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  1. 静岡市議会 2018-07-03
    平成30年 総務委員会 本文 2018-07-03


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時59分開議 ◯福地委員長 ただいまから総務委員会を開会します。  本日は、委員改選後、委員当局側が一堂に会する初の委員会でありますので、まず、私から一言御挨拶を申し上げます。  改めまして、おはようございます。委員長を務めさせていただきます福地です。  委員長経験もまだそれほど多くなくて、大変未熟でありますが、1年間、公平公正な委員会ということで努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。  次に、副委員長からもお願いします。 2 ◯長島委員長 おはようございます。本年度、副委員長を務めさせていただきます長島でございます。  私も1期生で未熟なものですから、いろいろと御迷惑をかけることもあるかもしれませんけども、委員長を補佐して円滑な委員会運営に努めてまいりたいと思いますので、1年間どうぞよろしくお願いいたします。 3 ◯福地委員長 続いて当局説明員皆さん自己紹介をお願いします。             〔当局自己紹介〕 4 ◯福地委員長 当局皆さんには、1年間どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、本委員会へ付託された議案審査等関係のない説明員の方は退席いただいて結構です。             〔関係外説明員退席〕      ────────────────────────────── 5 ◯福地委員長 今期定例会で本委員会に付託されましたのは、議案第118号平成30年度静岡一般会計補正予算(第2号)中所管分外1件の議案であります。そのほか報告事項が1件ございます。  審査に先立ち、委員皆さん説明員皆さんに申し上げます。  委員会記録作成関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言くださるようお願いいたします。また、委員会の効率的な運営のため、案件の決定に影響しない参考、確認のための質疑当局対応に時間を要するものは、後日の報告、または資料提出を受けることとして、効率的な委員会運営に努めてくださるようお願いいたします。      ────────────────────────────── 6 ◯福地委員長 それでは、議案審査に入ります。  議案第118号中所管分議案第121号の2件を一括議題といたします。
     議案審査の順序としましては、当局からの説明を聞いた後、質疑に入ります。その後、要望意見討論を述べていただき、採決を行います。  なお、特に反対の立場での討論がない場合の採決は、簡易採決で行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、順次当局説明をお願いいたします。             〔当局説明〕 7 ◯福地委員長 それでは、ただいまの説明に対する質疑に入ります。  なお、委員皆さんに申し上げますが、発言の際には議案書の番号とページ数項目を述べて、どの項目に対する質疑なのかがわかるように発言をお願いします。  それでは、質疑がありましたらどうぞ。 8 ◯宮城委員 議案書1)の13ページ、議案第121号について、税制課配布資料静岡税条例等の一部を改正する条例」の概要項目4、固定資産税都市計画税関係中の生産性向上特別措置法についてお伺いいたします。  この措置法によって、国が示す割合はゼロ以上2分の1以下となっていますが、静岡市はそれをゼロにするということですけども、条例で定める割合をゼロにした理由を教えてください。 9 ◯小長谷税制課長 ただいまの御質問で、生産性向上特別措置法による中小企業者設備投資に係る固定資産税特例について、条例で定める割合をゼロとした理由でございます。こちらにつきまして、まず、1つ目といたしまして、本市においては、中小企業市内企業の大半、99%以上を占めておりまして、基幹産業を支えております。また、経済研究所の調査によりますと、近年設備投資額投資ニーズ増加傾向にあり、本市ものづくり補助金採択企業数全国で11位ということも聞いておりますことから、投資ニーズがあると考えております。  2つ目といたしまして、固定資産税特例をゼロにした場合、各種補助金優先採択対象補助金補助率増額対象になるといった利点もあります。  3つ目といたしまして、税収面については特例措置による固定資産税減収分は75%が地方交付税により補填され、設備投資がなされれば、特例対象期間が終了した4年目以降は当該固定資産について固定資産税課税されること、さらに波及効果として、法人市民税及び個人市民税増収などが見込まれることから、減収以上の税収が確保されるものと考えております。  しかしながら、固定資産税は市町村から行政サービスを享受することに対する応益負担とされておりまして、今回の制度は、この考え方の例外でありまして、課税公平性を妨げることにも留意する必要があります。