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  1. 新潟市議会 2019-12-18
    令和 元年12月18日文教経済常任委員会−12月18日-01号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 元年12月18日文教経済常任委員会−12月18日-01号令和 元年12月18日文教経済常任委員会                 文教経済常任委員会会議録               令和元年12月18日(12月定例会)                                     議会第2委員会室 令和元年12月18日  午前10時00分開会             午前10時28分閉会 〇文教経済常任委員会  1 意見要望採決  2 委員間討議   ・委員長報告内容項目について 〇文教経済常任委員協議会  1 発言の訂正について
    出席委員  (委 員 長) 志 賀 泰 雄  (副委員長) 荒 井 宏 幸  (委  員) 水 澤   仁  深 谷 成 信  内 山   航  土 田 真 清         保 苅   浩  東 村 里恵子  風 間 ルミ子  加 藤 大 弥         内 山 幸 紀  青 木   学  串 田 修 平 〇出席説明員  西蒲産業観光課長  渡 部 博 子  中央図書館長     吉 田 英津子  以上のてんまつ会議録のとおりであるので署名する。    文教経済常任委員長   志 賀 泰 雄 ○志賀泰雄 委員長  ただいまから文教経済常任委員会を開会します。(午前10:00)  本日の欠席はありません。  先日審査を行った西蒲産業観光課資料について,差しかえとなり,本日机上配付していますので確認をお願いします。  ここで,西蒲産業観光課長から発言を求められていますので,お聞き取りください。 ◎渡部博子 西蒲産業観光課長  12月13日に審査をいただきました西蒲産業観光課所管分議案第132号から第134号について,それぞれの配付資料1に誤った表記がありましたので,本日訂正をお願いするものです。いずれも資料1裏面の一番上,参考,現指定管理期間評価欄について,指定管理期間は5年間ですので,本来平成27年4月1日から令和2年3月31日と表記すべきところでした。下線が訂正した部分です。それを先般の配付資料では,終わりをその1年前の平成31年3月31日と誤って表記しました。この点については,指定管理期間最終年度,すなわち今年度の初めに現指定管理者について指定管理期間を通した評価を実施します。評価に当たっては,それまでの事業報告書収支報告書などをもとに行うことから,4年間分の平成31年3月31日分の実績を評価したということで,このような誤った表記となっていたものです。おわびして訂正します。 ○志賀泰雄 委員長  お聞きのとおりです。  本日は日程に従い,付託議案意見要望採決を行います。  当委員会に付託されました議案はお手元に配付の付託表のとおりです。                 (「委員長」との声あり) ◆内山航 委員  議案第156号関係部分,第158号及び議案第164号について継続審査とすることを主張します。 ○志賀泰雄 委員長  ただいま議案第156号関係部分,第158号及び第164号について継続審査との意見がありましたので,ここでまずこれを議題とします。  それでは,内山航委員からお願いします。 ◆内山航 委員  それでは,提案理由を申し上げます。  現在集中改革プラン素案が示されています。市民痛みの伴う改革を実行し,かつ市長及び副市長報酬を減じてでも財政健全化を図ろうというこの時期に約2億9,000万円もの職員給与を増額改定することは市民の納得を得ることが難しいと判断します。この間一般質問総務常任委員会を初めとした各常任委員会並びに我が会派において議論を重ねてきましたが,いまだ市民から納得していただけるだけの答えを導き出すことができていません。ただし,民間給与の増額を根拠とした人事委員会勧告重要性は理解できることから,単に否決するべきものではないと考え,継続審査を主張するものです。 ○志賀泰雄 委員長  継続審査賛成,あるいは反対の意見はありませんか。 ◆加藤大弥 委員  継続に反対し,採決を求めます。  理由について申し上げますが,人件費補正関係議案人事委員会勧告に基づく賃金給与改定で是とするものであり,可決すべきものと考えます。このことについては提案の内山航委員の指摘のとおりだと思っています。公務員は,民間企業と異なり,憲法で保障された労働基本権が制約されており,その代償として人事委員会給与勧告制度が設けられていることを正しく理解すべきです。  一方,財政難の中,職員の給料を上げるのはいかがなものかとの市民の声があるのは事実ですが,本市の2018年度平成30年度決算のとおり実質公債費比率や将来負担比率などは早期健全化基準を下回っていますし,単年度で見れば黒字決算となっており,今すぐ人件費に手をつけなければならない状態ではありません。また,市長など特別職報酬を引き下げるのだから職員も我慢すべきとの声もあるようですが,特別職報酬一般職員賃金を同列視することは筋違いの論法と言わざるを得ません。