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  1. 静岡市議会 2002-09-17
    旧静岡市:平成14年第6回定例会(第1日目) 本文 2002-09-17


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1         午前10時開会 ◯議長沢入育男君) ただいまから第6回市議会定例会開会いたします。  直ちに会議を開きます。  本日の会議録署名議員は、藤田卓次君及び剣持邦昭君を指名します。  まず、報告があります。  議員鈴木嘉富君は、去る8月6日、逝去されました。まことに哀悼痛惜の念にたえません。  なお、鈴木嘉富君は、地方自治発展に貢献された功績により、従五位に叙せられ、勲四等瑞宝章を授与されました。  この際、鈴木嘉富君の御冥福をお祈りし、黙祷をささげます。全員御起立願います。   〔起  立〕 2 ◯議長沢入育男君) 黙祷。   〔黙  祷〕 3 ◯議長沢入育男君) 黙祷を終わります。御着席ください。   〔着  席〕 4 ◯議長沢入育男君) この際、本市議会として弔意をあらわすため、議員を代表して池ケ谷恒雄君から追悼の辞を述べていただきます。   〔45番池ケ谷恒雄登壇〕 5 ◯45番(池ケ谷恒雄君) ただいま議長から報告のありましたとおり、議員鈴木嘉富君は、去る8月6日に逝去されました。まことに哀惜の念にたえません。  ここに私は、議員一同を代表して、謹んで追悼言葉を申し上げます。  つい先ごろまで同僚議員としてともに市政を論じ合った氏が、忽然として幽冥鏡を異にしようとは、思いもよらぬことでした。  氏と私は、昭和50年の選挙で初当選しましたが、議席が隣同士であり、同じ昭和5年生まれであり、また氏が富士宮在の富士根村杉田の出身、私の父が隣村の大淵村の出身という縁で、自来27年にわたり刎頸の交わりとも言うべきつき合いをさせていただきました。  氏と私は全く性格が違い、市政についても、ある意味でけんか友達でありましたが、それが後に残るようなことがなく、私の意見を聞いてくれたものです。
     氏は、平成2年、市議会議長就任され、平成5年までの間、名議長として敏腕を振るわれ、数々の功績を残されたのであります。  特に、この際、氏の功績として申し上げなければならないのは、地域医療協議会委員保健所運営協議会委員会長を歴任するなど、静岡市の保健行政推進のために力を尽くされたことであります。獣医師としての専門的な知識に加え、資性温厚にして篤実なる性格をもって任に当たられたその手腕は、他の追随を許さないものでありました。  不幸にして、本年に入り健康すぐれず、私どもは一日も早い全快を祈り、再起の日を指折り期待しておりましただけに、突然の御他界の訃報に接し驚愕おくところを知らず、敬慕哀悼の情またひとしお禁じ得ないのであります。  静岡市は、清水市との合併を目前にしており、高い都市機能を発揮するべく、政令都市を目指し着実な歩みを続けておりますが、なお前途には解決すべき問題が山積しております。このときこそ御活躍を期待しておりましたのに、氏のごとき市議会重鎮として信望の厚い政治家を失いましたのは、静岡市政にとってまことに大きな痛手と申さなければなりません。  人寿定めありと申せ、今さらのように世の無常をうらまずにはいられないのであります。  ここに、ありし日の鈴木嘉富君の面影をしのびつつ、この偉大な足跡をたたえ、心から御冥福をお祈りいたしまして、追悼言葉といたします。 6 ◯議長沢入育男君) 次に、市長から哀悼の意を述べたい旨、申し出がありますので、これを許します。   〔市長小嶋善吉登壇〕 7 ◯市長小嶋善吉君) 謹んで、今は亡き鈴木嘉富議員に、市民を代表いたしまして哀悼の辞を述べさせていただきます。  あなたは、誠実、実行を政治基本姿勢とし、昭和50年の統一地方選挙において初当選をされ、以来7期の長きにわたり、市民の幸せと市政発展を願い、粉骨砕身御尽力をされてこられました。  この間、市議会議長厚生委員会委員長静岡市議会議長会会長など数々の要職を歴任され、そのすぐれた手腕と卓越した識見をもって議会の円滑な運営に貢献するなど、多大な功績を残されました。  また、温厚篤実なお人柄から、市民皆様はもとより議員の方々からも厚い信望を集められ、市議団重鎮として議会を支えてこられました。このようなあなたは、私にとりましても心からお慕いし、尊敬してやまない人生のよき先輩でありました。  