• 市民との合意形成なされていない(/)
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  1. 川崎市議会 2019-10-31
    令和 1年 10月総務委員会-10月31日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    令和 1年 10月総務委員会-10月31日-01号令和 1年 10月総務委員会 総務委員会記録 令和元年10月31日(木)  午前10時00分開会                午後 0時13分閉会 場所:601会議室 出席委員:野田雅之委員長、川島雅裕副委員長、嶋崎嘉夫、石田康博、各務雅彦、宗田裕之、      赤石博子、市古次郎、花輪孝一、田村伸一郎、堀添 健、鈴木朋子、月本琢也各委員 欠席委員:なし 出席説明員:(総務企画局)高橋危機管理監、橋本総務部長、飯塚危機管理室長、        八木危機管理室担当部長、柳下庶務課長、大村危機管理室担当課長、        伊藤危機管理室担当課長       (経済労働局)中川経済労働局長、草野担当理事・産業政策部長事務取扱、        中山産業振興部長赤坂都市農業振興センター所長、増田北部市場長、        櫻井庶務課長、対馬企画課長、小山企画課長、齋藤北部市場管理課担当課長、        池田北部市場業務課長 日 程 1 所管事務調査(報告)      (総務企画局)     (1)令和元年台風第19号へ対応について
         (経済労働局)     (2)台風による市内中小企業被害状況等について     (3)川崎市中央卸売市場業務条例及び川崎市地方卸売市場業務条例一部改正に伴うパブリックコメント実施結果について     2 その他                午前10時00分開会 ○野田雅之 委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。  お手元タブレット端末をごらんください。本日日程は総務委員会日程とおりです。  なお、日程を一部追加しおりますので、御了承願います。  初めに、総務企画局関係所管事務調査として、「令和元年台風第19号へ対応について」報告を受けます。  それでは、理事者方、よろしくお願いいたします。 ◎高橋 危機管理監 それでは、「令和元年台風第19号へ対応について」御報告させいただきます。  詳細につきましは、危機管理室担当課長大村から御説明させいただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎大村 危機管理室担当課長 それでは、「令和元年台風第19号へ対応について」御説明させいただきます。  タブレット端末機1(1)-1「令和元年台風第19号へ対応について」ファイルをお開きいただき、右下ページ番号、2ページ目資料をごらんください。  初めに、資料左上「1 市内降雨量等」でございます。台風第19号が通過した11日から13日まで市内最大総雨量は麻生区で338ミリ、最大時間雨量は宮前区で40ミリでございました。  次に、「2 警報等発表状況」でございますが、暴風警報が12日(土)6時23分、大雨警報(土砂災害、浸水害)洪水警報は7時5分、波浪警報、高潮警報は9時28分、土砂災害警戒情報が16時8分に発表さました。  次に、「3 本市対応状況」でございますが、台風上陸が予想さた2日前10日(木)9時から関係局室区による警戒体制をとり、12日(土)10時に災害警戒本部を設置、23時に災害対策本部を設置するとともに、災害救助法を適用いたしました。  次に、資料右上に参りまし、「4 避難勧告・避難指示」でございますが、12日(土)10時に土砂災害警戒区域及び洪水浸水想定区域に避難勧告を発令し、12時に川崎区内高潮に係る対象地域に避難勧告を発令、16時30分に高津区が平瀬川下流部に避難指示を発令、17時50分に高津区、多摩区内洪水浸水想定区域に避難指示(緊急)を発令、19時に川崎区、幸区、中原区内洪水浸水想定区域に避難指示(緊急)を発令しました。  なお、13日(日)6時に避難指示(緊急)及び避難勧告を解除いたしました。  避難勧告対象者数は、洪水浸水想定区域で44万6,618世帯、91万5,773人、土砂災害警戒区域で4万2,800世帯、9万3,627人、高潮に係る対象地域で2万3,180世帯、4万3,410人でございます。  次に、「5 被害概要」でございますが、人的被害は死者1名、中等症1名、軽症者6名、物的被害は浸水被害が、川崎区約50件、幸区3件、中原区約720件、高津区約560件、宮前区2件、多摩区約350件でございます。今後、罹災証明申請に基づく現地調査等を通じて、件数は増加しまいります。  土砂流出等土砂崩れが、高津区1件、宮前区3件、多摩区1件、麻生区2件で発生いたしました。  次ページをごらんください。  「6 浸水地域」でございますが、主な浸水地域として、川崎区は港町地区、中原区は上丸子山王町地区、下沼部地区、宮内1丁目地区、高津区は下野毛3丁目地区、諏訪2丁目地区、北見方2丁目地区、久地2丁目、二子1丁目、溝口6丁目地区、多摩区は菅稲田堤2丁目・3丁目地区、堰1丁目地区でございます。  次に、「7 被災者支援」でございますが、初めに、162カ所に開設いたしました避難所でございますが、最大で約3万3,000人方が避難されておりましたが、現在は、高津区くじ老人いこい家、1カ所で、5世帯9人方が避難されておらます。  次に、罹災証明でございますが、10月15日(火)から区役所で受付を開始いたしました罹災証明申請件数は、28日時点で2,151件でございます。また、浸水被害集中地区を対象に申請を待たずにプッシュ型ローラー方式により実施しおりました建物被害認定調査は2,407件実施し、10月20日に終了しおります。当日、不在だった方対応等につきましは、引き続き実施しているところでございます。現在、本庁職員応援も含め、体制を強化し、受付、相談、証明書発行等を実施しおります。  次に、ボランティア支援でございますが、15日に川崎市総合福祉センター内に災害ボランティアセンターを設置し、16日から受付を開始いたしまし、27日時点で687人方が、ボランティア活動に従事されております。  次に、被災住宅支援でございますが、全壊、大規模半壊または半壊被害を受けた住宅に対しまして、災害救助法に基づく応急修理を実施する予定で、24日から相談窓口を設置しおります。浸水等により住宅被害を受けた方には、一時的なお住まいとして、市営住宅等公的住宅76戸を無償で提供しおります。  また、住宅等を被災さた方ペットを救護するため、動物救援本部を設置し、川崎市獣医師会との協定により、会員動物病院で、原則2週間以内でペット一時預かりを行っおります。  なお、床上浸水被害に遭わた方を基本として、消毒液、マスク、ゴム手袋を町内会・自治会等を通じて配付しおります。  次に、中小企業皆様へ被災支援として、融資や経営に関する特別経営相談窓口を設置しおります。  次に、災害廃棄物でございますが、台風被害により発生した片づけごみにつきましは、各地域を所管する生活環境事業所に加え、民間団体及び横浜市支援をいただきながら、被災地域から順次収集し、収集した片づけごみは等々力緑地に開設した仮置場にて仮保管するなどにより、処理を進めているところでございます。また、土砂についても道路公園センターで回収しおります。  次に、その他支援でございますが、東京都からは、スコップ、土のう袋物資支援をいただきました。  また、川崎浴場組合連合会御厚意により、台風19号で自宅が被害を受け、お風呂が使用できない方を対象に、中原区、高津区、多摩区一部公衆浴場で無料入浴サービスを行っおります。  次に、「8 社会基盤・公共施設復旧状況」でございますが、初めに、河川から浸水につきましは、排水作業は完了しおります。なお、バーベキュー広場や運動施設などがある多摩川河川敷につきましは、土砂撤去等を進めているところでございますが、復旧見通しは立っていない状況でございます。  次に、道路でございますが、市内で発生しおりました車両通行どめにつきましは、現在、解除されております。  次に、ライフラインでございますが、ピーク時、市内で2万2,400件発生しおりました停電及び高津区で154件発生しおりましたガス供給停止も、現在は復旧しおります。  次に、公共施設でございますが、今回台風で被害を受けた市民ミュージアム等、復旧作業を続けている施設では、現在も閉館なっおりますが、その他公共施設では、開館しおります。  最後に、今回台風では、最悪ケースを考え、やれるべきことは全てやるという姿勢で準備し、対応しまいりました。地域では避難所運営や被災さた方へ支援など、あらゆる場面で、自主防災組織を初め、地域皆様や企業等御協力により、災害対応が行わました。  現在、本市当日対応について、市民の皆様から多数御意見をいただいおります。また、多く場所で浸水被害が起きたことや避難所収容人数や運営、公共交通機関計画運休に伴う職員参集へ影響など、課題も多岐にわたっおります。今後、全庁を挙げ、市対応を検証しまいります。  なお、別添ファイルで、参考資料1いたしまし、このたび台風により被害に遭わた方が、本市やさまざまな関係機関等から提供される各種支援メニューを有効に活用できるように作成しました「被災者支援メニュー」を添付しおりますので、参考資料2「台風第19号によって被災さた方へ」冊子あわせ後ほど御参照いただければ存じます。  「令和元年台風第19号へ対応について」説明は以上でございます。 ○野田雅之 委員長 説明は以上とおりです。ただいま説明について、質問等ございましたらお願いいたします。 ◆市古次郎 委員 御説明ありがとうございます。2点ほどお伺いしたいですけれども、資料2ページ物的被害ところで、中原区約720件なっているのですが、ある情報誌に、これにみやうちが含まれないということが書いあったですが、これは事実なでしょうか。どういった根拠で720件出したか、お伺いしたい思いました。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 主な浸水地域でございますけれども、現在、被害認定調査を行っているところで、詳細な調査は現在進められているところでございますが、主な浸水地域で初期段階で出させいただいたものにつきましては、広範囲で消防隊などが活動したエリアを指定しまし、その中世帯数、おおむね概数として出させいただいたものでございます。ですので、厳密にこの地区というようなものは出にくい数値ということで御理解いただければ思います。 ◆市古次郎 委員 みやうちも、中原区全体数値ということで理解しよろしいですか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 はい。 ◆市古次郎 委員 もう1点。3ページ中小企業支援災害廃棄物件なですが、伺っています、中小事業者さんが大きな機器が浸水ししまっ、動かなくなっ使えなくなっしまったというもので、なかなか人力だけでは外に運び出せないというを何件か聞いおりまし、例えば専門的な知識で取り外しですとか、フォークリフト等を使っ外に運び出すことがかなり必要だという声が上がっているのですが、こういった大きな機器に対して中小企業支援、災害廃棄物支援についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎大村 危機管理室担当課長 中小企業支援でございますが、このたび、激甚災害指定を受けたことに伴いまし、現在、所管である経済労働局で支援メニュー充実強化を検討していると伺っおりますので、この後報告中で、報告等がなされるかというふうに考えおります。 ◆市古次郎 委員 仕事ができなくなっしまっ、切実な声が聞こえおりますので、ぜひ手厚い御対応ほう、よろしくお願いいたします。以上です。 ◆嶋崎嘉夫 委員 御説明ありがとうございます。