賃金は,生活給の側面が大きいことを認識しなければなりません。まして,今回は若手職員改定であり,労働意欲の観点からも継続によるデメリット,すなわち賃金の精算や改定日が先送りとなることにも配慮すべきであり,本議案は可決に向け,採決すべきものと主張します。 ◆風間ルミ子 委員  継続に反対し,採決を求めます。少なくとも賛否を明らかにすべきです。そもそも全ての労働者に認められた基本的人権の一つである労働基本権公務員は60年以上もの長期にわたり,不当に制限されてきました。そのかわりに都道府県や政令市には独立した第三者機関である人事委員会設置が義務づけられ,民間給与水準と比較して地方公務員給与改定勧告する役割を担っています。今回継続との声が上がっている議案は,新潟人事委員会勧告に基づいて提案されているものであり,当然尊重されるべきであることから,採決を主張するものです。もし継続となれば,消費税の10%増税と相まって,年末年始にかけて消費マインドは冷え込み,公務員はもとより民間にまで広がることも考えられ,地域経済にも悪影響を与えることになりかねません。  したがって,継続に反対し,採決を求めます。 ◆青木学 委員  継続に反対し,採決を求めます。  人事委員会勧告制度は,労働基本権の一部が制約されていることに伴う代償措置として存置されているものであり,市職員給与水準決定に関するよりどころとなっている。このことから,本市では勧告内容を尊重し,例年増額,減額とも実施してきている。仮に勧告を尊重しないということになれば,それは地方公務員給与決定の原則を逸脱することになり,時の権力や政治情勢によっていかようにも給与水準を変更できる道を切り開く極めて危険な流れにつながるものと考える。そもそも財政悪化を招いた一番の責任は,時の市長とその市長が提案してきた予算案決算を議決してきた議会にある。仮に提案されている本議案に異議があるとすれば,本来これまでの予算決算を認めてきた議員,議会の責任と報酬についても真っ先に向き合わなければならないのではないか。特に今回給与改定の対象となる30代までの若手職員にそのツケを負わせることは甚だ筋違いである。今回提案されている人件費補正約4億3,000万円のうち,給与改定分が約2億9,000万円,それ以外が約1億4,000万円となっている。この約1億4,000万円の中には超過勤務手当扶養手当住居手当などの各種手当の経費も含まれている。この補正によってその財源を確保しなければ,その手当の支給が滞る可能性が生じる。仮に既決の予算内で対応できたとしても,それは本来の事業に充てる予算を流用することになり,それこそ市民生活マイナスの影響を与えることになる。市職員賃金の適正な上昇は,地域経済を牽引する一助ともなり,公務員民間労働者賃金が向上することで地域経済活性化につながるものと考える。  以上の理由から継続に反対をし,採決を求めます。 ○志賀泰雄 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○志賀泰雄 委員長  これより継続審査について採決を行います。  ここで,採決方法についてお諮りします。議案第156号関係部分,第158号及び第164号について一括して行いたいと思いますが,これに御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○志賀泰雄 委員長  そのように行います。  なお,挙手のない方については継続審査に反対とみなしますので,御承知おき願います。  それでは,議案第156号関係部分,第158号及び第164号,以上3件について継続審査とすることに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○志賀泰雄 委員長  挙手多数です。  したがって,本案はいずれも継続審査すべきものと決定しました。  次に,継続審査とすることに決定した議案第156号関係部分,第158号,第164号を除く議案について,意見要望採決を行います。  お諮りします。意見要望についてはこれらの議案を一括して行いたいと思いますが,御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○志賀泰雄 委員長  そのように行います。  それでは,議案第103号関係部分,第129号から第134号まで,以上7件について一括して意見をお願いします。 ◆保苅浩 委員  翔政会を代表しまして,令和元年度12月定例会文教経済常任委員会に付託された議案のうち,継続審査となった議案を除く全ての議案について賛成とする立場で若干の意見要望を述べます。  初めに,各課への要望です。議案審査に対して資料を別途つくっている苦労に心から感謝申し上げます。今回提出された人件費補正に関する資料の様式を統一し,わかりやすい資料作成に努めていただきたい。  次に,指定管理者指定について,指定管理者制度は,官民連携の一つの手法であり,これまで行政に一任されてきた公共サービスの担い手に民間事業者を迎え入れ,官民がそれぞれの強みを生かすことによって公共サービス最適化を目指すことが目的である。