私の平成6年の市長選出馬の際に、力強く、そして的確なアドバイスをいただき大いに勇気づけられたことが、つい先日のことのように思い出されるわけであります。その後も市政の重要な局面のたびに、必ず貴重な御助言、御指導をいただいてまいったのであります。  7月の下旬に病院へお見舞いに参上した折にも、病魔と日夜闘っているとは思えないような力強い声で、市民のための合併をなし遂げたのだから、だれからも喜ばれるまちづくりを自信を持って進めてほしい、頑張れと励ましてくださいました。あのときの言葉は今も私の耳を離れず、改めて市民が心から満足するまちづくりに向かって邁進をしなければならないと、決意を新たにするものであります。  来年4月には新しい静岡市がスタートをしようとする重要な時期に、その御指導がいただけなくなってしまったことはまことに残念であり、余りにもはかない人生無常を感じずにはおられません。願わくば、郷土の泉下から静岡市の前途をとわに温かく見守り、お導きくださいますよう心からお願いを申し上げます。  今ここに、47万市民を代表し御冥福をお祈り申し上げますとともに、あなたが身をもって示された数々のお教えを生かし、静岡清水両市の円滑な合併と、東海の尤たるすばらしい政令指定都市実現に向けて全身全霊を傾注をいたしますことをかたくお誓いを申し上げ、哀悼言葉といたします。 8 ◯議長沢入育男君) 次に、市長から就任に際しての発言の申し出がありますので、これを許します。   〔市長小嶋善吉登壇〕 9 ◯市長小嶋善吉君) 市長就任後、初めての市議会定例会開会に当たりまして、改めて就任のごあいさつを申し上げます。  先般の市長選挙におきまして、多くの市民皆様から御支持をいただきまして、引き続き3期目の市政運営をさせていただくことになりましたが、今回の任期は、歴史的な課題でありました清水市との合併期日が来年4月1日と決定をしていることから、約7カ月と極めて短期間であります。  しかしながら、この7カ月は、新市の円滑なスタートに向けて万全の体制で準備を進めるとともに、合併2年後に予定をされております政令指定都市実現に向けて、一歩一歩着実に前進をしてまいらなければならない大変重要な時期なのであります。  現在、本市は大きな変革のときを迎えておりますが、市政運営に当たりましては、子供たちの明るい未来のために、そして市民が誇りと尊厳を持って生涯を通じて生き生きと暮らせる静岡をつくるために、微力ながら誠心誠意全力を傾注してまいる所存でありますので、今後とも議員皆様のなお一層の御支援、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 10 ◯議長沢入育男君) 次に、監査委員から平成14年5月分、6月分及び7月分現金出納検査並びに出資団体に対する監査の結果報告書が送付されましたので、御報告します。    ……………………………………………               監 第 61 号               平成14年6月28日  静岡市議会議長様        静岡監査委員 山 本 日出夫        同       後 藤   隆        同       安 竹 信 男        同       山 田   誠   平成14年5月分現金出納検査の結果につい   て(報告)  地方自治法第 235条の2第1項及び監査委員に関する条例第7条の規定に基づき行った標記検査の結果は次のとおりである。            記 1 現金出納検査調書及び会計帳票預金残高を  金融機関残高証明書預金証書及び伝票照合  した結果一致していた。 2 現金出納検査調書会計伝票を抽出照合した結  果計数は適正であった。 3 現金在高及び保管状況                  (以下略)    ……………………………………………               監 第 73 号               平成14年7月29日  静岡市議会議長様        静岡監査委員 山 本 日出夫        同       後 藤   隆        同       安 竹 信 男        同       山 田   誠   平成14年6月分現金出納検査の結果につい   て(報告)  地方自治法第 235条の2第1項及び監査委員に関する条例第7条の規定に基づき行った標記検査の結果は次のとおりである。            記 1 現金出納検査調書及び会計帳票預金残高を  金融機関残高証明書預金証書及び伝票照合  した結果一致していた。 2 現金出納検査調書会計伝票を抽出照合した結  果計数は適正であった。 