックのことを思い出してしまうんですけれども,そういう事態が今,地域の中で生まれているということをぜひ知っておいていただきたいなというふうに思います。  そういう意味では,常日ごろから労働法というのをしっかりと身につけておかなければ,いざというときの防備にならないというふうに思うので,ぜひ労働法の教育はしっかりと取り組んでいただきたいなというふうに思っています。  それで,神戸市は会社や企業等へ要請をされたということが書いておりました。具体的に──市役所内の対応は午前中の質疑でわかったんですが,他の会社,企業に対してどのような要請をされたのか,それをお聞きしたいというふうに思います。 122 ◯岡田市民参画推進局長 基本的には経済観光局のほうでその対応をしておるわけでございます。私どもはそのときの資料,手元には今ないんですけれども,対策会議に──当時は情報連絡会議でしたけれども,出させていただいておりまして,そのときの話の記憶を申し上げますと,神戸市のそういう対応方針について,商工会議所のほうに副市長が出向きまして,しっかりと文書でもって要請をしたと。中身については,子供を養育する従業員,あるいは職員で必要がある者に配慮をしていただいて,休暇の取得,在宅勤務等が可能となるよう,経済界への対応を求めるということを実際に赴いて会議所でしてきたというふうに聞いてございます。 123 ◯分科員(小林るみ子) 具体的にはもっといろんなことがあるんだというふうに思いますが,市としてもやはり,市民参画推進局として最後の仕事になるかもわかりませんが,やはりきちんと対応していただきたいことを強く思っております。  先ほども言いましたように,常日ごろからやっぱり労働法教育というのをしっかり根づかせておかないと,こういういざというときの対応が当事者も,それから周囲もできないということ,それは本当に気にとめておいていただきたいなというふうに思います。強く要望したいと思います。  それから,マタニティーハラスメントのほうなんですけども,私のほうにもいろんな相談がある中で,やはり労働相談として,例えば,妊娠をしたことを言ったら退職を即迫られてしまった,そんな御相談もありました。それから,妊娠した女性に対して不良品呼ばわりをされたという,そういう声もありました。さらに,みんなに謝ってばっかりいるので,なぜか子供を産むことが本当に悪いことのような気がしてくるという,そんな切羽詰まった思いを届けていただける方もおられました。こういうふうに,やはりまだまだ職場の中に本当にマタハラ──マタニティーハラスメントがあるいうことは,やはりきちんと把握しておいていただきたいなというふうに思います。  男性の女性への,あるいは女性の女性へのマタニティーハラスメント,これがある中で,妊娠や出産をした女性が職場で嫌がらせを受けたり,それから異動や減給,降格,さらに自主退職の強要や雇いどめの不当な扱い,こんなことが今,多くの職場で頻繁に展開されております。そういう意味では,なかなか働く女性が働き続けることは──子育てをしながら働き続けることはまだまだ困難,こんな実態があることも本当にわかってきました。  それで,マタニティーハラスメントがいけないことだということがまだまだ十分に周知されてないんではないかというふうに思うんですが,その周知のほうは,神戸市として,市民参画推進局としてどのような対応をこの間されてきたのか,具体的に教えていただきたいと思います。 124 ◯岡田市民参画推進局長 マタニティーハラスメントに対する対応でございますけれども,私ども,先ほど御答弁申し上げました内容については,本市のホームページを通じまして広く案内をしておるということで,それから,男女共同参画センターございますけれども,ここに女性相談室がございます。ここにおきましてマタニティーハラスメントに関する相談を受け付けておりまして,詳細について申し上げることはなかなか難しいですけれども,電話においては30年度で160件余り,面接でも30件余り職場の相談というのがございまして,この内訳はちょっと今手元にないんですけど,恐らくその中にはかなりの数でそういうマタニティーハラスメントの相談もあったものというふうに考えております。そういう場合には適切にお話をきちんと聞いた上で,適切に兵庫労働局の先ほどの窓口のほうの御案内とか,あるいは弁護士相談等につなげるとか,そういうことをきちんとさせていただいております。  また,あらゆる機会を通しまして,この6月から先ほど改正法が施行されると申しましたけれども,そういう我々がいろんな形でワーク・ライフ・バランスなどのセミナーを行いますけれども,その際にはこういう法のPRをさせていただいておるということでございます。 125 ◯分科員(小林るみ子) パワーハラスメント,セクシュアルハラスメントというのは結構,これがそうかなという感じで職場の中で会話ができるようになってきています。ただ,まだまだマタニティーのほうは十分に理解がされていない,周知が徹底できてないなということを強く思っておりますので,その辺のところはやはりこれからもっともっときちんと,マタニティーハラスメントはこんなもんだいうことを周知するような取り組みをぜひしていただきたいなというふうに思っています。  それで,午前中の質問にもありましたけど,この間,市民参画推進局がなくなって,勤労市民課がなくなって,男女共同参画課が男女共同参画センターに吸収されていくと,こういう中で,私ははっきり言って,労働の問題にしろ,勤労の問題にしろ,男女共同参画にしろ,はっきりと後退していると私は思っております。  そういう中で,もしそういう問題があったときに,市民の方が尋ねるときに,例えば勤労の問題,例えば男女共同参画の問題,どこが窓口になるのか,そこのところを教えていただきたいというふうに思います。 126 ◯黒田市民参画推進局副局長 組織改正がございまして,午前中でも若干説明させていただいたんですが,男女共同については男女共同参画センターという形で企画調整局のほうに参りますので,そちらのほうのお問い合わせについては企画調整局のほうでお聞かせいただく。基本的には,あすてっぷ──男女共同参画センターがございますので,そちらに御相談いただいたらいいのかなというふうに思ってございます。  それから,勤労のほうなんですけど,こちらのほうは経済観光局の経済政策課のほうにそのラインが参りますので,そちらのほうで──これは雇用行政も含めて全般を経済のほうで見てますので,そちらのほうで一体でやっていこうということになってございますので,経済観光局のほうに4月以降はお問い合わせいただくということになります。  以上でございます。 127 ◯分科員(小林るみ子) そのあたりを非常に労働団体が心配をしておりますので,ぜひ一度会うなりして,きちんとした,この辺は話し合っておいていただきたいなというふうに思います。  あと,時間ある分,もう1点だけ質問をさせていただきたいと思います。これが最後の質問なんですけども,パブリックコメントのあり方についてお伺いしたいというふうに思います。  この間,きょうも途中で中止になりましたけど,保健福祉のほうでは,敬老パスと福祉パスの質疑が,陳情・請願があったわけなんですけども,敬老パス・福祉パスのあり方検討に関する有識者会議,4回開催されてきました。私も全て傍聴してきたわけなんですけども,その後,わずか1カ月間のパブリックコメント──市民意見募集で,形式的に進められて,今回の提案に至っております。  この問題だけではないんですが,このパブリックコメントについて,その内容もさることながら,募集期間も市民にほとんど周知されていない,そういう状況の中で,さらに,パブリックコメントが実施されるのは,政策形成過程の終盤,もう一番最後ですよね。終盤で,最終的な意思決定直前に行われています。これでは市民の声や意識を政策形成過程に反映することはできないというふうに私はこの間思ってきました。ただ単に形式的なものに終わっているというふうに思っております。  そういう意味では,パブリックコメントの周知はもちろんですけれども,実施時期を,例えば政策形成過程の中盤ですね──中ごろですね──中盤に,あるいは,問題提起として市民に関心を持ってもらうためにも,序盤に行うべきではないかと考えてきましたが,いかがでしょうか。どのようにお考えでしょうか。 128 ◯黒田市民参画推進局副局長 以前にも委員からこのパブリックコメントについては,市民意見をいかに聞くかというスタンスのお話だと思うんですが,御意見をいただいてまいりましたが,今の制度的なものは,おっしゃるとおりで,こうなるんですが,私ども,そこに至るまでにさまざまな広聴制度というか,仕組みについてはいろいろなものを導入するように各局に働きかけてまいりました。  そういう実施機関が,市民の声を反映させていくためには,パブリックコメントを実施するまでの計画段階におきまして,例えばワークショップであるとか,まちづくり会議であるとか,それに向けた懇話会,あとネットモニター,あるいはアンケートですね。ほかにも出前トークとかタウンミーティング等々がございますが,さまざまな参画手法を用いて,あるいはそういうことを組み合わせながら,市民の意見を集める,それを非常に大切にしていく必要があるのではないかと考えてございますので,期間の問題は,御指摘ございましたが,そういう手法をうまく組み合わせることで,そういう皆様方の御意見をお伺いできるような形をとっていきたいというふうに考えてございます。 129 ◯分科員(小林るみ子) いろんなところで市民の声は聞いてるというお答えだったというふうに思うんですが,今回だけじゃないんですけども,今回の福祉パス・敬老パスの問題にしても,一貫して高齢者や障害のある方とか,それからひとり親世帯の声というのを聞く機会が全然なかったんですよね。ないままで,最終的には有識者の会議があって,最後にはパブリックコメントをしましたよという実績を残して,提案に至ったという流れがあるわけで,当事者の声をどこで聞いたのかというのをずっと私も言い続けてきたんですけども,その声がちっとも聞かれてないし,生かされてないと思っております。そういう意味では,やはり中盤にするとか,序盤にするとか,そういうこともあり方として考え直すべきだと思ってますので,もう時間がありませんので,ぜひその辺のところの御検討をいただきたいと思います。  以上です。 130 ◯主査(山本のりかず) 次に,大野委員,発言席へどうぞ。 131 ◯分科員(大野陽平) 自民党の大野陽平でございます。前半は私が,後半は山下てんせい議員が担当させていただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。  一問一答でお願いしたいんですが,まずは身近な話題から,市立体育館のネット予約についてお尋ねをいたします。  これは以前からお話はさせていただいていたんですが,体育館を利用する場合に,まずは抽せん会に参加をしなければいけません。ただ,この抽せん会というのが平日の午前中に開催をされており,仕事がある方が非常に利用しづらいという状況が続いているんです。改善を検討するとお伺いしておりましたが,進捗状況について,まずは教えていただけますか。 132 ◯岡田市民参画推進局長 市内の体育館の予約の件でございますけれども,現在,体育館の利用申し込みにおきましては,施設ごとに抽せん会を開催して申し込む方法をとってございます。そして,抽せん会の終わった後の予約については,空き区画について電話で申し込むことができるようになっておりまして,指定管理者,スポーツ協会でございますけれども,こちらにおいては,その状況は施設のホームページで利用できる種目ごとに公開をしておりまして,できるだけ利用者利便の確保に努めているところでございます。  委員御指摘のとおり,抽せん会を平日に開催をしておりますことから,共働き世代など若い世代の方々には抽せん会に参加することが難しい場合も当然考えられるわけでございます。このような中,これまで指定管理者のほうと協議を進めてまいりまして,御本人が抽せん会に参加をしなくても事前に利用希望書類を館のほうに提出をすれば,抽せんに参加できる方法を今検討しているところでございます。準備が整い次第,利用者の皆様やこれから施設を利用したいと考えている皆様方にお伝えをできるようホームページ等で周知をしてまいりたいと考えてございます。 133 ◯分科員(大野陽平) ありがとうございます。  将来的には,この体育館についてもネット予約ができるようなシステム,今だったらもうスマホで当たり前のようにいろんな施設の予約ができるので,こういったスマホであったりパソコンであったりといったネットを使った予約システムというのも取り入れていくべきだと思うんですけれども,今後の計画とか御予定というのをちょっと教えていただけますか。 134 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 ただいま御質問の,例えばインターネットについての予約システムでございますが,現在も野球場やテニスコートなど,一部の施設につきましては,あじさいネットが運用されています。ただ,今このあじさいネットが令和4年度で更新を迎える時期になっておりますので,今回御質問のこの体育館を含めた公共施設の予約システムのあり方全般につきまして,今企画調整局が中心になって検討をしておりますので,我々も企画調整局と連携をとりながら,インターネット予約システムの導入について,検討を進めてまいりたいと考えております。 135 ◯分科員(大野陽平) ありがとうございます。引き続きよろしくお願いをいたします。  では,2つ目の質問に入らせていただきたいんですが,午前中でも少し話が出ていた神戸マラソンのことに関してです。神戸マラソンの国際化とさらなる充実について,ちょっとお尋ねをいたします。  令和元年度は,ラグビーワールドカップの成功,またヴィッセル神戸の天皇杯優勝といった非常に誇らしく,喜ばしいことが神戸市ではございました。ただ一方で,単発では誘致に成功はしているものの,定期的に開催をされている国際的なスポーツというのは神戸市ではまだない状況です。この定期的に開催ができるものがあれば,安定的な知名度の向上を図ることができますし,また経済にも寄与するものと考えております。  そこで,ことし10回目となる神戸マラソンについて,1つ御提案をさせていただきたいんですが,この神戸マラソンというのは,市民マラソンとして発足し,現状はローカル色が非常に強い大会ではありますが,今後海外からの招待ランナーをふやすことで,またバルセロナなど友好姉妹都市の選手交流などの実施を経て,このマラソンを国際的なスポーツイベントへと変えていくことはできないでしょうか,御見解をお伺いいたします。 136 ◯川中市民参画推進局担当部長 神戸マラソンについてお答えいたします。  神戸マラソンは,御存じのように大会テーマ「感謝と友情」のもと,阪神・淡路大震災からの復興において現在まで手を差し伸べていただいた国内外の人々や地域へ感謝の気持ちを表明する大会として全ての方にエールを送り,する・見る・支えるが一体となったオンリーワンの都市型マラソンを目指してございます。  第9回神戸マラソンも海外ランナーを含め多くのランナーに御参加いただき,大会キャッチフレーズである「ありがとうの42.195キロ」を国内外へ発信し,今後もさらなる国際的なブランド力を持つ大会を目指して積極的に海外の招致にも取り組んでいきます。  具体的に,招待ランナーの件でございますが,神戸マラソンでは競技性向上及び国外での知名度向上を目的に国際陸連のロードレースラベルを取得しており,第8回及び第9回神戸マラソンではブロンズ大会として開催いたしました。第9回神戸マラソンでは,ラベル資格選手14名を招待し,うち海外からのランナーは11名招待いたしました。この第9回の大会の結果をもって,第10回神戸マラソンでは,シルバーラベルの大会として開催予定でございます。4月からシルバーラベル大会として国内外へランナーの募集を行い,さらなる認知度向上に努めてまいりたいと考えてございます。  今後もラベルレースである優位性を活用して,海外から優秀なランナーを多く招待するなど,さらに競技性を向上させるとともに,国際的ブランド力の強化に努めていきたいと思ってございます。  また,姉妹都市の関係でございますが,神戸マラソンは,国際的なマラソン大会として発展を目指し,第1回大会から40年を超える歴史を持つゴールドコーストマラソンと提携をしてございます。成績優秀選手の派遣のほか,おのおのの大会へのPRブース出展等の交流を行ってございます。さらに,姉妹都市45周年を迎えたリガ市との交流事業として,次回大会の選手相互派遣を企画しており,神戸マラソンからは5月開催のリミ・リガマラソンへ男女1名ずつ選手を派遣する予定となってございます。  このほか,第9回大会では関西領事団や姉妹都市等を通じて,在大阪イタリア総領事を初め,総勢15名の方に国際交流推進ランナーとして参加していただき,SNS等を通じて自国に神戸マラソンについて発信をしていただきました。  