• 仙台市体育館(/)
ツイート シェア
  1. 川崎市議会 2020-10-06
    令和 2年 10月総務委員会−10月06日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    令和 2年 10月総務委員会−10月06日-01号令和 2年 10月総務委員会 総務委員会記録 令和2年10月6日(火)   午前10時00分開会                午前11時18分閉会 場所:502会議室 出席委員河野ゆかり委員長、末永 直副委員長山崎直史、橋本 勝、上原正裕沼沢和明、      平山浩二雨笠裕治押本吉司宗田裕之後藤真左美小堀祥子各委員 欠席委員飯塚正良委員 出席説明員:(総務企画局大澤総務企画局長高橋危機管理監阿部総務部長、        村野情報管理部長藤井人事部長飯塚危機管理室長、        佐藤危機管理室担当部長阿部庶務課長萩原情報公開担当課長、        北川労務課長笹倉危機管理室担当課長       (財政局三富財政局長白鳥財政部長田村財務部長石田庶務課長、        谷村財政課長林財政課担当課長小沢財政計画担当課長土浜資金課長、        小関税制課長       (こども未来局笹島児童家庭支援虐待対策室担当課長       (中原区役所松山危機管理担当課長 日 程 1 議案の審査
         (財政局)     (1)議案第106号 川崎市市税条例等の一部を改正する条例の制定について     (2)議案第125号 令和2年度川崎一般会計補正予算      (総務企画局)     (3)議案第105号 川崎職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について     (4)議案第115号 川崎情報公開個人情報保護審査会委員の選任について     2 陳情の審査      (総務企画局)     (1)陳情第49号 委員会での陳情者の発言機会を求める陳情     3 所管事務の調査(報告)      (総務企画局)     (1)令和2年度川崎総合防災訓練について     4 閉会中の継続審査及び調査の申し出について     5 その他                午前10時00分開会 ○河野ゆかり 委員長 ただいまから総務委員会を開会します。  お手元のタブレット端末を御覧ください。本日の日程は総務委員会日程のとおりです。よろしくお願いいたします。  なお、議事の都合上、順番を入れ替えさせていただきますので、御了承願います。  初めに、財政局関係の議案の審査として、「議案第106号 川崎市市税条例等の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  理事者の方から、特に補足説明等はございますでしょうか。 ◎三富 財政局長 特にございません。よろしくお願いいたします。 ○河野ゆかり 委員長 それでは、質疑がありましたら、お願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、併せてお願いいたします。 ◆後藤真左美 委員 それでは、先端設備等に該当する事業用家屋及び構築物に係る固定資産税課税標準特例措置について伺います。  まず、国の地方税法の一部改正では、価格にゼロ以上2分の1以下の範囲において条例で定める割合を乗じて得た額としています。本市の改正内容では、割合をゼロとしました。その理由について伺います。 ◎小関 税制課長 特例割合についてでございますが、本件特例措置の主眼は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、新規に生産性向上に資する設備投資を行う事業者を支援することにございます。本市におきましては、生産性向上特別措置法に基づきまして導入促進基本計画を策定してございまして、当該計画では、市内中小企業者IT活用設備投資の促進を通じ、生産性を向上させることにより、国内外への競争力を強化し、人手不足等の諸課題に対応した事業基盤を構築するとともに、持続的発展を促すこととしております。こうしたことから、今般の特例措置の拡充に際しましても、既存の特例措置と同様に特例割合をゼロとすることで、国における制度改正を最大限に活用し、市内中小企業設備投資を促進し、市内の雇用促進産業振興を図るものでございます。 ◆後藤真左美 委員 分かりました。では、ゼロにすることによって見込まれる減収額と、財源について伺います。 ◎小関 税制課長 本件特例措置による税収への影響についてでございますが、特例措置の適用は中小企業における設備の導入状況によることとなるため、予測が難しいところではございますが、総務省が行った全国的な影響見込みから試算いたしますと、本市では平年度で2,000万円の減収となるものと見込んでおります。また、今回の特例措置による減収分につきましては、全額国費にて補填されることとなっております。 ◆後藤真左美 委員 ありがとうございます。支援につながると思います。私も地元の町工場の社長さんから、親会社の仕事がコロナの影響で当分中止になったと。税金を払うのが大変だとの相談がありまして、税金の猶与や国保の減免手続などで役所への同行、サポートを行ったところです。今回のこの改正も、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業への支援としての特例措置ということでありますけれども、コロナ禍で本当に中小企業の皆さん大変な思いをされていると思うんですが、そのほかに税制面で支援がありましたら、御紹介いただけますでしょうか。 ◎小関 税制課長 税制面での支援策についてでございますが、今般のコロナ禍を受けた緊急経済対策における税制上の措置といたしまして、地方税法が改正されており、今回、提出しております条例改正も、この改正を受けたものでございます。中小企業の方に御利用いただける今回の条例改正以外の措置といたしましては、まず徴収猶予制度の特例といたしまして、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が一定程度減少した方に対し、担保の提供を必要とせず、また延滞金がかかることなく1年間の猶与をする措置がございますほか、固定資産税都市計画税軽減措置といたしまして、事業収入の減少に応じて、事業用家屋及び償却資産に係る課税標準を、令和3年度に限りまして2分の1またはゼロとする措置が講じられるところでございます。  なお、これらの特例措置の広報に関しましては、本市ホームページ税務広報ポスターなどにおいて広報を行っているほか、徴収猶予特例措置につきましては、市内の金融機関等に約1万枚のリーフレットを配布したところでございます。また、固定資産税等軽減措置につきましては、償却資産の手引において御案内のページを増設いたしまして、前年に課税のあった全納税者へ、本年12月に送付することとしております。 ◆後藤真左美 委員 ありがとうございました。