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平成31年  3月文教委員会-03月12日-01号

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  1. 川崎市議会 2019-03-12
    平成31年  3月文教委員会-03月12日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-06-21
    平成31年  3月文教委員会-03月12日-01号平成31年 3月文教委員会 文教委員会記録 平成31年3月12日(火)  午前10時00分開会                午前11時07分閉会 場所:605会議室 出席委員:片柳 進委員長、松井孝至副委員長、鏑木茂哉、松原成文、末永 直、      本間賢次郎、花輪孝一、山田晴彦、岩隈千尋、石田和子、月本琢也各委員 欠席委員:なし 出席説明員:(教育委員会)渡邊教育長、小椋教育次長、野本総務部長、市川学校教育部長、        森庶務課長、瀬川庶務課担当課長、田中企画課長、藤村健康教育課長       (市民文化局)寺澤市民スポーツ室長、上野市民スポーツ室担当課長 日 程 1 所管事務の調査(報告)      (教育委員会)     (1)「オリンピアン・パラリンピアン交流推進事業業務委託料からの他事業に係る費用の支払いについての検証報告書」について     2 その他                午前10時00分開会 ○片柳進 委員長 ただいまから文教委員会を開会いたします。
     お手元のタブレット端末をごらんください。本日の日程は、文教委員会日程のとおりです。  初めに、教育委員会関係の所管事務の調査として、「「オリンピアン・パラリンピアン交流推進事業業務委託料からの他事業に係る費用の支払いについての検証報告書」について」の報告を受けます。  なお、関係理事者として、市民文化局から寺澤市民スポーツ室長及び上野市民スポーツ室担当課長が出席しておりますので御紹介いたします。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎小椋 教育次長 おはようございます。  それでは、「「オリンピアン・パラリンピアン交流推進事業業務委託料からの他事業に係る費用の支払いについての検証報告書」について」につきまして、森庶務課長から説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎森 庶務課長 それでは、所管事務報告オリンピアン・パラリンピアン交流推進事業業務委託料からの他事業に係る費用の支払いについての検証報告書について御説明いたします。  本報告書は、平成30年12月7日の本委員会における概略の御報告以降、本事案を踏まえて、教育委員会事務局が自律的に改革、改善を進めていくことを目的として、可能な限り、事実をわかりやすく記載するとともに、原因究明及び再発防止策を取りまとめたものでございます。お手元のタブレット端末機の1(1)-2「「オリンピアン・パラリンピアン交流推進事業業務委託料からの他事業に係る費用の支払いについての検証報告書」について【資料1 教育委員会(本文)】」のファイルをお開き願います。  1ページ目が、「はじめに」となっております。ページ中段でございますが、平成29年には教育委員会会議の議事を記録した音声データに関して、その時点では存在していた音声データを既に消去したとする虚偽の説明を行うとともに、後になって消去するという事案が判明いたしました。この事案を受けて、再発防止に向けて取り組んでいる中で、今年度に入って、本事案も含めて複数の事案が明らかとなっております。今年度に入って判明した3つの事案は、行政への市民の信頼を大きく損なう事案であり、このような事案が続けて発生していることを大変重く受けとめるとともに、真摯に職務に精励している多くの職員とともに、再発防止に向けて一丸となって取り組みを進めてまいります。また、再発防止に向けましては、「当たり前のことを決しておろそかにしない」をスローガンとして、全職員参加のもとに1つの運動として進めていきたいと考えております。一日も早く市民の皆様の信頼回復が図られるよう、努めてまいります。  2ページをごらんください。「2 本事案の概要」でございます。本事案は、本来であれば他事業として支出すべきであった記念誌の印刷費用及びバスの故障による代車借上費用を、市が受託業者に指示して当該委託料から支払ったものでございます。事案の内容につきましては、記載のとおり、既に御報告した内容でございますが、前回御報告した際に十分御説明できなかった部分を追記しております。  (1)の③事案の経緯、平成30年1月ごろの部分をごらんください。印刷費用を当該委託料から支払うことについて、当時の担当者である当該職員が受託業者へ依頼し、受託業者が印刷費用を支払った後に、その下段でございますが、平成30年1~2月ごろ、当該支払いについて、受託業者が当該職員に確認いたしましたが、結局断るに至らなかったものでございます。  3ページをごらんください。「3 本事案の公表に至るまでの主な経緯等」でございます。平成30年4月には、当該職員が別部署へ異動しております。同年9月27日の決算審査特別委員会において、本事案の随意契約の妥当性に係る質疑があり、10月3日に受託業者から提示された請求書の内容を確認し、本事案における目的外支出を健康教育課が初めて組織として把握したところでございます。また、翌10月4日には、担当副市長及び市長へ報告するとともに、10月5日の決算審査総括質疑にて、教育次長が本事案について、一部疑義が生じている点については調査中であり、結果に応じて明らかにする旨を答弁いたしました。その後、関係者のヒアリングを実施いたしまして、10月24日には、当該職員を含む関係職員へのヒアリングにおきまして、本人以外は本事案に係る目的外支出を知らなかったことを確認いたしました。10月25日には、受託業者へのヒアリングにおきまして、印刷費用の内容については平成30年1月に請求書を見て初めて知ったこと、当該支払いについては支払い後に受託業者が当該職員に、内容が違うのではないかと確認したが、数週間後に、当該職員から、そのまま進めてほしい旨の返答があったため、やむを得ず内部の支払い手続を完了したこと、バス代については、年度末に当該職員からの依頼に基づき支払いしたことを確認いたしました。10月26日には、高校関係者へのヒアリングにおきまして、バスの故障については、バス運転管理業者から健康教育課へ連絡してもらったこと、業者と健康教育課の間で協議が調ったのでバスの手配がされたと思っていたことを確認いたしました。  4ページをごらんください。10月31日には、当該職員に、契約段階では印刷物の内容等、事業実施の詳細について不明確な部分があったこと、平成29年5月に、校長会から記念誌について依頼があった段階では、年度末に印刷製本費から出た不用額で対応できると考えていたこと、12月ごろに当該委託料が余りそうだとわかった段階でそこから支出させようと考えたことを確認いたしました。11月1日には、当該職員に、記念誌については平成30年1月ごろにスポーツ協会へ支払いを依頼したことを確認いたしました。11月2日の中学校長会関係者へのヒアリングにおきましては、平成29年5月に、予算確保について依頼し、健康教育課が了承したこと、目的外支出については知らなかったことを確認いたしました。