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  1. 新潟市議会 2019-03-14
    平成31年 3月14日市民厚生常任委員会−03月14日-01号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    平成31年 3月14日市民厚生常任委員会−03月14日-01号平成31年 3月14日市民厚生常任委員会                 市民厚生常任委員会会議録               平成31年3月14日(2月定例会)                                     議会第3委員会室 平成31年3月14日   午前9時58分開会              午後1時59分閉会 〇市民厚生常任委員会  1 発言の取り消しについて(消防局)  2 議案審査   ・北区役所   区民生活課   健康福祉課   ・東区役所   区民生活課   健康福祉課   ・中央区役所  窓口サービス課 健康福祉課   ・江南区役所  区民生活課   健康福祉課   ・秋葉区役所  区民生活課   健康福祉課
      ・南区役所   区民生活課   健康福祉課   ・西区役所   区民生活課   健康福祉課   ・西蒲区役所  区民生活課   健康福祉課 〇出席委員  (委員長)  小 野 清一郎  (副委員長) 石 附 幸 子  (委員)   山 田 洋 子  阿 部 松 雄  水 澤   仁  志 田 常 佳         伊 藤 健太郎  渡 辺 有 子  野 本 孝 子  南   まゆみ         佐 藤 豊 美  志 賀 泰 雄  中 山   均 〇出席説明員   北区区民生活課長       高 桑 一 代   北区健康福祉課長       川 崎 裕 子   東区区民生活課長       古 寺 利 夫   東区健康福祉課長       渡 辺 正 義   中央区窓口サービス課長    山 賀   健   中央区健康福祉課長      佐久間 由紀恵   江南区区民生活課長      藤 野 政 夫   江南区健康福祉課長      荒 木   香   秋葉区区民生活課長      牛 膓 要 一   秋葉区健康福祉課長      山 田 尚 子   南区区民生活課長       内 藤 秀 行   南区健康福祉課長       田 中 早 苗   西区区民生活課長       五十嵐 雅 樹   西区健康福祉課長       渡 部 和 人   西蒲区区民生活課長      本 間   隆   西蒲区健康福祉課長      堀 内 正 徳   消防局総務課長        齋 藤 竹 彦  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。    市民厚生常任委員長  小野 清一郎 ○小野清一郎 委員長  ただいまから市民厚生常任委員会を開会します。(午前9:58)  本日の欠席者はありません。  審査に入る前に消防局総務課長より,昨日の中山委員の質疑の際の答弁について発言を求められておりますので,お聞き取り願います。 ◎齋藤竹彦 消防局総務課長  中山委員からの,歳入の消防手数料は消費税増税が反映されたものかとの質疑に対し,答弁では変更は考慮していると発言しましたが,消費税の増税は反映していないと発言の訂正をお願いします。(当該箇所訂正済み) ○小野清一郎 委員長  今ほど,昨日の中山委員の質疑に対する消防局総務課長の答弁について,発言を取り消し訂正したい旨の申し出がありましたが,これを許可することに御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○小野清一郎 委員長  そのように許可することに決定しました。 ◆中山均 委員  その上で質疑ですが,同じ昨日に審査のあった市民病院の入院個室の差額料などは消費税増税分を反映して組んであり,どれがいい悪いは別にして,今後の手順として,消費税増税分を反映した補正予算になるのか,条例の変更になるのかわかりませんが,どのタイミングでどんな手続が考えられるのでしょうか。 ◎齋藤竹彦 消防局総務課長  国から示された額に応じて変更をするよう準備しています。 ◆中山均 委員  そのタイミングは,6月定例会になるのでしょうか。 ◎齋藤竹彦 消防局総務課長  消費税増額が決まってからですので,恐らくそれ以降になると予想されます。 ○小野清一郎 委員長  本日は日程に従い各区役所の審査を行います。  なお,本日審査で使用する資料は事前に配付してありますので,御確認願います。  それでは,区役所各課の審査を行います。  初めに,北区区民生活課の審査を行います。北区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎高桑一代 北区区民生活課長  今定例会に提案した議案について説明します。  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分のうち,北区区民生活課所管分の説明に入る前に配付資料の説明をします。本来であれば予算説明書により説明すべきところですが,歳入歳出ともに複数のページにわたり,また予算説明書記載欄には各区総務課,または地域総務課と記載してあることから,事業項目について説明する各区の課ごとに抜粋してまとめた資料をもとに説明しますので,御了承願います。資料の表頭には各区の所管課を表示し,右端の欄には予算説明書の該当ページを示しています。なお,説明は歳出からします。  北区区民生活課所管分について説明します。資料1ページ,当課の歳出予算の合計金額は485万2,000円で,前年度と比較して金額で24万7,000円の減額,率にして約95.2%です。減額の主な理由は,地域のNPO法人と共同実施していた北区環境まつりをNPO法人の自主運営に移行したことによるものです。  初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,区役所の管理運営は,区民生活課並びに早通連絡所の管理運営費です。  次に,第13目交通安全対策費は,児童生徒や高齢者のための交通安全教室の実施や全国交通安全運動交通安全啓発の街宣広報に係る経費などです。また,交通事故に遭われた方を互いに助け合う交通災害共済の加入促進にかかわる経費です。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第7目環境保全費は,一般廃棄物の適正処理の指導,啓発,公用車の維持管理などに係る経費及び福島潟環境保全対策推進協議会の負担金などです。  次に,第2項清掃費,第4目清掃施設費,公衆トイレの維持管理は,北区内の4カ所の公衆トイレの維持管理費です。  次に,歳入について説明します。2ページ,当課の歳入予算の合計額は8,000円です。  第18款使用料及び手数料,第1項使用料,第9目行政財産使用料は,公衆トイレの敷地内にある電柱などに係る土地貸付収入です。  次に,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入,土地貸付料は,市が保有するごみ集積場用地内にある電柱などに係る土地貸付収入です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  区役所の管理運営は,区民生活課に関係するものと連絡所の管理運営費ということですが,区役所の中でも課ごとに管理運営費は出てくるのでしょうか。 ◎高桑一代 北区区民生活課長  ここに記載してあるものは区民生活課に係るもののみです。各課で所管する施設については,また個別に管理運営費が出てきます。 ◆渡辺有子 委員  区民生活課が管理している施設はどこの部分ですか。 ◎高桑一代 北区区民生活課長  所管する部分ということで,区民生活課の中の電話料や消耗品費などです。それと,早通連絡所の電話,ファクスなどに係るものが区民生活課所管部分となります。 ◆渡辺有子 委員  電話料とか消耗品費などの管理運営費は,各課にあるということですね。 ◎高桑一代 北区区民生活課長  おっしゃるとおりです。 ◆山田洋子 委員  北区環境まつりを民間,市民の方に移行という話ですが,集客力はどれくらいあったのですか。 ◎高桑一代 北区区民生活課長  今年度,3月10日に第17回を開催しましたが,約1,000人のお客様がいらっしゃいました。 ◆山田洋子 委員  当然請け負うほうも大丈夫ということだと思うのですが,私は実際にその場に行っていないのでわからないのですが,これからも継続していける見込みということでよろしいですか。 ◎高桑一代 北区区民生活課長  これまでに17回開催して,3R運動,リデュース,リユース,リサイクルも区民の間に浸透してきて,一定の成果はあったと考えています。また,市で行っている環境フェアなども市内の環境団体による自主運営に移行していて,今回のNPO法人に関しても各団体と協力体制もあるので,市が資金援助しなくても,やり方に応じて自主運営ができるのではないかということで昨年から調整していました。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で北区区民生活課の審査を終わります。  次に,北区健康福祉課の審査を行います。北区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分の北区健康福祉課所管分について説明します。  初めに,歳出について説明します。資料3ページ,歳出の合計は1億3,512万7,000円で,前年度と比較して1,307万3,000円の増となっています。この主な要因は,旧松浜ひまわりクラブ解体工事や旧歩みの作業所解体工事などによるものです。  主な事業について順次説明します。最初に,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上は,特色ある区づくり事業です。まず,介護予防のための専門職派遣事業は,平成30年度からの継続事業です。北区の新潟リハビリテーション病院などの協力を得て,高齢者の日中の居場所やコミュニティセンターなどへリハビリテーション等に関する専門的知見を有する者を派遣し,介護予防の知識と方法を提供することでみずから介護予防に取り組む高齢者をふやし,健康で暮らせるまちづくりを推進するものです。  次に,地域子育て支援事業は,平成29年度からの継続事業です。子育て支援講座の開催,子育て情報冊子等による情報発信,北区ふゆっこまつりや早通健康福祉会館での子育て応援カフェの開催など,児童の福祉向上に寄与する事業の実施により保護者の子育てに関する不安や孤立感の解消に努めるとともに,子供の健全育成を推進していきます。  次に,認知症予防(もの忘れ検診)事業は,平成29年度からの継続事業です。北区の医師会の協力を得て,北区の65歳以上の高齢者の希望者に対し国保の特定健康診査後期高齢者健康診査を受診の際にもの忘れ検診を実施し,認知機能の低下が疑われる人を早期に発見し,適切な支援,サービスにつなげていくものです。平成30年4月から12月までの受診者数は1,208名で,このうち要経過観察者4名,要精密検査者13名となっています。要経過観察者,要精密検査者の方全員に地域包括支援センターが訪問し,必要に応じて適切なサービス利用につなげており,平成31年度も継続して実施していきます。  次に,第3款民生費,第1項社会福祉費,第1目社会福祉総務費は,臨時職員の賃金などです。  次に,第2項児童福祉費,第1目児童福祉総務費は,同じく臨時職員の賃金などです。  次に,第2目児童福祉施設費は,児童館,児童センター4館の管理運営経費と旧松浜ひまわりクラブの解体工事費です。  次に,4ページ,第5項老人福祉費,第2目老人福祉費は,在宅生活支援事業として福祉バス運行事業の委託料と生きがい推進事業として敬老祝会事業に対して助成を行い,高齢者の生きがいづくりを推進するものです。  次に,第3目老人福祉施設費,介護予防の推進は,コミュニティデイホームなどの運営経費と旧歩みの作業所解体工事費,高齢者の生きがいづくりの推進は,老人憩の家と豊栄さわやか老人福祉センター管理運営経費です。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第1目保健衛生総務費は,豊栄健康センター及び北地域保健福祉センター管理運営経費です。  次に,第8款土木費,第5項公園緑地費,第1目管理費は,児童遊園の管理経費です。  次に,歳入について説明します。5ページ,歳入の合計は3,772万4,000円で,前年度と比較して2,890万8,000円の増となっています。この主な要因は,旧歩みの作業所解体事業に係る市債がふえたことによるものです。  最初に,第18款使用料及び手数料,第1項使用料,第2目民生使用料は,老人福祉センターの使用料です。  次に,第7目土木使用料は,児童遊園の敷地内にある電柱などに係る使用料です。  次に,第9目行政財産使用料は,老人福祉センターに設置している自動販売機及び福祉用具倉庫敷地内にある電柱などに係る使用料です。  次に,第19款国庫支出金,第2項国庫補助金,第2目民生費国庫補助金及び第20款県支出金,第2項県補助金,第2目民生費県補助金は,子ども・子育て支援交付金として児童館,児童センター4館において実施している地域子育て支援事業に対する国,県からの補助金です。  次に,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,老人福祉センターの一部を介護保険事業のために社会福祉協議会に貸し付けているものです。  次に,第25款諸収入,第5項雑入,第4目雑入は,今ほど説明した老人福祉センター貸し付け部分の光熱水費の実費分及び老人福祉センターに設置している自動販売機に係る電気料の実費分並びに福祉用具保管倉庫に係る火災保険料の実費分です。
