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  1. 新潟市議会 2019-10-16
    令和 元年決算特別委員会第4分科会−10月16日-05号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 元年決算特別委員会第4分科会−10月16日-05号令和 元年決算特別委員会第4分科会               決算特別委員会第4分科会会議録              令和元年10月16日(10月閉会中)                                     議会第4委員会室 令和元年10月16日  午前 9時57分開会             午前11時19分閉会 〇決算特別委員会第4分科会  1 各課審査   ・土木部    土木総務課  道路計画課  公園水辺課   ・下水道部   経営企画課出席委員  (委 員 長) 深 谷 成 信  (副委員長) 細 野 弘 康
     (委  員) 金 子 益 夫  栗 原   学  皆 川 英 二  佐 藤 正 人         林   龍太郎  五十嵐 完 二  佐 藤   誠  志 田 常 佳         中 山   均 〇欠席委員  (委  員) 佐 藤 幸 雄 〇出席説明員   土木総務課長       古 俣 弘 和   道路計画課長       松 島 秀 樹   公園水辺課長       玉 木 正 蔵   経営企画課長       平 出 真 史  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。    決算特別委員会第4分科会委員長   深 谷 成 信 ○深谷成信 分科会委員長  ただいまから決算特別委員会第4分科会を開会します。(午前9:57)  本日は,佐藤幸雄委員が通院のため欠席です。  本日は日程に従い,土木部下水道部の審査を行います。  説明に当たっては,新しい施策,主な事業について,重点的に事業の成果や反省点なども含めた説明となるようお願いします。また,質疑,答弁については一問一答形式で行うなど簡潔明瞭にすることとし,効率的な議事進行に御協力をお願いします。  本日使用する資料は,事前に配付していますので,御確認願います。  初めに,土木部の審査を行います。なお,土木部の審査に当たっては,質疑の内容により,東部地域及び西部地域土木事務所長からも答弁をお願いしたいと思います。  最初に,土木総務課の審査を行います。土木総務課長から説明をお願いします。 ◎古俣弘和 土木総務課長  土木総務課の平成30年度決算について説明します。  課ごとに抜粋した資料に基づいて説明します。なお,予算科目款項及び金額は記載のとおりですので,読み上げを省略します。1ページ,当課の歳入歳出の決算額は記載のとおりです。歳入の執行率は54.8%,歳出の執行率は67.2%です。なお,令和元年度への繰越分を含めた歳出の執行率は96.7%となっています。  説明の都合上,歳出から説明します。4ページ,第8款2項1目道路橋りょう総務費です。人件費は,土木総務課のほか,東部及び西部地域土木事務所橋りょう整備係一般職員人件費です。  次に,道路の管理は,道路台帳の整備や道路用地として寄附を受ける際に必要な測量や登記の委託料,道路事故損害賠償責任保険料などです。  次に,県工事費負担金は,秋葉区田家地区及び西蒲区間瀬地区での急傾斜地崩壊対策事業と,国道460号阿賀浦橋改修工事に係る県への負担金です。  次に,道路橋りょう諸経費は,県から派遣されている職員1名分の人件費に対する負担金のほか,一般事務費加入団体負担金などです。  次に,第2目道路維持費です。除雪体制の充実は,国県道,市道の除雪及び凍結防止剤散布や消雪パイプの更新,防雪柵の設置及び除雪機械の購入などに要した経費です。平成30年度は国県道と市道を合わせ,車道で13キロメートル,歩道で7キロメートル除雪延長を延伸し,合計5,477キロメートルについて除雪及び凍結防止剤散布を行いました。また,市所有の除雪機械2台の更新を行うとともに,除雪協力業者除雪機械を購入する際の費用の一部を補助するなど,除雪体制の拡充を図っています。なお,除雪対策事業においては,検証会議等を踏まえた除雪体制の見直しや全事務事業点検により,凍結防止剤散布基準を2度から1度へ引き下げるなどの見直しを行っています。冬期の道路交通を確保し,安心,安全な市民生活を実現するため,今後は引き続き除雪体制の見直しの検討を進めていきたいと思っています。  次に,道路の維持管理は,国県道道路パトロール道路清掃,路面下の空洞調査費などです。  次に,道路の維持補修は,国県道舗装補修や側溝の維持補修に要した経費です。  次に,道路災害の予防は,国道402号間瀬地区におけるのり面崩壊防止対策トンネル修繕工事などに要した経費です。  続いて,第3目道路新設改良費です。生活道路の整備は,私道等の整備に係る助成金で,9件の助成を行ったものです。  続いて,5ページ,第4目交通安全施設整備費です。