周知を引き続き徹底していただくことと、それからあと、窓口での手続もスムーズに行くように、ぜひ伝えていただくようによろしくお願いいたします。 ○河野ゆかり 委員長 ほかに質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいですか。                 ( 異議なし ) ○河野ゆかり 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第106号 川崎市市税条例等の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○河野ゆかり 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致を持って原案のとおり可決すべきものと決しました。         ───────────────────────── ○河野ゆかり 委員長 次に、「議案第125号 令和2年度川崎一般会計補正予算」を議題といたします。  理事者の方から、特に補足説明等はございますでしょうか。 ◎三富 財政局長 特にございません。よろしくお願いいたします。 ○河野ゆかり 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、併せてお願いいたします。 ◆宗田裕之 委員 今回の補正ですけれども、かなり分量も多くて、それから財源もかなり多様なんですが、特にコロナ禍で、財源としては地方創生臨時交付金がかなりを占めています。まず、今回の臨時交付金の総額をお聞きします。 ◎林 財政課担当課長 今回御審議いただいております9月補正その2でございますが、コロナ対応に係る補正の規模といたしましては、53億円余でございまして、委員から御質問のございました地方創生臨時交付金ですけれども、今回は35億円余を充当させていただいております。 ◆宗田裕之 委員 35億6,800万――約36億円ですね。その中で、今回、臨時交付金を使って、主にどのようなものに使われているのか、使い道を教えてください。主なものでいいです。 ◎林 財政課担当課長 今回コロナ対応で、地方創生臨時交付金の活用先でございますが、1億円以上のものを申し上げますと、感染源対策事業費に3億円、信用保証等促進支援事業費に2億円、常備消防費に1億円、デジタル化等情報化推進事業費に6億円、GIGAスクール構想端末整備事業費に15億円、主なもので申し上げますと、以上のとおりでございます。 ◆宗田裕之 委員 今言ったように、GIGAスクールに約17億円ですね、合わせて。それから、情報化推進事業費に6.6億円、さらに細かく見ていくと、新型コロナとはほとんど関係のないような水素戦略とか、脱炭素とか、エコフィルター地球環境費にも使われていると思いますけれども、この額はざっと分かりますか。 ◎林 財政課担当課長 今回、国が未来に向けて頑張れという話がございましたので、その国の流れを受けて、本市でもデジタル化で24億円、環境、脱炭素で3億円ほど補正をさせていただいているところでございます。 ◆宗田裕之 委員 大体地球環境対策ということで、水素戦略と、脱炭素、エコフィルターで1億円以上ですか。今回の36億円の臨時交付金のうち、約25億円ぐらいはGIGA情報化、それから地球環境などに使っていると思います。私、今回これを、本来は臨時交付金というのは、新型コロナウイルス感染症対応のために臨時に増額されたのが主だと、何でも使えるということですけれども、やはり主には新型コロナ感染防止対策のために使うというふうに私たちなんかは理解しているんですけれども、GIGAとか情報化とか、それから地球環境は、本来は別の財源から出す予定だったんじゃないでしょうか。 ◎林 財政課担当課長 国から感染防止対策企業継続への対応のみならず、新しい生活様式にも積極的に取り組めという話がございましたことから、今回、デジタル化、脱炭素化などの未来に向けた施策についても総合的に取り組んだところでございます。  今回、例えばGIGAですけれども、国が当初考えているよりは前倒しで事業を推進していくというのが、今回のコロナ禍を受けて加速したというところでございます。 ◆宗田裕之 委員 私もこの辺は、臨時交付金優先順位としてこれがいいのかどうか、やっぱり問われていると思うんです。例えば5月補正で、本来臨時交付金が42億円来るはずだった。そのうち30億円は、川崎じもと応援券に使っています。私たちは今すぐに必要な中小企業にということで、給付金をということで言っていたわけだけれども、本当にそういう意味では、使い方がどうもという感じなんですね。非常にそこら辺は、独自で本来やるべきもの、これはこれでちゃんと独自に予算を組むべきだと思うんです。  それから、今回のコロナ関連予算臨時交付金とかをのけて、融資関係ものけて、今回の独自での予算というのは、今回の補正は幾ら出しているんでしょうか。 ◎林 財政課担当課長 コロナでいくと、信用保証等促進支援事業費の増額分に約1億6,000万円を活用しております。財政調整基金全体でいきますと、1億9,700万円ということでございます。 ◆宗田裕之 委員 信用保証に1.6億円、大体2億円ぐらい。本来、私は非常に今、例えば医療機関なんかは莫大な赤字を抱えて、本当に倒産寸前とか、中小企業持続化給付金も完全に使い切って、今かなり倒産、廃業が増えています。こういうところに給付金とか、PCR検査の拡充とか、待ったなしのいろんな項目があるのに、特にこういうの独自の予算がたった2億円であると。それから、臨時交付金をこういう使い道をしていくと、私はちょっとその辺は疑問なんです。本当に今回はきちんと独自予算独自予算として、早急にやるべきところは支出するということを改めて求めておきたいと思います。  それと、今までのコロナ関連支出額というのは、昨年度決算から、5月補正、6月補正、そして9月補正、これはどれぐらい独自支出でやっているのか、ちょっと伺います。 ◎林 財政課担当課長 コロナ対応に係る補正予算の規模ですけれども、委員御指摘のとおり、5月補正から一般会計は始まっているんですが、補正予算ベースで申し上げますと1,926億円で、うち地方創生臨時交付金がおよそ89億円。いわゆる一般財源は31億円といった財源内訳でございます。 ◆宗田裕之 委員 そちらが作ってきてくれた資料で、独自予算で見ると、令和元年度決算で1億円、5月補正はゼロです。それから、6月補正のその1が21億円、その2が3.5億円。そして、6月補正のその3が7億円で、6月までに32億円。それと、9月補正で1.6億円で、32億円。それで、結局、小規模事業者給付金は20億円と積んでいて、1億円しか使われなかったので19億円を引くと、大体16億円ぐらいなんです。独自予算は。あまりにも少な過ぎる。ほかの都市は大体数十億円つぎ込んでいますよ。例えば北九州なんかは5月時点で、5月の補正時点独自予算に90億円つぎ込んで、医療機関中小企業給付金を出したんです。