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  1. 神戸市議会 2015-09-16
    開催日:2015-09-16 平成27年文教こども委員会 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-07-01
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時0分開会) ◯委員長(大かわら鈴子) ただいまから文教こども委員会を開会いたします。  本日は,昨日の本会議で付託されました議案審査のほか,陳情の審査並びに報告の聴取のため,お集まりいただいた次第であります。  最初に,写真撮影についてお諮りいたします。  自由民主党さん及び維新の党・民主党さんから,本委員会の模様を写真撮影したい旨の申し出がありますので許可いたしたいと存じますが,御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり) 2 ◯委員長(大かわら鈴子) 御異議がありませんので,許可することに決定いたしました。  次に,私から御報告をいたします。  先般,教育委員会から平成26年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について報告を受けました。本件については既に委員の皆様に資料が配付されておりますので,内容の説明は省略いたします。  以上,報告を終わります。  次に,本日審査いたします陳情第14号,陳情第16号,陳情第17号,陳情第23号,陳情第24号及び陳情第26号につきましては,陳情者から口頭陳述の申し出がありましたので,陳情第14号,陳情第16号,陳情第23号,陳情第24号及び陳情第26号につきましては,教育委員会審査の冒頭に,陳情第17号につきましては,こども家庭局審査の冒頭に口頭陳述を聴取したいと存じますが,御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり) 3 ◯委員長(大かわら鈴子) それでは,さよう決定いたしました。 (教育委員会) 4 ◯委員長(大かわら鈴子) これより教育委員会関係の審査を行います。  最初に,口頭陳述の聴取に入りますが,この際,陳述人の皆様全員に申し上げます。  陳述の際は,最初にお住まいの区と氏名をおっしゃっていただき,内容を御要約の上,それぞれ5分以内に陳述を終えるようよろしくお願いいたします。  それでは,陳情第14号について,口頭陳述を聴取いたします。  陳述人の山口さん,発言席へどうぞ。
     それでは,5分以内でお願いいたします。 5 ◯陳情者 私は神戸市北区から参りました神戸市立すずかぜ幼稚園保護者会会長山口敦子と申します。きょうはすずかぜ幼稚園の存続を求めて陳情に上がりました。  私たち在園児保護者は,すずかぜ幼稚園閉園の決定に大きな戸惑いと不安を感じています。すずかぜ幼稚園は地域にとって絶対に必要です。すずかぜ幼稚園の存続を求める一番の理由は,親が子供と深くかかわりを持つことができ,親が地域の一員として育つ場だからです。地域連携が根づいているからです。神戸の教育は,人は人によって人になるという理念のもと,不断の努力を積み重ねてきたとあります。  私は今年度のPTA会長をしています。PTA役員の中には0歳,1歳の未就園児を連れている10代でママになったという若い保護者が何人もいます。ことしの年長組はほとんどの保護者が未就園児を連れているので,例年なら未就園児がいると役員免除になるところを,みんな大変やから一緒やんと立候補してくれました。まさに人は人によって人になる,子供だけでなく親も育ててもらっています。私はこの親子で通うすずかぜ幼稚園がそうさせた,そういう思いにつながったと確信しています。  幼稚園とは初めて子供を集団生活の場に送り出すのと同時に,初めて保護者として社会に出る場です。親にとっても学びの場です。子供が卒園しても,保護者は積極的に小学校,中学校でPTA本部役員をしたり,見守り活動,読み聞かせボランティアに参加しています。卒園保護者が立ち上げた未就園児対象の子育て親育ちサークルも活動しています。  教育委員会の方は言われます。公立じゃなくても地域連携はできるんですと。違います。すずかぜ幼稚園をなくしてはできません。時間もかかり過ぎるでしょう。今から周りの私立幼稚園が取り組み出したところで,どれだけのことができるのですか。すずかぜ幼稚園閉園の3年半後までに,小部中学校区内に幼稚園が一つもなくなってしまうのに,親子で学ぶ場がなくなってしまうのに,果たして小部地域でどこまで実践されるのですか。取り組み始めたという隣の校区に聞いても,余りに今根づいている地域連携とはかけ離れていると感じました。  取り組み,実践できているのは,親が子と毎日幼稚園に歩いて通い,先生と,そして親同士の信頼関係を確実に築き上げていくからこそです。幼児期の子供を持つ親が子供と深くかかわることのできる公立幼稚園だからこそできることなんです。隣接する小部小学校,周りにある中学校,高校,大学,地域の方との交流を続けているすずかぜ幼稚園が,これだけ地域に根づいていることで,地域力を高く保たれている今日の安心・安全なまちにつながっているのです。すずかぜ幼稚園は地域に根差し,北区唯一の通級指導教室を含め,誰もが安心して公平な幼児教育を受けることができる開かれた幼稚園です。伸び伸びと子供が成長できる環境があります。どうか閉園しないでください。  人は人によって人になる,だから私は今ここに立っています。多くの人の支えがあり,みんなで必死に集めた5,000以上の署名に協力いただいた声があるからこそ,ここに立てています。お尋ねします。本当に公立幼稚園を潰していいのですか。潰していいわけないんです。神戸市は教育日本一のまちを掲げています。その神戸市が教育施設である公立幼稚園を潰そうとしています。これだけ地域に根づいた地域連携の核にもなっているすずかぜ幼稚園を潰そうとしています。本当にいいのですか。行政の果たす役割はその責任のもと教育の場を守っていくことではないのですか。私たちは,神戸市立すずかぜ幼稚園の存続を求めます。  以上で終わらせていただきます。 6 ◯委員長(大かわら鈴子) 口頭陳述は終わりました。どうも御苦労さまでした。  次に,陳情第16号について,口頭陳述を聴取いたします。  陳述人の朝倉さん,発言席へどうぞ。  それでは,5分以内でお願いいたします。 7 ◯陳情者 中央区,朝倉ユミ。  私たちは公立幼稚園の閉園に反対します。6月30日神戸新聞朝刊に,幼稚園の閉園とても悲しいと題して33歳,西区主婦の方が,昨今の少子化の波を受け,近くの幼稚園が閉園するらしい。当たり前のように娘や息子を通わせようと思っていたから,本紙でニュースを見たときはとてもショックだった。その幼稚園は私の初めてがたくさん詰まった場所だった。以下略──と投稿されていました。  この方だけではありません。当初,春に発表するとされていた閉園名が,6月24日,夏休みを目前に発表されてから,私はたくさんのお母さんたちの涙を見てきました。いえ,私たち神戸市保育運動連絡会は,2004年に結成しましたが,保育所の民営化のときにもたくさんの涙を見ました。  私は2013年7月からスタートした神戸市子ども・子育て会議を傍聴させていただいています。神戸市子ども・子育て委員の中には,私立幼稚園の代表の方は入られているのに,公立幼稚園の代表の方は入られていません。同じく私立幼稚園の保護者は入られているのに,公立幼稚園の保護者は入られていません。芦屋市や明石市では各分野から入られています。ニーズ調査は4人に1人の抽出調査でした。教育委員会の方は,これはこども家庭局の管轄ですと言われるかもしれませんが,子ども・子育て支援事業計画は神戸市のもので,その中には子供の利益が最大限尊重されること,全ての人が安心してゆとりをもって子供を産み,育てることができることが基本理念にうたわれています。新制度では,全ての3歳児が認定を受ける権利を持つことになりました。しかし,そのことについては,保護者に十分周知されていません。  また,昨年12月18日から1月26日まで40日間,市民意見,子ども・子育て支援新制度実施後の市立幼稚園のあり方案が募集されましたが,募集要項を配布する,掲示する,何もしないなどは,各施設長さんに任されていたと伺っています。公立幼稚園なのになぜ同じようにされないのでしょうか。そして,なぜ今実施されているような説明会を開催して,保護者の意見を求められなかったのでしょうか。  私たちは今は紫外線の問題もありますが,子供は太陽,土,水,自然,人に思い切り触れて育ってほしいと思っています。ある公立幼稚園にお邪魔をしたときに見た写真は,泥んこだらけの子供たちでした。そのすてきな笑顔が私をこの場所に立たせています。よく聞くと,保護者も一緒に泥んこで遊んだ日だったようです。そんな子供たちの笑顔が幼稚園をなくさないで,ママと手をつないで近所の方に挨拶しながら幼稚園に行きたいと言っているような気がしました。  今回の制度は親が選べる施設がふえたとも言われています。その中に公立幼稚園がなくなるのはなぜですか。保育料においては公立幼稚園も段階的に上げていくそうですが,これ以上の負担は子育てしにくくするだけです。また,私立幼稚園は保育料以外の徴収金がまちまちで,十数万円のところもあります。  この4月,岩波新書から出版された本には,どの園に入るかでその子の将来が決まるといっても過言ではないという言葉がありました。バスに揺られる30分をママと手をつないで歩く,広い園庭を走り回る,子供たちの大切なこの時間を奪う権利は誰にあるのでしょうか。  教育委員会はバスのカバー率だけを集計するのではなく,公立幼稚園の保護者の地域貢献にも目を向けてください。私の間違いかもしれませんが,公立幼稚園の保護者の出産率は少子化に歯どめをかける一役を果たしているように感じます。  急ぎ足の計画は決して子供たちによいことはありません。きょう傍聴されている皆さんとともに,神戸市の宝物である1人1人の子供の幸せを願い,私は公立幼稚園の存続を心から訴えます。ありがとうございました。 8 ◯委員長(大かわら鈴子) 口頭陳述は終わりました。どうも御苦労さまでした。  次に,陳情第23号について,口頭陳述を聴取いたします。  陳述人の石川さん,発言席へどうぞ。  それでは,5分以内でお願いいたします。 9 ◯陳情者 このたびは,このように説明の機会を与えていただきありがとうございます。私たち住吉9地区地区長会は,住吉村が神戸市に編入される以前から存在し,村政時代の9つの地域,自治体をそのままに,自治会的要素を持つ各協議会の会長組織であります。本日は,地区長会を代表いたしまして,茶屋地区協議会の会長であります私,石川正則が今回の陳情について趣旨説明をさせていただきます。  まず結論から申し上げますと,このたび神戸市が発表した子ども・子育て支援新制度において,神戸市立住吉幼稚園,遊喜幼稚園を閉園し,住吉地域から公立の幼稚園を全廃することを方針として打ち出されていますが,このような激変させる2園を廃止することに対し,私たち住吉地域住民は,住吉をどう考えてるんだという強い憤りを感じています。私たちはこの両園を廃園させることなく,住吉地域の幼児教育の中心施設として,今後も存続させることを強く要望いたします。  その理由といたしましては,歴史的背景として神戸市立住吉幼稚園は,住吉村の幼児教育の中核を担う幼稚園として開設されております。住吉地域コミュニティの中心的な場として,地域との交流が深い大切な教育施設でございます。また,神戸市立遊喜幼稚園は,地区民が時の衆議院議員久原房之助氏が要望し,同氏の寄贈によって設立され,その後,住吉村,仲区──現在の住之江地区でございます──の補助を受け,不足額を久原氏より支出していただき,運営されていました。その後,久原氏が出資者たることを辞退されたことから,以後,約10年間,住吉村,仲区から補助を受け経営していたことは,まさに地域が生み育てた幼稚園です。両園は1950年から神戸市への編入とともに,強引に神戸市立の幼稚園となったものです。  私たちは,幼児教育は幼児期の子育て支援の根幹であるもの,十分な遊びを通じ,心の教育が重要であると考えます。そのためには園庭が広く,設備が整えられた幼児教育が必要であり,これができるのは神戸市立住吉幼稚園,遊喜幼稚園の両園であります。  心豊かな幼児教育の推進においては,公的に幼児教育を保障する必要があります。現在,東灘区の出生数は年間約2,000人であり,極端な減少傾向が見られるものではありません。一方,発達に課題を持つ子供たちは,幼児期の早い時期から適切な教育を受けることが大切であります。平成28年度から施行される通称障害者差別解消法で示す合理的な配慮へという観点からも,幼児期にしっかりと対応できる体制をとることが重要であり,この教育ができるのは,公立の幼稚園であり,住吉地域における公立の幼稚園の存在は不可欠であります。  私たち各地区協議会は,住吉地域の教育,文化,福祉を最も重要な位置づけとして,各種協議会が一体となり,各方面と連携を図り活動を行っております。子育ては地域においても未来を託す子供の教育であり,子供たちは適切な環境の中で教育を受ける権利があります。両園が閉園となれば,若い子育て世帯が地域に入っていくことを抑制することにつながり,また,若い力の増加を抑制し,地域の活性化が危ぶまれます。  以上の観点から,激変緩和を求めます。そのためにも,神戸市立住吉幼稚園,遊喜幼稚園の両園の存続を要望いたします。  以上,平成27年9月16日,住吉9地区地区長会代表,茶屋地区協議会,石川でございます。ありがとうございます。 10 ◯委員長(大かわら鈴子) 口頭陳述は終わりました。どうも御苦労さまでした。  次に,陳情第24号について,口頭陳述を聴取いたします。  陳述人の長谷部さん,発言席へどうぞ。  それでは,5分以内でお願いいたします。 11 ◯陳情者 垂水区から参りました神戸市立奥の池幼稚園閉園反対を求める会代表の長谷部と申します。  私の次男は,現在,神戸市立奥の池幼稚園に通っております。昨年度,PTA会長,幼P連本部役員をさせていただきました。このたび平成27年3月,神戸子ども・子育て支援事業計画を策定され,神戸市立幼稚園の再編が進められております。平成27年6月23日,神戸市教育委員会会議で,市立幼稚園9園が閉園と決議され,奥の池も再編対象園となっております。6月に新聞報道されましたが,平成31年度末をもって閉園予定となっております。この発表により,保護者初め,多くの方々が不安,戸惑いを感じております。新聞発表はされましたが,これらのものは教育委員会会議で決議されたものであり,神戸市の決定ではないからです。なぜこのように神戸市が決定していないことを大々的に発表されたのか,全く理解できません。  奥の池に関しましては,閉園予定を発表される1年前から,子ども・子育て支援新制度に関心を持ち,不明な点を解消するため,学校計画課にも説明を求めてまいりました。その説明から1年,今回の発表に結びつく内容ではなかったこと,本当に保護者は困惑し,不信感を抱いております。  また,この新制度についての市民意見募集が行われた際にも,手元に資料が配付されていない中,学校計画課のホームページを閲覧し,意見を提出しました。ですが,私たちの意見がどのような形で,どこまで届いているのか不透明な上,全く生かされているとは思えない今回の新制度の取り組み,再編です。  平成27年7月1日,本園にて閉園予定に伴う説明会が行われました。閉園理由の中で強く主張されていたのが,過去10年間に在籍した園児住所地における私立幼稚園で受け入れ可能な子供の比率,カバー率が奥の池の場合ほぼ100%だということです。周辺で選択可能な私立幼稚園の平均数が高く,奥の池が閉園になっても,100%困ることなく,近隣私立幼稚園でカバーできるといったものでした。確かに近隣には私立幼稚園が数多くございます。その私立幼稚園全てを視察し,奥の池と同様の幼児教育が受けられると思われたのかという趣旨の質問をいたしました。ですが,2園見学されただけとのこと,この返答にとても驚きました。  公立幼稚園,私立幼稚園,その幼児教育の内容,保護者の求めていることは違います。2園見学しただけで,100%カバーできるとのことに納得できません。園バスの範囲が広域で,園区のない状態,親子での園行事も少なく,PTA活動もない園がある。就学前より早期教育に力を入れ,園生活の中心となっている。奥の池は全く正反対です。思いや意欲を大切にして,思い切り遊ぶ,伸び伸びとした環境の中で,好きなことに集中して取り組み,子供目線,子供の主体の幼児教育,大切なときに力が発揮できる力を育んでいく,そんな幼児教育に共感して奥の池に通わせております。園児数が少ないから,子供同士の学び合いや競い合いがないのではありません。むしろ先生方の目が御配慮がしっかり届いている中で,友達,自然,生き物とのかかわりの中で,社会的ルールを身につけ,人に対する優しさを感じ,生きていく力強さを養い,何より命の大切さを学んでおります。  奥の池が4年後,予定どおり閉園となった場合,垂水区には3園しか公立幼稚園は残りません。園バスもない公立幼稚園,毎日の登降園,子供にどれだけの負担がかかるか御想像いただければと思います。人間形成の土台となる幼児教育のその質の高さ,安定感のある幼児教育,奥の池幼稚園は,これからの将来を担う子供たちにとって不可欠です。  以前,70園から46園に大再編が行われたとお聞きしております。その後,市立幼稚園がなくなることなく,守ってくださっている神戸市,教育委員会には感謝しております。全国的に公立幼稚園全廃に進んでいるようですが,だからこそ,その流れに乗ることなく,神戸市から公立幼稚園のすばらしさを全国へ発信し,幼児教育のリーダーシップをとっていただきたいです。選択肢が奪われることなく,保護者が納得した上で,幼稚園選びができることを希望いたします。  陳情事項にございますように,神戸市立奥の池幼稚園の閉園予定を撤回してください。よろしくお願いいたします。  これで陳述を終わります。以上です。 12 ◯委員長(大かわら鈴子) 口頭陳述は終わりました。どうも御苦労さまでした。  次に,陳情第26号について,口頭陳述を聴取いたします。  陳述人の奥村さん,発言席へどうぞ。  それでは,5分以内でお願いいたします。 13 ◯陳情者 神戸市西区木津幼稚園保護者の会代表奥村智香と申します。  私の子供は現在,下の娘が木津幼稚園に通っています。また,上の息子もこの幼稚園を卒園しました。毎日親子で幼稚園へ足を運び,一緒に門をくぐり,毎朝,お出迎えしてくれている先生方へ預けます。1キロ以内に私立幼稚園があると言われ,多方面からさまざまな送迎バスも来ていますが,公立幼稚園を選ぶ保護者の多くは,バスを見送るのではなく,幼稚園までの一緒に通う時間を大切にしているのではないでしょうか。毎日一緒についていけば下の子たちも,いつの間にかなれ親しみ,次は自分がこの幼稚園に行くんだと期待を持つようになると思います。  木津幼稚園の目の前には駅があり,線路を渡ってすぐに幼稚園の門があります。危ないねという声も聞きますが,最初は友達を見つけて走り出そうとする子供もおりますが,横にいるお母さんたちに教えられ,また経験し,危険から自分を守る力が身についていきます。また,裏には山があり,肌で自然を感じ,今までにも親子登山もありました。落ち葉を拾い,山の斜面で滑り台,木の実を見つけ,子供も大人も笑顔で泥だらけになりました。  毎日幼稚園までの送り迎えをするからこそ,保護者同士の交流も多く,お迎え後もお友達の家へ行かせてもらったり,来てもらったりしています。私立幼稚園では,子供同士が仲よくなっても,その子の親御さんや住んでいるところさえわからなかったりと聞きます。また,小学校へ上がる際も,ばらばらの地域へ離れていくことになると思います。保護者同士のネットワークや地域とのつながりがあるからこそ,子育ての不安や孤独感を軽減させてくれます。  現在,木津幼稚園の在園児数は18名と少ないです。教育委員会の方から大人数での競い合いが必要との話を聞きました。いずれ成長していくとともに,人と競い合うことは出てくると思います。しかし,4歳・5歳児の初めて親元から離れる子供たちに競い合わせることは必要ではないと思います。大人数での生活にもよい点があるように,少人数だからこそできる教育やつき合いなどよい点もたくさんあり,どちらがよいのかは周りが決めることではないと考えます。  神戸市の抱える負債額は,到底私1人で補えるものではありません。だからといって,子供たちの日々生活している楽しみの場である幼稚園をなくしていくのは,間違っているように思います。仕事をしている関係で保育園やいろいろな特徴を選んでの私立幼稚園,それと同じように木津幼稚園のよさを見て公立幼稚園を選んでいる保護者がいます。たとえ少なくても必要とする親子がいることは確かです。必要とする親子が一人でもいる限り,地域とともにある公立幼稚園は必要だと思います。  また,木津幼稚園が廃園となった場合の跡地について質問させていただいた際,私たちの幼稚園の場所は売却不可能であると聞きました。放置されたままの建物が荒れ地となっていき,子供たちの楽しんできた場所が危険な場所となっていくのは見るにたえません。そこに建物があるままであるならば,幼稚園のままでと思います。  以上のことより,木津幼稚園の閉園撤回,または閉園の延期を求めます。どうぞよろしくお願いいたします。 14 ◯委員長(大かわら鈴子) 口頭陳述は終わりました。どうも御苦労さまでした。  以上で教育委員会関係の審査に係る陳情についての口頭陳述は終わりました。  なお,口頭陳述の申し出がありませんでした陳情第8号は,神戸市立名谷こすもす幼稚園の閉園延期を,陳情第11号は神戸市立名谷あおぞら幼稚園の廃園計画の撤回をそれぞれ求める趣旨でありますので,御報告いたしておきます。  それでは,議案2件,陳情7件及び報告2件について,一括して当局の説明及び報告を求めます。  教育長,着席されたままで結構です。 15 ◯雪村教育長 それでは,協議事項にございます議案2件,陳情7件,報告2件につきまして,一括して御説明申し上げます。  お手元の文教こども委員会資料の1ページをお開きください。  第73号議案神戸市立洞川教育キャンプ場条例の件について御説明申し上げます。  本条例は,洞川教育キャンプ場を公の施設として設置するに当たり,必要な事項を定めようとするものでございます。  3ページ以降に条例を添付しておりますが,関連資料でキャンプ場の概要を御説明申し上げますので,1ページをお開きください。  1.キャンプ場の概要ですが,(1)神戸市立森林植物園西隣の北区山田町に位置し,(2)昭和29年に開設され,(4)野外活動指導者の育成や青少年団体が行う野外活動訓練を目的とした教育施設,研修施設として運営してきました。施設の概要と特徴につきましては,(5)主な施設と,2ページに移りまして2.施設の特徴をごらんください。3.条例制定にいたる経緯ですが,平成26年度に老朽化した旧管理棟を解体し,新たな総合管理棟の整備について検討を行った結果,新総合管理棟に緊急避難施設としての機能を持たせ,キャンプ場全体の安全管理面を向上させることにより,また,学校関係団体や青少年団体等の現在の利用状況から家族連れ等の一般市民にも利用できる公の施設として位置づけを変更することとし,このたび条例を制定するものであります。  続きまして,条例の内容について御説明申し上げます。3ページをごらんください。  第1条ですが,設置目的は自然環境の中での野外活動及び集団生活を通じて青少年の健全な育成を図るとともに,野外活動の指導者の育成を図ることとしております。  第3条ですが,キャンプ場においては,(1)集団での宿泊に係る活動に関すること,(2)野外における観察,自然の中での体験,その他自然に親しませる学習に係る活動に関すること,(3)野外活動の指導者の育成及び研修に関することなどの事業を行うこととしております。  第4条には,キャンプ場に置く施設を掲げております。  4ページをごらんください。  第5条では,キャンプ場の設置目的に鑑み,3項1号アにて,学校関係団体,同号イにて,青少年団体について優先申し込みを規定しております。  第6条から第16条まで,キャンプ場の使用に関する規定を掲げております。  7ページの下段をごらんください。  第17条ですが,キャンプ場の管理運営につきましては,指定管理者による運営を予定しております。開設の時期までに改めて指定管理者の指定に係る議案を提案させていただく予定でございます。  8ページをお開きください。  下段に別表としてキャンプ場の利用料金の上限額を掲げております。当キャンプ場は5ページの第8条で利用料金制を採用することとしており,実際の利用料金は,この表に掲げる金額の範囲内で,指定管理者が定める額となります。  2ページにお戻りいただき,関連資料4,条例制定後のスケジュールをごらんください。本条例につきまして議決をいただけましたら,平成28年4月1日からの指定管理者制度の導入に向け,10月中旬には公募を開始し,平成28年1月ごろに指定管理者の選定を行い,その後,平成28年第1回定例市会にて指定管理者指定議案を提案する予定で,供用開始は平成28年4月1日の予定であります。  続きまして,第74号議案神戸市立学校設置条例の一部を改正する条例の件について御説明申し上げますので,11ページをごらんください。  本条例は,神港高等学校と兵庫商業高等学校を再編統合し,神港橘高等学校を設置することに伴い改正するものでございます。  神港橘高等学校については,現在,神港高等学校がある神戸市兵庫区会下山町3丁目16番1号に校舎を建設中であり,完成後に神港高等学校及び兵庫商業高等学校と3校併置となります。しかし,新校舎の完成は平成28年7月となるため,平成28年4月1日の開校は,神港高等学校の校舎で行い,新校舎完成後の平成28年9月に新校舎に移転いたします。新校舎の完成までは神港高等学校及び兵庫商業高等学校ともに現在の校舎を使用し,神港橘高等学校と3校同時に新校舎に移転いたします。そのため新校舎建設中の経過措置として,施行期日である平成28年1月1日から平成28年8月31日までは兵庫商業高等学校の位置を現在の校舎がある神戸市北区鈴蘭台北町1丁目24番1号といたします。  続きまして,お手元の陳情文書表をごらんください。  陳情第8号名谷こすもす幼稚園閉園延期に関する陳情ほか6件につきまして,関連した趣旨でございますので,あわせて御説明申し上げます。  陳情の要旨としましては,陳情第11号,14号,16号,23号,24号,26号にございます市立幼稚園各園の閉園の撤回,中止を求めること,陳情8号及び26号にございます閉園を延期すること,陳情第16号にございます神戸市子ども・子育て委員に公立幼稚園の代表を選出すること,全公立幼稚園で3歳児保育を実施すること,地域の子育て支援拠点として,公立幼稚園を充実することの5点でございます。  初めに,市立幼稚園各園の閉園の撤回,中止を求めることについてですが,本市では従来より市立幼稚園と私立幼稚園が連携・協調しながら幼児教育を行ってきております。これまで市立幼稚園の数が79園とピークとなった昭和55年までは幼児数の急増を背景に,5歳児全員就園という方針のもと,市立幼稚園の整備を進め,平成7年以降は幼児数の減少を踏まえ,統廃合を行いながら,市立幼稚園全園で4歳児の受け入れを行ってまいりました。このように市立幼稚園は,時々の状況や課題に対し,私立幼稚園と役割分担,協力しながら,本市幼稚園教育の充実に努めてきております。  平成27年3月に策定した神戸市子ども・子育て支援事業計画では,市内の幼稚園の定員数が幼稚園での教育を希望する子供の数を大きく上回る,いわゆる供給過剰の状況となっております。現在,本市においては幼稚園児の9割近くは私立幼稚園に通っており,一方,残り1割の園児が通っている市立幼稚園においては,その6割の幼稚園で各学年単学級となっており,適正な規模での教育が困難となってきております。そのような状況のもと,今回の市立幼稚園の再編につきましては,昨年11月28日の本委員会におきまして,市街地において適正規模に向けての統廃合を行うという考え方の案をお示しし,市民意見募集も行ったところです。その後,園ごとの園児数,規模や築年数など施設の状況,周辺地域におけるバス送迎も含めた私立幼稚園の状況などを考慮し,就園機会が確保できるよう検討した上で,行財政改善の観点も踏まえ,今後5年間に市街地の9園を閉園することを6月の本委員会でお示ししたところでございます。  あわせて,これからの市立幼稚園の役割としまして,幼児期における特別支援教育の充実,西北神等での就園の確保,質の高い幼児期の教育の実践及び発信を掲げております。特に特別支援を要する子供の教育につきましては,従来より市立幼稚園で行っている統合保育に加え,公私を問わず,幼稚園等に在籍しながら特別な指導を受けることができる通級指導教室の設置などに取り組んできており,昨年も道場幼稚園に新たに設置し,現在,通級指導教室は市内13カ所となっております。特別支援を要する子供の数は年々増加している状況ですが,全ての子供を市立幼稚園だけで受け入れることは困難であり,市として特別支援に関する教職員等への研修の充実やノウハウの提供なども通じて,私立幼稚園,認定こども園,保育所も含めた全市的な体制強化を図ってまいります。  また,市立幼稚園は私立幼稚園との連携,役割分担のもと,適正規模化を図りながら,地域における幼児教育のセンター的な役割を果たすことで,私立幼稚園に加え,公私保育所,認定こども園も含めた本市の幼児教育全体の質の向上に努めてまいりたいと考えており,予定している9園の閉園を撤回,中止することは考えておりません。  次に,閉園を延期することについてですが,これは6月末の発表から入園申し込み開始,あるいは閉園までの期間が短いため,名谷こすもす幼稚園の閉園を平成31年度末に,また木津幼稚園の閉園を延期してほしいという趣旨でございます。  具体の個別園名につきましては,6月25日の本委員会で公表いたしましたが,9園のうち最も早い平成29年度末閉園予定の3園についても,ことし秋の園児募集は通常どおり行い,来年秋の4歳児募集は行わないという趣旨であり,実際の募集停止より1年以上早くお示ししているところです。  なお,市内の私立幼稚園に対して,今回の見直しに伴い,適切な園児受け入れについて依頼しているところですが,特に今年度が最終の募集となる須磨区,西区の3園については,周辺私立幼稚園に対し,個別に受け入れ要請なども行ったほか,引き続き,園児募集に向けて保護者からの相談を受けるなど,できる限り丁寧な対応に努める所存でございます。  以上,申し上げたことにより,名谷こすもす幼稚園の閉園を平成31年度末まで延期すること及び木津幼稚園の閉園を延期することは考えておりません。  次に,神戸市子ども・子育て委員に公立幼稚園の代表を選出することにつきまして,神戸市子ども・子育て会議はこども家庭局が所管しておりますが,委員構成につきましては,幅広い方々に委員をお願いしているところでございます。市立幼稚園の代表をということでございますが,市立幼稚園を所管する教育委員会事務局も子ども・子育て会議の事務局に加わっておりますので,委員に選出することは考えておりません。  次に,全公立幼稚園で3歳児保育を実施することにつきましては,本市では神戸市立学校園のあり方懇話会報告を受け,平成23年度から3園で3歳児保育の研究実施を行ってきました。国からの通知では,新制度への移行に伴い,市立幼稚園で3年保育を実施する義務は生じておらず,私立幼稚園や認定こども園を含め対応することとされております。しかし,現在本市では3歳の未就園児の比率が4・5歳児と比べて高い状況にあることから,先般お示しした神戸市立幼稚園のあり方において,保育料の公私間格差を解消する平成30年度以降に向けて新制度の動向や,市立幼稚園のあり方を勘案し,公私の連携を協議しながら,実施園の一部拡大を検討していくこととしております。
