私からは、
資料-の2の159ページ、まず初めに、
宮前岳美線街路整備事業費について聞いていきたいと思います。毎回、質問させていただくんですけれども、というのも
北街道から
県立総合病院につながっていく
唐瀬通りでありますので、大変重要な路線であると考えておりますので質問させていただきたいと思います。
当初の
計画スタートから30年ぐらい、たっていると思うんですけれども、まだまだ道半ばというところであります。少しずつではありますけれども、事業を進めてきていただいて、いよいよこれから第4工区というところに入っていくと思います。令和3年6月には
事業認可を取得したと聞いておりますけれども、この第4工区の今後の
スケジュールを教えていただきたいと思います。
5
◯武田葵南道路整備課長 宮前岳美線第4工区の今後の
スケジュールについてお答えいたします。
都市計画道路宮前岳美線街路整備事業第4工区につきましては、令和3年6月25日に
事業認可を取得、現在、
道路詳細設計及び
地質調査を実施しております。今後の
スケジュールでございますが、令和4年度に
用地測量、令和5年度に
物件調査及び
土地評価を行い、
用地取得の準備を進めていき、令和6年度より地権者との
用地交渉を始める予定でございます。
6
◯福地委員 着実に進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。
もう1点、お聞きしたいと思います。これも本市の弱いところというか、南北の道路ですけれども、
国吉田瀬名線、8)の103ページ、
道路新設改良費補助金のうち
道整備交付金です。
国吉田瀬名線について、現状と今後の
スケジュール、併せて教えてください。
7
◯武田葵南道路整備課長 国吉田瀬名線の現在の状況と今後の
スケジュールについて、
パネルを使用してお答えいたします。
当該路線は、
川合地区などの地域と国道1号との
アクセス強化や
周辺道路の
渋滞解消のため期待されている
南北幹線の整備でございます。事業の区間は、起点の
千代田瀬名線、通称旧
北街道長尾川
橋右岸から
県立静岡東高等学校付近を終点とする延長975メーターで、平成13年度から
用地取得を開始、
取得完了の箇所から
歩道整備や
路床構築などの工事を進めております。現在の状況でございますが、国道1
号バイパス付近等において現道との
取り合い部の工事を実施しております。事業の進捗につきましては、令和4年3月末で
事業費ベース約95%を予定しております。
続きまして、今後の
スケジュールでございますが、令和4年度に起点から
バイパス付近までの舗装工及び
起点部盛土箇所の
排水構造物工を実施し、来年度中に事業を完了、
全線供用開始を予定しております。
8
◯山本委員 以前聞かせていただいたんですけども、
日の出町
押切線についてお聞きしたいと思います。
事項別明細書の111ページの10節の
街路築造費補助金、
社会資本整備総合交付金の
日の出町
押切線について、現在の
進捗状況をお教え願いたいと思います。
9 ◯石上
清水道路整備課長 日の出町
押切線の現在の
進捗状況についてお答えいたします。
現在整備中であります
北脇工区の
進捗状況は、
用地取得した箇所の
側溝工事、
埋蔵文化財調査などが完了し、
事業費ベースで約69%、
延長ベースでは全体延長550メートルのうち307メートルが完了し、約55%の進捗となっております。
次に、
能島工区については、
事業化に向けて2級
河川巴川及び
普通河川旧巴川に架かる
橋梁予備設計が年度内に完了し、今後は、詳細な設計に向け準備を進める予定でございます。
10
◯山本委員 重ねて済みません、令和4年度の事業の内容をお願いいたします。
11 ◯石上
清水道路整備課長 令和4年度の
事業内容についてお答えいたします。
北脇工区は、
用地取得後、
埋蔵文化財調査が完了した区間の
整備工事を予定しております。また、
事業用地の取得のため、引き続き
用地交渉に努めてまいります。
次に、
能島工区は、本市の
道路交通ネットワークの観点からも既存の
主要幹線道路と連絡することで高い
整備効果が期待できることから、早期に事業着手できるよう
河川管理者との
河川占用協議や
交通管理者に加え、国道1
号静清バイパスを管理する
国土交通省との
交差点協議などをしっかり進めてまいります。
12
◯遠藤委員 我々は、いつもここはどうなっていると質問をするんですが、
道路部長が冒頭に、
地域活性化や充実した暮らしのための
市民生活に密接した道路などを理念に掲げ、持続可能で大
規模災害に備えて頑張っているとお話がありました。それを頭に置いて質問いたします。
道路施設改良補助金のうち、
事項別明細書103ページの
葛沢線及び105ページの葛沢2号線について、昨年
事業化が決定しまして、静岡県には、
中部横断自動車道が開通しましても、降り口がないものですから。亡くなられました
望月代議士が幹部と現場を見て、生涯
学習交流館で
説明会もやっていただき、本当に期待しているところです。
スマートインターチェンジの
アクセス道路と認識しているんですが、令和4年度の
事業内容について教えていただきたいと思っています。
13
◯杉村道路計画課長 葛沢線及び葛沢2号線の令和4年度の
事業内容についてお答えします。
委員からお話のありましたとおり、2つの路線は
スマートインターチェンジへの
アクセス道路となります。そのルートは、
中部横断自動車道両
河内橋の
真下付近の
県道大向福士線を起点に興津川を渡り、現道の
葛沢線に接続し、その先から分岐して