その後、副市長、市長へ事案の概要、経過、原因等を報告した後、11月22日及び25日に、関係者へ事実確認を再度行ったところでございます。また、11月26日には、関係職員に対する注意喚起を行った後、正副議長及び文教委員会委員へ情報提供等をいたしました。  次に、「4 本事案が発生した原因」でございます。5ページをごらんください。  第1の原因として、(1)当該職員の安易な思い込みでございますが、当該職員が、本事業に係る契約形態が精算を要しない確定払いであったことから、講師謝礼等の余剰分を記念誌の印刷費用や代車借上費用に充てようと安易に考え、受託業者に目的外の支払いを要請してしまったことが挙げられます。新規事業であったにもかかわらず、事業スケジュールや内容が不明確なまま、事業を開始してしまっているとともに、目的外支出を複数回繰り返しており、背景には職員個人の本来行うべき手続に対する意識の不足のほかに、職場内でのコミュニケーション不足も要因となっていると考えております。  第2の原因として、(2)所管課におけるチェック機能不全でございます。健康教育課内において適切なチェック機能が働かず、完了検査においてもチェックできなかったことが挙げられます。管理監督者のチェック意識やマネジメントに取り組む意識の不足、職員同士の連携不足があったものと考えております。  第3の原因として、(3)受託業者における目的外支出の受諾でございますが、受託業者が本来であれば応じるべきでなかった事業目的外の支払い要請に対して、結果的に応じてしまったことが挙げられます。受託業者の中にも、本来行うべき手続に対する意識の不足や、管理者のチェック意識の不足があったものと考えております。  6ページをごらんください。「5 平成30年度及び31年度以降の本事案に係る委託事業の見直し」でございます。(1)でございますが、人件費の単価等を変更することで委託料の縮減に向けて契約の変更を検討しております。(2)でございますが、市側にもノウハウが蓄積されたため、平成31年度予算案におきましては、委託から市の直接経費に切りかえ、経費の縮減を図るとともに、実施回数をふやすことといたしました。  7ページをごらんください。「6 本事案に係る主な課題及び再発防止策」でございます。(1)本事案判明前から継続する取り組みでございますが、音声データ消去事案等を受けて、これまで各種の取り組みを進めてまいりましたが、これらにつきましては本事案を踏まえて強化充実等を図りながら、今後も継続して取り組んでまいります。①として、組織マネジメントの強化でございますが、ページ下段、継続する取組内容にございますように、これまでも組織マネジメント研修、通知文書等の発出による周知、啓発、管理職会議等を活用した周知等を実施してまいりましたが、今後も継続して取り組んでまいります。  8ページをごらんください。②として、法令遵守の徹底でございますが、9ページへまいりまして、上段にお示しいたしましたように、これまでの各種研修等を進めてまいりましたので、継続して取り組みを進めてまいります。  ページ下段をごらんください。③として、風通しの良い職場環境づくりの推進でございます。  10ページへまいりまして、中段にお示しいたしましたように、これまでも各種研修等を進めてまいりましたので、継続して取り組みを進めてまいります。④として、情報資産に係る管理意識の強化でございますが、本事案は直接情報資産に係る案件ではありませんでしたが、引き続き取り組みを実施してまいります。  11ページをごらんください。(2)本事案に係る主な課題でございます。ここまでお示したような様々な取り組みを進める中で、本事案も含めて、今年度に入り、新たに不適切な事務に係る事案が複数判明しております。そこから浮かび上がってくることは、このような各種の研修は引き続き取り組んでいく必要がございますが、それだけでは不足しているといったことでございます。  第1に必要なことは、個人の過ちを組織の過ちとしないための管理職のマネジメント意識の強化でございます。本事案におきましても、過ちは一瞬にして確定したわけではなく、軌道修正をするチャンスは複数回存在しておりました。管理職には、職員が孤立感や閉塞感を抱かないよう、職場の課題や業務の進捗状況を共有化し、課題解決に向けて、個人にとどまらず、組織として機能するよう、常に心配りをすることが求められております。  第2に必要なことは、よりよい仕事をしていく意識を職員全員へ波及させることでございます。本事案におきましては、公務員として当たり前のことを当たり前にやってくれればこんなことにならなかったのに、世間の常識で考えればわかるだろうといった初歩的、常識的な事柄をおろそかにした結果、市民の信頼を損なうとともに、議会への正確な情報提供を妨げるといった重大な事態を招いております。また、そのような初歩的な間違いを組織として正すことができず、結果として見逃してしまったことも大きな問題だと考えております。自分には関係ないことだ、誰かがうまくやってくれるだろう、それは自分の仕事じゃないといった、いわば事なかれ主義が職員の意識の中にないか、職場の中で点検を行い、チームとしての意識を職員一人一人が持つことが必要だと考えております。  12ページをごらんください。(3)本事案を受けての再発防止策の追加でございます。本事案のような初歩的、常識的な事柄をおろそかにするような事案を防ぐためには、これまでの取り組みに加え、管理職のマネジメント意識のさらなる強化や、全職員参加のもとに継続的に行う職場単位での取り組みによる職員一人一人の意識づけやコミュニケーションの強化が必要でございます。そのため、①管理職のマネジメント意識のさらなる強化といたしまして、管理職が、当該年度の事業スケジュールや事業手法を適切に把握するとともに、組織内において、幅広い視野、視点、総合的な見地からの検討を適宜加えながら、事業を推進するとともに、常にチェック意識を高く保持するなど、適切なマネジメントができるよう、関係局と連携しながら管理職への啓発や研修を実施することなどでマネジメント意識をさらに強化してまいります。  また、②全職員参加のもとに継続的に行う職場単位での取り組みといたしましては、職員がみずからの言葉で仕事をどのように進めていくか話し合い、課題やスケジュールを組織として共有する場が必要でございます。その場では、職員一人一人がはっきりと疑問や意見を伝えることや、改善点やミスを発見したときは、それを明確に表明できることが必要であり、職員同士が安心して報告・連絡・相談をできる環境を整えることによって、課題を早期の段階で組織内において共有し、早期解決につなげることが重要でございます。  このような役割を持つ場の設定について、どの程度の頻度で、どのように設定するか、13ページにまいりまして、職場のルールとして徹底してまいります。また、年間、月、週ごとの予定表など、職場ごとに、仕事を共有化するためのツールを設定し、個人の仕事をみんなの仕事として共有化し、職場一人一人にチームとしての意識づけを徹底してまいります。こうしたチームとしての意識づけによって組織を機能させるメンバーシップの発揮につなげてまいります。このような取り組みを進めることで、当たり前のことを決しておろそかにしない職場の雰囲気をつくり上げるとともに、それだけにとどまらず、前例や固定観念にとらわれずに、市民のために常に改善、改革を目指す組織づくりに向けて、教育委員会事務局全職員参加のもと、取り組んでまいります。  