     最後に,地域の子育て支援拠点として公立幼稚園を充実することについてですが,今後,市立幼稚園は相談業務や幼児のひろばなど子育て支援の充実とともに,幼児教育に関する研究実践及び特別支援教育の充実を行うとともに,公開保育や合同研修等を通じて培ったノウハウを情報発信していくなど,地域の子育て支援拠点としての役割を果たしてまいります。  以上,御説明申し上げましたように,9園の閉園は着実に進めてまいりたいと考えておりますが,このたび自由民主党神戸市会議員団,公明党神戸市会議員団,民主こうべ政策議員団の3会派から2園を同時に閉園する区においては,やはりその影響は大きく,保護者からも不安や戸惑いの声が強く上がっており,混乱や不安を軽減し,再編を円滑に進めていく必要があるため,2園閉園する区において,激変緩和措置として1園の閉園を1年間おくらすことという御要望をいただいております。  私どもとしましては,これを真摯に受けとめまして,さらに市民の理解を得るよう努めるとともに,周辺幼稚園での受け入れが円滑に行われるよう,2園の閉園を予定いたしております3区,須磨区,東灘区,垂水区において2園のうち1園の閉園を1年間おくらせる激変緩和措置をとらせていただきたいと考えております。  いずれの園をおくらせるかということでございますが,10月1日より来年度の私立幼稚園の入園申し込みが始まることを踏まえ,3区のうち今年度が最終の募集を予定しておりました須磨区については1年間おくれるのがどちらの園かということが保護者の園選択の上で大きな判断材料となることも想定されますので,今月中に園を決定し公表したいと考えております。  残る東灘区及び垂水区については,園児数や周辺幼稚園,地域の状況等を勘案し,少し時間をいただいて決定したいと考えております。  続きまして,報告平成26年度神戸市各会計予算繰越し報告のうち教育委員会所管分につきまして御説明申し上げますので,文教こども委員会資料の13ページをごらんください。  まず1平成26年度神戸市一般会計予算繰越明許費繰越計算書でございますが,表の翌年度繰越額の最上段にございますように,繰越額の総額は66億6,642万7,000円であり,その理由は14ページに記載のように,工程調整のため,あるいは平成27年度に工事を実施するためでございます。  続きまして,15ページをお開きください。  2平成26年度神戸市一般会計予算事故繰越し繰越計算書でございます。表の翌年度繰越額の最上段にございますように,4件で16億6,867万9,000円でございます。その理由は表の下段に記載しておりますが,1つ目の高等専門学校施設改修事業と,3つ目の学校施設整備事業につきましては,それぞれ工業高等専門学校の防球フェンス改修工事と,小部東小学校のエレベーター設置工事におきまして,地盤の掘削作業に時間を要したことに伴い,平成26年度中に工事を完了することができず,工程調整を行い,繰り越しいたしました。  次に,2つ目の中学校給食配膳室整備事業につきましては,配膳室の整備場所の決定などに時間を要したことに伴い,整備計画を変更したため繰り越しいたしました。  最後に4つ目の学校施設改修事業につきましては,だいち小学校,妙法寺小学校,白川小学校の3小学校のグラウンド改修工事におきまして,請負事業者の納期遅延により,平成26年度中に工事を完了することができず繰り越しいたしました。  続きまして,報告平成26年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検・評価につきまして御説明申し上げます。  お手元の報告書1ページをごらんください。  点検及び評価の概要について御説明いたします。  1.趣旨でございますが四角の囲みの中に記載しておりますように,この点検・評価は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定に基づいて行うもので,教育委員会自身が外部の有識者の意見なども参考しながら,教育施策の執行状況について点検・評価を行うものでございます。  続きまして,2ページをお開きください。  平成26年度における教育委員会の活動状況でございます。  1.教育委員会委員の委員名,任期等についてまとめており,3ページに参りまして,2.教育委員会会議の開催状況をまとめております。教育委員会会議につきましては24回開催し,議案86件について審議したほか,教育長に委任されている案件等について,6件の協議,126件の報告を実施いたしました。なお,詳細については資料の末尾に,別表議案等一覧として掲載しております。  続きまして,4ページをごらんください。  4ページ以降,9ページにかけましては,3.教育委員会会議以外の活動状況についてまとめております。(1)神戸スクールミーティングの実施や,(2)学校園行事等への参加状況,6ページに参りまして(3)その他の活動として関係機関との意見交換会等について記載しております。  続きまして,8ページをごらんください。  4.教育委員会活動の情報発信としまして,ホームページや教育委員会だより等による情報発信の内容をそれぞれまとめております。  次に,10ページをごらんください。  10ページ以降,13ページにかけまして,平成26年度の主要事業として,新規に取り組んだ25事業を分野ごとに掲載しております。  続きまして,14ページをお開きください。  「平成26年度の目標及び行動計画」の点検・評価についてまとめております。  1.点検・評価の項目及び評価の構成につきまして,(1)点検・評価の項目は,「第2期神戸市教育振興基本計画」(平成26年度~平成30年度)の年次計画である「平成26年度の目標及び行動計画」における20の重点事業といたしました。また(2)評価の構成といたしまして,1)事業の方針,2)主な事業の進捗状況,3)成果指標,4)成果に関する分析と方向性を記載しております。  続きまして,2.学識経験を有する者の知見の活用として,外部の有識者10名による点検・評価委員会を設置し,客観的かつ専門的な視点で意見や指摘をいただき,今後の方向性を検討する際に活用しております。  14ページから15ページにかけて,点検・評価委員会の委員を掲載しております。  続きまして,15ページの中ほどをごらんください。  点検・評価委員会の開催についてまとめております。平成27年7月に2回開催し,20の重点事業について点検及び評価を実施していただきました。  16ページをお開きください。  第2期神戸市教育振興基本計画平成26年度目標及び行動計画の重点事業を掲載しております。第2期計画の策定につきましては,第1期計画では37ございました重点的に取り組む事業をさらに重点化することで,20の重点事業とし,より方向性を明確にいたしました。これとあわせまして,評価方法についても見直しを行いました。従来は段階評価の基準を設けて,評価Aや評価Bとしておりましたが,今回,平成26年度の点検・評価からは事業ごとに成果指標を設け,これをもとに点検評価委員の皆様に事業の説明を行い,意見やアドバイスをいただく部分を重視した評価方法へと変更いたしました。  それでは資料1,重点事業評価シートについて御説明いたします。表紙を2枚めくっていただき,資料1の1ページをお開きください。  まずは,重点事業1について御説明いたします。まず,基本的な考え方,方針は,第2期計画に規定された内容を記載しております。  次に,主な事業の進捗状況について記載しており,新規事業には二重丸,拡充事業には一重丸,そして継続事業には黒点の表記としております。  次に,右側2ページの主な事業の成果指標について記載しております。ここでは国が行っております全国学力・学習状況調査については,その対象学年である小6,中3と表し,神戸市が独自で行っている定着度調査については,その対象学年である小5,中2と表記しております。また,神戸市学力定着度調査につきましては,平成25年度までは抽出調査であったため,25年度の欄には斜線を付しております。そして,各項目ともに,26年度と25年度の比較において状況が悪化したものにつきましては網掛けをし,視覚的にわかりやすいように表示しております。  4ページをお開きください。  主な成果に関する分析と方向性として,成果指標にあらわれた状況や事業の進捗などの分析と今後の取り組みの方向性などを記載しております。例えば学力の面については,平成26年度全国学力・学習状況調査の結果を見ると,特に小学6年生において,全ての教科区分において前年度より下回っており,課題が見られます。  これらを踏まえ,既に平成27年度においては学ぶ力・生きる力向上支援員の配置拡充や,学習支援ツールの導入拡充,学力向上支援チームの学校への派遣など,学力向上推進プロジェクトを推進することで,学力の定着向上を図っているところですが,今年度の全国学力・学習状況調査の本市の結果につきまして,小学校では改善が見られ,中学校では良好な状態を維持しており,一定の効果が出ていると考えております。  以上のような構成で,以下,19の重点事業ごとにシートを取りまとめております。  ほかに課題のあったものといたしまして,12ページの重点項目4健やかな体の育成につきまして,小・中学生の体力面に課題がございました。  次に,成果のあったものについて御説明いたしますので,16ページをお開きください。  重点事業5特別支援教育の充実についてです。主な事業の進捗状況の4つ目のひし形のところにつきまして,特別支援学校の整備・充実として,(仮称)井吹台西町支援学校の平成29年4月開校に向けて,ハード面,ソフト面で具体的な検討を進めました。また,県立神戸西部新設高等特別支援学校の開校に向け,県教育委員会と調整を進めました。  17ページに参りまして,東部地域の特別支援学校の過密化・狭隘化などの課題に対して,県立芦屋特別支援学校での東灘区の一部児童・生徒の受け入れ開始に向けた準備を進めるなど,計画的に事業を進捗できました。  ほかに効果のあったものといたしまして,49ページの重点事業16神戸らしい教育の充実の防災教育などがございます。  以上,20の重点事業の中から課題のあったところや成果のあったところについて幾つか説明をさせていただきました。第2期計画の点検・評価につきましては,このたびが初めてとなります。新たな評価方法により,外部の有識者による点検・評価委員の意見や質問を反映し,いただいた評価を踏まえて課題への取り組みや今後の方向性を盛り込んだ報告書を作成いたしました。全体としては,各重点事業について一定の事業の進捗による成果を得ている面もございますが,引き続き,粘り強く改善に努めていくべきものがあるものと捉えております。今年度,既に取り組みを開始しているものもございますが,より一層の充実を図ってまいります。  以上,議案2件,陳情7件,報告2件につきまして一括して御説明申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 16 ◯委員長(大かわら鈴子) 当局の説明及び報告は終わりました。  これより質疑を行います。  まず,第73号議案について,御質疑はございませんか。 17 ◯委員(赤田勝紀) 洞川教育キャンプ場の件なんですけども,もともとここは神戸市直営で行われており,後にNPO法人による管理委託となって今日に至っているんですけども,これは市の行政財産なんですけども,社会教育施設という,そういう位置づけですね。 18 ◯岡田教育委員会事務局担当局長 市の行政財産でございまして,市の教育研修施設として運営をしてまいりました。大きくいえば社会教育施設の1つであるというふうには考えております。 19 ◯委員(赤田勝紀) 社会教育施設というのは,私はすごく大事だと思っております。今回,指定管理に出すということになるんですけども,ちょっと今,ホームページ見ましてね,これ利用の対象者というのは,学校や地域,職域,青少年などの団体で,教育目的に野外活動を行う団体ですというふうなルールというのが,これが発言があったと思うんですが,これはどうなんでしょうか。 20 ◯岡田教育委員会事務局担当局長 このキャンプ場につきましては,その記載のとおり野外活動指導者と──こう申しますのは,私どもジュニアリーダーとよく言っておりますけれども,大学生を中心に組織した,我々が事務局を務めている野外活動指導者ということでございますけれども,この者が自然学校の関係で補助員を務めたりということを毎年やっていただいております。そういう意味での野外活動指導者の育成に使うことが非常に多いということでございます。このほか青少年団体,あるいは学校も使っております。以上でございます。 21 ◯委員(赤田勝紀) そういう役割を果たしてきたと。利用者は,それは確かに先ほどの答弁というか,説明の中でも少ないようなこと聞きましたけど,もっと,どう言うか,生かすことができるんやないかなというふうに思うんですね。  それともう1つは,利用料金なんですが,現在は運営協力金ということになっているんですけども,これ今,この条例で出てる料金とちょっと比較してみますと,例えば青少年団体で,市内の利用者なのかな──で比較してみると,宿泊する場合というのは,これは現在が220円が,これが今度新しい条例では270円になると,それから日帰りの場合が120円が170円になるということで,これ値上げになるんじゃないですか。 22 ◯岡田教育委員会事務局担当局長 このたび当キャンプ場,公の施設とするということで,そのために新しい総合管理棟というものを現在も建設中でございます。このようなことで,非常に利用者の安全・安心のために施設経費もかけてございます。そういう意味で,新たに料金の考え方をとりまして,基本的にはしあわせの村にあるテントキャンプ場があるんですけれども,ここが1泊お一人300円ということになってございまして,それと比較をいたしまして検討をいたしました。それに当たりまして,やはりしあわせの村,非常に交通アクセスがいいということと,この洞川キャンプ場に比べますと園内整備が大変すばらしくできておる。それから,しあわせの村においては芝生広場やパターゴルフやプールなど,他の施設の利用ができるということもありまして,しあわせの村の料金を下回る料金水準をとったということでございます。 23 ◯委員(赤田勝紀) 安全・安心のための施設をつくるのは市の責任であって,これは別に今の状況でもお金かけてつくればいいんじゃないかというふうに思います。  この社会教育を行う,つまり市民の生涯活動──生涯学習の場ということだと思うんですが,こういう施設というのは,例えば青少年教育指導員とか,それからスポーツの指導員だとか,そういったもの,一般的にはそういうのが置かれておりますけども,こちらはどうやったんですか。 24 ◯岡田教育委員会事務局担当局長 特にそのような指導員という形では人員は配置してございません。 25 ◯委員(赤田勝紀) むしろ社会教育施設としての役割をきちっと果たすべきであり,これまでのあり方がどうやったんかなって,ちょっと疑問を持ちました。以上です。 26 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」の声あり) 27 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,第74号議案について,御質疑はございませんか。 28 ◯委員(赤田勝紀) 兵庫商業と,それから市立神港とが統合されて,神港橘高校でしたかね──という学校になるということなんですが,これ非常に残念なことだと思います。ちょっと聞き落としたかもわかりませんけど,統合された学校というのは,普通科クラスというのはどうなるんですか。 29 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 新たな商業高校につきましては,商業科のみとなってございます。 30 ◯委員(赤田勝紀) この間,旧の神戸第2学区でも普通科の学校が統合されたところがいろいろあったと思うんですが,兵庫県でもかつて11か12あった学区が再編・統合されて5つになりましたけど,そういうふうに非常に広領域になりました。その中で,普通科に行きたくても行けない子供たちがふえるんじゃないかというふうに思うんです。もともと,ちょっと関連してなんですけども,神港高校は普通科のクラスありましたよね。これ何クラスありましたか。何人の生徒を大体定員であったんですか。 31 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 2クラスでございます。80人でございます。 32 ◯委員(赤田勝紀) それだけ,普通科の枠がこの地域からなくなってしまう,閉ざされてしまうということになるわけです。もともと兵庫県下には一番多いときで55学区あったんですね,1947年,昭和22年当時。この当時は1校1学区という,これで戦後スタートして,やっぱり後期中等教育というのかな──普通教育,これをやっぱりしっかり保障するという,これが戦後スタートしたんです。そこからだんだん,だんだんと統合・再編されて,広領域の広域な学区になっていったという経緯があって,受験競争も非常に激しくなっていくということで,普通科に行けない子供たちができてくるとなってます。  この間,県教委も何かいろいろとアンケート結果出してまして,ちょっとそれもよくわからない部分が──不明な部分があるんですけども,ただ,やはり学区の再編によって,遠距離通学を余儀なくされる子供たちがたくさん生まれてしまうと思うんですね。その流れにくみしたらいかんと思うんですけど,それいかがでしょう。 33 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 市立高校の募集定員につきましては,御指摘のように県教委と調整をしながら,中学校の卒業見込み者数の推移等も見ながら決定をしておるという状況でございます。今回の新たな商業高校でございますが,平成25年3月にこの新たな商業高校の基本計画というものの報告を受けておりまして,この中で普通科と専門科,これを併設するよりも,学校全体が同じ目標で指導が行える商業に関する学科のみのほうが,特色化がより推進しやすいといった報告を受けてございまして,新たな高校につきましては商業科のみとしてございます。  ただ,市立高校として見ますと,市立葺合高校で平成26年度,この2クラスですね,定員増というのを行ってございまして,神港高校につきましても,当初はこの葺合高校の増と合わせて2クラスの減を行うつもりでございましたが,このときも26年度は中学校の卒業見込み者数が増加しておりましたので,神港高校の普通科の募集の停止を先送りをしまして,27年度からの募集停止といたしております。ということで,市立高校としては,普通科のクラスは,この少子化が進む中にあって,同クラスを維持しているというような状況でございます。  以上でございます。 34 ◯委員(赤田勝紀) 結局,葺合も含めて,最終的には減らすという,そういうことですよね。それ自体がいけないと思うんですけども,今回の,ことしの入試なのかな──ことしの入試から5学区になったのかな。それで今,例えば神港,それから兵庫商業,特に神港のほうには,旧の第2学区以外から何人の生徒がこの春入学してきたんでしょうか。 35 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 済みません,今ちょっと細かい数値は手元にございません。 36 ◯委員(赤田勝紀) また教えていただきたいんですけども,いずれにいたしましても,このように行きたい学校を狭めるというか,選択肢を減らしてしまうということにしかならないと思います。  以上です。 37 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。    (なし) 38 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,市立幼稚園の再編に関連いたします陳情第8号,陳情第11号,陳情第14号,陳情第16号,陳情第23号,陳情第24号及び陳情第26号について,一括して質疑を行います。これら7件の陳情について御質疑はございませんか。 39 ◯委員(浦上忠文) 無所属の浦上忠文でございます。  先ほど血のにじむようなといいますか,もう涙ながらの陳情を聞いておりまして,1つ1つのその思いというものは熱いものがあるなと思って感動しとったんですが,今の雪村新之助さんの説明を聞いておりますと,それを一顧だにせずに,考えておりません,考えておりませんという説明でありますが,いろいろ悩みとか思いがあるでしょうがというふうなことを,ちょっと初めにつけて,しかし,教育委員会としては考えておりませんというぐらいのことを言うてほしいなと思ったんですが,それはそれでいいです。それぞれの人柄も──ふだんから教育委員会の皆さんがいろいろ頑張っておられて,私も地元に六甲アイランド高校という18年前にできた,なかなかすぐれた学校がありますが,校長先生や教頭先生や美術の先生方とよく話をしますが,それも神戸市の教育委員会がしっかりしておられるからやなと,そのことの不断の努力については心から感謝をしています。  しかし,今回の幼稚園の問題のいろんな資料を見ておりますときに,一番私が気になるのは,この市立幼稚園の再編見直しという,このあり方についてのペーパーでも,まず初めに小さくですよ,余り目立たんように書いてあるんですが,行財政改善の視点から民間が担うことができるものは民間に任せると,果たして教育というものがそんなことでええんやろうか。例えば幼稚園や高等学校いうのは,義務教育ではありませんが,もうほとんど義務教育に近いもんです。例えば,それやったら──それやったらといいますか,公立の小学校や中学校なんかでも,どんどん,どんどん私立にしたらええやないかというふうな意見も出てくるかと思いますが,それでもやっぱり公立には,公というものの一つの役割がある。  皆さん方がつくっておられる資料でも,市立幼稚園の再編見直しの後の,これからの市立幼稚園の公の幼稚園の役割ということで,特に質の高い幼児期の教育の実践及び発信ということで,いろんなことを書いておられますが,それやったら,我が地元の住吉幼稚園や遊喜幼稚園でも,この東灘の──東灘だけが文教地区とはいいませんが,その全ての幼稚園をリードするような幼稚園として残されたらどうかと。そして,いろんな裸の教育をする幼稚園やとか鼓笛隊が充実してますとか,うちは跳び箱飛ぶのが上手です,そういういろんな私立の幼稚園ありますが,そういう特徴のあるところが好きな人は行かれたらええけれども,地元の皆さんおっしゃるのは,あれですよ,手をつないで,手をつないで行く,お母さんと一緒に話しながら行く,このことが一番大切やないかということをたくさんのお母さんからよくお伺いするんでありますが,私,20年ほど前に小学校のPTAの会長しておりましたが,とにかく手をつないでいく,その間にお話をする,そのことが一番大切じゃないかということを言われるんですが,改めて聞きますが,行財政改善の視点から,こんなことを考えてていいのかということが1つと,市立幼稚園の再編見直し後の市立幼稚園の役割ということで書いておられることを,今のまま残して実行されたらどうか,この2点について質問いたします。 40 ◯雪村教育長 私自身,また我々教育委員会としても,幼児教育,それから就学前教育の重要性というのは,強く認識しているところでございます。昨今さまざまな書物や議論の中で,やはり充実した幼児教育,就学前教育を受けたその子供たちの将来に対するその効果というのは,かなり高く評価されているところでございます。ただ思いますのは,先ほども申しましたように,幼稚園教育は,神戸の場合,公立と私立が協力しながら,連携しながらやってきたところでございます。ですから,公立幼稚園に対して大変高い評価をいただいていることはありがたいことでございますが,やはりこれからも公私一緒になって神戸の幼稚園教育,幼児教育というのを支えていかなければならないというふうに考えておるところでございます。  そのような観点から,やはり申し上げましたように,現在明らかに少子化であるとか,また保護者の方のいわゆる就業形態の変化,いわゆる共働きがふえて,保育所ニーズが高まっているけど,少子化に伴った幼稚園のいわゆる量の見込みというのが減ってきている,そのような中で,供給過剰の状態に神戸市全体がある中で,やはり一定見直していかなければならないというふうに考えております。特に指定都市におきましても,神戸の41園というのは大変高い部類でして,他の指定都市についても,私幼稚園が幼児教育を支えていると,特に横浜,川崎,千葉では市立幼稚園が全くないという都市もございますし,さいたまや福岡は今後全廃する方針を定めているところでございます。  そのような中で,一定のやはり見直しというのをやらなければならないと思いますが,やはり今まで公立幼稚園が培ってきた役割,特にあり方懇話会,平成22年4月の神戸市立学校園のあり方懇話会の報告でもいただいておりますように,今後,市立幼稚園の役割としては,相談,研修等を実施する地域の幼児教育のセンター的機能を持つことであるとか,また小学校との接続を──円滑な接続はよく現在も議論されておりますが,やはり当時から幼・保・小──幼,保育所,小学校の連携の窓口となることが求められると,そういったことを受けまして,もちろん特別支援教育,インクルーシブ教育システムの充実もそうですが,そういった形で公立幼稚園というのは,やはり私どもとして役割を強く果たしていきたいというふうに考えております。  以上です。 41 ◯委員(浦上忠文) 私の言うたことに半分ぐらいしかお答えになっていないんですが,行財政改善の視点からということが,そんなに重要なことなんかということにもう1回答えていただきたいということと,今の雪村教育長の後段でおっしゃったことは,まさに公立幼稚園がそれだけ大切なセンター的な役割を果たしていくというんであれば,それがなくすということの説明になってないやないですか。むしろ公立の幼稚園を今の程度のやつは維持して,乳幼児教育について神戸市はもっと力を入れていく,そういう説明の答弁ならわかるんですが,公立の幼稚園の役割はこうや言いながら,32年に廃園します,31年に廃園するいうのは,ちょっと何かおかしいと思うんですが,いかがですか。 42 ◯雪村教育長 もちろん行財政改善の観点も大事ですが,先ほど説明,申したつもりなんです,それだけでないというのは。それがいわゆる供給過剰にあるということでございます。幼稚園全体,公私合わせた幼稚園全体が神戸の場合供給過剰であると。したがって,やはりそのあたりについて,量の見直し,一定の見直しというのはしなければならない。しかし,今まで培ってきた公立の質のノウハウというのは,今後も引き継ぎながら,こういった重点的に,先ほど申しました何点かの役割というのは,公立幼稚園はぜひとも果たしていきたいというふうに考えております。 43 ◯委員(浦上忠文) 量の見直し,量の見直しとおっしゃいますが,普通のですよ,普通の市民は,そういう大きなマスのデータの上で言ってるんやないんですよ。さっき陳述されたお母さん方の話を聞いててもそうですが,要するに市民は1人1人の人生があって,1人1人の家庭があるんです。それをあたかも工場を誘致するや何やらみたいに,供給が多いから減らすんです,公立を,しかも伝統のある,100年ぐらい伝統のある幼稚園を減らすんですということでは,市民は1人1人の人生というか,地元というものを否定されたような気になるんです。しかも,神戸市がただ我がですよ──我が住吉だけのことを申し上げますと,昔の商工大臣や山車をつくったような人が,地元を元気にしようと思って,そういうものをつくる。住吉村の皆さんが一生懸命力を合わせてつくった。神戸市と合併したから,それが幼稚園になっていますが,そんなことを要は園児の数が少なくなった,公立全体で見て量がだんだん少なくなるから,すぐこんなもん廃止するんですという理屈では,市民1人1人の本当の地域に対する思いとか,神戸に対する思いというものを否定してるんやないですか。そんなに合理的に考えていいもんですか,教育いうものを。 44 ◯雪村教育長 私が幼児教育をまるで軽視しているかのように言われるのは大変心外でございます。まず神戸全体の量の話もしましたが,1つ1つの幼稚園の規模を考えましても,非常に小規模なところがふえております。学年単学級であったりとか──それが子供たちの教育環境にとっていいのかどうかということも含めて,今回の検討に至ったものでございます。 45 ◯委員(浦上忠文) そこまでおっしゃるとですね,ほんならね,全国的に見たら,私もよく知ってますけど,全国旅しますけど,極端に言えば6人ぐらいの小学校だってありますよ。1年生,2年生で1クラス,3年生,4年生で1クラス。その子供らがですよ,マンモス校でわあわあ,わあわあ勉強してんのと,育ち方がどうや何やいうたら,そんなん比較できるものやないです。それはどんな1人になったって,2人になったって,地域のことは熱心にやってる,手をつないで行ってるお母さんを守るというのが,それが教育行政の根本やないですか。ほな,少なくなったら何々,何々というんであれば,それでも教育のことは私は重視しているとおっしゃるんであれば,先ほど陳述された皆さん方のそれのテープでも聞かれて,もう1度考え直すという気持ちを持つのが普通の人間やろうと思うんですが──普通の,これはちょっと失礼いたしました。幼児教育を熱心に考えておられるんであれば,今の現状で,要するに行財政改善の視点から今のような考えを持っていくというものは──小さい教室やったらあかん,単数学級やったらあかんというのは,その根拠はどういうところにあるんですか。 46 ◯雪村教育長 小規模校の問題──小学校の例も挙げられましたけど,このあたりについては,文部科学省もやはり学校が小規模化してきたら,やっぱり大きな問題があるということは提示しているところでございます。それについて,今回,各市町村がどうするべきか考えろという通知が出ております。ただですね,文科省が一方で言っておりますのは,例えば農村部であるとか,そういった非常にそういった地域コミュニティと密接というようなところですね,過疎地とかにおいて,そういったところについては,そういった意見も踏まえながらという注釈はついております。  そのような中で,私ども今回の市立幼稚園の再編見直しにつきまして,1つ公立幼稚園の果たす役割の中に,先ほどは申し上げませんでしたけど,1点入れておりますのが,西北神等での就園の確保ということでございます。このあたりはそういった観点も踏まえながら,配慮しながら検討を行ったところでございます。 47 ◯委員(浦上忠文) 私ばっかり時間をとるわけにいきませんので,とりあえずこの辺でちょっと終わらせていただきますが,日本の国民というか,市民の中の気持ちに,公立というものに対する愛する気持ちというのが非常に強い。例えば甲子園に夏の大会なんかがありますが,地方の県立高校が出てくると,みんなそれを応援しようという気持ちになる。例えば鳥取だったら鳥取西高校とか,今度でも京都の昔の京都二中の鳥羽高校出ておりましたけれども,例えば兵庫県でも時々明石とか加古川北とか尼崎北なんかが出ると,県立高校頑張ってるな,公のところ頑張ってるな,心の底にどこかそういうのがあるんです。私も大学は私学に行きましたけど,中・高,公立へ行きましたけれども,公立の一つの何とも言えない伝統的なよさというものはあるなと。だから幼稚園もその数だけで,マスの数だけで決めるんやなしに──それはバスで行くのが好きなお母さんもいるでしょう。だけど手をつないでいくのが好きなとこもあるでしょう。しかも,我が住吉においては住吉幼稚園も遊喜幼稚園もすぐれた──園庭も広いし,何となく横を通るだけでも伸び伸びとした感じがある。量的なことだけで言うんやなしに,もう1度改めて強く考え直していただきたいということを申し上げまして,私の質問は終わります。 48 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 49 ◯委員(赤田勝紀) 先ほどの教育長の答弁で,区内,今回の9つの園で2つの園の廃止,閉園計画があるところについての考えが述べられましたけども,私はもう延期とか,どちらを選ぶとかじゃなくて,どの幼稚園も歴史があり,そして地域に根づいて今も機能しているということで,私は垂水区ですから,きょうお越しになられていない多聞ひまわり幼稚園の説明会にも参加いたしましたし,生の声もお聞きいたしましたけども,どちらがどうかやなくて,もう絶対に閉園計画そのものを撤廃,撤回すべきだというふうに考えます。  それで説明会なんですけどね,今回,報告事項として前回の委員会に──6月25日でしたか,そのときに出されまして,その間,ちょっといろいろ本会議やいろいろあって,あった時期で,もう集中して7月に説明会が各園で行われましたけども,合計何回行われたのか,2回以上行われたところもあると聞いてるんですけども,それからまた総計で約何人の方が説明会に参加されたのか教えてください。
