─────────────────
日程第2 報第22号
平成10
年度静岡市水
道事業会計継続費精算報告書 外3件
10
◯議長(
杉山三四郎君) 次に、
日程第2、報第22
号平成10
年度静岡市
水道事業会計継続費精算報告書から
日程第5、報第25
号専決処分の
報告についてまで4件を
一括議題とします。
当局の
説明を求めます。
11
◯助役(
篠崎忠雄君) 御
説明申し上げます。
報第22号は、
水道事業会計におきまして
平成9
年度から2カ年
継続事業として実施してまいりました
八幡配水池築造工事が完了いたしましたので、
地方公営企業法施行令第18条の2第2項の
規定により御
報告するものであります。
報第23号から報第25号までは、いずれも
地方自治法第 180条第1項の
規定により、
交通事故及び
道路事故について
損害賠償の額並びに
工事請負契約の変更についてそれぞれ専決処分いたしましたので、同条第2項の
規定により御
報告するものであります。
以上でございます。
12
◯議長(
杉山三四郎君)
質疑を許します。──
質疑を打ち切ります。
これら4件は、
地方公営企業法施行令第18条の2第2項及び
地方自治法第 180条第2項の
規定に基づく
報告であります。
─────────────────
日程第6
認第1号
平成10
年度静岡市公
営企業会計決算認定について 外1件
13
◯議長(
杉山三四郎君) 次に、
日程第6、
認第1
号平成10
年度静岡市
公営企業会計決算認定について及び
日程第7、第 113
号議案平成10
年度静岡市
水道事業剰余金処分についての2件を
一括議題とします。
当局の
説明を求めます。
14
◯助役(
篠崎忠雄君) 御
説明申し上げます。
認第1号は、
平成10
年度の
市立病院事業、
水道事業及び
下水道事業会計決算をそれぞれ
監査委員の
意見書をつけまして認定に付そうとするものであります。その詳細につきましては、この後、
病院事務局長及び
水道局長から御
説明いたします。
第 113
号議案は、
水道事業会計におきまして、
平成10
年度決算の結果生じました
剰余金につきまして、
地方公営企業法第32条第2項の
規定により処分しようとするものであります。
以上でございます。
15
◯病院事務局長(
大畑孔作君)
認第1
号平成10
年度静岡市
公営企業会計決算認定のうち
病院事業会計の
決算につきまして、その概要を
説明いたします。
当院は、
地域医療の
中核病院として常に
医療技術の
高度化、
多様化に対応した
住民サービスの充実に努めております。
本
年度の
患者数は、入院20万 2,532人、外来39万5,702 人、
伝染病73人の合計59万 8,307人で、前
年度に比べ 1.9%、1万 1,150人の
増加となりました。
これを
経営年から見ますと、
収益的収入は、前
年度に比べ
入院収益の
増加により 1.9%、2億 6,513万円の増の 144億 7,927万円となりました。これに対して
収益的支出は、
材料費が減少したものの
給与費、
減価償却費、
資産減耗費等が
増加したことにより、前
年度と比べ 0.3%、 4,565万円増の 144億7,152 万円となりました。この結果、本
年度は 775万円の
当年度純利益を生じましたが、
一般会計補助金を差し引いた
実質収支は6億 224万円の赤字となっています。
次に、
資本的支出においては、
診療棟改造費として
病院内電話交換装置等の更新を 7,127万円で実施するとともに
医療設備の充実を図るためデジタルガンマカメラ、
エックス線テレビ透視台等66件の
医療機器を4億 8,939万円で購入しました。
また、
企業債償還金として2億 5,014万円の元金を償還いたしました。
これらの主な
財源といたしましては、
過年度分損益勘定留保資金7億 7,683万円で補てんいたしました。
以上が
病院事業の
決算概要でございますが、今後ともなお一層
経営の
健全化に努めるとともに、さらに病診連携を進めながら
地域医療の
中核病院として住民の要望にこたえるべく努力する所存でございます。
以上でございます。
16
◯水道局長(
長谷川達也君)
認第1
号平成10
年度静岡市
公営企業会計決算認定のうち
水道事業及び
下水道事業会計の
決算につきまして、その概況を御
説明いたします。
まず、
水道事業会計でございますが、
平成10
年度末における
