3ページをごらんください。
西部下水処理場北系整備でございますが,昭和40年に供用を開始した
西部下水処理場は耐用年数を迎え,施設の老朽化が進んでおります。また,高度処理の導入や施設の耐震化を図る必要があるため,
北系水処理施設の築造工事に着手いたします。
浸水対策でございますが,平成27年度は重点地区の1つである西区玉津町において,雨水幹線の整備に本格的に着手し,浸水被害を低減いたします。
4ページをお開きください。
下水道管渠の布設・改築更新でございますが,下水道管渠は高度経済成長期に集中的に布設しており,今後,改築・更新時期を迎えるため,計画的な改築・更新を進めることで,事業費の平準化と下水道施設の保全を図ります。
(2)高齢者・障がい者が安心・豊かにくらせるまちづくりの推進をごらんください。
安心・快適なまちづくりといたしまして,病院周辺の道路にリハビリに活用できる
健康増進器具等の設置を検討するなど,
ユニバーサル歩道整備事業計画の見直しを行うともに,公園においては,地域の状況やニーズに応じて健康ベンチ等の設置を進めてまいります。
5ページをお開きください。
2.市民が元気で働けるにぎわいのある街,(1)観光交流とスポーツ・芸術・文化のまちづくりの推進でございますが,わくわくする動物園として,アミメキリンの購入や旧
ハンター住宅周辺の整備など施設改修を実施し,魅力向上を図ります。
また,公園の魅力アップ調査といたしまして,東遊園地のさらなる活性化を目指し,都心のオアシスとしてふさわしいサービスの提供や新たな魅力づくりについて調査を行うとともに,少子・高齢化などの社会情勢の変化や市民ニーズの多様化により,機能の見直しが必要な身近な公園について魅力アップを図るための調査を行います。
(2)すべての人に優しい交通網の整備でございますが,街路事業の推進といたしまして,神戸三田線等において
道路拡幅工事等を引き続き進めていくとともに,夢野雪御所線においては,人に優しく,市民が憩える空間となるように,歩道に桜並木や休憩スポットなどを整備してまいります。
また,
自転車モデル都市の実現といたしまして,東灘区の鳴尾御影線及び長田区の国道28号などにおいて,自転車レーンの整備を行います。
6ページをお開きください。
(3)地域の資源を活かしたまちの再生でございますが,
中部処理場跡地利用では,公募により跡地を活用する事業者及び事業内容を決定し,平成28年度の敷地全域での供用開始を目指します。
3.世界に誇れる夢のある街では,(1)神戸のさらなる飛躍に向けた都心の再生といたしまして,都心の活性化を図るため,三宮中央通り及びサンクンガーデンにおいて,音楽ライブやマルシェなど,にぎわい創出に向けたモデル事業を実施するとともに,市民や沿道企業等の意見を取り入れながら,ニーズの把握やハード・ソフト面の課題を整理し,地下公共空間のあり方を検討してまいります。
続きまして,7ページをお開きください。
2.
建設局所管歳入歳出予算総括表をごらんください。
以下,計数につきましては,100万円単位で御説明をさせていただきます。
建設局全体の歳入は,表の左側最下段の合計欄にございますように677億3,700万円,歳出は表の右側最下段の合計欄にございますように931億9,500万円でございます。
10ページをお開きください。
一般会計の歳入予算について御説明を申し上げます。
第14
款分担金及負担金1億9,800万円は
道路整備費負担金等を,第15
款使用料及手数料55億1,400万円は道路占用料等を,第16款国庫支出金37億500万円は道路・公園及び河川の整備等に係る負担金を計上いたしております。
11ページをごらんください。
第17款県支出金3億2,600万円は道路及び河川事業に係る負担金等を,第18款財産収入10億2,100万円は市有林に係る貸地料等を計上いたしております。
12ページをお開きください。
第19款寄附金4,100万円は
公園緑地事業等に対する寄附金を,第20款繰入金2億1,200万円は
環境事業基金繰入金等を,第22款諸収入6億1,600万円は土木事業に係る受託収入等を計上いたしております。
13ページをごらんください。
第23款市債33億8,200万円は起債承認見込額でございます。
16ページをお開きください。
歳出予算について,御説明を申し上げます。
第9款土木費,第1項土木総務費54億3,000万円は,建設局職員の職員費,
一般事務経費等の土木総務費,宅地の保全等の
宅地開発指導費でございます。
17ページをごらんください。
第2項道路橋梁費28億1,900万円は,
放置自転車対策経費等の道路橋梁費,街灯の
維持管理経費等の街灯費,私道舗装に対する助成金等の私道対策費でございます。
18ページをお開きください。
第3項
道路橋梁整備費82億7,600万円は,将来道路計画調査に係る経費等の調査費,
広域幹線道路対策費,19ページに参りまして,県道改良等の道路改良費,道路の維持補修の道路補修費,橋梁の改修等の橋梁整備費,歩道・
自転車歩行者道の整備等の
交通安全施設費,道路掘削跡の復旧工事等の受託工事費でございます。
20ページをお開きください。
第4項公園緑地費51億6,000万円は,公園の
維持管理経費等の公園街路樹費,再度公園の
維持管理経費等の
六甲国立公園費,相楽園等の管理経費の
有料公園等管理費でございます。
21ページをごらんください。
第5項
公園緑地整備費22億900万円は,公園の整備に係る公園整備費,
六甲山森林整備の推進等のみどりの聖域推進費,花のまち神戸の推進費等の緑化推進費でございます。
22ページをお開きください。
第6項河川砂防費12億7,200万円は,河川関連施設の維持管理等の河川管理費,
都市基盤河川改修事業等の河川改修費,
自然災害防止事業等の治山砂防費でございます。
23ページをごらんください。
第10款都市計画費,第4項街路事業費23億9,600万円は,山手幹線等の整備を行う街路築造費でございます。
24ページをお開きください。
第13款教育費,第11項社会教育費8億1,600万円は,王子動物園の施設改修等を行う動物園費でございます。
25ページをごらんください。
第14款災害復旧費,第1項災害復旧費100万円は,
土木施設災害復旧費でございます。
26ページをお開きください。
債務負担行為は,平成27年度
既成宅地防災工事貸付損失補償等でございます。なお,参考といたしまして,
都市整備等基金による平成27年度
公共用地取得事業を掲げております。
28ページをお開きください。
続きまして,駐車場事業費について,御説明を申し上げます。
歳入予算でございますが,第1款事業収入9億5,000万円は
駐車場使用料等,第2款繰入金1億3,000万円は一般会計からの繰入金,第3款繰越金1,000円は前年度からの繰越金でございます。
30ページをお開きください。
歳出予算でございますが,第1
款駐車場事業費5億3,500万円は,三宮駐車場等の管理運営経費でございます。
第2款諸支出金5億4,300万円は,
公債元利償還予定額等の繰出金でございます。
31ページをごらんください。
第3款予備費200万円は,
駐車場事業予備費でございます。
33ページをお開きください。
続きまして,
下水道事業会計について,御説明を申し上げます。
1.業務の予定量でございますが,(1)事業量として,下水及びし尿処理量と汚水中継量及び雨水排除量を,また(2)に建設改良事業の概要を記載しております。
34ページをお開きください。
2.収入支出一覧について,御説明を申し上げます。
(1)収益的収入及び支出でございますが,第1
款下水道事業収益が367億4,400万円,第1
款下水道事業費が365億9,500万円でございます。なお,経営収支は欄外に掲げておりますが,当年度の純損失は5億3,100万円となっております。
