・6,000万円以上の
契約について(
契約課)
〇
出席委員
(
委員長) 平
あや子
(副
委員長) 高 橋 哲 也
(
委員) 古 泉 幸 一 佐 藤 耕 一 平 松 洋 一 田 村 要 介
豊 島 真 渡 辺 有 子 小 柳 聡 小 山 進
高 橋 三 義 吉 田 孝 志
〇
出席説明員
財務課長 渡 辺 和 則
財産活用課長 永 井 康 生
契約課長 古 山 雅 啓
債権管理課長 川 瀬 正 勝
以上の
てんまつは
会議録のとおりであるので署名する。
総務常任委員長 平
あや子
○
平あや子 委員長 ただいまから
総務常任委員会を開会します。(午前9:58)
本日の欠席はありません。
本日は,日程に従い,
財務部の
審査を行います。
また,
審査終了後,今
定例会において当
委員会に付託されました
議案について,
委員間討議を行うかどうか,御協議いただきたいと思います。
なお,
財産活用課から「
市公共施設の
種類ごとの
配置方針(
素案)について」,
契約課から「6,000万円以上の
契約について」それぞれ
報告の申し出がありますので,
委員会終了後,
協議会においてこれを受けたいと思いますが,よろしいでしょうか。
(異 議 な し)
○
平あや子 委員長 そのように行います。
なお,本日使用する
資料は事前に配付していますので,御確認をお願いします。
これより
議案審査を行います。
それでは,
財務部の
審査を行います。
初めに,
債権管理課の
審査を行います。
債権管理課長から
説明をお願いします。
◎
川瀬正勝 債権管理課長 当
委員会に付託されている
議案書24ページ,
議案第106
号新潟市
債権管理条例の一部を
改正する
条例について,
資料に基づき
説明します。
今回の
改正は,
民法改正における
法定利率の引き下げに伴い,
延滞金や
遅延損害金の
徴収規定に修正が必要なため,
新潟市
債権管理条例の一部
改正を行うものです。市中金利を大きく上回る状態が続いていることを受け,
民法の
法定利率が年5%から3%に引き下げられることから,
民法に準拠している非
強制徴収公債権の
延滞金の割合を年5%から年3%に引き下げるものです。なお,今後,
民法の
法定利率は市中の
金利動向に応じて変動することになることから,年3%ではなく,
民法に規定する
法定利率と表現しています。あわせて,私
債権の
遅延損害金については,
民法改正に伴い,商法中の
法定利率が廃止され,
商行為によって生じた
債権についても
民法の
法定利率が適用されることから,
条例中の商法の記載を削除するものです。
○
平あや子 委員長 ただいまの
説明に質疑はありませんか。
(な し)
○
平あや子 委員長 以上で
債権管理課の
審査を終わります。
次に,
財務課の
審査を行います。
財務課長から
説明をお願いします。
◎
渡辺和則 財務課長 財務課所管分の
議案,
議案第103号及び
議案第156号の
令和元
年度新潟市
一般会計補正予算関係部分と
議案第115
号当せん金付証票の
発売について
説明します。
最初に,
一般会計補正予算関係部分について,
当課所管分は,このたびの
補正予算に係る財源
調整として,
繰越金を増額補正するものです。
初めに,
議案書1ページ,
議案第103
号令和元
年度新潟市
一般会計補正予算について,第1条のとおり,
歳入・
歳出予算の
総額にそれぞれ9億8,410万円を追加し,
歳入・
歳出予算の
総額をそれぞれ4,001億2,176万3,000円とするものです。
2ページ,
当課所管分は,第24款1項
繰越金になりますが,
建設工事の
平準化などに伴うこのたびの
補正予算の財源として,1億5,940万円を増額補正し,28億9,495万8,000円とするものです。
続いて,
議案書(その2)1ページ,
議案第156
号令和元
年度新潟市
一般会計補正予算について,
人件費補正として第1条のとおり
歳入・
歳出予算の
総額にそれぞれ4億3,696万4,000円を追加し,
歳入・
歳出予算の
総額をそれぞれ4,005億5,872万7,000円とするものです。
次に,2ページ,
当課所管分は,第24款1項