スマートインターチェンジ料金所に至る区間が葛沢2号線となる全長約2.2キロの
アクセス道路です。
令和4年度の
事業内容については、
葛沢線は、一部現道の見通しが悪く、
拡幅工事が必要な箇所について
道路詳細設計と
用地測量を行い、葛沢2号線は、
スマートインターチェンジ本体への
接続道路となりますので、
関係事業者であります中日本
高速道路株式会社と調整を図りながら、
道路詳細設計と
用地測量を行っていく予定でございます。
14
◯遠藤委員 両
河内スマートインターチェンジの関連で質問いたしますが、両
河内自治会では平成29年度に5年後の両河内ということで将来ビジョンを描いた中で、私も見させてもらいましたが、自治会独自で熱意を持って
まちづくりに取り組んでおりまして、その経過で、この
スマートインターチェンジを造ればいいという話じゃなくて、災害時の
ルート強化はもちろんですけれども、
地域振興の
活性化などを期待されておりまして、昨年8月に全国の9か所に格上げされまして、
新規事業化が決定されました。本当にみんな喜んでいます。
皆さんにいろいろ指導していただきながら、
連合自治会を筆頭に新しい
まちづくりを考える取組などをいろいろやっています。そんな中で、具体的に地元と調整を進めていることがあれば教えていただきたいと思います。
15
◯杉村道路計画課長 新規事業化以降の新たな
まちづくりへの取組についてお答えします。
委員御質問の中で
地域振興の
活性化というお言葉がありましたが、
スマートインターチェンジは建設して終わりではなく、将来にわたって効果的に活用していくことが重要なことと認識しております。
事業化発表以降、地元の期待が高まる中、
スマートインターチェンジを核としたこれからの
まちづくりについて、現在、両河内の
連合自治会長をはじめ、推薦された6名の方々と共に両
河内まちづくり作戦会議を立ち上げまして、これまで3回開催しております。
その中では、平成29年度に描いた5年後の将来像を基におおむね10年先を見据えた将来像について、
スマートインターチェンジの効果がどのように寄与し、その将来像をどう実現させていくべきか議論しております。令和4年度もこの
作戦会議を継続してまいりますが、今後は、両
河内地区を思う仲間を増やし、輪を広げ、取組を推進させる体制を整えるとともに、同地区で実施しています施設一
体型小中一貫校などの様々な
事業等を重ね合わせるためにも、
教育局をはじめ、各
所管部局と
連携強化を図りながら、地元が描く新たな
まちづくりを支援してまいりたいと考えております。
16
◯遠藤委員 先ほど道路部長から大きな目標を聞いたんですが、ぜひ
建設局の予算全体の話としてお聞きしたいと思っています。
コロナ禍の中、市全体の
市政運営に事業の必要性や実効性が強く求められていると思いますが、今回の
予算編成を踏まえた中で、改めて
建設局の目標とするというものがあると思いますが、その目的について教えてください。これは
建設行政全般の話になりますので、ぜひ
建設局長から、今までの経験からも、これからのことをお話ししていただければと思います。
17
◯海野建設局長 建設局の目標についてということですが、
建設局は、
組織目標としまして、活発な
経済活動や快適な
市民生活を支える強靱な
社会基盤を有するまちの実現といったものを掲げております。たとえ
コロナ禍であっても経済の発展と
市民生活の安心・安全を確保するために、決して
社会基盤整備を停滞させてはならないという思いで
建設局は進めております。これまで
都市建設委員の皆様をはじめ、
市議会議員の皆様の協力の後押しもございまして、当局の様々な事業を停滞することなく
スピード感を持って推進させていただくことができました。
建設局長としてこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
令和4年度におきましても、引き続きこの
目標達成に向けて、
緊縮財政事情ではありますけども、増額の
予算編成とさせていただきました。主なものといたしましては、市民の安心・安全を確保する取組といたしまして、
地籍調査、それから
流域治水対策、橋梁、トンネルの
健全化といったものを進めてまいります。また、経済を発展させていく取組といたしまして、
広域ネットワークの強化を進めてまいります。
広域ネットワークの強化といたしましては、
先ほども
遠藤委員からもありましたが、
中部横断自動車道、新東名、清水港を直結させる
清水富士宮線の
バイパスを令和4年度に供用開始させます。それと、
高速道路ネットワークを強化してまいります。また、それこそ
遠藤委員にかなりお力添えいただいているところもありますが、
中部横断自動車道の
先ほどのお話の中では、両
河内スマートインターチェンジ、こちらの開設を推進して
甲信越地域だけでなくて、
近隣都市とのもの、人との流れ、こういった
活性化にもつなげてまいりたいと考えております。
さらに、本市の長年の課題でもありました新
静岡インターチェンジと国道150号を結ぶ
長沼大橋を含む
静岡南北道路におきましても
事業化のめどが立ってまいりましたので、国と連携して
早期事業化を目指してまいります。
先ほども申しましたが、私は、市民の安心・安全を確保するために、経済の発展を持続させていくためには、決して
社会基盤整備を停滞させてはならないと考えております。引き続き時代が求めるものを先読みしながら、事業の推進に努めてまいります。
都市建設委員の皆様におかれましても、今まで以上に御支援いただきますようお願いいたします。