次に,(2)資本的収入及び支出でございますが,第1款資本的収入が148億9,400万円,第1款資本的支出が271億3,600万円でございます。
35ページをごらんください。
3.予算実施計画の説明でございます。
(1)収益的収入及び支出のうち,ア収入でございますが,第1
款下水道事業収益,第1項営業収益250億4,900万円は,下水道使用料,使用料減免に伴う他会計負担金,
雨水処理補助金,受託工事収益でございます。
第2項営業外収益115億9,500万円は,
受取利息及配当金,他会計補助金,国庫補助金,長期前受金,雑収益でございます。
第3項特別利益1億円は,
一般会計補助金の返還金でございます。
36ページをお開きください。
イ支出でございますが,第1
款下水道事業費,第1項営業費用321億6,800万円は,管渠・処理場・ポンプ場などの維持管理費,受託工事費,水洗化促進費,
使用料徴収費等の業務費,
維持管理部門職員の給料等の総係費,減価償却費,資産減耗費でございます。
第2項営業外費用39億4,900万円は,
支払利息及企業債取扱諸費,消費税,雑支出でございます。
第3項特別損失4億4,700万円は,
過年度損益修正損,
固定資産除却費等のその他の特別損失でございます。
第4項予備費は3,000万円でございます。
37ページをごらんください。
(2)資本的収入及び支出のうち,ア収入でございますが,第1款資本的収入,第1項企業債75億9,000万円,第2項国庫支出金38億7,200万円は,建設改良費の財源に充当する収入でございます。
第3項他会計繰入金5億9,700万円は,企業債の元金償還金などに充当する一般会計からの繰入金でございます。
第4項財産収入1,800万円は,基金収入でございます。
第5項雑収入28億1,600万円は,工事負担金及び雑収入でございます。
38ページをお開きください。
イ支出でございますが,第1款資本的支出,第1項建設改良費162億7,500万円は,処理場及びポンプ場の建設費,汚水及び雨水の幹枝線布設費,
流域下水道事業費,施設改良費などの
処理施設等整備費でございます。
第2項基金造成費20億3,300万円は,
下水道事業基金の造成費でございます。
第3項
企業債等償還金87億9,700万円は,企業債の元金償還金及び国庫返還金でございます。
第4項予備費は3,000万円でございます。
39ページから42ページにかけましては,平成26年度及び平成27年度の予定貸借対照表及びその注記を掲載しております。
43ページにはキャッシュ・フロー計算書を,44ページには債務負担行為,45ページには企業債,一時借入金,予定支出の各項の経費の金額の流用,他会計からの補助金,たな
卸資産購入限度額を記載しております。
なお,47ページから63ページにかけまして,一般会計及び
下水道事業会計の工事計画表を掲げておりますので,後ほど御参照ください。
続きまして,予算関連議案3件につきまして,御説明を申し上げます。
65ページをお開きください。
第28号議案神戸市都市公園条例の一部を改正する条例の件につきまして,御説明を申し上げます。
参考資料により概要を御説明いたしますので,71ページをお開きください。
1.趣旨でございますが,
神戸総合運動公園野球場は,現在,管理許可により民間事業者が管理運営を行っておりますが,附随する
野球場北駐車場等についても野球場と一体的に管理し,より効率的に運営できるよう,神戸市都市公園条例の一部を改正しようとするものでございます。
2.主な内容でございますが,
野球場北駐車場及び第2球技場について,野球場と同様,管理許可により管理を行う公園施設に変更いたします。
3.施行期日は,平成27年4月1日でございます。
72ページをお開きください。
第29号議案神戸市自転車等の放置の防止及び自転車駐車場の整備に関する条例の一部を改正する条例の件につきまして,御説明を申し上げます。
80ページをお開きください。
1.趣旨でございますが,
市立自転車駐車場等の適正な管理と利便性の向上を図り,自転車等の放置の防止を促進するため,
市立自転車駐車場内の不正使用に対する自転車等の撤去要件及び自転車駐車場の附置義務に関する規定等を改正しようとするものでございます。
2.主な内容でございますが,(1)
市立自転車駐車場内の不正使用対策につきましては,
市立自転車駐車場内に不正に駐車している自転車について,撤去等の措置を講じことができる旨の規定を追加いたします。
(2)撤去した自転車等の保管費用の免除措置につきましては,事前に盗難届が警察に提出された場合には,撤去された自転車等の保管費用を免除する規定を追加いたします。
それでは,最後にもう1点,この河川の管理について,1点最後に質問をさせていただきます。
東灘区には天上川という川が流れております。私の住む深江には高橋川という川も流れております。どちらも2級河川です。ここの川の中にイノシシがいて,きっと点検とか補修の際に,川の中に入るときには,相当警備をしなければいけないのではないかなと思います。実際に私が見たときも,ガードマンさんをつけて,この橋の下とかそういう擁壁の点検をしている状況をよく目にしたことがあります。これは,建設局さんだけの問題ではありません。このイノシシなどの有害鳥獣を駆除する産業振興局農政部であるとか,あるいは環境局であるとか,保健福祉局と他局にまたがる話でありますが,あの状態を一体いつまで放置するんだろうかということは,多くの人たちが,あれを見てて疑問に思うんですね。また,一部の人が,もうあのイノシシは自分たちでは生きていけないんだからという形で,禁止されている餌づけをいまだに公然とやり続けているわけですね。私は,やっぱりあの川の中にイノシシが落ちてもう出られないんであれば,早期にあのイノシシを川の中から出さないと,点検とか補修がちょっとそれがせいでおくれるということがあってはならんと思います。
また,逆に,あそこまで──最初2頭落ちたやつがふえて,今10数頭になっちゃってるんですけども,もう随分の期間あそこにいますので,例えば,補殺をするということになると全国から非難を浴びて苦しい立場にも立つと思うので,例えば,王子動物園には国外の動物を中心に展示してありますけども,身近な動物として,あそこから救い上げたイノシシ全部じゃなくても,そのうちの何頭かを王子動物園に展示して,身近なイノシシはこんな危険な動物だからというのを子供たちに教える教材に役立てるよと,そういう論理構成のもとに,あの川のイノシシを川から出したほうがいいと思うんですけど,いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
26 ◯畑建設局下水道河川部長 御指摘のとおり,東灘区の山手付近を中心に結構イノシシの問題が出ておりまして,私も実際に天上川のほうでイノシシと出会いまして,そのあたりではイノシシのことをいろいろ生態を研究されてるグループの方ですとか,神戸市のそれなりの組織もございますので,その辺といろいろ情報交換をさせていただきながら対策を考えております。川の段差がございまして,やはりイノシシ,一旦下におりたら,なかなか川を上がることができないというような点も一部では御意見をいただいております。
ただ,今まだそのあたりにつきましては,生物というんですか,動物の保護というような観点と河川管理というような観点,この両方のすり合わせをどのようにしていくかということにつきまして検討しておる最中でございますので,皆さん方の御意見を聞きながら,何がよいのかということについて取り組んでいきたいというふうに考えております。
27 ◯分科員(長瀬たけし) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
それでは,私の質疑はこれで終わります。ありがとうございました。