また、固定資産税住民税と並ぶ基幹税であるとともに、償却資産に係る税収は、本市においても今約80億円と大きく、このような制度が恒久的に設けられた場合、今後の安定的な行政サービスの提供に支障が生じかねない危惧もございますが、今回の制度につきましては、政策の目的の重要性、それから、臨時的、異例的な措置、時限的な特例であることから、本市状況を総合的に考えまして、税の軽減と国の補助金という両輪によりまして、中小企業設備投資を強力に推進するために特例割合をゼロとしたものでございます。 10 ◯宮城委員 3年間限定で応援する意味もあるという感じの話を受けたんですけども、この制度は、全国でも広がって、例えば、政令市などでは割合的にはどうなんでしょうか、教えてください。 11 ◯小長谷税制課長 ただいま御質問特定割合について、全政令指定都市に確認させていただいたところ、一応ゼロとすると確認しております。 12 ◯宮城委員 今の話ですと、政令指定都市はみんなゼロということでよろしいですか。 13 ◯小長谷税制課長 おっしゃるとおりでございまして、ゼロでよろしいです。 14 ◯長島委員 同じく議案書1)の13ページ、議案第121号の静岡税条例等の一部改正についてお伺いさせていただきます。  先ほど、概要のところでも御説明がありましたが、まず、市たばこ税関係について質問を1点させていただきます。  たばこ税税率が10月から1本当たり1円、1箱当たりですと20円の値上げということで、段階的に3回に分けて実施するということでございます。たばこ税税率については、過去にも何度か引き上げされたと思いますが、その際、当然売り上げにも影響が出て、税収にも影響が出ると思うんですけども、わかる範囲で結構でございますので、過去に税率が引き上げられたとき、その税収がどのように変化したのか、教えていただけますでしょうか。 15 ◯小長谷税制課長 市たばこ税前回税率改正ということでお答えさせていただきたいと思います。  前回税率改正でございますが、平成25年4月1日以後に売り渡したたばこから市たばこ税税率が引き上げられました。市たばこ税で、まず、旧3級品以外のものでございますが、こちらにつきましては1,000本当たり4,618円から5,262円に644円引き上げられたところでございます。  それから、旧3級品でございます。旧3級品というのは、等級の低いたばこで、今6銘柄ございますが、こちらが2,190円から2,495円に、305円引き上げられたところでございます。  本市における平成25年度の税収でございますが、対前年比で、売り渡し本数で約2,300本減少したものの、調定額は約4億5,000万円増となり、約50億円の収入があったところでございます。 16 ◯長島委員 次の質問で最後にさせていただきます。  固定資産税都市計画税関係ですけども、いただいた資料の表を見ますと、今回の条例改正対象となる固定資産割合一覧表が掲載されていますが、改正前の参酌基準条例で定める割合を比べると、条例で定める場合のほうが大きくなっているわけでございますが、新規の施設が開設された場合、税率が上がることで、税収増が期待されると思うんですけども、今回この表に記載されている、その対象となる固定資産に掲げられている施設本市にどのくらいあるのか、教えていただけますでしょうか。 17 ◯桜井固定資産税課長 これまで特例対象となった施設は、水質汚濁防止法による汚水等処理施設が3施設ありますが、今回の条例改正により、変更後の割合対象となる施設は、平成30年4月1日以降に新たに取得されたものとなるため、既存の施設については割合変更はなく、固定資産税影響はございません。  今後の施設設置見込みについてですけれど、こちらについては、実績がほとんどないことから、把握が非常に困難な状況であります。 18 ◯小長谷税制課長 先ほど市たばこ税関係で、平成25年度の税収について御説明させていただきましたが、売り渡し本数で約2,300本と私申し上げたんですが、済みません、2,300万本です。申しわけありません。失礼しました。 19 ◯内田委員 今、議案第121号の説明の中で、個人市民税関係で働き方改革の多様化の問題だとか非課税範囲高額所得者に対する基礎控除等々の説明がありました。この一連の改正の中で、所得税関係で年収が幾ら増額になるとか、自営業者等幾らだったら減税になるとかという幅があると思うんですけど、その辺が数字的にわかれば教えていただきたいです。 20 ◯渥美市民税課長 今、委員から御質問のありました今回の改正の税の影響額でございますが、まず、給与所得控除は一律で10万円引き下げることになってございます。これで一番大きいのが850万円を超える給与所得者が195万円の控除額になります。従前は、1,000万円を超える方々については220万円の控除額がありました。これが195万円に減額される形になります。  この影響なんですけども、人数にして、試算で約4,100人がこれに該当します。税額にしますと、税が増になりますけども、その増額は約1億8,000万円という試算を今しているところでございます。 21 ◯内田委員 850万円を超える給与所得者子育て介護治療等のない人たち増税になると思うんですね。それで、今説明があった4,100人で1億8,000万円というのは、静岡市の影響額と考えていいのですかね。