• 教育長の姿勢(/)
ツイート シェア
  1. 川崎市議会 2019-05-31
    令和 1年  5月まちづくり委員会-05月31日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    令和 1年  5月まちづくり委員会-05月31日-01号令和 1年  5月まちづくり委員会 まちづくり委員会記録 令和元年5月31日(金)   午前10時00分開会                午前11時45分閉会 場所:502会議室 出席委員:末永 直委員、後藤真左美副委員、山崎直史、原 典之、上原正裕石川建二、      浜田昌利平山浩二雨笠裕治、林 敏夫、秋田 恵、添田 勝各委員 欠席委員:なし 出席説明員:(まちづくり局綿貫まちづくり局長矢島総務部長松元交通政策室長、        長澤庶務課長小池地域整備推進課長       (市民文化局高相企画課長       (宮前区役所山口企画課長       (教育委員会)大島生涯学習推進課長 日 程 1 所管事務調査(報告)      (まちづくり局)     (1)鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針策定及び取組推進について     2 その他
                   午前10時00分開会 ○末永直 委員 ただいまからまちづくり委員会を開会いたします。  お手元タブレット端末をごらんください。本日日程は、まちづくり委員会日程とおりです。  初めに、所管事務調査として、まちづくり局から「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針策定及び取組推進について」報告を受けます。  傍聴申し出がございますので、許可することに御異議ありませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○末永直 委員 それでは、傍聴を許可します。                 ( 傍聴者入室 ) ○末永直 委員 なお、関係理事者として、財政局から後藤資産運用課担当課長市民文化局から髙相企画課長宮前区役所から山口企画課長教育委員会事務局から大島生涯学習推進課長が出席しておりますので御紹介いたします。  それでは、理事者方、よろしくお願いいたします。 ◎綿貫 まちづくり局長 それでは、これより「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針策定及び取組推進について」御報告させていただきます。  内容につきましては、小池地域整備推進課長から御報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎小池 地域整備推進課長 それでは、「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針策定及び取組推進について」御説明させていただきます。  お手元タブレット端末で、1(1)-1「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針策定及び取組推進について」というPDFファイルをお開きください。  本日、御用意させていただきました資料でございますが、2ページから、資料1といたしまして「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針に基づく取組について」、4ページから、資料2、「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針(案)に対する意見募集結果について」、180ページから、資料3、「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針概要」、さらに別PDFファイルにて、資料4、「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針」となってございます。  本日は、資料1を中心に御説明させていただきます。  初めに、基本方針策定について御説明いたします。PDFファイル2ページ、資料1左上「1 基本方針策定」をごらんください。  本市総合計画において地域生活拠点一つとして位置づけられている鷺沼・宮前平駅周辺地区では、現在、民間事業者による鷺沼駅周辺開発計画検討が進められております。  本市では、平成30年2月に鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能検討に関する考え方についてを公表してから、多角的な区民意見把握に取り組み、さまざまな場面でいただいた区民意見を踏まえ、区民意識アンケート基礎調査結果などを総合的に整理、検討し、平成31年2月には基本方針(案)を公表、パブリックコメント手続等を経て、本年3月に基本方針を策定したところでございます。  ここで、PDFファイル4ページをごらんください。資料2、「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針(案)に対する意見募集結果について」でございますが、「1 概要」下線部分パブリックコメント手続では、おおむね2,270人方から1万7,829通、2万3,714件御意見、御質問を、市民説明会では、39人方から99件御意見、御質問をいただいたところでございます。  次に、5ページをごらんください。「4 御意見内容と対応」でございますが、パブリックコメント手続では、民間事業者による再開発事業公共機能移転関係性、若者に選ばれるまち、現区役所等シャトルバス、鷺沼駅周辺渋滞対策、区役所位置などについて御意見、御質問が寄せられました。また、市民説明会では、移転する理由、再開発事業全体像、区民へ周知、市民館・図書館分館新設、バスネットワーク充実、市として推進体制などについて御意見、御質問をいただきました。本市では、これら御意見を踏まえ、公共機能方向性に関する基本的な考え方中に、駅周辺交通環境改善や、若い世代に選ばれ、多世代が集まる拠点としていくことについて追加、今後取組中に、庁内検討・推進体制について追加するなど、一部御意見を反映し、鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針を策定いたしました。  8ページ以降に、いただいた御意見要旨と本市考え方詳細をお示ししておりますので、後ほどごらんください。  それでは、2ページ資料1にお戻りください。資料左側中ほどから下に、基本方針を一部抜粋して掲載してございます。  「第5章 鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本的な考え方」うち、「方向性」といたしまして、①として、鷺沼駅周辺に、宮前区役所・市民館・図書館を移転・整備し、宮前区全体活性化を促す「核」として地域生活拠点形成を図ること、②として、民間施設行政施設相乗効果による機能・空間実現を図り、文化・交流拠点形成と新たなコミュニティ創出を図ること、③として、現区役所等施設・用地は、本市貴重な財産として、活用あり方について、宮前区全体と周辺エリア将来を見据え、市民参加で検討することとしております。  次に、「基本的な考え方」でございますが、これは「方向性」でお示しした内容を、次5点に整理し、本編において詳しく御説明したものでございまして、ここでは項目名のみお示ししております。  特に5点目につきましては、「地域バランスを考慮した区全体機能向上」として、今回取り組みを契機として、向丘出張所機能検討に取り組んでいくことをお示ししたものでございます。  次に、「第6章 今後取組」といたしまして、再開発事業全体スケジュール(想定)でございますが、令和元年環境アセスメント手続都市計画手続を経て、令和2年度には再開発組合を設立、令和3年度から令和7または8年度まで、市民館・図書館整備を予定している駅前街区工事を、令和7または8年度から令和10から12年度まで、区役所整備を予定している北街区工事実施を想定しております。  続きまして、基本方針に基づく今年度取り組みについて御説明いたします。  資料右上、「2 今年度取組」をごらんください。「(1)新宮前市民館・図書館整備に向けた取組」といたしまして、「ア 意見交換会ワークショップ)」として、区民40人程度を対象として2回開催し、検討内容を深めてまいります。  また、「イ アンケートイベント等」といたしまして、無作為抽出した600人へアンケートを実施するとともに、区民祭など市民参加機会を捉え、意見聴取を実施してまいります。  次に、「(2)環境アセスメント都市計画手続着実な推進」といたしまして、現在、再開発準備組合において、より詳細な検討が進められているところでございますが、今後スケジュールにつきましては、令和元年環境アセスメント手続都市計画手続を経て、令和3年度工事着手を目指し、連携した取り組みを進めていくこととしております。  この間市民意見聴取につきましては、今年度は、環境アセスメント手続として、準備組合による説明会や意見提出機会があり、都市計画手続として、素案説明会や縦覧など、都市計画について市民意見を伺ってまいります。  次に、「(3) 基本方針着実な推進に向けた検討体制構築」につきましては、詳しい資料で御説明いたしますので、3ページをごらんください。  「「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針着実な推進に向けた検討体制」でございますが、資料左側、「鷺沼駅周辺再編整備公共機能検討会議」という平成30年度検討体制について、基本方針策定を踏まえ、より具体的な取り組みを推進するため、推進に必要な組織体制として、検討会議を改組し、宮前区まちづくりにおける公共機能検討会議を設置いたしました。  