    50 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 説明会につきましては,7月より各園を通じて保護者の方,あるいは地域の方,御案内を差し上げまして,8月4日までの時点で,これは保護者向けということで17回,約734人,あと地域でという御要望もございましたので,こちらにつきましても3回,64人の方に御説明を申し上げました。  以上でございます。 51 ◯委員(赤田勝紀) つまり保護者向けの17回と地域の3回で20回ですか。合計にすると800人ほどの方が出席されたと。私の感覚なんですけども,それぞれの地域の幼稚園,その成り立ちというか,違いというか,特性があるなということと,それからもちろん保護者の方々の御意見とかも聞いてまして,共通している部分もいろいろあるなと思います。  ただ,いろんな意見,この間,ちょっとどんな意見,もちろん行けてないところもありましたので,どういった意見があるんですかということを,事前に教育委員会に最初にお聞きしまして,まとめていただいた集計を見させていただきましたけど,きょうここで陳情の審査をするんですが,それにしても,ちょっと雑駁というか,大ざっぱな集約しかまとめられてないなという感じがしたんですよ。さまざまな角度から意見が出てるわけで,このそれぞれ出された意見,実際に現場で説明会に出された意見というのは,これはどういうふうに,この間,この1カ月間で扱ってきたのか,どこでどういう会議で検討してきたのか教えてください。 52 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 基本的には,説明会で御質問いただいたことを,できる限りその場でお答えをするようにはしております。 53 ◯委員(赤田勝紀) それは説明会の話であって,その意見を受けて,それを教育委員会の会議で,多分それを出してると思うんですけども,そういうことですかね,どういうふうにしているのか教えてください。 54 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 教育委員会議のほうでも,説明会の様子はこういうことでしたというような報告をしております。 55 ◯委員(赤田勝紀) この参加者の意見というのが,どこまで十分に反映されているか疑問なので,それお聞きしたんですけどね,私が出席した幼稚園では,課長さんと係長さんとお二人,きょうも答弁席に座られてますね。それで,たくさんの意見,皆さんが出されるわけで,それ一々,メモを十分とれてなかったんちゃうかなという感じもしたんですよね。つまり聞き漏らし,あるんじゃないかと思うんですけども,そんな状況でこれ,教育委員会の会議でいろいろ話したんですか。 56 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 いろんな御意見はいただいておりますけども,共通する御意見がもう多数を占めておりますので,そういった形で分類なりをいたしまして,報告をしております。 57 ◯委員(赤田勝紀) もっとしっかり聞き取って,それを市民の皆さんや保護者の皆さんの意見をしっかり受けとめていただきたいという思いがするんですが,私もその聞いてきた限りのことで関連して思うんですけども,そもそも保護者の皆さんが公立幼稚園を選んだ主な理由というのは,いろいろそこのことも聞かれてると思うんですけども,主な理由,ちょっと挙げてください。 58 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 公立の保育がよくて選んでるんだという御意見が非常に多かったです。 59 ◯委員(赤田勝紀) そらそうでしょう。わかってないんちゃうかというふうに思うんですね。むしろ,後ろの課長のほうがよう知っとるんちゃうかと思うんですけども,私,住吉幼稚園,それから地元の幼稚園と見学させていただきましたけど,先ほどの石川さんでしたかね──の話にもあったと思うんですけども,園庭の中には花壇があり,藤棚があって,中見ましてもすごくうらやましくなるような,そういう教育環境に恵まれているなというふうに感じました。  それから,私も2つの園の園長さんとお話しさせていただきましたけども,やっぱり公立の場合は時間割,特に設けてないでしょう。自主性とか伸び伸びとした教育実践というのが行われていると思うんです。その中で,私が御父兄の方から受けた印象というのは,やっぱり親子がかかわる時間を大切にしていると思うんです。  例えば,これは幼稚園の中での時間帯だけじゃなくて,家から幼稚園に通園されるプロセスも含めてですよ,例えばこれ園長先生に話をお聞きしたところなんですけども,奥の池の話のときやったかな,親子で自宅から幼稚園までの途中で,おじいちゃんに会ったと。地域の人たちと出会ったり,近くの公園や草むらでダンゴムシや昆虫を見つけたりしながら,いろいろとやってるということ,これもやっぱりすごく保護者の方々大事にしておられるんですよ。これも子供たちの発育と発達にとって大切な時間帯ですよ。そういったことは,同じようなことは須磨区の幼稚園の説明会のときにも保護者の方からも言われてました。  園と保護者の地域によって,豊かな教育実践を,これを幼稚園が保護者と地域とが一体となってつくってきた,そういう歴史がそれぞれにあると思うんですよ。公立幼稚園特有の値打ちというものが,私もこれ実際お聞きしまして,これは報告書ではわかりません。書物見てもわかりません。そういったことがあったんですね。  この夏休みに幼稚園の先生方は毎年研修を受けられていると思うんですけども,どんな,どういった概略といいましょうか,どれだけの時間をかけて研修されているのかとか,ちょっとその辺,簡単で結構ですから,概略教えてください。 60 ◯稲田教育委員会事務局総務部担当課長 教職員の研修につきましてでございますけれども,従来,保育をしているときからもやっておりますけれども,例えば地域ごとに近くの幼稚園に集まりまして,保育そのものを参観いたしまして,その後,その保育についての話し合いをしたりですとか,また,夏休み期間でしたら,全員一斉に集まりまして,1つの事例を例えばビデオに映しまして,それについてどういった気づきがあるのかというのをお互いに研修したりとか,そういった形で,さまざまな場面を通じて研修のほうは行っております。 61 ◯委員(赤田勝紀) 全員一斉に集まるというのは,市内の幼稚園の先生方,公立幼稚園の先生方全体の交流ということですか。 62 ◯稲田教育委員会事務局総務部担当課長 もちろん園児がいない時間帯ということになりますので,夏休みの期間ですとか,また保育が終わった,終了した後の時間を活用して,全体でやっている研修も年に数回ございますし,また地域,地域で集まっている研修もございます。 63 ◯委員(赤田勝紀) そういうふうに毎度工夫しながら,さまざまな形で研修を行って,そういう社会的な役割を果たしてきたというふうに思うんです。これ,私立と公立とこれ一緒にできますか,こういうことが。 64 ◯稲田教育委員会事務局総務部担当課長 研修につきましては,今現在,数年前からですけども公・私・幼・保の合同研修ということで,年に1回,2回ですけれども,開催してるものがあったりですとか,また,先ほど申し上げました公立幼稚園の公開保育の中で私立幼稚園,また保育所のほうにも参加を要請しまして,実際見ていただいて,またそれに対しての意見交換等々も行っております。 65 ◯委員(赤田勝紀) 今の御答弁でも,数としては限られていると思うんですけども,ほな私立の幼稚園の先生方ね,どれだけの人が参加しているのかって,ちょっとそれ答えれますかね。 66 ◯稲田教育委員会事務局総務部担当課長 済みません,実際の数はちょっと手元持ち合わせおりませんけれども,私立幼稚園のほうからも,近くの,地域ごとでやっている研修に関しましては,各園,数名ですけども,参加いただいたりですとか,また保育所,公立保育所でございますけれども,これに関しましては,実際,地区,5地区ぐらいでやっているんですけれども,それぞれの中で20名程度参加したいと。また,参加希望がふえるといった形で,少し振り分けた形で参加のほう促していただいているところでございます。 67 ◯委員(赤田勝紀) 私立の場合は,やっぱり私立という制約といいましょうか,外に言いにくいなということも含めて当然あるんじゃないかというのが,これ一般的な見方ですよ。どうしてもこれ交流するのも限度があるんやないかなと思えてなりません。  それから,前回の委員会でもお聞きしましたけども,この9園の閉園で36人の先生が減らされることになるというふうに答弁がありましたが,今現在,市内の幼稚園の教員数,全部で全体何人なんですか。 68 ◯委員長(大かわら鈴子) どなたが答弁されますか。 69 ◯桑形教育委員会事務局総務部教職員課長 27年度の数字でございますけれども,園長先生等々も含めまして209人,定数として209人というところでございます。 70 ◯委員(赤田勝紀) ざっとした数字ですけど,209人おられて,単純計算すると36人が減るといったら,割合的にはすごく多いですよね。2割近くと,それだけの先生が幼稚園から去っていくということになるのかな──なると思うんですけれども,これは公務員であり,質の高い研修,教育を受けて,ベテランの先生も多いと思うんですが,そういう先生がこれだけの割合でいなくなるというのは,これは神戸市として損失じゃないんですか。 71 ◯雪村教育長 去っていくと言われましたけど,定年退職等で,また普通退職等で吸収していくわけでございます。ただ,退職に伴う入れかわりですね,これは今,小・中学校,義務教育でも大変問題になってまして,おっしゃられた今までのベテラン──ノウハウを持ってるベテランのノウハウが引き継がれるのかと,現在,大量退職,大量採用の時代──ちょっと年齢構成的にそれを迎えております。そういった中で,今まで市立幼稚園が培ってきたノウハウというのは,うまくそれを継承していかなければ,若い世代に継承していかねばならないというふうに考えておりますし,さっき講師の研修の話が出ておりましたけど,私を交えた研修というのは,最近始めたところでございます。今後それをやっぱり拡充していくことが,先ほど私も申しました,いわゆる公立幼稚園の発進していくという機能強化というふうに考えております。 72 ◯委員(赤田勝紀) 先生を減らして,どうやって若い世代に技術というかな,それを継承していけるのかなという疑問があるんですね。やっぱりこの先生を──閉園するということは,確実に先生が必要なくなってくるという,そういう論理だと思うんです。これ絶対いけないと思うんですね。  先ほどから答弁の中で供給過剰ということをよく言われるんですけども,これね,大体閉園するところって,垂水でいえば,何年か前に多聞幼稚園,あそこが閉園されるときも,耐震化の問題やとか,それから残りの園児の数が減っているとかいう話がありましたけど,そもそもこういうときに,これ説明会でもあったでしょう,ふやす努力してきたかと。だから努力してきたとは,これ言えないでしょう,どうですか。 73 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 市立幼稚園といたしまして,ふやす努力をしてきたのかということでございますが,本市の幼児教育,これも,これまでの経緯がございまして,やはり私立幼稚園と連携,あるいは役割分担をしながら,向上に努めてきたということでございます。現在も,幼稚園に通園しているうちの9割が私立幼稚園に通っているという状況でございます。先ほど申し上げましたように,私立幼稚園と連携あるいは役割分担をしながら,市立幼稚園としての役割をより高めていきたいというふうに思っております。それがいわゆる地域の中での幼児教育のセンター化,先ほど申しました私立幼稚園も呼びかけての研修会,合同研修会であるとか,あるいは公開保育,あるいは市立幼稚園として持ってるノウハウとか,保育の仕方を広く発信していくといったようなことかと思います。そういうことでいいますと,そういった役割を担っていくために,例えば預かり保育の充実ですとか,あるいは幼児教育センターとして,未就園児や保護者を対象としたみんなの幼稚園,あるいは園庭開放等,そういった事業を実施して,広く広報しております。  以上でございます。 74 ◯委員(赤田勝紀) 定員割れになっているところというのは,決して人気がないわけではないんですよ,これ。逆に例えば奥の池の場合やったら,35人という定員になったと,何年か前に。そのことで逆に引いてしまったというか,定員を下回ってきているという話もお聞きしました。このように十分に先生がおられれば,十分キャパがあっても,定員設けられて,逆に減っていっているという現状があるんじゃないかというふうに思うんです。  それとね,それぞれ地域によって周りの環境の違いもありますけども,最近,駅前の開発で子供の数がふえてるとことか,それからいろいろ多聞ひまわりの場合だったら,URの団地の再生の関係とかでマンションができてますので,いろいろありますが,そういうところでも,そういう子供の数がふえてる地域でもあるにもかかわらず,幼稚園を閉園しているというところがあります。すずかぜもそうですし,ちょっといろいろ,ちょっとまだ知らないとこもあるんですけども,それは明らかにこれは矛盾しませんか,どうでしょう。 75 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 今回の私どもの見直し,これはですね,やはりこの4月からの国の新たな新制度,それからそれを踏まえたこの3月に策定いたしました子ども・子育て支援事業計画という,この計画を踏まえまして,やはり先ほどから何度もお話をしました,そればかりではないんですが,やはりその事業として需給関係というのは常に見ていく必要があるというふうに考えておりますし,やはり大きな流れの中で子供の数が減っていっているということも踏まえまして,もう1つは,その計画にも記載してございますが,幼稚園の場合は保育所と少し違う要素もございまして,やはりバス送迎という手段がございますので,その辺も踏まえて全市として数的には充足をしているというか,むしろ需要を超えておるということが,その計画のほうにも明記をされてございますので,私どもといたしましては,これを踏まえて見直しをしていきたいというふうに思っております。 76 ◯委員(赤田勝紀) 事業計画と,その他の理由もちょっとあるみたいやけども,そういう計画が先にありきというところからスタートしてるんです。だから,結局は地域の声や現場の声を全く聞く耳はないというのが今の御答弁のとおりになってるというふうに思うんです。子供の数がふえるということは,それだけそれぞれの御家庭,園児を抱える学齢期の発達段階の子供たちを抱えている御家庭の教育のニーズというのは当然多様化するわけであって,その中で地域の中にあった公立幼稚園が完全にこれ消えてしまうということは,私立しかないという状況になるんです。これは地域の選択肢を,これを狭めることにしかならないというふうに思うんですけども,そういう考えはお持ちじゃないですか。 77 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 それぞれですね,それぞれの園,あるいは神戸市のこれまでの幼稚園教育と,いろいろな経緯もございます。地域的に見ると,必ずしも公立幼稚園が均等にもとからあったというわけでもございません。だからということはないんですけども,実際に今の園児数も9割は私立のほうへ通っていただいているということもございますので,あくまでも公立としての役割はきちっと果たしながら,公私全体で幼児教育の充実に努めていきたいというふうに考えてございます。 78 ◯委員(赤田勝紀) 要するにその地域から公立幼稚園なくなってしまえば,公立の役割,その地域で果たせなくなるということでしょう。それから,地域によって公立幼稚園のあるとこないとこってありますけども,もともと最初の答弁ありましたように,70数園でしたかね──79園でしたか,幼稚園があったわけで,それがずっと減らされて,今度32園程度に減らすという──でしたかね──いうふうになっているわけで,ずっと神戸市自身が減らしてきているという経緯があるわけですから,これはそんなことで公私連携とか言っても,何も納得しないと思うんですよ。  これは逆に私立幼稚園が多い地域もあるじゃないかというふうな,そういったことも言われるかもわかりませんけども,私は奥の池の説明会で,このときに課長言われましたよね,稲田課長言われましたよね,特に垂水のほうですねと,幼稚園の数も多いといったことで,皆さん行けますよというお答えはいただいておりますと,私立の幼稚園から。ただ,幼稚園によって,もう満員の状況もございますというのがありまして,当然今回の閉園に関しまして,私たちのほうからも私立のほうに受け入れてくださいというお願いはしますと。ただ,必ず入れてくださいとは言えませんけどもというお答えなられているんですが,結局お願い程度のものなんでしょう,そうですね。 79 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 各私立のほうも,これはもう決められた定員というのがございまして,それ以上というのは,これはもうできない相談でございますけども,今回,市立幼稚園の見直しをするに当たりましては,当然,私立のほうで十分協力をしていただかないといけないということですので,お願いもございますが,今回の趣旨を十分説明した上で,特にこの最初に第1期ですね,3園の周辺につきましては,もう個別の園に対しまして,こういう状況とそれからお願いをしておりますし,須磨区のほうでは,保護者の方の御希望もございまして,私立のほうの情報が余りないというようなことでしたので,特に私立のほうからも一緒に来ていただいて,その説明会をしたということもございます。とにかく今後もそういう行き先,あるいは園選択の御相談につきましては,私どものほうでも誠意を持ってお受けしたいと思いますし,必要に応じて私立のほうにも依頼,あるいは相談を十分していきたいというふうに考えてございます。 80 ◯委員(赤田勝紀) それはね,特にことし,須磨区と西区の木津幼稚園のような一番早いところというのは,それはもう焦りますよね。だから,私もこすもすの説明会のときにも,たしか保護者の方が情報が欲しいということだとか,すぐにもう秋の時期に申し込まなきゃいけないという意見は出されましたけど。それは,それ焦るの当たり前なんですよ。できない相談はやっぱりできない相談というふうに冒頭言われましたけども,結局,供給という点でも実際には限りがあるんじゃないかなということが1つと,それからもう1つは,幾ら枠があるというたって,それぞれの家庭の,子供たちを育てることへの思い,就学前の教育,子育てに対する思いと,そのそれぞれの地域の近くの幼稚園との教育方針とが,どうしても合わないと,これの意見出ましたよね。公立と違う,かなり特徴を持たされた教育方針で運営しているところもありますので,だからそういった本当に子育てをする御家庭や子供たちに目線を合わせて,それで幼稚園の問題を考えるというのが,これは絶対にこれ必要だというふうに思うんです。  やっぱり地域の問題でいいますと,やっぱり公立幼稚園って,多くはその近くに小学校があり,中学校があり,また高校があって共存している文教地区が多いと思うんですけども,その地域に幼稚園がなくなるということは,そこに穴があくのと同じやという意見も,これもありました。つまり,公立幼稚園に行かせたい親としての願いから,また同時にそこに公立幼稚園があるからということで,わざわざ転入して来られる方もおられるというの,これも決してレアなケースじゃないなというふうにも思ったんですけど,今,神戸市は若年世帯の呼び込みを重視しようとしているわけですから,このたびの教育委員会の判断というのは,これは矛盾してませんか。 81 ◯雪村教育長 前提は,まず私どもは神戸市の幼児教育というのは,公私ともに一緒になって支えていこうというのが前提でして,今,赤田先生の御指摘は公立で全市域をカバーするという前提でお話をされてるんじゃないかなというふうな気がいたします。そこでかみ合っていないのかなと思うんですが,そのような中で,先ほどの質問ともちょっと関連するんですが,公立として園児数をふやす努力をしてきたのかということですけど,これはやはり歴史をひもときますと,先ほども申しましたけど,昭和40年代には5歳児全員就園を達成するために,市立幼稚園の整備を進めてきたわけでございます。そしてさっきピークの数もおっしゃられましたけど,ただやっぱりその後,幼児数が減ってきたということで,平成7年以降はそれを踏まえて統廃合を行いながら,市立幼稚園,数は減っておりますが,園児数として4歳児も市立幼稚園で受け入れていこうということで,それまで5歳児を受け入れるためにやってきたのが,4歳児に拡大をしたところでございます。  そして,現在ですね,実験的に3歳児については3園しかやっておりませんが,このあたりにつきましても,保育料の公私間格差を解消する平成30年以降に向けては,やはり神戸の場合,3歳児で就園してない,また保育所にも行ってない率が少し他の都市に比べて高いんじゃないかという現状も踏まえまして,やはり先ほど幼児教育,就学前教育の重要性ということも踏まえながら,やはり拡大を検討していきたいということで,何もかも全て減らしてきた一辺倒だけではないことを御理解いただきたいと思います。 82 ◯委員(赤田勝紀) 公立だけで全てカバーするとか,そういう問題じゃなくて,今ここで論点になってるのは,9園の閉園を絶対するなと言ってるわけで,別に公立幼稚園ふやせという話しとるわけではありませんからね,そこをお間違えなく。もう1つは,減らさない努力の問題なんですけども,それだったら,公立には行かせたいけども,やっぱり3歳の子から受け入れてほしいということで,それで私立に行かれている方も結構おられるようなこともありましたけども,今ここで,今9園ある市立幼稚園でも,思い切って3歳児保育から始めるというぐらいのことは十分できるんやないかと,先生方もおられるわけでね,そういうほうに踏み切るほうが,よほど地域からも喜ばれるし,逆に信頼を高めることになるんじゃないでしょうか。 83 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 ただいま教育長のほうから申し上げましたように,3歳児につきましても,今進めております保育料の公私間の格差,平成30年度に解消いたしますので,ここをめざして,今後,現在3園で行っておりますけども,拡大を考えていきたいというふうに考えております。 84 ◯委員(赤田勝紀) 全くそんな聞く耳ないような,そんな答弁しないでくださいね。  あと,小学校と隣接している幼稚園というのがありまして,そちらでは,これがやっぱりその地域に魅力を感じている若い若年世帯の方もおられるということの1つの反映かと思うんですけども,通級指導教室が設置されているところというのが,ちょっと確認なんですけども,今の9園の中でいいますと,すずかぜがそうですね,こすもすもそうやったと思うんですけど,それ以外どこどこあるんですか。 85 ◯稲田教育委員会事務局総務部担当課長 今お話しいただきました名谷こすもす幼稚園と,あと名谷あおぞら幼稚園,それから垂水の多聞ひまわり幼稚園,北区のすずかぜ幼稚園の4園でございます。 86 ◯委員(赤田勝紀) こういう通級指導教室が設置されているということが,これが発達に課題を持つ就学前の子供たちの早期発見につながっているという報告受けましたが,やっぱりこれももちろん教育のプロの皆さんがやられているわけですから,子供へ丁寧であって正確な知識に基づいてかかわっているということなんですよね。だから,それでこの地域,今名前があった4つの幼稚園が,これが閉園されるということで,そうなれば,小学校の教育にも,これ当然持ち上がるわけですから,影響しませんか。 87 ◯稲田教育委員会事務局総務部担当課長 今現在,4園におきまして,通級指導教室が併設されてございますけれども,この通級教室でございますけども,仮にこの4園閉園いたしましても,教室自体はそのまま今現状のところで残るというふうに考えておりまして,実際は所属される園の先生方の配置先がかわるということで,今までの取り組みの中でも行ってきております。ですから,小学校との連携という意味では,教室自体の廃止ということはございませんので,その意味では御指摘いただいたようなことはないかと思っております。 88 ◯委員(赤田勝紀) だから,要するに園児でも,そういう通級指導教室に対する必要性を感じている方おるわけで,幼稚園が消えてなくなるということによって,これがマイナスになるんじゃないかということを言ってるんですよ。もちろんそういった子供たちというのが,いずれ大きくなって小学校に入学されるわけだけども,当然,系統的な教育というのかな,それを行っていくという点でも,これ非常にマイナスになるんじゃないかと思うんですが,その辺ね,これちょっと幼稚園担当じゃなくて,小学校の担当の方の見解,ちょっとお願いします。 89 ◯後藤教育委員会事務局担当部長 通級指導教室でございますけれども,現在,きこえとことばの教室,これが8教室ございます。それから,そだちとこころの教室,これ対象は自閉症ということでございますが,5教室ございます。それぞれ小学校なり中学校に置かれているわけでございまして,そこに幼稚園の先生も出てきていただいて,一緒に相談を受け,あるいは指導をするという体制をとっておりますから,全体の中で極力影響は出ないように運用してまいりたいというふうに考えております。 90 ◯委員(赤田勝紀) そういう事後的な対応のような感じするんですけども,そこの幼稚園に子供がおられて,特別なフォローというか,教育受けるということをやられるとは思うんですけども,幼稚園がなくなること自体,これ明らかに損失であるというふうに思うんです。こういうふうに公立幼稚園というのが,それぞれすごく大切な役割を果たしてきたということなんですけども,先ほど答弁で,公立幼稚園がなくなっても私立があると。私立はバスで通うことも含めてできるやないかというようなことを言われるんですけど,ただ,説明会での御意見で,私立に通う場合のバスについては,これもやっぱり意見や質問が出されたんですけども,これについても不安な声出てたでしょう,それちょっとどんな意見出てましたか。 91 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 やはり親子一緒に通園をしたいという御意見ですとか,あるいは長時間バスに乗ることに対する不安といった声がございました。 92 ◯委員(赤田勝紀) そらそうでしょう。そういう声が出るわけですよね。私もお聞きしたところでは,私立幼稚園では園バス乗せたら子供の顔が見えないと。通園バス乗ってる時間,子供たちが遊べるはずの時間がなくなってもったいない。それから先ほどの口頭陳述された方のような御意見もありますよね。そういうふうに,園バスで行くという,それを選ばれている方はいいんですけども,やっぱり公立の場合,先ほども言いましたように,歩いて一緒に地域の人たちと接点を持ちながら,子供たちと一緒に通園のプロセスというかな,それもすごく大事にされていることは,非常に大事だと思うんです。  それから,もう1つ言われたのが,これ須磨区の幼稚園に垂水の方が利用されている事例があるんですけども,区外をまたがって通園するとなったときに,子供の体調を考えて,バスに揺られるのを避けてその日休ませましたと,そういったお母さんの声もお聞きしましたが,当然バスは運転手の立場からすれば,ダイヤは気にしますし,遅刻させないように子供たちを送り届けようとしますから,1分でもおくれられませんよね。そういう負担というものがあるんだということはわかっておられます。 93 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 今,現在,徒歩で通園されている方は,これから仮にバスでということになると,一定不安を抱かれる気持ちもわかりますが,しかし,現にもうかなりの幼稚園,特に私立なんですけども,通園バスで送迎のサービスを行っているという状況もございますので,そこは今後の園選択,公私をあわせて御検討いただければというふうに思っております。 94 ◯委員(赤田勝紀) 結局,やっぱり不安な気持ちを当然抱くということは,やっぱり認めざるを得ない,そういう事実だというふうに思うんです。だから,本当これはこの地域から幼稚園なくしてはいかんということだと思うんですね。  ちょっともう1つ参考にお聞きしたいんですけども,カバー率,これすずかぜ幼稚園のカバー率というのは,これ何%か教えてください。 95 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 98%でございます。 96 ◯委員(赤田勝紀) 同じようなカバー率,数字が出てる幼稚園もたしか一覧表にあったと思うんですけども,こちらの幼稚園というのは,周囲には私立幼稚園がないという話をお聞きしたんです。そういうところと,逆にちょっと今手元にないのでわからないですけども,同じようなカバー率のところでも,幼稚園が幾つかあるというところと,同じ数字で計算出してるということなんですけども,これこういうことでいいんでしょうか。これおかしいんちゃいますか。 97 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 これはですね,前回の委員会でも少し御説明申し上げましたが,現に徒歩圏内にあると,私立幼稚園がですね,あるということだけではなしに,やはり現にバスの送迎というサービスがございますので,そのエリアをバスが通っているかどうかということも勘案して算出してございます。 