18
◯加藤委員 私からは、令和4年度当初予算の概要について、
資料-2を中心に質問をさせていただきます。
まず、126ページの
土木管理課の
道路台帳整備事業についてお伺いいたします。
事業内容として、市道及び市の管理する
国県道に係る
道路台帳の補正、
システムの
保守業務とありますけれども、現状の
電子化に関する取組と
道路台帳管理における課題があればお伺いいたしたいと思います。
19
◯宮原土木管理課長 道路台帳整備事業の
電子化に係る現状の取組とその課題についてお答えいたします。
道路台帳は、
道路法に基づきまして
道路管理者が調整、保管しなければならない道路の台帳でございます。調書と図面により組成されておりまして、道路の種類、
路線名、認定の日、起終点などが記載されております。
道路台帳は、
道路行政の
基礎資料でありまして、
新規路線の認定や
区域変更、
道路改良工事等、追加や変更が生じた場合に、
道路台帳補正業務を通じて台帳の内容を更新しております。
本市の
道路台帳ですけれども、平成26年度に
紙ベースからデジタル化しまして、静岡市
道路台帳システムとして稼働を開始しまして、同時に
インターネット配信をしまして、来庁することなく
路線名、
幅員等の情報を確認できる環境となっております。これらによりまして、業務の
効率化や
市民サービスの向上が図られていると思っております。
課題としましては、
システムには反映し切れていない道路の区域の
境界線等の詳細な情報の
問合せにつきましては、
紙ベースの書類を確認することになるので回答に時間を要していることですとか、あと、
道路台帳システムの対象が
建設局所管の市道、
市管理の
国県道の情報であるものですから、他局が管理している農道や林道などに関する
問合せには対応できていないので、お客様が不便に感じる場合もあることなどが課題と認識しております。
20
◯加藤委員 他局管理分についてなかなか反映が難しいというところが課題かなと認識をしました。こうした
課題解決に向けて、
道路台帳システムを今後、どのように改善されていく予定か、お伺いいたします。
21
◯宮原土木管理課長 道路台帳システムにおける今後の
課題解決につきましてお答えいたします。
現在、
国土交通省が
インフラ分野のDXの推進を積極的に取り組んでおりますけれども、本市におきましても、局を横断した静岡市
インフラ分野の
DX推進プランの策定を進めております。
土木管理課もこの
推進プラン策定プロジェクトチームに属しておりまして、今後、
局間連携による
DX推進が図られれば、将来、
道路台帳システムと各種の情報の統合などによりまして、さらなる業務の
効率化や
市民サービスの向上が可能となるものと思っております。
22
◯加藤委員 引き続き、他局のそういった
システムを統合しながら業務の
効率化、また
市民サービスの向上に寄与いただければと思います。
続いて、次の質問に移らせていただきます。
資料-2の127ページの
道路計画課の
日本遺産駿州の
旅発信安倍川橋建設100周年
記念事業についてお伺いいたします。まず、
事業概要についてお答えいただければと思います。
23
◯杉村道路計画課長 安倍川橋建設100周年
記念事業の内容についてお答えいたします。
まず、
安倍川橋の歴史を振り返りますと、初代は安水橋という名前で明治7年に木造の橋で架けられました。2代目が明治35年に木と鉄との混合の橋として架けられ、3代目が現在の
安倍川橋として大正12年に鋼鉄製で架けられております。
初代安水橋ができる前は、
東海道府中宿の玄関口として旅人を背負って川を渡る
徒歩渡しがありました。天候に左右される不自由さもあり、地元の実業家が私財を投じて安水橋を造ったと言われています。
これらの歴史は後世にも引き継いでいくものであり、100周年はその絶好の機会と考えております。この100周年
記念事業の内容といたしましては、いつの頃からかなくなってしまいました
橋名板を復元する
プロジェクトを基軸に、
地元高校生に
縮小スケールでの
橋梁制作を体験してもらう
架橋技術体験や
地元中学生による旧東海道の記念碑探し、さらに
日本遺産駿州の旅と連携した事業など、多くの方に
記念事業に関わっていただくよう計画し、
安倍川橋の魅力を発信してまいりたいと考えております。
24
◯加藤委員 地元の小学生だとか、また高校生だとか、そういったところにもこの地元の
安倍川橋の魅力というものを発信していただきながら、また大切にこの
インフラを守っていくということになっているんじゃないかと思います。引き続き御尽力いただければと思います。
続いて、次の質問に移らせていただきます。
資料-2の128ページ、
街路整備事業について2点お伺いいたします。
まず、最上段の
街路整備事業のうちの日出町
高松線についてお伺いいたします。
用地買収の進捗と
工事着手の予定はどのようになっているのか、お伺いいたします。
25
◯牧野駿河道路整備課長 日出町
高松線街路整備事業における
用地買収の進捗と
工事着手の予定について御説明いたします。
用地買収の進捗でございますが、現在、
面積ベースで73%でございます。
国予算の
内示状況にもよりますが、
早期開通を目指し、引き続き
用地交渉を続けていく所存でございます。
次に、
工事着手の予定になりますが、来年度は、
用地買収が完了しました終点側、八幡五丁目地内、
丸子池田線との交差点から北側へ約100メートルの区間におきまして、当課の工事に先立ち、
下水道工事を着手する予定となっております。引き続き、
