それでは、
理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎三富
財政局長 おはようございます。それでは、例年6月をめどに各省庁に対しまして実施しております国の
予算編成に対する要請につきまして、今般、令和2年度に向けた
要請事項を取りまとめましたので、その内容につきまして、
資金課担当課長から御説明申し上げます。よろしくお願いします。
◎立花
資金課担当課長 それでは、私から
要請事項の内容につきまして御説明申し上げます。
お手元の
タブレット端末の
令和元年5月31日の
資料一覧をごらんください。1−1は本日の資料の表紙、1−2は令和2年度国の
予算編成に対する
要請事項のうち
重点要請事項を抜粋した
重点要請書、1−3は要請の概要、1−4は
重点要請事項を含めた全ての
要請事項を記載した
要請書となっております。まず、要請の概要を御説明いたしますので、1−3、
参考資料1、令和2年度国の
予算編成に対する要請の
概要ファイルをお開きください。
1、
要請活動の目的でございますが、国の
予算編成に向けて
制度改善を要する事項や、本市が抱える
行財政運営上の喫緊の課題について理解を得ることを目的としております。
要請書は、
重点要請書と
要請書がございますが、
重点要請事項は、本市が重点的に取り組む施策に関連するもののうち、
制度改善に関する事項、
本市喫緊の課題に関する事項、その他緊急性が高い事項などの観点から選定してございます。
2、要請の方法及び時期でございますが、6月上旬から下旬をめどに、市長が総務省に、副市長が他の省庁に対して要請を行い、また、
地元選出国会議員に対しましても要請を行っております。
3、令和2年度の
要請事項の特徴といたしましては、「大都市の役割にふさわしい税財源の充実」として、
ふるさと納税に係る
財政措置など、「安心の
ふるさとづくり」として、
待機児童の解消や新規に設けました
児童相談所等の
体制整備、「力強い
産業都市づくり」として、
国家戦略特区などを重点的に要請することとしております。
それでは、
重点要請事項につきまして御説明させていただきますので、1−2、令和2年度国の
予算編成に対する
重点要請書の
ファイルをお開きください。
表紙を2枚おめくりください。
重点要請事項の目次となっておりますが、
重点要請事項は、「
地方税財源の
充実確保について」を初め、全部で12項目となっております。その内訳ですが、「大都市の役割にふさわしい税財源の充実」に関するものが3項目、「安心の
ふるさとづくり」に関するものが6項目、「力強い
産業都市づくり」に関するものが3項目でございまして、このうち、ページ中ほど、「
児童相談所等の
体制強化について」は新規の
要請項目でございます。
次に、それぞれの内容について御説明させていただきますので、1枚おめくりいただいて、
要請書の1ページをお開きください。まずは、「大都市の役割にふさわしい税財源の充実」に関する要請でございまして、「
地方税財源の
充実確保について」でございますが、1は、国と地方の税の配分をまずは5対5に、将来的には国と地方の
役割分担に応じた税の配分とすること、また、
財政力格差の是正は、
地方税収を減ずることなく、国税からの
税源移譲等、
地方税財源拡充の中で
地方交付税なども含め一体的に行うこと、2は、
大都市特有の
財政需要等に対応するため、国・道府県から
指定都市への
税源移譲を行うことを要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、3ページをお開きください。「財政力に応じた
国庫支出金等の
割り落とし及び
嵩上げ制限の廃止について」でございますが、本市は
指定都市唯一の
普通交付税の不
交付団体となっておりますが、
右側下段の表にありますように、各種の支出金につきまして、
財政力指数が1を超えることなどにより補助率の
割り落とし等を受けることとなっておりますので、このような手法は行わないよう要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、5ページをお開きください。「
ふるさと納税に係る
財政措置等について」でございますが、
ふるさと納税による減収額が年々増加しておりまして、不
交付団体である本市では減収額が補填されず、
行政サービスへの影響がより深刻であることから、減収分についての
財政措置や