繰越金,4億3,696万4,000円を増額補正し,33億3,192万2,000円とするものです。
続いて,
議案書35ページ,
議案第115
号当せん金付証票の
発売について,
当せん金付証票,いわゆる
宝くじについては,
都道府県及び
政令市がそれぞれ議会の議決を得た範囲内で
総務大臣の許可を受けて
発売することとなっており,
本市においては
令和2年度についてもこれまでと同額である50億円の範囲内で
発売しようとするものです。
宝くじは,
地方財政法及び
当せん金付証票法により,
都道府県並びに
政令市が
文化振興や
国際交流,
少子高齢化対策など公益の増進を目的とする事業に対して
発売ができるものとされています。具体的には,
都道府県及び
政令市が
金融機関へ事務を委託し,
宝くじを販売しており,
宝くじの
売り上げのうち約半分が
当せん金として
当せん者に支払われ,約1割が
印刷経費や
広報宣伝費となります。残りの4割が
収益金として
都道府県及び
政令市に
売り上げに応じて配分される形になります。
なお,
本市においては,今年度の
歳入予算として12億円余を
一般財源として計上しています。
○
平あや子 委員長 ただいまの
説明に質疑はありませんか。
(な し)
○
平あや子 委員長 以上で
財務課の
審査を終わり,
財務部の
審査を終わります。
以上で
議案審査を終わりますが,ここで今
定例会において当
委員会に付託されました
議案について
委員間討議を行うかどうか御協議をいただきたいと思います。
委員の
皆様から御
意見があればお願いします。
◆
古泉幸一 委員 今回,提案された
議案第163
号新潟市
職員給与条例等の一部
改正については丁寧な
審査が必要と考え,
委員間討議をしたいと思います。我々が提案したいので,お諮りいただきたいと思います。
◆
高橋三義 委員 賛成します。
◆
渡辺有子 委員 今,丁寧な議論と発言がありましたが,もう少し具体的に言っていただけますか。
執行部との
関係ではなく,
委員間討議をするとの
意味ですが。
◆
古泉幸一 委員 今回,
条例として提案された中で,市長並びに副市長の
給与を減額する
条例と
職員給与引き上げの
条例と2本出ていますが,
市民にとって非常にわかりにくい
条例変更となっています。この辺の
整合性をまずしっかりと議論することが当
委員会にとって必要だと思います。また,
本市の今の財政において
職員給与の
引き上げはいかがなものかとの
市民感情もあるので,その辺の議論をしたいと思います。
○
平あや子 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
平あや子 委員長 それでは,
古泉委員から提案がありました
職員の
給与の
引き上げに関する
条例ということで,
議案第156
号令和元
年度新潟市
一般会計補正予算関係部分及び
議案第163
号新潟市
給与条例等の一部
改正についての2本について,
委員間討議を行うということで御異議ありませんか。
(異 議 な し)
○
平あや子 委員長 そのように決定し,あすの
陳情審査終了後,ただいま決定いただいた内容について
委員間討議を行いたいと思います。
ここで
委員会を休憩し,
協議会を開会します。(午前10:10)
初めに,
財産活用課から
市公共施設の
種類ごとの
配置方針(
素案)について
報告を受けます。
財産活用課長より
報告をお願いします。
◎
永井康生 財産活用課長 市公共施設の
種類ごとの
配置方針(
素案)について,
資料に基づき
説明します。
本市では,平成27年度に
財産経営推進計画を
策定し,
床面積が約280万平方メートルに及ぶ
公共施設の将来
更新費用の大幅な不足を踏まえ,
サービス機能をできるだけ維持しながら,
公共施設の
総量削減を行ってきました。その手法としては,おおむね
中学校区を単位とする55の
地域ごとに,
地域密着施設の今後のあり方を示す
地域別実行計画を
策定することとして,これまでに西蒲区
潟東地域,江南区
曽野木地域,北区
葛塚地域,そして西区
坂井輪地域の4
地域で
地域の
皆様と丁寧な
合意形成を図りながら
計画を
策定し,
施設再編を着実に進めてきました。その一方で,1
計画に1年ほどかかる