給水戸数は15万 9,812戸で、前
年度末に比べ 2,501戸
増加しましたが、年間の有
収水量は、
節水意識の浸透などにより
事業所を中心とした
使用水量が落ち込み、前
年度に比べ53万 9,000立方メートルの減少となりました。
一方、年間の
配水量は、
取水場等に設置した
回転数制御設備により
配水圧力が適正化されたことや
老朽管の
布設替え等による
漏水防止の効果により、77万立方メートル削減され 6,109万 2,000立方メートルとなりました。
その結果、有収率は82.1%で、前
年度に対して0.1 ポイントの微増となりました。
経営面につきましては、
収益的収入において、
給水収益は前
年度に比べ 1,767万円とわずかに増収し、66億 729万円となり、これに
受託工事収益等を合わせた
収入総額は68億 309万円となりました。
これに対して
収益的支出では、小
口径排水管の
布設替えを初め各
施設の
維持管理費等が減少したものの
減価償却費などの
増加により
支出総額は前
年度に比べ 0.5%増の64億 9,940万円となりました。この結果、
当年度純利益は3億 368万円となりました。
次に、
資本的収支において、
建設改良事業は、
配水施設等の
整備で
水道第6期
拡張事業の第5年次として
事業費に20億 4,438万円を投じ、
平成9
年度から10
年度継続事業の
八幡配水場配水池築造工事を、さらに10
年度から11
年度継続事業では、同じ
八幡配水場の
電気及び
ポンプ設備工事を施工するとともに、
配水管の
布設及び
布設替え工事として瀬名三丁目
配水管布設工事など1万 1,796メートルを施工しました。
なお、この
工事の主な
財源といたしましては、
企業債15億 6,000万円を充当いたしました。
このほかの主な
事業として、毎年継続して実施しております
経年配水管の
布設替え及び
既設地区内における
管網整備のための
配水管工事として、向敷地
配水本管
布設替えその1
工事など33件、
延長 6,847メートル、小
口径配水管の
布設及び
布設替え工事を
延長 9,648メートル施工したほか、
中田取水場電気設備改良工事などを実施いたしました。
また、
年度内に完成できなかった
八幡配水場操作室築造工事外38件、12億 3,070万円につきましては、
建設改良費繰り越し等により翌
年度へ繰り越すことといたしました。
以上が
水道事業の
決算概況でございますが、今後も市民に対する
配水の
安定供給のため一層の
整備に努める所存でございます。
次に、
下水道事業会計につきまして御
説明いたします。
平成10
年度末における
下水道事業の現況は、
管渠の総
延長 113万 1,225メートル、
中継ポンプ場2カ所、
終末処理場3カ所、
年度末に完成した
下川原雨水ポンプ場を加え
雨水ポンプ場2カ所、
汚水処理能力は、1日32万 9,300立方メートル、
処理区域内人口32万 2,142人で、
行政区域内人口に対する
普及率は67.7%となりました。
また、
水洗便所設置戸数は、前
年度より 4,567戸増の11万 5,980戸、
水洗化率87.5%となりました。
経営面につきましては、
収益的収入において、
下水道料金は、
景気低迷による
大口使用者等の
排水量の減少により、前
年度に比べ 0.7%増の56億 1,549万円にとどまり、これに
雨水処理負担金、
一般会計補助金などを加えた
収入総額は前
年度に比べ 3.4%増の 125億 3,574万円となりました。
これに対しまして、
収益的支出では、
固定資産の
増加による
減価償却費などの
増加により、
支出総額は前
年度に比べ 3.6%増の 125億 4,979万円となりました。
この結果、 1,405万円の
当年度純損失を生じました。
なお、
一般会計補助金を差し引いた
実質収支は37億 9,282万円の損失となっております。
次に、
資本的収支において、
建設改良事業は、
増補改良下水道事業として
事業費 124億 2,555万円を投じて、城北、中島、静清、長田の各
処理区内に
汚水管 2万 4,624メートル、
雨水渠 850メートルを
布設いたしました。
各
処理場関係において、
中島下水処理場では
汚泥処理施設の
機械電気設備工事、
水処理施設築造工事などを、
長田浄化センターでは
水処理施設築造工事を、
下川原雨水ポンプ場では
機械電気設備工事などを施工するとともに、