特例控除の上限等の見直しを要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、7ページをお開きください。ここから「安心の
ふるさとづくり」に関する要請でございます。「
障害者制度改革に係る
財政措置等について」でございますが、1は、
生活介護サービス等の報酬について、現状を踏まえた適切な単価を設定すること、2は、
地域生活支援事業について十分な
財政措置を講ずること、3は、
障害者就業・
生活支援センターの設置・運営費について十分な
財政措置を講ずることを要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、9ページをお開きください。「「
介護サービス制度の改善」について」でございますが、1は、要介護度の改善・維持を図った場合に
介護サービスを提供する事業者に対して、インセンティブを付与するなど、
介護報酬制度のさらなる充実に向けた
取り組みを進めること、2は、自治体が独自に取り組む事業に対する
補助制度を創設し、財政支援することを要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、11ページをお開きください。「
セーフティネットの更なる充実等について」でございますが、1は、
生活保護費について
全額国庫負担とすること、2は、
生活困窮者自立支援法に位置づけられている事業を確実に実施するために、必要な
予算措置を行うことを要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、13ページをお開きください。「
待機児童の解消と保育の質の確保に向けた支援及び子どもの医療費の助成の在り方の検討について」でございますが、1は、増大する
保育需要に対応するため、
保育所等の
新規整備や
保育受け入れ枠の拡大に必要な
財政措置を継続的に講ずること、2は、
幼児教育・保育の無償化につきまして、不
交付団体では、実施に伴う
負担増分を捻出する必要があるなどの課題があるため、国と地方の協議を継続的かつ十分に行い、必要な
財政措置を講ずること、3は、
認定こども園整備に係る
交付金制度につきまして、内閣府への一元化を行うこと、4は、
企業主導型保育事業による
新規開設施設につきまして、迅速な
助成決定及び
情報提供を
待機児童対策に活用できるよう措置を講ずること、5は、子どもの
医療費助成について全国一律の制度として構築することを要請するものでございます。なお、3の
認定こども園に関するもの、4の
企業主導型保育に関するものにつきましては、今年度から
要請事項に加えた項目でございます。
1枚おめくりいただきまして、15ページをお開きください。「
児童相談所等の
体制強化について」でございますが、先ほども申し上げましたとおり、こちらは新規の
要請項目でございます。1は、
児童相談所及び区役所の
専門職員の配置に対し、人材の確保策及び
育成対策並びに
財政措置を講ずること、2は、既存の
児童相談所の
施設整備に対する
財政措置を要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、17ページをお開きください。「安全・安心で良好な
教育環境の充実について」でございますが、1は、
校舎等老朽化対策や
質的整備事業、2は、
児童生徒数増加への対応のための校舎等新
増築事業について、それぞれ
計画事業量に見合う
財政措置を要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、19ページをお開きください。ここから「力強い
産業都市づくり」に関する要請でございます。「
殿町国際戦略拠点(KING SKYFRONT)における特区の
取組推進と
イノベーション創出について」でございますが、1は、
国家戦略特区における課税の
特例措置について、
自主財源で
投資活動を行う事業者にも適用されるよう要件を緩和すること、2は、
総合特区推進調整費について柔軟な活用ができるようにすること、4は、
リサーチコンプレックス推進プログラムの成果を活用して、
国際戦略拠点の形成等をさらに加速するため、
事業化支援、
人材育成等の
取り組みに対し
財政支援策を講じることを要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、21ページをお開きください。「“
水素社会”の実現に向けた