「1 設置目的」でございますが、鷺沼駅周辺再編整備を契機として、宮前区全体機能向上、持続可能なまちづくりに向けた取り組みを着実に推進するため、宮前区まちづくりにおける公共機能に関する調査検討を行ってまいります。また、複数関係部局による相互補完的な調査検討と、具体的な取り組み推進が求められることから、役割分担を整理するとともに、庁内横断的な連携体制を構築いたします。  次に、「2 構成」でございますが、検討会議、幹事会、部会3層体制としておりまして、部会につきましては、「①新宮前市民館・図書館・区役所整備検討部会」、「②現区役所等施設用地活用検討部会」、「③向丘出張所機能検討部会3部会を設置し、各課題に関する具体的な調査検討を行うこととしたところでございます。  次に、2ページ資料1にお戻りください。資料右下、「(4)市民周知」でございますが、基本方針に基づく着実な取り組みを推進するため、引き続き、今後取り組み中で、継続的な説明、意見交換を進めてまいります。当面市民周知といたしましては、市政だより宮前区版5月1日号にて特集記事を掲載いたしました。今後もコラム掲載等による周知を行ってまいります。また、昨年度に実施した関係団体ヒアリング対象者に対して基本方針策定結果を送付するとともに、宮前区ホームページを中心に情報を整理、再構成し、情報発信を行ってまいります。  次に、「3 主なスケジュール」でございますが、本日、常任委員会にて基本方針策定について御報告させていただいた後、今年度上半期には準備組合環境アセスメント手続に着手し、ここで再開発事業建物計画概要が公表される予定でございます。  また、今年度中には新宮前市民館・図書館に関する基本計画案を公表するとともに、都市計画素案説明会開催も予定してございます。  なお、本日は、資料3として基本方針概要を、資料4として基本方針本編を添付しておりますので、後ほど御参照ください。  説明は以上でございます。 ○末永直 委員 説明は以上とおりです。  ただいま説明について質問等がございましたら、お願いいたします。 ◆石川建二 委員 きょうは、文教委員会も同じ報告をされているとお聞きしております。できるだけ重複は避けたいと思いますが、ごらんように傍聴者方も大変多くいらしていますので、若干重複もお願いをしたいと思います。  今御報告中でパブリックコメントが2万3,714件、非常に多く寄せられたパブリックコメントになっていると思いますが、これ受けとめ方について、まず初めにお伺いしたいと思います。 ◎小池 地域整備推進課長 いただいた多数御意見に関しては重く受けとめてございます。一件一件内容を精査させていただいたところでございます。1万8,000通近い御意見をいただくというは、この案件に対する関心高さ、思い強さというものがあらわれているものと受けとめてございます。この案件につきましては、お住まい地域などによってさまざまな考え方、捉え方があると考えておりまして、今回意見募集でいただいた御意見についても、数だけではなく内容について精査しまして検討した結果として基本方針を策定させていただきました。 ◆石川建二 委員 この寄せられた意見中で、市ほうがA区分からD区分まで参考にするもの、取り入れるもの、こうした分類をしていますが、これについて比較的反対声はC区分やD区分に多く述べられていたというふうに思いますが、このC区分、D区分が合わせて2万3,226通と非常に多くなっていますが、このことから、区民中で、この移転問題に関する賛否はどのようにあらわれたと受けとめていらっしゃるでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 通数につきましては、お1人方が何通も提出していたり、反対意見というような形でまとめて提出していただいた意見もございました。1万数千通という御意見中にも、実際内容としては、御質問であったりですとか、御提案であったりというような御意見も多数いただいております。我々としても反対意見というようなくくりで整理できるかというところもございまして、これは反対意見だ、これは反対意見ではないというようなまとめ方はなかなかできないものではございますが、さまざまな御提案、御質問というものも含めてかなりボリューム意見になったと捉えております。そういったものをC、Dというところも踏まえて分けさせていただいて検討を進めさせていただいたというものでございます。 ◆石川建二 委員 マスコミこれ報道を見ますと、寄せられた意見は反対意見が非常に多かったというような評価もマスコミ報道ではありましたけれども、市ほうは、この反対、賛成、こうした分類には、それぞれ御意見でニュアンスが分かれるというはあるでしょうけれども、総じてどんなふうに受けとめていらっしゃるか。 ◎小池 地域整備推進課長 意見書中に反対するというような形で記載されているものも多数ございました。反対というところで我々に伝わってきたものも本当に多くございます。それについては、やはり重く受けとめる必要はあると考えてございます。そちらについては一件一件しっかり精査させていただきまして、それを踏まえて今回基本方針につきましては、さまざまな基礎調査、それから議会とやりとり、そういったものを含めて総合的に判断した結果として策定させていただいたということでございます。 ◆石川建二 委員 そうすると、反対声が多かったということは、実態としてはあるということでよろしいですか。 ◎小池 地域整備推進課長 資料中にはそういった形で御記入されたものも多数ございましたので、そこについては我々としても重く受けとめているところでございます。 ◆石川建二 委員 今回、パブリックコメントを行う、それは市がこのようにしますよという方針をはっきりと示して市民声を問うたという意味では、反対、賛成という声出し方も出しやすかったかなと思いますけれども、それまでは鷺沼駅前にどのような機能が必要ですかという議論をずっとしてきたと思うんです。その声は決して鷺沼駅にどんなものがあったらいいかということ、イコール移転をするべきだということにはつながらない。もちろん、今坂が大変だから移転してほしいという意見が出たは私も存じ上げていますけれども、必ずしも今まで議論、鷺沼駅にこういう施設が欲しいということイコール宮前平区役所、市民館・図書館を廃止して鷺沼に移すべきという意見ではなかったというふうに思うんですが、その辺はどのように受けとめていらっしゃるんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 今回件につきましては、反対として疑問、懸念意見も多数いただきましたが、移転へ期待、それから賛同を示す御意見というものも多数いただきました。中には移転整備によって近くなる人や遠くなる人が出るということは避けられない事実でございまして、地域や年代、ライフスタイル等によりさまざまな意見が出たものと考えてございます。我々市としましては、今回意見というようなものも含めまして、宮前区未来まち姿をどうしていくか、その中で核をどのようにつくっていくかという観点から総合的に整理、検討して基本方針を取りまとめさせていただいたというものでございます。 ◆石川建二 委員 賛成や反対はそれぞれあったということですけれども、宮前区として、市として、この問題に、区役所が移転することに賛成ですか、反対ですかということを区民に問うたことはあるんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 シンプルにそのような形でというものではなく、さまざまな機会を通して御意見を伺ってきたというふうに捉えております。 ◆石川建二 委員 それぞれ意見があるは当然だと思うんですが、それ例えば区民中で割合、比重というんでしょうか、それは賛成が大半を占めているとか、反対が大半を占めているとか、そのような認識というはどの程度お考えなんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 パブリックコメント市民説明会発言、それから意見書内容、通数だけで捉えてしまうと反対意見ほうが多かったというような形にはなってくると思いますが、全体として反対者ほうが非常に多いというところまでは我々はつかんでいないということでございます。 ◆石川建二 委員 全体的に反対者が多いという認識には至っていないということですけれども、それは至っていないというはどういうことですか。私実感としては、まちを回っても非常に反対する声が多いと考えているんですが、市認識をもう少しわかりやすく御説明いただけますか。賛成、反対をどのように捉えているんですか。 ◎小池 地域整備推進課長 実際ところ、今回パブリックコメントいただいた意見などを踏まえると、確かに反対意見という通数につきましては多かったというところは我々としても認識してございます。 ◆石川建二 委員 それはパブリックコメントにおいてですよね。そうすると、パブリックコメントに寄せられた声は非常に多かったとしても、まだまだ全市的なというか、全区的な調査をかけたわけではありませんから、全区動向、区民声がどこにあるかは、これだけでは確かにわからない部分があるかと思うんですが、だとすれば全体をつかむ必要性があるんじゃないですか。 ◎小池 地域整備推進課長 我々としましては、これまでワークショップですとか、フォーラムですとか、さまざまな機会で意見をいただく場面を設けてございました。そのような意見を踏まえまして、また、宮前未来、将来姿を想定した中で総合的に検討しまして、今回基本方針(案)というものを定めてパブリックコメント手続をさせていただいたところでございます。 ◆石川建二 委員 その報告はわかるんですけれども、現状でいろんな意見を聞きましたという中で、移転すべきか、あるいは現在施設を残すべきか、この区民意見を、端的にいえば反対、賛成という話になるんだろうと思うんですが、この区民中で割合というはどんなふうに認識しているか、それはわからないということでよろしいんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 全区民に対するアンケートというところは実施してございません。