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  1. 新潟市議会 2019-06-26
    令和 元年 6月26日総務常任委員会−06月26日-01号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 元年 6月26日総務常任委員会−06月26日-01号令和 元年 6月26日総務常任委員会               総務常任委員会会議録            令和元年6月26日(6月定例会)                                     議会第1委員会室 令和元年6月26日    午前 9時57分開会              午前10時50分閉会 〇総務常任委員会  1 議案審査    ・財務部         契約課  税制課  財務課  2 委員間討議について 〇総務常任委員協議会  1 報告    ・6,000万円以上の契約について(契約課
       ・新潟開港150周年記念事業について(2019年開港150周年推進課)    ・G20新潟農業大臣会合における取り組みについて(2019年G20サミット推進課)    ・訴えの提起について(債権管理課) 〇出席委員  (委 員 長) 平   あや子  (副委員長) 高 橋 哲 也  (委  員) 古 泉 幸 一  佐 藤 耕 一  平 松 洋 一  田 村 要 介         豊 島   真  渡 辺 有 子  小 柳   聡  小 山   進         高 橋 三 義  吉 田 孝 志 〇出席説明員  政策企画部政策監・2019年開港150周年推進課長   水 野 利 数  政策企画部政策監・2019年G20サミット推進課長  中 川 高 男  財務課長                    渡 辺 和 則  契約課長                    古 山 雅 啓  税制課長                    中 津 昌 樹  資産評価課長                  真 壁 恒 雄  債権管理課長                  川 瀬 正 勝  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。     総務常任委員長  平   あや子 ○平あや子 委員長  ただいまから総務常任委員会を開会します。(午前9:57)  本日の欠席はありません。  本日は日程に従い,財務部の審査を行います。  また,審査終了後,今定例会において当委員会に付託されました議案について,委員間討議を行うかどうか御協議いただきたいと思います。  なお,契約課から「6,000万円以上の契約について」,2019年開港150周年推進課から「新潟開港150周年記念事業について」,2019年G20サミット推進課から「G20新潟農業大臣会合における取り組みについて」,債権管理課から「訴えの提起について」それぞれ報告の申し出がありますので,協議会においてこれを受けたいと思いますが,よろしいでしょうか。                   (異 議 な し) ○平あや子 委員長  そのように行います。  なお,本日使用する資料は事前に配付していますので,御確認をお願いします。  これより議案審査を行います。  財務部の審査を行います。  初めに,契約課の審査を行います。  なお,議案審査終了後引き続き6,000万円以上の契約について報告を受けたいと思いますが,いかがでしょうか。                   (異 議 な し) ○平あや子 委員長  そのように行います。  それでは,契約課長から説明をお願いします。 ◎古山雅啓 契約課長  当課の所管は,議案第64号及び議案第65号契約の締結についての2件です。資料に基づき説明します。  初めに,1ページ,議案第64号主要地方道新潟中央環状線信濃川渡河工区)P8橋脚工事について,契約金額4億1,734万円,契約の相手方は株式会社水倉組履行期限が令和2年7月15日まで,落札額3億7,940万円,落札率90.47%です。工事の概要や参加業者及び入札金額については,記載のとおりです。2ページは,その位置図や平面図です。  次に,3ページ,議案第65号(仮称)潟東地域コミュニティセンター整備工事について,契約金額3億1,812万円,契約の相手方は丸運・水倉特定共同企業体履行期限が令和2年3月13日まで,落札額2億8,920万円,落札率92.08%です。工事の概要や参加業者及び入札金額については,記載のとおりです。4ページは,位置図や平面図です。 ○平あや子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○平あや子 委員長  以上で契約課の審査を終わります。  ここで委員会を休憩し,協議会を開会します。(午前10:02)  引き続き6,000万円以上の契約について報告をお願いします。 ◎古山雅啓 契約課長  6,000万円以上の契約について,前定例会での報告以降ことしの1月22日から4月30日までの契約分について,資料に沿って工種ごとに概要を報告します。  1ページ,報告一覧表報告番号下─1から下─3までは,下水道事業会計における3億円以上の案件です。また,下─1については,WTO案件です。  初めに,3ページ,報告番号下─1,中部処理合流改善調整池築造工事契約金額26億1,360万円,契約の相手方はフジタ・水倉・国土・永光特定共同企業体履行期限が令和3年3月15日まで,落札額24億2,000万円,落札率91.97%です。なお,失格基準の欄に記載のランダム係数は,不正防止を図るため適用しているものです。工事の概要や参加業者及び入札金額については,記載のとおりです。4ページがその平面図です。  次に,5ページ,報告番号下─2,中部下水処理場系水処理電気設備工事契約金額4億9,140万円,契約の相手方は東芝インフラシステムズ株式会社新潟支店履行期限が令和2年3月13日まで,落札額4億5,500万円,落札率99.35%です。工事の概要や参加業者及び入札金額については,記載のとおりです。6ページは,その平面図となっています。  次に,7ページ,報告番号下─3,中部下水道処理場ポンプ棟受変電設備工事契約金額3億6,363万6,000円,契約の相手方は東芝プラントシステム株式会社信越支店履行期限が令和2年3月13日まで,落札額3億3,670万円,落札率97.59%です。工事の概要や参加業者及び入札金額については,記載のとおりです。8ページは,その平面図です。  1ページ,報告一覧表に戻り,これ以降は工種ごとに説明します。上から4段目の報告番号1から3までは,北区の遊水館外壁屋上防水改修工事や(仮称)市役所ふるまち庁舎内装整備工事などの建築工事で,請負率は91.43%から99.90%です。  次に,報告番号4から7までは,中部下水処理場木戸ポンプ場などの電気工事で,請負率は91.54%から98.30%です。  次に,報告番号8が(仮称)万代・宮浦乳児保育園及び東地域保健福祉センターの管工事になります。請負率が92.44%です。  次に,報告番号9から2ページ,15までは,白山排水白山幹線などの下水道工事新潟中央環状線などの土木工事で,請負率は89.07%から91.05%です。  次に,報告番号16から19までは,舗装,とび土工コンクリート機械器具設置及び解体工事で,請負率が88.37%から99.92%です。全体で22件,請負金額が総額54億4,946万4,000円,請負率の平均は92.98%となっています。なお,工種ごとに説明した案件については,9ページ目以降にそれぞれの資料がありますので,後ほどごらんください。 ○平あや子 委員長  ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。                    (な  し) ○平あや子 委員長  以上で契約課の報告を終わります。  ここで協議会を休憩し,委員会を再開します。(午前10:08)  次に,税制課の審査を行います。  税制課長から説明いただきますが,質疑に当たっては内容により資産評価課長からも答弁をお願いしたいと思います。それでは,税制課長から説明をお願いします。 ◎中津昌樹 税制課長  議案書42ページ,当委員会に付託されている議案第57号新潟市市税条例等の一部改正について,資料に基づき説明します。  今回の改正は,地方税法等の一部を改正する法律が平成31年3月27日に国会で可決され,29日に公布されたことに伴い,新潟市市税条例等の一部改正を行うものです。税目ごとに説明します。  初めに,1,個人市民税です。住宅ローン控除の拡充に伴う措置は,消費税率引き上げに伴う需要平準化対策として,所得税の住宅ローン控除において,令和元年10月1日から令和2年12月31日までの間に居住した場合の控除期間を現行の10年間から13年間に延長する改正が行われました。これに伴い,現在,所得税額から控除し切れない額について,個人住民税から控除するという個人住民税住宅ローン控除においても,あわせて控除期間を3年間延長するという改正です。なお,この措置による減収については,全額国費で補填されることになっています。  