     次に,第26款市債,第1項市債,第2目民生債は,旧歩みの作業所解体工事に係る市債です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆山田洋子 委員  ずっと認知症予防のもの忘れ検診を行っていて,今回1,208名が受診したということで,当然検診のほかのデータも一緒にとっていると思うのですが,例えば運動量がどんどん減ってきたから認知症につながったなど,傾向の検討は行っていますか。丁寧に指導もしているみたいですが,その辺はどのようにしているかお聞かせください。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  65歳以上の方は国民健康保険特定健康診査で,結果に応じて保健師が保健指導しています。当然後期高齢者健康診査も同じですが,それとあわせてもの忘れ検診も実施して,認知機能の疑いのある方をスクリーニングして,要経過観察者,要精密検査者は専門の医療機関につないでいます。また,要介護の状態になる要因は,本市はデータを出していないですが,全国的な統計によるとやはり脳血管疾患が1位に挙げられていますし,2位が認知症になっていますので,北区は認知症を早期に発見することで適切な支援につなげていくことを目的にこの事業を行っています。 ◆山田洋子 委員  すごいことだと思っていつも聞いているのですが,大学がかかわって,その人の傾向を全部データをとっていって,例えば喫煙の傾向があるかや,減塩に対してどういうスタンスか等,いろいろな項目で認知症との関係などを分析している市もあるので,せっかく行っているのだから,そういうことが見えてくるとスクリーニングのときもすごく役立つのではないかと思ったのですが,いかがですか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  おっしゃるとおり早期に発見しながら,その方を地域で支援していくことも非常に大事だと私どもも思っています。そういった方には私どもが今年度から始めている介護予防のための専門職派遣事業で,作業療法士や理学療法士,栄養士,歯科衛生士などの専門職を常に高齢者の集まるコミュニティセンターや老人クラブなどに派遣しながら,みずから介護予防に取り組むことができる高齢者をつくるということで,スクリーニングまでではなくその後の支援も,地域包括支援センターもそうですが,私どもでしっかりと行っているところです。 ◆渡辺有子 委員  今との関連でお聞きします。取り組んでいる事業内容はわかりましたが,予算は90万円となっています。1,208名の方が受けたということで,90万円の予算は少ない気がするのですが,どういうものに使われるのですか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  もの忘れ検診事業は,北区医師会15班から全面的に協力をしていただいています。本来だと診療報酬や手数料,報償費などの予算を考えるべきかもしれませんが,この特色ある区づくり事業の3年間は医師会がむしろ私たちがやりますということで,無償でやってくださっているところです。これがよいのか悪いのかはこの3年間のうちに十分に医師会と議論もしていかなければいけない部分だと思いますし,当然手数料などが発生するとほかの健診事業の検討や,本課にも相談しないといけないところですが,今のところは北区医師会15班の協力をいただいて,こういった少ない予算で実施できています。 ◆渡辺有子 委員  次に,高齢者の生きがいづくりの関係で福祉バスを運行していると思うのですが,初めに,どのように運行しているかをお聞きします。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  福祉バスの運行は,旧豊栄市時代からですが,公共交通のない地域で,家に閉じこもりがちな高齢者の社会参加を促進するため,旧豊栄市地区に1カ所ある老人福祉センターを利用する方を対象にバスを2ルート運行しています。そのうち利用者の極端に少ない1ルートを今回見直しました。 ◆渡辺有子 委員  利用状況はどうなっていますか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  黒山,木崎,早通ルートは,1回の平均利用者が3.8人,今回廃止する岡方,長浦ルートは,1回当たりの利用者が1人です。見直しに当たって,昨年7月から,どの停留所で何人,どういう方が利用するか実態調査を継続して行ってきました。その中で今回廃止するルートに関しては,同じ方がいつも同じところから利用している実態がわかり,その方と話をする機会を設けてどのような状況かお聞きしたところですが,その方は他の交通機関も利用していますし,この地域には豊栄バスというバスも運行していますし,デマンド交通もあり,そういったものも利用していて,私どもが今回この3月でこのルートをなくすことについて説明したところ,大丈夫と了解はいただいているところです。 ◆渡辺有子 委員  2ルートだったのですが,バスは1台ですか,2台ですか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  バスは1台です。バスは1台ですが,黒山,木崎,早通ルートは毎月第1水曜日,第1金曜日,第3水曜日,第3金曜日で,今回廃止するルートは毎月第2水曜日,第2金曜日,第4水曜日,第4金曜日で,月4回の運行となっています。 ◆渡辺有子 委員  現状としては,廃止する部分も含めてほかのところから回っていくのは,時間的にも距離的にも無理ということですか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  利用者の実態を踏まえ,今回廃止するルートも回ることはしない方向で決めました。 ◆渡辺有子 委員  先ほど区民生活課にもお聞きしましたが,課の管理運営費はどこに反映されているのですか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  私どもが所管するところの管理運営費は,北地域保健福祉センター豊栄健康センター老人福祉センターになります。 ◆渡辺有子 委員  予算上はどこにあると見ればいいのでしょうか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  地域保健福祉センター管理運営費に関しては,第4款衛生費,第1項保険衛生費,保健衛生総務費から,老人福祉センターの運営に関しては,第3款民生費,第5項老人福祉費老人福祉施設費から出ています。 ◆渡辺有子 委員  今の老人福祉センターなどについてはわかりますが,先ほどの区民生活課の説明では,課の電話料や消耗品費などが入っているという話だったので,そこの部分がどうなのかと思ったのですが,ほかの区,ほかの課も見るとそのようになっているようですが,いかがですか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  そういった経費は,第3款民生費の社会福祉総務費及び児童福祉総務費で計上されます。そこには臨時職員の賃金や私どもの旅費,需用費,消耗品費,などが計上されます。 ◆渡辺有子 委員  非常にわかりにくいと思うのですが,そこら辺の会計処理は,区役所ごとに決めているという理解でよろしいでしょうか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  私は他区の状況はわかりませんが,恐らく同じように決めていると思います。 ◆中山均 委員  認知症予防の事業ですが,この種の各区で独自に行っている事業について,全市展開したほうがいいものがしばしば見受けられます。先ほどの説明ではいろいろな特殊な状況や条件があるようなので,単純に全市展開とはいかないのでしょうが,きょうも西蒲区でいろいろ説明されるようですが,こうした各区の取り組みを全市展開する方向に向けた情報共有は,どんな形でどういう機会に行われているのか,説明いただけますか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  私どもが行う事業については,常に本課と情報共有はしています。今言ったように全市展開となると,やはりそれぞれの地域の特色があるので,一律にはいかないと思いますが,もの忘れ検診事業については,医療機関や地域,病院等の理解と協力が一番ではないかと私どもは思っています。 ◆水澤仁 委員  先ほど児童館の管理運営で,ひまわりクラブの施設解体という話もあったようですが,結果的にひまわりクラブは学校の施設に入ったのですか。また,新しくつくる場合の予算は,大体本課で見ていると思うのですが,なぜ解体費の関係だけは区役所になるのか,その辺のすみ分けを教えていただけますか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  まず,松浜ひまわりクラブは,現在は小学校の敷地内に建っていて,このたび解体を予定している建物は平成21年4月に用途廃止になっています。自治会や関係機関に利用の希望も募ったところ,利用の希望もなく,私ども区も市も跡地の利用計画がないところです。このたび売却の可能性も出てきたので,この建物を解体し,更地にして売却が計画されています。  ひまわりクラブについては,本課であるこども政策課が運営していますが,このように建物の用途が終わったところは所管がえし,地元の区で所管して対応しています。 ◆伊藤健太郎 委員  先ほどの中山委員の関連ですが,本庁との取り組みの共有も非常に重要ですが,健康福祉課が所管する特色ある区づくり事業はやらないほうがいいと思うものは余りないのです。基本的には現場感覚がすごくあって,いい取り組みが多く,新規で目新しいものを上げる必要は全然ないと思うので,健康福祉課長会議で共有していることは存じているのですが,現場で携わる職員も,次うちもこれをやってみたいなどがふえてくると,必然的に本庁も東大よりも北区から学んだほうがいいという感覚になると思うのですが,そういう現場の共有はありますか。 ◎川崎裕子 北区健康福祉課長  おっしゃるとおりだとは思います。私どもが事業を実施する際には当然本課が行っていることと私どもがこれから特色ある区づくり事業でやろうとしていることをうまく連動させながら,また重層的に,地域の方々にとって一番よい形で展開していくことが必要だと思っています。私どもも行いながら本課の事業も組み込んでいく形で,情報共有に関しては,私どもの課長会議に本課の職員も常に来ていますので,これからは他区も含めて共有をしながら,参考にしながら事業を行っていきたいと思っています。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で北区健康福祉課の審査を終わります。  次に,東区区民生活課の審査を行います。東区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎古寺利夫 東区区民生活課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分の東区区民生活課所管分について配付資料に基づき説明します。  当課所管の歳入はありませんので,資料1ページ,東区区民生活課歳出をごらんください。当課の歳出合計金額は180万円で,前年度と同額となっています。  初めに,第2款総務費,第1項9目区政推進費,特色ある区づくり事業,美しい東区環境づくり事業は,3つの取り組みがあり,1つ目は平成19年度から実施している東区クリーン大作戦です。毎月最終日曜日をごみゼロの日として,自宅周辺などの身近な場所の清掃を心がけてもらうとともに,コミュニティ協議会単位で区民総出の一斉清掃を実施し,まちの美化とともに,環境保全に取り組む意識の高揚を図るものです。  2つ目は,平成26年度から不法投棄ゼロの推進として,大型啓発看板と花のプランターを設置し,不法投棄の防止に努めてきました。平成29年度からは,自治会,町内会からの要望に応えて看板のサイズを小型化したものを配付し,きめ細かい対応を図っているものです。  3つ目は,平成29年度から新たに取り組んでいる環境ポスターコンクールの実施です。小学生を対象に東区の身近な水辺空間である通船川をテーマにした環境ポスターを募集し,子供のころから身の回りの環境に関心を持つことにより環境保全意識の高揚を狙いとしています。  次に,第4款衛生費,第1項7目環境保全費,野生生物の保護・管理は,野生生物を保護するために必要な消耗品の購入費及び公用車の燃料費です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆石附幸子 委員  ほかの区では公衆トイレの維持管理費が上がっているのですが,東区はないのはどうしてですか。 ◎古寺利夫 東区区民生活課長  他区では例えば駅前あたりにJRの管轄とは違う市の公衆トイレがあって,そこの維持管理の経費が計上されていますが,東区はそういう公衆トイレの設置がないためです。 ◆石附幸子 委員  公園等の公衆トイレはまた別ですか。 ◎古寺利夫 東区区民生活課長  はい,そのとおりです。公園の管理者である建設課が所管しているところで,区民生活課にはその部分はありません。 ◆野本孝子 委員  東区クリーン大作戦ということで,毎月最終日曜日に住民参加で行っているという話でしたが,参加状況はどうですか。 ◎古寺利夫 東区区民生活課長  東区では毎月最終日曜日をごみゼロの日として広報等で皆さんに周知をしているところですが,8月の最終日曜日をクリーン大作戦ということでコミュニティ協議会単位で区民総出の一斉清掃を実施しているところです。時期については,集中日に各自治会等でこぞってするのは都合等があるので,範囲が少しばらけていて,5月中旬ごろから9月いっぱいの期間にコミュニティ協議会単位で実施してもらっています。参加人数は,ここ数年は6,000人台に上っていますが,今年度,昨年度と当日の天候の影響があり,やや減少しています。その点来年度に向けて工夫をしながら,また参加者を拡大していければと思っています。 ◆野本孝子 委員  そうすると,毎月のごみゼロの日は意識づけだけと考えてよろしいでしょうか。 ◎古寺利夫 東区区民生活課長  毎月は区役所だよりやホームページ等で意識づけを図っています。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で東区区民生活課の審査を終わります。  次に,東区健康福祉課の審査を行います。東区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎渡辺正義 東区健康福祉課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分のうち,東区健康福祉課所管分について説明します。  初めに,歳出から説明します。資料2ページ,歳出の合計は1億765万2,000円で,前年度と比較して337万2,000円の減となっています。主な理由は,特色ある区づくり事業,みんなおいでよ!寺山フェスタと生きがい対応型通所事業を終了したことによるものです。  初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上,特色ある区づくり事業です。記載の3つの事業のうち,高齢者見守り訪問事業及び地域で取り組む健康長寿事業は平成28年度からの継続事業,東区子ども・子育てサポート事業は平成29年度からの継続事業です。  