3 現金在高及び保管状況                  (以下略)    ……………………………………………               監 第 93 号               平成14年8月29日  静岡市議会議長様        静岡監査委員 山 本 日出夫        同       後 藤   隆        同       安 竹 信 男        同       山 田   誠   平成14年7月分現金出納検査の結果につい   て(報告)  地方自治法第 235条の2第1項及び監査委員に関する条例第7条の規定に基づき行った標記検査の結果は次のとおりである。            記 1 現金出納検査調書及び会計帳票預金残高を  金融機関残高証明書預金証書及び伝票照合  した結果一致していた。 2 現金出納検査調書会計伝票を抽出照合した結  果計数は適正であった。 3 現金在高及び保管状況                  (以下略)    ─────────────────   日程第1 会期決定について 11 ◯議長沢入育男君) ただいまから日程に入ります。  日程第1、会期決定についてを議題とします。  お諮りします。  今定例会会期は、本日から10月11日までの25日間とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長沢入育男君) 御異議ないものと認めます。よって、今定例会会期は25日間と決定しました。    ─────────────────   日程第2 静清中央卸売市場組合議会議員    の補欠選挙 13 ◯議長沢入育男君) 次に、日程第2、静清中央卸売市場組合議会議員補欠選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法については、地方自治法第 118条第2項の規定により指名推選とし、その指名議長において指名することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長沢入育男君) 御異議ないものと認めます。よって、本件指名推選とし、その指名議長において指名することに決定しました。  議長は、池ケ谷恒雄君を指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました池ケ谷恒雄君を、静清中央卸売市場組合議会議員当選人と定めることに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長沢入育男君) 御異議ないものと認めます。よって、池ケ谷恒雄君が静清中央卸売市場組合議会議員当選されました。    ─────────────────   議員派遣について 16 ◯議長沢入育男君) 次に、お諮りします。  議員派遣についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長沢入育男君) 御異議ないものと認めます。よって、議員派遣についてを日程に追加し、直ちに議題とします。  議員派遣については、議会運営委員会決定により、説明質疑委員会付託及び討論を省略することにします。  お諮りします。  お手元に配付した資料のとおり、議員派遣することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長沢入育男君) 御異議ないものと認めます。よって、資料のとおり議員派遣することに決定をいたしました。    ─────────────────   日程第3 報第28号 専決処分報告につ    いて 外6件 19 ◯議長沢入育男君) 次に、日程第3、報第28号から日程第9、報第34号までの専決処分報告について、7件を一括議題とします。  当局説明を求めます。 20 ◯助役篠崎忠雄君) 御説明申し上げます。  報第28号から報第34号までは、いずれも専決処分報告でございまして、地方自治法第 180条第1項の規定により、交通事故等による損害賠償の額、市営住宅の管理上必要な訴えの提起及び工事請負契約の変更について、それぞれ専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告するものであります。  以上でございます。 21 ◯議長沢入育男君) 質疑を許します。──質疑を打ち切ります。  これら7件は、地方自治法第 180条第2項の規定に基づく報告であります。    ─────────────────   日程第10 報第35号 専決処分報告及び    その承認について 22 ◯議長沢入育男君) 次に、日程第10、報第35号専決処分報告及びその承認についてを議題とします。  当局説明を求めます。 23 ◯助役篠崎忠雄君) 御説明申し上げます。  報第35号は、法人税における連結納税制度の創設に伴う静岡税条例の一部改正でございまして、地方税法の一部を改正する法律が平成14年8月1日に施行されることとなったため、連結法人に係る規定の整備について急を要したので、地方自治法第 179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求めるものでございます。  以上でございます。 24 ◯議長沢入育男君) 質疑を許します。──質疑を打ち切ります。  お諮りします。  本件委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長沢入育男君) 御異議ないものと認めます。よって、本件委員会付託を省略することに決定しました。  討論を許します。──討論を打ち切り、採決します。  本件承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長沢入育男君) 御異議ないものと認めます。よって、本件承認することに決定しました。    ─────────────────   日程第11 認第1号 平成13年度静岡市公    営企業会計決算認定について 27 ◯議長沢入育男君) 次に、日程第11、認第号平成13年度静岡公営企業会計決算認定についてを議題とします。  当局説明を求めます。 28 ◯助役篠崎忠雄君) 御説明申し上げます。  認第1号は、公営企業決算認定でございまして、平成13年度病院事業水道事業及び下水道事業会計決算を、それぞれ監査委員意見書をつけまして認定に付そうとするものであります。  その詳細につきましては、この後、病院事務局長及び水道局長から御説明いたします。  以上でございます。 29 ◯病院事務局長吉本弘明君) 認第号平成13年度静岡公営企業会計決算認定のうち、病院事業会計決算につきまして、その概況を御説明いたします。  本年度患者数は、入院18万 5,116人、外来40万2,191人、合わせて58万 7,307人です。前年度に比べ1.9%、1万 1,246人の減少となりました。  これを経営面から見ますと、収益的収入は1人当たりの平均診療収益増加により、入院収益外来収益増加しましたが、他会計補助金減少などにより、前年度に比べ 0.1%、 976万円の増の 145億 5,114万円となりました。  これに対しまして、収益的支出は、給与費減少しましたが、材料費、経費の増加などにより、前年度に比べ 0.1%、 1,103万円の増の 145億 3,898万円となりました。  この結果、本年度は 1,216万円の当年度純利益を生じましたが、一般会計補助金を差し引いた実質収支は1億 1,784万円の損失となっています。  なお、過年度分固定資産除却漏れがあり、本年度決算にて過年度分固定資産除却費を執行しました。このことにつきましては、大変申しわけございませんでした。今後このようなことのないよう事務処理を整えましたので、よろしくお願いいたします。  次に、資本的収支ですが、資本的支出は4億 1,167万円を投じ、西館無停電電源装置蓄電池取りかえ修繕工事を行ったほか、放射線治療システムなどの器械備品を購入いたしました。また、2億 1,199万円の企業債元金の償還を行いました。  これらの財源として、貸付金返還金 143万円を充当し、不足額につきましては過年度分損益勘定留保資金ほかで補てんいたしました。  以上が病院事業決算概況でございますが、今後ともなお一層経営健全化に努めるとともに、東海一開かれた病院を目指して、地域医療中核病院として、市民の要望にこたえるべく努力する所存でございます。  以上で説明を終わります。 30 ◯水道局長長谷川達也君) 認第号平成13年度静岡公営企業会計決算認定のうち、水道事業及び下水道事業会計決算につきまして、その概況を御報告いたします。  まず、水道事業会計でございますが、平成13年度末における給水戸数は16万 6,265戸で、前年度末に比べ 2,070戸増加しました。  これに対する年間の配水量は、経年管の布設がえ等による漏水防止対策の効果及び使用水量の落ち込みにより、前年度に比べ 146万 3,000立方メートル減の 5,779万 9,000立方メートルとなりました。  