ゆとりと安心のみちづくりは,道路照明灯,防護柵,区画線などの交通安全施設維持補修及び通学路交通安全対策に要した経費です。なお,通学路安全対策については,通学路交通安全プログラムに基づき,25カ所の対策を行っています。  次に,自転車利用環境の整備は,新潟市自転車利用環境計画に基づき,自転車走行空間の整備を実施した経費です。16路線について自転車通行帯の整備をし,自転車利用者の安全の確保と利用の促進を図っています。  次に,交通安全意識の普及は,放置禁止区域内の放置自転車や駅周辺の駐輪場に放置された自転車の撤去や返還,啓発などに要した経費です。なお,放置自転車対策事業は,全事務事業点検により,委託業務夜間体制の見直しを行っています。  続いて,第5目橋りょう維持費です。橋りょう維持管理は,県道にかかる歩道橋のエレベーターの管理費や道路橋の諸元や修繕履歴を管理している橋梁システム運用経費などです。  次に,橋りょう維持補修は,道路橋維持補修に要した経費で,老朽化対策として橋梁長寿命化修繕計画に基づいて,橋梁の点検,橋面防水や伸縮装置の取りかえなどを実施し,15橋の対策を完了しています。  続いて,第6項1目都市排水応急対策費です。浸水対策の推進は,道路のアンダーパスにある道路排水ポンプ維持補修に要した経費です。  次に,都市排水施設維持管理は,雨水排水のために自治会などが設置した応急排水ポンプ維持管理に対する助成金です。  続いて,歳入の説明をします。2ページ,第15款1項1目交通安全対策特別交付金は,道路交通法に基づいて交通反則金収入交通安全施設整備の財源とする趣旨から交付されたものです。  次に,第18款1項7目土木使用料道路橋りょう使用料は,ガス管などの道路埋設物や電柱などの道路占用物件に対する占用料です。  次に,第2項5目土木手数料道路橋りょう手数料自転車撤去保管手数料は,自転車放置禁止区域等で撤去した自転車などを持ち主に返還する際の手数料です。特殊車両通行許可申請手数料は,車両制限令で定める長さや総重量を超える車両を通行させる際の許可に係る手数料です。砂利採取法関係手数料は,砂利採取を行おうとする者の申請及び採取計画の認可に係る手数料です。  次に,第19款2項4目土木費国庫補助金は,道路,橋梁の維持補修費,除雪車の購入費などに対する国の補助金です。  次に,第21款2項2目物品売払収入は,国県道道路網図放置自転車の売り払い収入です。  3ページ,第24款1項1目繰越金は,平成29年度から平成30年度に繰り越した事業の一般財源分の受け入れです。  次に,第25款5項4目雑入は,新潟県へ派遣している職員の人件費相当額を受け入れたものなどです。  次に,第26款1項6目土木債です。道路橋りょう債は,道路,橋梁の補修に係る国庫補助事業と急傾斜地崩壊対策事業に係る負担金に対してそれぞれ起債を充当したものです。  今後も重要な社会インフラである道路施設維持管理を適切に行い,市民の安心,安全の確保及び道路利用環境の向上に努めていきたいと思っています。 ○深谷成信 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆五十嵐完二 委員  4ページ,歳出の道路維持費除雪体制の充実は約25憶3,500万円,除雪機械の購入や除雪機械購入補助などもみんなひっくるめて入っていて若干大ざっぱかもしれませんが,そういうまとめ方をしてあるので,平成30年度は基本的には除雪費で約25億円です。それに対して,2ページの歳入で,社会資本整備総合交付金15億400万円に維持補修,除雪が入っているという説明でしたが,先ほどのおおむね25億円に対して,歳入15億円のうち除雪の部分は幾らと見込めますか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  除雪分については約5億1,700万円です。 ◆五十嵐完二 委員  そうすると,除雪関係は,社会資本整備交付金で措置されるものもあるし,交付税で措置されるものもあるのですよね。今の地方交付税算定基準積雪評価区分というのが4区分あって,新潟市は降雪が少ない1級地扱い,仙台市と同じ扱いになっているのですよね。これが積雪に関する普通交付税が低く抑えられている要因になっていると。同じ日本海側の金沢市や福井市は2級地で,交付税は1級地の2倍になって,積雪の関係で特別交付税等なんかもありますが,新潟市に入る普通交付税の算定だけでいうと,大体新潟市は11億円程度なので,これが金沢市とか福井市と同じようになれば,その倍,22億円になるのですよね。財務課に対する質疑になるかもしれませんが,土木総務課としては,どう考えても新潟市が仙台市と同じというのは納得いかないですよね。福井市というと少し行き過ぎかもしれませんが,金沢市あたりのほうが実態的にも合うのではないか,2級地ではないかと思いますが,土木総務課としては,この級を上げるために何か努力を行いましたか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  まず,積雪の状況ですが,おっしゃったように,富山,金沢あたりはここ何年間降っていますので,同等と見てもということが1つあります。