28 ◯主査(吉田基毅) どうも御苦労さまでした。
次に,むらの委員,発言席へどうぞ。
29 ◯分科員(むらの誠一) それでは,引き続き質疑をさせていただきたいと思いますけれども,私,いつも建設局の質疑をさせていただく冒頭には,地元の建設事務所に御礼を申し上げているんですね。私は須磨区選出ですけれども,須磨区の西部建設事務所に関しては,とにかく市民の方々の要望に迅速に常日ごろから対応していただいていることに関しまして,この場をおかりして改めて御礼を申し上げておきたいと思います。
各事務所がそうであると思いますけれども,とにかくやはり直の部隊を持ってる最大のメリットというのはスピードだと思いますので,今後も市民の方々からのさまざまな要望があると思いますけれども,スピーディーにぜひとも対応をしていただきたいということもお願いをしておきたいと思います。
それでは,早速,質問に入ります。
まずは,商店街のアーチの道路占用料について,お伺いをいたします。
平成25年度の決算特別委員会におきまして,私,こちらで質疑させていただきました。商店街に設置されているアーチは地域のシンボルであり,公共性が高いと。道路占用料1基当たり10万2,000円,これはかなり負担ではないかと。そこで,減免をすべきではないかと。これは総括に関しても我が会派からさせていただいて,市長から中途半端なことをはしないと,かなり前向きな──局長の答弁も前向きでしたけれども,それ以上に前向きな答弁をいただいております。
現在,パブリックコメントを実施されているというふうに聞いておりますけれども,この減免率などの内容,そして,実施の時期について,まずお伺いをしたいと思います。
30 ◯末永建設局長 まず,建設事務所のことでお褒めをいただきまして,ありがとうございます。全職員スピード感を持って仕事に当たりたいというふうに思っております。
御指摘の商店街のアーチでございますが,やはり地域のシンボル──ランドマークであるということで,一定の公共性を認識しております。市の中でも商店街の活性化というのは非常に大事な政策課題というふうに位置づけられていることを踏まえ,建設局としても,この活性化の支援をしていく上で,一助となるべくアーチ占用料の減免に向けての条件整理を行っております。現在,神戸市道路占用料減免基準要綱の一部改正に向けたパブリックコメントを実施しておりまして,27年の2月9日から3月10日の間で実施をしているところでございます。
その内容でございますが,アーチ占用料を商店街のアーケードと同様に100%免除しようというものでございます。現在,市内にはアーチの占用許可に関して言いますと,42の商店街に対して59基を許可をさせていただいております。先ほど委員から御指摘のありましたように,1基当たりの占用料は年額10万2,000円でございますので,今回の改正によりまして商店街の負担軽減,あるいは活性化に寄与できるものというふうに考えております。今の予定でいきますと,27年の4月1日から実施をしてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
31 ◯分科員(むらの誠一) ありがとうございました。
100%減免で4月1日から実施ということで,これは商店街・市場の振興というのは,久元市長が公約で掲げておりますし,商店街の方々の負担軽減に資するということで,今回の件に関しましては,道路の油井部長を初め,野田課長ですね,産振局といろいろと汗をかいていただいて実現したということで,改めて感謝を申し上げておきたいと思います。
次に,王子動物園について,ちょっと取り上げさせていただきたいと思います。
わくわくする動物園を目指してということでありますけれども,この動物園に関して,一般会計からの支出の割合ですけれども,ざっと約50%──48%というふうに25年度の決算では資料をいただいておりますけれども,王子動物園に係る支出の中の一般会計からの支出が約5億円という形で,簡単に言うと,この5億円が赤字という形になるんですけれども,これについて,まず局長はどういうふうに考えておられるのか,お聞きしたいと思います。
32 ◯末永建設局長 王子動物園につきましては,まず,今,御指摘のあったような予算の支出の面でのことございますが,1つは,動物園としての公的役割ということで,市の直営で園の運営を行っております。それは動物園というのは,やはりレクリエーションのほか,種の保存でありますとか,教育・研究などの公的な役割を担っていると,社会教育施設としての位置づけというようなことがございますので,現時点でのスキームでいきますと,直営でやってる中で,いろいろとやっぱり必要な経費がございますので,一定係る予算については必要なものが発生しているという認識をしております。
33 ◯分科員(むらの誠一) このあり方,経営の形というのは,また質疑させていただきたいと思いますけれども,25年度の決算で約5億円の赤字と。これは,恐らく24年,23年大体この程度の赤字がずっと続いてきてるんだろうと思うんですけれども,この赤字幅について圧縮すべきというふうに私は考えるんですけれども,局長は,公的な責任があるから,いわゆるこの赤字をこのままずっと続けておいてよいというふうに考えておられるのか,お聞きしたいと思います。
34 ◯末永建設局長 今,一定必要な中で,そういった赤字幅についても,我々緊縮していくといいますか,縮減していくというか,そういった努力は必ず必要だという認識をしております。
35 ◯分科員(むらの誠一) そこはまず安心しました。公的な位置づけなので,このまま赤字をずっと出しておってもいいんだと,いわゆる圧縮する必要はないんだというふうに思っておられると経営努力というものが失われますから,神戸市いろんなところで直営でやってるところに関しても,やはりできるだけコストを削減していくであるとか経営改善をしていくという努力はされてます。いろんな形でやっています。
それで,私は,他都市なんかも調べてみましたけれども,いわゆる市立の動物園を外郭団体が運営をしているとか,それは指定管理で民間がやっているというようなところも中にはあるみたいですけれども,当然民間の動物園もありますが,先ほど局長がおっしゃったように,私は,公な位置づけというのはあると思うんですね。種の保存でありますとか,事業の継承ということもあります──事業というか,技術の継承ですね。飼育員さんは動物とのコミュニケーションが大事ですから,そういったものを継承していくということもあります。
そういった観点から,民間にやらせたらいいというふうには私は思いませんけれども,やはり民間活力の導入という観点を考えると,外郭団体がふさわしいんではないかなというふうに思っております。今,神戸市はずっと外郭団体を減らしてきています。私も委員長させていただいて,どこどこ減らすべきやというような質疑もさせていただいてきましたけれども,やはり必要な外郭団体に関しては,当然必要だろうというふうに思うわけですね。まさにこういう市立の動物園,公の責任がありながら,やはり経営効率も満たしていくと,経営効率も図っていくと,市民サービスも向上させていくというようなところに関しては,まさにこの外郭団体というのがふさわしいんではないかなと。
私は,先ほど繰り返しになりますけれども,新しい外郭団体をこさえてやるというのも1つですし,現在は建設局関連でいうと,公園緑化協会が外郭団体としてあります。外郭団体もこの王子動物園公園に関しては一部仕事もしているみたいですけれども,こういう経営に変えていく必要があるんではないかなというふうに思いますが,いかがでしょうか。
36 ◯末永建設局長 新たな仕事をやっていく上で,民間活力の導入,それに際して外郭団体,必要なものが必要だということは,私も全く同感でございます。