次の子供の貧困に対応するための非課税措置は,婚姻によらず生まれた子を持つひとり親,いわゆる未婚のひとり親に対する税制上の措置として,事実婚状態でないことを確認した上で支給されている児童扶養手当の支給を受け,前年の合計所得金額が135万円以下であるひとり親について,個人住民税非課税措置の対象とすることとされました。なお,この措置は令和3年度分以後の個人住民税から適用されることになっています。  次に,2,固定資産税,高規格堤防整備事業に係る建てかえ家屋の税額減額措置の創設に伴う規定の整備について,高規格堤防整備事業は,首都圏,近畿圏などの人口密集地等において,堤防高の30倍程度と通常の堤防よりも幅が広く,緩やかな傾斜の堤防を整備し,その堤防区域上に市街地再開発や区画整理をあわせて実施するなど,良好な都市空間とあわせ,堤防決壊による壊滅的な被害を防ぐことができるという事業です。近年の豪雨災害発生状況国土強靱化の推進の観点から,事業実施を加速化するため,整備事業の区域内における家屋の所有者が事業中仮移転し,事業完了後にその盛り土された土地の上に家屋を新築した場合,固定資産税額を5年間減額する措置が創設されました。現在,新潟市域の河川は,事業の対象とはなっていませんが,所要の手続についてあらかじめ規定しておくものです。  次に,裏面,3,軽自動車税です。グリーン化特例(軽課)の見直しについて,グリーン化特例は,環境性能のよい車の普及を税制面から進めるため,燃費基準に応じて税率を軽減する仕組みですが,平成31年3月で期限切れとなったグリーン化特例(軽課)の部分について,見直しが行われ,令和3年3月までの取得については,こちらの表のとおり,現行の特例措置を延長し,また令和3年4月1日から令和5年3月31日の間に新たに取得される自家用軽乗用車については,その適用対象電気自動車等に限定することとされましたので,あわせて条例を改正するものです。  次の環境性能割臨時的軽減は,平成28年度の税制改正において,消費税率10%引き上げ時に県税である自動車取得税が廃止されることとなり,自動車取得税に適用されていたグリーン化機能を維持強化する目的で,軽自動車税自動車税環境性能割が導入されることとなっていました。しかしながら,消費税率引き上げが延期されたため,その導入は令和元年10月1日に延期されていたところです。今回,消費税率引き上げに伴う需要平準化対策として,自動車取得時の負担感を緩和するため,令和元年10月1日から令和2年9月30日までの間に取得した自家用軽乗用車について,環境性能割の1%分を軽減することとされました。こちらの措置による減収についても,全額国費で補填されることとなっています。  次に,4,地方税法の改正に伴う条文整理等及び5,改元に伴う文言整理について,このたびの地方税法の改正等により,市税条例で引用している条,項番号等に修正あるいは文言整理が行われたこと,また元号改正に伴い,修正の必要があるものなどについて,必要な修正を行うものです。 ○平あや子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  個人市民税住宅ローン控除について伺います。対象となるのは令和元年10月から令和2年12月までに居住した方に限るとのことですが,それ以前は対象にならないのでしょうか。 ◎中津昌樹 税制課長  そのとおりです。これまでも10年間の住宅ローン控除でしたが,令和元年10月から令和2年12月までに居住された方は3年間の延長,それ以後,令和3年1月以降は,これまでどおり10年間の控除期間とのことです。消費税需要平準化対策として,この期間のみ13年間になるという措置です。 ◆渡辺有子 委員  10月から10%に増税されるとのことで,建て控えの影響があるための対策だろうと思いますが,8%に増税されたときに,どの程度の影響があったかわかりますか。 ◎真壁恒雄 資産評価課長  平成26年4月に消費税引き上げられましたが,確認申請の件数でいうと,平成25年は前年比21%余りの増加でした。 ◆渡辺有子 委員  増加というのは,どういう意味ですか。 ◎真壁恒雄 資産評価課長  平成26年4月に消費税が上がる前に申請がされた建築確認の数が平成25年では平成24年に比べて21%増加しました。駆け込みというのでしょうか,そういった現象が見られたということです。 ◆渡辺有子 委員  聞きたかったのは,増税されたときにどうだったかです。 ◎真壁恒雄 資産評価課長  平成26年に増税された以後は,建築確認申請数は前年比でマイナス15.5%の減少があったとの数字があります。 ◆渡辺有子 委員  増税の影響でそれだけ下がったということだろうと思いますが,先ほどの説明では国費で負担するとのことです。これは消費税を増税した分で補填するということでしょうか。 ◎中津昌樹 税制課長  申しわけありません,増税分は承知していませんが,減収分については補填されることになっています。消費税引き上げ分はあくまでも社会保障財源として,あるいはこれまでの部分で,使途が限定されていると思うので,そちらではなく,ほかの交付金でしょうか,そういった補填になるかと思います。 ◆渡辺有子 委員  消費税増税のよしあしは別にして,増税分で補填されるのではなくて,増税分以外の財源で補填されるということで,今までどおり社会保障消費税増税分についてはきちんと地方に来るということですか。 ◎中津昌樹 税制課長  そのように考えています。 ○平あや子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○平あや子 委員長  以上で税制課の審査を終わります。  次に,財務課の審査を行います。財務課長から説明をお願いします。 ◎渡辺和則 財務課長  財務課所管の議案について説明します。  議案第44号令和元年度新潟市一般会計補正予算関係部分について,初めに,議案書1ページ,第1条のとおり,歳入・歳出予算の総額にそれぞれ60億2,006万4,000円を追加し,歳入・歳出予算の総額をそれぞれ3,982億2,006万4,000円とするものです。  予算説明書2,3ページ,歳入のうち第24款1項1目繰越金22億6,941万円の増額補正を行うものです。こちらは,さきの財務部長総括説明において,平成30年度の決算見込みとして,令和元年度への繰越金が約43億円見込まれる旨説明したところですが,その一部をこのたびの補正予算の財源として計上するものです。  次に,6,7ページ,歳出のうち第2款1項,第21目財政調整基金費は,平成30年度の収支状況を鑑み,当初予算における5億円の積み立てに加え,20億円を財政調整基金へ積み立てるものです。これにより,令和元年度末における主要3基金の残高は約60億円となる見込みです。 ○平あや子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。
                       (な  し) ○平あや子 委員長  以上で財務課の審査を終わり,財務部の審査を終わります。  以上で議案審査を終わりますが,ここで今定例会において当委員会に付託されました議案について,委員間討議を行うかどうか御協議をいただきたいと思います。  委員の皆様から御意見があればお願いします。                    (な  し) ○平あや子 委員長  それでは,今定例会においては,委員間討議を行わないということでよろしいでしょうか。                   (異 議 な し) ○平あや子 委員長  そのように決定します。  以上で委員会を閉会し,協議会を再開します。(午前10:24)  初めに,2019年開港150周年推進課から新潟開港150周年記念事業について報告を受けます。2019年開港150周年推進課長から報告をお願いします。 ◎水野利数 2019年開港150周年推進課長  新潟開港150周年記念事業について,資料に基づき報告します。  新潟開港150周年記念事業実行委員会は,国,県,市の官公庁初め,港湾,経済,観光,文化,まちづくり,水産,エネルギー,マスコミなど幅広い分野の計167機関で構成されています。当事業は,実行委員会が主体的に取り組む主催事業のほか,これら構成団体が主体となって実施する共同による取り組みや,新潟開港150周年を契機として,新たな公民連携流域自治体連携沿岸市町村連携オール新潟による体制のもと,開港150周年ムーブメントを巻き起こすべく仕組みづくりに取り組んできています。  本日は,3カ年にわたる事業のコア期間の幕あけを飾った2018年度の事業報告と締めくくりとなる'19年度のプランについて説明します。資料左上新潟開港150周年記念事業の成果と到達点についてです。'18年度コア期間の幕あけを飾ったキックオフイベント海フェスタにいがた」で40万人以上の集客を達成するなど,にぎわい創出の面で大きな成果を上げました。また,民間が主体となって実施してもらった数多くの連携事業も波及的に広がり,こうした150周年のムーブメントにより,例えばみなとまち文化の象徴である古町芸妓を積極的に活用したPR活動に取り組むなど,みなとまち歴史情緒が大変多くの方々に認識され,シビックプライドの醸成につなげることができました。さらに,未来のまちづくりの方向性として,新潟都心都市デザインに係るシンポジウムを開催するなど,新しい新潟を切り開く機会を創出することができました。