1つ目の高齢者見守り訪問事業は,高齢者の生活支援への取り組みとして東区内の65歳以上で介護認定などを受けていない高齢者のうち,単身世帯及び高齢者のみ世帯の方を対象に,民生委員の皆様からの協力のもと見守り訪問を実施し,生活の様子を確認するとともに,状況に応じて必要なサービスへの誘導を図ります。  次に,地域で取り組む健康長寿事業は,区民の健康寿命の延伸を目的に,知識の普及啓発を図るための講演会を実施するほか,ウオーキング自主グループなど地域で自主的に健康づくりや介護予防に取り組んでいる団体の活動を支援するために研修会などを実施し,地域での健康づくり活動の活性化を図っていきます。  次に,東区子ども・子育てサポート事業は,子育て中の親の不安感や孤立感の解消を図るため,東区役所内のわいわいひろばで親子で楽しめるイベントや講座を開催します。なお,わいわいひろばにおいては父親向けの講座やイベントのほか,祖父母が参加しやすい企画などの充実を図っていきます。また,児童虐待防止の取り組みとしてCAPプログラムや関係者を対象とした研修会なども実施していきます。  次に,第3款民生費,第1項社会福祉費,第1目社会福祉総務費,地域保健福祉活動の推進は,北区と東区在住の保護司で構成する新潟東地区保護司会への補助金で,次の社会福祉諸経費は,当課の事務費です。  次に,第2項児童福祉費,第1目児童福祉総務費,児童福祉諸経費は,児童福祉業務に係る事務費です。  次に,第2目児童福祉施設費,多様な保育サービスの提供は,わいわいひろばの管理運営費,次の安心してすごせるこどもの居場所の整備は,こども創作活動館及び寺山公園子育て交流施設い〜てらすの管理運営に係る経費です。なお,い〜てらすは開設以来多くの利用者でにぎわっており,2月末現在の利用者数は約16万人となっています。来年度も子育ての場,交流の場として多くの方から利用いただけるよう実施事業の充実を図っていきます。  次に,第5項2目老人福祉費,高齢者の生きがいづくりの推進は,老人憩の家などで実施する民謡教室や高齢者向けの教養講座の開催経費です。  続いて,3ページ,第3目老人福祉施設費,高齢者の生きがいづくりの推進は,区内5カ所の老人憩の家の管理運営費です。なお,生きがい対応型通所事業については,区内2カ所でふれあいティールームとして開催していましたが,地域の茶の間など関連する事業に移行し,終了します。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第1目保健衛生総務費は,石山地域保健福祉センターなどの管理運営費です。  次に,歳入を説明します。4ページ,歳入の合計は1,717万6,000円で,前年度と比較して42万円の増となっています。主な理由は,い〜てらすで実施している一時預かり事業において,使用料収入の見込み額を減とした一方で,子ども・子育て支援交付金が増となったことによるものです。  初めに,第18款使用料及び手数料,第1項使用料,第2目民生使用料,児童福祉使用料は,わいわいひろばの託児室とい〜てらすの保育ルームの使用料収入です。次の老人福祉使用料は,直営の老人憩の家松崎荘の入浴利用料です。  次に,第19款国庫支出金,第2項国庫補助金,第2目民生費国庫補助金と第20款県支出金,第2項県補助金,第2目民生費県補助金の子ども・子育て支援交付金は,い〜てらす及びわいわいひろばで実施する子育て支援の取り組みに対する国,県からの補助金です。  次に,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,旧中地域保健福祉センターの土地と建物の貸付料です。  最後に,第25款諸収入,第5項4目雑入,民生費雑入は,こども創作活動館の公衆電話やコピー機の利用に係る実費分です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  寺山公園子育て交流施設で子供の一時預かりをしていると聞いていますが,利用している方が何人ぐらいいるかと,どういう利用の仕方をしているか内容を教えてください。 ◎渡辺正義 東区健康福祉課長  一時預かりの利用実績は,2月末現在の数字で,延べでちょうど500人です。寺山公園子育て交流施設い〜てらすの一時預かりは,特に理由を問わないので,基本的には申し込みの際に理由は聞かないのですが,利用する方々の様子などをうかがっていると,単にリフレッシュで使っている方や,就職活動をしていて少し預けたいということで,気軽に預けていただいている状況です。 ◆渡辺有子 委員  当然東区の方に限らずどこの方でも使えるのでしょうが,一時預かりの利用料や時間制限はあるのでしょうか。 ◎渡辺正義 東区健康福祉課長  1時間当たり300円いただいています。1回当たりの利用時間は,最長で4時間になります。 ◆渡辺有子 委員  次に,ふれあいティールームを開催していたが,地域の茶の間等ができたためにやめるという説明だったと思うのですが,ふれあいティールームの運営主体はどこだったのでしょうか。 ◎渡辺正義 東区健康福祉課長  これまで東区社会福祉協議会に委託して実施してきました。 ◆渡辺有子 委員  地域の茶の間に移行するということですが,そこを利用していた方がそれぞれ地域の茶の間の利用に順調につながっているのでしょうか。 ◎渡辺正義 東区健康福祉課長  おっしゃるとおりで,地域の茶の間だけではなく,公民館等で実施しているサークル活動などに既に参加している方がいますし,これから自分たちで会場を借りて,自主サークル的に集まろうという方々もいます。 ◆渡辺有子 委員  ふれあいティールームをしていた場所と,地域の茶の間の会場は,接近していてどちらにも行きやすい環境と理解してよろしいでしょうか。 ◎渡辺正義 東区健康福祉課長  東区は,大山台ホームとシルバーピア石山の2カ所で開催していました。事業廃止の説明をするときに,東区内全域でどんなところに地域の茶の間があるかや,各公民館やコミュニティハウス等でどんなサークルを行っているかなども情報提供しつつ,要望に応じて支援をした状況です。 ◆志賀泰雄 委員  寺山公園子育て交流施設い〜てらすについて聞きたいのですが,事務事業点検では寺山公園子育て交流施設管理運営費の指定管理料削減となっているのですが,指定管理者による自主事業歳入を促しとは,具体的にどう削減しようとしているか教えていただけますか。 ◎渡辺正義 東区健康福祉課長  自主事業歳入ですが,当初見込んでいたよりもかなり多くの方から利用いただいている関係で,い〜てらすに設置している自動販売機関係の歳入がかなり多かったので,その分指定管理料を削減しています。 ◆志賀泰雄 委員  その分削減というのはわかるのですが,自主事業歳入を促しというのは,どういうことでしょうか。 ◎渡辺正義 東区健康福祉課長  自動販売機の歳入自体が一旦指定管理者の歳入となり,それが自主事業で提案いただいている部分の一つになるので,そういった自主事業を行っていただきながら削減をしていただいたという意味の表記になっています。 ◆志賀泰雄 委員  利用者が大変多く,歳入も上がっているということだと思います。西区の方もそちらに行っていて,すごくいい施設で西区にもつくってくれと言われるのですが,その事業自体は人がいっぱい来たことによる副産物として生まれているので,そこを削って自主事業歳入を促しというのは事業者にとっては結構酷な話ではないかと思うのですが,その辺はどのようなお考えでしょうか。 ◎渡辺正義 東区健康福祉課長  自動販売機で得た歳入は,全額指定管理料に充てなさいということではなくて,その2分の1は指定管理者の収入となっていて,収入の中で自主事業を行える取り決めになっています。協定を結ぶ際に事前に指定管理者と協議をした上で割合を決めているところです。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で東区健康福祉課の審査を終わります。  次に,中央区窓口サービス課の審査を行います。中央区窓口サービス課長から説明をお願いします。 ◎山賀健 中央区窓口サービス課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分の中央区窓口サービス課所管分について説明します。  初めに,歳出から説明します。資料1ページ,歳出の予算額合計は2,176万5,000円で,前年度と比較して金額で1,417万円,率にして286.6%の増となっています。主な理由は,お客様の待ち時間の短縮,職員の負担軽減を目的とした派遣職員導入経費です。  初めに,第2款総務費,第1項9目区政推進費,地域の自立性の向上は,特色ある区づくり事業として,とやの物語≪NEXT STORY≫を実施します。これは,鳥屋野潟の自然を身近に感じるとともに,鳥屋野潟の未来について興味を高めていただくための啓発事業として子ども環境サミットや鳥屋野潟クルーズなどのイベントを開催するほか,新たに鳥屋野潟に関連する各種団体やほかの方との連携など多角的な活動に取り組みます。  次に,区役所の管理運営は,窓口サービス課と入舟連絡所及び関屋行政サービスコーナーの管理運営費のほか,派遣職員導入経費となります。派遣職員導入経費については,昨年3月,4月のいわゆる繁忙期において,住民移動手続が最大で待ち人数が90名,所要時間4時間という状況となり,関連する手続も含め市民の皆様に大変御迷惑をおかけしました。また,職員においても休憩もとれず,超過勤務時間が増加するなど疲弊した状況でもありました。ことしの繁忙期を迎えるに当たり,混雑緩和と待ち時間短縮のため,1月から混雑予想カレンダーの掲示や転出専用窓口の設置などを実施しています。また,窓口サービスのさらなる向上と職員の負担軽減を目的に,窓口業務に派遣職員を試験的に導入したいと考えています。人数は3係で8名から11名,時期は研修期間を考慮し,来年度10月ごろの開始を予定しています。繁忙に応じてフレキシブルに派遣職員を配置することが可能であり,導入効果は大きいと考えていますが,2020年の繁忙期終了後に本格導入について検証する予定です。  次に,第4款衛生費,第1項7目環境保全費は,鳥獣保護の一環として西海岸の保安林の中に設置している野鳥の水飲み場13カ所に係る清掃委託料です。  次に,第2項1目清掃総務費は,鳥屋野潟一斉清掃に係るごみ収集委託料などです。  次に,第4目清掃施設費は,区内に5カ所ある公衆トイレに係る清掃委託料などの維持管理費です。  続いて,歳入です。2ページ,第18款使用料及び手数料,第1項9目行政財産使用料は,公衆トイレの敷地内に設置された電柱に係る使用料です。
    ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆野本孝子 委員  中央区が窓口サービス課と名前も変更して,3月,4月の大変忙しいときは酸欠になりそうなぐらいすさまじい人が来て,派遣職員導入で対応することは私も本当によかったと思っているのですが,窓口サービスですので,そういうときばかりでなくふだんも非常勤職員が配置されていると思います。何人ぐらい配置されているかわかりますか。 ◎山賀健 中央区窓口サービス課長  現時点で,47名の非常勤職員が在籍しています。 ◆野本孝子 委員  その方々がほとんど窓口対応をしていて,区民の方から申請等で行くが,窓口対応の方だとわからないことが結構あり,結局奥にいる正職員のところに聞きに行ったりするので結構時間がかかると苦情も聞いているのですが,その辺について課長としての認識はいかがですか。 ◎山賀健 中央区窓口サービス課長  フロアマネジャーが最初の出入り口のところに立って,そういった案内をしているところです。ただ,配置当初は業務がわからない,あるいは建物の構造上の関係で窓口サービス課健康福祉課の業務がいろいろ分かれることもあり,利用者の方に少し不便もおかけしていると思っています。ただ,通常の係内研修の中でそのあたりのスキル向上には取り組んでいるところです。 ◆中山均 委員  特色ある区づくり事業のとやの物語≪NEXT STORY≫について,来年度から廃止が決まった潟環境研究所の取り組みの引き継ぎは,どうしているかを教えてください。 ◎山賀健 中央区窓口サービス課長  潟環境研究所については,来年度から環境部で組織名を変えた形で行うと伺っています。こちらのとやの物語≪NEXT STORY≫は,今まで特に潟環境研究所との連携は行ってなく,あくまでも鳥屋野潟を媒体に地域の方と一緒に取り組んできた事業です。先ほど説明しましたが,今後は,例えば佐潟や福島潟等との連携も視野に入れながら,さらに今委員御指摘のとおり環境部とも連携をとりながら取り組んでいきたいと考えています。 ◆渡辺有子 委員  窓口サービスの対応で,派遣職員を入れるという話でしたが,非常勤職員であれば職員が直接わからないところを説明できると思いますが,派遣職員の場合は直接そういうことができないのではないですか。 ◎山賀健 中央区窓口サービス課長  窓口の業務委託になると今委員御指摘のとおり指揮命令ができないので,ある程度1つの業務を任せることになりますが,今回こちらで検討しているものは派遣職員ですので,職員の指示,命令もできる形になり,そのような心配はないと考えています。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で中央区窓口サービス課の審査を終わります。  次に,中央区健康福祉課の審査を行います。中央区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分のうち,中央区健康福祉課所管分について説明します。  初めに,歳出から説明します。資料3ページ,歳出合計は8,902万3,000円で,前年度と比較して811万5,000円,率にして8.4%の減となります。主な要因は,旧有明台ひまわりクラブの解体終了と生きがい対応型通所事業の終了によるものです。  初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上,特色ある区づくり事業は,4つの事業に取り組みます。1つ目の赤ちゃん誕生お祝い会支援事業は,平成29年度から取り組んでいる事業です。中央区内の各地域で子育て中の母親や父親同士の交流を促進するとともに,地域活動などで中心的な役割を果たしている自治会役員や民生・児童委員などとの顔の見える関係を築き,地域全体で子育てを支援する環境づくりのきっかけとするために実施するものです。  2つ目の糖尿病予防事業は,平成30年度から取り組んでいる事業です。中央区では健診を受けた人の約半数は血糖値が基準値より高く,健康課題の一つとなっていることから,糖尿病に関する知識やその予防方法について多くの区民の皆様から関心を持ってもらおうと実施するものです。  