そこで、まず、確認したいですが、今回、避難所が開設さは、7つ区全てで開設さですか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 今回、避難勧告など発令した区分いたしましは、洪水、土砂災害、高潮各区分でございまし、7つ区全てに避難所を開設しおります。 ◆嶋崎嘉夫 委員 いただいた報告では、避難者、避難所162カ所、ピーク時で3万3,150人避難さたということなですが、これは一次避難所に避難さた方数だけですか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 開設した指定緊急避難場所、こちらに避難した人数でございます。 ◆嶋崎嘉夫 委員 御存じように、今回、避難指示を受け、緊急エリアメールとか、テレビ報道で、かなり避難を呼びかけた。それに伴っ、一斉に皆さん避難さですが、中には、一次避難所ではなしに、日ごろ病気を持っている人とか高齢者は二次避難所に直接避難をさたケースがいっぱいあるですが、この数はカウントに入っていないということですか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 最大3万3,150人中には含まれておりません。 ◆嶋崎嘉夫 委員 そうする、二次避難所は行政が把握しているわけだから、市内二次避難所ほうにどのぐらい避難をさかは、これは確認はされていらっしゃるですか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 現時点で正確な数字というは私どもは把握しございません。 ◆嶋崎嘉夫 委員 やっぱりそれも把握しいただかないとだめだよね。また、同時に、二次避難所、一次避難所ルールというがそもそもあっただけれども、これが今回は根底から崩れしまったわけです。最初から一次避難所に行っください言っていが、今申し上げたように二次避難所に行くケースがある。それから、雨、嵐中で、高齢者方とか、障害をお持ち方が歩い一次避難所には行けない。車で送っもらっも車は駐車できない。結局、そういう中で、避難をあきらめしまう例がいっぱいある。今後検証だ思うですが、やっぱりそうなっくる、二次避難所とのかかわり、そうした中でデータというものはちゃんとチェックしいただきたい思います。  それから、3番目なですが、川崎一次避難所は県施設等は入っていないわけでしょう。以前から議会でも、一斉に避難所に避難した場合、おさまり切らないですよねずっと指摘し、県立高校、そういったところも避難所指定に反映すべきではないかということを各会派みんな指摘しきた経過があるですよ。今回、川崎市中では、御存じように、一次避難所、小中学校はあふれしまっ、急遽、市がバスを手配し、市立中高一貫校、こちらほうに移動をお願いした経過もある。そうする、県ほうは県立高校等避難所とかそういった話し合いは、今回は対策本部設置等中で何かやりとりはあったですか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 今回に関しましては、県との調整は行っございません。 ◆嶋崎嘉夫 委員 これは早急に県立高校避難所として活用策についても決めいただきたい。今回、特に河川氾濫に伴った場合、御存じように、指定避難場所体育館はほとんど1階にあるので、収容できないのですね。だから、校舎2階から上、教室や廊下中にあふれ返っしまった。こういう事案というは、洪水ハザードマップがつくらた段階で把握をされていらっしゃったはずなので、そうなっくれば、行政区分をまたいだ中で活用についてどうあるべきかというは、もっと早い段階で示されなければいけなかっただろう。これはいつまでにというは決まっていて、結果を出しいただくは、来年台風シーズンまでにこれは方向性を決めもらわないと、また同じような規模台風が襲来しきた場合、同じこと繰り返しになっしまう可能性がある。二次避難所とのかかわりもそうです。思うですが、これは期限はいつまでにどのような形でというはお考えはあるわけですか。 ◎飯塚 危機管理室長 今御指摘点につきましては、我々も今回、検証は必ず行い、ケースを想定しながら、シミュレーションをかける必要はある思っています。一方で、地域要望で、県立高校、いざというときは貸しくれというようなところ、協定的な内部的な顔見える関係で既にやろうている地区もございますので、そういったものを含め改めて正規に県やりとりするというはお約束させいただきたい思っおります。  あとは、今度はそこを避難所として開設する以上、コントロールをどこがやるかというところも含め、地域方々にも御説明をしなければいけませんし、あふれそうになったとき代替なか、最初からそこに行かせるなった場合、考え方が若干違っくるということもございますので、その辺は区ですとか、県ですとか、その辺、学校とも直接という可能性もありますが、そういうを整理させいただい、その上で、特段、目的が定められていない県立学校については、早急に対処はできるかな思います。  一方で、地域防災計画に定められている他機関宿営地というような位置づけもございますので、その辺も整理させいただい、宿営に使うような大災害でなくても、いざというときに使うというような段階を踏むような、そういう柔軟性が必要だ思っおります。それも含め、ちゃんと検証した上で、関係機関は整えたい思います。期日という意味では、今議員がおっしゃったように、来年台風時期までにはやはり最低限、共通認識は県図っおかないと、次対処はできないと思っおりますので、その辺は取り組ませいただきたいというふうに思っています。 ◆嶋崎嘉夫 委員 これはぜひお願いしたいのと、それから、今まさにおっしゃった、一次避難所収容代替という可能性について協議されてい思うだけれども、機能していなかったというが如実に出ちゃったわけだよね。同じような物件としては例えば競馬場もそうですよ。前から何度も話をしている。競馬場についても、よみうりランドが所有しているといえども、川崎競馬組合までつくっ運営を行っている。同じような形で避難対応というを考えなければいけない。  それから、もう1点お伺いしたいは、今回、この事案をもとにした中で、例えば小中学校一次避難所で避難所運営会議があるですけれども、体育館鍵は地域人が持っていて、校舎鍵がなくて、校舎に入れなかったという事案がありましたか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 現在、私どもに入っている情報としては、現時点で伺っおりません。 ◆嶋崎嘉夫 委員 どうもそういう要望が地域から上がっきました。学校先生も確かに一次避難所に駆けつけた方もあれば、いらっしゃらないところもあっ、校舎鍵を持っていないと、あけ入れないということがあったんだよね。校舎鍵は誰が持っているのだというもあるので、そういったことも関係部局ほうもよく協議をしいただい、確認しいただい、対応をつくっいただかなければいけないだろう思います。  それから、今後対応について、今触れいただいた中で、いろいろな問題点、課題点が多岐にわたっているので、市対応をきちっと行いますということなですけれども、これは具体的にはいつまでに何をどのような形で意見聴取みたいなものを何か地域ごとに進めたりしいくですか。何か具体的な計画はあるですか。 ◎飯塚 危機管理室長 今、現段階では特段ロードマップはかけおりません。というのも、まだ災害対応中というところがございますので、もう少したってから、検証をどういうふうにまとめいくかというも含め検討しいかなけれいうところでございます。今回、地域方もかかわっいただいおりますし、そこ反応もお聞きしなければいけませんし、我々も、区職員も避難所運営に当たっていたりということで、本市行政職員だけでも相当数、今回、いろいろな形で携わっいただいていますので、そこを踏まえ、まずはヒアリングなか、アンケートになるか、それをまとめた上で、策として関係局がどう思っているかというような調整仕方になろうか思っているのですが、今ところロードマップ自体はまだ予定はしおりません。 ◆嶋崎嘉夫 委員 現場が御苦労されていらっしゃるはわかります。今なお避難されている方もいらっしゃるという状況中で追われているというもよくわかるですけれども、現実に、先ほど申し上げた来年台風襲来時までにどのように反映するかというスケジュールから逆算しいくであれば、これはすかさず対応しいかなければいけない案件ではない思うです。くしくも区ほうから担当職員方も避難所ほうに来いただいている、それ以外、地域中でも、それぞれいろいろな現場ごと中で課題点というもみんなあるだろう。年をまたいだりしていたら、みんな忘れしまうよ。それから、年末年始なんて、一番忙しいときに、そんなときにお集まりください言ったって、なかなか皆さん集まっない。何よりも、町内会組織だけでは維持できないというが如実にわかったわけです。今回ケースというは。だから、社協、民協を含め、地域ごと諸団体とか、いろいろなところとの連携をしながら、まずデータアップを先行し、そして、その中で時間整理をしながら、緊急性あるもの、各部署との協議中で解決が急がれるようなもの、それについて取り組みをしっかり短中長期計画に分けいただきながら、仕分けしもらいながら、ぜひ進めいただきたい思います。それについてはどう思わますか。 ◎飯塚 危機管理室長 御指摘とおりだ思っおります。そういう意味では、先ほど言ったように、各方面、かかわった者まずはヒアリングなりアンケートが必要であり、一方で、それを集計し終わるではなく、それを次策につなげなければいけないので、先ほど御指摘あった学校開設についても、今回は事前に警戒本部いうか、警戒会議をやっおりましたので、教育委員会も相当数御理解を深めいただい、先生方もほぼ出いただいたり、教室利用についても雨が逼迫しているというところで、上階をあけいただいたり、開放しいただいたりというようなところは、過去事例からする、相当踏み込んだいいますか、できた部分ではあります。  ただ、一方で、御指摘があったように、キャパ以上人が集まるというのと、一次避難という考え方が、今まで我々計画にあったもの、たとえ半日いえども、その間、暮らす以上、スペース問題ですとか、さまざま検証をしいかないといけないというふうに思っおりますので、その意味では、中期、長期というような形になるか、今みたいな事案ごとでちゃんとやるかというは、そこまで踏み込んで予定を立ておりませんが、今みたいなだけでも相当な意見が各方面から来るというふうに認識しおりますので、その辺は、こちらにお任せいただくいうか、まとめたものも途中経過なども含め、出せれば出したい思うですが、今、まずは対処を先にやらせいただくというところでございます。 ◆嶋崎嘉夫 委員 ぜひ取り組んでいただい、まとめいただい、またその状況については逐次議会ほうにも報告をいただきたい思います。  それから、今、連日、テレビでも報道されているように、災害ごみ、これが非常に大きな課題として指摘をされていますよね。撤去しも撤去しもどんどん積み上がっいく状況。そうする、今回、等々力ところに災害ごみは集約したり、それから、横浜市でパッカー車20台ですか、出しいただい、都筑焼却場ほうでも焼却処分いただいていると、そういう話も聞いていますけれども、もし仮に川崎全域で洪水被害等が発生した場合、大変な状況になるだろう。ただ、前も指摘したように、こうなっくる、新臨港清掃場、浮島という場所で、しかも、堤外地で立地している状況中で、本当に稼働担保がとれるか。浮島新臨港がもしとまっしまった場合は、これは大変な状況になっしまうだろう思います。ですから、こういう課題ももう1回よく見直しいただい、地域防災計画をどのような形でいつまでにもう1回見直しをかけいくか、それから、第三者等意見も当然入れいくは思うですが、それについて、今段階ではまだお答えはできないとおっしゃるけれども、集約しいただきたい思います。  それから、最後になりますけれども、今後、今回事案に対して、今時点では、補正予算等を計上し対応する考えはあるですか。財政支援措置で。 ◎飯塚 危機管理室長 今御質問については、財政局まだ調整していないので、具体的にお答えできないので、確認上、またお知らせしたい思います。申しわけございません。 ◆嶋崎嘉夫 委員 室長段階でということは、各原局から台風被害等取りまとめ、それから、金融的支援等も含めた形中で対策協議はまだ行われていないということですよね。 ◎大村 危機管理室担当課長 現在、財政局で被害額集計作業を行っおりまし、今後、取りまとめた被害状況を把握した段階で、予備費で流用、あるいは補正、そういったことにつきまし御説明させいただく同時に、今回、被害が大規模でございまし、額も相当額に上がるというふうに考えられますので、その部分につきましは、きちんと国ほうへ要望活動を行っいくという、そういったスタンスで今調整しているところでございます。 ◆嶋崎嘉夫 委員 予備費いったって、ないじゃない。予備費いったって、うち川崎財政中で予備費に充当するだけ額が用意できるいったら、緊急にはなかなか用意できない。普通であれば調整基金を取り崩しやるしかないのでしょうが、あれは御存じように、特交等を含めた支出等に連動しながら活用しきた部分もありますから、ほか補正中で通常使っちゃっているわけですよ。そうする、新たな財源についてもう1回補正を組まざるを得ないだろうというが普通考えね。国激甚災害指定を受けるという形になっ、5,000億円、国は予備費をそれこそ今後費やすということなですが、それにどのような形で対応しいくかなる、市町村ほう申請に伴っほう審査、そして、プッシュ型というも予算措置という形になるでしょうが、そうなっくる、どんなに早くも予算議会でなければ、恐らく補正計上はできないだろう。ただ、その時期まで持っくるか、それとも年内中、次12月定例会中で補正を計上するか、いいかげん決断を示しいただかなければいけない思うですが、これは再度、財政当局、市長部局ほうでも全体会議があるでしょうから、政策調整会議中でも協議を進めいただき、早い段階で議会に示しいただきたい思います。結構です。 ◆田村伸一郎 委員 御説明ありがとうございました。  これまでにない記録的な豪雨ということなですけれども、委員皆様も私たちも被災現場に入らせいただい、その状況を見ながら、生活支援とか、財政支援とか、さまざま社会保障に関連する相談体制準備とか、緊急要望書を市長、各部局ほうに提出させいただきまし、それを受け今御報告いただきましたとおり、職員皆様御尽力には感謝を申し上げたい思います。ただ、一方で、いろいろ御報告いただいた中で課題も多く出きたということでございますが、わかる範囲だけで確認させいただければ思います。  当日、私も、さっき嶋崎委員からございましたけれども、寝たきり要援護者方から御連絡いただい、避難さたいありました。正直、私も戸惑いまし、すごい状況中でということで、車椅子準備なか、車準備なか、また、学校は車で入っはいけないので、職員に電話しいただい、迎えに来もらうとか、本当にお一人方を避難させるということがこれほど大変なことなかということを痛感したわけでございます。そういった意味では、一つ一つ検証しいかなければいけないと思うですけれども、個別具体避難準備方法がすごく大事かなというふうに思っています。今回、要援護者、障害者等病気をお持ち避難者数は把握されていないということですので、ここはしっかり把握し、また御報告をいただきたい思っていますし、課題等、対応等もお知らせいただければというふうに思っています。  そこで、日ごろから顔見える関係づくりが大事だというふうにいろいろ取り組んでおりますけれども、実際、避難所で地域包括ケアですか、そういった関連関係団体方々が実際に機能したかないうところ課題もお声が上がっているのですね。そういったところはどんな報告とかが今現在来ているのか、お伺いさせいただきたい思います。 ◎大村 危機管理室担当課長 まずは、要援護者ところでございますけれども、当日、私も電話で個別ケースについて御相談を受けまし、タクシー手配から具体的な病院選定、聖マリアンナですとか、そういった調整をさせいただきました。そういった現場で対応を踏まえ、今、委員から御指摘がありましたように、事前計画をつくっおくことが、こういったときに非常に重要になるというところがございます。そういったことを個別に対応したケースで考えているだけですので、そういった事例がたくさんある思います。  一方、避難所におけるそういった方へ支援、そういったところケア部分につきましも、個別で今いろいろお話は伺っおりますが、組織的にどのように対応したかという部分につきましは、まだきちんとした報告がまとまっおりませんので、そこ部分、きちんと報告を受け、実際現場つき合わせ、検証しいく必要がある考えおりますので、今後そちらにつきましはきちんと対応しまいりたいというふうに考えおります。 ◆田村伸一郎 委員 わかりました。ありがとうございました。避難所等で、なかなか身体面とか、心問題が起こった、被災さた方もいらっしゃっ、そこに看護師方とか、社会心理士方がお見えにならなかったというようなお声も上がっているので、そこら辺連携もう一度改めてお願いしたい思います。ほか県ですけれども、障害を持ったお子様がとどまるということで、そのまま土砂災害に遭っ被害になったというようなニュースもございましたので、そこは重要なことだ思いますので、よろしくお願いしたい思います。  それから、今回内水氾濫件なですけれども、これまでは局地的な豪雨だけで、広範囲な感じで上がっくる、広がっいくかな、そんなリスクが今後考えられいく思うですが、川氾濫に対した洪水ハザードマップというはもうでき上がっ、これについてはまた再周知をしっかり行っいただきたい思っています。内水氾濫ハザードマップについては、本市は毎年発行する災害概要中で浸水箇所町名だけは明らかにしているものだけ発行ということですので、もう1回この検証をしっかりしいただい、内水氾濫についてハザードマップを作成しいただい、周知をしいただきたいなというふうに思っおります。 ◎大村 危機管理室担当課長 内水氾濫ハザードマップにつきましは、現在、内水氾濫を所管する上下水道局ほうで策定に向けた作業を行っているところでございますが、今回、台風19号、多摩川水位があれほど上昇したということもございますので、想定部分はきちっともう1回改めて今回を踏まえ検証する必要がある思いますので、そちらを上下水道局ほうで作業をさらに進めおりますので、それを確認し次第、また御報告することがある思いますので、よろしくお願いします。 ◆田村伸一郎 委員 ありがとうございます。ぜひ想定以上マックス、そういったもので反映をさせいただいたものをつくっいただければなというふうに思います。  先ほど委員からもありましたとおり、災害ごみについても、この間、福島県郡山市では、焼却場自体が被災ししまったという、多分御存じだ思いますけれども、改めて本市そういった箇所点検をまたお願いしたい思います。これは要望させいただきたい思います。  いずれにしましも、今回災害で、私もそうですし、皆さんもそうだ思いますが、改めて防災意識が大きく変わったかなというふうに思っおりますので、ぜひその辺は防災、減災、いろいろ検証を行っいただきながら、取り組みを行っいただい、まだ被災されていらっしゃる方、いらっしゃいますので、本当に被災者第一、また、寄り添っいただきながら、引き続き、再建できるまで、それ以降もお願いしたい思います。これは要望でお願いします。以上です。 ◆月本琢也 委員 御説明ありがとうございます。私ほうから幾つか伺わせいただければ思います。  まず、3番「本市概要状況」ということで、体制について伺えれば思います。  12日、土曜日9時から災害警戒本部が設置されて、23時に災害対策本部に移行しているという形になるですが、今回、風水害対策ということもあったかもしれないのですが、災害対策本部中に、同じ場所に全局職員が入っている形ではなかったというふうに伺っているのですけれども、実際、災害警戒本部から災害対策本部になるときには、ひどい雨で、身動きがとれる状況ではなかったか思うですが、災害警戒本部、これ、以前、庁舎問題ときに、災害対策ために早く庁舎をつくらなければいけないのだというような答弁が全体議会などであった中で、今回、大規模災害につながる可能性もあった中で、災害警戒本部及び災害対策本部中で、全局方が入っていない状態で進んでいったということについて、その理由を伺いたい思います。 ◎大村 危機管理室担当課長 今回災害警戒本部及び災害対策本部設置状況でございますが、今回につきましは、台風上陸が見込ま、さらにスーパー台風だということもありまし、10日木曜日から関係局室区長が集まっ話し合いを続け準備を進めまいりました。そういった中で、3連休ということもありまし、金曜日夜に台風が近づい、土曜日が一番ピークになるというところもございまし、災害警戒本部を土曜日に設置するいうところで動い、10時に設置しましたが、スーパー台風だったということもありまし、人的なボリュームとしては災害対策本部にすぐ移行できるような人的配置ということで、ボリュームを厚くし対応しました。その後、上流部に降りました雨が結構量が多かったということも踏まえまし、あと、いろいろな警報を踏まえ、23時にそのままボリューム感で、機能を災害対策本部というところで設置、対応し、災害救助法も適用し、オール市役所で対応しようということで動いたものでございます。ですので、同日に警戒本部から災対本部に移行した関係もございまし、全組織が参加はできなかっですが、ボリューム感としては災害対策本部にすぐ移行できるようなボリューム感で準備しおりましたので、そういった経過で動いた次第でございます。 ◆月本琢也 委員 もともと厚く想定していたというところで、すぐに移行できるという形であったということについては、その準備はされていたということについては理解したですが、情報部分で、実は我々も議会ほうになかなか情報が正式に出ないという中で、情報を伺う際、今回、我々も、危機管理室全市被害状況問い合わせに電話がつながらない、当然そうなるは想定はできたですけれども、しかしながら、我々もSNSとか報道ベースで知ることがほとんどで、それも1日2日話ではなくて、数日間、そういった形になっていたということがございまし、その辺も、警戒本部及び対策本部を通じて伺ったは、そのあたり体制中で、情報が危機管理室ほうに全部集中しているべきなかな思うですが、そのあたりについてもいろいろ確認を、火曜日私も確認させいただいた段階では、まだ確認中であるということでもございましたので、そういった意味では、今回、準備をされていた以上ことになっているので、そこは課題があったというふうに指摘せざるを得ないわけですし、今回ことがあっ、少しその辺課題認識は多分おありになる思うですが、これが今回災害で情報を危機管理室に集約しいく、あるいは危機管理室から市民に向け発信をしいく、あるいは関係機関に報告しいくという中で、現時点で課題があった部分認識されている部分で整理されている部分が教えいただければ思います。 ◎大村 危機管理室担当課長 まず課題でございますが、今回台風上陸に当たりましては、まず最初に、土曜日に区役所が土曜開庁というところがございまし、そこ部分をどうするかということ、それあと、イベントとか、各施設をどうするか。市民の皆様には、我々、ホームページだけではなく、報道機関等皆様にもお願いし、情報提供し、なるべく不要不急な外出は控えくださいというアナウンスをしまいりました。一方で、土曜開庁をしなければならないという問題がありまし、そこ部分について、まず課題として上がったところがございます。結果としては、土曜開庁は行いました。それあと、公共交通機関、そして、市バス運行を取りやめるかどうかというところも課題として検討したところでございます。