スピード面での
課題や
圏域の広い
施設については,
地域別実行計画の
対象施設としてはなじまないといったことから,
検討が進めにくいなどの
課題も生じてきたところです。そこで,今後も
地域別実行計画の
策定を進めることを前提にして,
施設配置について
本市の
考え方を明らかにするため,
配置方針の
策定に着手したものです。
次に,4,
配置方針の構成について,
圏域の中で
種類ごとに
最適化を進めるという全体
共通方針と,それから
サービス機能ごとに
方向性を定める
施設種類ごとの
方針の2本立てで構成しています。2枚目,4,
配置方針の構成(別紙),共通の
方針案について,
圏域Ⅰは,全市域を
圏域とする
施設で,これについては市に原則1
施設として考えています。
圏域Ⅱは,1つの区もしくは隣接する複数区を
圏域とする
施設で,
圏域内で
集約化や
複合化の
検討を進めます。
圏域Ⅲは,
地域を
圏域とする
施設ですが,
地域密着施設は将来的に
原則地域に1
施設を目指す
方向で今後,
地域ごとに
再編案を作成していきます。
再編に当たっては,これまでと同様に
地域別実行計画の
策定を通じ,
地域での
合意形成を図りながら進めていきます。
次に,
施設種類ごとの
方針について,
本市の
公共施設を
サービス機能ごとに17
種類に分類して,赤字で書いてある
①,継続,運用上の工夫,②,多
機能化,
複合化,
③,集約化,
④,用途転用という4つの
最適化手法を基本として,どのように
再編や
運営改善を進めていくかを
検討したものです。こちらの本冊の
施設種類ごとの概要を取りまとめたものです。
それでは,実際の内容について2つほどの
施設種類を例に
説明します。
素案の冊子,9ページ,
コミュニティ系施設,初めに,各
種類とも1),
施設及び
利用圏域の
一覧表を
区ごと,
圏域ごとに
施設名で記載しています。
コミュニティ系施設は,主に
地域を
利用圏域とする小規模な
貸し館で,
市内全域に126の
施設があります。
次に,10ページ,2),
施設の
配置と運営上の現状と
課題について,
コミュニティ系施設は,
コミュニティセンター,
コミュニティハウスや公民館,それから
農村環境改善センターなど,さまざまな目的で設置されていることから,わかりやすく表組みをしましたが,本
配置方針では,これらの
施設の主な
サービス機能である
貸し館機能に着目して,今回,1つの
施設種類にまとめました。そのようなことから,この項目の
2つ目にあるとおり,
施設間での料金を含め,
施設の
利用条件が異なっているという
状況,
課題があります。
次に,3),今後の
施設配置の
方向性,
運営改善の
方向性について,青い地色で
白抜きの表は,4つの
最適化の手法のどれを選択するのかを表示するとともに,表の下にある
親指マークで詳しく記載した
方針の概要です。
コミュニティ系施設では,
施設を安全に
利用できる間は,
有効活用を図りつつ,将来的には原則,
地域に1
施設を目指し,
集約化など
再編を進めることとしていますが,10ページの最後の行のとおり,
再編の
検討に当たりましては,
人口規模や
圏域面積,
施設利用状況など,
地域の
実情に配慮しつつ,
地域別実行計画の
策定を通して
利用者,また
地域の
皆様などとの合意を図りながら進め,
地域内で適切に
機能の
集約化を目指すものとしています。
次に,36ページ,
高齢者福祉施設です。昭和40年の旧厚生省の通知に基づき,
地域の
高齢者のレクリエーションのための
小規模施設として,主に旧
新潟市が整備してきた
老人憩の家と
老人福祉センターがあります。また,旧
合併市町村が独自に整備してきたその他
高齢者福祉施設,この3つの
種類が含まれているものです。
老人憩の家については,平成18年度に外部の有識者による
検討委員会からの提言を受け,多
世代交流の場として
現有施設の
有効活用を図りつつ,将来的には
公共施設の
再編を進める中で,
地域住民の誰もが
利用できる
拠点施設への
機能移転を進め,
拠点施設に
老人憩の家の
機能が移転した段階で,
当該地域に設置されている
老人憩の家は役割を終えて廃止するとしてきました。本