一方、年間の有収水量も、節水意識の浸透と景気低迷による事業所等の使用水量が落ち込んでおり、前年度に比べ80万 8,000立方メートル減少し、4,868万立方メートルとなりましたが、有収率は84.2%で前年度に対し 0.7ポイント上昇しました。  経営面につきましては、収益的収入において、給水収益は前年度に比べ 5.7%、3億 6,651万円増加し、68億 3,343万円となりました。これに受託工事収益等を合わせた収入総額は、70億 8,675万円となりました。  これに対して、収益的支出では、職員給与費などが減少したものの、水道料金の徴収業務等の委託料及び小口径配水管の布設、布設がえ等工事請負費の増加により、支出総額は前年度に比べ 3.6%増の69億 293万円の執行となりました。  この結果、13年度は1億 8,382万円の純利益となりました。  次に、資本的支出において、建設改良事業は23億1,690万円を投じ、水道第7期拡張事業における第2年次として、取水場電気設備設置工事のほか、送配水管の布設工事を施工し、この事業の主な財源といたしまして、企業債8億 5,000万円を充当いたしました。  以上の主な事業としては、丸子大鈩配水管布設工事を初め、毎年継続的に実施しております経年配水管の布設がえ及び給水区域内における管網整備として、豊田二丁目、三丁目配水管布設がえ工事など延長2万 1,495メートルと、小口径配水管の布設及び布設がえ工事を延長1万 5,150メートル施工しました。  このほか、安倍口第2取水場電気設備設置工事、丸子新田取水場受変電設備改良工事なども実施しました。  なお、年度内に完成できなかった西島配水池築造工事ほか72件、13億 4,277万円につきましては、建設改良繰り越し等により翌年度へ繰り越すことといたしました。  以上が水道事業決算概況でございますが、今後も安全でおいしい水の安定的な供給に努め、さらに地震等の災害にも強い水道事業を目指し、より効率的な経営に努める所存であります。  次に、下水道事業会計につきまして御説明いたします。  平成13年度末における下水道事業の現況は、管渠の総延長 1,301キロメートル、中継ポンプ場2カ所、終末処理場3カ所で、汚水処理能力は1日34万6,200立方メートル、処理区域内人口32万 9,050人で、行政区域内人口に対する普及率は69.5%となりました。  また、水洗便所設置戸数は、前年度より 4,193戸増の12万 8,774戸、水洗化率91.1%となりました。  経営面につきましては、収益的収入において、下水道料金は前年度に比べ 1.4%増の67億 8,608万円となり、これに雨水処理負担金、他会計補助金、他会計負担金、特別利益などを加えた収入総額は、前年度に比べ 6.1%増の 136億 4,740万円となりました。  これに対しまして、収益的支出では、固定資産増加による減価償却費などの増や特別損失により、支出総額は前年度に比べ 5.5%増の 135億 5,380万円となりました。  この結果、 9,359万円の当年度純利益を生じました。  なお、一般会計補助金を差し引いた実質収支は、28億 2,443万円の赤字となっております。  次に、資本的支出において、建設改良事業は、増補改良下水道事業として事業費91億 4,516万円を投じて、城北、中島、静清、長田の各処理区内に汚水管を3万 3,346メートル、雨水渠は中島、長田の各処理区内で 1,364メートルを布設いたしました。  各処理場関係においては、長田浄化センターでは水処理施設機械設備・電気設備工事ほかを実施し、高松処理場では汚水ポンプ室棟耐震補強改修工事ほかを、城北下水処理場では汚泥脱水機設備機械・電気設備工事ほかを、中島下水処理場では汚泥濃縮機機械設備工事ほかを施工いたしました。  このほか、主な事業として、下水道管布設がえ工事等を延長 3,428メートル、雨水浸透井14カ所を施工し、静清流域下水道事業では水処理棟上部環境整備工事、汚泥機械濃縮設備工事等に対する負担金等を支出しました。  この事業の主な財源といたしまして、企業債44億1,506万円、国庫補助金32億 7,192万円を充当いたしました。  なお、年度内に完成できなかった長田2号幹線下水道築造工事ほか71件、36億 1,480万円につきましては、建設改良費繰り越しにより、翌年度に繰り越すことといたしました。  以上が下水道事業決算概況でございますが、今後とも経営健全化に努めるとともに、下水道整備を推進し、快適な暮らしと公共用水域の水質保全を目指して下水道の普及に努める所存でございます。  