次に、
公園整備事業では、特色ある公園等
の整備として、
きらら西公園の全面供用に向け引き続き整備を進めます。身近な公園等
の整備では、信濃川やすらぎ堤右岸
の緑地や
既存公園のリニューアルなど
の整備を進め、潤い
の空間を創出します。
鳥屋野潟公園整備事業では、県が整備を進めている事業
の一部を負担します。
最後に、
緑化推進事業です。市民と
の緑と花
のまちづくりでは、公園や道路など
の公共施設の緑化をする団体へ花苗など
の購入費を補助する
緑化活動推進事業や
萬代橋チューリップフェスティバルなどを実施し、緑化
の啓発を図るとともに、
市民協働による緑と花
のまちづくりを推進します。
樹林環境の保護では、保存樹
の指定を行うほか、
公共施設や公園において病害虫
の防除を行います。
街並緑化の推進では、新潟
駅から萬代橋において
官民連携でプランター
の植栽を行う
フラワーパートナー事業や、緑
のまちなか空間創造事業としてにいがた2kmを花と緑で彩る
緑化イベントを他部署と連携して開催し、
市民一人ひとりの緑化意識の向上に取り組むとともに、にいがた2km内
の民間建物
の建て替えなど
のタイミングに合わせ、
民有地緑化の支援制度の創設を目指します。
○
宇野耕哉 委員長 ただいま
の説明にお聞きすることはありませんか。
(な し)
○
宇野耕哉 委員長 以上で土木部
の説明を終わります。
次に、
下水道部長から説明をお願いします。
◎時田一男
下水道部長 資料1ページ、
下水道部の機構図は御覧
のとおりです。
2ページ、令和4年度当初
予算総括表の一般会計分、歳入については、総額1億9,000万円余で、都市排水応急対策事業費として、中央区
の山二ツ排水路と江南区
の山崎排水路工事に係る県へ
の負担金
の起債
のほか、国設及び県営排水機場
の運転管理に係る国、県から
の委託金です。歳出については、総額145億円余で、主に下水道事業会計へ
の繰出金が141億3,000万円余を占めています。
続いて、3ページ、下水道事業会計です。初めに、収益的収入及び支出です。事業収益は326億5,000万円余、前年度比99.7%で、主な内訳は、下水道使用料や雨水処理に係る一般会計から
の繰入金などです。主な増減理由について、営業収益では下水道使用料
の増や雨水処理に係る繰入金が増となることによるもので、営業外収益では、他会計補助金で分流式下水道
の整備に係る資本費
の減などによるものです。事業費については305億7,000万円余、前年度比98.5%です。内訳は、営業費用ではポンプ場など
の管理運営費が減、営業外費用では企業債残高
の減少に伴い支払利息が減となっていることから8.4%
の減となります。
次に、資本的収入及び支出です。資本的収入は、232億2,000万円余、前年度比105.6%で、内訳は建設事業費
の増に伴い、企業債が4.6%
の増、同じく国県補助金も11.5%
の増となります。資本的支出では373億7,000万円余、前年度比105.1%で、内訳は建設改良費が8.6%
の増、企業債償還金は3%
の増となります。なお、収入が支出に対して不足する額、差引き141億4,000万円余については、損益勘定留保資金等をもって補填することとしています。
続いて、4ページ、事業説明書です。一般会計分については、下水道事業会計繰出金
のほか、県と
の合併施行により実施する山二ツ・山崎排水路工事に係る経費負担を行い、都市浸水被害
の軽減を図ります。
次に、下水道事業会計分です。まず、公共下水道
の整備について、5ページを御覧ください。初めに、①、下水道施設
の改築では、ストックマネジメント計画に基づき、下水道施設
の機能確保や道路陥没事故
の未然防止
のため、管渠更生工事を進めるほか、処理場施設やポンプ場施設
の改築を進めます。次に、②、浸水対策
の推進では、雨水排除能力
の強化に向けて、鳥屋野・万代・松浜排水区などにおいて雨水幹線
の整備を行います。6ページ、③、下水道施設
の耐震化・耐水化では、防災拠点、避難所を結ぶ道路、緊急輸送路に埋設されている管渠、白山下水道橋や処理場及びポンプ場施設
の耐震化、耐水化を行います。④、下水道処理区域
の拡大では、選択と集中による投資効果
の高い下水道整備を行い、管渠を約4キロメートル整備することにより、年度末普及率は90.2%となる見込みです。⑤、合流式下水道
の改善では、大雨時に未処理
の汚水が河川に流れ込む量や回数を軽減し、公共用水域へ
の汚濁負荷量等
の削減をするため、貯留施設を整備します。
続いて、7ページ、その他
の安心安全
の土台強化についてです。①、宅地内雨水貯留浸透施設設置助成及び②、防水板設置等助成は、各種助成制度を使いながら、自助、共助を含めた総合的な浸水対策により浸水被害
の軽減を図るものです。③、下水道施設管理運営関係は、管渠、ポンプ場、処理場に係る
維持管理経費です。
続いて、8ページ、その他
の汚水処理施設整備についてです。①、市
浄化槽整備事業は、指定地域に市が合併浄化槽を設置するとともに
維持管理を行うもので、下水道
の整備に代えて効率的な生活排水処理を推進するものです。次に、②、流域下水道事業では、県が管理運営する流域下水道について、建設に係る経費負担を行い、整備
の促進を図ります。
次に、下水道へ