また,前回大会では,男子優勝者が2時間10分,女子優勝者が2時間30分を切り,他の有力レースと肩を並べる好記録が生まれたことから,今後さらに競技力の向上を目指し,優秀なランナーから選ばれる大会として発展させるとともに,多くの海外ランナーの誘客に向け,ランナーサービスの充実やPRの強化に取り組んでいきたいと思ってございます。 137 ◯分科員(大野陽平) ありがとうございます。いろいろと取り組んでいただいているようでありがたいんですけれども,この国際化と同時に経済効果を上げる努力も必要ではないかなというふうに考えているので,ちょっとこの点に関して2点だけお伺いをしたいんですけれども。まず1点目が,経済効果を向上させていく今後の方策について,何か具体的にプランとかお考えがあれば,まずお聞かせをいただきたいことが1点目。2点目が,国際的なスポーツイベントとした際には,じゃあ,どれだけの効果をシミュレーションされているのか,こういうこともお聞きしたいので,この2点に関して,ちょっとお願いをいたします。 138 ◯川中市民参画推進局担当部長 経済波及効果について,御説明いたします。  第1回神戸マラソンの大会開催における経済波及効果が兵庫県で約60億円でございました。年々経済効果は拡大しており,第8回大会では兵庫県80.6億円,神戸市でも71.3億円という結果が得られました。さらなる経済効果向上のためには,大会の魅力向上に加え,こういった参加者に向けたグルメ情報や観光施設案内の充実など,神戸に滞在するランナー,家族に満足していただけるようなおもてなしを用意し,より多く消費活動を促すことが効果的であると考えてございます。大会開催により,神戸経済の活性化にも貢献できるよう,神戸観光局など各関係機関とともに連携しながら,ランナーの誘客に取り組んでいきたいと考えてございます。  続きまして,効果のシミュレーション等でございますが,神戸マラソンの海外ランナーに対する調査では,消費単価が約17万5,000円と,国内ランナーに比べ5倍以上の消費活動があり,多くの経済効果が期待できると考えてございます。  世界陸連のロードレースラベルの取得など,神戸マラソンの国際的ブランド力を向上させるとともに,海外へのPRや海外ランナーが参加しやすいようホームページやエントリー方法を工夫するなど,海外ランナーから選ばれる大会を目指していきたいと考えてございます。  以上です。 139 ◯分科員(大野陽平) ありがとうございます。やっぱり海外の方に来てもらうことによって宿泊もあれば,家族だったり友人の方も連れてこられる方が多いので,本当に経済効果が高いと思うので,やっぱり国際化をどんどんしていっていただきたいなと思う反面,もう一方,今まで9回市民マラソンとしてすごく地域の方に愛されてきている部分があると思うんですね。そういった市民マラソンの経済効果という観点からちょっとお伺いしたいことがあるんですが,この第7回大会までは経済波及効果であったりだとか,この調査結果の報告というのがホームページに掲載をされていました。それを見ていると,大会参加者の大体8割が男性,2割が女性となっています。そのうち,男性参加者のうち大体7割の方は1人で来られていると。女性の場合は,大体半分は御家族だったり友人だったりという方を連れてこられるんですね。だから,これイメージできるのは,例えば男性は朝早い時間に1人で三宮に来られて黙々と走られて,走り終わったらもう1人で帰ってしまうと。やっぱり女性は,そういう家族とか友人を連れてこられて,そういった方が沿道で応援をもちろんされているんですけど,ずっともちろん4時間,5時間応援されているだけじゃなくて,やっぱり食事をしたりとか,いろいろ消費されると思うんですね。そこでお尋ねしたいのは,この参加者8割が男性,女性が2割,これを半々にできないのかなと。恐らく申込者の母数自体が男性のほうが多いのかなというふうに思うんですけど,走る方を半々ぐらいにできないのかなというのが1つ目ですね。  もう1つが,第5回大会までクオーターマラソンという10キロの分あったと思うんですよ。それが今ないんですけれども,やっぱりフルマラソンを走るというのは,すごくハードルが高いんですね。特に女性なんかはすごくハードルが余計高いと思います。なので,こういったクオーターマラソンを再度復活はさせられないのかなという,この2点について,ちょっと御見解をお伺いいたします。 140 ◯川中市民参画推進局担当部長 先ほどの結果でございますが,第9回の直近で言いましても男性のほうが77%,女子が22.9%という状況でございます。参加形態につきましても,御指摘のとおり1人で参加しているのが76%,2人が10%,3人が3.5%という状況でございます。そういう状況を見まして,女性の方をふやせないかということなんでございますが,基本的には抽せんを行っていまして,これはもう公平な形でやってございますので,その中でちょっと女性はふやすというような取り組みというのはなかなか厳しいことではございますけれども,一方でキラキラ女子枠でありますとか,そういう女性が参加しやすいような応募枠なんかをつくりまして,女性の応募自体をふやしていくような方向を基本的には考えてまいりたいというふうに考えてございます。  それと,もう1点は,クオーターマラソンの件につきましては,比較的フルマラソンの人気が高かったということで,クオーターマラソンのほうにつきましては,もうフルマラソン1本に絞って2万人の参加者で今実施しているところでございます。午前中も少し言いましたけれども,一方でフルマラソンが走れない方も結構多いというのも存じております。そういう意味で今回10回の記念大会ではございますが,ファンランというのを実施しまして,1キロから3キロぐらいの形でより多くの方に参加していただけるように,今2,200人の定員でこの4月から募集をしていきたいというふうに考えてございまして,そういうフルマラソンに参加できない,より多くの方に気軽に参加していただけるようなファンランを企画をしてまいりますので,その辺につきまして,より一層PRのほうをしていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 141 ◯分科員(大野陽平) ありがとうございます。まず,そのファンランに関してなんですけど,やっぱりそれは今回またもう1度されて,それの効果なんかもちょっとしっかり検証していただきたいなということが1点。女性枠を余りふやせないんだという,公平性の観点からだめなんだという話もあったんですけど,男女半々にすることは別に不公平になるとは決して思わないので,こういった経済効果ということを考えても男女半々で走れるぐらいというのも1つの方法かなと思うので,ちょっとこれはまた御検討していただきたいなというふうに思います。  続いて,3点目がトライアスロン大会の開催について,ちょっとお尋ねをいたします。  この神戸は海であったり山であったりと自然に恵まれて,自転車道の整備も進んでおりますと。この神戸はトライアスロンを開催する上で,非常に最適地であるというふうに私は考えております。海に面しているため,水泳を行う場所に事を欠くことはありません。市内では,自転車道が整備されている上に,ポートアイランドであったり六甲アイランドなど,自転車で走るには最適な場所もございます。マラソンについては,例えば六甲山や摩耶山を利用すれば,極めておもしろいトライアスロンの競技が実現できるのではないかなと言うふうに考えております。  トライアスロンというのは,人気は年々上昇しております。国内外からぜひとも行ってみたいというようなコース,また大会にできれば,神戸市のブランド力の向上,また経済効果も期待できるのではないかと思っております。まずは国内でのトライアスロン大会の実施状況を調査をするとともに,どこでどのように開催をしていくべきか,専門家の意見なども聞きながら,調査を早急に行うべきだというふうに考えますが,御見解をお伺いいたします。 142 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 御質問のトライアスロン競技でございます。  この競技につきましては,国内では1981年鳥取県の皆生温泉で最初の大会が開かれてから,最近では一般公道を使ったトライアスロンですとか,あと,市民参加型のトライアスロンとか日本でも広がりを見せている競技でございます。  また,2000年のシドニーオリンピックより正式種目として実施されておりまして,今回の東京オリンピックでも会場をお台場海浜公園で実施されるということで,他のオリンピック種目とともに注目されている競技であると考えております。  神戸での開催につきましてですが,委員御指摘のとおり,本市では,六甲山,それから須磨海岸という自然環境に恵まれた立地と,また一方では,今年度リニューアルしました神出山田自転車道とか,サイクリングに人気のある道路がございます。市におきまして,これらの魅力あるポイントを含めたコースによるトライアスロンが開催されれば,当然御指摘のスポーツ振興なりインバウンド,海外から来ていただけるいという可能性はあると思われます。  ただ,トライアスロンにつきましては,この3種目という性格もありますけれども,基本的には,競技の実施距離が非常に長いと──おおむね51.5キロというものと,それからこの長距離の関係ですけれども,山と海の間のこの都市部をまたぎますと,一方では大規模な交通規制を行う必要が出てくるとか,あるいは当然,この競技の間の周辺住民の御理解,それから安全対策等々の課題が予想されております。  先ほどの御質問のありました神戸マラソンが,やはり神戸の山と海とそれからまちの魅力を伝えるという形で国内あるいは国外からも合わせて2万人のランナーが集まる人気の大会として開いておりますので,例えばこの神戸マラソンにおきましても,地域住民の御理解とか交通規制に関して,兵庫県警の御尽力,また運営に当たりましては,多くのボランティアに支えられて開催するところでございます。このようにトライアスロン大会につきましても,委員御指摘のように,まずは国内のトライアスロン大会の実施状況等を調査して,その上で先ほど申し上げた課題等を克服して,開催できるものかどうかも含めまして,検討してまいりたいと考えております。  以上です。 143 ◯分科員(大野陽平) ありがとうございます。多分,もちろん御存じだと思うんですけど,国内だと横浜が国際トライアスロン大会を唯一開催されている都市なんですね。例えば横浜だと,今もう10年目になるみたいなんですけど,大体毎回46万5,000人ぐらいの観客が来ると。経済効果まではちょっと調べても載ってなかったんですけれども,これやっぱり神戸マラソンでも,例えば観客だけでもたしか60万人ぐらい来ていると思うんですね。だから,それと同程度の経済効果も多分見込めますし,何よりやっぱり世界中にこの神戸のまちの風景であったりだとか発信されるわけなので,非常にしっかりと調査をしていただいて,検討をしていただきたいなということでお願いをしたいと思います。  続きまして,サッカーなどで質問を用意していたんですけど,ちょっと余り時間がないので,これは飛ばさせていただきます。  オリンピックとパラリンピックのパブリックビューイングの実施についてちょっとお尋ねをいたします。  先日,神戸新聞に伊丹市の令和2年度施政方針というのが載っておりまして,そこには東京2020に出場する本市ゆかりの選手の活躍を市民の皆様とともに応援するため,パブリックビューイングを開催すると記載がされておりました。ゆかりの選手であれば見ている方,また応援にも力が入ると思いますし,ゆかりの選手でなくても,この市民が一体となって応援することというのは,オリンピック・パラリンピックの盛り上がりにも寄与するのではないかなというふうに考えます。  そこで,神戸においてもこのパブリックビューイング実施の可能性について,どのようにお考えかをちょっと御見解をお伺いいたします。 144 ◯岡田市民参画推進局長 東京オリンピック・パラリンピック大会に際してのパブリックビューイングの御質問でございますけれども,御指摘のとおり,パブリックビューイングは神戸ゆかりの選手を含むオリンピアン,パラリンピアンの活躍をその大会の臨場感,あるいは会場で一体感を味わって,市民の皆さんが応援をできるという大変盛り上がりに寄与するものと考えてございます。前回のリオ大会でも一度やりまして,そのときはサッカー競技でヴィッセル神戸の岩波選手が出場メンバーだったのでやりましたけれども,そのとき残念ながら岩波選手,若干けがをしていまして,パブリックビューイングがあった試合に出れなかったんですけれども,そういうことはあるんですけれども,前回もサッカー競技でさせていただきました。今回は,さまざまな機運醸成イベントも現在,それこそ聖火リレー,フェスティバルも含めて検討しておるんですけれども,これにつきましても,神戸ゆかりの選手,非常に有名な阿部兄弟の詩さんのほうはもう決定をしておりますけれども,お兄さんのほうは4月に決定戦をやるということですが,そういう阿部兄弟を初めとして,神戸ゆかりの選手が活躍することを期待しております。  そういう場面に合わせまして,私どももパブリックビューイングを計画したいと思っておりますし,またそれだけでなくて,例えば神戸でキャンプをやってくれるチームもございます。例えばパラリンピックですとオーストラリアのチームがパラリンピック種目に応じてたくさんの方が来られるんですけれども,そういうのを市民を挙げて応援するとか,そういうイベントもあってもいいのではないかなと考えておりますので,まだ具体のいつ,どこで,どうやりますというところまではいっておりませんけれども,関係団体とも連携をしながら検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 145 ◯分科員(大野陽平) ありがとうございます。午前中の質疑の中でも,ラグビーワールドカップの経済効果なんかがまだちょっと出てないんだという話もありましたけど,様子を見ているとやっぱり本当に多くの方が集まられて,すごく楽しく過ごされて,お酒も飲んだり,食事もしたりと,やっぱり盛り上がりとか経済効果というのはやっぱり大きいのかなと思うので,早急にちょっと検討をしていただいて,また実現するような方向で進めていただければなというふうに思います。  続きまして,各局が連携したイベント開催について,お尋ねをいたします。  神戸市にはすばらしいイベントがたくさんございますが,局ごとに独自でやっているものも非常に多く見受けられます。縦割りにならず,各局が連携すれば,さらによいイベントができるのではないかなというふうに考えています。  例えば,昨年度の神戸のルミナリエに行った方から非常に厳しいお言葉をいただきまして,全然喜ばせる意識がないんじゃないかとか,そういった余り全ては言いませんけれども,非常に厳しい声をいただきました。私も実際ルミナリエ行きまして,ちょっともったいないなというのをすごく感じました。その原因の1つには,1つ1つの局がイベントを所管をしていて,オール神戸となって,神戸市が一丸となって盛り上げようということができていないんじゃないかなというのをちょっと感じております。  例えば市民参画推進局であれば音楽を担当されていると思うので,こういったルミナリエの会場で,例えばジャズであったりだとかフルートといった演奏を行うなどして,来ていただいた方が神戸に来てよかったなと,楽しかったなと思ってもらえるようなイベントにすることも十分可能じゃないかなというふうに思います。