そういうレベルなのに、川崎はやっぱり遅いし、独自予算が少な過ぎますよ。  そういう意味では、本当に今回いろいろの問題点はあるんですけれども、きちっとその辺は、これから台風と、それからコロナに関しては、きっちり独自予算も含めて、国や県待ちにしないで出すことを要望いたします。以上です。 ◆押本吉司 委員 ちょっと各論の部分で、商業振興事業費に関して伺いたいと思います。商店街団体を代表とした3密を避けたイベント関係を行う費用ということなんですけれども、積算根拠、特に団体数がどの程度になっているのかお聞かせください。 ◎林 財政課担当課長 御質問のありました商業振興事業費ですが、予算規模は2,900万円でございます。商店街イベント支援といたしましては2,700万円余を案として提出させていただいておりまして、ほかの商店街波及効果が大きいこと、そういった効果が期待されるものについて、めり張りを持って支援をしていこうというふうに立てつけているところでございまして、A評価として上限300万が1件、B評価、100万円が20件、C評価が50万円で4件。これが具体の支援の内訳です。その他、コンサル等専門家派遣等で200万円余。このこととは別に、商店街情報発信力強化ということで、地元の事業者さんがトータルでどういった支援策があるか分かりにくいという御指摘がありましたので、商店街連合会ホームページを増強して、そういった情報提供にも努めてまいりたいと考えておりまして、このことで250万円ほど補正予算案を提出させていただいたところでございます。 ◆押本吉司 委員 今のお話ですと、イベントに関しましては全体でそれぞれ金額はあるけれども、25件と。コンサルだと情報発信のところでということだと思うんですけれども、どこまでが商店街団体ということにするのかということもあるかもしれないんですが、商連関連団体は大体90ぐらいかなと。街路灯への助成をしている、市民文化局のほうですが、これが大体140団体ぐらいあって、こういったものにも含まれていない商店街の団体もあるのかなと思っていまして、今回こういった事業に対して手を挙げられる団体というのは、まだ体力的にも、人材的にも余力のあるというか、まだ生き残るすべがある団体なのかなと思っています。  本来であれば、本当に厳しいというのは、こういう事業にももう手を挙げられないような団体というのが、このコロナの状況で厳しい状況になっていると。特に加盟店舗が減少していたり、会費徴収が難しかったりだとか、そういった声をすごく伺ったりするところがありまして、運営が厳しい状況ですという認識をいただいた中で、今回は地方創生臨時交付金を使った時限的な取組だと思いますけれども、全体の今までの予算規模でいくと、今、運営費補助というのが漸減傾向で、減っている状況もあるので、ぜひとも来年度予算も含めて、あらゆる機会を通じて、こういう団体にも運営費の補助であったり、例えばこの間、決算審査で私がやったような街路灯への助成なんかも補助率を上げるとか、様々やり方があると思うんです。そういった形でしっかり商店街のほうに、体力的にも少しでもバックアップができるような取組をぜひとも今後検討していただいて、取り組んでもらいたいと思いますので、そこは要望させていただいて、終わりたいと思います。よろしくお願いします。 ◆雨笠裕治 委員 ちょっと分からないので教えてもらいたいんですけれども、県の交付金のところで、子ども子育て支援交付金の1,400万円余が出ているんですが、3分の1の補助率がつくんですよね。歳出になると、子育て支援事業費を見ると、県の支出金が2,350万円出ているんですが、これはどういう見方をすればいいんでしょうか。歳入で県からの交付金として1,400万円なんだけれども、歳出にくると、県支出金として2,350万円となっている。この県の支出金の残り900万円ぐらいはどこから出てきているのかな。そういう見方じゃないのかな。 ◎林 財政課担当課長 お答えになっているか分からないんですけれども、県支出金は、今回財源としては1億8,700万円計上しております。子ども子育て支援交付金ということで1,432万8,000円。こちらは……。 ◆雨笠裕治 委員 言い方が悪かったけれども、それが補正額財源内訳になると、ちょっと額が増えているので、2,350万円に県の支出がなっているので、交付金プラス900万円プラスが上乗せをして県の支出金になっていないとおかしいんだけれども、その900はどこから来ているの。歳入で、交付金としては1,400万円計上されているんだけれども、それが歳出になると、こども未来費子育て支援事業費の4,700万円の補正の財源内訳が、国庫支出金が2,350万円で、県支出金が2,350万円。 ◎林 財政課担当課長 1億3,482万8,000円。 ◆雨笠裕治 委員 1億3,000万円だ。そうすると、合っているのか。 ◎林 財政課担当課長 はい。 ◆雨笠裕治 委員 子ども子育て支援交付金は1,432万8,000円じゃないの。 ◎林 財政課担当課長 1,432万8,000円ですね。 ◎谷村 財政課長 歳入17ページのところを御覧いただきますと、こども未来費県補助金のところを、子ども子育て支援交付金の1,432万8,000円。それから、その下に、神奈川県新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金というのがございますけれども、この1億2,050万円のうちの差引きの900万円ぐらいだと思われますけれども、これが全部、このうちの900万円が、先ほど雨笠委員のおっしゃられたところに充当されますので、それでそのような形になってございます。 ◆雨笠裕治 委員 分かりました。 ○河野ゆかり 委員長 ほかに質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○河野ゆかり 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第125号 令和2年度川崎一般会計補正予算」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○河野ゆかり 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで理事者の方の交代をお願いいたします。                 ( 理事者交代 )         ───────────────────────── ○河野ゆかり 委員長 次に、総務企画局関係の議案の審査として、「議案第105号 川崎職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  なお、関係理事者として、こども未来局から、笹島児童家庭支援虐待対策室担当課長が出席しておりますので、よろしくお願いいたします。  理事者の方から、特に補足説明等はございますでしょうか。 ◎大澤 総務企画局長 特にございませんので、よろしくお願いいたします。 ○河野ゆかり 委員長 それでは、それでは質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、併せてお願いいたします。 ◆小堀祥子 委員 川崎職員の特殊勤務手当を、350円を1,000円に改めるということなんですけれども、金額の根拠を伺います。 ◎北川 労務課長 350円から1,000円に引き上げるその根拠でございますが、今回国のほうから児童虐待対策に係る処遇改善ということで示されました金額が、月額の2万円というものが示されました関係で、我々としてはそれを参考にしながら、月額2万円を平均の勤務日数の20日で割りまして、結果、日額の1,000円ということで積算したものになります。 ◆小堀祥子 委員 ほかの政令市や県内の自治体の対応を伺います。 ◎北川 労務課長 ほかの政令市などの対応についての御質問でございますが、現在、既に改正しております都市、札幌、仙台千葉、神戸、熊本については、日額1,000円で伺っております。また、相模原でも日額1,000円で検討、この9月議会の中で改正していく予定ということを伺っております。  また、県内でございますが、横浜、神奈川、また児童相談所の設置があります横須賀については、現在対応を検討中ということでございます。 ◆小堀祥子 委員 350円から1,000円に改められたことや、県内ではほかの自治体に先駆け実施することは前進と思います。しかし、最低賃金、神奈川県でも1,012円になっているときに、1日の1,000円の手当というのはちょっとどうなのかなと思う部分もあるので、職員の特殊勤務手当のさらなる拡充を求めます。以上です。 ○河野ゆかり 委員長 ほかに質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○河野ゆかり 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第105号 川崎職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○河野ゆかり 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。         ───────────────────────── ○河野ゆかり 委員長 次に、「議案第115号 川崎情報公開個人情報保護審査会委員の選任について」を議題といたします。  理事者の方から特に補足説明等はございますでしょうか。
    ◎大澤 総務企画局長 特にございませんので、よろしくお願いいたします。 ○河野ゆかり 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、併せてお願いいたします。                  ( なし ) ○河野ゆかり 委員長 特に質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○河野ゆかり 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第115号 川崎情報公開個人情報保護審査会委員の選任について」は同意することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○河野ゆかり 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって同意すべきものと決しました。  ここで理事者の方の一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○河野ゆかり 委員長 続きまして、所管事務の調査として、総務企画局から「令和2年度川崎総合防災訓練について」の報告を受けます。  なお、関係理事者として、中原区役所から、松山危機管理担当課長が出席しておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎高橋 危機管理監 それでは、「令和2年度川崎総合防災訓練について」御報告させていただきます。  詳細につきましては、危機管理室担当課長の笹倉から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎笹倉 危機管理室担当課長 初めに、初めに、資料の確認をさせていただきますので、タブレット端末機の3(1)、令和2年度川崎総合防災訓練についてのファイルを御覧ください。資料1が令和2年度川崎総合防災訓練(第41回九都県合同防災訓練)概要、資料2が訓練会場(全体)、資料3が訓練項目一覧でございます。また、参考資料1として、令和2年度川崎防災訓練実施計画、参考資料2として、各区総合防災訓練の日程一覧、参考資料3として、令和元年度及び令和2年度実施の訓練写真を添付しております。  それでは、2ページ目の資料1を御覧ください。初めに、1、目的についてでございますが、川崎直下型地震等の地震災害や大型台風による風水害の発生に備え、自助、共助、公助の理念に基づき、自主防災組織、及び関係行政機関等が迅速な初動活動と災害応急対策を確認するとともに、地域防災力の強化を図ることを目的としております。特に今回は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、集客性を伴う訓練や啓発関係等については実施しないこととし、令和元年東日本台風の教訓を踏まえ、複合災害を見据えた指定緊急避難場所の開設・運営訓練のほか、発災時における防災関係機関の連携強化を目的とした応急対策訓練を実施するなど、コロナ禍においても、より実践的な総合防災訓練を目指します。  次に、2、実施日時についてでございますが、11月8日日曜日の午前9時から12時までの間で実施いたしますが、避難所開設訓練につきましては、8時30分から開始いたします。  次に、3、訓練想定の(1)地震災害につきましては、訓練当日の午前6時に川崎直下を震源とする強い地震が発生し、震度7を記録したという想定で実施いたします。また、(2)風水害につきましては、地震災害の想定とは別に、総合防災訓練の機会を捉え、中原区が主体となって、コロナ禍における台風接近に備えた訓練を実施いたします。  続きまして、4、訓練の特徴の(1)防災関係機関相互の連携強化と実践的な災害時応急対策訓練でございます。人命に係る救出救助訓練について、発災初動期を想定し、防災関係機関である警察、消防、自衛隊が相互に連携したブラインド型訓練を実施いたします。次に、(2)救援物資輸送・受入訓練でございます。災害時における物資の集積拠点として等々力球場が指定されておりますが、新球場完成の機会を捉え、救援物資輸送・受入れ訓練を実施いたします。次に、(3)複合災害を見据えた指定緊急避難場所の開設・運営訓練でございますが、令和元年東日本台風の経験を踏まえた課題や新型コロナウイルス感染症の蔓延を鑑み、指定緊急避難場所の開設・運営訓練を行い、中原区災害対策本部との情報伝達や地域の方との連携を図る訓練を実施いたします。  