3つ目のみんなでつながるにっこにこ子育て応援事業は新規事業です。妊娠期から乳児期に安心して子育てができる体制づくりと保健師,助産師などの専門職による切れ目のない支援を産婦人科医院や子育て支援のNPO法人など,地域の関係機関と連携して実施するものです。具体的には専門職による育児相談や月齢に合わせた遊びの体験,母親同士の仲間づくりができる場の提供などを行い,育児不安の軽減につなげていきます。  4つ目の話そう・つなごう・あなたの想い終活きっかけ作り事業も新規事業です。中央区は高齢者の単身世帯率が全市で最も高い状況にあります。ひとり暮らしの高齢者や身寄りのない高齢者が事前にみずからが意思表示する医療やケアを人生の最後まで受けられ,安心して暮らし続けるための支援を介護事業所や医療機関などの関係機関と連携,協働して実施するものです。初年度は人生の最後の時期をどこで過ごし,どのような医療を受けたいか,元気なうちから考え,周りの人に伝えておくことの大切さについて啓発を行い,また高齢者の皆様へのアンケート調査などを実施します。  次に,第3款民生費,第1項社会福祉費,第1目社会福祉総務費,地域保健福祉活動の推進は,新潟中央地区保護司会への補助金であり,次の社会福祉諸経費は事務費です。  次に,第2項児童福祉費,第1目児童福祉総務費,児童福祉諸経費は,児童福祉業務に係る事務費であり,第2目児童福祉施設費,安心してすごせるこどもの居場所の整備,児童館の管理運営は,万代市民会館内の新潟市児童センターの運営費です。  次に,4ページ,第5項老人福祉費,第3目老人福祉施設費,高齢者の生きがいづくりの推進,老人憩の家の運営は,区内の老人憩の家6施設の運営に係る指定管理料などです。なお,生きがい対応型通所事業については,区内3カ所でふれあいティールームとして開催していましたが,地域の茶の間など関連する事業に移行し,事業を終了します。  次に,高齢者福祉施設の管理運営は,白新地区ふれあい福祉センターとデイサービスセンター本町の2つの施設の管理運営費です。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第1目保健衛生総務費は,中央区内の3つの地域保健福祉センター管理運営費です。  次に,歳入について説明します。5ページ,歳入合計は976万2,000円で,前年度と比較して25万3,000円の減少となります。主な要因は,老人福祉施設の光熱水費の実費負担の減少によるものです。  初めに,第18款使用料及び手数料,第1項使用料,第9目行政財産使用料は,東地域保健福祉センター及び入船地区いきいき福祉センター敷地内の電柱,電線の行政財産使用料収入で,平成31年度から平成33年度分までの3年分を計上しました。  次に,第19款国庫支出金,第2項国庫補助金,第2目民生費国庫補助金及び第20款県支出金,第2項県補助金,第2目民生費県補助金の子ども・子育て支援交付金は,新潟市児童センターで実施する子育て支援の取り組みに対する国,県からの補助金です。  次に,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,公設のデイサービスセンターの一部を居宅介護支援事業所へ,また地域保健福祉センターの一部を訪問介護センターなどへ貸し付けることによるものです。  最後に,第25款諸収入,第5項雑入,第4目雑入,民生費雑入は,白新地区ふれあい福祉センター及びデイサービスセンター本町の光熱水費等の実費分であり,民生費雑入は,地域保健福祉センターの一部貸し付けに伴う光熱水費の実費分です。  続いて,当課所管の議案第19号新潟市地域保健福祉センター条例の一部改正について,配付した議案第19号資料で説明します。議案書は61ページです。北部総合コミュニティセンターが老朽化や耐震性の問題から旧入舟小学校に移転することに伴い,併設している入舟健康センターについて位置等を変更する条例改正を行うものです。北部総合コミュニティセンターの移転については,所管の中央区地域課が総務常任委員会において説明しています。  移転場所は,2,位置図のとおりです。  条例の改正内容については,別表第2のうち,中央区入舟健康センターの位置を移転後の新潟市中央区稲荷町3511番地1に改め,施設として法律の改正などにより使用することがなくなっていた機能訓練室を削除するものです。  なお,条例の施行日については5月を超えない範囲内で規則で定めることとしており,供用の開始は7月を予定しています。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆石附幸子 委員  みんなでつながるにっこにこ子育て応援事業は,新規事業で420万円の計上で,地域との連携と専門職との連携と書かれていますが,具体的にどういうところと連携するかお聞かせください。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  中央区には産婦人科医院が7医院あります。そうした産婦人科医院や専門職として保健師や助産師が集まっている民間のNPO法人,あとはもちろん本市の中央区の保健師も連携して,社会資源が豊かな中央区の資源を生かして,きめ細やかな連携をとりながら事業を行っていきたいと思います。 ◆石附幸子 委員  420万円の主な使い方や内容はどうなっていますか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  それぞれの月齢に合わせて育カフェ,妊カフェ,育ぱる,子育て講座を開催します。妊娠期の皆様には沐浴体験や生まれてからの赤ちゃんの育て方についてのミニ講座,育カフェや育ぱるについては同じ月齢の親子で集まって,悩み事の相談や月齢に応じた遊びを体験する場所,子育て講座についてはちょうど10カ月という発達に重要な時期に必要な情報をお伝えする講座,そういった講座の委託を考えています。委託先としてはNPO法人やこれまでも特色ある区づくり事業でかかわっていただいた民間団体にお願いする予定になっていて,予算のほとんどを委託料に充てています。 ◆石附幸子 委員  今までNPO法人に行った場合はお母さんたちがお金を払っていましたが,この委託事業になると利用者にとってそのあたりはどうなりますか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  実は今までもこの事業を3年間行っていました。参加費はカフェということで,飲み物代の実費程度で,利用者の負担に変わりはありません。 ◆石附幸子 委員  私たちも少子化調査特別委員会で,NPO法人を招いて話を聞いたときに,新潟市版ネウボラとして行政との連携がもっと積極的にうまくいくといいと聞きました。新潟市版ネウボラのようなイメージも含めて考えているのですか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  市の事業として,妊娠中の健診から1歳半健診などで地域保健福祉センターの保健師もきめ細かく見ています。その中で心配な家庭をこういった事業につなげるなど連携を図っていて,切れ目なく中央区版として行っていけたらと思っています。 ◆阿部松雄 委員  議案第19号について,資料の3,新旧対照表を見ると機能訓練室が削除されていますが,健康増進を進める課なのに,なぜ機能訓練室を削除するのですか。旧入舟小学校は北部総合コミュニティセンターの施設よりもかなり大きく,使用する場所がかなりあると思うのですが,なぜこれを削除するかお尋ねします。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  機能訓練室については,本市では医療や介護保険サービスのリハビリテーションサービスが民間で普及したことに伴い,市が行う機能訓練事業の参加者が減少していたことから,平成24年度をもって事業を廃止しています。また,法律の改正もあり,市町村が行う健康増進事業から機能訓練を削除している経過があります。入舟健康センターの機能訓練室についてもここでの使用は長年なく,その機能も使っていなかったので,このたび削除します。また,入舟健康センターで行う育児相談や自主サークルとしての機能訓練の活動については,コミュニティセンターの貸し室を利用しながら続けていきたいと考えています。 ◆伊藤健太郎 委員  今の阿部委員の関連で,入舟健康センターにおける機能訓練室の機能については承知したのですが,健康相談室で行われるさまざまな事業の回数などはこの数年どのような経過をたどっているか教えていただけますか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  入舟健康センターには職員が常駐していません。中央区地域保健福祉センターの職員が事業ごとに通い事業を行っている場所です。年間を通じて行っているのは育児相談で,入舟健康センターにおいては毎月1回育児相談の会を設けています。過去の相談者数は,月ごとに10人程度で,掛ける12月で年間120人程度で推移しています。 ◆伊藤健太郎 委員  学校統合があって入舟地区の皆さんはかなり喪失感がある中ですが,学校統合から回数が減ったなどはあるのでしょうか。例えば,育児相談の回数が月2回だったが月1回になったなどはないですか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  回数の変更はありません。 ◆野本孝子 委員  生きがい対応型通所事業,ふれあいティールームの事業終了についてお聞きします。東区と同じで,中央区もふれあいティールーム3カ所の事業を終了しますが,地域の茶の間や各公民館等で行っている事業と似ているので,そちらに移行という点で,中央区の場合も利用していた皆さんの居場所は確保できたとお考えですか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  この事業については,10月,11月ころから利用者の皆様に説明をし,その利用者の方々の住まいの近くの地域でどのような地域の茶の間があるか,またはデイサービス等の施設で基準緩和型サービスも提供している施設があることから,公民館の事業も含め,いろいろな資源の情報提供をして,指導していただく指導員の方とともに利用者はこの後どのようなところに通ったらいいのか何回か相談してきました。その結果,利用者の中で新たな自主グループをつくって,例えば南地域保健福祉センターで行っていたグループは同じ建物にある鳥屋野公民館を利用して地域の茶の間のようなものを立ち上げるように準備していこうとか,同じ曜日に集まっていたメンバーとスポーツジムを見学に行ったり,または既にある地域の茶の間に出かけ始めているケースも見られています。また,引き続き指導員がその人たちのお世話をボランティアでしてくださるという声も聞いていて,この先も活動の場として皆様が自主的につながっていってくれると思っています。 ◆野本孝子 委員  生きがい対応型通所事業は,介護保険認定者を除く方を対象者にしていました。地域の茶の間や通所型基準緩和サービスは,介護保険の中の総合事業の受け皿で,そこに今まで介護認定を受けなかった方たちが行くことは,少し矛盾があるのではないのかと私は感じるのですが,その辺はいかがですか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  今総合事業の通所型基準緩和サービスについては,まず包括支援センターの協力をいただきながらチェックリストを受けて,その参加者がチェックリストで本人の体の状況等を確認した上で介護保険にならないサービスに行けるかどうかをきちんと確認してから移行することにしています。チェックリストを受ける中で,もし介護保険のサービスに行くべき人であれば包括支援センターと相談して,その方の身体状況に合わせた通いの場を紹介することになると思います。 ◆野本孝子 委員  総合事業は介護保険を適用しないが,介護保険事業の一つという位置づけです。そういう点で,中央区の場合もかなり高齢化が進んでいる地域がありますが,生きがい対応型通所事業をなくしても,介護予防の総合事業の枠はキャパシティーとして十分だとお考えですか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  中央区はそういった社会資源は充実していると思いますので,その情報をいかに利用者の方に届けていくかも含めて,この生きがい対応型通所事業にかわる資源はあると判断しました。 ◆山田洋子 委員  血糖値が非常に高く,糖尿病予防事業で関心が高まるように啓発事業を行っているという話ですが,具体的にどれぐらいの方にどんな施策をしているのですか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  特色ある区づくり事業の糖尿病予防事業で取り組むのは一般的な皆様へのアプローチを深めていこうということで,中央区役所が入っているNEXT21,1階のアトリウムを会場に,11月14日が世界糖尿病予防デーということで11月を糖尿病予防の強化月間と中央区で位置づけ,血糖値に異常がある方以外の方にも,例えば1日に必要な野菜量の話や血糖値の検査,血管年齢や骨密度の測定などのイベントを通して糖尿病予防の重要性を周知していきます。また,一方で有所見者,少し異常のある皆様については,個別に案内をして糖尿病予防教室やヘルシーランチの体験,料理教室などを,1年目,2年目と数値の改善状況も見ながら行い,広く一般に啓発する事業と少し数値に問題がある方に対する事業をあわせて行っていきます。 ◆山田洋子 委員  問題があるということは,その時点で問題があると把握した方に対してということですか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  健診結果等で基準値より高い数値が出た方を対象にしています。 ◆山田洋子 委員  中央区ですので,多分ほかの区から来ている方もいると思いますし,中央区だけを考えていても高齢化率もすごく高いところもあったりいろいろ問題があるのですが,11月の強化月間は,どれぐらいの方が来たのですか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  この事業は,平成30年度に新規で取り組んだ事業で,昨年11月は300人は確実に来ていて,アンケートの回収を図っています。場所柄中央区以外の方もいますし,アンケートにお答えいただかなかった方も含めて,1日を通して数多くの方から来場いただきました。 ◆山田洋子 委員  300人の方が来たということで,効果がないとは言いませんが,予算の割に効果はどうなのかと思いますが,ある程度問題を抱えている方のその後の経過措置の追跡なども行っているのですか。 ◎佐久間由紀恵 中央区健康福祉課長  先ほど申し上げたとおり問題のある方については例えば1年目,2年目と経過を見ながら,個別の指導や教室を行っています。アトリウムでのイベントも,1日のイベントでそれほどの効果はというお話もありましたが,区役所だけではなく,NEXT21に入っているフィットネスクラブや薬局,飲食店等も含めて,民間の方々と連携して11月の1日を機に,より長い間糖尿病予防についての啓発がそれぞれのところで進むように仕掛けてもいきたいと思います。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で中央区健康福祉課の審査を終わります。  次に,江南区区民生活課の審査を行います。江南区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎藤野政夫 江南区区民生活課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分のうち,江南区区民生活課所管分について説明します。  初めに,歳出から説明します。資料1ページ,歳出合計は212万5,000円で,前年度と比較して16万円,率にして7%の減少となります。主な要因としては,区内に当課で所管する公衆トイレ2カ所のうち,1カ所について隣接する公園と一体的に管理することとして建設課へ管理を引き継ぐことによる減少です。  初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第13目交通安全対策費,交通安全意識の普及は,保育園や幼稚園,小学校,中学校などにおける交通安全教室の開催や交通安全に関する街頭啓発活動に要する経費です。  次に,交通災害救済対策の充実は,自治会,町内会に対して交通災害共済への加入を促すための経費で,それぞれの自治会,町内会へ加入申し込みに関する書類を送るために要する経費です。  次に,交通安全諸経費は,交通安全の推進などの事業を行うために保有する車両1台分の燃料費などです。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第7目環境保全費,野生生物の保護・管理は,けがをした野生鳥獣などの保護に要する経費であり,次の,環境対策諸経費は,油の流出事故などに対応するための経費です。  次に,第2項清掃費,第1目清掃総務費,地域清掃事業は,毎年春に実施している地域住民による一斉清掃活動に係るもので,地域住民が集めたごみの回収を事業者へ委託するための経費です。  次に,第4目清掃施設費は,当課で管理する公衆トイレ1カ所の維持管理に係るもので,主な支出は清掃業務委託に要する経費です。  次に,歳入について説明します。2ページ,歳入合計はゼロとなっています。前年度と比較して皆減となっています。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で江南区区民生活課の審査を終わります。  次に,江南区健康福祉課の審査を行います。江南区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎荒木香 江南区健康福祉課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分のうち当課所管分について説明します。  資料3ページ,歳出合計は1億1,022万2,000円で,前年度比200万円,率にして1.8%の減となります。主な要因は,特色ある区づくり事業2事業を終了したことによるものです。  最初に,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上は,特色ある区づくり事業として2つの事業を行います。新規,継続それぞれ1事業ずつです。最初の地域で子育て〜見守る目,見守る心〜は新規事業で,地域全体で子育てを応援する機運を醸成するとともに,父親の育児参加を促進するためのパパの子育て・情報発信の支援事業を当該事業に統合し,子育て支援事業として進めます。具体的には子育て支援の機運醸成のための講演会や交流会の実施,見守る目,見守る心の意思表示グッズの作成,配付,そしてパパノートの配付と子育て情報検索アプリの管理運営を行います。  次に,江南区ふれあい・ささえあいプランの推進は,平成25年度からの継続事業で,区地域福祉計画に基づく課題解決に向け,各種団体と協働し,交流事業や区民福祉大会などを開催します。  次に,第3款民生費,第1項社会福祉費,第1目社会福祉総務費,地域保健福祉活動の推進は,江南区福祉センターの管理運営費で,社会福祉諸経費と次の第2項児童福祉費,第1目児童福祉総務費,児童福祉諸経費は,いずれも消耗品などの事務費です。  次に,第2目児童福祉施設費,安心してすごせるこどもの居場所の整備は,亀田東児童館の管理運営経費です。  次に,4ページ,第5項老人福祉費,第2目老人福祉費,自立した生活への支援は,在宅生活支援事業として実施している福祉バス運行事業に係る経費です。2地区の老人福祉センターへの送迎を行っていますが,1地区については現在利用者がなく,昨年途中から休止しています。終了に向けて周知を図りたいと考えています。もう1地区については,路線が重複している住民バス利用に移行し,類似事業との適正化を図りたいと考えています。バス料金が急激な負担とならないように軽減措置を段階的に行っていきたいと考えています。  次に,高齢者の生きがいづくりの推進は,老人憩の家などで行う講座や講演会の開催,生きがい推進事業として実施している敬老事業の経費です。  次に,第3目老人福祉施設費,高齢者の生きがいづくりの推進は,老人憩の家4施設と老人福祉センター2施設の管理運営費です。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第1目保健衛生総務費,保健・医療・福祉の連携は,健康センターの管理運営費です。  次に,歳入について説明します。5ページ,歳入合計は831万8,000円で,前年度比70万5,000円,率にして9.3%の増となります。主な要因は,所管財産の貸付料及び電気代実費負担分などの雑入の予算増を見込んだためです。  最初に,第18款使用料及び手数料,第1項使用料,第2目民生使用料は,江南区福祉センターと老人福祉センター2施設の使用料です。  次に,第9目行政財産使用料は,工事現場や電柱設置など,土地の臨時的な使用料です。  次に,第19款国庫支出金及び第20款県支出金は,亀田東児童館で実施する子育て支援事業に対する国からの補助金です。  次に,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,介護老人保健施設の駐車場に係る土地貸付料及び江南区社会福祉協議会への建物貸付料などです。  次に,第25款諸収入,第5項雑入,第4目雑入,民生費雑入は,江南区福祉センター内に事務所を構える江南区社会福祉協議会の光熱費実費分や老人福祉センターに設置してある自動販売機の電気代実費分などです。衛生費雑入は,横越健康センター内のひまわりクラブの電気代実費分です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆石附幸子 委員  新規事業の地域で子育て〜見守る目,見守る心〜について,今の説明の中でパパノート作成とありましたが,これは前からありましたか。 ◎荒木香 江南区健康福祉課長  パパノートについては,平成29年度に作成して平成30年度から配付をしている事業です。 ◆石附幸子 委員  それを更新するということですか。 ◎荒木香 江南区健康福祉課長  増刷をします。
    ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で江南区健康福祉課の審査を終わります。  次に,秋葉区区民生活課の審査を行います。秋葉区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎牛膓要一 秋葉区区民生活課長  議案第1号新潟市一般会計予算関係部分のち,秋葉区区民生活課所管分について配付資料に基づき説明します。  歳出から説明します。1ページ,歳出の合計は1,724万9,000円,前年度と比較して29万6,000円,1.7%の減となっています。  初めに,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第7目環境保全費,環境負荷の抑制,水質汚濁対策の推進は,秋葉丘陵から湧出する原油を公共用水域に流れ出させないための経費で,原油処理を行うための資材や油水分離槽の維持管理業務委託などの経費として1,304万1,000円を計上しました。原油の湧き出し量の減少に伴うくみ取り委託料やオイルマットなどの使用料の見直しを行い,前年度比78万2,000円の減額となりました。  次に,環境対策諸経費は,環境対策や廃棄物対策に係る消耗品,公用車の維持管理費などの経費として104万3,000円を計上しました。事業で使用する消耗品費等を見直し,前年度比2万3,000円の減額となっています。  次に,第2項清掃費,第4目清掃施設費は,当課が所管している新津駅周辺など5カ所の公衆用トイレに係る維持管理費316万5,000円です。清掃委託費の人件費の増加などにより,前年度比50万9,000円の増額となりました。  続いて,歳入を説明します。2ページ,歳入の合計は1万9,000円です。第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,ごみ集積場用地に設置された電力柱,電話柱などに係る土地の貸付収入です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  参考のために聞かせていただきたいのですが,交通安全の取り組み関係については秋葉区はどこの課が所管していますか。 ◎牛膓要一 秋葉区区民生活課長  秋葉区では地域総務課が所管しています。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で秋葉区区民生活課の審査を終わります。  次に,秋葉区健康福祉課の審査を行います。秋葉区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎山田尚子 秋葉区健康福祉課長  平成31年度新潟市一般会計予算関係部分の秋葉区健康福祉課所管分について説明します。  初めに,歳出から説明します。資料3ページ,歳出合計は8,085万7,000円で,前年度に比較して1,078万3,000円の減となっています。主な要因としては,小須戸老人福祉センター給湯ボイラー更新工事が終了したためです。  次に,主な項目について説明します。初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上,特色ある区づくり事業です。1つ目の「つながる」「つなげる」障がい者支援は1年目の事業で,区民へ障がい者理解を広げて,つながることを目的とした事業です。発達に支援の必要な子供に対してつながる支援ファイルを作成し,医療,保健,福祉,教育などの各機関がそれぞれ適切な支援を行うために必要な情報を共有する仕組みづくりを行います。さらに,保護者に対する講座を開催することで悩みや心配事を共有できる仲間づくりを推進し,不安感や孤立感の解消を図ります。また,障がい者への理解を深めるため,啓発チラシ等を作成して配布します。  2つ目の地域ぐるみでフレイル予防は,これまで取り組んできたロコモ予防に今後は運動機能だけでなく,高齢期に重要な低栄養対策や口腔機能等の衰えを先送りするための啓発を身近な地域で行い,住民が支え合いながらフレイル予防活動を継続できるよう支援を行います。コミ協でフレイル予防教室の実施や地域主催のイベント等で普及啓発活動を行うほか,サロン等で実践編講座を行います。ロコモ予防運動を実施している団体には引き続き保健師などが活動支援を行うほか,地域で活動する予防運動普及サポーターの研修を行い,地域イベント等でも活躍していただく予定です。ラジオ体操普及のためのスタート支援も継続します。  3つ目のアキハで子育てサポート事業は,子育ての相談や情報交換,仲間づくりの場となる子育てサロン,参加者がグループで話し合いながら自分に合った子育ての仕方を学ぶNPプログラム,講師を招いてのベビーサロン,生後2カ月から5カ月の第1子とその保護者を対象としたベビママセミナー,子供との活動を通じて父親に子供との接し方を考えてもらう,遊ぶ・学ぶパパと一緒,結婚や出産,育児などで一旦仕事を離れた方を対象とした再就職セミナーなどを実施し,子育て支援を行います。  次に,政策推進経費です。1つ目の障がい者チャレンジ支援は,福祉施設に通所している障がい者に区役所など公共施設のほか,ドラッグストアなど民間事業所で事務作業訓練の場を提供することで障がい者の就労意欲を高め,また障がい者雇用への理解を深めることを目的としています。実習先への直接就労につなげるものではありませんが,実習を通して就労への自信と意欲向上につながり,平成30年度は2名が就労したと施設から聞いています。  2つ目のあきはサポートネットは2年目の事業で,認知症高齢者等と支える家族に優しい秋葉区を目指し,区民や団体,新潟薬科大学等とネットワークづくりを行う事業です。認知症サポーター養成講座の講師となるキャラバン・メイト連絡会を平成30年度に発足しました。キャラバン・メイト同士の情報共有とスキルアップを図り,認知症サポーター養成講座の質の向上を目指すほか,キャラバン・メイト連絡会による認知症カフェの開催支援を行います。また,認知症サポーターを対象に知識向上と地域での見守り活動のきっかけづくりなどを目的に,ステップアップ講座を開催します。さらに,認知症フォーラムを開催し,認知症とともに生きるという意識啓発を行うとともに,関係機関との意見交換などを行うネットワーク会議を開催します。  次に,第3款民生費,第1項社会福祉費,第1目社会福祉総務費,地域保健福祉活動の推進,地区保護司会補助金は,秋葉区,江南区をエリアとする新潟中蒲地区保護司会の活動に対する支援です。  次に,社会福祉諸経費は,課内の事務用品や公用車に係る経費などです。  次に,第2項児童福祉費,第1目児童福祉総務費,児童福祉諸経費は,児童福祉業務に係る繁忙期の臨時職員の賃金などです。  次に,第2目児童福祉施設費,多様な保育サービスの提供は,地域子育て支援センター新津育ちの森の管理運営経費です。  次に,4ページ,第5項老人福祉費,第2目老人福祉費は,高齢者を対象とした講座や講演会などを開催する経費でしたが,小須戸老人福祉センターの指定管理者による自主事業で対応していくため,平成31年度の予算計上はありません。  