その上で,今五十嵐委員のおっしゃった地方交付税に係る財源について,先ほど補助金の話がありましたが,地方交付税については一般財源分に入って,どちらかというと土木総務課というよりは財務課になるのではないかと思っています。一方でそれに対する私どもの対応を含めて,市として国家要望の際に,冬期道路の交通確保への支援ということで,除雪の交付金などを含めて,財源の拡充については今年度要望していますし,昨年度も要望しているところです。五十嵐委員のおっしゃった地方交付税交付金も含めて,財務課とも連携をとりながら,今後も要望を続けていきたいと考えています。 ◆五十嵐完二 委員  積雪データを事前に土木総務課からいただきましたが,平成20年から平成30年までの累積降雪量の11年間平均は,新潟市が159センチ,金沢市が156センチ,仙台市が58センチです。だから,この11年の平均だけで見ても3センチ多いですが,金沢市と同じです。私どもも昨年11月ごろ,国に級地の見直しの申し入れに行きましたが,基本的には級地の見直しは10年ごとに行われるということです。ただ,状況によっては10年待たなくても随時見直しができるので,もちろんその都度の積雪のための除雪経費はありますが,同時に財務課とともに級地の見直しを図る必要があると思います。もう一回答弁をお願いします。 ◎古俣弘和 土木総務課長  私どもも要望の際には,実態に見合ったということを含めて国に要望していますが,財務課と連携して国に対してお願いしていきたいと思っています。 ◆栗原学 委員  最後に成果ということで,社会資本整備を含めて維持補修も行っていくとおっしゃられました。インフラの老朽化に対して今回,国道402号ののり面や,トンネルや橋梁も15カ所対策工事したということです。インフラ老朽化対策,アセットマネジメントにしろ,橋梁の対策にしろ,笹子トンネルの5年に1回の点検が義務化されましたが,新潟市の5年に1度の点検は,2019年度が最終でしたか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  平成26年度から制度化されて,ちょうど1巡目の点検が昨年度で終わり,今年度から2巡目に入っています。 ◆栗原学 委員  1巡目の点検が平成30年度,今の決算で終わっているということで,今回の1巡目で点検した結果,緊急措置の段階の部分と,早期修繕段階はどのぐらいあったか教えてください。 ◎古俣弘和 土木総務課長  1巡目の点検で,橋が4,000橋近くあり一番多いので例として挙げると,その際には緊急的なものは見つかっていませんが,対策が必要なものは530橋ほど上がっています。それを計画的に順次行っている段階で,昨年度の15橋もその計画の中で見つかったものについて行っていますし,今後も優先順位等をどうしてもつけながらですが,できるだけ予算を確保して行いたいと考えています。 ◆栗原学 委員  点検,修繕も含めて,今の段階で着手率及び完了率はどのぐらいですか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  先ほど530橋と申した中で,いろいろ状況は違うのですが,対策としてやっていかなければいけないのが300橋近くあり,その中で今完了しているのが昨年度の15橋を含めて27橋,1割弱となっています。今後まだ300近くあり事業費もかかりますが,計画的にやっていきたいと考えています。 ◆栗原学 委員  橋はわかりました。では先ほどの間瀬地区や,そのほかにもあるかもしれませんがトンネルと,道路附属物の完了率,着手,修繕の完了は平成30年度現在でどのぐらいのペースか教えていただけますか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  トンネル点検対象が14あり,そのうち今段階で何らかの対策が必要なものが6あります。緊急を要するものはありません。横断歩道橋は20橋あり,対策を要するものが9橋上がっています。4車線以上のボックスカルバートは4基あり,対策を要するまではいっていません。細かい標識は,ふだんのパトロールの中での点検になるのですが,ある程度大きな門型の標識が64基ほどあり,対策を要するものが3基ほど確認されていて,一部着手している状況です。 ◆栗原学 委員  次に,点検の関係で,前の決算のときにドローンや赤外線という話や目視という話がありましたが,現在,点検はどういった新しい技術で点検していますか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  ドローンはやっていませんが,人海戦術タブレットを利用して出てきた項目を見ながら点検していくような方法が,最先端というよりは小さい橋梁,多くの橋梁をやる際に有効で,現在長岡高専の先生に指導いただきながら進めています。 ◆栗原学 委員  自転車利用環境の整備は,平成30年度は整備箇所が16カ所で,整備延長が30.5キロということですが,現在ネットワークの整備延長は,今年度で何割ぐらいいっていますか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  計画の中で平成34年度末までの目標を150キロと掲げています。