具体の成果としては,左下に記載している大きくは開港150周年を契機とした新たな交流の仕組みづくりを狙いとして,目標1,交流人口の拡大は,開港関連イベントの総来場者数が'17年度の比較では1.6倍,410万人の集客効果を上げています。  次に,目標2,シビックプライドの醸成は,市政世論調査結果で,みなとまちを誇りに思う人の割合が'16年調査の比較では5.2ポイント増の43.8%まで上昇しました。  次に,目標3,オール新潟体制づくりは,数多くの民間企業市民団体経済団体,また本市を初めとした官公庁などから事業の参画をいただき,重複を省いた純計数では514機関という多くの皆様から事業への御協力をいただくことができました。また,こうした取り組みマスメディアにも数多く取り上げられて,パブリシティ効果としては11億円となりました。  次に,主な実行委員会事業は,7月16日にブルーインパルス展示飛行を初め,さまざまな事業を数多く実施しました。情報発信としては,町なかを彩るシティドレッシングなど対外的なPRに努めてきました。  次に,取り組み結果について,実行委員会主催事業としては,記念行事キックオフイベントが33件,情報発信としては,150周年ロゴマーク自由使用になっていて,大変多くの場面で皆様から活用いただき,合計で154件使用いただきました。また,マスメディア記事掲載件数が1,384件以上で,全国放送された出張!なんでも鑑定団in新潟,NHKのど自慢を初め,このほか県内放送局からは開港特別番組を5本制作,放映いただくなどの協力をいただきました。  次に,開港150周年記念事業の応援団であるスペシャルクルーには,小林幸子さん,Negiccoさんなど,本市にゆかりのある著名な方々から就任いただき,3月末時点では24組,280人の皆様から開港150周年の応援団として活動いただいています。  次に,記念商品の開発は,アサヒビール,サッポロビールからは記念ボトル,コカコーラボトラーズジャパンからは御当地ボトル,モスバーガーからは御当地バーガー記念切手記念宝くじなどの発売など,計40もの記念商品の開発,発売することができました。企業の皆様からは,開港150周年の記念商品ということで,通常販売より2倍程度の売り上げの増加があったと聞いています。また,売り上げに応じて寄附金を頂戴したものもありました。  次に,民間企業・団体から参画パートナー事業としては,合計232件実施しました。  次に,国,県,市が実施する関連施策としては,みなとまちの振興に関する施策57事業,都市基盤の整備に関する施策22事業を実施しました。  次に,協賛,応援として,企業協賛123社,個人・団体寄附12件,5,000万円を超える金額の協力の申し出を受けていて,記念事業の財源に充当しました。  以上が昨年度の主な取り組みです。詳しい内容は,5月中旬に議員の皆様に別途送付したA4判冊子2018年度事業報告書に記載しているので,必要に応じて確認をお願いします。  次に,資料2枚目,新潟開港150周年記念事業2019プラン<概要版>,本年度は,「Starting port みんなでつくる,みなとまち新潟スタート!」の最終章となる年です。開港150周年を契機に生み出された交流のエネルギー国民文化祭や新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーンへつなげて,未来に向かって全国や世界とつながる,みなとまち新潟づくりに取り組んでいきます。昨年度に引き続き,オール新潟体制のもと,多くの民間企業市民団体経済団体の皆様から参画を得ながら,みなとまちの育んだ歴史や文化を継承,発展させ,地域の活性化を図っていきます。新たな交流を生み出す仕組みづくりとして,人,物,情報,文化,歴史などを活用した「コトづくり」に取り組みみなとまち新潟を皆様と一緒につくり上げていきます。  主な実行委員会事業は,7月に護衛艦「みょうこう」の一般公開のプレイベントを初め,未来を担う子供たちをターゲットにしたみなとまちイベントNii portフェスタを開催する予定です。また,西港水域愛称募集記念事業碑の設置など,みんなでつくるをコンセプトにした新潟開港150周年のレガシーづくりであるメモリアルプロジェクトを初め,数多くの事業を実施していく予定としています。このほか8月には長野,福島との子ども流域体験交流,10月はみなとオアシスSea級グルメ全国大会in佐渡,11月は東港50周年記念行事など,かつての舟運文化に端を発した流域市町村との連携や沿岸市町村との連携による事業展開を図ることにより,オール新潟体制をより確かなものとしていきます。