それは事実でございますので、そこ反対、賛成という端的な調査というものは行っていないということでございます。我々としましてはさまざまな手続を経て、いろんな意見をいただいた中で総合的に検討させていただいた上で今回取り組みを進めていきたいと考えてございます。 ◆石川建二 委員 区役所移転という意味では、さまざまな意見がある中で、やはり大体合意がとれたというような形で、例えば半数以上人がそれに対して支持をしているとか、まだ反対が多いからもっともっと議論すべきじゃないかとかと、そういう判断があろうかと思うんですが、市は、いわゆる移転という方針を決めたわけですから、市民中でどれだけ理解が広がったか、移転に対する賛成というはどのくらいあるか、これをちゃんとつかんだ上で基本方針というものを出すべきではないでしょうか。それについてどのような理解があるかは区民に説明すべきではないでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 今回再開発取り組みは、本市としても推進すべき取り組み、本市総合計画にも位置づけられたものでございます。そういったものが今回、宮前区未来につながる契機と捉えて、公共機能方向性、基本的な考え方について取りまとめを行ってまいりました。確かにもっと時間をかけて検討すべきという御意見もいただいております。その一方、市として考え方を早期に示してほしいというような御意見もいただきました。その中で、これまで多角的な意見聴取取り組みを踏まえまして、今回、我々としては市考え方というところでお示しさせていただいたところでございます。 ◆石川建二 委員 市考え方を示したというはわかります。繰り返しになりますので、この問題は再度質問しませんけれども、市民中でどれだけこの移転問題について支持があるか、それすら答えられない、実態をつかんでいないという中で計画を推進していくというは、やはり問題がある、そこをちゃんと説明すべきで、今後でもいいですから、アンケートをとるなり、全区民声が一体どこにあるか、移転に賛成か反対かはとにかく聞いていないわけですから、端的な、ちゃんと意見を聞く、これに対してはどうでしょうか。そういう機会を区民に与えるべきではないでしょうか。その点だけお答えください。 ◎小池 地域整備推進課長 繰り返しになってしまうんですが、我々としましては、これまで1年間、多角的な視点中で意見聴取を行ってまいりました。その中で総合的に判断、検討いたしまして今回基本方針を策定したという経過がございますので、今後、移転賛成、反対というものに対して全体的なアンケート調査をするということは考えてございません。 ◆石川建二 委員 非常に問題だと思うんです。  それと、賛成、反対以前に、知らないという声がまだ多いということを皆さんからよく私ところに御意見が寄せられます。やっぱりこの問題に対する認知度、当初、昨年夏にアンケートをやったときは10%程度ということで、その後、さまざまな議論がありましたから、当然認知度は上がっておると思うんですが、この問題が起きているということが区民方にどのくらい認知されてきているか、その辺はどうでしょうか。賛成、反対というよりも、さまざまな御意見があるんでしょうから、その認知、それはどの程度あると今お考えなんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 昨年アンケート中で、少し聞いたことがあるというところを踏まえると50%以上という回答をいただいています。我々としましてもなかなか周知というものが難しく、できる限りことをやっているところではございますが、引き続きホームページですとか市政だよりですとか、そういったものを通じてしっかりと広報、周知に努めてまいりたいと考えてございます。 ◆石川建二 委員 そういう周知をやってきて、地域ミニコミ誌も取り上げてくれて、認知はどのくらい広がったかという実態はつかんでいませんか。 ◎小池 地域整備推進課長 その後結果というところについては、調査はしておりませんので、具体的にどれだけ認知されたかというところまでは、実際ところは把握していないところでございますが、これからもしっかり出していくという姿勢については取り組んでまいりたいと考えてございます。 ◆石川建二 委員 これで方針を決めたわけですから、それを皆さんにお知らせする、また説明をしていく義務が行政には生ずるわけですけれども、今後、この問題に関する認知度を高めるため実際やったこと検証、どのぐらい認知が上がって、先ほど、賛成か反対かアンケートはとらないとおっしゃっていましたけれども、どのぐらいこの政策が住民方に知らされているかというところ調査は、行政としては、認知度を高める対策ためにも当然定期的にチェックをすることが必要だと思うんですが、この点はどうですか。 ◎小池 地域整備推進課長 今後取り組み中で、また市民館・区役所等ワークショップ、それからさまざまな機会で意見聴取というも考えてございます。これから宮前区で開催されるイベントなどで、また皆様にヒアリングなどをしていくというところもこれから検討してまいりたいと考えてございます。 ◆石川建二 委員 では、認知度も調べていただけるということでよろしいですか。 ◎小池 地域整備推進課長 そういった場を踏まえて、そういったところができるかどうか、これから検討してまいりたいと考えております。 ◆石川建二 委員 それはどこで検討するんですか。認知度調査をやるかどうかという検討をするとおっしゃるから、それはどこで、いつごろまでに検討するか、教えていただければと思います。 ◎小池 地域整備推進課長 先ほど説明中でさせていただきました検討会議というものを、組織をつくりまして、これから取り組みを進めてまいりますが、その中でも検討を進めてまいりたいと考えてございます。 ◆石川建二 委員 それは行政説明責任基本的な役割だと思いますので、どのぐらい認知されているかということをちゃんとつかむは、別に賛成、反対ということでなくても非常に重要なことだと思いますので、しっかりそこは求めておきたいと思います。  市民館や図書館、区役所増設声もあるというようなこと、分館要望があるということが先ほどもありましたけれども、端的に1つだけこの問題でお聞きしたいは、なぜ分館というができないかと。ただでさえ施設が少ない、あるいは図書施設も少ない中で、せっかく拡充ができる機会でもあるにもかかわらず、何で2つ図書館分館だとか、あと、区役所支所だとか、それを置けないか。そこ理由が、この意見募集意見を見てもはっきりわからないんです。1つ書かれているとすれば、これから人口が減っていくので、やっぱりコンパクトにしなきゃいけないということは確かに御説明があったかと思うんですが、なぜ1つなかという、ちょっとそこところをもう一度説明いただけますか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 市民館・図書館分館御質問でございますが、現在は宮前区に限らず全区中で新たな社会教育施設を整備するという予定はございません。各区で現在1つずつ設置しております市民館・図書館、並びに既存分館等を軸にしながら地域で活動するさまざまな主体や区内諸施設と連携等々を行うとともに、既存施設である学校施設有効活用等手法を総合的に用いながら幅広い生涯学習活動を推進してまいりたいと考えております。 ◆石川建二 委員 今御説明だけれども、なぜ、例えば市民館が1つなかというところは、市がそうやって決めたんだというは今御説明でわかりましたけれども、じゃ、なぜ1つと決まるかと。例えば、世田谷区でもたくさん地域に支所がありますよね、そこでさまざまな住民サービスが行われていたり、あと市民館なんかでも、横浜なんかでも地区会館ですとか、結構たくさん整備されていますが、なぜ川崎市は1個だけという縛りをつけるか、私はこういう機会があるにもったいないと思うんですが、そこところ、なぜなかをもう少し説明いただけますか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 先ほど申し上げたとおり、新たな社会教育施設を今整備する予定はございません。なかなか新たな施設整備ということになりますと、さまざまな検討をしてまいらなければいけない要素がございまして、まずは身近な学校施設有効活用であるとか、そういった既存施設活用ということをこれから第1に、まず進めてまいりたいと考えております。 ◆石川建二 委員 学校施設を使うというは、もちろんいいと思うんですけれども、それが市民館あるいは図書館にかわり得るものでないということは明白だと思うんです。市民館・図書館は、教育委員会は既に御存じように、地域つながり拠点施設として役割が非常に重要視されている。特に子どもたち居場所づくりということでも非常に重要視をされているが報告書中でも見てとれるんですけれども、それが結局、学校だけということではなくて、市民館や図書館を中心としたまちづくりを進めていくというは、非常に今後まちづくりとしてあるべき姿1つかなと思うんです。もしいろんなところにあればそういう可能性が広がると思うんですが、そこはお金が厳しいから、お金がかかるからそういうふうにはしないんだということなか、本来ならばそういう地域中に核があることは教育的にも望ましいと思うんですが、この辺、御見解はいかがでしょうか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 より市民皆様に身近なところでそういった施設があることは望ましいと考えますが、今現在も教育施設に限らずさまざまな公共施設がございますので、今後はそういったところと連携等も図りながらよりよい社会教育サービスがどのように展開できるかは検討していかなければならない視点だと考えております。 ◆石川建二 委員 なぜ1つなかという文化構想などに対する回答として、将来的な人口減少へ転換を見据えた対応が求められるからだとお答えになっているんです。これはどういうことなんでしょうか。