川崎水素戦略の着実な推進について」でございますが、1は、水素・
燃料電池戦略ロードマップの着実な推進に向けて、
水素利用の拡大に資する
規制改革等を積極的に進めるとともに、
財政措置を講ずること、2は、水素の製造・貯蔵・消費等において
規制緩和を行うことを要請するものでございます。
1枚おめくりいただきまして、23ページをお開きください。「我が国の
成長戦略の一翼を担う重要な地域である
川崎臨海部の
交通ネットワーク基盤の整備・充実について」でございますが、1は、
川崎臨海部を支える
交通機能について必要な支援を行うこと、2は、
羽田連絡道路の整備について引き続き必要な
財政措置を講ずること、3は、国道357号の未
整備区間について着実に整備を進めること、4は、
東扇島中央交差点付近車線増設等の対策を講ずることを要請するものでございます。この4につきましては、今年度から
要請事項に加えた項目でございます。
重点要請事項の内容についての説明は以上でございます。
参考資料2といたしまして、
重点要請事項を含む全ての
要請事項を掲載した
要請書を添付しておりますので、後ほど御参照いただければと存じます。
「「令和2年度国の
予算編成に対する要請」について」の説明は以上でございます。
○
青木功雄 委員長 説明は以上のとおりでございます。
何か質問がございましたら、お願いをいたします。
◆
川島雅裕 委員 ちょっと確認だけなんですけれども、11ページの
生活困窮者自立支援法の件については、12ページを見ますと、
経過措置が今年度で終了して、令和2年度からは
加算廃止の可能性があるということで、これは廃止になった場合、どれぐらいのマイナスになるのかちょっと教えてくれませんか。
◎立花
資金課担当課長 こちらの表の一番右下を見ていただくと、
加算措置の廃止の場合の市の負担額が2億4,016万3,000円でして、継続の場合は2億2,601万8,000円でございますので、大体1,500万円ぐらいふえてしまうような状況でございます。
◆
川島雅裕 委員 それは市の負担額が。
◎立花
資金課担当課長 そうです。
◆
川島雅裕 委員 この表でいうと、
国庫補助額の部分が全部なくなっちゃうの。
◎立花
資金課担当課長 国庫補助額が、加算が減ってしまいますので、その分、市のほうの負担がふえるという形になります。
◆
川島雅裕 委員 わかりました。
あともう1点、
学習支援事業で補助率が他の事業に比べて低いとなっているんですけれども、程度はどれぐらいなんですか。
◎立花
資金課担当課長 補助率は、同じこの右下の表の左のほうですか、
市事業名のところの横に補助率というのがございまして、上から、例えば
生活自立・
仕事相談センターなどの補助率は4分の3なんですが、ずっと下を見ていただくと、
学習支援事業が2分の1となっておりまして、中でもやはり一番補助率が低くなってございます。
◆
川島雅裕 委員 わかりました。ありがとうございます。
◆渡辺学 委員 基本的なことなんですけれども、これは毎年要望を国に出されてるんですけれども、これの回答といいますか、それはどのような形で来ていて、それから成果といいますか、実現した内容がどのようなものがあるか、そうした資料というのは何かまとめていらっしゃるんでしょうか。
◎立花
資金課担当課長 国のほうから特にまとまった資料というのはございませんで、あと具体的にこれを受け入れますとか、そういった回答もございませんで、翌年の予算、
地方財政計画とか、そういうのを見て、達成されているなとか、そういった確認になろうかと思います。
◆渡辺学 委員 そうすると、
一定予算に反映されたとかいうことで、この部分については一定の改善がされました、そのような資料というのは、川崎市として取りまとめはやられるんですか。
◎立花
資金課担当課長 まとまったものがちょっとないんですが、こちらの今回の資料を見ていただくと、4ページに、財政力に応じた
国庫支出金等の
割り落とし、
かさ上げというものがございまして、
重点要請書の4ページになるんですけれども、こちらの下の表に、
国庫支出金等の
割り落とし等に対する主な
減収見込額とありまして、例えばこちらの一番下の表現の米印のところに、今回、
幼保無償化の関係で、
幼稚園就園奨励費補助金なんかについては見直しが行われるといったところは一応コメントとして入れてございます。