最後に、(4)情報受伝達訓練でございます。及び中原区の災害対策本部と、避難所など各会場との情報受伝達訓練を実施いたします。  続きまして、3ページ目をお開きください。5、訓練会場についてでございますが、位置関係について御説明いたしますので、次の4ページ目の資料2、訓練会場(全体)を御覧ください。今回は、主に3つの会場がございますが、各会場を星印で図示しております。  まず、全体図の左上を御覧ください。緑色の星印、1−Aが宮内中学校でございまして、ここで指定緊急避難場所の開設・運営訓練を実施いたします。次に、その右横の赤色の星印、1−Bが等々力球場でございまして、ここで救援物資輸送訓練を実施いたします。最後に、全体図の右下を御覧ください。黄色の星印の2がFUSOグリーンガーデンでございまして、ここで災害時応急対策訓練を行います。  恐れ入りますが、3ページ目にお戻りください。6、訓練参加予定機関数と人数でございますが、訓練当日は、16機関、約200名の参加者を見込んでおります。また、訓練項目と参加機関につきましては、5ページ目の資料3、訓練項目一覧に記載しておりまして、各会場ごとに一覧にしておりますので、後ほど御確認していただければと存じます。  7、令和2年度九都県合同防災訓練(幹事都市会場)についてでございますが、御参考までに、本市の総合防災訓練と連動はしておりませんが、11月1日の日曜日午前10時から、今年度の幹事都市であります埼玉県が川口と共催で実施いたします。  続きまして、6ページ目をお開きください。ここからは参考資料を3つ添付させていただいております。  まず、参考資料1でございますが、令和2年度川崎防災訓練実施計画でございまして、年度初めに総合防災訓練を含めました防災訓練について、実施方針などを定めたものでございます。  次に、9ページ目をお開きください。参考資料2、令和2年度各区総合防災訓練の日程一覧でございます。9月末日現在の情報でございます。例年は区における総合防災訓練につきましては、年2回実施されているところですが、コロナの影響により中止としたところや調整中としているところがございます。  次に、10ページから11ページにかけまして、参考資料3といたしまして、昨年度、幸区で実施された総合防災訓練や、今年度に中野島小学校で実施した訓練の写真をそれぞれ添付しておりますので、後ほど御確認いただければと存じます。  最後に、市議会議員の皆様への令和2年度川崎総合防災訓練への御案内につきましては、後日、改めて御通知申し上げる予定でございます。  資料の説明につきましては以上でございます。 ○河野ゆかり 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。 ◆上原正裕 委員 昨年、市議会議員になったばかりのときに、亡くなられた鏑木先生と一緒に、この幸区の総合防災訓練にも出席させていただいたことを昨日のように思い出すわけなんですが、それを踏まえて、その後、1週間後ぐらいでしたか、大きな台風が2回続きまして、それを踏まえて内容が大きく刷新されるのかなと思ったら、どうにも同じように見えてしまっているんですけれども、それを払拭していただきたく御答弁いただきたいのですが、まず、訓練の特徴の中で、防災関係機関というのは警察、消防、自衛隊というのがあるんですけれども、5ページの訓練項目一覧を拝見すると、具体的には、陸上自衛隊が運び込みをやったりするというようにも見えるんですけれども、内容はそれで合っていますでしょうか。ほかに追加的にやるものとかはないんでしょうか。 ◎笹倉 危機管理室担当課長 警察、消防、自衛隊につきましては、それぞれ訓練を実施して、それを見ていただくということが主だと思うんですけれども、今年はこういう機会でもございますので、新たな試みといたしまして、1つの災害、土砂災害を想定しているんですけれども、それに対して消防が来て、警察が来て、自衛隊が来る、そういう1つの災害に対して3者で連携を強化するという訓練内容の実施を予定しております。 ◆上原正裕 委員 今、3者がそろうのを5ページで拝見していると、FUSOグリーンガーデンのみなんですけれども、FUSOグリーンガーデンで土砂災害が起こるというのは、ごめんなさい、想像があまりつかないんですけれども。 ◎笹倉 危機管理室担当課長 今回FUSOグリーンガーデンを選定しましたのは、もともと等々力緑地の催し物広場で訓練を実施する予定であったんですけれども、やはり日曜日ということで、訓練見学者の方が結構見えて密になってしまう可能性があるということで、よりコンパクトな会場として、FUSOグリーンガーデンを設定させていただきました。その中で、FUSOグリーンガーデンの中で、土砂災害を再現する形で実施をするということをやらせていただきます。 ◆上原正裕 委員 分かりました。シミュレーションを行うという認識だと思います。  次に、総合の定義がいつも疑問なんですけれども、これは川崎総合防災訓練ですね。だけれども、持ち回りで会場が選定されて、各単一の連絡系統、川崎、いわゆる本体と関係機関との連携を図るということでやられていると思うんですけれども、去年、複数の区でまたがって災害が起こったばかりのこの川崎で、またこの方式でやらなければいけない理由はなんだったんでしょう。というよりも、具体的には多摩区でもなぜやらないのか。  訓練の意義は2つあると思うんです。実際問題訓練をして備えるということと、あと、備えることで安心感が生まれるということではないですか。なので、被災地域に対してフォローというか、てこ入れが必要じゃないかと思うんですが、ちょっと考えを伺いませんでしょうか。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 今回中原区を対象としたのは、順番で中原区になったものでございまして、本当は区で連携した訓練も非常に大事だと、委員が言われるのはそのとおりだと思いますが、順番でやったところでございます。ほかのところにつきましては、ほかで避難所開設訓練とかはやっているところでございます。 ◆上原正裕 委員 私自身も避難所運営会議に委員長として入っていますので、その仕組みのことはよく存じ上げているつもりなんですけれども、総合防災訓練というからには誰を鍛えたいのかというのが大事なことかなと思いまして、避難所開設と区との連携ということについては区で担当する。これはいいと思います。だけれども、今本当に大事なことは、危機管理室の皆さんが各区に対してどういう采配をするかという訓練をしなければいけないのに、単区に対して指示を出すことだけをシミュレーションしていては、結局、川崎を総合的に守るということからは論点がずれていませんかということです。なので、輪番でやっていらっしゃるというのは、そういう慣習もよろしいかと思うんですが、少なくとも災害が起こった翌年ぐらいは、少し工夫しましたというところがないと、市民に真心が伝わらない、少なくとも多摩区の人たちは、何でうちでやらないのときっと思うと思います。  