次に、公益財団法人川崎市スポーツ協会「オリンピアン・パラリンピアン交流推進事業業務委託料からの他事業に係る費用の支払いについての検証報告書」につきまして御説明させていただきますので、一度、画面を資料一覧にお戻しいただき、1(1)-4「『オリンピアン・パラリンピアン交流推進事業業務委託料からの他事業に係る費用の支払いについての検証報告書』について【資料2 スポーツ協会(本文)】」のファイルをお開き願います。  1ページ、「1 本事案の概要」でございますが、教育委員会委託事業「平成29年度川崎市立中学校等におけるオリンピアン・パラリンピアン交流推進事業業務」において、教育委員会事務局健康教育課からの依頼に基づき目的外の支出を行ったものでございます。  次に、「2 目的外支出の内容」でございますが、記念誌印刷代49万1,400円、バス借り上げ代25万7,000円でございます。  次に、「3 本事案の経過」につきましては記載のとおりでございます。  2ページをお開きいただき、「4 本事案における主な問題点」では、1点目は、目的外支出の受け入れでございまして、①委託契約の仕様書の内容確認不足として、健康教育課からの連絡があった後、請求内容を詳細に確認することなく支出してしまったこと、②委託者である健康教育課とのコミュニケーション不足として、本来であれば業者から返金を受け、事業目的に沿った適切な支出しかできない旨を再度伝えるべきであったが、既に印刷業者に支払ってしまったこと、委託者と受託者という関係性から強く求めることができなかったこと、③支出時の確認不足として、本来の支出手続ではなく、決裁完了前に支出処理をしたり、支出後に決裁を回したりすることもあり、本件においても事前のチェックが十分にできなかったこと。  2点目は、他事業(記念誌印刷代及びバス借り上げ代)を含んだ請求書の発行でございまして、健康教育課から契約金額で請求するよう指示があったため、そのように請求したが、事業目的に沿った適切な支出しかできない旨を再度伝えるべきところを、必要な是正措置を求めることができなかったこと。  3点目は、経営改善及び連携・活用に関する方針の中のコンプライアンスに反する事案の発生件数の虚偽記載でございますが、本件に至る事務の適正性の欠如や重大性に関する認識が不十分であったことから、コンプライアンスに反する事案として認識することなく、発生件数をゼロと記載してしまったことでございます。  次に、「5 職員の処分」では、スポーツ協会には職員の処分に関する規定は存在していませんが、処分を行う場合は、事実確認を十分に行い、適切な時期に速やかに行うことが必要であることから、平成30年12月3日付けで専務理事、事務局長に対し、口頭注意処分を行ったこと、処分内容については、あらかじめ規定した上で行うことが法令遵守の観点からも望ましいことから、今後速やかに服務や倫理に関する規定を策定し、理事会及び評議員会に諮ったうえで整備していくとのことでございます。  次に、「6 本事案の発生原因と再発防止」では、今回、健康教育課からの依頼に基づき目的外支出をしてしまった原因は次のとおり3つであると判断しております。  1点目は、支出内容のチェック確認をする前に支払ってしまったこと、4ページをお開きいただき、2点目は、目的外支出がわかった時点で毅然とした態度で臨まなかったこと、3点目は、再度の目的外支出を拒否できなかったことで、今後につきましては、支出事務の適正な執行及び支出事務の手順の整備、コンプライアンス研修などによる管理者や職員の意識改革、継続的なコンプライアンス研修を行うとのことでございます。  次に、「7 コンプライアンスの徹底」では、今回、支出事務についてこれまでの慣例的な手続で処理するといったコンプライアンスに対する意識の低さ、徹底がなされていなかったことが原因の一つであると考えており、今後、協会職員の意識改革を初め、コンプライアンスに係る研修を役員、事務局全体に開催し、コンプライアンスの確保に努めるとのことでございます。  5ページをお開きいただき、「8 終わりに」では、平成30年に創立70周年を迎え、設立当初は8団体であった加盟団体も、現在では40団体が加盟する組織に成長しており、これはスポーツ協会が市民の期待やニーズに的確に対応してきたあかしであります。しかしながら、今回の事案は協会加盟競技団体を初め、市民への信頼を損なうものであり、責任の重さを痛感し、今後、二度とこのようなことを起こすことがないよう、川崎市スポーツ協会職員が一丸となって取り組んでいくとのことでございます。  説明は以上でございます。 ○片柳進 委員長 説明は以上のとおりです。  ただいまの説明について、質問等がございましたらお願いいたします。 ◆岩隈千尋 委員 御説明ありがとうございました。  これは別に今の話じゃなくて、平成29年度の決算事案にかかわる話なんですね。もう過ぎてしまったお話ではあるはずなんですけれども、例えば近隣都市でいえば藤沢市なんかは、平成29年度の決算事案にかかわって不認定だったんですね。それはなぜかといったら、これは事務ミスが4回、5回と行政絡みで多発したと、そういったことも含めて決算認定というのが不認定だったわけなんですね。  我がまちのことを翻ってみたときには、今回、事務ミスだけじゃないんですね。当該職員の方はずっとこの間伏してきたということも含めて、報告もない。決算事案については私も議会で指摘しましたけれども、非常に誤った情報のもとに我々は決算認定をさせられているわけですから、そうすると、我々も市民の皆様さん方から、議会は何をやっているんだと、ちゃんと調査をやっているのか、税の使い道についてこういった報告を受けてそれでも決算認定を通してしまう、議会は少し行政となれ合っているんじゃないかと、そういった指摘ですらやっぱりあるわけなんですよね。ですから、我々自身も当然真摯に襟を正していかなければいけないと思っていますし、やはり皆さん方も、本来であればこういった問題は、やっぱり決算の議案に非常にかかわる問題ということで受けとめていただきたいと思います。  今回、こういった報告書が最後出てきたわけなんですけれども、この報告書はどこの部署が中心となって作成されたのか、これを伺いたいと思います。 ◎野本 総務部長 教育委員会の検証報告書の最終ページの奥付にもございますように、作成につきましては総務部となっておりまして、総務部の企画課を中心として作成してまいりました。また、教育委員会だけでなく、行政改革マネジメント推進室や内部監察担当、企画調整課等関係部署からも御意見をいただきながら作成してまいりました。 ◆岩隈千尋 委員 ありがとうございました。  こういった報告書を書かれるときまでの過程についても伺いたいんですけれども、今お話しいただいたようにいろんな部署がかかわっているということなんですが、教育長とか教育次長は当然そのマネジャーでいらっしゃいますからね、こういった幹部職であったり管理職はどのように作成の過程で、例えば会議を重ねてきて作成したとかいうことも含めて、この間の経緯を伺いたいと思います。 ◎野本 総務部長 本検証報告書の骨子につきましては、昨年末に取りまとめまして、教育長、教育次長へ報告いたしまして、加除、修正を繰り返しながら現在に至っているところでございます。また、2月26日には、緊急に局の部室長会議を開催いたしまして、検証報告書の内容の確認及び今後の取り組みにつきまして指示をしてきたところでございます。現在は、部室長を中心といたしまして、各課の取り組みを確認中となっておりまして、年度内の部室長会議で取り組み内容を確認していく予定となっております。 ◆岩隈千尋 委員 ありがとうございました。  