電線共同溝整備工事を実施していきます。今後は、
用地取得に並行しまして、道路整備も進めていく計画となっております。
26
◯加藤委員 用地買収は、やっぱり生活があってのことでありますので、なかなか大変な部分もありますけれども、引き続き御尽力いただければと思います。
同じく
街路整備事業についてお伺いいたします。一里山長崎線についての記載がありますけれども、現在、JRの踏切部分の工事を行っていただいているということでありますけれども、この工事の現状と完成予定についてお伺いいたします。
27 ◯石上
清水道路整備課長 都市計画道路一里山長崎線で実施しておりますJR長崎道踏切部分の工事の現状と完成予定についてお答えします。
工事の現状ですが、令和3年3月のJRとの工事委託協定締結後、5月より現場に着手しており、本年1月からは車両通行止め規制にて、踏切内の歩道設置とこれに伴う遮断機や警報機の設置を実施しております。完成予定は令和4年4月末の見込みで、遮断機周辺の取り合い工事など通行に支障のない工事は一部残るものの、3月末には歩行者や車両等の通行が可能となる予定です。踏切部分への新たな歩道設置により、長年にわたり通行に危険を感じていた歩行者や自転車などが安心・安全に通行できるようになります。
28
◯加藤委員 近くに小学校もあるということで、小学生の安全を守るという意味でも非常に大切な事業かと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
じゃ、最後の質問となります。
資料-2の128ページ、交通安全施設整備事業についてお伺いいたします。
委員会でも何度か質問があったかと思いますけども、自転車走行空間整備について再度お伺いいたしますけれども、令和4年度の整備の延長と整備計画の
進捗状況、また、その事業の効果について併せてお伺いいたします。
29 ◯加藤道路保全課長 自転車走行空間整備の令和4年度の整備延長、そして整備計画の
進捗状況及びその事業効果についてお答えします。
まず、令和4年度に予定しています自転車走行空間整備は、駿河区の市道大谷久能線など10路線において矢羽根などを設置する予定で、整備延長は約21キロになります。
次に、整備計画の
進捗状況ですが、令和4年度の整備延長も含め、令和4年度末までには全体計画延長の約419キロに対しまして303キロが完了する予定で、進捗率としまして72.1%を見込んでおります。この結果、第3次総合計画で定めました自転車走行空間の整備目標は達成できる見込みとなっております。
続きまして、事業効果についてですが、道路空間において自転車専用レーンの設置や矢羽根などの路面表示を用いて自転車の通行位置や走行方向の明示により、歩行者、自転車、自動車の走行空間が分離されて自転車の逆走や乱横断の抑制など安全な走行の向上につながったことで、自転車関連事故の減少という効果に現れていると考えております。
市内の自転車関連事故の推移としまして、整備計画を策定しました平成20年度以降で最大件数があった平成23年の1,618件から令和2年は868件と約46%減少しております。このことから、自転車走行空間整備は一定の効果があったものと考えておりまして、引き続き自転車の利用者が安全で快適な走行空間の整備を進めてまいりたいと考えております。
30 ◯児嶋委員 当初予定している4件に加えて、
宮澤委員が欠席ということで、2件追加で質問させていただきたいと思います。
まず、
資料-2の126ページ最上段になります。
地籍調査事業について伺います。この
地籍調査事業の内容欄に津波浸水被害等からの早期復興に資するためと記載ありますが、改めてこの
地籍調査の効果をお聞かせください。また、併せて優先的に調査を行う地区を、どのように決めているのか、教えてください。
31 ◯中司地籍担当課長 まず、早期復興に関わる
地籍調査の効果についてお答えします。
土地の地番、それから地目、境界、面積、所有者などの地籍を明確にする
地籍調査の実施済み区域では、個々の土地境界の位置が地球上の座標値と結びつけられまして、成果が数値的に管理されることになりますので、大
規模災害が発生した場合にも境界を正確に復元することができまして、復旧活動に迅速に取りかかることが可能となります。東日本大震災の事例では、岩手県釜石市において既に被災市街地での
地籍調査が完了していたため、復興事業の用地調査期間が約1年短縮されるなど、早期復興に寄与したと報告されております。
次に、調査の優先順位の考え方についてお答えいたします。
令和4年2月に令和4年度から11年度までの
地籍調査を合理的かつ効率的に推進するため、第2期静岡市
地籍調査基本計画を策定しております。本計画では、激甚化する様々な災害リスクなどを勘案し、津波浸水想定区域を優先調査地区に設定しておりますが、東日本大震災の事例では、津波浸水深が2メートルを超えた地域で建物の全壊や流出が急増したことから、津波浸水深2メートル以上かつ人口集中地区について最優先に調査を進めてまいります。
32 ◯児嶋委員 続きまして、同じく126ページ、上から2段目になります。急傾斜地崩壊対策事業についてお伺いしたいと思います。この事業について県との役割分担はどのようになっているのか、また、市民からの要望に対してどのような手順で取りまとめを行っているのか、教えてください。
33 ◯野田建設政策課長 急傾斜地崩壊対策事業についてお答えいたします。