最後になりましたが、固定資産過年度分除却漏れがあり、大変申しわけございませんでした。このことにつきましては、13年度決算にてすべての処理を完了し、今後このようなことのないよう事務処理方法も整えましたので、よろしくお願い申し上げます。  以上で説明を終わります。 31 ◯議長沢入育男君) 本件に対する質疑は、一般質問終了後に行うことにいたします。    ─────────────────   日程第12 第 106号議案 平成14年度静岡    市一般会計補正予算(第2号) 外31件 32 ◯議長沢入育男君) 次に、日程第12、第 106号議案平成14年度静岡市一般会計補正予算(第2号)から日程第43、第 137号議案市道路線の認定についてまで、32件を一括議題とします。  当局説明を求めます。 33 ◯助役篠崎忠雄君) 引き続きまして、9月補正予算議案等につきまして御説明申し上げます。  第 106号議案は、一般会計の補正予算でございまして、今回の補正予算は、公共事業費などについて国、県の認証決定に合わせて計上したほか、台風6号による災害関連経費、清水市との合併準備に係る経費、土地開発公社からの土地買い戻し経費などを計上いたしました。  補正予算の総額は、約24億 6,800万円でございます。  追加の主なものといたしましては、合併準備費などの総務管理費約4億 8,000万円、新都市拠点整備費、街路築造費などの都市計画費約12億 7,100万円、土木施設災害復旧費約1億 6,600万円などでございます。  これらの財源として、市税5億円、地方交付税約7億 6,700万円、国庫支出金約11億 1,900万円、繰越金約4億 5,400万円などを充当いたしました。  以上の補正額を加えた累計予算額は、約 1,581億9,500万円となります。  なお、債務負担行為の補正は、市税収納支援システム機器設置費等の追加と、住民基本台帳ネットワークシステム機器設置費等の変更でございます。  また、市債の補正は、障害者福祉事業債等の追加と老人福祉事業債等の変更でございます。
     第 107号議案は、競輪事業会計の補正予算でございまして、競輪事業収入、繰越金、諸収入を財源として、場外売り場の増加に伴う記念競輪経費等を追加するため、業務費、開催費、諸支出金を増額し、残余を予備費に計上いたしました。  第 108号議案は、国民健康保険事業会計の補正予算でございまして、事業勘定においては介護納付金を減額したほか、国庫支出金、療養給付費交付金、繰越金等を財源として、総務費、老人保健拠出金、諸支出金を増額するとともに、残余を予備費に計上いたしました。  また、直営診療施設勘定においては、給与費の減額に合わせて一般会計繰入金を減額いたしました。  なお、債務負担行為の補正は、国民健康保険オンライン機器設置費の追加でございます。  第 109号議案は、老人保健医療事業会計の補正予算でございまして、繰越金の減額に合わせて償還金を減額するとともに、支払基金交付金、国庫支出金、県支出金、一般会計繰入金を財源として医療諸費を増額いたしました。  第 110号議案は、簡易水道事業会計の補正予算でございまして、建物移転補償費など事業費の変更に合わせ、業務費、施設費を増額し、市債等の財源を組み替えました。  また、市債の補正は、簡易水道施設事業債の変更でございます。  第 111号議案は、農業集落排水事業会計の補正予算でございまして、給与費の減額に合わせて一般会計繰入金を減額するとともに、繰越金を増額いたしました。  第 112号議案は、母子・寡婦福祉資金貸付金会計の補正予算でございまして、一般会計繰入金、繰越金、市債を財源として貸付金を増額いたしました。  また、市債の補正は、母子・寡婦福祉資金貸付金の変更でございます。  第 113号議案は、介護保険事業会計の補正予算でございまして、給与費合併準備費を増額するなど総務費を増額するとともに、予備費を減額したほか、平成13年度の介護給付費の精算を行うために、繰越金を財源として償還金を増額いたしました。  また、次年度以降の円滑な財政運営に資するために、繰越金等を介護保険給付費準備基金に積み立てするとともに、あわせて介護保険法第22条第3項による返還金、加算金に伴う積立金を追加いたしました。  第 114号議案は、介護保険サービス会計の補正予算でございます。給与費を減額するなどサービス費を減額するとともに、予備費を減額し、あわせて一般会計繰入金、繰越金を減額いたしました。  