指定管理者施設管理運営を一任するだけでなく,官民連携により公共サービス最適化を促進されたい。  なお,評価項目はその施設に合った内容となるよう検討いただきたい。  各区の文化スポーツ施設所管課地域総務課産業振興課,あるいは産業観光課に分かれており,常任委員会における比較検討が難しい。各区所管課の統一が図られるよう希望する。  それから,文化政策課アートミックスジャパン2020についてです。新潟発,和の祭典,春の一大イベントとして今後も毎年開催する計画であれば,補正予算ではなく,当初予算に組み込むべきものだと考えます。  産業政策課新潟バイオリサーチセンターの件です。新潟バイオリサーチパーク構想と本センター役割や目的を再度見直しながら,自主事業のわかりやすい広報にも努められ,世界に発信できる総合的なバイオ研究拠点形成に向け,さらなる経営健全化に取り組んでいただきたい。  次に,西蒲産業観光課指定管理者指定についてですが,指定管理者選考方法が非公募になった理由資料に明確に記載していただきたい。また,中之口農業体験公園については市民農園利用者をふやすための工夫に努められたい。  教育委員会施設課明鏡高校エアコンについてです。エアコン設置に関する入札が工期の関係上,設計施工一括発注方式となっていたが,今後は基本に従って分割発注とされたい。 ◆風間ルミ子 委員  日本共産党市議団を代表し,本委員会に付託されました全議案賛成し,若干の意見要望を申し上げます。  初めに,議案第103号令和元年新潟一般会計補正予算関係部分のうち,市立明鏡高校へのエアコン設置について,このエアコン設置に関連して,先行して設置している万代高校並びに高志中等学校エアコン設置リース料保護者負担分市負担にすることを評価します。教育費保護者負担の軽減については,今後とも取り組みを強めていただきたい。  アートミックスジャパン2020について,年々来場者がふえていることを評価します。市外からの来場者が全体の27.1%とのこと。認知度も高まってきていると思われますが,新潟市の魅力を市内外に発信し,リピーターはもとより新規来場者をふやす一層の努力を求めます。  次に,議案第129号指定管理者指定について,新潟バイオリサーチセンター指定管理者として,共同企業体を構成する新潟バイオリサーチパーク株式会社経営状況を見ると,平成30年度末,約1億4,600万円もの累積損失が計上されています。自主事業であるレジオネラ分析キットが売れずに徐々に赤字が膨らみ,平成23年に1億6,000万円に達したが,不採算部門を売却,譲渡したことによりその後は黒字経営が続き,赤字は徐々に解消しつつあるとのことです。累積赤字を解消するまでにはまだまだ長い時間がかかることが予想されますが,地道な努力を要望するとともに,研究施設としての役割をしっかり果たし,確かな成果に結びつけることを要望します。  次に,議案第130号指定管理者指定について,今回北区文化会館指定管理者候補者として選定された共同事業体には,これまで共同事業体を構成していたリンケージコーポレーションが入っていません。文化会館事業専門性を必要とする事業であり,そういう観点からするとリンケージコーポレーションが抜けることについては若干不安を覚えます。説明では当該事業者から運営のノウハウを引き継いでおり,また側面支援も受けられるとのことですが,利用者への対応や事業に支障が起きないよう担当課の十分な配慮を求めます。また,北区役所文化会館横に移転する環境変化を裾野を広げる好機と捉え,区ビジョンにある「文化・芸術のみやこ 北区」の実現に向けて邁進したいとのことです。区役所文化会館をつなぐ取り組みを通して文化会館利用者をふやし,稼働率の向上はもとより,さまざまな文化に触れる機会を提供できるよう一層の努力を求めます。  次に,議案第132号指定管理者指定について,新潟岩室健康増進センター,通称よりなれの指定管理者岩室観光開発株式会社を選定するものです。岩室観光開発株式会社は,もともと旧岩室村と村民700名余の出資により設立した会社であり,地元密着の団体だと言えますが,株式会社でもあり,選定評価項目財務評価項目がないことは問題であると考えます。じょんのび館の例もあり,選定に当たっては財務評価もつけ加えるべきと考えます。また,身体障がい者の利用を無料にするなど来場者の増加に努めていることを評価します。今後ともおもてなしの心で,利用者が心地よく過ごせる施設になるよう取り組みを期待します。 ◆加藤大弥 委員  民主にいがたを代表して,本委員会に付託された議案103号関係部分及び第129号から第134号に賛成し,以下若干の意見要望を申し上げます。  議案第103号関係部分のうち,明鏡高校へのエアコン設置案件ですが,スピード感を持って対応し,少しでも早期に工事が完了となるよう努力されたい。  指定管理者指定に当たって,関係各課要望です。非公募とする場合の明確な理由及び評価透明性客観性が担保されるよう今後とも丁寧に対処されたい。 ◆内山幸紀 委員  新市民クラブを代表して,令和元年12月定例会文教経済常任委員会に付託されました議案第103号関係部分議案第129号から第134号に対して賛成する立場で若干の意見要望を申し上げます。  