まず、県との役割分担でございますが、この事業は地元の要望を受けまして、県が急傾斜地の危険区域を指定して必要な防護工事を施工するものでございます。受益者の負担割合は5%から10%となっておりまして、これを本市が負担をしております。本市では、このほかに、できるだけ円滑にこの県工事が施工できるように急傾斜地の指定に関する測量、それから調書の作成などを行っているところでございます。
次に、県要望に係る手順についての説明でございますが、市では、地元自治会からの相談を受けた後に県と協議して施工要件に適合しているかどうかを確認いたします。そして、市の副申を添えて要望書を提出する、そんな流れになっております。県は、要望の受付順に対策工事を実施するということになっておりますが、危険性が高いと考えられる箇所につきましては、本市職員が緊急性を勘案して県に連絡いたしまして、県職員と現場の状況を確認して優先的施工について検討をしているところでございます。
また、対策工事が終了するまで期間を要することから、本市では毎年、主に中山間地域の自治会の皆様に対して、土砂災害防止に関する案内や避難に関する案内などのチラシを配布しております。市民の皆様が安心して生活できるよう配慮をしているところでございます。
なお、静岡市のホームページに土砂災害防止関連の情報を掲載しておりますが、中山間地域には高齢の方が多くいらっしゃるということで、地域の生涯
学習交流館等に啓発のポスターを作成して掲示いたしております。今後も、引き続き急傾斜地崩壊対策事業を進め、土砂災害の軽減に努めてまいります。
34 ◯児嶋委員 126ページの最下段になります。用地処理等事業についてお伺いします。内容欄に道路及び河川の新設・改良工事に係る潰地取得と未処理用地削減とありますが、どのような対応をされているのか、具体的に教えていただきたいと思います。
35
◯宮原土木管理課長 用地処理等事業に係ります潰地処理と未処理用地の縮減についてお答えいたします。
本市が管理します道路、河川を新設、改良する際に
事業用地として取得する土地のことを潰地といっております。また、未処理用地は、本
市管理の道路区域内等に存在する私名義の土地で、過去、これは昭和の時代ですけれども、工事施工承諾のみで工事が先行されまして、所有権が市に移転されないまま道路の供用が開始されたことによって未処理のままの用地が存在しておりましたけれども、現在は、
事業用地の取得後に事業を実施し、未処理用地の発生の抑制をしているところでございます。
土木管理課では、各事業課からの潰地取得事務の委嘱を受けまして、土地の譲与契約締結、所有権移転等の登記事務を行うほか、未処理用地所有者からの土地の寄附の申出におきましても、潰地同様の登記事務を行っているところでございます。
なお、測量や分筆登記に係る公共嘱託登記等業務につきましては、委託発注によって実施しているところでございます。
36 ◯児嶋委員 127ページの上から3段目、道路新設改良事業についてお伺いしたいと思います。内容欄に150号静岡
バイパス、久能拡幅とございます。ここも何度か説明されているところではございますが、最新の状況をお聞かせいただきたいと思います。
37
◯牧野駿河道路整備課長 国道150号久能拡幅道路整備事業の現在の
進捗状況についてお答えいたします。
現在の
進捗状況になりますが、全体計画延長4.9キロメートルに対しまして、西側の大谷地区から清水方面へ約1.9キロメートルの区間及び根古屋地区の久能山東照宮入り口交差点前後の約0.3キロメートル区間につきまして拡幅整備事業が完了しており、進捗率は、
延長ベースで約5割強となっております。用地補償につきましては、現在、
面積ベースで約9割となっております。
38 ◯児嶋委員 127ページの最下段になります。国直轄道路事業負担金についてお伺いします。内容欄に国道1号と国道52号との表記ありますが、どのような事業に対する負担金なのか、その内訳を教えてください。また、負担金割合の考え方についても併せてお願いします。
39
◯杉村道路計画課長 国直轄道路事業負担金の対象事業と負担金割合の考え方についてお答えさせていただきます。
最初に、対象の事業については大きく3点ございます。1つ目として、負担金の約90%を占めます国道1号
バイパスの清水立体事業があります。2つ目は、国道1号国吉田等で行われております電線共同溝の事業がございます。3つ目は、国道1号、国道52号の防護柵の交換など交通安全施設事業が対象となっております。
次に、負担金割合の考え方についてですが、整備により生ずる様々な効果や利益が地方公共団体に及ぶという観点から、整備に係る費用の一部について受益者たる地方公共団体が
道路法第50条などに基づき応分の費用を負担することとなっております。具体的な負担割合としては、改築事業となる清水立体事業では事業費の3分の1を、電線共同溝事業や交通安全施設事業では2分の1を負担することとなっております。
40 ◯児嶋委員 160ページの下から3段目になります。こちらの中に山脇大谷線道路
事業用地費という形でございますが、こちらの山脇大谷線の全体計画及び
進捗状況のほうをお聞かせください。
41 ◯加藤駿河用地担当課長 主要地方道山脇大谷線の全体計画及び
進捗状況について
パネルを用いて御対応いたします。
本路線は、葵区下の新東名高速道路新
静岡インターチェンジ付近を起点とし、国道1号を経て駿河区大谷海岸沿いの国道150号に至る総延長約11キロメートルの南北
主要幹線道路でございます。そのうち平成30年度に着手をしました本事業は、中野小鹿線交差点から広野大谷線交差点までの小鹿、片山、宮川の3工区から成る総延長1.5キロメートルの区間を整備するものであり、令和元年度から