まず,王子動物園について,現状の少し課題でございますけれども,これを踏まえた上での運営ということになるかというふうに存じますが,まず1点,動物園が開園から64年たっているということで,施設が動物を収納といいますか,飼育している施設の老朽化が進んでいるということ。それから,王子動物園がパンダ,あるいはコアラなど世界の希少動物を集めているということで,現在130種・800点の動物を飼育・展示をしてございます。
少し先ほどお話ございましたように,この動物ごとに異なった技術と経験で飼育をやっていく必要があるということ。それから,もう1点,野生動物がやはり減少しているということで,そういう保護されているということで,非常に新たな動物の入手が困難な状況がございますので,今いる動物を適切に飼育して繁殖させていくということが非常に動物園の使命だというふうに考えておりまして,また,そういった技術をですね──培われた飼育技術を,あるいはノウハウを次の世代に引き継いでいくということが大事だというふうに思っておりまして,こういった課題をいろいろと整理しながら,その運営体制をどうしていったらいいのか,そういった議論をしていく必要があるのではないのかなというふうに思っております。
37 ◯分科員(むらの誠一) 当然そういった課題は,私も事前にも聞いております。いわゆるこういう課題をクリアできるんであれば,私は今の直営でなくてもいいんではないかなというふうに思っております。
先ほど私,冒頭,赤字の圧縮という話をしましたけれども,私はこの問題に関して,この赤字の削減,それからタイミングですね,それから技術の継承,この辺の観点でちょっと質問させていただきたいんですけれども,現在,これ,王子動物公園の方々,働いてらっしゃる職員の人数は,職員で35名──市の職員でね。一般行政職が5名,技術職が1名,衛生監視,これ,お医者さんらしいですけれども6名,動物飼育員が23名,これが労務職ですね。この方々の給与が一体どれぐらいかというふうに調べますと,今,30代から34歳,35歳から39歳,40から44歳といろいろいらっしゃいます。30から34歳で1名,35歳から39歳で2名,40歳から44歳に5名,45歳から49歳に9名,50歳から54歳に4名,55歳から59歳に1名。この年齢の割合でもかなり高齢化しているというか,若手よりも40とか40の後半ぐらいからぐっと上にあるわけですね。
1人の部分に関しては,その職員が特定されるというようなこともあって,皆さん出したがっておられませんので,この複数のところを見ておきますと,50から54歳のところで4名平均年収で約967万円。45歳から49歳で9名いらっしゃいますけれども,これ,時間外勤務手当も含めてですけれども,平均で870万。40から44歳,これ,平均で5名いらっしゃいますけど880万円。全部言いませんけれどもね。これでいくと,恐らく給与表というのあるでしょうから,55歳から59歳のこの年齢の部分も約1,000万円超えてくるんではないかなというふうに思ってますけれども,民間のいわゆる動物園等が大体どれぐらいのなのかなと。私も時間の都合もあって,詳しくありとあらゆるような動物園聞いて回っておりませんけれども,当局に,どんなもんやというふうに聞きましたら,民間では大体500万円とか400万円台,このあたりですね。年齢は40歳代ぐらいというふうにお聞きしてますから,神戸市でいうと870万,880万というところですから,やはりかなりこの給与の差というのがあります。
これは,神戸市全体の中でも,総務省からも指摘ありますけれども,民間のいわゆる同業種と神戸市と──神戸市だけじゃないですけれど,労務職の同業種の格差について,やはりきちっと是正しなさいよと,その辺,適正化しなさいよというのは言われてきておりますけれども,私は,今働いている方々をどうのこうのと言うつもりはありません,技術の継承ということがありますからね。ただ,やはりこの技術の継承をしていくタイミング,いわゆる今後も──先ほど高齢化というふうに申しましたけれども,この方々の技術を次の人材に継承するときに,また,労務職の方に,いわゆる神戸市の職員に継承しないといけないのか,それとも,別で民間の意欲ある,私は動物に関与したいんだと,動物園で働きたいんだと,こういう意欲ある人に継承していく,これは十分可能ではあろうかなと思っております。
今の制度ではできないわけです。当然直営ですから,技術の継承するのは市の職員しか継承できません。今は,新規の採用をもとめてるようですけれども,たくさんの方々が動物園で働きたいというような声があるそうです。これ,民間に出すと100倍ぐらいの倍率──私,ぜひ働きたいというようなことも聞いておりますけれども,そういう観点からも,私は,赤字の削減もできて,しかも技術の継承というのもタイミングですから,今すぐじゃなくてもいいですけれども,計画を持って継承のタイミングに,民間の方々に門戸を開いていくと。働きたい人に働いていただく。それから,タイミングと。何度も申しますけれども,一旦市の,例えば,労務職の方々に,若い20代の方に継承してしまうと,多分,皆さんの答弁でいくと,いや,もう技術の継承がありますのでと。この方が60定年になるまで,多分,動かせませんわ。組合との労使交渉もありますから。だから,今の労務職員を今どうのこうのじゃなくて,この方々の技術を継承するタイミングで,やはり外郭団体というか,民間活力の導入を一気に進めていくと。そのためには,当然準備していかないといけないわけですけれども,そういう観点で私は申し上げているわけでありますが,その点についていかがお考えか,お伺いしたいと思います。
38 ◯末永建設局長 今,給与水準等について,いろいろ御指摘をいただきました。動物園の運営に関しまして,他都市で先行して東京,あるいは横浜等で指定管理等で実施されている事例も現在,調査をしておるところでございまして,そういった事例を参考に,委員御指摘のように,どういうタイミングで,どういう体制でそういったいい方向にもっていくかということは重要だというふうに考えております。
それで,現在,少子・高齢化,あるいはレジャーも非常に多様化をしておりまして,王子動物園を今後どういうふうに活性化していくかということの必要性は私も認識しております。そういったことで,他都市のいろいろ指定管理にすれば非常に経費の縮減が図れたと,市民サービスをする上で柔軟な対応ができたとか,そういったメリット,あるいは若い人を一定その5年,10年かかるような飼育技術の継承に若い人の採用がどういった形で行われているかとか,そういったメリット・デメリットをひとつ検討する必要があるんではないかと。
それから,もう1つは,行政の枠にとらわれない柔軟な管理運営体制,そういったことがどういうふうに行われているかといったことを十分検討した上で,王子動物園の今後をどういうふうに捉まえていくのかということを,ぜひ精力的に検討してまいりたいというふうに考えております。
39 ◯分科員(むらの誠一) ぜひ研究をしていただいて,前向きに検討していただきたいと思います。
例えば,東京の上野動物園,多摩動物園,井の頭動物園も外郭団体がやってます。横浜の野毛山動物園,それから,金沢動物園,横浜動物園,これも外郭団体がやってます。政令市で,あとは浜松・広島・北九州市も外郭団体がやってます。
私は,離宮公園の質疑をさせていただいたときに,指定管理から,いわゆる外郭団体に随契をやりました。私は,民間の活力はきちっと残しながら,皆さん方としては,この技術の継承,あれは植物ですけれども,そういったものを継承していくためには随契が必要なんだということで随契やりました。私は,だから今回のこの動物園に関しても,外郭団体で随契をやったらいいと思うんですね。そうすればきちっと技術職員,そういった技術の継承であるとか,種の保存であるとか,そういうものも長期的に経営安定した中で図っていけますし,そういう形であれば,私は,先ほど局長が答弁された,いろんな課題も全てクリアができるんじゃないかというふうに私は思っておりますので,ぜひ研究を重ねていただきたいというふうに思います。