     そういった課題を事前に検討した上で、スーパー台風だということもございまし、避難所運営に力を注ごうということで、学校施設事前に打ち合わせをし、避難所運営をスムーズに行えるよう段取りを整えたというところがございます。  そういった段取りを踏まえた上で、土曜日に参りまし、災害警戒本部ということで情報収集を行いました。こちら部分につきましは、最悪事態を想定し、まず人命を救うということで、避難所、避難誘導をより積極的に呼びかけてというところで、そういったところケア、椅子に座っている状態じゃないかとか、そういったところ情報収集を行いつつ、多摩川水位とか、気象情報、そういったものを確認しおりました。ですので、その後、台風が通過した後に上がっくる情報収集、こちら部分につきましは、避難所皆さんがどうなっているのかというところを主眼に情報収集したこともございまし、先ほどうち担当課長から御説明させいただいたように、119番情報でまず全体像を把握せざるを得なかったというところが実際でございました。  ですので、今後、より現場状況をスピーディーに我々ほうで把握する、リアルタイムに把握する、しかも正確にというところは本当に大きな課題だというふうに考えおります。 ◆月本琢也 委員 ありがとうございます。今回、今、課長から御説明いただいた中で、多摩川問題、それから、中原区内水氾濫問題を含めですけれども、今回、三沢川、平瀬川、それから、中原区水害が、それぞれ場所によって、起きた発生原因等は多分違う思うですが、このあたり発生原因及び再発防止策等について、現段階でわかっていることがあるか、あるいはわかっていなければ、いつごろぐらいまでには検証ができるかという、その辺をお聞かせいただければ思います。 ◎飯塚 危機管理室長 今、河川については建設緑政局河川関係、それ、内水は、先ほど説明したように、上下水道局というようなところで検証を行う。ただ、形を含めどうするかというは、まだ具体的には決まったというふうには聞いおりません。ただ、どちらにしも、検証し、それ対策を講じれば次被害がないというか、もしくは先ほどお話があったように、ハザードマップとして市民の方に啓発を促しいくべきなかとかという、対策としてどういう形をとっいくかというを含め検証するべきだというふうにこちらとしては思っおりますし、それぞれ所管局はそういうつもりで動いているというふうには思っおります。ただ、具体的な日程等はまだ確認いいますか、聞いいないという状況でございます。 ◆月本琢也 委員 あと、今、災害ごみお話も少し出ていましたし、中原区なんかだ、道路路面にたまった土砂水をまいきれいにそれぞれ被災者方、ボランティア方がさ伺ったですけれども、それによって側溝が詰まったりということがあっ、こういった災害ごみ、処分中ということではあったですが、処分される期限はいつぐらいまでをめどにできるかとか、あるいは土砂等が堆積しているものについて処分ができる、積み出せるというは、その辺めどはついているのでしょうか。 ◎飯塚 危機管理室長 今御指摘点につきましては、ボランティアとかも含め、泥をかい、袋なりに詰め道路にいただいたものは道路公園センターが回収しというやり方をしおります。あと、じかにここはすぐにやったほうがいいという道路公園センターは動いているというふうに聞いおりまし、雨等もありまし、それでまた逆に流れいくというようなところもあるように聞いおります。ただ、期限について何をもっゴールかというところを含めは、私どもは確認しおりませんので、その時期も含め、そういう情報としてはまだ私どもには入っていないというところでございます。 ◆月本琢也 委員 あと、今回、衛生面ほうで御心配されているところがたくさんあるわけですけれども、市民の皆さんほうから問い合わせがあった、町内会単位に消毒剤支給などを行っいらっしゃるというふうに伺っているのですけれども、衛生面対策ところで、これも町内会単位で、この配付はもちろん完了していて、今、被災されて、浸水さた方々ところはある程度消毒は済んでいるのかどうか、その辺状況がわかれば教えください。 ◎飯塚 危機管理室長 今御指摘部分、衛生部分も、各区ほうで衛生関係職員が回っ、健康相談であったりとか、見回っ、指導みたいな形は地域要望も受けたり、こちらから巡回したりという形で、回っいるというふうに聞いおります。ただ、何をもって消毒済みかというとこら辺については、まだ確認はとれていませんし、どうあるが完成かというところも私どもそこまで専門的な見地を持っおりません。ただ、一方で、地域でにおいがまだあるとか、そういったお声はこちらには聞いおりますので、そういう意味では複合的に、泥をかかないと恐らく消毒、泥をかい洗浄し、その後、消毒しというような多分手順だ思いますので、そういう意味ではやっぱり複合的にやっいかないと、全面には及ばないのかなというふうな理解はしおりますが、そこはまだそれぞれ入り込んで回っているという状況だ思っおりますので、期限等についてはまだ聞いていないという状況でございます。 ◆月本琢也 委員 あと、先ほど道路清掃話があったので、これを上下水道局所管になっしまう思うですけれども、災害全般に起きていることでもあるので、もし検討していればお聞きしたいですが、多分、自分水道で皆さん出し洗われているので、大量に水を使っていて、今月、来月水道料金ががばっ上がるということがあり得る思うですけれども、そのあたり、被災者財政的な措置というはできないものなですか。 ◎大村 危機管理室担当課長 今、お話ございました被災地域における水道料、下水道料利用料減免につきましは、現在、上下水道局ほうで減免実施というところで動いおりまし、近々、そういったところで御報告させいただくことになる思います。 ◆月本琢也 委員 本当に大変な中、皆さん、いろいろな情報を集約しながら御報告いただいたわけですけれども、市民の皆さんでも意識格差が実際にあるというが、私、麻生区選出でございますので、なかなか災害が起きているという実感のない方も割たくさんいらっしゃるという中で、逆に市役所中でもやっぱり職員中でも意識格差があるかなというふうに見受けられる部分も感じられるところでもありますが、今回災害が発生している中で、意識共有というを図っいかなければいけないと思いますし、9月8日に市総合防災訓練があっ、さまざま課題があっ、台風15号があった、そういった中で、今回、体制をつくっこられたということについては理解するですが、今、現場で頑張っいらっしゃる職員もいらっしゃったり、危機管理室皆さんも、夜も寝ないで今もなお2週間近くやられていると思うですが、そういった全体的な意識啓発というも、今後いろいろな計画をつくっいく中で、職員さん等でも意識啓発をしっかりいただきますことを私ほうから要望させいただきまし、私ほうはとりあえず以上にさせいただきます。ありがとうございます。 ◆宗田裕之 委員 やっと罹災証明書が発行されて、被害状況を詳しくわかっきた思うですけれども、特に参考資料2にある被災者生活再建支援制度についてお伺いしたいですが、まず、今、川崎市中で把握しているだけで、全壊、半壊、あと、一部損壊というは今回上がっていると思うですけれども、それぞれ件数がわかれば教えください。 ◎大村 危機管理室担当課長 29日時点データでございますが、市7区全体いたしまし、全壊が18件、半壊が527件、一部破損が63、床上浸水が683、床下浸水が224、これが住家被害として上がっている、29日時点情報でございます。非住家被害いたしましは、29日時点では18件という数字が今上がっおります。今お話数字につきましは、昨日17時現在ということで報道及び議会皆さんにお知らせ、お伝えしている情報でございます。 ◆宗田裕之 委員 その中で言われているのが、浸水深が1メートル未満とか1メートル以上とかという区分けがある聞いたですが、その辺はどういう区分けなか、教えください。 ◎飯塚 危機管理室長 詳細な調査仕方については、今みたいな浸水深で決める方法、恐らく川崎ほう調査は、面積いいますか、高さではなくて、床面積だったり、浸水する壁にも当然水がかかりますので、その辺面積も踏まえ点数化し分けるような形をとっているというふうに聞いおりますので、そういう意味では、高さだけで全てを決めるというような判定ではないというふうに聞いおります。 ◆宗田裕之 委員 1回目調査認定が終わっ、それでもし不服がある場合には、国から再調査を依頼することができるというふうに聞いているのですが、それはどうですか。 ◎飯塚 危機管理室長 御指摘とおりでございまし、今、市あつらえとしましては、一般的なやり方として、一次調査というは外観目視だけで決める。二次調査というは、所有者なり居住者許可を得中を見るというような形で、それに不服があった場合は再調査申請ができるというようなやり方でございます。ただ、今回、既に報道機関等で発表いただいていますけれども、面を決め、浸水が重点している地域はローラーいいまし、罹災交付願があろうがなかろうが、1件1件、税職員が訪問し、いらっしゃった場合は、そこ中を見せいただい、それで判定していますので、今回調査は二次調査も踏まえ、二次調査が終わっているという状況になっおります。今週月曜日から罹災証明を皆さんにお渡し、郵送等でお出ししていますので、もしそこで説明なり、相談窓口もやっおりますので、説明し、それでも御納得いただかない場合は再調査申請ということで、今、その手続を踏まえ、もう受けている状況でございますので、不服があった場合は既に再調査というような位置づけで御申請はできるというようなあつらえはしございます。 ◆宗田裕之 委員 あと、ちょっと別件なですけれども、北見方で大規模なマンションが浸水しまし、地下に駐車場があっ、地下駐車場がまだ使えない状況なです。マンションほうから、その駐車場代替地がもしあれば市ほうで確保できないかという要望があったですけれども、その辺はどうなですか。 ◎飯塚 危機管理室長 市ほうでどこか準備できる余地があるかいう、今、厳しい部分がございます。そういうニーズとしてあるというは聞いおりますし、水没を免れた車については、今、一時的にお近くコインパーキングとか、御自分で手配をされているというふうには聞いおります。ただ、代替用地をどこに設け貸せるかというところについては、今、区も含め、頭を悩ませているというが実情でございます。 ◆宗田裕之 委員 例えば今、被災者だホテル住まいとか、そういうときはある一定支援が出るですね。 ◎飯塚 危機管理室長 ホテルところがメニューとして減額になるというようなものはないと思います。ただ、一方で、ホテルを営業なり運営されている方が被災者向けにそういうことを個別判断でというはあるかもしれないですが、罹災証明を持っいけば減額になるというようなところはないというふうに認識しおります。 ◆宗田裕之 委員 結構です。 ◆赤石博子 委員 2点ほどお伺いしたい思うです。  今回、浸水原因として、内水氾濫、あともう一つ、外水が一部、例えば多摩区菅地域は、そちらほう原因だったというふうに聞いていて、それは公式発表が明日、委員会ほうで行われるというふうに聞いているのですが、住民方から、中小河川情報がなかなか住民、自分たちにとっ得る方法がなかった、そのような点で非常に不安を感じいらっしゃったという声が多かったですね。市として、多摩川はよくテレビでも報道されておりましたが、三沢川ですとか、平瀬川、あと、今回、菅地域だ大丸用水というところが結構損害が具体的に上がっているようですが、そういう中小河川に対する状況把握はどのような状況になっいらっしゃるでしょうか。 ◎大村 危機管理室担当課長 御質問件でございますが、中小河川部分につきましは、今回、多摩川水位上昇率が鶴見川より非常に高かったというところがございまし、そういたします、多摩川に流れ込む中小河川水が多摩川ほうに出いかなくなる可能性が非常に高かったというところがその当時降雨量降雨予想からわかっおりまし、我々、警戒本部いたしましは、そういった最悪事態に備え、時間的にタイトであったですけれども、住民方へ周知、呼びかけ、道路公園センターによる、あるいは消防団による見回り、声かけというところに力を注ぐようにということで、警戒本部中では指示が出おりました。ただ、お話がございましたように、その辺周知が全てきちんと行き渡ったかという点につきましては、課題もあった思っおりますので、その辺については今後きちんと検証しまいりたいというふうに考えおります。 ◆赤石博子 委員 ありがとうございます。それはパトロールカーようなことで広報し回らたということだったでしょうか。 ◎大村 危機管理室担当課長 基本的には道路公園センターパトロール車及び消防団アナウンスというふうに伺っおります。ただ、その辺につきましも、実際に現場ではどういった形組織体制で、何時何分どうやっ回ったかというところまではまだ確認できおりませんので、その辺は今後きちんと検証中で確認しまいりたい思っおります。 ◆赤石博子 委員 今回、三沢川、平瀬川だけでなく、二ヶ領用水、五反田川など、各地に中小河川が流れおりますし、農業用水も流れていると思いますので、ぜひその辺情報、周知徹底をお願いしたい思います。  それもう1点なですけれども、被災住宅支援ということで、市営住宅など公的住宅、これを活用されているということで、76戸というは、現在避難されている戸数ですか。 ◎大村 危機管理室担当課長 76戸無償戸数につきましは、避難されている、避難所にいらした方、あと、住宅が被災さた方を含めまし、市営住宅で募集をかけ、マッチングし、それで対応した件数が76件でございます。 ◆赤石博子 委員 ということは、まだ皆さんニーズが全部満たされていないという解釈でよろしいでしょうか。 ◎大村 危機管理室担当課長 公的住宅余裕という点ではまだ若干余裕があるというふうに我々は認識しおりまし、今、高津区で避難されている方も含めまし、そのニーズについてはきちんとお話を伺った上で、公的住宅を利用さたいということであれば、そういったところでこちらに入っいただくようなマッチング支援はしている状況でございます。 ◆赤石博子 委員 我が党は18日に宗田団長を初め、いろいろ市長に対して要望書を出させいただいたですが、その中でも民間住宅借り上げ、要するに住んでた環境から余りかけ離れたところで避難生活が長引くということは、やはり住んでいらっしゃる方にとっても大きな負担になりますので、ぜひ余り環境が変わらないような状況で御配慮を前向きに今後ともお願いしたいということをお願いしおきます。以上です。 ◆鈴木朋子 委員 私からは、避難所ペット受け入れについてまずお伺いしたいですけれども、確認なですが、今回台風避難所開設、その中でペットを同伴し避難できるかどうかということをどのように対応さかをまず伺いたいです。 ◎大村 危機管理室担当課長 ペット同行避難につきましは、10日から行っおりました関係局室区による警戒体制中でやはり課題として上がっおりまし、今回につきましは、ペット一緒に避難される方につきましてはケージ等、ほか方に御迷惑がかからないというような形であれば受け入れる、断らないという方向を庁内で確認し対応したところでございます。 ◆鈴木朋子 委員 そうします、全避難所で、ケージに入れていれば受け入れ可だった、断ったりした事例はないということでよろしいでしょうか。 ◎大村 危機管理室担当課長 個別事例については全て把握しているわけではございませんが、当日、電話でいろいろ御意見が寄せられた中では、ペットに関するトラブルというは数点あったというは認識しおります。実際にケージに入らない大型犬を連れこられた方がいらっしゃったりとか、それについても柔軟に対応したところ、いろいろ課題も生じたという実態報告も受けおりますので、そういった点も含め、今後、きちんとペットことにつきましては検証する必要があるというふうに考えおります。 ◆鈴木朋子 委員 動物に関しましては、極端に分かれるいいますか、飼っいらっしゃっ、私もそっち側なですが、長年一緒に暮らしている人にとっては家族ですし、反対に、嫌いな方もいらっしゃるし、また、アレルギーなどで生理的に受け付けないという方もいて、非常に難しい問題を含んでいると思います。避難所にとって、全部受け入れいただければ、飼っているほうはうれしいですけれども、片や、アレルギーなどで、一緒には困るという方もいらっしゃる中、事前に避難所ごとに、動物は可ですとか、不可ですとか、そういった表示ですとか、また、告知などは特にされていたかどうか確認したいです。 ◎飯塚 危機管理室長 多少ばらつきはありますが、各避難所で避難所運営会議等を開かれて、避難所にマニュアルをつくっ、ペット場所等をあらかじめ指定しているという取り組みをしているところも相当数あるというふうに聞いおります。ただ、そこルール化は、そこに携わる方々で決めるというようなスタンスもございますので、今回場合は、逆に、私ども、問い合わせを受けた場合は、先ほど課長ほうから言ったように、ケージにまず入れください、それ、避難し、今回場合は、恐らく浸水深関係で、教室、上階に行く可能性があるので、そういう意味はずっとペット同行できない可能性があるというも含め、学校自体個別はどういうふうに対応したかという情報は集約できなかっですが、御案内なり問い合わせについてはそういうお答えをしおります。なので、ケージに入れたとしても、ちょっと離れた場所にまとめ置くみたいなところもあったか思いますし、教室上まで連れいったというは逆にないかなというふうに思っています。ただ、一方で、屋外雨にもぬれるようなところに置いたということも余り聞いおりませんので、その辺はあと検証話も含めですが、確認するのと、やはりルール化ですね、今言ったようにアレルギー的なものとか、今回場合は、その後、2日間ぐらい学校が休みでしたので、多少、そういう対応でも掃除も含めできた可能性は高い思っています。ただ、これが雨いっとき避難だけでお使いになったときに、ペットも同行し、翌日から例えば児童もしくは生徒が授業ということになります、アレルギー問題とかというは非常にデリケートな話になりますので、そういうも含めシミュレーションはもう少し精度を皆さんで上げいただい、決めいただくというようなことになろうかというふうに今ところは認識しおります。 ◆鈴木朋子 委員 今おっしゃらたように、ルール化されて、事前にわかっているということが、安心し避難しやすい環境をつくることにつながる思いまし、あの雨中、やっと思いで動物を連れいったら、ちょっと難しいという対応もあったというをちらっと聞いおりますので、そういったことにもなります、行っなければわからないという、相当負担になる思うですね。動物も年をとる介護が必要だったりしまし、私も動物を飼っていて、まず災害になったら、年老いた母動物、これ、どうしたものか、避難なんかできるだろうかというがいつも心にすごくひっかかっているので、そういった皆さんは多いか思いますので、どう対応するか。全避難所で全て動物家にいるとき同じようにというは無理だ思うですね。そういったことではなく、あらかじめ、緩やかに受け入れられるところ、また、そうでもないところなど、濃淡があっもいい思うので、早目にわかっていればやはり対応もしやすい思いますし、また、ケージに入れれば受け入れるというも、当日、または前日にお電話で問い合わせがあっ答えいただいも、ケージを買いにいけないじゃないですか。雨がひどければ。その辺は飼い主方にも自覚しいただくというもある思うですが、緊急時動物を連れた避難あり方については、もう少し事前ルール化をしいただい、それで対応もしやすいように図っいただければ思っおります。その辺はルール化はお約束しいただいよろしいでしょうか。 ◎飯塚 危機管理室長 今御指摘点で1点、私どもで避難勧告を出す際メール等には、ペットについてはケージに入れくださいというような一文はつけ加えた形で今回発出はしおります。一方で、ルール化お話ですが、全避難所に対してルール化を義務づけるような形ができるかどうかというはちょっと検討させいただきたい思います。というは、避難所運営は、地域方を含めやっていますので、そこで決まるルール、行政がこうあるべきだというルールはちょっと整合を図っいく必要がございます。ただ、一方で、その結果は、皆さんにお知らせし問題はないと思っていますので、検討しいただいた上で、ここは不可、もしくはここは大丈夫というようなところは、逆に出せる可能性がございますので、そこは各避難所皆様にもお伝えはしながら、検討を図っいただくというがまず一義だというふうに思っています。その上で、ルール化なか、見える化なかというところは、こちらに、この後検討し、お出ししいきたいというふうに思っおります。 ◆鈴木朋子 委員 ぜひ取り組みを進めいただきたい思います。  それと、別件なですけれども、高津区で1人だけ死亡者が出ている、この件につきまし、本市唯一亡くならた方ということで、事情いいますか、詳細ほうをわかっていれば教えいただきたいです。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 詳細原因についてはまだ我々も把握していないところでございますけれども、溝口6丁目地区におきまして、浸水建物家屋中から見つかっ消防隊に救助さたということは確認しございます。 ◆鈴木朋子 委員 この方だけが逃げおくれしまったことについて詳細というは、それ以上は今ところわかっていないということですか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 原因等も含めまし、その辺につきましは、まだ私どもには入っございません。 ◆鈴木朋子 委員 うわさレベルなかわからないのですけれども、この方も動物を飼われていて、犬一緒に亡くなられていたという話がSNSなどには流れ、私も個人的にそういう御連絡をいただい、どうなかというふうに聞かれているような状況です。もちろん動物を人間より優先するとか、そういう話ではないのですけれども、そのあたりも詳細を確認いただい、今後、亡くなられる方が出ないような対応をお願いしたい思います。これで終わります。 ◆堀添健 委員 今回、非常に大きな被害があっ、特に現場職員皆さん、大変御尽力さたことに感謝申し上げます。例えば避難所運営もそうですし、あるいは高津で、余り報道もされていませんけれども、本部に最後まで従事されて、最終的には本部が流されるというぐらい、ぎりぎりまで対応さたりとか等々、そうした努力があったからこそ、ここまで被害が抑えられたという面もあった思いますので、心から感謝を申し上げます。  ただ、一方で、現場職員皆さんは非常に尽力さた一方で、大きな課題が今回改めて出きたないうところも感じているところです。とりわけ、例えば今お話を聞い驚いたというが正直なことなですけれども、当然検証は必要なですが、これをどういう形でやるか、あるいはどこが主体なっやるかということがいまだ決まっていないということが、私は信じがたいところがありまし、当然これは危機管理室、危機管理監を中心にやっいただかないと、何ために危機管理室があるかという話になりますし、あと、御答弁中でも、今亡くなった方話もそうですけれども、余りに伝聞調話で終始していまし、皆さん、確認さですかというところですよね。  例えば今回逆流による氾濫等も非常に大きな問題ですけれども、そのあたりが本当にそれは建設緑政局課題なかということで言えば、あるいは道路公園センター課題なかということで言えば、当然これは最終的には危機管理室ほうで問題把握をされて対応しなければいけない。亡くなった方も、ほか自治体ように、屋外で車中で巻き込まれて亡くなったであれば理解できるですけれども、部屋中にいて亡くなられるということを重く受けとめないといけないと思うですよね。これはもしかしたら対応次第によっては救わた可能性も十分あるわけですから、そのあたりをもっと、今回、甚大な被害が、後ほど報告があるそうですけれども、企業だけでも50億円を超える被害を受けているということで言えば、物すごく甚大な被害があったわけですから、この被害を次に生かしいかなければいけないわけですし、その意味で言う、まず確認なですけれども、検証は危機管理室が主体なっやるという理解でよろしいですか。 ◎飯塚 危機管理室長 先ほども申し上げたとおり、それぞれ専門性ある部分というは、その専門局がやるべき部分、それ、我々がやるべき部分というは、市民の方ですとか、あと、体制とか、情報共有、そういった部分は我々としてはやらなければいけないというふうに思っおります。ただ、それは最終的にはオール市役所で検証という形でお出しするものだ思っおりますので、その辺については最終的には我々が取りまとめるか思うですが、我々が一つ一つテクニック的なものを踏まえ入っいくかいう、そこはまたちょっと整理が必要かなというふうに今ところ思っています。 ◆堀添健 委員 もちろん専門的なところで知見も要りますし、実際業務をやられているのはそこですから。ただ、そこに対して危機管理室として、そこくる報告をそのままうのみにするではなくて、危機管理室として全庁的な、あるいは全市的な観点で位置づけセクションなわけですから、それは当然危機管理室として立場でしっかりかかわっいただかないと、例えば消防なら消防がやっていることに対してもかかわらなければいけませんし、ここは主体的にかかわっいただくが本来、危機管理室役割私は理解していますので、どこそこがこう言っているということで終わっしまうであれば、じゃ、何ためにあるですかという話になりますので、そこはぜひこれから活動を見させいただきます。  