98 ◯委員(赤田勝紀) 結局ね,数だけで供給過剰だとか,そこに幼稚園が半径1キロ圏内には幾つかあるだとか,あるいはバスに乗ったら,この家の人は私立の幼稚園でも行けるだろうとか,そういう判断基準で,しかもこれは前も答弁ありましたけども,別に全国で統一的なそういう数字の出し方じゃなくて,教育委員会独自に決められたものだというんですけども,これは全くこれは,現場の実情に合わないものだというふうに思うんです。周囲に私立幼稚園がないと,受け入れる私立幼稚園というのがない状況のもとで,何十分もバスに揺られながら通園せざるを得ないというのは,本当に子供にとってはかわいそうなことだというふうに思うんです。  そういう独自の指標というのを,これは委員に配られたと思うんですけども,これは判断するにも,審査するにも,これは誤解を与えるということにしかならないと思うんです。ちょっと最後の質問になるんですが,今回,先ほど署名を5,000筆以上集められたところもあるとお聞きしましたけども,今現在,どの幼稚園,幾つかの幼稚園を署名運動されてると聞いてますが,何筆,どの幼稚園から寄せられていますか。 99 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 失礼いたしました。これはまず東灘のほうから,これは特定のどちらかの幼稚園ということではございませんで,有志というような形でございますけども,7月に3,905筆,それからすずかぜ幼稚園のほうで,これは9月にいただいておりますが,5,265筆と,今,いただいておりますのは,この2件でございます。 100 ◯委員(赤田勝紀) ほかにも,ほかの幼稚園でもそういう運動されているというのは聞いております。また,いろいろ出てくるでしょう。そのときに,もちろん面談されてると思うんですけども──提出されたときにね,この署名に込められた思いをどう受けとめられるのかということを聞かせてください。 101 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 どちらも私,じかにお会いをしまして,じかにいただいております。集められた方,非常に大変な思いをされて集められているというふうなお聞きをしております。ただ,その場でも一応──一応といいますか,私どもの,今申し上げましたような考え方というのは,御説明をいたしました。わかる部分もあるとおっしゃっていただいた方もいらっしゃいます。  以上でございます。 102 ◯委員(赤田勝紀) いろんな思いで働きかけされているわけで,相手が神戸市って大きなものを対象にしているから,その中で本当に運動やってできるんかなという不安を抱きながらやられているんじゃないかと思うんです。だから,今回陳情出されてないところも含めて,延長の陳情されるところを含めて,本当はなくしてほしくないという思いが強くあるんだということなんですよ。最後に教育長自身,この署名,2つですか,代表の方が出されたというのですけども,これには会われたんですか。 103 ◯雪村教育長 私はお会いしておりません。ただ,思いという,また公立に対して大変高い評価を与えていただいているというのは,それは重みとして考えております。ただ,先ほどの赤田先生のお話で,バスの話,また徒歩で通いたいという話,そういった話を総合いたしますと,全市域に徒歩で通えるところに公立幼稚園を整備しなければ,それは実現できないんじゃないかというふうに考えております。しかし,それはですね,やはり今の他都市の状況とか見たら,全く現実的じゃないというふうに我々は考えております。だから大前提は公立,私立一緒になって神戸の幼児教育を支えていこうねというのが,今回の考え方でございますので,ぜひそれは御理解をいただきたいというふうに考えております。 104 ◯委員(赤田勝紀) 話すりかえんといてください。まず1つは会ってないということで,教育長自身が会わへんということ自体がどうかと思うのが1つとね,それから9つの幼稚園をこれを残してくださいと言ってるわけで,そのことに対してまともに答えようとしてないこと自体は,これは人によって人になるということで,その教育委員会に対しても信頼してた人たちに対して大きなショックを与えることだというふうに思いますよ。これ絶対反省してください。  以上です。 105 ◯委員長(大かわら鈴子) 委員の皆様に申し上げます。  既に審査時間が2時間を経過しております。まだ教育委員会関係の御質問を予定されている方,どれぐらいいらっしゃいますでしょうか。  それでは,多数いらっしゃいますので,暫時休憩したいと思いますが,よろしいでしょうか。休憩でよろしいでしょうか。(「絶対終わらへん。」の声あり)  それでは,委員の皆様に申し上げます。  午前中の審査はこの程度にとどめ,この際,暫時休憩といたします。  午後1時5分より再開いたします。   (午後0時2分休憩)   (午後1時5分再開) 106 ◯委員長(大かわら鈴子) ただいまから文教こども委員会を再開いたします。  午前中に引き続き,教育委員会に対する審査を行います。  では,市立幼稚園の再編に関連する陳情7件について,御質疑はございませんか。 107 ◯委員(住本かずのり) 済みません,ちょっと1点まず初めにお聞きしたいんですけど,各陳情書にあるように,公立幼稚園が地域のコミュニケーションの場になっているということが書かれております。私も直接保護者の方からその件はよくお聞きしているんです。四季の行事に合わせて地域の老人会とか婦人会とか,地域の子供たちを集めて行事をすると。大変地域にとってはコミュニケーションの場に公立幼稚園がなっているということをお聞きしているんですけど,実際公立幼稚園が廃園になった場合,それにかわるどこか場所はおありとお考えでしょうか。 108 ◯雪村教育長 確かにそういった要素もあろうかと思います。ただ,小学校就学前の施設は幼稚園に限らず,こども園,保育所,そういったものがございますし,幼稚園のみが就学前の児童を育てているわけではございません。ですから,また全てのエリアに幼稚園があるわけでもございません。また,神戸市における地域コミュニティの形成というのは,ふれあいのまちづくり協議会を初め,小学校区単位で行っているものが多くございまして,小学校を中心として形成されているんじゃないかというふうに考えておりますので,先ほど申しましたように,公・私・幼・保が小学校への接続ということ,円滑な接続ということを目指しまして,さまざまな取り組みも進めているところでございますので,そういった形で取り組んでまいりたいというふうに考えております。 109 ◯委員(住本かずのり) 確かに小学校区には1つ小学校があるので,そこがコミュニケーションの場にはなろうかと思うんですけど,公立幼稚園の場合は,より狭いエリアで,お年寄りから子供たちが触れ合える場,例えば子供は,この子はあそこの子供やとかというのが,より狭い地域でコミュニケーションの場になると思うんです。小学校になるとちょっと広い校区になって,なかなかちょっと,地元のお年寄りがこの子の顔を見て,どこどこの子やというのがわかりづらいとか,そういう声があるんですけど,そういったことも踏まえて,ふれまちとか,それにかわるものになろうかとお考えでしょうか。 110 ◯雪村教育長 やはりですね,現在,小学校,中学校,義務教育の学校が特にやっぱり地域との関係は密接にしていこうという形で,また地域はやはり小学校を応援する,中学校を応援するいう形で,神戸っ子応援団なり,そういった取り組みも市全体として取り組んでいるところでございます。また,子供たちの規範力の醸成とかも,やはりこれ学校だけでできるものでもなく,地域,家庭連携しながらやっていくものでございますので,そういった小学校区における地域との連携,見守りとかということも含めて,そういった取り組みというのは,時代に応じてかなり進化しているんじゃないかなというふうに考えております。 111 ◯委員(住本かずのり) 確かにおっしゃるとおりだと思うんですけど,今後それにかわるものをやはり地域でしっかりとつくっていっていただきたいと思うんです。  例えば,私,須磨区なんですけど,下町ではやはり神社・仏閣の境内とかがそれに当てはまるもので,地域の方々はそこで行事を通じて小さいお子さん,お母さん方の触れ合いの場というふうになっておる場合が多いと思うんです。特に須磨の北の場合はそういった神社・仏閣が少なくて,なかなか本当に地域が一生懸命頑張らないと,夏祭りだとかそういった餅つき大会だとか,世話人の高齢化もお聞きしておりますので,ぜひそのあたりは引き続きやっていただきたいというふうに思っております。  次の質問なんですけど,もし閉園後に幼稚園の活用ということで,研究実践の場,地域の子育て拠点ということになるというふうにお聞きしているんですけど,具体的なプラン等がもしあればお聞かせください。 112 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 現在のところ,今回の9園の跡地を活用するという,はっきりした計画はございません。幼稚園に限らず,少子化に伴いまして,小学校等の統廃合を進めているところでございますけども,土地の活用につきましては,教育委員会として何か教育目的の活用ができないか,あるいはもう少し視野を広げまして,全庁的に他の部局も含めて,行政として,あるいは広域的な活用ができないか,さらに財源対策としての売却といったような,さまざまな可能性があろうかと思いますので,そこは区役所等も御意見をいただきながら検討していくということになろうかと思います。 113 ◯委員(住本かずのり) そうするとまだ具体的な活用方法は決まってないということでよろしいんでしょうか。例えばかわりに私立の幼稚園を誘致するとか,そういうことも含めてお考えでしょうか。 114 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 今,午前中から申し上げておりますけども,今現状といたしまして,幼稚園,かなり需要を上回った形になっておりますので,新たな定員増というのは,基本的にもう県のほうも認めていない状況ですので,かわりに私立幼稚園をというのは難しいかもわかりません。 115 ◯委員(住本かずのり) なるべく無駄などがないように活用していただいたらと要望いたします。  次にですね,最初に教育長のほうが,須磨区,2園同時閉園のところは,1園は1年スライドしてというようにおっしゃられましたけど,1園の決め方という基準は,もしあれば教えていただきたいと思います。 116 ◯雪村教育長 先ほども申しましたように,同時期に2園予定していた区のうち,須磨区につきましては,もう来年秋に4歳児の募集を停止する予定でございましたけど,私立幼稚園の園児募集が10月1日から始まるために──この10月1日からですね──始まるために,激変緩和措置により1年間おくらせるのがどちらの園かということが,選択肢の上で大きな判断材料になることも想定されることから,やはり保護者のそういった御都合,また利便ということも考えまして,9月中には公表したいというふうに考えております。なお,東灘区とか垂水区については,今,どのような状況鑑みてということを言われましたけど,これは須磨も含めましてですけど,各それぞれの園で園児数の状況であるとか,それから私立幼稚園のカバー率とか,他に選択可能な幼稚園の数とか,周辺の幼稚園の状況等を鑑みまして,踏まえまして,決めていきたいというふうに考えております。 117 ◯委員(住本かずのり) そうしますと,どちらか一方は保護者にしたら切り捨てられたという感は否めないと思うんです。私どもが要望書を出させていただいたように,全体を1年間延期,なおかつ1区2園のところは1年スライドというふうに要望書を上げさせていただきました。1年間スライドというのは御検討いただけないでしょうか。
    118 ◯雪村教育長 今回の神戸市子ども・子育て支援事業計画におきましては,幼稚園施設が需要を大きく上回っている状況が明確になりましたため,市立幼稚園は私立幼稚園との連携,役割分担により就園機会を確保しつつ,適正規模化を図るために,9園の閉園を行いたいとしているところでございます。閉園につきましては,教育環境の改善であるとか,また行財政改善の視点からは速やかに行うべきだというふうに考えておりますけど,激変緩和ということも勘案しまして,神戸市子ども・子育て支援事業計画の計画期間の平成31年度末までの5年間に,3期に分けて段階的に行うこととしております。これは第1期の園においても,ことし秋の園児募集は通常どおり行いまして,来年秋の4歳児募集は行わないという趣旨で,実際の募集停止よりは1年以上早くお示しして,閉園は平成29年度末としております。また現在,在園している園児の方はもちろんですけど,今年度最終募集ということで,来年4月に入園いただいた4歳児の方も卒園まできちんと保育を提供するという案でございます。ただですね,説明会におきまして,同時期に2園閉園することにより,周辺の公私幼稚園に申し込みが集中し抽せんになり,行けないことが出てくるのではないかといった保護者の不安の声があるなど,そういったことを踏まえまして,やはり2園を同時に閉園する区においては,その影響は大きく,混乱や不安を軽減し,再編を円滑に進めていく必要があると考えまして,2園の区につきましては,激変緩和として1園を1年おくらすことといたしました。  ただですね,やっぱりあり方懇話会において,園児数の推移を見ながら,園数の削減を行うことと報告を受けていること,また,現状,繰り返しになりますが,幼稚園施設が需要を大きく上回っていることから,やはり再編は早急に取り組むべきというふうに考えておりますので,先ほど申し上げましたそれ以上の変更は考えていないということでございます。 119 ◯委員(住本かずのり) それはよく承知しております。2園同時の閉園というのは,やっぱり保護者の準備期間不足も否めない感が非常にあると思うんです。そういうことも含めて,やっぱり1年間,猶予を持たせて,来年から最終になるよというふうに,1年かけて告知すれば,大分保護者の準備も進むのかというふうに思っております。  私たちは要望書を上げさせていただきましたとおり,全体計画1年スライド,なおかつ2区同時閉園のところは,1園ずつということを強く要望して質問を終わりたいと思います。 120 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑は。 121 ◯委員(藤原武光) それでは,幾つかお尋ねしたいと思います。  陳情の方から幾つかの課題を多分述べられ,そして,その回答を欲しいと,こういうことだというふうに思います。例えばでいいますと,行財政改革,これも大きな1つの理由に挙げられました。これも理解度がさまざまあると思うんですが,例えば,この目的は廃園が多分目的ではないと思うんです。すなわちどういうことかといいますと,お聞きするところによると,1園で4,000万円程度の財政効果というふうに,今,一般的には言われてるんです。これは保育所の民間委託のときにもそうでしたけども,そういうことをやることで,もう1回,教育あるいは子育てへ,教育委員会としての再投資をするんだと,例えばこういう考え方が出されると,ああ,なるほど違うんだなと,こういう理解ができると思うんですね。すなわち何か廃園だけが目的のような,決してそうじゃないんですけども,イメージにとられやすいような,どうも答弁に受け取れるんです。  そういう意味では,これで1年延ばしていただくということで御答弁もありましたから,平成32年度ということになるわけですけども,そのときまでに,じゃあ,この財源をどういうふうに効率的に,今までやってきたことを生かしていくのかと,こういうことは考えられないんでしょうか。 122 ◯雪村教育長 おっしゃるとおり,教育の充実というのは,これはもう幼児教育ももちろんなんですが,本当,昨今,全てにつきまして,予算を伴うものばかりでございます。ここ数年,市長の理解もあって,空調であるとか,そういったハード面の整備,それから学力,教育環境,ソフト面の整備とか,そういったことにも多大な予算を,また議会でお認めいただいて,つけていただいているところだというふうに認識しております。  そして,今回の幼稚園の見直しにつきましても,先ほど来も申し上げてますように,私どもとしては,やはりできれば5歳,4歳ときました,そしてやはり3歳児の就園状況が他都市に比べて少し低いというような神戸の状況も踏まえまして,公立においても3歳児保育の拡大というものに振り向けていきたいというふうに考えております。  また,大変やっぱり配慮を要する子供というのが,小学校もそうですが,就学前の子供たちもふえております。この辺に対するやっぱり施策というのが,随分大事じゃないかというふうに考えております。午前中来,議論になりました教室の件もそうですし,また今後とも,これはだんだんこうやってふえていくと,やはり私幼稚園の,そういったノウハウ,特別支援教育のノウハウのいわゆるレベルアップ,向上というのも,公立と一緒になってやっていかなければならないし,我々としては,その責務もあるというふうに考えておりますので,そういった充実にも,また振り向けていきたいというふうに考えております。 123 ◯委員(藤原武光) 再投資という意味では,今,3歳児保育というのは,新しく導入しますと当然費用かかるわけですから,再投資と,こういうふうに考えることもできると思うんです。あわせまして,来年4月から障害者の差別解消法が施行されるということです。これは雇用であったり,交通であったり,教育という,1つ限定は幾つかあるんですけども,すなわち幼稚園,保育所,認定こども園ですけども,これは教育と保育と,こういう位置づけが新しい概念でされてまして,そういう意味では教育委員会とこども家庭局と分かれてはおりますけれども,同じように考えていかざるを得ない,そういう環境だと思います。  そこで,今おっしゃった公立のセンター機能としての役割をぐっと充実したいと。あわせて,公私格差の問題が幾つか指摘されてました。それは言われてるのは,教育の内容と,そして保護者の負担の問題と,地域性というようなことを言われたと思うんですけども,そういうことをしっかりと踏まえて,この行財政改革の中の一環かもわかりませんけども,やることについては,そこへ再投資するんだというふうなことがもっと明確に伝わるようなことが必要ではないかと。幾つかおっしゃっていただいているんですが,多分これから検討となると思いますけれども,そういう法律の新しい施行も踏まえて,もう1回,教育長ちょっと御答弁いただきたいと思います。 124 ◯雪村教育長 確かに公私一緒になって幼児教育の水準を向上していこうというのが我々の,そしてまたこれは昨今私立幼稚園とも意見交換をしている共通の理解の上に立っているというふうに考えております。もう少し具体的に申しますと,ここ1~2年でも質の高い幼児期の教育の実践及び発信ということを目的にしまして,幼児期におけるしつけ実践モデル,やはり就学前にきっちりしたしつけを行うことが,小学校への円滑なつながりにつながるんじゃないか,そして,もう一歩進めまして,小学校1年生の円滑な接続を進めるために,豊かな心育成連携プログラムという形でですね,従来ですとやっぱり公立は公立だけでそういった研修とか──ことをやっていた,調査研究とかやってたんですが,これを私立幼稚園,認定こども園,それから公立保育所,私立保育所,これに広げまして,一緒になって研修の充実,そして実践の結果の発進ということに努めていって,神戸全体の公私両方の幼児教育の向上,水準向上につなげていきたいというふうに考えております。 125 ◯委員(藤原武光) 次に,今,少し議論がありましたけども,9つが32年度で全て廃園と,その跡地については,これは学校も一緒なんですけども,地域の皆さん方からさまざまな要望出されて,それに応えることも含めて検討されているのが状況だと思います。割と幼稚園ですから,小ぢんまりしたところの場所になると思うんですが,これは皆さん一緒の共通で行った常任委員会の視察先のお話ですけども,おもちゃ図書館というのがあったんです。これは非常に子供も親も地域も一緒になってやれる機能の図書館だったんです。そうすると,そういう廃園になったけれども,やっぱりその地域でもう1回そういうことでよみがえらせることができると。もっと言うと,ここでは子育ての相談も,あるいは子供の一時預かりも,地域のボランティアもということで,幼稚園という機能だけじゃなくて,もっと膨らんだ,いわゆる,ことになってたというのが常任委員会としてつくづく感じましてね,これはいいことやなと。  神戸市も少しあるんですが,実は地域にそういうものがないんです。これは僕検討に値するなと。すなわち地域の皆さんが少し困っているところに,子供をぽっと預けることもできる,あるいは子育ての悩みもお母さん同士で一緒に話もできる。そこまで機能を持っていくのは非常に難しいわけですが,これは国の国策としてもやっておられるようですので,例えばそんなことをしっかり考えて,幼稚園の跡地については,単なる売却のみではなくして,すなわち行財政でいくともう売却ということになってしまうんですが,9園もあるわけですから,もう少し広い意味で,もう1回そういう再生ができるような機能も含めて検討してみるというふうなことはどうかと思いますが,どうでしょうか。 126 ◯雪村教育長 先ほど岡本部長からも答弁申し上げましたように,確かに幼稚園だけでなく小学校なども含めた,学校園の跡地については,まずは教育委員会として活用できないか検討して,並行して全市的な観点から,地域の活性化に資するような活用方法はないのか,有効活用を検討していくことになろうかと思います。現在のところ,ただですね,まだ決まったものはなく,これにしたいというようなものも持ち合わせておりません。今後どのような利用方法があるのかというのは,もちろんこれは地域に近い区役所等の意見も聞きながら,検討してまいりたいというふうに考えております。 127 ◯委員(藤原武光) ぜひおもちゃ図書館というのが非常に機能が高い,これからの時代に,子育てにいいなと思ったのが,多分共通認識だと思います,別に私だけの意見という意味じゃなくして,常任委員会もそんなような感じでしたので,検討の中の1つとして,必ずしもせよという意味じゃないんですけども,御検討いただければ──いろんな視察も含めて,いただければというふうに思います。  それから,廃園の中には,過去の歴史をかなり長くやられて,それでも廃園かというお訴えもあったというふうに思うんですが,ここはなかなか難しいことで,おっしゃっている論理だけではいかないようなこともあるんですが,こういう幼稚園の関係者の皆さん方や,あるいは地域の皆さん方にどういう説明されてるかということもあるんですけど,もう少し深く本当は説明が必要ではないかなと思うんですが,どうでしょうか。 128 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 今回,とりあえず7月にできるだけ早くこれはお知らせをしないといけないということで,7月から全ての園で行いまして,確かにそのときはこちらが今回こういう考え方で進めさせていただきたいというお話でした。いろんな機会でお会いする,お話を伺う中で,いろんな御意見も伺っておりますし,今おっしゃいましたように,歴史のこともいろんなところでお話がございました。私どもとしましては,いろいろ御要望があれば,もうとにかく伺ってお話はさせていただくつもりでおりますし,これからもこういう形で進めさせていただくということで,その時々,基本的には園を通じていろいろお知らせをしていくことになろうかと思いますけれども,お話は十分していきたいというふうに思っております。 129 ◯委員(藤原武光) 多分,合併の以前からの歴史ということですから,それをひもといて,やっぱり理解してもらえるように,しっかり説明もしていただいてますが,これもさらに,廃園するなということですから,なかなか意見の調整難しいかと思いますけれども,ここは真摯に対応していただくということが,それは他の8園も同じことなんですけども,原則的なことかなというふうに思います。  ちなみに,ことしから新しく認定こども園ということで,新しい子育てプランが,これはもう国も,そしてそれに合わせて神戸市もつくられて,スタートしたわけですけども,現在,認定こども園というのが教育と保育,そして従来ある保育所,これは管轄しておりますけども,そしてあわせて幼稚園と,こういうふうにそれぞれ選択肢がふえたわけです。周知徹底もされてるんですが,まだまだ従来型のイメージもあるんですけども,今回の移行した時点で,認定こども園と旧来の幼稚園と,どんな割合で今,選択されてますか。 130 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 市立幼稚園につきましては,認定こども園ではなくて,新制度のほうの幼稚園ということで移行しております。 131 ◯委員(藤原武光) 多くの方が今のところはどういう方向でいくかということで,多分,3年か5年かわかりませんけど,忘れましたけども,認定こども園へ行くのか,どこへ行くのかということで判断をされると思うんです,たしか。それがいわゆる今おっしゃってるように,需要と供給の問題とか,公立がどうなるかとか,いろんなことを含めて,これ私は私の世界の中で選択をせざるを得ないと,こういうことになっている。それは経営であったり,そこに働く人の雇用の問題も,これは私ですけど,当然あるわけなので,その辺のことを含めてもう少し御説明いただいたほうがよりわかるかなと思ったので質問したんですが,ちょっと趣旨が理解されてないようですけど,どうですか。 132 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 済みません,私立幼稚園も含めての話ですね。幼稚園側がどちらを選択していくのかというお話ですね。今のところ,市立幼稚園につきましては,全て新制度下の幼稚園ということでしておりますが,私立幼稚園のほうは,全体の約4分の1程度が,今,認定こども園のほうへ移行をされております。 133 ◯委員(藤原武光) 余り質問しませんが,すなわち,これから子育ては教育と子育てと一緒になって,小学校へ行くまでに地域で選択肢が今回ふえたということですね,これは教育長,何回もおっしゃっているとおり。その選択肢がふえたことがもっと理解をされて,そして,選択ができるということが,例えば公立幼稚園が9園廃止になったとしても,それができるんだということをもっと説明が要ると思うんです。何かこれなくなることによって,選択肢がなくなるような,決してそういう説明してないと思うんですが,大きく,大きく,公だけで考えるとそうなんですけど,私,全体このことを考えると,そういう仕組みになってくるということですから,そういうことも含めて,これはもうしっかりとまだまだ説明をしていただきたいと思います。  私ども自民党さんも公明党さんも一緒になって出しました要望については,教育長からもお話ありましたように,その方向で検討し,実施をしたいと,こういう御答弁もありましたので,そのことを踏まえて,この陳情等については判断したいというふうに思います。ありがとうございました。 134 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 135 ◯委員(橋本 健) 本陳情,複数出ておりますが,この件については,先ほど藤原委員からもお話ありましたように,我々自由民主党神戸市会議員団も,公明党さん,民主こうべさん,3会派合同名で,1区で複数園が一気に閉園することのないように,区民の選択肢が急激に失われることのないようにという意味を込めてですけれども,激変緩和を求めるという要望書を出させていただいたところでございます。  本日,口頭陳述でお母さん方のお話を聞いていると,本当切実だなというふうに同時に感じております。我々も平成22年の神戸市の学校園のあり方懇話会から始まったこの議論については,もちろん把握をしていたわけでございまして,神戸市教育委員会の方針については,これまでも賛同をしてきた立場でありますから,直ちにこの廃園を中止せよという旨の発言は控えたいと思っております。  どうしてこのように廃園をしなきゃならないのかという理由を教育長も述べていただきましたが,一方で,私も幼稚園,もう今回卒園しましたけど,子供を抱えててわかるのが,きょうはお母さん方,公立のという枠組みで残してほしいというお話だったと思いますが,私は私立の幼稚園に通わせてたわけですけども,公私関係なく,やっぱり通ってた幼稚園がなくなるということは,非常に不安を伴うことであります。例えば私が上の子を通わせてた幼稚園が,突然なくなるよと言われると,じゃあ,下の子をどこへやればいいのかなと,こういう不安はこれ,公立,私立関係なく共通であるのかなと。このときに必ず私でも親の立場で要求することは,どうしてそのお話をもっと早くいただけなかったんだろうか,自分の次の子供の行き先を決める時間的余裕が欲しかったとか,こういう親御さんの気持ちというのはすごく理解ができるつもりであります。  今回募集停止になる園が早速3園もともと当初計画で出されていたわけでございますが,一定我々要望したように,延期も考えてるという御答弁だったように思いますが,とにもかくにも保護者への説明ということが一番重要なんじゃないかなと。我々は,複数の園が同一区内で廃園になることを回避するような旨の要望書だったように捉えられると思いますが,その真意はそうではなくて,親御さんたちができるだけ納得をしていただく形でこの計画が進められることを切に願っている立場でございます。今計画どおりに進めなければならない委員会の立場もよく理解するところではございますが,重ねてしっかりと保護者の方へ説明をしていただきたいと思います。  地元のほうからも,地元の議員からも私も強く要望を受けております,今回閉園計画,廃園計画になっているところから。それだけ地域の声が非常に大きいということも理解しておりますから,その辺の取り組みを,もう少し丁寧にやっていただけないかということをお願いしたいと思います。この取り組みについて何か今後お考えのことがあれば,お答えいただきたいと思います。 136 ◯雪村教育長 確かにおっしゃるとおりでございます。現在通ってる幼稚園が閉園になるということにつきましては,これは公立・私立に限らず,今委員のお話聞いて思い出したのは,私も子供3人,私立幼稚園にお世話になって,やっぱり園バスに乗っていってたんですが,仮にその園が閉園になったらバスはどこまで次の選んだ幼稚園がどこまで来てくれるんだろうかとか,いわゆるそのバスの来てくれるポイントとか,そういったことも一々調べ直すというのは,本当にやっぱり保護者の負担とまた不安というのは相当なもんだというふうに考えております。  そのような中で,繰り返しになりますが,そういった説明会の際に,やはり私どもが──教育委員会が出向いていったときに,特にやっぱり2園閉園を予定している区については,同時期に閉園することにより,本当に周辺の,また公立・私立幼稚園が受け入れてくれるんだろうかと──円滑にですね──行けないというような状況が生まれるんじゃないかというような,そういった保護者の不安の声をお聞きしたわけでございます。それが今回の激変緩和措置につながったわけでございますし,また私立幼稚園に対しましても,再度──これはもちろん6月,この案が発表になったときから,円滑な受け入れをお願いしたいということは申し入れしているところでございますが,具体的にやはり説明会等で保護者からこういった意見が出てる,市民の声が出てるということを,再度私幼稚園連盟のほうにも伝えまして,全園への周知をしていただきたいと,円滑に受け入れていただきたいというようなお願いもしたところでございます。  いずれにせよ適時適切に丁寧に今後も対応していきたいというふうに考えております。 137 ◯委員(橋本 健) ありがとうございます。  