ただ,タイミングが大事ですから,とにかく,もうそろそろ高齢化してますから,それを技術の継承をしていくには,やはり動物にもよりますけれども,5年かかるもの,10年かかるもの,いろいろあるそうですから,早期にやっていただきたい。後手に回らないように,ぜひお願いをしたいと思います。
最後に,ちょっと園長さんも来られてますから,私,やはり動物園で働きたいんですというようなそういう声が来てるのかどうなのか,ちょっと参考に聞かせていただきたいと思います。
40 ◯高井建設局王子動物園長 私も現場でよく電話なんかとったり,イベントで質問コーナーがあったりするときには,大体必ず出る質問でございます。
41 ◯分科員(むらの誠一) 私,今,この労務職員の23名,お聞きしましたけれども,このうち,いわゆる初めから動物園としての労務職員として採用されているのが14名やったかな。残りの9名は,いわゆる建設局の別の部署に働いてた方が人事異動で動物園に行っていると。当然,私,行きたいんですと意欲を持って行かれている方も中にはいらっしゃるそうですけれども,役所ですから人事異動で動物に携わっていると。これだけの給料はもらってますけれども。やはり私はテレビなんかを見ていても,田舎に行っても動物にかかわりたいんだと,動物が好きなんだという方々たくさんいらっしゃいます。ぜひともそういう方々に,いわゆる動物にかかわる仕事を提供する,これもやはり神戸市としての1つの使命ではないかなというふうに思っておりますので,ぜひその点も改めて申しておきたいと思います。これについては,これで終わらせていただきたいと思います。
次に,商店街・市場道路の舗装について,先ほどアーチについてお伺いをしましたけれども,道路の舗装について,お伺いしたいと思います。
商店街や市場の中を通る道路は,公道である場合がほとんどであります。一部これらの道路について,道路が傷んでベビーカーや車椅子の通行に支障が生じている場合があると聞いてます。商店街に行きやすく買い物しやすい環境を整えることは,商店街の活性化に必要不可欠なんではないかというふうに思います。
プレミアム商品券というのを神戸市がやるわけですけれども,やる目的というのは,局長,どういうふうに考えておられますか。
42 ◯末永建設局長 ほんとに現在,政府で行われているような経済政策が地域,あるいは地方に対して隅々まで行き届くようにやられている施策でございますので,こういった施策は十分浸透するように,そしてまた,建設局としても商店街の地域の道路環境,そういったことについてしっかりとサポートして,そういった目的が達成できるように十分連携をしながらやっていく必要があるというふうに思っております。
43 ◯分科員(むらの誠一) 今,局長のお口から商店街──市場ということは出てきませんでしたけれども,いわゆる商店街・市場の活性化というのが主なんですね,とにかく。当然,プレミアム商品券の政策的な効果というものがあらわれれば,ふだん商店街・市場に行かない方々にも行っていただけると。だから,ふだんよりもたくさんの方々が,その商店街,皆さん方が所管している道路を通る形になるわけですね。
そのときに,先ほど申し上げましたけれども,がたがたして,結局行こうと思ったけれども蹴つまずいたとか,足元が悪いから行きにくい,ベビーカーを押しながら行けないということになりますと,いわゆる政策的効果というものが軽減してしまいます。やはり最大限政策的効果というものを出すには,先ほど局長おっしゃったように,ありとあらゆる部局がその目的に沿って力を合わせてやっていくということでありまして,個別に言いますと,大安亭市場と──これは我が会派のかわなみ議員が大安亭市場の理事長さん等から要望を受けて個別に建設局にも要望して,今動いていっているようですけれども,大安亭市場に限らず,このプレミアム商品券を発行するこのタイミングにおいて,建設局は商店街・市場の舗装状況というものをきちっとチェックをして,受け入れられるような体制をつくっていくべきではないかというふうに思いますけれども,いかがでしょうか。
44 ◯油井建設局道路部長 商店街とか市場へ買い物に来られる方はもとより,地域の皆さんも多く利用されてまして,安全・安心のコミュニティーの核としてのさまざまな役割を果たしているというふうには考えてございます。
委員御指摘のとおり,プレミアム商品券ができて,今以上にたくさんの方が商店街に集まるということで,さらに商店街などの道路を健全な状態に保つ必要があるというふうに考えてございます。商店街などにおいては,買い物客などには,例えば,歩行者だけじゃなくてベビーカーであるとか,車椅子など,多くの方が利用しておられますので,安全・安心に通行できるように,例えば,段差であるとか穴ぼこなどの緊急対応を含めて必要な箇所の補修を現在もやらせていただいているところでございます。
商店街で今,大安亭の話ではございますけども,中部建設事務所のほうでいろいろ対応させていただいております。要望としては,舗装の補修だけじゃなくて側溝の整備であるとか,そういったことをお聞きしています。その辺は,鋭意詰めさせていただきたいというふうに思っておりますけれども,商店街などで工事を実施する場合,例えば,当然店舗ですから営業されていますので,その営業している商店との施工時間の調整であるとか,休業日にするとか,そういった地域の合意形成が非常に大切だと思っていますので,その辺は丁寧にやらせていただきたいというふうに思ってございます。
それと,歩きやすい,つまずかないように平たん性の確保であるとか,例えば,水たまりがあると,せっかく商店街に来たのにというようなこともありますので,そういう必要な補修を行っていくというのは非常に重要なことだというふうに思っております。今後も,今市長が公約で商店街の活性化と言ってますけれども,建設局として商店街の活性化を図るために,やはり買い物しやすいような道路環境を整えるように現場事務所とともに頑張っていきたいというように思っております。
45 ◯分科員(むらの誠一) よろしくお願いいたします。
とにかく私もそう思いますけれども,久元市長は,やはり政策的効果というものにこだわっておられます。いわゆる今回プレミアム商品券をやるわけですから,何度も繰り返しになりますけれども,一度行ってみて,こんながたがたやったら,もう次はないわと,次行きたくないわというようなことがないように,ぜひお願いをしておきたいというふうに思います。
次に,先ほどもちょっと質疑がありましたけれども,公園の整備について,特に遊具について,お伺いをしたいと思います。
私の地元の須磨区の高倉台,これは超高齢化してるニュータウンですけれども,今,さまざまな問題が出てます。それらに対する解決策や改善策を住民と市が協働して見出そうとする今,ワークショップ等も取り組みが進められておりまして,先日も,私,この高倉台というのは地元の中学出身なんで住民の皆さんと一緒に歩いて,そういうイベントというかね,我がまちをあるいて知ろうということがイベントがありましたので行ってきました。
そのときは,ちょうど公園というものをテーマに,公園をとにかく見て回ってみましょうということで,こんな公園があったんやな,ここにもそういえば公園があったなというような形で,私もいろいろと気づかさせていただいたり,多くの感動があったんですけれども,かつてニュータウンの住民の年齢層が若く,子供たちが多かった時代には,多くの人が公園を利用していたと思うんですが,住民の高齢化に伴って利用者が少なくなっているというふうに感じました。公園についても超高齢化への対応が必要であり,遊具の更新に合わせて積極的に健康遊具を設置してはどうかと。