次に,第3目老人福祉施設費,介護予防の推進は,秋葉区内2カ所で実施する生きがい対応型通所事業の運営経費です。デイサービスや地域の茶の間がふえつつある状況を踏まえ,開催場所を3カ所から2カ所に見直しましたが,廃止する会場の利用者の多くが同じ場所に通い続けたいという意向であり,それを受け,会場を管理するコミュニティ協議会が4月から週1回の地域の茶の間を開設し,利用者をそのまま引き受けてくれることになりました。  次に,高齢者の生きがいづくりの推進は,小須戸老人福祉センター管理運営経費です。耐用年数が経過し,ふぐあいが発生していた小須戸老人福祉センター給湯ボイラー更新工事を平成30年度に実施し工事が完了したので,平成31年度の予算計上はなく,老人福祉施設費としては1,256万6,000円の減となっています。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第1目保健衛生総務費,保健・医療・福祉の連携,地域保健福祉センターの管理運営は,新津健康センターの管理運営経費です。  続いて,歳入について説明します。5ページ,歳入合計は1,142万2,000円で,前年度と比較して67万3,000円の増となっています。主な要因としては,福祉施設等に貸し付けている土地貸付料によるものです。  初めに,第18款使用料及び手数料,第1項使用料,第2目民生使用料は,小須戸老人福祉センターの使用料です。  次に,第3目衛生使用料は,新津健康センターの使用料です。  次に,第9目行政財産使用料は,小須戸老人福祉センターと新津健康センターの敷地内の電柱,新津健康センターの自動販売機に係る使用料です。  次に,第19款国庫支出金,第2項国庫補助金,第2目民生費国庫補助金及び第20款県支出金,第2項県補助金,第2目民生費県補助金は,地域子育て支援センターの管理運営費に係る国と県の子ども・子育て支援交付金です。  次に,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,普通財産に設置されている電柱,福祉施設の用地及び職員駐車場などの土地貸付料です。  次に,第25款諸収入,第5項雑入,第4目雑入は,新津健康センターに設置してある自動販売機の電気料実費などです。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  特色ある区づくり事業の中で地域ぐるみでフレイル予防という事業を行うと説明いただきました。今回全体の介護保険事業会計の中で新規事業としてフレイル予防事業を行うということですが,それとの関係はどう見たらいいのでしょうか。 ◎山田尚子 秋葉区健康福祉課長  秋葉区では健康寿命延伸事業ということで,平成29年度からフレイル予防に取り組み始めています。平成29年度はフレイル予防講演会を開催したり,フレイル予防のパンフレットを作成して,医療・福祉機関やコミ協,老人クラブに配布してきました。平成30年度は,運動,口腔ケア,低栄養の中からテーマを選んでいただき,コミ協やサロン,老人クラブ等を対象にフレイル予防講座などを行ってきました。今まで秋葉区も特にロコモ予防に力を入れてきたのですが,平成31年度は,さらに運動,口腔ケア,低栄養ということで,区の課題としてフレイル予防まで範囲を広げる必要があると認識して,今後はコミ協ともっと強く連携しながら地域住民に啓発していこうということで,コミ協と連携して,フレイル予防の運動,口腔ケア,低栄養の3点セットへの参加を1コースとして,モデル的に2つのコミ協で実施したり,コミ協主催で地域の祭り等いろいろなイベントがあるので,そこでの健康教室や講座を行っていきたいと思っています。本庁は中央区でフレイル予防のモデル実施と聞いています。そこではサポーターの指導役となるトレーナーなどを養成していくと聞いていますので,私どものところでも運動推進員などからそういう養成講座に参加してもらって,また秋葉区で活躍してもらうような本庁との連携をぜひ行っていきたいと考えているところです。 ◆渡辺有子 委員  本当に3年間頑張っていたわけですから,今回の新規事業の中にその内容を大いに反映されるよう努めていただきたいと思います。  次に,老人福祉費でこれまで行ってきた事業を地域の茶の間が引き受けることになったということですが,この事業を移行したために予算上介護予防の推進のところが減っていると思うのですが,幾らから幾らに減ったか,額だけでいいので教えていただけますか。 ◎山田尚子 秋葉区健康福祉課長  今秋葉区では3カ所で行っているところを2カ所にします。いこいの間というところを社協に委託していたのですが,そこを今回廃止します。そこの委託料は平成30年度予算ベースで298万5,000円でした。 ◆野本孝子 委員  特色ある区づくり事業の下に政策推進経費という形で障がい者チャレンジ支援などの事業があるのですが,地域の自立性の向上ではなく,あえて政策推進経費とするのはなぜですか。 ◎山田尚子 秋葉区健康福祉課長  特色ある区づくり事業は,3年度をめどに計画する事業を上げています。区として重要なので,3年ではなくもう少し長期で考えていきたい事業を政策推進経費で計上しています。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で秋葉区健康福祉課の審査を終わります。  ここで委員会を休憩します。(午後0:01)                    (休  憩) ○小野清一郎 委員長  委員会を再開します。(午後0:58)  次に,南区区民生活課の審査を行います。南区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎内藤秀行 南区区民生活課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分の南区区民生活課所管分について説明します。  資料1ページ,歳出の予算額合計は86万9,000円です。  初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費は,全額が消耗品やファクスの回線使用料,通話料などの課の管理運営に要する経費です。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第7目環境保全費は,公用車の維持管理費や,段ボールコンポストの普及によるごみの減量を目指し,区独自の取り組みとして販売促進を図るため購入に際して移植ごてを景品としてつけていますが,その購入経費のほか,啓発用のチラシの印刷費などとです。  引き続き歳入について説明します。2ページ,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,ごみステーション内に設置された電力会社の電柱支線1本分の土地貸付料です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で南区区民生活課の審査を終わります。  次に,南区健康福祉課の審査を行います。南区健康福祉課長より説明をお願いします。 ◎田中早苗 南区健康福祉課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分の南区健康福祉課所管分について説明します。  説明の都合上,歳出から説明します。資料3ページ,南区健康福祉課合計は1億6,069万3,000円で,前年度と比較して3,873万5,000円の減となっています。この主な要因としては,今年度耐震補強した老人福祉センター白寿荘施設修繕事業の終了によるものです。  次に,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上は,特色ある区づくり事業と区政振興費です。特色ある区づくり事業,地域包括ケアシステム推進事業は,継続4年目の事業で,3つの取り組みを実施するものです。具体的には互助による支え合いの仕組みづくりを推進するために,地域の茶の間の利用促進のためのスタンプラリーを引き続き行います。また,区民の皆様の健康生活への関心を高めるために,健康づくり講演会及び食育・運動講座の実施,健康づくり啓発のイベントを行います。さらに,在宅医療の推進のために在宅医療に対する知識や理解を深めてもらえるよう,南区内の在宅医療ネットワークと協働し,在宅医療啓発の講演会を実施します。  次の地域で子育てネットワークは,子育て広場,NPプラグラムを開催するとともに,NPプログラムの受講者同士のつながりを深めることができるように親子の交流会を開催し,子育て中の親子の居場所の確保や育児不安の軽減を図る取り組みを実施します。  次の区政振興費は,地域ぐるみで健康づくりを進める南区連合保健会に対して補助を行う市民活動支援事業です。  次に,第3款民生費,第1項社会福祉費,第1目社会福祉総務費,地域保健福祉活動の推進は,白根高齢者能力活用センターの管理運営費です。  次に,社会福祉諸経費は,臨時職員の賃金や南区戦没者追悼式の開催に係る経費などです。  次に,第2項児童福祉費,第1目児童福祉総務費は,児童福祉事務に係る諸経費です。  次に,第2目児童福祉施設費は,児童館,児童センター4館の運営経費で,児童に安心,安全な遊び場を提供し,健全育成を進めるものです。  次に,4ページ,第5項老人福祉費,第2目老人福祉費,自立した生活への支援は,在宅生活支援事業として福祉バス運行に係る経費です。  次に,高齢者の生きがいづくりの推進,講座や講演会等の開催は,高齢者を対象としたコーラス,陶芸など,各種講座の開催経費です。生きがい推進事業は,区内各地区で実施する敬老会の運営費です。  次に,第3目老人福祉施設費,介護予防の推進は,生きがい対応型通所事業として高齢者の社会参加を促進するものです。  次に,高齢者の生きがいづくりの推進は,老人福祉センター3施設の管理運営費です。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第1目保健衛生総務費は,白根健康福祉センター及び味方・月潟健康センター3施設の管理運営費です。  次に,歳入について説明します。5ページ,南区健康福祉課合計は1,051万7,000円で,前年度と比較して2,758万2,000円の減となっています。この主な要因としては,先ほど歳出で説明した老人福祉センター白寿荘施設修繕事業の終了に伴う老人福祉施設整備事業債の減によるものです。  初めに,第18款使用料及び手数料,第1項使用料,第2目民生使用料は,老人福祉センターなどの施設使用料です。  次に,第3目衛生使用料は,白根健康福祉センターの施設使用料です。  次に,第9目行政財産使用料は,老人福祉センターに設置している自動販売機及び当課所管の行政財産敷地内の電柱などに係るものです。  次に,第19款国庫支出金,第2項国庫補助金,第2目民生費国庫補助金,子ども・子育て支援交付金は,児童館,児童センターにおいて実施している地域子育て支援事業に対する国庫補助金です。  次に,第20款県支出金,第2項県補助金,第2目民生費県補助金は,同じく子ども・子育て支援交付金の県補助金です。  次に,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,当課所管の普通財産敷地内の電柱などに係るものです。  次に,第25款諸収入,第5項雑入,第4目雑入は,老人福祉センター白寿荘の一部をシルバー人材センターなどに貸し付けている部分の光熱水費の実費及び老人福祉センターに設置してある自動販売機に係る電気料の実費分などです。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  先ほど福祉バスを運行していると説明がありましたが,福祉バスの台数と今どう活用しているかをお聞かせください。 ◎田中早苗 南区健康福祉課長  福祉バスの台数は1台です。現在の利用としては,使用したい団体が申し込み,行き先と出発地を聞き,運行しています。 ◆渡辺有子 委員  年間の利用状況は,どうなっていますか。 ◎田中早苗 南区健康福祉課長  平成29年度の利用実績は,運行が102日,利用者数は1,734人で,1日平均で割り返すと17人です。 ◆渡辺有子 委員  これは団体の利用なので,例えば地域の自治会や老人クラブが対象ですか。 ◎田中早苗 南区健康福祉課長  はい,そのとおりです。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で南区健康福祉課の審査を終わります。  次に,西区区民生活課の審査を行います。西区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎五十嵐雅樹 西区区民生活課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分のうち,西区区民生活課所管分について配付資料に基づき説明します。  資料1ページ,当課所管は歳出のみで,合計金額は232万6,000円となります。前年度と比較して,15万円の減です。これは,主に特色ある区づくり事業における事業費の印刷製本費等を精査し,減額したことによるものです。  初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上,特色ある区づくり事業,未来につなぐきれいなまちづくり事業は,区内の一斉清掃としてコミ協などが主体となって実施する西区一斉クリーンデーへの協力支援や西川,新川の環境保全団体や自治会などが実施する環境美化活動への支援を行います。また,子供たちへの環境学習支援として,環境について楽しく学ぶ子どもエコ教室の開催や西蒲区と共催で小学生を対象とした西川絵画ポスターコンクール及び西川流域子ども環境サミットを開催し,西区の子供たちが環境保全やきれいなまちづくりについて考え,行動する機会を充実させます。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第7目環境保全費,野生生物の保護・管理は,野鳥などを保護する際に必要な消耗品の経費です。