今,丁寧にというお話ありましたから,そのようにお取り組みをいただきたいなというふうに思っております。  1つだけ確認ですが,先ほど来いろんな委員が,しっかりカバーできるのかというお話,いろいろあったと思います,幼稚園で。ただ,口頭陳述の中にも,同一校区内に幼稚園がなくなっちゃうんじゃないかと,同一中学校区内に──お話があったように聞いたわけですけども,例えばそれでも通える幼稚園が周りにあるという御認識で理解してよろしいですか,ちょっとそれだけ。 138 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 今回の9園の選定につきましては,現に,今現在も園児数の少ないところ,基本的にはもう単学級になってるところ,それから少し過去にさかのぼりまして,その園に通われてた方,過去10年,それぞれの住所地から,徒歩圏内に私立幼稚園があるか,あるいはバスが通ってるかということでのカバー率,さらには当該幼稚園の1キロ圏内の町丁ごとに徒歩圏内に私立幼稚園があるか,あるいはバスがそこを通ってるかというような形での選択肢というものをデータで情報を出しましてしておりますので,そこはそのように考えております。 139 ◯委員(橋本 健) わかりました。  その私立幼稚園がどのような状況か,ごめんなさい,私把握しておりませんが,例えば中央区内だとですね,すごく入園希望者が殺到する幼稚園なんかはすごいんですね。もう前日から親御さんテント張って,願書をとりさえすれば入園できるような幼稚園もあったりなんかして,そういうことがあってなかなか入園が困難だというような事情,今のはちょっと特殊な事情かもわかりませんけども──で通えないなんてことがないようにだけ,しっかりとその私立幼稚園の連盟ともしっかりと連携をとりながら進めていただきたいなということを要望させていただきたいと思います。とにかく丁寧な御対応をお願いしたいと思います。 140 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 141 ◯委員(沖久正留) 済みません,最後に一言。  私どもも自民党さんとあるいは民主こうべさんと同様の思いで今回要望を出させていただきました。確かに本当にここに至ってきょうの陳述人の方のお話もありましたように,本当にさまざまな声が出る中で,本当にまだまだ保護者,関係者の方々の理解が十分ではないなという思いで,今お話があったように改めてもう1度丁寧な説明をということで配慮を求めるようなことで要望させていただいたことは同様であります。  その中でるるお話があった中で1点だけちょっと御確認なんですけども,特に皆さん,特に陳情者の方々の公立幼稚園のよさの中の1つで,やはり発達障害児とかの,あるいは配慮を求める,配慮が必要な児童さんへのそういった支援というのが公立幼稚園の一番のよさの1つではないかというようなお話があったかとは思います。藤原委員からもお話があったように今後,教育長もお話があったように,全体的な体制強化の中で本当にセンター的な機能をしながら質的なレベルアップをしていきますよというような御答弁だったかと思います。  具体に赤田委員が実際そこの幼稚園の教諭が,実際職を失ってしまうのではないかといったようなお話があったかと思うんですけども,私は決してそうではなくて,そこで培ったノウハウを持った人材をさらに活用していけるいい機会ではないのかなと思うんですけども,そういった人材活用,特に発達障害等のですね,配慮が必要な児童さんへの人材の投入といいますか,そういったことについて1点だけお伺いしたいと思います。 142 ◯雪村教育長 おっしゃるとおり,今までの神戸の歴史的な経緯から,いわゆる特別支援を要する園児たちの教育というのは,やはり公立が私立から頼られてた部分はあろうかと思います。ただ,このあたりにつきましては,もちろん公立においても,残りました幼稚園につきましては一層の職員研修に努めること,これは世代交代ということが公立の中でもあります。それと再三申し上げておりますように,やっぱり神戸全体の,特別支援教育の水準向上という形でですね,公立・私立幼稚園,それから保育所,認定こども園全ての教職員を対象に,やっぱり専門性を高める研修というのを実施していきたいと思いますし,これはもちろん幼稚園でそういうノウハウを持ってる職員もおりますし,私ども教育委員会,やっぱり特別支援教育課というそういうセクションも事務局内に持っておりますので,そのあたり力を合わせまして,そういった特別な支援を要する幼児教育の水準の向上ということに努めていきたいというふうに考えております。 143 ◯委員(沖久正留) ありがとうございます。  本当に私はもうこの発達障害児の支援につきましては従前からいろいろ皆さんにもお話を,お願いもしてきた経緯がございます。ただ,幼稚園につきまして,おっしゃるように9割が私立の幼稚園ということで,その中でもやはり発達障害とか配慮を要するような児童さんを受け入れないといけないということで,保育園も含めて幼稚園の教諭のレベルアップといいますかね,そういった教育等もですね,力を入れていただいてきた経緯がございます。  そういった意味で,私立の幼稚園だからその辺のところがどうなのかなといった御不安はないのかなと思うんですけども,ただこれ,今まで以上に,せっかく公立の幼稚園で培ったそういった人材がいるわけですから,今後はそういった支援が重層的なバックアップ体制ができるといいますか,そういったところに人材が活用していけるというふうに考えてよろしいんでしょうか。 144 ◯雪村教育長 それはあれですね,現職のベテラン職員のみならず,例えば公立を退職したOBとかそういった活用も含めてということで私どもやっぱりできる限りの──これは本人の意向もありますが,やっぱり協力を仰いで,そして市として協力してまいりたいというふうに考えております。 145 ◯委員(沖久正留) わかりました。ありがとうございます。  要は,先ほど藤原委員も御指摘がありましたように,今回いろんな御意見がある中で,やはり今回の再編というのを契機にしながら,市トータルに幼稚園教育の質の向上といいますかね,総体的なレベルアップというようないい契機にしていただいて,そういった今後の跡地の利活用も含めながら,ハード・ソフトの部分で,そういう皆さんに納得していただける,喜んでいただけるようなビジョンを提示していただきながら,取り組んでいただきたいということを要望して終わりたいと思います。  以上です。 146 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 147 ◯副委員長(高瀬勝也) もう議論も大分尽くされてきたのかなと思うんですが,1点だけ確認をさせていただきたいと思います。  先ほど激変緩和について御説明がさまざまございました。それで須磨区におきましては9月中には公表をしたいというようなお話があったかと思いますけれども,この公表の方法,どのような形で発表されるのか,お伺いをしたいと思います。 148 ◯岡本教育委員会事務局担当部長 まず,やはり今回対象になっております園を通じまして保護者の方にはお知らせをしたいと思いますし,議会への御報告と合わせてプレスリリース等も行いまして,できるだけ迅速に広い範囲で公表に努めてまいりたいと思っております。 149 ◯副委員長(高瀬勝也) ありがとうございます。  間違いなく確実に希望されてるというかですね,関係の保護者の方へ,必ずこの情報が早期に伝わるような方法で,公表をしていただければということを要望をさせていただきます。  ありがとうございました。 150 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。  (なし) 151 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,報告事項,平成26年度神戸市各会計予算繰越しの報告について御質疑はございませんか。  (なし) 152 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,報告事項,平成26年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について御質疑はございませんか。 153 ◯委員(赤田勝紀) この冊子の重点事業というところの23ページのところに市立高校の生徒満足度調査というのがありますけど,これ神港高校と兵庫商業高校については,あなたはこの1年間を振り返って学校生活に満足をしていますかという回答に対して,神港高校のほうは1年生が93%,2年生92%,3年生が91%というふうに高いパーセンテージで満足しているという答えが返ってきてることと,それから兵庫商業についても1年生86%,2年生が89%,3年生が92%というふうに,今度こちらのほうは学年が上がるごとに満足度が高くなっているというそういう結果が生まれていますが,私も意見として述べておきますけども,今回の再編統合に関しまして,3年間の中で生徒さんたちがこの学校でいろんな思いがここにも1つ反映されてないかと,ほかの市立学校とも遜色ないというか,高いパーセンテージ示しておりますので,今回この統廃合ということについても,本当は子供たちが主人公ですから,こういう形の統廃合というのは納得できないなというふうに一言申し上げておきます。  以上。 154 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。  (なし) 155 ◯委員長(大かわら鈴子) では,この際,教育委員会の所管事項について御質疑はございませんか。 156 ◯委員(吉田健吾) 済みません,灘区のことなんですけれども,平成28年の春にJR六甲道駅と灘駅の間に(仮称)まや駅が開業の予定となっております。そしてそれに伴って駅の北側,南側には大規模なマンション建設が現在進められております。当該地域の校区は西灘小学校というふうに認識しておりますが,この西灘小学校は現在でも過密化しているというふうに聞いております。また,北側に隣接する稗田小学校も今後児童数は増加の見込みというふうに聞いております。今後児童数がふえれば,小さな校庭に,仮設校舎が必要となるおそれがあるのではないかというふうに思っておりますし,また中央区になりますが,なぎさ小学校では現在仮設校舎が2棟もあり,その使用が長期にわたっており,プレハブの耐用年数などのことも今後考えないといけないような事態になっているというふうに思います。  この話,合わせまして,HAT神戸に長期間使用されていない小学校用の用地がありますが,ここをまた活用して周辺の小学校の過密化解消を図るべきだというふうに考えますがいかがでしょうか。 157 ◯雪村教育長 御指摘されましたように,西灘小学校及び稗田小学校の児童数につきましては,新たな住宅供給により増加が続いております。両校とも今後さらにそのJR新駅──(仮称)まや駅と言われていますが,この影響等から,増加傾向が続く見込みでございます。今後の教室の確保を検討していかなければならないところでございます。  また,なぎさ小学校につきましては,なぎさ小学校自体は,児童数は既に減少傾向ではございますが,近接する中央区の小学校──宮本小学校・中央小学校におきましては,児童数は全体的に増加傾向でございまして,同様に教室の確保対策が必要となる見込みでございまして,既に保有教室の転用や仮設校舎の建設などを実施している学校もございます。  これらの小学校においては,学校の敷地面積が限られておりまして,また既に仮設校舎を設置している学校もあることから,さらに仮設校舎を増設して対応するという方法は,学校運営上難しいという問題点がございます。そのため,今後の児童数増による対応につきましては,解決策として個々の学校に対する対策だけでなく地域全体の課題として検討していく必要があるというふうに考えております。  御指摘のHAT神戸の小学校用地に新たな小学校を設置することにより,西灘小学校・稗田小学校・なぎさ小学校など周辺校の過密化を解消または緩和できないか,関係者と調整を進めてまいりたいと考えております。  また,もう1点,青陽東養護学校の過密化対策でございます。  これにつきまして,現在の青陽東養護学校はJR灘駅の南側にございまして,交通至便であることから,現在の学校を移転させるのではなく既存校舎を活用しながら,学校機能の一部を移していくことを検討しておりまして,近隣で候補地の調査を行ってきたところでございます。そのあたりについては今までも申し上げてきたところでございます。  そして,HAT神戸の小学校用地ですが,ここは青陽東養護学校から近いということがございます。そのため,特別支援学校の候補地として適しておると考えておりまして,小学校と併設する関係で,できればこれ,関係者と調整を進めていきたいというふうに考えております。 158 ◯委員(吉田健吾) ありがとうございました。  ここの話もそうですし,また灘区の小学校には,ほかにも過密化されているような小学校,高羽小学校であったり成徳小学校であったりなどあります。先ほど教育長お答えいただいたように,地域全体の課題としてですね,そのほか全体のバランスを考えて過密化解消などに取り組んでいっていただければというふうに思います。 159 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑は。 160 ◯委員(沖久正留) 済みません,今の吉田委員の質問にちょっと関連してですけれども,今過密化の件でお話があった際に,HAT神戸で新しく小学校という,あるいはさらに,特別支援学校もそこでということで教育長のお話があったんですが,1つはやはり灘区に新たなということでありますけれども,先ほど教育長がお話がありましたように,中央区の東南部を校区にする小学校も,当然区境でありますから影響してくるということで,今後ちょっとその小学校につきましても児童数がふえてくる傾向──マンションが建ったりとか,そういう傾向があるので,その辺のところの校区再編成の影響といいますか,その辺も上がってくるんではないかなと思うんです。  そのあたりは,今後住民あるいは保護者の方々そして学校側等も,丁寧に早目に説明をしていく説明があるんではないかなと思うんですけども,まずその点についてお伺いさせていただきたいと思います。 161 ◯雪村教育長 先ほども申しましたように,確かに中央小学校・宮本小学校も過密化であるとか,またそういった問題で,我々も問題意識として強く認識しているところでございます。また,これらの小学校につきましては,引き続き児童数の増加が見込まれることがございますけど,しかし敷地面積が限られているという問題点がございます。それで仮設校舎の設置や増設により対応することが学校運営上難しいというふうに考えておりますので,このあたりにつきましても,地域全体の過密化対策としてどういったことができるのか,あわせて検討していきたいというふうに考えております。 162 ◯委員(沖久正留) 特に中央小学校も,それから言われるように宮本小学校も校区が南北にかなり広くまたがっているということもあります。中央小学校もそうですけれども,2号線を越えて学校に通わないといけないということで,御存じだと思うんですけれども,以前,中央小学校がやはりその2号線のところで,結構生田川のインターのあたりで交通量が多いということで,左折する車と,ちょっと事故をしてしまって──交通事故に遭ったというそういう経緯がありまして,それ以降,中央小の先生方あるいは地域の方々も,朝の見守りも強化したりとか力を入れてきた経緯がございます。  そういった意味では,どうしても交通量の多い2号線から南のあたりのところの地域の保護者の方々の意見を聞きながら,生徒・児童の安全性とか,そういったことも今後視野に入れながらですね,ちょっと検討していただきたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。  それともう1点,特別支援学校のお話が今教育長のほうからしていただきました。すごくもうはっきりと場所が確定をして,ありがたくうれしく思います。  といいますのも,私ども従前からやはり東部の特別支援学校の体制強化ということで過密化解消ということで要望もさせていただきまして,質疑もさせていただいてきた関係で,どっか確保しますよというような前向きな御答弁をいただいていたところでしたので,すごくうれしく思います。できるならば具体的に,早く完成をしていただきたいと思うんですけども,そういったところのめどはどのような状態なのか,ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 163 ◯雪村教育長 御指摘されましたように,青陽東養護学校の過密化対策につきましては,保護者からの強い要望があることは承知しておりまして,今年度はそれを受けて仮設校舎をですね,建設したところでございまして,9月から供用開始しております。  また,今後も,やはり児童・生徒数の増加が見込まれるため,今申しましたHAT神戸の小学校用地を候補地として,特別支援学校を設置する方向で,検討を行いたいと考えておりますが,今後保護者や地域の方々と丁寧に話をしつつ,できるだけ早期の開校を目指していければというふうに考えております。 164 ◯委員(沖久正留) 小学校,それから特別支援学校も含めて,当然局長おっしゃるように十分にお話をしていただきながら,理解をしていただきながら,できるだけ早く,対応していただけるように,工事着工ができるように,検討していただきたいことを要望して終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。 165 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 166 ◯委員(浦上忠文) ちょっと人の質問聞いての質問なんですけれども,今の局長のお考えは,青陽東は至便なところにあるけれども,新しいところに大きいやつをつくるというお話なのか,青陽東は残しといて新しいのをつくるというお話なのか,あるいはその全部をひっくるめてこれから検討しまんねんという話なのか,その辺ちょっと。 167 ◯雪村教育長 青陽東が至便なところにあると申し上げましたのは,やはり通学にとって便利だということなので,今の青陽東は残したい──ただ,残してまた青陽東の機能を別のところにも設けるということになれば,今の青陽東と近いところじゃないと候補地としては難しいんじゃないかというそういう観点から,私ども適地を調査してまいったところでございますので,今の青陽東は残して,かつHAT神戸に青陽東の機能を強化できるようなものができたらというふうに考えております。 168 ◯委員(浦上忠文) いつも雪村局長にはかみついておりますが,今の話を聞いてありがたいなと感謝を申し上げます。ありがとうございました。 169 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。  (なし)
    170 ◯委員長(大かわら鈴子) 御質疑がなければ,教育委員会関係の審査はこの程度にとどめたいと存じます。  当局,どうも御苦労さまでした。  委員の皆様に申し上げます。  それではここで,次のこども家庭局が入室するまでの間,休憩とし,2時5分に再開いたしたいと存じます。   (午後2時0分休憩)   (午後2時7分再開) (こども家庭局) 171 ◯委員長(大かわら鈴子) ただいまから文教こども委員会を再開いたします。  これよりこども家庭局関係の審査を行います。  最初に,口頭陳述の聴取に入りますが,この際,陳述人に申し上げます。  陳述の際は,最初にお住まいの区と氏名をおっしゃっていただき,内容を御要約の上,5分以内に陳述を終えるようよろしくお願いいたします。  それでは,陳情第17号について口頭陳述を聴取いたします。  陳述人の朝倉さん,発言席へどうぞ。  それでは,5分以内でお願いいたします。 172 ◯陳情者 中央区,朝倉ユミ。  まず冒頭に,繰り返しになりますが,私たちは,児童福祉法第24条1項に定められた従来の認可保育所の新増設で待機児童が解消されることを望んでいます。それは多くの保護者や子供たちの願いでもあります。  2013年7月からスタートした子ども・子育て会議も2015年4月には委員3名を増員し,14回を重ねています。また,同部会は12回目となりました。先日9月3日にも神戸市勤労会館多目的ホールで開催され,議員の先生方の中にも傍聴いただきました。2015年4月までは待機児童解消の議論が中心でしたが,今は少子化対策,すこやかプランへと議論は進んでいます。  さて,神戸市では,ことし4月の待機児童は13人と発表されました。3歳児で転所しないといけない小規模保育施設にとりあえず入所できたらカウントされず,区役所窓口で勧められても家の近くしか希望しなければカウントされず,復帰を希望していても4月1日現在育休取得者はカウントされず,子供が保育園になれてから就活する人もカウントされませんでした。  しかし,8月15日現在,第1希望集計によりますと,1,500人を超える人が申し込んでも入れていない状況にあります。しかし,あきがあるのに待機児童が解消できていない状況も否定できないのではないでしょうか。  今,子育て世代は働く条件が厳しくなり,非正規雇用など生活・収入は不安定で,ダブルワーク,残業続きなどの中,必死で子育てをしています。保護者は誰でも子供たちに元気で健やかに育ってほしいと願っているでしょう。0歳の赤ちゃんも自分の目で見て動いてさわって確かめます。1歳さんは友達と手をつなごうとします。2歳さんはまねっこが大好きで,年長さんを憧れのまなざしで見ています。  保護者は,やはり就学前までの保育を希望しています。園庭で走り回れることを望んでいます。そして職員が毎年かわる保育所では安心できません。区役所の窓口ではそんなつもりはなかったかもしれませんが,先日私が相談を受けた保護者も第3希望まで書かされたと表現しています。もちろん第1希望は入所不可能だったのでしょう。家からは車での通所しか考えられない距離ですが,入れただけでもよかったかもと言われていたものの,自営業で,0歳児の子供さんは仕事をしながら見ているそうです。となると,次,4月からの希望をどうするべきか悩んでおられました。当然です。上のお子さんはようやくなれてきました。しかし,次,兄弟同じところへ入所できるかはわかりません。また,将来的には小学校のことも考えて転所するかもしれないなど,保護者は不安でたまりません。転所することで保育料以外の新たな徴収金が発生する場合もあります。  新制度では,赤ちゃんホームや小規模保育事業所,企業内保育所など,庭のないビルの1室でも保育所と同じ保育料が徴収されることになりました。神戸市は小学校区を単位に子供たちが地域で育つことを基本に保護者の生活実態にしっかり目を向け,耳を傾け,1人でも多くの保護者が希望する施設を利用できるよう事業計画を認可保育所の整備計画で見直してください。  私たちは,神戸市子ども・子育て支援事業計画の基本理念にうたわれている子供の利益が最大限尊重され,子供が健やかに育まれるとともに,全ての人が安心してゆとりを持って子供を産み育てることができるよう子育てを社会全体で支えるまちが一日も早く実現されることを願っています。  ありがとうございました。 173 ◯委員長(大かわら鈴子) 口頭陳述は終わりました。どうも御苦労さまでした。  以上で,こども家庭局関係の審査に係る陳情についての口頭陳述は終わりました。  なお,口頭陳述の申し出がありませんでした陳情第18号は認可保育所の整備・拡充を,陳情第19号は国に対して子育て保育に関する福祉予算の大幅増額をそれぞれ求める趣旨でありますので,御報告いたしておきます。  それでは,陳情3件及び報告1件について一括して当局の説明及び報告を求めます。  大下こども家庭局長。  局長,着席されたままで結構です。 174 ◯大下こども家庭局長 それでは,陳情3件,報告1件につきまして一括して御説明申し上げます。  なお,報告の説明に際しましては,100万円未満の数字は省略させていただきますので,御了承願います。  初めに,陳情第17号保育所待機児童数を正確に把握し,保護者の生活実態にあった,保育所整備を求める陳情及び陳情第18号認可保育所の整備・拡充を要請する意見書提出等を求める陳情につきまして一括して御説明申し上げます。  陳情第17号の1点目,児童福祉法24条1項の認可保育所を希望しつつも入所がかなわなかった保育所待機児童数を公表すること。2点目,認定を受けながら新制度のもと,どの保育施設も利用できなかった全ての人を保育所待機児童数として公表すること。3点目,上記1,2を踏まえた保育所待機児童数を明らかにした上で,保護者の生活実態に合った保育所整備計画を立てること及び陳情第18号の1点目,児童福祉法24条1項の市町村の保育実施責任を踏まえ,認可保育所の増設を中心に神戸市子ども・子育て事業計画を進めることについてでございます。  本市におきましては,国の待機児童の基準に基づき,市内の待機児童数を算出いたしております。支給認定を受け,入所を希望していたものの入所できていない児童数は690名であること,そして国の基準によりますと,特定施設を希望される方などが除外されるため,4月1日時点の待機児童数は13名であることを4月21日に公表させていただいたところでございます。  なお,入所できていない690名のうち562名の方が認可保育所を希望されておられたことを確認しておりますが,児童福祉法第24条では1項におきまして,市町村は保育を必要とする児童について保育所において保育を行うほか,第2項におきまして,認定こども園または家庭的保育事業等により必要な保育を確保するための措置を講じなければならないとされており,待機児童数についても認可保育所のみに着目するものではないと考えております。  本市におきましては,平成27年3月に策定した神戸市子ども・子育て支援事業計画に沿って,保育所だけではなく認定こども園や小規模保育事業などさまざまな施設や事業を活用し,潜在的な保育需要にも対応できる供給体制の確保を進めているところでございます。引き続き平成29年度末までの待機児童解消を目指して取り組んでまいりたいと考えてございます。  陳情第18号の2点目,現行保育施策における地方単独補助,保育料軽減策などは維持・継続し,現行水準を後退させず改善を図ることについてでございますが,本市では私立保育園の保育士の処遇改善を図るため,独自に給与改善費の補助を行うなど,従来より市単独の補助を実施しているところでございます。  市単独補助につきましては,国が定める公定価格における職員配置基準の改善や処遇改善など質的改善の状況を踏まえつつ,予算編成過程の中で検討を進めてまいりたいと考えております。  また,新制度における利用者負担につきましては,政令で定める額を限度として,市町村が世帯の所得その他の事情を勘案して定めることとされております。本市では新制度への円滑な移行を図るため,所得階層区分及び保育料につきましては基本的に従来の利用者負担をベースに設定することとしたところでございます。現在低所得世帯から高所得世帯まで全ての階層において市単独で引き下げを行っており,平成27年度予算におきましては,約26億円の保護者負担の軽減を図っております。  3点目,今ある小規模保育施設などの園庭確保,ビルの一室での安全な避難経路の確保などの充実を図ることについてでございますが,本市の小規模保育事業などの設備及び運営の基準につきましては,国基準を踏まえて策定いたしました神戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準等を定める条例におきまして規定しております。  まず,園庭の確保につきましては,小規模保育事業を駅前等の利便性の高い場所に整備できるよう,当該事業所の付近にある公園など園庭にかわるべき場所でも代替が可能であるとしております。公園等で代替する場合には,園舎から公園等への移動に当たり,職員体制や経路につきまして子供の安全の確保を徹底するよう指導を行っております。  次に,安全な避難経路の確保につきましては,耐火構造や避難経路など一定の基準を満たすことを義務づけており,それぞれの事業所が国基準を満たしていることにつきまして,認可申請時に確認しております。  また,国の通知では災害に備えるため避難消火訓練の実施,緊急時対応マニュアルの整備等に加え,実際の保育士の人数や保育士の設置機会も踏まえ,実用性の高い訓練となるよう,人員体制が手薄なときや午睡時といった避難に時間がかかる場合なども想定した訓練の実施を行うこととされております。  本市では,各事業所に対して国通知の周知徹底を図った上で,訓練の実施状況等につきまして監査の際に確認を行っております。本市では今後とも小規模保育事業所等に対する指導や監査等を通じまして,保育の質の向上や安全対策の強化に取り組んでまいります。  4点目,認可施設の保育の質の充実を図るために公定価格を引き上げるよう求める意見書を国に提出することについてでございますが,新制度におきまして,幼児教育・保育,子育て支援の量的拡大と質的改善を図るために必要とされます1兆円超の財源につきまして,消費税引き上げにより0.7兆円を確保することとされております。この0.7兆円を確保して実施する事項とされておりました職員の配置基準の改善や職員給与の増など質的改善事項につきましては,平成27年度から実施されているところでございます。  本市におきましては,6月25日の本委員会で御説明いたしましたとおり,平成28年度国家予算要望におきましても,恒久的な安定財源を確保し,さらなる質的改善に取り組み,公定価格に反映させるよう国に対して要望しているところでございます。  続きまして,陳情第19号国に対して,福祉予算の大幅増額を要請する意見書提出を求める陳情につきまして御説明申し上げます。  国におきましては,子ども・子育てをめぐるさまざまな課題を解決するため,今年度より子ども・子育て支援新制度を実施しており,必要となる財源を確保した上で,幼児教育・保育や地域の子育て支援の量の拡充や質の向上を計画的に進めていくことといたしております。  平成27年度予算におきましても,保育所等の教育・保育施設や児童養護施設の職員配置基準の改善や処遇改善がなされたほか,学童保育や病児保育の運営費が充実されております。  本市といたしましては,これまでも国に対しまして毎年度予算の充実を要望いたしているところでございますが,平成28年度予算編成に向けましても,先ほど申し上げました神戸市単独での要望も行っているほか,政令指定都市と合同で要望いたしております。  今後とも時期を捉え,国に働きかけを行ってまいります。本市といたしましては,子育てを社会全体で支えるまちの実現を目指して子ども・子育て支援の充実に取り組んでまいります。  続きまして,平成26年度神戸市各会計予算繰越し報告についてのこども家庭局所管分につきまして御説明申し上げますので,委員会資料の1ページをお開き願います。  1平成26年度神戸市一般会計予算繰越明許費繰越計算書でございますが,第4款民生費,第8項民生施設整備費で,総合福祉センター改修として1億1,600万円,保育所整備等として12億2,700万円を,第5款衛生費,第2項公衆衛生費で,母子保健情報システム改修として2,100万円をそれぞれ繰り越しいたしております。  現在未完了の事業につきましては,早期完了に向け努力しているところでございます。  3ページには,ただいま御説明させていただきました内容をまとめております。  