     このルミナリエに関しては,市内外から約350万人というすごいお客さんが来ていただけるイベントであり,音楽のまち神戸をうたうのであれば,PRする絶好の機会になると思います。ぜひぜひちょっと検討していただきたいなと思っているんですけれども,ちょっと御見解をお伺いいたします。 146 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 委員からお話しございました神戸ルミナリエと音楽の連携なんですが,ルミナリエの開催中にゴールとなります東遊園地の南側の今花時計がありますあそこの広場に2015年からルミナリエの作品を置いて,かつ地元財界が協賛事業として食文化を発信しようということで,地元の特産品ブースを出している当時光のファウンテンと言っていたんですが,今はディライト・ファウンテンという,そういうゾーンがございます。ここで私どもちょうどフルートコンクールの存続のときでございましたので,経済界にお願いをいたしまして,市の意向に応えて,財界がフルートのまち,ジャズのまち神戸を盛り上げようということで,ステージを開催していただいてございます。昨年ですと,12月6日から15日までの間の期間中,毎日3ステージのジャズのライブを行いましたし,週末土・日には,各2ステージずつプロのフルーティスト,それから大学生のフルーティストによるフルートライブも実施をさせていただいてございます。会場も多くの方でにぎわってはおるんですが,一方で,委員にも御指摘いただきましたように,せっかくの事業でありながら,ややPRが不十分かなというふうに感じておるところでございます。こういったことを経済観光局にも働きかけをして,今後,工夫をぜひしてまいりたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。 147 ◯分科員(大野陽平) ありがとうございます。済みません,私行ったんですけど,全然わからなかったです,ごめんなさい。多分,このステージの時間と合わなかったのかもしれないんですけど,ちょっと済みません,これは気づかなかったです。  ただ,私がもったいないなと思ったり,厳しい言葉をいただいた部分というのは,要は元町駅おりてから,会場に行くまで大体30分,40分私,かかったんですけどね,その間の過ごし方というのが,要は私たち本当にただたらたら並んで待っていくだけなんですね。例えば,その通路で待っている間でさえも来てくれた人を楽しませるというようなことは,いろいろ工夫はできると思うので,やっぱりさっきお答えいただきましたけれども,各局連携をしていただいて,神戸に来てくれた方に楽しんでいただくと,喜んでお金を使ってもらえるような,そういうイベントにぜひしていただきたいなと思いますので,引き続きよろしくお願いいたします。  じゃあ,最後1つだけお願いをいたします。  eスポーツを活用した地域振興についてお伺いいたします。  これは御存じの方も多いかもしれませんけど,eスポーツというのは,エレクトロニック・スポーツの略で簡単に言うと,パソコンのゲームなんですね。私自身もそうなんですけど,ゲームを全くしないと。岡田局長ずっとテニスされていたと思うんですけどね,私もずっとテニス部だったので,そもそも汗もかかないゲームをスポーツというのってどうなのっていう,その抵抗感がある方もすごく多いと思うんです。ただ,私たちが何を思おうが,既にここにはeスポーツというすごく巨大なマーケットがもう存在をしてしまっていると。ましてこれからこの5Gが普及していく中で,もっともっと巨大なマーケットになっていくと。ちょっと余り時間がないので,他都市のeスポーツの活用事例は省きますけれども,来年度から文化スポーツ局となると。なるに当たって,eスポーツというのを地域の振興にどういったふうに生かせるのかとか,研究をぜひしていただきたいですし,あと神戸市のクレドにもあったように,新しい分野に挑戦をするという意味でもちょっとeスポーツに対して,何かこう,文化スポーツ局としてお考えが,取り組んでいきたいというようなことがあれば,ちょっと教えていただけますか。 148 ◯岡田市民参画推進局長 eスポーツの御質問でございますけれども,確かにeスポーツというのは,いわゆる普通のスポーツという部分ではとっつきにくいというか,ちょっと分野が違うのかなという,実は思いを持っておるところではございますけれども,経済産業省のホームページなどを見ますと,ゲーム産業としての市場規模がこのeスポーツの場合,2018年は48億円が2022年には倍増して100億円に達すると,こういう予測もあるということで大きな位置を占めてくるんだろうなというのを理解しておるところでございます。  今,委員御指摘のありましたように各地方で,例えば福岡市や富山県あるいは金沢市などというようなところで,これを地域の振興策に取り入れようという動きがあるというのも承知をしております。また,スポーツの面,切り口を見ますと,昨年の茨城国体,ここで文化プログラムの位置づけとして,全国都道府県対抗eスポーツ選手権大会というのが開催をされてございますので,ここでは600人の選手が熱戦を繰り広げたということも聞いておるところでございます。そういう意味で,いろんな切り口があるのは確かだなと思っております。  一方,神戸市内ですけれども,有馬温泉ではよく新聞に出ていますけれども,関西初のeスポーツを観戦できるバーが開業したということで,温泉街の活性化として今注目を集めております。  また,12月に灘区の六甲道のほうで神戸発の専用施設ができ──私実はもうこれちょっと見てきんですけれども,この2月に三宮の家電量販店で最大級の専用施設ができているということで,御指摘のようにどんどんそういう場がふえてきているんだということでございます。私どもの関連施設で言うと,ファッションマートで実際にサッカー協会がeスポーツの大会をやっているということも承知しているところでございます。  そういう中で,我々どう取り組むかというところなんですけれども,一概にすぐやりますというのもちょっとやり過ぎると健康に悪いですよと言われると,私もえっと思うところがありまして。ここはやっぱりスポーツ庁が言っているように,eスポーツはスポーツなのかという課題を含む,スポーツ価値をめぐる政策動向,社会状況というのをよく踏まえないといけませんよということを言っておりますし,またそのスポーツの価値の普及のあり方,これは何か日本学術会議というところで審議の依頼をスポーツ庁がしたようでございまして,来年度そういう何らかの答えが出るというふうに聞いておりますので,そういうものを待って,きちっと我々として位置づけをしていくべきだろうというふうに考えております。 149 ◯分科員(大野陽平) ありがとうございました。例えば今から5年前とか6年前にどこの誰がユーチューブで何億円と稼ぐ人が出てきたかって,これ多分ほとんどの人が想像できなかったんですね。ですので,なかなか行政として動きづらいという部分はあるかもしれませんけれども,やっぱり新しいものにどんどんどんどん果敢にチャレンジしていくという姿勢はすごく大切だと思いますので,またいろいろと検討していただいて,よろしくお願いしたいと思いますので,私からは以上です。 150 ◯主査(山本のりかず) 次に,山下委員,発言席へどうぞ。 151 ◯分科員(山下てんせい) 自由民主党の山下てんせいでございます。  大野議員に引き続きまして,市民参画推進局に対して質疑を行わせていただきます。  まず,市民参画推進局の再編ということについてでございますね。午前中から幾つかの会派で御質問がありました。市民参画推進局が再編され,文化スポーツ局になるということになりました。市民参画という言葉が組織からなくなり,今後は文化とスポーツに特化されるとのことでございます。2年前に市民参画推進局から区政振興課が行財政局に移管され,スポーツの業務が移管されると聞いたときに,今後,市民参画推進局なくなるのではないかという思いを尋ねたことがございますが,現実のものとなってしまいました。地域からは特にNPOを運営されている方々から嘆かわしい事実だとの声を頂戴しております。  神戸市は,市民参画のお手本であり,住民側から盛り上がった市民参画だと聞いております。私が大学で学んでいた時期は,住民自治というものが花形であり,市民参画推進局ができたときも神戸市の理念のようなものを背負っていたのではないかと思います。市民参画という言葉をなくすことに非常に驚き,納得できない思いがあります。ただし,その理念は引き継がれるということはるる答弁でもう既にいただいておりますので,私がお伺いしたいのは,2004年度の発足から15年間市民参画推進局として取り組む中で,何がどのように変化してきて,どのような手応えというか,局としての使命を果たしたという,そういった総括をお伺いしたい。お願いします。 152 ◯岡田市民参画推進局長 市民参画推進局の再編の関係の御質問でございますけれども,御指摘のとおり,あの阪神・淡路大震災以後,さまざまな市民活動が各地域で芽生え,またその身近な問題を解決するには,市民の知恵や力をいただいて,市とともに一緒になって携わると,そして市民主体のまちづくりを進めていくということが非常に重要であるという認識のもとに,市民参画推進局が発足をし,そして協働と参画の3条例が制定をされたということでございます。  これまで私ども協働と参画のまちづくりという,この取り組みを進めるために,例えば地域活動への助成あるいはまちづくりに関する専門家派遣などの人材派遣などを通じまして,地域団体等との連携によるまちづくりを目指してまいりました。  例えば自治会や婦人会,老人会,PTA等々,さまざまな地域団体により,自主的に地域の福祉,交流活動,あるいは防災活動に取り組み,ふれあいのまちづくり協議会でありますとか,あるいは防災福祉コミュニティ,こういう活動に対しての支援に取り組んでまいったところでございます。平成20年度におきまして,ほぼ全市域でふれまち協など,あるいは防災福祉コミュニティが結成をされたわけでございます。こういう中で,各地域団体が地域の実情に応じまして,例えばふれあいサロンを約150団体,子育てサークル活動は約130団体,また防災訓練については,市内全域ほぼ190団体ほどございますけれども,市内全域において実施をされるなど,協働と参画の理念に基づいた地域活動というものも根づいてきたのではないかなというふうに考えてございます。  昨今,やはり少子・高齢化という影響があろうかと思いますけれども,地域団体の後継者不足という問題がまた我々課題として捉えるようになってまいりました。そういう意味でこれらの活動に従事する方の事務負担軽減を図るということを目的に,ふれまち事業ですとかの6つの補助金の一括申請を可能といたしまして記載項目あるいは内容の簡略化を実施をし,軽減を図ってきたところでございます。  また,29年には,市民の主体的な参加意識を醸成し,地域ぐるみで解決をいただけるような基礎的なデータということで,地域に関するデータ,これを作成をいたしました。地域の基礎データという名称でつくりました。来年度は,このデータの充実をさらに図りまして,地域活動の課題解決のツールの1つとして,さらなる活用を目指す所存でございます。  人口減少,少子・超高齢化あるいはタワーマンションの問題,外国人との共生の問題等々,いろいろな問題がますます多様化,複雑化している状況でございます。より一層市全体でこのような課題に取り組む必要があるということで今般企画調整局において,市役所全体を横串に刺して,協働と参画の事業を推進していこうと,こういうことになったわけでございます。 153 ◯分科員(山下てんせい) 今,岡田局長から御答弁ありましたとおり,ふれまち,あるいは防コミというものは,割と全国に先駆けた非常に先進的な地域協働の姿であったかと思います。現在そのふれまちというものを今から結成していこうというふうな動きもございます。  ただし,このふれまちという考え方がよかったのか悪かったのかという検証,あるいは,組織というものはやはり時代がたちますと形骸化が起こります。現在,先ほど局長のほうから御答弁ありましたとおり,高齢化と後継者不足,こういったものは,ふれまちのみならず自治会,ありとあらゆる場所において,現実に起こっている問題でありますし,ある団地,うちの団地なんですけれども,一部分においては,その自治会自体が結成されないというふうな,そういった地域もございます。  これは,とりもなおさずやはり近隣とのコミュニティの喪失,あるいは弱体化,そういったものではないかと思いますので,そういった地域問題の新たなフェーズに入ったところで──一番危惧しているところは,局の名前から市民参画という言葉が消える,あるいは課の名前から男女共同参画という名前が消えるといったその現象面に対して,市民がどのように感じるかということでございます。  この点につきまして,私,今回の予算におきまして,行財政局,そして企画調整局,そして今回の市民参画推進局,全く同じテーマで質問をさせていただきました。結論から申し上げますと,まず横串を刺すという部分において,どのようになるか,まず1年間様子を見ないと仕方がないと思います。確かにグラウンドにおりて,フィールドワークの中で問題を発見するということがつなぐ課の使命であるということを聞いておりますので,そのつなぐ課の働きというものを否定するわけではございませんが,ただつなぐ課の負担が大き過ぎるということ,これは恐らく来年の今ごろ,同じ議論をしたときに出てくるのではないかというふうに予想をしております。そうなったときに,旧市民参画推進局の皆様がどのような役割を果たし,どのようなお仕事をしているかということ,これも非常に大事なポイントになってこようかと思いますので,企画調整局に移管になった後も,引き続き同じような問題意識を持って頑張っていただきたいと思います。  また,男女共同参画についても同じでございます。企画調整局に行っても,根本的な問題がなくなるわけではない。結局,大事なのは市民の皆さんがそれを認識するということでございます。その点については,ゆめゆめしっかりやっていただきたいと思います。  また,1点だけちょっと苦言を申し上げるならば,いわゆる消費者問題に関しての部署が何で経済観光局なのかなというところがちょっと腑に落ちない,これは意見でございます。行財政局のほうにも申し上げましたけれども,やはり県警とのパイプがある部署ということがやはりいいのではないかと思いますので,これ何で危機管理室ではないんだろうということ,これは1点指摘をしたということを御報告させていただきます。  では,この組織の再編についての私の意見は以上とさせていただきまして,残る文化スポーツについて,この2つの業務に特化するということですので,じゃあ,さらに力を入れていくということだと思いますが,どのようなことを考えていらっしゃいますか。お願いします。 154 ◯岡田市民参画推進局長 この春から文化スポーツ局ということになるわけでございますけれども,現在,所掌しておりますこの文化スポーツ事業につきまして,非常に重要な時期を迎えてきているのではないかと思います。  文化におきましては,ただいま,文化ホールを初めとして文化施設の整備にまさに本格的に入ろうとする時期でございますし,またフルートコンクール,次の大会,国際大会がございますが,迎える時期に当たります。そういうことも含め,また文化ビジョンも作成をしている最中でございますが,こういう中で地域の伝統文化をどうやって扱っていくかと,どういうふうに振興していくかという大きな視点も必要かなと思います。  また,スポーツ部門におきましては,オリ・パラがある。それから神戸で開催するワールドマスターズ,世界パラ陸上がまた次年度に控えている。さらにはかなり老朽化をしております体育館について,それぞれ整備をしていく必要もあるというようなことで,非常に多岐にわたる事業を展開するときに当たります。これに教育委員会から文化財,博物館,図書館という所掌事務がこの市民参画推進局ですが,文化スポーツ局に統合されてくるという,こういう動きでございます。そういう意味では,これら新しい分野と,それからこれまでやってきた分野,さらにこれまでやってきた分野が非常に佳境を迎える時期に当たるということなので,これらをいかにうまくマネジメントしていくかというのが非常にこの数年重要になるのではないかなというふうに考えてございます。  文化につきましては,先ほど申し上げましたが,神戸まつりは50回を迎えます。そして,文化財をいかにまちづくりに生かすか,博物館をいかに都市魅力の発信に使うか,こういうことはやはり教育委員会というより我々がしっかりと地域の意見,市民の意見を聞いて進めるほうがいいんじゃないかなというふうに思っています。  また,神戸マラソンも先ほど来,御質問がありますけれども,第10回という節目を迎えます。またこの後,より魅力ある大会にするためにコース変更などもこれから考えていく時期に当たろうかなというふうに思ってまいります。そして,まさに東京オリンピック・パラリンピックの機運醸成,東京だけでやるんじゃなくて,神戸でもしっかりと市民の皆さんに参加をいただきたいという取り組みを,これは早速進めていくというようなことなど,さまざまな案件がこの文化スポーツ局にこれからすぐに起こってくるんではないかなと考えておりますので,より一層力を入れて,取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 155 ◯分科員(山下てんせい) ありがとうございます。では,ちょっと各論に入ります。まず,六甲ミーツ・アートの支援についてでございます。  六甲山観光株式会社,阪神電気鉄道株式会社が主催者である六甲ミーツ・アート芸術散歩は,六甲山の自然の中で現代アートを満喫できるすばらしい芸術祭であり,これまでに通算で300組を超えるアーティストが参加しております。第10回の節目となる今回の来場者数は,過去最高になったと仄聞しており,神戸市の財産である六甲山の魅力をアートによって発信していただき,都市ブランドの向上に寄与していただいたと考えております。  この六甲ミーツ・アートのよさは,作品の自由度であり,参加するアーティストも伸び伸び発表されているように聞いております。今のままでも非常によいものであると考えておりますが,神戸市が支援することで,逆にこれまで主催者が培ってきたものが失われるのではないかと危惧しております。