常々、連絡が必要だとずっと申し上げているんですけれども、今回、いわゆる防災協定というのは全く、いわゆる市民団体、企業であったりとかの御参加はされていないという認識でよろしいですか。 ◎笹倉 危機管理室担当課長 委員のおっしゃるとおり、今回は一般の市民の方や企業の方につきましては、参加については見送りとさせていただきました。 ◆上原正裕 委員 防災協定を結んでいらっしゃる企業さんは、一般の方じゃないんですよね。そこの認識は違いませんか。いわゆる災害時に協力するという団体であったり、個人であったりという人と、一般の人というのは一緒なんですか。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 やはり一般の方と行政が関係している関係機関の方はちょっと違いますが、今回はコロナ禍を踏まえまして、何らかの縮小をしてやったというのが現実でございます。 ◆上原正裕 委員 なるべく縮小するという話はよく分かりますけれども、最低限必要なラインが甘いんじゃないかと思います。要は、災害時に最低限、市中の企業、団体様に御協力いただかなけばいけないという認識が弱いからそうなってしまうというふうに聞こえてしまうんですが、いかがでしょう。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 今、委員のおっしゃるとおりで、そこはございますが、今回は本当に原則市民の方は御遠慮いただいて、関係機関の中の本当に自衛隊、警察、消防だけを中心にして考えたところでございます。 ◆上原正裕 委員 今さら間に合う話かどうか分かりませんが、例えば物資の受入れの部分であったり、物を運ぶという話のときに、企業、団体さんに協力していただかないという手はないと思うんですね。自主防災組織は参加して協力団体は参加しないという、その線引きがちょっとよく分からないので、まだ間に合うのであれば、ぜひ御検討をというか、進めてもらいたいと思っております。  最後に、一番最後の参考資料3の令和2年度市内で実施された訓練(抜粋)というやつです。青いベストをつけていらっしゃる方がいらっしゃいますが、これは中野島小学校の避難所開設運営訓練ですね。これの振り返りというか、成果を教えていただけますか。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 多摩区で実施しまして、上原委員にも見ていただいて本当にありがとうございました。多摩区職員は、ほかの区と比べて避難所開設が多いことと、去年台風を経験したということで、職員が多く参加したことから開設準備はスムーズに実施できました。しかしながら、コロナ禍における避難所運営は初めてのことであって、掲示物や案内板などが効率的、効果的な箇所に掲示ができていなかった。また、コロナに対する知識が不十分なため、判断や指示出しに迷いを感じているというところがございまして、以前の避難所開設時より行う準備が増えたため、3号動員発令と避難準備情報発令までの時間を空ける必要性を感じたところでございます。 ◆上原正裕 委員 十分な人員がいたから開設はスムーズにいきましたという報告は、あまり望ましくない御報告だと思っていまして、当日はこれと同じことは絶対できないという状況での訓練だと思うんですね。それを模範的に市民の方々に見ていただくことを目的とされいるんではないんでしょうか。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 今回の訓練につきましては、1つの模範例をDVDでも撮りましてやりますが、しかしながら、今回、中原区につきましては、そのための訓練、11月8日を見据えて何回か訓練をやっていくということでございます。 ◆上原正裕 委員 話は中野島小学校でよろしいですか。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 中野島につきましては、やはり初めてでありましたので、いろいろ問題がございましたので、職員一人一人が受付の場合も判断できるような訓練をやっていかなくてはいけないと考えております。 ◆上原正裕 委員 もう一回申し上げると、あれだけの人数の職員さんが集まって避難所を開設されることは決してあり得ないということをまず前提に考えていただけないかなというのが1つあります。現実、避難所をやっていても、何人も来ていただいて、主な担当が校長先生を含めて3人ぐらい、地域に8人ぐらい住んでいらっしゃるという想定でやっていらっしゃると思うんですね。その方が全員集まってもあの人数には絶対ならないんです。なので、地域の方々が協力するというのは必須でしょう。  その上で、中野島で起こったことを私なりに解釈したのは、こういうふうに開設するんですよという模範例を、特に動員の多かった、市民動員の多かった中野島でやったんだなという解釈だったわけなんです。ところが今の話ですと、職員訓練の話だというところなんですね。それで、ある意味答えが出たんですが、ここに参加された方々からフィードバックはもらっていますか。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 説明不足は申し訳ありませんでした。去年の台風を踏まえまして、避難所支援要員、本庁から支援要員を各避難所でどれだけ必要かというのを算出していまして、区の職員と教職員、それと本庁から支援を出して、全部で7〜8名を洪水のときには要員を出す予定でございますので、それに近い状態でこの前は訓練を実施いたしました。 ◆上原正裕 委員 これはこの訓練の後の会合でもあったんですけれども、できれば市民動員をかけるときには、市民がちゃんと学習できたり、満足できたりすることをしっかり考えていただきたい。今の話ですと、職員シミュレーション、必要な人数はどれぐらい出すとかを算定するのに協力していただいたという格好になっているので、そうではなくて、ここで起こったことをもう少し広く捉え直していただいて、次からは、市民の皆さんを動員されるからには、いいお土産を持って帰らないと、仕事を休んだ人も何人かいたんです。彼らの労働に対する対価というのはただじゃないですから、ボランティアというのはそんなになめてかからないというか、気持ちでやっていらっしゃるということをしっかり捉えて、お土産を持って帰っていただけるように工夫していただけるように要望いたします。以上です。 ◆後藤真左美 委員 まず、このコロナ禍で訓練をやるというのは大変なことだと思うんですけれども、その一方で、上原委員もおっしゃったように、この訓練をやるというのは本当に重要な意味を持っていると思います。  それで、参考資料2の9ページのところで、今年の各区の日程が出ているんですけれども、こちらを見ますとそれぞれ訓練をして、開催状況が異なっているということで、宮前区は2回とも調整中、あと多摩区も調整中なんですけれども、この調整中というのはやることを前提の調整中なのでしょうか。 ◎笹倉 危機管理室担当課長 宮前区の場合は、まだ地元の方の意見を聞きながらということで、まだ流動的な部分があります。