方針においては,
現有施設を安心,安全に
利用していただける間は,引き続き運営して,
有効活用をしていただきつつも,
施設や設備の
補修等は
必要最小限として,
老朽化や
利用率が著しく低い
施設については,先ほどの
コミュニティ系の
施設のような誰もが
利用できる
施設への
機能集約を進めていくこととしています。また,
老人福祉センターやその他
高齢者福祉施設についても,3),共通に記載しているとおり,
施設の
集約化や
複合化を進めながら,
サービスの存続については
人口規模や
サービス圏域の面積,
施設の
利用状況などを考慮しつつ,
地域との
合意形成を図りながら
実情に合わせた
検討を行うこととしています。
A3
資料,
市公共施設の
種類ごとの
配置方針(
素案)について,5,今後の進め方について,今回,取り組んだ
施設種類ごとの
配置方針は,市の
考え方をお示しする
ファーストステップです。来年度以降の取り組みの準備として,この
方針案に加え,平成27年度に1度公表している
中学校区単位の
地域ごとの
施設状況や
配置図,
地域課題を示した
地域別検討資料を現時点の
状況に更新して,この
方針の成果とあわせ,今年度中に公表したいと考えています。来年度以降,
ステップ2,3として,
圏域Ⅰ,Ⅱの
施設の
再編案,それと
圏域Ⅲの
施設の
地域別の
再編案,これを庁内で
検討,作成して,
総量削減の
数値目標も含めた
具体化を図っていきます。また,この
ステップ2,3は,
ステップ2が終わってから3ということでなくて,同時並行的に行っていこうと考えています。その上で,それらの成果を盛り込んだ新
財産経営推進計画を
市民の
皆様の
意見も広くお聞きしながら,
集中改革期間内に
策定し,
ステップ4としたいと考えています。
次に,
資料2枚目,
ステップ5として,
再編に本格着手していく
タイミングは,4,左上の表の右手,着手の
タイミングの欄に記載しています。
圏域Ⅰ,Ⅱの
施設は,
施設の
長寿命化時期など
施設の異動の
タイミングで着手することとし,
圏域Ⅲの
施設は,
長寿命化の時期など
施設異動の
タイミングのある
地域から優先的に
地域別実行計画策定に動き出すことと考えています。こうしたプロセスにより,
財産経営の一層の加速を目指し,
公共施設などの効率的な
管理,
利活用を図り,持続可能な
まちづくりを進めていきたいと考えています。
○
平あや子 委員長 ただいまの
報告にお聞きすることはありませんか。
◆
吉田孝志 委員 主たる目的は,
統廃合によって
スリム化を進めることだと思いますが,その中において基本となる
部分は,
エリアマネジメントだと思います。
機能配置を考えると同時に,その
地域をどう経営していくか,
市財産の
縮小経営のみならず,
地域資源としての
活用も含めたり,それがあることによっての
地域の今後の特徴づけやその他
付加価値をつけたりするなど,最終的には
地域の方が
地域を経営していくことをこの
タイミングで考え,つくり込んでいくということになるのだと思います。これらに関して,今まで何カ所か着手されていますし,
スピード感の話もありましたが,ここはよかったというところはいかがでしたか。
◎
永井康生 財産活用課長 私どもだけで
地域に入って話をするのではなくて,
区役所も一緒になって話を進めています。今後もそういう体制をとりつつ,
地域の中でその
施設をどう核にしていただけるかをともに議論して,
地域の
皆様からも
意見等をもらいながら,残る五十何がしの
計画を進めていきたいと考えています。
◆
高橋三義 委員 方針については少し理解できました。
説明された
コミュニティ施設,
高齢者福祉施設の斜体のもの,これは
利用が少ないとか,
コストが高いと言われましたが,その
基準をどのように定めているのでしょうか。
◎
永井康生 財産活用課長 網かけをして斜体になっているのは,その
施設群の中で
平均値をとった上で,
利用が平均のものよりも少なく,しかも
コストがかかっているところを抜き出したものです。一律にこういう
基準ということでなくて,その
施設形態の中でどの位置にあるのかということをきちっと理解していただくことが肝要かと思っています。一律何人来なければということですと,人口の少ないところはそれだけ