第 115号議案は、病院事業会計の補正予算でございまして、収益的収支において他会計補助金を財源として、給与費及び経費を増額いたしました。  第 116号議案は、水道事業会計の補正予算でございまして、収益的収支においては、その他営業収益を増額し、業務費及び総係費において合併に伴う電算システム変更経費及び他会計に対する電算システム移行改造負担金を計上するとともに、給与費を減額いたしました。  また、資本的収支においては、他会計補助金、工事負担金を財源として、第7期拡張事業費及び給与費を増額いたしました。  なお、債務負担行為の補正は、水道局財務会計システム機器設置費の追加でございます。  第 117号議案は、下水道事業会計の補正予算でございまして、収益的収支においては、その他営業収益及び固定資産売却益を増額し、業務費及び総係費においては、合併に伴う電算システム変更経費及び他会計に対する電算システム移行改造負担金を計上するとともに、給与費を減額いたしました。  また、資本的収支においては、土地売却代金を増額し、給与費を減額いたしました。  なお、債務負担行為の補正は、水道局財務会計システム機器設置費の追加でございます。  第 118号議案は、静岡市職員退隠料等支給条例等の一部を改正する条例の一部改正でございまして、恩給法等の一部を改正する法律に準じ、遺族扶助料について所要の改正をしようとするものであります。  第 119号議案は、静岡税条例の一部改正でございまして、地方税法の一部改正等に伴い、マンション建替組合に対して適用する法人市民税の均等割の税率について所要の改正をしようとするものであります。  第 120号議案は、静岡市火災予防条例の一部改正でございまして、消防法の一部改正に伴い、火気設備・器具の取り扱いに関する規定等について所要の改正をしようとするものであります。  第 121号議案は、地方自治法第96条第2項の規定に基づき、静岡市議会の議決すべき事件を定める条例の廃止でございまして、地方自治法の一部改正に伴い、同法第 242条の2第1項第4号に基づく住民訴訟の被告が私人たる職員から執行機関等に変更されたため、本条例を廃止しようとするものであります。  第 122号議案は、民事調停でございまして、城内中学校用地と城濠用水土地改良区所有地との境界に係る土地所有権確認調停事件について、調停を成立させようとするものであります。  第 123号議案は、静清中央卸売市場組合の解散でございまして、地方自治法第 288条の規定に基づき、平成15年3月31日限りで静清中央卸売市場組合を解散することについて、同法第 290条の規定により議会の議決を求めるものであります。  第 124号議案は、静清中央卸売市場組合の解散に伴う財産処分でございまして、地方自治法第 289条の規定に基づき、静清中央卸売市場組合の解散に伴う財産処分を清水市と協議の上定めることについて、同法第 290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  第 125号議案から第 128号議案までは、いずれも物品購入契約でございまして、水槽付消防ポンプ自動車ほか3件の購入契約を締結しようとするものであります。  第 129号議案から第 134号議案までは、いずれも工事請負契約でございまして、科学館展示工事ほか5件の請負契約を締結しようとするものであります。  第 135号議案は、工事委託契約の変更でございまして、静岡駅前地下駐車場工事の委託契約を変更しようとするものであります。  第 136号議案は、市道路線の変更でございまして、開発行為に伴い、古庄区画10号線について起終点を変更しようとするものであります。  第 137号議案は、市道路線の認定でございまして、開発行為等に伴い、国吉田六丁目2号線ほか13路線を市道として認定しようとするものであります。  以上でございます。 34 ◯議長沢入育男君) これら32件の議案に対する質疑は、一般質問終了後に行うことにいたします。    ───────────────── 35 ◯議長沢入育男君) 以上で本日の日程は終了いたしました。  以上で散会します。   平成14年9月17日         午前10時40分散会    ─────────────────        会議録署名議員           議 長  沢 入 育 男           議 員  藤 田 卓 次           同    剣 持 邦 昭 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...