長田浄化センター用地として1万 1,397平方メートルの土地を購入いたしました。
このほか、主な
事業として、
下水道管布設替えを
延長 2,138メートル及び
雨水浸透井39カ所を施工し、
静清流域下水道事業では
水処理施設築造工事などを施工いたしました。
この
事業の主な
財源といたしまして、
企業債76億2,222 万円、
国庫補助金38億 8,650万円を充当いたしました。
なお、
当年度に完成できなかった
中島下水処理場水処理施設築造工事外54件、66億 5,000万円につきましては、
建設改良費繰り越しにより翌
年度に繰り越すことといたしました。
以上が
下水道事業の
決算概況でございますが、今後とも
経営の
健全化に努めるとともに、積極的に
下水道事業を促進し、快適な暮らしと
公共用水域の
水質保全を目指して
下水道の推進に努める所存でございます。
以上で
説明を終わります。
17
◯議長(
杉山三四郎君) これら2件に対する
質疑は、
一般質問終了後に行うことにします。
─────────────────
日程第8 第 114
号議案 平成11
年度静岡
市一般会計補正予算(第2号) 外34件
18
◯議長(
杉山三四郎君) 次に、
日程第8、第 114
号議案平成11
年度静岡市一般会計補正予算(第2号)から
日程第42、第 148
号議案工事委託契約についてまで35件を
一括議題とします。
当局の
説明を求めます。
19
◯助役(
篠崎忠雄君) 引き続きまして、9月
補正予算議案等につきまして御
説明申し上げます。
第 114
号議案は、
一般会計の
補正予算でございまして、今回の
補正予算は、
公共事業費につきましては、
地域戦略プランに基づく
街路事業を初めとした国、県の
認証決定によるもの、また、
市単独事業費につきましては、
景気対策関連経費、「葵」
博関連経費及び
市債の
繰上償還経費などを計上いたしました。
補正予算の総額は約87億 5,100万円でございます。
追加の主なものは、
介護保険給付費などの
社会福祉費約3億 300万円、
道路新設改良費などの
道路橋梁費約4億 1,800万円、
市街地整備費、
街路築造費などの
都市計画費約54億 8,300万円、
消防施設費などの
消防費約 7億 7,700万円、
公債費約9億円などでございます。
これらの
財源といたしましては、
地方交付税約56億 3,900万円、
国庫支出金約8億 8,300万円、
財産収入約8億 500万円、
繰越金約2億 4,700万円、
市債約9億 9,300万円などを充当いたしました。
以上の
補正額を加えた
累計予算額は、約 1,816億 2,600万円となります。
なお、
債務負担行為の
補正は、
麻機小学校校舎大
規模改修事業費、
市単独道路改良事業費等の追加でございます。
また、
市債の
補正は、
漁港建設事業債及び
道路橋梁災害復旧事業債の追加と
街路築造事業債、
消防施設整備事業債等の変更でございます。
第 115
号議案は、
公共用地取得事業会計の
補正予算でございまして、
財産収入等を
財源として
公債費を増額いたしました。
第 116
号議案は、
競輪事業会計の
補正予算でございます。
競輪事業収入、
繰越金等を
財源として
業務所要経費を追加し、残余を
予備費に計上いたしました。
第 117
号議案は、
国民健康保険事業会計の
補正予算でございまして、
事業勘定におきましては
国庫支出金等を
財源として
業務所要経費を追加し、残余を
予備費に計上いたしました。
また、
直営診療施設勘定におきましては、
繰入金を
財源として
業務所要経費を追加いたしました。
第 118
号議案は、
老人保健医療事業会計の
補正予算でございまして、
支払基金交付金、
国庫支出金等を
財源として
一般会計繰出金等の諸
支出金を追加いたしました。
第 119
号議案は、
食肉センター会計の
補正予算でございまして、
業務費の減額に伴い
一般会計繰入金を減額いたしました。
第 120
号議案は、
簡易水道事業会計の
補正予算でございまして、
国庫支出金、
県支出金、
一般会計繰入金等を
財源として
施設費等を追加いたしました。
また、
市債の
補正は、
簡易水道施設事業債の変更でございます。
第 121
号議案は、
市立病院事業会計の
補正予算でございまして、
資本的収支におきまして、
給付金を
財源として
建設改良費を増額いたしました。
第 122