Nii port事業としては,4月から既に実施してきたものとして,みなとまち新潟を堪能できる日本海側初運行となったオープントップバス「宙バス」出発式,また町なかを彩るシティドレッシング,開港150周年を契機に45年前にあった航路を社会実験として復活させた粟島〜新潟航路の出発式など初め,新潟市をこよなく愛し,SNSで絶大な情報発信力を持つにいがた通信「ガタ子」さんの開港150周年の応援団就任発表などを既に行っていますが,今後も引き続き対外的なPRに努めていきます。  次に,連携事業関連施策等については,これまでも40以上の記念商品等の開発に取り組んできましたが,さらなる拡充を図っていきます。民間企業・団体が主体となって取り組むパートナー事業を初め,国,県,市と佐渡市,聖籠町,粟島浦村などが実施する関連施策による各種事業の着実な進捗により,ソフトとハードが一体となったみなとまち新潟づくりに引き続き取り組んでいきます。また,企業協賛・寄附としても,さらなる獲得に努めるほか,気軽に参加できる寄附制度として,今年度「ちょこっと寄附」を創設するなど,より多くの皆様から記念事業に参加いただけるように取り組んでいきます。  次に,3枚目,記念事業のスケジュールについて,'17年の春に実行委員会を立ち上げ,'18年夏までを機運醸成期間,7月以降を記念事業コア期間と位置づけ,全体として3カ年にわたり事業展開を図ってきたところです。この資料で季節ごとにそれぞれの取り組みを落とし込んでいます。本年度も引き続き開港150周年記念事業では,オール新潟体制のもと「Starting port みんなでつくる,みなとまち新潟スタート!」を合い言葉に,新たな交流を生み出す機会を皆様に提供していきます。 ○平あや子 委員長  ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。 ◆平松洋一 委員  開港150周年記念事業は非常に大事なこれからの本市の目玉だと思います。今まで新潟市もいろいろなことを行い,水と土の芸術祭もそうでしたが,一番気になるのは,よかったという人数として,この410万人や43.8%との数字があります。これをカウントするときは,しっかり反省として行わないと,どうも水と土の芸術祭のときも七十数万人とのことでしたが,よくよく見れば出たり入ったりでカウントしたということがありました。この数字はどう捉えられたのですか。 ◎水野利数 2019年開港150周年推進課長  実行委員会が主催する事業に関しては,対前年度比になりますが,機運醸成期間ということで,イベント等はほとんどなかったので,5,000人程度で,それが海フェスタ等を初め,キックオフイベントで120万人ぐらいの増加になっています。あと民間企業等や民間団体が主催する連携事業ということで,これがパートナー事業という組み立てで行っています。その部分に関して,従来から行っているものを開港150周年の記念事業に位置づけてもらって実施したものが,連携することにより約1.1倍の増加ということで,254万人が284万人となっています。ここいらは,各主催者から聞き取りによる数値の計上をしています。 ◆平松洋一 委員  ことしが最後です。正直,すごく華やかなイメージはありませんが,'17年,'18年,ことしに向かう流れの中で,総括的な自己評価はどうですか ◎水野利数 2019年開港150周年推進課長  この記念事業に関しては,開港記念日を祝うというよりも,あくまでもこれを契機に新しい新潟市をつくっていこうという取り組みです。その部分に関して,行政だけではなくて,より多くの方が参画することが一番重要な点だと思っていますので, 500以上の機関から協力してもらい,事業を展開している部分では,一定の成果を上げたと認識しています。 ◆小柳聡 委員  平松洋一委員の質疑に関連して,これから'19年度もありますし,またこれからにつなげていくのが目的のイベントだと思うのでよかった,よかっただけで終わってしまうと……。この事業概要版ではそういった総括が少し足りないと思います。例えば交流人口がふえたこと,この質がどうだったのか,県外,県内,市内からふえたのか,そういう分析も必要だと思いますが,そのあたりはいかがでしょうか。 ◎水野利数 2019年開港150周年推進課長  統計的に県内,県外というのは具体に押さえていませんが,例えばブルーインパルス展示飛行のときは,駐車場にとまっている車のナンバーを見る限りは,北は北海道,南は九州までの非常に多くの方から来てもらったと認識しています。 ◆小柳聡 委員  本市の大切な税金を使って行っているイベントなので,そういった肌感覚でよかった,悪かったということではなく,どういう交流人口の拡大につながったのかが必要だと思います。出張!なんでも鑑定団in新潟やNHKのど自慢なども含めてふえているわけです。そうすれば,当然に前年よりはふえます。