◆渡辺学 委員 わかりました。今回新規のものももちろん要望されているんですけれども、割と長く、それが実現しないから、当然市として要望されているということなんですけれども、その辺がもう少し、せっかく要望しているので、今のお話もありましたけれども、幼稚園の
就園奨励費補助金が見直されたよとか、その辺のことがわかるようなまとめたものがあったほうがいいかなというのは、どういうふうに改善してきかというのが一応わかるのかなと思うんですね。せっかく皆さんまとめて提出しているということでありますから、その辺についてもちょっと御検討いただければと思います。結構です。
◆
月本琢也 委員 御説明ありがとうございます。
渡辺委員の成果がどうかというところと少しかぶってくるんですが、この
要請活動の中に、これは
大都市税財政制度調査特別委員会の中で要請する内容というところで、
地元選出の
国会議員のほうに要望をしてきているという経過について書かれているわけでございますが、実際、一足飛びに結果が出たものとかについては、多分行政間でやりとりをして、こうやって資料に出せると思うんですけれども、要は議論中とか、審議中とか、あるいはこういった
要請活動を現状として行っているというような報告を受けたり、特に
政令指定都市の中でも川崎市は地域が狭いとか、あるいは
財政力指数が高いとかということで、現行の制度では非常に不利益をこうむっているという中で、その実情を認識しているのはもちろん
地元選出の
国会議員であると思います。その
国会議員に要請をして、その
国会議員がどのような活動をもって国政に当たって、こういったものに対して、現状、どう取り組んでいるのかといった明確な報告を受ける機会があるかどうかは別なんですが、そういった報告、あるいは市に経過などがもし示されているような例があれば教えていただきたいんです。
◎立花
資金課担当課長 特に
国会議員の方から経過というのは、その後というんですか、そういう話があることもあるんですけれども、特に定例的に何か報告を受けるとかという機会はちょっとないです。
◆
月本琢也 委員 ただ、毎年6月に、これは政府側に、総務省に市長が行って、そのほかのところには副市長が行って、そして昔は
総務委員が行って、今は大都市の委員のほうで、多分地元の
国会議員のほうに
要請活動をしていくという形になるんですけれども、それはあくまで一議員として行くのではなく、
大都市税財政制度調査特別委員会の委員として行くと思うんですけれども、私は初めてこの
委員会に入りまして、
総務委員会も初めて入りますもので、今までの経過が細かいところがわからないものですから、今までの経過的なところでお感じのところを教えていただきたいんです。これは公式に
委員会として
要請活動をしていく中で、そういった機会を、他都市で地元の
国会議員がそういった報告をしてきている例とか、そういった審議の経過をまとめているというような例があれば教えてください。
◎立花
資金課担当課長 他都市で
各国会議員の先生がどのような形で市民に報告をしているかという枠組みがどういうのができているかというところは、済みません、ちょっと確認をしていないところでございます。
◆
月本琢也 委員 ありがとうございます。今の話を財政局に聞くのは妥当なのかどうかと非常に私も迷ったところなんですが、これはあくまで我々の
特別委員会という公式な議会側の立場でやっていっている活動に対してどうなのかというのを財政局に聞くというのもなかなかあれなんですけれども、こういった
要請活動を毎年皆さん、東京まで行って、
議員会館のロビーまで行ってやられていますから、そういった意味では、
地元選出の
国会議員、多分それぞれ党派に属していらっしゃる方とか、そうでない方とかは個々にやられると思うんですけれども、川崎市の実情をやっぱり一番御存じなのは地元の
国会議員さんだと思いますので、そういった、ただ
要請書を渡して説明するだけでなくて、どういった活動でどう取り組んでこられているのかということを、報告を受けるというようなことまで行くかどうかは別としても、ある一定のところでの
取り組みの状況を
国会議員の方から教えていただくのも一つなのかも。今、どうしても政府の各省庁が報告をいただくという話になると、やっぱり決まったものを報告いただくしかないと思うんですが、そういった議論の経過の中で、例えば我々は
地方議員としてどういう
要請活動がまたあるか、
要請活動の方法も考えていかなければいけないのかなと思いますので、そういったところもこの
特別委員会の中で、