以上,陳情3件,報告1件につきまして御説明申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 175 ◯委員長(大かわら鈴子) 当局の説明及び報告は終わりました。  これより質疑を行います。  まず,陳情第17号について御質疑はございませんか。 176 ◯委員(浦上忠文) ちょっと確認なんですけれども,局長が言われたときにほかのことを考えておりまして,ちゃんと私が聞いたんで合ってるのかなということだけ聞きたいんですが,この1番の認可保育所を希望しつつも入所がかなわなかった人が690名やというそういう解釈でいいんでしょうかね。562名がこの数に当たるんですかね。  まとめて言います。2番のどの保育施設も利用できなかった人が,これが13名やというんですかね,その辺ちょっと済みません。 177 ◯大下こども家庭局長 陳情項目の順番と,それから私が御説明申し上げた数字の順番が少し逆転してましたので,誤解を招いたかもわかりませんけれども,2の一番大きな数字が690です。それは陳情項目の2ですね,認定を受けながら,どこの保育施設も利用できなかった人,これが690人です。  それから次に562と申し上げましたのは,このうち調べまして,陳情項目1になりますけれども,認可保育所,要は児童福祉法21条1項の認可保育所を希望してたにもかかわらず入れなかった人,これが562です。さらに国の定義によりますと,いろんなものを差し引くので,最終待機児童は13になると,大きい順番からするとそうなりますけど,少し説明の順番を入れかえたところがありましたので,誤解を招いたかもしれません。  以上です。 178 ◯委員(浦上忠文) あとまたね,詳しいことは共産党の赤田委員がいろいろ質問すると思いますので,ちょっと確認なんですけれども,いろいろ562人おられたけれども,いろんなところに入りなさい,入りなさいと言ってるのに入ってないんやから,それを差し引いたら13やと,こういう解釈でいいんですか。 179 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 690人というのは,この4月1日時点で入所を希望していたのに入所がかなわなかった数ということでお答えした数字でございます。その690人のうち,その御希望の内容を確認して整理をいたしましたところ,例えば育児休業をとっていらっしゃる方とかあるいは特定の施設を希望されて──この施設のみということで希望されていたような方,そういった方は国の定義では待機児童から除外するということになっておりますので,そういった項目で除外をいたしました結果,この13人という数字が出てきたということでございます。 180 ◯委員(浦上忠文) 今大体流れはわかってきたんです。  例えば今,口頭陳述でおっしゃった方が自動車で行かないかんというふうなところも,ほんまはそこに行きなさいというのが国の指針やと,こういうことですか。 181 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 国の指針で御希望されているところよりも遠いところに行きなさいというふうな指針になっているということではございません。それは例えば近くに施設を御希望された方がそこはいっぱいだったといった場合に,ここではないけれども,例えば近くでこういったところがあいてるということの案内があったときに,行かれた場合には,そういった窓口ではこういったところはどうでしょうかという御案内をしているということでございます。 182 ◯委員(浦上忠文) とりあえず私はこれで終えておきます。あとお任せいたします。 183 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 184 ◯委員(赤田勝紀) この562人という数字なんですが,これは要するに陳情の1番の回答ということなんですけども,もちろん保育所に入れなかったけども今別の保育施設に入っている方も含めているのか,それとももうどこにも入れてないという方なのか,ちょっとそれを教えてください。 185 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 これは先ほど冒頭で申し上げましたように,この690というのは4月1日からの入所を希望していてどこの施設にも入れなかった方ということの数でございますので,もちろん保育所以外の施設も含めて入れなかった数ということで申し上げております。 186 ◯委員(赤田勝紀) だから,そこで気になるのは,仕方なしに他の保育施設に入らざるを得ないという方がここの数字には出てないということになるんですけども,それは計算上可能なはずなんですけども,それは出せませんかね,今。 187 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 いろんな御希望があると思います。第1希望でどういったところを希望されているのか,第2希望でどういったところを希望されているのか,それは申し込みをされるそれぞれでいろんな御事情があると思いますので,それが例えば第1希望でかなわなかったけど第2希望で入れたと,これが御本人の希望に沿わないものであるかということの判断は,ちょっと市のほうではできないというふうに思いますので,そういった数を出すというのはちょっと難しいと思います。 188 ◯委員(赤田勝紀) 前回の質問答弁の中で,認可保育所を第1希望にしながら入れなかった人が73%という数字があったかと思うんですけども,それをもとにすれば数字出るんじゃないですかね。 189 ◯委員長(大かわら鈴子) 答弁どうされますか。 190 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 前回の委員会で御答弁申し上げたその約73%と申し上げた分の数という御質問でよろしいでしょうか。  690の内訳としまして,保育所を第1希望で希望された方というのは501名でございます。それがパーセントにいたしますと前回御答弁申し上げたような73%ということになります。 191 ◯委員(赤田勝紀) どこにも入れなかったか,あるいは後からどこの保育施設も入れなかったのか,あるいはいずれかの保育施設に入ったかにかかわらず,やっぱりもともと保育をするところは保育所だったんだから,やっぱり保育所そのものをどれだけの市民が希望しているのかということは実態としてやっぱりしっかりとつかんでおくことが大事だというふうに思います。  それと,国の指針というか,指導に基づいてそういった数字を出されておられるんですけども,これね,ただ神戸市の独自の判断で待機児童対策として数字をきちっといろんな指標を出すことは当然可能なはずなんですよね。  先日,会派で東京の世田谷区のほうに行ってきましたけども,あそこは待機児童数がワースト何位というニュース出てましたけど,ここは保育園に入園できなかったために育児休業を取得したケースというのは待機児童数にカウントしてるというふうにお聞きしましたが,どういうやり方がいいかという問題は,ちょっと別に世田谷をまねろという意味じゃないんですけども,自治体独自でやっぱりしっかり決めるということが必要じゃないかと思うんですけども,その辺いかがでしょうか。 192 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 今育児休業の例を出されましたので,育児休業についてお答えさせていただきますと,これは先ほどの待機児童の定義の御説明の中で,国の定義では育児休業については待機児童から除外することができるということになっておる関係で,神戸市のほうではそれを除外して発表しているということでございます。  世田谷区のほうは,それを含めて発表されているというお話だったと思いますけど,それはそれぞれ自治体のほうでお考えもあると思いますけれども,特に神戸市のほうでそれを含めて,今までも育児休業については除外して発表しておりましたので,特にそれを含めて発表するということは考えておりません。 193 ◯委員(赤田勝紀) それはわかってるんやけども,要するに独自の判断でカウントの仕方というのは,それはもう変えることは当然可能でしょう。だから,やっぱり育児休業を入れるか入れないかという論点じゃなくて,やっぱり保育所に入りたくても入れないという,そういう実態というものをもっと鮮明にするという意味で──やっぱり待機児童数が余りにも今回発表された13人という数字というのは,これはもう数字のトリックとしか言いようございませんのでね,やっぱりこういうことで,これが結局は保育所必要ないんかなというような誤解を与えることになりかねません。ということで,こういうカウントの仕方というのは,要は問題があるというふうに思います。  それでね,実際この17号なんですけども,やむを得ず小規模保育や連携施設に入らざるを得ないという方が少なからずおられますが,これですね,現在小規模保育事業所の確保の状況についてお聞きしたいと思うんですが,連携施設にどれだけのお子さんが入れるようになってるのか,前回の質問の中でも努力してるような答弁ありましたけど,その途中経過を教えてください。 194 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 小規模保育施設の連携施設についてということでございますが,今小規模保育施設61ございます。そのうち連携施設で協定ができておりますのが37ということでございます。  今どんな状況かということでございますけれども,今まさにその調整中でございます。  連携施設につきましては,国の基準に基づきまして5年間の経過措置が設けられているというところでございますけれども,本市においてはできるだけ早く確保したいというふうに思っております。  その連携施設になります受け皿のほうですね,受け皿の施設については,小規模保育事業から優先的な利用枠をあらかじめ設けるということになっております。これについては,区役所の──今度来年の4月1日の新規入所に向けまして10月から申し込み受け付けを行うわけですけれども,それに先立ちまして小規模保育事業からその園の卒園予定の保護者に対しまして,受け皿施設確保できるところのあるところについては案内をするとともに,その施設の入園希望の有無を確認していると。その上で円滑な入園につなげようということをしておりまして,具体的に申しますと,今市と事業者それから区役所の間で連携状況の協議を行っております。協議が済んだ事業者から保護者に対して,自分のところはこれだけ確保できているという案内をしていただくということになっておりまして,そういった今調整を行っている最中ということですので,ちょっと具体的な数ということではまだ申し上げられません。 195 ◯委員(赤田勝紀) 現在で結構ですけれども,小規模保育園に入っておられる2歳児というのは何人おられるでしょうか。 196 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 61園の合計で約270名いらっしゃいます。 197 ◯委員(赤田勝紀) 結局来春卒園予定の270名ですかね,もちろん今後も2歳の入園してくる子もおられると思うので変動はあるかと思いますが,その確保の状況というのは定かじゃないと。つまり,たしか61の施設があって連携施設があるところは37だったと思うんですけども,その37の施設についても,これはそれだけにとどまりませんが,必ずしも2歳の子供たちを受け入れるだけの受け皿があるというわけではもちろんないんじゃないかというふうに思われるんですけども,どんな感じですか。 198 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 現状では,委員おっしゃいましたように61施設のうち連携施設の協議ができているところが37ということですので,今現状で,来年,現在2歳のお子さんが卒園した場合の受け入れ先が確保できているという状況にはありませんけれども,これは先ほど申し上げましたように,今その調整を行っているところでございますので,またその調整もしながらといいますか,連携施設についてはできるだけ確保できるように市としても協力していきたいというふうに考えております。 199 ◯委員(赤田勝紀) 結局この制度の非常に不安定で不安な気持ちにさせるという実態がそういう形でもあらわれてるのかなというふうに思うんです。  これは例えば1つの区内でも,例えば連携施設というのは同じ社会福祉法人のところというのが多いと思うんですが,系列の違うところとも連携組めるような,そんな組み合わせはできてるんですか。 200 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 今委員おっしゃいましたように,既に神戸市内で,例えば認可保育所を経営してるとか,そういったところがあわせて小規模事業を行われてるというところもございます。そういったところについては比較的連携はしやすいのではないかと考えておりますけれども,そういった系列といいますか,そういったところのない小規模事業者,こういったところについては,なかなか連携は難しいというのは事業者へのヒアリングでも聞いております。  そういうところで申し上げますと,やはりそういったつながりといいますか,そういったところを確保していくということが大事だと思いますので,これは神戸市のほうでも,その連携ができるようにバックアップ,協力をしていきたいというふうには考えております。
    201 ◯委員(赤田勝紀) そういったところを1つでも確保できたところはあるんですか。 202 ◯神谷こども家庭局子育て支援部担当課長 失礼します。  実際に昨年度とかですね,小規模事業所を展開するに当たりまして,こちらから少し御紹介させていただいて,実際に受け皿として設定がなされたというケースがあったことはあります。 203 ◯委員(赤田勝紀) どれだけの数あるのか──そこまでもういいですけども,たとえそういう組み合わせができたとしても,それが本当に子供たちにとっていいかどうかというのは,先ほど浦上委員の質問,意見の中でもあったと思うんですけども,遠かったら行けませんよね。大体保育園に通わせる御家庭というのは自分の家の住んでる周りとか,あるいは駅前というか,通勤圏のところに預けようとなるわけであって,それとは全然正反対の方向に行かせるわけにいきませんし,遠いところになったときに,家庭の事情で車で連れていくだとか,あるいは特別に交通費払ってというわけにもいかない場合があるでしょう。まして雨が降ったら,傘差して行けるかという問題ありますよね。そう考えると,このどういう組み合わせなのかというのは,連携施設組めたといっても,それが近くのところと組めてるというわけじゃないでしょう。実際には連携施設はあるけれども,それが区外をまたがってるケースだとか,あるいは同じ区内でも非常に離れてるというのがあると思うんですけども,そういったものも含めてトータルとして37施設が連携施設が確保されてるというそういう意味じゃないんですか,どうでしょうか。 204 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 連携施設の確保先について,特に距離的な制限とかそういうのがありませんけど,距離的に近いということも含めて,それはそれぞれの事業者のほうで連携施設を探していただいて連携していただいているというところでございます。 205 ◯委員(赤田勝紀) 結局そうやって組んでいくのも非常に苦労するんじゃないかなというふうにも思えてなりません。  ということで,待機児童に係るところからの質問の展開だったんですけども,やはり本当に入りたいという希望は,保育所に入りたいんだというところを,そこを数字で明確にして,そして整備の計画をしっかりと持つということが大事だというふうに思います。 206 ◯委員長(大かわら鈴子) 17号について,他に御質疑はございませんか。  (なし) 207 ◯委員長(大かわら鈴子) よろしいですか。  次に,陳情第18号について御質疑はございませんか。 208 ◯委員(赤田勝紀) 1点だけお聞きしたいと思いますが,この小規模保育園でお聞きするのは園庭の問題です。  つまり,園庭がないというのが,これがやっぱり選びたくない理由ですということを保護者の方からもよくお聞きしました。園庭がないところに対する対策というのか,やっぱり子供というのは遊びが仕事ですから,どういうふうにしてるのかというか,その辺いろいろ指針があったと思いますが,ちょっとその辺の基本的なことですけど。 209 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 先ほど小規模保育事業61園というふうに申し上げましたけれども,園庭が確保できているところが9カ所でございます。それ以外のところにつきましては,付近の保育園である,あるいは公園,そういったところを代替施設として指定をされているということでございます。 210 ◯委員(赤田勝紀) 付近といいましても,道路を挟んだりとかいろいろあると思うんですけども,安心・安全なところでなかったら非常にまずいわけで,そこら辺のところ,距離の問題というか,そういう規定はあるんでしょうか。 211 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 代替地の公園等につきまして,距離の規定はございません。 212 ◯委員(赤田勝紀) ということは,遠いところであっても規定から外れないということになりますよね。それでもやむを得ないというか,認めてしまうということになるんでしょうか。 213 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 距離の問題もございますけれども,園舎からの移動に当たっての安全確保というのも重要な観点であると考えております。  そういう意味では,神戸市のほうでは複数の職員を同伴させて,児童の安全が確保できるように指導しているところでございます。 214 ◯委員(赤田勝紀) やっぱりそういうふうに,後からのフォローというか,それだけでも結構職員の方も多分恐らく負担でしょうし,やっぱり園庭がないということ1つとっても,この小規模保育園というものの限界というのがやっぱりあるのかなというふうに思います。  以上です。 215 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 216 ◯委員(浦上忠文) ちょっと基本的なことの質問なんですが,例えばこういう4項目の陳情が出ておりますけど,私,詳しいことようわからんのですが,この神戸市保育運動連絡会というところから,まず皆さんのところに何かお話に来られて,それでこういう要望されて,いやいやもうこれは無理ですわということになって,ほんなら議会にお願いしようかということで出ておるのか,あるいはこういう要望もなしに,いきなりここに来てるのか,十分話し合い──もう1回順番に言いますね。よく話し合いをされてるのか,2つ目,話し合いをされるけれども,これは無理ですわということに常になってるのか,あるいは皆さん方も今すぐにはできんけど,こういうことはせないかんなと思っておられるのか,その3つで言うたらどれか,ちょっとお話しいただければ。 217 ◯小村こども家庭局子育て支援部長 この陳情については,事前にお問い合わせ等があったわけではございません。これが出てきて初めてということでございます。 218 ◯委員(浦上忠文) だからこういうお願いがあって話し合いか何かされて,皆さん方そう言うてはるけど,これは無理ですわということになっとんのか,これを見て,ほんまはこういうふうにしてあげたいなというところもあるけれども,それでももちろん数があるから,いろいろ仕事の中でこれは無理ですなということになってるのか,ほんまはこういうこともできるだけ,その認可保育所みたいなのをしてあげたいなと思う気持ちがあるのか,その辺はどうかということです。 219 ◯大下こども家庭局長 陳情項目の第1項ですね,24条1項の認可保育所をつくれという話は,先ほど御説明したようにそれだけじゃなくて,いろんな今方法がありますので,それで対応する。それから,2項目の予算,地方単独補助,それから保育料軽減とかですね,これも読み上げで少し説明させていただきましたけども,おっしゃることもごもっともですけども,予算の制約もありということで,我々として検討していきたいということで,それから先ほどの園庭の話はですね,国の基準でもって,どうしても小規模保育というのは都会に──それが便利だということで,自分とこでなかなか土地も高いから園庭確保できない,なので近所の公園でも構いませんよ,ただし安全を確保してくださいということになってます。それもおっしゃることは,もちろん子供の安全とか考えれば至極当然のことをおっしゃってますけども,我々は国の基準を条例で定めて守っている,しかもちゃんと指導もしているので御安心くださいということですし,それから最後の公定価格の話も,これも読み上げで御説明しましたけども,先生方のお力もかりながら,国に対してこれまでも要望していますし,28年度に向けても要望していくということでございます。  それをこういう形で事前に我々とすり合わせて,これはあかんから先生方に要望しようということではなくて,市会のほうに初めて出されて,我々もこれがその時点で初めて知ったと,こういうことになります。 220 ◯委員(浦上忠文) なぜ私は今ちょっとしつこくこういうことを申し上げたかというと,後ほど意見決定があるときの私たちの意見を心優しい大下局長や小村部長にお聞かせすることができませんので,本当はいろいろ思っておられるんでしょうけれども,頑張ってくださいということが言いたくてその質問をいたしました。  終わります。 221 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。  (なし) 222 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,陳情第19号について御質疑はございませんか。 223 ◯委員(赤田勝紀) 国に対して予算要望しているということなんですけども,こども家庭局として要望してきたことで成果が出たもの,あろうかと思いますが,その辺のところを教えてください。 224 ◯大下こども家庭局長 多岐にわたります。市の単独で要望したり,それから指定都市共同で要望したりというのがあります。今のところ,28年度に対して要望しているものもありますけど,今のところ27年度が直近の要望の成果ということになります。一番大きいのは,もちろんまだまだ不十分かもわかりませんけれども,子ども・子育て支援新制度が始まるに当たって,財源をちゃんと確保して,ボリュームもそうなんですけども,質の確保をしてほしいということで,例えば保育所の保育士の職員の配置基準,3歳児,20対1ですけども,それが15対1に改善されたり,それから処遇改善ということで,公定価格の中に保育士の処遇改善,給料アップですけども,その分が3%織り込まれたり,そういった大きな改善もありましたし,それからあわせて職員の配置基準の改善ということであれば,児童養護施設の,これも子供1人に対して職員何人というこれも大幅に改善されたと。それからこれもあれですけども,学童保育,これに関しましても,国として新制度の中で力を入れていこうということだったと思いますけれども,質の改善,それからボリュームの充実,これについてもかなりの改善をしていただいたと思っています。  我々としたら,国がそういう制度改善というか,ちゃんとベースを敷いてくれたので,それができるだけ有効に我々として確保できるようにきっちり事業をやっていくと,こういうことだと思っております。 225 ◯委員(赤田勝紀) いつも毎年6月の委員会のときに局の所管分で国へ要望を上げてるものについての報告がありますけども,今改善,実現されたものについて答弁いただきましたが,実現されていないものもありますよね。例えば乳幼児医療費の無料化の実現とか,それから教育・保育施設等の整備及び耐震・老朽改修のための財政措置だとか,それから教育・保育施設等に係る利用者負担の軽減,児童福祉施策の拡充等々あったと思うんですけども,これらについては要望されてるということだったと思うんですけども,実現できていないのはなぜでしょうか。 226 ◯大下こども家庭局長 これは神戸市だけではなく,全国的な問題です。例えば乳幼児医療の無料化についても,各都市でばらばらというのはおかしいでしょうと,ここまで世の中が来たんだから国の責任で実施してほしいと,こういうことを要望しています。国会でもそれは取り上げられて議論になっていると思います。  それから利用者負担の話も,これももちろん神戸市だけの話ではなくて,各都市がそれなりに地方単独の財源を使って利用者負担の軽減をしています。これも本来であれば国が少し利用者負担基準を下げてくれれば,地方単独の財源が浮いて別の事業にも,独自の子育ての事業にも使えるということで,我々としてはそれを国のほうに要望をもちろんしていますし,国としては何らかの検討ということで御検討いただいてると思います。  それからもう1つは,就学前の教育の無料化の話ですけれども,これも仄聞するところですけれども,国のほうでも今年度の予算に向けて検討されているということを聞いています。  そういう意味で,なぜかと言われると,それは国にも財政的な制約もありですね,いろんなことがあるんでしょうけども,地方の声は聞いていただいているものと思っております。 227 ◯委員(赤田勝紀) 国のほうで優先順位を上げていったらなかなか実現できないというのが実際はいろいろあるんじゃないかなというふうに思うんですけども,やっぱり市民が強く求めているものについては,これはしっかり要望していただくとともに,やっぱり神戸市独自に予算配分していくことが大切だというふうに思います。  以上です。 228 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。  (なし) 229 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,報告事項,平成26年度神戸市各会計予算繰越しの報告について御質疑はございませんか。  (なし) 230 ◯委員長(大かわら鈴子) では,この際,こども家庭局の所管事項について御質疑はございませんか。 231 ◯委員(赤田勝紀) 先ほど教育委員会の審査のときに朝倉さんからの陳情の中で教育長からは答弁があったんですけども,所管でこども家庭局所管の部分があるので,それについてお聞きしたいと思います。  幼稚園の問題で,幼稚園の閉園問題に絡んだ陳情だったんですけども,子ども・子育て会議のメンバーについてなんですけども,これは陳情者は,公立幼稚園の保護者が入っていないやないかと,公立幼稚園の代表も入っていないということで,これはおかしいんじゃないかと,他都市では各分野から入っているということを指摘がありましたが,これね,やっぱり市民の声をしっかり反映させていくと,まして今御存じのとおり公立幼稚園の閉園の問題については,きょうも後ろにまだ傍聴されてる方も──たくさんけさ来られましたけども,非常に重大な関心事でもありますので,やっぱりしっかりそういう代表者を加えるということ,これが絶対必要やと思うんですけども,その辺についていかがでしょう。 232 ◯大下こども家庭局長 子ども・子育て会議ですね,今も継続して審議いただいています。委員の構成はできるだけ各分野から入っていただこうということで,事業者,市民の代表,学識経験者,地域で活動される方,いろんな方に入っていただいています。  それで,公立幼稚園を代表する者が誰かということですけれども,それは教育委員会ということです。それから,今回公立保育所のことは議論になっておりませんけれども,公立保育所を代表するのは私どもこども家庭局ということになります。ちなみに民間であれば,私立幼稚園連盟の代表の方が入っていただいています。それから私立保育園連盟の代表の方も入っている。そういう意味で,それぞれを事業主体ということで捉えれば,私どもも含めて責任のある者が入っていると思っていますので,これは恐らく教育長も答えられたと思いますけれども,市立幼稚園の代表の人を改めて入れる必要はないと思っています。  それから少し補足ですけれども,子ども・子育てを経験した市民の代表者,これにも入っていただいています。そういう意味で,できるだけ広くの方をお聞きして審議をいただいているのが子ども・子育て会議でございます。 233 ◯委員(赤田勝紀) 大問題になってるので,市立幼稚園問題ね。公立幼稚園の代表者が入っていないと。これ,教育長の答弁では,たしか,教育委員会の担当者が子ども・子育て会議の事務局員として入っているからというようなそういった説明があったんですけども,それやったら意見も言えないし反映されないでしょう。それおかしい,見直すべきじゃないでしょうか。 234 ◯大下こども家庭局長 事務局員という言い方は少しあれかも──責任ある課長が入っています。私と同じ立場でこちらのほうに並んでいるわけですから,その点は問題ないと思っています。 235 ◯委員(赤田勝紀) もちろん教育委員会の担当者いうても立場が違うわけですから,やっぱり本当に市民のこの陳情者が言われてるのは保護者ですから,やっぱり公立幼稚園の保護者の意見がしっかり通るような委員の構成にならなければいけないというふうに思うんですよ。その辺見直していただけませんか。 236 ◯大下こども家庭局長 もっと言いますと,子ども・子育て支援事業計画というのがあります。それ自体は個々の保育所とか幼稚園を基本的な需要をアンケートでもってどれぐらいの潜在需要があるのか把握して,それをもってどれだけの施設を整備せないかんかというのを定めたのが子ども・子育て支援事業計画なんです。その中で具体的にその審議事項の中で,どれだけ整備するとかはあるんですけれども,個々の例えば市立幼稚園をどうするとか──公立幼稚園をどうするとかそういうことを議論する場ではなくて,今までどれだけの需要があって,どれだけのニーズに応えていくべきか,それをどの地域でどういう方法で整備していくか,これを27年度から5年間の間でどうしていく,これを決める会議であります。そういう意味で,少し陳情者が言われていた,ないしは委員が言われているのとは少し趣旨が違うのではないかと思います。 237 ◯委員(赤田勝紀) やっぱりこの会議の趣旨が,市民の思いと全然かみ合ってなくて,結局需要と供給のバランスという量の話から入っていくので今回のような矛盾が生まれてるということなんです。  やっぱりそういう意味で,いろいろ各界の代表を集めた話し合いの場というけども,それは市民が通らない方向でどんどん突き進められていっているということで,これはますます子育てにとって求められている施策と乖離していくんじゃないかというふうに思えてなりません。  以上です。 238 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 239 ◯委員(吉田健吾) 灘区の鶴甲にあります鶴甲児童館についてちょっとお尋ねしたいんですけれども,済みません,不確かな情報かもしれないんですけども,児童館自体が古い建物の中に入っていて,耐震性能の関係で,今後ずっとその場所で継続していくことは難しいんじゃないかなというふうなことを聞いたのですが,何か今御検討されているようなことはございますでしょうか。 