あと、契約案件のことについてもちょっと伺いたいんですけれども、契約案件ですから、委託契約書とか事業完了届であったりとか、会計室に支払われる書類なども必要になってくるわけなんですけれども、今回、業務委託先である川崎市スポーツ協会からの事業完了届での不備ですら局は確認していなかったわけなんですね。私はこの決算の調査をしているときは、わずか一瞬見ただけで、これ変じゃん、数字がおかしいじゃんということを指摘したぐらい、非常に簡単なところの不備があったわけなんですけれども、今年度も本事業は川崎市スポーツ協会に委託をしているわけなんですけれども、誰のどの部署がしっかりと責任を持ってこの事業遂行に当たってチェックを行っていくのか、それを伺いたいと思います。 ◎藤村 健康教育課長 平成29年度の本件業務委託契約の業務完了報告の確認につきましては、本件目的外支出をチェックできなかったことにつきまして、改めておわびを申し上げます。  今年度につきましては、健康教育課において、他の業務を負担している職員の当日の講演会で立ち会いをするなど、事業の進捗状況につきましては、より多くの目でチェックする体制で取り組んでいるところでございます。また、事業の進捗状況について協会とも協議をし、相互に確認しながら進めております。  本年度の業務完了報告の確認につきましては、健康教育課長の責任のもと、実際に事業を担当する担当課長も含め、複数の職員で決算書の内訳や成果物等、内容の詳細について確認を行うなど、適切な対応を行ってまいります。 ◆岩隈千尋 委員 ありがとうございました。  関連してのお話なんですけれども、いただいておりますこのペーパー、報告書の中の5ページには、事業スケジュールや内容が不明確なまま今回のミスを犯してしまったこの事業の開始をしてしまっているという記載もあるわけなんですけれども、その事業のスケジュールとか内容が不明確なまま教育委員会はその事業を開始してしまったとここには書かれている、アンダーラインまで引いていらっしゃいますから、いろんな理由があるんでしょうけれども、これはなぜ、そういう状況のまま事業を開始してしまったのか教えてください。 ◎藤村 健康教育課長 本件事業は平成29年度事業開始の初年度でございました。そのような中で課内での情報共有や協会との事前調整が十分ではないことなどがございまして、例えば講演会をいつごろに何回実施するか、印刷物の詳細の仕様など、事業スケジュールや内容を詰め切れていないまま事業を開始してしまったところがございまして、大変申しわけございませんでした。 ◆岩隈千尋 委員 まあ、これらは普通じゃないわけね。やっぱり事業を委託しているわけですから、内容をある程度わかって投げかけるというのが筋なのだと思いますけれども、ここら辺は今後もしっかりと気をつけていただきたいと思います。  また、同じページに、職場内でのコミュニケーション不足も要因になっていると記載されております。これはちょっとよくわからないんですけれども、コミュニケーション不足とは何を示しているのか教えてください。 ◎藤村 健康教育課長 報告書にもございますように、本件の原因といたしましては、本事業に係る契約形態が確定払いであり、その余剰分について他の事業の支払いに充てようとする当該職員の安易な思い込みが挙げられておりますが、職場内のコミュニケーションが十分とれていれば、このような当該職員の思い込みに周りが気づき、修正することもできたのではないかと反省している部分でございます。このようなことになってしまい、大変申しわけございませんでした。 ◆岩隈千尋 委員 別にそんなに謝罪までしなくてもいいんですよ。ということは、コミュニケーション不足というのは、イコール、局内で会話がないと、そういった意味なんですか。◎藤村 健康教育課長 会話といいますか、本件事業につきまして、いろんな情報を課内で共有したり、スケジュール等の確認をお互いにしながらというようなことが十分ではなかったというふうに考えております。 ◆岩隈千尋 委員 素人といいますか、一般の市民感覚で言えばそこはすごく不思議なお話で、行政というのは当然、教育委員会もそうですけれども、巨大組織なわけですよね。各部署にずっと分かれていてという話の中で、仕事が円滑に行われるためにいろんな各部署というのが分かれているわけですけれども、そうしたときに、今さら感と言ったらあれですけれども、今さらコミュニケーションが不足しているとか言われると、何といいますか、ちょっと違和感を非常に感じてくるわけなんですね。じゃ、これまでどうやっていたのというところからやっぱり不安になってくるところなんですけれども、同じページのところに、管理監督者のチェック意識やマネジメントに取り組む意識の不足と、職員同士の連携不足、コミュニケーション不足というところにもかかわるところなのかもしれませんけれども、これは教育委員会さんはほかの市長部局とかと異なっていまして、学校の先生から教育委員会に来た方たちというのも職員さんとしていらっしゃると思うんですけれども、学校現場から教育委員会に来た職員さんたちのスキルに非常に課題があったのではないかと、私は自分の調査過程の中で見ているんです。その辺についてはどういう御見解か教えてください。 ◎野本 総務部長 本事案におきましては、完了報告書のチェックにつきましてはもともと事務職員であります健康教育課長が統括すべき立場でございますので、一概にそのためというのは申し上げられませんが、今、委員からお話がございましたように、もともとが教員ですと、事務のいわゆる勘どころを把握するのがなかなか難しいということもございます。そういった形も感じております。このような事案が続いておりますことは、教育委員会の体質であるというような叱責も各方面からいただいておりまして、大変申しわけなく感じているところでございます。  そのような課題の解決のためにも、職場内での情報共有を日常から密にすることで、誰かが必ず気づく職場風土に変えていきたいと考えております。そうした職場風土を築けた際には、我々事務職とまた教員等の専門職が入りまじっているということを逆に強みにして、そういったものに変えていけるのではないかと考えているところでございます。 ◆岩隈千尋 委員 ありがとうございました。  私が調査する過程の中で発覚した事案ですけれども、事前のヒアリング調査とかいろいろかけている段階の中で、当然、学校現場から教育委員会に来た職員さんたちとお話をする機会があったんですね。そうすると、自分たちが行っている事業であったりとか自分たちが行っている契約関係であるにもかかわらず、全くゼロ説明なんですよ。自分たちの事業であるにもかかわらずできないと。自分たちが責任を持って遂行しなければいけない事業なのに全く説明ができないということに関しては――一言もできないんですよ。それは私この話を誇張しているわけじゃないですからね。本当にできないんですよ。それはやっぱりちょっと違和感を感じます。その責任ということに関してはちょっと欠けているんじゃないかなと思わざるを得ないですよね。ですから、そこら辺のスキルの向上、自分たちがやっている仕事の事業ですから、せめて、やっていることぐらいはきちんと、議員等々から調査があった際には説明できるようなスキルというものをしっかり身につけていただきたいと思います。  これは平成29年度の決算にかかわることなんですけれども、オリンピアン・パラリンピアンの事業に関して、今回の調査で、平成29年度に関しては通常より高い単価で人件費などは支払っているわけなんですよね。もう支払済みのものなんですけども、スポーツ協会では、これは高い単価で人件費を支払い、そしてもう多分処理されているんだろうと思いますが、そのお金は一体どこにどういうふうに使われたのか、ちょっと伺いたいと思います。