利用が少ないことになります。そういったところがすぐカットされるということではなく,全体の
施設群の中でそれを数値化する中で,ハッチングをかけています。
◆
高橋三義 委員 わかりますが,そうすると何かすると,やはり
網かけの
部分が先にされるという……。先ほど
吉田委員も言われるように,こういうところも加味した形にしていかないと,これによって候補の
地域が大体決まっているのではないかとのイメージのようなものがあるので,その辺だけ,理解しました。
◆田村要介
委員 私見になりますが,7番までの
施設と8番以降の
施設は,少し色合いが違うと思っています。例えば14番の
小・中学校は,
中学校区単位でのいろいろな物事の中で,この間,
小柳委員が学校の話なども出しましたが,
適正規模とは何ぞやという中で,やはりいろいろな
意見が出てくると思います。仕方がないことだとは思いますが,こういう
資料が出ると,この斜体になっているところがなくなると
地域から声が上がって,釈迦に説法になりますが,手順を丁寧に行われなければならないゾーンの話で,ファシリティーの観点からだけではなくて,おっしゃるように
財産経営という中で,総合的に評価をしてもらうなど,そういう何か加えるものがないと,どうしてもだめなところは
統廃合という
方向にいくのが怖いと思っています。どういう見解をお持ちですか。
◎
永井康生 財産活用課長 そういう
意味では,14番,12番以降の
施設もでしょうか,適正な
配置等についてどう考えていくか,
所管課も悩んでいる
部分が非常に多かろうと思います。そういった中で,悩んでいる
部分を加味しながら,それでも財政的に厳しい
部分等もあるので,そういった中でどうしていくか,これからきっちりと考えていかなければと思っています。先ほども
説明しましたが,何かの
基準があってすぱっとということでなく,
学校等になると,今後その
地域に
子供たちがどれくらいいるかといったことも含めて,長期のスパンで見ていかなければならない
部分があったり,
コミュニティ施設であれば,
地域に複数あるがどうかといったところが
基準になったり,一律,何人来なければ切りますではなく,そういったところも見ながら,また
区づくりの観点の中で
区役所と一緒に話をしながら,そういったところの
再編案をつくりながら,最終的には
地域に密着した
施設については,
地域別実行計画の中で住民の皆さんのお話も聞きながら
計画を立てて進めていきたいと考えています。
◆田村要介
委員 本当に丁寧に行っていただきたいのと,俯瞰してみる
部分も恐らく必要になってくると思いますし,
吉田委員が言われたように,例えば
鳥屋野球場などは,全体のバランスを考えた中で,
地域計画や
まちづくりの観点の中で,面で動いていかなければならないところもあると思います。ぜひその辺も
検討を加えていただきたいです。
次に,細かい話ですが,
小・中学校の大
規模校は別途
検討というのは,どういう
意味ですか。
◎
永井康生 財産活用課長 財産的なことで言えば,小さいところはどう
集約化するといったことになってくるかと思いますが,大きいところを分ける,建て増す,どうしていくのかというところもあります。
地域別実行計画の中で大きいのをぽんと分けてつくりますということではなく,建て増しも含めて考えていくといったこともあるので,
施設を縮小させていく
方向とは若干変わっている
部分があります。そういうところは,別途
教育委員会とも密に考えていかなければならない
部分かと考えています。
◆
小柳聡 委員 方針案の中の
圏域Ⅲ
施設を含めた
地域ごとの
再編案の
検討というのがこれから2年ぐらいの間にされてくるとの話だと思いますが,そもそもこの
再編案と
地域別実行計画との
関係性をもう一度教えてください。
◎
永井康生 財産活用課長 地域別の
再編案は,市役所の中で考えて
複数案を出したいと考えています。市としてはこうも考えられるし,こういうことも考えられるが,この
再編案でいきましょうと出すのではありません。見てもらった上で,
地域の
課題をクリアして,なおかつ
地域が元気になるためにはどういう