今回のこの予算説明書の中にも,その健康遊具というものを病院の近く等でリハビリ目的でというふうに記載がありましたけれども,私は,その健康寿命というふうに言われておりますけれども,病院の近くだけに限らず,全てをそうしろというわけではありませんけれども,先ほどの答弁でありましたように,ニーズ──地域地域でここはラジオ体操をする公園になっているんですと。そのラジオ体操が終わった後に,ちょっとその健康遊具でぶら下がってみたり,背筋を伸ばしてみたり,いろいろと遊具があるみたいですけれども,そういう地元から要望があるところに関しては,病院の近くというふうに限定せずに,積極的にお年寄りの健康を促進するという意味でも健康遊具というものを設置していってはどうかというふうに考えますが,いかがでしょうか。
46 ◯末永建設局長 公園の分野につきましても,そういった健康遊具を積極的に活用してまいりたいというふうに思っております。
まず,背景といたしまして,高倉台といったニュータウンにつきましては,計画的に公園を配置して緑あふれるまちをつくってきたということでございまして,当時配置された公園では,子育て世帯向けの整備が中心となっておりまして,遊具といいましても,やはり子供向けが中心でございました。
それで,ちょっと法律のことになりますが,平成5年の都市公園法の改正によりまして,子供向けの公園という位置づけから,街区にお住まいの幼児から高齢者まで,さまざまな利用者を想定した公園というふうに法律も改正になってございます。そのため,遊具の改築・更新に関しましても,高齢者にとって魅力ある,また,利用しやすい公園となるように,既設の遊具をそのままに更新するのではなくて,いろんな住民のニーズ,あるいは年齢構成,利用状況などを十分に把握しながら,子供向けの遊具だけでなく,お年寄りが利用できる健康遊具などの整備も部分的には進めてきておるところでございます。
さらに来年度からは,高齢者の方が生き生きと活動できるまちを目指すということで,まずは高齢者の方が多く利用される公園から,委員御指摘のあったような,例えば,背伸ばしのできる健康ベンチ,ぶら下がりができるとか,最近は,ほんとにさまざまな健康遊具が出てきておりまして,そういったものを積極的に設置を進めてまいりたいというふうに思っておりまして,高齢者を初め,さまざまな方が憩える公園づくりを目指してまいりたいというふうに思っております。
その中でも大事なことは,やはりワークショップとかそういったことを通じて地域の皆さんがどういったニーズがあるんかというようなことございますので,そういったニーズを的確に把握しながら地域にとって魅力のある,使いやすい,そして,健康づくりにも役に立つ,そういった公園になるように整備を進めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
47 ◯分科員(むらの誠一) ぜひよろしくお願いをいたします。
他都市なんかでも積極的にこの健康遊具というものを活用してお年寄りの健康促進というか,そういうものを図っておられるところもあるようでありますので,先ほどのニーズという話がありましたけれども,地域のそういった声をしっかりと聞いていただいて対応していただきたいということをお願いしておきたいと思います。
次に,有料公園のペット入場について,お伺いをしたいと思います。
須磨離宮公園など,市内の有料公園については,ペットの入場が制限されております。有料公園には貴重な草花が栽培されており,また,ペットのふん尿の問題や他の入場者への配慮などのため一定の制限が行われていることはやむを得ないというふうに私も認識しております。
ただ,飼い主はペットに愛情を注ぎ,安らぎ,そういったものを感じておられて,特に,ひとり暮らしのお年寄りなんかは,もうペットが生きがいと,我が子,我が孫のようにという方々も多いようであります。そのような方が有料公園に行きたいと思っても,ペットが入園できないということで,そのペットを置いて入ることはできないのであきらめるというようなこともあるそうでありまして,そういうものはいかがかなというふうに思うわけであります。
もちろん,その草花の保護や他の入場者への配慮というのは必要ですけれども,リードをつないで歩かせるというのは難しいかもしれませんが,例えば,小型犬に限りカートに乗せて一緒に,おろさなければペットを入場させることができるというような取り組みはできないのか。私もカインズホームというところに工具を買いに行ったときに,カートに犬・猫を乗せて,あそこは大型犬も含めてカートに乗せて店内をうろうろして皆さん買い物をされてました。特段わんわん,犬もほえるわけでもなかったですし,私も特別に何か嫌悪というか,違和感も感じなかったんですけれども,先ほど申し上げたように,小型犬なんかをカートに乗せて,全ての有料公園とは言いませんけれども,その辺は何ら問題ないのかなとも思ったりするんですが,その辺いかがか,お伺いをしたいと思います。
48 ◯井川建設局公園砂防部長 建設局の管理しております有料公園,須磨離宮公園を初めまして,相楽園,ハーブ園,森林植物園におきましては,現在,ペット同伴の入場をお断りしております。
その理由といたしましては,先生,先ほどおっしゃいましたように,ペットのふん尿による園内の貴重な植物に影響を与える可能性が高いだけでなく,入園者の中には動物を怖がる方もいらっしゃいます。他都市の有料公園においても本市と同様に,ペット持ち込み不可にしている事例が多いというふうに考えております。マナーを守らない飼い主が多くいる一方で,委員御指摘のように,ひとり暮らしのお年寄りなどはペットに愛情を注いで安らぎを感じておられる実態もあることは十分承知はしております。
有料公園におきましては,貴重な草花や他の利用者への影響もございますことからペット持ち込み不可としていたということから,特に今までペットに関する利用者の声を直接お聞きすることをいたしておりませんでした。そこで,須磨離宮公園において,今後,入園者等に対して意見をお聞きすることによって判断していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
49 ◯分科員(むらの誠一) これもすぐにとは言いませんけれども,ぜひ。
その有料公園にもいろいろあります。この間,六甲山牧場でしたかね,有料公園で動物がペットにかまれたとか,感染症が移ったとかそういうことで,今まではペットが入場できたけれども,もう入場できないというふうにしたというニュース,新聞も私,拝見しましたけれども,当然全てというふうにはいかないでしょうけれども,一律にだめだというよりは個別に考えていっていただいて,先ほど言ったように,動物の大きい小さいもいろいろとね,一律というのではなくて,できるだけそういう方々にも配慮した政策というか,基準でやっていただけたらなと思います。
私は,動物愛護というよりは動物共生,ともに生きる時代だろうというふうに思っておりますので,他都市がやってないからではなくて,ぜひとも先駆的にやっていただいて,神戸市は動物との共生,こういうものを推し進めているということでお願いをしたいというふうに要望をしておきたいと思います。
最後に,地元の須磨浦地区の整備事業について,お伺いをしたいと思います。
須磨浦地区の整備事業は,今,みなと総局とか,それから,産業振興局,建設局,いろんな局がJR須磨駅の南側の再整備されてます。事前にやはり地元の議員として皆さん方から説明を受けるんですが,どうも,ここは建設局の所管の土地だから建設局が,ここは産振局の所管だから産振局が,ここはみなとだからみなとだというふうに,べたな縦割りで物事が考えられ,進んでいってるように私は思うんですね。当然そこもそのときには縦割りを廃して面で考えてほしいと。面でここを一体どういうものにするのか。それを先に決めて,じゃあ,ここの部分は建設局が所管してるわけだから,ここはこういうふうに建設局お願いしますねと。みなとはみなと,産振は産振という形で,いわゆる先に区割りをするんではなくて,まず一体的にどうするのかということを決めて──グランドデザインとかいうのもよく言いますけれども,そういった観点で,ぜひこの事業を進めていっていただきたいというふうに思うんですけれども,いかがでしょうか。