あともう1点、被害状況ということで言う、8番中で具体的に記載しいただいているのですが、公共施設に関してこれ以外には被害がなかっか教えいただけますでしょうか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 こちらにつきましは重立ったものを載せさせいただいおりまし、各局から集計というは現在行っているところでございます。昨日発表させいただいたものにつきましも、軽微なものを除きまし、重立ったものにつきましては、公共施設等被害につきまし載せさせいただいおります。 ◆堀添健 委員 先ほども若干質問中にありましたが、例えば福祉関係で言います、指定管理施設等で甚大な被害が出ているものもある、再開めどが立っていないというものもあるか思うですが、そのあたりについては把握はされているのでしょうか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 被害につきましは把握しございます。 ◆堀添健 委員 具体的にみやうちなんかで言います、どのような対応をされるのでしょうか。 ◎伊藤 危機管理室担当課長 福祉施設のみやうちにつきましは、1階が水没した伺っおります。人的なものにつきましては、水没前に上階に逃げいただいたということで、幸いだった思うですけれども、復旧状況につきましは現時点で私自身も把握していないところでございます。 ◆堀添健 委員 これももうそろそろ3週間たつわけですから、しっかり把握しいただかないと、実際そこはとりわけ健康福祉局が絡みますし、さらには民間事業者ということですから、直接ということはあるかもしれませんけれども、いずれにしも、被害状況で言います、先ほどお話がありました避難所で避難される同じような状況がほかにもたくさんあるわけですから、そのあたりはしっかり対応しいただく必要がある思いますので、よろしくお願いいたします。  今回、先ほど避難所関係で言います、私が伺っているのは、自主防災なり、避難所運営会議、地域方が中心になられるのは、基本的には地震とき対応である。今回風水害については事前にある程度予測ができるので、原則として行政が対応しますという話でした。そうします、先ほど御答弁中で、避難所運営会議が設定したマニュアル問題指摘がございましたけれども、今回、もし行政が中心にやられることになれば、先ほど御答弁若干そごがあるような印象を受けたですけれども、そのあたりは、まずは今回は行政が中心で避難所を開設しているということ理解でいいか、確認いたします。 ◎飯塚 危機管理室長 今御指摘いただいたとおり、基本的に避難所マニュアル等は震災時を想定しつくっているものはございますが、ただ、避難所を開設するに当たって運用としましては、そのマニュアルを準用できるというふうな理解はしおります。  一方で、今回水害は、行政が開設義務を負ういうところで、まず、私ども職員を動員し、開設準備が整うということで勧告を出したというところでございますので、そういう意味では、勧告を出す2時間前に既に動員を発令し避難所に職員を配置する、その上で勧告を出すというような手続を踏んでおります。今回、あれだけ被害をあらかじめわかっていれば、人数的に避難所に2人ぐらい職員がまずは当たるような動員計画になっおりますので、多いところで3人ぐらい職員、もしくは学校教職員が協力しもらっ、多くも3人から4人というふうに聞いおりますので、そこに最大で300人とかという数避難方がいらっしゃったというが現実でございますので、その人数だけでその方々を回せるかいう、ちょっと厳しいものがある。自主防組織皆様が自主的にお手伝いに来いただいた避難所もございますし、避難所を運営する職員も声出し方いかんだというふうにレポートを一部方からいただいているのですが、来た方に声をかけ一緒に備蓄物資搬送を手伝っもらったりとかということで、大人数を何とか対処したというような情報も聞いおります。なので、こちらから区が独自で避難所をあける以上、自主防に連絡したという区もございますし、自主的に集まっいただいたという場所もございますので、そういう意味ではさまざまな対応なり、御協力をいただいたというふうには思っおります。ただ、基本は行政職員が行っあけてというところでございます。  それは一次避難風水害というような今ところ計画避難所運営というふうになっおりますので、受付業務をやる程度で、雨風が逃げた後には既にお戻りいただくみたいなものが基本仮想状態で計画を立ておりましたので、半日以上長く滞在するとか、その後も水が引かないでなかなか帰れないとかなった場合は、やはりちょっと違うかないうが、今回、今ところ、我々が受けている計画とのそごがあったというふうに思っおります。  なので、逆に言う、備蓄品扱い方もそうですし、そこは今回水害大きさなり、長時間対応というを勘案する、どちらかいう、我々が想定している風水害対応いうよりは、震災時災害対応に近いような避難所運営を行ったほうが正解だったかないうようなところもございます。ただ、それはいずれにしも検証しいくというところだ思います。 ◆堀添健 委員 確かに今回、非常に被害が広範だったですが、ただ、今回、避難勧告が、先ほど御報告です、洪水で91万5,000人ということで言います、これだけ避難勧告をしているのであれば、避難所に逃げる方も、今回ぐらいは少なくともあるだろうということは当然想定できたではないかというふうに思います。  そうした中で、特に北部ではほとんど避難所が開設さましたので、そうした中で言う、今お話がございましたが、学校先生方もかなり協力いただいたところも多かった伺っています。あるいは自主的に自主防災方が集まられているところもありましたが、2名でできたかというふうな思いもあるですけれども、ただ、一方で、交代要員を考えた場合に、それ以上余力が区にあったかないうことも感じるわけですね。そうしたことで言う、余りに区体制が人的な配置が日ごろから足りていないのではないかということが私自身は非常に強く感じたですけれども、学校によってはまだ給食ですとか、用務とか職員がいらっしゃればいいですが、それがいらっしゃらないところもありますし、そうした中で言う、100名ぐらい集まっ、2人では対応できないという状況を私は見聞きしましたので、しかも、高津区内でも1,100名を超える方が集まらたところもあるという中で言う、それが、今回は大体1晩で閉鎖になりましたけれども、それが2日3日続いた場合には、どうやっ運営しいくかということも含め言う、現場職員ほうが非常に課題として今回残ったな。  例えば市税事務所なんかも以前は区中にありましたので、割合協力が得やすかったが、今回、市税事務所になりましたので、区役所職員、あるいは建築事務所も以前はありましたから、そういうことで言う、専門的な知見が区役所中にあったが、今はないということで言う、今回ような状況があったとしても、それを満たせるだけ対応ができたかというは大変大きな課題だなというふうに思いましたので、それを前提に、自主防災なり、避難所運営会議に地域力を前提にするですとか等々、これは来年台風シーズンという話がございましたけれども、地震ときはいつ来るかわからないわけですし、より長期にわたって避難所運営が必要になっくるし、そうした中で言う、今回初めて大規模な被災ということだ思いますので、これはぜひ早急に綿密に分析をされて、生かすものは生かしいくということを重ねお願いします。 ◆月本琢也 委員 災害協定をそれぞれ結ばれてていると思うですが、今回、7番被災者支援ところで災害廃棄物その他支援2つところで書かれているところがあるですけれども、災害廃棄物場合は建設業協会等民間団体及び横浜市支援を受けながらということで、先ほどごみ回収で嶋崎委員ほうからお話があった横浜市パッカー車話とかも出ているのですが、災害廃棄物その他支援を含めた民間団体部分、東京都だけしか書かれていないのですが、自治体関係で災害協定を結んでいるところから支援について具体的に教えいただければ思います。 ◎大村 危機管理室担当課長 災害協定御質問でございますけれども、今回につきましは、今お話がございましたように、建設業協会にお願いしたということでございます。あと東京都、資料に出ているとおりでございます。発災初動時から協定を締結さたところからいろいろ申し出は受けおったところでございます。そこ部分について、その当時、災害初動時対応とのマッチングという点で、我々も現場情報を全て把握できていなかったということで、なかなかおつなぎできなかった課題がございます。ただ、今、士業さんは、罹災照明建物被害調査関係で再調査ところで御協力いただけないかということで調整したり、これから復旧、復興に向けた段階ベースで、協定活用については、今、それぞれ団体さん打ち合わせをしているところでございます。ただ、危機管理室は全て協定を持っているわけではないので、もしかする協定発動によって現場で対応が行われていた可能性もありますので、そちらにつきましは検証中で確認しいきたい思います。 ◆月本琢也 委員 ありがとうございます。今、課長答弁で、情報がうまく操作できなくてといった申し出があったけれども、連携ができていなかったというところが今課題認識としておありになるということでございましたし、以前からお話中で、どうしても情報がなかなかちゃんとまとまっ上がっていなかったというところは今回大きな課題にもなっくるかな思いますので、これから計画を立ていく中で、そういったあたりも、今、ボランティア皆さん、延べ687名ということで、27日現在来られているのですが、素人ボランティア御活躍ももちろんいいですが、プロ方々御協力をいただい、スムーズに対処ができたかないうところも恐らく皆さん課題認識としておありになるかなというふうに感じますので、今後、そういったところを計画中で、全てが、それが本当に運用できるような体制を進めいただけますことをお願い申し上げます。以上です。 ◎高橋 危機管理監 たくさん御意見をいただきまし、ありがとうございました。検証ほうもスピードアップしくれということで、専門的なところは所管部、ただ、うちほうでグリップしなければいけないと考えおります。数々委員ほうから、避難所運営ですとか、避難所そのものこと、あるいは防災活動そのものについて、各所管ところでいろいろな場面では今やってきたところなですが、これからもきちっと検証するなりしたい思います。情報発信についても、我々ほうでも、どういう配置をするかというは今回見直しを必ずしないといけないと思います。なるべく早くやりたいですが、なかなか難しいところがあります。表面上は復旧しているというふうな部分が見えるですが、先ほど言ったように、汚泥が側溝に残っていたりだとか、等々力一時仮保管場所催し物広場、表面上はないのですが、ガラス片が落っこったりする、まだ市民利用にはちょっと時間をいただかないといけないというところもございますので、これからも我々ほうで、ちょっと息長い支援が被災さた方には必要になっくる思いますので、これも全庁を挙げ取り組んでいきたい思いますので、どうぞ御理解ほう、よろしくお願いしたい思います。 ○野田雅之 委員長 ほかにございますでしょうか。                  ( なし ) ○野田雅之 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「令和元年台風第19号へ対応について」報告を終わります。  ここで理事者交代をお願いいたします。                 ( 理事者交代 )         ───────────────────────── ○野田雅之 委員長 次に、経済労働局関係所管事務調査に入る前に、経済労働局長から発言申し出がございますので、よろしくお願いいたします。 ◎中川 経済労働局長 議題に先立ちましお時間をいただき、経済労働局職員不祥事について御報告をいたします。  委員皆様方には、今月24日に情報提供を差し上げました件でございますが、このたび経済労働局事務職員が、8月26日から現在に至るまで、その所在を不明にし、長期間にわたり勤務を欠きました。