用地買収を実施してございます。これまでに南側の宮川工区から買収を進めておりまして、同工区における
事業用地の取得率は、現在、
面積ベースで3割強となっております。
42
◯牧野駿河道路整備課長 先ほど国道150号久能拡幅事業の御説明の中に訂正がございました。
全体計画延長4.9キロメートルと御説明差し上げたんですけれども、4.2キロメートルに訂正いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
43 ◯天野委員 私から3点ほど質問いたします。
資料-2の126ページ下から3段目、設計管理事業に関してなんですけれども、前年度と比較して約40%増となっておりますが、その理由を教えていただけますか。
44 ◯朝比奈技術政策課長 設計管理事業における増額についてですが、令和4年度の主な増額は、新規事業となる新土木積算
システム導入業務及び設計書情報提供
システム保守事業によるものでございます。新土木積算
システム導入業務は、委託業務や工事などの設計書を作成する際に使用する土木用の積算
システムが、来年度いっぱいでリースアップとなりますので、新たに5年4月1日以降に使用する積算
システムを来年度導入するための業務となっております。
また、設計書情報提供
システム保守事業ですが、こちらは令和4年4月1日から運用する設計書情報提供
システムを安定して運用するため、
システム障害への対応やサーバーのセキュリティー対策など、
システムの機器保守点検などを行う業務でございます。
45 ◯天野委員 続きまして、
資料-2の127ページ最上段、河川構造物耐震・津波対策事業についてお伺いします。
事業内容に旧大谷川排水ポンプ設備更新工事とありますが、その目的と排水ポンプの稼働状況について教えてください。
46 ◯伊藤河川課長 旧大谷川の排水ポンプ設備更新工事の目的と排水ポンプの稼働状況について御説明させていただきます。
まず、目的になりますけど、現在、既存の設備は、現行の耐震基準を満たしておりません。また、第4次地震被害想定における津波高、これT.P.+8.5になりますが、これに対して操作室の施設高が不足をしていることや、近年の台風や豪雨におきまして、道路冠水や操作室の床下浸水などが見受けられる状況にあります。これらの問題を解決するために、当排水施設の構造物に対して耐震化、津波対策、それから老朽化対策を行うことを目的に排水ポンプ施設の更新工事を行っております。
それから、排水ポンプの稼働状況についてですけれども、台風や高潮、波浪などの影響で旧大谷川の本線の排水口──海岸に向けて排水口がありますけど、そこにフラップゲートがございます。そのフラップゲートが高潮などの影響によって閉塞とか閉鎖した場合に本線の水位が上昇しまして、そこでポンプが稼働します。昨年度は、約8回程度稼働をしております。
47 ◯天野委員 今の質問に関連しまして、令和4年度の旧大谷川排水施設の耐震化及び津波対策工事が2年目になると思いますが、改めて全体の
事業概要を教えてください。あわせて、現在の
進捗状況や今後の
スケジュールについて教えてください。
48 ◯伊藤河川課長 全体の
事業概要と
進捗状況、それから今後の
スケジュールについて併せて説明いたします。
まず、全体の
事業概要になりますけど、この事業は令和3年度から5年度までの3年計画で、天野委員のお話しのとおり、来年度は2年目になります。
進捗状況でございますけど、今年度にまず操作室を国道150号沿いの高台に新設し、完了しております。内容は、津波対策と、老朽化というところですね。それから、もう一つ、耐震化としまして、ポンプの排水管の補強、これポンプから出る管が150号の道路の下を通っていますけど、その管の補強──管の内側を巻き立てて補強するという耐震化工事になります。これが3年度末現在で進捗率が
事業費ベースで約37%となっております。
それから、今後の
スケジュールにつきましては、令和4年度、本予算案による対策で予算は2億5,500万円をつけておりますけど、1つ目が排水ポンプの設備の更新で、今度はポンプを2基新設します。全部で4基ありますけど、残りの2基はオーバーホールで、メンテナンスを行います。もう一つが操作室内にかなりの金額がかかりますけど、機械設備と電気設備の更新を行います。
4年度の予定の2つにつきましては、静岡市の河川排水ポンプ長寿命化計画に基づいて設備更新を行います。既存の設備との違いは、今まで4基あるうちの2基が稼働している。これ発電の関係で2基しか稼働できないと。残りについては予備になりますが、今回は、3基を稼働可能ということになります。残りにつきましては、予備のポンプになります。あと、最終年度、令和5年度になりますけど、国道150号の下に同じように通っています本線の排水になりますけど、この排水樋管を耐震補強することで全ての事業は完了するというところになります。
49 ◯天野委員 続きまして、
資料-2の128ページ最下段、橋りょう整備事業について、こちらも前年度と比較して大幅に事業費が増額しておりますけれども、その理由について教えていただけますか。
50 ◯加藤道路保全課長 天野委員御質問の橋梁整備事業費の大幅な増額の理由についてお答えします。
令和4年度当初予定における橋りょう整備事業費は31億3,000万円余を計上しており、3年度当初予算の事業費26億6,000万円余に比べて約4億6,000万円の増額となっております。大幅な増額になった理由としましては、一般県道富士