     次に,環境対策諸経費は,西川を創る会への負担金です。  次に,第2項清掃費,第4目清掃施設費,公衆トイレの維持管理は,JR新潟大学前駅の前に設置してある公衆トイレの維持管理費です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で西区区民生活課の審査を終わります。  次に,西区健康福祉課の審査を行います。西区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分のうち,西区健康福祉課所管分について説明します。  初めに,歳出についてです。資料2ページ,歳出の合計は,1億3,150万円となり,前年度と比較し477万円の増となります。これは,主に特色ある区づくり事業再編によるものと老人憩の家の運営費の増額によるものです。  初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上,特色ある区づくり事業です。1つ目の西区健活チャレンジ事業は,超高齢社会を迎える中,区民の皆様がいつまでも元気で健康的な生活習慣を維持し,介護予防につながるようさまざまな事業を実施します。具体的にはウオーキング講習会や生活習慣病予防など,乳幼児から高齢者まで区民の健康づくりを支援するほか,健診受診率のアップに向け,健康に対する無関心者への意識づけが必要なことから,新たに地域で口コミで健康づくりの発信,啓発を行う健康リーダーの育成に取り組んでいきます。そのほか地域団体からの依頼により出張して行う健康づくり教室や各種健康祭り等のイベントに出向いての栄養バランス診断や血管年齢測定,高齢者体操自主グループの継続活動の支援を引き続き行っていきます。  2つ目の支え合いのまちづくり支援事業は,支え合いの仕組みづくりについて区民の皆さんに理解をしてもらうため,研修会を開催します。この研修会は,平成30年度から実施していて,地域での支え合いの取り組みが進むよう平成31年度も引き続き開催します。さらに,地域の支え合いの活動の必要性や事例紹介などを盛り込んだパンフレットを作成し,地域での支え合い活動の支援を行います。また,地域の茶の間の支援のため,地域の茶の間を運営している方を対象とした交流会を開催し,地域の茶の間の取り組みや課題の情報共有や課題に向けた検討を行うほか,地域の茶の間利用者の方々向けに区バスを利用したバスツアーも開催します。さらに,配偶者の死亡や施設入所,入院などによりひとり暮らしとなった75歳以上の高齢者の方を対象に,保健師などが継続して訪問し,孤立防止のための支援を行う高齢者孤立防止訪問事業も継続して行っていきます。また,認知症サポート事業として小・中学生向けの認知症サポーター養成講座などを開催するほか,高齢者虐待や消費者被害などにより日常生活に支障のある高齢者への支援を円滑に行うために,引き続き弁護士と相談契約を結び,高齢者の権利擁護に当たる体制の強化を図っていきます。加えて,平成31年度からは農福連携マッチング機関と連携をしながら,障がい関連事業所に通所している方々に農作業についての指導を行い,農業に対する知識の習得や作業の質の向上につながることで障がいのある方々が自立や就労を行えるよう支援を行っていきたいと考えています。  3つ目の西区子育て応援事業は,子育て中の親を対象に子育てについて学んだり,仲間づくりができるようNPプログラムやコモンセンス・ペアレンティング講座を引き続き開催し,育児の不安感や孤立感を軽減し,児童虐待の予防にもつなげていきます。また,妊娠期から3歳未満の子供を育てている方を対象に,妊娠期から切れ目なく妊娠や育児に関する情報と区役所からのお知らせなどを包括的にタイムリーにSNSを使って配信する事業を新たに実施するほか,西区内の子育て支援関係者の交流会を引き続き開催し,情報や課題の共有を行い,西区の子育てを支援するネットワークの充実を図ります。  次に,第3款民生費,第2項児童福祉費,第1目児童福祉総務費,児童福祉諸経費は,児童福祉等の当課の事務費です。  次に,第2目児童福祉施設費,安心してすごせるこどもの居場所の整備は,坂井輪児童館の管理運営費です。  次に,3ページ,第5項老人福祉費,第2目老人福祉費,高齢者の生きがいづくりの推進,講座や講演会等の開催は,老人憩の家で行う民謡教室など趣味の講座の経費です。  次の生きがい推進事業は,敬老事業の開催に係る経費です。  次に,第3目老人福祉施設費,介護予防の推進,生きがい対応型通所事業は,区内で開催しているふれあいティールームに係る委託費です。西区では4地区4カ所で開催していますが,事業の見直しによりそのうちの1カ所をことし廃止して,平成31年度は3カ所の開催としたいと思っています。  次に,高齢者の生きがいづくりの推進,老人憩の家の運営は,新川荘など西区内10カ所の老人憩の家の管理運営費です。  次の老人福祉センターの運営は,老人福祉センター黒埼荘の管理運営費です。  最後に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第1目保健衛生総務費,保健・医療・福祉の連携,地域保健福祉センターの管理運営は,区内3カ所の地域保健福祉センター等の管理運営費です。  続いて,歳入について説明します。4ページ,歳入の合計は767万9,000円となり,前年度と比較し40万5,000円の減となります。その主な理由は,老人福祉センター使用料の減額によるものです。  初めに,第18款使用料及び手数料,第1項使用料,第2目民生使用料,老人福祉センター使用料は,老人福祉センター黒埼荘の使用料です。  次に,第3目衛生使用料,地域保健福祉センター使用料は,黒埼健康センターの屋外施設の利用に係る使用料です。  次に,第9目行政財産使用料は,デイサービスセンターに設置してあるガス施設の使用料です。  次に,第19款国庫支出金,第2項国庫補助金,第2目民生費国庫補助金,子ども・子育て支援交付金と次の第20款県支出金,第2項県補助金,第2目民生費県補助金,子ども・子育て支援交付金は,坂井輪児童館の管理運営費に充当する国及び県の補助金です。  次に,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,旧板井保育園の土地貸付料と老人福祉センター黒埼荘に設置している自動販売機に係るものです。  次に,第25款諸収入,第5項雑入,第4目雑入は,自動販売機設置等に伴う電気代の実費です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆石附幸子 委員  新規事業の西区子育て応援事業は,SNSにより配信する事業で,本市では初めての事業だと思うのですが,どれぐらいの予算規模でどれぐらい効果が見込まれるか教えていただけますか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  SNSを使った子育て情報配信は,新年度新規で行いたいと思っているものです。SNSといってもライン,インスタグラム,ツイッターといろいろあると思うのですが,若いお母さん方の話を聞いてみるとラインの使用率が一番高いということで,事業はラインで行いたいと思っています。この情報配信は,妊娠期から3歳の誕生日を迎えるまでの乳幼児の保護者を対象として,妊娠期から切れ目なく,その月齢に合った育児情報をラインで配信していくものです。妊娠期から生後100日までの方々は毎日,生後101日目から1歳の誕生日までは3日に1回のペース,1歳から2歳の誕生日までは1週間に1回程度のペース,2歳から3歳の誕生日までは大体2週間に1回のペースで配信して,その中にはお母さん方の悩みの情報や,私ども行政で出す情報になるので,予防接種を受けてくださいとか,こんな子育てサークルがありますという案内を逐次入れます。地元に仲間がいるお母さんもいれば,転勤族のお母さんで1人孤立しがちなお母さんもいるので,そういう方々に情報を届けることによって,私ども区役所を身近に感じていただいて,問い合わせをいただいたり,そういった情報発信をすることによって孤立化を防いで,ひいては虐待の防止につなげていければというところが主な狙いです。 ◆石附幸子 委員  資料に394万円とありますが,事業規模はどうですか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  SNSの使用に関して,特定非営利活動法人きずなメール・プロジェクトというところに委託をしようと思っています。ラインを使うので,アカウントの取得や,原稿を委託する部分があるのですが,その両方を合わせて特定非営利活動法人きずなメール・プロジェクトに200万円ちょっとぐらいの予算でお願いしようと考えています。 ◆石附幸子 委員  最後に,かなりの頻度で配信されるのですが,それを受け取ってつなげることも含めて考えているのでしょうか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  はい,そのとおりです。 ◆渡辺有子 委員  ふれあいティールームを4カ所から3カ所にするという話がありました。ほかの区でもありましたが,減らした分は地域の茶の間等への移行を考えているということでしょうか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  4地区4カ所を1カ所減らして,平成31年度は3カ所でと申し上げました。減る1カ所については,中央区,東区と同様,地域の茶の間や,公民館にこういった事業がありますと,私どもの課に問い合わせが来ることもありますが,今社会福祉協議会に委託していますので,そちらから説明していただいたり,対応をしながら進めています。 ◆渡辺有子 委員  今後は全4地区4カ所ともそちらに移行する計画を前提に考えているのでしょうか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  平成31年度は残りの3カ所は行って,同様に説明を重ねながら,この3カ所についても地域の茶の間,公民館事業へ移行し,2020年度末をもって廃止の方向で考えています。 ◆渡辺有子 委員  今まで利用していた方の人数は,4地区4カ所でどのぐらいでしょうか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  直近が2017年度の利用者数で延べ人数ですが,五十嵐地区が909名,主に内野ですが西地区が1,078名,黒埼地区が1,102名,坂井輪地区が529名です。坂井輪地区が529名で,ほかの地区に比べ少ないものですから,まず坂井輪地区から説明を重ねて,今年度をもって廃止と考えています。 ◆渡辺有子 委員  こういうところを利用して健康でいてほしいということがそもそもの目標ですが,それだけの人数の方が利用できる地域の茶の間の数が西区にはあるということですか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  今西区に91カ所の地域の茶の間があり,かなりの数できています。そちらに移行して使っていただくなど説明をしていきたいと思っています。 ◆渡辺有子 委員  最後に,91カ所の地域の茶の間の中で介護保険の総合事業に該当する地域の茶の間はどのぐらいあるのでしょうか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  11カ所です。 ◆阿部松雄 委員  91カ所の地域の茶の間があり,例えば空き家,行政の施設など,さまざまな場所があると思いますが,どういうところが多いでしょうか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  私も詳細に全部つかんでいるわけではありませんが,空き家も若干あります。自治会館を持っている自治会は自治会館が一番多いです。 ◆中山均 委員  西区子育て応援事業でSNSでの発信ということだったのですが,中央区健康福祉課の同様の事業では,実際に会ってお茶飲みをすると説明がありましたが,今後同じ育成期の人たちに直接集まってもらってカフェみたいなことを行うなどは考えていますか。 ◎渡部和人 西区健康福祉課長  この事業を始めて,どういう声があるか拾っていくことになると思います。その中でそういうものがあればいいという声が多くなれば,私どもも受けとめて,どこまでできるかわかりませんが,考えていくことが必要かと思います。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で西区健康福祉課の審査を終わります。  次に,西蒲区区民生活課の審査を行います。西蒲区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎本間隆 西蒲区区民生活課長  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分のうち,西蒲区区民生活課所管分について説明します。  当課所管は歳出のみです。資料1ページ,歳出予算の合計額は248万5,000円で,前年度と比較して金額で19万3,000円,率にして7.2%の減となっています。これは,主に地域清掃事業で使用する消耗品を見直したことによるものです。  初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上,特色ある区づくり事業,西蒲区こども環境プロジェクトは,自然豊かな環境と観光資源に恵まれた美しい西蒲区を未来の子供たちへ残すために,実験を通して環境やリサイクルを学んでもらうエコ実験パフォーマンス事業を開催するほか,西区と共催で西川流域子ども環境サミットと西川絵画ポスターコンクールを実施します。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第7目環境保全費,野生生物の保護・管理は,傷病鳥獣の捕獲に必要な資材の購入費などです。  次に,環境対策諸経費は,野生動物の保護や河川への油の流出対応などに使用する公用車の維持管理経費や事務管理経費などです。  最後に,第2項清掃費,第1目清掃総務費,地域清掃事業は,西蒲区内5地区で実施する一斉清掃などに要する経費です。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で西蒲区区民生活課の審査を終わります。  次に,西蒲区健康福祉課の審査を行います。西蒲区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  冒頭に昨年11月,西蒲区在住で匿名を希望する方から車両の寄附のお話をいただきました。心より感謝の意を申し上げます。  議案第1号平成31年度新潟市一般会計予算関係部分のうち,当課所管分について配付資料により説明します。なお,歳出から先に説明し,金額の読み上げについては一部を除き省略します。なお,主な見直し事業は最後に説明します。  資料2ページ,歳出の合計は2億1,099万6,000円で,前年度と比較して85万6,000円の増となります。増額の主なものは,特色ある区づくり事業,老人福祉施設の下水道接続事業などによるものです。  初めに,第2款総務費,第1項総務管理費,第9目区政推進費,地域の自立性の向上,特色ある区づくり事業です。