具体的には,他の自治体で見られましたようなちょっと思想的な展示物が入ってきてしまったりとか,これも結局民間が民間のお金でやっている限りは,我々はそれに対してどうのこうの言う必要はないんですけれども,ひとたび公費が入った場合,それは当然,公費を入れた自治体にも責任が及ぶという意味でございます。  支援することは悪いことではないと思いますが,六甲ミーツ・アートのよさを生かしつつ,具体的にどのような支援を行うのか,お伺いいたします。 156 ◯岡田市民参画推進局長 六甲ミーツ・アートの関係でございますけれども,今,六甲ミーツ・アートの評価につきましては,まさに山下委員の御質疑,我々も全く同感でございます。その上で,来年度予算で支援の予算を挙げさせていただいたわけですけれども,私どものまず認識として,この六甲山というものが他都市にはない本当に神戸の貴重な財産だという,そういう認識のもとにこの六甲ミーツ・アートにつきましては,さらなる六甲山の活性化というのを目指していきたいということで,広域化と国際化という視点で取り組みを進めていきたいというふうに考えてございます。  具体的には,1つ目は,サテライトエリアということで有馬温泉地域での作品展示を我々の支援によってなし遂げたいというふうに思ってございます。  六甲有馬ロープウエーが,開業50周年ということで,この3月に新しいゴンドラがデビューをいたします。これを記念するということもありますので,新たに作品を有馬エリアに設置をして,六甲山と有馬の双方向の人の流れというのをさらにつくり出していきたいと。有馬温泉の宿泊,ちょっと今コロナでとまっていますけど,中国等からいらっしゃる方も非常に最近多くなってございますので,そういう方々に対して,六甲ミーツ・アートをPRしたいというのが1つでございます。  2つ目は,海外アーティストの作品の招聘ということで,現在は国内作家のみで構成をされておりますが,これは私どもと交流のある民間アート系NPOと協力をいたしまして,海外アーティスト作品を置けないかということを今検討しているところでございます。  それから3つ目が,これも国際化ということですけれども,今案内パンフレットが日本語版のみということで,事業者のほうおっしゃられておりますので,そのあたりはこれはインバウンド観光客に対しての当然のサービスでございますので,これは我々の支援をもって案内パンフレットの多言語化をしていきたいというふうに考えております。  こういう支援内容をもちまして,六甲ミーツ・アートを支援していきたいと思っておるわけですけれども,これは主催者側と十分協議をさせていただいて,その上で展示内容については,主催者側に一任をしますと。そういうところはお任せをして,我々の視点においてさせてもらうということについての意見,これは主催者側も了承といいますか,歓迎ということでいただいておりますので,来年度予算を計上させていただいたということでございます。  あとは,プロモーションにおきましても,神戸観光局のプロモーションをもっとフル活用するべきだというふうに考えておりますので,国内の広域PRを行っていきますほか,また瀬戸内国際芸術祭とのつながりというのを瀬戸内航路を持っています神戸にとって非常に重要ではないかなというふうに思っています。こういうPRを広げていきたいというふうに思っております。  ことしから実は,神戸市長賞ということで,若手アーティストの育成を視点としまして,1作品について,神戸市長賞も授与させていただいたということでございます。そういう若手アーティストの支援という視点も含めて,来年度,この六甲ミーツ・アートにかかわっていきたいというふうに思ってございます。 157 ◯分科員(山下てんせい) わかりました。  神戸市では,これまで神戸ビエンナーレ,港都KOBE芸術祭,アート・プロジェクトKOBE2019:TRANSやってきました。それぞれ1つ1つの精いっぱい運営されたんだと思うんですけれども,やはりポジティブな意見のほかにもネガティブな意見もあり,やはりMICEという視点がやっぱりなかったんだと思います。このたび,六甲ミーツ・アートの支援をすることによって,そのMICEという視点が強くなったということは,これは1つ期待をしたいと思いますが,それだけにくれぐれもいわゆる出展物に対して,どのような人が参加するのかという部分に関しては,慎重を期して,本当にすばらしい芸術祭になるように,お願いしたいと思います。  続きまして,フルートのまち神戸のさらなる推進についてでございます。  これまでも神戸国際フルートコンクールや神戸国際フルート音楽祭の開催を通じて,フルートのまち神戸を広く発信してまいりました。これまでの実績を風化させることなく,さらに機運を醸成していけるようなさまざまな取り組みを実施してくべきだと考えます。  その中で,以前,私が提案させていただきました三宮地下駐車場のBGMとしてフルート曲を流す試みについては,岡田局長のすばらしく早い対応をいただきまして,町なかで音楽が触れられる非常によい取り組みであったと考えます。また,最近ちょっとジャズに音楽が変わっているんですね。こういった変化も実は大事なことではないかなと思っているんで,評価しております。  今後はさらに音源を流すだけではなく,もっと町なかでライブ演奏を活性化していくべきだと考えます。  例えば現在工事中の阪急神戸三宮駅の北側が歩行者優先道路になるという話を伺っております。他局ともどんどん連携し,ミュージシャンが活躍できる環境づくり,雰囲気づくりにも取り組んでいくべきだと考えますが,お考えを伺います。 158 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 ありがとうございます。委員御指摘いただきまして,いろいろ取り組んでまいりました。おっしゃっていただきましたように,30年の11月から三宮駐車場と湊川公園の駐車場でフルートのBGMを流して,昨年の12月からそれにジャズを加えて,さらに花隈と舞子公園の駅前の駐車場でやってございます。こういったものについては,町なかで気軽に音楽に触れられる環境整備とともに一方で,市民の方々がフルートに興味を持っていただけるような,そんな仕掛けを頑張っていきたいと思ってございます。  ホールに限らずに,町なかで音楽を展開することは,とても大事なことだというふうに思ってございます。例えば神戸ミュージックステージとしてデュオこうべとか旧居留地,神戸空港,こういったところで,フルートやジャズの町なかでのコンサートをやってございます。こういったものがストリートピアノにつながってくるなど,音楽のまちの広がり,機運の醸成の広がりにもきたのかなというふうに思ってございます。  委員おっしゃっていただきました三宮の再整備,これに際しましては,平成28年,この年にストリートライブが日常的に行えるような空間づくりができないかということで,社会実験を行いました。この中でストリートライブを7回,ワークショップも行いまして,そのために必要となる事項とか課題とか,そういったものを関係局にフィードバックをしまして──例えば,この4月にオープンいたします三宮プラッツですが,あそこですと,観客席にもなるような階段,それからイベントの拡散効果を目的としたようなミラールーフ,さらにはスピーカーの内蔵など,そういったこともやってございまして,町なかのにぎわいづくりに資するかなというふうに思ってございます。  各局と協力しながら,私どもで蓄えたような,そういう財産を共有しながら,にぎわいづくりにつなげてまいりたいというふうに考えてございます。 159 ◯分科員(山下てんせい) 本当にいい答弁ありがとうございます。本当にストリートミュージシャンが活躍できるまち神戸というのは,もっとPRしてもいいと思うんですね。本当内外からいろんなミュージシャンが神戸を目指してやっていただけたらいいなと思っています。またストリートピアノについても,西神中央駅にいち早く置いていただいて,本当にいろんな方にピアノに触っていただいて,それも小さい女の子からお年寄りまでもう本当に堂々と弾かれています。  1点,御意見なんですけど,ストリートピアノは,本当に大きく取り上げていただいて,これ神戸の1つの顔になっているんですけれども,今,割とどこの都市でもまねされ始めたんですよね。神戸の場合,やっぱり気になるのが,ピアノはいいんですけど,周りが殺風景ということで,ピアノが置いてあるだけというパターンですね。そのたたずまいはいいんですけれども,例えばじゅうたんを敷く,あるいは観葉植物を置く,あるいはピアノにデコレーションをするというのもやり方としてはあるみたいなんですよね。そういった工夫をすることによって,やはりこれも先ほどのBGMではありませんけれども,変化だと思うんです。ですので,そういった取り組み,何か局として差別化が図れるような方策は考えられませんでしょうか。 160 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 おっしゃられるように,各都市でもストリートピアノをいろいろと置くようになってきておるんですが,ストリートピアノの場合,誰もが気軽に演奏できる場所に置くということから,歩行者動線の確保ですとか,消防法の規制なんかも実はございまして,装飾品の設置に関しては,ちょっといろいろ検討せなあかんのかなというふうに思ってございます。  ただ,おっしゃられるように,他との差別化ということでは,工夫しているところがございます。例えば岡場のショッピングセンターエコールリラ,ここでは,ショッピングセンターの運営会社が階段とそのピアノを置いている床にレッドカーペットをイメージしたようなプリントを施すことで,演奏者と階段に腰かけました観客が一体となったようなおしゃれな空間の演出をしていただいています。今,試験設置を行っています旧居留地の三井住友銀行前なんですが,ピアノの周囲に設置するカバーに神戸らしい装飾を施そうという工夫を今考えてございまして,いわゆるインスタ映えとかユーチューブのときに神戸という字が映るようにできへんかとか,そんなことも考えてございます。いろいろ各種楽器とのセッションができる場,そういうようなことも重要かなと思っておりまして,各設置場所に応じてこれから私どもの所管になりましたので,精いっぱい工夫をしてまいりたいというふうに考えてございます。 161 ◯分科員(山下てんせい) ぜひともひとつ神戸らしさとして昇華していただけるようにお願いします。  では最後,実は,今ならではの質問を1問させていただきます。  もう一方で,芸能・音楽・文化の衰退,いわゆる一極集中と申しますが,間違いなく芸能・音楽・文化は超一極集中でございまして,地方はどんどん衰退しているということも考慮していただきたく御相談申し上げます。  このたびのコロナウイルスのクラスター感染が大阪で発生しました。この一事により,地域で草の根で頑張っているバンドやアーティストの活躍の場がかくももろく奪われるかもしれないという事態に陥っております。こういった自粛モードや不安を除去するのは,まずは日本政府だと思いますが,指針として音楽にあふれるまちづくりを標榜されている以上,安心して演奏,または鑑賞できる環境づくりをすることは市の仕事と考えております。以上の点に関して,局として何かできることはありますでしょうか。 162 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 私ども神戸市という立場で申し上げますと,やはり感染拡大を防ぐということが最も重要な課題だというふうに思ってございます。そういう点で,屋内に多く人が集うようなホールを閉館をせざるを得ないというようなことは,苦渋の選択であったところかなと思ってございます。  全国的にそういう状況の中で,本日,日経新聞なども見ておりますと,例えばアーティスト支援のためのような形で無観客でユーチューブで流して,それに対して見ていらっしゃる方が課金をするというような方策,そういうようなことも創作活動を持続させるためのこととして挙げられてきてございます。  今後のリスク管理として,ホールですとか,アーティストの方々とここは研究してまいりたいというふうに考えております。  私としては,一日も早く終息をして,その際には,これまで公共が担っておりましたアウトリーチ活動とか,そういったものを地元アーティストの方々に仕事をお願いするような形とか,そういうものを文化振興財団だとか,さらには財界からなるマザーポートクラブのようなそういう団体とともにどんなことができるのかというのをこれから終息後のことも含めて考えてまいりたいというふうに思ってございます。 163 ◯分科員(山下てんせい) ありがとうございます。まず感染拡大防止,これはもう当然でございます。そのために,今は本当に我慢だよということなので,これは我々政治家も一丸となって協力していかなあかん部分やと思います。ただ,やっぱりそうなってくると,もっと問題になってくるのは,個人事業主で頑張られている,やっぱりライブハウスやホール,ジャズ小屋,そういったものを経営されている方や,あるいはギャラリーというものを持ってらっしゃる方ですね。そういった方々への支援策はどうするかという部分で,こういう案件に関して,やっぱりどうしても今までの行政のパターンからすると,たらい回しになってしまうんですね。  基本的に,今回のコロナのことに関して,経営相談の窓口や商工会議所に相談すれば,的確な部分,紹介していただけるかと思うんですけれども,殊,芸能,音楽文化の足元を守ることができ,かつそういった業態に携わる事業主の声を反映させ得る部署,すなわち音楽という部分に関して,こういうところはしっかりやらなあかんでって声を上げられる部署というのは,この文化スポーツ局ではないかと私は思っております。そこで,局として,どのような声を上げていただけるのかという指針,もしお教えいただけるんであればお願いします。 164 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 2月26日に市長が文化スポーツイベント等の市主催事業の自粛等のところから始まりまして,本日のところまでまいっておる間というのは,余りちょっと時間がございませんで,私どもやはり施設をどのような形で迷惑かけずに閉めることができるのかとか,そういうことにどうしても注力をしておりましたんで,委員おっしゃられるようなことは,これからまさに出てくることだろうというふうに考えてございます。先ほどおっしゃられた企業へのお話のところ,そういうのも私ども当然存じてはおりますが,個人事業主であるアーチストの皆さんがどんなことが望まれるのかというのは,私にも,今,確たる指針を持っておるところではございませんが,これからいろんなお話をする場があろうかと思います。そんな中で,しっかりお話を承りながら,我が局としてどういうことができるのか,市として何をせなあかんのか,それから,財界のような,マザーポートクラブのようなところとどういうことができるのか,その辺のすみ分け方も含めてしっかり考えてまいりたいと思っております。 165 ◯分科員(山下てんせい) 一例だけ申し上げます。例えば,この時期,3月といいますと大学卒業の時期でございます。大学生が卒業事業,卒業制作,そういったイベントをやるとなったときに,大学生の側からできませんということでキャンセルということになったら,それはもうちょっと大学生が──でけへんということになっても,これ,全額はかわいそうやし,何ぼ泣いたろかみたいな話になるんですけど,今回起こったことは,大学がもう君たちの活動を中止してくれと。中止しなければ,もう今後の大学での活動を禁止すると。そういったことを通達されまして,大学生が泣く泣くそのイベントを中止するという事態になっております。キャンセルという事実は変わらないまでも,大学の側がじゃあ中止しなさいというふうに指令したのであれば,例えば,そしたらもうライブハウス側とかそのホール側というものは,大学にキャンセル料を払ってくださいという請求ができるのかというたら,でけへんのですよ。こういった1つ1つの積み上げで干上がってしまうことがやっぱり非常に不安です。実態としてそういうことを,私,もうきのうか,聞いてまいりましたんで,どうかスピード感をもって,こういった問題には取り組んでいただきたいなと思います。  各局,いろいろこのコロナに関しての問題というものはあろうかと思うんですけれども,この文化スポーツ局が文化スポーツ局たるBe文化・スポーツとして頑張っていただきたいとエールを送って,質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 166 ◯主査(山本のりかず) この際,約20分間休憩いたします。  午後2時55分より再開いたします。   (午後2時35分休憩)   (午後2時55分再開) 167 ◯主査(山本のりかず) ただいまから予算特別委員会第1分科会を再開いたします。  休憩前に引き続き,市民参画推進局に対する質疑を続行いたします。 168 ◯分科員(壬生 潤) 公明党の壬生潤でございます。一問一答で質疑をさせていただきます。  初めに,ワールドマスターズゲームズ2021関西についてお伺いいたします。  