240 ◯山田こども家庭局こども企画育成部長 確かに鶴甲児童館につきましては耐震化について課題がありますので,今後管理組合の総会におきまして,耐震の詳細診断を実施しないということが議決されたこともありまして,移転も視野に入れながら,現地における児童館の存続のあり方について検討する必要がありますので,そこでずっと続けるということにはなってございませんので,それを受けて今後児童館の存続も含めてどういうふうにするかということを検討してまいりたいと思っているところでございます。 241 ◯委員(吉田健吾) 現在みなと総局が所管している鶴甲会館で,地域全体から,また会館のことを含めたあり方を検討してるワークショップが現在続けられているというふうに聞いておりますので,そういったところにも少し話を聞いてみてはいかがかなというふうに思いましたので,質問させていただきました。  ありがとうございます。 242 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。  (なし) 243 ◯委員長(大かわら鈴子) 御質疑がなければ,こども家庭局関係の審査はこの程度にとどめたいと存じます。  当局,どうも御苦労さまでした。  委員の皆様に申し上げます。  それではここで,次の市民参画推進局が入室するまでの間,休憩とし,3時5分に再開したいと存じます。   (午後3時1分休憩)   (午後3時5分再開) (市民参画推進局) 244 ◯委員長(大かわら鈴子) ただいまから文教こども委員会を再開いたします。  それでは,これより市民参画推進局の審査を行います。  議案4件及び報告1件について一括して当局の説明及び報告を求めます。  岸田局長,着席されたままで結構です。 245 ◯岸田市民参画推進局長 市民参画推進局の岸田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは,座って説明させていただきます。  お手元にお配りしております文教こども委員会資料によりまして,議案4件,報告1件につきまして一括して御説明申し上げます。  1ページをお開きください。  予算第23号議案平成27年度神戸市一般会計補正予算のうち市民参画推進局関係分につきまして御説明申し上げます。  本件は,御影公会堂の耐震改修や老朽改修等に関する債務負担行為補正でございます。平成28年度当初より改修工事に着手できるよう今年度中に入札を実施するため,改修工事費といたしまして,平成27年度から28年度までの限度額を15億9,700万円に定めるものでございます。  2ページの参考資料をごらんください。  御影公会堂は,昭和8年の建設以来,各種集会を初め,結婚式場としての機能や文化的な活動の拠点として,長きにわたり市民に親しまれてきました。  しかし,築80年を超え,耐震性能が不足しているだけでなく,建物の傷みや設備の老朽化が進み,また,バリアフリーへの対応が不十分であります。そのため,耐震改修を含めた大規模な改修を行い,末永く市民に親しまれる集会施設として,その機能や外観などを維持していきたいと考えています。  予定しております主な工事内容でございますが,耐震改修工事を行うとともに,外装改修工事につきましては,外壁タイルを張りかえるなど,できるだけ現在の外観を維持しながら進めていきたいと考えております。  内装改修工事につきましては,床・壁・天井などを更新し,集会場の改修につきましては,2階・3階の椅子の取りかえ等を実施するとともに,バリアフリー対応の改修,電気・給排水・空調設備・外構工事をあわせて実施いたします。  債務負担行為補正額につきましては,先ほど申し上げましたとおり15億9,700万円となっております。  スケジュールにつきましては,今議会において債務負担行為補正の議決をいただいた後,今年中に建築工事業者の選定を行い,来年2月の議会において工事契約に関する議決をいただいた上で,平成28年4月から平成29年3月の1年間を工事期間とする予定でございます。この工事期間中においては,公会堂,地下の食堂とも休館させていただくことになります。そして平成29年4月に供用を再開したいと考えております。  3ページに移りまして,第63号議案町及び字の区域の変更の件につきまして御説明申し上げます。  本件は,宅地造成に伴うものといたしまして,4ページの次のページ,議案参照図に赤色で示しております北区山田町上谷上の一部を幸陽町3丁目に変更しようとするものであります。  7ページをお開きください。  第64号議案神戸市手数料条例及び神戸市印鑑条例の一部を改正する等の条例の件につきまして御説明申し上げます。  本件は,7ページから21ページが議案となりますが,22ページに参考資料をおつけしております。  22ページをお開きください。  1.概要でございますが,平成27年10月5日に施行されます行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律,いわゆるマイナンバー法において住民に交付される通知カード及び申請により平成28年1月から交付が可能となる個人番号カードの再交付手数料を定めようとするものであります。  また,個人番号カードを活用し,平成28年1月より新たに証明書コンビニ交付サービスを開始するため,コンビニエンスストア等に設置されているキオスク端末で発行する住民票の写し等の交付手数料を定めるなど関係規定を追加するとともに,証明書コンビニ交付サービスの開始に合わせ,平成28年2月末で証明書自動交付機を廃止するため,関係規定の削除及び関係条例を廃止するものでございます。  そのほか,個人番号カードの利用機会の拡充を図るため,区役所窓口等において個人番号カードで印鑑登録証明書が取得できる規定を定めようとするものでございます。
     次に2.改正内容をごらんください。  神戸市手数料条例の一部改正関係でございますが,条例第1条において,通知カードの再交付手数料を500円に定めようとするものであります。施行期日が27年10月5日となっておりますのは,マイナンバー法が27年10月5日に施行され,通知カードが住民に交付されるためでございます。  条例第2条において,個人番号カードの再交付手数料を800円に定め,住民基本台帳カード交付手数料の規定を削除し,キオスク端末での住民票の写しの交付手数料及び印鑑登録証明書の交付手数料を250円に定めようとするものであります。施行期日が28年1月1日となっておりますのは,28年1月より個人番号カードが住民に交付され,それに伴い,新たに住民基本台帳カードの発行を行わないためであります。また,住民票の写し及び印鑑登録証明書の交付を証明書コンビニ交付サービスにおいて行うためであります。  条例第3条において,証明書自動交付機の廃止に伴い,その関係規定を削除いたします。施行期日が28年3月1日となっておりますのは,証明書自動交付機を28年2月末で廃止するためでございます。また,キオスク端末での戸籍の付票の写しの交付手数料を250円,戸籍記録事項証明書の交付手数料を400円に定めようとするものでございます。施行期日が28年5月1日となっておりますのは,28年5月より戸籍の付票の写し及び戸籍記録事項証明書の交付を証明書コンビニ交付サービスにおいて行うためでございます。  次に,神戸市印鑑条例の一部改正関係でございますが,条例第4条において,キオスク端末で印鑑登録証明を受ける際,印鑑登録証を添える必要がない旨を規定し,窓口で印鑑登録証明を受ける際,印鑑登録証を添えるかわりに個人番号カードを職員に提示して申請することができる旨を規定するものでございます。施行期日が28年1月1日となっておりますのは,28年1月より個人番号カードが住民に交付され,印鑑登録証明書の交付を証明書コンビニ交付サービスにおいて行うためであります。  次に,条例第5条において,証明書自動交付機の廃止に伴い,関係規定を削除するものでございます。施行期日が28年3月1日となっておりますのは,証明書自動交付機を28年2月末で廃止するためでございます。  最後に,神戸市住民基本台帳カードの利用に関する条例についてでございますが,本条例は住民基本台帳カードの利用目的として,証明書自動交付機による住民票の写し等の交付を規定した条例であるため,証明書自動交付機の廃止により,同条例を廃止するものでございます。  23ページをごらんください。  第65号議案神戸市立区民センター条例の一部を改正する条例の件につきまして御説明申し上げます。  本件は,神戸市立葺合文化センター本館が耐震性能を満たさないため,本館機能を神戸芸術センターに暫定移転することに伴い,位置,施設及び利用料金を変更するとともに,神戸市立北区民センターの施設の一部の名称を変更するに当たり,条例を改正しようとするものであります。  26ページをお開きください。  神戸市立区民センター条例の抜き書きでございます。26ページが現行条例,27ページが改正案となっております。  まず,神戸市立葺合文化センターの位置でございますが,26ページでは神戸市中央区旗塚通4丁目4番1号を,27ページでは熊内橋通7丁目1番13号及び旗塚通4丁目4番1号に変更しようとするものであります。これは,本館を撤去し,本館機能を暫定的に熊内橋通7丁目にございます神戸芸術センターに移転させ,大ホール,大ホール附属室については,現在の場所であります旗塚通4丁目で引き続き運営していこうとするものでございます。  次に,別表第1(第4条関係)の葺合文化センターの施設でございますが,ごらんのとおり本館機能を暫定的に移転するため,一部施設を変更しております。  次に,北区民センターでございますが,老人コーナーという名称を談話室に変更しようとするものであります。  28ページをお開きください。  施設の利用料金でございますが,葺合文化センターそれぞれの施設の利用料金を29ページに定めております。  32ページをお開きください。  平成26年度神戸市各会計予算繰越しの報告のうち,市民参画推進局関係分につきまして御説明申し上げます。  なお,金額につきましては1万円未満を省略させていただきます。  平成26年度神戸市一般会計予算繰越明許費繰越計算書をごらんください。  第2款総務費,第1項総務費につきまして,住民記録システム改修に係る経費1億4,366万円を,第3款市民費,第1項市民費につきまして,総合福祉センター改修に係る経費のうち総合生活情報センターに係る経費6,233万円を,それぞれ工程調整のため繰り越したものでございます。  以上で,議案4件,報告1件につきまして御説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 246 ◯委員長(大かわら鈴子) 当局の説明及び報告は終わりました。  これより質疑を行います。  まず,予算第23号議案について御質疑はございませんか。 247 ◯委員(浦上忠文) 御影公会堂のことについてちょっと質問したいんですが,私がPTAの会長を務めさせていただいていた御影北小学校の一番東南の端でありまして,関心が深いので申し上げるのでありますが,気になるのが,ちょうど真ん中辺のですね,できるだけ外観を維持することにするというここでありますが,できるだけというたら,よほど変わっても,できるだけやろうとしたんやみたいなことも世の中にありまして,新しくなりましたと,もともとのデザインを利用しながら新しい感覚なんかなというそういう感じなんか,2つ目,今をきれいに掃除したらこんな感じですなというそういうものなのか,3つ目,かなり変わったものになる,だけどもとのデザインの要素だけは生かしてるというそういうものなのか,検討の過程で,どの辺の,何かパースみたいなんないんですかね,以上質問です。 248 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 私のほうからお答えさせていただきます。  基本的には歴史と伝統のある住民の方から愛されている御影公会堂のイメージを損なわないように,基本的には大きく変わったなという印象を持たないように,私どもは設計段階から工夫をするように考えてございます。  具体的には,やはり外観でまいりますと,縦に筋の入ったスクラッチタイルだとか,あとスチールのサッシだとか,そしてモルタルの窓飾りだとか,委員御存じのとおり,やはり御影公会堂のデザイン自体がもともと船のデザインを意識して,かなり窓ガラスのところだとか壁のところだとか,かなり工夫をしておるという状況ございますので,今申し上げましたとおり,できるだけそういう印象が変わらない部分のところをコストはかかりますけれども,特注で注文したりだとかそういう工夫を凝らして,基本的には皆さん方,愛される姿をそのまま印象として残るようなそういう工夫をさせていただいてるということで御理解をお願いしたいと思います。 249 ◯委員(浦上忠文) もうあとはあれこれ申しませんが,皆さんのセンスを信用いたしまして,いいものをつくっていただけるようお願い申し上げます。  ありがとうございました。 250 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑ございませんか。 251 ◯委員(吉田健吾) 済みません,この御影公会堂なんですけれども,感覚として非常に高額な費用を費やすということになると思いますが,これは私自身は神戸市のこの建物を残していくんやというふうな意気込みであるというふうに思います。昨今,歴史的な古い昭和の建物がどんどん壊される中,こういうふうに残していただくことは非常に重要かなと思いますが,いま1度神戸市のこの建物を今後どういうふうな位置づけで管理していくのかというのを教えていただきたいと思います。 252 ◯岸田市民参画推進局長 費用が高額になってしまいましたのは大変申しわけなく思っております。ただ,耐震改修ということで,大幅に1年間休館して,工事をしなきゃいけないというようなことと,それから,かなりこれまで大規模な改修工事をやってきておりませんでしたので,またバリアフリーというようなこともありまして,こういう要素が非常に重なりまして,お金がかかってしまったということでございます。  ただ,地元に愛される施設として,これからも末永くかわいがっていただきたいと思いますので,そういう決意でもって改修工事をやりまして,市民に引き続き使っていただけるようにしていきたいと思っております。  以上でございます。 253 ◯委員長(大かわら鈴子) よろしいですか。  他に御質疑ございませんでしょうか。  (なし) 254 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,第63号議案について御質疑はございませんか。よろしいですか。  (なし) 255 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,第64号議案について御質疑はございませんか。 256 ◯委員(たけしげ栄二) コンビニエンスストアで住民票とか印鑑証明がとれることはいいと思いますが,私は以前から実は皆さんじゃないけどあるところでよく言ったのは,特定郵便局というのがありますよね。特定郵便局は近所の人が非常になじんだところです。ここをどうして使わないのか,実は不思議に思っています。  もう1つは,そこへ何か配線したりするのにお金が大分かかるのかどうか,どっちがどう負担するのかよくわかりませんけれど,私にすれば,やっぱりそういう地元でなれた特定郵便局をもっと活用すべきだと思っておりますがいかがでしょう。 257 ◯岸田市民参画推進局長 御指摘のように,郵便局というのは地域の皆様に大変愛され,親しまれている施設だと考えております。ただ,コンビニにつきましては,国のほうでも,そういうのができるようにシステムとして用意をされているような状況もありますので,比較的安価に今回コンビニ交付ができるということでございますので,また郵便局のほうから,そういうお話が具体的に出てくるようでありましたら,検討はさせていただきたいと思います。  以上でございます。 258 ◯委員(たけしげ栄二) 私は地域のことを考えれば,コンビニも非常に結構だと思う。だけどなかなか行きにくいし,どういうことか,もう行ったことないのでわからないけど,やっぱり地域としては,そういう特定郵便局が皆さん使いやすいんだろうと思う。それは非常に高くつくのかどうなのか,ちょっと教えてもらいたい,そこでするとしたら。 259 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員のほうから御質問ございました郵便局やコンビニ交付するためのポイントといたしましては,郵便局側のほうがマルチコピー機と言われるコンビニ交付の機械を,まず導入する必要の部分が大きくございます。  実は,今回御説明申し上げているコンビニ交付につきましては,住基カードを使ってる段階からコンビニ各事業者が参加してきておったわけなんですけれども,そのコンビニ各事業者も参加したくてもなかなかすぐに参加できないというお話があったやに聞いております。といいますのは,マルチコピー機自体がコンビニエンスストアにありますコピー機そのものを置きかえて置くということになりますので,通常コピー機のどうしましても切りかえるサイクル,例えば5年だとか数年だとかそのサイクルに合わせて,新しいコピー機を入れるかわりにコンビニ交付の対応をできる機械を入れないといけないという部分がありまして,どうしましても各事業者ともそのタイミングを待たないとなかなか入れれなかったというふうにお伺いしておりますので,郵便局の場合にありましても恐らくそういった──郵便局でコピー機がどれぐらい普及してるか,ちょっと存じ上げませんけれども,そういうふうな投資の部分,そして,各店舗に設置される部分以外に,インフラといたしまして回線の部分だとかそういった部分の投資を郵便局さん自体が投資する価値があると考えるかどうか,そこら辺が非常に大きなポイントなのかなと仄聞しておる次第でございます。  ただ,私どもといたしましては,先生お話しされましたとおり,できるだけやはり市民の方の利便がどうなのかという観点で,こういうふうな仕組みとかを進めていきたいというふうに──ベースは国のほうが仕組みをつくっておるわけなんですけども,私たちの考え方としましては,そういうふうに利便性を高めるということで,もし郵便局が参画していただけるならば,それに見合った我々のほうの対応とか,どういう対応ができるのか,あるいはPRができるのかということを考えていかなければならないのかなというふうに思ってございます。 260 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 261 ◯委員(赤田勝紀) この条例で再交付のことが出てるんですけども,再交付ということは,平たく言えばカードを紛失した場合には手数料が必要やと,そういう意味ですね,これ。 262 ◯岸田市民参画推進局長 当初の発行につきましては,個人番号カードにつきましては無料でございますけれども,なくされたというようなことで再交付ということであれば,お金を頂戴するということになります。 263 ◯委員(赤田勝紀) なくすというのはね,なくしたことをすぐ気づけばいいけども,気がつくまでに相当時間かかるという場合もありますよね。こういう個人番号カードいうのを,どれだけ頻繁に使うものなのかなという疑問あるんですよ。だから余り使わなくなるときに,もうしばらくはっと思い出してね,なくしたってことを思い出して,それで再交付するという間に,この期間の間に,セキュリティーの問題で,個人情報の問題でどういうことになるのかなということを,非常に心配な感じがしてならんのですけども,それ1つ。  それからね,これ意見。もう1つは,これ再交付で申請する場合ですけども,例えば事情があって役所に行けないという人おられますよね。それ代理が出せるって聞いたんですけど,それちょっとどうなんですか。 264 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 御質問の中で,再交付の申請手続のときに御本人が行けない場合,当然御病気のケースだとかそういうケースはあろうと思いますので,そういったケースには,それがわかるような書類を出していただければ代理の方に申請していただいて取り扱うということは可能だというふうに考えてございます。  それと,セキュリティーの部分でございますけれども,基本的には先ほど御説明させていただきましたコンビニ交付もそうなんですけれども,マイナンバーカードを使って何らかのサービスを個別に受けるケースにつきましては,多くの場合が暗証番号登録をしてございますので,その暗証番号を使って初めてサービスを受けるような仕組みになってございますので,仮に第三者がカードを拾って何かに活用しようと思った場合に暗証番号がわからないとその操作ができないという仕組みになってございますので,一定そういう意味ではセキュリティーが担保されているのではないかというふうに思います。  ただ,しかしながら,カードをやはりなくされたことが気づかれたら,速やかに届け出等をしていただいて,そういうふうにしていただければ悪用ができないような仕組みも整えてございますし,また今回のカードにつきましては,どういった形で利用していたのかということが後で御本人が調べようと思ったらパソコン等で調べられる仕組み等もできてございますので,そういった意味では今までのカードに比べますと,抑止力という言葉が適切かどうかわかりませんけども,一定担保できるようなそういう仕組みになっておるものと理解してございます。 265 ◯委員(赤田勝紀) これは例えば御病気等々で役所に行けないという人の場合,代理の方というのは親族でなくても構わないように聞いてるんですけども,それどうなんですかね。 266 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 それは親族の方とか同居とかという縛りはございません。 267 ◯委員(赤田勝紀) 縛りがないということはどんなケースがあるのかなというのは余り言うたら切りがないんですけども,やっぱりその辺のところ,不安材料かなと思っています。  それからもう1つは,すぐにカードを申請してすぐに家に届くのではなくて,一旦区役所に行かないけないでしょう。あるいはたくさん来られるからいうことで特設会場を設けるという話なんですけども,この体制についてどういう準備をしてるのか,その辺ちょっとお聞かせ願えますか。 268 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員御質問の手続の件なんですけれども,基本的にはカードについて郵便で申請をしていただいて,それで受け取りに来るときに特設会場のほうに来ていただくということで考えてございます。  議員言われましたとおり,手続面で市民の方もなれておられませんし,あるいは我々職員のほうもなれてるかどうかという部分,そして区役所で行いますと,区役所の経常業務にその部分が乗っかってまいりますので,かなり窓口が混雑するのではないかというふうに私どももいろいろ頭を悩ませて考えまして,それで今回区役所とは別に特設会場を設けるような形で考えております。  そして,特設会場の取り扱い,取りに来ていただく時間につきましても,通常の区役所が閉まっておる時間帯につきましてもあけるような形にしてございますので,できるだけ今後カードの交付の部分につきましては,正確には所管は企画調整局になりますけれども,企画調整局と連携しながら,そういう特設会場のPR,時間とかそこら辺の部分につきまして,市民の方に使っていただきやすいように私ども努力してまいりたいというふうに考えております。 269 ◯委員(赤田勝紀) この特設会場ってたしか12カ所だったと思うんですけども,臨時のアルバイトの方ですかね,そういう方を雇われてやられるということで,かなり大きな規模になるんじゃないかと思うんですが,これ本人確認をするのに何というんですかね,間違うというか,そういうことないんでしょうか。 270 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員言われました受け取りの際の本人確認につきましては,基本的には写真入りの公的な機関が出しております証明書,具体的にはパスポートだとかあるいは運転免許証,そういったものが代表例になりますけども,そういったものできっちり御本人かどうかを確認した上で渡すというルールになってございますし,この部分につきましては国のほうからも厳しく取り扱いにつきまして決められておりますし,私ども組織として十分共有してまいりたいというふうに思ってございます。  特設会場におきましても,私どもの職員なり再任用職員なりそういう行政経験のあるものを極力配置するようにして,そういうふうな議員言われるような心配がないような形で運営をしていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 271 ◯委員(赤田勝紀) きのう議案質疑でも取り上げましたけども,情報漏えいというのは100%完全に起こらないものではないという答弁もありましたし,この制度は拙速に進めるべきでないというふうに思います。  以上です。 272 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑ございませんでしょうか。  (なし) 273 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,第65号議案について御質疑はございませんか。 274 ◯委員(浦上忠文) ちょっと確認なんですけど,今の葺合文化センターありますね,昔の葺合区役所ですかね。これ,大ホールがかわると,それで耐震や何やいう話をされてたんですが,要するに葺合文化センターは,あの場所にもう1回建てるんですか。 275 ◯岸田市民参画推進局長 とりあえず暫定で本館機能を新神戸の芸術センターのほうへ移すということで,その後のことについてはまだ未定でございます。その間に検討させていただくということでございます。 276 ◯委員(浦上忠文) ホール移しますよね。移して,その機能したから葺合文化センターが要るんか要らんかは検討するという話ですよね。いつごろまでに検討するとかそういうのはあるんですか,あるいは検討するいうことは,もうせえへんということなんか,それもうはっきり言うていただいたらええかと思います。 277 ◯岸田市民参画推進局長 そういう点も含めてまだ全く決まっておりませんので,検討をさせていただくということでございます。 278 ◯委員(浦上忠文) 私はね,余り関係のないことなんですが,私はね,毎年ここに議員がおるんです,なかなか論の立つ議員で28年,30年ほど議員やってるAというイニシャルから始まる議員の新年会に──中央区選出の──きのうもマイナンバーはこんなんでええのかと質問してた人ですわ。あの人に呼ばれて,いつも新年会に行ってるんです。なかなかこれええ場所やな,それでもうそこにふさわしい人が集まってきて,何かいかにも葺合らしいですな,中央区の下町言うたら失礼ですけど,それらしい1つのええとこで,その方から,前質問してたと思うんですが,もうなくなるならなくなる,なくならんならなくならん,検討するいうてもいつまでに検討するぐらいのことを決められたらどうかと思うんですが,いかがですか。 279 ◯岸田市民参画推進局長 とりあえず暫定5年ぐらいということで今回新神戸のほうへ本館機能を移転するということを考えておりますので,その5年の中で検討していきたいというふうに思っております。 280 ◯委員(橋本 健) ちょっと今の,しばらく暫定期間の間,芸術センターでということなんですが,あれフロアを異にして民間さんがされてる会議室等々存在することになるんですか。 281 ◯笹井市民参画推進局文化交流部長 芸術センターにつきましては,民間のほうでやられてるところでございますので,そこにワンフロアをお借りしてそちらに移転するという形になります。 282 ◯委員(橋本 健) 前回少しだけ問い合わせさせていただいたんですけども,同じ建物で同じ場所に立地していて同じような設備で,一方は公的な会議室というか,貸し部屋があって,一方は民間で貸し部屋があって,当然料金の差って出ますよね,当然に。となると,前も少しだけお話しさせていただいたんですが,その差というか,みんなそら公的なほうを使いたくなるだろうし,使えるものであれば。となってくると,本来使ってた人たちが使えなくなる可能性は出てくるだろうし,そういった心配というのは解消できるのかどうか,お答えいただけますか。 283 ◯笹井市民参画推進局文化交流部長 実際使ってみないとわからない部分はあるんですけれども,現在の芸術センターさんの貸し会議室のほうですね,聞きますと,そんなに今御利用されてないというふうにお聞きしておりますので,そういった分での御迷惑をおかけするというようなことはないかなというふうには考えてございます。 284 ◯委員(橋本 健) 僕もね,決して結論持ってるわけじゃないので,すごく恐縮なんですけども,例えばあの場所であの金額で借りれるならみたいな話になってきたときに,すごく集中する可能性があるんじゃないかなと思ったのが1点と,あとですね,じゃあそのときに,今まで使ってきた人たちには当然使えるようにしてあげなきゃならないという心理はよくわかるんだけども,逆にその人たちだけ使わせるというのも変な感じがしないではないですね,一般的に平等に使えるようにということで。ですので,そういうことが起きたときの対応というのかな,ちょっとまたしっかりと御検討いただきたいという要望だけにさせていただきたいと思います。ちょびっとだけ心配しています。よろしくお願いいたします。 285 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。 286 ◯委員(赤田勝紀) 本館は暫定5年間芸術センターに移転するということなんですけども,もとあったところというか,そこは結局耐震性の問題もあって一旦更地にするということですね。ということは,この更地の部分の持ち主,これは神戸市ということでいいんですか。 287 ◯岸田市民参画推進局長 大ホールの部分は残りますけれども,本館の部分を撤去いたしますので,そこの部分は更地になります。土地は神戸市の土地でございます。 288 ◯委員(赤田勝紀) となると,この条例ですけど,条例で住所が変更されるのですが,何も今のもとの住所というかな,これは別に条文上残しておいても別に弊害ないと思うんですけども──これは残ってるのかな,残してるんやね,失礼。  それで,私が聞いてますのは,逆にあそこの新神戸のとこやね,芸術センターについて遠いというのを聞いてますし,それからやっぱりもとあるところというのはなくしてほしくないというお話を聞いておりますが,今後の検討についてはどういう方法で行われるのか,何か市民の意見を取り入れるようなそういう会合を持つのかどうか,その辺はどうなんでしょうか。 289 ◯岸田市民参画推進局長 近くであればよかったんですけれども,なかなか探しているようなものの物件がありませんで,あの場所になったというところが実情でございます。  今後の検討方法につきましては,それもまだこれから考えさせていただきたいと思います。 290 ◯委員(赤田勝紀) 多分恐らく地域の皆さんどうなるんだろうという思いはお持ちになられるというふうに思いますけども,この新しいところについてなんですけども,ここの利用,ここは芸術センターは民間ですから,そこを神戸市が契約をしてそこを本館の機能として使うということですけども,利用料金も表を見させていただきましたが,この利用料金というのは,これはもちろん芸術センター側の都合によって,例えばそこの契約料というか,家賃というか,それがもし上がった場合ですけども,これ当然影響しますよね,その辺どうなんでしょうか。 291 ◯笹井市民参画推進局文化交流部長 現在提案しております料金につきましては,現在の葺合センターの時間・平米当たりの単価をそのまま芸術センターの広さの会議室等の面積で掛けてございますので,基本的には料金は一緒でございます。  芸術センターさんのほうの御都合で料金を上げた場合という御質問でございますけれども,その辺につきましては,そういったようなお話はまだ聞いてございませんので,その際にまた検討させていただきますけれども,この考え方からいたしますと,現況をなるべく維持したいというふうに考えてございます。 292 ◯委員(赤田勝紀) そちらのもちろん思いとしては,それは上げたくないという思いだと思うんですけども,それは芸術センター側がどういうふうに出るのかというのも,それも全く読めない状況ということですね。 293 ◯笹井市民参画推進局文化交流部長 現況は一応5年間ということでございますので,その金額で今契約をさせていただいておると,暫定の期間はということでございます。 294 ◯委員(赤田勝紀) やっぱり一番安心なのは,低廉な利用料金で,多くの皆さんに喜んで使っていただけるようにするには,やっぱりもとあるところ,ここに戻って,そこを葺合文化センターとして今後も改修してやっていくということがやっぱり必要だというふうに思います。  以上です。