1つ目のにしかん健康プロジェクトは,平成28年度から3年間健康寿命の延伸を目指して展開してきましたが,生活習慣改善に向けて取り組みを強化するステージに移行します。具体的には,本日配付していますが平成30年に歯科医師と共同で作成した口腔ケアリーフレットを活用し地域に入るほか,減塩の食生活や運動習慣の定着を図るための小冊子にレシピを追加し,保健活動における計画的アプローチを行います。また,認知症予防講演会で集客実績のある西蒲区自治協議会や運動普及推進委員と連携して,新たににしかんウオーキングチャレンジを実施します。  2つ目の楽しい子育て支援事業は3年目となります。子育てに不安を感じている親同士が自分に合った子育てや楽しさを学ぶ講座や小・中学生が赤ちゃんと触れ合い,ゲストママから妊娠,出産,育児についての話を聞くことにより命の大切さを感じ,自分や他者を大切にする気持ちを育むための子育て体験教室を引き続き実施します。また,今月24日には家族みんなで取り組むお口の健康トークをオープニングに,親子で歌遊びやダンスを楽しんでいただくにしかん親子コンサートを開催しますが,新年度においても親子で参加できるイベントなどを実施します。  3つ目の地域で支える「いきいきお達者プロジェクト」は2年目となりますが,新たに民生・児童委員や訪問看護師による調査を地区を決めて行い,不安のある世帯を予防事業や介護サービスにつなぐ高齢者の見守り訪問事業を追加します。また,認知症サポーター養成講座受講者を対象に地域の福祉施設などで修了者がみずから活動できるよう,にしかんオレンジパートナー養成事業を開始します。なお,地域福祉活動計画を自主的に推進していただくための学習会や作業療法士など専門職の地域の茶の間派遣は引き続き行い,地域で支える体制を強化していきます。  次に,第3款民生費,第1項社会福祉費,第1目社会福祉総務費,地域保健福祉活動の推進は,地区保護司会活動に対する補助金,西川社会福祉センター及び巻ふれあい福祉センターの管理運営費です。  次に,社会福祉諸経費は,需用費などの事務費です。  次に,第2項児童福祉費,第1目児童福祉総務費,児童福祉諸経費は,児童福祉業務に係る事務費です。  次に,第2目児童福祉施設費,安心してすごせるこどもの居場所の整備,児童館の管理運営は,西蒲区唯一の児童館,岩室地域児童館の指定管理に係る経費です。  次に,3ページ,第5項老人福祉費,第2目老人福祉費,自立した生活への支援,在宅生活支援事業は,福祉バスの運行に係る経費です。  次に,高齢者の生きがいづくりの推進,講座や講演会等の開催は,高齢者生きがいルームにおける陶芸教室やゲートボールに係る経費,生きがい推進事業は,敬老会の開催に係る経費です。  次に,第3目老人福祉施設費,介護予防の推進,生きがい対応型通所事業は,集会所や高齢者支援センターなど6カ所で開催する高齢者等の孤立化解消事業に係る経費です。  次に,高齢者の生きがいづくりの推進,老人憩の家の運営及び老人福祉センターの運営は,老人憩の家1カ所と老人福祉センター4カ所の管理運営費及び中之口老人福祉センターの下水道接続に向けた工事費です。  次に,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第1目保健衛生総務費,保健・医療・福祉の連携,地域保健福祉センターの管理運営は,巻地域保健福祉センター及び西川と潟東の健康センター経費です。  続いて,歳入について説明します。4ページ,歳入の合計は2,358万円で,前年度と比較して689万7,000円の減となります。減額の主なものは,老人福祉施設下水道整備事業に伴う市債によるものです。  初めに,第18款使用料及び手数料,第1項使用料,第2目民生使用料,社会福祉使用料は,潟東ゆう学館の風呂,貸し部屋の使用料及び巻ふれあい福祉センターの貸し館使用料です。  次に,老人福祉使用料は,老人福祉センター4施設及び中之口高齢者支援センターの施設利用による使用料です。  次に,第9目行政財産使用料は,巻ふれあい福祉センターの一部を居宅介護事業所として社会福祉協議会が使用していることなどによるものです。  次に,第19款国庫支出金,第2項国庫補助金,第2目民生費国庫補助金及び第20款県支出金,第2項県補助金,第2目民生費県補助金は,子ども・子育て支援交付金として児童館で実施する子育て支援の取り組みに対し,国,県,本市で基本額の3分の1ずつを負担するものです。  次に,第21款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入は,まき福祉会駐車場の貸付料及び電柱に係る土地貸付料,デイサービスセンターに係る建物貸付料などです。  次に,第25款諸収入,第5項雑入,第4目雑入,民生費雑入は,巻ふれあい福祉センターに入居しているデイサービスセンターの光熱水費実費分などで,次の衛生費雑入は潟東健康センター内のデイサービスセンターに係る光熱水費実費分などです。  最後に,事業見直しの主なものについて説明します。福祉バス運行事業は,岩室地区,西川地区,潟東地区で行っていますが,昨年末に14人乗りの車両の寄附がありました。この車両を岩室・潟東地区で運行するとともに,利用実態に応じてバスルートの見直しを行い,464万2,000円の縮減となっています。また,生きがい対応型通所事業は越前浜地区と巻13区を地域の茶の間事業に移行するため,274万4,000円の減額となっています。 ○小野清一郎 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  福祉バスの関係で,バス車両の寄附があり,また運行できるということで大変いいことだと思います。寄附していただけない区もあり,福祉バスがなくなって大変不評なところがあるので,福祉バスを運行して高齢者が出かける機会をつくっていただくように頑張っていただきたいと思います。公共交通の問題がいろいろありますが,私たちは福祉バスは大変重要だと思っていて,本来なら廃止をしないできちんと継続していくことが大事だと思いますが,課長が直接地域で見て,その効果についてもしお考えがあればお聞かせいただけませんか。 ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  以前にも説明しましたが,当区の場合,福祉バスは合併前に行っていた事業を引き続き行っています。乗っている方も大分高齢化していて,そのバスに乗ることができなくなる方がふえていますし,やはり家族や友達の自家用車に乗るほうが好まれるようで,利用客はどんどん減っています。私自身の考えを申し上げるとすれば,現在岩室の間瀬地域で住民主体のサービスを実際に行っていますが,ああいう形で補助金もありますので活用して運行していただく方向がいいのではないかと思っています。 ◆渡辺有子 委員  資料として配付された冊子は今年度予算で増刷をして,活用していく予定でしょうか。 ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  昨年12月に歯科口腔保健推進条例ができていますが,ちょうどタイムリーに12月に発行しました。7,000部発行しています。その条例の中にも,地域包括ケアの中でいろいろな団体と連携していくことが大切だと書かれていますので,現在も行っていますが,平成31年度は地域の中にアウトリーチ的に入って,その大切さを伝えていきたいと思っています。 ◆渡辺有子 委員  私は江南区ですが,江南区の中でも歯科医師会の先生方もとても積極的にかかわっていただいて,条例ができたことも大変評価されているわけですが,そうした協力関係は随分密に連携されているということですか。 ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  はい。歯科医師,歯科衛生士の皆様とかなり連携をして作成をしています。 ◆石附幸子 委員  今の関連ですが,この冊子は今年度7,000部つくって,来年度はつくるわけではなく,展開をしていくということですね。これは3セットが7,000部ということですか。また,幾らぐらいの予算でできているのか教えてください。 ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  1つの冊子の中にポスターが折り込まれて入っているのですが,2種類つくったという認識です。その2種類を1セットとして7,000部つくっています。当初は3月までかけてじっくりつくる予定でしたが,大分早目につくることができたので,昨年12月に作成して,お披露目会的にイベントも組んで周知を図ったところです。印刷とデザインも含めて約100万円でできています。 ◆石附幸子 委員  大変質のよいものが安くてびっくりしています。早くでき上がったということですが,本庁とのかかわりも含めて,全区展開はお考えでしょうか。 ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  午前中の当委員会の中でも全区展開や,全市でという話がありましたが,私は3点ポイントがあると思っています。ものによっては違うものもあると思うのですが,まずは本庁の予算が若干不安定なところがあると思います。デスクワークというのもあると思うのですが,3年たったからやめるという事業も中にはあるので,継続的に取り組んでいくものについては区で組んで,しっかり行っていきたいと考えます。  2点目は,それぞれの区が特色を持って事業展開をしていて,私どもを除くと7区あるわけですが,その7区でいい取り組みがあって,それを展開する場合お金はいいと思うのですが,人的な資源が難しいと思います。例えば0.2の人工の作業が5つあれば1人人件費がかかる計算なのに,福祉ニーズがやはりふえていることもあり,区の人的資源は段々厳しくなってきています。ですから,優先順位を決めてやるべきかと思います。  そして,3点目は,根幹的な話になると思いますが,区は本庁の下請の仕事をしているわけではありません。予算の大半は,本庁の決められた法律に基づいた事業を行っていますが,特色ある区づくり事業によって,職員のモチベーションも非常に変わってくると思います。例えて言えば,工業的につくられたおにぎりと手で結んだおにぎりの違いはあるかと思います。同じおにぎりでもやはり食べる方,ここで言えば区民の健康を考える方々にとってはコストはかかるのかもしれませんが,このようなやり方のほうが伝わるのではないかと考えています。 ◆石附幸子 委員  区の特徴で西蒲区の子供は3歳児健診で虫歯の数が多いこともあってかと思います。課長のおっしゃることもよくわかるのですが,これだけ質の高いもので,全区にして,7,000部ではなくもっと部数が多ければ,安く多くの人に提供できるのではないかと考えたわけですが,それでもやはり区でやる意味合いが強いとお考えですか。 ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  大変褒めていただき,ありがとうございます。これも区の保健師,地域の皆様の知恵の結集だと思います。考え方は,先ほど申し上げたとおりです。 ◆中山均 委員  今ほどの話で,私たちとしては,全市展開は必ずしも本庁のかけ声のもと,全市共通の制度のもとでやれと言っているのではなくて,伊藤委員も午前中の質疑で言っていましたが,水平的に横向きにお互いが参考にしたりして生かされればいいのではないかという趣旨で,恐らくみんながそう言っていると思います。その上で,私もこれは非常にいいと思うのですが,どんな形でどの範囲の人たちに配付しているかを教えてください。
    ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  先日も新潟日報の記事に出ていましたが,現在,地域の茶の間に入って周知を図っているところです。歯科は年間を10回に分けて1歳児健診を行いますが,新年度からはそういったタイミングで周知を図っていく予定です。 ◆中山均 委員  地域の茶の間はもちろんですが,この中身を見ると特に人生のいろいろなタイミングで重要なポイントが出てくることが非常にわかりやすく書いてあると思うので,今ほど言われた健診のタイミングもそうですし,部数に限りがあるのでしょうが,教育現場や幼稚園,保育園,あるいは企業が集まるところでも必要だと思います。先般,保健所健康増進課の質疑でも言ったのですが,例えば子ども食堂などで難しい話だと厄介ですが,こういう形であれば子供やその保護者も小さいうちから管理が大切ということがよくわかると思うので,そういったアプローチも検討していただきたいと思いますが,いかがでしょうか。 ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  そのとおりさせていただきます。 ◆山田洋子 委員  本当に一生懸命取り組んでいると思います。認知症や,減塩などいろいろなことに本当に積極的に取り組んで,地域包括支援センターなどとも一緒に取り組んでいると思うのですが,その効果として,例えば認知症に対して皆さんの認識がすごく変わってきたとか,西蒲区は塩分のとり過ぎで脳血管障害が多いというデータなども以前出ていましたが,そういうことに対して全体的な感触が変わってきているなどはいかがですか。 ◎堀内正徳 西蒲区健康福祉課長  健康寿命延伸,あるいは認知症施策はなかなか数字にあらわれにくいものかと思います。ただし,例えば数字ではかろうとするときに特定健診の受診率が一つの項目になると思います。結果の確定までタイムラグがあるので,なかなか効果の測定が難しい部分があり,まだ途中経過ですが,平成30年度の特定健診の受診率について西蒲区は全市平均から何%伸びているかというものが出て,3.6%伸びているという結果が出ています。西蒲区は秋ぐらいまで農作業で健診の数字が伸びにくく,冬以降に数字が伸びていくのですが,今の段階で結果が出ているということは恐らく順調に上がってくると考えています。 ○小野清一郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  以上で西蒲区健康福祉課の審査を終わり,区役所の審査を終わります。  以上で議案審査を終わりますが,ここで今定例会において当委員会に付託されました新年度分の議案について委員間討議を行うかどうか御協議いただきたいと思います。  委員の皆様から御意見があればお願いします。                    (な  し) ○小野清一郎 委員長  それでは,新年度分議案についての委員間討議は行わないということでよろしいでしょうか。                   (異 議 な し) ○小野清一郎 委員長  そのように決定します。  以上で本日の日程を終了し,委員会を閉会します。(午後1:59)...