全体計画は278キロほどあり,平成30年度は30.5キロ進めて累計で105キロになります。平成34年度末の目標に対しては今70.1%,全体に対しては37.7%です。 ◆栗原学 委員  歩道と車道を分けた整備か,車道にブルーラインを引く工事か教えてください。 ◎古俣弘和 土木総務課長  車道上にある一定の距離を置いてブルーのマークをつけていく方法で行っています。 ◆細野弘康 委員  通学路交通安全プログラムについて,平成30年度は331カ所中25カ所対策し,累計241カ所ということですが,これは331カ所中241カ所終わったということでしょうか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  必要な対策箇所が331カ所あり,平成30年度の累計で241カ所終わっています。 ◆細野弘康 委員  これはロードマップといいますか,331カ所終わるために年度ごとにどれぐらいやるとか,いつ終わるかは確定しているのでしょうか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  交通安全プログラムを年何カ所,必要箇所数やるかについては,限られた予算で優先度をつけた中で行っている状況です。通学路の点検は場所にもよりますが,およそ2年に1回ローリングをかけていて,最初の状態からまたやると新たな箇所が上がってきてとなりますので,全体の中で何%までというよりは,順次ふえていく状況になっています。その中で,予算の優先順位をつけてやっている状況です。 ◆細野弘康 委員  そうすると,一番新しく更新されたのはいつでしょうか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  昨年度も何校かでやって,それを反映した数です。 ◆細野弘康 委員  ちなみに,昨年度新たに出たのはどれぐらいの箇所数でしょうか。 ◎古俣弘和 土木総務課長  手元に数字がありませんので,後ほど調べて報告します。 ○深谷成信 分科会委員長  細野委員,それでいいですか。 ◆細野弘康 委員  はい。 ○深谷成信 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○深谷成信 分科会委員長  以上で土木総務課の審査を終わります。  次に,道路計画課の審査を行います。道路計画課長から説明をお願いします。 ◎松島秀樹 道路計画課長  平成30年度決算説明資料1ページをごらんください。当課分の歳入歳出の金額は記載のとおりであり,執行率は歳入が74.5%,歳出が78.8%となっています。なお,翌年度繰越額を勘案した場合,歳出の執行率は99.3%となります。また,不用額の主な理由は,国の交付金の内示減によるものです。  説明の都合上,歳出から説明します。なお,予算科目款項及び金額については記載のとおりです。8ページ,道路橋りょう総務費です。人件費は,当課職員のほか,東部・西部地域土木事務所の一部職員,計48名分の人件費です。  次の国工事費負担金は,国道7号など,記載の直轄国道4路線の整備に要した費用の一部を負担したものです。  次の道路橋りょう諸経費は,日本道路協会など加入団体負担金を納入したものです。  次に,道路新設改良費です。幹線道路網の整備,幹線市道の整備は,中央区の市道嘉瀬蔵岡線2号や江南区の市道南7─346号線などの整備を行いました。供用した箇所は,江南区の亀田南線など3カ所です。新潟中央環状道路整備事業は,浦木・横越工区では主に道路改良を進め,国道49号から8号,その先116号までは用地買収道路改良を進めました。江南区の横越バイパスについては,一部供用開始しました。国県道の整備は,国道403号小須戸田上バイパスなどの整備を進めました。なお,本路線については来春の供用を予定しています。  次のゆとりと安心のみちづくり,人にやさしい歩道の整備は,東区の市道東3─671号線や西蒲区の市道巻1─33号線などにおいて歩道の整備を行いました。あんしん歩行エリアの整備は,西区の市道小針線において道路改良工事などを進め,今年度の供用を予定しています。  次の生活道路の整備は,各区役所で行った道路改良側溝整備などです。  次の自転車利用環境の整備,自転車道整備事業は,西区の市道西5─270号線電鉄線跡地の設計を行いました。現在は,青山から鳥原新田の間,約5.4キロの供用を開始しています。  次に,都市計画総務費です。都市計画諸経費は,全国街路事業促進協議会など加入団体負担金を納入したものです。