そしてまた、スポーツ協会側からこういった返還の申し出、自分たちも悪いことをやって単価を高くやっているわけですからね。当然、返還の申し出等々はないのか、それを伺いたいと思います。 ◎藤村 健康教育課長 人件費でございますが、他の事業との明確な切り分けが困難でございますので、過年度分につきまして返還は求めておりませんが、今年度の本事業につきましては、他の事業と比較して高かった派遣に関する人件費の単価等を変更いたしまして、委託料の縮減に向けて契約の変更について受託業者と詳細を調整しているところでございます。 ◆岩隈千尋 委員 その辺がちょっと甘いんじゃないかなとやっぱり思うんですよね。人件費の内訳については、私が調査をしたところでは1時間当たり6万円とか7万円とか非常に高い単価で行っているということが判明しているわけですから、それで返還については全く求めず――別にお金を返してもらったらいいという話じゃなくて、そこら辺のけじめをきちっとつけないことには。  ちょっと改めてまた話を伺いますけれども、処分についても今回甘かったわけでしょう、口頭注意とかで。だったらやっぱり襟を正すところとか、けじめをつけるところということがないことには、これは本当に今後も同じようなミスを繰り返すと私は思っていますから、この辺はスポーツ協会側にも、今後も、襟を正すように、けじめをつけるように、しっかりと申し入れはしておいてください。  スポーツ協会側のこの対応についてなんですけれども、本案件に関してどういうふうな対応をこれまで――きょうなんかは一番最後の3日目の委員会ですからね。最終日ということにはなるんですけれども、スケジュール的に、この事案が10月に発覚してずっとこの間来ているわけじゃないですか。基本的にはあまりこういった回答的なものを、速やかに迅速にスポーツ協会が問題を認識して、議会であったりとか行政に対して報告をしているというような感じが、スピード感が見受けられないわけなんですけれども、この間、スポーツ協会側とどういうふうな対応をとられていたのか、これを教えてください。 ◎上野 市民文化局市民スポーツ室担当課長 本事案が発生してから、文教委員会の最後の日に報告という形になりましたこと、大変申しわけなく思っております。もっとスポーツ室のほうが、声を荒げてじゃないですけれども、報告書のほうを上げるのを早くするよう指導をしていかなければいけなかったところを、本当に最後の最後、文教委員会の開催という形になりまして、申しわけなく思っております。  スポーツ協会との対応につきましては、12月3日にまず教育委員会の処分を受けまして、速やかに専務理事、事務局長の口頭注意を行っております。その後、10日の日にスポーツ室のほうから所管の者が協会のほうに出向きまして、これまでの経過と報告書の案件等につきまして説明をさせていただいたところでございます。  12月18日にスポーツ協会の役員会を開催しまして、その中で本事案の案件につきまして、会長、副会長等に説明をしたと伺っております。  あいてしまうんですけれども、今月3月7日、先週の木曜日に役員会、8日の日に理事会を開催いたしまして、これまで指摘されました処分内容、内規の整備等、理事会において承認されたと伺っております。今後、速やかに事務手続を進めていくと報告を受けております。 ◆岩隈千尋 委員 わかりました。  今回の事案というのは、先ほどの報告書にも書かれておりますけれども、教育委員会のOBというか、教育委員会に所属していた管理職の方等がかかわっているという話ですよね。本来だったら、繰り返しになりますけれども、こういった職員さんが教育委員会からの依頼を受けたときに、おまえ何を言っているんだと、これはコンプライアンスに抵触しているじゃないかと、こんなことをやったらだめだと言うのが普通の感覚ですよ。それがそこまで受け入れられているわけなんですよね。今、議会とか行政の報告であるとか、出資法人関係のお話をいただいて、経営改善のところで連携・活用に関する方針の中でコンプライアンスの規定がきちっと項目として掲げられていますよね。これについては虚偽報告もあわせているわけなんですね。それでまたスポーツ協会に至っては、会計室に提出している書類についても、本来だったらきちんとした金額を明記しなければいけないんですけれども、誤ったまま提出をされているわけなんですね。それで今回、スポーツ協会側からの報告書にも書いていますけれども、教育委員会事務局関係職員の処分内容を勘案し、平成30年12月3日付けで専務理事、事務局長に対し口頭注意処分を行ったところです。これは極めて、教育委員会の当該職員であった人の処分ありということは、私、議会の中で申し上げましたけれども、スポーツ協会側の処分を口頭注意だけですか。ましてや協会の会長さんに対しては何もないわけですから、これはどういう処分の判断でこういうふうになったのか教えてください。 ◎上野 市民文化局市民スポーツ室担当課長 スポーツ協会のほうに、先ほど申しました処分規定、内規の中に処分規定はございませんので、12月3日の時点では、その前に教育委員会の職員の処分内容を勘案してということで、事務局長、専務理事については口頭注意という形での処分にしたと伺っております。  この間もいろいろ委員とやりとりをやっておるんですけれども、今後、処分内規につきましては早急につくるとさきの理事会で承認を得ましたので、早急に事務手続のほうを進めさせていきたいと思っております。 ◆岩隈千尋 委員 既に公益財団法人じゃないですか。そうしたときに、このコンプライアンスの規定等々を盛り込んでいないというのは、これは会長さんにも一定の責任があるんじゃないですか。その辺は何でその会長さんについては全く言及をここでされていないのか、その処分についてどういうような意思決定がスポーツ協会側で本事案に関して、ここに書いている専務理事や事務局長さんを受け入れた側の張本人ですから、この方が口頭注意を受けるというのはわかるんですけれども、ガバナンスの長ですからね、公益財団法人としてコンプライアンスの規定も全くつくっていないわけですからね、その辺はどのように局として捉えていらっしゃるのか、ちょっと伺いたいと思います。 ◎上野 市民文化局市民スポーツ室担当課長 本来、所管局としては職務権限がないものですから、どのような形でというのは言いがたいんですけれども、本来であれば、会長もそれなりの処分も受けるべきかなと思いますが、何せ処分規定を設けていないところでどのような形で処分をしたらいいかというところはちょっと判断に迷うところでございます。 ◆岩隈千尋 委員 これってすごく違和感があって、だったらコンプライアンスの規定なんか、当然、処分が甘くなるんだったら処分の規定がないほうがいいじゃないですかという非常に悪いスパイラルに入っていくと思います。オリンピック・パラリンピックを前に、151万都市の川崎市のスポーツ協会が既に公益財団法人になっているにもかかわらず、こういったコンプライアンス規定が全くないということは、やはりこれはなかなか我々としても受けとめるということはできません。ですから、先ほどコンプライアンスの規定を今後つくっていくということなんですけれども、そこにはどうやって市民文化局、スポーツ室が関与していくのかということと、どれぐらいのスケジュールを目途にそれはきちんとつくっていくのか、それがわかれば教えてください。 ◎上野 市民文化局市民スポーツ室担当課長 処分規定もそうなんですが、他都市の状況を確認しましても、スポーツ協会ですとかに当たる協会の中で処分規定を設けているところもなかなか少なくて、コンプライアンス、いわゆる倫理規定とかというところにつきましては、県の体育協会ですとか、日本スポーツ協会というところが設けているところがありますので、そういったところを参考にしながら、早急にスポーツ協会と連携して、倫理規定、コンプライアンス規定を設定していきたいと思っております。 ◆岩隈千尋 委員 市が本当に真面目に仕事をしているのかなとここでやっぱり感じるんですよ。それはなぜかと言ったら、皆さん方にもかかわるところなんですけれども、我々議会に対してね、文教委員会もそうですけど、昨年の8月の下旬ですよ、総務企画局行政改革マネジメント推進室が中心となって、出資法人に関する報告開示を、経営改善及び連携・活用に関する方針が大きく変わったんですよね。今後とも出資法人のあり方というのは、市のほうとしっかりと反映していくということに軸が置かれたんですよ。それで評価シートなんかもいろいろ点検評価なんかもしっかりとつくられて、その中に全ての出資法人においてコンプライアンスに関する規定というのは必ず設けられているんですよね。全ての出資法人において。にもかかわらず、ふたをあけてみればコンプライアンスの規定がないんですよということがこの各々の法人であるのであれば、市は一体、この出資法人の規定が書かれているペーパーを何のためにつくって、何のために議会に報告しているの。ただ単にやっつけ仕事をやっているんじゃないですかと言われても、これは本当に仕方がないことだと思うんですよね。だって、コンプライアンスに対してわざわざ報告の部分とか規定とかは出資法人に関するペーパーの中にあるのに、その当該出資法人そのものにはないわけですからね。ですから、こういったことはまたしっかりと行政改革マネジメント推進室のほうで――整合が全く合わないわけですから、そこはきっちりスポーツ室のほうからも今回の事例を踏まえてコンプライアンスに関する規定、いわゆるスポーツ協会にないのであれば全体はどうなのかということを、この問題だけにとどまらず、行政改革マネジメント推進室と連携して、その辺のことはしっかりとまた制度設計は整合が合うようにしていただきたいと思います。  教育委員会の報告書の12ページなんですけれども、再発防止のことについて伺いたいと思います。  この間どういうふうな取り組みをしてきたのかということを含めて、皆さん方――これまでのですよ。これからのじゃないですけど、これまでの研修内容についてかなり多目のボリュームで書かれているわけなんですけれども、9ページもそうですし、これだけいろんな研修をやっていて、結果として、先ほどのコミュニケーション不足であったりとか、意思疎通が働けていなかったというところが言われているわけなんですけれども、その辺の原因というのはどこに起因していると皆さん理解しているのか、それを教えてください。 ◎田中 企画課長 報告書にも記載させていただきましたとおり、各種の研修につきましては、全庁で行っているものに加えて、教育委員会で独自に実施しているものだけでもこれだけあるということでございまして、研修につきましてはある程度やってきたんだろうと考えております。  特出ししておりますのが、それぞれの管理職のマネジメント意識をどこまで保つかというところと、それから、その管理職のマネジメントによって全職員がそういうコンプライアンスの意識だとか、よりよい仕事をしていくという意識をどれだけ高められるか、全員が持つかというところが足りなかったんだろうという分析をさせていただいております。  報告書にも書かせていただきましたが、私の企画課につきましては、私も含めて7人という極めて小さい課でございまして、昨年4月に来たときには課内会議という習慣はございませんでしたが、8月ごろから、全職員を集めて2週に1回ぐらいはスケジュールの確認をしようよということで始めまして、始めてみますと、私も含めて何を考えてどういう行動をしているのかということがお互いにわかることによって新たな気づきもあって、組織のパフォーマンスも高まっているというふうに感じておりますので、このような動きを教育委員会事務局全体に広げていきたいと考えております。 ◆岩隈千尋 委員 ありがとうございました。  これからの話をしたいんですけれども、この事案が発覚した後、報告書にも書かれておりますように、平成30年12月3日に、管理職を対象とした、参加者数が64名ですか、総務企画局内部監察担当がいろいろとレクチャーを行っているとのことですけれども、これは教育委員会の職員さんだけを対象にしているような研修だったんですか。それを教えてください。 ◎森 庶務課長 昨年12月3日に開催いたしましたコンプライアンス研修につきましては、本庁等の管理職を対象に実施したものでございます。内容といたしましては、内部統制について、それから本市の事務ミスとか不適正処理の状況、事例等について、そして、これらの原因と再発防止策について講義を受けた後、本事案を踏まえた組織マネジメントにつきまして管理職同士で討議を行ったものでございまして、その主な意見といたしましては、再度自分の立場を考え、市民の目からどのように見えるのかを考えていきたいですとか、1つのミスや不適正、不適切な処理、対応が、多くの市民の信頼を失うことになるので、事の重大性を考えて適切な行動をとらなくてはいけないですとか、公務員としての倫理観、責任感を改めて考え、反省するとともに、伝えていくことが大切と感じた、そういったものでございまして、改めて管理監督者としての組織マネジメント能力の強化が必要であると再認識し、かつ、共有化したところでございますので、今後も関係局と連携しながら、再発の防止に向けまして取り組んでまいりたいと思っております。 ◆岩隈千尋 委員 きょうの質疑に臨むに当たって、内部監察担当のほうには、当該12月3日、研修を行った内容の資料等々を確認させていただきました。そこに明記されていることというのは、今さらこれですかというのが非常に感じるところなんですね。  というのも、二、三年前に地方公務員法が改正をされて、管理職についてはきちんと標準職務遂行能力、こういったことをきちんと満たしている人がちゃんとその役職に就いてくださいねということがわざわざ法律まで改正されて位置づけられたわけなんですよね。それを踏まえた上で、改めてこういったコンプライアンス規定みたいなところを含めて研修を行わなければいけないということについては、ちょっと非常に理解に苦しむところなんですが、この報告書に書かれておりますとおり、継続して行う必要性というのが恐らくあるでしょう。今回、管理職全体についてということなんですが、教育委員会自体、この事案を踏まえて、組織としてどのような研修であったり振り返りを行ったのかというのはきちんとあるんですか。 ◎田中 企画課長 本年の2月26日に緊急の部室長会議を開催いたしまして、この報告書の内容の確認と、今後の取り組みについて教育次長から指示をしたところでございます。  現在は、部室長を中心に、各課の取り組みを確認中でございまして、年度内にもう一度部室長会議を開催いたしまして、各課の取り組み内容を確認していく予定でございます。  情報の共有化は大切でございますが、仕事のための仕事、また仕事がふえてしまっても本末転倒でございますので、例えばグループでやる予定を印刷して、各職員が自分の口から、こういうふうに仕事をしていくんだということを確認するなど、継続できるような形で進めていきたいと考えております。 ◆岩隈千尋 委員 ここの職場のルールとして徹底しますのところで、ルール1、ルール2、ルール3と、会議に参加した全ての職員が必ず発言するとか、ほかの係のことであってもおかしいと思ったら迷わず発言するなど、まずは会議をしっかりとやっていきます、予定について共有するなど示されているわけなんですけれども、今、企画課長さんも御答弁をいただきましたけれども、御自身のところの課では7人ぐらいのメンバーですよ。教育委員会全体といったら、私は何人その職員さんがいらっしゃるかわかりませんけど、膨大な数値ですよね。もちろん総合教育センターなどにも指導主事を初めいろんな職員さんがいる中で、これをどういうふうにして実践していくのか、誰がどういうふうに旗を振ってきちんとやっていくのかということに関しては、これは教育次長さんなりとか、新しくなる教育長さんかもわかりませんけれども、かなり危機意識を持ってしっかりとやっていただかなければ、これはずうっと同じような組織体制のままだと思うんですけれども、これは教育次長、どのようにお考えですか。教えてください。