50 ◯井川建設局公園砂防部長 まず,現状を御報告いたしますと,委員がおっしゃっておられますJR須磨駅南側の須磨海岸では,現在,産業振興局によってアクセス道の整備が,みなと総局によって遠浅海岸や遊歩道などの海岸の再整備が計画されております。建設局では,アクセス道沿いに公園整備をする計画でございまして,3局で連携して役割や整備手法を調整しながらJR須磨駅南側の景観や環境の改善に取り組んでおるところでございます。
今現在は,アクセス道のための基盤整備を産業振興局が進めている段階でございます。建設局では,来年度アクセス道完成後に整備する公園の設計を行う予定でございますが,委員御指摘のように,アクセス道や海岸と一体的なものにしていきたいというふうに考えております。設計に当たりましては,関係する自治会など,さまざまな地元の意見も聞きながら進めていくことが重要だと考えております。
委員御指摘のように,須磨海岸の整備には,さまざまな局が関係しておりまして,各局とはいろいろなアイデアも出し合いながらコンセプトを共有しまして,全体として一体感のある整備ができるように連携を深めていきたいというふうに考えております。
また,その中で,地元にも喜んでもらえる公園を整備いたしまして,多くの人でにぎわい,安心して楽しめるデザイン都市にふさわしい須磨海岸の実現に寄与してまいりたいと,こういうふうに考えております。
以上でございます。
51 ◯分科員(むらの誠一) 今の答弁をお聞きして安心しましたけれども,決まったわけではなかったんでしょうけれど,地元の方々に建設局の職員が,今後この道路・公園どうするかという説明をちょっと口頭でされたときに,須磨だから須磨のシンボルの木は松だからということで,道路をつくって街路樹をまた松を植えますみたいなことをちょっとおっしゃったというふうに地元の方から聞きました。この辺は言った言わないになりますから,確実におっしゃったかどうかはわかりません。そのときに地元に婦人会の会長さん等が,私,そんな松じゃなくて,やっぱりこれから新しい須磨海岸のイメージでヤシの木なんかがいいわというふうに思うんやけれどもというような声もありました。だから,今までの建設局のやってきた中の仕事にとらわれずに,先ほど申し上げたように,さまざまな意見なんかも,全て意見どおりに私はやったら収拾つかないと思いますから,当然,行政が一定リードしていただかないといけないわけですけれども,今までのものにとらわれずに,ぜひ面的にいいものをつくっていただきたいということをお願いをしておきたいというふうに思います。
最後に,私は要望をさせていただきます。
今後の皆さん方の道路の行政というのは,やはりダウンサイジングの時代だろうというふうに思っておりまして,今後やはり人口減社会,それから,車もどんどん減っていく中で,都市計画と建設局が一緒になっていろんなさまざまな道路の計画を今までやってきているわけですけれども,右肩上がりではなくて──当然,経済は右肩に上がっていただかないといけないわけだけれども,そういった人口,車,そういったものはやはり下がっていくというふうに言われておりますから,それを見据えた計画でありますとか,それから,構造物ですね,例えば,歩道橋なんかというのも当時は必要であったけれども,必要がなくなった歩道橋というのは,今,撤去をしようとしている。だから,これからつくる道路,そういうものは必要がなくなったときには容易に撤去ができるようなそういう技術でありますとか,計画であるとか,そういうものを考えて,ぜひ進めていただきたいということを要望だけしておきます。これで終わりたいと思います。
以上です。
52 ◯主査(吉田基毅) どうも御苦労さまでした。
委員の皆様に申し上げます。
午前中の審査はこの程度にとどめ,この際,暫時休憩いたします。
午後0時55分より再開いたします。
(午前11時52分休憩)
ちょっと質問なんですけどね,ある人が私の事務所に来て動物園談議をしておったんですが,日本の動物園を見ててね,動物園の特養みたいになっとんちゃうかと,こう言うんですよね。それはみんな同じような年寄りが集まって見ておるんやからあれなんです。もっと若いときのこのときの動物園は,もっと動物が生き生きしとったと思うけど,高齢化が進んどるんやないかという話になってたんですが,そのことについて1つと,もう1つ,人工授精について,動物なんかの場合の精子を取るというのは,怖いものとかごちゃごちゃ動いておるものから取るというのは,ちょっと麻酔でもしてそれで取るのかというふうなことを私,思ったりするんですが,その2点について質問いたします。
局長については,いろいろそういう政策は述べられましたけれども,実際のお金はどこから生んでくるんかということは,別に値上げなんかのことはこういうことには触れへんと,そういうことでよろしいのか,その辺ちょっとお伺いいたします。
142 ◯末永建設局長 全体的な事業費を見込みをどうするかという作業は実施していきたいというふうに思っております。
先ほど申し上げたような状況の中で,経営状況は現時点では楽観視はできませんが,そういった努力を──努力というのはいろいろ工事費を平準化したり,あるいはコスト縮減を図ったり,そういう努力を重ねる中で,できるだけ市民の皆様に負担がかからないような方法を検討してまいりたいというふうに考えております。
143 ◯高井建設局王子動物園長 1つ目,動物の高齢化の問題なんですが,やはり動物園の飼育技術とか,餌の管理とか,環境の管理も動物福祉も含めましてかなり向上してまいっておりますので,当然野生に比べたら高齢化した動物が多くなるということがあります。我々も少なくなってきている動物は,できるだけ長く生かしてお客さんに見てもらいたいというのはあります。それと,先ほど言いました繁殖にも何とか成功して,次の代に続けたいというふうに考えております。
それから,人工授精の精子の採取も委員御指摘のように,非常に難しい部分があります。できれば無麻酔でやれるようにしたいと考えておりますが,ただ,それには非常に訓練をして飼育員と動物との関係性を高めてそういうのをできる体制にするというのが必要ですので,動物種によってできるものとできないものがございます。麻酔はやはりそういう危険性もはらんでいるということがありますので,できたらそういう無麻酔でやるのがベストだと考えております。
144 ◯分科員(浦上忠文) 丁寧な御答弁ありがとうございました。
昔,猛獣のおりと,中で面倒を見る方と扉をごちゃごちゃする環境の中に入れていただいてスリルを味わったことがあるんですが,ほんとに動物園楽しいなと思って大好きでありますから,一生懸命応援いたしますから,動物園いろいろ質問したいんですが,少数会派で15分しか時間ありませんから,常に一番愛してる動物園と基本的な政策ということで質問いたしました。皆さんで力を合わせて,ひとつ頑張ってください。ありがとうございました。
145 ◯主査(吉田基毅) どうも御苦労さまでした。
次に,前島委員,発言席へどうぞ。
146 ◯分科員(前島浩一) 道路行政について,お尋ねしたいと思います。