     次に,街路事業費です。人件費は,当課職員のほか,東部・西部地域土木事務所の一部職員,計7名分の人件費です。  次の幹線道路網の整備,幹線市道の整備は,中央区の都市計画道路網川原線都市計画道路川端町入船線の整備を行い,網川原線はこの3月に供用開始しました。国県道の整備は,江南区の都市計画道路亀田中央線の整備を行いました。  引き続き,歳入について説明します。6ページ,土木費負担金は,橋りょう添架物件工事費負担金です。  次に,行政財産使用料は,電柱設置に係る土地使用料です。  次に,土木費国庫負担金は,事業が次年度へ繰り越したため,歳入がなかったものです。  次に,土木費国庫補助金は,歳出で説明した事業のうち補助対象事業に係る歳入です。  次に,土木費県負担金は,国庫負担金と同様に,事業が次年度へ繰り越したため,歳入がなかったものです。  7ページ,財産貸付収入は,所管する土地の一部を駐車場などで貸し付けたものです。  次に,不動産売払収入は,国の栗ノ木道路整備事業用地買収に伴い,代替地を希望された方に提供したものです。  次に,物品売払収入は,臼井橋の旧橋撤去に伴い発生した鋼材の売り払い収入です。  次に,繰越金は,平成29年度から平成30年度に繰り越した事業に係る一般財源分です。  次に,雑入は,情報公開請求に係るコピー代を歳入したものです。  次に,土木債は,歳出で説明した事業に係る歳入です。  最後に,平成30年度の成果については,交通アクセスや拠点性の向上などを目的に,主に新潟中央環状道路の整備を進め,横越バイパスなど6カ所で供用を開始しました。今後も限られた予算の中で事業の選択と集中を図り,事業効果早期発現に努めていきたいと考えています。 ○深谷成信 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆五十嵐完二 委員  8ページ,歳出で国工事費負担金直轄事業負担金が約14億円ありますが,万代島ルート線の栗ノ木道路直轄負担金の4億4,300万円,紫竹山道路の2億8,600万円,合計7億3,000万円がこの中で支出されたと,金額的にはこれでいいのでしょうか。 ◎松島秀樹 道路計画課長  そのとおりです。 ◆五十嵐完二 委員  平成30年度の終了時点万代島ルート線のこの2つの道路の進捗率はそれぞれ何%になったのかと,この2つの道路事業完成見込み年度はどう聞いているのか伺います。 ◎松島秀樹 道路計画課長  平成30年度末の進捗率は,栗ノ木道路が約69%,紫竹山道路が約42%で,完成時期については未定となっています。しかしながら,万代島ルートは新潟駅連続立体交差のちょうど交わる部分があり,その交差がおおむね令和3年ごろということで,新潟市では,その後のおおむね5年後をお願いしている状況です。 ◆五十嵐完二 委員  では,未定だが新潟市の希望としてはあと8年後ぐらいにとりあえずは新潟バイパス紫竹山インターから明石通まではお願いしたいということですよね。それで,栗ノ木道路は平成19年度,紫竹山道路は平成23年度に事業化して,決算年度からすると事業化からそれぞれ11年と7年たっています。そして,完成見込み年度は未定で,新潟市は8年後を希望しているという話でした。これは国の直轄事業で,北陸地方整備局事業評価監視委員会で定期的に再評価が行われていますが,この再評価はBバイC,費用対効果の分析も行われています。費用は事業費で,事業費に対してどういう便益があるかがBバイCで計算されますが,便益の計算の一つは走行時間の短縮便益だと。つまり,紫竹山インターから明石通まで完成すると,5分間走行時間が短縮されて,それに1日に走る車の計画交通量を掛けて,5分短縮されるから得するほうの計算ですが,損失時間の計算をして便益を出すのが1つ。もう一つは,そのことによって走行経費ガソリン代が減少するので,やはり計画交通量から算出すると。交通事故の減少もありますが,大きくは先ほど言った2つ,走行時間が短縮されることによってガソリン代も節約されることが費用対効果の効果の部分になると。しかし理論的には交通量が減れば費用対効果は低くなる,また燃費のいい車がふえるとこれも費用対効果が低くなるという関係ですよね。栗ノ木道路でいうと,平成24年度に事業継続となったときの計画交通量は1日当たり7万1,100台,費用対効果は事業費に比べて1.7でしたが,決算年度の平成30年度,これも継続となった今回,1日当たりの交通量は6万5,800台に減少して,費用対効果は1.2に下がってきました。1を割ればもうつくる意味がないという状況になりますよね。だから,8年後完成を希望するというのですが,8年の間にさらに1日の計画交通量が減る可能性もある,もっと燃費のいい車が8年あれば出てくると。1を割ったころには完成しているかもしれませんが,そういう事業です。つまり聞きたいのは,BバイC,費用対効果が1.2,で今後さらに切る可能性がある点についてはどう見ていますか。 ◎松島秀樹 道路計画課長  万代島ルート計画交通量については,委員おっしゃられるとおり,減少している状況にありますが,実際万代島ルートは高架の道路になり,交差点,信号もなくなります。そうすると,周辺の道路,生活道路といったところを今走っている車がある程度転換されてくると考えていますので,大きな計画交通量の減少は余り考えられないというところで,1.0を割るのは考えにくいと考えています。 ◆五十嵐完二 委員  今事業を進めている担当課としては希望的観測でそうおっしゃるかもしれませんが,万代島ルート線は,柳都大橋はもう完成していますが,明石通まで終わると,今度は明石通からまた立ち上がって,万国橋を通って高架で柳都大橋につなげると。その後,秣川岸の交差も立体交差にするという計画ですよね。