号議案は、
水道事業会計の
補正予算でございまして、収益的収支におきましては、
事業収益を増額するとともに、
配水費、
給与費等を増額いたしました。
また、
資本的収支におきましては、
工事負担金を増額するとともに、
配水管布設費、
給与費等を増額いたしました。
第 123
号議案は、
下水道事業会計の
補正予算でございまして、収益的収支におきましては、
雨水処理負担金及び他
会計補助金を
財源として
給与費等を増額いたしました。
また、
資本的収支におきましては、
公共事業費において、国、県の
認証決定により
増補改良下水道事業費を増額するほか、
給与費を減額いたしました。
第 124
号議案は、
静岡市
固定資産評価審査
委員会条例の全部
改正でございまして、地方税法の一部
改正等に伴い所要の
改正をしようとするものであります。
第 125
号議案は、
静岡市
教育委員会の
委員等の報酬及び費用弁償に関する
条例の一部
改正でございまして、
静岡市介護認定審査
会の
委員の報酬額を定めるため所要の
改正をしようとするものであります。
第 126
号議案は、
静岡市職員退隠料等支給
条例等の一部
改正でございまして、恩給法等の一部を
改正する法律に準じ退隠料及び遺族扶助料について所要の
改正をしようとするものてあります。
第 127
号議案は、退職年金及び遺族年金の額の改定に関する
条例の一部
改正でございまして、
平成11
年度における旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法等の
規定による年金の額の改定に関する政令に準じ、退職年金及び遺族年金について所要の
改正をしようとするものであります。
第 128
号議案は、
静岡市保健福祉センター
条例の一部
改正でございまして、藁科保健福祉センターの新設に伴い所要の
改正をしようとするものであります。
第 129
号議案は、
静岡市図書館
条例の一部
改正でございまして、移動図書館の統合、図書館休館日の変更、学校図書館への協力の推進について所要の
改正をしようとするものであります。
第 130
号議案は、
静岡市消防団員等公務災害補償
条例の一部
改正でございまして、市町村消防団員等公務災害補償
条例準則の一部
改正に伴い所要の
改正をしようとするものであります。
第 131
号議案は、
静岡市
病院事業の設置等に関する
条例の一部
改正でございまして、
静岡市立
静岡病院が、第二種感染症指定医療機関として指定されたことに伴い所要の
改正をしようとするものであります。
第 132
号議案から第 134
号議案までは、いずれも物品購入契約でございまして、清掃
事業用塵芥車外2件の購入契約を締結しようとするものであります。
第 135
号議案から第 140
号議案までは、いずれも
工事請負契約でございまして、
静岡老人ホーム・
静岡市救護所建築その2
工事外5件の請負契約を締結しようとするものであります。
第 141
号議案及び第 148
号議案は、いずれも
工事委託契約でございまして、丸子池田線鎌田こ道橋建設
工事委託外1件の
工事委託契約を締結しようとするものであります。
第 142
号議案は、市道路線の廃止でございまして、開発行為等に伴い吉津宮前2号線外1路線を廃止しようとするものであります。
第 143
号議案は、市道路線の変更でございまして、土地改良
事業等に伴い大谷改良区11号線ほか2路線について、起終点を変更しようとするものであります。
第 144
号議案は、市道路線の認定でございまして、東
静岡駅周辺土地区画整理
事業等に伴い東
静岡南口1号線外24路線を市道として認定しようとするものであります。
第 145
号議案は、新たに生じた土地の確認でございまして、広野海岸における公有水面の埋め立て竣功により新たに土地が生じたので確認しようとするものであります。
第 146
号議案及び第 147
号議案は、いずれも町の新設でございまして、広野海岸における公有水面の埋め立て竣功により新たに生じた土地の区域をもって町を新設しようとするとともに、古庄西地区及び千代地区の住居表示の実施に伴い町を新設しようとするものであります。
以上でございます。
20
◯議長(
杉山三四郎君) これら35件の議案に対する
質疑は、
一般質問終了後に行うことにします。
─────────────────
21
◯議長(
杉山三四郎君) 以上で本日の
日程は終了しました。