    295 ◯委員長(大かわら鈴子) 他に御質疑はございませんか。  (なし) 296 ◯委員長(大かわら鈴子) 次に,報告事項,平成26年度神戸市各会計予算繰越しの報告について御質疑はございませんか。  (なし) 297 ◯委員長(大かわら鈴子) では,この際,市民参画推進局の所管事項について御質疑はございませんか。 298 ◯委員(諫山大介) 当局がかかわっております神戸国際フルートコンクール,あり方検討されて保存の動き高まっていると報道等々聞いております。現在の当局の動き,もしくは市民の動き,簡潔に教えていただければと思います。お願いします。 299 ◯笹井市民参画推進局文化交流部長 財政当局のほうから御指摘ございまして,市民への還元,それから市民への広報,それと実際財政負担の問題というようなことを課題がございますが,それにつきましては局内部で検討もしてございます。  あと,市民の方の動きということで,今そういう続けていこうという形での応援団という形と,それから望む会という2つの団体がございまして,それぞれ活動をされておるような状況でございます。  また,フルーティストの方を実際お呼びしてボランティアで演奏会を行って,その浄財をまた寄附をするとか,そういったようなことも考えておられるようでございますので,我々としましてもできるだけ御協力しながら,なるべく続けていけるような形でできたらというふうに考えてございます。  以上です。 300 ◯委員長(大かわら鈴子) よろしいですか。  他に御質疑ございませんでしょうか。  (なし) 301 ◯委員長(大かわら鈴子) 御質疑がなければ,市民参画推進局関係の審査はこの程度にとどめたいと存じます。  当局,どうも御苦労さまでした。  委員の皆様におかれましては,市民参画推進局が退室するまでしばらくお待ち願います。 302 ◯委員長(大かわら鈴子) それでは,これより意見決定を行います。  まず,予算第23号議案平成27年度神戸市一般会計補正予算の本委員会所管分については,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」の声あり) 303 ◯委員長(大かわら鈴子) それでは,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,第63号議案町及び字の区域の変更の件については,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」の声あり) 304 ◯委員長(大かわら鈴子) それでは,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,第64号議案神戸市手数料条例及び神戸市印鑑条例の一部を改正する等の条例の件については,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」「異議あり」の声あり) 305 ◯委員長(大かわら鈴子) 各会派の御意見が分かれておりますので,これよりお諮りいたします。  それでは,原案を承認することに賛成の方の挙手を求めます。  (賛成者挙手) 306 ◯委員長(大かわら鈴子) 挙手多数であります。  よって,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,第65号議案神戸市立区民センター条例の一部を改正する条例の件については,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」「異議あり」の声あり) 307 ◯委員長(大かわら鈴子) 各会派の御意見が分かれておりますので,これよりお諮りいたします。  それでは,原案を承認することに賛成の方の挙手を求めます。  (賛成者挙手) 308 ◯委員長(大かわら鈴子) 挙手多数であります。  よって,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,第73号議案神戸市立洞川教育キャンプ場条例の件については,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」「異議あり」の声あり) 309 ◯委員長(大かわら鈴子) 各会派の御意見が分かれておりますので,これよりお諮りいたします。  それでは,原案を承認することに賛成の方の挙手を求めます。  (賛成者挙手) 310 ◯委員長(大かわら鈴子) 挙手多数であります。  よって,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,第74号議案神戸市立学校設置条例の一部を改正する条例の件については,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」「異議あり」の声あり) 311 ◯委員長(大かわら鈴子) 各会派の御意見が分かれておりますので,これよりお諮りいたします。  それでは,原案を承認することに賛成の方の挙手を求めます。  (賛成者挙手) 312 ◯委員長(大かわら鈴子) 挙手多数であります。  よって,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,市立幼稚園の再編に関連いたします陳情第8号,陳情第11号,陳情第14号,陳情第16号,陳情第23号,陳情第24号及び陳情第26号について各会派の御意見をお伺いいたします。  自由民主党さん。 313 ◯委員(吉田健吾) 自由民主党です。  本陳情は,市立幼稚園の閉園の撤回中止また延期を求めるものですが,平成22年4月の市立学校園のあり方懇話会以来,市立幼稚園のあり方について議論されてきました。少子化の影響もあり,約6割の園で各学年単学級編制になるなど適正な規模での集団保育が困難になってくることなど,私立幼稚園との連携をしながら就学前児童の保育を充実させていく必要があります。公立幼稚園の果たすべき役割は理解しており,その機能を失うわけにはいきませんが,一定の再編はやむを得ないと考えます。  一方で,通園希望の保護者の方々や地域の方々の理解が得られなければ,全ての計画はうまく実施できません。また,須磨区の1園延期のように,保護者にとって検討の時間がほとんど残されていない事案も起こり得るということで,迅速かつ丁寧な説明を行い,保護者の方々,地元の方々の理解が得られることが必要だと考えます。  3会派合同で,区民の選択肢が急激に減少することのないように激変緩和措置を講じることを要望させていただきましたが,教育委員会もそれに応えて対応するという答弁でしたので,本陳情は審査打切とさせていただきます。  以上です。 314 ◯委員長(大かわら鈴子) 公明党さん。 315 ◯委員(沖久正留) それぞれの園によって事情も異なりますけれども,主たる陳情趣旨につき一括して意見表明とさせていただきます。  先ほども自民党さんがおっしゃったように,平成27年3月に策定された神戸市子ども・子育て支援事業計画において,市内の幼稚園の定員数が幼稚園での教育を希望する子供の数を大きく上回り,供給過剰な状況が示されています。特に9割近くが私立幼稚園に通っている一方,残り1割の通う市立幼稚園においては,その約6割の幼稚園で各学年単学級となっており,適正な規模での教育が困難となってきており,今後少子化がさらに進み,ますますその比率はふえてくるとのことでありました。  そうした中,このたびの市立幼稚園の再編については,このような状況を踏まえ,私立幼稚園との役割分担を図りつつ進めていこうとするものであり,着実に取り組まざるを得ないと考えています。しかしながら,ここに至ってさまざまな声が上がってくるなどから,関係者の十分な理解を得ているとは言いがたく,また唐突感も否めない状況だと考えています。そこで,このまま手続を進めるのではなく,もっと十分な理解を得るために全力を傾けることを私どもあるいは自民党さん,民主こうべさんとも共同して求めてまいりました。それに対しては先ほど一定の配慮をするとのことでありました。  そこで,おのおのの幼稚園の歴史的背景や地域の状況等はさまざまだとは思いますが,さらに丁寧に皆さんの理解を得るように努めることはもとよりですが,今後についても閉園後の跡地の利活用については,今の利用状況にも配慮するとともに,子育て施策やまちづくり,地域交流等の観点から皆さんに貢献,喜んでもらえるようなビジョンを検討・提示していただきたい。また一方で,今回の再編を契機に人材や施設等を生かし,総体的に質の向上に資するように取り組むことなどの要望を付して,陳情は審査打切とさせていただきます。  以上です。 316 ◯委員長(大かわら鈴子) 日本共産党さん。 317 ◯委員(赤田勝紀) 私自身,説明会の傍聴にも行ってきましたけども,参加された皆さんの御意見から公立幼稚園の値打ち,また現在指導されている先生方の教育実践の質の高さ,そして地域の中での存在の大きさを強く感じてきました。きょうの口頭陳述の中でも,少人数だからこそできるそういった幼児教育もあるんじゃないか,そしてまたお互い近いところに子供たちが住んでいる,だからこそ地域の中でかかわり合って地域とともに子育てができるというか,育ち合うことができるといったそういった御意見,そしてまた幼稚園に通わせるということによって保護者として初めて社会に出る場が自分たちの地域の幼稚園である,公立幼稚園であるといった貴重な御意見もいただきました。きょうお越しになられていない幼稚園の方々も含めて,閉園せずに存在を強く願っているんだなということを確信したところです。  また同時に,子育てに必要な他の種類の教育施設というのは,わざわざ現在ある幼稚園を使う必要はないものであります。自治体が就学前の発達段階の子供たちの成長と発達に責任を負うならば,閉園という選択肢はあり得ません。全て採択です。 318 ◯委員長(大かわら鈴子) 維新の党・民主党さん。 319 ◯委員(住本かずのり) 維新の党・民主党合同議員団でございます。  陳情16号からちょっと説明させていただきます。  安心して子育てできる環境を市は責任を持ってつくらなければならないとは確かに思っています。しかし,我が会派としては,公から民へ,また行財政改革の観点から,全体的な市立幼稚園の見直し計画の方向性については異論はありません。  したがって,公立幼稚園閉園計画の要旨から考えると,陳情要項3以下はちょっと別の案件だと考えますので,この陳情を不採択としたいと思います。  16号以外に関しましては,我が会派としては先ほど申しましたように,公から民へ,また行財政改革の観点から,全体的な市立幼稚園の見直し,計画の方向性についてはある程度仕方がないとは思っております。  しかし,第1期計画,つまり平成29年度閉園の幼稚園においては,7月に告知を実施して9月末募集締め切りの幼稚園も多い中,保護者の混乱や地域の動揺も大きく,地域,保護者に与える影響が大きいと考えております。特に北区の幼稚園や須磨区の2園は地域のコミュニティーの場にもなっており,地域住民の理解が得られていないと聞いております。地域のコミュニティーの場が市立幼稚園また公立小学校ほか地域センターにしっかりと移るよう,また閉園による混乱をできるだけ少なくし,告知時期を周知徹底させるために全体計画を1年先延ばしすることはできないかと考えております。  また,地域の理解を得られ不安を解消するために,同時に2園閉園する区──須磨区・東灘区・垂水区においては,1園の閉園をさらに1年間おくらせることはできないかということを久元神戸市長並びに雪村教育長にも要望書を提出しております。  よって,この陳情に関しては審査打切とします。 320 ◯委員長(大かわら鈴子) 民主こうべさん。 321 ◯委員(藤原武光) 民主こうべです。陳情7件について一括意見表明をしたいと思います。  今回の再編で住民の皆様方から,あるいは関係者の皆様方からさまざまな陳述をいただきました。それぞれ委員会とのやりとりの中でもありましたように,人口減少と少子化社会,すなわち幼稚園を取り巻く状況の大きな変化,これを踏まえて出されてきたというふうになりました。  そこで,議論の中で私も主張いたしましたことも踏まえて検討いただけるということもあり,公立幼稚園の機能の役割,センター的な役割をさらに充実すること,あるいは私立幼稚園との合同研修によって質の向上等も行う,あるいは公私格差の是正も,これは教育であり,あるいは保護者負担も明確に年度も出され,その是正に努めること,あるいはこの行財政改善の中の切り捨てだけではなくして再投資も行うと,こういうふうにも検討されると思います。  また,廃園の後の今後のことについてもさまざまな角度から,さらに地域のコミュニティーの再生も含めて検討をいただけるんではないかと,こういうふうにも思います。なお,3会派で申し入れたことについて教育委員会としては受け入れ,激変緩和も行うと,こういう表明もありました。  しかし,住民の皆さん方,関係者の皆さん方との十分なお話し合いについては,まだこれから行うべきだと,こういう立場も踏まえまして,この陳情7件については審査打切としたいと思います。 322 ◯委員長(大かわら鈴子) 浦上委員。 323 ◯委員(浦上忠文) 採択をお願いいたします。  理由はですね,行財政改革の視点から再生見直しするんやというふうな考え方が果たして教育なんかの分野でもあり得るのか,民間に任せられることは民間に任せたらええんやということが本当にそんなに正しいことなんかということは,大いに議論する必要があると思います。  20年ほど前に横浜市と広島市に視察に行ってまいりましたが,横浜は御存じのように公立幼稚園がありません,さっきも局長言うておりましたが。そういう例もあるからという例を引くことも,これまた首をかしげるんでありますが,広島は非常に公立幼稚園の多いところでありました,当時。公立幼稚園というものは民間の幼稚園を引っ張っていく公の役割というのがあるということをある園長さんが教えてくださって,そうやろうなと思います。たくさん選択肢のある世の中がいいと思いますが,1割ぐらい公立幼稚園が神戸にあるということは,公というものに力を入れながら,そしていろんな施設で大都市を形成してきた神戸市としていい考えじゃないかとずっと思っておりました。今回の陳情の出された皆さんの熱い思いを踏み締めながら,どうか残していただきたいと思います。  ところで,1つ当局に質問なんですが,採択と不採択と継続と打ち切りいうのがありますよね。傍聴されている方々で打ち切りいうのはどういう意味かわからん人もあるかと思うので,説明できたらちょっとしていただけませんかね。不採択と打ち切りがどう違うんやということ,誰か知ってる人がおったら,誰かおらへん。(発言する者あり)  賛否を示さへんのが打ち切りか。賛成でも反対でもないと。 324 ◯委員長(大かわら鈴子) よろしいですか。  以上のように,まず陳情第8号,そして陳情第11号,陳情第14号,陳情第23号,陳情第24号及び陳情第26号についての各会派の御意見は採択と審査打切の2つに分かれております。  本日結論を出すことについては意見が一致しておりますので,これよりお諮りいたします。  まず,これら6件の陳情について採否を決するかどうかについてお諮りいたします。  これら6件の陳情の採否を決することに賛成の方,念のために申し上げますと,採択または不採択を主張される方は挙手願います。  (賛成者挙手) 325 ◯委員長(大かわら鈴子) 挙手少数であります。  よって,陳情第8号,陳情第11号,陳情第14号,陳情第23号,陳情第24号及び陳情第26号は,いずれも採否を決しないことに決定いたしました。  したがって,審査打切となりました。  以上のように,陳情第16号についての各会派の御意見は採択,不採択,審査打切の3つに分かれておりますが,本日結論を出すことについては意見が一致しておりますので,これよりお諮りいたします。  まず,本陳情について採否を決するかどうかについてお諮りいたします。
     本陳情の採否を決することに賛成の方,念のために申し上げますと,採択または不採択を主張される方は挙手願います。  (賛成者挙手) 326 ◯委員長(大かわら鈴子) 挙手少数であります。  よって,陳情第16号は採否を決しないことに決定いたしました。  したがって,審査打切となりました。  次に,陳情第17号保育所待機児童数を正確に把握し,保護者の生活実態にあった,保育所整備を求める陳情について各会派の御意見をお伺いいたします。  自由民主党さん。 327 ◯委員(吉田健吾) 自由民主党です。  陳情第17号についてですが,児童福祉法や平成27年3月に策定した神戸市子ども・子育て支援事業計画に沿って,認定の保育所のみならず認定こども園や小規模保育事業などのさまざまな施設を活用し,潜在的な保育需要にも対応し,供給体制確保に努め,平成29年度末までに潜在的待機児童を含めた解消を目指して取り組んでいるという当局の説明を了とし,不採択といたします。  以上です。 328 ◯委員長(大かわら鈴子) 公明党さん。 329 ◯委員(沖久正留) 前回も同様の趣旨の陳情が出されたと思いますが,まず神戸市において国の基準に基づいて待機児童を算出しており,今年度は昨年度と同じ基準と比較して100人の待機児童解消を図っており,13人になった結果をまずは素直に評価すべきだと思っております。別に何の裏わざやトリックがあるわけではないはずです。何よりも,いかにできる限り保護者のニーズに合わせ待機児童の解消に努めるかだと思います。  したがって,待機児童数については単に認可保育所のみに着目すべきではないと思います。というのも,前回も申し述べましたけれども,神戸市はこれまでも待機児童解消に取り組む中,特に国の子ども・子育て支援新制度開始に合わせて,認定こども園などを初め積極的に待機児童解消に努めてきた結果だと思っております。  中でも待機児童の多い3歳児未満の受け皿としての小規模保育を中心とした地域型保育の事業展開が果たした貢献度も大きいのではないかと考えるからです。幾ら国の予算がつくとはいえ,事業主体はあくまで自治体次第であり,運営できる事業主の協力も当然不可欠となってきます。その中で,国の制度も活用しつつさまざまな施設や事業を通じて,また知恵を出して受け皿を確保していくことがまずは肝要であると考えております。当然今後も潜在的需要に対応していくとともに,さらなる利用者の支援充実に努めていくよう,こちらも求めていくつもりであります。  よって,本陳情は不採択とさせていただきます。  以上です。 330 ◯委員長(大かわら鈴子) 日本共産党さん。 331 ◯委員(赤田勝紀) 結論は採択です。  認可保育所の増設をこれは待機児解消の基本にするべきです。認可保育所に入りたくても入れないというこの実態,これに正面から神戸市は向き合って整備を急ぐべきです。  以上です。 332 ◯委員長(大かわら鈴子) 維新の党・民主党さん。 333 ◯委員(諫山大介) 当会派にとり子育て問題は最大関心事の1つであり,正確な待機児童数の公表については不可欠と考えます。  他方,待機児童に関する定義などについては国の基準もあるが,国の基準だけで地域全体の細かいところまで実態が把握できるかは問題があることも承知しております。  しかし,今回当局が詳細な説明を行ったことを評価し,今後とも個別家庭や地域の実態に沿った政策・施策を実行されることを希望します。  よって,陳情は不採択とさせていただきます。 334 ◯委員長(大かわら鈴子) 民主こうべさん。 335 ◯委員(藤原武光) 民主こうべ,陳情第17号について。  既にお話ありましたけども,待機児童の解消が最大の課題だということだと思います。神戸市もお話ありましたように,平成29年度末,待機児童解消ということの方針と目標を掲げて取り組むと,こういう表明もされてます。待機児童の数が問題ということではなくして解消が問題だというふうに思います。  新たな子ども・子育て支援制度もスタートいたしまして,さまざまな選択ということになっております。それらを踏まえますと,この陳情については不採択としたいと思います。 336 ◯委員長(大かわら鈴子) 浦上委員。 337 ◯委員(浦上忠文) 私は採択を主張いたします。  社会でも人生でもいろんな問題でも理想は高く持って,しかし,ここまでは届かんけど,これぐらいにしようかと。実際私だってもうちょっと新しい家で大きい家に住みたいなという,これは認可保育所みたいなもんですよね。でもそこまでいかんけど今ので我慢しておこうかと。先に大きい目標を持つことによって,人生とか社会の進んでいくのに励みが出てくると。そういう意味では,こういう陳情は認めてあげたらどうかが私の意見であります。 338 ◯委員長(大かわら鈴子) 以上のように,各会派の御意見は採択,不採択2つに分かれておりますので,これよりお諮りいたします。  本件を採択することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) 339 ◯委員長(大かわら鈴子) 挙手少数であります。  よって,本件は不採択とすることに決定いたしました。  次に,陳情第18号認可保育所の整備・拡充を要請する意見書提出等を求める陳情について各会派の御意見を伺います。  自由民主党さん。 340 ◯委員(吉田健吾) 自由民主党です。  陳情第18号についてです。  神戸市では私立保育園の保育士の処遇改善を図るため,市単独で独自の補助を出しており,また,保育料についても同様に市単独での引き下げを行っていること,また小規模保育施設の園庭確保や安全な避難経路の確保についても指導を行っており,国基準を満たしていることを確認しております。また,平成28年度国家予算要望において,恒久的な安定的財源の確保をし,さらなる質的改善に取り組み,公定価格に反映させるよう国に対して要望されていることから,不採択とさせていただきます。 341 ◯委員長(大かわら鈴子) 公明党さん。 342 ◯委員(沖久正留) 主として陳情趣旨については先ほどの陳情第17号への意見と同じですけれども,さらに加えて,保育所の保育士の処遇改善や保育料の保護者負担軽減を市単独として実施していること,また小規模保育事業などの園庭の確保や安全対策などについては認可申請時に担保するとともに,さらに定期的な指導,監査等を通じてチェックしていること,さらに国においても新制度のもと,量的拡充,質的改善を図るための財源を一定確保されている中,市としても国に対し恒久的な安定財源による質的改善,公定価格への反映を要求しております。  そういったことから,本陳情は不採択とさせていただきます。 343 ◯委員長(大かわら鈴子) 日本共産党さん。 344 ◯委員(赤田勝紀) 採択です。  待機児の解消にはいろんな手段を講じるだけの知恵というのはあるはずです。それと,先ほどの私の質疑の中でも感じたことなんですけども,小規模の保育園においては園庭がないところがほとんどです。公園で間に合わせるというところについても,園から近いかどうかということについては何の規制というか,規定もないというのが実情であります。  安心・安全に子供たちがしっかり遊び場を確保するということがとても大事だと思うんです。公立保育所の施設整備,そして運営費への国庫補助を復活することも必要であり,また全ての保育施設で保育の質の維持・向上を図れるように予算を確保すべきと考えます。 345 ◯委員長(大かわら鈴子) 維新の党・民主党さん。 346 ◯委員(諫山大介) 認可保育所については,保育士や施設に対する支援等につき,市当局が国の政策を上回る内容の施策を実施していると理解しております。子育ては国の将来にかかわる重要な問題であり,市当局は現在の方針に従い,子育ての施策をさらに充実させていくことを希望します。  よって,陳情は不採択とさせていただきます。 347 ◯委員長(大かわら鈴子) 民主こうべさん。 348 ◯委員(藤原武光) 民主こうべ,陳情第18号です。  4つぐらいの陳情内容ですが,いろいろとお聞きをしてみますと,例えば勤続年数にもよるんですけども,7年以上になってきますと17万円ぐらいの市の単費の補助もしてると,これは給与改善のことですけども,平成26年度の決算では4億2,600万円ぐらいだというふうにお聞きをしております。  あわせまして,国の新制度に基づく利用者負担,それぞれお話しあって政令で定められるわけですけども,神戸市の場合はトータルですけども平均25%の軽減をする,こういうふうにもされているわけです。また,保護者への負担の軽減も書かれておりますけれども,約26億円と,こんなふうにお聞きしております。  それから,小規模保育所のこと,いろいろとございました。確かにそういう懸念もありますので,立入調査なんかもやられるようですので,しっかりとそこは神戸市も指導することと,そして運営する保育所の方々への訓練もされているようですから,やっていただくというようなことも含めて実施をされております。  そういったことを含めますと,この陳情については不採択としたいと思います。 349 ◯委員長(大かわら鈴子) 浦上委員。 350 ◯委員(浦上忠文) 採択を主張いたしますが,1つ不思議なのは,ほかの党のことをあれこれ言うなと言われるかもしれませんが,この陳情の中の項目について神戸市が今よくやっておられる,よくやっておられると言うんであれば,それになお上乗せするので,これ採択して何の差しさわりがあるのかということを思うんですが,要らんことを言って皆さんがにらんでおりますので,これぐらいにとどめておきますが……(「各会派への意見は言わないように。」の声あり)  だからそれを承知の上で言うとるんですが,これをやってるやってると言って何で不採択になるということに首をかしげるという意味でちょっと申し上げたということです。  以上でございます。 351 ◯委員長(大かわら鈴子) 以上のように,各会派の御意見は採択,不採択2つに分かれておりますので,これよりお諮りいたします。  本件を採択することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) 352 ◯委員長(大かわら鈴子) 挙手少数であります。  よって,本件は不採択とすることに決定いたしました。  次に,陳情第19号国に対して,福祉予算の大幅増額を要請する意見書提出を求める陳情について各会派の御意見をお伺いいたします。  自由民主党さん。 353 ◯委員(吉田健吾) 自由民主党です。  陳情第19号について,平成28年度予算編成に向けて神戸市単独で国に対して要望を行っていること,またほかの政令指定都市とも合同で国に対して要望を行っていることから,本陳情は不採択といたします。 354 ◯委員長(大かわら鈴子) 公明党さん。 355 ◯委員(沖久正留) 陳情趣旨のうち子育て・保育の分野に関して申し述べさせていただきます。  もともと子育て支援施策につきましては,今まで国としても少子化対策を重要な問題として認識して積極的に取り組んできており,先ほども申し述べましたけれども,このたびも子ども・子育て支援新制度において必要な財源を確保し,量の拡充,質の向上を図っています。また,神戸市においても毎年予算を増額して子育て施策の充実に努めてきており,国へもさまざまな機会を通して要望してきております。  今後につきましても,私たちのさらなる国への要望の求めに対しても積極的に行っていくとのことでありますので,この陳情につきましても不採択にさせていただきます。 356 ◯委員長(大かわら鈴子) 日本共産党さん。 357 ◯委員(赤田勝紀) 採択です。  2015年度の政府予算は,昨年の消費税増税による景気の悪化で国民生活が深刻な影響を受けているにもかかわらず社会保障を一層削減し,大企業減税と軍事費の拡大を進めるものであり,国民生活を犠牲にしています。  自然増削減による社会保障の連続大改悪を中止し,拡充に転換し,子育て支援の充実や子供の貧困の打開を進めていくべきだと考えます。 358 ◯委員長(大かわら鈴子) 維新の党・民主党さん。 359 ◯委員(諫山大介) 福祉予算の増大が国のみならず地方自治体にとっても最大の問題の1つであります。このため国は消費税を引き上げて対処するとともに,地方自治体も財政困難の中,非常に努力を払っているものと理解しております。  特に神戸市は,ほかの政令指定都市とともに国への働きかけを強める一方で,特別自治市への移行を図っています。このような方針は極めて適切であり,この方針を維持していただきたいと思います。  以上により,陳情は不採択とさせていただきます。 360 ◯委員長(大かわら鈴子) 民主こうべさん。 361 ◯委員(藤原武光) 民主こうべ,陳情第19号。  この陳情は一般的なんですけども,大体夏ごろに国の概算予算を決めるために各関係機関がそれぞれ財務省に向けて,これは予算を組むところですけども,我々厚生労働省ですが,既にもうお話ありましたように,市単独でも,あるいは20都市が一緒になってということで大運動としても既にやっております。社会保障と税の一体改革という大きな国のテーマの中でどう予算を確保していくかと,随分苦労されていろんな場面でやられてることも拝見しております。  こういうこともありますので,改めてこれを採択して何かするということではない,必要がないと思いますので,不採択とします。 362 ◯委員長(大かわら鈴子) 浦上委員。 363 ◯委員(浦上忠文) 採択を主張いたします。  理由は,この陳情の内容に大いに賛同するからであります。  以上。 364 ◯委員長(大かわら鈴子) 以上のように,各会派の御意見は採択,不採択2つに分かれておりますので,これよりお諮りいたします。  本件を採択することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) 365 ◯委員長(大かわら鈴子) 挙手少数であります。  よって,本件は不採択とすることに決定いたしました。 366 ◯委員長(大かわら鈴子) 本日御協議いただく事項は以上であります。  本日の委員会はこれをもって閉会いたします。  お疲れさまでございました。
      (午後4時17分閉会) 神戸市会事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. No reproduction or republication without written permission. ↑ ページの先頭へ...