それがいつ事業着手になるか,ましてや完成がいつになるかわかりませんが,先ほどの計算でいったら,今やっている事業でさえ,BバイCでいうと1を割る状況でしょう。今後さらに交通量が減ることになれば,明石通から柳都大橋につなげる今後の計画,ましてや柳都大橋と秣川岸は毎日のように通りますが,今平面交差で,横向きの道路が混んでいるところは見たことがありません。だから,あそこに立体交差がなぜ必要かは極めて疑問で,さらに計画でいうと西堀から先,法務局に行って,法務局からさらに左に行って,日銀の新潟支店の横まで抜ける道,そんなのがどこに必要性があるのだという感じですよね。今都市計画上では先ほど言ったような計画になっていますよね。ですから私は,いいかげんに今の時代状況に合わせて,都市計画で決定されているからやるというスタンスはやめて,新潟市としてもきっちり見直すように,国直轄だから国に対してきちんと働きかけるべきだと思っているのですが,何かありますか。 ◎松島秀樹 道路計画課長  委員のおっしゃられる未着手区間の着手については,新潟市の財政状況や,社会情勢,また周辺道路を含めた今おっしゃられる交通流動を踏まえて,国と検討していきたいと思っています。 ◆五十嵐完二 委員  では,もう一つ,新潟中央環状道路は平成30年度約55億4,200万円ですよね。ちなみに,平成31年度当初,50億円ですよね。平成30年度というと,予算編成のときから119億円不足すると言われて,ほかの部ではえらい事業見直しが図られたわけです。新潟中央環状道路事業費が予算段階ではあるがつけられて,ほかの部のことや,新潟市の財政状況を鑑みれば,少しでも事業費を圧縮させようという努力は平成30年度行われましたか。 ◎松島秀樹 道路計画課長  中央環状全体としては,今設計の中では盛り土工法,サーチャージ工法という一番安価な工法を用いています。工事の中では例えば信濃川の河川の掘削土を流用して,その分をコスト縮減に努めるような努力はしています。 ◆五十嵐完二 委員  平成30年度に行ったのかと,どんな事業圧縮の努力をしたのですか。 ◎松島秀樹 道路計画課長  全体の用地買収とか,皆様の希望もありますので,その辺も踏まえて平成30年度は,事業の進捗率を踏まえて予算編成したと思っています。 ○深谷成信 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○深谷成信 分科会委員長  以上で道路計画課の審査を終わります。  次に,公園水辺課の審査を行います。公園水辺課長から説明をお願いします。 ◎玉木正蔵 公園水辺課長  公園水辺課の平成30年度決算について説明します。  資料1ページをごらんください。当課所管分の歳入歳出は記載のとおりです。歳入の執行率は65.0%,歳出の執行率は73.1%です。なお,令和元年度への繰り越し分を含めた歳出の執行率は84.3%となっています。また,不用額の主な理由は,国の交付金が内示減となったことによる執行凍結分などです。  説明の都合上,歳出から説明します。10ページ,管理費です。人件費は,公園水辺課及び東部地域土木事務所公園整備係の一般職員13人分と非常勤職員1人分の人件費です。  次に公園緑地等の管理運営,公園緑地管理費は,公園の維持管理や遊具点検委託などを行い,公園遊具等更新事業は,国の交付金対象外の公園施設の改修などを行いました。都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業は,北区のあじさい公園や秋葉区の鎌倉農村公園など既存6公園において,トイレなどのバリアフリー化を行いました。公園施設長寿命化対策支援事業では,平成30年度に名勝指定された中央区の白山公園のほか,江南区の舞平公園,西蒲区の上堰潟公園など既存138公園で211基の遊具等の更新,改修を進め,安全で安心して利用できる公園づくりを推進しました。  次に,公園緑地等諸経費です。日本公園緑地協会など加入団体への負担金です。  次に,整備費,公園・緑地等の創出,特色ある公園等の整備は,西区のきらら西公園において敷地造成や園路広場など,引き続き整備を進めました。身近な公園等の整備は,東区の白新線公園で敷地造成などを行いました。地域拠点公園として整備を進めていた南区の戸頭公園では事業が完了し,年度末に供用を開始しました。ほかに街区公園として秋葉区の柄目木第2公園などの整備を行いました。  次に,11ページ,緑化推進費です。市民協働による緑化の推進,市民との緑と花のまちづくりは,市民と協働で緑化を推進するため,小・中学校の生徒によるやすらぎ堤でのチューリップ植栽や萬代橋チューリップフェスティバルなどを行いました。緑化活動推進事業は,事務事業の見直しにより補助制度に移行し,引き続き緑化活動団体の支援を行いました。特に萬代橋チューリップフェスティバルは,431の団体や個人から3,213基のプランターの出展があり,オープニングセレモニーには多くの市民から参加いただき,親しまれる春のイベントとして定着しています。  次に,水辺・緑の保全と活用,樹林環境の保護は,保存樹の指定や公園,道路など公共施設でのアメリカシロヒトリの防除,西海岸公園や寺尾中央公園などで松くい虫の防除対策を行いました。  