多摩区につきましては、今のところ開催する前提で調整に入っているというふうに伺っております。 ◆後藤真左美 委員 では、宮前区は今年2回とも中止になることが考えられるんですか。 ◎笹倉 危機管理室担当課長 その可能性もあるということです。 ◆後藤真左美 委員 それから、開催する場合なんですけれども、市民参加、企業参加というのはどういう感じで今年はやるような、各区の訓練の方法なんですけれども。各区ごとによって違うとは思いますけれども、全体の方針というのがあれば。 ◎飯塚 危機管理室長 基本的な判断は各区に任せております。ただ大枠としましては、イベント開催等を含めて川崎としての方針が出ておりますので、屋外でやる場合、体育館等を使った屋内でやる場合によってやはり基準も違いますし、守るべきものが大分違ってくるかなというところでございます。それを勘案して、あとは地域の方々まで入れてやるのか、やらないのかというのは判断されるべきというところでございます。 ◆後藤真左美 委員 それは各区ごとにということですね。 ◎飯塚 危機管理室長 そうですね。各区によってどういう形でやるか、何を目的とするかというのは、それぞれ判断はお任せしていますので、それによって、それに見合った形で開催されるものと考えておりますし、我々も当然バックアップなりをしていきますので、その際にはそういうチェックを、無謀な形にならないような部分は調整するというふうに考えておりますが、基本は企画立案等は各区にお任せしているというのが現状でございます。 ◆後藤真左美 委員 分かりました。ありがとうございました。 ◆橋本勝 委員 この麻生区の第1回目、もうちょっとで来る、11月1日。宿泊を実施するというのは、なんですか。旧白山中学校は多分今使っていない学校だから、校庭が空いていたり、体育館が空いていたりということがあると思うんですけれども、例えば我々、川崎としては否定的なんですけれども、この間もちょっと質問で取り上げた車中泊みたいなことも避難であるじゃないですか。ああいうことも入るんですか。否定的だから入らないのかな。麻生区のところ。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 ここにつきましては、体育館などを使って、そこにテント等をつくって、中で約20名ほどの方が宿泊をして、避難所の実体験をするところでございまして、車中泊については含まれてございません。 ◆橋本勝 委員 そうすると、今のコロナの関係でいうと、体育館の広さ、面積に対して、1人当たりの避難者がどれだけの面積が必要だというのは出ていますよね。そういった形での全体を使ってやると、それが20名ぐらいなんですか。そんなことでしょうか。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 そこまでは計算していませんが、希望者を募ってやっているところでございます。 ◆橋本勝 委員 一応、避難された人には、いわゆる体験をした人には、今のコロナ禍の間だと、1人の避難面積はこれだけということの上で体験してもらうという感じになるわけですか。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 それはもちろんそのとおり、委員のおっしゃるとおり、それをしっかり踏まえて、しっかり経験して、それを体験してもらうということになります。 ◆橋本勝 委員 分かりました。 ◆沼沢和明 委員 今のページなんですけれども、麻生区の第2回目が2月13日で、幸区でも2月13日なんですけれども、曜日が違うので訂正してください。よろしくお願いします。 ◎佐藤 危機管理室担当部長 大変申し訳ございませんでした。訂正させていただきます。 ◆平山浩二 委員 ちょっと直接的ではないのかもしれませんが、緊急経済対策等で各学校にサーマルカメラを設置するということが示されていて、まだ設置に至っていないかもしれないんですけれども、いわゆるこういう避難訓練にも活用できるような、そんな可能性もあったので、本当にそういったことも間に合うのであれば、今後予定されている防災訓練の中でしっかり生かしていただきたいなという要望が1点です。  それで、防災訓練に対する川崎と各区の関係ということをよくよく思いますと、当然地域特性とかいろんな事情もあって、自主性を重んじるというのは当然分かるんですけれども、やっぱり昨年の台風被害も踏まえて、各区でばらつきがあったという共通認識があると思うんです。だから、冒頭、上原委員がおっしゃったような、が主体になってそういった温度差が生じないように、レベル差が生じないように、どこかでしっかり手を打っていかないと、いざというときに、やはりこうなってしまったということが起こらないとは限らないということが現状はあるんじゃないかとすごく感じたところです。そういう意味でも、抜本的に本当にこのままでいいのかということについては、しっかり議論していただきたいと思いますし、またいろんな協議もさせていただければと思っていますので、こちらも要望ということでございます。よろしくお願いします。 ◆押本吉司 委員 訓練の中身じゃなくて大変失礼なんですが、以前も中原区で防災訓練が行われたときに、その日はたしか雨も降っていて、前日も雨が降っていたと思うんですけれども、補助競技場多目的広場を使ったときに、陸上自衛隊の車がかなりわだちをつくってしまって、中原区のほうに言って対応いただいたという事案があって、今回は等々力球場かFUSOグリーンガーデンだと思うんですけれども、グリーンガーデンのほうもかなり水はけも悪くて、芝の生えもかなり悪い状況の中で、地域の憩いの場にもなっていますし、また地代ももらって運営している部分もありますので、ぜひ原状復帰だけはしっかりやってほしいと思っています。どうぞよろしくお願いします。 ○河野ゆかり 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「令和2年度川崎総合防災訓練について」の報告を終わります。  ここで理事者の方の退室をお願いいたします。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○河野ゆかり 委員長 1時間経過しましたので、併せて5分程度の換気休憩を取りたいと思います。                午前11時01分休憩                午前11時06分再開 ○河野ゆかり 委員長 それでは総務委員会を再開いたします。  次に、総務企画局関係の陳情の審査として、「陳情第49号 委員会での陳情者の発言機会を求める陳情」を議題といたします。  それではまず、事務局から陳情文について朗読をお願いいたします。 ◎五十嵐 書記 (陳情第49号を朗読)  朗読は以上でございます。引き続きまして、本陳情に示されております陳情第26号に関する過去の審査経過について御報告させていただきます。  タブレット端末の資料、お戻りいただきまして、2(1)陳情第49号(資料1)を開き、ページを1枚おめくりください。