2021年5月14日から30日の17日間,関西各地で開催されるワールドマスターズゲームズ2021関西については,国内3万人,海外2万人の参加者を見込んでいます。超高齢化社会を迎えている中,生涯スポーツの国際総合競技大会であるワールドマスターズゲームズを開催することは,健康志向の活力ある高齢社会の実現,スポーツツーリズムを通じた地域の活性化など,多くの意義があります。関西各地で35競技59種目が開催され,神戸市でも陸上──競歩,バスケットボール,オリエンテーリング,卓球,野球──硬式,水泳──競泳の6競技が行われます。ラグビーワールドカップも大変だったと思いますが,こちらもまたさまざまな競技がさまざまな場所であり,その分,調整等も大変ではないかと感じているところです。大会の準備の現状について,まずお伺いいたします。 169 ◯岡田市民参画推進局長 ワールドマスターズゲームズ2021関西についての御質問でございます。  このワールドマスターズゲームズ,御指摘のように,関西エリア全体を使って開催がされます。来年の5月14日から30日の17日間,各地で開催をされまして,日本人が3万人,外国人が2万人,計5万人の参加者を見込んで,今,準備をしているところでございます。  御指摘のように,神戸市では6競技7種目が開催をされますけれども,競技ごとに会場が異なります。さらには,陸上,これは競歩を六甲アイランドでやりますけれども,それから,水泳,競泳と飛び込み,これはポートアイランドのスポーツセンターでやりますが,これ以外の硬式野球,バスケットボール,オリエンテーリング,卓球は,それぞれ会場が複数に市内でもまたがっておりまして,実施日もそれぞれ競技によって異なっておると。こういうスケジューリングと場所でございます。このため,個々の競技ごとに競技運営を実際に担っていただく競技団体,さらには各施設,会場,こちらとの調整を今現在鋭意行っているところでございます。  ワールドマスターズゲームズにつきましては,組織委員会──これは大阪に置いておりますけれども,こちらとそれから神戸市などを含みます各市の実行委員会,県の実行委員会が綿密に協議を重ねてございます。そして役割分担をしているということでございます。昨年11月に協議別実施要項を公表いたしまして,ボランティアの募集をまず開始をいたしました。そして,この2月から大会エントリーを開始をしたところでございます。並行しまして,現在,大会ヘルプデスクというものを設置をし,参加希望者の問い合わせに対応しておりまして,今,日々,我々はそれぞれ競技ごとに──私どもが行う競技についてはメールでいろんな問い合わせが来て,お返しをしているという状況でございます。それから,今後,各競技会場の調査あるいは交通インフォメーションガイドの発表をしたり,あるいは参加者の宿泊,観光等の情報を集約したり,そういうもののサイトの開設なども行っているところでございます。  今後も,神戸市が担当する競技に関する施設管理者との調整,エントリー管理,それから危機管理,それから交流事業の調整,参加者からの今申し上げました問い合わせなど,各競技団体と連携しながら進めております。また,リハーサル大会を来年度は実施をいたしまして,課題の洗い出しも行っていきたいというふうに考えております。また,医療救護に関する関係団体とこれから調整を行います。それから,大会参加者向けのその神戸ならではの例えば観光商品づくりみたいなことも考えていきたいなと思っておりますし,大会の知名度向上,これも大切なことでございますので,広報に力を入れていきたいというふうに思ってございます。また,兵庫県と共同いたしまして,ボランティアセンターを設置をいたしまして,大会の受け付け,観光案内を行うマスターズビレッジも配置をしてまいります。そして,最終的に大会本部も立ち上げなきゃいけませんので,これの準備についても進んでいこうというふうに思ってございます。  今後とも,この大会の成功に向けまして,競技団体,そして組織委員会,そして兵庫県等と協力をいたしまして,着実に準備を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 170 ◯分科員(壬生 潤) 実は,私自身もアーリーエントリーを──この大会のを済ませました。徳島県で行われるボーリングに参加しようと思っております。ただ,今の実力だと確実に1回戦敗退ということであろうかと思いますので,少しずつトレーニングを行って,本番を迎えたいと思っております。  そこで,お聞きしますが,2月にエントリーが開始されましたが,エントリーの現在の状況はどうなのでしょうか。順調なのかどうか,お伺いいたします。 171 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 エントリーの状況でございますが,アーリーエントリーの後,一般のエントリーが,先ほど言われましたように,2月1日から始まっております。3月2日現在のエントリーの状況でございますが,人数で,国内で1万96人,海外から977人,合わせて1万1,073人という状況になっております。もっとも,今申し上げましたのが,いわゆる実人数ということで,ワールドマスターズ,種目別に5競技まで,5種目エントリーできますので,1人の方が何種目も申し込まれますと当然延べ人数ふえてまいります。ですから,延べ人数で換算しますと,先ほどの合計1万1,073名が1万9,342名という形になっております。  その中の状況だけ少し申し上げますと,最も多いエントリー種目が,神戸の水泳の競泳でございまして3,815人,続きまして,陸上,いわゆるトラック&フィールド競技ですけれども,これ京都市開催の分ですが,2,852人という形になっております。先ほど申し上げました神戸市で開催する6競技の状況も御参考までに申し上げますと,実人数でいきますと2,016人で,延べ人数でいきますと5,058名になっております。内訳でいきますと,陸上──競歩ですが186人,それから硬式野球が19チームの52人,それからオリエンテーリング,これはスプリントの部ですけれども58人,それから競泳が,先ほど申し上げた3,815人で,卓球の947人という形になっております。  なお,バスケットボールにつきましては,国際マスターズゲームズ協会と競技要項等々の最終調整を今しておりますので,まだエントリーは開始しておりません。整い次第,開始させていただきます。  先ほど申し上げましたように,神戸市が担当する競技,比較的人気種目も多く含まれていることもありまして,実際,2月からエントリー開始して,今,1カ月ですけれども,おおむね順調に推移していると考えております。このエントリーの受け付け,個人が最終は2021年2月末日になりますので,まだ1年ある中で,今,既に定員の約4割が申し込みされているという状況であります。  今後も,プロモーション等々,さらに広報等も行いまして,1人でも多くの方に参加をしていただけたらなと思っております。  以上でございます。
    172 ◯分科員(壬生 潤) エントリーの状況はよくわかりました。私の場合は何回もワールドマスターズゲームズについての御案内を──関係者であるということでいただきまして,アーリーエントリーもできるということで,この代表理事が関西広域連合の連合長であります井戸知事が共同でやっておられるということもありまして,早目にエントリーをしないと,井戸知事にしかられるのではないかと。そういう思いもありまして,じゃあ一体どれを申し込んだらいいのかと随分悩みました。中学時代は軟式のテニス,高校時代は和弓──弓道ですね。エントリーにありません。大学時代は何もしなかったんで,50年前にボーリングがはやったことを思い出しまして,それでエントリーをしたわけでございますけれども。やはり順調だということですけれども,やっぱり敷居が高い状況というのは,競技によってはあるのではないかなというふうに感じます。それと,競技ごとのこの一応定員がありますから,人気のところは早目に申し込まないと埋まってしまうのではないかという,そういう懸念もあって,先行するところは先行しているというのではないかなというふうに思ったりもします。  より多くの神戸の市民の皆さんにもやっぱりスポーツを身近に感じてもらったり,広げていきたいという思いもやはりあると思います。これから先,現状,神戸市民の方がどれぐらいエントリーされているのか,また,エントリーに対してそれぞれの競技,主催をされる競技の枠だけではなくて,神戸市民の皆さんが各地でどれぐらい参加されるかというようなことも念頭に置くというか,目標を持って,その発信を神戸市民の皆さんにしていくということが,今後,必要ではないかと思うんですけど,その点いかがでしょうか。 173 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 委員御指摘のとおり,どうしてもこれだけの種目ありますので,人気の動向あるいは競技人口等々もばらつきありますので,そういった意味では,本当にこの大会の魅力というのをPRしまして,1人でも多くの方に参加していただけることが必要だと思いますので,そうですね,今後もこのエントリーの状況を見ながら広報を進めていきたいと思っております。 174 ◯分科員(壬生 潤) 広報に努められるということで,アジアで初めて日本で開催されるということもありまして,余り知られてないという大会そのものが,そういう現状があります。知ってもらうため,わかってもらうためには,わかりやすい魅力や見どころの説明が必要であると思います。ワールドマスターズゲームズの魅力,見どころについて,具体的な内容を教えていただけますでしょうか。 175 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 まず,ワールドマスターズゲームズの魅力の点でございますが,委員先ほどおっしゃっていただいたとおり,まず一番の特徴であり魅力は,やはりこの競技は参加する大会であると。みずからするスポーツの代表ということをやはり一番力点を入れないといけないかなと思っております。エントリーして競技すれば誰もがメダル候補になるという点が,やっぱり一番のユニークな点ではないかと思っております。  また,過去,大会の出場者からも,この大会,世界各国から,それも何回も通じて出場されている方もおられますが,言葉は通じなくても,ルールが一緒で,いいプレーをすれば,ほかの国の人たちも一緒に応援してもらえるので,試合が終わった後,やはり会場でハイタッチしたりとか,そういうこともできるという国際大会ならではの感想もいただいておりますし,あるいは複数種目──5種目いけますので,ふだんされていない種目に新たにチャレンジしていただくと。ですから,それに新しくチャレンジしてみたいという声もいただいております。  また,大会に参加する選手や,あるいは関西広域のところでやる大会ですので,それぞれの地域との交流が楽しめる点,あるいは一体感があるこのまちの雰囲気も楽しめる点も魅力であると思っております。ですから,試合に出場される合間に,それぞれのまちを周遊していただいたり,観光するというスポーツツーリズムの楽しみもこの大会にありますので,昨年開催しましたラグビーワールドカップのときと同様,外国から来られた方にも,それぞれのまちも周遊していただけたらなと思っております。  また,続きまして,もう1点,見どころという話がありましたけれども,やはりおおむね30歳以上の方が出場できる大会ですので,この参加者が,皆,年齢を重ねられても,なお生き生きとプレーする姿が一番かなと思っております。先ほども申し上げましたように,4年に1度の開催を楽しみ,海外からも,日ごろからトレーニングされて,そして参加されるという大会は,活力ある高齢化社会を本当に具現するものだと考えております。  また,先日来,新聞報道とかも出てますが,かつてのトップアスリートと直接対戦できるという可能性もあるのが,このワールドマスターズの魅力の1つではないかと考えております。  以上でございます。 176 ◯分科員(壬生 潤) おっしゃいますように,スポーツを通じた地域交流あるいは国際交流は大変すばらしいものだと,大きな意義がある大会であると思います。加えて,神戸市の都市ブランドを高める絶好のチャンスでもあるのではないかなというふうに思います。実際に神戸に住んだ人,滞在したならわかる,この神戸の居心地のよさ,ぜひ今回,多くの人に理解をしていただき,各地で何かいろいろありますが,参加するだけじゃなくて,観戦される方もいらっしゃるかもわかりません。17日間,長期にわたって滞在をしながら,観戦をしたり,参加をされたりするということは,どこにその滞在場所の拠点を定めるか。海外の方,また国内でもそうですけども,ぜひこの神戸に,居心地のいい神戸に,食べるものは大概のものは何でもあって居心地がよい。神戸を拠点にあちらこちらに行っていただくというような流れをぜひともつくっていただき──ということは,他局との連携,観光局とか,そういったところとの連携がこれは欠かせないと思うんですね。ぜひこのチャンスを生かして,神戸市として最大限有効に活用ができますようにお願いをしておきたいというふうに思います。  続きまして,神戸市文化芸術推進ビジョンについてお伺いいたします。  平成29年6月に施行された文化芸術基本法において,地方公共団体は地方文化芸術推進基本計画を策定することを努力義務として規定されています。それを受け,神戸市では,地方文化芸術推進基本計画に当たる神戸市文化芸術推進ビジョンの策定に昨年から取り組まれています。私も策定懇話会の委員として呼ばれており,専門性を生かした多彩な意見や,ジャンルを超えた新たな発想などに触れさせていただいております。ビジョンがどのように完成するのか,楽しみにしているところであります。  そこで,まず確認ですが,現在の進捗状況と今後のスケジュールについてお聞かせいただけますでしょうか。 177 ◯岡田市民参画推進局長 神戸市の文化芸術推進ビジョンの策定の件でございますけれども,委員御指摘のとおり,国において文化芸術基本法が定められまして,本市でも地方文化芸術推進基本計画に当たりますビジョンを策定することといたしました。文化ビジョンでは,今後10年程度の神戸市の芸術文化施策の目指す姿を,さらには基本的な方針を示す予定でございます。  この策定に当たりまして,市民の皆様あるいは文化芸術関係者から意見をお聞きするだけではなくて,専門的な見地からも御意見をいただくために,経済界や学識経験者あるいはITやメディアといったさまざまな分野の専門家や,壬生委員にもお手数をおかけしておりますけれども,市会のほうからも文教こども委員会の正副委員長にお入りをいただいて,懇話会を立ち上げたところでございます。現在,精力的に熱心に皆さんに御議論をいただいているところでございます。この懇話会での議論を通じまして,今日的な視点や本市の特性を文化ビジョンに盛り込んでまいりたいと考えてございます。  御質問にありました今後の予定でございますけれども,現在,これまでに懇話会でいただいた意見,その他の意見を取りまとめ中でございまして,これをもとに案を作成をいたしまして,3月下旬の常任委員会において報告をし,御意見をいただければというふうな考えを持っております。その後,この案に対しましての市民意見募集を行いまして,最終的には夏ごろに神戸市文化芸術推進ビジョンとして作成をしたいと,こういうふうに考えてございます。 178 ◯分科員(壬生 潤) 私もこの懇話会に参加をさせていただきまして,これまで4回,その会が開催されたと記憶しております。毎回毎回,椿教授が座長になられて,さまざまな視点からこのビジョンについての検討がなされております。  それで,恐らくそのビジョンの中には盛り込まれないと思うんですけれども,地域ごとのどんな施策があるかとかいうようなことも,いろいろ自由に意見交換をする機会があった中で,椿教授がおっしゃってましたこと,これはビジョンの中に入らないかもわかりませんので,ちょっと申し上げておきますと──文化スポーツ局に直接かかわりがないんですけれども,大変ユニークな発想でおっしゃってましたので,御紹介したいんですが,他の局の審査でも少しあったんですが,三宮から元町にかけてのこのエリアで,将来の計画といいますか,その中で,三宮と元町の駅が,非常に駅と駅の間の距離が狭い。もう三宮と元町をもう1つの駅にしてはどうかと。高架下はあるけれども,その高架の上の空間,神戸は市街地で平らな空間,土地が少ないんで,その三宮から元町の高架の上を利用して,空中のプロムナードみたいなものをつくってはどうかと。そこにおしゃれな文化芸術的な要素をふんだんに盛り込んで,楽しんでそこの空中を散策できるような,そういうものがあったらいいねということをおっしゃっていました。そういった本当に夢のあるようなお話がもう幾つもありましたですけども,ただ,現実的にそれはできるかどうかは別にしまして,文化芸術,今おっしゃいましたように,さまざまな分野での御専門の方がいろいろ御意見いただいてますんで,そういったことも,他の分野の他の局のお話であるかもわかりませんけども,ぜひとも何か実現できることがないか──将来に向けて──ということも意を用いながら進めていただけたらなというふうに思います。  