次に,公園・緑地等の創出,街並緑化の推進は,民間企業などにより町なかのプランターを管理するフラワーパートナー事業を実施しました。  次の緑化推進諸経費は,緑化審議会の関係経費です。  続いて,歳入の説明です。9ページ,土木費国庫補助金です。公園緑地費国庫補助金は,公園の新設や施設の更新,改修などに対する社会資本整備総合交付金です。  次に,土木費県補助金です。公園緑地費県補助金は,西海岸公園の松くい虫防除に対する県の補助金です。  次に,雑入は,公園マップ及び樹木マップにおける広告収入です。  次に,土木債は,公園の新設や施設の更新,改修などに係る公園緑地債です。  平成30年度の成果については,きらら西公園や身近な公園の整備を引き続き進めた結果,本市の公園面積は6.5ヘクタール増加し,市民1人当たりの公園面積は12.34平方メートルとなりました。今後も公園整備を進めるとともに,公園利用者の安全確保を図るため,公園施設長寿命化計画に基づき,公園施設の計画的な維持管理や更新に努めていきます。 ○深谷成信 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆細野弘康 委員  トイレのバリアフリー化について,6公園で新たにバリアフリー化したということですが,具体的に内容を教えていただけますか。 ◎玉木正蔵 公園水辺課長  全部が同じではなく,それぞれ多目的トイレをつけたり,ベビーチェアを設置するなど,一般的なものが施工されています。 ◆細野弘康 委員  トイレの多目的化もバリアフリー化の理由の一つだと思います。各公園大きさも違いますし,来る層も違うとは思うのですが,トイレは非常に大切なところなので,利用者のニーズの聞き取りはどのようにされたのか教えてください。 ◎玉木正蔵 公園水辺課長  直接管理している各区の建設課から利用状況等をヒアリングの上,決めています。 ◆細野弘康 委員  担当は各区だと思うのですが,具体的にヒアリングしたときに,利用者の声は多目的化の改修に反映されたのかお聞かせください。 ◎玉木正蔵 公園水辺課長  今ほど申し上げたとおり,各区の建設課で地元とお話をして,その声をこちらで集約しています。 ◆細野弘康 委員  地元というのは,具体的にどういった方にお話を聞いたのでしょうか。 ◎玉木正蔵 公園水辺課長  各公園,公園愛護会がほとんどついていますので,その愛護会を通じて声を聞いています。 ◆細野弘康 委員  最後に,その愛護会の皆さんから聞いて,利用者のニーズにしっかりと応えることができたということでよろしいのでしょうか。 ◎玉木正蔵 公園水辺課長  利用状況の多い2ヘクタール以上の公園を中心に,現在その声をきちんと反映していると考えています。 ◆林龍太郎 委員  先ほど市民1人当たりの公園面積というお話がありましたが,この面積は政令市の中で,また全国的に見てどのぐらいの位置にある数字でしょうか。 ◎玉木正蔵 公園水辺課長  最新の数字ではありませんが,政令市20市の中では6番目となっています。全国的に見ても平均よりも高いレベルだと認識しています。 ◆中山均 委員  公園施設長寿命化の遊具等の更新・改修で,東区の議員が東区の公園の場合,遊具等がほとんど使用停止になっていて,各区あるいは所管課で遊具の使える,使えないの基準が違うのではないかと言っていたのですが,そんなことがあるのか,また,全体的に東区に使えないものがたくさんあるということは要するに危険な状態だと思うので,全区的にはどんな状況なのか,ある程度概要はわかるでしょうか。 ◎玉木正蔵 公園水辺課長  本来劣化等で危険な状態のものを使用禁止にしているのですが,東区の場合,より安全を高めるために,独自の判断で例えば基礎の部分が地表から出ているといった,使えないことではないものも含めて使用禁止にしていると伺っています。そのために使用禁止がふえているものと考えています。  ほかの区は,劣化により使用禁止にしていて,現在東区のような形では対応していません。 ○深谷成信 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○深谷成信 分科会委員長  以上で公園水辺課の審査を終わり,土木部の審査を終わります。  次に,下水道部の審査を行います。なお,企業会計である下水道事業会計の決算については,既にさきの9月定例会において認定していますので,その旨御承知おき願います。  経営企画課長から一括して説明をお願いし,質疑に当たっては,内容により担当課長からも答弁をお願いします。 ◎平出真史 経営企画課長  下水道部所管の平成30年度決算,一般会計分について説明します。  平成30年度決算説明資料下水道部分をごらんください。初めに,歳入です。行政財産使用料は,工事車両の市有地通行に係る使用料です。  次の国設排水機場管理委託金と県営排水機場管理委託金は,西川,鳥屋野潟,胡桃山の3つの国設排水機場と,県営新津川排水機場の運転操作に係る国,県からの委託金です。  次の都市排水応急対策事業債は,県と合併施工で拡幅改修工事を行う山二ツ排水路,山崎排水路工事負担金に係る起債です。  続いて,歳出です。