要請活動のあり方についてもちょっと御検討をいただけないかなということで、これは委員の皆様への私のお願いと意見となります。よろしくお願いします。
○
青木功雄 委員長 この話は後で、その他で取り上げさせていただきたいと思いますので、また、皆さん、御意見をいただきたいと思います。
きょうは、
理事者の方もいらっしゃいますので、何か御質問等がございましたら、それを先に質問させていただきたいと思いますので、ほかの委員の方、何か御質問等はございますでしょうか。よろしいですか。
それでは、ほかにないようでしたら、以上で「「令和2年度の国の
予算編成に対する要請」について」の
調査研究を終わらせていただきたいと思います。
理事者の方の退席をお願いいたします。どうもありがとうございました。
(
理事者退室 )
─────────────────────────
○
青木功雄 委員長 続きまして、ただいま
月本委員のほうから、今回の国の
予算編成に対する市のこういうことをやってほしいという
要請活動についての資料をきょうお配りさせていただきました。御存じの方もいらっしゃれば、
特別委員会の中で新しく議員になられた方もいらっしゃいますので、つけ加えて説明をさせていただくと、今後、俗に言う青本、白本というのが出てきまして、国に対する要望の活動と、これは政令市の中でまとめるような要望書なんですね。それと県に対する要望書というのも出てきて、これも10月、11月、秋口という言い方でいいかなと思いますが、要望書もまとめて提出するというのは、大きな
特別委員会の仕事の一つとしています。それが1つある。
もう1つは、今、
月本委員が御指摘いただいたように、その要望に対してどういうふうな経過が川崎市に返ってきているのか、また
特別委員会に返ってきているのかということや、ほかにも今までの
特別委員会もそうなんですが、少し参考人の方、
常任委員会とは別に、大体この
委員会の場合は、あそこに座られている方が
理事者の方が多いんですが、そのほかにも大学の教授に来ていただいて、財政のことを、川崎市の当事者じゃなくて、外側から見た形で御説明をいただくという形もこの
特別委員会ではとれるという仕組みになっていまして、これはもう
常任委員会とは物すごくその性質が違うところがあります。ほかにも、今、きょう、随分話が出ていました不
交付団体、
交付団体という話がありまして、これは一体どういう仕組みで国が決めているんだいというのも、主に
理事者の方にお伺いすることもできますが、この
特別委員会の中で、それがどういう形でできているのかということを
調査研究していくこともできます。これから議会があると、期数を重ねている先生方は御存じのところだと思いますが、
減債基金についての取り崩し等が必ず議場の中でたくさん話が出ますので、これについても、他都市は
減債基金を積んでいない都市もあれば、うちのように積んでいる都市もあったり、それぞれ本当にやり方はまちまちなんですが、これをしっかりとここで研究して、1つにまとめていくということが、意外とフレキシブルにできるのが
特別委員会なのです。
それを少し
常任委員会とは性質が違うものと捉えていただいた上で、
月本委員の話に戻りますが、この
要請活動がどのようにされているのかというのは、今説明があったんですけれども、これについての返答、それは
渡辺委員も御指摘をいただいたところだと思うんですが、これについてどう取りまとめていくかということは、まずお考えがあれば聞きたいんですが、ここに
国会議員の先生に来てもらって話をするというのもなかなか非現実的なので、何か提案があればお話をいただきたいと思うんですが、皆さんのほうで少しお考えがあればと思いますが、いかがでしょうか。
◆
川島雅裕 委員 今、
月本委員から話がありましたけれども、僕らも各会派でそういう
要望活動をしていますので、そういった
国会議員のお話を聞くというのは、会派さんでできると思うんですけれども、こういう
委員会の中でそういったお話を聞くという機会をどうつくるかというのは、
委員長もおっしゃっていますが、かなり難しいんじゃないかなと思います。どういうふうにまとめていったらいいかというのはなかなか、こういう意見があったということで、一度団に持ち帰って、お話なんかも伺いながら、次の会議の中でどういう意見があったということをお話しさせていただければいいのかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
◆
月本琢也 委員 今、