それと,今はまさに時代の転換期であると感じておりまして,将来に対するビジョンを策定するにはとてもよい時期であると感じております。新しい時代をつくっていくためには,新しい言葉が必要です。新しい言葉で語る,表現するということも文化の1つであると思います。そういった点にも気をつけて作業を進めていただければというふうに思います。10年後に振り返ったときに,このビジョンはよかったねと,先見の明があったと言われるようなものにぜひしてほしいと思います。神戸市としては,どのようなビジョンにしたいと考えているのか,また,これまでの取り組みにはない,新しいことも考えておられるのかどうか,見解を伺います。 179 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 委員御指摘のように,昨今,IT,メディア,そういったものに代表される技術革新というのは,まさしくその時代の転換期の中にあるというふうに考えております。  この懇話会においても,ビジョン策定に当たっては,実現可能性をあらかじめ考えるとか,今後実施予定の事業を列挙するとか,そういうものじゃなくて,10年後の未来に向けて,今,必要なことというのは何なのかと,やらなければならないのは何なのかと,それをしっかりと考えるべきやという御意見をいただいてございます。ですので,この懇話会,具体化するためのアイデアとか,文化資源の活用方法なんかも話し合うワークショップ,そういったところでは,もう非常に斬新なアイデアもいただいてございます。とりわけ今回策定するビジョンというのは,行政が行うだけではなくて,市民,企業,それから,芸術家,文化団体,学校,行政,そういったもので皆で共有して,ともに実現を目指す姿,こういうものを大事にしたいというふうに考えております。そういう意味では,それぞれが神戸の文化芸術をつくり出すプレイヤーなのかなというふうに思っております。そのために,このビジョンというのはみんなに共感してもらえるような,シンプルでわかりやすい表現や,おっしゃっておられるようなフレーズ,そういうものを心がけていきたいというふうに思いますし,やはり神戸でございますので,神戸の特色が取り込まれたような,本市ならではのようなものになれればというふうに考えてございます。  また,市民意見を反映するという意味では,5月上旬に開催予定のクロスメディアイベントの078KOBEにおいても実験的なシンポジウムを行って,直接に市民と意見を交わすような懇話会の委員の方々にパネリストになっていただいて,そういうようなことも考えてまいりたいというふうに思ってございます。 180 ◯分科員(壬生 潤) ぜひ夢と希望のあるビジョンの策定をお願いをしたいと思います。  次に,文化芸術の薫りあふれるまちについてということでお伺いしたいと思います。  先ほども議論がありましたとおり,ストリートピアノの市内での設置がふえており,非常にいい取り組みであると評価いたします。聞くことができるだけではなく,ピアノを演奏することができる,いわゆる参加型であることが特徴的であると思います。ただ,こういった取り組みは,ピアノなどの音楽に限ったことではないと思います。例えば町なかでダンスを踊ることができるとか,フラッシュモブのようなパフォーマンスを披露することができるとか,参加型の仕組みが町なかでふえればよいと考えます。理想としては,もっと市内のあちこちの広場で,日常的に音楽が聞けたり,パフォーマンスが見られるまちであってほしいと思います。神戸のおしゃれな町並みの中で,六甲山や海の自然を身近に感じながらパフォーマンスができる。それを人々がふだん目線で楽しそうに見ている。そういう文化芸術を身近に感じることができるまちづくりが望まれます。そういったまちになっていくために,より積極的に取り組んでいく必要があると考えますが,御見解をお伺いいたします。 181 ◯岡田市民参画推進局長 文化あふれる街神戸ということで,参加型のイベントのお話がございましたけれども,日常的にということと,ちょっと委員の御指摘と趣が違うかもしれませんけれども,本市がこれまで開催してきたイベントの参加型の最大のものは,やはり神戸まつりであろうというふうに考えてございます。本当に多くの方にこれまで御参加をいただいて,来年は50年,50回目を迎えるということで,私が言うまでもないですけど,パレード,ステージ,それから市民提案型のイベントなどもここで行われて,大道芸なども行われて,一日じゅう,市民の皆さん,また来街者の方に楽しんでいただいているというふうに思ってございます。来年はその記念大会ということで,伝統文化の代表でもございますだんじりにも5年ぶりに御出場いただけないかということで,今,話を進めているようなところでございますし,また音楽でも,日常的ということではございませんが,神戸国際フルートコンクール──もう2年後に迫っておりますけれども──これの開催に向けまして,前回の開催を契機に始まったフルートアンサンブルということで,去年の10月には500人の方に集まっていただいて,ファッションマートでフルートの演奏をやっていただいたというようなことも披露したわけでございます。こういうようなイベントも,市民の皆さんの参加意欲を高めることに寄与しているものではないかなというふうにも思ってございます。  委員御指摘の日常の暮らしの中で自然と芸術文化に触れて,みずからも発信できる環境づくりというのも,これは一方で非常に大切なことだろうというふうに思ってございます。先ほど来出ておりますストリートピアノ,これにつきましても,市内で20カ所ぐらいはもう既にあるんですけれども,そういう設置も我々の所管のもとに,今後も充実させていきたいというふうにも思っておりますし,このストリートピアノで申しますと,ピアノだけじゃなくて,その場でほかの楽器と気軽にセッションできる。そういうような取り組みというか,視点を持ってピアノを設置していく,運営していくということ。あるいは自然環境,六甲山もありましたけれども,あるいは神戸の海,こういう環境と文化資源を生かすといった視点も踏まえまして,暮らしの中で文化芸術に親しむことができるような,そういう仕掛け,環境整備も進めてまいりたいというふうに考えてございます。 182 ◯分科員(壬生 潤) 神戸まつり等の今お話がございました。それを何とか日常的に,ふだんで普通に演奏やらパフォーマンスが行われている。そういう雰囲気といいますか,実に神戸の特に神戸市役所を中心としたこのかいわいに似合うのではないかなというふうに思います。海外の方が仮に来られたとしても,大変そのことによい印象を持ってもらえるのではないかなというふうに,ふだんにそういうことが行われているということになりますと,わざわざイベントを目指して行かなくても,神戸の例えば旧居留地に行くと何かしらやっているよみたいなことで楽しめる。お店で買い物するとか食事する以外に,そういう楽しみがもう自然と感じられるというのは,そういうまちにぜひしていきたいなというふうに感じております。どのような工夫がこれからできるのか,フラッシュモブのように,こちらから何か仕掛けてというようなこともあるかもわかりませんが,市民の中から自然とそういったことが,広がりが見受けられるようなことを──ということは,市としては余り規制をしないということが消極的には求められるのかなというふうには思いますけども,関係機関に働きかけながら,そういうものを文化芸術の振興という意味で,そこを優先してくださいというような,そういう発信が文化スポーツ局になったわけですから,今後,ぜひお願いをしたいなというふうに思います。  それから,神戸市の混声合唱団,室内管弦楽団のことなんですけども,最近,文化ホールで混声合唱団,室内管弦楽団の演奏を聞く機会が多くあります。そうして改めてレベルの高さを感じております。文化ホールまで行けばそのよさもよくわかりますが,音楽が好きな方であっても,そのホールに行くということは,やっぱり敷居が高くて行きづらいと思っている方がいらっしゃるかもわかりません。  これは例えばの話ですが,文化ホールの近くには大きな公園があります。ここに少し手を加えるなどして,屋外で演奏を聞くことができる野外ステージのようなものをつくり,そこで混声合唱団,室内管弦楽団に演奏していただくというようなことはいかがでしょうか。大変いい雰囲気で演奏することができるのではないかと思います。そこに来られた人は,今度はホールに行って,聞きにいこうというふうに思うようになられるかもわかりません。建設局や近隣の病院とも相談しないといけないかもしれませんが,そういった取り組みができないかどうか,御見解をお伺いいたします。 183 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 お褒めいただき,ありがとうございます。  通常,文化ホールですとか,区民センターを中心に定期演奏会などを行っておりますけども,最近,ホール以外での演奏も積極的に取り組んでおりまして,デュオドームですとか,元町の商店街,それから神戸空港,しあわせの村,そういったところの集客施設なども含めて,まちなかコンサートということで,両団とも活動をさせていただいておりますし,あと病院に赴いて,ホールになかなか来れない方に演奏をお聞かせするようなこと,それから,今年度からですけども,市内の全小学校,6年間かけて訪問しようというような,そういうような取り組みも行っております。  おっしゃっていただいた大倉山公園ですとか,中央体育館の前の広場の活用という意味で,また室内管弦楽団とか混声合唱団ではないんですが,毎年4月に神戸ジャズデイというのを行っておりまして,ことし4月の5日の予定にしてございます。ここでは,中央体育館の前の広場と,それから大倉山の公園,この2つにステージを置きまして,飲食ブースも置いた上で,ジャズを1日かけて楽しんでいただけるように,ホールの中と外とつなぐような形で行ってございます。  先ほど委員おっしゃられた海外のお話,飲食を伴ってリラックスした中で質の高い音楽を聞けるような取り組み,こういうもの,例えば野外オペラですとか,クラシックの野外コンサート,こういったものができるのは,きっと神戸のまちがそういうのに似合うまちだというふうに私も思っております。決して現状にとどまることなく,そういうことを積極的に展開できるように,おっしゃっていただいたような形で,ストリートピアノを例えば中心に居留地でセッションが行われるとか,日常的にあるような,そういうまちをつくっていくためにも,積極的に頑張っていきたいと思ってございます。よろしくお願いします。 184 ◯分科員(壬生 潤) 今,お話がありました神戸ジャズデイで,大倉山公園,ホールの内外でというようなお話がございました。現在大倉山にある文化ホールにつきましては,三宮に移転となります。ただ,大倉山の緩やかな坂の中に文化ホールや体育館,図書館があり,幅の広い道や彫刻があるあの雰囲気,いわゆる文教地域のような雰囲気が,神戸市民は非常によいものだと思っていると思います。こういったよい雰囲気が失われてしまうのは非常にもったいないと感じております。移転をした後についても,この落ちついた雰囲気をぜひ残してほしいと思います。そういう大倉山のあのしつらえというか,雰囲気の中で,文化ホールは移転しますけれども,重ねて言いますが,野外ステージのようなものがあって,楽団,合唱団がそこで演奏しているとか,あるいは公園を利用させていただいてのフェスのようなものをさせてもらったりとか。文化スポーツ局になりますと,このかいわいは,公園を除く文化ホール跡地,体育館,図書館,全部文化スポーツ局の所管になるわけですね。あと建設局と連携とれば,それを企画のつなぐラボにつないでいただきましたら,このゾーンとして大倉山のあの何とも言えない雰囲気が,文化ホールが仮に移転したとしても,あのいい雰囲気が残って,この神戸の文化芸術を象徴するような地域にならないかというふうに思うんですけど,その点いかがでしょうか。 185 ◯岡田市民参画推進局長 ありがとうございます。委員御指摘のとおり,その大倉山地区に,現在,文化ホール,それから体育館,図書館があり,そして大倉山公園があって,神戸駅から湊川神社沿いに緑と彫刻の道があるということで,非常にそういう雰囲気のいい1つのラインができているのかなというふうに考えてございます。そういう意味で,この文化ホール移転後のこの地区全体の姿,これは全市的な観点も入りますので,私どもだけじゃなくて,企画調整局あるいは建設局も含めて全体で考えていきたいということで,検討も昨年来始めておるところでございます。まだまだ文化ホール移転するのは先なので,そういう諸条件を今整理しているところでございますけれども,来年はまずは建設局と連携を図りまして,緑と彫刻の道,あのちょっと幅広い歩道につきまして,現在も若干暗うございますんで,空間のリニューアルといたしましてライトアップと,それから植栽もリニューアルをしてということをまずは来年度させていただいて,その次には,またさらに魅力アップを図る方策をいろいろと考えていくことを,今,建設局と話をしております。そういう点で,より文化・教育,そういう雰囲気を継承しながら,魅力的なあのかいわいのまちづくりに努めてまいりたいと考えてございます。 186 ◯分科員(壬生 潤) 市民の憩いの場であると同時に,これはインバウンドというか,世界標準みたいなものも目指していただいて,どんなもんかなというふうに来ていただけるぐらいの,私はそれぐらい値打ちがあるんではないかなと。あの雰囲気,いい雰囲気です。と思ったりもしていますので,地域全体が何か神戸の名所みたいな──新たな──というぐらいを目指して,ぜひ今後は取り組みをお願いをしたいというふうに思います。  それから,最後に,伝統文化,伝統芸能の継承についてお伺いいたします。  先ほどのビジョンの話とも重なる部分がありますが,地域の伝統文化,伝統芸能の継承についても取り組んでいかないといけないのではないかと思います。神戸市にも,例えば追儺式であったり,だんじりであったりなど,さまざまな伝統文化,伝統芸能があります。ただ,こういったものは維持するにもかなり費用がかかると聞いています。令和2年度からは文化財課も移管され,また文化スポーツ局になることもあり,こういった伝統文化,芸能にもさらに支援をしていく必要があると思いますが,御見解をお伺いいたします。 187 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 御指摘のとおり,神戸の中,地域の方々によって守られてきた伝統文化,伝統芸能がたくさんございます。次の世代にきちっと受け継いでいかなければならないと思っております。  これまで,私どもの局でも芸術文化活動助成の制度の中で,伝統芸能枠というのを2018年に新設するとか,伝統文化の活動にも会場助成などで幅広く支援を行ってきてございます。先ほど局長からもございましたように,だんじりの皆様にも,次回の神戸まつりにも出ていただきたいということでお願いをさせていただいたところでございますし,区民センターなどでも農村歌舞伎ですとか,須磨の一絃琴などの講座,伝統芸能を実際に体験するような事業を実施しております。来年から文化財課が移管されることもありまして,こうした地域に親しまれて受け継がれています文化財などを保護・活用するための神戸歴史遺産の認定制度というのを創設するべく,ふるさと納税を募るとともに,その集まった額と同額を市の財源から拠出して基金をつくろうということで,現在,教育委員会の中で予算計上をさせていただいてございます。  委員御指摘のとおり,未指定の文化財はかなり維持をするのに費用がかかるという問題がございます。現在のところはそれを地域の方々に頼っておるというのが現状でございます。一方で,そういう現状を広くみんなで市民で支えようというのが,この神戸歴史遺産制度の趣旨の1つでございます。この歴史遺産制度の創設に当たっては,文化財の調査をしっかりとやらないといけないというふうに考えてございまして,この調査によりまして,さらに地域にどのような歴史遺産があるのか,これが把握できるようなことになるかなと思ってございます。これ大変重要なことだと思っておりまして,さらに,国に対しても文化財活用保護地域の策定を行うことで,歴史遺産の保存と活用を行っていきたいというふうに考えてございます。4月以降ではございますが,今申し上げたような形で,もう既に文化財課などと連携とりながら,次のステップをにらんでいきたいというふうに思ってございます。さらに積極的な発信とか活用方策について,精力的に今後努めてまいりたいと思ってございます。 188 ◯分科員(壬生 潤) 今,お話がありましたように,教育委員会から文化財課,それから博物館も移管されるということで,現状,今ある文化交流課との連携をどのように図っていかれるのか,簡単で結構ですのでお願いいたします。 