それをもって交流人口が拡大して,この事業,イベントがよかったというのは,次につながらないと思いますが,そのあたりはいかがでしょうか。 ◎水野利数 2019年開港150周年推進課長  統計に関して,正確なデータを押さえるには,かなりの費用をかける必要があると認識しています。この事業の組み立てもですが,非常に限られた予算の中で事業を実施していて,その中で統計に関しては,それぞれの主催者に依頼をかけて,回答いただいたものを全て計上しています。確かに県外,県内の分析も非常に大切だと思いますが,実行委員会の予算では多額の経費がかかる部分に関して,厳しい現実があって,押さえることができなかったというのが正直なところです。 ◆小柳聡 委員  お金がかかるからできなかったということですが,成果として交流人口が1.6倍にふえましたとイの一番に来ています。今のような答弁ですと,市民の大切な税金を使って,本当にこの事業を行ってよかったのか,総括できないと思います。また,次の報告があると思うので,どこまでできて,どこに課題がある,これからのまちづくりにどう生かしていきたいとしっかり総括してもらいたいと思いますが,いかがでしょうか。 ◎水野利数 2019年開港150周年推進課長  統計の数,来客に関してはうちの集計で把握したものです。先ほどの県内,県外の分析に関しては,そこまでデータがないと答弁したので,この集客,交流人口の数に関しては,記載のとおりで間違いありません。 ◆小柳聡 委員  数が合っている,間違っているということを申し上げているのではありません。そういったものを目的に行っているので,しっかりと分析してもらいたいということです。例えば,TEAM Nii portの就任会見はサッカー,アルビレックス新潟の試合の観客も入っていますね。毎回2万人ぐらいが入っていて,また,'19年度もまた入ってきます。前年度は恐らく開港150周年の冠をつけていないと思うので,単純にこれがふえてくるのは当たり前だと思いますので,そういったことも踏まえて,しっかりと分析をしてもらいたいと申しています。 ◎水野利数 2019年開港150周年推進課長  初めに,分析に関しては御指摘のとおりしっかり行っていこうと思います。  また,アルビレックス新潟に関しては,この数字には入っていません。 ◆豊島真 委員  開港150周年記念事業自体は,'19年で一旦区切りをつけられるとお聞きしましたが,このロゴマーク等も全部終わるのでしょうか。 ◎水野利数 2019年開港150周年推進課長  ロゴマークに関して,特許庁におけるいわゆる商標登録制度がありますが,商標登録させないという登録を本市がしていますので,基本的には本市に使用届を出してもらえば使用できます。ただ,'19年以降に関しては,それぞれ商品販売を行っているところが引き続き使わせてほしいということがありますので,そこは別途協議しながら対応したいと考えています。 ◆豊島真 委員  開港150周年というとてもいいタイミングで記念事業を行ったのは,とてもよかったと思いますが,今回と違うものでもいいと思いますが,何らかのロゴマークみなとまち新潟をこれからもずっとアピール,継続して盛り上げていくことが必要かと思います。 ○平あや子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○平あや子 委員長  以上で2019年開港150周年推進課の報告を終わります。  次に,2019年G20サミット推進課からG20新潟農業大臣会合における取り組みについて報告を受けます。2019年G20サミット推進課長から報告をお願いします。 ◎中川高男 2019年G20サミット推進課長  G20新潟農業大臣会合における取り組みについて報告します。  去る5月11,12日の2日間,34の国,国際機関の代表団を本市にお招きし,成功裏に会合を開催することができました。開催期間を初め,数多くの皆様の御理解と御協力のもと,安全な土台の上に無事に終了することができましたことを改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。  資料に基づき地元新潟の取り組みを中心に説明します。初めに,朱鷺メッセ会合プログラムの取り組みについて,資料左側に記載のとおり,会場展示などにおいて,本市のさまざまな技術,物産,文化等の展示や装花,新潟産品を使った料理やスイーツなどを提供しました。また,本会合冒頭では,市立高志中等教育学校の生徒が各国代表団を前に,持続可能な農業・食料分野に向けての提言の英語スピーチを行い,各国代表から温かい拍手で評価をいただくとともに,6月17日には吉川農林水産大臣から生徒に対し,直接,感謝状の贈呈がありました。