これは全体奉仕者である公務員として自覚職務に対する責任感欠如によるものでございまし、極めて重大な服務義務違反でございます。よって、当該職員を10月24日付で免職処分いたしました。市民の皆様方から信頼を著しく損なったことにつきまし深くおわび申し上げます。  このたび不祥事を受けまし、経済労働局いたしまし、なお一層服務規律確保に努め、再発防止に取り組んでまいります。 ○野田雅之 委員長 報告は以上とおりです。本件はこの程度にとどめたい思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○野田雅之 委員長 それでは、経済労働局関係所管事務調査として、「台風による市内中小企業被害状況等について」報告を受けます。理事者方、よろしくお願いいたします。 ◎中川 経済労働局長 それでは、「台風による市内中小企業被害状況等について」、企画課長対馬から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎対馬 企画課長 それでは、御説明をいたしますので、お手元タブレット端末1(2)「台風による市内中小企業被害状況等について」ファイルをお開きください。  1ページをごらんください。初めに、「1 被害事業者数・推計被害金額」でございますが、令和元年10月29日現在において、製造業につきましは101件、48億7,204万円、農業につきましは45件、896万2,000円、その他業種につきましは178件、8億4,380万円、合計324件、57億2,480万2,000円でございます。被害主な把握方法いたしましは、①職員による現地調査ほか、②市税事務所建物被害調査へ同行や、③に記載各種団体から情報提供などを通じ行っているところでございます。引き続き、被害額等、各企業被災状況について、情報収集に努めまいります。  次に、「2 現状支援策」でございますが、「ア 特別経営相談窓口設置」により、融資相談や経営相談を実施するとともに、「イ 災害対策資金制度拡充」として、これまで信用保証料率0.45%から0.95%をゼロ%するほか、設備資金融資期間を5年間延長するなど、被災企業返済負担が軽減できるよう、取り組んでまいります。このほか、災害救助法適用により、一般保証は別枠限度額で融資額100%を保証するセーフティネット4号が適用になります。また、激甚災害指定により、さらに別枠で最大2億8,000万円融資を受けいただくことが可能なりますので、被災企業へ制度周知に努めまいります。  「ウ 災害対策資金(神奈川県)」につきましは、災害による施設等復旧、農作物など再生産に必要な肥料、飼料購入費などに対し、農業者に融資を行っているものでございまし、引き続き、制度周知に努めまいります。また、川崎商工会議所、産業振興財団等情報交換を行っおりますことから、各機関が実施している支援策について取りまとめ、報道発表を行う予定ですので、内容が取りまとまり次第、速やかに情報提供をさせいただきます。引き続き、各被害状況を把握するとともに、国や神奈川県必要な支援について、協議、検討を進め、企業が求める支援についても的確に反映しまいりたい存じます。  台風による市内中小企業被害状況等について御説明は以上でございます。 ○野田雅之 委員長 説明は以上とおりです。ただいま説明について、質問等ございましたらお願いいたします。 ◆堀添健 委員 今回、高津区ではかなり被害が発生しまし、すぐ局長も現地を見いただいたということで、事業者から非常に心強く感じたということで、感謝申し上げます。  まだこれからいうことですが、事業者方々もこれからどうするかということはまとまっていないところだ思うですが、仮に今回対応しも、もし来年同じようなことがあるする、どうしていいかわからないというような不安声も伺うわけなですけれども、被災さた方々が基本的にはぜひ頑張っ事業継続をしいただきたい思うですが、そのあたり傾向はどんな感じなでしょうか。 ◎対馬 企画課長 まず現在は、先ほど申しましたように、各団体等情報を受け状況把握をしている状況でございます。今回は、水による水害によって、例えば製造業であれば機械がぬれしまっ泥がはけからそれが動くかどうか、その機械がさらに修繕できるかどうか、さらに取りかえるであればそれが取りかえるかどうか、なかなかすぐ、みずから企業様が自分被害を把握できないような状況になっおりますので、私どもいたしましも、まずその状況を的確に把握しながら、今後支援策についても県協議しまいりたい考えおります。 ◆堀添健 委員 ぜひ寄り添っいただい、融資ということも当然大事なですけれども、それ以外仕組みもぜひ具体的に御検討いただい、少しでも事業継続意思につながるような取り組みをお願いいたします。以上です。 ◆月本琢也 委員 御説明ありがとうございました。  被害事業者数という形で324件ということで出しいただいているのですけれども、製造業、各企業等で労働されている事業者数がいらっしゃる思うですが、被災されている事業者中で、働かれている数というはどれぐらいいらっしゃるでしょうか。 ◎対馬 企画課長 現在ところ、企業実態が把握できていない状況でございまし、従業員数は実数としては把握しおりません。 ◆月本琢也 委員 今、堀添委員から最後に意見として、現状支援策以外部分についてということでも御意見がありましたが、現状支援策としても基本的には融資という形になっくる思うですが、融資以外、例えば補助金であるとか、事業継続するために一時的に必要だというようなことがあったりとか、逆に閉鎖する事業所があったら、そこ人を足りないところに回すとか、そういったコーディネートみたいなところも今後支援策として必要になっくる思うので、金融的な部分だけでなく、そういった雇用労働的なことも含め、支援メニューを御検討いただきますことをよろしくお願い申し上げます。以上です。
    ○野田雅之 委員長 ほかにございますでしょうか。                  ( なし ) ○野田雅之 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「台風による市内中小企業被害状況等について」報告を終わります。  ここで理事者一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○野田雅之 委員長 次に、経済労働局関係所管事務調査として、「川崎市中央卸売市場業務条例及び川崎市地方卸売市場業務条例一部改正に伴うパブリックコメント実施結果について」報告を受けます。理事者方、よろしくお願いいたします。 ◎中川 経済労働局長 それでは、「川崎市中央卸売市場業務条例及び川崎市地方卸売市場業務条例一部改正に伴うパブリックコメント実施結果について」、北部市場業務課長池田から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎池田 北部市場業務課長 それでは、御説明をいたしますので、お手元タブレット端末1(3)「川崎市中央卸売市場業務条例及び川崎市地方卸売市場業務条例一部改正に伴うパブリックコメント実施結果について」ファイルをお開きください。  表紙をおめくりいただき、1ページ目をごらんください。  初めに「1 概要」でございますが、8月23日総務委員会におきまして、今回パブリックコメント手続実施について御報告させいただいおりますが、近年、食品流通において、加工食品や外食需要が拡大するとともに、産直等流通多様化が進んでおり、こうした状況変化に対応し生産者所得向上消費者ニーズへ的確な対応を図るため、卸売市場を含めた食品流通合理化、その取引適正化を図ることを目的した卸売市場法改正が行わました。  本市におきましても、法改正趣旨を踏まえ、食品等流通多様化に対応するため、取引ルールを中心した市場業務条例一部改正を行うことについて、市民の皆様御意見を募集いたしました。本日は、そのパブリックコメント実施結果を御報告させいただくものでございます。  次に「2 意見募集概要」でございますが、意見募集期間は8月29日から9月27日まで30日間でございます。 次に、「3 結果概要」でございますが、意見提出数は合計5通、意見総数は9件でございました。  2ページ目をごらんください。「4 御意見内容対応」でございますが、(1)対応区分いたしましは、AからE5つ区分に整理しおります。  「(2)意見件数対応区分」でございますが、表にあります内訳とおり、いただいた御意見9件をアからエまで4つ項目に整理し、それぞれAからE区分ごと件数を記載しおります。  次に、「(3)具体的な意見内容考え方」でございますが、御意見項目ごとに主なものを御説明させいただきます。なお、本表御意見は、項目ごと受付順に記載しございます。  初めに、「ア 条例改正に関すること」につきましは、1件御意見がございまし、1番でございますが、「今回条例改正に合わせ、市場使用料、利用料金見直しも必要であり、一般会計から繰入を削減し自立した市場経営に近づけることが望ましい。また、利用料金を賃料相場等に合わせ柔軟に見直せるようにすべきだ」との御意見でございまし、これに対する市考え方いたしましは、「今回条例改正は、法改正による取引ルール大幅な規制緩和を踏まえ、本市市場として取引しやすい環境を整えるもので、市場使用料等は改正対象としておらず、市場使用料等見直しについては、今後国等動向を踏まえつつ、議論が可能なるような判断材料が整った時点で、見直し検討を進めたい考えているし、区分をDいたしました。  3ページ目をごらんください。「イ 条例改正に係る関係者との話合いに関すること」につきましは、2件御意見がございまし、2番でございますが、「取引ルールに関する話合い中で、市は、開設者として市場将来ビジョンを明確に示すべき」との御意見でございまし、これに対する市考え方いたしましは、「市場活性化に向け、最小限規制のみを定めるとともに、取引自由度をあげ取引し易い環境を整え、関係者に選ばれる市場を目指すことているし、区分をCいたしました。  次に「ウ 今後卸売市場運営に関すること」につきましは、同趣旨意見を含め、4件御意見がございました。  4番でございますが、「南部市場に対する意見として、今後取組に向け必要な予算を確保すること、老朽化施設取扱いを早急に判断すること」などを求める御意見でございまし、これに対する市考え方いたしましは、「市場経営プラン等中長期的な計画を踏まえ、毎年適切な予算を確保しいく、また、南部市場は既に再整備を実施済みであり、当面、老朽化対策等必要な措置を講じながら市場機能を維持するている」などし、区分をCいたしました。  次に、4ページに参りまし、5番でございますが、「民営化さた市場では市民や市場利用客などへ優先配慮は考えられず、今後も市による運営継続を求める」との御意見でございまし、これに対する市考え方いたしましは、「市場経営プラン改訂版中で、運営体制について、「効率性公共性バランスを取りながら、社会環境変化等に迅速・的確な対応を可能する柔軟な体制を選択する」ていること、市場将来像として、「一定公共関与下に運営がなされているている」などし、区分をCいたしました。  次に、「エ 改正卸売市場法に関すること」につきましは、2件御意見がございまし、7番でございますが、「今回卸売市場法改正によるなんでもあり規制緩和は、競争力ある卸、仲卸しか生き残れないようにするものだ」との御意見がございまし、これに対する市考え方いたしましは、「改正卸売市場法は、卸売市場を含めた食品流通合理化等を促進し、生産者・消費者双方メリット向上ため食品流通構造を実現することを目的に国が定めたもので、本市としても、法改正趣旨を踏まえ、市場活性化に向け、取引自由度を上げ取引し易い環境を整え、関係者に選ばれる市場を目指し、市場関係者何度も意見交換等をしながら条例改正を進めている。市場関係者との意見交換中では、第三者販売等原則自由化に対し、今後取引へ影響を懸念する声もあったが、一方で、今回規制緩和は品揃えを充実させるチャンス前向きに捉えるべきとの意見があったほか、こうした取引が既に形骸化していることもあり、全体的には、原則自由化について概ね合意が図られているし、区分をCいたしました。  