189 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 実は,これまでも文化財課ですとか博物館等と連携を行ってきてございました。例えば会場として文化財に指定されているところを利用させていただく。こういったものですと,旧ハッサム邸とか,北区にあります内田家住宅,こういったカヤぶきの古民家,文化財課が所管しているところを音楽祭などで使わせていただく。こういうこともございましたし,例えば博物館ですと,ことしの神戸市の文化賞の贈呈式──昨年ですね。昨年のものも市立博物館の1階のロビーで行わせていただいたところもございます。ソフト事業としても,ちょっと過去になりますけども,小磯良平大賞展なども行ってきましたし,芸術祭の関係などでもいろいろと協力をしていただいたところでございます。  今後,さらに非日常的な文化財ですとか,博物館のような印象的な建物について,発信を行っていくとか,また私どもの局の持っております文化センターなどで,そういったところのものがどんな格好で活用できるのか,地域との連携なども含めてしっかりと取り組んでまいりたいと思ってございます。 190 ◯分科員(壬生 潤) 今後,総合的な取り組みをスピード感をもってお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 191 ◯主査(山本のりかず) 次に,諫山委員,発言席へどうぞ。 192 ◯分科員(諫山大介) 諫山です。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは,一問一答でお願いいたします。  2020年度は,2021年開催の大型スポーツイベントにつなげる大切な1年であると同時に,音楽やアートの力により,まちの魅力発信に期待すると代表質疑で発言させていただきました。  まず1つ目なんですけれども,2021年開催のスポーツイベントの開催準備ですね,先ほども取り上げられていましたけれども,5月にはワールドマスターズゲームズ2021関西,9月に神戸2021世界パラ陸上競技選手権大会の開催が決定しております。  まず,ワールドマスターズゲームズ2021関西なんですけれども,2月からエントリーも開始されており,テレビCMも見かけるようになりました。先ほどの質疑で現状を大まかに把握させていただきましたけれども,大会を成功に導くためにも,もうここからが非常に重要じゃないかとと思っております。私たちは情報をもらっておりますし,意識もしておりますので,町なかのあの銀色のポスターにも目が行きますけれども,今後,どのように周知等を進めていくのか,まず御見解よろしくお願いいたします。 193 ◯岡田市民参画推進局長 私からワールドマスターズゲームズのまず周知の関係でございますけれども,大会の組織委員会が実施しました最新の調査でございますが,知名度は全国で14.5,近畿で22.8%,兵庫県が実施したモニターアンケートで27.5%ということで,まだまだ決して高くないという我々も認識を持ってございます。  そういう中で,組織委員会の目標といたしましては,大会直前に知名度の目標を全国50,関西70%と定めてございますので,この目標をしっかりと達成できるように,各実行委員会,それから組織委員会,密接に連携して一層のプロモーションが必要と考えてございます。  これまでも私どもの取り組みとしまして,知名度向上のために,神戸まつりあるいは神戸マラソンEXPOなどへのブースの出展をしてまいりました。また,ラグビーワールドカップあるいはオリンピック・パラリンピック大会と連携したプロモーションも行ってきたところでございます。ラグビートップリーグにおいて,最近,非常に盛況でございますけれども,この会場の場所でも来場者の方々にワールドマスターズゲームズのパンフレットやグッズを配布するなどして,この大会の参加ということを促しておりますし,やってまいりました。  今後も,組織委員会が実施する広報との連携に加えまして,多数の来場者が見込まれるこのようなイベントへ継続的にブースを出展をすると。それから,競技団体と連携して,各競技の関連大会の開催時にやはり参加者にPRをしていくと。それと兵庫県とか,あるいは組織委員会と共同で競技体験イベントを開催をいたします。また,とりわけリハーサル大会というのが非常に重要になってまいります。この1年前からリハーサル大会を各地で行うわけですけれども,この実施が非常にPR効果は高いと考えておりますので,ことしの5月は,まずオリエンテーリング,卓球,競泳,硬式野球をリハーサル大会として実施をしていきたいと思います。それから9月にはバスケットボールの大会を開催する方向で,今現在,準備を進めておりまして,これに参加を広く呼びかけ,機運を盛り上げていきたいというふうに考えてございます。  都市装飾の面でも,大会のカウントボード──何日前というやつ,これをJR元町駅の大丸前の出たところに設置をいたしたところでございますし,また市営地下鉄の駅構内に広告を掲出しております。花時計前駅にはアンバサダーでございます朝原宣治さんのコメントを大きく張り出してございます。また役所の前のあの通りにはオリジナルのバナーの大きなやつを今ずっと,2月1日以来かけさせていただいているということで,このような周知をさせておるところでございます。令和2年度におきましても,各競技会場の最寄り駅ですとか,あるいは公共交通機関の主要駅に競技のPRポスターを掲出をしていきたいということで,積極的な周知を図っていきたいと思ってございます。  CMにつきましても,私も何回か目にしたわけでございますけれども,やはりテレビCMの力というのは結構大きなものがあって,そういう公開も配置をしておるところでございます。今後も,メディアパートナーの活用によります,このメディアを使った大規模な周知は組織委員会がこれは行ってまいりますが,我々本市の実行委員会としましても,市民に対する周知,それから市開催競技のPRに積極的に努めるという役割分担をもって,効率的に周知を図っていきたい,こういうふうに考えてございます。 194 ◯分科員(諫山大介) ありがとうございます。確かに大会全体の周知はもう完全に組織委員会のほうで,やっぱり神戸開催のもの,兵庫に近いものは各団体へのアピールが必要かと思います。ラグビーワールドカップのほうでも,各ブースを小まめに078のイベントとか出されてました。あれだけやっぱりやっていかないとだめなのかなという気はします。1年ありますので,兵庫県で70%の認知度というのはなかなか高いハードかなと思いますけれども,まず神戸市としてやることをしてください。  参加者なんですけど,先ほど国内3万人,海外から2万人というのがありました。実際,現状は国内1万,海外1,000人を切っているということで,今の日本の現状等もあるのかもしれないですけれども,やはりこの海外の人が来てくれないと,やっぱり国際大会としてのイベントとして成功したかどうかというのは怪しくなりますので,海外に向けてのPR,こちらはいかがでしょうか。 195 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 委員御指摘の海外向けPRですけれども,確かにインバウンド等々の効果を神戸にもたらすためには非常に重要なことで,海外へのPR,ますますしていかなければいけないというものでございます。ですから,大会の組織委員会と,これも役割分担しながら,一層取り組んでいく必要があると考えております。  まず,組織委員会のほうでは,今回のワールドマスターズゲームズがアジア初の開催という形になりますので,韓国や台湾などのアジア地域を対象に,現地でのこのタイムリーなPR活動を行うほか,海外のマスターズ大会でのPRなど,主に現地での直接的な活動を行う予定にしております。  一方,我々としましては,神戸市独自の取り組みとしまして,市内在住,在学,在勤の外国人から見た神戸の魅力や,今,神戸での生活をSNSを活用して英語等で発信していただいています神戸PRアンバサダーの方にも,このワールドマスターズゲームズの発信を依頼するなどして,海外に向けたPRにも取り組んでまいりたいと思っております。  以上でございます。 196 ◯分科員(諫山大介) PRアンバサダー,SNS等を活用しながら,もう地道にしていくしかないのかなと思います。私自身も海外へのPRに関しては,何かいい方策というのが特にないのも実情でして,国内であれば,先ほど局長からありましたやり方がベストなのと,1人でも幾つか種目が出れるというので,実は幾つも出ていいんですよというところは,横の広がりはできるかと思うんですが,やはりまだちょっと海外の参加人数が寂しいかなという印象ありますので,また引き続きよろしくお願いいたします。  私も2種目,神戸開催の競泳のほう,2種目エントリーさせていただきましたので,1年後に向けて,井戸知事とはちょっと種目は違うと思うので,対戦はできないと思うんですけども,しっかり頑張って,恥ずかしくないように頑張っていきたいと思います。  ラグビーワールドカップ,オリンピック・パラリンピックに比べて知名度がやはり厳しいかなという中で,ぜひお願いしたいと思います。お願いいたします。  続きまして,ちょっとこれは要望というか,意見なんですが,県の職員がこのワールドマスターズに出るとき,何かスポーツ休暇制度等が出たということなんです。井戸知事が旗振り役ですから,かなり思い切った制度ではないかと思うんですが,神戸市の職員が出る場合の休暇制度というわけではないんですが,運営等にはやはり教職員も多くかかわっていくのではないかと思いますので,この参加への理解をぜひ制度の運用を含めて進めていただきたいなということと,ちょっとテーマは違うんですが,昨年の9月の決算特別委員会においては,オリンピック・パラリンピックの合宿誘致についてさせていただきまして,交流事業で局別の連携とビジョンについて質疑させていただきました。小学生を含めた学校との連携・交流に重点を置いてほしいということだったんですが,こちらも,仮に教員や学校の協力が必要な場合は,スポーツ部局が教育委員会の組織にあったときは,比較的命令系統とか依頼等もしやすかったと思うんですけれども,実際,こういった校長決裁を得やすくいただける,円滑な連携をお願いしたい。教育委員会のほうにも同様の要望はしたいと思うんですが,ぜひよろしくお願いいたします。  それでは,今度は陸上のパラのほうですね。世界陸上,地上波ではよく流れているんですが,この2021世界パラ陸上というのは,実は誘致が決まるまで,私も余り認識しておりませんでした。市民への周知も徐々に理解も深まっていくと思います。これも今の現状もあると思うんですが,成功するという前提なんですが,この大会をしっかりしていただきまして,神戸をパラスポーツのメッカと呼ばれるような,パラアスリートが憧れるまちにしていただきたいんですが,この見解はいかがでしょうか。 197 ◯今西市民参画推進局スポーツ振興部長 神戸2021世界パラ陸上競技選手権大会でございます。この大会は,国際パラリンピック委員会が主催のパラアスリートによる国際競技大会でございまして,2021年の神戸大会は9月17日から26日の10日間にわたり,ユニバー記念競技場で開催を予定しております。ちなみに,この大会には約100カ国から選手が約1,300名,役員も1,000名程度の参加が見込まれている大会でございます。  我々も,この大会の誘致からこの認知度を高めるために,例えば,現在,去年でしたらさまざまなパラスポーツの体験イベントで,あわせて一緒にPR等を行っております。例えばパラ・スポーツ王国夢プロジェクトですとか,あるいはまた,ウエブサイトやSNS等の情報発信にも努めているところでございます。  また,せんだっての2月17日に開催いたしました大会組織委員会の総会におきまして,オリンピックのハンマー投げ金メダリストで,かつ今現在,東京オリ・パラの組織委員会でスポーツディレクターをされている室伏広治さんと,それからパラリンピックの北京大会で走り幅跳び銀メダリストで,かつ今回の東京パラも出場が内定されている山本篤さんに大会PRをお願いするアンバサダーの就任をしていただきました。今後,特に2年度につきましては,このアンバサダーの協力を得ながら,例えば東京2020のパラ聖火フェスティバル──兵庫県が行いますけれども,これも会場をユニバー競技場でやっていただきますので,そこで体験イベントを行うとか,我々のほうでは,ちょうどこの神戸大会の1年前イベントを企画しておりますが,これがちょうど東京パラの終わった後の直後の9月でございますので,このときにパラリンピアンとかを,場所もユニバー競技場を使いまして,実際に競技の実演とかしていただくのを間近で見たり,体験できるようなイベント等を企画して,この大会の魅力をもう実際に見て体感してもらうということで,大会の機運を一層盛り上げていきたいなと思っております。  また,この大会開催に当たりまして,2年度につきましては,ユニバー記念競技場につきまして,車椅子観客席の増設ですとか,点字ブロックの敷設,またトイレにつきましても,多目的トイレの改修等のバリアフリー改修工事を行うとともに,また,しあわせの村におきましても,障害者利用の促進と,それからまたスポーツ環境整備のため,体育館と,それから多目的運動広場の陸上トラック,このリニューアルをあわせて実施してまいります。  先ほど申し上げた大会準備のほうも,選手と,あと観客等の受け入れに向けまして,宿泊及び移送サービスの検討,手配を進めるほか,ボランティアの募集に向けても準備を着実に進めてまいりたいと考えております。  こういった形で,特に東京2020パラリンピックに向けまして,今,パラスポーツの機運等々高まっている中,その翌年に今大会を神戸で日本で初めて開催するということができますので,パラスポーツのさらなる普及・発展,それから,あわせて障害に対する理解の促進,ひいては神戸のまちをインクルーシブなまちづくりに進めていく,本当の契機になると考えております。神戸が,委員御指摘のとおり,パラスポーツのメッカと呼ばれるように,まずはこの世界パラ陸上大会の成功に向けて,我々全力で取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 198 ◯分科員(諫山大介) 力強いお言葉ありがとうございます。  しあわせの村の存在,かつて開催されましたフェスピックとか,全日本女子車椅子バスケットボール選手県大会神戸開催,ちゃんとアンテナを張れば,かなり神戸はそういった根づいたパラスポーツがあるというのが,改めて,私自身も知らなかったことが,この2020を機運にマスコミも取り上げて盛り上がってきたと思います。国際大会の誘致も定期的にしながら,パラもオリンピックの種目も含めて,ぜひやっていただきたいと思います。  最後,要望なんですけれども,KOBE社会貢献プラットフォーム,NPO関係もいつも質問させていただきました。今回3事業が統合となるということなんですが,こちらに関しては,それぞれ統廃合という悪い意味ではなく,やはり強みを生かしてやっていただきたいということと,かつては神戸ソーシャルキャンパスという名前から,若い人が参加しやすい雰囲気もあったと思うんですが,ネーミングによっては,ちょっとそういった人からのハードルも高くなってしまうのかなと思うので,そういった工夫もぜひしていただきたいと思います。  終わります。以上です。 199 ◯主査(山本のりかず) 次に,平野章三委員,発言席へどうぞ。 200 ◯分科員(平野章三) この間,企画の担当者が来て,垂水の──前回,人口減少対策で結構事業をやってますということで,一体何したんやと言ったら,川沿いにちょっと歩道をつくったり,自転車置き場つくったり,それから再開発,こんなん前から決まっとる話で,再開発も10年前から決まっとる話で,体育館,これは古いから建てかえは当たり前なんですよね。結局,唯一病院とかいうても,もうできた,もう当然の,診療科だけのための病院やし,小学校きれなりまんねんって,これも古いから小学校をかえなあかんのですよ。一体何やと,何がメーンでこれ整備したんやいうて,市営住宅の跡地を壊して住宅をつくってるんですね。何がメーンやいうたら,そうですな,図書館ですかないうて。図書館どないしたんやいうたら,いや,あそこへ,駅前へ3階建てで,1階はロータリーつくって建てますねんていうから,それがどないしたんやいうて,今ある図書館の倍にちょっとなるだけやんいうて,それが垂水におりたとき,わあすごいなというてなるかというて言うたんですよ。  例えばやけど,その図書館を,3階建てやけど,4階建てにして,1階を完全に民間に全部渡して,図書館全体をその民間に任すと。この4階分つくったからいうて採算合いますねん,あそこやったら。ただ単に図書館つくるいうて,もう図書館ばっかりですわ。  私はそう思うんやけど,どういうんか,明石の駅をおりて南へおりたら,ぱっとビルがあって,エスカレーター上がったら右側はごっついホールがある。突き当たったらマクドナルドがある。いっぱいですわ,人。そういう何か総合的なね。  