人口が減少すると何でつくらなくていいんでしょうか。人口減少とつくらないということはどのように結びつくんでしょうか。これは市民館だと教育委員会だけれども、区役所なんかだと、とりあえず教育委員会にお聞きしますけれども、市民館・図書館の教育施設整備をこれ以上しないということ背景に人口減ということが書かれておりますが、この相関関係をもう少し説明していただけますか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 施設等インフラ整備につきましては全市的な状況等も考えながらやっていかなければいけないと思っておりますが、教育委員会としては、人口減少というよりも、人口が仮に減っていったとしてもより身近なサービスが提供できるように、既存施設と連携、先ほど繰り返しになりますが、そういったところを模索していくべきだ、そのように考えております。 ◆石川建二 委員 だって、回答中に市民館・図書館など社会教育施設を初めとする公共機能については、提供するサービス充実とともに、将来的な人口減少へ転換等を見据えた対応が求められることから、学校施設有効活用や地域づくり担い手連携などを行っていくんだということが書かれていますよね。人口減少というは大きな理由になっているんですが、これは理由にならないということですか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 そういった人口減少、将来的な動向についても、やはり重要な要素だとは考えております。 ◆石川建二 委員 どのぐらい川崎市人口が将来減り、宮前区人口が減ると予測をされているんですか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 済みません、今現在、どれくらい人口減少想定があるかは、手元資料であるものではお示しがなかなか難しいんですが、資料3ところに、「第2章 宮前区概況」抜粋版ところでございますが、将来人口推計ということで、平成47年をピークといたしまして、そこからは減り始めるというような推計も考慮してございます。 ◆石川建二 委員 市推計で2060年度、宮前区は21万3,000人となっています。現在が23万2,000人なので1万9,000人減だということですが、この数字でよろしいですか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 そうですね。資料3「第2章 宮前区概況」「人口構成 将来人口推計」というところ数字で今説明させていただきました。 ◆石川建二 委員 減少といっても20万人以上いるんです。例えば、川崎市全体で見ると、よく私は議会でもさいたま市と比較をしますけれども、川崎市図書館1施設当たり人口、これは2060年に減少したと言われている中で10万9,000人でした。これはさいたま市2倍あるんです。さいたま市は5万人ぐらいですから。これは、人口減少だけで言うと、すごく人が少なくなっちゃうような気がするんですけれども、今20万人宮前区でいえばこれだけ都市、また人口が非常に集中している、この環境は余り変わらないんです。だから、現在で十分足りていますというであれば話は別かもしれませんけれども、たくさん今までも議会でやってきましたけれども、閲覧室も少ない、もっともっとスペースを広げてほしい、機能を充実してほしいという声がたくさん寄せられている中で、現状でいいとは恐らく教育委員会もお考えではないと思うんですが、人口減少ということで言えば余り変わらないんです。人口減少はやっぱり理由にはならないんです。そこところ、どうでしょうか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 委員御意見もございますが、インフラ整備という点に関しましては、そういった人口推移というものは一定検討しなければ、考慮に入れなければいけない要素というふうには認識しております。 ◆石川建二 委員 減るといっても、川崎市場合は非常に減り幅が少ないんです。じゃ、ふえなきゃ増設しないか、どのぐらい減ったら増設しなくてもいいか、この基準なんて、恐らく今こんなところで話しても余り意味ないぐらい余り根拠ない話だと思うんです。だから、現状が足りなければつくる、そういう市民声に応えていく、これこそが、やっぱり教育委員会として役割ではないかと思いますが、これについて、現状、十分足りているんだという立場でこれ以上つくらないか、そこところをもう一度、やっぱりつくっていくべきだと思うんですが、御回答をお願いいたします。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 繰り返しになりますが、今現在、新たに社会教育施設を整備する予定はございません。今回、鷺沼検討中で、やはり分館をつくってほしい、あるいはもっと施設をふやしてほしいという御意見をいただいているは、そこは教育委員会としてもある程度受けとめなければいけないというふうには考えております。 ◆石川建二 委員 重く受けとめていただけるということですけれども、重く受けとめてどうするんですか。具体的に何かやってくれるんですか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 先ほど申し上げたとおり、今、具体施設整備予定はございませんが、例えば、これから跡地検討等が、現在宮前市民館・図書館、区役所跡地利用等について検討が始まりますが、教育委員会としては、やはり検討遡上にはそういった意見が非常に多かったというをのせていかなければいけないと考えております。
    石川建二 委員 重たく受けとめるというからには、やはり分館構想見直しだとか、そういうものを契機にすべきだと私は思うので、そこところはぜひ求めておきたいと思います。  もう一つ、私は資料要求で、先ほど宮前区まちづくり、将来構想というようなことが、報告がありましたけれども、平成29年度鷺沼駅周辺地区まちづくり推進業務報告書というが昨年30年3月にまちづくり局から出されています。その資料を見ますと、今どのようなまちづくりを進めていくかという構想がそこに書かれているんですが、これ所管をするは、担当課はどこか、きょういらしていますか。 ◎小池 地域整備推進課長 地域整備推進課でございます。 ◆石川建二 委員 では地域整備推進課にお聞きしますけれども、この中で沿線まちづくりイメージというが書かれていると思うんです。そこには鷺沼駅周辺を高齢者住宅や保育所、また、オープンスペース、スマートコミュニティ、サテライトオフィス、こういう多様な都市機能集積エリアに定めています。一方、けやき平、マンションが非常に多いところですが、ここは分譲共同住宅エリアとして、世代を意識した住みかえ、空き室利用を行って、そこに住む高齢者が鷺沼駅に来ると、そこあいたところを若者層ルームシェアでそれをカバーする。宮前平宮前区周辺は地区計画で建築協定エリアとなっていて、低迷利用地利用や用途規制見直し、空き家活用ということが述べられていて、そこに住む高齢者が鷺沼駅前マンションに移って、そこにまた若い層2次住みかえが起きるというようなまちづくり構想を、イメージ図をつくられているんですけれども、これは市プランですか。 ◎小池 地域整備推進課長 我々まちづくり局としましては、やはり駅周辺にコンパクトなまちづくりを進めているというところがございます。まず駅周辺にさまざまな機能を集積していって、ほかエリアには電車ですとかバスですとか、そういったところネットワークでつなぐというようなことを考えているまちづくりを進めているところでございます。 ◆石川建二 委員 端的に聞きます。このプラン、この報告書では田園都市線沿線まちづくり基本構想案となっていますけれども、これは市プランなんですか。 ◎松元 交通政策室長 東急田園都市線沿線まちづくりをどうしていくかということにつきましては、全体をとらまえていく必要があるという中で、やはり鉄道事業者と協力が不可欠になります。それを踏まえて東急電鉄と包括協定を結ばさせていただいたところでございます。その中で、取り組み一つとして沿線全体まちづくりについて、やっぱりこれから少子・高齢化を踏まえますと、魅力ある、それから活性化に資する、いろいろな取り組みが必要だというふうに考えております。その取り組みをいろいろ今イメージで示させていただいてございますけれども、さまざまな手法を活用することによって、そういったところにも寄与していきたいと考えているところでございます。  進めていく上では、東急電鉄御協力も当然必要になってまいりますので、今回これを策定したは市と東急電鉄と連携によってつくらせていただいた案という形で、いわゆる行政計画という形ではないということで整理をさせていただいているものでございます。 ◆石川建二 委員 行政計画ではないということですが、これからいろんな場でまちづくり全体ことを考えていくんだということ基礎データになるということでよろしいんでしょうか。 ◎松元 交通政策室長 基礎データとして、それをもとに具体的な手法としてどういった手法があるか、さまざまな手段があろうかと思っていますので、いろんな手段を活用しながら全体としてまち活性化、住みよいまちづくりに寄与するような取り組みにつなげていきたいと考えております。 ◆石川建二 委員 ここには、2050年には宮前区高齢化率が33.8%になると。男は仕事、女性は子育てで1つつながりを求める中、高齢者時間や貯金も多い、個人金融資産うちシニア層資産が3分の2を占めている、こういう特徴を持って住みかえを行っていくんだということが書かれているんですが、恐らく区民はこんなことを市がプランニングしているということはほとんど知らないんじゃないかと思うんです。これは情報公開でとった資料なので。  例えば、けやき平問題、高齢化したを鷺沼ほうに移すなんていうは、こういうことを行政が基本的なデータとして考えているんだとすれば非常に大きな問題じゃないかと。これは確かに事業者が描く、いわゆる事業者プランという意味ではわかりますよ。こういうリノベーションをやっていくんだというは。