これは全体では、国と地方合わせて800億円余の増収分があるんじゃないかと思うんですけども、そのうちの給与所得者に対する影響額は、今の数字静岡市の影響額ということでしょうか。確認させてください。 22 ◯渥美市民税課長 今申し上げた数字静岡市の数字ということで考えていただいて結構でございます。 23 ◯内田委員 4,100人、1億8,000万円の数字静岡市の影響額ということですよね。これは850万円を超える給与所得者で、子育て介護治療等の事情がない人たち増税分影響額ということです。しかし、2,400万円以下の自営業者は今度の条例改正で恐らく減税になるかと思うんですけども、国の全体の増減ではプラス800億円余の増になるため、静岡市は、この自営業者との関係では、減税対象の総額はわかるんでしょうか。 24 ◯小長谷税制課長 今御質問いただきました中間層といいますか、850万円を超える者についての増額されるところ以外の、引き下げで、減収になる部分でございます。まず、給与所得者所得控除とか公的年金控除等については、税はプラスになるんですが、あわせまして今度は逆に基礎控除が、一律どなたも10万円引き上がるということで、トータルで見させていただきますと、個人住民税全体で申し上げまして、900万円ほどの減収と、トータルでは一応見ているところでございます。 25 ◯内田委員 トータルという数字は今答えてもらったんですけども、先ほどの市の影響額は850万円の関係では4,100人で1億8,000万円。しかし、このトータルというのがよくわからないです。私が聞いたのは、国全体では、国と地方合わせて800億円余の増収になると言われていて、それは850万円の年間の収入人たち介護などの関係がなければ増税になりますよと。一方、2,400万円以下の自営業者については、全体では200万人強が減税になるのではないかと言われているんですけど、その200万人強の中で、静岡市の中で影響額が恐らく幾らかあると思うんですけども、わかればいいですけどね、わからなかったらまた教えてください。 26 ◯小長谷税制課長 今御質問いただきました200万人というのは、全国というか全体の中であり、静岡市だけに特定して出すことができておりません。申しわけありません。 27 ◯福地委員長 では、また後日改めてお願いします。  ほかに質疑はよろしいでしょうか。             〔「ありません」〕 28 ◯福地委員長 では、ほかにないようですので、質疑を打ち切ります。  次に、要望意見討論に移ります。  要望意見討論はありませんか。 29 ◯宮城委員 自民党です。2つ議案とも賛成します。  要望です。要望は、税の条例改正ですので、幅広い方たち対象になると思います。その方や、また、関係機関に対して丁寧な説明をして周知を図っていただきたいと思います。 30 ◯長島委員 公明党でございます。全議案賛成でございます。  意見要望を述べさせていただきます。  先ほども宮城委員がおっしゃっていましたけども、市税条例改正というのは、税目にかかわらず、その影響のない方、影響の出る方、両面ありますけども、いずれにしましても納税者の方に対して丁寧な説明を心がけていただきたいと思います。  毎年のように税制改正は行われていまして、その年に影響が出るもの、また、その年には影響がないけども、次の年やまたその次の年に対して影響が出るものなど、複雑になっている部分があります。誤課税のリスクも高まってくるので、そうならないようきちんとチェック体制を整えていただきたいと思います。  万が一、誤課税となってしまった場合には、税金にとどまらず、国民健康保険料介護保険料等にも影響が出る場合もありますので、影響が大きくならないように、また、ミスがないようにお願いしたいと思います。 31 ◯望月委員 付託された2件につきましては賛成です。  意見要望は、自民党さんなり公明党さんの話にもありましたように、広報で周知していただければと思いますので、よろしくお願いします。 32 ◯内田委員 全議案賛成です。 33 ◯福地委員長 特に反対討論はありませんでしたので、全議案を一括して簡易採決にてお諮りいたします。  議案第118号中所管分外1件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 34 ◯福地委員長 御異議なしと認め、議案第118号中所管分議案第121号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で議案審査は終了しました。      ────────────────────────────── 35 ◯福地委員長 次に、報告事項に移ります。  静岡市におけるブロック塀等への対応状況についての報告を聞くことといたします。  なお、本件については他の常任委員会所管がまたがる事項についての報告を受けますので、今回は聞きおくのみといたします。  それでは、当局から説明をお願いします。 36 ◯神長危機管理課長 静岡市におけるブロック塀等への対応状況につきまして報告させていただきます。  本年6月18日月曜日、大阪北部震源とする地震によりまして、2名の方がブロック塀倒壊により亡くなられたことから、全国基準に適合していないブロック塀の改修に向けた対策が進められております。  