1点ですが,県道神戸三木線,これ,都市計画決定が戦後すぐされておられて,今の現状と余り変わらないんですけど,そういった形で決定はされておりますけれど,その後,御存じのように近隣の三木市等から車が大幅に流入してきてると,こういう実態でありまして,道路の現状に対してとてもじゃないけどさばき切れないと,こういうこともあって,1つは,バイパスじゃないんですけど,高和志染線の計画が打ち出されたと。しかし,これも土地改良の事業の関係でとまってしまったと。その後,やればできなくはないんですけど進んでないと。バイパスができないもんですから県道神戸三木線がますます朝晩の渋滞がひどくなってると。こういう実態に対して10年ほど前に計画決定した責任上,都市計画総局は,いうならば地元に入って拡幅,あるいは場合によってはバイパス化も含めて検討に地元に入って協議をしてきたんですが,これも地元がまとまらないということもあって一時的にとまってしまったということでありました。その後,平成25年の1月10日付で地元は何とか拡幅4車線化を要望しておるわけであります。
この道路行政について,基本は都市計画が道路拡幅の関係の面は,あるいは歩道整備は都市計画かもしれませんけれど,決定されてる内容について変えていくとなれば,しかし,現実としては,例えば,歩道がないところを整備していく,あるいは交差点を改良する,あるいは関連する道路等の整備を行う等々は道路の基本は建設局やというふうに私は思っておるんですけど,まずその点,局長の見解を聞きたいと思います。
147 ◯油井建設局道路部長 道路につきまして,委員御指摘のとおり,今までは街路事業については都市計画局,それから,道路事業については建設局という格好でいろいろやってきて,そういう役割分担でやってきてました。今,道路の工事については建設局が一元化という格好で今やってきて,都市計画が残っているというところです。
神戸三木線の話について,ちょっと先生からお話がありましたけども,神戸三木線は委員おっしゃるとおり,戦後間もなく三木市から神戸電鉄の小畑のところについてはまだ計画決定のままで残ってて,11メーターという格好で残ってるんですけれども,三木市からの流入であるとか,ちょうど神戸三木線のところに団地がいろいろありますけれど,例えば,富士見が丘とか,月が丘とか,桜ヶ丘とか,そういったところからの流入が入って混雑をしてきてるというような状況があります。住宅都市局のほうが過去から見直し,バイパスとか4車化の話とかそれに入ってきてはおるんですけども,今の現在の状況でなかなか4車化とかその辺が難しいというふうに──難しいというか,交通量からすると4車化の必要はないということで,今地元に入って御了解いただいておるというふうに聞いてます。当然ながら建設局では,都市計画は計画をしていますけれども,歩道施設とかについては建設局が従来からやってきておりましたので,現在今の計画決定とほぼ同様な格好で歩行者動線を考えながら歩道を整備する案について住宅都市局が地元に入って了解をとってるということですので,建設局としても来年度そういう状況を踏まえて,小畑駅バス停付近において歩道設置の検討をしてまいりたいというふうに考えております。
148 ◯分科員(前島浩一) 道路は建設局が責任持ってやっていくということで今,御説明もありましたが,そういう方向に示されておるわけでありますけれど,要は先ほど来申し上げておりますように,この道路,地元は25年に,やっぱり今のままじゃ困るんですよと。現実は御存じのように先ほど言いましたように,高和志染線ができてない,道路は渋滞している,この状態をほんとにどこまで建設局が認識してるかと。歩道を整備するということは大変重要なことです。安全や安心のためにも歩道の整備は必要です。あるいは交差点を改良してもらう,これも必要です。だけど基本は,あの流入量を,あるいは夕方には戻す量を確保できるだけの道路がないんですよ,幅員が。だから拡幅してもらいたいということを基本に置いとるわけです。そのことについての認識が余りにもなさ過ぎるんではないかと,こう思うんです。
まして今度は,神戸西インターチェンジの周辺にみなと総局が,そこのインターからの出入りの流入をスムーズにするためという理由らしいですけれど4車線化していくと。そうすると,小畑から南のほうは4車線になっている。西のほうは,いわゆる北のほうは2車線のままやと。そうしたら,とんでもないふん詰まりになるわけですよ,結局ね。あるいは逆に,そこでおかしな状態がずっと詰まった上で,今度は2車線にそれぞれ振られると,こういうことになってて,道路行政をやっぱり一本化していくには,建設局が主導的に──今のみなと総局がやってるこの道路整備を悪いとは言いません。だけどほんとは,このインターチェンジから出入りする車というのは,ほんとにわずかです。ほとんどが県道神戸三木線を直進する車ばかりです。
その中で,このインターの整備に伴って道路拡幅しようというそのことは理解はできますけれど,もっとやらないかんことは,このものの現状である神戸三木線をもっともっと拡幅に向けて精力的に取り組んでいくべきじゃないかと,こういうふうに思うわけです。だから,その認識はほんとにあるのかどうか,局長が答えてください。
149 ◯末永建設局長 まず,道路行政の一元化の目的は,今,委員御指摘のように,都市計画で街路事業をやったり,あるいは道路管理者が建設局がばらばらにやるというのではなくて,これはもう一貫した指導のもとに道路のことについてしっかりと踏まえた上で道路づくりをやるということが原則だというふうに私も考えております。
ただ,やはり現在の社会情勢の中で,人口減少社会にも向かっておりますし,そういった中で,個々の道路について4車が必要なのか,2車なのか,あるいは区間ごとにどういった車線が必要なのか,これは我々が中心になって検証をしながら,それに応じて都市計画決定の変更手続を行うということは大事なことだというふうに思っておりますし,また,みなと総局で行われている道路事業についても,我々としてはしっかりと連携してそれを進める必要があると思っております。この中にやはり一貫性が欠けないように基本的な考え方の部分では連携をする。
ただ,全体が一気に整備できる予算も限られておりますので,これは段階的な整備の中で,向こうが進んでるけどここは全然進んでないという状況も過渡期には発生するかもわかりませんが,これはやはり全体計画をきちっと見きわめた中で,交通量のことも考えながら整合を図るようにしてまいりたいというふうに考えております。
150 ◯分科員(前島浩一) 10年前に都市計画が地元に入って,具体的に4車について話をしてきたという経緯を事実があるわけです。その後,今,局長言われるように,道路の必要性があるなしというのは当然それぞれの道路の状態について判断していかないかん。この神戸三木線は必要なんですよと。神戸市民よりも三木市等から入ってくる車のために神戸市民が迷惑を受けてると,はっきり言えばというぐらいの実態なんです。だから,そのことを認識してこの道路をやっぱりさばいていく,きちんとスムーズな通行できるような形にやっていくというのも立派な道路行政じゃないですか。そのことを認識して,何でもかんでも一律に道路をつくっていけというようなことを言っとるんじゃないです。実態をきちんと調べた上で,必要があればお金をかけてでも道路をつくっていきなさいということを申し上げておるんです。そのことをきちんと認識していただいて対応を考えていただきたいということを要望しておきます。終わります。
151 ◯主査(吉田基毅) どうも御苦労さまでした。
以上で,建設局関係の質疑は終了いたしました。
当局,どうも御苦労さまでした。
152 ◯主査(吉田基毅) 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。
長時間の審査,お疲れさまでした。
次回,あす3月5日午前10時より当委員会室において,環境局関係の審査を行いますので,よろしくお願いします。
本日はこれをもって閉会いたします。
(午後4時11分閉会)
神戸市会事務局
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