議案第129号指定管理者指定については,事業内容に対しての説明を受けるが,最終的なビジョンが見えず,また経営状況累積損失が1億4,500万円と企業としての先行きの不透明さが説明を受けても払拭されず,今後の経営が困難に感じざるを得ない。ただし,会派として慎重審議をした結果,今後の課題として今回の指定管理期間において,まずは累積損失額を半分まで減らすことを強く求め,企業としてのコンプライアンス,ガバナンスの見直しに大いに期待することとし,厳しく見守ることとします。また,公募,非公募選定方法に関しては,行財政改革の中で選択と集中をして見直しをしている最中ということもあり,より市民の厳しい目が向けられていることと思います。より中立,公正,透明性を担保する上でも公募で選定することを強くお願いします。また,公募で選定することで民間競争力を生み出すことにより,市民サービスの向上にもつながると確信しています。市民のプラスにより一層貢献できる行政運営をお願いします。 ◆青木学 委員  市民ネットにいがたを代表して,本委員会に付託された全議案賛成をし,1点のみ意見要望を申し上げます。  議案第129号について,指定管理者候補者であるNBRP共同企業体代表団体である新潟バイオリサーチパーク株式会社は,本市が資本金の11.7%を出資する会社である。本会社は,平成23年度債務超過に陥り,平成24年度に不採算部門事業を手放し,以降平成29年度を除き黒字経営となっている。しかし,累積損益平成30年度決算においてマイナス約1億4,600万円であり,市は出資者として,また指定管理者選定者として当会社経営状況を的確に把握し,必要に応じて経営改善に向けた意見を述べるとともに,その内容市民に明らかにする責任がある。新潟バイオリサーチパーク構想と,その構想実現に向けてセンターが果たしている機能,役割は意義あるものと認識しているが,果たしてその内容市民に伝わり,理解してもらっているかについては大いに疑問がある。今後この構想の到達度センター研究開発等の状況をより市民にわかりやすく伝えていく点にも十分意を尽くしていくことを求める。 ◆串田修平 委員  無所属の串田です。文教経済常任委員会に付託されました議案第103号令和元年新潟一般会計補正予算関係部分から議案第134号の各議案賛成の立場から若干の意見を申し上げます。  議案第129号指定管理者指定について,候補代表団体経営状況について,累積損失1億4,500万円の解消に努めるべく指導されたい。 ○志賀泰雄 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○志賀泰雄 委員長  それでは,これより採決を行いますが,採決方法についてお諮りします。  採決についても7件の議案を一括して行いたいと思いますが,御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○志賀泰雄 委員長  そのように行います。  それでは,議案第103号関係部分,第129号から第134号まで,以上7件についてそれぞれ原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○志賀泰雄 委員長  挙手全員です。  したがって,本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で付託議案採決を終わります。  本日継続審査と決定したものについては,会議規則第103条の規定により議長に申し入れたいと思います。また,本日結論の出た案件については,会議規則第102条の規定により委員会報告書を作成し,議長に提出したいと思います。  次に,委員長報告内容項目について御協議いただくため,委員間討議を行いたいと思います。  委員の皆様から御意見があればお願いします。                    (な  し)
    志賀泰雄 委員長  それでは,意見がないようですので,以上で委員長報告についての委員間討議を終わります。  以上で委員会を閉会し,協議会を開会します。(午前10:20)  ここで,13日,金曜日に行われた協議会報告のうち,第三次新潟子ども読書活動推進計画(案)の概要及びパブリックコメントの結果についてに関して中央図書館長から発言を求められていますので,お聞き取り願います。  ここで,資料を配付します。 (別紙資料「「第三次新潟子ども読書活動推進計画(案)」に対するパブリックコメントの実施結果・対応について」配付) ○志賀泰雄 委員長  それでは,中央図書館長からお願いします。 ◎吉田英津子 中央図書館長  先週12月13日の文教経済常任委員協議会での報告について,一部誤りがありましたので,訂正をお願いします。  御報告した2つの計画のうち,第三次新潟子ども読書活動推進計画(案)のパブリックコメント実施結果について,意見提出者が8名,意見数が20件と報告をしましたが,正しくは9名,23件です。おわびして訂正します。(当該箇所訂正済み)  なお,このことによる計画案の修正はありません。  今回は私どもの確認不足でした。今後は事務の確認を徹底していきます。大変申しわけありませんが,資料の差しかえをお願いするものです。 ○志賀泰雄 委員長  お聞きのとおりです。  以上で本日の日程を終了し,協議会を閉会します。(午前10:28)...