それから,ああいう図書館も,単なる3階建ての図書館つくってしてどうかなと。もうそんな知恵しかないんかと。しょうもないないうて企画へ言うたら,そんなこと言わんといてくださいいうて帰ってもたけどね。僕はもうちょっと,体育館の話も出んかったんですよ,そのとき。体育館ねいうて。だから,もっと何を打ち出すかという,だから,今,市民参画で見てて,きょうの話も聞いてても,何を打ち出すんやと。いっぱい言うてました。音楽でも,スポーツでも,どう闘うんやと。まあある意味では,都市の魅力を出すのか,各担当者が毎年同じような事業を繰り返してやるのか,どっちいきます。 201 ◯岡田市民参画推進局長 それはやはり選ばれるまちと,こう言っている以上,いろんなことの差別化を図って,きらりと光る施策を進めるべきだと考えております。 202 ◯分科員(平野章三) でも光ったことないですやん。点でずっとやっている。それぞれの担当は努力しますけど,ばんと対外的に,今言うたように,垂水おりたら何やという,すごい図書館やなと。こんなん見たことないと。こんな楽しい図書館ないとか。じゃなくて,これ,三宮にしてもどこにしても,一体何がメーンやいうてないんですよ。  もういろいろ皆さんは言っているけど,本当にそうなんで,もうちょっと,どういうんか,企画なんかと含めて,一番の神戸市の欠点は民間活用できてないんですよ。皆,神戸市が企画するんですわ,アイデアを。だから,神戸市なりに税金をどう使うてこういく言うて。民間が動くと全然違うんですよ。意見を出すと,そこにやれるという採算が出るんですね。そうすると,まあ言うたら金もうかるということで,ほなやってえないうてするんですわ。それが神戸市は全部の内容は民間ほっといて,神戸市が皆やるんです。  だから,一番勉強になるのは福岡ですね。福岡は民間の大手が全部やって,そこへ県・市が入れてもうとるだけなんですよ。そうすると,民間が全部,口出しどころか,これでいこう,このまち,こっちへこれをやろうといって,言うた限りは金出すんですわ。あとは県・市がどうするかいうたら,ちょっとこれ,規制緩和してくれたらうまいこといくでいうたら,わかりました,規制緩和しましょういうようなことで。神戸市に知恵ないんですよね。知恵ないのに,何か張り切っているということで,今の状態やったら,僕は本当に進まへんと思うんですよ。  例えば,今,いろんなことあって,音楽の話あったけど,このまま,いっぱい項目書いとるけど,どうするんですかと。もうぶっちゃけた話をぱっと言うと,思い切り──年がら年中いつも言うてますが,音楽のまち,神戸来たらどこかで音楽やっている,あるいは夜バルを一帯でやっているというようなことをやってくれって。どの局の音楽も全部,市民参画が集約してくれとは言うたけど,あんまり変化がない。  例えば,この大丸のあの前と元町商店街のあの交差点ありますよね。あれ,例えば日曜だけ,毎週日曜日,交通ストップすると。毎週日曜日ね。そこで,あのちょうど中間ぐらい,大丸の北側にちょっと出た,渡る信号のあたりの広場がちょっとあるんですよ。あそこに例えば屋根を常設でぼんとつけてもうて,あそこにステージつくるんですね。日曜だけ必ず音楽やっている。自由に大丸行こうが,商店街へ行こうが,聞こうがええと。そこへ例えば屋台村をその日曜だけ出店してもらう地元の関係者だとかいうようなことが,何か思い切った,あそこへ行ったら必ず何かやっとうでというようなインパクトが欲しいんですわ。全くそれぞれやっとうけど,インパクトないねん。それどう思います,1つの例で。 203 ◯岡田市民参画推進局長 今の1つの例ということで御紹介をいただきました,大丸の北側のあのスクランブル交差点のところでございますね。あそこは確かに大変人の往来が多いということで,本当にそれができるのかどうかは,ちょっと今置いときまして,民間の事業者が,その場所に限らず,そういう形で神戸のこの雰囲気を生かして,音楽のそういうイベント,あるいは参加型でも聞く型でもどっちでもいいんですけれども,まちづくりの中で果たしていきたいという,そういう御提案をいただけるんでしたら,我々としても協力していきたいというふうに思います。 204 ◯分科員(平野章三) だから,そこがあかんねんね。そういう御提案をいただけるんでしたらいうて人ごとみたいに。私思うんやけど,本当に企画するんやったら,そういういろんなアーチストとか,いろんな音楽関係でじっくり協議して,まちづくりでどういう形でやったらインパクト,どんな規制を緩和したらいけるねんと。何を求めてるねんと。アーチストなんかがいつも言うてるのは,箱の中でライブ,おもろいことも何ともないんですと。あれ,みんな知った人が来るんです。だけど路上でやったら試されるんですと。見とう人にうまいか下手か,下手やったら素通りですわ。それを皆,例えば求めているいうことなんかもわかって,野外にどうするかという,その発想自体が僕は必要やと思うんですよ。  今,例えばといって言ったんは,あの三宮の駅のJRの南,JRが神戸市を相手にしてませんけど,三宮の南の広場がもしあるとして,歩道の──歩行者が歩けるところとして何もないんですよ。あそこに何もないから,ほんなら,あそこをわっと人が集まるやろうと。歩くとこやからいうて市は言うとるねんけど,何のこっちゃわからへん。  例えば,今の元町のそういうようなことをテストでしてみて,非常に例えばうまく当たれば,ほんまに三宮駅のJRの南側に少し野外のライブの屋根をちょっとつけて,ほんでちょっとライブやって,そこへいろんな地域の屋台を入れるということになると,実践でこれを評価されたらおもしろいんですよね。  今,三宮の企画は何もない。そういう総合的な企画局とかと一体になった闘いを本気でやらないと,もう1つ1つ,この項目をこなしているだけなんですよ。そういう三宮のがあという,私はペデストリアンデッキ,あの上へデッキつけて,そこでばんと音楽やれというてやったけど,そんなんして何するねんいうて言われたけど。結局,何も目的がないんですよ。だから,そういうステップを踏んで,一遍動くというのはどう思いますか。 205 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 委員におっしゃっていただいたことなんですけども,先ほどちょっと答弁させていただいたんですけども,私どもが一回実験で28年に7回ほど路上ライブをやって,何が必要かというようなことをやった上で,今,それを生かしたような形で三宮のプラッツができようとしています。1つ1つになるんですけども,その次のステップもやっぱりしっかりと考えて,我々は文化のセクションとして,まちのにぎわいにかかわっていくんやということをしっかりと思いながら取り組んでまいりたいと思っております。 206 ◯分科員(平野章三) いや,それは知ってるよ。そやけど,あんな規模でちょろちょろやっとって,それで,インパクト全然ないんや。だから,誰もがあっというぐらいのインパクトを勝負せんと,もう本当に魅力ないですよ。
     以上です。 207 ◯主査(山本のりかず) 次に,上原委員,発言席へどうぞ。 208 ◯分科員(上原みなみ) 無所属の上原みなみです。よろしくお願いいたします。  まず,情報公開の電子化についてお伺いいたします。  情報公開制度については,現在,紙媒体でしか存在しないものに対しては紙でコピーを行い,1枚10円で請求者に交付されています。この現状については,庁内でもペーパーレス化が進む中,時代に合わなくなりつつあるのではないかと懸念しております。特に請求者が望む場合には,電子による交付ができるようにすべきではないでしょうか。データで交付されれば,コピー代の節約にもなりますし,また膨大な文書を持ち帰る手間も省けます。請求者にとってはメリットが多いと思います。また対応する各局の職員にとっても,データ化して情報公開課に送るだけでいいのであれば,作業の手間も,また情報公開課に行く手間も省くことができます。特に各局が1号館以外に離れた場所に点在する状況もあり,効率的になると考えます。セキュリティの問題や事務作業ミスという課題もあるとは思いますが,全国的にもICT化が進む中,そろそろ検討する時期ではないかと考えますが,御見解を伺います。 209 ◯岡田市民参画推進局長 情報公開制度における電子化の御質問でございますけれども,本市におきまして,その情報公開請求の件数でございますけども,昨年度が年間1,159件ということでございます。その内訳が,全体の4割が市民の皆様からの御請求,1割弱が市外からの請求,市内・市外は問いませんが,事業者請求が約5割あるという,そういう状況でございます。現状において,データでの交付を希望されるケースというのは,ほとんどが事業者からの商業的利用での請求といった状況でございます。一般市民からの請求では,現在のところ,ほとんどそういうことが生じていないというのが現状でございます。  現在でも,対象文書のデータ交付を希望された場合,文書所管課がPDFファイルやエクセルファイル等の電磁的記録を保有している場合には,そのデータを光ディスク等に──CD-ROMですね。そういうものに複写して交付を行っています。所管課のほうが紙文書しか保有してない場合のことだと思いますけれども,この場合には,その写しを紙媒体で交付をしているわけですけれども,その際でも,非常にたくさんの文書があるというときには,全ての枚数分の複写費用を直ちに求めるということはせずに,請求者の方が希望すれば,一旦文書閲覧をしていただいて,写しを必要とする文書だけを選んで複写するといったことも対応としてさせていただいているところでございます。  そのデータに移して交付するということについて,他都市でどうかということも調べてみたんですけれども,ほとんどの政令市では実施をされておらず,堺市が紙文書スキャナで読み取って,データで交付するということで実施をしてございます。堺市においては,この紙文書のスキャンや光ディスクへの複写に一定の費用が発生することを考慮されまして,スキャナで取り込む紙文書1枚当たり10円の複写費用を御負担いただいているということで聞いております。ただ,余り件数は多くないというようなことも聞いてございます。  御指摘のとおり,今,ペーパーレス化という動きというのは,実際に庁内でも進められております。ところが,やはり市民から取得した文書など,一定程度は現在でも紙文書として保有せざるを得ないというのも実情であると認識をしているところでございます。ペーパーレス化の推進,当然これは進めなきゃいけないんですけれども,これによる公文書の電子化ですとか,スキャン作業による紙文書の電子化,こういうことで公開請求の対象文書をデータで交付すること,こういうことを進めて,将来的には恐らくそうなんだろうと思うんですが,現在は情報セキュリティの面でも,やはり課題があるというのも指摘をされております。公開請求の決定内容の7割以上が,いわゆる部分公開が,現在,本市では実情なんですけれども,この部分公開に際しまして,マスキング作業というのをやはりせざるを得ません。そのマスキング作業をする場合に,データ上でそれをしますと,操作ミスによって,秘匿すべきプライバシー情報が見た目上はマスキングされているんですけど,データでいくと実は残っているということで,見られてしまうということも,その可能性は否定できないという状態でございます。そういう情報漏えい事故が発生するというのは,やはり絶対的に避けなければいけないというふうに我々は今考えております。  このように,本格的にデータによる交付を実施していくには,この面で十分な精査が必要であるということでございますので,堺市で1市だけ,今,先行しておりますけれども,ほかの他都市の状況もよくよく検討して,今後の研究としてまいりたいと考えてございます。 210 ◯分科員(上原みなみ) 今後の検討でお願いいたします。  次に,区役所に設置しているキオスク端末についてお伺いします。  区役所に設置しているマイナンバーでの住民票等交付に対応しているキオスク端末についてなんですが,マイナンバーでのコンビニ交付のPRのために設置していると聞いています。ただ,どんな効果があるのか不明瞭だと感じています。これまで,各区役所で1日何件ぐらい利用されて,どのようなPR効果があったのか,お聞かせください。 211 ◯黒田市民参画推進局副局長 区役所における電子交付サービスの件でございますが,本市では平成28年1月より,マイナンバーカードを活用して証明書のコンビニ交付サービスを導入してございまして,住民票の写し,印鑑登録証明書,戸籍記載事項の証明書,戸籍の附票の写しを証明発行してございます。またあわせて,行財政局の所管となりますが,市県民税所得・課税証明書も発行してございます。コンビニは神戸市内には約600店舗,全国で約5万5,000店舗ございますが,休日,夜間,早朝でもサービスを提供できるということで……(「質問にだけ答えてください。」の声あり)  はい。その導入を進めるためにやってございまして,区役所のほうで置かせていただいているのは,平成29年度に実施したモニターアンケートの調査結果で,証明書コンビニ交付サービスを知らなかったであるとか,個人情報の漏えい等が不安などの声があったために,本市としても証明書コンビニ交付サービスの利便性や安全性をPRしていく必要があるということで,各区役所に置かせていただいたというところでございます。平成31年3月より,区役所,支所,出張所の証明書交付機を各1台設置いたしまして,操作手順等を職員が説明することで,証明書コンビニ交付サービスへの誘導を図ってございます。  実績でございますが,この庁舎内交付が導入されます直前の平成31年3月は1日当たり43通でございましたが,令和2年1月の1日当たりの交付数は120通と交付されてございます。かなり件数も伸びてきてございますが,神戸市の証明書コンビニ交付サービスでの全体では,開始前の平成31年2月の1日当たりの利用数は379通,令和2年1月で654通の交付がございまして,1.6倍増加してございまして,その影響で窓口での交付が減少しているということもございますので,昨年4月からの証明書交付サービスの手数料値引きの影響などももちろんございますが,庁内設置についても一定のPR効果があるものと考えてございます。今後ともその…… 212 ◯分科員(上原みなみ) 済みません,時間がないので,本当に質問にだけ答えてください。全部知ってますので。  令和元年度の月平均の利用件数が,各区役所で100件から289件なんですね。これを一月の稼働日を20日としまして,1日当たりを概算すると5件から14件しか利用されていません,各区役所で。キオスク端末のリース料は1台月額幾らか御存じですか。 213 ◯柳田市民参画推進局住民課長 リース料は全体12台で契約しておりますが,一月当たり42万9,900円でございます。 214 ◯分科員(上原みなみ) 1台当たりと聞きましたので,3万5,832円とお答えいただきたかったです。  区役所に設置されているキオスク端末はPR目的といいますけれども,単体で採算がとれているのか計算をしてみました。証明書発行は戸籍証明書300円ですけれども,ほか多くは150円ですので,月240件ぐらい利用してもらわないとリース料が払えないということになります。現状,垂水区役所以外は全て赤字です。この点について,どのように思われますか。 215 ◯主査(山本のりかず) 簡潔な答弁をお願いします。 216 ◯黒田市民参画推進局副局長 今,国のほうでマイナンバーカードの普及のために考えているのが,令和4年度末にほとんどの住民が持つことを前提で進めてございますので,私どもはその期間までは少なくともこういう普及啓発に努めたいと考えてございます。 217 ◯分科員(上原みなみ) さらに,連絡所を出張所に格上げして,これからキオスク端末が設置されますけど,やはり月240件というのをクリアするのは難しいと思います。  マイナンバー普及という目的があるにしても,税金を使っての事業である以上,費用対効果や損益分岐点という観点をもって取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 218 ◯主査(山本のりかず) 以上で市民参画推進局関係の質疑は終了いたしました。  当局,どうも御苦労さまでした。 219 ◯主査(山本のりかず) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  長時間の審査,お疲れさまでした。  次回は,あす3月4日午前10時より,こちらの27階第2委員会室において,選挙管理委員会,人事委員会,監査委員及びこども家庭局関係の審査を行いますので,よろしくお願いいたします。  本日は,これをもって閉会いたします。  お疲れさまでした。   (午後4時17分閉会) 神戸市会事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. No reproduction or republication without written permission. ↑ ページの先頭へ...