陳情第26号の本文でございます。  陳情第26号については大きく2つの趣旨がございまして、1つ目として、5年以上の長期期間の指定管理を改め、2年から3年の短期間にし、1度選定された事業者は続けて応募できないように改めてほしいとの趣旨、2つ目として、公的な施設については、下請、孫請という二重構造の契約関係を禁止してほしいとの趣旨でございましたが、令和2年2月13日の総務委員会において、賛成者なく不採択の取扱いとなってございます。  なお、当日の理事者の説明内容及び質疑並びに各会派の態度表明の内容につきましては、この資料の4枚目以降に同日の総務委員会記録をつけさせていただいておりますので、御確認いただきたいと存じます。  次に、陳情第49号の要旨に関係いたします常任委員会における陳情者の発言に係ります直近の検討経過を申し上げたいと存じます。資料、お戻りいただきまして、2(1)陳情第49号(資料2)をお開きいただきたいと存じます。  本市議会に平成30年度まで設置されておりました議会改革検討委員会におきまして、平成29年4月から請願、陳情の意見陳述の機会の付与というテーマで議論がなされており、平成30年2月14日の同検討委員会におきまして、その年間の検討結果といたしまして、議会改革検討委員会第10回報告書としてまとめられてございます。  1ページおめくりいただきまして表紙でございまして、もう1ページおめくりいただきまして、上段、1、検討結果を御確認いただきたいと存じます。こちらに記載のとおり、各委員から賛成の意見、慎重な意見があり、検討委員会として意見の一致に至らなかったため、各委員の意見をもって検討委員会の報告に代えるとされており、結果として、現在請願、陳情の意見陳述の機会の付与を実施するに市議会として至っていないところでございます。また、同じページの下段、2(2)請願・陳情者による意見陳述の実施に慎重な意見の概要の項目の1つ目のポチに、既存の参考人制度等を活用することにより、現状でも十分に対応が可能であるため、あえて意見陳述という新たな制度を設ける必要はないとの意見があった旨も記載されてございます。  事務局からは以上でございます。
    河野ゆかり 委員長 朗読及び説明は以上のとおりです。ただいまの陳情第49号につきましては、既に各会派において事前に調査、研究され、陳情に対する考えをまとめられているかと思います。  審査に当たりましては、意見・要望も含め、各会派からそれぞれ取扱いについての御発言をお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○河野ゆかり 委員長 それでは、自民党さんから御発言をお願いいたします。 ◆橋本勝 委員 前期の4年間の間に議会改革検討委員会が設置されて、各会派からいろいろと項目を出してもらって、4年間をかけてその数10項目について協議させていただいて、資料にお示しいただいたとおり、報告書でまとめられて、これは議会運営委員会でも了承されていることでありますから、私どもは今回の陳情者の申出には賛同できません。不採択です。 ◆沼沢和明 委員 同じく、議会改革検討委員会のその前の段階でも、こんなお話がやはり検討委員会に出されて、参考人招致、様々な形が取れるということで意見陳述の機会の付与は行わないというふうに決められました。それを追随するように報告書では書いてありますので、このとおり意見陳述の機会は必要ないので、不採択ということでございます。 ◆押本吉司 委員 今、自民党、公明党さんからもありましたように、長期間にわたって議会改革改革検討委員会の中で一定のこういった結果が出ております。また、その中でも参考人制度といいまして、委員長、副委員長の裁量の中で、また各会派の賛同を得ながらそういった意見を聞く場も設けられているような現行制度でございますので、今回いただきました陳情につきましては、不採択ということでよろしいんじゃないかと思います。 ◆宗田裕之 委員 私たちは、委員会で陳情者が意見を述べる機会を設けるべきだということで、議会検討委員会の中では主張しましたけれども、結果としてはそういうルールはまだ意見が一致していないということがありまして、現状ではルール上はできないということです。私たちは、この陳情の意図を受け止めて趣旨採択でどうかと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○河野ゆかり 委員長 それぞれ御意見をいただきました。趣旨採択ということと、不採択ということで御意見をいただきましたので、その御意見を基に、採決に入らせていただきますがよろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○河野ゆかり 委員長 それでは採決に入ります。「陳情第49号 委員会での陳情者の発言機会を求める陳情」につきまして、趣旨採択することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 挙手少数 ) ○河野ゆかり 委員長 挙手少数です。よって、本件は賛成少数により不採択とすべきものと決しました。         ───────────────────────── ○河野ゆかり 委員長 次に、「閉会中の継続審査及び調査の申し出について」を議題といたします。資料に基づいて、事務局から説明をお願いします。 ◎五十嵐 書記 それでは、御説明させていただきますので、お手元の端末の4、閉会中の継続審査及び調査の申し出についてのファイルをお開きいただきたいと存じます。  本日、10月6日現在の総務委員会に付託されております陳情第49号ほか1件の陳情2件を記載してございますが、陳情第49号につきましては、本日の先ほどの委員会審査におきまして不採択と結論が出ましたので、これを除いていただきまして、陳情第51号のみ、計1件の継続審査及び所管事務の調査を、議長宛て申し出ることについてお諮りをいただきたいと存じます。  説明は以上でございます。 ○河野ゆかり 委員長 ただいまの説明のとおり、議長宛て申し出ることに御異議ございませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○河野ゆかり 委員長 それでは、そのように議長宛てに申出をさせていただきます。         ───────────────────────── ○河野ゆかり 委員長 次に、その他として、今後の委員会日程でございますが、改めて御相談をさせていただきたいと思います。なお、詳細については事務局から連絡をいたしますので、よろしくお願いいたします。         ───────────────────────── ○河野ゆかり 委員長 そのほか、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○河野ゆかり 委員長 それでは、以上で本日の総務委員会を閉会いたします。                午前11時18分閉会...