再編モデルがいいかを
地域別実行計画の中で考えていただくのが作業になってきます。
◆
小柳聡 委員 実際は
地域別実行計画検討の際も,実際に
再編案についてそれをもとに議論をしていたので,かなり
再編案が大事になってくるかと思います。
市民から
意見を聞きながらそういった
再編案をつくるのか,それとも
市民の声はまず聞かずに一旦市として
再編案を示すのか,教えてください。
◎
永井康生 財産活用課長 一旦私どもで
再編案を複数つくり,それから
地域別実行計画に入っていきたいと考えています。
◆
小柳聡 委員 そうすると,これから新
財産経営推進計画が
集中改革期間中に
策定ということなので,大体3年ぐらいの間にできてきます。それまでの間に50
地域全てで
地域ごとの
再編案を市として示されるということでしょうか。
◎
永井康生 財産活用課長 そうしていきます。
◆
小柳聡 委員 作業量的にかなりふえて,人手が足りるのか足りないのか。各
区役所が
実情を知っているので,
区役所と
財産活用課が一緒に,この間,3つの
地域で
再編案をつくってきて,かなり時間もかかってきた中で,今の
状況でできるとの理解でよろしいでしょうか。
◎
永井康生 財産活用課長 そのように考えています。頑張ります。
◆
高橋三義 委員 私の勘違いかもしれませんが,
区役所を交えて
検討することはそうですが,
区役所が
施設の削減に来ると,何だおまえ,
区役所はこうなのかとなります。表に出るのは
区役所ではなくて,あくまでも市が主導的に物事を進めていかなければ,最後になると
陳情合戦のようになって,うちの
地域にはこういうのが欲しいとなってくると,議員や
区役所に来るわけです。そんな動きが出てくるので,あくまでも市が主導して,市の
方針だと,責任はみんな市がするのだとの基本的な
考え方をしていかなければ,うまくまとまっていかない気がします。
小柳委員と違うかもしれませんが,その辺はどうですか。
◎
永井康生 財産活用課長 そういう
意味では,
区役所の
職員のほうが
地域,
施設の
実情……実際に
施設を
管理しているのも
区役所ということもあります。この
素案をつくるに当たっても,市のそれぞれの
施設群を考えなければならない部署がチーフとなってまとめていますが,きちんと
区役所からの情報を吸い上げながらまとめています。今後,
地域別実行計画に入っていく,そのための
地域別の
再編案についても,そのようなまとめ方をしながら,最終的な意思決定はきちんとそこを束ねる
所管課がきちんと考えましたということで進めていくのがよろしいかと,今までの進め方とあわせてそのように進めていきたいと考えています。
◆
渡辺有子 委員 公共施設をどう集約していくかということです。合併して
公共施設が多くなったのは,当然のことですが,それはとにかくとして,いわゆる
公共施設,建物を集約していくことと,そこの建物で行われている例えば保育,もちろん
小・中学校は当然ですが,何を公共が責任を持って提供していくかは
意味が違うと思います。どう集約していくかということと,民間の
活用とか,民営化ということもここの中に入っているわけですが,そこのところの
説明がもう少し丁寧に書かれていてもいいかと思うのです。13の保育園を見ると,最大限の民間
活用とありますし,拡充が必要な保育
サービスの実施,保育士の労働環境の適正化と書いてありますが,この
部分はむしろ公共,行政がきちんと責任を持って果たしていかなければ,民営化したり,民間化されたときにどれだけそこがきちんと責任を持つのか,そこで
新潟市が指導をやり切れるかという問題があると思うので,そこの点を一緒にして,古くなったから,子供が少なくなったからなどという
意味だけで集約したり,単に民間
活用を行っていくことだけは避けていただきたいと思います。その点についてどのようにお考えでしょうか。
◎
永井康生 財産活用課長 平成27年度に
策定した財政経営推進
計画の中でもうたっていますが,
新潟市は
施設の
総量削減と,それから
サービス機能の維持といった,少し聞くと二律背反的なところがありますが,そこは
サービスの質をある程度落とさず
公共施設を