由比線における寺尾橋架け替え事業が4年度から本格的に開始することが挙げられます。寺尾橋に関連する事業の内容としまして、現在、橋梁架け替え工事に先行して実施しております静岡県企業局が所有する工業用水の移設工事に関する物件補償や本市が施工する山側のA1橋台工事、あとJR東海に委託した海側のA2橋台工事の施工などを予定しておりまして、総額で約6億円を計上しております。このため、橋りょう整備事業費が大幅に増えることとなっております。
51
◯畑田委員長 ほかによろしいでしょうか。
〔「ありません」〕
52
◯畑田委員長 ないようですので、質疑を終了いたします。
次に、要望・意見、討論に移ります。
念のため申し上げますが、議案第26号中
所管分の討論については、昨日の都市局
所管分も合わせて討論をお願いいたします。
それでは、要望・意見、討論がありましたらどうぞ。
53
◯山本委員 自民党静岡
市議会議員団でございます。議案第26号に賛成です。
続いて、意見・要望になります。
先ほど建設局長が、
社会基盤整備を停滞させてはならないということでおっしゃられていたんですが、私どもが今日質問させていただきました
宮前岳美線と
日の出町
押切線というのは、30年以上時間が費やされている事業でございます。安心・安全な工事を行っていただくとともに、災害に強い強靱な
ネットワークの構築に向けて御尽力を継続していただきたいと思います。
また、両河内に関する
葛沢線、
葛沢線2号線に関しましては、両
河内スマートインターチェンジの
アクセス道路ということでの認識ではあるんですけども、また、
先ほど来申し上げました質問と重複する部分もあるんですが、災害時のルートの強化はもちろんですけども、やはり地域貢献──地域の
活性化に本当に期待をしている部分もございますので、安心・安全な工事を進めていただきながら、一日も早くスムーズな開通を求めていきたいといった部分でございます。
また、別の視点から申し上げますと、
日本遺産駿州の旅発信ということで
安倍川橋の建設100周年
記念事業につきましては、令和5年度にもつなげていただけますように、賛同してくださる企業や学校、地域とともに盛り上げていただいて、土木の大切さや先人の方への感謝を伝える機会にしていただきたいと思っている次第でございます。
54
◯加藤委員 公明党静岡市議会です。昨日審査した都市局分も含めて、本日分も合わせて議案第26号に賛成の立場で意見・要望を申し上げさせていただきます。
まず、
道路台帳整備について質問させていただきました。課題として、農道とか林道、もしくは河川といった情報につきましても、デジタル化を進めていく中で道路と同様にオープンデータ化していただきながら、
市民サービスの向上に努めていただければと思います。
横浜市の行政地図情報
システムというところを見させていただいたんですけれども、
道路台帳だとか都市計画情報のほか、防災マップや水道、公共下水道、文化財、地盤、固定資産税路線価までを備えた情報が1つのサイトに集約されているものでありました。現在の本市においても、
局間連携をしていただければ、それぞれある情報をまとめて市民が閲覧できるとも思います。
プロジェクトチームを立ち上げていただいているということでしたので、既に存在している情報を一元管理するだけでも大きな進化になるんじゃないかと思いますので、引き続きデジタル化推進課、関係各局とあるべき姿について御検討いただければと思います。
それから、
安倍川橋建設100周年
記念事業ですけれども、
安倍川橋は、大正12年に架けられていて、令和5年度に100周年ということでありました。まずは、企業版ふるさと納税を活用した
橋名板の復元
プロジェクトということで、東海道の魅力の発信をされるということでありました。現在、しずみち散歩という形で企画していただきながら魅力発信をしていただいているかと思いますので、また、SNSの活用なども含めながら
安倍川橋等、本市の
インフラの魅力発信、また子供たちの歴史の学びというか、そういったものにもつなげていただきながら愛着を持っていただけるように努めていただきたいと思います。
また、企業版ふるさと納税の活用につきましては、
建設局が今まで、これまで本市の先行事例を主導してきていただいていると認識をしています。本市にゆかりのある企業さんだとか、本市の事業に御参画いただいている企業、市外企業、県外企業にさらに企業へのアプローチを財政局、また経済局とも連携をしていただきながら、今後も牽引をしていただければと思います。
それから、自転車走行空間整備につきましては、
先ほど御答弁いただきましたとおり、平成23年に比べて自転車の交通事故が約半減をしているという御答弁でありました。本当にこれ事業効果が目に見えて現れてきているんじゃないかなと思いますので、引き続きの整備促進を図っていただきますようにお願いいたします。
それから、
街路整備事業につきましては、2点、日出町
高松線、また一里山長崎線についてお伺いいたしました。どちらも本市の南北地区の道路になろうかと思います。本当に本市にとっても重要な路線の1つだと思いますので、さらに事業進捗、事業管理につきまして御尽力いただければ、本市の経済損失の解消にもつながっていくと思いますし、また、
市民生活にゆとりと防災面での安心・安全につながると思いますので、引き続きの御対応をよろしくお願い申し上げます。
建設局長も御答弁いただきましたが、活発な
経済活動、また快適な
市民生活を支える強靱な
社会基盤整備を推進されている
建設局の皆様方の日々の御尽力に深く感謝するとともに、今後のさらなる御活躍を御期待申し上げて、意見・要望とさせていただきます。