今回の会合でも,10代から80代まで合計約84名のボランティアにさまざまな形で代表団のおもてなしに活躍していただきました。  資料右側,朱鷺メッセ周辺では,地元の万代長嶺小学校や宮浦中学校の生徒による代表団のお出迎えやパノラマガイドでのおもてなし,また子供記者による会合の取材など,未来を担う子供たちにも活躍してもらいました。現地視察では,藤棚が満開の北方文化博物館でのフォトセッション,庭園を観覧しながらの呈茶体験などで,日本文化を堪能いただき,南区の水田では自動運転田植え機やドローンのデモンストレーション等国家戦略特区における先端農業の取り組みをごらんいただきました。また,新潟駅や新潟空港での代表団の到着や出発に際しては,観光親善大使やボランティアによる温かい歓送迎を行い,大変喜んでいただきました。今回初めての取り組みの一つとして,県内37の小・中学校の児童生徒らの手づくりによるウエルカムメッセージを作成し,ウエルカムフルーツの越後姫と一緒にホテルの宿泊室に御用意するなど,新潟ならではのおもてなしの取り組みを行ったところです。さらに,会合運営に御協力いただいたボランティアや児童生徒を対象に,国際会合へのさらなる理解,促進を図るため,会合会場見学ツアーも初めて行いました。通常は入れない本会議場の見学や実際に代表団に提供されたスイーツの試食など,参加された皆様に大変喜んでいただくことができました。  説明としては以上ですが,このたびは日本でも初めてとなるG20の関係閣僚会合を一番手で務めることとなりましたが,これまで培ってきた経験を生かし,大きなトラブルもなく,無事に開催地としての役割を果たせたものと考えています。今回の会合では,各国の大臣や大使館がツイッターなどSNSを利用して会合の写真やメッセージを発信するなど,新潟の文字がこれまでにはない形で多くの海外の方の目にとまったのではないかと考えています。そして,今回の会合も含め,これまでの経験は行政だけでなく,さまざまな関係事業者にも確実に蓄積されており,本市の拠点性の向上,交流人口の拡大にも寄与していくものではないかと考えています。 ○平あや子 委員長  ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。 ◆吉田孝志 委員  御苦労さまでした。手応えを報告いただいたわけですが,最後の次にどうつないでいくかとの部分,ノウハウが大分蓄積してきて,そのノウハウを今後どこでためて,MICE等の方向にどうつないでいくのか。これからの取り組みをどう申し送るのか,考えをお聞かせください。 ◎中川高男 2019年G20サミット推進課長  今回,行政だけでなく,各事業者の力がすごいことを非常に実感しました。我々がお願いする前に既に行っているといった部分で,相当なノウハウの蓄積がありましたし,チームを既につくっていますという対応をされた企業もたくさんありましたので,こういった国際会合は引き続き継続して誘致をしていくことを行政として宣言していくことが大事だろうと思っています。また,これを契機に本市に国際会議が行える会場があること,そしてそこで宿泊もできる。少し足を伸ばせば視察ができることを繰り返すことで各国,国内外に発信していく必要があるだろうと思います。そうすることによって,例えば週に1回でも教職員の全国大会であったり,医学関係者の研究発表会であったりがどんどん開かれるような,そんな都市になればと考えています。 ○平あや子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○平あや子 委員長  以上で2019年G20サミット推進課の報告を終わります。  次に,債権管理課から訴えの提起について報告をお願いします。 ◎川瀬正勝 債権管理課長  指定専決に係る訴えの提起について報告します。  当課が所管課から引き受けている債権のうち,納付の誠意が見られないものに対して,支払いを求めたものです。これらの方々については,納付の意思を確認したり,再三催告したりしたにもかかわらず,その後納付がなく,法的手続に入る旨の通知を行っても反応がないなど,納付の意思が認められないため,支払いを求め,訴えたものです。今回報告する事案は,資料に記載の3名になります。今後必要に応じて上訴,和解,その他必要な措置を行います。この訴えの提起を契機に,本人の自主納付や和解など,円滑な納付に結びつけていきたいと考えています。 ○平あや子 委員長  ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。                    (な  し) ○平あや子 委員長  以上で債権管理課の報告を終わります。  以上で本日の日程を終了し,協議会を閉会します。(午前10:50)...