それと行政計画が全く一体ものになっているということは、連携ということを超えて、事業者本位まちづくりというふうに言えるんじゃないでしょうか。そうならざるを得ないんじゃないでしょうか。 ◎松元 交通政策室長 計画的な目指すべき大きな方向性として、行政としても沿線まちづくりを考えているところではございます。その具体的な手段ということはそれぞれ確定してございませんので、具体的な取り組みで、例えば行政がしっかり関与してやっていかなきゃいけない状況が出たときには、それはきちんと行政がしっかり市民にも説明をしていくということになりますし、民間が主導でやるべき事業があれば、それは民間事業者取り組みをしっかり周知していくという形になってこようかと思っていますので、大きな方向性として整理イメージとしているというところでございます。 ◆石川建二 委員 この問題は奥深い話で、誰ためまちづくりか、住民ためまちづくりか、それとも事業者地域開発ためまちづくりかというところを、協力という名もとで、いわゆる事業者本位まちづくりであってはならないというふうに思います。この点はぜひこれからも注視していきたいと思います。  ちょっと時間も超過していますので、今後進め方スケジュールでちょっと確認をしておきたいんですが、今年度、都市計画審議会スケジュールが出てくると。今年度中に環境アセスほうも行うんだということですけれども、都市計画審議会ほうは住民へ説明必要性があるので説明会実施ということがされると思うんですが、これはいつごろになるんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 今回資料では上半期をめどに環境アセスメント手続に着手するという形で出させていただいております。まずはそこからスタートするというところでございますが、都市計画手続につきましては、今年度中に着手するという形でお示ししております。都市計画手続最初スタートというものが素案説明会という形で市民皆様に素案を説明するという会になってございます。こちらにつきましては、この資料でも御説明しているとおり、今年度中にはその素案説明会を開催するというところで今検討してございます。 ◆石川建二 委員 そうすると、その説明会が今年度中、環境アセスも審査というか、住民意見を述べる場、公聴場がありますけれども、これはいつごろでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 こちらアセスほうが建物計画規模等によってどのような種類に分けられるかというところがまだ明確になってございません。そういった中でこれから準備組合ほうで検討を進め、アセス手続に入ってまいりますので、上半期中には何らかの形で着手されると思ってございますが、その後説明会時期等につきましては、まだ未定というところでございます。 ◆石川建二 委員 上半期というは、現状上半期、つまり4月から10月まで間ということでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 今年度、令和元年上半期にはアセスメント手続に着手するという方向で我々ほうからも準備組合ほうに働きかけてまいりたいと考えてございます。 ◆石川建二 委員 そうすると、6月までという意味ですか。 ◎小池 地域整備推進課長 上半期という形になりますと前半ということになりますので、9月ごろまでにはという認識で考えてございます。 ◆石川建二 委員 議会でも再三全体像が示されていない、早く示してほしいということを言ってきましたけれども、これは駅前街区と北街区と、2つエリアに分かれていますよね。それぞれ平米数が何平米だか、教えていただけますか。 ◎小池 地域整備推進課長 敷地面積ということでしょうか。 ◆石川建二 委員 敷地面積です。 ◎小池 地域整備推進課長 敷地面積につきましては、両街区合わせまして1.9ヘクタールというところでございます。 ◆石川建二 委員 それぞれ。 ◎小池 地域整備推進課長 北街区ほうでございますが、敷地面積は4,000平米、駅前街区ほうにつきましては、敷地面積1万2,000平米ということでございます。 ◆石川建二 委員 そうしますと、これで容積率が500%、建ぺい率が80%ということですけれども、これからすれば、ボリューム感としてはおおよそ何階建てぐらい建物になると想定されるんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 この敷地面積、それから容積率という中で準備組合が施設計画を今進めているところでございますが、建物高さというところにつきましては、準備組合がさまざまな建物計画を進めている中で今検討しているということでございますので、今ところ未定でございます。 ◆石川建二 委員 区役所問題はさておいても、駅前再開発に関しては相当以前から相談もあったかと思うんですが、いつぐらいから東急と事前相談というがあったんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 基本方針案をつくっていく段階で、ゾーニングイメージというものについて、昨年秋ごろに準備組合ほうにこういうボリュームこういう施設が入るということについて検討をお願いしているところでございます。 ◆石川建二 委員 ちょっと私聞き方が悪かったかもしれませんけれども、この駅前開発全体、そもそも駅前開発計画、東急電鉄さんからはどのような形で事前相談がいつぐらいからあったんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 平成27年6月に川崎市と東急電鉄ほうで包括協定を結んでございます。その後、平成29年になりまして準備組合が設立されたというところでございます。再開発話につきましては、そのころから具体的に進められているということでございます。 ◆石川建二 委員 包括協定はまちづくり全体包括協定だと理解をしていますけれども、その段階で駅前開発についても事前相談、やりとり、さまざまな法的な規制だとかと、事業者ほうも調べなきゃいけないから市に多分相談があったんだと思うんですが、平成27年度ころから相談があったということで理解してよろしいんですか。 ◎小池 地域整備推進課長 全て中でこういったまちづくりについて進めていきましょうという話を結ばせていただきましたので、そのころから少しずつ検討ほうはさせていただいたというところでございます。 ◆石川建二 委員 わかりました。  再開発事業そのもので国補助金等も出てくるかと思うんですけれども、その再開発、さまざまな手法があるかと思うんですが、代表的な国補助、あるいは県補助等があれば、補助メニューとその割合についてお聞かせいただいていいですか。 ◎小池 地域整備推進課長 法定市街地再開発事業というところ事業を計画してございます。その中で、補助対象となる事業費うち、3分の1は事業者、3分の1は国、3分の1は地方自治体という形で補助が出るという形中で今組み立てを進めております。 ◆石川建二 委員 そうすると、事業者事業だといっても国や地方自治体補助金がたくさん出るんだなというふうに思ったんですが、例えば、今度、区役所を買いましょうという場合に、床を買いましょうといった場合に、それは事業者が3分の1を持つとして、そこ200億円なら200億円で市が買ったとしますよね。それは事業者が持っている3分の1負担が逆に少なくなるという理解でよろしいですか。 ◎小池 地域整備推進課長 先ほど御説明した補助金につきましては、法定市街地再開発事業に関する補助金というところになります。ですので、今回場合は公共機能を入れるというところになりまして、そちら取得ですとか、そういったものについては、また別途協議していくという形になります。 ◆石川建二 委員 そうすると、建物総体がまだはっきりしませんから事業費そのものも算出ができないかもしれませんけれども、この事業費に占める事業者負担というはどのぐらいなでしょうか。  なぜこういうことを聞くかというと、他都市事例では8割が交付金でつくられたというような駅前開発もあるやに聞いていますので、そこら辺、非常に公共性高いというか、税金が多く投入されることなので、そこところを少し確認しておきたいんです。 ◎小池 地域整備推進課長 再開発事業費につきましては、これから準備組合等で施設計画が決まった上で大枠全体事業費が整備されるというところになってございます。令和2年度には再開発組合設立認可というものを予定してございますが、そのタイミングで大枠事業費が検討されるということでございます。 ◆石川建二 委員 いずれにせよ相当額補助金が入るということですから、やっぱりそこは市民として意見をどうそこに反映させるかというが大切な観点になってくると思いますので、その点についても引き続き検討していきたいと思います。  最後に1つだけ、これまでもさまざま問題になっていました防災機能について、市民から答えについてわかりにくいと言われるが、今場所は消防署や警察署、区役所が一体になっているから、これは防災上、メリットがあるんだと言っておきながら、それを、例えば分ける、消防署と警察署、そして区役所と分けること、二元化することによって災害リスクも減るという考え方もあるんだとお書きになっていますが、それは一緒ほうがメリットがあるか、分散したほうがメリットがあるか、それとも甲乙つけがたい、どちらとも言えないという見解なか、どちらが安全性が高いんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 確かに今現状は区役所、それから警察、消防というものが近い状態になってございますので、市民としましてはそういった面で安心感みたいなものは得られると思います。我々としましては、そこところが離れたとしましても連絡体制をしっかり強化することで機能上は問題ないということを認識しながら取り組みを進めてまいりたいと考えてございます。 ◆石川建二 委員 3つが一緒ほうがプラスになるというは専門家分析中でも述べられており、市もそのように書いていますけれども、それは今、市民安心感というお言葉を使いましたけれども、物理的に災害対策ときにはそうしたところが近くて、フェース・トゥー・フェースでそれぞれ専門部署が協議をするというは、私も熊本へ行きましたけれども、都市中では重要な観点になっていくことを学んできました。そういう意味合いも含めて、やっぱり3つ施設が近くにあることメリットを考えているではないんですか。安心感だけなんですか。 ◎山口 宮前区役所企画課長 災害発生時には、消防と警察につきましては、区は災害対策本部を立て、また、消防署も縦中で自立的に指揮命令系統が立ち、警察も同じような形になりますので、市民方から見て3つが近くにあるということ安心感はあるかと思いますが、実際災害発生時にはそうした観点から、実際に3つは別々に自立的に動くというところでございますし、あと、区役所が区災害対策本部ということですので、それがどこにあっても区民安全を守っていかなければいけないというところ役割は果たしていかなければならないと思っていますので、3つがどうしても一緒にというところではないと考えて、このような基本方針になっています。 ◆石川建二 委員 この報告書中で3つであることはメリットとして丸になっていますよね。それはどうして丸になったんでしょうか。今だと、別にばらばらでも一緒でも全く機能的には変わらないということであれば、この表記は、もう一方はないから三角になっていますね。そこは認識がずれているんじゃないですか。 ◎山口 宮前区役所企画課長 この評価につきましては、近接性というか、距離的な効果というところで丸ということになっております。 ◆石川建二 委員 実態として、私は先ほど熊本例を言いましたけれども、フェース・トゥー・フェースというは非常に重要だと思いますので、この点については大分見解が違いますので、そこところをこれからも正していきたいと思います。  その災害対策中で、建物は安全だけれども、周辺道路環境が問題になるではないかということを私も議会でやりました。周辺道路地層を見ると、上4メートルぐらいは大丈夫なんだけれども、その後、17メートル近く軟弱土壌が含まれているということは議会でも確認させてもらいました。これについてちゃんと調査をしているという、専門的な検討を加えるということがお約束をされているんですが、これについて具体的にどのように進めるおつもりなんでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 今御質問につきましては大規模盛土造成などについてお話と思われますが、盛土状況につきましては、大規模盛土造成地というところで昔状況と現在状況などを踏まえて盛土があるというところについて調査しているところでございます。そのとき造成前時期地盤勾配につきましても、ある程度精度があるものという方向で我々も考えてございますので、そういった中で新たにボーリング調査が必要であるというふうには考えてございません。 ◆石川建二 委員 私は本年3月予算委員会でもこの問題をしてきまして、専門的な地震時検証が必要だと。このことをぜひ市としても確認するようにということで、このことに関しては担当局と話し合い中で、それは必要ですねという話になっているんですが、そのようなことにはなっていないんでしょうか。  結局何が問題かというと、軟弱土壌があるために道路陥没等が心配されると。しかもそれがいわゆる線路傍擁壁がありますけれども、その擁壁で押さえられてはいるんだけれども、その擁壁強度も実は相当前擁壁ですので、新たな耐震性能を有しているかどうかは鉄道事業者がやっているだろうという話だったんです。だろうじゃ困るから、ちゃんと確認しなさいよと。その安全性、流れてこないかということ確認をするべきだと言ったんですが、していくということでよろしいですか。最後に確認だけ。 ◎小池 地域整備推進課長 おっしゃるとおり、線路側擁壁につきましては、鉄道事業者が鉄道施設として設計基準に基づきまして築造されていると認識してございます。引き続きまして鉄道事業者にもそのところ確認をしてまいりたいと考えてございます。 ◆石川建二 委員 ぜひその報告はしていただきたいと思います。  終わります。 ◆添田勝 委員 鷺沼駅周辺再編整備話で絶対に話が合わないというか、ここ議員がみんな同じ認識で思っていることは、抽象的ですけれども、宮前区民最大多数最大幸福だと。つまり、裏を返せば、再編ということを考えたときに、今、認知が低いとか、あるいはそれがもともとありきだったんじゃないか、あるいは唐突にそういうことが出てきたんじゃないかというようなお声も少なからずある。  ただ一方で、逆に本当に足が不自由で、お年を召して、宮前平坂を上って役所に行くは不可能、鷺沼ほうに来てもらえればありがたいという声もある中で、やはりこれはどちらお声ももちろん大事ということで、改めて4番市民周知ということは当然やっていく必要があることだし、そう書いてあるが、その手法に対して、市政だよりやホームページで流布していくということであったり、あるいは市で説明会をやるから、そこに来てくださいという手法であったり、それだと従来どおり、あるいはパブコメも含めてですけれども、従来どおり周知仕方です。  先ほど石川委員からもお話がありましたが、全体意見を本当につかんでいるかというは確かに本当にそのとおり考え方だと思うので、そういう意味で、これがより周知を集める、あるいは市民皆さんにこの話を知っていただいて、そして考えていただくということとして、例えば、担当部局さんだけじゃなくて、今、フェース・トゥー・フェースという話もありましたけれども、とてもそれも大切だと思うので、そういう意味で、他部局とかで、例えば本当に市民と直接接している人たちがいっぱいいるじゃないですか。そういう方々にもこの話についてどんどん市民人に言ってもらって、そして意見や直接生声をいただく。それは定性的な調査かもしれないけれども、それが集約されて、例えば500ぐらいサンプルが集まったら、それは定量的なものとして、ある程度正確性を持った意見、定量的なものと言える可能性も十分にあると思うので、やはり周知仕方をより現場に即した形で生声をどんどん拾っていく、そうしたら賛成、反対、いろんな声が出る、それを改めてもう一回再考されてはいかがかと思うんですが、どうでしょうか。もちろん手間はかかるかもしれないですけれども。 ◎山口 宮前区役所企画課長 今、添田委員が御指摘になったような市民周知もいろいろな方法があるかと思いますけれども、1つは、区民に一番近い宮前区役所といたしましては、例えば、一番人が集まる区民祭とか、いろいろイベントもございますので、そのときにそういうことが考えられないかということを今後検討していきたいと思っておりますが、まず、基本方針策定後に区民に一番近い区役所として、区長を筆頭にいろいろな場面で区民方と接する場面がございます。区町連総会ですとかスポーツ大会ですとか、そして、区役所窓口でも区民方と実際に接しさせていただいております。そういったさまざまな場面で基本方針に基づいて宮前区全体発展に資する取り組みを推進していく旨説明をさせていただいております。その中で一定理解も得られていると受けとめております。今後とも機会あるごとに区民方々に基本方針をお示しし、市考え方をお伝えするとともに、また、いただいた御意見については今後検討に生かしてまいりたいと思っております。 ◆添田勝 委員 今そういう機会を利用してお声を拾うというは、それはそのとおりだと思うんですが、さらに区ほうから直接ポジティブにというか、勇んで市民ほうに近づいていって入っていくというか、変な話、区民祭というは来てもらう機会だし、もちろんそれは多く集まるすごく大切な機会ではあると思うんですけれども、やはり直接出向いて、本当に足で稼いだ生声というもすごく大事だと思うし、区民祭とか、そういう機会があることすら知らない人もいっぱいいるし、一方で、行きたいけれども、足が不自由で行けないという人もいたりするじゃないですか。  だから、例えば、障害を持った方たちだとするならば、それは健康福祉局力をかりなきゃいけないとかいろいろ、本当に他部局で連携をして、そして、どうやったらより多く意見が集められるかということを考えたほうが絶対にいいと思うし、これだけ宮前区民皆さんにとって関心が高いし、大事な話だから、本当に担当課さんだけで背負う問題じゃないんじゃないかと僕は思うんです。  だから、そこは区長がリーダーシップをとって、本当にほか部局にもちゃんと真剣にこのことについて意見をどんどん拾ってきてくださいということを言っていかないと、さっき石川委員がおっしゃったように、本当に全部意見を集めたかということにはなかなかならないし、きょうも傍聴方が多くいらしていますけれども、納得しないと思うんです。  移転という方針が決まったということであるならば、その跡地をどうするかというは当然考えなきゃいけない中で、極力そこにおいて、とりわけ役所で一番重要な機能というは、やっぱり子育て相談であるとか介護相談、これは絶対に外しちゃいけないので、そういう機能だったり、あるいは人が集まる機能だったりということもちゃんと真剣に考えて、そして、みんなにとって100点満点なんて、お金が幾らあっても、そんなことは不可能だから、じゃあ、100点満点に近づけるためにこれだけお金がかかってしまうということをちゃんとオープンにして、そのお金をどこから持ってくるか、債券を発行するか、借金をするかということもあるだろうし、一方で、お金を持ってくるためにはこういうサービスを削らなければ捻出できないとか、そういうことを全部オープンにして、それで何が最大公約数でしょうかということを市民皆さんと一緒に考えていくというような機会を僕はつくっていくべきだと思うんですけれども、長くなりましたけれども、いかがでしょうか。 ◎山口 宮前区役所企画課長 他部局とということを、宮前区役所中でということで説明させていただきますと、今回基本方針が出た段階で区役所職員には基本方針考え方について説明をして、窓口に来られた方にちゃんとこの考え方について説明できるようにということで区長を筆頭にやっております。