    ◎小椋 教育次長 今、様々な御質問を提示していただき、また、今さら感というお言葉もいただきました。本当に皆様も同様に思っていることだろうと思います。ただ、私どももこの件だけではなくて、このような事案が幾つか続いてしまったということを大変重く受けとめております。また、市民の皆様、また議会の皆様にも大変申しわけなく思っているところでございます。  報告書にもありますが、多くの職員が一生懸命職務に励んでいるという実態も半面ございますが、やはり一つこういうことが起きますと、そういう多くの職員の努力も無駄になってしまうということも改めて痛感したところでございまして、今、企画課長が一つの案としてお示しをいたしましたが、これまでもそれぞれの職場でそれぞれのやり方で行っている部分もあるかと思いますが、このタイミングで改めて、当たり前のことができているかどうか、また、できていなければそれを徹底してやっていこうと、そういうことを管理職だけではなく、管理職を通じてまた全職員ともども取り組んでいきたいということでこの報告書を作成させていただいたところでございますので、今、御指摘のように、危機感を持って今後一生懸命取り組んでまいりたいというふうに思っているところでございます。 ◆岩隈千尋 委員 ありがとうございました。  最後になりますけれども、今回のケース、結果として一番重い処分というのが当該職員に対して文書通告程度だったんですね。これについては、私と教育委員会さんでは見解というのがかなり異なっているわけなんです。一般の感覚からしたら、やっぱり、事案が仮に後に発覚したとしても、悪いことをやった職員が昇進してそのままですよというのは、誰がどう考えても理解に苦しむわけなんですね。この問題というのは別に金額の大きさの問題だけではなくて、ガバナンスも非常に問題だからこそ、ありていに言えばたちが悪いというか、改善するのは非常に難しいというところになってくると思うんですね。一罰百戒の観点からしても、この程度の処分であればと思えば非常に甘い考えが働かないのか、まさにそのスポーツ協会なんかそうですね。この報告書に記載されているように、教育委員会の処分内容を踏まえて自分たちは口頭注意をしましたよと書かれているわけで、そうすると結果として教育委員会の処分が甘ければスポーツ協会の処分は甘くなるわけであって、今後、同様の事案等々が発生した場合には、当然こういった報告書なり、我々議員もみんな集まっているわけなので、重く受けとめていらっしゃるとは思うんですけれども、いわゆる同様の話が、不祥事等々が発生した場合には、当然、より厳格にきちんと処分の内容については検討をしていただけるということで、それはよろしいんですか。これは教育次長、どうなの。 ◎小椋 教育次長 今御指摘の本案件につきましては、関係職員には、重ね重ねでございますが、市民の信頼を損ねた行為だということで厳しく指導をしているところでございます。本来であれば、管理職を含め、当該職員の職責も含め、一人一人がその職責を果たしていれば防げたというふうに考えるところでございますが、今後、そういう部分におきましても、より一層、マネジメントの向上を目指すというのがこの報告書の中身でございます。  また、処分につきましても、いろいろ御指摘をいただいておりますが、今後につきましても、市民の理解をしっかり得られますよう、厳格に運用して参りたいと考えております。 ◆岩隈千尋 委員 スポーツ協会からの報告書の案、いつですか。昨日届いたのかな。 ◎上野 市民文化局市民スポーツ室担当課長 はい。8日の金曜日に最終的に理事会で承認を得ましたので、昨日になります。 ◆岩隈千尋 委員 ということで、今回は最終日にこういうふうに委員会が開かれることになったわけなんですけれども、我々議員はみんな知っているわけですが、新しい議案で新教育長さんの人事案件が提出されていますので、今回の委員会は今の渡邊教育長にとっては一番最後になるわけなんですよね。そうしたときに、我々だって感情的にはこんな委員会はやりたくないんですよ、最後の最終日に。ですから、やっぱり当該職員の方には、きっちりとそれだけの重みを持って、自分の犯したことというのをしっかり真摯に反省していただいて、そして局としてもしっかりとガバナンスの強化には今後も努めていただきたいということをお願いして、質問を終わります。 ○片柳進 委員長 ほかにいかがでしょうか。                  ( なし ) ○片柳進 委員長 ほかにないようでしたら、以上で、「「オリンピアン・パラリンピアン交流推進事業業務委託料からの他事業に係る費用の支払いについての検証報告書」について」を終わります。         ───────────────────────── ○片柳進 委員長 次に、渡邊教育長におかれましては、3月末日をもちまして退職をされるとのことでございますので、ここで教育長から一言御挨拶をいただきたいと思います。 ◎渡邊 教育長 大変お疲れのところを貴重なお時間をいただきまして、まことにありがとうございます。  ただいま片柳委員長からお話しいただきましたが、3月末をもちまして退任することになりました。改めて、委員の皆様方には感謝とお礼を申し上げさせていただきたいと存じます。  御存じのとおり、私、小学校の教員出身でございます。既に採用から40年という月日がたとうというところでございます。初めての卒業生がもうすぐ50歳ぐらいになるということでございますので、そんな月日がたったなと改めて思いますが、今でも当時の子どもが年賀状を下さっているんですね。うれしく思いますし、また時々まちでその当時の教え子が、出会ったときに、先生と声をかけてくださるんですね。そのことで教師として歩んできてよかったなというその喜びを感じることがございます。  その後、思ってもおりませんでしたが、教育行政で仕事をさせていただくことになりました。幾度となく学校と行政を行き来することになりましたけれども、どの職場にありましても、子どもたち、そして教職員の皆さん、職員の皆さんとすばらしい出会いがございました。また、感動も与えていただきました。多くの方々に学ばせていただいて、そして支えていただきながら、そのおかげでやりがいをもって仕事をすることができたと、本当に深く感謝をしております。  また、委員の皆様方にも数々の場面で御指導をいただきました。議場を離れましても、親しくお話をさせていただく中で、大変楽しい時間なんかもございました。うれしい思い出もございました。本当にありがとうございました。  思い返しますと、教育長就任当初は東日本大震災によります原発事故のために給食の食材の安全性などが議論の的になったときでございました。保護者の皆さんとか市民の皆様と話し合う機会もございましたし、もちろん議場でもいろいろと御意見を頂戴するような機会もございました。