都市計画総務費,下水道事業会計繰出金は,先日決算の認定をいただいた下水道事業会計への繰出金125億5,000万円余です。  次に,都市排水応急対策費浸水対策の推進,排水路の整備は,今ほど歳入で説明した山二ツ排水路,山崎排水路工事の都市排水に係る経費に対する負担金です。  次に,都市排水対策事業,田んぼダム利活用促進事業は,田んぼからの雨水流出を抑制し,浸水被害を軽減させる目的で,東区の石動地区で2.3ヘクタールの整備を行いました。  次に,都市排水施設維持管理,通船川・栗ノ木川のフラッシングは,県の河川浄化対策事業に係る寄附金で,阿賀野川と栗ノ木川上流から浄化用水を取り入れている事業です。都市排水路の維持は,南区の白根市街地において排水路の維持管理を白根郷土地改良区に委託しているものです。ポンプ場等の管理運営は,国設の排水機場3カ所及び県営の排水機場1カ所,また市が管理する5つのポンプ場,そのほか市内各所の排水ポンプ設備の運転管理に係る経費です。都市排水経費負担金は,市内各土地改良区が管理している農業用の排水路や排水機場などの維持管理費のうち,都市排水分を負担しているものです。  下水道部の今後の課題と取り組みの方向性としては,近年の集中豪雨の増加により浸水対策の重要性が増しているため,引き続き優先順位を整理して対策を進めていきます。また,今後急速に進む下水道施設の老朽化対策についても,ストックマネジメント計画に基づき,効率的な改築,更新を図る必要があります。そのため,選択と集中の観点から経営分析を行うとともに,将来の見通しを見える化し,健全な経営に向けた下水道事業会計への適正な繰り出しを行っていきます。 ○深谷成信 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆五十嵐完二 委員  歳出の都市排水経費負担金について,土地改良区へ約2億1,100万円の負担ですが,どんな算式で計算しているのですか。 ◎平出真史 経営企画課長  負担額の計算方法は,それぞれの土地改良区ごとに多少異なります。基本的に,排水に係る経費を農地と市街地,非農地の面積割合をもとにした算式によって算出しています。 ◆五十嵐完二 委員  排水に係る経費の主なものは何ですか。 ◎平出真史 経営企画課長  例えば排水機場の電気料や人件費といったものです。 ◆五十嵐完二 委員  基本的には主にそういうことでしょう。それ以外に,都市排水は確かに農業用排水路を使いますが,日常的に経費がどうかというのはありますので,排水機場に係るものが主流だと思いますが。  もう一つ,通船川・栗ノ木川のフラッシングについて,両河川の浄化対策に係る寄附金があります。新潟市は,寄附金でフラッシングのお金を出しているということですが,寄附金ではなくて,ちゃんとした支出にしてもいいのではないかと思います。これは,どこに出して,何で寄附金なのですか。 ◎平出真史 経営企画課長  地方自治法第232条の2で,地方公共団体は,公益上必要がある場合に寄附できるという規定がある旨で寄附を行っています。河川法では,河川工事で受益を受ける者に対して費用の一部を負担させることができる旨の規定はありますが,市町村は受益者とならないという規定があることから,負担金ではなくて寄附金という形で支出しています。支出先は新潟県です。 ◆栗原学 委員  五十嵐委員の関連で,都市排水の経費負担について,一般会計の繰り出しの土地改良区への負担金は過去,直近3カ年でも5カ年でも,経年的に一緒ですか。 ◎平出真史 経営企画課長  機器の更新などで別途かかるものが負担となることはありますが,基本的に維持管理に係る部分はほぼ同額となっています。 ◆栗原学 委員  土地改良の市街地に係る排水処理の維持管理費ということで見ているのですが,近年,先ほど課長が言ったように,水害,災害が多くなっていますが,新潟市内の各土地改良区から負担金を上げてくれといった話はありますか。 ◎平出真史 経営企画課長  一部の土地改良区からは,負担金を上げてほしいという要望は受けています。 ◆栗原学 委員  農業排水を担うのも土地改良区ですが,こういった都市排水も担っているということで,とりわけ新潟は海抜ゼロで,しかも大河が多いわけですよね。今もテレビでバックウオーター現象だとか,どうしても土地改良も水を大河に排出するために,先ほどの五十嵐委員の質疑でもあったように,ポンプや重油代や人件費といった経費がかかるということです。平成30年度,一部の土地改良区から負担金を上げてくれというのがあったということですが,近年まれに見る水害があるわけですから,全土地改良区が上げてくれということに対しては,市としては今後どういったことを打ち出そうとしていますか。 ◎平出真史 経営企画課長  都市排水負担金の土地改良区側への重要性は認識していますが,財政状況もありますので,今後協議していきたいと思っています。 ○深谷成信 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○深谷成信 分科会委員長  以上で経営企画課の審査を終わり,下水道部の審査を終わります。  以上で本日の日程を終了し,決算特別委員会第4分科会を閉会します。(午前11:19)...