55 ◯児嶋委員 志政会、児嶋です。志政会といたしましても、全ての議案について一応賛成という立場をとらせていただきます。
意見・要望について述べさせていただきます。
地籍調査事業については、御答弁がありましたように、津波浸水深が2メートルを超えたところや人口が集中しているところを優先にというところですので、要求の高いところから早期対応を引き続きお願いしたいなと思います。
それから、急傾斜地崩壊対策事業については、大雨の後に地盤が変化して危険性が急に高まるというケースもございますので、緊急性の高いところをタイムリーに把握して早期対応できるようよろしくお願いいたします。
用地処理等事業については、潰地の処理、発生対応等、なかなか全体像がつかみにくい事業かなと認識しておりますが、しっかりと対応できるところから早期の対応をよろしくお願いしたいと思います。
国道150号静岡
バイパスの久能拡幅事業に関しましては、
用地取得がもう9割というところで、あと1割の方については、地域の方との丁寧なコミュニケーションをとっての対応をしていただいて、早期の完成を目指していただきたいと思います。
それから、国直轄道路事業負担金については、清水インターの
バイパスが、9割を占めているというところで、私はよくここを通るんですけれども、ちょっとずつ進んでいるという実感はございます。かなり距離も長いですし、大きな工事という認識ではございますが、あれが通れば、今の渋滞も解消されて非常に利便性が高くなるという形なので、着実な進捗をよろしくお願いしたいと思います。
それから、山脇大谷線のほうは、まだこれからの事業というような認識ではございますが、ここは本当に
渋滞解消や、利便性向上についての非常に市民の期待も大きいところでございますので、こちらも計画を立ててのしっかりとした対応のほうを引き続きよろしくお願いします。
56 ◯天野委員
まちづくり研究会です。今回の議案は賛成させていただきます。
意見・要望ですけれども、設計管理事業について、新しい
システムの導入とのことで理解いたしました。早急に慣れてお使いいただけるといいと思います。
河川構造物耐震・津波対策事業に関してですが、河川の氾濫を抑えるための対策事業という位置づけは、とても大切です。いざというときスムーズに行えるよう、日頃の整備もしっかりしていただきたいと思いました。
橋りょう整備事業に関してですが、橋梁補修もとても大切だと思います。早期の対応をお願いしたいと思います。
57
◯畑田委員長 ほかにないようですので、要望・意見、討論を終了し、採決を行います。
特に反対の討論はありませんでしたので、本件は
簡易採決にてお諮りします。
議案第26号中
所管分は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」〕
58
◯畑田委員長 御異議なしと認め、議案第26号中
所管分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で
議案審査を終了します。
──────────────────────────────
59
◯畑田委員長 ここで本日出席の当局の皆様のうち3月末をもって退職を迎えられます方々を御紹介いたします。
お名前をお呼びいたしますので、恐れ入りますが、演台の前までお願いいたします。
建設局長、海野様、
土木管理課長、宮原様、河川課長の伊藤様。
皆様におかれましては、長きにわたりまして本市の各種行政に携わっていただきまして誠にお疲れさまでございました。
都市建設委員会一同、心から厚く御礼申し上げる次第でございます。
それでは、海野様から一言御挨拶いただけますでしょうか。
〔
建設局長挨拶〕
60
◯畑田委員長 改めて
委員会の
皆さんと共に、皆様のこれまでの御活躍に対しまして、感謝の意を込めまして、拍手を送りたいと思います。(拍手)
席へお戻りください。
次の報告事項に関係のない
説明員の方は退席していただいて結構です。
〔関係外
説明員退席〕
──────────────────────────────
61
◯畑田委員長 次に、報告事項に移ります。
令和3年度債務負担行為予算専決の事前報告について、報告を聞くことといたします。
62
◯杉村道路計画課長 令和3年度の債務負担行為予算専決の事前報告について説明させていただきます。
令和3年度当初予算として議決を受けました静岡市土地開発公社に委託して取得する主要地方道山脇大谷線道路
事業用地費及び静岡市土地開発公社に委託して取得する日出町
高松線外10路線街路
事業用地費の2件の債務負担行為金額につきましては、現在、
用地交渉中のため、金額が確定しておりません。年度末までの結果を踏まえ、債務負担行為金額の変更について専決処分させていただくことを事前に報告させていただきます。
なお、この確定金額につきましては、令和4年度の直近議会に諮り、御承認いただきます。よろしくお願いいたします。
63
◯畑田委員長 ただいまの報告に対して質疑等はありますか。
〔「ありません」〕
64
◯畑田委員長 ないようですので、質疑等を終了します。
報告事項は以上です。
──────────────────────────────
65
◯畑田委員長 以上で本日の日程は全て終了しました。
これをもちまして
都市建設委員会を散会いたします。
午前11時46分散会
──────────────────────────────
都市建設委員長 畑田 響
Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...