その後も、中学校給食の実施というふうになるわけでございますけども、当時の総務委員会では4日連続の継続審査ということがございまして、厳しい事態もございましたけれども、今日、中学生の皆さんが喜んで給食の時間を迎えてくださっているということを大変うれしく思っているところでございます。  教育長として、旧の制度と新の制度をまたがっておりますが、7年間、子どもたちには自分のよさを自覚して自尊感情を高めてほしいということ、そして、共生社会の担い手として温かな心遣いと実践的な態度を身につけてほしいということ、そして市民の皆様方には生涯学習というものの充実を通して豊かな人生を送っていただきたいと、こうしたことを願ってまいりました。  そうした気持ちから第2次かわさき教育プランの策定と、キャリア在り方生き方教育の推進に取り組ませていただきました。私自身の長年の教育理念、また、学校教育の理想を掲げることもできましたし、議員の皆様を初め、多くの方々の御理解、御支援をいただいて、私1人ではなく、多くの仲間とともに夢が実現できたことに喜びを感じております。今後も川崎の子どもたちが夢や希望を抱いて、生きがいのある人生を送ってほしいということ、そして、自主・自立、共生・協働を大切にしながら成長してほしいと願っております。  反面、つらい出来事もございました。とりわけ、お子さんが亡くなるということにはいつも断腸の思いで接しておりました。事件・事故、また病気など、様々なケースがございましたが、中でも学校教育部長当時のいじめに起因した中学生の自死事件、そして、教育長として4年前の中学生死亡事件は防ぐことができなかった、このことは今でも残念でなりません。学校は子どもたちの尊い命をお預かりしている、そうした思いで仕事をしてまいりましたが、確かな学力の向上ですとか、健やかな身体の育成などとともに、安全・安心な学校づくりはこれからも重要な課題として捉えていかなければならないと感じております。  今日、学校現場は、働き方、仕事の進め方改革が喫緊の課題となりました。学校の先生方がいつも元気で子どもたちに向き合えるようにすることが子どもたちの幾多の成長につながるものと思います。改革を単に勤務時間の長い、短いだけに焦点化することなく、先生方がさまざまな課題から心身の健康を害することがないよう、そして、何よりもやりがいや生きがいを持って職務に専念できるようにすること、さらには、先生方自身が豊かな人生を送れるようにすることを大切にして、今後も改革は進められなければならないと思っております。  学校を支える立場にあります教育委員会事務局の職員の皆さんには、自分の目の前にある書類や数字の先に子どもたちや市民の皆さんの姿を思いながら仕事をしよう、川崎市の行政としてどの仕事も大変価値があるけれども、とりわけ教育の重要性を感じ、教育に携わることの尊さを自覚して誇りを持って仕事をしよう、こういったことを機会あるごとに働きかけてまいりました。職員の皆さんがそうした思いで日夜努力を重ねて、1人の子どものためにも何ができるか考えて一生懸命取り組んでいる姿を、私は、頼もしく、誇りにも感じてまいりました。そうした中、本日、さきに御報告申し上げましたような事態を生じましたことは極めて残念でたまりません。私自身の力足らずを感じておりますけれども、今後、職員の皆さんがこうしたことを教訓にして、さらに職責に専念し、市民の皆様の信頼に応えてくれると信じております。  教育という営みは、学校が全て責任を負うものではなく、保護者、市民の皆様、そして地域社会、さらには大人社会というものがそれぞれの役割と責任を果たすことで成り立っているものだと思っております。委員の皆様方におかれましても、今後、教育を、そして子どもたちを、温かな目で見守っていただきまして、御指導、御支援をいただければ大変幸いでございます。  感謝の気持ちは尽きませんけれども、長年の御厚情に対しまして深く感謝を申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○片柳進 委員長 本当に長い間、川崎市の教育行政、そして発展のために御尽力いただきありがとうございました。退職後にもまた健康に留意をされまして、御活躍をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、ここで理事者の退出をお願いいたします。                 ( 理事者退出 )         ───────────────────────── ○片柳進 委員長 次に、その他として、現在継続審査となっている請願・陳情の取り扱いについてでございますが、本委員会に付託されて結論が出ていない請願・陳情は、お手元のタブレット端末機の「2 文教委員会付託の請願・陳情一覧表」のとおりでございます。  議会運営の手引きによりますと、「任期末の議会で審査を終了しなかった案件は、継続審査の手続きを行わないこととする」と規定されております。したがいまして、議会閉会の日をもって審議未了廃案となりますので、御承知おきいただきたいと存じます。  その他、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし )         ───────────────────────── ○片柳進 委員長 それでは、今日は本年度最後の委員会となりますので、私と松井副委員長から一言ずつ御挨拶をさせていただきたいと思います。  それでは、この1年間、本委員会、この数日もそうでしたけれども、大変重要な案件を次々審査するという状況でした。その中で委員の皆様には大変御活発に御議論いただきましたことに深く感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。  また、松井副委員長、そして大原書記、綾部書記には、大変力強いサポートをいただきまして文教委員会を運営することができました。本当にありがとうございました。  これで改選ということになりますけれども、また新年度も皆様と一緒に顔を合わせ、ともに取り組んでいきたいと願っております。  最後になりますけれども、石田委員に関しては勇退ということでございます。長い間の活躍、本当にお疲れさまでした。  改めまして、皆様に感謝を申し上げまして、1年間のお礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○松井孝至 副委員長 まずもってこの1年間、本当にありがとうございました。多くの先輩委員の皆様がいらっしゃる中で、未熟ながら副委員長の職責を務めさせていただきました。行き届かない点があったかと思いますが、改めて、おわびを申し上げます。ありがとうございました。  今、委員長がいろいろそういった気持ちについてはおっしゃっていただきました。片柳委員長は、同じ1期生でありますけれども、文教委員会委員として3年目ということで、本当に心強い委員長であったというふうに思っております。また、委員の皆様の闊達な意見ということでは、私も学ぶことが多く、何よりも川崎市政の発展のために資する議論がここでなされたと強く思っております。  最後になりますけれども、事務局のお二人には、この1年間いろいろとサポートをしていただき、本当にありがとうございました。また皆様と一緒に御議論をさせていただけるように頑張ってまいりたいというふうに思います。1年間、本当にありがとうございました。(拍手) ○片柳進 委員長 それでは、以上で本日の文教委員会を閉会いたします。                午前11時07分閉会...