川島委員からそういうお話、とにかく私もきょう初めてこの場で、こういった報告の中で、他都市の事例とかもあれば参考にできるものもあるのかということなんですけれども、そういった情報も特にないようですので、それぞれ会派の中でも多分、会派で要請されている
国会議員さんから御報告を受けられるケースもあるとは思うんですけれども、会派に所属、別の会派の関係の議員さんとかの意見も聞いていただいたりとか、そういったところも聞きたい、聞くべきだと思いますし、また
国会議員に来てもらうのはなかなか難しい。例えば
政策担当秘書に
国会議員がまとめた報告をかわりにやってもらうとかということも1つだし、いろんなやり方があると思いますので、やり方とこういうことを検討するしないも含めて、それぞれの会派で御検討をいただけるとありがたいなと思います。よろしくお願いします。
◆
浜田昌利 副
委員長 確認ですけれども、例えばここの場に
国会議員さんに来てもらうとか、それでということなんですか、それとも例えば
国会議員さんにわざわざここまで来てよというのも、それがどうなのかなというので、例えばみんなで国会のほうに行って、どこか会議室をお借りして、
国会議員さんにそこで聞くとか、そういうことなんですか。場所はどこにしても、いずれにしても、こういうみんなのメンバーで
国会議員さんにお話を聞くということですか。
◆
月本琢也 委員 やり方はいろいろあると思います。今、副
委員長がおっしゃったみたいに、我々が行ってお話を伺うというのも1つだろうし、あるいはペーパーで例えば年度、これを出しますから、出したものに対して、それぞれの地元の
国会議員さんの中から御回答をいただくような形でもいいのかなと。そうすると、
国会議員の政策秘書が一緒になって多分つくって、それを回答、文書にしていただくというのも1つなのかなと、報告の方法は多分いろいろあるのかなと思いますので、何かできる形を御検討いただければと思います。
◆
浜田昌利 副
委員長 今回のこの内容、項目が結構ありますよね。これ全部についてこう言って、全部について回答をもらおうとすると、それもまた大変だなと。それをまた何人の
国会議員さんにというのも、
国会議員さんは
国会議員さんでやっぱり自分だけのつもりじゃなくて、やっぱりこれは省庁ともやりとりしながらやるんでしょうから、そこの予定もダブったり、それが実現に向けての活動になるのかもしれないんですけれども、例えばことしはこのテーマについてとか、例えば1個だけについてどうなのかということで言う。
ふるさと納税のことについてだけ聞いてみるとか、それを
国会議員さんにそれぞれに、だから、ちょっとやれば、そんなに難しいことかと、ちょっと思ったりはしますね。
◆
月本琢也 委員 副
委員長がおっしゃる方法も1つだと思いますが、例えば
特別委員会なので、重点項目の中で
要請事項の中で、さらに最重点なんかを判断するものについて細かく御報告いただけないのかと要請を改めて、そこの中でも、議員としてはこういうところを最重点と捉えるということで、そこでやりとりさせていただける機会があれば非常にいいのかなと思いますので、ありがとうございます。
○
青木功雄 委員長 ほかに何か御意見があればお伺いしておきたいと思うんですが。
なければ、先ほども話をしましたが、今の
月本委員の声もありますよというと、ほかにもそれぞれお考えが、こういうことを少し研究してくれというのがあれば、またそれぞれ副
委員長にも話しながら、議会局の事務の方に回っていただきますので、その都度お考えを示していただければ、また正副で話をさせていただきまして、いい形を少し考えて、皆さんで議論して御検討いただきたいと思いますので、そのような形をとらせていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
─────────────────────────
○
青木功雄 委員長 次に、今後の
委員会日程でございますが、次回の日程等が実はまだ詳細が決まっておりませんので、この件については、また事務局から連絡をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
─────────────────────────
○
青木功雄 委員長 その他、委員の皆様から何かございますでしょうか。
( なし )
○
青木功雄 委員長 それでは、以上で本日の
大都市税財政制度調査特別委員会を終わらせていただきます。
午前9時37分閉会...