次に、6ページに参りまし、「(4)意見全体に対する市考え方」でございますが、パブリックコメントでは、本市が示した取引ルールに関する考え方について御意見はなく、その多くは今後卸売市場運営に関する御意見であったことから、当初考え方とおり条例改正手続を進めるとともに、寄せられた御意見につきましは、今後卸売市場運営に生かしまいります。  最後に資料に記載はございませんが、今後予定でございます。前回総務委員会におきまして、12月市議会定例会に条例案をお諮りする申し上げましたが、今回改正内容が、中央卸売市場、地方卸売市場2つ条例をあわせ全170条近い条文ほぼ全条項に係る全部改正に相当するボリュームであることや、改正さた卸売市場法による大幅な規制緩和により卸売市場制度そのものが大きく変更さたことで、条例における各条文規定必要性など基本的な点から検証を行う必要が生じたこと、本条例が、卸売市場業務という独特商習慣などを含む特殊性、専門性が高いものであることなどから、改正内容合理性、妥当性確認、調整に想定以上時間を要しおりますので、これを来年第1回市議会定例会へ上程に変更させいただきたい存じます。  なお、参考資料として、前回総務委員会で説明資料を添付しございますので、適宜御参照いただければ存じます。  説明は以上でございます。 ○野田雅之 委員長 説明は以上とおりです。ただいま説明について、質問等ございましたらお願いいたします。 ◆宗田裕之 委員 かねてから私たちも特に取引ルール原則、いろいろな禁止条項、これを原則自由化する非常に心配していですけれども、皆さんに言うまでもなく、卸売市場というは、例えば実際に卸仲卸がいて、その中で実際品物を見、品定めをし、その中で価格が決まっいくという価格形成機能、それから、その中で需給調整機能もある、品質評価、この3点が非常に重要な卸売市場機能として今までやってこたわけです。そうやっやってこた多く中に、今言った原則があっ、初めてそういう機能が果たされてきた思うですけれども、特にまず、青果とか水産物において、川崎市市場は大体何割ぐらいがこの卸売市場を経由するか。 ◎池田 北部市場業務課長 市場単独経由率というは出ていないのですが、卸売市場全体でいきます、青果で6割、水産で5割ぐらいが市場を経由しているような数字なっおります。国産ほうは8割程度高く占めおります。 ◆宗田裕之 委員 この中で、パブコメでも重要な意見が幾つかあった思うですけれども、特にイ3番取引ルール見直しによって、卸側仲卸側は多く相違点がある、特に力関係はやっぱり仲卸業者が弱いという心配、それから、もう1点は7番特に第三者販売禁止、それから、商物一致原則、仲卸業者直値引き禁止、私たちが心配していたこの3点について何でもありする、弱者を淘汰しかねないという心配が出さました。その中で、皆さんから回答で、第三者販売、これ、原則自由化することによって、その影響を懸念する声もあったというは、どういう声なですか。 ◎池田 北部市場業務課長 第三者販売懸念さたこといたしまし、自分たち知らないところで市場を通らない、自分たちが見ない中で取引がされているということに懸念をおっしゃる仲卸さんもいらっしゃいました。その中で、当然透明性が確保されなければいけないということで、市としてそういった懸念ある取引につきましは、取引実績を求めることとして、ただ、求め、それを市だけにいただいも事業者さん懸念は払拭さませんので、そういったものをもとに、市市場関係者で公正な取引を確保する協議場を設け、その中で具体的な課題解決に向け話をしいくということで、今回規制緩和に不安を持ついう一方、市場活性化ため、規制緩和を前向きに捉え、おおむね合意が得られているところでございます。 ◆宗田裕之 委員 ここで言っている理由が、こういう取引が既に形骸化しているというはどういうことなですか。 ◎池田 北部市場業務課長 今第三者販売につきましは、例外規定として今でもやられている取引でございまし、実際に北部市場にありますが、青果で2割程度、花で3割程度、水産で2割弱、一応全体を占める割合としてはそのような取引実態でございます。 ◆宗田裕之 委員 要するに6割とか、国産で言えば8割がまだこの市場を通っているということで、私は形骸化というはちょっと言い過ぎではない思うですけれども、例えばこれ、第三者販売禁止、これ、卸が第三者に販売することを禁止する、それから、直値引き禁止、これは仲卸方がね。商物一致原則、要するにこういう原則が取っ払わた場合に、例えば卸売市場を通る流通量というは当然減るというふうに考えいい思うですが、どうですか。 ◎池田 北部市場業務課長 現在よりかはふえることはなくて減るほうには傾いいくか思うですけれども、意見交換話し合い中で、もとなる卸さん話では、事業相手が市場中にいるのであるので、極端な流通変化は起きないでしょうといった御意見もいただいおります。 ◆宗田裕之 委員 極端な変化はないというふうに言っていますけれども、例えば市場を通ることによって実際に商物一致ということによって初めて仲卸さんが品物を見、そして、それを信頼し小売店が買うという、こういうことができる思うですけれども、仲卸や小売扱い量というは減ることになるではないですか。 ◎池田 北部市場業務課長 今回規制緩和目的がそもそも市場活性化を図るためで、卸がそういった取引をすることによって集荷力が上がる、当然品物もふえるという形になりますので、仲卸さんには逆に好影響を与えるというふうに考えています。 ◆宗田裕之 委員 ふえるということも考えているのですか。 ◎池田 北部市場業務課長 市場かなめである卸集荷力、販売力が強化されることによって、仲卸さんに行く荷物も好循環により、いいように変わっくるかなというふうに思っおります。 ◎増田 北部市場長 補足をさせいただきます、もう一つ規制緩和いたしまし、直値引き禁止についても緩和ということで、こちら直値引き緩和につきましは、仲卸業者さん品ぞろえ充実にもつながる取引というふうなことでございますので、そういった意味では、仲卸さんに買いに来る買受人さんにとっても好影響がある期待しているというところでございます。 ◆宗田裕之 委員 多く農業関係新聞なんか、非常にそこが心配されているのです。今でもそうですけれども、特に大手が直接買いつけをし、直接取引をし、その品物は実際には市場を通らないでどんどん流通ししまうということが今ふえています。そうしたときに、大手は買い受けですから、どうしても力が強く、そういう意味では、農業者さんたちなんかにとって、例えば買い占めとか、それから、買いたたきなんかも、そういう懸念が相当報道されているのですけれども、その辺はそうはならないという担保は何かあるですか。 ◎池田 北部市場業務課長 今大手価格件に関しましては、取引結果公表は、差別的な取り扱い禁止といった公正な取引を確保する共通ルールに加えまし、先ほどお話しさせいただきました市市場関係者が公正な取引を確保する協議場を設置し、具体的な課題につきまし対応しいくということで、回避できるというふうに考えおります。 ◆宗田裕之 委員 本格的な論戦は来年3月議会ということですから。わかりました。 ◆堀添健 委員 今回、12月定例会から3月ということなですが、パブリックコメントで示さました条例一部改正中身について言う、基本的にこの中身は変更があるわけではないという理解でよろしいでしょうか。 ◎池田 北部市場業務課長 そのように考えおります。 ◆堀添健 委員 わかりました。  あともう1点、当初施行が法律施行合わせ来年6月21日ということなですが、来年第1回定例会ということでずれ込みますけれども、施行日は変わらないという理解でよろしいでしょうか。 ◎池田 北部市場業務課長 施行日は変わらず来年、令和2年度6月21日を予定しおります。 ◆堀添健 委員 結構です。 ○野田雅之 委員長 ほかにございますでしょうか。                  ( なし ) ○野田雅之 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「川崎市中央卸売場業務条例及び川崎市地方卸売市場業務条例一部改正に伴うパブリックコメント実施結果について」報告を終わります。  ここで理事者退室をお願いいたします。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○野田雅之 委員長 次に、その他、去る10月16日及び17日に予定しおりましたが、実施を取りやめることなりました、今年度委員会視察取り扱いにつきまし御確認をさせいただきたい思います。  事務局から説明をお願いいたします。 ◎大原 書記 それでは、御説明させいただきます。  初めに、今年度委員会視察に関する状況でございますが、本委員会における委員会視察につきましは、10月16日から17日日程で、京都市及び静岡市を視察する予定おりましたが、台風第19号影響により、10月中に予定されておりました各常任委員会及び議会運営視察は全て取りやめなりました。その後、10月23日に開催さました団長会議におきまして、今後委員会視察及び委員視察は実施できることが確認されております。  次に、今年度中、委員会視察が実施可能ではない思われる日程につきまし御説明させいただきます。  10月10日議会運営委員会におきまして、令和元年第5回定例会は11月25日(月)ごろ開会し、12月18日(水)ごろに閉会する見込みである報告されております。議会閉会中常任委員会は、原則として本会議終了後2週間程度明け開催されておりますので、それを踏まえます年内視察は実施できないもの考えられますが、ただし、委員会視察日程は、委員会判断が尊重さますので、委員会として協議が整います場合は、本会議終了後早い時期から御用納め12月27日(金)ごろまで間に視察実施が可能でございます。また、年明け、令和2年につきましは、例年、1月末ごろに第1回定例会に関する市長から議長へ招集申し入れが行わますので、それまで間は視察実施が可能考えられます。  以上状況を踏まえます、具体的な日程いたしましは、年内につきましは12月19日(木)から12月27日(金)間、年明けにつきましは、準備観点から御用初め週を除外いたしまし、1月14日(火)から1月24日(金)ごろまで間が考えられるか存じます。  次に、旅費について御説明させいただきます。  委員会視察委員視察を合わせまし17万円予算なっおりますけれども、委員会視察につきましは15万円未満で実施することれてございます。なお、今年度につきましは、取りやめなりました委員会視察キャンセルにかかる費用及び既に派遣が承認されている委員視察にかかる費用を除いた額で委員会視察を実施することなりますので、御承知おきいただきたく存じます。  次に、視察都市でございますが、ただいま御説明しましたとおり、使用できる旅費が年度当初異なりますので、これを踏まえまし改めて視察目的及び視察都市を御検討いただくことになろうか存じます。  御説明は以上でございます。 ○野田雅之 委員長 ただいま事務局から説明がありましたが、今年度委員会視察につきましは、10月23日に開催さました団長会議におきまして、今後改めて実施することを可することが確認されております。これを踏まえまし、本委員会委員会視察につきましも、事務局から説明がありました期間及び旅費等範囲内において、可能であれば実施する方向で調整をさせいただきたい思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○野田雅之 委員長 それでは、そのように確認させいただきます。後日改めて事務局から調整させいただきます。  次に、今後委員会日程でございますが、改めて御相談させいただきたい思います。  なお、詳細につきましは事務局から連絡をいたします。         ───────────────────────── ○野田雅之 委員長 その他、委員皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○野田雅之 委員長 それでは、以上で本日総務委員会を閉会いたします。                午後 0時13分閉会...