その中で、今、区役所取り組みで一番大切な地域包括ケアシステム推進中で、保健師とか栄養士とか、そういう外に出て実際に地域に入っていく取り組みもやっておりますので、その点でそういったお話ができるとか、そういったことは検討できると思いますので、進めていければと思っております。 ◆添田勝 委員 では、他部局力をかりてどんどんそういう意見を集めていくということをやっていくということでよろしいでしょうか。 ◎山口 宮前区役所企画課長 検討させていただきたいと思います。 ◆添田勝 委員 わかりました。 ◆上原正裕 委員 今、石川委員から細やかな御指摘がたくさんあったと思うんですけれども、添田委員からは組織をもって全体チームでやっていこうというお話だったと思います。両方とも定性的な話でございますので、定量的な話でちょっと踏み込んでお話を伺いたいと思います。  一番最初に、基本方針本文5ページにある「平成29(2017)年9月に、市全町内会連合会から「区役所・市民館・図書館一部機能移転を求める要望書」が提出されたことを皮切りに」ということなんですが、この要望というは、先ほど石川委員からもあったんですが、大きな数声と捉えて、これをしっかり受けとめたという認識でまずよろしいかどうか、御回答願います。 ◎小池 地域整備推進課長 そうです。こちらに記載していますとおり、鷺沼駅周辺町内会、商店会長等で構成される推進協議会ですとか、市全町内会連合会という組織から出てきたというところでございますので、我々としましては市民意見を代表された方から出されたという認識で捉えております。 ◆上原正裕 委員 ありがとうございます。市民一部代表方から声が上がったという認識ということで理解しました。  次に、これは1(1)-1、パブリックコメント募集について4番「御意見内容と対応」というところで、下線が引いてあるところに「一部御意見」という言葉が書いてございます。1(1)-1185ページある中5ページ目です。ここで、重箱隅をつつくわけではございませんが、パブリックコメントうち一部御意見という理解でよろしいかと思っております。  この文言がなぜひっかかるかというと、先ほど来、多く方々が御興味があるというか、大変影響を受ける話であり、客観性担保というところが必要かと思いますので、一部御意見と書いてしまうとちょっと問題があるでは。また、アンケート調査予定が今年度されているかと思いますけれども、部数が600ということですけれども、この600という数字は何か根拠があるであれば教えていただきたいですが、いかがでしょうか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 この今年度予定しているアンケート調査につきましては、新しい宮前市民館・図書館基本計画策定に向けたアンケート調査ということで、今回、住民基本台帳から無作為に抽出した600人ということで予定をしてございます。根拠といいますか、統計学的には、もしかしたら若干少ないという御意見はあるかもしれませんが、市民館・図書館に対する大枠志向をつかむという内容アンケートを行う予定でございます。その後、これとは別に市民館・図書館利用者からアンケート等々も行いながら、より客観的なデータを集めて市民館・図書館基本計画に反映をしていくような分析をしてまいりたいと考えております。 ◆上原正裕 委員 今、母数600で概観を捉えて、そのまま計画にいかれるという話になってしまったので、できれば希望としては、これだけ多く市民方がかかわっていることですので、理論武装というか、しっかりと客観性高い母数を、特に年齢とか階層とか属性、石川委員からもありましたけれども、特に地域性問題を踏まえて、皆様には本当に平等な意見、添田委員からもあったんですけれども、最大公約数をしっかりとるためにはしっかりとしたデータをとらないと、とても難しいことかと思いますので、一区民としては、そこ精査というか、母数600でやった後に再度アンケートをするなり、もしくは母数を改めていただくなり、また、アンケート内容も、今回パブリックコメント内容をある程度反映したものをしっかりつくっていただいて、それで小さな声もしっかり汲み取っていただくような客観的で、かつ最大公約数も捉えながら小さな声も無視しないという手法ところを徹底していただきたいということを希望いたします。  私からは以上です。 ◆秋田恵 委員 細かないろいろな思いはあるんですけれども、まとめて1つだけお願いします。  この状態になってしまったというは、市民方々小さな不安が積み重なった結果だと思うんです。不安があると生活というは安定しませんし、どんどん大きくなっていってしまいますので、まちづくりに関していろんな意見はあると思うんですけれども、前向きに捉えていただいて、意見を重く受けとめて沈んでしまったり閉鎖的になってしまうではなく、たくさん御意見が集まったすばらしい機会と捉えて、市と区民とが前向きにもっとかかわっていただきたいと思います。  具体的には、説明責任に関しては市政だよりなどを使ってとおっしゃいましたが、少し知っている方が50%という手応えなであれば違う方法を考えるですとか、説明仕方を変えてみるですとか、宮前区イベントに来ていただいた方にだけではなくて、生活している人全てを視野に入れて考えていただきたいと思います。  それから、区役所ほうで区長をリーダーに説明ができるように全員に周知したというはすばらしく、ありがたいことなんですけれども、どちらかというと当たり前ことだなという思いも湧いてきてしまいまして、人と人がやることなので、説明するというではなくて一緒に考えていくという姿勢を区民、働いている人もですし、こちら再開発に関してかかわる全て人に徹底していただきたく、みんなで一緒に考えていく、聞くというところも含めて、聞かれたら説明するではなく、聞くという姿勢を皆さん持っていただいて取り組んでいただきたいと思います。皆さんは市役所に勤めていらっしゃるので変化に対する対応にすごくお強い方だと思うんですけれども、市民方というはすごく変化に対して対応する準備が必要な方が多いと思います。市民中で協会代表ですとか、いろんな会をやっている方々というはそういった面でもお強いかと思うんですけれども、日常生活を送っていらっしゃる区民方、市民方というはその準備にすごく時間がかかるということと、一番最初に知らなかったとか、驚いたとか、受けとめ切れないという思いがあると前になかなか進めないというところを、心ケアとして皆さんかかわる方に心に置いていただきたいと思います。 ◆浜田昌利 委員 資料1「今年度取組」で、意見交換会ワークショップ)、アンケートイベント等とあるんですけれども、無作為抽出で20人程度とか、住民基本台帳から無作為抽出した600人へアンケート実施とかとあるんですけれども、無作為抽出は宮前区民という母体からやるんでしょうか、それとももう少し限定した鷺沼、宮前平周辺にお住まい方、そういうことでされるんでしょうか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 今回宮前市民館・図書館整備に向けた意見交換会、あるいはアンケートにつきまして、多角的な意見を集める観点から無作為抽出を予定しておりますが、これは宮前区民という形で無作為抽出を予定してございます。 ◆浜田昌利 委員 わかりました。  もう一つ、「区民祭など市民参加機会をとらえた意見聴取」とあるんですけれども、これは何かコーナーを設けるとか、啓発展示物を設置するとか、そのようなことを考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 こちらにつきましても新しい宮前市民館・図書館をどのような施設にしていったらよいかという観点について、こういったイベント等も活用しながら幅広く区民皆様意見を聞いていきたいということでございます。 ◆浜田昌利 委員 ということは、何かブースを設けるとか、一角コーナーを設けるとか、そういうことを通してやるということでしょうか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 やり方、ブースを設けるかとか、そういった手法につきましては、今後精査をしてまいりたいと考えております。 ◆浜田昌利 委員 ただ単に区民祭ときに御意見を聞きますよといっても、何かがあるから、そこで聞けると思うわけです。ただそこに行政宮前区企画課長が立っていましたと。私は聞こうと思ったんだけれども、意見が寄せられませんでしたというではなくて、やっぱり何か啓発、何かお知らせしようという姿勢があるから意見が聞けると思うわけです。何かなかったら、いや、区長がそこに立っていた、副区長が立っていた、企画課長が立っていた、ただ、意見は寄せられなかったから聞けなかった、そんなことにはならないと思うけれども、何かしら、こちらが積極的に発信するよというか、そういうものがなかったら、今後取り組みという、ここに柱立てしたものにならないんじゃないかと思うんですけれども、どうですか。 ◎大島 教育委員会事務局生涯学習推進課長 参考といたしましては、昨年度、川崎区労働会館と(仮称)川崎市民館再編整備関係につきましては、こういったイベント場を通じまして、例えば、その前段で行いました意見交換会ではこういう意見がありました。これについてまたさらに意見等はありますかとかというブースを設けまして、そこで御意見を幅広くいただいたという経過がございますので、そういったことも参考にしながら、今回どういった手法がとれるかというを検討してまいりたいと考えております。 ◆浜田昌利 委員 わかりました。参考に、ブースがあったとおっしゃるから、やっぱりそういう積極的にお知らせするんだよというがなかったら、なかなかお知らせがないと思うので、そういったことはぜひ積極的に検討していただきたいと思います。  