の接続促進関係ですが、各種助成・融資制度により、下水道へ
の接続促進を図り、公共用水域
の水質保全や収入
の確保に努めます。
最後に、健全で持続可能な下水道サービスを提供するため、ストックマネジメントによる予防保全型
の維持管理の実施や、市民
の安心、安全を守るため
の浸水対策や地震対策など、着実に事業
の推進を図ります。一方で、下水道
の経営はいまだに厳しい状況にあるため、接続件数
の増加や選択と集中によるさらなる経営
の効率化と経営基盤
の強化を図ります。
○
宇野耕哉 委員長 ただいま
の説明にお聞きすることはありませんか。
◆中山均 委員 雨水ハザードマップ
のデータとほか
のハザードマップ
の連携が難しい点については、何か改善が図られましたか。
◎時田一男
下水道部長 昨年度、図りました。
○
宇野耕哉 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
宇野耕哉 委員長 以上で
下水道部の説明を終わります。
次に、水道局について経営企画部長から一括して説明をお願いします。
◎帆苅洋
水道局経営企画部長 水道局
の主要事業について説明します。
資料1ページは経営
の基本です。
2ページ及び3ページは水道局
の機構図です。
5ページ、Ⅲ、令和4年度水道事業会計予算概要です。
1、業務予定量、2、予算規模及び予算
の概要は、記載
のとおりです。
続いて、6ページ、3、主な
事業計画です。主要な事業
の取組について、新マスタープランに掲げる安全、強靱、持続という3つ
の方向性ごとに整理をしています。
最初に、安全です。水質管理
の充実・強化として、水質検査機器
の適切な
維持管理と計画的更新及び整備により検査精度を確保するとともに、引き続き、国
の基準より厳しい本市独自
の水質管理目標を定め、安全でおいしい水道水
の供給に努めます。
次に、強靱です。初めに、浄配水施設
の計画的更新及び災害対策です。青山浄水場施設整備事業は、令和3年度から4か年
の継続事業として総額38億1,000万円余
の工事を予定しているものであり、令和4年度は、主に受変電設備、配水ポンプ設備
の更新
のほか、土木構造物
の耐震化、
長寿命化並びに耐震化を目的とした浄水場構内
の配水管布設工事などを行います。巻取水場施設整備事業は、令和4年度から令和6年度まで
の3か年継続事業として総額7億7,300万円余
の工事を新たに行うもので、老朽化した受変電設備、取水ポンプ設備
の更新と土木構造物
の耐震化、
長寿命化及びより効率的に浄水処理を行うため
の活性炭注入設備を設置します。令和4年度は、主に自家発電設備
の更新を行います。浄配水施設
の更新及び整備では、各施設
の経年劣化
の状況を踏まえた計画的な設備
の更新、整備を進めます。
次に、管路施設
の計画的更新及び災害対策です。基幹管路更新事業では、更新周期を迎えた配水幹線
の更新を計画的に進め、基幹管路整備事業では、事故・災害時
の相互融通を目的に、巻浄水場系と戸頭浄水場系、南浜配水場系と内島見配水場系、信濃川浄水場系と青山浄水場系間
の大ブロック間
の相互連絡管
の整備を進めます。配水支管更新事業では、中心市街地に多く残存し、老朽化により漏水
の懸念が高くなっている鋳鉄管
の更新強化を図りながら、更新周期を迎えた老朽配水支管を計画的に更新します。また、重要施設向け配水管
の耐震化として東区役所、消防局本局、白根大通病院向け
の配水支管
の耐震化を行います。鉛給水管更新では、鉛給水管が分岐している配水支管
の更新に併せて、効率的に鉛給水管を更新し、この解消を図ります。
続いて、7ページ、持続です。経営基盤
の強化では、業務効率化に向けた民間委託
の実施として、浄配水施設
の統廃合により廃止した月潟浄水場
のほか2つ
の取水施設
の撤去について、令和4年度から令和7年度まで
の4か年継続事業として、計画から施工までを一括発注するデザインビルド方式により行います。また、引き続き水道事業経営審議会
の意見や助言を事業運営に反映していきます。さらに、ICTを活用した業務効率化として、定型的な入力業務をソフトウエアにより自動化するRPAを導入し、試行運用を行います。
次に、戦略的な広報及びお客さま
の意見・要望
の把握では、広報紙
の発行など、効果的な広報に努めるとともに、お客様アンケート
の実施や水道モニター制度
の運用等により、お客様
の意見を把握し、事業運営
の参考としていきます。
次に、放射性物質を含む浄水汚泥
の適切な管理と
情報提供では、浄水過程において発生する200ベクレル以下
の浄水汚泥について、従来に引き続き有効利用を原則として安全、確実な処分を実施していきます。また、満願寺浄水場で保管を続けてきた指定廃棄物について、指定解除
の手続を取り、管理型最終処分場で
の確実な埋立処分を行います。
最後に、技術・知識を有する人材
の確保と育成では、水道局職員研修
基本計画に基づき、専門性を重視した研修を実施し、持続可能な水道事業
の運営に向けて人材
の育成を図ります。
○
宇野耕哉 委員長 ただいま
の説明にお聞きすることはありませんか。
(な し)
○
宇野耕哉 委員長 以上で水道局
の説明を終わり、
主要事業について
の説明を終わります。
以上で本日
の日程を終了し、協議会を閉会します。(午前10:41)...