ここで、本市におけるブロック塀等への対応状況につきまして、現在までの状況報告させていただきます。  まず、大阪北部震源とする地震概要につきまして、簡単に御説明させていただきます。  発生は6月18日月曜日午前7時58分、地震の規模はマグニチュード6.1、最大震度は6弱を観測いたしました。この地震による被害状況ですが、6月29日金曜日、先週の金曜日ですが、19時の消防庁の発表で、死者は4名、このうち2名がブロック塀倒壊により、また、2名は家具が倒れたことにより亡くなられたものでございます。そのほか負傷者は428名、このうち重症者は15名となっております。住家におきましては、全壊が4棟、半壊は46棟、一部損壊が1万9,193棟、火災は7件となっております。  次に、ライフラインの状況でございます。関西電力では約17万世帯で停電、午前10時20分までに全て復旧いたしました。上水道管におきましては、破裂、断水や水の濁りが発生しました。大阪ガスでは約11万戸を対象安全確保のため、都市ガスの供給を停止し、6日後の24日に全域で復旧いたしております。  以上がこの地震の主な概要でございます。  2名の方が亡くなられました、ブロック塀倒壊に対する本市における対応状況につきまして、所管課での対応をまとめて御報告いたします。  まず、学校施設及び通学路のブロック塀についてでございます。  学校施設の点検につきましては、教育施設課職員及び学校職員により全市立小中学校126校の調査が終了しており、このうち10校で基準に適合していないブロック塀等が確認されたため、速やかに改修する予定でございます。  通学路の点検につきましては、発災の翌日に児童生徒支援課から各小中学校長宛、主要通学路の安全点検などを行うよう文書を発出しており、児童生徒に通学時の注意事項について指導するとともに、基準に適合していない箇所については、建築指導課へ情報を提供して連携して対応することとしております。  次に、学校施設以外の市有施設ブロック塀についてでございます。  設備課から各所管課へブロック塀に関する緊急安全点検についてとして、点検と点検結果の報告を要請し、基準に適合していない箇所につきましては修繕で対応するなど、速やかに安全確保を図るよう対策を進めております。  続きまして、民間や個人所有のブロック塀についてでございます。  本市が実施しておりますブロック塀等耐震改修補助制度を利用しまして、基準に適合していないブロック塀などの撤去を進めるため、建築指導課において市ホームページで周知するほか、各連合自治会を通じまして、緊急点検をお願いしております。調査内容につきましては集約し、ダイレクトメールなどを活用して、ブロック塀の撤去や改善を促してまいります。また、建築士会、大工組合の会員へも点検の呼びかけを行っております。  このほか、この地震で2名の方が家具の下敷きにより犠牲になったことから、市民への周知として、家具の固定を促すため、家庭における防災対策の徹底について市ホームページに掲載するほか、コミュニティFMの番組でブロック塀倒壊防止を含む災害への備えを放送するなど、防災意識の喚起に努めております。  以上で本市におけるブロック塀などへの対応状況につきまして報告を終わります。 37 ◯福地委員長 以上で当局からの報告を終わります。  それでは、ここで説明員皆さんは退席していただいて結構です。             〔当局退席〕      ────────────────────────────── 38 ◯福地委員長 最後に、管外視察についてでありますが、お手元の資料総務委員会視察行程案をごらんください。  まず、日程については8月21日火曜日から23日木曜日までとし、視察先、視察項目につきましては、正副委員長で協議し、記載のとおりとさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。             〔「異議なし」〕 39 ◯福地委員長 それでは、そのように決定いたします。  なお、詳細及び視察に関して、委員会条例で規定している手続等につきまして、正副委員長に一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。             〔「異議なし」〕 40 ◯福地委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  なお、委員会皆さんには、視察終了後、所感を委員長に提出していただき、これを取りまとめた上で、視察報告書を作成しますので、御協力をお願いいたします。      ────────────────────────────── 41 ◯福地委員長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これをもって総務委員会を散会いたします。                 午前10時50分散会      ────────────────────────────── 総務委員長  福地 健 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...