再編していきたいということで掲げています。今ほどの保育園といった中で,保育を所管する部署の
計画の思いというのも入れた中で,こちらに記載したものです。
地域の皆さんとの話し合いの中でも,
サービス機能をどう維持しながら
施設を適正に
配置をしていけるかといったところを私どもも汗をかきながら
市民の皆さんとそういったところのお話をしながら行っていきたいと考えていますので,よろしくお願いしたいと思います。
○
平あや子 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
平あや子 委員長 以上で
財産活用課の
報告を終わります。
次に,
契約課から6,000万円以上の
契約について
報告を受けます。
契約課長から
報告をお願いします。
◎古山雅啓
契約課長 6,000万円以上の工事
契約について,前
定例会での
報告以降ことしの8月17日から11月8日までの
契約分について,
資料に沿って工種ごとに概要を
報告します。
初めに,1ページ,
報告番号1から3まで,巻文化会館の天井改修や市営住宅の外壁改修などの建築工事で,請負率は91.36%から93.87%です。
次に,
報告番号4から6までは,北
区役所新庁舎建設や潟東小学校移転改築などに係る電気工事で,請負率が93.28%から97.25%です。
次に,
報告番号7から11までは,北
区役所新庁舎建設や潟東小学校移転改築などに係る管工事で,請負率が92.07%から93.89%となっています。
次に,
報告番号12から2ページの24までが臼井橋旧橋下部工撤去などの土木工事や管更生などの下水道工事で,請負率が88.54%から99.99%です。
次に,
報告番号25から28までは,庭球場の人工芝改修や小須戸田上バイパスなどの舗装工事で,請負率が88.91%から93.20%です。
次に,3ページ,
報告番号29から32までは,橋梁工事や公園整備などの工事で,請負率が88.03%から100%です。
全体で32件,
契約金額が37億5,111万円,請負率の平均が92.11%となっています。なお,工事ごとに
説明した案件については,4ページ目以降にそれぞれの
資料があるので,後ほどごらんください。
○
平あや子 委員長 ただいまの
報告にお聞きすることはありませんか。
◆
高橋三義 委員 31番について,100%は疑問ですが,
説明できますか。
◎古山雅啓
契約課長 こちらは,青山斎場の5号及び12号炉の改修工事です。青山斎場は,営業を続けたままこの2つの炉を改修するということで,斎場なので,特殊な
施設になります。今この請け負った
施設工業株式会社がこの青山斎場を受注して工事をつくり,今も
管理運営している会社で,そこしかできないということで,1者随意
契約をしています。見積もり等をとり,設計を組みましたが,あくまでもこの
施設工業株式会社からの1者随契ということで,見積もり合わせをしました。当初は,予定価格よりも高い金額が入りましたが,1者随契ですので,数回見積もり合わせをして,3回目で100%の金額で落札との形で入札を終えています。
◆
高橋三義 委員 市から提示した金額は3回とも一定でしたか,それとも3回ごとに金額が上がっていって,お互いに歩み寄った100%ですか。
◎古山雅啓
契約課長 予定価格が7,600万円で,これは変わっていません。向こうの見積もりの第1回目が7,800万円,2回目が7,700万円,3回目が予定価格と同額の7,600万円で落札です。
○
平あや子 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
平あや子 委員長 以上で
契約課の
報告を終わります。
以上で
協議会を閉会し,
委員会を再開します。(午前10:46)
あす17日の陳情の
審査で,陳情第31
号新潟市の財政再建と結果責任を求めることについて及び陳情第49
号新潟市
職員の月給
引き上げの中止を求めることについて,提出者から趣旨
説明を受けることになっていましたが,提出者より趣旨
説明を行わない旨の連絡がありました。したがって,趣旨
説明は行わず,直ちに
審査を行いたいと思いますので,御承知おき願います。
以上で本日の日程を終了し,
委員会を閉会します。(午前10:47)...