あと、今後市民周知で市政だより、宮前区版5月1日号に特集記事を掲載しましたとありますけれども、今後もコラム掲載などによって周知していきますと書いてありますけれども、コラム掲載で周知していくというは何回ぐらいを考えているか、また、コラムというはどんな大きさものなか、どのように広報しようという姿勢があるか伺います。 ◎山口 宮前区役所企画課長 コラム回数ですとか大きさについては今後だと思いますけれども、今年度取り組み、あと、事業進捗を踏まえて、そちらほうは検討していきたいと思います。 ◆浜田昌利 委員 こういう市民周知と言っているんだから、やっぱり複数回。それなり大きさもので、市政だよりも私も見ますけれども、募集とかいう中にばあっと書いてあったり、お知らせと書いてある中1項目じゃなくて、囲いをして目立つ形でということでないと、やっぱり周知というはならないと思うんです。そういう周知していこうという体裁とか、デザインとか、その辺についてお考えはどうですか。 ◎山口 宮前区役所企画課長 今、浜田委員が御指摘とおり、特集という形で事業進捗によって複数回は予定しておりますので、今御提案も含めて検討させていただきたいと思います。 ◆浜田昌利 委員 大きな事業だと思いますので、しっかりと市民皆さんに伝わるように積極的な取り組みを要望いたします。 ◆雨笠裕治 委員 さまざまな御意見が出ました。市民を置いてきぼりにしないでしっかり情報を出しながら進めていくというところだと思うんです。例えば、横浜市営地下鉄3号線延伸について、突如パブコメもとらない中で市が優位性を出したり、そういう乱暴なこともありました。今は地域でも大変大きな問題になっているので、あらゆる機会を通じてしっかりと、パブコメならパブコメをとりながら、さらに足りないところ地域は、きょう委員会指摘もありましたけれども、ちゃんと情報を出しながらいかないと、3号線延伸部分でいうと、バス便なんかは本数を間違えているんです。それをぼーっと表に出しちゃったり、そういうきちんとした裏づけを市民にも見ていただきながら進めていくという手法が、やっぱり市民参加中では非常に求められていると思います。
     それと、一方、今回、6ページに「パブリックコメント手続における御意見件数と対応区分」というがあるんです。寄せられた意見は大別すると2,200通ぐらいということで、お1人方がさまざまな御意見を出しているという部分があります。端的に例を申し上げますと、上から4段目、「公共機能方向性・考え方、導入機能・規模方向性に関すること(第4章)」、これがD区分で8,117通寄せられたと。これは、全く同じ書き方で、てにをはが違っても同じような内容というは何通ぐらいあったんですか。 ◎小池 地域整備推進課長 意見書全体うち、今第4章部分というわけではないんですが、全体としましては1万6,600通、約93%ぐらいになりますが、そのぐらい通数につきましては定型文で出されているものがございます。 ◆雨笠裕治 委員 僕ね、環境アセスメントも長くやって、都市計画もやっている中で、反対運動化してきちゃうと、同じような定型文書があって、それは審議会として、例えばそれを審査するときに、その部分は同じ形式でしたら別な観点から1通としてカウントしてください。1通でそれが何件ありましたと。そうしないと。世の中、いいんですよ、自由な見方があるから。だけれども、審議をするときに同じ定型文書が1万6,000通来ました。それがあたかも、数では確かにそういう数になるんでしょう。でも、それが本当に事本質を、的を射ているかどうかというは、我々が審議するときに客観的に見なきゃいけないので、そのような部分で対応区分、御意見件数を改めてここで資料として出してもらえませんか。  そうしないと、反対意見が物すごく多くてというか、数に感じてしまうので、それはそれで、今出されているものは出されているもので結構です。だけれども、我々が審議するときに、それ以外形で客観性とれた資料をいただきたいと思います。これはぜひ資料要求させてください。 ○末永直 委員 ただいま雨笠委員より資料要求とお言葉がございましたが、よろしいでしょうか。 ◎小池 地域整備推進課長 今御意見につきましては、またパブリックコメント全体扱い仕方というところにもなるかと思いますので、いただいた意見を参考にしまして、担当部局と協議してまいりたいと思います。 ◆雨笠裕治 委員 それから、これから環境アセスメント都市計画に入りますよね。そのときにも意見を述べられる機会が市民からあります。そのときにも、ぜひ集計仕方で、今申し上げたように実数と対比をしながら我々にはぜひ報告いただきたいと思います。 ◆平山浩二 委員 先ほどからデータ解析にかかるお話も出ているところではあるんですが、パブリックコメントもそうですし、アンケート調査もそうなんですが、やっぱり期待をする声も現実には寄せられているというところで、ある意味、データ客観性を、本当に偏りないように把握しておきたいと思うんです。  そういう意味では、先ほど上原委員からもありましたように、データ客観性を持たせる意味で、年齢層というか、そういう世代間細かい分析ができるように、その事実を改めて区民皆様にも知っていただく、価値観多様化している状況中で、そういう意見をお互いに共有できるような提供仕方も検討していただいたらよろしいかなと思います。ちょっと御意見として。 ◆石川建二 委員 今資料要求が多分委員会資料要求ということになると思うので、ちょっと雨笠委員に確認をしておきたいんですけれども、いわゆるお1人方がいろんな意見を持って、それを出すということもあり得ると思うんですけれども、雨笠委員がおっしゃった数値というは、何を精査して出してほしいとおっしゃったか、そこところ説明をもう少ししていただけますか。 ◆雨笠裕治 委員 これは私が提案をさせていただいたことなので、そのことについては先ほど申し上げたとおりなんですが、1つ意見については、何人方が、実態として幾つ意見が出たということを聞きたいということだけです。それ以外については私考え方ですから。 ◆石川建二 委員 このパブリックコメントを見ますと、同様意見が何通とか何百通というくくりはされているんですけれども、このくくりではなくて、もっと別なくくりがあるだろうという御質問なんでしょうか。 ◆雨笠裕治 委員 意見実数を知りたいんです。だから、この意見について何人が述べました。この意見については何人が述べましたと。 ◆石川建二 委員 これを見ますと、同様趣旨が、例えばある御意見なんかは462件、同様趣旨がありましたという意味では、委員がおっしゃるようなくくりで報告されているではないかと思うんですが、もっと別な、これをどのように改善すればいいかちょっとわからなかったので。 ◆雨笠裕治 委員 その意見が何通ありましたということを明確にしてもらわないと、余りにも回答数と寄せられた意見差が開き過ぎているので。 ◆石川建二 委員 行政ほうからすると、同様趣旨が何通あって、それがずらっと並んでいると見るも大変というがあるかと思うので、多分行政はそこら辺をわかっていて、こういう同様趣旨は何通ありましたよということで1個にくくって御報告をいただいて、それ対応を書いているんじゃないかと思うんですけれども、それではだめだということなんですか。 ◆雨笠裕治 委員 先ほど申し上げたとおりです。それを客観的に見たい。 ◆石川建二 委員 ちょっとその趣旨が、ごめんなさい、私には十分理解できなかったんですけれども、私資料要求ではないであれですけれども、個人的に求められる分には、別に否定はできませんけれども、そういう御趣旨は、多分この中でも生かされているとは思います。そのことだけ意見として。 ◆浜田昌利 委員 そのことだけを議論してもあれなので、この6ページ一覧表書き方というか、これにもうちょっと工夫仕方があるかなと。そういったことも含めて、もし可能なら6ページあらわし方を検討してもらいたいと思うんです。 ○末永直 委員 ただいま浜田委員より、6ページ一覧表について申し出がございましたが、その点はいかがでしょうか。 ◆雨笠裕治 委員 私もそれで結構です。 ◆石川建二 委員 いわゆるパブリックコメント先ほども理事者ほうからありましたけれども、どう扱うかという基本にかかわる問題だと思うので、そういう意味合い資料が欲しいという意味では議員資料要求ですから否定をするものではありませんけれども、市として数値出し方、捉え方をそのようにすべきだということであれば異論があるということは意見を表明しておきたいと思います。 ◆雨笠裕治 委員 お互いが、委員会中で委員資料要求は尊重されるべきだと僕は基本的に思います。そうしないと、今度、石川委員が資料要求されたときに僕が反対しますか。客観的に議論したいと言っている中で資料要求だから、そこはしっかりと判断されたほうがいいと思いますよ。 ◆石川建二 委員 委員資料要求を否定しているわけではありません。そうですけれども、それを、例えば行政ほうで今後そのパブリックコメント集計仕方に関して変更を行うということであれば、それが議論になるところだというところを指摘して私意見を述べただけです。 ○末永直 委員 委員会は、基本的に委員同士質問やりとりならば、禁止されているという明文化はされていないんですが……。  この件は、資料要求を委員会としてさせていただきます。よろしくお願いいたします。  ほかにないようでしたら、以上で「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針策定及び取組推進について」報告を終わります。  傍聴者方、本件は以上とおりです。どうぞ御退席ください。お疲れさまでございました。                 ( 傍聴者退室 ) ○末永直 委員 ここで理事者退室をお願いいたします。お疲れさまでした。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○末永直 委員 次に、その他でございますが、委員皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○末永直 委員 それでは、以上で本日まちづくり委員会を閉会いたします。                午前11時45分閉会...